JP2002532227A - 均一に拡張可能な多チャネルピペッター - Google Patents

均一に拡張可能な多チャネルピペッター

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JP2002532227A JP2000587887A JP2000587887A JP2002532227A JP 2002532227 A JP2002532227 A JP 2002532227A JP 2000587887 A JP2000587887 A JP 2000587887A JP 2000587887 A JP2000587887 A JP 2000587887A JP 2002532227 A JP2002532227 A JP 2002532227A
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Abstract

(57)【要約】 拡張可能な多チャネルピペットは、先端嵌合部材(7a,7b)を相互に結合するリンク装置(89)を有している。ロッド(11,12)を動かすと、先端嵌合部材(7a,7b)間の間隔が均一に変わる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の分野) 本発明は、広くは実験室において使用される液体移送器具に関し、特に、ユー
ザーがピペット先端間の間隔を、均一、迅速且つ正確に調節することとができる
ようにした多チャネルピペット器具に関する。
【0002】 (関連出願) 本願は、その参照番号を記すことによって全体が本明細書に組み込まれるもの
とする、Tortiらによって1998年12月14日に出願された、“均一に
拡張可能な多チャネルピペッター”という名称の、共有に係る同時継続中の米国
仮出願(出願番号不明)に対する35U.S.C.第119条(e)に基づく優
先権を主張している。
【0003】 (発明の背景) ピペット装置は、比較的少量の液体を移し替えるために実験室において使用さ
れる。液体は、通常は、吸引装置によってピペット先端内へと抜き取られ、続い
て、マイクロタイター(microtiter)プレートの凹所又はその他の容
器内へと放出される。移し替えは、しばしば、相互にある間隔で隔てられた容器
の一つの組から異なる間隔の容器の別の組へと移し替えられる、患者の試料を含
んでいる。ピペット先端(チップ)間の間隔を変えるために簡単に操作すること
ができる多チャネルピペッターが、この目的のために使用されることが多い。典
型的には、ピペッターは、ピペッター上の先端の位置及び嵌合部材の位置に拘わ
らず、最少の力で先端を安全且つ効率良く取り外すことができる先端取り外しア
センブリを有している。ある従来技術によるピペッターの一つの欠点は、ピペッ
トの先端が、容器が位置付けられるところの2種類の均一な標準間隔のみに対応
するよう調整可能であるということである。標準の設定は、製造前に予め選択さ
れなければならない。このような従来技術による構造の例が米国特許第5,06
1,449号に見出される。
【0004】 米国特許第5,057,281号に示されているもののような第2のタイプの
多チャネルピペッターは、先端嵌合部材間の間隔がユーザーによって変更可能な
ようになされている。しかしながら、各嵌合部材間の間隔は個々に設定しなけれ
ばならない。従って、一つの組の間隔から別の組の間隔へと先端嵌合部材を動か
すために多くの操作が必要とされ且つ先端嵌合部材を所望の間隔に正しく設定す
ることは難しい。
【0005】 従って、先端嵌合部材が種々の均一な間隔へと迅速且つ正確に設定される多チ
ャネルピペッターを有することが望ましい。更に、先端嵌合部材間の均一な間隔
を維持しつつ、同間隔を容易に変えることが出来るのが好ましい。
【0006】 (概要) 上記の現存のピペット装置の欠点は、本発明のピペット装置によって解決され
る。本発明のピペット装置は、先端の容易な取り外しという利便性を依然として
備えつつ、先端嵌合部材を、空間配置の範囲内で均一に且つ正しい間隔に配置す
