JP2002530932A - 標準及び強化されたサービスを持つ無線通信システム並びにこれを動作させる方法 - Google Patents

標準及び強化されたサービスを持つ無線通信システム並びにこれを動作させる方法

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JP2002530932A JP2000583194A JP2000583194A JP2002530932A JP 2002530932 A JP2002530932 A JP 2002530932A JP 2000583194 A JP2000583194 A JP 2000583194A JP 2000583194 A JP2000583194 A JP 2000583194A JP 2002530932 A JP2002530932 A JP 2002530932A
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Abstract

(57)【要約】 無線通信システムにおいて、情報は、チャネルの少なくとも1つに対する通信品質の決定に基づいて、第1の冗長レベルを持つ第1の通信チャネル又は第2の冗長レベルを持つ第2の通信チャネルの1つを通じて通信される。本発明の実施例において、通信は、第1のチャネルに対する、ビット誤り率又はフレーム誤り率の様な通信品質の測度が所定の基準を満足するまでは、第1のチャネル、例えば、「標準」チャネルを通じて行われる。通信品質が所定の基準を満足する時は、通信は、第1のチャネルと本質的に同じスペクトル資源を利用するが、著しく増加した冗長性を与える「強化された」高浸透性チャネルへシフトする。他の実施例において、端末、例えば、セル式無線電話又は他の無線端末は、標準放送制御チャネル又は高浸透性放送制御チャネルの1つを経由して無線通信システムに登録し、標準放送制御チャネルに対する通信品質の決定に基づいて、それらの間で切換える。例えば、端末は、不利な受信地域における標準放送制御チャネルの取得の失敗と同時に高浸透性放送制御チャネルへ切換えても良い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (関連出願) 本出願は、「無線通信システムにおける高浸透メッセージを提供するための装
置及び方法」と題し、同時に出願された本発明の譲受人に譲渡された米国特許出
願に関し、ここにその全体を引用して組み入れる。
【0002】 (発明の分野) 本発明は、通信システム及び方法に関し、より詳しくは無線通信システム及び
方法に関する。
【0003】 (発明の背景) 無線通信システムは、加入者に音声及びデータ通信を提供するため一般に採用
される。例えば、AMPS、ETACS、NMT−450、及びNMT−900
と呼ばれるアナログセル式無線電話システムは、長い間世界中に首尾よく展開さ
れてきた。北米標準IS−54及び欧州標準GSMに合致するようなデイジタル
セル式無線電話システムは、1990年代の初期以来使用されている。より最近
では、PCS(個人通信サービス)と広く呼ばれる無線デイジタルサービスの広
範な種類が導入され、これにはIS−136及びIS−95の様な標準に合致し
た進歩したデイジタルセル式システム、DECT(デイジタル高度化コードレス
電話)の様な低電力システム及びCDPD(セル式デイジタルパケットデータ)
の様なデータ通信サービスが含まれる。これら及び他のシステムは、ギブソンに
より編集されCRCプレスにより出版された移動通信ハンドブックに記載される
【0004】 図1は、典型的な地上セル式無線電話システム20を示す。このセル式無線電
話システム20は、基地局26によりサービスされる複数のセル24及び移動電
話交換局(MTSO)28と通信する1つ又はそれより多い無線電話機(端末)
22を含むことができる。3個のセル24のみが図1に示されるが、典型的なセ
ル式ネットワークは、数百のセルを含み、1つより多いMTSOを含み、数千の
無線電話機にサービスできる。
【0005】 セル24は、一般に通信システム20において、ノードとして役立ち、これか
らリンクが、セル24にサービスしている基地局26を経由して、無線電話22
とMTSO28の間に確立される。各セル24は、それに割り当てられた1つ又
はそれより多い専用の制御チャネル及び1つ又はそれより多いトラヒックチャネ
ルを持つであろう。制御チャネルは、セル識別及びページング情報を送信するた
めに使用される専用のチャネルである。セル式ネットワーク20を通り二重無線
通信リンクが、2つの移動端末22の間又は移動端末22と陸線電話ユーザ32
との間に公衆加入電話網(PSTN)34を通り作られる。基地局26の機能は
、セル24と移動端末22との間の無線通信を処理することである。この能力に
おいて、基地局26は、データ及び音声信号のための中継局として機能する。
【0006】 図2に示す様に、衛星42が従来の地上基地局により遂行されるのと類似の機
能を遂行するため採用されても良く、例えば、人口がまばらに分布する地域又は
起伏の多い地形をもつ地域で従来の陸線電話又は地上セル式電話インフラストラ
クチュアが技術的又は経済的に実用できないときである。衛星無線電話システム
40は、典型的には1つ又はそれより多い衛星42を持ち、これは1つ又はそれ
より多い地球局44と端末23との間のリレー又はトランスポンダとして役立つ
。衛星は、二重リンクを通じて無線電話通信を端末23及び地球局44へ伝達す
る。地球局44は、次に公衆加入電話網34に接続され、衛星無線電話機間の通
信、及び衛生無線電話機と従来の地上セル式無線電話機又は陸線電話機との間の
通信を可能にする。衛星無線電話システム40は、システムによりサービスされ
る全地域を覆う単一のアンテナビームを利用してもよく、又は、示される様に、
衛星は、各々がシステムのサービス領域内の別個の地理的カバーレッジエリア5
