JP2002531252A - 平坦で、輪郭形成され、テクスチャ処理され、パターン形成された表面から水を除去する装置 - Google Patents

平坦で、輪郭形成され、テクスチャ処理され、パターン形成された表面から水を除去する装置

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JP2002531252A
JP2002531252A JP2000586217A JP2000586217A JP2002531252A JP 2002531252 A JP2002531252 A JP 2002531252A JP 2000586217 A JP2000586217 A JP 2000586217A JP 2000586217 A JP2000586217 A JP 2000586217A JP 2002531252 A JP2002531252 A JP 2002531252A
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バーナー,ドナルド,デイーン
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ワン・パス、エル・エル・シー
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    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
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    • A47L1/00Cleaning windows
    • A47L1/06Hand implements

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  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
  • Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)
  • Cleaning In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 突出部63を有する表面61から水を拭う水拭いブレード11は、上部の長い縁部に沿ったハンドル・インターフェース18と、下部の長い縁部に沿って形成されたリップ21とを有する、上部及び下部の長い縁部を有する可撓性パネル13に準拠しており、該リップ21は、可撓性パネル13から離れた末端部で鋭い線状になっている。可撓性パネル13をハンドルの長さ方向の周りに回転させ、該パネルを表面に押圧することにより、該リップ21は、該鋭い線状部を該表面に接触させた状態で、該表面61から突出する突出部63の周りに重なることができる。パネル13を移動させることは、リベットの頭などの表面の変形があっても、該表面から付着した水を拭う際に効果的である。ある実施の形態においては、リップ21は、可撓性パネル13の両側に設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の分野) 本発明は、洗車アクセサリの分野に関し、特に、付着した水を自動車上から除
去するために使われる手持ち式装置に関する。
【0002】 (関連文書) 本特許出願は、1997年5月16日にファイルされた、同時係属中の出願0
8/859,836の一部継続出願である、1998年4月13日にファイルさ
れた、同時係属中の特許出願09/059,661の一部継続出願である。これ
らの出願は本明細書に参照により組み込まれる。
【0003】 (発明の背景) 米国で最も大きくもっとも儲かる市場の一つは、自動車や軽トラック用の装飾
用アクセサリである。消費者のプライドや喜び、即ち愛車の外観を良くするため
に捧げられる文字通り数千の入手可能な製品がある。高価な塗装に光沢を加える
製品から、クロムに光沢を加える製品まで、全ての者がしなければならないこと
は、革新的な製品を見つけ出すためにその土地のパーツ店を訪れることである。
【0004】 最も選択種類が少ない製品のカテゴリーの一つは、洗車用品である。当技術分
野で既知の洗車アクセサリとしては、水分を除去し、洗車後車の仕上げ面を乾燥
させるための特製タオルや、過剰な水分を吸収するためのセーム皮などがある。
このカテゴリーの他の製品としては、車の仕上げ面を素早く乾燥させる自動温風
機や、車の仕上げ面の過剰な水分を拭き取る種々の手持ち式布や合成パッドがあ
る。
【0005】 瓶詰めされた溶剤すなわちトリートメントは、付着した水によってしばしば
起きる車の仕上げ面の染みや汚染を低減する補助として用いられる。洗車に用い
られるタイプの水は、洗車後の車の仕上げ面上に存在しうる染みや汚染のもとに
なる。例えば、この水がとても固いミネラル(ミネラル分が多く溶けた)の場合
、結果として起きる染みは極端であるのに対して、該水が柔らかい場合、染みは
減る。これらの瓶詰めの溶剤やペーストは、水との相互作用を介して染みを低減
するよう設計されている。
【0006】 現在、当技術分野で知られた最も有効な(ダメージの少ない)、車の仕上げ面
から付着した水を除去する方法は、実証済みのセーム皮である。該セーム皮は、