る。更に、先端嵌合部材は、均一な間隔の一つの組から均一な間隔の別の一つの
組へと動かすことができる。更に、所望の間隔が容易に調整可能に設定出来る。
【0007】 本発明の一つの実施形態は、ピペット装置のためのハウジング、同ハウジング
に結合されたスロット付きの軌道(トラック)、同軌道上に一直線に摺動可能に
取り付けられた複数のピペット先端嵌合部材、及び相互に隣接する先端嵌合部材
間の間隔の広さを変えるためのアクチュエータ、を含んでいる多チャネルピペッ
ト装置である。先端嵌合部材の各々は、隣接する先端嵌合部材間の間隔の広さに
拘わらず、各隣接する先端嵌合部材の対の間にほぼ同一の間隙を維持するように
、リンク装置によって相互に結合されている。
【0008】 本発明のもう一つ別の実施形態は、複数のダクトと、ピペット装置のためのハ
ウジングと、同ハウジング内のスロット付きの軌道と、一つひとつの先端嵌合部
材が各ダクトに結合されている複数のピペット先端嵌合部材と、を含んでいる多
チャネルピペット装置である。一つを除いた他の全ての先端嵌合部材は軌道上に
摺動可能に取り付けられている。先端嵌合部材の各々にはパンタグラフ状のリン
ク装置が結合されている。隣接する先端嵌合部材どうしの間の間隔を変えるため
に、先端嵌合部材の一端に作動ロッドが取り付けられている。
【0009】 本発明のもう一つ別の実施形態は、複数のダクトと、ピペット装置のためのハ
ウジングと、同ハウジング内に設けられたスロット付きの軌道と、複数のピペッ
ト先端嵌合部材と、を含む多チャネルピペット装置である。各ダクトには一つの
先端嵌合部材が結合されている。一つを除く他の全ての先端嵌合部材は軌道上に
摺動可能に取り付けられている。この装置はまた、アレイを形成するために先端
嵌合部材同士を連結し且つプレート上の一つ以外の全ての先端嵌合部材を他の先
端嵌合部材に対して移動できるようにする手段をも含んでいる。相互に隣接する
先端嵌合部材間の間隔は、間隔の広さに拘わらずほぼ同一である。隣接する先端
嵌合部材間の間隔を変えるために、先端嵌合部材のうちの一つに作動ロッドが取
り付けられている。
【0010】 (詳細な説明) 図面特に図1ないし3を参考にして本発明のピペッター10を以下に説明する
。本発明のピペッター10は、図1に示されているようなブーツ形状のハウジン
グ1を有しており、このハウジングは、ハンドル2と、底部を有する下方部分3
と、を有しており、この下方部分から複数の先端嵌合部材7が下方に突出してい
る。図示した実施形態においては、8つの先端嵌合部材が含まれているが、この
数は、ユーザーの要望に応じて変えてもよいことは理解されるべきである。
【0011】 このピペット装置のハウジング1は、典型的には、一対の互いにかみ合う半殻
体1a(図示されていない)及び1bによって形成されている。半殻体1a及び
1bは、協働してハンドル2を形成している側壁19及び20(図示されていな
い)並びに前方壁及び後方壁21及び22と、下方部分3と、を含んでいる。下
方部分3の前部、後部及び底部は壁21、22及び23によって取り囲まれてお
り、一方、ハンドルの前方に位置する底部先端は、壁24によって取り囲まれて
いる。
【0012】 図8に示されているように、先端嵌合部材7のうちの一つ(嵌合部材7a)を
除く全てが、底壁23に設けられた細長い開口25に沿って摺動する。細長い開
口25は、2つの半殻体を結合する分割線26に対して対称的にほぼ全長に亘っ
て延びている。図6及び7は、各半殻体1a及び1b内に形成されたスロット8
1によってハウジングの底壁23のすぐ上方に固定されている先端嵌合部材取り
付けプレート80を示している。先端嵌合部材取り付けプレート80は、スロッ
トが設けられた細長い軌道82を含んでいる。スロット付きの細長い軌道82は
、底壁23に設けられた長溝25よりも狭く且つ幾分短い。
【0013】 図7に示されているように、スロット付きの軌道82に設けられた先端嵌合部
材の各々は、ステム94を含んでいる。ステム94の上端の幅は、スロット付き
の軌道82の幅よりも広い。従って、ステム94の端縁は、取り付けプレート8
