JP2002532212A - 娯楽装置 - Google Patents

娯楽装置

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JP2002532212A
JP2002532212A JP2000589261A JP2000589261A JP2002532212A JP 2002532212 A JP2002532212 A JP 2002532212A JP 2000589261 A JP2000589261 A JP 2000589261A JP 2000589261 A JP2000589261 A JP 2000589261A JP 2002532212 A JP2002532212 A JP 2002532212A
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rope
vehicle
guide
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JP2000589261A
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ザイコ アルフォンス
シュピールディーナー ラインホルト
シュピールディーナー ローベルト
シュピールディーナー パトリック
Original Assignee
ザイコ アルフォンス
シュピールディーナー ラインホルト
シュピールディーナー ローベルト
シュピールディーナー パトリック
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63GMERRY-GO-ROUNDS; SWINGS; ROCKING-HORSES; CHUTES; SWITCHBACKS; SIMILAR DEVICES FOR PUBLIC AMUSEMENT
    • A63G7/00Up-and-down hill tracks; Switchbacks

Landscapes

  • Platform Screen Doors And Railroad Systems (AREA)
  • Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)
  • Developing Agents For Electrophotography (AREA)
  • Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)
  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 レールに結合された車両(2)を有利には上昇する部分区間にわたって前進運動させるために、有限のチェーン区分8が位置固定のガイド(13)内においてレール(23)に対して平行に、牽引ロープ(9)を用いて引っ張られる。車両(2)はチェーンフック(19)を介してチェーン区分(8)に係合する。牽引ロープ(9)の両端部(35,36)はmチェーン区分(8)の先行する端部(34)と結合されている。このコストを節減した構成によって、車両(2)は迅速に運動することができる。そしてさらに、従来技術におけるよりも急勾配の山区間を克服することできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、山区間及び谷区間における昇り勾配を克服するための、レールに結
合された車両用の搬送装置、特に娯楽装置用のものであって、レールに沿って案
内される牽引補助が、チェーンフック又はこれに類したものを介して車両と解離
可能に係合させられる形式のものに関する。
【0002】 このような搬送区間は例えばジェットコースターのような娯楽装置において、
車両のための引き上げ補助(Aufzughilfe)として公知である。車両はモータに
よって娯楽装置の最高位の箇所にもたらされ、そしてそこから自重により勢いよ
く区間を通過走行させることができる。モータによる車両の上昇運動のために、
レールに沿って案内される無端のチェーン伝動装置が使用され、この無端のチェ
ーン伝動装置は山区間に沿ってレールの間を延びている(ドイツ連邦共和国特許
公開第2832991号明細書)。個々の車両はチェーンフックを用いて、環状
のチェーンによって娯楽装置の最高位のポイントにまで牽引され、そこで引き上
げチェーン(Aufzugskette)から解離させられる。このような環状の搬送チェー
ンは、特に高度差が大きい場合に著しく大きな重量を有しており、かつ大きな摩
