JP2002532198A - 尿失禁用用具及びそれを製造する方法 - Google Patents

尿失禁用用具及びそれを製造する方法

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    • A61F2/005Closure means for urethra or rectum, i.e. anti-incontinence devices or support slings against pelvic prolapse for constricting the lumen; Support slings for the urethra with pressure applied to urethra by an element placed in the vagina

Abstract

(57)【要約】 尿失禁用用具を、その用具を製造する方法とともに開示する。用具は、弾性部材及び弾性部材を少なくとも部分的に包む非吸収体を含む。非吸収体及び弾性部材は、第1の端部及び第2の端部を有する細長いソフト巻に形成される。ソフト巻は、第1及び第2の端部が互いに隣接して位置合わせされ、その間に少なくとも2つの折り目を有するようにそれ自身の上に折り畳まれる。弾性部材は、少なくとも折り目の2つの間に延びる。次に、ソフト巻を圧縮し、挿入端及び後部端を有し、弾性部材が少なくとも挿入端に配置された細長い綿撒糸にする。弾性部材は、女性の膣に挿入されると、綿撒糸の少なくとも一部を膨張させ、女性の尿道に対する支持的バックドロップをもたらすことができる。この方法は、非吸収体で弾性部材を包む段階と、2つの材料を折り畳み、ソフト巻を形成する段階と、ソフト巻を折り畳んでほぼM形の構成を形成する段階と、次にソフト巻を圧縮して細長い綿撒糸にする段階とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は、尿失禁用用具及びそれを製造する方法に関する。詳細には、本発明
は、女性の膣に配置して尿道を支持し、腹圧性尿失禁に伴うことが多い不随意の
尿の漏れを防ぐように設計された非吸収性尿失禁用用具に関する。
【0002】 (背景技術) 特定の女性、特に1回又はそれ以上の出産を経験した女性及び年配の女性は、
腹圧性尿失禁又は腹圧性及び切迫性の混合型の尿失禁による不随意の尿の漏れを
経験することがある。くしゃみ又は咳により、ヒトの膀胱にかかる腹腔内の圧力
が高まり、不随意の尿の漏れを引き起こすことがある。このような尿の漏れの頻
度及び重症度は、尿道―膣筋筋膜域付近の筋肉及び組織が弱まるにつれて増大す
る可能性がある。また、膀胱に隣接する尿道の上部端に位置する尿道括約筋は、
その断面の形状が丸いか円形である場合には、膀胱から尿道に尿が通過しないよ
うにうまく閉鎖することが知られている。しかしながら、この通路の断面が、変
形されてむしろ楕円形又は卵型に見える場合には、括約筋が、うまく閉鎖するこ
とができず、不随意に尿が漏れがちになる。
【0003】 世界中の女性人口の年齢が増すにつれ、「腹圧性尿失禁」に伴うことが多い不
随意の尿の漏れを減少させる非手術的方法の必要性は増える一方である。今日で
は、この目的のための多数の製品がある。本質的に全てのこのような製品は、処
方された場合にのみ購入することができ、適切に機能するためには、医者又は臨
床看護婦により身体に挿入及び/又は調節される必要がある。現在、腹圧性尿失
禁による不随意の尿の漏れを防止するために、処方箋が無くても購入できる製品
はない。 市販の処方箋を必要としない尿失禁用用具が無いことを考えると、処方箋が無
くても購入することができる尿失禁用用具が必要とされていることが理解される
。また、使い勝手がよく、医師に介入されずに消費者が取り扱うことができる尿
失禁用用具が必要とされている。更に、婦人が、身体に挿入及び除去することが
容易で、着用が快適であり、且つ、長時間にわたり適切に機能することができる
と心理的及び現実的に確信できる尿失禁用用具が必要とされている。
【0004】 (発明の開示) 手短に言えば、本発明は、尿失禁用用具及びその用具を製造する方法に関する
。用具は、弾性部材及び弾性部材を少なくとも部分的に包む非吸収体を備える。
非吸収体及び弾性部材は、第1の端部及び第2の端部を有する細長いソフト巻き
に形成される。ソフト巻は、第1及び第2の端部が互いに隣接して位置合わせさ
れ、ソフト巻がその間に少なくとも2つの折り目を有するようにそれ自身の上に
折り畳まれる。ソフト巻を折り畳むと、ほぼM形の形状になる。次に、ソフト巻
を圧縮して、挿入端及び後部端を有し、少なくとも挿入端に弾性部材を配置した
細長い綿撒糸にする。弾性部材の少なくとも第3の部分は、膨張することができ
、女性の膣に適切に挿入されると、女性の尿道の支持的バックドロップをもたら
す。
【0005】 尿失禁用用具を製造する方法は、非吸収体を切断して縦方向中央軸線を有する
形状にする段階と、非吸収体の縦方向中央軸線に隣接して弾性部材を位置合わせ
する段階と、弾性部材の周りに、好ましくは少なくとも2回、非吸収体を折り畳
み、第1の端部及び第2の端部を有する細長いソフト巻を形成する段階と、続い
て、ソフト巻を、第1及び第2の端部を互いに隣接して位置合わせし、その間に
少なくとも2つの折り目を含むようにそれ自身の上に折り畳む段階を含む。弾性
部材は、少なくとも2つの折り目の間に延びる。次に、ソフト巻を圧縮して、挿
入端及び後部端を有し、少なくとも挿入端に弾性部材が配置された細長い綿撒糸
にする。弾性部材は、女性の膣に適切に挿入されると、少なくとも綿撒糸の一部
を膨張させ、女性の尿道を支持することができる。
【0006】 本発明の一般的な目的は、尿失禁用用具及びその用具を製造する方法を提供す
ることである。本発明の詳細な目的は、女性の膣に配置して女性の尿道を支持し
、腹圧性尿失禁に伴うことが多い不随意の尿の漏れを防ぐように設計された非吸
収性の尿失禁用用具を提供することである。 本発明の他の目的は、挿入及び除去が容易であり、着用が快適である尿失禁用
用具を提供することである。 本発明の更に他の目的は、効果的且つ経済的である尿失禁用用具を製造する方
法を提供することである。 本発明の更に他の目的は、消費者が処方箋無しで購入することができる尿失禁