0の下面に当接している。ステム94の上方において、各先端嵌合部材は、スロ
ット付きの軌道82に沿って載置されている、くびれ部分96を有している。各
先端嵌合部材は、くびれ部分96の上方に肩部95を有している。肩部95は、
スロット付きの軌道82よりも幅が広い。スロット付きの軌道82は、全ての先
端嵌合部材7がそれに沿って摺動可能に配設され且つガイドされるところの軌道
を形成している。ただし、先端嵌合部材7aは、軌道に対して固定されて動かな
い。従って、先端嵌合部材7aを除く先端嵌合部材は、前方壁21に近づく方向
及び該前方壁から遠ざかる方向に動かされることができる。
【0014】 図2を参照すると、ピペットの先端6が先端嵌合部材7に取り付けられている
。当業者は、先端嵌合部材7のサイズに適合可能ならば、相互に交換可能に使用
することができる多くのタイプのピペット先端が入手可能であることを認識する
であろう。各先端嵌合部材の上端はニップル98を担持しており、ニップル98
はダクト115に結合される。ここでは一つだけ例示的に図示している。各先端
嵌合部材内をステム94の下端からニップル98の上端まで通路が延びており、
この通路は、各ダクト115と流体的に連通している。ピペット装置10は、計
量された量の液体を吸い取り且つ吸い取った液体を先端から押し出すための手段
を含んでいる。この特徴は、本発明の一部分ではなく、当業者に良く知られてい
るものである。この特徴は、本願の譲受人に譲渡され且つその番号を参照するこ
とによってその内容が本明細書に組み入れられるべき米国特許第5,061,4
49号に記載されている。
【0015】 先端嵌合部材7は、リンク装置によって相互に結合されており、同リンク装置
は、先端嵌合部材の位置に関係なく、先端嵌合部材の各々の間にほぼ同一で均一
な間隔を維持する。図2ないし5に示された好ましい実施形態においては、パン
タグラフ状のリンク装置89が使用されている。図3に示されているように、好
ましい実施形態のパンタグラフ状のリンク装置は、互いに交差している第1のリ
ンク83と第2のリンク84とを含んでいる。第1のリンク83の各々の第1の
端部すなわち下方端部は、これと組み合わせられた先端嵌合部材7に枢動可能に
取り付けられている。第2のリンク84の各々の上方端部すなわち第2の端部は
、すぐ隣の第1のリンク83の上方端部すなわち第2の端部に枢動可能に取り付
けられている。第2のリンクの各々の第2の端部すなわち下方端部は、すぐ隣の
先端嵌合部材7に枢動可能に取り付けられている。組み合わせられた第1のリン
ク83と第2のリンク84とは、それら自体の中心で枢動可能に結合されている
【0016】 末端にノブ12を担持している作動ロッド11が、下方部分3から外方へと突
出しており、その基端15は、ハウジング1内で最も後方の先端嵌合部材7bに
固定されている。ノブ12及びロッド11を手動によって押したり引いたりする
ことによって、先端嵌合部材は、均一な間隔の最小位置と最大位置との間の所望
の間隔へと迅速且つ正確に動く。図3は、最小間隔の先端嵌合部材を示している
。図4は、中間の間隔を示しており、一方、図5は、先端嵌合部材7がそれらの
最大間隔にあるように一杯まで伸ばされたリンク装置89を示している。
【0017】 図1に示されているように、側壁19は細長い開口部71を有している。図1
及び6を参照すると、上方レール及び下方レール72及び73が、開口部71の
両側に且つ同開口部に平行に設けられている。レール72及び73は、先端嵌合
部材の移動方向に沿って延びている。これらのレールは、プレート80に対して
鋭角を形成している面72a及び73aを含んでおり、これらの面は、側壁19
と反対側の内方に向かい且つ側壁20の方に向かう方向よりも側壁19に向って
相互により接近するように相対的に角度が付けられている。各々のレール72及
び73の面72a及び73aは、摩擦面であり、図6及び7に示されているよう
に、のこぎり歯状の端縁若しくは隆起部を含むか又はさもなければ粗く仕上げら
れている。指と係合可能な面78を有しているボタンのような指で作動させるス