耗が生じることに基づいて絶え間ない保守が必要である。また変向ローラにおけ
る多角形効果(Polygoneffekt)によって、公知の引き上げ補助の搬送速度は限
られている。さらに変向ローラ及び駆動ローラにおけるノイズ形成はかなり大き
い。
【0003】 高度差及び引き上げ区間の勾配を著しく大きくしたいという要求が出された場
合に、公知の引き上げ補助はもはや使用不能である。
【0004】 本発明の課題は、搬送補助を改良して、大きな高度差を克服するのに適してい
て、環状の搬送チェーンを必要とせず、コストが安価で、高い搬送速度を有して
おり、しかもノイズ形成を低く抑えることができるようにすることである。
【0005】 この課題を解決するために本発明の構成では、牽引補助が、比較的短くて案内
される有限の区分、特にチェーン区分から成っており、該有限のチェーン区分が
、牽引ロープを用いて山区間の昇り勾配に沿って上方に引っ張られ、かつ逆方向
では押し戻されるようになっており、チェーン区分の出発位置もしくは休止位置
において、チェーン区分の後端部が、待機中の車両の下に位置し、チェーン区分
の前端部が、チェーン区分のためのガイドの昇り勾配の麓領域に位置しているよ
うにした。
【0006】 本発明による構成には次のような利点がある。すなわち本発明による搬送装置
では、チェーン区分はその戻り運動中に、待機している車両の下まで移動させら
れ、そこで、チェーン区分の前端部がなお昇り勾配の麓に位置している間に、チ
ェーンフックを介して車両と結合されることができる。このようにして、牽引ロ
ープは容易に案内されることができる。なぜならば牽引ロープは凸面状に湾曲さ
れるだけで、凹面状の湾曲されることはないからである。本発明の対象は、すべ
ての形式の娯楽装置において、公知の引き上げ補助の代わりに大きな利点をもっ
て使用可能である。この場合本発明は、大きな高度差及び急勾配の上昇角度並び
に高い搬送速度を可能にする。
【0007】 本発明による搬送装置はしかしながらまた他の分野、例えば、レールに結合さ
れた車両を特定の箇所において停止状態から加速すること及び昇り勾配を越えて
さらに移動させることが問題となるような、工業的な搬送技術の分野分野におい
ても使用可能である。
【0008】 米国特許第1084390号明細書に基づいて公知の娯楽装置では、車両が、
上方に向かって開放したU字形の区間に沿って、ブランコのように往復動させら
れる。1つの脚に沿って案内される無端の引き上げ装置には、連行体が固定され
ており、この連行体は車両を脚の最上位の箇所まで連行し、そこで降下のために
解放する。この公知の構成によっては本発明の課題を解決することはできず、ジ
ェットコースター(Achterbahn)のような娯楽装置における使用も不可能である
【0009】 本発明の別の有利な構成は請求項2以下に記載されている。
【0010】 牽引ロープがその両端部で、チェーン区分の前端部と結合されていると、有利
である。このようになっていると、チェーン区分は上昇運動時に引っ張られ、後
退運動時には押される。
【0011】 また別の実施態様では、ただ1つのチェーン区分がわずかな数のチェーンリン
クから成っており、これらのチェーンリンクが、ガイドローラを介して、レール
に沿って延びている固有のガイド内において案内されている。本発明によれば、
チェーン区分と牽引ロープとは、例えばウィンチ又は粘着駆動装置(Adhaesivan
trieb)のようなロープ駆動ユニットを介して案内される無端の搬送区間を形成
している。
【0012】 チェーンリンクの代わりに、しかしながらまた他の牽引補助、例えばガイドロ
ーラを備えたロッド又はこれに類したものを使用することも可能である。
【0013】 本発明の別の実施態様では、牽引ロープ用の変向ローラが、山区分の昇り勾配
の麓に位置していて、牽引ロープの前端部が変向ローラの外周部から、チェーン
区分の先行する端部への直接的な方向で、昇り勾配に整合するように延びている
。このように構成されていると、牽引ロープを水平な部分区間に変向する必要が
なく、これによって牽引ロープは不必要に凹面状に湾曲されなくなる。
【0014】 チェーン区分はあまり長い必要がなく、その後端部が、水平位置を占めている
車両の下に押し込まれ得るような長さを有していればよい。車両を山区間に沿っ
て上方に運動させるためには、自体公知のように車両を単にチェーンフックを介
してチェーン区分と結合させるだけでよく、その後で牽引ロープがチェーン区分
を上方に向かって移動させ、この移動は、連行される車両が山区間の頂点を越え
