JP2002531627A - 酸官能性ビニルポリマーおよびポリオール相を含むリソグラフ印刷インク - Google Patents

酸官能性ビニルポリマーおよびポリオール相を含むリソグラフ印刷インク

Info

Publication number
JP2002531627A
JP2002531627A JP2000585339A JP2000585339A JP2002531627A JP 2002531627 A JP2002531627 A JP 2002531627A JP 2000585339 A JP2000585339 A JP 2000585339A JP 2000585339 A JP2000585339 A JP 2000585339A JP 2002531627 A JP2002531627 A JP 2002531627A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink composition
weight
acid
polyol
composition according
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000585339A
Other languages
English (en)
Inventor
キングマン、ケビン・ピー
バルヨ、リック・エー
オベルスキー、マイケル・ブイ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Flint Ink Corp
Original Assignee
Flint Ink Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Flint Ink Corp filed Critical Flint Ink Corp
Publication of JP2002531627A publication Critical patent/JP2002531627A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D11/00Inks
    • C09D11/02Printing inks
    • C09D11/10Printing inks based on artificial resins
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D11/00Inks
    • C09D11/02Printing inks
    • C09D11/10Printing inks based on artificial resins
    • C09D11/106Printing inks based on artificial resins containing macromolecular compounds obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M1/00Inking and printing with a printer's forme
    • B41M1/06Lithographic printing
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D11/00Inks
    • C09D11/02Printing inks
    • C09D11/023Emulsion inks
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D11/00Inks
    • C09D11/02Printing inks
    • C09D11/10Printing inks based on artificial resins
    • C09D11/102Printing inks based on artificial resins containing macromolecular compounds obtained by reactions other than those only involving unsaturated carbon-to-carbon bonds