トッパ75もまたレールと摺動可能に係合している。ストッパ75は、各々のレ
ール72及び73の各々の面72a及び73aに平行に配設されたのこぎり歯状
で隆起した又は粗く仕上げられた摩擦面76及び77を有しており、この摩擦面
76及び77は、図6に示されているように付勢ばね79によってレール72及
び73と確実に係合するように付勢されている。ばね79は、レール72及び7
3に当接し且つストッパ75を外方へと押す。ストッパ75に指の圧力をかけて
壁19の方へ押すことによって、ばねが圧縮され、面76及び77が各々のレー
ル72及び73の面72a及び73aとの係合状態から解放される。次いで、ス
トッパは、レール72及び73に沿って開口部71内を動くことができる。指に
よって作動せしめられる第2のストッパ(図示せず)が、パンタグラフ状のリン
ク装置の短縮を制限するために、レール内に含まれても良い。図1に示されてい
るように、パンタグラフのリンク装置の短縮を制限するために、指によって作動
せしめられる第2のストッパ(図示せず)がレール内に含まれても良い。
【0018】 間隔指示装置74が、レール72及び73と摺動可能に係合され且つ最も後方
の先端嵌合部材7bに結合されているのが好ましい。しかしながら、所望ならば
、指示装置74は別の先端嵌合部材7に固定することができる。指示装置74は
、先端嵌合部材7bと一緒に動いて相互に隣接する先端嵌合部材間の間隔の指示
を提供する。指示装置74は、外部から見ることができるように、開口部71を
貫通して延びている。図1に示されているように、目に見える目盛105が、開
口部71に沿って設けられており、各々の先端嵌合部材間の間隔を、目盛105
に対する指示装置74の特定の配置に対して規定するように更正されている。間
隔指示装置74が肩部75a又はストッパ75上の面と係合したとき、先端嵌合
部材間の間隔は、指示装置74が整合される目盛105上に示されているもので
ある。先端嵌合部材間の間隔は、代替的に又は付加的には、米国特許第5,06
1,449号に開示されたボール戻り止めに対応してロッド11内に設けられた
切り欠きによって確実に達成しても良い。
【0019】 先端嵌合部材7は、リンク装置89の動きに応答して先端嵌合取り付けプレー
ト80内を摺動するように設計されていることが理解されるであろう。リンク装
置89が伸ばされると、先端嵌合部材7間の間隔は広がる。逆に、リンク装置8
9が短縮せしめられると、先端嵌合部材7間の間隔は狭くなる。作動ロッド11
をハウジング1から引っ張り出すことによって、先端嵌合部材7間の間隔が広が
る。逆に、作動ロッド11をハウジング1内へと押し込むことによって、先端嵌
合部材7間の間隔が狭まる。
【0020】 作動の際には、指によって作動させるストッパ75は、先端嵌合部材間に均一
な間隔を提供するために、目盛105に関して調整可能に設定することができる
。ストッパ75は、同ストッパ75が目盛105上の所望の読みと整合するまで
、指によって内方へ押し込み且つ開口部71内へ摺動可能に動かされる。次いで
、ストッパ75が解放され、面76及び77が各々の面72a及び73aと係合
してストッパ75が定位置に保持される。次いで、ユーザーは、ノブ12を把持
し且つ指示装置74がストッパ75上の肩部75aに当接するまでロッド11を
移動させる。この時点で、先端嵌合部材7は、指示装置74と整合された目盛1
05上の読みによって指示された通りに均一に隔置される。これで、ピペッター
は使用可能状態となる。
【0021】 当業者は、本発明の範囲内で変形及び改良を考えることができるであろう。上
記の説明は例示を意図しただけのものであり、本発明の範囲は、特許請求の範囲
及びその等価物によってのみ規定される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明の多チャネルピペッターの側面図である。
【図2】 図2は、ピペッターの先端及び先端嵌合部材が密な間隔の状態を示している、
図1の多チャネルピペッターの側方断面図である。