て、そこから独自の力で落下できるようになるまで、続けられる。車両がチェー
ン区分から解離されるやいなや、チェーンリンクは牽引ロープ駆動装置の逆転に
よって再び出発ポジションに押し戻され、そしてそこで次の車両を受け入れるこ
とができる。
【0015】 上に述べたことから明らかなように、このような比較的短いチェーン区分は、
走行軌道区間の任意の箇所に、例えば平らな区間においても、配置することがで
きる。
【0016】 さらにまた、チェーン区分の個々のチェーンリンクが、車両の車輪の車軸間隔
と同じ長さを有していると有利である。このようになっていると、個々のチェー
ンリンクを常に車両に対して等しい間隔をおいてかつ平行に案内することができ
、そして走行軌道の強い湾曲が作用することもない。
【0017】 またロープローラの間隔は、湾曲された区間経過において、直線的な区間経過
におけるよりも著しく小さい。このようになっていると、ロープの摩耗が著しく
減じられる。
【0018】 牽引ロープの長さを可能な限り短く保つために、本発明の別の構成では、牽引
ロープが山区間を越えた後で、チェーンガイドから解離し、ロープ駆動ユニット
に向かって戻されるようになっている。そして、ロープ駆動ユニットが回転方向
逆転可能に構成されていると、ただ1つの牽引ロープによってチェーン区分の前
進・後退運動が可能になる。しかしながらまた、互いに平行に配置されていて互
いに逆向きに駆動可能な2つの牽引ロープを使用することも可能であり、この場
合両牽引ロープはそれぞれ固有のロープ駆動装置に配属されている。
【0019】 チェーン及び牽引ロープのガイドの構造上の構成は、請求項11及び12並び
に明細書のその他の箇所に記載されている。
【0020】 次に図面を参照しながら本発明を説明する。
【0021】 図1は、有限のチェーン区分を備えた娯楽装置の山区間を示す側面図であり、 図2は、図1に示された1つの区間区分をII−II線に沿って断面した拡大
図であり、 図3は、無端のチェーン区分のチェーンリンクを示す平面図であり、 図4は、有限のチューン区分の一部とそこに係合するチェーンフックと共に示
す側面図である。
【0022】 図1の実施例には走行軌道1の一部が側面図で示されており、この走行軌道1
の上を、レールに結合された車両2が車輪3を用いて案内される。平らな谷区間
7には、山区間5と強く湾曲された上部の走行軌道区間4とが続いており、この
走行軌道区間4は降下区間6に移行している。区間の延びは任意に選択すること
ができる。
【0023】 レール23(図2参照)によって形成された走行軌道1に対して平行に、有限
のチェーン区分8が、位置固定のガイド13において強制的に案内される。チェ
ーン区分8の前端部34は、牽引ロープ9の前方及び後端部35,36と結合さ
れている。この牽引ロープ9は山区間5の麓から走行軌道1に対して平行に、ほ
ぼ降下区間6の反転ポイント18に到るまで案内され、これによって牽引ロープ
9はこの反転ポイント18のところで走行軌道1から解離されて、ロープ駆動ユ
ニット15に向かって案内される。変向ローラ17と緊張装置16とを介して、
牽引ロープ9は再び有限のチェーン区分8の先行する端部34に端部34に向か
って延びる。駆動ユニット15の駆動軸が時計回り方向で駆動される場合、牽引
ロープ9はチェーン区分8を、まず初め山区間5に沿って高く引き上げ、次いで
湾曲された走行軌道区間4の頂点を越えて、車両2がチェーン区分8から解離さ
れ得る箇所まで引っ張る。チェーン区分8のこの上方の箇所からチェーン区分8
は再び戻し運動させられるが、そのためにロープ駆動ユニット15は逆時計回り
方向で駆動される。この場合チェーン区分8はそのガイド13によって出発位置
に戻され、これに対して牽引ロープ9の前端部36はチェーンリンク26の先行
する端部34に戻る。
【0024】 互いに無関係にかつ逆方向に駆動可能な2つの牽引ロープ9を、チェーン区分
8の先行する端部34と結合することも可能である。
【0025】 重要なことは、変向ローラ17が山区間5の麓に位置していることである。こ
れによって牽引ロープ9の前端部36は、山区間5に整合しながら、チェーン区
分8の前端部10まで案内され、凹面状の湾曲に沿った牽引ロープ9のガイドが
回避される。
【0026】 個々のチェーン区分8のためのガイドは、例えば図2に横断面から分かる。
【0027】 チェーン区分8の個々のチェーンリンク26を、強く湾曲された区分4におい
ても、常に車両1に対して平行に案内するために、チェーン区分8は次のように