用用具を提供することである。 更に、本発明の目的は、女性の月経期間中には生理用ナプキンとともに使用す
ることができる尿失禁用用具を提供することである。 本発明の他の目的及び利点は、以下の記載及び添付の図面を見れば、当業者に
は更に明らかになると考える。
【0007】 (発明を実施するための最良の形態) 図6を参照すると、女性の膣に挿入されると膨張し、膀胱から尿道を通って尿
が不随意に漏れるのを軽減又は消失させるように設計された尿失禁用用具10が
描かれている。非吸収性の尿失禁用用具10が膨張すると、尿道−膣筋筋膜にあ
り、圧迫されている筋肉組織及び身体組織に対する安定なバックドロップとなる
。また、尿失禁用用具10が膣内で膨張すると、尿道括約筋の形状を円形断面に
維持するのを助ける。この円形断面の形状が維持される場合には、括約筋は適切
に閉鎖し、腹圧性尿失禁による尿の不随意の漏れを減少させることができる。
【0008】 図1〜図6を参照すると、尿失禁用用具10は、弾性部材12及び非吸収体1
4を備える。弾性部材12は、体液に対して非吸収性又は少なくとも部分的に吸
収性とされることができる。しかしながら、尿失禁用用具10は、月経用タンポ
ンと同様の働きをしないため、弾性部材12を吸収性にする機能的な利点はない
。実際、尿失禁用用具10は、吸収性の月経用タンポンとは全く異なる働きをす
る。 弾性部材12は、ほぼ本来の形状及び/又は寸法に迅速に回復又は復帰するこ
とができる天然又は合成材料とされることができる。弾性部材12へのこのよう
な変形は、腹腔内圧の変化により生じることができる。弾性部材とは、屈曲、伸
張又は圧縮された後に、本来の形状又は位置に復帰又は回復することができる材
料である。また、弾性部材12は、伸張又は圧縮することができ、その後にも、
ほぼ本来の形状に復帰することができるように、伸縮性及び柔軟性も示す必要が
ある。
【0009】 弾性部材12を形成することができる2つの天然材料としては、天然ゴム及び
羊毛が挙げられる。弾性部材12を形成することができる合成材料の数ははるか
に多い。用いることができる合成材料としては、ポリオレフィン、ポリウレタン
、ポリエチレンオキシド(PEO)、ポリビニルアルコール(PVA)の他その
ブレンドが挙げられる。また、弾性部材12は、ポリオレフィンベースの繊維、
ポリエチレンオキシド繊維、疎水性レーヨン繊維等の繊維で構成された弾性繊維
で形成することもでき、弾性繊維は弾性発泡体と同様の特性を有することになる
ことが好ましい。弾性繊維は、ねじれた、カールした、又は化学的に架橋したセ
ルロース繊維又はその混合物で形成することができる。更に、弾性部材12は、
連続気泡又は独立気泡のいずれかで形成することができる。
【0010】 また、弾性部材12は、湿潤可能発泡体で製造することもできる。良好に作用
し、良好な弾性特性を有する連続気泡発泡体は、商品名ACQUELL(登録商
標)で市販されている。「ACQUELL]は、マサチューセッツ州ヒアニス、
エアポートロード70、02601に事務所を置くセンチネル・プロダクツ・コ
ーポレーション(Sentinel Products Corporatio
n)から販売されている。良好な柔軟性を有するポリエチレン独立気泡発泡体も
良好に作用する。この発泡体は、商品名VOLARA(登録商標)で市販されて
いる。「VOLARA」は、マサチューセッツ州ローレンス、シェファードスト
リート100、01843に事務所を置くボルテックス、セキスイ・アメリカ・
コーポレーション(Voltex、Sekisui America Corp
oration)部門から入手可能である。 また、弾性部材12は、「ドライアンドウェット」膨張性として知られる特性
を有することができる必要がある。言い換えると、弾性部材12は、乾燥状態、
湿潤状態又は半乾燥半湿潤状態で、膨張することができるか、本来の形状まで又
は本来の形状に向かって収縮することができる材料で製造される必要がある。尿
失禁用用具10に乾燥膨張性があると、弾性部材12が膣内で膨張できるように
なるまで、用具が体液で湿潤される必要がないため有利である。
【0011】 図1では、弾性部材12は、断面が長方形である材料の細いストリップとして
描かれている。しかしながら、弾性部材12は、正方形、円形、卵型又は他の望
ましい断面の形状を有することができる。弾性部材12は、均一な厚さ及び幅を
有することが好ましい。必要ならば、弾性部材12の寸法は、均一である必要は
ない。弾性部材12の細いストリップの長さL1は、非吸収体14の長さL2に等
しい。しかしながら、弾性部材12の長さL1は、非吸収体14の長さL2より短
くすることもできる。また、弾性部材12の幅W1は、約0.25インチ(約6
.4ミリメートル)から約1.5インチ(約38.1mm)の間の範囲、好まし
くは約0.5インチ(約12.7mm)と約1インチ(25.4mm)との間の
範囲、更に好ましくは約1インチ(約25.4mm)とされることができる。ま
た、弾性部材12の厚さT1は、約0.1インチ(約2.5mm)から約1イン
チ(約25.4mm)までの間、好ましくは約0.5インチ(約12.7mm)
未満、最も好ましくは約0.4インチ(約10mm)未満の範囲とされることが
できる。
【0012】 弾性部材12の断面の形状が、丸又は円形である場合には、直径は、約0.2
5インチ(約6.4ミリメートル)から約1.5インチ(約38.1mm)まで
の間、好ましくは約0.25インチ(約6.4ミリメートル)から約1インチ(
約25.4mm)までの間、最も好ましくは約0.5インチ(約12.7mm)
未満の範囲とされることができる。卵型、二葉形、三葉形、長円等のような均等
でない断面形の場合は、大きい方の寸法が約2インチ(約50mm)より大きく
ない値とされる必要がある。 図1を参照すると、弾性部材12は、非吸収体14の縦方向中央軸線X−Xに
平行且つ隣接するように非吸収体14上に位置決めされる。弾性部材12は、縦
方向中央軸線X−Xのいずれの側に位置合わせしてもよい。最良の結果を得るた
めには、非吸収体14の長さL2は、弾性部材12の長さL1と等しいかそれより
長い寸法である必要がある。更に、非吸収体14の幅W2は、弾性部材12の幅
1の約2から約8倍である必要があり、幅W2は、弾性部材12の幅W1の約4
倍であることが好ましい。非吸収体14の厚さT2は、弾性部材12の厚さT1
