JP2002534106A - ソーセージ包装機における捩り機構 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 本発明のソーセージ包装機の捩り機構は、中心孔を有する第１ハウジングを備えている。回転可能なリングは、第１ハウジングの中心孔と同心の中心孔を有している。回転可能なスリーブは、中心孔を形成するようにして、リングに設けられ、リングとともに回転しうるようになっている。第２ハウジングは、第１ハウジングに固定され、スリーブが嵌合しうる中心孔を有している。ベアリングは、スリーブの周りに取り付けられ、第２ハウジングの表面と径方向に係合している。リングは、中心孔から外周方向に延びるディスクと外周面とを有している。平行に分離された複数のベーンが、ディスクの外周面に設けられている。このベーンは、第２ハウジング及びベアリングから分離され、リングが回転すると、捩り機構を冷却するようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【従来の技術】

ソーセージ包装機において、押し出されて包装された一連のソーセージは、捩
り機構に送られる。ソーセージは、捩り機構により回転させられた後に、リンキ
ング機に送られる。本発明は、このような捩り機構の改良に関するものである。

【０００２】 詳しく言うと、本発明の目的は、ソーセージ包装機が高速作動している時でも
、ベアリング及び他の部材の温度を上昇させることのない捩り機構を提供するこ
とにある。

【０００３】

【課題を解決するための手段】

本発明にかかるソーセージ包装機における捩り機構は、中心孔を有する第１ハ
ウジングを備えている。回転可能なリングは、第１ハウジングの中心孔と同心の
中心孔を有している。回転可能なスリーブは、中心孔を形成するようにして、リ
ングに設けられ、リングとともに回転しうるようになっている。第２ハウジング
は、第１ハウジングに固定され、スリーブが嵌合しうる中心孔を有している。ベ
アリングは、スリーブの周りに取り付けられ、第２ハウジングとの表面径方向に
係合している。リングは、中心孔から外周方向に延びるディスクと外周面とを有
している。平行に分離された複数のベーンが、ディスクの外周面に設けられてい
る。ベーンは、第２ハウジング及びベアリングから分離され、リングが回転する
と、捩り機構を冷却するようになっている。

【０００４】

【発明の実施の形態】

本発明の捩り機構（１０）は、整列したねじ孔（１６）へ貫挿したねじ（図示
しない）により一体的に結合された第１ハウジング（１２）と第２ハウジング（
１４）とを備えている。第２ハウジング（１４）には、ねじ（２０）により第３
ハウジング（１８）が固定されている。

【０００５】 歯付きリング（２２）は、中心孔（２６）を有するスリーブ（２４）と、径方
向に延び、かつ外周面（３０）を有するディスク（２８）とを備えている。複数
の溝（３２）により、ディスク（２８）から径方向の外側を向くベーン（３２Ａ
）が分離形成されている。ディスク（２８）の外周面（３０）には、ベルト（図
示しない）の歯と係合する一連のノッチ（３３）が設けられている。

【０００６】 ベアリング（３４）が、スリーブ（２４）の周りに取り付けられ、かつベアリ
ング（３４）の外周は、第２ハウジング（１４）における内向きのフランジ（３
６）と係合している。シール（３８）が、スリーブ（２４）と、第３ハウジング
（１８）との間に設けられている。

【０００７】 グリス充填プラグ（３９）が、第３ハウジング（１８）に取り付けられ、導管
（３９Ａ）を介して、ベアリング（３４）へグリースを送るようになっている（
図１）。シール（４０）が、第１ハウジング（１２）の中心孔と、歯付きリング
（２２）における外向きのフランジ（４２）との間に設けられている。

【０００８】 公知の歯付きベルト（図示しない）が、歯付きリング（２２）の周りに設けら
れている。ベルトの歯は、ディスク（２８）の外周面（３０）に形成されたノッ
チ（３３）と係合し、歯付きリング（２２）は、ハウジング（１２）（１４）（
１８）の中で、スリーブ（２４）とともに回転する。

【０００９】 ベーン（３２Ａ）により、捩り機構（１０）のための冷却空気流が発生させら
れる。ハウジング（１２）（１４）（１８）、及びスリーブ（２４）を備える歯
付きリング（２２）は、同心の孔を有している。

【００１０】 本発明の捩り機構は、上述した構成であるため、従来のものに比べて、はるか
に低い温度で、捩り動作を行うことができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本発明の捩り機構の縦断面図である。

【図２】 ハウジングの正面図である。

【図３】 本発明の戻り機構のベルトの断面図である。

【図４】 ベルトの正面図である。

【図５】 本発明の捩り機構の斜視図である。

【図６】 本発明の捩り機構の斜視図である。

【符号の説明】

１０ 捩り機構 １２ 第１ハウジング １４ 第２ハウジング １６ ねじ孔 １８ 第３ハウジング ２０ ねじ ２２ 歯付きリング ２４ スリーブ ２６ 中心孔 ２８ ディスク ３０ 外周面 ３２ 溝 ３２Ａ ベーン ３３ ノッチ ３４ ベアリング ３６ 内向きのフランジ ３８、４０ シール ３９ グリース充填プラグ ３９Ａ 導管 ４２ 外向きのフランジ

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＣＹ， ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，Ｉ Ｔ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＧＷ，ＭＬ， ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＧＭ，Ｋ Ｅ，ＬＳ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＬ，ＳＺ，ＴＺ，ＵＧ，ＺＷ )，ＥＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ， ＴＪ，ＴＭ)，ＡＥ，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ， ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，Ｃ Ｒ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＤＭ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ ，ＧＢ，ＧＤ，ＧＥ，ＧＨ，ＧＭ，ＨＲ，ＨＵ，ＩＤ， ＩＬ，ＩＮ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，Ｋ Ｚ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＡ ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ， ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，Ｓ Ｋ，ＳＬ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＴＺ，ＵＡ，ＵＧ ，ＵＳ，ＵＺ，ＶＮ，ＹＵ，ＺＡ，ＺＷ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 中心孔を有する第１ハウジングと、第１ハウジングの中心孔
   と同心の中心孔を有する回転可能なリングと、中心孔を形成するようにしてリン
   グに設けられ、リングとともに回転可能なスリーブと、第１ハウジングに固定さ
   れ、スリーブが嵌合しうる中心孔を有する第２ハウジングと、スリーブの周りに
   取り付けられ、第２ハウジングと径方向に係合するベアリングと、中心孔から外
   周方向に延びるディスクと外周面とを有するリングと、ディスクの外周面に形成
   され、径方向に分離された複数のベーンとを有し、 前記ベーンは、第２ハウジング及びベアリングから分離され、リングが回転す
   ると、捩り機構を冷却するようになっている、ソーセージ包装機における捩り機
   構。