、すなわちチェーンリンク26の長さ12が車両の車軸間の間隔11と同じ大き
さであるように、寸法設定されている。図1から分かるように、直線的な走行軌
道区間5に沿って牽引ロープ9を案内するためのロープローラ14は、湾曲され
た走行軌道区間4の領域におけるよりも、大きな間隔を互いの間に有している。
強く湾曲された走行軌道区分4では、ロープローラ14は互いに間に最小間隔を
有していることが望ましく、このようになっていると、ロープ摩耗を可能な限り
小さくすることができる。
【0028】 図2に示された実施例では、有限のチェーン区分8が走行軌道1に沿ってどの
ように案内され得るかが示されている。走行軌道は通常のように、互いに平行に
配置された2つのレール22,23を有しており、両レール22,23はステー
25を介して、走行軌道1に沿って延びている中央の支持管24と通常の形式で
結合されている。レール22,23からは横ビーム32,33がU字形のガイド
成形体20,21まで延びており、ガイド成形体20,21の中空室は互いに向
かい合っている。これらのガイド成形体20,21内においてガイドローラ29
,30が可動であり、これらのガイドローラ29,30はそれぞれ個々のチェー
ンリンク26の始端部及び終端部に配置されている。1つのチェーンリンク26
は、互いに間隔をおいて平行に配置された2つの条片27,28から成っており
、両条片27,28の間には、チェーンフック19が係合するために必要な間隔
が存在している。このチェーンフック19はガイドローラ29,30の軸37と
共働する。
【0029】 条片27,28の直ぐ下で、両条片27,28の間の間隔の範囲において牽引
ロープ9は案内される。図2の実施例から明らかなように、支持管24内におい
てロープローラ14は軸31を介して回転可能に支承されている。牽引ロープ9
のガイドは別の形式で解離されることもできる。チェーンリンクガイド13に対
して牽引ロープガイド9が常に平行に保たれていると、有利である。
【0030】 図3にはただ1つのチェーンリンク26が示されている。それぞれ前方のチェ
ーンリンク26はその先行する端部34の領域に、牽引ロープの後端部35及び
前端部36との結合部を有している。牽引ロープ9が矢印の方向で移動させられ
ると、有限のチェーン区分8は山区分5に沿って上昇運動させられる。牽引ロー
プ9が逆方向に運動させられると、有限のチェーン区分8は出発位置へと押し戻
される。図3からはさらに、1つのチェーンリンク26の条片27,28が、互
いに間隔をおいて平行に延びていること及び、両条片27,28の間において牽
引ロープ9が案内されていることが分かる。
【0031】 図4には、車両2のただ1つのチェーンフック19がガイドローラ29,30
のうちの1つの軸37に作用している様子が示されている。チェーンフック19
は旋回軸受38を中心にして回転可能に案内されていて、重力又はばね力によっ
て自動的にチェーンリンク26の軸37の中に落下する。
【0032】 図1から分かるように、チェーンフック19は車両列の真ん中の車両2に配置
されている。これによって車両の連結部はほとんど負荷されない。それというの
はこの場合、車両列の半分は押され、かつ車両列の他の半分だけ引っ張られるか
らである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 有限のチェーン区分を備えた娯楽装置の山区間を示す側面図である。
【図2】 図1に示された1つの区間区分をII−II線に沿って断面した拡大図である
【図3】 無端のチェーン区分のチェーンリンクを示す平面図である。
【図4】 有限のチューン区分の一部とそこに係合するチェーンフックと共に示す側面図
である。
【符号の説明】
1 走行軌道、 2 車両、 3 車輪、 4 山区間の頂点、 5 山区間
、 6 降下区間、 7 谷区間、 8 有限のチェーン区分、 9 牽引ロー
プ、 10 前端部、 11 間隔、 12 チェーンリンクの長さ、 13
ガイド、 14 ロープローラ、 15 ロープ駆動ユニット、 16 緊張装
置、 17 変向ローラ、 18 反転ポイント、 19 チェーンフック、
20,21 ガイド成形体、 22,23 レール、 24 支持管、 25
ステー、 26 チェーンリンク、 27,28 条片、 29,30 ガイド
ローラ、 31 軸、 32,33 横ビーム、 34 前端部、 35 後端
部、 36 前端部、 37 軸、 38 旋回軸受