り薄くても、等しくても、厚くてもよい。非吸収体14は、材料の単一プライと
されることもでき、2つ又はそれ以上のプライ又は層で構成されることもできる
【0013】 非吸収体14は、吸収性を殆ど、好ましくは全く示さない材料で構成される。
非吸収体14は、体液を吸収するように働かないという点で月経用タンポンとは
異なる。代わりに、非吸収体16は、膣に架橋し、尿道−膣筋筋膜域の筋組織及
び身体組織を支持するように設計されている。こうすることにより、尿道は、十
分に圧縮されて尿の漏れを遮断することができ、尿道括約筋を支持して適切に機
能できるようにすることができる。
【0014】 本発明では、非吸収体は、繊維が大きな量の水分を繊維自身内に吸収しない材
料であると定義される。全ての材料は、事実上、少量の水分をいくらか吸収する
ことになることは理解されるであろう。繊維は、完全に乾燥した繊維を21℃で
相対湿度65%に24時間保持すると、重量が本質的に約6%より大きくない値
で増加することになる場合には、本発明では非吸収性であるとみなす。非吸収性
材料には、ナイロン、レーヨン、スパンセルロース、LYCRA(登録商標)、
KEVLAR(登録商標)、炭素繊維等が含まれるが、これに限定されない。「
LYCRA」及び「KELVAR」は、デラウェア州ウィルミントン、マーケッ
トストリート1007、19801に事務所を置くイー・アイ・デュポン・ドゥ
・ヌムア・アンド・カンパニー(E.I.DuPont de Nemours
& Company)の商標である。このような非吸収体14の1つは、ニュ
ーヨーク州ニューヨークブロードウェイ1411、35階に事務所を置くチッソ
・コーポレーション(Chisso Corporation)から販売されて
いる2成分繊維で作られたウェブである。この繊維は、「Chisso ESC
2成分繊維」という名称で販売されており、ポリエチレンシースで取巻かれた
ポリプロピレンコアで構成されている。良好に働く繊維は、3デニールで長さが
38ミリメートルである。ポリプロピレン、ポリエチレン等で製造された他の2
成分繊維は、エクソン・アンド・ダウ・ケミカル(Exxon and Dow
Chemical)のような業者のほか他の専門業者から販売されている。
【0015】 或いは、非吸収体14は、化学的に界面活性剤処理して非吸収性とした綿/レ
ーヨンブレンドのような吸収性材料とされることもできる。しかしながら、真に
非吸収性繊維で構成された材料が、最も良好に働く。 再び、図1を参照すると、非吸収体14が、液体透過性又は液体非透過性カバ
ー16に位置決めされて示されている。カバー16は、任意的な要素であり、尿
失禁用用具10を形成するのに無くてもよい。しかしながら、カバー16は、女
性の膣への挿入及び膣からの除去を容易にするために化学的に処理されることも
処理されないこともある滑らかな外表面を設けることができる。カバー16が存
在するときには、その長さL3は、非吸収体14の長さL2に等しいかそれより長
くされる必要がある。カバー16の幅W3は、非吸収体14の幅W2より広くされ
る必要がある。幅W3の寸法を大きくする目的は、カバー16を折り畳み、熱、
圧力、熱及び圧力の組み合わせ、又は当業者には周知の他の従来の手段によりカ
バー16自身に結合することができることにある。カバー16が、容易に自己結
合しない材料で形成されている場合には、接着剤、グルー又は他の結合又は固定
媒体を用いることができる。望むならば、カバー16は、単純にカバー16自身
の上に折り畳むこともできる。
【0016】 カバー16は、液体透過性でも液体不透過性でもよい。カバー16が液体不透
過性である場合には、体液が非吸収体14に接触するのを阻止する役割を果たす
。非吸収体14は、体液を吸収するように設計されていないため、カバーは液体
透過性でもよい。液体透過性材料には、多孔性基層を有する織及び不織材料が含
まれる。織材料には、レーヨン、綿、又はポリオレフィンで製造することができ
る織布が含まれる。ポリオレフィンは、短繊維でも連続フィラメントでもよい。
不織材料には、スパンボンド、ボンデッドカーデッドウェブ及びハイドロエンタ
ングルドウェブが含まれる。スパンボンド及びボンデッドカーデッドウェブは、
ウィスコンシン州ニーナー、Nレイクストリート401、54956に事務所を
置く会社であるキンバリー・クラーク・コーポレーションから市販されている。
カバー16として用いることができる他の不織材料は、結合剤で結合した100
%ポリエステル繊維で形成される。この材料は、パウダーボンデッドカーデッド
ウェブ(PBCW)として知られている。PBCWは、サウスカロライナ州グリ
ーンビル、アルカディアドライブ304、29609に事務所を置くHDK I
ndustries,Inc.から販売されている。
【0017】 また、カバー16は、液体不透過材料で構成することができる。良好な液体不
透過材料は、ミクロエンボス加工されたポリエチレン又はポリプロピレンのよう
なポリマーフィルムである。2成分フィルムを用いることもできる。好ましい液
体不透過材料は、ポリエチレンフィルムである。カバー16の厚さは、約0.1
mmから約0.5mmまでの間、好ましくは約0.5mm未満、最も好ましくは
約0.2mm未満の範囲とされることができる。 図1〜図4を参照すると、弾性部材12、非吸収体14及びカバー16の組み
合わせは、図1に示すように、縦方向中央軸線X−Xに沿って折り畳み、縦方向
中央軸線X1−X1を有する折り畳んだ部材18を得る。次に、折り畳んだ部材1
8は、図2に示すように、縦方向中央軸線X1−X1に沿って再び折り畳み、図3
に示すように、縦方向中央軸線X2−X2を有する細長いソフト巻20を得る。次
に、カバー16の自由端をカバー自身の上に折り畳み、結合するか取り付けるこ
とができ、或いは、望むならば、取り付けないでおくことができ、図4に示すよ
うに、円柱形の細長いソフト巻22を形成する。このソフト巻22は、第1の端
部24及び第2の端部26を有する。
【0018】 上に論じたことの目的は、材料12、14、及び16を材料自身の上に折り畳
み、ソフト巻22を形成することであることに留意する必要がある。しかしなが
ら、ソフト巻22は、1つ又はそれ以上の層を丸め、包み込み、折り曲げること
及び/又は既知の方法で処理することによっても形成することができ、円柱形又
