JP2002532721A - 動力車におけるタイヤの加速検出器 - Google Patents

動力車におけるタイヤの加速検出器

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JP2002532721A
JP2002532721A JP2000588612A JP2000588612A JP2002532721A JP 2002532721 A JP2002532721 A JP 2002532721A JP 2000588612 A JP2000588612 A JP 2000588612A JP 2000588612 A JP2000588612 A JP 2000588612A JP 2002532721 A JP2002532721 A JP 2002532721A
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デラポルト・フランシス
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サゲム ソシエテ アノニム
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01PMEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
    • G01P15/00Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration
    • G01P15/02Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses
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    • G01P15/09Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values by piezoelectric pick-up
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01PMEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
    • G01P15/00Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、弾性変形可能な膜材(2)と、この膜材(2)の一部分をなし、加速の影響を受けて膜材を変形させるテスト質量体(25)と、このテスト質量体(25)により及ぼされる加速力の影響を受けて膜材が変形するのを感知する歪みゲージ(21)とを備えた、動力車におけるタイヤの加速検出器に関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 動力車の安全性を高めるために、各ホイールのタイヤ内に圧力センサが内装さ
れ、かつ乗客用小物入れに設置されたコンピュータに対して無線により接続され
、このコンピュータによりタイヤの状態が監視され、あらゆる異常状態が通知さ
れる。センサは手入れが困難であるため、その寿命は可能な限り最長の長さまで
延ばされなければならない。そのため、センサは、非常に低消費電力の監視タイ
マー(計時レジスタ)を備え、計測を行い及び必要に応じて警報を出すためだけ
に、周期的に作動するようになっている。
【0002】 車が駐車しているときには、アクシデントの危険が無いため、繰り返される警
報を出すのは不適切である。そのため、このセンサは延長された周期でより遅い
ペースで作動し、連動する加速検出器がホイールの回転を検出したときにのみ、
通常のペースに復帰する。
【0003】 以前は、加速検出器としては可撓性ブレードが使用されており、この可撓セイ
ブレードは、タイヤに内蔵されたシールドリードリレーバルブに搭載され、この
バルブに固定された圧力センサに固定して取り付けられていた。このブレードは
、ホイールの回転の遠心力による加速によって圧力センサを通常のペースに変化
させる制御を行うように、接触して固定される。他の応用では、同様に、加速を
検出するためのリードバルブは圧力センサとともにタイヤに内蔵されるが、それ
は無線によって他の場所で使用される測定結果を与える機能を果たすようになっ
ている。
【0004】 しかしながら、リードバルブは、比較的に高価であり、且つホイールが受ける
衝撃に対して確実に耐えることができないという不利益を有している。
【0005】 そこで本発明は、安価で、より耐久性のある加速検出器を提供することを目的
とする。
【0006】 このため、本発明は、弾性変形可能な膜材と、この膜材に固定して取り付けら
れ、加速の影響を受けて膜材を変形させるテスト質量体と、このテスト質量体に
より及ぼされる加速力の影響を受けて膜材が変形するのを感知する加速歪みゲー
ジとを備えるとともに、加速検出器が圧力センサをも構成するように、タイヤの
圧力を感知する圧力歪みゲージを備えたことを特徴とする、動力車におけるタイ
ヤの加速検出器を主題とするものである。