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年1月13日(2001.1.13)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】 本発明は、山区間及び谷区間における昇り勾配を克服するための、レールに結
合された車両用の搬送装置、特に娯楽装置用のものであって、レールに沿ってガ
イドにおいて案内される牽引補助が、チェーンフック又はこれに類したものを介
して車両と解離可能に係合させられる形式のものに関する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】 このような搬送区間は例えば、特にジェットコースターのような娯楽装置にお
いて、車両のための引き上げ補助(Aufzughilfe)として公知である。車両はモ
ータによって娯楽装置の最高位の箇所にもたらされ、そしてそこから自重により
勢いよく区間を通過走行させることができる。モータによる車両の上昇運動のた
めに、レールに沿って案内される無端のチェーン伝動装置が使用され、この無端
のチェーン伝動装置は山区間に沿ってレールの間を延びている(ドイツ連邦共和
国特許公開第2832991号明細書)。個々の車両はチェーンフックを用いて
、環状のチェーンによって娯楽装置の最高位のポイントにまで牽引され、そこで
引き上げチェーン(Aufzugskette)から解離させられる。このような環状の搬送
チェーンは、特に高度差が大きい場合に著しく大きな重量を有しており、かつ大
きな摩耗が生じることに基づいて絶え間ない保守が必要である。また変向ローラ
における多角形効果(Polygoneffekt)によって、公知の引き上げ補助の搬送速
度は限られている。さらに変向ローラ及び駆動ローラにおけるノイズ形成はかな
り大きい。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】 米国特許第1084390号明細書に基づいて公知の娯楽装置では、車両が、
上方に向かって開放したU字形の区間に沿って、ブランコのように往復動させら
れる。1つの脚に沿って滑る、無端の牽引ロープの凹面状の区分には、連行体が
固定されており、この連行体は車両を脚の最上位の箇所まで連行し、そこで引っ
掛かりを外すことによって降下のために解放する。この場合ロープは脚の金属成
形体に沿って削られるので、多量の潤滑剤を使用することが必要である。 それとは異なり本発明では、上昇する区分の領域において牽引ロープが凹面状
に案内されることは完全に回避されており、その結果牽引ロープを直線的に又は
凸面状に案内し、ゆえに振動なしに保つことができる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】 また別の実施態様では、ただ1つのチェーン区分がわずかな数のチェーンリン
クから成っており、これらのチェーンリンクが、ガイドローラを介して、レール
に沿って延びている固有のガイド内において案内されている。本発明によれば、
チェーン区分と牽引ロープとは、例えばウィンチ又は粘着駆動装置(Adhaesivan
trieb)のようなロープ駆動ユニットを介して案内される駆動される搬送区間を
形成している。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】 本発明の別の実施態様では、牽引ロープ用の変向ローラが、山区分の昇り勾配
の麓に位置していて、牽引ロープが変向ローラの外周部から直線的に、区分の先
行する端部を越えて上昇するようになっている。このように構成されていると、
牽引ロープは変向ローラは凸面状にしか湾曲されず、凹面状には湾曲されないの
で、牽引ロープを容易に案内することができる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】 区分はあまり長い必要がなく、その後端部が、水平位置を占めている車両の下
に押し込まれ得るような長さを有していればよい。車両を山区間に沿って上方に
運動させるためには、自体公知のように車両を単にチェーンフックを介して区分
と結合させるだけでよく、その後で牽引ロープが区分を上方に向かって移動させ
、この移動は、連行される車両が山区間の頂点を越えて、そこから独自の力で落
下できるようになるまで、続けられる。車両が区分から解離されるやいなや、チ
ェーンリンクは牽引ロープ駆動装置の逆転によって再び出発ポジションに押し戻