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
  • Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明は、連続相および不連続ポリオール相を含む1液系リソグラフ印刷用インクを提供する。連続相は酸官能性ビニル樹脂を含む。ポリオール相は、液体ポリオチレングリコール材料を含む。本発明はさらに、1液系インク組成物の製造方法および色味付に対してより優れた耐性を有する本発明の1液系インクを用いる印刷方法を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の分野 本発明は、リソグラフ印刷インクの組成物およびリソグラフ印刷方法に関する
【0002】 発明の背景 印刷用インクは、一般的に、基本成分として、1種類以上のベヒクルおよび1
種類以上の着色料を含む。印刷用インクの担体は、適切なコンシステンシーおよ
びシャープさのためのタック、きれいな画像、飛散または霧を避けるための適切
な長さ、または適切な乾燥特性のような印刷プロセスに関する要求、および光沢
、化学耐性、耐久性、または色のような印刷された画像に関する要求の両方を含
む多数の性能上の要求に合致しなければならない。一般的に、インク担体は、植
物油または脂肪酸、樹脂、および最終製品の特性に寄与するポリマーのような1
種類以上の材料を含み、そして、ボディ、タックまたは乾燥特性に影響を与えう
る有機溶剤、水、レオロジー改良剤などのような他の成分を含みうる。
【0003】 リソグラフ印刷においては、インクを付された印刷プレートは、ゴムブランケ
ットにインクの画像を接触させて移し、次いで、ブランケットは、印刷される表
面に画像を接触させて移す。リソグラフプレートは、親油性材料でプレートの画
像領域を処理すること、かつ非画像領域が親水性であることを保証するにより作
られる。典型的なリソグラフ印刷プロセスにおいては、プレートシリンダーは、
まず、水性ファンテン(fountain)溶液をプレートの画像のない領域に
移す加湿(dampening)ローラーと接触する。加湿されたプレートは次
いで、インク付与ローラーと接触し、親油性画像領域においてのみインクを受け
入れる。プレスオペレーターは、シャープで、良好に縁取りされた印刷物を作り
出すために、プレートの印刷領域、単に印刷領域のみにインクが付着するように
ファンテン溶液とインクの正確なバランスが維持されることを保証するために印
刷プロセスを継続的にモニターしなければならない。
【0004】 この産業は、オフセット印刷プロセスおよび別になったファンテン溶液を必要
としない関連材料を長い間探索してきた。水のないプレートは、非画像領域にシ
リコーンゴムを適用することにより作られ、シリコーンゴムは、きわめて小さい
表面エネルギーを有し、インクにより濡れない。しかしながら、シリコーンで改
良されたプレートは高価であり、高価で特別に冷却されたプレス装置を必要とす
る。というのは、従来の2液方法のファンテン溶液もまた冷却剤の働きをするか
らである。他の努力は、1液リソグラフインク、すなわち、産業において標準の
プレスおよび全体が金属のプレートとともに用いられうる別になったファンテン
溶液を必要としないインクを作ることに向けられてきた。(その開示全体が参照
により本明細書に明白に組み込まれる)米国特許第4,045,232号におい
てパーキンソンは、リソグラフ印刷および1液系リソグラフインクを作ることお
よび不安定である1液系インクの傾向に向けられた初期の努力を記載する。パー
キンソンは、グリセリンと塩の溶液を含むインクエマルジョンは「破壊」しやす
く、結果としてグリセリンはインク付与ローラーを濡らし、良好なインク付与を
妨げることを表明する。パーキンソンは、濃縮された鉱酸および任意に多価また
は1価アルコールにより処理された樹脂を含む添加剤を用いることにより得られ
る改善された1液系インクを示唆する。好ましいポリオールは、グリセリン、エ
チレングリコール、およびプロピレングリコールである。(その開示全体が参照
により本明細書に明白に組み込まれる)米国特許第4,981,517号におい
てデサント・ジュニアらは、油性相および水混和相のエマルジョンである印刷用
インクを記載する。特許権者は、有意な水分(10%から21%)を含み、重要
な成分としてリン酸を用いるエマルジョンは、相分離に対して優れた安定性を有
し、1液系リソグラフインクとして用いられうると主張する。デサント・ジュニ
アの組成物はさらに、希釈剤およびエマルジョン安定化剤として、第1号および
第2号燃料油の特性を有する油およびグリセリンとエチレングリコールのみが与
えられている例であるポリオール乳化剤を含む。
【0005】 にもかかわらず、すでに言及された限定された安定性および貧弱な規定性およ
び色味付を含むすでに提案されてきた1液リソグラフインクのさまざまの欠点に
より、産業の標準は、インク成分および別になったファンテン溶液成分を含む2
液リソグラフインクでありつづけている。
【0006】 このたび出願人は、酸官能性ビニル樹脂ベヒクル相中に分散された、すなわち
エマルジョンとされたポリオール相を含むインク組成物は、1液リソグラフイン
クにおけるそれらの問題を克服することを発見した。
【0007】 発明の概要 本発明は、疎水相とポリオール相を含む1液系リソグラフ印刷用インク組成物
を提供する。疎水相は、少なくともカルボキシル官能基を有するビニル樹脂を含
む。本発明とともに用いられるとき「ビニル樹脂」という用語は、アクリルおよ
びメタクリルモノマー、スチレンを含む芳香族ビニルモノマー、およびそれらと
共重合するモノマーのようなビニルモノマーを用いて炭素・炭素二重結合を通し
て、連鎖反応重合または付加重合により調製されるポリマーを含む。本発明のビ
ニルポリマーは、2つの反応部位を有する重合反応モノマーを含むことにより分
岐しうる。ビニルポリマーが分岐するとき、それは、にもかかわらず、有用なま
ま可溶性である。「可溶性」により、ポリマーは1種類以上の溶媒で希釈しうる
ことが意味される。(対照的に、ポリマーは、溶媒により単に膨潤する不溶性の
3次元網状構造に架橋しうる。)本発明の分岐したビニル樹脂は、予想外に、顕
著な分岐にもかかわらず、可溶性を保持する。
【0008】 本発明はさらに、カルボキシル官能基を有するビニル樹脂を含む相とポリオー
ル相を有するインク組成物を作る方法も提供する。本発明の別側面において、ビ
ニル系印刷用インクは、別の担体樹脂の付加により改良される。本発明はまた、
本発明の1液系インクを用いる印刷方法も提供する。
【0009】 本発明は、思いがけず、色味付に対してより優れた抵抗を有する1液系インク
として用いられうる安定なインクを提供する。
【0010】 発明の詳細な説明 本発明は、疎水相とポリオール相を含む1液系リソグラフ印刷用インク組成物
を提供する。疎水相は、少なくともカルボキシル官能基を有するビニル樹脂を含
む。本発明とともに用いられるとき、「ビニル樹脂」という用語は、ビニルモノ
マーおよびビニルモノマーと共重合可能なモノマーを用いて炭素・炭素二重結合
を通して連鎖反応重合または付加重合により調製されるポリマーを含む。典型的
なビニルモノマーには、限定はされないが、ビニルエステル、アクリルおよびメ
タクリルモノマー、およびスチレンを含む芳香族ビニルモノマーが含まれる。本
発明のビニルポリマーは、2つの反応部位を有する重合反応モノマーを含むこと
により分岐しうる。ビニルポリマーが分岐するとき、にもかかわらずそれは、有
用なまま可溶性である。「可溶性」により、ポリマーは1種類以上の溶媒で希釈
されうることが意味される。(対照的に、ポリマーは、溶媒により単に膨潤する
不溶性3次元網状構造に架橋されうる。)本発明の分岐したビニル樹脂は、顕著
な分岐にもかかわらず溶媒希釈性を思いがけず保持する。
【0011】 本発明のカルボキシル官能基を有するビニルポリマーは、少なくとも1種の酸
官能基を有するモノマーまたは無水物基のような重合に続いて酸官能基に変わる
官能基を有する少なくとも1種のモノマーを含むモノマー混合物の重合により調
製されうる。酸官能基を有するモノマーまたは無水物官能基を有するモノマーの
例には、限定されないが、アクリル、メタクリル、およびクロトン酸のような3
から5炭素原子を含むα,β−エチレン性不飽和モノカルボン酸、無水マレイン
酸およびフマル酸のような4から6炭素原子を含むα,β−エチレン性不飽和ジ
カルボン酸およびその無水物およびそれらの酸のモノエステル、およびコハク酸
のヒドロキシエチルアクリレート半エステルのような共重合可能なモノマーの酸
官能基を有する誘導体が含まれる。
【0012】 アクリル酸、メタクリル酸またはクロトン酸のような酸官能性モノマー、また
は酸官能基を発生させるように重合後水和(hydrate)しうる無水マレイ
ン酸または無水イタコン酸のような無水物モノマーを含むことが好ましい。酸官
能ビニルポリマーは、ビニルポリマーの不揮発性重量に基づいて、不揮発物のグ
ラム当たり少なくとも約3mgのKOHの酸価を有し、好ましくは、不揮発物の
グラム当たり約6から30mgのKOHの酸価を有し、より好ましくは、不揮発
物のグラム当たり約8から約25mgのKOHの酸価を有することが好ましい。
【0013】 好ましい態様において、本発明の酸官能性ポリマーは顕著に分岐している。本
発明のインクには、分岐しているが有用に可溶性であるビニルポリマーが含まれ
る。本発明の分岐したビニルポリマーは、溶媒の付加により膨潤するよりもむし
ろ希釈されうる。分岐は、少なくとも2種類の方法により達成されうる。第1の
方法において、2以上の重合可能な二重結合を有するモノマーは、重合反応に含
まれる。第2の方法においては、そのそれぞれが重合性二重結合に加えて、他の
モノマーの付加的な官能基と反応性の少なくとも1つの付加的な官能基を有する
1対のエチレン性不飽和モノマーが重合するモノマー混合物に含まれる。好まし
くは、付加的な官能基の反応は重合反応の間に起こる。しかしながら、これは本
発明によるポリマーの形成において重要とは思われず、付加的な官能基の反応は
重合の前後に部分的または全体的に実施されうる。さまざまの相互に反応性の官
能基のそのような対が可能である。反応性官能基のそのような対の例示には、限
定されないが、エポキシドとカルボキシル基、アミンとカルボキシル基、エポキ
シドとアミン官能基、エポキシドと無水物官能基、アミンと無水物官能基、水酸
基とカルボキシルまたは無水物官能基、アミンと酸塩化物官能基、アルキレンイ
ミンとカルボキシル基、オルガノアルコキシシランとカルボキシル基、イソシア
ネートと水酸基、環式カーボネートとアミン官能基、イソシアネートとアミン官
能基などが含まれる。カルボキシル基または無水物官能基が反応性官能基の1つ
として含まれるとき、それらは、ビニル樹脂中で要求されるカルボキシル官能基
を提供するように十分に過剰に用いられる。そのようなモノマーの具体的な例に
は、限定されないが、(メタ)クリル酸を有するグリシジル(メタ)クリレート
、N−イソブトキシメチル化アクリルアミドのような(それ自体と反応する)N
−アルコキシメチル化アクリルアミド、(それ自体と反応する)ガンマ−メタク
リロキシトリアルコキシシランおよびそれらの組み合わせが含まれる。本発明の
記載と関連して、「(メタ)クリレート」という術語は、アクリレートとメタク
リレートエステルの両方を称するために用いられ、「(メタ)クリル」という術
語は、アクリルおよびメタクリル化合物の両方を称するために用いられる。
【0014】 好ましくは、本発明のビニル樹脂は、2以上の重合可能なエチレン性不飽和結
合、特に好ましくは、2から約4の重合可能なエチレン性不飽和結合を有する少