は細長い部材を得ることができる。 図5を参照すると、ソフト巻22は、第1の端部24及び第2の端部26が互
いに位置合わせされ、ソフト巻22が、その間に少なくとも2つの折れ曲がり点
28及び30を有するように、それ自身の上に折り畳まれるか曲げられる。「互
いに隣接して」位置合わせすることは、第1の端部24及び第2の端部26が、
互いに平行に並列するか、軸線にオフセット即ち互いに間隔を置いて位置決めさ
れるか、第1の端部24及び第2の端部26が互いに近接する他の種類の配置に
位置決めされることを意味する。好ましくは、カバー16の結合又は開放端29
は、第1端部24及び第2端部26が互いに隣接して位置合わせされるときに内
側に位置決めされることが望ましい。
【0019】 好ましくは、ソフト巻22は、第1の端部24と第2の端部26との間に位置
決めされた3つの折り目28、30及び32を備え、ソフト巻22をほぼM形の
外形にされることになる。ほぼM形の外形では、ソフト巻22は28で折り畳ん
で第1の部分34を形成し、再度30で折り畳んで第2の部分36及び第3の部
分38を形成する。第1の部分34及び第3の部分38は、ほぼ等しい長さであ
ることが好ましいが、望むならば、異ならせることもできる。また、第1の部分
34、第2の部分36及び第3の部分38をほぼ等しい長さとすることもできる
。例えば、ソフト巻22の長さが約6インチ(約152mm)である場合には、
第1の部分34、第2の部分36及び第3の部分38の長さは、それぞれ約2イ
ンチ(約51mm)とされることができる。
【0020】 弾性部材12は、少なくとも折り目28、30及び32のうちの2つの折り目
の間に延びる必要がある。図5では、弾性部材12が、ソフト巻22の第1の端
部24から第2の端部26までの全長に延びている。しかしながら、弾性部材1
2が、2つの隣接する折り目の間の距離より長く延びる必要はない。例えば、弾
性部材12は、折り目28と30との間、28と32との間又は30と32との
間の距離に延びることができる。 弾性部材12が構成される材料によっては、折り目28及び30に渡り、両者
をわずかに超えて延びる長さを有する弾性部材12を用いることが有利である。
【0021】 引き続き図5を参照すると、第3の折り目32により、ほぼM形の外形を有す
るソフト巻22が設けられる。第3の折り目32は、第1の折り目28と第2の
折り目30との間に等距離又は不等距離に位置決めすることができる。第3の折
り目32が、第1の折り目28と第2の折り目30との間に等距離に位置決めさ
れる場合には、第3の折り目32は、縦方向中央軸線Z−Zに沿って軸線方向に
位置合わせすることになる。縦方向中央軸線Z−Zは、図5に示すように、ソフ
ト巻22のほぼM形の外形を垂直に分断し、左右対称になる。また、望むならば
、第3の折り目32を第1の折り目28又は第2の折り目30のいずれかに近く
形成することも可能である。第3の折り目32により、弾性部材の中央部分が2
つの部分に折り畳まれ、V形が得られる。
【0022】 図6を参照すると、ソフト巻22は、圧縮されて挿入端42及び後部端44を
有する綿撒糸40とされる。綿撒糸48は、望むどのような形状とすることもで
きるが、好ましくは、断面の形状が円形であるほぼ円柱形とされることになる。
他の外形では、断面の形状が長方形とされることになる。綿撒糸40は、長さが
4及び幅がW4である細長い部材である。綿撒糸40の断面が丸い場合には、そ
の直径は、幅寸法W4に等しいことになる。長さL4は、約0.4インチ(約10
mm)から約4.7インチ(約120mm)まで、好ましくは約1.5インチ(
約38mm)から約2.5インチ(約64mm)までの間の範囲とされることが
できる。最も好ましくは、長さL4は、約2インチ(約51mm)とされる。幅
4は、約0.2インチ(約5mm)から約2.5インチ(約64mm)までの
範囲とされることができ、好ましくは幅W4は、約0.5インチ(約12.7m
m)から約2.3インチ(約60mm)までの間の範囲とされることができる。
最も好ましくは、綿撒糸48の幅W4は、約1.6インチ(約40mm)未満と
される。また、綿撒糸40は、折り目28の頂点と折り目32の底表面との間に
引いた対角線である寸法R4を有する。また、この寸法R4は、折り目30の頂点
と折り目32の底表面との間に引いた対角線の距離に等しい。寸法R4は、約0
.2インチ(約5mm)から約1.2インチ(約30mm)との間の範囲とされ
ることができる。好ましくは、寸法R4の長さは、約1インチ(約25.4mm
)とされることになる。寸法R4の長さを表す別の方法は、綿撒糸40の長さL4 の少なくとも約25%に等しい長さである必要があることを言うことである。こ
の長さは、綿撒糸40が、確実に、左右に外向き膨張し、女性の膣の内壁に対し
て圧力を生じるのに十分であることになる。
【0023】 引き続き図6を参照すると、綿撒糸40の挿入端42は、女性の膣腔に入る綿
撒糸40の最初の部分として設計されている。使用中には、綿撒糸40が、全体
的に女性の膣内に位置決めされることになることに留意する必要がある。挿入端
42は、折り目32で形成された裂け目46を備える。ソフト巻22は、ほぼM
形の外形であるため、挿入端42には、後部端44と同量、好ましくはそれより
大きい量の非吸収性材料を含むことができる。挿入端42には、多量の非吸収体
14が存在するが、挿入端42の外径は、後部端44の外径と等しくされる必要
がある。挿入端42の非吸収性材料の量は、後部端44を構成する非吸収性材料
より、密度を高くされる必要があることになる。挿入端42に多量の非吸収体1
4が存在することにより、尿失禁用用具10は、膨張性に優れ、尿道に隣接して
配置された筋組織及び身体組織を支持して容易に尿道を圧縮することができる。
これにより、尿道を通る不随意な尿の漏れを消失させることになる。
【0024】 綿撒糸40が形成されると、弾性部材12、非吸収体14及び存在するならば
カバー16は、全て圧縮される。綿撒糸40は、半径方向及び前後方向に圧縮す
ることもでき、半径方向にのみ圧縮することもできる。弾性部材12は、綿撒糸
40の少なくとも挿入端42には配置される必要がある。圧縮の段階は、弾性部
材12の機能に不利な影響を及ぼさない必要がある。言い換えると、弾性部材1
2は、尿失禁用用具10が女性の膣に挿入されると、その本来の形状まで、叉は