され、そしてそこで次の車両を受け入れることができる。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】 上に述べたことから明らかなように、このような比較的短い区分は、走行軌道
区間の任意の箇所に、例えば平らな区間においても、配置することができる。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】 さらにまた、区分の個々のチェーンリンクが、車両の車輪の車軸間隔と同じ長
さを有していると有利である。このようになっていると、個々のチェーンリンク
を常に車両に対して等しい間隔をおいてかつ平行に案内することができ、そして
走行軌道の強い湾曲が作用することもない。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】 またロープローラの間隔は、湾曲された区間経過において、直線的な区間経過
におけるよりも著しく小さい。このようになっていると、ロープの変向がわずか
になり、ひいてはロープの摩耗が著しく減じられる。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】 牽引ロープの長さを可能な限り短く保つために、本発明の別の構成では、牽引
ロープが山区間を越えた後で、ガイドから解離し、ロープ駆動ユニットに向かっ
て戻されるようになっている。そして、ロープ駆動ユニットが回転方向逆転可能
に構成されていると、ただ1つの牽引ロープによってチェーン区分の前進・後退
運動が可能になる。しかしながらまた、互いに平行に配置されていて互いに逆向
きに駆動可能な2つの牽引ロープを使用することも可能であり、この場合両牽引
ロープはそれぞれ固有のロープ駆動装置に配属されている。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年2月1日(2001.2.1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】 高度差及び引き上げ区間の勾配を著しく大きくしたいという要求が出された場
合、公知の引き上げ補助には、商業的にも技術的にも利点がない。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】 本発明の課題は、搬送補助を改良して、大きな高度差を克服するのに適してい
て、環状の搬送チェーンを必要とせず、コストが安価で、高い搬送速度を有して
おり、しかも環境に対する負荷が小さく、潤滑剤の使用がわずかで済むようにす
ることである。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】 この課題を解決するために本発明の構成では、牽引補助が、有限の区分、特に
チェーン区分から成っており、該区分がその前端部で、無端に案内される牽引ロ
ープの上昇する区分と結合されていて、該牽引ロープによって山区間の昇り勾配
に沿って上方に、山区間の頂点を越えるまで引っ張られ、次いで再び下方に移動
させられるようになっており、区分の出発位置もしくは休止位置において、該区
分の後端部が、待機中の車両の下に位置し、区分の前端部が、山区間の昇り勾配
の麓領域において、牽引ロープの下側の変向ローラの上に位置しているようにし
た。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】 本発明による構成には次のような利点がある。すなわち本発明による搬送装置
では、有限の区分はその戻り運動中に、待機している車両の下まで移動させられ
、そこでチェーンフックを介して車両と結合されることができ、この際に、区分
の前端部は既に昇り勾配の麓領域に位置している。このようにして、牽引ロープ
が山区間の昇り勾配の下端部において凹面状の移行領域に達することはなくなる
。本発明の対象は、すべての形式の娯楽装置において、公知の引き上げ補助の代
わりに大きな利点をもって使用可能である。この場合本発明は、大きな高度差及
び急勾配の上昇角度並びに高い搬送速度を可能にする。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アルフォンス ザイコ スイス国 オーバーリーデン シュペール シュトラーセ 26 アー (72)発明者 ラインホルト シュピールディーナー リヒテンシュタイン国 シャーン イム ガフォス 25 (72)発明者 ローベルト シュピールディーナー リヒテンシュタイン国 ファドゥツ ヨー ゼフ−ラインベルガー−シュトラーセ 18 (72)発明者 パトリック シュピールディーナー リヒテンシュタイン国 シャーン ビルト ガッセ 42