吸収能力の優れた、処理された動物の皮膚からなる大変たわみやすい用品である
。該セーム皮は、一般に、車がすすがれた直後に用いられる。それは表面に広げ
られ、ユーザの方に引き寄せられる。
【0007】 セーム皮は、付着した水を除去する実行可能な方法として広く受け入れられて
いるが、その使用に関する固有の問題及び限界がある。該セーム皮の濡れた表面
へのしつこい密着性のため、該セーム皮を左右に動かすこと、あるいはユーザか
ら離れる方向へ動かすことが難しい。ユーザの方へまっすぐに引き寄せられてい
ないと、セーム皮は自身で折れ曲がったり、丸まったりする傾向がある。この欠
点は、拭いを必要とする領域への接近性を制限する。他の問題として、セーム皮
が付着した水をうまく吸収する一方、水を吸った場合セーム皮を絞らなければな
らず、このような布は絞りにくいということがある。
【0008】 これらの難点のため、多くのセーム皮は、しばしば車の仕上げ面から付着した
水を完全に除去するために用いられる。該セーム皮はとても柔らかく、一般に塗
装又は仕上げに対して無害であるが、洗車プロセスで残った見えない埃又は粒子
を内部に入れて、該セーム皮を車の表面で引っ張ると、擦り傷を生じる。このこ
とは、擦り傷に弱い特別な塗装を保持する高い車の持ち主を特に悩ませる。
【0009】 大抵のオートケア・ショップで売っている再洗可能(rewashable)タオルのよ
うな他のタイプの布が利用でき、かつ当技術分野でよく知られている。それらの
製品の耐擦性と同様に、吸収特性は通常は変化する。これらのタオル型製品は、
一般に、最低限の結果を期待するユーザのためのものであり、過度に愛車の表面
的なアピールに関心のあるユーザのためのものではない。同様に、合成繊維でで
きた手持ち式パッドは、耐擦性と同じく、その吸収特性が変化する。手持ち式パ
ッドは、ユーザの手に便利な空間をもたらすが(通常、上面のストラップ)、そ
れらは水を除去する技術を向上させる以外はほとんど効果がない。
【0010】 スキージやウインドシールド・ワイパのようなゴム状のブレードを有するある
製品は、かなりよく役に立ち、水を平坦面又はわずかな曲面から除去するという
ことは、当技術分野ではよく知られている。しかし、これらの装置は、車体の時
に過激で複雑な曲率に順応することができないので、車体から付着した水をうま
く除去することができない。さらに、トラックや飛行機などの乗り物の多くの車
体パネルは、リベットの頭などにより、また機能的又は装飾用のパターンによっ
て乱された凸凹の表面を有する。このようなパターンには、当技術分野でよく知
られ、トラックトレーラーなどで使われるダイヤモンド状パネルがある。そのよ
うな表面から付着した水を除去するのに有効なワイパーは当技術分野では知られ
ていない。
【0011】 表面上の付着した水の小滴を蒸発させるために、送風機が時々使われる。この
方法は、自動洗車等でよく使われ、愛車の表面的なアピールに関心のある車のオ
ーナーは、通常、営利本位の洗車は利用しないということが当技術分野ではよく
知られている。また、手持ち式の送風機は、扱いにくく、不便で重いので、車体
を乾かす間、保持するのが難しい。さらに、自動車の表面で作業している間、電
源コードが邪魔になり、かすり傷や他の同様のダメージを生じる。また車の販売
代理店での場合のような多数の車を洗う場合、電気代やバッテリ代がそれを妨げ
る。
【0012】 明白に必要とされていることは、自動車ボディのしばしば複雑で過激な曲率、
及びリベットの頭や乾かすべき表面からのその他の突出物に順応し、同時に、表
面仕上げに対して優しく、使いやすく、安く、永続性のある、付着した水を表面
から除去する方法及び装置である。それは、本発明が精力を注ぐ目的であり、そ
れらの目的を達成するための装置及び方法を本願明細書中に詳細に述べる。
【0013】 (発明の要約) 本発明の好適な実施の形態においては、実質的に平行な上部の長い縁部及び下
部の長い縁部を有し、厚み、長さ及び高さを有する可撓性パネルと、前記上部の
縁部の少なくとも一部に沿って取付けられた実質的に硬質のハンドルと、前記可
撓性パネルの一方の側方向に延び、前記可撓性パネルから離れた末端部が鋭い線
状になっている、前記下部の縁部に沿って形成されたリップとを具備する、付着
した水を表面から拭う水拭い装置が提供される。該リップは、前記リップの頂点
での30度よりも小さい開先角度を有し、前記長さに対して実質的に直角な断面
を有する。ある実施の形態においては、該リップの頂点での前記開先角度が10
度と20度の間である。
【0014】 ある実施の形態においては、該リップは、前記長さに直交かつ前記高さに平行
に前記パネルを切断する平面において、三角形状の断面を有し、他の実施の形態
においては、該断面は矩形状である。他の形状も同様に使用できる。
【0015】 ある実施の形態においては、前記可撓性パネルの前記上部の縁部における厚み
が前記下部の縁部における厚みよりも厚く、かつ前記パネルはシリコーン材、あ
るいは他の比較的柔らかくかつ可撓性のポリマー材で成形できる。前記リップは
前記可撓性パネルの片側又は両側に延びていてもよい。ある実施の形態において
は、前記パネルの材料の量を少なくするために、隣接する垂直の溝が前記可撓性
パネルの長さに沿って形成されている。ある実施の形態においては、前記ハンド
ルはハンドル延長部に接合されている。
