JP2002532876A - 電子的な構成素子をケーシング封入する方法 - Google Patents
電子的な構成素子をケーシング封入する方法Info
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
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Abstract
(57)【要約】
電子的な構成素子をケーシング封入する方法は、複数の中空室(6)をケーシング基板(2;20)に形成し、中空室(6)に電子的な構成素子(8)を装着し、中空室(6)をカバー基板またはカバー層(4)によって閉鎖し、こうしてパッケージングした構成素子(8)を個別化するというステップを有している。これによって、多数の構成素子ケーシングの、廉価な同時の製造が可能となる。方法の変化形では、構成素子が構成素子支持体層(16)上に配置されていてもよい。この場合、中空室(6)への装着は、ケーシング基板(2;20)と構成素子支持体層(16)とを互いに接合することによって行われる。
Description
【0001】 背景技術 本発明は、たとえばガンダイオードのような電子的な構成素子をケーシング封
入する方法に関する。
入する方法に関する。
【0002】 自動車における車間距離レーダ(ACC=順応型自動速度制御:Adapti
ve Cruise Control)のためには、50ギガヘルツよりも高い
周波数を備えたレーダ波が使用される。このレーダ波を発生させるためにガンダ
イオードが使用される。このガンダイオードは、ガリウムひ素またはインジウム
りんのようなIII−V族半導体材料から成っていて、直流電圧の印加時に高周
波数の電磁波を発生する。ガンダイオード素子は、たとえば70μmの直径と1
0μmの厚さとを有していて、上面と下面とで接触接続される。
ve Cruise Control)のためには、50ギガヘルツよりも高い
周波数を備えたレーダ波が使用される。このレーダ波を発生させるためにガンダ
イオードが使用される。このガンダイオードは、ガリウムひ素またはインジウム
りんのようなIII−V族半導体材料から成っていて、直流電圧の印加時に高周
波数の電磁波を発生する。ガンダイオード素子は、たとえば70μmの直径と1
0μmの厚さとを有していて、上面と下面とで接触接続される。
【0003】 通常、このような既知のガンダイオードは、底部部分と、セラミックスリング
とカバー部分とから成るケーシングによって完全に取り囲まれていて、密閉され
ている。セラミックスリングは、一方ではダイオードの両極の間の絶縁体として
働き、他方では挿入時における機械的な接触力および組付け力を吸収するために
働く。ダイオードを接触接続させるために、ボンディングされた金シート(「マ
ルタクロス:Malteserkreuz」)が使用される。このような形式の
ケーシングはシーケンシャルプロセスステップで製造されなければならないので
高価である。さらに、製造プロセスおよび構成素子の誤差に基づき、ケーシング
封入された構成素子の高周波数特性の比較的激しいばらつきを回避することがで
きない。
とカバー部分とから成るケーシングによって完全に取り囲まれていて、密閉され
ている。セラミックスリングは、一方ではダイオードの両極の間の絶縁体として
働き、他方では挿入時における機械的な接触力および組付け力を吸収するために
働く。ダイオードを接触接続させるために、ボンディングされた金シート(「マ
ルタクロス:Malteserkreuz」)が使用される。このような形式の
ケーシングはシーケンシャルプロセスステップで製造されなければならないので
高価である。さらに、製造プロセスおよび構成素子の誤差に基づき、ケーシング
封入された構成素子の高周波数特性の比較的激しいばらつきを回避することがで
きない。
【0004】 発明の利点 請求項1によって規定された、電子的な構成素子をケーシング封入する本発明
による方法は、複数の中空室をケーシング基板に形成し、中空室に電子的な構成
素子を装着し、中空室をカバー基板またはカバー層によって閉鎖し、こうしてパ
ッケージングした構成素子を個別化するというステップを有している。本発明に
よる方法によって、大きな個数の構成素子ケーシングを1回の方法で同時に製造
することができる。これによって、製造コストが著しく削減される。
による方法は、複数の中空室をケーシング基板に形成し、中空室に電子的な構成
素子を装着し、中空室をカバー基板またはカバー層によって閉鎖し、こうしてパ
ッケージングした構成素子を個別化するというステップを有している。本発明に
よる方法によって、大きな個数の構成素子ケーシングを1回の方法で同時に製造
することができる。これによって、製造コストが著しく削減される。
【0005】 この場合、ケーシング基板は、たとえばシリコンのような半導体材料または光
構造化可能なガラスから成っていてよい。このことは、プロセスがシリコンまた
は光構造化可能なガラスによって工業技術的に極めて良好に支配され、したがっ
て、極めて僅かな製造誤差が実現可能であるという利点を有している。これによ
って、高周波数特性の良好な再現可能性を達成することができる。
構造化可能なガラスから成っていてよい。このことは、プロセスがシリコンまた
は光構造化可能なガラスによって工業技術的に極めて良好に支配され、したがっ
て、極めて僅かな製造誤差が実現可能であるという利点を有している。これによ