0にサービスする多重の最小限に重複するビームを発生する様に設計されても良
い。カバーレッジエリア50は、図1に示す様に、図1の地上セル式システム2
0のセル24と同様な機能を果たす。
【0007】 伝統的なアナログセル式システムは、一般に、通信チャネルを作るために、周
波数分割多元接続(FDMA)と呼ばれるシステムを採用する。当業者に周知な
実際的事項として、変調された波形である、無線電話通信信号は、典型的には搬
送波周波数のスペクトル内の所定の周波数帯域を通じて通信される。典型的なF
DMAシステムにおいては、これらの離散的周波数帯域の各々は、それを通じて
セル式無線電話機が、基地局又はセルにサービスする衛星を介してセルと通信す
るチャネルとして働く。
【0008】 利用可能な周波数スペクトル上の制限は、加入者の数が増加するに連れて、幾
つかの問題を生じる。セル式無線電話システムにおける加入者の増加は、通信品
質を維持しながらより多くの合計チャネルを与えるために、制限された利用可能
周波数スペクトルのより効率的な利用を要求する。この問題は、加入者がシステ
ム内のセルの間に均一に分布しないかも知れない故に誇張される。いかなる与え
られた時間においても、潜在的なより高い局地的加入者密度を処理するため、特
定のセルに対して、より多くのチャネルが必要になるかも知れない。例えば、都
市地域内の一つのセルは、想像ではいかなる一時においても数百又は数千の加入
者を含み、そのセルにおいて利用出来るチャネルの数をすぐ消耗する。
【0009】 この理由で、従来のセル式システムは、各セルにおける潜在的チャネル容量を
増加しかつスペクトル効率を増加するため周波数再使用を採用する。周波数再使
用は、各セルへの周波数帯域の割当てを含み、複数セルは、地理的に分離されて
同じ周波数を採用し、異なるセルにおける無線電話機は相互に干渉することなく
同じ周波数を使用することを可能にする。この様にすることにより、多くの数千
の加入者は、数百の周波数帯域しか持たない一つのシステムによりサービスを受
けることが出来る。
【0010】 チャネル容量及びスペクトル効率を更に増加できるもう一つの技術は、時分割
多元接続(TDMA)の使用である。TDMAシステムは、従来のFDMAシス
テムにおいて採用される周波数帯域を順次タイムスロットの中に小分けすること
により実行される。一つの周波数帯域を通じての通信は、複数のタイムスロット
を含む一つの反復性TDMAフレーム構造上で典型的に発生する。TDMAを採
用しているシステムの例は、米国で採用されているデユアルアナログ/デイジタ
ルIS−54B標準に合致したシステムであり、そこでは、伝統的アナログセル
式スペクトルの周波数帯域の各々は、3つのタイムスロットに小分けされ、また
GSM標準に合致するシステムは、複数の周波数帯域の各々を8つのタイムスロ
トに分割する。これらのTDMAシステムにおいては、各ユーザは、ユーザの割
り当てられたタイムスロットの間中に送信されるデイジタルデータのバーストを
使用して基地局と通信する。
【0011】 TDMAシステムにおける一つのチャネルは、少なくとも1つの周波数帯域上
の少なくとも1つのタイムスロットを含む。上述の様に、チャネルは、音声、デ
ータ又は他の情報をユーザの間、例えば、無線電話機と陸線電話機との間で通信
するため使用される。チャネルは、専用制御ヤネルの場合の様に、所定の周波数
帯域の所定のタイムスロットに割り当てても良い。一つのセルにおいて送信され
る専用制御チャネルの典型的な組には、無線電話システムの一つのセルにおける
制御情報を、このシステムへのアクセスを求める無線電話機へ放送するのに使用
される発送(forward)制御チャネルが含まれる。発送制御チャネル上で
放送される制御情報は、無線電話機から無線電話システムへのアクセスに必要な
セルの識別、関連ネットワーク識別、システムタイミング情報及び他の情報の様
な事項を含むことが出来る。
【0012】 TDMAシステムにおけるチャネルは、必要な時及び場合にこのシステムによ
ってもまた動的に割り当てられる。加えて、GSM標準に合致したシステムの様
な、幾つかのシステムは、トラヒックチャネルを「周波数ホップ」し、即ち、特
定のトラヒックチャネルがフレームごとにその上で送信される周波数帯域を変化
させる。周波数ホッピングは、同じ2つの局が同時に同じ周波数を使用する可能
性を減少させることにより、チャネル間の干渉事象の公算を削減できる。これは
、最悪の場合の干渉の代わりに平均に関した通信品質を提供する助けとなる。
【0013】 FDMA及びTDMA技術の代わりに、無線通信システムは、符号分割多元接
続(CDMA)又は「スペクトル拡散」技術を採用できる。CDMAにおいては
、一つのチャネルは、データ変調された搬送波信号を独特の拡散コードにより変
調することにより定義され、即ち、コードは、元のデータ変調された搬送波をこ
の通信システムが動作している周波数スペクトルの広い部分に亘り拡散する。送
信された信号は、信号相関技術を使用して、同じ拡散コードを使用する受信ユニ
ットにより復調される。送信される信号は、広い帯域に亘り拡散される故、CD
MA通信は、他の通信信号を「ジャム」させるかも知れないコヒーレント雑音源
に対して傷つき易さが少ない。独特の拡散コードの使用は、数個のチャネルが同
じ帯域を効果的に共用出来るようにする。
【0014】 セル式システムの様な無線通信システムにより提供されるサービスの品質は、
環境の影響を受け易い。例えば、一組の公称環境条件の下で、通信品質の受け入
れ可能なレベルを作る様に設計されたシステム動作パラメタの下に置かれた呼び
は、フェーデイング、丘の様な介在物体による遮蔽、及び距離による及び建物の
様な構造物による「下位公称(Sub−nominal)」条件の下で中断され
得る。この様な環境要因は、結果としてサービスの休止となる。