【0007】 膜材が加速を検出する機能を果たすため衝撃が吸収される事実を別としても、
加速検出器は圧力センサをも構成するためローコストである。
【0008】 好適には、圧力測定システム及び加速検出システムが、少なくとも一部におい
ては統合回路に統合される。好適には、検出装置は中空の密封ハウジング内に配
置される要素によって形成され、それ自身、例えばシリコンからなる膜材によっ
て密閉される。
【0009】 ある特別の形態では、加速検出システムが圧力測定システムの作動を制御する
ように構成される。
【0010】 本発明は、添付図面の参照をともなう、後述の本発明の加速検出器の2つの有
利な形態(これらの形態では圧力センサが組み合わされる)の説明によって、更
に理解されるであろう。
【0011】 図1及び図2は、センサ検出装置の2つの形態を夫々示す断面概略図であり、
図3は、2つの形態のそれぞれにおける、圧力センサ及び加速検出器の電気回路
の機能的なブロック図であり、このケースでは、圧力検出装置のペース制御がこ
の例のものに完全に統合されている。
【0012】 図1において、符号1は、密封エンクロージャー3を形成する中空の統合回路
ハウジングを示しており、その一方側面は、ハウジング1の端部に外面が固定さ
れた変形可能な膜材2によって形成されている。膜材2は、このケースでは、厚
さ数ミクロンのシリコンからなる弾性変形可能な層によって形成されている。こ
の層に機械的な保護を与える透過性の被覆材を備えつけることもできる。
【0013】 以下に説明するこの例においては、回転加速検出器は、動力車ホイールのタイ
ヤに内蔵された膜材2を用いる圧力センサと統合されている。このため膜材2は
、このケースではそのような加速検出器には十分な単純な弾性変形可能な帯状ま
たは棒状をなしていない。対照的にこの例では、それは、バルブに固定された図
示の検出センサを含むタイヤ内の外部流体(このケースは空気)の圧力の影響を
受けて変形するように、ハウジング1の空洞を密閉している。
【0014】 ホイールの回転による加速の検出に関して、膜材2は、当該膜材2に固定して
取り付けられ且つその歪み変形を感知する歪みゲージと、同様に膜材2に固定し
て取り付けられ、ホイールの回転による加速の影響を受けてそれを変形させるテ
スト質量体25とを備えている。その結果、ゲージ21は変形歪みを受け、本例
では相応のインピーダンス変化を有する。このケースの歪みゲージ21は、膜材
2の内面にスクリーン印刷され、それに追従して変形し、その結果として抵抗が
加速に応じて周知の法則により変化する、厚い層状の帯形状を有する抵抗を含む
ものである。この法則は、工場におけるテストによって測定され、検出器に格納
される。このケースでは、最適な作用効果を奏するように、質量体25をゲージ
21に対して相対的に近づけるのが好ましい。
【0015】 同様に、本例の膜材2は、空洞3の内面に別の歪みゲージ26を備えており、
これはこのケースではゲージ21と同じものであり、前述のタイヤ内の空気圧を
測定する役割を担うものである。
【0016】 図3に示すように、抵抗21は、そのインピーダンス、このケースではその抵
抗値を測定するために、ゲージ21の静的インピーダンスによって定められたイ
ンピーダンスを有する要素22,23,24のバランス・ホイートストン・ブリ
ッジを含む回路に組み込まれている。対向する抵抗の値の積は等しくなる:〔R
21×R24〕=〔R21×R24〕。感度を増加させるために、抵抗24はそ
のようなゲージとなるように構成される。電源20、このケースでは直流電圧が
ブリッジ21〜24の一方の対角に与えられ、他方の対角の端部は、このケース
では多重送信回路12を介して、アナログ/デジタルコンバータ13(ADC)
に接続されている。時間基準器10によって、検出器センサの作動の順序付けが
可能になっている。この時間基準器10によって作動が制御されるマイクロプロ
セッサ11は、前述の回路の全てを制御し、ADC13からの測定結果を受信し
、それを処理して現位置で利用する及び/又はそれを、無線回路14を制御し作
動させることによって送信するようになっている。この例では、加速の測定結果
は、現位置で圧力センサの制御に利用され、圧力センサによる測定、またはその
結果に基づく警報が無線送信機14によって送信される。しかしながら、他の例
では、加速検出器は走行距離計としての役割を担わせることもでき、そしてその
測定結果は無線により送信することができる。
【0017】 マイクロプロセッサ11は、監視及び圧力センサの指導のための回路111を
備えており、この回路111は、コンバータ13からの加速測定結果を受信し、
ホイールの回転速度、すなわち測定される加速度が所定の閾値よりも低くなった
ときには、圧力測定(26)のペースを、例えば6秒(圧力警報ペース)から1
分(通常ペース)に落とし、回転しなくなったときには1時間のサイクルに落と
すようになっている。回路111は、一方のチャンネルで測定値を受信し、他方
のチャンネルではメモリ113からの閾値抵抗偏差値を受信する比較器112を
備えている。ゲージ26は、ブリッジ21〜24と同様に、ゲージ26が同様に