って、高周波数特性の良好な再現可能性を達成することができる。
【0006】 さらに、本発明による方法によって、種々異なる材料の、互いに異なる熱膨張
による負荷が僅かとなる極めて小さな寸法を備えたケーシングが可能となる。
による負荷が僅かとなる極めて小さな寸法を備えたケーシングが可能となる。
【0007】 さらに、シリコン材料、ガラス材料もしくはガラスセラミックス材料は、使用
時に生ぜしめられる機械的な接触力および組付け力を確実に吸収することができ
る。
時に生ぜしめられる機械的な接触力および組付け力を確実に吸収することができ
る。
【0008】 ケーシング基板には、カバー基板またはカバー層とは反対の側に、パッケージ
ングされた電子的な構成素子の接触接続に役立つ金属層を設けることができる。
ケーシング基板が半導体材料から成っていると、有利には、ケーシング基板の、
カバー基板またはカバー層に面した側に、電子的な構成素子の両極を絶縁するた
めの絶縁層が設けられる。
ングされた電子的な構成素子の接触接続に役立つ金属層を設けることができる。
ケーシング基板が半導体材料から成っていると、有利には、ケーシング基板の、
カバー基板またはカバー層に面した側に、電子的な構成素子の両極を絶縁するた
めの絶縁層が設けられる。
【0009】 中空室は、ケーシング基板に貫通孔として形成されてもよいし、ケーシング基
板上面における扁平なもしくは浅い中空室としてのみ形成されてもよい。
板上面における扁平なもしくは浅い中空室としてのみ形成されてもよい。
【0010】 本発明による方法の有利な変化形では、パッケージングしたい電子的な構成素
子が、ケーシング基板に形成された中空室の数に相当する数で構成素子支持体層
上に配置されており、この場合、中空室への電子的な構成素子の装着のステップ
が、ケーシング基板と構成素子支持体層との接合によって行われる。構成素子支
持体層は、金属、特に銀層として形成することができる。
子が、ケーシング基板に形成された中空室の数に相当する数で構成素子支持体層
上に配置されており、この場合、中空室への電子的な構成素子の装着のステップ
が、ケーシング基板と構成素子支持体層との接合によって行われる。構成素子支
持体層は、金属、特に銀層として形成することができる。
【0011】 カバー基板は、シリコンのような半導体材料から成っていてよい。選択的に使
用可能なカバー層は有機誘電体から形成することができ、この有機誘電体にはコ
ンタクト孔が形成される。カバー基板が導電性の材料から成っていると、構成素
子の接触接続を、微細構造化されたコンタクトばねによって有利に行うことがで
きる。このコンタクトばねは、カバー基板の、中空室に面した側に形成される。
これによって、構成素子の、永久的なかつ確実な接触接続が保証される。
用可能なカバー層は有機誘電体から形成することができ、この有機誘電体にはコ
ンタクト孔が形成される。カバー基板が導電性の材料から成っていると、構成素
子の接触接続を、微細構造化されたコンタクトばねによって有利に行うことがで
きる。このコンタクトばねは、カバー基板の、中空室に面した側に形成される。
これによって、構成素子の、永久的なかつ確実な接触接続が保証される。
【0012】 カバー層が有機誘電体から成っていると、構成素子の、上方に向けられた面の
接触接続を金属層によって有利に行うことができる。この金属層は、有機誘電体
に設けられたコンタクト孔内に真空蒸着されているかまたはスパッタリングされ
ている。したがって、有機誘電体として、感光性のラッカ、たとえばポリイミド
またはBCB(ベンゾシクロブテン)が特に適している。
接触接続を金属層によって有利に行うことができる。この金属層は、有機誘電体
に設けられたコンタクト孔内に真空蒸着されているかまたはスパッタリングされ
ている。したがって、有機誘電体として、感光性のラッカ、たとえばポリイミド
またはBCB(ベンゾシクロブテン)が特に適している。
【0013】 その後、パッケージングされた電子的な構成素子は、たとえばソーイングプロ
セスによって個別化することができ、たとえば「ブルーテープ:Blue−Ta
pe」と呼ばれるシートにおいて後続の処理に提供される。
セスによって個別化することができ、たとえば「ブルーテープ:Blue−Ta
pe」と呼ばれるシートにおいて後続の処理に提供される。
【0014】 さらに有利な方法変化形によれば、たとえば感光性のガラス製のケーシング基
板から成る、公知のセラミックスリングに相当する、ケーシングの側壁として役
立つ絶縁構造体が露出される。しかし、この絶縁構造体は、パッケージングした
い構成素子の個数に相応して平行に大きな個数でも製作することができ、したが
って、たとえば光構造化可能なガラスの選択的なエッチングによって廉価に製作
することができる。
板から成る、公知のセラミックスリングに相当する、ケーシングの側壁として役
立つ絶縁構造体が露出される。しかし、この絶縁構造体は、パッケージングした
い構成素子の個数に相応して平行に大きな個数でも製作することができ、したが
って、たとえば光構造化可能なガラスの選択的なエッチングによって廉価に製作
することができる。
【0015】 構成素子ケーシングを完成させるために、まず、カバー基板をケーシング基板
と接合することができ、次いで、構成素子を備えた構成素子支持体層を載着する
ことができるかまたは逆にまず、構成素子支持体層をケーシング基板と接合する
ことができ、最後に、カバー基板を載着することができる。