【0016】 ある実施の形態においては、前記リップ部の、前記可撓性パネルから離れた縁
部は複数のV字状突出部となっている。他の実施の形態においては、前記可撓性
パネルの下部の縁部から種々の方向に延びた複数のリップが設けられている。
【0017】 本発明の他の態様においては、水拭い装置のためのブレード挿入体が提供され
、該ブレード挿入体は、該水拭い装置に対して、上述の特徴を示す。別の態様に
おいては、本発明を実施するための方法が提供される。
【0018】 本発明の種々の実施の形態によるウォーター・ワイパーは、付着した水を湾曲
した、及び平坦な表面から、また突出する装飾上、機能上の形状及びリベットの
頭等を有する表面からさえも除去できる装置を当技術分野で初めて提供する。
【0019】 (好適な実施の形態の説明) 図1は、本発明の実施形態における手持ち式ウォーター・ブレード11の組立
体の3つの主要素を示す、ウォーター・ブレード11の分解斜視図である。二部
のハンドルは、ハンドル部分間にブレード挿入体13を捕捉した状態で第2の部
分17に固定される第1の部分15からなる。該ハンドル部分を連結し、該ブレ
ードを捕捉した状態で、実際に機能するウォーター・ブレード11が形成される
。本発明の好適な実施の形態においては、ハンドル部15及び17は、射出成形
プロセスでポリプロピレンで成形される。射出成形は、従来から種々のプラスチ
ックを加工品に仕上げるのによく用いられ、本発明者は、この場合、ウォーター
・ブレード11を製造する好適なプロセスであると考える。他の実施の形態にお
いては、種々の部品を互いに接着するような他の製造方法を用いることができ、
あるいは、プラスチック融着技術を用いることができる。当業者にとって、ハン
ドル部分15及び17を製造するのに、デルリン(商標)、ナイロン等の種々の
材料を用いることができることは明白である。他の実施の形態においては、金属
、木材等を用いることができる。
【0020】 T字形頂部18はブレード挿入体13内に設けられ、該T字部分の両側は、ハ
ンドル部分17及び15内に設けられた対向するブレード・スロットにぴったり
と嵌合する。ブレード保持スロット12がハンドル部分15内に図示されており
、図1に図示していないが、同様のスロットが部分17内に設けられている。
【0021】 ハンドル部分15及び17は、ワイパー・ブレードを保持し、持ち易く、軽量
のハンドル・グリップを形成するように、互いに嵌合するように設計されている
。好適な実施の形態においては、必ずしも必要ではないが、各ハンドル部の外端
部周辺に、特別な生地の領域が設けられている。図案、ロゴ等のために凹部をハ
ンドル部分15及び17に成形することができる。
【0022】 図示した実施の形態において、ハンドル部分15及び17の取付けのための方
法が実現され、それによりハンドル部分15は、矢印でリベット19及びブラケ
ット14と共に一直線上に示す通路部等の、ハンドル部分17内に見える通路部
を通して挿入されるリベット19を受け入れるために設計されたブラケット14
等の組立てブラケットを有する。ブラケット14は成形プロセスで形成すること
ができ、あるいは成形後にハンドル部分15に取付けることができる。ブラケッ
ト14はアルミニウム、金属薄板あるいはしっかりとした取付けを可能にする適
当な強度の、当技術分野で既知のその他の適当な材料で製造できる。
【0023】 図1に示す実施の形態においては、該取付け方法は、リベット結合である。し
かし、他の取付け方法としては、ネジ、留め金挿入物等が同様に使用できる。他
の実施の形態においては、ブラケットや凹部がなく、外部留め金リングの取付け
のために設けられた溝がある。当業者にとって、上述した本発明の範囲及び主旨
から逸脱することなく、ハンドル部分を互いに取り付けるのに多数の既知の方法
を用いることができることは明白である。さらに他の実施の形態においては、単
一のハンドルが、ブレード13のT字部18を係合するT字状スロットを備える
ことができ、該ブレードは、該単一のハンドルの該スロットに通すことができる
。この実施の形態の利点は、独立した部分すなわち留め金具が必要ないというこ
とである。さらに他の実施の形態においては、ハンドルは他の方法で形成するこ
とができ、それらのうちのいくつかを以下に詳細に説明する。
【0024】 本発明の好適な実施の形態において、長さD1は約12インチ、幅D2は約7
/8インチ、高さD3は約1・1/4インチである。当業者にとって、ハンドル
部分15及び17によって形成されるグリップ・ハンドルの長さ、幅および高さ
を変えてもよいことは明白である。例えば、異なるサイズのハンドルを、一定の
情況のもとで、異なるサイズのブレードに沿って設けることができる。例えば、
大きなサイズを大きなトラックやトレーラーに、小さなモデルを小型車に対して
適用することができる。
【0025】 図2は、およその寸法および種々の成形形状を示す、本発明の一実施形態にお
ける図1のブレード挿入体13の途中省略の正面図であり、それらは本発明の実
施の形態におけるワイパー・ブレードの独特の機能性にとって重要である。図3
は、図2の3−3線に沿ったブレード挿入体13の、寸法が図示された断面図で
ある。
【0026】 リップ部21は、リップ片を底縁部から横方向に伸ばした状態で、ブレード挿
入体13の長手方向の底縁部に沿って設けられている。このリップ部は、本発明