ブリッジ26,27,28,29に挿入され、その出力は同様に多重送信回路1
2のチャンネルに接続されている。前述の2つのブリッジの2つのチャンネルと
は別に、多重送信回路12は、圧力及び加速の測定結果を補正するために温度セ
ンサ31と接続された第3の測定チャンネルと、全回路に電力を与えるバッテリ
31によってバイアスされる除算ブリッジ32、33の中間点に接続された第4
のチャンネルとを備えている。マイクロプロセッサ11は、センサ検出器を構成
する特定用途向け回路(ASIC)をなすように、このケースでは他の種々の電
気回路と同じく、密閉中空ハウジング1内に統合される。
【0018】 次に、これらの回路の動作について更に詳細に説明する。
【0019】 図示のセンサ検出器は、これを装着したホイールの回転によって膜材2が変形
する遠心方向の加速力が発生するような、すなわち図1の鉛直方向の分力を有す
るような、動作位置に配置されている。例えばホイールの軸4(非常に近く示し
ているが縮尺には合わせていない)が図1のセンサ検出器の上方に位置している
と仮定すると、機能的にゲージ21と関連する質量体25は、そのような場合、
ハウジング3のリジッドベースの方へ向かう下向きの遠心力の影響を受ける。そ
れらによって囲まれた体積は、負圧下に置くか、または単純に所定量のガスによ
って充満させることができ、したがってそれは、静的な所定圧力における温度の
影響に関係なく、計算により補正される。
【0020】 回転の速度方向と直交するこの遠心力に対しては、ホイールの回転毎に、重力
に基づいて所定の振幅によって周期的な変調が付加される。
【0021】 所定の重さのゲージ21に固定して取り付けられた膜材2は、現位置で引っ張
られて膨張し、ちょうどこのときに、厚い層状の抵抗21(このケースでは、こ
れは膜材2の長さ算体にわたり固定して取り付けられた帯形状を有する)が膨張
する。
【0022】 これによって生ずる抵抗の変化は、ADC13によって測定されデジタル化さ
れ、マイクロプロセッサ11の監視回路111に送信される。この回路111で
は、抵抗21の測定値、正確にはこのケースではその変化が、前述の閾値(11
3)と比較(112)され、閾値に達しなかったときには、周期的な圧力測定を
作動するためのペースがスローペースに変化または保持され、このケースではこ
れによって圧力測定サイクルが1時間の周期に調節される。
【0023】 圧力測定サイクルの周期の調節は、相応の値をクロックレジスタ、例えばカウ
ントダウン回路にローディングすることによってなされ、それによってクロック
レジスタのスケジュールの圧力測定サイクルが初期化され、次のサイクルまで休
止される。各加速および圧力測定においては、マイクロプロセッサ11が電源2
0を(図示しないスイッチ手段によって)作動させ、短い瞬間、ブリッジ21〜
24および26〜29に電力を供給するとともに、ADC13及び比較器112
を作動させる。各場合において、マイクロプロセッサ11は、タイヤの圧力を表
す圧力ゲージ26の抵抗、このケースでは正確にはその変化の測定を行う。加速
測定サイクルは、このような圧力測定とは独立させることができ、またそれらは
無線送信とは連係しないのでそれらの電力消費を低くすることができる。
【0024】 圧力測定結果は、送信機14によって送信されるか、または現位置でマイクロ
プロセッサ11によって処理される。上限または下限の閾値を超えたときには無
線警報を出して、前述の6秒周期に圧力測定ペースを加速することができる。し
かし、回転していないときにはこのペースの遅延化が要求されるようにできる。
【0025】 圧力および加速の2つの測定値は、次のような事実によって相互作用を有する
。すなわち、このケースではゲージ21および26と関係する棒材(膜材のよう
なもの)や密封膜材は分離独立になっておらず、膜材2はこのケースではゲージ
21および26に共通となっている。この相互作用は、ゲージ21及び26が相
互に離間した配置に、すなわち実際には質量体25からゲージ26が離間するこ
とによってそのような配置に制限されることである。したがって、遠心力による
内側への変形は質量体25によって強制され、特に注目すべきは、これら2つの
ゲージ21及び26が最大限の距離で離間しているものの、膜材2の固い固定端
部に極めて近い配置でないときには、ゲージ21を取り囲む膜材2の制限された
領域が、別のゲージ26の影響によってさらに制限され、その場所での変形が制
限されてしまうことである。例えば、ゲージ21及び26相互の、または後者と
質量体25との間の離間距離は、膜材2の最大寸法の半分よりも大きくするのが
好ましい。
【0026】 他方、圧力は膜材2の全表面に作用するため、マイクロプロセッサ11はゲー
ジ26による圧力測定によって、圧力又は抵抗変化に基づきゲージ21の望まし
くない変形を推定でき、質量25の値およびその回転半径は既知であるため、遠
心力の測定結果すなわち回転速度の測定結果を補正することができる。換言すれ
ば、ゲージ26の変形における質量体25の作用は、たとえ制限された作用であ
っても、同様に工場で算出することができ、圧力測定の補正テーブルを作成する