と接合することができ、次いで、構成素子を備えた構成素子支持体層を載着する
ことができるかまたは逆にまず、構成素子支持体層をケーシング基板と接合する
ことができ、最後に、カバー基板を載着することができる。
【0016】 実施例の説明 以下に、本発明の実施例を図面につき詳しく説明する。
【0017】 図1には、電子的な構成素子をケーシング封入(Eingehaeusung
)またはパッケージングする本発明による方法を説明するために、ケーシング基
板2とカバー基板4とが示してある。ケーシング基板2には、電子的な構成素子
8、たとえばガンダイオードを収容するための中空室6がすでに設けられている
。ケーシング基板2は、たとえばシリコンウェーハにによって形成されていてよ
い。しかし、たとえば光構造化可能なガラスのような別の材料も同じく可能であ
る。フォトリソグラフィ法および後続のエッチングステップまたは自体公知のマ
イクロマシニング技術による構造化法によって、中空室6の規則的な二次元の配
置形式がシリコン表面に形成される。中空室6のサイズは、パッケージングした
い構成素子8もしくは考えられ得るコンタクトばねまたはこれに類するもののサ
イズに関連している。図1に示した例では、中空室の深さは、ケーシング基板2
の厚さの約1/3に寸法設定されている。しかし、中空室深さは、より小さく寸
法設定されていてもよい。他方では、たとえば図2〜図4または図7に示したよ
うに、中空室を、一貫して延びる開口としてケーシング基板2に形成することも
可能である。
)またはパッケージングする本発明による方法を説明するために、ケーシング基
板2とカバー基板4とが示してある。ケーシング基板2には、電子的な構成素子
8、たとえばガンダイオードを収容するための中空室6がすでに設けられている
。ケーシング基板2は、たとえばシリコンウェーハにによって形成されていてよ
い。しかし、たとえば光構造化可能なガラスのような別の材料も同じく可能であ
る。フォトリソグラフィ法および後続のエッチングステップまたは自体公知のマ
イクロマシニング技術による構造化法によって、中空室6の規則的な二次元の配
置形式がシリコン表面に形成される。中空室6のサイズは、パッケージングした
い構成素子8もしくは考えられ得るコンタクトばねまたはこれに類するもののサ
イズに関連している。図1に示した例では、中空室の深さは、ケーシング基板2
の厚さの約1/3に寸法設定されている。しかし、中空室深さは、より小さく寸
法設定されていてもよい。他方では、たとえば図2〜図4または図7に示したよ
うに、中空室を、一貫して延びる開口としてケーシング基板2に形成することも
可能である。
【0018】 左側の中空室6内にすでに存在している構成素子8の下面に配置されたコンタ
クトを接触接続させるために、ケーシング基板2の下面に導電層3を設けること
ができる。この場合、電流は導電層3から電子的な構成素子8の下面に向かって
シリコンケーシング基板2を通って流れる。構成素子8の上面に位置するコンタ
クトの接触接続が有利に行われるカバー基板4に対する絶縁のために、ケーシン
グ基板2の上面には、たとえばケイ素酸化物またはケイ素窒化物から成る絶縁層
5が設けられている。この絶縁層5は、有利には中空室6をエッチングする前に
被着される。
クトを接触接続させるために、ケーシング基板2の下面に導電層3を設けること
ができる。この場合、電流は導電層3から電子的な構成素子8の下面に向かって
シリコンケーシング基板2を通って流れる。構成素子8の上面に位置するコンタ
クトの接触接続が有利に行われるカバー基板4に対する絶縁のために、ケーシン
グ基板2の上面には、たとえばケイ素酸化物またはケイ素窒化物から成る絶縁層
5が設けられている。この絶縁層5は、有利には中空室6をエッチングする前に
被着される。
【0019】 中空室6を準備した後、この中空室6に構成素子8が装着される。その後、ケ
ーシングが、同じくシリコンから成っていてよいカバー基板4の載着によって閉
鎖される。構成素子8もしくはダイオードの上面に配置されたコンタクトを接触
接続させるために、有利には電気めっきによる析出によってカバー基板4に製作
されたコンタクトばねが使用される。このコンタクトばねは、たとえば図3に符
号9で示してある。カバー基板4をケーシング基板2上に載置しかつ接着した後
、パッケージングされた個々のダイオードが、たとえばソーイングによって個別
化され、その後、後続の処理に提供され得る。各ケーシングが精密機械技術によ
る方法によって個々に製造される慣用の方法に比べて、大きな個数のケーシング
を同時に製造することに基づき著しいコスト節約が得られる。シリコンエッチン
グ技術には高い精度が認められているので、個々の構成素子ケーシングは大きな
精度を備えて製造することができ、これによって、寸法に関連した高周波数特性
の良好な再現可能性が得られる。製造誤差が僅かであることによって、ケーシン
グの、極めて小さな寸法も全体的に可能となる。これによって、ケーシングにお
いて使用される種々異なる材料の、互いに異なる熱膨張による運転の間の機械的
な負荷が小さく保たれる。
ーシングが、同じくシリコンから成っていてよいカバー基板4の載着によって閉
鎖される。構成素子8もしくはダイオードの上面に配置されたコンタクトを接触
接続させるために、有利には電気めっきによる析出によってカバー基板4に製作
されたコンタクトばねが使用される。このコンタクトばねは、たとえば図3に符