なくとも1種のモノマーを用いて重合する。2以上のエチレン性不飽和部分を有
するモノマーの例示には、限定されないが、単独で、または2以上の組み合わせ
で、1,4−ブタンジオールジ(メタ)クリレート、1,6−ヘキサンジオール
ジ(メタ)クリレート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)クリレート、トリメ
チロールプロパントリ(メタ)クリレート、テトラメチロールメタンテトラ(メ
タ)クリレート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)クリレート、ジペンタエ
リスリトールペンタ(メタ)クリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ
)クリレートのようなポリオールの(メタ)クリレートエステル、エチレングリ
コールジ(メタ)クリレート、ブチレングリコールジ(メタ)クリレート、ジエ
チレングリコールジ(メタ)クリレート、トリエチレングリコールジ(メタ)ク
リレート、およびポリエチレングリコールジ(メタ)クリレートのようなアルキ
レングリコールジ(メタ)クリレートおよびポリアルキレングリコールジ(メタ
)クリレート、ジビニルベンゼン、アリルメタクリレート、ジアリルフタレート
、ジアリルテレフタレートなどが含まれる。それらの中で、ジビニルベンゼン、
ブチレングリコールジメタクリレート、ブタンジオールジメタクリレート、トリ
メチロールプロパントリアクリレート、およびペンタエリスリトールテトラアク
リレートは極めて好ましく、ジビニルベンゼンはさらにより好ましい。
【0015】 好ましくは、分岐鎖ビニルポリマーは、少なくとも2つのエチレン性不飽和重
合性結合を有する少なくとも1種のモノマーの重合したモノマーの100グラム
あたり少なくとも約0.008当量またはエチレン性不飽和重合性結合に加えて
相互反応性官能基を有する2種類のモノマーのそれぞれの重合したモノマーの1
00グラム当たり0.004当量を用いて重合する。好ましくは、分岐鎖ビニル
ポリマーは、多官能基モノマーまたは少なくとも2つのエチレン性不飽和重合性
結合を有するモノマーまたは1つの重合結合および1つの付加的な相互反応官能
基を有するモノマーの対の重合したモノマーの100グラム当たり約0.012
当量から約0.08当量、より好ましくは約0.016当量から約0.064当
量を用いて重合する。
【0016】 多官能性モノマーは、好ましくは、2から4のエチレン性不飽和重合性結合を
有し、より好ましくは、2つのエチレン性不飽和重合性結合を有する。1つの態
様において、分岐鎖ビニル樹脂は、重合するモノマーの全重量に基づいて、約0
.5%から約6%、より好ましくは約1.2%から約6%、さらにより好ましく
は1.2%から約4%、さらにより好ましくは、約1.5%から約3.25%の
ジビニルベンゼンを含むモノマーの混合物を重合させることにより調製されるこ
とが好ましい。(市販グレードのジビニルベンゼンは、単官能基および/または
非官能性材料を含む。示されるパーセンテージを提供するために必要とされる市
販材料の量は計算されねばならない。例えば、80重量%ジビニルベンゼン/2
0%単官能基モノマーである5重量%の材料は、4重量%のジビニルベンゼン画
分を提供するであろう。) 重合混合物中に含まれる(1)ジビニルベンゼンまたは少なくとも2つの重合
性エチレン性不飽和結合を有する他のモノマーまたは(2)重合性官能基および
付加的な相互反応性官能基を有するモノマーの対の最適量は、ある程度まで、重
合の間のモノマーの添加速度、選ばれる反応媒体中に形成されるポリマーの溶解
性、反応媒体に対するモノマーの量、反応温度で選ばれる開始剤の半減期および
モノマーの重量による開始剤の量に依存し、直接試験により定量されうる。
【0017】 多官能性モノマーおよび酸官能性モノマー(または後に酸官能基に代わりうる
官能基を有するモノマー)とともに重合しうる他のモノマーには、限定されない
が、アクリル、メタクリル、およびクロトン酸のエステルのような3から5炭素
原子を含むα,β−エチレン性不飽和モノカルボン酸のエステル、4から6炭素
原子を含むα,β−エチレン性不飽和ジカルボン酸およびその無水物、モノエス
テル、およびジエステル、ビニルエステル、ビニルエーテル、ビニルケトン、芳
香族またはヘテロ環脂肪族ビニル化合物が含まれる。アクリル、メタクリルおよ
びクロトン酸の適切なエステルの代表例には、限定されないが、メチル、エチル
、プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、tert−ブチル、2−
エチルヘキシル、ラウリル、ステアリル、シクロヘキシル、トリメチルシクロヘ
キシル、テトラヒドロフルフリール、ステアリル、スルホエチル、およびイソボ
ルニルアクリレート、メタクリレートおよびクロトネートのような1から20炭
素原子を含む飽和脂肪族および環式脂肪族アルコールとの反応由来のエステルお
よびポリアルキレングリコールアクリレートおよびメタクリレートが含まれる。
他のエチレン性不飽和重合性モノマーの代表例には、限定されないが、無水フマ
ル酸、無水マレイン酸、無水イタコン酸、メタノール、エタノール、プロパノー
ル、イソプロパノール、ブタノール、イソブタノール、およびtert−ブタノ
ールのようなアルコールとのモノエステルおよびジエステルが含まれる。重合ビ
ニルモノマーの代表例には、限定されないが、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル
、ビニルエチルエーテルのようなビニルエーテル、ハロゲン化ビニルおよびハロ
ゲン化ビニリデン、およびビニルエチルケトンのような化合物が含まれる。芳香
族またはヘテロ環脂肪族ビニル化合物の代表例には、限定されないが、スチレン
、α−メチルスチレン、ビニルトルエン、tert−ブチルスチレン、および2
−ビニルピロリドンのような化合物が含まれる。モノマーの選択は、インク組成
物の溶媒または溶媒系における得られるポリマーの所望のガラス転移温度および
所望の希釈性を含むインクワニスを作る上で一般的に考慮されるさまざまの要因
に基づいてなされる。
【0018】 好ましいビニルポリマーは、従来技術、好ましくは半回分プロセスにおけるフ
リーラジカル重合を用いることにより調製されうる。例えば、モノマー、開始剤
、およびいずれかの連鎖移行剤が、半回分プロセスにおいて溶媒を付加された適
切な加熱された反応器に制御された速度で供給されうる。典型的なフリーラジカ
ル源は、有機過酸化物であり、過酸化ジ−tert−ブチルおよび過酸化ジクミ
ルのようなジアルキル過酸化物、tert−ブチルペルオキシ2−エチルヘキサ
ノエートおよびtert−ブチルペルオキシピバレートのような過酸化物エステ
ル、tert−ブチルペルオキシイソプロピルカーボネート、ジ−2−エチルヘ
キシルペルオキシジカーボネートおよびジシクロヘキシルペルオキシジカーボネ
ートのような過酸化カーボネートおよび過酸化ジカーボネート、過酸化ジベンゾ
イルおよび過酸化ジラウロイルのようなジアシル過酸化物、ヒドロ過酸化クメン
およびヒドロ過酸化tert−ブチルのようなヒドロ過酸化物、過酸化シクロヘ
キサノンおよび過酸化メチルイソブチルケトンのようなケトン過酸化物および1
,1−ビス(tert−ブチルペルオキシ)−3,5,5−トリメチルシクロヘ
キサンおよび1,1−ビス(tert−ブチルペルオキシ)シクロヘキサンのよ
うな過酸化ケタール、ならびに2,2’−アゾビス(2−メチルブタンニトリル
)、2,2’−アゾビス(2−メチル)プロピオニトリル、および1,1’−ア
ゾビス(シクロヘキサンカルボニトリル)のようなアゾ化合物を含む。有機過酸
化物は好ましい。特に好ましいものは、tert−ブチルペルオキシイソプロピ
ルカーボネートである。連鎖移行剤もまた重合において用いられうる。典型的な
連鎖移行剤は、オクチルメルカプタン、n−またはtert−ドデシルメルカプ
タンのようなメルカプタン、チオサリチル酸、メルカプト酢酸およびメルカプト
プロピオン酸のようなメルカプトカルボン酸およびそのエステル、およびメルカ
プトエタノール、ハロゲン化化合物、およびダイマーのアルファ−メチルスチレ
ンである。好ましくは、臭気と他の既知の欠点のために連鎖移行剤は含まれない
。特定の開始剤および用いられる開始剤の量は、反応温度、(溶液重合の場合に
おいては)溶媒の量とタイプ、開始剤の半減期などのような当業者に公知の要因
に依存する。
【0019】 付加重合は、通常、約20℃から約300℃、好ましくは約150℃から約2
00℃、より好ましくは、約160℃から約165℃の温度で溶液中で実施され
る。好ましくは、重合は、ほぼ同じ反応温度で、同じ開始剤を一貫して用いて実
施される。開始剤は、反応温度におけるその半減期が好ましくは、約30分を超
えず、特に好ましくは約5分を超えず、さらにより好ましくは約2分を超えない
ように選ばれるべきである。特に好ましいものは、約150℃から約200℃の
温度で約1分未満の半減期を有する開始剤である。一般的に、開始剤の半減期が
より短いか、および/またはより多くの開始剤が用いられるとき、より多くの分
岐モノマーが含まれうる。本発明のビニルポリマー担体は、好ましくは、ほとん
どまたはまったく残留(未反応)モノマー内容物を有さない。特に、ビニル担体
は、好ましくは、残留モノマーが実質的に存在しない、すなわち、重合されたモ
ノマーの全重量に基づいて、約0.5%未満の残留モノマー、さらにより好まし
くは約0.1重量%未満の残留モノマーしか有さない。
【0020】 半回分プロセスにおいては、モノマーおよび開始剤は、ある時間範囲にわたっ
て、好ましくは一定速度で重合反応器に加えられる。典型的には添加時間は、約
1から約10時間であり、約3から約5時間の添加時間が通常である。より長い
添加時間は、典型的には、より小さな数平均分子量にさせる。より小さな数平均
分子量はまた、溶媒対モノマーの比を増加させることにより、または得られるポ
リマーについてより強力な溶媒を用いることにより作り出されうる。
【0021】 一般的に、本発明の分岐鎖ビニルポリマーは、小さな数平均分子量および広範
な多分散性を有する。本発明によるビニル樹脂の数平均分子量および重量平均分
子量は、良好に受け入れられている方法により6百万重量平均分子量まで利用可
能であるポリスチレン標準を用いるゲルろ過クロマトグラフィーにより定量され
うる。多分散性は、Mw /Mn の比として定義される。好ましい態様において、
ビニルポリマーは、少なくとも約1000、より好ましくは少なくとも約200
0の数平均分子量(Mn )を有する。数平均分子量もまた、好ましくは、約15
,000未満、より好ましくは約10,000未満、およびさらにより好ましく
は約8500未満である。Mn についての好ましい範囲は、約1000から約1
0,000であり、Mn についてのより好ましい範囲は、約2000から約85
00であり、さらにより好ましい範囲は、約4000から約8000である。重
量平均分子量は、少なくとも約30,000、好ましくは少なくとも約100,
000であるべきである。重量平均分子量(Mw )は、好ましくは、6百万重量
平均分子量を有する入手可能な標準を用いてGPC定量に基づいて約6千万まで
である。Mw についての好ましい範囲は、約30,000から約5千5百万であ
り、Mw についてのより好ましい範囲は、約100,000から約百万であり、
さらにより好ましい範囲は、約100,000から約300,000である。G
PCにより観察されうる(約4千5百万を超える)超高分子量ショルダー(sh