【0015】 この様なサービスの中断の例は、移動無線電話機が、セル式無線電話システム
の休止領域に入る時に発生する。この様な領域は、セルとセルの間のセル覆域に
おける穴、又は建物又はトンネルの内部の様な、劣化した受信又は送信の地域を
含むかも知れない。移動無電電話機が、この様な不利な場所に入る時は、到来呼
びの通知を受信するため、又は出中継呼びを置くために、呼びを継続して進行さ
せることは不可能かも知れない。
【0016】 無線通信システムは、単に送信電力を増加することによりサービスの中断を減
らすことが出来る。送信電力を増加すると、チャネル間の干渉を増加させること
になるので、送信電力の増加には、しかし、問題がある。これは、特にCDMA
システムにおいて真実であり、そこでは、信号電力を平衡させることが望まれる
。加えて、送信電力の増加は、移動ユニットに対して実際的でない傾向があり、
それはこれらのユニットは、大きさ及び電池の制約に起因して、典型的には電力
制限されるからである。
【0017】 セル式システムにおいて、サービス休止を減少させる別の解決策は、セルとセ
ルの間に落ちる地域を減らすように、セルの密度、即ち、基地局の密度を増加さ
せることである。この解決策は、しかし、追加の基地局の要求に関連した資本及
び運営費の増加と共に、ネットワークの複雑さを増加させる。
【0018】 不利な位置にある加入者ユニットに改善されたサービスを提供する別の解決策
は、ユニットが不利な位置にある時でさえ、ユニットに到来呼びを知らせること
の出来る選択的高電力ページングシステムを備えることである。この様なシステ
ムにおいては、基地局は、ページングメッセージを特別に設計された高電力チャ
ネルを通じて不利なユニットへ送る。ページングされたユニットは、そこでペー
ジに答えるために、余り不利でない位置へ移動することが出来る。
【0019】 この解決策は、高い浸透性(penetration)の通知を与えることが
出来るが、システムは依然として上述の干渉の問題で制約されるので、この解決
策は、一般にいかなる与えられた時においても少しの数のユーザのみを支援する
。更に、受信しているユニットにとって、不利な位置にありながら、この様な高
電力メッセージに肯定応答することは実際的ではない。本出願の譲受人に譲渡さ
れた米国特許出願第08/989,088号には、高電力メッセージに応答する
技術が記載され、そこでは、一連の2進「1」から成る簡単化された肯定応答を
正規電力チャネルを通じて送ることが含まれる。しかし、移動ユニットが、この
技術に従って送信出来る情報は制限されるかも知れない。
【0020】 (発明の要約) 前述からみて、サービス休止を減少できる無線通信システム及び方法を提供す
ることが本発明の目的である。 本発明の他の目的は、不利なサービス地域に所在する加入者ユニットに通信を
与える無線通信システム及び方法を提供することである。 本発明の他の目的は、電力の増加やバンド幅の増大を必要とすることなく、不
利なサービス地域における加入者ユニットと通信するためのより強化された(r
obust)通信システムおよび通信方法を提供することである。 本発明の他の目的は、無線通信システムに、急激な修正を要求することなく、
無線通信システム内の加入者ユニットに、より強化された(robust)通信
を与える装置及び方法を提供することが本発明の更に別の目的である。
【0021】 これら及び他の目的、特徴及び利点は、本発明に従った装置及び方法により提
供され、ここにおいて、情報は、チャネルの少なくとも1つに対する通信品質の
決定に基づいて、第1の冗長レベルを持つ第1の通信チャネル又は第2の冗長レ
ベルを持つ第2の通信チャネルの1つを通じて通信される。本発明の実施例にお
いては、受信信号強度、ビット誤り率、又はフレーム誤り率の様な、そのチャネ
ルに対する通信品質の測度が所定の基準を満足するまでは、その第1のチャネル
、例えば、「標準」チャネルを通じて通信が行われる。通信品質が所定の基準を
満足する時は、第1のチャネルと本質的に同じ量のスペクトル資源を利用するが
、著しく増加した冗長を与える「強化された」高浸透性チャネルへシフトする。
他の実施例においては、端末、例えば、セル式無線電話機又は他の無線端末は、
標準放送制御チャネル又は高浸透性放送制御チャネル(high penetr
ation broadcast control channel)の1つを
経由して無線通信システムについて登録し、標準放送制御チャネルに対する通信
品質の決定に基づいて、それらの間で切換える。例えば、端末は、不利な受信地
域における標準放送制御チャネルの取得の失敗と同時に高浸透性放送制御チャネ
ルへ切換えても良い。
【0022】 標準と強化された高浸透性メッセージサービス(robust high−p
enetration messaging service)との間で切換え
る装置及び方法を提供することにより、本発明は、建物の内部及び無線セルの周
辺近くの地域の様な不利な受信地域に位置することに関連するサービス中断を減
少させる助けとなる。送信電力及び帯域幅は、強化された、高浸透性サービスに
対して増加する必要がないので、上に述べた干渉及び電力問題は回避できる。高
浸透性メッセージのために送信電力の増加は要求されないので、本発明は、基地
局か端末かのどちらかで、実際的に実行できる。追加の、高浸透性メッセージン
グは、現存のハードウエア及びプロトコルへの最小の変更で実行できる。
【0023】 特に、本発明によれば、無線通信システムにおいて、通信の品質の測度、例え
ば、信号強度、フレーム誤り率又はビット誤り率、は、関連する第1の冗長レベ
ルを持つ第1の通信チャネル及び関連する第2の冗長レベルを持つ第2の通信チ
ャネルの少なくとも1つに対して決定され、第2の冗長レベルは第1の冗長レベ
ルとは異なる。通信は、決定された通信品質の測度に基づいて選択された第1の