の種々の実施の形態において、いくつかの異なる方法で形成することができる。
好適な実施の形態において、該リップ部は、以下により詳細に説明するようにブ
レード体からある角度に形成されている。
【0027】 本発明の好適な実施の形態において、ブレード13は、ハンドル部分17及び
15の成形に関して上述したように、同様の理由で射出成形プロセスを介してシ
リコンゴム材で成形される。当業者にとって、ブレード挿入体13を既知の適当
な可撓性を有する他の材料で成形できることは明白である。この実施の形態にお
いて、本発明者は、ブレードの厚さにより、30〜70デュロメータ程度の可撓
性を有するシリコンゴムを選ぶ。ブレード挿入体13の可撓性は、ブレードの厚
さ、テーパ、溝、ブレードの高さ等の機能性に影響する多数の要素により、30
〜70デュロメータ位とする。
【0028】 ブレード挿入体13の独特の特徴によって得られる独特かつ重要な機能は、成
形材料及び/又はフェンダー部分等の自動車の本体のしばしば複雑かつ/または
激しい曲線に適合するその能力にある。本発明の目的は、安全かつ有効な方法で
、付着した水を除去することである。この独特の能力は、長さ及び高さに関する
ブレード挿入体13の寸法的な釣り合いによって可能になる。
【0029】 図2および図3を参照すると、ブレード13は、長さD1の意味のある分数で
ある高さD4を有する。ブレード13が洗浄中に曲面を形成する能力は、主とし
て長さに相関する該ブレードの高さによるものであり、この特徴を以下に詳述す
る。本発明の一つの好適な実施の形態において、図1のハンドルから延びるブレ
ードの効果的な自由可撓高さD12は、約2・1/2インチである。この寸法は
、ブレード挿入体13の底部からハンドル部分15及び17によって形成された
グリップハンドルの底部迄の高さである。本実施形態において、D1は約12イ
ンチである。この場合、高さの長さに対する比は0.21又は約20%である。
本発明者は、かなりの曲面を有する自動車に相当有効なウォーター・ブレードに
ついて、この比が約10%かそれ以上であることが必要であることを経験的に発
見した。
【0030】 D1は本実施形態において、ハンドル部分及びワイパー・ブレードの長さが実
質的に等しいので、それら両方の長さとして用いられることを理解されたい。他
の実施の形態において、ハンドル体とワイパー・ブレードとは、異なる寸法を有
する。本実施形態において、約1インチの3/16の厚みで、高さD12が2.
5インチ、D1が12インチであることにより有効かつ好ましい結果を生じるこ
とが実験により見出された。ウォーター・ブレード11の全体的な寸法がより大
きいか又はより小さい他の実施の形態においては、より適切な強度及び厚さを有
する材料を、ウォーター・ブレード11の好ましい可撓性を得るために用いるこ
とができる。
【0031】 ブレード挿入体13に対して意味のある高さを設定することは、フェンダー等
の自動車の曲面に接触する範囲を増加させる。ブレード挿入体13の高さの長さ
に対する比は、本発明の種々の実施の形態におけるウォーター・ブレードの機能
にとって重要であり、以下より詳細に説明する。
【0032】 ブレード挿入体13におけるもう一つの重要な特徴は、付着した水を表面から
振り向け、有効な方法で除去する能力であり、それにより実質的に、水の残留物
は自動車表面に残らない。この振り向け効果は、ブレード挿入体13の長手方向
底縁部に沿って形成され、かつ両側にテーパー状に延びるリップ21によってな
される。角度のついたリップ21は、水に対して転がり運動を生じさせて水を該
リップの角度のついた表面上に効果的に持ち上げ、自動車の表面から水を離散さ
せる。本発明者は、あるウィンドシールド・ワイパー・ブレードが同様のデザイ
ンを組込んでいることを知っており、このデザインが付着した水を除去するのに
効果的であることは従来技術においてよく知られている。
【0033】 角度のついたリップの特徴は、自動車の表面の複雑で激しい曲面に適合させる
能力を有するリップのついたブレードを形成する際に、ブレードの高さと共に特
有のものである。
【0034】 図に示した実施の形態において、一連の成形されたへこみがブレード挿入体1
3の長辺に沿って設けられている。これらのへこみの目的は、ブレード挿入体1
3を成形するのに要する材料の量を最少にすることである。シリコンゴムは他の
材料と比較した場合比較的高価であるため、そのような材料削減技術を用いるこ
とでかなりの節約を実現できる。該実施の形態において、それらのへこみは、2
4のへこみの場合、中心線から中心線までが約1/2インチ(D13)の等間隔
で離間している。これらのへこみの統一された高さ(D11)は、約1・7/8
インチであり、該へこみの底部からブレード挿入体13の底部までの寸法は約1
/2インチ(D10)である。
【0035】 上述したへこみは重量及び材料の量を節約するのに利用できるが、最も好適な
実施の形態においては、ブレード13の両側は平坦であり、本発明者は、該平坦
な形態が、溝部が設けられた表面を有するブレードと比べて、水拭い機能を強め
ることができることを見出した。
【0036】 溝25はブレード挿入体13の全長にわたっている。図1を参照して簡単に説
明した溝25は、ブレード挿入体13の周囲に形成され、T字状部分18を形成