それに向かって外向きに膨張することができる必要がある。弾性部材12は、女
性の膣に適切に挿入されて位置決めされると、綿撒糸40の少なくとも一部を膨
張させ、女性の尿道を支持することができる必要がある。
【0025】 引き続き図6を参照すると、圧縮された綿撒糸40には、後部端44に穴を開
け、第1の部分34及び第3の部分38に完全に延びる穿孔叉は開口部48を形
成する。穿孔46は、縦方向中央軸線Y−Yに垂直叉はそれに角度をつけて形成
することができる。穿孔48は、第1の端部24及び第2の端部26からわずか
に距離を置いて配置することが好ましい。穿孔48は、第1の端部24及び第2
の端部26から、約0.1インチ(約2.5mm)から約0.5インチ(約12
.7mm)までの間の距離を置いて配置することができる。最も好ましくは、穿
孔48は、第1の端部24及び第2の端部26の各々から約0.25インチ(約
6.4mm)に配置される。穿孔48は、引出し紐50をそれに通して輪にし、
綿撒糸40に固定することができるように設計される。引出し紐50は、尿失禁
用用具10を女性の膣から除去するのを助けることになる。引出し紐50は、ソ
フト巻22の非吸収体14、好ましくは第1の端部24及び第2の端部26に取
り付けられる。穿孔48は、針、目打ち又は当業者に周知の他の種類の穴あけ装
置で形成することができる。引出し紐50は、穿孔48に通して輪にし、吸収体
14に確実に固定する。次に、引出し紐50の自由端に結び目52を作り、引出
し紐56が、綿撒糸40から絶対に分離しないようにする。また、結び目52は
、引出し紐50がほつれるのを防ぎ、女性が、膣から尿失禁用用具10を除去し
ようとするときに、引出し紐を掴むことができる部位又は点を設けるのに役立つ
【0026】 引出し紐50は、第1の端部24及び第2の端部26を互いに直接接触させて
保持し、女性の膣内に位置決めされている間に膨張することができる量を限定す
ることになることに留意する必要がある。また、引出し紐50は、綿撒糸40の
種々の部分に固定及び/又は取り付けることができ、1つ又はそれ以上の弾性部
材12、非吸収体14、あればカバー16、又は望むならば3つ全ての部材を通
ることができることに留意する必要がある。或いは、穿孔48は、圧縮する前に
ソフト巻に形成することができ、引出し紐50は、ソフト巻22を圧縮する前、
又はソフト巻22を圧縮して綿撒糸40にした後に取り付けることができる。
【0027】 引出し紐50は、種々の種類のスレッド又はリボンで構成することができる。
100%綿の繊維で作ったスレッド又はリボンが良好に働く。引出し紐50の長
さは、尿失禁用用具10の端部を約2インチ(約51mm)から約8インチ(約
203mm)までの間、好ましくは約4インチ(約102mm)から約6インチ
(約152mm)までの間、最も好ましくは約5インチ(約127mm)超えて
延びる必要がある。引出し紐50は、綿撒糸40に固定する前に、染色及び/又
はワックスのような浸透漏れ防止剤で処理することができる。浸透漏れ防止剤は
、体液が引出し紐50に沿って浸透漏れし、女性の下着の内側表面に接触するの
を減少、うまくいけば防止することになる。使用者には、特に尿失禁用用具10
を膣から除去しようとするときには、乾燥した清潔な引出し紐50が好まれる。
【0028】 図7を参照すると、圧縮した綿撒糸40が、女性の膣54内に挿入されたとこ
ろが描かれており、膨張した状態56で示されている。膨張した綿撒糸56は、
長さL5及び直径又は幅W5を有する。また、膨張した綿撒糸56は、引出し紐5
0を取り付けることにより、底即ち後部端44で閉じているほぼ三角形とされる
。膣腔54内では、弾性部材12が膨張することになり、このため、第1の部分
34及び第3の部分38が、外向きに跳ね出るか膨張し、膣開口部を横切って広
がる。尿失禁用用具10は、子宮頚管の下に位置決めする必要がある。弾性部材
12の弾性があり、伸縮自在であり且つ柔軟であるという特性により、綿撒糸4
0は、圧縮され、変形された形状から迅速に回復することができる。これにより
、尿失禁用用具10は、膣壁内の空間に理想的にぴったりと接触して一致し、女
性の膣54の内側の側壁及び回りを圧迫することができる。
【0029】 女性の尿道58は、膣54に隣接し、その前部に位置する。女性の肛門60は
、膣54の後側に位置する。尿道58は、女性の身体から尿を除去する手段とな
る通路である。尿道58は、女性の膀胱62に貯留された尿を尿道58の下部端
に位置する外部開口部まで除去するための導管である。尿道括約筋64は、膀胱
62の底面に隣接し、尿道58の上部に位置する。括約筋64は、尿の不随意の
漏れを防ぐ働きをする。しかしながら、加齢により、骨盤底の筋肉が弛み始め、
括約筋の断面の形状が円形から非円形に変化することがある。このような変化に
より、女性が不随意の尿の漏れを経験することになる可能性が高まる。尿道−膣
筋筋膜域66は、膣54と尿道58との間にある。この域66は、筋組織及び身
体組織で構成されており、身体組織は極めて柔軟である。膣54は、内壁68を
覆う複数のひだ(図示せず)を有する。ひだは、身体組織の皺又は折り目で構成
され、このひだにより、膣54の側壁68が膨張及び収縮することができる。
【0030】 図6に示す圧縮した綿撒糸40を図10に示す膨張した綿撒糸56と比較する
と、膨張した綿撒糸56の幅W5は、圧縮した綿撒糸40の幅W4よりはるかに広
いことは理解されるであろう。しかしながら、膨張した綿撒糸56の長さL5
、圧縮した綿撒糸40の長さL4にほぼ等しい。好ましくは、膨張した綿撒糸5
6の長さL5は、圧縮した綿撒糸40の長さL4よりわずかに長いことになる。ソ
フト巻22の厚さ(T)即ちz方向の寸法(図4参照)は、約0.5インチ(約
13mm)から約1.5インチ(約38mm)までの間の範囲である必要がある
。尿失禁用用具10が膣56内に挿入されても、この距離は、実質的に変化しな
いことになる。綿撒糸40が、弾性部材12の作用により膨張した状態56まで
膨張すると、膨張した綿撒糸56は、尿道−膣筋筋膜域66の身体組織に圧力を
加えることになる。この作用により、腹圧が上昇すると、女性の尿道58を圧縮
させることができる安定なバックドロップが生じることになる。言い換えると、