通信チャネル又は第2の通信チャネルの1つを通じて行われる。第1及び第2の
冗長レベルは、「標準」及び「強化された」サービス能力を与えるために異なる
のが好ましい。
【0024】 本発明の一側面によれば、第1のチャネルを通しての通信品質の決定は、第1
のチャネルを通して通信した後に行われる。もし第1の通信チャネルに対して決
定された通信品質の測度が、所定の基準を満足すれば、通信は本質的に第2の通
信チャネルを通して行われる。例えば、通信品質の決定は、第1の通信チャネル
を通して首尾よく通信することの失敗の検出でも良く、これに応じて、通信は、
第2の通信チャネルへ切換えられる。
【0025】 本発明の一つの実施例においては、無線端末は、第1の、「標準」放送制御チ
ャネルを取得しようと試みる。第2の、「強化された」放送制御チャネルを取得
する試みが、第1の放送制御チャネルを取得する失敗に応じて、続いても良い。
第1の放送制御チャネルを取得する試みは、例えば、無線端末のスリープモード
からの脱出と同時に行われても良い。
【0026】 本発明の他の側面によれば、第1の通信チャネルを通じての通信及び第2の通
信チャネルを通じての通信は、本質的に同じ量のスペクトル資源を使用する。例
えば、第1及び第2の通信チャネルを通じての通信は、本質的に同じ送信電力、
帯域幅及び/又は伝送率を利用しても良い。
【0027】 本発明の更に別の側面によれば、搬送波は、変調された通信信号を発生するた
め、第1の変調手法(modulation scheme)又は第2の変調手
法に従い変調され、そこに、第2の変調手法は、第1の変調手法のサブセットを
表すコンステレーション(constellation)を利用する。変調され
た通信信号は、第1の通信チャネル又は第2の通信チャネルの1つを通じて送信
され、第1の通信チャネル又は第2の通信チャネルの1つの上で受信される。受
信された通信信号は、その受信された信号が、第1の通信チャネル又は第2の通
信チャネル上で受信されたかに基づいて、第1の変調手法又は第2の変調手法の
1つにより復調される。例えば、もし第1の通信チャネル上で受信されれば、受
信された通信信号はコヒーレントに復調され、またもしそれが第2の通信チャネ
ル上で受信されれば、非コヒーレントに復調される。 関係する装置もまた論議されている。多重サービス能力を持つ無線通信が、こ
れにより提供される。
【0028】 (実施例の詳細な説明) 本発明は、今や付随する図面を参照してより完全に説明し、そこに実施例が示
される。この発明は、しかし、多くの異なる形式で実施され、ここに述べる実施
例に限定されると考えるべきではなく、むしろ、これらの実施例は、この開示が
完全かつ完了し、発明の範囲を当業者に十分に伝えるように提供される。同様な
番号は、全体に亘り同様な要素を指す。
【0029】 本発明は、セル式無線電話システムの様な無線通信における、チャネルを通じ
た通信に関する。当業者が理解するように、「チャネル」の様な用語は、文献に
おいて常に一貫して使用されるとは限らず、例えば、IEEE電気用語の標準辞
書は、「チャネル」を、通信経路及び周波数の帯域の両方として定義する。従来
のFDMAシステムにおいては、例えば、「チャネル」は、変調された搬送波に
より占有される周波数の帯域から成る「物理的」チャネルを指し又はこれに対応
する。GSMの様なTDMAシステムにおいては、一つのチャネルは、1つ又は
それより多い周波数帯域の一つの群から成り、例えば,いわゆる「共通チャネル
」に割り当てられる特定の周波数帯域上の周期的タイムスロットである。幾つか
の文脈において、一つのチャネルは、周波数又は送信の時間と特定の相関を持た
ないアドレス指定又はフィールド割当手法(field assignment
scheme)により定義される「論理的」チャネルでも良い。本出願の目的
のため、「チャネル」は、無線通信システムの空気(air)インタフェースの
様な通信インタフェースにおいて定義される一つの通信経路を指し、それは、周
波数帯域、そのタイムスライス、等から成る実際の物理的チャネルであろうと、
又はこの様な物理的チャネルにより運ばれる論理的チャネルでも良い。
【0030】 ここに使用される「周波数帯域」は、その上に、一つの通信信号、例えば、一
つの変調された搬送波信号が分布される一つの周波数範囲を指す。この帯域は、
一つの中心搬送波周波数の周りに広がっても良く、しかし必ずしもそうでなくて
も良い。当業者は、ここに記載される搬送波周波数帯域は、重複しない又は連続
する必要がないことを理解するであろう。例えば、変調された搬送波は、典型的
にそれらのスペクトル分布内において、受入れ不能の干渉のレベルを生じること
なく重複することが出来る。事実、幾つかのシステムにおいて、この重複は、か
なりの大きさである。
【0031】 ここに述べる実施例は、無線通信システムに関し、そこではGSM又はIS−
136の様な標準に合致する様な「短いメッセージ(short messag
e)」、例えば、アルファベット数字メッセージが、第1の冗長レベルを作る第
1のチャネル符号化を持つ「標準」通信チャネル又は第1の冗長レベルより大き
い第2の冗長レベルを作る第2のチャネル符号化を持つ「強化された」高浸透性
通信チャネルの少なくとも1つの上を伝送される。この方法において、標準及び
強化されたサービス能力をもつシステムが実行される。
【0032】 当業者は、しかし、本発明の装置及び方法は、メッセージングサービスの他の
様式を提供する無線通信システムにも適用可能なことを理解するであろう。例え
ば、これらのシステムは、制御メッセージ、2地点間音声及び/又はデータトラ
ヒック、等の様な短いメッセージ以外の情報の標準又は強化された通信の選択を
与えることが出来る。
【0033】 (高浸透性メッセージング能力を持つ例示的無線通信システム) IS−136に合致した無線通信システムにおいては、短いメッセージはデイ