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 山区間及び谷区間における昇り勾配を克服するための、レー
    ルに結合された車両(2)用の搬送装置、特に娯楽装置用のものであって、レー
    ルに沿って案内される牽引補助が、チェーンフック(19)又はこれに類したも
    のを介して車両と解離可能に係合させられる形式のものにおいて、牽引補助が、
    比較的短くて案内される有限の区分、特にチェーン区分(8)から成っており、
    該有限のチェーン区分(8)が、牽引ロープ(9)を用いて山区間の昇り勾配に
    沿って上方に引っ張られ、かつ逆方向では押し戻されるようになっており、チェ
    ーン区分(8)の出発位置もしくは休止位置において、チェーン区分(8)の後
    端部が、待機中の車両(2)の下に位置し、チェーン区分(8)の前端部が、チ
    ェーン区分(8)のためのガイドの昇り勾配の麓領域に位置していることを特徴
    とする、レールに結合された車両用の搬送装置。
  2. 【請求項2】 牽引ロープ(9)がその両端部(35,36)で、チェーン
    区分(8)の前端部(34)と結合されている、請求項1記載の搬送装置。
  3. 【請求項3】 ただ1つのチェーン区分(8)が幾つかのチェーンリンク(
    26)から成っており、これらのチェーンリンク(26)が、ガイドローラ(2
    9,30)を介して、レール(22,23)に沿って延びている固有のガイド(
    13)内において案内されている、請求項1又は2記載の搬送装置。
  4. 【請求項4】 チェーン区分(8)の個々のチェーンリンク(26)が、車
    両(2)の車輪(3)の車軸間隔(11)と同じ長さ(12)を有している、請
    求項3記載の搬送装置。
  5. 【請求項5】 チェーン区分(8)と牽引ロープ(9)とが、例えばウィン
    チ又は粘着駆動装置のようなロープ駆動ユニット(15)を介して案内される無
    端の駆動装置を形成している、請求項1から4までのいずれか1項記載の搬送装
    置。
  6. 【請求項6】 牽引ロープ(9)用の変向ローラ(17)が、山区分(5)
    の昇り勾配の麓に位置していて、牽引ロープ(9)の前端部(36)が変向ロー
    ラ(17)の外周部から、チェーン区分(8)の先行する端部(34)への直接
    的な方向で、昇り勾配に整合するように延びている、請求項5記載の搬送装置。
  7. 【請求項7】 牽引ロープ(9)がチェーンガイド(13)に対して平行に
    、ロープローラ(14)又は滑りエレメントを介して案内されている、請求項1
    から6までのいずれか1項記載の搬送装置。
  8. 【請求項8】 湾曲された区間経過(4)におけるロープローラ(14)の
    間の間隔が、直線的な区間経過(5)におけるよりも、著しく小さい、請求項6
    記載の搬送装置。
  9. 【請求項9】 牽引ロープ(9)が山区間(5)の頂点の後で、チェーンガ
    イド(13)から解離し、ロープ駆動ユニット(15)に向かって戻される、請
    求項1から8までのいずれか1項記載の搬送装置。
  10. 【請求項10】 ロープ駆動ユニット(15)が回転方向逆転可能に構成さ
    れている、請求項1から9までのいずれか1項記載の搬送装置。
  11. 【請求項11】 レール(23)の間に、チェーンリンク(26)と結合さ
    れたガイドローラ(29,30)を受容するための、互いに間隔をおいて配置さ
    れたU字形の2つのガイド成形体(20,21)が配置されており、両ガイド成
    形体(20,21)の中空室が互いに向かい合っており、個々のチェーンリンク
    (26)が、互いに間に間隔をおいた2つの条片(27,28)から成っており
    、車両(2)のチェーンフック(19)が条片(27,28)の間において、ガ
    イドローラ(29,30)の各1つの軸(37)と共働するようになっている、
    請求項1から10までのいずれか1項記載の搬送装置。
  12. 【請求項12】 牽引ロープ(9)のガイド(14)がチェーンリンク(2
    6)の直ぐ下で、チェーンリンク(26)の条片(27,28)の間に位置する
    間隔の領域において延びている、請求項11記載の娯楽装置。
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