oulder)を有する樹脂は、好ましくは、約100,000から約300,
000のMw 範囲について回避される。多分散性、すなわちMw /Mn の比は、
約10,000まで、好ましくは、約1000まででありうる。多分散性は、好
ましくは少なくとも約15、特に好ましくは少なくとも約50である。多分散性
は、好ましくは、約15から約1000の範囲にあり、より好ましくは、約50
から約800の範囲にある。
【0022】 理論的なガラス転移温度は、コモノマーの選択および分配を通して当該技術に
おいて周知の方法により調節されうる。好ましい態様において、理論的Tg は室
温を超え、好ましくは、理論的Tg は少なくとも約60℃であり、より好ましく
は少なくとも約70℃である。本発明の方法および組成物は、好ましくは、約5
0℃から約125℃、より好ましくは約60℃から約100℃、さらにより好ま
しくは約70℃から約90℃のTg を有するビニルポリマーを用いる。
【0023】 本発明の1態様において、分岐ビニルポリマーでありうる酸官能性ビニルポリ
マーは、インク組成物において他の樹脂と組み合わせられる。酸官能性ビニルポ
リマーと組み合わせられうる適切な他の樹脂の例には、限定されないが、ポリエ
ステルおよびアルキド樹脂、フェノール樹脂、ロジン、セルロース性樹脂、ロジ
ン修飾フェノール樹脂、フェノール修飾ロジン、炭化水素修飾ロジン、マレイン
酸修飾ロジン、フマル酸修飾ロジンのような誘導体、炭化水素樹脂、他のアクリ
ルまたはビニル樹脂、ポリアミド樹脂などが含まれる。そのような樹脂またはポ
リマーは、樹脂の不揮発重量に基づいて本発明の酸官能性ビニルポリマーの約6
重量部から約1重量部までの量で含まれうる。
【0024】 酸官能性ビニル樹脂およびいずれか任意の第2の樹脂に加えて、本発明のイン
ク組成物は、好ましくは、1種類以上の溶媒を含む。本発明の好ましい態様にお
いて、分岐ビニル樹脂は、インク組成物(formulation)の溶媒にお
いて明白な濁りを有さない溶液すなわち透明(apparent)溶液を形成す
る。特定の溶媒および含まれる溶媒の量は、所望のインク粘度、ボディおよびタ
ックにより決定される。一般的に、小さなカウリ(Kauri)・ブタノール(
KB)値を有する酸素添加されていない溶媒は、ゴムへの影響を回避するために
リソグラフプロセスの間ゴムローラーのようなゴム部品と接触するインクのため
に用いられる。ゴム部品と接触するインクのために適切な溶媒には、限定されな
いが、制限された芳香族特性を有する石油蒸留画分およびノルマルおよびイソパ
ラフィン溶媒のような脂肪族炭化水素が含まれる。例えば、イリノイ州フランク
リンパークのペンシルバニア・リファイニング・カンパニーの関連会社のマギー
・Bros.・オイル・カンパニーから入手可能な商品名マギー・ゾルの下で、
テキサス州ヒューストンのエクソン・ケミカルCo.から入手可能な商品名エク
スプリント(ExxPrint)の下で、カリフォルニア州オイルデールのゴー
ルデン・ベア・オイル・スペシャルティーズ、コロラド州デンバーのトータル・
ペトロリウムInc.、およびインディアナ州インディアナポリスのカルメット
(Calumet)・ルブリキャンツCo.から入手可能なもののような石油中
間蒸留画分が用いられうる。加えてまたは代わりに、大豆油または他の植物油が
含まれうる。
【0025】 それらのような酸素添加されていない溶媒が用いられるとき、一般的に、好ま
しい分岐ビニルポリマーの所望の溶解性(solvency)を得るために、脂
肪族溶媒について実質的なな親和性を有する十分な量の少なくとも1種のモノマ
ーを含む必要がある。一般的に、エステルのアルコール部分において少なくとも
6炭素を有するアクリルエステルモノマーまたはスチレンまたはtert−ブチ
ルスチレンのようなアルキル化スチレンがこの目的のために重合するモノマーの
中に含まれうる。好ましい態様において、酸素添加されていない溶媒を有するイ
ンク組成物は、少なくとも約20%、好ましくは約20%から40%、より好ま
しくは約20%から約25%のステアリルメタクリレートまたはt−ブチルスチ
レンのような脂肪族の溶解性(aliphatic solubility)を
促進するモノマーを含むモノマー混合物から重合する分岐ビニル樹脂を含み、ス
テアリルメタクリレートは好ましいそのようなモノマーである。少なくとも約5
5%のスチレン、好ましくは約55%から80%のスチレン、より好ましくは約
60%から約70%のスチレンを含むこともまた好ましい。メチルメタクリレー
トまたは他のモノマーもまた、所望であれば、脂肪族溶媒における溶媒許容量を
減少させるために用いられうる。すべてのパーセンテージは、重合するモノマー
混合物の全重量に基づいて重量による。リソグラフインクのためのビニルポリマ
ーのための好ましいモノマー組成物の中には、ステアリルメタクリレート、スチ
レン、ジビニルベンゼン、および(メタ)クリル酸のような8〜20炭素原子を
有するアルコールの(メタ)クリルエステルを含むものがある。好ましい態様に
おいて、リソグラフ印刷用インクのための分岐ビニルは、約15から、好ましく
は約20から30、好ましくは約25重量パーセントの8〜20炭素原子を有す
るアルコールの(メタ)クリルエステル、特にステアリルメタクリレート、約5
0、好ましくは約60から約80、好ましくは約75重量パーセントのスチレン
モノマー、特にスチレンそれ自体、上記のある量のジビニルベンゼン、および約
0.5、好ましくは約2.5から約5、好ましくは約4重量パーセントのアクリ
ル酸またはより好ましくはメタクリル酸で作られている。
【0026】 好ましくは、溶媒または溶媒混合物は、少なくとも約100℃の、そして好ま
しくは約550℃を超えない沸点を有する。オフセット印刷用インクは、約20
0℃を超える沸点を有する溶媒を用いうる。新聞用インクは、通常、約20から
85重量パーセントの鉱油、植物油、および高沸点石油蒸留物のような溶媒で製
剤化されている。溶媒の量はまた、インク組成物のタイプ(すなわち、インクが
新聞印刷、ヒートセット、枚葉紙印刷機(sheetfed)のためのものであ
るかどうか)、用いられる具体的な溶媒、および当該技術において公知の他の要
因に従っても変化する。典型的には、リソグラフインクのための溶媒内容量は、
約60%までであり、その値は、溶媒パッケージの一部としてのオイルを含みう
る。通常、少なくとも約35%の溶媒がリソグラフインクの中に存在する。本発
明の好ましいインク組成物を作る(formulate)ために用いられるとき
、分岐ビニル樹脂を含むワニスまたは担体は、典型的には、澄んだ透明な溶液で
ある。
【0027】 本発明のインク組成物は通常1種類以上の顔料を含む。顔料の数と種類は作ら
れるインクの種類に依存する。新聞用インク組成物は、典型的には、カーボンブ
ラックのような単に1種類またはほんの数種類の顔料を含み、一方、グラビアイ
ンクは、より複雑な顔料パッケージを含み、真珠箔または金属的効果のような特
別の効果を有する色調を含む多くの色で作られうる。リソグラフ印刷用インクは
、典型的には、4色、すなわちマゼンタ、黄色、黒、およびシアンで用いられ、
真珠箔または金属効果のために製剤化されうる。通例の無機及び有機顔料のいず
れもが本発明のインク組成物において用いられうる。代わりに、本発明の組成物
は、オーバープリントラッカーまたはワニスとして用いられうる。オーバープリ
ントラッカー(空気乾燥)またはワニス(硬化)は、澄んでいて透明であること
が意図され、したがって、不透明な顔料は含まれない。
【0028】 本発明によるリソグラフ用インク組成物は、酸官能性ビニルベヒクルを含む油
性連続相および液体ポリオールを含むポリオール不連続相を有する1液系インク
として作られる。ビニルポリマー相は、ポリオール相に対して相対的に安定であ
る。安定性は、2相がファンテンにおいて分離しない程度である。しかしながら
、インクの付与の間、エマルジョンは壊れ、ポリオールは表面に達し、インクを
受け入れないようになるプレートの領域を濡らし尽くす。ファンテンにおいて安
定であり、プレート上で分離するように速やかに破壊するインクは、色味付(t
oning)なしにきれいに印刷が仕上がり、調和的な移行特性を提供する。適
切な安定性はまた、特定の酸官能性ビニルポリマーおよび特定の選択されたポリ
オールにも依存しうる。酸価および分子量は、所望の安定性を提供するように調
節されうる。より大きな酸価のビニル樹脂はより少ない量で用いられうるが、酸
価は過剰に大きくはなりえず、またはビニルポリマーは炭化水素溶媒中で十分に
溶解性ではないであろう。一般的に、酸官能性ビニル樹脂の酸価の増加は、疎水
性相において含まれるそのような樹脂の量の減少により達成されるべきであると
信じる。
【0029】 ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、およびテトラエチレングリ
コールのようなポリエチレングリコールオリゴマー、ならびにエチレングリコー
ル、プロピレングリコール、およびジプロピレングリコールは、本発明の1液系
インクのポリオール相にとって好ましい液体ポリオールの例である。ポリオール
相は、もちろん、異なる液体ポリオールの混合物を含みうる。一般的に、より小
さな酸価のビニルまたはアクリルポリマーがより大きな分子量のポリオールとと
もに用いられる。ポリオール相は、更なる材料も含みうる。クエン酸、酒石酸、
またはタンニン酸のような弱酸、またはトリエタノールアミンのような弱塩基は
、インク組成物の約0.01重量パーセントから約2重量パーセントの量で含ま
れうる。硝酸マグネシウムのようなある種の塩が、プレートの保護を助け、プレ
ートの寿命を延ばすために、インク組成物の重量に基づいて約0.01重量パー
セントから約0.5重量パーセント、好ましくは、約0.08重量パーセントか
ら約1.5重量パーセントの量で含まれうる。ポリビニルピロリドンのような濡
れ性剤がプレートの濡れを助けるために加えられうる。約0.5重量パーセント
から約1.5重量パーセントのポリビニルピロリドンがインク組成物の重量に基
づいて含まれる。
【0030】 1液系インクは、インク組成物の全重量に基づいて約5重量%から約50重量
%、好ましくは約10重量%から約35重量%、特に好ましくは、約20重量%
から約30重量%のポリオール相により作られうる。冷却のための別の手段が提
供されなくても、好ましくは、機能可能な低温にプレートを維持するためにイン
ク組成物の中には十分な量のポリオールが存在する。良好な色味付と印刷の結果
を達成するために必要なポリオール相の量は、用いられるプレートの種類に依存
し、直接試験により決定されうる。約4重量%または5重量%までの水が、ポリ
オール相の成分を溶解または均質化する助けとするためにポリオール相混合物の
中に含まれうる。
【0031】 添加物が本発明の利益を有意に損ねない限り、当該技術において公知の他の添
加物も本発明のインク組成物の中に含まれうることが当業者により理解されるで
あろう。それらの例には、限定されないが、注入点抑制剤(pour poin
t depressant)、界面活性剤、濡れ性剤、ワックス、乳化剤および
分散剤、消泡剤、抗酸化剤、紫外線吸収剤、乾燥剤(例えば、植物油を含む組成
のために)、流動化剤および他のレオロジー改良剤、光沢剤、および沈降防止剤
が含まれる。含まれるとき、添加物は、典型的には、インク組成物の少なくとも
約0.001%の量で含まれ、インク組成物の約7重量%以上の量で含まれうる
【0032】 本発明の組成物は、限定されないが、ヒートセットインク、新聞用インク、お
よび枚葉紙印刷機用インクを含むリソグラフ用途における使用にとって特に適し