ジタル制御チャネル(DCCH)を通じて通信される。図3は、IS−136デ
イジタル制御チャネルDCCH構成を示す。デイジタル制御チャネルDCCHは
、「物理的チャネル」、即ち、周波数及び時分割に関して定義される信号伝播資
源の一つの実際の部分である。数個の「論理的」チャネルは、デイジタル制御チ
ャネルDCCHの上へマップされる。これらの論理的チャネルは、システム構成
及びシステムアクセス規則についての情報を伝えるために設計された多重化放送
チャネルBCCH、及び多重化2地点間短メッセージサービス(SMS)、ペー
ジング及びアクセス応答チャネルSPACHを含む。
【0034】 放送チャネルBCCHは、更に複数の論理的チャネルに分割される。これらの
論理的チャネルは、システム識別(ID)及び登録情報の様な時間クリテイカル
情報を伝えるための急速放送チャネル(F−BCCH)F、近隣セルのリストの
様な低時間クリテイカル情報を伝えるための拡張放送チャネル(E−BCCH)
E、及びSMS放送チャネル(SMS−BCCH)Sを含む。組み合わされたS
MS、ページング及びアクセス応答チャネルSPACHは、メッセージを運ぶた
めの短メッセージサービスチャネル(SMSCH)、システムページを伝えるた
めのページングチャネル(PCH)、及び加入者ユニットからの質問へシステム
応答及び他の管理情報を与えるためのアクセス応答チャネル(ARCH)から成
る。
【0035】 各デイジタル制御チャネルDCCHフレームのスロットは、F−BCCHスロ
ットFから開始し、これにE−BCCHスロットE、S−BCCHスロットS、
が続き、そして次にSMS、ページング及びアクセススロットSPACHが続く
。各フレームにおける各形式の数は、システムセットアップにより決定される。
図示される様に、各デイジタル制御チャネルDCCHは、28個の同期ビットS
YNC、ランダムアクセスチャネル(RACH)を支持するための12個の共有
チャネル帰還ビットSCFビット、260個のデータビットData、スーパー
フレームの位相を検出するための12個の符号化されたスーパーフレーム位相ビ
ットCSFP、及び2個の保留ビットRSVDを含む。
【0036】 DCCHスーパーフレーム(SF)は、32個のデイジタル制御チャネルDC
CHフレームを含む。移動無線電話機の様な加入者ユニットが、最初にターンオ
ンされる時、ユニットの受信機エレクトロニックスは、CSFPを読み取ること
によりDCCHを探し求め、もしCFSPが変化しつつあれば、移動ユニットは
、すでにDCCHを取得した。CSFPから、移動ユニットは、どのスロットが
スーパーフレームにおける最初のスロットかを決定出来、これはユニットが次に
F−BCCHを読み取ることを可能にする。F−BCCHは、F−BCCH、E
−BCCHの数についての情報を運び、またS−BCCHスロットは、スーパー
フレーム内に存在する。移動ユニットは、ページンググループ情報をE−BCC
H上で受け取る。一旦この情報が受け取られると、移動は、どのSPACHスロ
ットがページング及びそれに指向されたSMS情報を運んでいるかを決定出来る
。移動ユニットは、そこで到来ページ又は短メッセージの存在をモニタするため
、スーパーフレーム当たり1回識別されたスロットを読み取る。この周期的読み
取りは、スリープモードサイクルの創作を可能にし、即ち、移動は、その割り当
てられたスロットの間、ページ又は短メッセージの到着を活発にモニタすること
が要求されない時間の間、電力を保存出来る。
【0037】 ハイパーフレーム(Hyper Frame)は、2つのスーパーフレーム(
Super Frame)を含み、ハイパーフレームの第2のスーパーフレーム
は、第1のスーパーフレームの反復である。もし加入者ユニットが、ハイパーフ
レームの第1のスーパーフレームにおけるSPACH内のそのスロットを読み取
ることが出来なければ、それは、第2のスーパーフレームの間に、それを再び読
み取ることを試みる。もし加入者ユニットが、第1のスーパーフレームにおける
その割り当てられたSPACHスロットを読み取ることが出来れば、しかし、第
2のスーパーフレームを読み取ることをスキップ出来る。
【0038】 図4は、DCCHを発生するためのプロトコルスタック400を示す。データ
リンク層(層2)フレーム410は、7−ビットヘッダー、102個のメッセー
ジビット、16−ビット巡回冗長検査(CRC)値、及び畳み込み符号化に使用
される5個のテールビット(tail bit)を含む。データリンク層フレー
ム410の130個のビットは、一つのレート1/2畳み込み符号に従い符号化
され、次に260個のビットを生成するためインターリーブされ、これらは次に
、一つの物理的層(層1)スロット310を形成するためフォーマット及びサプ
ルメントされる。このデータリンク層410は、2−ビットプロトコル判別(P
C)フィールド及び6−ビットメッセージ形式(MT)フィールドを含むメッセ
ージ層(層3)メッセージ420から発生される。
【0039】 メッセージ層メッセージ420内の情報は、送られている特定のメッセージに
依存して可変長であることが出来る。もし与えられたメッセージ層メッセージに
おける情報が102ビットを超えて延びると、多重データリンク層フレーム41
0がメッセージ層メッセージ420を送信するために使用される。従って、メッ
セージ層メッセージ420内の情報は、幾つかの物理的層スロット310を使用
して送信される。メッセージ層メッセージにおける情報が102ビットを超えて
延びる時は、このメッセージは、典型的には、1つおきのSPACHスロットを
使用して送信され、各データリンク層フレーム410のヘッダー内の一つのビッ
トは、特定のページンググループにおけるユニットに、ページングまたはSMS
メッセージに対しては1つおきのSPACHスロットを見るように知らせるため