号9で示してある。カバー基板4をケーシング基板2上に載置しかつ接着した後
、パッケージングされた個々のダイオードが、たとえばソーイングによって個別
化され、その後、後続の処理に提供され得る。各ケーシングが精密機械技術によ
る方法によって個々に製造される慣用の方法に比べて、大きな個数のケーシング
を同時に製造することに基づき著しいコスト節約が得られる。シリコンエッチン
グ技術には高い精度が認められているので、個々の構成素子ケーシングは大きな
精度を備えて製造することができ、これによって、寸法に関連した高周波数特性
の良好な再現可能性が得られる。製造誤差が僅かであることによって、ケーシン
グの、極めて小さな寸法も全体的に可能となる。これによって、ケーシングにお
いて使用される種々異なる材料の、互いに異なる熱膨張による運転の間の機械的
な負荷が小さく保たれる。
【0020】 当然ながら、ケーシング基板2が、たとえば光に対して敏感な、つまり感光性
のガラスのような絶縁性の材料から形成されている場合には、図1に示した絶縁
層5を不要にすることができる。この場合、当然ながら、基板材料によるダイオ
ードの接触接続は不可能となる。
のガラスのような絶縁性の材料から形成されている場合には、図1に示した絶縁
層5を不要にすることができる。この場合、当然ながら、基板材料によるダイオ
ードの接触接続は不可能となる。
【0021】 図2には、電子的な構成素子をケーシング封入する本発明による方法の変化形
が示してある。シリコンウェーハまたはガラスウェーハから成るケーシング基板
2は、中間の領域で肉薄に形成されていて、そこに貫通孔を備えている。残りの
肉厚の基板縁部は基板を安定化させていて、操作のために役立つ。貫通孔は、電
子的な構成素子8を収容するための中空室6を成している。貫通孔の壁には、図
7からも知ることができるように、絶縁材料、たとえば窒化ケイ素(SiN)ま
たは二酸化ケイ素(SiO2)が被着されている。図1につき上述した方法とは
異なり、図2に示した方法における構成素子8は構成素子支持体層16、たとえ
ばガリウムひ素ウェーハ上に配置されている。構成素子支持体層16を形成する
ウェーハが、ケーシング基板2を形成するシリコンウェーハよりも小さな直径を
有していて、このシリコンウェーハ2の、肉薄にエッチングされた中間の領域に
適合されると有利である。有利には、構成素子8は共通のプロセスで構成素子支
持体層16上に製作される。その後、中空室6への構成素子8の装着工程が、構
成素子支持体ウェーハ16と基板ウェーハ2とを互いに接合することによって行
われる。この方法変化形によって装着工程が簡単になる。これによって、全体的
にさらに廉価な製造法が可能となる。
が示してある。シリコンウェーハまたはガラスウェーハから成るケーシング基板
2は、中間の領域で肉薄に形成されていて、そこに貫通孔を備えている。残りの
肉厚の基板縁部は基板を安定化させていて、操作のために役立つ。貫通孔は、電
子的な構成素子8を収容するための中空室6を成している。貫通孔の壁には、図
7からも知ることができるように、絶縁材料、たとえば窒化ケイ素(SiN)ま
たは二酸化ケイ素(SiO2)が被着されている。図1につき上述した方法とは
異なり、図2に示した方法における構成素子8は構成素子支持体層16、たとえ
ばガリウムひ素ウェーハ上に配置されている。構成素子支持体層16を形成する
ウェーハが、ケーシング基板2を形成するシリコンウェーハよりも小さな直径を
有していて、このシリコンウェーハ2の、肉薄にエッチングされた中間の領域に
適合されると有利である。有利には、構成素子8は共通のプロセスで構成素子支
持体層16上に製作される。その後、中空室6への構成素子8の装着工程が、構
成素子支持体ウェーハ16と基板ウェーハ2とを互いに接合することによって行
われる。この方法変化形によって装着工程が簡単になる。これによって、全体的
にさらに廉価な製造法が可能となる。
【0022】 図3には、本発明による方法によって製造された構成素子ケーシングの第1実
施例が横断面図で示してある。シリコンから成るケーシング基板2には、中空室
6がマイクロマシニング技術によるエッチングによって形成されている。中空室
6内には、ガンダイオードのような構成素子8が配置されている。この構成素子
8の上側のコンタクトは、電気メッキによる金属析出によってマイクロマシニン
グ技術により製作されたコンタクトばね9によって接触接続されている。カバー
基板4は、たとえばシリコンのような半導体材料から同じく形成されていて、上
側のダイオードコンタクトへの電流供給に役立つ。下側のダイオードコンタクト
は、基板下面に真空蒸着またはスパッタリングによって被着された、たとえば金
属から成る導電層3によって接触接続される。両極を絶縁するために絶縁層5が
設けられている。
施例が横断面図で示してある。シリコンから成るケーシング基板2には、中空室
6がマイクロマシニング技術によるエッチングによって形成されている。中空室
6内には、ガンダイオードのような構成素子8が配置されている。この構成素子
8の上側のコンタクトは、電気メッキによる金属析出によってマイクロマシニン
グ技術により製作されたコンタクトばね9によって接触接続されている。カバー
基板4は、たとえばシリコンのような半導体材料から同じく形成されていて、上
側のダイオードコンタクトへの電流供給に役立つ。下側のダイオードコンタクト
は、基板下面に真空蒸着またはスパッタリングによって被着された、たとえば金