ことができる。
【0027】 さらに、ホイールの各回転にともなって、重力はゲージ21によって与えられ
る加速測定を変調させ、マイクロプロセッサ11は、ホイールの回転速度を測定
することができ(走行距離計機能)、そしてそれを直接に閾値と比較し、圧力測
定のペースを低下させる、または低下させないようにすることができる。この変
調の振幅は、回転速度とは独立しており、ホイールの回転時の重力の影響を特徴
付けるためにはそれ自体で十分であることに留意されたい。したがって、要求さ
れる目的(動力車の移動及びそのための1分の周期)の範囲内では回転の存在を
検出することが可能である。さらに、対応するサイクル数の測定によって回転速
度値を求め、このケースでは、多数の閾値に応じたサイクルに調節することがで
きる。このようなサイクル数の測定は、マイクロプロセッサ11により、隣接す
る多数のチャンネルでバンドパスフィルタソフトウェアを用い、望ましいサイク
ル数のレンジをカバーするフィルタのバンクを形成することによって行うことが
できる。
【0028】 この単一の加速ゲージ21による、質量体25の影響下での膜材2の変形測定
における選択可能な要素の測定は、したがって、ホイール回転速度の検出及び測
定には十分なものである。よって、ホイールの角度位置を正確に検出するこの種
の回転検出器は、回転要素の回転軸に配置されたとき、すなわち遠心力の作用に
従わないときでも、依然として作動することが可能である。
【0029】 したがって取得された回転速度情報は、マイクロプロセッサ11によって、質
量体25、その回転半径ならびに膜材2及び空洞3の機械的特性を考慮した、ゲ
ージ21により当該速度で与えられる遠心力測定値の決定に、更に利用すること
ができる。このための速度と抵抗変化との対応テーブルは、実施に際しては、工
場においてタイヤの公称圧力を用いて作成し、マイクロプロセッサ11に格納す
ることができる。
【0030】 そして使用に際しては、マイクロプロセッサ11は、重力により速度を決定す
るために、ゲージ21の加速測定期待値と実測値とを比較することができる。こ
れらの2つの値の相違は、圧力変化の影響を表している。
【0031】 このような理由から、一つの変形例として、膜材2を変形させるのに十分なあ
らゆる質量体25と機能的に組み合わされる、加速の検出及び/又は測定のため
の単一のゲージを備えることも可能である。単一のゲージの抵抗変化における選
択可能な要素は、前述のテーブルを考慮してそこから推定できる、すなわちそこ
から圧力を推定するためには、回転に起因して連続する理論要素(実測連続要素
と比較(実測連続要素から理論要素を除算)するための理論要素)を考慮して、
そこから推定できる。「連続する」要素は、ホイールの回転の周期よりも長いサ
イクルによってのみ変化する値を意味するものと解されるべきである。すなわち
、それゆえホイールを備えた動力車の連続する加速または減速サイクルがホイー
ルの非常に高い回転数よりも長い。
【0032】 第2として例示される図2の加速検出器の形態は、さらに圧力センサが備えら
れ、図1の要素が複数化されたものに実質的に相当する。原要素と対応する符号
に添字「B」を付してあるのが、新しい複製要素である。したがって、2つの密
封空洞3及び3Bが形成されており、この例ではこれらは一体化されるとともに
、基部の反対側に末端部1Bを有する密封壁部1Aによって仕切られている。ゲ
ージ21,26において図1と相違するのは、膜材2の複製部分である膜材2A
が加速検出専用に割り当てられており、したがってもはや圧力ゲージ26を有し
ないことである。圧力ゲージ26は膜材2Bに移動されて、圧力センサ専用に割
り当てられている。換言すれば、これは図1において膜材2を、相互変形作用の
ないように、2つの領域2A,2Bに人為的に分割したものに等しい。すなわち
膜材2を、図1の平面と直交する方向に沿う棒状剛体(1B)の類に固定して取
り付け、要素21,25を備える領域2Aを、ゲージ26を備えるゾーン2Bか
ら分割することができる。図2では、物理的に別体の膜材2A,2Bが、ハウジ
ングの対応する開口を密閉するように、外縁において、特に端部1Bにそれぞれ
固定されている。したがって、2つのゲージ、すなわち加速歪みゲージ21およ
び圧力歪みゲージ26は、中空の密封ハウジング3,3Aを密閉する2つの弾性
変形可能なシリコン膜材2A,2Bに、それぞれ固定して取り付けられている。
加速検出膜材2Aに対する圧力の影響を克服するために、この膜材は、圧力測定
膜材2Bのそれよりも高い変形抵抗を有するものとし、それによってテスト質量
体25が要求される感度を十分に得られるようにすることができる。さらにまた
、空洞3Aの密閉性は圧力検出のために保つことができるが、空洞3において加
速検出膜材2Aの両面に空気圧が作用しても良い。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年11月8日(2000.11.8)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【発明の名称】動力車におけるタイヤの加速検出器