【図3】 図2の位置にある先端嵌合部材及びピペット先端を示している、図2のピペッ
ターの部分断面図である。
【図4】 中程度の間隔位置にある先端嵌合部材及び先端を示している、図2のピペッタ
ーの部分断面図である。
【図5】 最大間隔の先端嵌合部材及び先端を示している、図2のピペッターの部分断面
図である。
【図6】 図1の線6−6に沿ったピペッターの断面図である。
【図7】 図1の線7−7に沿ったピペッターの断面図である。
【図8】 先端嵌合部材が示されていない、図1のピペッターの底面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 カルマキス,ジョージ・ピー アメリカ合衆国マサチューセッツ州01867, リーディング,サマー・ストリート 319 (72)発明者 トーティ,ヴィクター・エイ アメリカ合衆国ニューハンプシャー州 03033,ブルックライン,ベアー・ヒル・ ロード 7 (72)発明者 ネルソン,ゲイリー・イー アメリカ合衆国ニューハンプシャー州 03049,ホリス,アイリーン・ドライブ 97 Fターム(参考) 2G052 AD26 CA18 CA23 CA30 CA45 JA04 JA05 4G057 AB11 AE21

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピペット装置のためのハウジングと、 同ハウジングに結合されたスロット付きの軌道と、 同軌道上に摺動可能に取り付けられた複数のピペット先端嵌合部材と、 互いに隣接する前記先端嵌合部材間の間隔の広さに関係なく同先端嵌合部材の
    各隣接する対の間にほぼ同一の間隔を維持するために、前記先端嵌合部材の各々
    を相互に結合しているリンク装置と、 互いに隣接する前記先端嵌合部材間の間隔の広さを変更するためのアクチュエ
    ータと、 を含む多チャネルピペット装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のピペット装置であって、 前記リンク装置がパンタグラフ状のリンク装置である、多チャネルピペット装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のピペット装置であって、 前記間隔の広さを制限するための少なくとも一つの調整可能なストッパを更に
    含む、ピペット装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のピペット装置であって、 前記少なくとも一つの調整可能なストッパが、指が係合可能なボタンと、同ボ
    タンを移動不可能な位置へと付勢するためのばねと、を含み、前記ボタンは押し
    込まれると移動可能である、ピペット装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載のピペット装置であって、 前記ハウジングが、相互に隣接する前記先端嵌合部材の間の間隔を指示する目
    盛を更に含む、ピペット装置。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載のピペット装置であって、 前記スロット付きの軌道が前記ハウジング内に配置されている、ピペット装置
  7. 【請求項7】 複数のダクトを含む多チャネルピペット装置であって、 ピペット装置のためのハウジングと、 同ハウジングに結合されたスロット付きの軌道と、 複数のピペット先端嵌合部材であって、一つひとつの先端嵌合部材が各ダクト
    に結合されており、この一つの先端嵌合部材以外の全ての先端嵌合部材が前記軌
    道上に摺動可能に取り付けられている、複数のピペット先端嵌合部材と、 前記先端嵌合部材の各々に結合されたパンタグラフ状のリンク装置と、 互いに隣接する前記先端嵌合部材間の間隔の広さを変更するための、前記先端
    嵌合部材の一端に取り付けられた作動ロッドと、 を含む多チャネルピペット装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載のピペット装置であって、 前記パンタグラフ状のリンク装置の伸長を制限するための、前記ハウジング上