属から成る導電層3によって接触接続される。両極を絶縁するために絶縁層5が
設けられている。
【0023】 図4には、本発明による方法によって製造された、個別化する前の構成素子ケ
ーシングの別の実施例が示してある。図3に示した実施例と同様に、ケーシング
基板2には、構成素子8が装着される深い中空室6がエッチングされている。図
4に示した実施例では、カバー層4が、たとえば感光性のラッカのような有機誘
電体によって形成される。この有機誘電体にはエッチング溝が成形されている。
このエッチング溝によって、真空蒸着されたまたはスパッタリングされた金属か
ら成るコンタクト層11が、ダイオード上面のためのコンタクトを形成している
。
ーシングの別の実施例が示してある。図3に示した実施例と同様に、ケーシング
基板2には、構成素子8が装着される深い中空室6がエッチングされている。図
4に示した実施例では、カバー層4が、たとえば感光性のラッカのような有機誘
電体によって形成される。この有機誘電体にはエッチング溝が成形されている。
このエッチング溝によって、真空蒸着されたまたはスパッタリングされた金属か
ら成るコンタクト層11が、ダイオード上面のためのコンタクトを形成している
。
【0024】 図5には、本発明による方法によって製造された、個別化する前の構成素子ケ
ーシングの別の実施例が示してある。図3および図4に示した実施例に比べて、
中空室6は扁平な中空室としてしか形成されていない。構成素子8は下方から導
電層3自体によって接触接続されるのに対して、構成素子8の上面への電気的な
接続はコンタクト層13によって行われる。このコンタクト層13は、図4に示
した実施例に類似して、カバー層4として働く有機誘電体に設けられた切欠き内
に形成されている。
ーシングの別の実施例が示してある。図3および図4に示した実施例に比べて、
中空室6は扁平な中空室としてしか形成されていない。構成素子8は下方から導
電層3自体によって接触接続されるのに対して、構成素子8の上面への電気的な
接続はコンタクト層13によって行われる。このコンタクト層13は、図4に示
した実施例に類似して、カバー層4として働く有機誘電体に設けられた切欠き内
に形成されている。
【0025】 図6に示した、本発明による方法によって製造された構成素子ケーシングの別
の実施例では、ケーシング基板2が、たとえば光構造化可能なガラスのような劣
導電性のまたは非導電性の材料から成っているので、下方に向けられたダイオー
ド前面の接触接続のためにコンタクト層15が必要となる。このコンタクト層1
5は、コンタクト孔のエッチングの後にケーシング基板2に真空蒸着されるかま
たはスパッタリングされる。
の実施例では、ケーシング基板2が、たとえば光構造化可能なガラスのような劣
導電性のまたは非導電性の材料から成っているので、下方に向けられたダイオー
ド前面の接触接続のためにコンタクト層15が必要となる。このコンタクト層1
5は、コンタクト孔のエッチングの後にケーシング基板2に真空蒸着されるかま
たはスパッタリングされる。
【0026】 図7には、本発明による方法の実施例の方法ステップが概略的に示してある。
図7aには、構成素子支持体層16上に位置する1つの構成素子8が、構成素子
支持体層16上に位置する複数の構成素子の代表として示してある。ここに図示
した本発明による実施例では、構成素子支持体層16が、たとえば銀から成って
いる。この構成素子支持体層16の上方には、エッチングによって貫通孔として
形成されている中空室6がすでに準備されたケーシング基板2が図示してある。
この場合、貫通孔の縁部には、たとえば窒化ケイ素または二酸化ケイ素から成る
絶縁材料7が被着されている。
図7aには、構成素子支持体層16上に位置する1つの構成素子8が、構成素子
支持体層16上に位置する複数の構成素子の代表として示してある。ここに図示
した本発明による実施例では、構成素子支持体層16が、たとえば銀から成って
いる。この構成素子支持体層16の上方には、エッチングによって貫通孔として
形成されている中空室6がすでに準備されたケーシング基板2が図示してある。
この場合、貫通孔の縁部には、たとえば窒化ケイ素または二酸化ケイ素から成る
絶縁材料7が被着されている。
【0027】 図7bには、ケーシング基板2を構成素子支持体層16に接合した後の製造プ
ロセスにおける状態が示してある。その後、感光性の有機誘電体、たとえばBC
B(ベンゾシクロブテン)から成るカバー層4が被着され(図7c参照)、次い
で、構成素子支持体層16がエッチングプロセスまたはこれに類するものによっ
て除去され、残りの構造体が、たとえば加熱によって硬化させられる(図7d参
照)。
ロセスにおける状態が示してある。その後、感光性の有機誘電体、たとえばBC
B(ベンゾシクロブテン)から成るカバー層4が被着され(図7c参照)、次い
で、構成素子支持体層16がエッチングプロセスまたはこれに類するものによっ
て除去され、残りの構造体が、たとえば加熱によって硬化させられる(図7d参
照)。
【0028】 その後、有機誘電体内の各構成素子8の位置に、たとえば光構造化法またはレ
ーザ加工法によってコンタクト孔が成形され(図7e参照)、場合によっては、
ケーシングの間の誘電体が除去される。
ーザ加工法によってコンタクト孔が成形され(図7e参照)、場合によっては、
ケーシングの間の誘電体が除去される。