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】 動力車の安全性を高めるために、各ホイールのタイヤ内に圧力センサが内装さ
れ、かつ乗客用小物入れに設置されたコンピュータに対して無線により接続され
、このコンピュータによりタイヤの状態が監視され、あらゆる異常状態が通知さ
れる。センサは手入れが困難であるため、その寿命は可能な限り最長の長さまで
延ばされなければならない。そのため、センサは、非常に低消費電力の監視タイ
マー(計時レジスタ)を備え、計測を行い及び必要に応じて警報を出すためだけ
に、周期的に作動するようになっている。
【0002】 車が駐車しているときには、アクシデントの危険が無いため、繰り返される警
報を出すのは不適切である。そのため、このセンサは延長された周期でより遅い
ペースで作動し、連動する加速検出器がホイールの回転を検出したときにのみ、
通常のペースに復帰する。
【0003】 以前は、加速検出器としては可撓性ブレードが使用されており、この可撓セイ
ブレードは、タイヤに内蔵されたシールドリードリレーバルブに搭載され、この
バルブに固定された圧力センサに固定して取り付けられていた。このブレードは
、ホイールの回転の遠心力による加速によって圧力センサを通常のペースに変化
させる制御を行うように、接触して固定される。他の応用では、同様に、加速を
検出するためのリードバルブは圧力センサとともにタイヤに内蔵されるが、それ
は無線によって他の場所で使用される測定結果を与える機能を果たすようになっ
ている。
【0004】 しかしながら、リードバルブは、比較的に高価であり、且つホイールが受ける
衝撃に対して確実に耐えることができないという不利益を有している。
【0005】 そこで本発明は、安価で、より耐久性のある加速検出器を提供することを目的
とする。
【0006】 このため、本発明は、弾性変形可能な膜材と、この膜材に固定して取り付けら
れ、加速の影響を受けて膜材を変形させるテスト質量体と、このテスト質量体に
より及ぼされる加速力の影響を受けて膜材が変形するのを感知する加速歪みゲー
ジとを備えるとともに、加速検出器が圧力センサをも構成するように、タイヤの
圧力を感知する圧力歪みゲージを備え、圧力測定システムおよび加速検出システ
ムが少なくとも一部において統合回路に統合され、加速検出システムが圧力測定
システムの作動を制御するように構成されたことを特徴とする、動力車における
タイヤの加速検出器を主題とするものである。
【0007】 DE4125467号は、選択可能な圧力センサ機能を有するが、一つの歪みゲージの
みを有する加速検出器を開示している。
【0008】 DE4303583号は、単一のチップに載せた加速検出器および圧力センサを開示し
ている。
【0009】 この先行技術と比べて、本発明は、圧力測定システムが加速検出システムの制
御下で作動され、それによって前述の問題点が完全に解決されるという事実によ
って顕著なものである。
【0010】 好適には、検出装置は中空の密封ハウジング内に配置される要素によって形成
され、それ自身、例えばシリコンからなる膜材によって密閉される。
【0011】 本発明は、添付図面の参照をともなう、後述の本発明の加速検出器の2つの有
利な形態(これらの形態では圧力センサが組み合わされる)の説明によって、更
に理解されるであろう。
【0012】 図1及び図2は、センサ検出装置の2つの形態を夫々示す断面概略図であり、
図3は、2つの形態のそれぞれにおける、圧力センサ及び加速検出器の電気回路
の機能的なブロック図であり、このケースでは、圧力検出装置のペース制御がこ
の例のものに完全に統合されている。
【0013】 図1において、符号1は、密封エンクロージャー3を形成する中空の統合回路
ハウジングを示しており、その一方側面は、ハウジング1の端部に外面が固定さ
れた変形可能な膜材2によって形成されている。膜材2は、このケースでは、厚
さ数ミクロンのシリコンからなる弾性変形可能な層によって形成されている。こ
の層に機械的な保護を与える透過性の被覆材を備えつけることもできる。
【0014】 以下に説明するこの例においては、回転加速検出器は、動力車ホイールのタイ
ヤに内蔵された膜材2を用いる圧力センサと統合されている。このため膜材2は
、このケースではそのような加速検出器には十分な単純な弾性変形可能な帯状ま
たは棒状をなしていない。対照的にこの例では、それは、バルブに固定された図
示の検出センサを含むタイヤ内の外部流体(このケースでは空気)の圧力の影響
を受けて変形するように、ハウジング1の空洞を密閉している。
【0015】 ホイールの回転による加速の検出に関して、膜材2は、当該膜材2に固定して
取り付けられ且つその歪み変形を感知する歪みゲージと、同様に膜材2に固定し
て取り付けられ、ホイールの回転による加速の影響を受けてそれを変形させるテ
スト質量体25とを備えている。その結果、ゲージ21は変形歪みを受け、本例
では相応のインピーダンス変化を有する。このケースの歪みゲージ21は、膜材
2の内面にスクリーン印刷され、それに追従して変形し、その結果として抵抗が