長さが約1.5インチ(約38mm)であり、そこを通って尿が漏れる尿道58
の部分が、圧縮されるか、挟んで締め付けられることにより、尿が通過するのを
防ぐことになる。更に、支持は、断面の形状を円形に維持しやすく、適切に作用
しやすい括約筋64の近辺の領域に設けられることになる。このような作用の一
方又は両方により、腹圧性尿失禁による不随意な尿の漏れを減少及び/又は防止
することになる。
【0031】 図8を参照すると、弾性部材72が、非吸収性材料74及び76の2つの層の
間に挟まれた複合体70の他の実施形態が示されている。弾性部材72は、非吸
収体の層74又は76の少なくとも1方と同様の大きさ及び形状で構成すること
ができ、好ましくは、2つの非吸収性層74又は76と同様の大きさ及び形状で
構成される。複合体70がラミネートされると、取扱がしやすく、ソフト巻きを
形成しやすくなる。複合体70は、例えば、細長い長方形のような細いストリッ
プに構成することもでき、大きなシート又はウェブに形成してから扱いやすい大
きさに切断することもできる。複合体70は、図1の3層の複合体の代わりにす
ることができる。従って、複合体70は、1回又はそれ以上の回数折り畳んでか
ら長さに沿って折り畳み、図5に示すものと同様のほぼM形のソフト巻を形成す
ることができる。
【0032】 今度は図9〜図11を参照すると、弾性部材80及び非吸収体82で構成され
る尿失禁用用具の他の実施形態が示されている。弾性部材80の長さL6は、非
吸収体82の長さL7の50%未満とされ、好ましくは約20%から約40%ま
でとされる。弾性部材80は、非吸収体82の表面に関して、縦方向中央軸線X
−X及び中央横の軸線Y−Yのいずれにも隣接するように位置決めされる。次に
、弾性部材80及び非吸収体82は、2つに折り畳み、図10に示すように、折
り畳んだ部材84を得ることができる。折り畳んだ部材84は、望むならば、図
1〜図4を参照して上に説明したように、横方向に1回又はそれ以上折り畳むこ
とができる。次に、折り畳んだ部材は、その長さに沿って2つ又はそれ以上の部
位で折り畳み、図11に示すように、ほぼM形の形状を得る。 図11では、尿失禁用用具78は、弾性部材80が中央横の軸線Z−Zの片側
にのみ位置していることをはっきりと示している。弾性部材80は、中央横の軸
線Z−Zから、望む距離だけオフセットすることもでき、中央横の軸線Z−Zと
境界線を共にする縁部を有することもできる。弾性部材80が、折り目28及び
32の間に配置されていることが分るであろう。しかしながら、弾性部材80は
、望むならば、折り目28及び30の間に延びることができる。こうするために
は、弾性部材80は、図9に示すように縦方向中央軸線の片側のみに配置されず
に、それを横切って延びる必要がある。 弾性部材80の弾性及び伸縮自在の特性は、挿入端42が、確実に開いて外向
きに十分な量だけ膨張し、尿失禁用用具78が適切に機能することができるのに
適切である必要がある。
【0033】 図面に示してはいないが、圧縮した綿撒糸40は、尿失禁用用具10又は78
を女性の膣4に挿入するのを容易にするために、紙、厚紙又はプラスチックのア
プリケータに収納することができることが意図されている。このアプリケータは
、望むならば、タンポンのアプリケータと同一にすることができ、使用者が製品
を使用する直前まで、尿失禁用用具10又は78を設定した直径及び/又は断面
の形状に維持することになる1つ又はそれ以上の中空の管で構成することができ
る。更に、尿失禁用用具10又をアプリケータから人体に挿入することは、2つ
の部品のアプリケータのようなプランジャを用いることによるか、指の1本を用
いることができる指挿入により達成することができる。タンポンアプリケータの
例の1つは、1998年8月18日にAchterらに付与され、「弾性部材を
有するタンポン」の名称の米国特許第5,795,346号に教示されている。
尚、この特許は、引用文献として組み込まれ、本明細書の一部とする。
【0034】 方法 図12及び図13に示すフロー図を参照し、尿失禁用用具10又は78を形成
する方法を今から説明することにする。この方法には、非吸収体14を望む幾何
形状に形成又は切断する段階が含まれる。非吸収体14に好ましい形状は、長方
形であるが、他の形状でもうまく働くことになる。非吸収体14は、望ましい長
さ、幅及び厚さを有することになる。弾性部材12は、非吸収体14の1つの表
面又はそれに隣接して位置決めされ、2つの要素の組立体が形成される。最もよ
い結果を得るためには、弾性部材12は、非吸収体14の縦方向中央軸線X−X
に隣接して位置合わせすることができる。「隣接して」とは、弾性部材12が、
縦方向中央軸線X−Xと境界線を共にする端部を有することができるか、弾性部
材12が、縦方向中央軸線からオフセットされるか、間隔を置いて配置されるこ
とができることを意味する。
【0035】 非吸収体14は、カバー16が、非吸収体14の1つの表面に隣接し、弾性部
材12が、非吸収体14の反対側の表面に隣接するように、カバー材料16の上
に位置決めすることができる。カバー16は、任意的な構成であり、有用な尿失
禁用用具10又は78を作るためには、無くてもよい。次に、非吸収体14を、
カバー16と共に弾性部材12の周りで折り畳む。非吸収体14及びあればカバ
ー15を折り畳む方法の1つは、横に折り畳み、折り畳んだ部材18を形成し、
弾性部材12が、今度は、縦方向折線X1−X1に隣接して配置されるようにする
ことである。次に、折り畳んだ部材18は、同様に再び折り畳み、図3に示すよ
うなソフト巻22を得ることができる。カバー16がある場合には、カバー16
は、カバー自身の上に包み込むか折り曲げて、カバー16の別の部分に結合させ
るか取り付け、図4に示すように、細長い円柱形のソフト巻20を形成する。
【0036】 弾性部材12、非吸収体14及びカバー16を形成する異なる材料を1回又は
それ以上折り畳み、所定の直径又は断面の形状を得ることができることに留意す
る必要がある。更に、材料は、巻き付け、包み込み、折り曲げ又は他の方法で操
作し、ソフト巻にすることができる。折り畳むことが、ソフト巻を形成する好ま
しい方法であることは見出されており、この場合、弾性部材12はその中で正確
に位置合わせされている。 ソフト巻22が形成されると、ソフト巻22の長さに沿う2つ又はそれ以上の