【0029】 図7fには、構成素子8をコンタクト孔によって接触接続させるために、コン
タクト層11がスパッタリングされた場合の状態が示してある。その後、ケーシ
ング封入された個々の構成素子8が、ソーイングまたはこれに類することによっ
て個別化される(図7g参照)。
タクト層11がスパッタリングされた場合の状態が示してある。その後、ケーシ
ング封入された個々の構成素子8が、ソーイングまたはこれに類することによっ
て個別化される(図7g参照)。
【0030】 図8には、本発明によるケーシング封入法の別の実施例が概略的に示してある
。図1〜図7に関連して説明した方法とは異なり、ケーシング基板20は支持体
層として形成されている。この支持体層20からは、公知先行技術においてセラ
ミックスリングに相当する絶縁構造体21が形成される。支持体層20は、光構
造化可能なガラスから成っている。このガラスは、たとえば商標名フォチュラン
(Foturan)で入手可能である。図8a〜図8dの左側には、支持体層2
0が横断面図で示してあり、右側には、フォトマスク18が平面図で示してある
。図8aに示したように、支持体層20はまずフォトマスク18によって、ハッ
チングして図示した領域で露光されかつポストベークされる。これによって、あ
とでエッチングしたいガラス領域が確定される。その後、両面の金属化層22が
被着され、この金属化層22が前面で構造化される(図8b参照)。したがって
、金属化されていないに円形の領域がガラスウェーハ20の上面に残り、図8c
に概略的に示したように、前記領域によって円形の孔23がガラスウェーハ20
にエッチングされる。次いで、裏面金属化層が除去される(図8d参照)。その
後、こうして構造化された支持体層20が、犠牲層4aを備えた支持体層4に接
合される。この支持体層4の内面には、それぞれ微細構造化されたコンタクトば
ね9が形成される。図8fに示した方法ステップでは、図8aに示した方法ステ
ップで露光されたガラス領域がエッチング除去されるので、支持体層20のうち
、公知先行技術においてはセラミックスリングに相当する、ガラスから成る環状
の絶縁構造体21しかもう残っていない。その後、構成素子8を備えた構成素子
支持体層16が、図2に示した事例と同様に接合され、これによって、内在する
構成素子8とコンタクトばね9とを備えた閉鎖された中空室6が形成される。次
いで、犠牲層4aがエッチング除去される(図8g参照)。最後に、こうして形
成された、ケーシングを備えた構成素子が、たとえばソーイングによって個別化
され、後続の処理に提供される。完全にパッケージングされた構成素子の拡大図
が図8iに示してある。
。図1〜図7に関連して説明した方法とは異なり、ケーシング基板20は支持体
層として形成されている。この支持体層20からは、公知先行技術においてセラ
ミックスリングに相当する絶縁構造体21が形成される。支持体層20は、光構
造化可能なガラスから成っている。このガラスは、たとえば商標名フォチュラン
(Foturan)で入手可能である。図8a〜図8dの左側には、支持体層2
0が横断面図で示してあり、右側には、フォトマスク18が平面図で示してある
。図8aに示したように、支持体層20はまずフォトマスク18によって、ハッ
チングして図示した領域で露光されかつポストベークされる。これによって、あ
とでエッチングしたいガラス領域が確定される。その後、両面の金属化層22が
被着され、この金属化層22が前面で構造化される(図8b参照)。したがって
、金属化されていないに円形の領域がガラスウェーハ20の上面に残り、図8c
に概略的に示したように、前記領域によって円形の孔23がガラスウェーハ20
にエッチングされる。次いで、裏面金属化層が除去される(図8d参照)。その
後、こうして構造化された支持体層20が、犠牲層4aを備えた支持体層4に接
合される。この支持体層4の内面には、それぞれ微細構造化されたコンタクトば
ね9が形成される。図8fに示した方法ステップでは、図8aに示した方法ステ
ップで露光されたガラス領域がエッチング除去されるので、支持体層20のうち
、公知先行技術においてはセラミックスリングに相当する、ガラスから成る環状
の絶縁構造体21しかもう残っていない。その後、構成素子8を備えた構成素子
支持体層16が、図2に示した事例と同様に接合され、これによって、内在する
構成素子8とコンタクトばね9とを備えた閉鎖された中空室6が形成される。次
いで、犠牲層4aがエッチング除去される(図8g参照)。最後に、こうして形
成された、ケーシングを備えた構成素子が、たとえばソーイングによって個別化
され、後続の処理に提供される。完全にパッケージングされた構成素子の拡大図
が図8iに示してある。
【0031】 本発明よる方法によって、電子的な構成素子のためのケーシングを大きな個数
で同時に、しかも高い精度を備えた接触接続を含めて製造することができると共
に、製造コストを少なくすることができる。
で同時に、しかも高い精度を備えた接触接続を含めて製造することができると共
に、製造コストを少なくすることができる。
【図1】 本発明による方法を説明するための概略図である。
【図2】 本発明による方法の変化形を説明するための概略図である。
【図3】 深い中空室と、微細構造化されたコンタクトばねとを備えた、本発明による方
法に基づき製造された構成素子ケーシングを示す図である。
法に基づき製造された構成素子ケーシングを示す図である。
【図4】 深い中空室と、有機誘電体から形成されたカバー層とを備えた、本発明による