する。これらの溝は、図1のハンドル部15及び17が閉じられたとき、確実な
ロック装置を形成し、それによりブレード挿入体13がグリップハンドルに対し
て上下に動くことをなくす。
【0037】 ブレード挿入体13の全体的な厚み(D5)は約1/2インチである。T字状
スロット25の内径から見た、角度のついたリップ21の上部の肩部に向けて延
びるブレード挿入体13の小さい方の厚み(D6)は約3/16インチである。
ブレード挿入体13の全体的な高さ(D4)は約2・7/8インチである。溝2
5の幅(D7)及び角度のついたリップ21の高さ(D8)はそれぞれ1/8イ
ンチである。図示した好適な実施の形態における角度のついたリップ21のおお
よその角度(A1)は30度である。いくつかの実施の形態においては、リップ
21がブレードの本体に接合する角度は異なり、またいくつかの実施の形態にお
いては、該リップは一方の側のみにある。本発明者は、リップ21の端部におけ
る鋭いエッジ24が良好な拭い動作を可能にするということを見出した。
【0038】 本願明細書で説明した種々の寸法はおおよそのものであり、本発明の好適な実
施の形態におけるブレード挿入体13の形状の好ましい寸法関係を説明するため
のものである。当業者にとって、本発明の範囲及び主旨を逸脱することなく、ウ
ォーター・ブレード11に関して多数の変形例が可能であることは明白である。
例えば、セミトレーラー等のより大きな車両については、より大きなウォーター
・ブレードを用いることができる。一つの実施の形態において、例えば、特別な
タイプの車両がより多くの曲面形状を含む場合、ブレード挿入体の高さを高くし
たウォーター・ブレードを用いることができる。
【0039】 図4A〜図4Cは、曲面29に順応する際のウォーター・ブレード13の特有
の動きを示す。図4Aは、フェンダーの反りである曲面29の断面およびリップ
21がちょうど該曲面に接触するように配置された固定ハンドルを含むウォータ
ー・ブレード11を示すが、可撓性ブレード体13は変形していない。図4Bは
、ブレード体13を変形させずにウォーター・ブレード11を曲面に接触させた
状態を示す、図4Aの矢印27方向から見た図である。本実施例においては、該
ブレード体と該表面の接触は、細い線状のものである。これは、(図2の)高さ
D12をわずかに有する、あるいは有しないブレードを用いた場合に、常に存在
する状態である。
【0040】 図4Cは、ウォーター・ブレード11を曲面29に接触させた状態の、図4a
に示したのと同じ曲面29の断面図であり、図4Dは矢印31方向の図である。
この実施例においては、ブレード11はハンドルのやや長軸周りに回転しており
、かつ該ブレードは、矢印33方向に、曲面29に対して押圧されている。この
動きは、該ブレードを保持するユーザによって加えられる。
【0041】 ウォーター・ブレードを表面29上で動かすと、ブレード体11が変形し、リ
ップ部21の鋭いエッジが該表面と接触し、可撓性ブレード体13が該表面の反
りに意味のある角度まで重なる。本実施例においては、接触領域(図4C)の幅
は、ポイント35からポイント37迄である。該表面の反り上の該広い接触ライ
ンは、可撓性ブレード体13の高さD12(図2)の結果である。
【0042】 本発明を実施する際の、曲面上のブレード体13によって得られる弧の長さは
、該ブレードの高さ及び該表面の曲率の関数である。表面曲率は変化しかつ複雑
になるので、計算は複雑になる。該曲率が半径Rの円であると仮定した簡略化し
た実施例をここに提示する。
【0043】 該表面の曲率に対する半径をRとし、ブレード体13の高さHの寸法をD12
とし、かつ該ウォーター・ブレードが、ハンドルが該表面に最も近づくまで(実
際には起きない最大の状態)曲面に押圧すると仮定すると、角度αは次式で決定
することができる。
【0044】 sinα=(R−H)/R この状態におけるポイント35からポイント37迄の該曲面への接触ラインの
可能な長さは、曲率中心の周りからとった角度αを2倍した半径Rの円の円周の
一部として計算することができる。
【0045】 上述の分析において、実現される接触ラインの可能な長さに対して、可撓性ブ
レード体の全体的な長さは、少なくとも該可能な長さと等しくなければならない
ことは明白である。該ブレード体の長さが該可能な接触な長さよりも長い場合、
該ブレード体の一部は、図4Cに示すように、接触できない。上述したように、
図示した好適な実施の形態においては、ブレード体の高さは約3インチであり、
長さは約12インチである。この関係は、ほとんどの自動車の車体に対して有効
であることが本発明者により見出されてきた。
【0046】 当業者にとって、本発明の主旨及び範囲を逸脱することなく、図示し説明した
実施の形態において多数の変更例が可能であることは明白である。特に、ウォー
ター・ブレードのために設けられたハンドルの分野において、多くの変形例が開
発されてきた。図5Aはそのような変形実施形態の一つの斜視図である。図5A
において、本発明の一実施形態に係るウォーター・ブレード39は、単一のデュ
ロメータのシリコン材のような材料から成形され、ハンドル部41は同じ材料で
一体に成形されている。該成形プロセスにおいて、一端又は両端に開口する長い
通路43が、ウォーター・ブレードの中に成形される。成形後、ウォーター・ブ