ている。本発明のインクが用いられうるオフセット印刷方法は当該技術において
周知であり、多くの刊行物において記載されている。
【0033】 本発明は、以下の例により例示される。例は単に例示であり、記載され、特許
請求される本発明の範囲をいかなる意味でも限定しない。別段の特定のない限り
、すべての部は重量部である。
【0034】 例 例1.ビニルワニスの調製 44.19重量部の量のトータル220(トータル・ペトロリウム,Inc.
から入手可能な石油中間蒸留画分)が、スターラー、窒素入口、全還流濃縮器、
およびモノマー入口を備えるガラス反応器に加えられる。溶媒は、窒素のブラン
ケットの下で攪拌とともに160℃に加熱される。36.01重量部のスチレン
、12.27重量部のステアリルメタクリレート、2.62重量部のジビニルベ
ンゼン、1.89重量部のメタクリル酸、および2.79重量部のt−ブチルペ
ルオキシイソプロピルカーボネートのモノマー混合物(ミネラルスピリット中の
75%溶液)が3時間の時間にわたって反応器に加えられる。モノマーの添加が
完了して後、0.23重量部のt−ブチルペルオキシイソプロピルカーボネート
が15分間加えられる。温度は、ポリマーへのモノマーの変化を完了させること
を可能とするために加えて2時間160℃に維持される。不揮発物体(NVM)
の測定された量は、55%である。モノマーの全重量のパーセントにより除算さ
れるNVMとして測定されるパーセント変換は、100.1である。溶液の酸価
は、グラム当たり12.0mgKOHである。粘度は、30ストークス(気泡管
、54.4℃)である。溶媒許容量は230%であり、曇り点でのNVMは16
.7%である。
【0035】 例2.ビニルワニスの調製 44.22重量部の量のゴールデン・ベア1108(ゴールデン・ベア・オイ
ル・スペシャルティーズから入手可能な石油中間蒸留画分)がスターラー、窒素
入口、全還流濃縮器、およびモノマー入口を備える反応フラスコに入れられる。
溶媒は、攪拌とともに145℃に加熱された。33.86重量部のスチレン、1
2.6重量部のステアリルメタクリレート、3.1重量部のn−ブチルアクリレ
ート、1.31重量部のジビニルベンゼンHP(80%ジビニルベンゼン)、1
.89重量部のメタクリル酸、および2.89重量部のt−ブチルペルオキシイ
ソプロピルカーボネートのモノマー混合物が3時間にわたって反応フラスコに加
えられる。モノマーの添加が完了して後、0.23重量部のt−ブチルペルオキ
シイソプロピルカーボネートが15分間フラスコに加えられる。温度は、ポリマ
ーへのモノマーの変化を完了させることを可能とするために加えて2時間145
℃に維持される。不揮発物体(NVM)の測定された量は、56%である。不揮
発物体に変化したモノマーの全重量のパーセントとして測定されたパーセント変
換は101.5である。溶液の酸価は、グラム当たり12.0mgKOHである
。粘度は、47ストークス(気泡管、54.4℃)である。溶媒許容量は140
0%を超え、曇り点でのNVMは3.7%未満である(すなわち、この希釈では
いまだ曇り点は観察されない)。
【0036】 例3.ビニルワニスの調製 461.2重量部の量のカルメット(Calumet)600(カルメット・
ルブリキャンツCo.から入手可能な石油中間蒸留画分)が、スターラー、窒素
入口、全還流濃縮器、およびモノマー入口を備えるガラス反応器に入れられる。
溶媒は、窒素のブランケットの下で攪拌とともに145℃に加熱される。350
.1重量部のスチレン、131.3重量部のステアリルメタクリレート、42.
1重量部のn−ブチルアクリレート、17.1重量部のジビニルベンゼンHP、
9.8重量部のメタクリル酸、および29.2重量部のt−ブチルペルオキシイ
ソプロピルカーボネートのモノマー混合物(ミネラルスピリットの中の75%溶
液)が3時間にわたって反応器に加えられる。モノマーの添加が完了して後、2
.4重量部のt−ブチルペルオキシイソプロピルカーボネートが15分間にわた
って加えられる。温度は、ポリマーへのモノマーの変化を完了させることを可能
とするために加えて2時間145℃に維持される。不揮発物体(NVM)の測定
された量は、56%である。モノマーの全重量のパーセントにより除算されるN
VMとして測定されるパーセント変換は、101.6である。溶液の酸価は、グ
ラム当たり6.3mgKOHである。粘度は35ストークス(気泡管、54.4
℃)である。溶媒許容量は80%であり、曇り点でのNVMは31.0%である
【0037】 例4.ビニルワニスの調製 1548.1重量部の量のエクスプリント(ExxPrint)283D(エ
クソン・ケミカルCo.から入手可能な石油中間蒸留画分)が、スターラー、窒
素入口、全還流濃縮器、およびモノマー入口を備えるガラス反応器に入れられる
。溶媒は、窒素のブランケットの下で攪拌とともに145℃に加熱される。12
48.5重量部のスチレン、429.6重量部のステアリルメタクリレート、1
02.8重量部のn−ブチルアクリレート、68.9重量部のジビニルベンゼン
HP、および85.7重量部のt−ブチルペルオキシイソプロピルカーボネート
のモノマー混合物(ミネラルスピリット中の75%溶液)が3時間にわたって反
応器に加えられる。モノマーの添加が完了して後、16.4重量部のt−ブチル
ペルオキシイソプロピルカーボネートが15分にわたって加えられる。温度は、
ポリマーへのモノマーの変化を完了させることを可能とするために加えて2時間
145℃に維持される。不揮発物体(NVM)の測定された量は56%である。
モノマーの全重量のパーセントにより除算されたNVMとして測定されるパーセ
ント変換は、101.4である。粘度は、26ストークス(気泡管、54.4℃
)である。溶媒許容量は160%であり、曇り点でのNVMは21.5%である
【0038】 例5.本発明によるヒートセット1液系印刷用インクの調製 58.0グラムの以下の混合物5Aが攪拌とともに142.0グラムの以下の
混合物5Bに加えられる。インク組成物が、渦を維持し、140°Fを下回る温
度を維持しながら分散装置上で20分間混合される。インク組成物は、30℃で
500グラムについて14から17秒の単独落下時間ラレイ(Laray)を有
する。1液ヒートセットリソグラフ印刷プロセスにおいて用いられるとき、イン
クは、色味付なしに印刷を仕上げる。
【0039】 混合物5A: 181.0グラムのジエチレングリコール、8.0グラムのRO水、0.4グ
ラムのクエン酸、および0.4グラムの硝酸マグネシウムを清澄になるまでガラ
スビーカーの中で混合する。191.2グラムのジエチレングリコールを加え、
均質になるまで混合する。
【0040】 混合物5B: 高速ミキサーを用いて、46.0グラムの例1のビニル担体、4.0グラムの
ブルー・フラッシュ12−FH−320(ケンタッキー州、エリザベスタウンの
CDRコーポレーションから入手可能)、1.0グラムの技術グレード大豆油(
イリノイ州シカゴのカーギル(Cargill)から入手可能)および0.6グ
ラムの抗酸化剤を混合する。混合しながら、34.4グラムの炭化水素樹脂溶液
(ネビル(Neville)から入手可能なエクスプリント283D中の60%
LX−2600)、27.0グラムのカーボンブラック(カボット(Cabot
)Corp.から入手可能なCSX−156)、および1.0グラムのポリテト
ラフルオロエチレンワックス(キャロル・サイエンティフィックから入手可能な
ピナクル(Pinnacle)9500D)を加える。300°Fで30分間高
速で混合する。混合速度を遅くし、27.0グラムのエクスプリント588D(
エクソンから入手可能)を加える。プレミックスをショットミルの中で適切な粉
砕物に粉砕する。混合物Bは、180から240ポイズのラレイ(Laray)
粘度および800から1200のラレイ出来高(yield)を有する(試験方
法ASTM D4040:指数法則−3k、1.5k、0.7k、0.3kに従
う)。混合物5Bは、25から29単位の測定された結果について1200rp
mで1分間インコメーター(inkometer)上で試験される。
【0041】 例6.本発明による1液系印刷用インクである新規なインクの調製 混合物6A: 87.0グラムのジエチレングリコール、12.7グラムのグリセリン、0.
15グラムのクエン酸一水和物、および0.15グラムの硝酸マグネシウム六水
和物の混合物が、均質になるまで、(130〜140°Fで)加熱とともに攪拌
される。
【0042】 混合物6B: 40.2グラムのギルソナイトワニス、0.8グラムのオロナイト(oron
ite)、17.9グラムのMSO溶媒(カルメット(Calumet)から入
手可能)、および41.1グラムのカーボンブラック(カボット(Cabot)
Corp.由来のCSX−320)のブレンドが、せん断とともにヘッグマン・
グラインド・ゲージ(Hegman grind gauge)で4.0まで混
合され、次いで、ショットミルの中で少なくとも0/10の2ミルゲージまで粉
砕するように砕かれた。30℃でのラレイ粘度は、2000グラムの付加重量に
ついて液滴について296ポイズとして測定され、200グラムの付加重量(±
25%精度)について液滴について1332ポイズとして測定され、400rp
mで1分間90°F(32℃)で、続いて即座に、1分まで1200rpmで5
〜10単位のインコメーター読み取り値を与える。
【0043】 新聞用インク: 新聞用インクは、400rpmで1分間90°F(32℃)で、続いて、即座
に1200rpmで1分後18.8単位のインコメーター読み取り値、30℃で
2000グラムの付加重量で液滴について375ポイズおよび200グラムの付
加重量(±25%精度)で液滴について565ポイズのラレイ粘度、およびcm 2 当たり1709ダインの偽出来高(pseudo yield)で285ポイ
ズの2500s-1におけるASTM D4040(指数法則2000、1500
、1000、500)により測定される粘度を有する混合物6Cを得るために、
32.4グラムの混合物Bおよび37.6グラムの例2を互いに混合することに
より調製される。インクを得るために、30.0グラムの混合物6Aが、10分
間3000rpmで混合とともに混合物6Cに加えられる。得られるインクは、
500グラムについて21秒の30℃における単独落下時間(single f
all time)ラレイを有する。インクは、1液系リソグラフ印刷プロセス
において用いるとき色味付を示さない。
【0044】 例7〜12および比較例A〜D 例7〜12および比較例は例5の方法により調製され、リソグラフ印刷プロセ
スに置いて安定性と色味付について試験された。
【表1】
【0045】
【表2】
【0046】 本発明はその好ましい態様を参照して詳細に記載されてきた。しかしながら、
変形と修正が、本発明および特許請求の範囲の精神と範囲の中でなされ得ること
が理解されるべきである。
【手続補正書】
【提出日】平成13年9月5日(2001.9.5)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG ,US,UZ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 バルヨ、リック・エー アメリカ合衆国、ミシガン州 48118 チ ェルシー、オーチャード・ストリート 145 (72)発明者 オベルスキー、マイケル・ブイ アメリカ合衆国、ミシガン州 48108 ア ン・アーバー、バール 2979 Fターム(参考) 4J039 AB02 AB04 AB08 AD02 AD09 AD12 AD13 AD14 AE02 AE05 AE06 AE11 BC09 BC10 BC11 GA03 GA17