、所定の値にセットされる。この方法において、メッセージは、他のページング
グループにおけるユニットに対するページング遅延を減少させながら、効率的に
送信されることが出来る。
【0040】 図5A及び5Bは、メッセージを、IS−136の様な従来の標準の下で通信
するための例示的送信機構造510及び例示的受信機構造550をそれぞれ示す
。図5Aを参照すると、データリンク層フレーム410は、従来の符号化手段5
11により畳み込み符号化され、畳み込み符号化されたビットストリームは、次
にインタリーブ手段512によりインタリーブされる。符号化されインタリーブ
されたビットは、次に変調手段513、例えば、π/4−DQPSK変調器によ
り変調される。変調器513の出力は、そこで送信手段514へ渡され、これは
対応する無線通信信号515を送信する。
【0041】 図5Bを参照すると、無線通信信号515は、次に復調された信号を生成する
ため、コヒーレント復調手段551により受信されコヒーレントに復調される。
復調された信号は、次にインタリーブ解除手段552によりインタリーブ解除さ
れ、初めに送信されたデータリンク層フレーム410の推定値を表すデータリン
ク層フレーム410’を生成するためビタービ復号手段553により復号される
【0042】 本発明の一側面によれば、「高浸透性(high−penetration)
」メッセージサービスは、加入者ユニットが、正規セル覆域の間に落ちる位置又
は建物又は他の構造物の内部の様な不利な位置にある時に、これとの通信を可能
にするため、上述の様な従来のメッセージサービスに加えて提供される。この高
浸透性メッセージサービスは、本質的に同じ伝送速度と電力を利用する別個の高
浸透性チャネルを使用することにより提供され、従って、正規メッセージチャネ
ルと本質的に同じ量のスペクトル資源である。この高浸透性チャネルは、しかし
、より高い冗長性を与えるため追加の符号化を使用し、またこれは、非コヒーレ
ント検出技術の使用を可能にする。この追加の符号化は、また、正規メッセージ
チャネル及び高浸透性チャネルの両方に対して共通の送信機素子及び受信機素子
の使用を可能にするのが好ましい。
【0043】 例えば、図6A及び6Bに示す様に、この追加の符号化は、追加の冗長を導入
する追加のワルシユ−アダマール(Walsh−Hadamard)又は他の直
交又は準直交符号を含んでも良い。例示的送信ユニット610は、畳み込み符号
化手段511及びインタリーブ手段512を含む。正規のメッセージングチャネ
ル520において、インタリーブ手段512により生成されたインタリーブされ
畳み込み符号化された信号は、直接に変調手段513、例えば,π/4−DQP
SK変調器へ、送信手段514により送信されるために供給される。高浸透性チ
ャネル620において、インタリーブされ畳み込み符号化された信号は追加的に
追加の符号化手段611、例えば、ワルシユ−アダマール又は他の直交又は準直
交符号を実行するエンコーダにより符号化される。この追加的に符号化された信
号は、シーケンスを生成するためマッピング手段612によりマップされ、この
シーケンスは、変調手段513の信号マッピングを、非コヒーレント復調し易い
無線通信信号515を発生する一つの信号サブセットの中へ束縛する。この様な
マッピングの例は、4−レベルπ/4−DQPSK変調を2進π/4−DBPS
K変調手法の中ヘマップするビット反復マッピングであり、これについては 1
998年10月16日に出願され、本出願の譲受人に譲渡された、「TDMシス
テムのための高性能ハーフレート符号化装置及び方法」と題する米国特許出願に
記載され、その全体を、本文があたかも物理的に存在するかの様に、ここに引用
して組み入れる。
【0044】 図6Bに示される様に、正規及び高浸透性メッセージの両方を受信するための
受信ユニット650は、受信された無線通信信号515をコヒーレントに復調す
る手段551を含むコヒーレント受信ブランチ560、並びに、非回転(de−
rotating)手段651及び非コヒーレント復調手段652、例えば、ワ
ルシュ−アダマール変換を実行する検出器を含む非コヒーレント受信ブランチ6
60を含む。コヒーレント受信ブランチ560か非コヒーレント受信ブランチ6
60かのいずれかからの出力は、次にインターリービング解除のためインターリ
ーブ解除手段552へ渡され、次に初めに送信されたデータリンク層フレーム4
10の推定値を表すデータリンク層フレーム410’を回復するためビタービ複
号手段553へ渡される。
【0045】 追加の符号化は、好ましくは、ワルシュ−アダマール又はノルドストローム−
ロビンソン(Nordstrom−Robinson)符号の様な直交又は準直
交符号である。追加の符号化は、不利な位置に所在するユニットと通信している
時信号対雑音比を高める助けとなる。マッピングを持つこの様な符号を使用し、
このマッピングは、正規のMの(M−ary)変調を2進変調手法の中にマップ
し、これは受信端末において非コヒーレント検出技術を用いて復調できる。コヒ
ーレント及び非コヒーレント変調技術は当業者に周知である。これら変調技術の
幾つかの例、並びにワルシュ−アダマール及び他の符号の議論は、マックグロウ
ーヒル(第3版、1995)により出版されたProakis著“Digita
l Communications”の中に見出すことができる。
【0046】 非コヒーレント復調の使用は、コヒーレント変調に関連するチャネル推定及び
トラッキング動作の遂行の必要性を回避できる。非コヒーレント復調は、適切に
変調された信号、例えば、微分変調され、直交変調され、準直交変調され、又は
同様な信号に適用される。顕著な遅延の広がりを持つチャネルにおいては、適切
な復調器は、いわゆるRAKE受信機であり、そこでは受信された信号は、チャ
ネルの遅延広がりを作る種々の遅延を持つ変調シーケンス(例えば、変調された