レードとほぼ同じ長さの硬い芯が該長い通路内に挿入されて剛性及び図1に従っ
て加えられた硬質ハンドルの機能が実現される。
【0047】 図5Bはウォーター・ブレード47のための、さらに別のハンドルの変更例で
ある。図5Bの実施の形態においては、2つの異なるデュロメータの材料が一つ
に成形される。ブレード部49は、必要な可撓性に対して十分柔らかい材料で成
形され、より固い材料がハンドル部51として成形される。このような成形手順
は、従来技術においてよく知られている。
【0048】 (リベットおよび他の突出物上の水の効果的な除去(排除)) 本発明の他の態様においては、図1に要素21として示す、ウォーター・ブレ
ード挿入体13のリップ領域は、リベットの頭や浮き彫りの装飾用パターン等の
表面から出た突出物を有する表面上で使われる場合に、効果的に水を除去(排除
)するために特に設けられている。
【0049】 図6は、本発明の一つの実施の形態に係る図1のウォーター・ブレード挿入体
13のリップ21の途中省略の分解図であり、リップ21は該ブレードの高さに
対して直交しておらず、直角以上の角をなしている。
【0050】 あるウィンドシールド・ワイパー・ブレードが図1のリップ21と同様のデザ
インであるリップ部を有すること、および付着した水を除去するのに効果的であ
ることが知られているということは既に述べた。しかし、ウィンドシールド・ワ
イパーは、ウィンドシールドのようなわずかな曲面及び平坦面に対して効果的で
あるので、デザイン及び材料の剛性によって限定されるということも従来技術に
おいて知られ、受け入れられている。ブレード挿入体13の高さと組み合わせた
リップ21の形状が、自動車の表面の複雑で激しい曲面に適合し、そこから水を
除去する能力において、特有のものであるということも既に述べた。リップ21
に固有の、水を除去する特有の能力は、既に述べたように、自動車、トラック及
びその他の車両に共通の輪郭や湾曲部のみに限定されないが、ある実施形態にお
いては、リベットやダイヤモンド・プレートにあるような表面からの突出物、及
びある自動車の表面や、飛行機の表面、トラックの表面及び以下に述べるような
車両に関連する又はしない多くの表面にある装飾用の形状にあるような表面から
の突出物にも及ぶ。
【0051】 ブレード挿入体13及びリップ21の柔軟な能力は、リベットの頭やダイヤモ
ンド・パターンなどがある表面等のより複雑な表面から水を除去するためのウォ
ーター・ブレード11の能力において主に発揮される。例えば、輪郭をつけるこ
とができかつダイヤモンド・ヘッド・パターンのような浮き彫りのパターンを有
する所定の表面上にウォーター・ブレード11を作用させると、ブレード挿入体
13が該輪郭に順応すると共に、リップ21の接触面が効果的に該ダイヤモンド
・パターンのエッジに順応して水を除去する。例えばリップ21は、装飾パター
ンやリベットのアレイ等の盛り上がった全体の高さよりも伸びる所要の長さ(ブ
レード体13の延長)に特別に設計することができる。
【0052】 本発明者は、リップ21のようなリップの能力について、上述したリベットの
頭やダイヤモンド・パターン等の拭うべき表面の盛り上がった要素に順応するた
めの重要な要素が、該リップの頂点における該リップの開先角度であることを発
見した。拭うべき盛り上がった表面の性質により、該角度は30度以下である。
ある場合においては、該角度は20度以下である。実際の角度は、ワイパー・ブ
レードの本体からのリップの長さやリップの材料の可撓性(柔軟性)の関数であ
る。実質的に三角形状の簡単なリップの場合、本体からの伸びが約3/16イン
チで、デュロメータが約30で、角度が10度から20度が最良である。30度
以上の開先角度は実用的でなく、30度以下が求められる。
【0053】 図7Aは、本発明の一つの実施形態に係る、リベット・ヘッド突出物を有する
表面から水を除去(排除)する、図1のウォーター・ブレードの斜視図である。
この実施形態においては、ユーザは、充分な下向きの力を表面61に加えてリッ
プを盛り上がったリベットの頭の形状に順応させながら、同時に、ウォーター・
ブレード11を矢印方向に、突出するリベットの頭63を有する表面61を横切
るように押し付ける。リップ21の一方の側(接触側)がリベットの頭63上を
通過すると、可撓材が盛り上がった部分のそれぞれの形状に順応する。このよう
な方法で、水は、リップ21に曝された、表面61の盛り上がったリベットの頭
の間の領域を含む全ての領域から排除される。
【0054】 図7Bは、ウォーター・ブレード11及び図7Aのリベットが点在する表面6
1の正面図である。図7Aの矢印方向で示すような動きの方向にウォーター・ブ
レード11及び表面61を見ると、リップ21がどんな具合にしっかりと表面6
1上に存在するような盛り上がった部分の周りに順応しているかが分かる。この
特有の能力は、リップ21の材料の可撓性及びデザインにより、充分な長さ及び
可撓性がそのような形状に順応するために与えられている。当業者にとって、本
発明の主旨及び範囲を逸脱することなく、一方の角度のついた側すなわちリップ
21の一部が、二元的な利用をウォーター・ブレード11に設定するように、反
対側よりも実質的に長く形成できるということは明白である。例えば、より長い
延長部を有する一方の側を盛り上がった部分を有する表面に対して用いると共に