    に取り付けられた少なくとも一つの、指で作動させるストッパを更に含む、ピペ
    ット装置。
  9. 【請求項9】 請求項7に記載のピペット装置であって、 前記パンタグラフ状のリンク装置の伸長を制限するための、前記ハウジング上
    に摺動可能に取り付けられた、第1の、指で作動させるストッパと、前記パンタ
    グラフ状のリンク装置の短縮を制限するための、前記ハウジング上に摺動可能に
    取り付けられた、第2の、指で作動させるストッパと、を更に含む、ピペット装
    置。
  10. 【請求項10】 請求項7に記載のピペット装置であって、 前記ハウジングが、互いに隣接する先端嵌合部材間の間隔を指示する目盛を更
    に含む、ピペット装置。
  11. 【請求項11】 請求項7に記載のピペット装置であって、 前記スロット付きの軌道が、前記ハウジング内に配置されている、ピペット装
    置。
  12. 【請求項12】 複数のダクトを含む多チャネルピペット装置であって、 ピペット装置のためのハウジングと、 同ハウジングに結合されたスロット付きの軌道と、 複数のピペット先端嵌合部材であって、一つひとつの先端嵌合部材が各ダクト
    に結合されており、一つの先端嵌合部材以外の全ての先端嵌合部材が前記軌道上
    に摺動可能に取り付けられている、複数のピペット先端嵌合部材と、 アレイを形成するために前記先端嵌合部材を相互に連結し、プレート上の一つ
    の先端嵌合部材以外の全ての先端嵌合部材が他の先端嵌合部材に対して移動でき
    るようにする手段と、 前記間隔の広さに関係なくほぼ同一である、前記互いに隣接する先端嵌合部材
    間の間隔と、 互いに隣接する前記先端嵌合部材間の前記間隔の広さを変更するための、前記
    先端嵌合部材のうちの一つに取り付けられた作動ロッドと、 を含む多チャネルピペット装置。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載のピペット装置であって、 互いに隣接する先端嵌合部材間の前記間隔を調整可能に制限する手段を更に含
    む、ピペット装置。
  14. 【請求項14】 請求項12に記載のピペット装置であって、 互いに隣接する前記先端嵌合部材間の最小間隔と、同互いに隣接する先端嵌合
    部材間の最大間隔と、を調整可能に制限する手段を更に含む、ピペット装置。
  15. 【請求項15】 請求項12に記載のピペット装置であって、 前記先端嵌合部材を連結する前記手段が、パンタグラフ状のリンク装置を更に
    含む、ピペット装置。
  16. 【請求項16】 請求項13に記載のピペット装置であって、 互いに隣接する前記先端嵌合部材間の前記間隔を調整可能に制限するための前
    記手段が、前記ハウジングと摺動可能に結合可能な少なくとも一つのストッパと
    、間隔指示装置と、を含む、ピペット装置。
  17. 【請求項17】 請求項14に記載のピペット装置であって、 互いに隣接する前記先端嵌合部材間の前記間隔を調整可能に制限するための前
    記手段が、前記パンタグラフ状のリンク装置の伸長を制限するために前記ハウジ
    ングと摺動可能に係合可能な第1のストッパと、同パンタグラフ状のリンク装置
    の短縮を制限するために前記ハウジングと摺動可能に係合可能な第2のストッパ
    と、 間隔指示装置と、を含むピペット装置。
  18. 【請求項18】 請求項16に記載のピペット装置であって、 前記ストッパが、ボタンと、同ボタンを移動不可能な位置へと付勢する付勢ば
    ねと、同ボタンが動かないようにするための把持面と、を含む、ピペット装置。
  19. 【請求項19】 請求項12に記載のピペット装置であって、 前記スロット付きの軌道が、前記ハウジング内に配置されている、ピペット装
    置。
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