信号を生成するため使用される直交、準直交、又は他のシーケンス)の各々と相
関される。これ及び他の復調技術は、上述の、プロアキスによるテキストである
デイジタル通信に記載される。
【0047】 当業者は、示された例示的送信ユニット610の構成成分、即ち、畳み込み符
号化手段511、インタリーブ手段、変調手段513、及び送信手段514、は
基地局、移動端末又は他の通信装置において典型的に発見される従来の送信構成
成分を含むことができることを理解するであろう。これらの構成成分は、例えば
、従来の送信機回路、アンテナ、特定用途向け集積回路(ASIC)の様な特定
目的ハードウエアにおいて又はデイジタル信号処理装置、等の様なより一般目的
ハードウエアにおいて実施される処理回路を含むことが出来る。同様に、受信ユ
ニット650の素子、即ち、コヒーレント復調手段551、非回転手段651、
非コヒーレント復調手段652、インタリーブ解除手段552、及びビタービ復
号手段553は、基地局、移動端末等において一般に使用される従来の受信構成
成分から成ることが出来る。これらの構成成分は、例えば、従来のアンテナ、ミ
キサ、特定用途向け集積回路(ASIC)の様な特定目的ハードウエアにおいて
又はデイジタル信号処理装置(DSP)又はマイクロプロセッサ、等の様な、よ
り一般目的ハードウエアにおいて実施される他の処理回路を含むことが出来る。
当業者は、一般に、送信ユニット610及び受信ユニット650は、汎用ハード
ウエア上を走行する特別目的アナログ又はデイジタルハードウエア、ソフトウエ
ア、又はこれらの組み合わせを使用して実施できることを理解するであろう。
【0048】 当業者はまた、図6A及び6Bの構造は、無線通信システムの基地局か加入者
端末かのいずれかにおいて実施できることを理解するであろう。例えば、正規及
び高浸透性メッセージングチャネルは、短メッセージを基地局から加入者ユニッ
トへ通信するために、又は短メッセージ肯定応答を加入者ユニットから基地局へ
伝達するため構成できる。より一般には正規及び高浸透性メッセージングチャネ
ルは、いずれの方向にも、音声及びデータメッセージを与えるために使用できる
【0049】 高浸透性チャネルをIS−136コンパテイブルシステムにおいて実施するた
めのプロトコルスタックが図7に示される。メッセージ層メッセージ420は、
図5を参照して述べた様にデータリンク層フレーム410の中へフォーマットさ
れる。修正された高浸透性物理的層スロット720の形成においては、しかし、
追加の符号化動作710、ここに(32,5)ワルッシュ−アダマール符号化、
が、メッセージ層メッセージ420における情報の送信における冗長を増すため
に適用される。修正された物理的層スロット310‘は、他のユニットが、高浸
透性スロット310’を正規のDCCHスロットと間違えないように、CCLフ
ィールド及び定数CSFPを含む。
【0050】 受信ユニットが、送信局との同期が取れるために、高浸透性メッセージングチ
ャネルのために、異なるスーパーフレーム構造が使用されても良い。従って、図
8に示す様に、4個のスロット810が、各スーパーフレームSFにおける同期
バーストのため使用される。この同期スロット810は、チャネル取得及び精密
同期化の両方のために使用できる。同期スロット810は、受信ユニットが、ス
ーパーフレームSFにおける最初のスロットを識別できるように、スーパーフレ
ームSF中に不規則に間隔を置いても良い。
【0051】 増加した符号化の結果、高浸透性チャネルを使用して送信されるメッセージ層
メッセージの情報は、従来のメッセージングチャネルにおけるよりも、物理的層
スロットの大きな数にわたり分散する。例えば、図7及び8に示す修正されたI
S−136において、データリンク層フレームは、13個の物理的層スロットを
必要とし、即ち、ハイパーフレームHFは、13個のスーパーフレームSFを含
む。これは、従来のメッセージングチャネル上で送信されたメッセージに関して
、メッセージの回復における遅延を導入出来るが、ユニットは、依然として各ス
ーパーフレームにおける1個のスロットに対してアクチブであるよう束縛される
ことが出来るので、受信しているユニットのスリープモードサイクルの変更を必
要としない。
【0052】 図9は、本発明の一側面に従って、正規メッセージチャネル及び高浸透性メッ
セージチャネルの1つを使用してメッセージを通信するための例示的動作900
を示す。メッセージは、正規通信チャネル又は高浸透性通信チャネルの1つの上
で送信される(ブロック910)。無線通信信号は、正規通信チャネル又は高浸
透性通信チャネルの1つの上で受信される(ブロック920)。受信された無線
通信信号は、無線通信信号が、正規通信チャネル上で受信されたか又は高浸透性
通信チャネル上で受信されたかに基づいて選択される復調手法を使用して復調さ
れる(ブロック930)。
【0053】 当業者は、図9の動作は、幾つかの異なる方法で実施でき、またこれらの動作
を遂行するための特定のスッテップは、通信されるメッセージの形式に依存する
ことを理解するであろう。例えば、放送制御メッセージ、例えば、システム識別
及び同期化情報を含むメッセージは、加入者ユニットが、チャネルの1つを使用
してシステムを取得できるように、基地局により正規通信チャネル及び高浸透性
通信チャネルの両方の上で同時に送信される。このシステムを取得しようと試み
る加入者ユニットは、最初に正規チャネルに同調し、送信されている制御情報を
そのチャネル上で首尾よく受信するのに失敗すると、アクセスを得るため高浸透
性チャネルに再度同調するかも知れない。この代わりに、2地点間メッセージン
グ情況において、基地局は、特定の加入者ユニットに到達しようと試みて、最初
に正規通信チャネル上でメッセージを送信し、次に、正規チャネル上で送信した
メッセージの肯定応答が所定の時間内に受信されない場合には、高浸透性チャネ