、反対側の短い側を平坦な表面等に用いることができる。変更実施形態において
は、以下に述べるように、より複雑な表面形状に順応するために、代替のデザイ
ンをブレード11のリップ断面に形成する。
【0055】 図8Aは、本発明の他の実施の形態に係るリップ形状の末端部の図である。こ
の実施例において、リップ部65は、対向する各末端部にV字状の外形を有する
ように形成されている。図1のリップ21を有する場合のように、該V字形状は
、図1のブレード挿入体13の長手方向端部に沿って延びるように形成される。
このV字形状の形成は、ウォーター・ブレード11の最初の通過時の表面におけ
る第2の強打をもたらす二重エッジ効果を生じる。
【0056】 図8Bは、本発明のさらに他の実施の形態に係るリップのデザインの末端部の
図である。この実施例においては、リップ部67は、図8Aのリップ65と同様
のV字形状を有するように、対向する形態が互いに接近するのを容認して形成さ
れている。このような形態は、例えば、盛り上がった領域又は表面の一部が特に
高くなく、そのためリップ構造に関して実質的に長さを要しない場合に用いるこ
とができる。
【0057】 図8Cは、本発明のさらにまた別の実施の形態に係るリップのデザインの末端
部の図である。この実施例においては、リップ69は、対向する端部上に半月形
状を有するように、かつ該半月形状を互いに接続する実質上直線的なブリッジを
有するように形成されている。以上の2つの実施例では、ブレード11による一
度の通過の間に、表面と接触できる2つの強打エッジがある。この実施の形態で
見られるような構造は、うね模様の表面を形成する一連の丸まった列を有する表
面に対して有効である。ここに示した構造は、水の除去が両方向にうまくできる
、該列を横切ったり、該列を上から下へ下がるようなウォーター・ブレード11
の二方向への動きを可能にする。
【0058】 図9は、本発明のさらに別のより簡単な実施の形態の末端部の図である。この
実施の形態においては、リップは、ブレード13の底部に直交するT字状のバー
を形成する簡単な直線状の突出物であり、該T字状バーは一定の肉厚を有する。
【0059】 当業者にとって、図8A〜図8C及び図9に示した実施例は、本願明細書で述
べたように、ワイパー・ブレードを用いて処理される表面上の複雑な形状に順応
するために提供される本発明の主旨及び範囲を逸脱することなく実行できるリッ
プ・デザインの多数の可能な変形例の一部に過ぎないことは明白である。
【0060】 代替の実施形態の他の実施例においては、より大きな又はより小さなウォータ
ー・ブレードがある一定の状況に対して考えられる。例えば、より大きなブレー
ドは、トラクターやトレーラー等の大きな車両あるいはバンや他のトラック用に
使用できる。ある実施形態においては、特に大きな車両や大きな本体部を有する
ものの用途に対して、別な方法で届き難い部分に対してユーザがブレードを差し
出すことができるように、ハンドル延長部等のインターフェースを設けることが
できる。このようなインターフェースは、ハンドルに関連してウォーター・ブレ
ードを位置決めするときの可撓性のためにボール及びソケット・ジョイント等を
含んでもよい。
【0061】 他の実施例として、異なる実施形態における、ウォーター・ブレードの製造に
用いることができる多くの異なる材料がある。他の実施形態においては、ブレー
ド挿入体は、異なる高さ及び長さであってもよく、一つのハンドルグリップに挿
入されるように別々に売ることもできる。本発明の範囲は、請求の範囲のみに限
定される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態における手持ち式のウォーター・ブレードの
分解斜視図である。
【図2】 本発明の一実施形態におけるウォーター・ブレード挿入体の途中 省略の図である。
【図3】 本発明の一実施形態における、図2の3−3線に沿ったウォータ ー・ブレード挿入体の断面図である。
【図4A】 ブレードがちょうど表面に接触する状態で、曲面に適用された 、図1のウォーター・ブレードの斜視図である。
【図4B】 異なる視点から見た図4Aの表面とブレードの図である。
【図4C】 ブレードを表面に押圧した状態の図4A及び図4Bのブレードの斜視図である
【図4D】 異なる視点から見た図4Cの表面とブレードの図である。
【図5A】 成形された通路及び硬質ハンドルへの挿入体を含む、本発明に係る代替実施形
態の斜視図である。
【図5B】 本発明の代替実施形態による二部成形のブレード及びハンドルの斜視図である
【図6】 本発明の一実施形態に係る図1のウォーター・ブレードのリップ部の末端部の
図である。
【図7A】 本発明の一実施形態に係る、水をダイヤモンド・プレート表面から排除する、
図1のウォーター・ブレードの斜視図である。
【図7B】 図7Aのウォーター・ブレード及びダイヤモンド・プレートの立面図である。
【図8A】 本発明の他の実施形態に係る、リップのデザインの末端部の図である。
【図8B】 本発明のさらに他の実施形態に係る、リップのデザインの末端部の図である。
【図8C】 本発明のさらに別の実施形態に係る、リップのデザインの末端部の図である。