加速に応じて周知の法則により変化する、厚い層状の帯形状を有する抵抗を含む
ものである。この法則は、工場におけるテストによって測定され、検出器に格納
される。このケースでは、最適な作用効果を奏するように、質量体25をゲージ
21に対して相対的に近づけるのが好ましい。
【0016】 同様に、本例の膜材2は、空洞3の内面に別の歪みゲージ26を備えており、
これはこのケースではゲージ21と同じものであり、前述のタイヤ内の空気圧を
測定する役割を担うものである。
【0017】 図3に示すように、抵抗21は、そのインピーダンス、このケースではその抵
抗値を測定するために、ゲージ21の静的インピーダンスによって定められたイ
ンピーダンスを有する要素22,23,24のバランス・ホイートストン・ブリ
ッジを含む回路に組み込まれている。対向する抵抗の値の積は等しくなる:〔R
21×R24〕=〔R21×R24〕。感度を増加させるために、抵抗24はそ
のようなゲージとなるように構成される。電源20、このケースでは直流電圧が
ブリッジ21〜24の一方の対角に与えられ、他方の対角の端部は、このケース
では多重送信回路12を介して、アナログ/デジタルコンバータ13(ADC)
に接続されている。時間基準器10によって、検出器センサの作動の順序付けが
可能になっている。この時間基準器10によって作動が制御されるマイクロプロ
セッサ11は、前述の回路の全てを制御し、ADC13からの測定結果を受信し
、それを処理して現位置で利用する及び/又はそれを、無線回路14を制御し作
動させることによって送信するようになっている。この例では、加速の測定結果
は、現位置で圧力センサの制御に利用され、圧力センサによる測定、またはその
結果に基づく警報が無線送信機14によって送信される。しかしながら、他の例
では、加速検出器は走行距離計としての役割を担わせることもでき、そしてその
測定結果は無線により送信することができる。
【0018】 マイクロプロセッサ11は、監視及び圧力センサの指導のための回路111を
備えており、この回路111は、コンバータ13からの加速測定結果を受信し、
ホイールの回転速度、すなわち測定される加速度が所定の閾値よりも低くなった
ときには、圧力測定(26)のペースを、例えば6秒(圧力警報ペース)から1
分(通常ペース)に落とし、回転しなくなったときには1時間のサイクルに落と
すようになっている。回路111は、一方のチャンネルで測定値を受信し、他方
のチャンネルではメモリ113からの閾値抵抗偏差値を受信する比較器112を
備えている。ゲージ26は、ブリッジ21〜24と同様に、ゲージ26が同様に
ブリッジ26,27,28,29に挿入され、その出力は同様に多重送信回路1
2のチャンネルに接続されている。前述の2つのブリッジの2つのチャンネルと
は別に、多重送信回路12は、圧力及び加速の測定結果を補正するために温度セ
ンサ31と接続された第3の測定チャンネルと、全回路に電力を与えるバッテリ
31によってバイアスされる除算ブリッジ32、33の中間点に接続された第4
のチャンネルとを備えている。マイクロプロセッサ11は、センサ検出器を構成
する特定用途向け回路(ASIC)をなすように、このケースでは他の種々の電
気回路と同じく、密閉中空ハウジング1内に統合される。
【0019】 次に、これらの回路の動作について更に詳細に説明する。
【0020】 図示のセンサ検出器は、これを装着したホイールの回転によって膜材2が変形
する遠心方向の加速力が発生するような、すなわち図1の鉛直方向の分力を有す
るような、動作位置に配置されている。例えばホイールの軸4(非常に近く示し
ているが縮尺には合わせていない)が図1のセンサ検出器の上方に位置している
と仮定すると、機能的にゲージ21と関連する質量体25は、そのような場合、
ハウジング3のリジッドベースの方へ向かう下向きの遠心力の影響を受ける。そ
れらによって囲まれた体積は、負圧下に置くか、または単純に所定量のガスによ
って充満させることができ、したがってそれは、静的な所定圧力における温度の
影響に関係なく、計算により補正される。
【0021】 回転の速度方向と直交するこの遠心力に対しては、ホイールの回転毎に、重力
に基づいて所定の振幅によって周期的な変調が付加される。
【0022】 所定の重さのゲージ21に固定して取り付けられた膜材2は、現位置で引っ張
られて膨張し、ちょうどこのときに、厚い層状の抵抗21(このケースでは、こ
れは膜材2の長さ算体にわたり固定して取り付けられた帯形状を有する)が膨張
する。
【0023】 これによって生ずる抵抗の変化は、ADC13によって測定されデジタル化さ
れ、マイクロプロセッサ11の監視回路111に送信される。この回路111で
は、抵抗21の測定値、正確にはこのケースではその変化は、前述の閾値(11
3)と比較(112)され、閾値に達しなかったときには、周期的な圧力測定を
作動するためのペースがスローペースに変化または保持され、このケースではこ
れによって圧力測定サイクルが1時間の周期に調節される。
【0024】 圧力測定サイクルの周期の調節は、相応の値をクロックレジスタ、例えばカウ