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 酸官能性ビニル樹脂を含む連続相および液体ポリオールを含
    むポリオール相を含むリソグラフインク組成物。
  2. 【請求項2】 液体ポリオールが、エチレングリコール、ジエチレングリコ
    ール、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコール、プロピレングリコ
    ール、ジプロピレングリコール、およびそれらの混合物からなる群より選択され
    る請求項1記載のリソグラフインク組成物。
  3. 【請求項3】 インク組成物は、約5重量%から約50重量%のポリオール
    相を含む請求項1記載のリソグラフインク組成物。
  4. 【請求項4】 インク組成物は、約10重量%から約35重量%のポリオー
    ル相を含む請求項1記載のリソグラフインク組成物。
  5. 【請求項5】 インク組成物は、約20重量%から約30重量%のポリオー
    ル相を含む請求項1記載のリソグラフインク組成物。
  6. 【請求項6】 ポリオール相が弱酸または弱塩基を含む請求項1記載のリソ
    グラフインク組成物。
  7. 【請求項7】 ポリオール相が硝酸マグネシウムを含む請求項1記載のリソ
    グラフインク組成物。
  8. 【請求項8】 ポリオール相が非水性である請求項1記載のリソグラフイン
    ク組成物。
  9. 【請求項9】 ビニルポリマーが不揮発成分のグラム当たり少なくとも約3
    mgのKOHの酸価を有する請求項1記載のリソグラフインク組成物。
  10. 【請求項10】 ビニルポリマーが不揮発成分のグラム当たり約3mgから
    約30mgのKOHの酸価を有する請求項1記載のリソグラフインク組成物。
  11. 【請求項11】 ビニルポリマーが不揮発成分のグラム当たり約8mgから
    約25mgのKOHの酸価を有する請求項1記載のリソグラフインク組成物。
  12. 【請求項12】 分岐した酸官能性ビニル樹脂を含む連続相および 液体ポリオールを含むポリオール相を含むリソグラフインク組成物。
  13. 【請求項13】 ビニル樹脂が約1000ないし約15,000の数平均分
    子量および少なくとも約100,000の重量平均分子量を有する請求項12記
    載のリソグラフインク組成物。
  14. 【請求項14】 連続相がさらに、ポリエステル樹脂、炭化水素樹脂、アル
    キド樹脂、フェノール樹脂、ロジン、セルロース樹脂、およびそれらの修飾物、
    およびそれらの混合物からなる群より選択される要素を含む請求項1記載のリソ
    グラフインク組成物。
  15. 【請求項15】 酸官能性ビニル樹脂を含む第1組成物および液体ポリオー
    ルを含む第2組成物を組み合わせる工程を備え、印刷インクが連続相として第1
    の組成物および不連続相として第2の組成物を有して形成されるリソグラフ印刷
    インクを作る方法。
JP2000585339A 1998-11-30 1999-11-29 酸官能性ビニルポリマーおよびポリオール相を含むリソグラフ印刷インク Pending JP2002531627A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/201,411 1998-11-30
US09/201,411 US6140392A (en) 1998-11-30 1998-11-30 Printing inks
PCT/US1999/028173 WO2000032705A1 (en) 1998-11-30 1999-11-29 Lithographic printing inks comprising acid-functional vinyl polymer and polyol phase