部位で折り畳むか折り曲げて、折り目に垂直に見るとほぼ三角形の形状にされる
。好ましくは、ソフト巻22は、3つの折り目を有し、ほぼM形の形状になるよ
うに折り畳む。ほぼM形の例は、図5に示している。折り目28、30及び32
は、様々にすることができるが、好ましい実施形態の1つを図5に示す。
【0037】 ソフト巻22を折り畳んで、ほぼ三角形又はM形の形状にした後、ソフト巻2
2は、半径方向に圧縮されて、図6に示すように、綿撒糸40とされる。ソフト
巻22は、半径方向のみに圧縮することもでき、軸線方向及び半径方向の両方に
圧縮することもできる。綿撒糸40は、後部端44より挿入端42に多くの材料
を含み、全長に沿って同一の直径又は断面積を有するため、挿入端40は、密度
が高くなることになる。挿入端42の付加的な材料により、綿撒糸40が、女性
の膣に挿入され、開いて膨張すると、確実に、尿道の安定なバックドロップとな
り、尿道−膣筋筋膜域に位置する近辺の身体組織に、尿道を通る不随意の尿の漏
れを制限するために必要な圧力を生じることが可能になることになる。
【0038】 圧縮された綿撒糸40には、次に、引出し紐50を受け取るために、後部端4
4を通る穴又は穿孔48を形成することができる。穿孔48は、針、目打ち又は
他の機械的、電気的、化学的、水圧式又は空気式手段で形成することができる。
穿孔48は、ソフト巻22の第1の端部24及び第2の端部26に平行に位置合
わせするとともに、端部24及び26から十分に間隔を置いて配置し、引出し紐
56を引くと、材料を引き裂いて綿撒糸48から分離することには絶対にならな
いようにする必要がある。引出し紐50は、穿孔48に通して輪にし、綿撒糸4
0にしっかりと締め付けることができる。次に、引出し紐50の1対の自由端に
結び目52を作り、更に確実に、引出し紐50が、綿撒糸40から分離しないよ
うにすることができる。
【0039】 上で論じたことは、綿撒糸40に穴を開けて穿孔48を形成することを説明し
たことに留意する必要がある。他の選択肢としては、ソフト巻22に穴を開ける
ことがある。また、図6では、穿孔48が、弾性部材12、非吸収体14及びカ
バー16を通過することを示すのに対し、図11では、穿孔48は、非吸収体1
4及びカバー16のみを通過していることにも留意する必要がある。 本発明をいくつかの特定の実施形態に関して説明したが、上の記載に照らして
、当業者には、多数の変更、修正及び変形が明らかになることは理解されよう。
従って、本発明は、添付の特許請求の範囲の技術思想及び技術的範囲に含まれる
そのような全ての変更、修正及び変形を含むことを意図する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 非吸収体及びカバーの上の弾性部材の位置の斜視図である。
【図2】 縦方向中央軸線に沿って折り畳んだ後の図1に示す組み合わせの斜視図である
【図3】 縦方向中央軸線に沿って再度折り畳んだ後の図2に示す折り畳んだ部材の斜視
図である。
【図4】 カバーがカバー自身に重なっている2回折り畳んだソフト巻の斜視図である。
【図5】 第1及び第2の端部を互いに隣接して位置合わせし、ほぼM形の形状に折り畳
んだソフト巻の側面図である。
【図6】 綿撒糸に圧縮し、第1及び第2の端部に引出し紐が取り付けられた後の図5に
示すソフト巻の側面図である。
【図7】 膣内に位置決めされ、膨張して尿道−膣筋筋膜領域及び尿道の近辺にある筋肉
及び組織を支持している尿失禁用用具を示すヒト胴体の中央矢状方向切断図であ
る。
【図8】 弾性部材が2つの隣接する層に挟まれた他の実施形態を示す図である。
【図9】 弾性部材が、非吸収体の縦方向中央軸線に隣接して位置合わせし、非吸収体
の中央横の軸線の片側にオフセットするように、非吸収体に位置決めされた短い
弾性部材を有する尿失禁用用具の他の実施形態の斜視図である。
【図10】 縦方向中央軸線に沿って折り畳んだ後の図9に示す組み合わせの斜視図である
【図11】 第1及び第2の端部を互いに隣接して位置合わせし、引出し紐で維持している
、ほぼM形の形状に折り畳んだ後の図10に示すソフト巻の側面図である。
【図12】 尿失禁用用具を形成する方法のフロー図である。
【図13】 尿失禁用用具を形成する他の方法のフロー図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,UZ ,VN,YU,ZA,ZW Fターム(参考) 4C098 AA08 FF04

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)弾性部材と、 (b)少なくとも部分的に前記弾性部材を包む非吸収体とを備える尿失禁用用
    具であって、前記非吸収体及び前記弾性部材が、第1の端部及び第2の端部を有
    する細長いソフト巻に形成され、前記ソフト巻が、前記第1及び第2の端部が互
    いに隣接して位置合わせされ、前記ソフト巻がその間に少なくとも2つの折り目
    を有するようにそれ自身の上に折り畳まれ、前記弾性部材が前記折り目の少なく
    とも2つの間に延び、前記ソフト巻が圧縮されて、挿入端及び後部端を有し、前
    記弾性部材が少なくとも前記挿入端に配置された細長い綿撒糸にされ、女性の膣
    に挿入されると、前記弾性部材が、前記綿撒糸の少なくとも一部を膨張させ、女
    性の尿道に対して支持的なバックドロップをもたらすことができる、 ことを特徴とする尿失禁用用具。
  2. 【請求項2】 前記弾性部材が、非吸収体の2つの層の間に挟まれているこ
    とを特徴とする請求項1に記載の尿失禁用用具。
  3. 【請求項3】 前記弾性部材の大きさ及び構成が、前記非吸収体の層の少な
    くとも1つに類似することを特徴とする請求項2に記載の尿失禁用用具。
  4. 【請求項4】 前記弾性部材の大きさ及び構成が、前記非吸収体の2つの層
    に類似することを特徴とする請求項3に記載の尿失禁用用具。
  5. 【請求項5】 (a)弾性部材と、 (b)少なくとも部分的に前記弾性部材を包む非吸収体とを備える尿失禁用用
    具であって、前記非吸収体及び前記弾性部材が、第1の端部及び第2の端部を有
    する細長いソフト巻に形成され、前記ソフト巻が、前記第1及び第2の端部が互