方法に基づき製造された構成素子ケーシングを示す図である。
方法に基づき製造された構成素子ケーシングを示す図である。
【図5】 扁平な中空室と、カバー層としての有機誘電体とを備えた、本発明による方法
に基づき製造された構成素子ケーシングを示す図である。
に基づき製造された構成素子ケーシングを示す図である。
【図6】 扁平な中空室と、有機誘電体から成るカバー層と、付加的な背後接触接続部と
を備えた、本発明による方法に基づき製造された構成素子ケーシングを示す図で
ある。
を備えた、本発明による方法に基づき製造された構成素子ケーシングを示す図で
ある。
【図7】 本発明による方法の実施例の重要な方法ステップを示す図である。
【図8】 本発明による方法の別の実施例の重要な方法ステップを示す図である。
2 ケーシング基板、 3 導電層、 4 カバー基板またはカバー層、 4
a 犠牲層、 5 絶縁層、 6 中空室または貫通孔、 7 絶縁材料、 8
構成素子、 9 コンタクトばね、 11 コンタクト層、 13 コンタク
ト層、 15 コンタクト層、 16 構成素子支持体層、 18 フォトマス
ク、 20 支持体層、 21 絶縁構造体、 22 金属化層、 23 孔
a 犠牲層、 5 絶縁層、 6 中空室または貫通孔、 7 絶縁材料、 8
構成素子、 9 コンタクトばね、 11 コンタクト層、 13 コンタク
ト層、 15 コンタクト層、 16 構成素子支持体層、 18 フォトマス
ク、 20 支持体層、 21 絶縁構造体、 22 金属化層、 23 孔
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年12月6日(2000.12.6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ベルンハルト ルーカス ドイツ連邦共和国 ベジッヒハイム ツェ ーエンダーシュトラーセ 2 (72)発明者 フランク シャッツ ドイツ連邦共和国 コルンヴェストハイム テルシュトラーセ 29 (72)発明者 トーマス ベーツ ドイツ連邦共和国 ヴァインスベルク ア ウグスト−レプレ−シュトラーセ 7 (72)発明者 ユルゲン ザイツ ドイツ連邦共和国 ヴェルツハイム バウ ムブリューテ 11 (72)発明者 ヘルムート バウマン ドイツ連邦共和国 ゴーマリンゲン テオ ドール−フォンターネ−シュトラーセ 1 (72)発明者 ギルバート メルシュ ドイツ連邦共和国 シュツツトガルト シ ャルシュトラーセ 28 (72)発明者 ヘルベルト オルブリッシュ ドイツ連邦共和国 ルーテスハイム ホル ダーシュトラーセ 26 (72)発明者 ハインツ アイゼンシュミート ドイツ連邦共和国 シュツツトガルト ル ートヴィヒスハーフェナー シュトラーセ 7 (72)発明者 エバーハルト メス ドイツ連邦共和国 ムルハルト ルートヴ ィッヒ−ベック−シュトラーセ 6 (72)発明者 ヨアヒム ドゥッツィ ドイツ連邦共和国 ヴァイスアッハ レル ヒェンシュトラーセ 18/2 (72)発明者 アンドレアス クーグラー ドイツ連邦共和国 アルフドルフ テック シュトラーセ 13 【要約の続き】
Claims (23)
- 【請求項1】 電子的な構成素子をケーシング封入する方法において、当該
方法が、以下のステップ: −複数の中空室(6)をケーシング基板(2;20)に形成し、 −中空室(6)に電子的な構成素子(8)を装着し、 −中空室(6)をカバー基板またはカバー層(4)によって閉鎖する、 を有していることを特徴とする、電子的な構成素子をケーシング封入する方法。 - 【請求項2】 ケーシング基板(2)が、半導体材料、特にシリコンから成
っている、請求項1記載の方法。 - 【請求項3】 ケーシング基板(2)の、カバー基板またはカバー層(4)
とは反対の側に、電子的な構成素子(8)の接触接続のために役立つ金属層(3
)を設ける、請求項1または2記載の方法。 - 【請求項4】 ケーシング基板(2)の、カバー基板またはカバー層(4)
に面した側に絶縁層(5)を設ける、請求項2から4までのいずれか1項記載の
方法。 - 【請求項5】 ケーシング基板(2)が、光構造化可能なガラスから成って
いる、請求項1記載の方法。 - 【請求項6】 中空室(6)を、光構造化によるエッチングによって製作す
る、請求項2から5までのいずれか1項記載の方法。 - 【請求項7】 中空室(6)を、ケーシング基板(2)を貫通する貫通孔と
して形成する、請求項1から6までのいずれか1項記載の方法。 - 【請求項8】 ケーシング基板(2)に、電子的な構成素子(8)を収容す
るための扁平な中空室(6)を形成する、請求項1から6までのいずれか1項記
載の方法。 - 【請求項9】 構成素子支持体層(16)上に、ケーシング基板(2)に形
成した中空室(6)の数に相当する数の構成素子(8)を被着させ、中空室(6
)への電子的な構成素子(8)の装着のステップを、ケーシング基板(2)と構
成素子支持体層(16)との接合によって実施する、請求項1から8までのいず
れか1項記載の方法。 - 【請求項10】 構成素子支持体層(16)が、金属層、特に銀層である、
請求項9記載の方法。 - 【請求項11】 電子的な構成素子(8)が、ダイオード、特にガンダイオ
ードである、請求項1から10までのいずれか1項記載の方法。 - 【請求項12】 カバー基板(4)が、電子的な構成素子(8)の接続部の