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002531627A true JP2002531627A (ja) 2002-09-24

Family

ID=22745715

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000585339A Pending JP2002531627A (ja) 1998-11-30 1999-11-29 酸官能性ビニルポリマーおよびポリオール相を含むリソグラフ印刷インク

Country Status (13)

Country Link
US (2) US6140392A (ja)
EP (1) EP1165709A1 (ja)
JP (1) JP2002531627A (ja)
KR (1) KR20010101096A (ja)
CN (1) CN1158364C (ja)
AU (1) AU753346B2 (ja)
BR (1) BR9915791A (ja)
CA (1) CA2352334A1 (ja)
HK (1) HK1041711A1 (ja)
MX (1) MXPA01005342A (ja)
NZ (1) NZ512016A (ja)
TW (1) TW533227B (ja)
WO (1) WO2000032705A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010526191A (ja) * 2007-05-03 2010-07-29 コグニス・アイピー・マネージメント・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング 印刷インキ用溶媒としての複合エステル(i)

Families Citing this family (114)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6806301B2 (en) * 1998-11-30 2004-10-19 Flint Ink Corporation Lithographic printing inks
US20020078838A1 (en) 1998-11-30 2002-06-27 Oberski Michael V. Lithographic printing plate conditioner and method for lithographic printing
GB0015928D0 (en) * 2000-06-30 2000-08-23 Printable Field Emitters Limit Field emitters
US6815139B2 (en) 2000-12-07 2004-11-09 Agfa-Gevaert Method of processing a printing plate material with a single-fluid ink
EP1213140B1 (en) * 2000-12-07 2004-10-13 Agfa-Gevaert Method of processing a printing plate material with a single-fluid ink
US6789480B2 (en) * 2001-02-16 2004-09-14 Agfa-Gevaert On-press exposure and on-press processing of a lithographic material
US6789481B2 (en) * 2001-02-16 2004-09-14 Agfa-Gevaert On-press coating and on-press processing of a lithographic material
EP1232859B1 (en) * 2001-02-16 2003-11-26 Agfa-Gevaert On-press exposure and on-press processing of a lithographic material
EP1232858B1 (en) * 2001-02-16 2003-10-15 Agfa-Gevaert On-press coating and on-press processing of a lithographic material
US6596464B2 (en) * 2001-03-22 2003-07-22 Agfa-Gevaert Lithographic printing method using single-fluid ink
EP1243433B1 (en) * 2001-03-22 2004-05-26 Agfa-Gevaert Lithographic Printing method using single-fluid ink
WO2002085996A1 (en) * 2001-04-20 2002-10-31 The Sherwin-Williams Company Ink composition using alkyd-stabilized acrylic dispersions
US7121204B2 (en) * 2001-06-21 2006-10-17 Agfa Gevaert Method of lithographic printing without dampening liquid
EP1568743A1 (en) * 2001-08-02 2005-08-31 Flint Ink Corporation Lithographic printing inks
BR0214185A (pt) * 2001-11-09 2004-08-31 Sun Chemical Corp Composição de tintas de impressão litográfica de baixa aderência laváveis em água
DE10161309B4 (de) * 2001-12-13 2006-08-24 Sun Chemical Corp. Wasserwaschbare Offsetdruckfarbe sowie Herstellungsverfahren dazu
US20030190557A1 (en) * 2002-04-08 2003-10-09 Lee Christian John Self-dampening ink compositions and method for lithographic printing using the same
US6821583B2 (en) 2002-07-03 2004-11-23 Kodak Polychrome Graphics Llc Imageable element for single fluid ink
US20060000377A1 (en) * 2002-10-04 2006-01-05 Agfa-Gevaert Method of marking a lithographic printing plate precursor
US20060234161A1 (en) * 2002-10-04 2006-10-19 Eric Verschueren Method of making a lithographic printing plate precursor
US7198877B2 (en) * 2002-10-15 2007-04-03 Agfa-Gevaert Heat-sensitive lithographic printing plate precursor
US7458320B2 (en) * 2002-10-15 2008-12-02 Agfa Graphics, N.V. Polymer for heat-sensitive lithographic printing plate precursor
DE60321371D1 (de) * 2002-10-15 2008-07-10 Agfa Graphics Nv Polymer für wärmeempfindlichen vorläufer einer lithographischen druckplatte
US20060060096A1 (en) * 2002-10-15 2006-03-23 Agfa-Gevaert Polymer for heat-sensitive lithographic printing plate precursor
US20040083923A1 (en) * 2002-10-31 2004-05-06 Latunski Mark D. Single fluid lithographic ink
US6840175B2 (en) 2002-11-20 2005-01-11 Flint Ink Corporation Lithographic printing method using a single fluid ink
DE602004008224T2 (de) * 2003-02-11 2008-05-15 Agfa Graphics N.V. Wärmeempfindlicher lithographischer druckplattenvorläufer
US7342055B2 (en) * 2003-09-09 2008-03-11 Flint Group Lithographic ink obviating fountain additives
WO2005058605A1 (en) 2003-12-18 2005-06-30 Agfa-Gevaert Positive-working lithographic printing plate precursor
EP1543959B1 (en) 2003-12-18 2009-07-15 Agfa Graphics N.V. Heat-sensitive lithographic printing plate precursor.
JP4505242B2 (ja) * 2004-03-17 2010-07-21 富士フイルム株式会社 平版印刷方法
US7467587B2 (en) * 2004-04-21 2008-12-23 Agfa Graphics, N.V. Method for accurate exposure of small dots on a heat-sensitive positive-working lithographic printing plate material
US7348126B2 (en) 2004-04-27 2008-03-25 Agfa Graphics N.V. Negative working, heat-sensitive lithographic printing plate precursor
US7425405B2 (en) * 2004-07-08 2008-09-16 Agfa Graphics, N.V. Method for making a lithographic printing plate
US7195861B2 (en) 2004-07-08 2007-03-27 Agfa-Gevaert Method for making a negative working, heat-sensitive lithographic printing plate precursor
EP1614541A3 (en) 2004-07-08 2006-06-07 Agfa-Gevaert Method of making a lithographic printing plate.
US7354696B2 (en) * 2004-07-08 2008-04-08 Agfa Graphics Nv Method for making a lithographic printing plate
US7198883B2 (en) * 2004-09-24 2007-04-03 Agfa-Gevaert Processless lithographic printing plate
US20070003869A1 (en) * 2005-06-30 2007-01-04 Agfa-Gevaert Heat-sensitive lithographic printing plate-precursor
US7678533B2 (en) * 2005-06-30 2010-03-16 Agfa Graphics, N.V. Heat-sensitive lithographic printing plate precursor
US20070003875A1 (en) * 2005-06-30 2007-01-04 Agfa-Gevaert Method for preparing a lithographic printing plate precursor
US8313885B2 (en) * 2005-11-10 2012-11-20 Agfa Graphics Nv Lithographic printing plate precursor comprising bi-functional compounds
EP1834764B1 (en) 2006-03-17 2009-05-27 Agfa Graphics N.V. Negative working, heat-sensitive lithographic printing plate precursor
US7666925B2 (en) * 2006-04-11 2010-02-23 Matsui Chemical Co., Ltd. Ink composition for waterless lithographic printing of seamless can for retort food
DE602006009919D1 (de) * 2006-08-03 2009-12-03 Agfa Graphics Nv Flachdruckplattenträger
EP1972460B1 (en) * 2007-03-19 2009-09-02 Agfa Graphics N.V. A method for making a lithographic printing plate support
DE102007021131A1 (de) * 2007-05-03 2008-11-06 Cognis Ip Management Gmbh Komplexester als Lösungsmittel für Druckfarben (II)
WO2009042770A1 (en) * 2007-09-25 2009-04-02 Monsanto Technology Llc Use of oils with high concentrations of polyunsaturated fatty acids in plastics and surface coatings
ES2344668T3 (es) 2007-11-30 2010-09-02 Agfa Graphics N.V. Metodo para tratar una plancha de impresion litografica.
EP2234964B1 (en) 2007-12-20 2016-05-04 Agfa Graphics N.V. Intermediate compounds for the preparation of meso-substituted cyanine, merocyanine and oxonole dyes.
DE602008002547D1 (de) 2008-02-28 2010-10-28 Agfa Gevaert Nv Verfahren zur Herstellung einer Lithografiedruckplatte
ES2430562T3 (es) 2008-03-04 2013-11-21 Agfa Graphics N.V. Método para la fabricación de un soporte de una plancha de impresión litográfica
ES2365885T3 (es) * 2008-03-31 2011-10-13 Agfa Graphics N.V. Un método para tratar una plancha de impresión litográfica.
EP2159049B1 (en) 2008-09-02 2012-04-04 Agfa Graphics N.V. A heat-sensitive positive-working lithographic printing plate precursor
EP2186637B1 (en) 2008-10-23 2012-05-02 Agfa Graphics N.V. A lithographic printing plate
CN102245692B (zh) 2008-12-18 2014-02-26 爱克发印艺公司 平版印刷版前体
EP2213690B1 (en) 2009-01-30 2015-11-11 Agfa Graphics N.V. A new alkali soluble resin
EP2263874B1 (en) 2009-06-18 2012-04-18 Agfa Graphics N.V. A lithographic printing plate precursor
EP2329951B1 (en) 2009-12-04 2012-06-20 AGFA Graphics NV A lithographic printing plate precursor
ES2395993T3 (es) 2010-03-19 2013-02-18 Agfa Graphics N.V. Precursor de plancha de impresión litográfica
US20130298792A1 (en) 2011-01-25 2013-11-14 Agfa Graphics Nv Lithographic printing plate precursor
EP2489512B1 (en) 2011-02-18 2013-08-28 Agfa Graphics N.V. A lithographic printing plate precursor
US9868873B2 (en) 2012-05-17 2018-01-16 Xerox Corporation Photochromic security enabled ink for digital offset printing applications
CN104334351B (zh) 2012-06-05 2016-08-17 爱克发印艺公司 平版印刷版前体
US9562129B2 (en) 2013-01-01 2017-02-07 Agfa Graphics Nv (Ethylene, vinyl acetal) copolymers and their use in lithographic printing plate precursors
US9568822B2 (en) 2013-06-14 2017-02-14 Agfa Graphics Nv Lithographic printing plate precursor
ES2601846T3 (es) 2013-11-07 2017-02-16 Agfa Graphics Nv Precursor termosensible negativo de plancha de impresión litográfica
EP2883699B1 (en) 2013-12-11 2017-05-03 Agfa Graphics Nv A lithographic printing plate precursor and monomer
EP2916171B1 (en) 2014-03-03 2017-05-31 Agfa Graphics Nv A method for making a lithographic printing plate precursor
EP2933278B1 (en) 2014-04-17 2018-08-22 Agfa Nv (Ethylene, vinyl acetal) copolymers and their use in lithographic printing plate precursors
ES2617557T3 (es) 2014-05-15 2017-06-19 Agfa Graphics Nv Copolímeros (de etileno, vinilacetal) y su uso en precursores de plancha de impresión litográfica
EP2955198B8 (en) 2014-06-13 2018-01-03 Agfa Nv Ethylene/vinyl acetal-copolymers and their use in lithographic printing plate precursors
EP2963496B1 (en) 2014-06-30 2017-04-05 Agfa Graphics NV A lithographic printing plate precursor including ( ethylene, vinyl acetal ) copolymers
US10113076B2 (en) * 2014-09-30 2018-10-30 Xerox Corporation Inverse emulsion acrylate ink compositions for ink-based digital lithographic printing
ES2655798T3 (es) 2014-12-08 2018-02-21 Agfa Nv Sistema para reducir los residuos de ablación
US9890291B2 (en) 2015-01-30 2018-02-13 Xerox Corporation Acrylate ink compositions for ink-based digital lithographic printing
US9815992B2 (en) 2015-01-30 2017-11-14 Xerox Corporation Acrylate ink compositions for ink-based digital lithographic printing
US10323154B2 (en) 2015-02-11 2019-06-18 Xerox Corporation White ink composition for ink-based digital printing
US9956757B2 (en) 2015-03-11 2018-05-01 Xerox Corporation Acrylate ink compositions for ink-based digital lithographic printing
TW201707778A (zh) 2015-05-21 2017-03-01 盧伯利索先進材料有限公司 用於能量固化墨液組成物及其印刷製程及方法的乳化組成物
EP3121008B1 (en) 2015-07-23 2018-06-13 Agfa Nv A lithographic printing plate precursor comprising graphite oxide
EP3130465B1 (en) 2015-08-12 2020-05-13 Agfa Nv Heat-sensitive lithographic printing plate precursor
EP3170662B1 (en) 2015-11-20 2019-08-14 Agfa Nv A lithographic printing plate precursor
EP3181358A1 (en) 2015-12-15 2017-06-21 Agfa Graphics NV Processless lithographic printing plate
EP3239184A1 (en) 2016-04-25 2017-11-01 Agfa Graphics NV Thermoplastic polymer particles and a lithographic printing plate precursor
US9744757B1 (en) 2016-08-18 2017-08-29 Xerox Corporation Methods for rejuvenating an imaging member of an ink-based digital printing system
CN106313870B (zh) 2016-08-19 2018-06-15 浙江康尔达新材料股份有限公司 一种可成像涂层、热敏阴图平版印刷版及其制版方法
EP3392709A1 (en) 2017-04-21 2018-10-24 Agfa Nv A lithographic printing plate precursor
EP3431290B1 (en) 2017-07-20 2021-09-08 Agfa Nv A lithographic printing plate precursor
EP3441223B1 (en) 2017-08-07 2024-02-21 Eco3 Bv A lithographic printing plate precursor
CN111051981B (zh) 2017-08-25 2024-04-09 富士胶片株式会社 负型平版印刷版原版及平版印刷版的制版方法
EP3474073B1 (en) 2017-10-17 2022-12-07 Agfa Offset Bv A method for making a printing plate
EP3495891B1 (en) 2017-12-08 2021-06-16 Agfa Nv A method for making a lithographic printing plate
US20210008865A1 (en) 2018-03-22 2021-01-14 Agfa Nv A lithographic printing plate precursor
WO2019219570A1 (en) 2018-05-14 2019-11-21 Agfa Nv A lithographic printing plate precursor
EP3587113B1 (en) 2018-06-21 2023-01-04 Agfa Offset Bv A lithographic printing plate precursor
EP3587112B1 (en) 2018-06-21 2024-04-03 Eco3 Bv A lithographic printing plate precursor
EP3650938A1 (en) 2018-11-09 2020-05-13 Agfa Nv A lithographic printing plate precursor
WO2020120400A1 (en) 2018-12-10 2020-06-18 Agfa Nv A lithographic printing plate precursor
EP3686011A1 (en) 2019-01-23 2020-07-29 Agfa Nv A lithographic printing plate precursor
EP3778253A1 (en) 2019-08-13 2021-02-17 Agfa Nv Method for processing a lithographic printing plate
EP3815900A1 (en) 2019-10-31 2021-05-05 Agfa Nv A lithographic printing plate precursor and method for making hydrophobic resin particles
EP3875271A1 (en) 2020-03-04 2021-09-08 Agfa Nv A lithographic printing plate precursor
US11939478B2 (en) 2020-03-10 2024-03-26 Xerox Corporation Metallic inks composition for digital offset lithographic printing
EP3892469B1 (en) 2020-04-10 2023-11-08 Eco3 Bv Lithographic printing plate precursor
US20230266667A1 (en) 2020-06-24 2023-08-24 Agfa Offset Bv A Lithographic Printing Plate Precursor
EP4171958A1 (en) 2020-06-24 2023-05-03 Agfa Offset Bv A lithographic printing plate precursor
EP3928983B1 (en) 2020-06-24 2023-09-27 Eco3 Bv A lithographic printing plate precursor
EP3960455A1 (en) 2020-08-31 2022-03-02 Agfa Offset Bv A lithographic printing plate precursor
US20230382100A1 (en) 2020-10-09 2023-11-30 Agfa Offset Bv A Lithographic Printing Plate Precursor
EP4035897A1 (en) 2021-01-28 2022-08-03 Agfa Offset Bv A lithographic printing plate precursor
EP4129682A1 (en) 2021-08-05 2023-02-08 Agfa Offset Bv A lithographic printing plate precursor
CN113942289B (zh) 2021-10-26 2023-02-28 浙江康尔达新材料股份有限公司 一种用于光敏阴图型平版印刷版的可成像组合物及其制版方法
EP4223534A1 (en) 2022-02-07 2023-08-09 Agfa Offset Bv A lithographic printing plate precursor