ントダウン回路にローディングすることによってなされ、それによってクロック
レジスタのスケジュールの圧力測定サイクルが初期化され、次のサイクルまで休
止される。各加速および圧力測定においては、マイクロプロセッサ11が電源2
0を(図示しないスイッチ手段によって)作動させ、短い瞬間、ブリッジ21〜
24および26〜29に電力を供給するとともに、ADC13及び比較器112
を作動させる。各場合において、マイクロプロセッサ11は、タイヤの圧力を表
す圧力ゲージ26の抵抗、このケースでは正確にはその変化の測定を行う。加速
測定サイクルは、このような圧力測定とは独立させることができ、またそれらは
無線送信とは連係しないのでそれらの電力消費を低くすることができる。
【0025】 圧力測定結果は、送信機14によって送信されるか、または現位置でマイクロ
プロセッサ11によって処理される。上限または下限の閾値を超えたときには無
線警報を出して、前述の6秒周期に圧力測定ペースを加速することができる。し
かし、回転していないときにはこのペースの遅延化が要求されるようにできる。
【0026】 圧力および加速の2つの測定値は、次のような事実によって相互作用を有する
。すなわち、このケースではゲージ21および26と関係する棒材(膜材のよう
なもの)や密封膜材は分離独立になっておらず、膜材2はこのケースではゲージ
21および26に共通となっている。この相互作用は、ゲージ21及び26が相
互に離間した配置に、すなわち実際には質量体25からゲージ26が離間するこ
とによってそのような配置に制限されることである。したがって、遠心力による
内側への変形は質量体25によって強制され、特に注目すべきは、これら2つの
ゲージ21及び26が最大限の距離で離間しているものの、膜材2の固い固定端
部に極めて近い配置でないときには、ゲージ21を取り囲む膜材2の制限された
領域が、別のゲージ26の影響によってさらに制限され、その場所での変形が制
限されてしまうことである。例えば、ゲージ21及び26相互の、または後者と
質量体25との間の離間距離は、膜材2の最大寸法の半分よりも大きくするのが
好ましい。
【0027】 他方、圧力は膜材2の全表面に作用するため、マイクロプロセッサ11はゲー
ジ26による圧力測定によって、圧力又は抵抗変化に基づきゲージ21の望まし
くない変形を推定でき、質量25の値およびその回転半径は既知であるため、遠
心力の測定結果すなわち回転速度の測定結果を補正することができる。換言すれ
ば、ゲージ26の変形における質量体25の作用は、たとえ制限された作用であ
っても、同様に工場で算出することができ、圧力測定の補正テーブルを作成する
ことができる。
【0028】 さらに、ホイールの各回転にともなって、重力はゲージ21によって与えられ
る加速測定を変調させ、マイクロプロセッサ11は、ホイールの回転速度を測定
することができ(走行距離計機能)、そしてそれを直接に閾値と比較し、圧力測
定のペースを低下させる、または低下させないようにすることができる。この変
調の振幅は、回転速度とは独立しており、ホイールの回転時の重力の影響を特徴
付けるためにはそれ自体で十分であることに留意されたい。したがって、要求さ
れる目的(動力車の移動及びそのための1分の周期)の範囲内では回転の存在を
検出することが可能である。さらに、対応するサイクル数の測定によって回転速
度値を求め、このケースでは、多数の閾値に応じたサイクルに調節することがで
きる。このようなサイクル数の測定は、マイクロプロセッサ11により、隣接す
る多数のチャンネルでバンドパスフィルタソフトウェアを用い、望ましいサイク
ル数のレンジをカバーするフィルタのバンクを形成することによって行うことが
できる。
【0029】 この単一の加速ゲージ21による、質量体25の影響下での膜材2の変形測定
における選択可能な要素の測定は、したがって、ホイール回転速度の検出及び測
定には十分なものである。よって、ホイールの角度位置を正確に検出するこの種
の回転検出器は、回転要素の回転軸に配置されたとき、すなわち遠心力の作用に
従わないときでも、依然として作動することが可能である。
【0030】 したがって取得された回転速度情報は、マイクロプロセッサ11によって、質
量体25、その回転半径ならびに膜材2及び空洞3の機械的特性を考慮した、ゲ
ージ21により当該速度で与えられる遠心力測定値の決定に、更に利用すること
ができる。このための速度と抵抗変化との対応テーブルは、実施に際しては、工
場においてタイヤの公称圧力を用いて作成し、マイクロプロセッサ11に格納す
ることができる。
【0031】 そして使用に際しては、マイクロプロセッサ11は、重力により速度を決定す
るために、ゲージ21の加速測定期待値と実測値とを比較することができる。こ
れらの2つの値の相違は、圧力変化の影響を表している。
【0032】 このような理由から、一つの変形例として、膜材2を変形させるのに十分なあ
らゆる質量体25と機能的に組み合わされる、加速の検出及び/又は測定のため
の単一のゲージを備えることも可能である。単一のゲージの抵抗変化における選
択可能な要素は、前述のテーブルを考慮してそこから推定できる、すなわちそこ