接触接続に役立つ半導体材料、特にシリコンから成っている、請求項1から11
までのいずれか1項記載の方法。 - 【請求項13】 電子的な構成素子(8)を接触接続させるために、コンタ
クトばね(9)をカバー基板(4)に設ける、請求項10から12までのいずれ
か1項記載の方法。 - 【請求項14】 コンタクトばね(9)を電気メッキによる金属析出によっ
て製作する、請求項13記載の方法。 - 【請求項15】 カバー層(4)を有機誘電体から形成する、請求項1から
11までのいずれか1項記載の方法。 - 【請求項16】 有機誘電体が、感光性のラッカであり、各構成素子(8)
の接続部との電気的な接続を形成するためのそれぞれ1つのコンタクト(11)
を、感光性のラッカによるコンタクト孔のエッチングと、金属層の被着とによっ
て設ける、請求項15記載の方法。 - 【請求項17】 パッケージングした構成素子(8)をソーイングによって
個別化する、請求項1から16までのいずれか1項記載の方法。 - 【請求項18】 ケーシング基板(20)を絶縁性の支持体層として形成し
、この場合、中空室(6)を、ケーシング基板(20)から露出した絶縁構造体
(21)によって取り囲み、構成素子支持体層(16)上に構成素子(8)を被
着させ、中空室(6)への構成素子(8)の装着を、構成素子支持体層(16)
と、絶縁構造体(21)と、カバー基板(4)とを互いに接合することによって
行う、請求項1から17までのいずれか1項記載の方法。 - 【請求項19】 まず、カバー基板(4)とケーシング基板(20)とを接
合し、その後、別個の絶縁構造体(21)を形成し、次いで、構成素子支持体層
(16)を電子的な構成素子(8)と接合する、請求項18記載の方法。 - 【請求項20】 まず、構成素子支持体層(16)とケーシング基板(20
)とを接合し、その後、別個の絶縁構造体(21)を形成し、次いで、カバー基
板(4)を接合する、請求項18記載の方法。 - 【請求項21】 ケーシング基板(20)が支持体層として、光構造化可能
なガラスから成っており、別個の絶縁構造体(21)をガラスの選択的なエッチ
ングによって露出させる、請求項18から20までのいずれか1項記載の方法。 - 【請求項22】 カバー基板(4)が、電子的な構成素子(8)の電気的な
接続部を接触接続させるためのコンタクトばね(9)を備えている、請求項21
記載の方法。 - 【請求項23】 コンタクトばね(9)を電気メッキによる金属析出によっ
て製作する、請求項22記載の方法。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19856331.0 | 1998-12-07 | ||
DE19856331A DE19856331B4 (de) | 1998-12-07 | 1998-12-07 | Verfahren zur Eingehäusung elektronischer Bauelemente |
PCT/DE1999/003469 WO2000035001A1 (de) | 1998-12-07 | 1999-10-30 | Verfahren zur eingehäusung elektronischer bauelemente |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002532876A true JP2002532876A (ja) | 2002-10-02 |
Family
ID=7890209
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000587368A Pending JP2002532876A (ja) | 1998-12-07 | 1999-10-30 | 電子的な構成素子をケーシング封入する方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP1147553A1 (ja) |
JP (1) | JP2002532876A (ja) |
DE (1) | DE19856331B4 (ja) |
WO (1) | WO2000035001A1 (ja) |
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US9847235B2 (en) | 2014-02-26 | 2017-12-19 | Infineon Technologies Ag | Semiconductor device with plated lead frame, and method for manufacturing thereof |
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1999
- 1999-10-30 JP JP2000587368A patent/JP2002532876A/ja active Pending
- 1999-10-30 WO PCT/DE1999/003469 patent/WO2000035001A1/de active Application Filing
- 1999-10-30 EP EP99957956A patent/EP1147553A1/de not_active Withdrawn
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