Family Cites Families (41)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3803070A (en) * 1966-10-14 1974-04-09 Gestetner Ltd Lithographic printing
US3661619A (en) * 1969-04-17 1972-05-09 Frye Ind Inc Printing process employing moisture
US4045232A (en) * 1973-11-12 1977-08-30 Topar Products Corporation Printing ink composition
US3865772A (en) * 1973-12-05 1975-02-11 Dart Ind Inc Polymerization process
US4409077A (en) * 1977-10-25 1983-10-11 Sumitomo Chemical Co., Ltd. Ultraviolet radiation curable coating composition
US4255196A (en) * 1979-02-23 1981-03-10 Rohm And Haas Company Lithographic ink of reduced volatile solvent content for reducing atmospheric pollution
US4327011A (en) * 1979-11-20 1982-04-27 Century Inks Corporation Printing ink and vehicle therefor
GB2113701A (en) 1982-01-20 1983-08-10 Gestetner Mfg Ltd Ink for planographic printing without the use of fountain solution and method of using the same
US4518764A (en) * 1982-10-30 1985-05-21 Osaka Soda Co. Ltd. Diallyl terephthalate copolymer and composition comprising said copolymer
US4469826A (en) * 1983-06-02 1984-09-04 Sun Chemical Corporation Process for the production of dispersions of polymers in non-aqueous vehicles
US4732616A (en) * 1984-12-11 1988-03-22 Mitsubishi Paper Mills, Ltd. Lithographic ink additives
US4686260A (en) * 1985-07-10 1987-08-11 Sun Chemical Corporation Printing ink composition
DE3882179T3 (de) * 1987-08-03 1997-07-10 Mitsubishi Paper Mills Ltd Zusatzmittel für lithographische Drucktinte.
JP2684400B2 (ja) * 1989-01-09 1997-12-03 出光石油化学株式会社 スチレン系重合体及びその製造方法
JP2761596B2 (ja) * 1989-09-05 1998-06-04 富士写真フイルム株式会社 平版印刷用湿し水組成物
US4981517A (en) * 1989-06-12 1991-01-01 Desanto Jr Ronald F Printing ink emulsion
US5000787A (en) * 1989-06-30 1991-03-19 Sun Chemical Corporation Low misting printing ink
JP2662828B2 (ja) * 1990-10-25 1997-10-15 富士写真フイルム株式会社 平版印刷用湿し水組成物及び平版印刷方法
US5609993A (en) * 1991-04-17 1997-03-11 Nippon Paint Co., Ltd. Process for producing lithographic printing plate, photosensitive plate and aqueous ink composition therefor
DE4122990C2 (de) * 1991-07-11 1994-04-28 Huber Fa Michael Muenchen Wasserverdünnbare Bronze- oder Effektdruckfarbe, deren Verwendung und Verfahren zur Herstellung eines Bronze- oder Effektdruckes
DE4138073A1 (de) * 1991-11-19 1993-05-27 Dyes Joachim Lackfab Gmbh Drucklack auf wasserbasis
US5308390A (en) * 1992-09-17 1994-05-03 Deluxe Corporation Ink composition and method of making and using such composition
US5328936A (en) * 1993-02-01 1994-07-12 Rohm And Haas Company Polymerization process for making porous polymeric particles
CA2115587A1 (en) * 1993-02-18 1994-08-19 Hayato Kihara Styrene copolymers, polystyrene compositions, processes for producing styrene copolymers, and injection-molded articles
US5399618A (en) * 1993-06-28 1995-03-21 Union Carbide Chemical & Plastics Technology Corporation Processes for preparing aqueous polymer emulsions
US5616364A (en) * 1993-09-24 1997-04-01 Henkel Corporation Aqueous compositions useful as printing vehicles
US5484866A (en) * 1993-11-09 1996-01-16 Mobil Oil Corporation Concentrates of a highly branched polymer and functional fluids prepared therefrom
JPH0895297A (ja) * 1993-12-24 1996-04-12 Mitsui Toatsu Chem Inc 電子写真トナー用樹脂組成物
EP0767185B1 (en) * 1994-06-22 1999-09-01 Mitsubishi Chemical Industries Limited Acrylate copolymer and polymer composition containing the same
US5552467A (en) * 1995-03-06 1996-09-03 Sun Chemical Corporation Vegetable oil based thermosetting lithographic ink system
US5554705A (en) * 1995-03-17 1996-09-10 Henkel Corporation Polymers useful as printing vehicles
US5886082A (en) * 1995-04-05 1999-03-23 Kansai Paint Co., Ltd. Aqueous coating composition
EP0758673B1 (en) * 1995-07-21 1999-10-06 Rohm And Haas Company Method for improving drying speed in printing process and fast dry printing ink used therein
JPH09183926A (ja) * 1995-12-28 1997-07-15 Kao Corp 水系顔料インク
US5778789A (en) * 1996-03-13 1998-07-14 Sun Chemical Offset lithographic printing process with a water based ink
JP3257391B2 (ja) * 1996-03-18 2002-02-18 東洋インキ製造株式会社 インクジェット記録液
EP0814136B1 (en) * 1996-06-17 2001-11-21 Westvaco Corporation Acrylic resins as binders for gravure inks
DE19631585A1 (de) * 1996-08-05 1998-02-12 Bayer Ag Verfahren zur Herstellung von Polyacrylaten mit geringem Acrylat-Restmonomer-Aneil
US5886125A (en) * 1997-02-25 1999-03-23 E. I. Du Pont De Nemours And Company Crosslinkable copolymers comprising vinyl silane and vinyl esters of branched fatty acid
US5847738A (en) * 1997-07-11 1998-12-08 Eastman Kodak Company Process for applying protective overcoat on printed media
US5986020A (en) * 1997-08-05 1999-11-16 Campbell; J. David Process for producing hyperbranched polymers

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010526191A (ja) * 2007-05-03 2010-07-29 コグニス・アイピー・マネージメント・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング 印刷インキ用溶媒としての複合エステル(i)

Also Published As

Publication number Publication date
TW533227B (en) 2003-05-21
CA2352334A1 (en) 2000-06-08
KR20010101096A (ko) 2001-11-14
US6140392A (en) 2000-10-31
CN1332774A (zh) 2002-01-23
MXPA01005342A (es) 2002-08-12
AU1925400A (en) 2000-06-19
WO2000032705A1 (en) 2000-06-08
AU753346B2 (en) 2002-10-17
BR9915791A (pt) 2002-01-15
NZ512016A (en) 2002-10-25
CN1158364C (zh) 2004-07-21
US6646025B1 (en) 2003-11-11
EP1165709A1 (en) 2002-01-02
HK1041711A1 (en) 2002-07-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002531627A (ja) 酸官能性ビニルポリマーおよびポリオール相を含むリソグラフ印刷インク
US6806301B2 (en) Lithographic printing inks
US4177076A (en) Water or alcohol soluble printing ink composition
US6638995B1 (en) Printing inks
CN108060608A (zh) 一种装饰纸及其制备方法
EP1414916B1 (en) Lithographic printing inks
WO2006042033A2 (en) Ink binder with low voc
US6840175B2 (en) Lithographic printing method using a single fluid ink
MXPA01005341A (es) Tintas para impresion que comprenden una resina vinilica ramificada
JP4171103B2 (ja) 印刷方法
AU2002319744A1 (en) Lithographic printing inks
EP1568743A1 (en) Lithographic printing inks
TWI239988B (en) Lithographic printing inks
JPH1180644A (ja) 水無し平版印刷用インキ組成物
JPH09176547A (ja) 印刷インキ用ワニス組成物及び印刷インキ組成物