【図9】 本発明のさらに別の実施形態に係る末端部の図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C U,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD ,GE,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN, IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,L K,LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK ,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO, RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,T M,TR,TT,UA,UG,UZ,VN,YU,ZA ,ZW

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 付着した水を表面から拭う水拭い装置であって、 実質的に平行な上部の長い縁部及び下部の長い縁部を有し、厚み、長さ及び高
    さを有する可撓性パネルと、 前記上部の縁部の少なくとも一部に沿って取付けられた実質的に硬質のハンド
    ルと、 前記可撓性パネルの一方の側方向に延び、前記可撓性パネルから離れた末端部
    が鋭い線状になっている、前記下部の縁部に沿って形成されたリップとを具備し
    、前記リップが、前記リップの頂点での30度よりも小さい開先角度を有し、前
    記長さに対して実質的に直角な断面を有することを特徴とする水拭い装置。
  2. 【請求項2】 前記リップの頂点での前記開先角度が10度と20度の間で
    あることを特徴とする請求項1に記載の水拭い装置。
  3. 【請求項3】 前記リップが、前記長さに直交かつ前記高さに平行に前記パ
    ネルを切断する平面において、矩形状の断面を有することを特徴とする請求項2
    に記載の水拭い装置。
  4. 【請求項4】 前記可撓性パネルの前記上部の縁部における厚みが前記下部
    の縁部における厚みよりも厚いことを特徴とする請求項1に記載の水拭い装置。
  5. 【請求項5】 前記可撓性パネルがシリコーン材で成形されていることを特
    徴とする請求項1に記載の水拭い装置。
  6. 【請求項6】 前記リップが前記可撓性パネルの両側に延びていることを特
    徴とする請求項1に記載の水拭い装置。
  7. 【請求項7】 前記パネルの材料の量を少なくするために、隣接する垂直の
    溝が前記可撓性パネルの長さに沿って形成されていることを特徴とする請求項1
    に記載の水拭い装置。
  8. 【請求項8】 前記ハンドルがハンドル延長部に接合されるよう適合してい
    ることを特徴とする請求項1に記載の水拭い装置。
  9. 【請求項9】 前記リップ部の、前記可撓性パネルから離れた縁部が複数の
    V字状突出部となっていることを特徴とする請求項1に記載の水拭い装置。
  10. 【請求項10】 前記可撓性パネルの下部の縁部から種々の方向に延びた複
    数のリップを具備することを特徴とする請求項1に記載の水拭い装置。
  11. 【請求項11】 水拭い装置のためのブレード挿入体であって、 実質的に平行な上部の縁部及び下部の長い縁部を有し、厚み、長さ及び高さ
    を有する可撓性パネルと、 前記可撓性パネルを硬質のハンドルに接合する、前記上部の縁部に沿うハンド
    ル・インターフェースと、 前記可撓性パネルの一方の側方向に延び、前記可撓性パネルから離れた末端部
    が鋭い線状になっている、前記下部の縁部に沿って形成されたリップとを具備し
    、前記リップが、前記リップの頂点での30度よりも小さい開先角度を有し、前
    記長さに対して実質的に直角な断面を有することを特徴とするブレード挿入体。
  12. 【請求項12】 前記リップの頂点での前記開先角度が10度と20度の間
    であることを特徴とする請求項1に記載の水拭い装置。
  13. 【請求項13】 前記ハンドル・インターフェースが、前記可撓性パネルの
    対向する両側部上に長い溝を具備することを特徴とする請求項11に記載のブレ
    ード挿入体。
  14. 【請求項14】 前記リップが、前記長さに直交かつ前記高さに平行に前記
    パネルを切断する平面において、三角形状の断面を有することを特徴とする請求
    項11に記載のブレード挿入体。
  15. 【請求項15】 前記リップが、前記長さに直交かつ前記高さに平行に前記
    パネルを切断する平面において、矩形状の断面を有することを特徴とする請求項
    11に記載のブレード挿入体。
  16. 【請求項16】 前記可撓性パネルの前記上部の縁部における厚みが前記下
    部の縁部における厚みよりも厚いことを特徴とする請求項11に記載のブレード
    挿入体。
  17. 【請求項17】 前記可撓性パネルがシリコーン材で成形されていることを
    特徴とする請求項11に記載のブレード挿入体。
  18. 【請求項18】 前記リップが前記可撓性パネルの両側に延びていることを
    特徴とする請求項11に記載のブレード挿入体。
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