    いに隣接して位置合わせされ、前記ソフト巻がその間に少なくとも2つの折り目
    を有するようにそれ自身の上に折り畳まれ、前記弾性部材が前記折り目の少なく
    とも2つの間に延び、前記ソフト巻が圧縮されて、挿入端及び後部端を有し、前
    記弾性部材が少なくとも前記挿入端に配置された細長い綿撒糸にされ、女性の膣
    に挿入されると、前記弾性部材が、前記綿撒糸の少なくとも一部を膨張させ、女
    性の尿道に対して支持的なバックドロップをもたらすことができ、 (c)前記尿失禁用用具を女性の膣から除去するための引出し手段を備える、
    ことを特徴とする尿失禁用用具。
  6. 【請求項6】 前記弾性部材が、ポリウレタンであることを特徴とする請求
    項1に記載の尿失禁用用具。
  7. 【請求項7】 前記弾性部材が、天然ゴムであることを特徴とする請求項1
    に記載の尿失禁用用具。
  8. 【請求項8】 前記弾性部材が、連続気泡発泡体であることを特徴とする請
    求項1に記載の尿失禁用用具。
  9. 【請求項9】 前記弾性部材が、独立気泡発泡体であることを特徴とする請
    求項1に記載の尿失禁用用具。
  10. 【請求項10】 前記弾性部材が、捩れた、カールした、又は化学的に架橋
    したセルロース繊維又はその混合物で形成されることを特徴とする請求項1に記
    載の尿失禁用用具。
  11. 【請求項11】 (a)弾性部材と、 (b)少なくとも部分的に前記弾性部材を包む非吸収体とを備える尿失禁用用
    具であって、前記非吸収体及び前記弾性部材が、第1の端部及び第2の端部を有
    する細長いソフト巻に形成され、前記ソフト巻が、前記第1及び第2の端部が互
    いに隣接して位置合わせされ、前記ソフト巻がその間に少なくとも2つの折り目
    を有するようにそれ自身の上に折り畳まれ、前記弾性部材が前記折り目の少なく
    とも2つの間に延び、前記ソフト巻が圧縮されて、挿入端及び後部端を有し、前
    記弾性部材が少なくとも前記挿入端に配置された細長い綿撒糸にされ、女性の膣
    に挿入されると、前記弾性部材が、前記綿撒糸の少なくとも一部を膨張させ、女
    性の尿道に対して支持的なバックドロップをもたらすことができ、 (c)前記ソフト巻を包むカバーと、 (d)前記尿失禁用用具を女性の膣から除去するための引出し手段とを備える
    、ことを特徴とする尿失禁用用具。
  12. 【請求項12】 前記用具が縦方向中央軸線を有し、前記弾性部材が、前記
    縦方向中央軸線の片側にのみ存在することを特徴とする請求項11に記載の尿失
    禁用用具。
  13. 【請求項13】 前記弾性部材が、羊毛であることを特徴とする請求項12
    に記載の尿失禁用用具。
  14. 【請求項14】 前記カバーが、非吸収性であることを特徴とする請求項1
    1に記載の尿失禁用用具。
  15. 【請求項15】 前記ソフト巻が、半径方向にのみ圧縮されることを特徴と
    する請求項11に記載の尿失禁用用具。
  16. 【請求項16】 (a)非吸収体を切断し、縦方向中央軸線を有する形状に
    する段階と、 (b)前記非吸収体の前記縦方向中央軸線に隣接して弾性部材を位置合わせす
    る段階と、 (c)前記非吸収体及び前記弾性部材を折り畳み、第1の端部及び第2の端部
    を有する細長いソフト巻を形成する段階と、 (d)前記ソフト巻を、前記第1及び第2の端部を互いに隣接するように位置
    合わせし、その間に少なくとも2つの折り目を有するようにそれ自身の上に折り
    畳み、前記弾性部材が前記折り目の少なくとも2つの間に延びる段階と、 (e)前記ソフト巻を圧縮して、挿入端及び後部端を有する細長い綿撒糸にし
    、前記弾性部材が少なくとも前記挿入端に配置されていることにより、前記弾性
    部材が、前記綿撒糸の少なくとも一部を膨張させることができ、前記綿撒糸が女
    性の膣に挿入されると、女性の尿道に対する支持的バックドロップをもたらす段
    階と、 を含むことを特徴とする尿失禁用用具を製造する方法。
  17. 【請求項17】 前記ソフト巻が、半径方向に圧縮されることを特徴とする
    請求項16に記載の尿失禁用用具。
  18. 【請求項18】 前記綿撒糸の前記後部端に穴を開けて、引出し手段を取り
    付けるための開口部を設けることを特徴とする請求項16に記載の尿失禁用用具
  19. 【請求項19】 引出し紐を前記開口部に通して輪にし、前記引出し紐が有
    する1対の自由端を結び合わせて、前記引出し紐が前記綿撒糸から分離しないよ
    うにすることを特徴とする請求項18に記載の尿失禁用用具。
  20. 【請求項20】 前記非吸収体をカバーに位置合わせした後、前記弾性部材
    を前記非吸収体に位置合わせし、3つの部材全てを折り畳んで細長いソフト巻を
    形成することを特徴とする請求項16に記載の尿失禁用用具。
  21. 【請求項21】 (a)非吸収体を切断し、縦方向中央軸線を有する長方形
    の形状にする段階と、 (b)前記非吸収体の前記縦方向中央軸線に平行且つ隣接して、弾性部材の長
    方形のストリップを位置合わせする段階と、 (c)前記非吸収体を前記弾性部材の周りに折り畳み、組み合わせを形成し、
    前記組み合わせを再び折り畳んで、第1の端部及び第2の端部を有する細長いソ
    フト巻を形成する段階と、 (d)前記ソフト巻を、前記第1及び第2の端部を互いに隣接するように位置
    合わせし、その間に少なくとも2つの折り目を有するようにそれ自身の上に折り
    畳み、前記弾性部材が前記折り目の少なくとも2つの間に延びる段階と、 (e)前記ソフト巻を半径方向に圧縮して、挿入端及び後部端を有する細長い
    綿撒糸にし、前記弾性部材が少なくとも前記挿入端に配置されていることにより
    、前記弾性部材が、前記綿撒糸の少なくとも一部を膨張させることができ、前記
    綿撒糸が女性の膣に挿入されると、女性の尿道に対する支持的バックドロップを
    もたらす段階と、 (f)前記綿撒糸に引出し紐を固定し、尿失禁用用具を形成する段階と、 を含むことを特徴とする尿失禁用用具を製造する方法。
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