から圧力を推定するためには、回転に起因して連続する理論要素(実測連続要素
と比較(実測連続要素から理論要素を除算)するための理論要素)を考慮して、
そこから推定できる。「連続する」要素は、ホイールの回転の周期よりも長いサ
イクルによってのみ変化する値を意味するものと解されるべきである。すなわち
、それゆえホイールを備えた動力車の連続する加速または減速サイクルがホイー
ルの非常に高い回転数よりも長い。
【0033】 第2として例示される図2の加速検出器の形態は、さらに圧力センサが備えら
れ、図1の要素が複数化されたものに実質的に相当する。原要素と対応する符号
に添字「B」を付してあるのが、新しい複製要素である。したがって、2つの密
封空洞3及び3Bが形成されており、この例ではこれらは一体化されるとともに
、基部の反対側に末端部1Bを有する密封壁部1Aによって仕切られている。ゲ
ージ21,26において図1と相違するのは、膜材2の複製部分である膜材2A
が加速検出専用に割り当てられており、したがってもはや圧力ゲージ26を有し
ないことである。圧力ゲージ26は膜材2Bに移動されて、圧力センサ専用に割
り当てられている。換言すれば、これは図1において膜材2を、相互変形作用の
ないように、2つの領域2A,2Bに人為的に分割したものに等しい。すなわち
膜材2を、図1の平面と直交する方向に沿う棒状剛体(1B)の類に固定して取
り付け、要素21,25を備える領域2Aを、ゲージ26を備えるゾーン2Bか
ら分割することができる。図2では、物理的に別体の膜材2A,2Bが、ハウジ
ングの対応する開口を密閉するように、外縁において、特に端部1Bにそれぞれ
固定されている。したがって、2つのゲージ、すなわち加速歪みゲージ21およ
び圧力歪みゲージ26は、中空の密封ハウジング3,3Aを密閉する2つの弾性
変形可能なシリコン膜材2A,2Bに、それぞれ固定して取り付けられている。
加速検出膜材2Aに対する圧力の影響を克服するために、この膜材は、圧力測定
膜材2Bのそれよりも高い変形抵抗を有するものとし、それによってテスト質量
体25が要求される感度を十分に得られるようにすることができる。さらにまた
、空洞3Aの密閉性は圧力検出のために保つことができるが、空洞3において加
速検出膜材2Aの両面に空気圧が作用しても良い。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01M 17/02 G01P 15/12 G01P 15/12 G08C 17/00 B G08C 17/02 G01M 17/02 B

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】弾性変形可能な膜材(2,2A)と、この膜材(2,2A)に
    固定して取り付けられ、加速の影響を受けて膜材を変形させるテスト質量体(2
    5)と、このテスト質量体(25)により及ぼされる加速力の影響を受けて膜材
    が変形するのを感知する加速歪みゲージ(21)とを備えるとともに、加速検出
    器が圧力センサをも構成するように、タイヤの圧力を感知する圧力歪みゲージ(
    26)を備えたことを特徴とする、動力車におけるタイヤの加速検出器。
  2. 【請求項2】2つのゲージ、加速歪みゲージ(21)及び圧力歪みゲージ(
    26)が、同一の膜材(2)に固定して取り付けられた、請求項1記載の検出器
  3. 【請求項3】2つのゲージ、加速歪みゲージ(21)及び圧力歪みゲージ(
    26)が、2つの弾性変形可能な膜材(2A,2B)にそれぞれ固定して取り付
    けられた、請求項1記載の検出器。
  4. 【請求項4】圧力測定システム(11〜13、26〜29)および加速検出
    システム(11〜13、21〜24)が、少なくとも一部において統合回路に統
    合された、請求項1〜3のいずれか1項に記載の検出器。
  5. 【請求項5】膜材(2)により密閉された中空密封ハウジング(3)内に配
    置された要素からなる、請求項4記載の検出器。
  6. 【請求項6】2つの膜材(2A,2B)により密閉された中空密封ハウジン
    グ(3,3A,3B)内に配置された要素からなる、請求項3記載の検出器。
  7. 【請求項7】膜材(2,2A,2B)がシリコンで形成された、請求項5お
    よび6のいずれか一方に記載のセンサ。
  8. 【請求項8】加速検出システムが、圧力測定システム(11〜13,26〜
    29)の作動を制御するように構成された、請求項4〜7のいずれか1項に記載
    の検出器。
  9. 【請求項9】制御回路(14)、圧力測定、加速測定、温度計による温度測
    定、ならびに電力供給バッテリ(31)の電圧測定を制御するという測定処理を
    行うための回路(11〜13)に対する2つのチャンネル(11〜13,21〜
    24,26〜29)に共通する多重送信回路(12)を備えた、請求項4〜8の
    いずれか1項に記載の検出器。
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