ル上でメッセージを送信するかも知れない。正規と高浸透性チャネルの間で切換
えるための方法及び装置は、ここに同時に出願され、その全体をここに引用して
組み入れられた、本発明の譲受人に譲渡され、“Wireless Commu
nications Standard and Robust Servic
es and Methods of Operation Thereof”
と題する関連出願に記載されている。
【0054】 当業者は、本発明は図6A−B及び図7−9の示された実施例に限定されない
ことを理解するであろう。本発明の方法及び装置は、また短メッセージ以外の他
の内容の通信にも適用でき、例えば、同様な技術が短メッセージ肯定応答、音声
及びデータを通信するのに使用できるであろう。
【0055】 他の変更もまた本発明の範囲に入る。例えば、実際のデータ、例えば、交番す
る正規及び高浸透性チャネルを通じて送られる実際の「ビット」は同一である必
要がない。ここに使用される様に、「メッセージ」は、情報内容の量を指す。こ
の内容は、使用されるチャネルに依存して、幾つかの異なる方法で表され、例え
ば、正規チャネルを通じて送信されるメッセージ層メッセージ内に含まれる情報
内容は高浸透性チャネルを通じてのメッセージ遅延の負の効果を減少させるため
、高浸透性チャネル上のストリームライン又はコンパクトフォーマットで表すこ
とが出来る。この様な技術の例は、一組の制御情報を正常の状態の下ではIS−
136DCCHの様な正規チャネルに定義された論理チャネルを経由して送り、
また不利な位置にあるユニットと単に接触を維持する目的では、その一組の制御
情報のより小さなサブセットは高浸透性チャネル上で送信されることが出来る。
【0056】 標準と強化されたサービスとの間の切換え 広い用語において、上述の様な無線通信システムは、正規のDAMPSメッセ
ージングの様な、「正規」又は「標準」サービス及び上述の高浸透性メッセージ
ングの様な「強化された」より高信頼性サービスを含む。この様なサービスは、
忠実性及び/又は他の性能特性を改善するため増加した帯域幅及び/又は送信電
力を使用する様な他のサービスと組合せることもできる。
【0057】 ここにおける論議の目的で、「標準」又は「正規」サービスは、無線システム
において普通に提供されるサービス、例えば標準音声、データ又は制御チャネル
を含む。「強化された」サービスは、標準サービスと本質的に同じ帯域幅及び送
信電力を利用するサービスを含むが、これは上述の高浸透性メッセージングにお
いて使用される増加した符号化の様な機構を介して増加した信頼性を与える。
【0058】 これらのサービスの形式は、無線通信システム上に課せられるスペクトル要求
及び非スペクトル要求の両方に従い分類される。スペクトル要求は、このサービ
スを行うのに要する帯域幅の様なものを含み、これは、このサービスに従がった
通信に使用される信号により占有される周波数帯域に関しかつ減少した周波数再
使用により消費される帯域幅及び増加した送信電力に関連する追加の干渉の両方
に関する。非スペクトル要求は、上述の高浸透性メッセージングサービスの様な
強化されたサービスに関連する追加の符号化及びメッセージ遅延の様な増加した
資本機器及び運営費用を生じることの可能なこのサービスにより導入される追加
のハードウエア、ソフトウエア及び動作の複雑性を含む。一般的に言えば、「強
化された」サービスは、「標準」サービスと、本質的に同じ帯域幅、送信電力及
び送信速度を利用しながら、典型的に、対応する標準サービスに較べて高い関連
する非スペクトル要求を持つ。例えば、上述の高浸透性メッセージングサービス
の様な高い冗長性サービスは、一般に追加の複雑さを必要とする。
【0059】 図10−14は、標準サービスと前述の高浸透性メッセージングサービスの様
な「強化された」高浸透性サービスとの間の切換えのための例示的動作の流れ図
表示である。流れ図表示のブロック及び流れ図表示におけるブロックの組み合わ
せは、マシンを生成するため計算機又は他のプログラマブルデータ処理装置上に
ロードされる計算機プログラム命令により実行でき、このため計算機又は他のプ
ログラマブルデータ処理装置上で実行するこの命令は、流れ図ブロック又は複数
ブロックにおいて特定された機能を実施するための手段を創作する。例えば、流
れ図表示のブロックは、図1及び2に示された様な、無線電話システムのPST
N、MTSO、基地局及び/又は移動端末によりロードされ実行される。計算機
プログラム命令は、また計算機実行のプロセスを生成するため、計算機又は他の
プログラマブル装置上で遂行されるべき一連の動作ステップを生じるために計算
機又は他のプログラマブルデータ処理装置上にロードされても良く、これにより
計算機又は他のプログラマブル装置上で実施されるこの命令は、流れ図ブロック
又は複数ブロックにおいて特定される機能を実行するためのステップを提供する
【0060】 従って、流れ図表示のブロックは、特定された機能を遂行するための手段の組
み合わせ及び特定された機能を遂行するためのステップの組み合わせを支持する
。流れ図表示の各ブロック、及び流れ図表示におけるブロックの組み合わせは、
特定された機能又はステップを遂行する特定目的に基づく計算機、又は特定目的
ハードウエアと計算機命令との組み合わせにより実行出来ることが理解されるで
あろう。
【0061】 流れ図表示のブロックは、メッセージング装置及び図3−9に関して述べた方
法を使用して実行できることを理解するであろう。強化された、高浸透性メッセ
ージングチャネルを通じて通信することに関する流れ図表示のブロックにより示
される機能は、図5A−9の装置及び方法を使用して遂行できる。
【0062】 図10は、無線通信システムに既に登録された端末を制御するための例示的動
作1000を示す。この端末は、標準放送制御チャネル(BCCH)を取得し、
無線通信システムに、例えば、標準パワーオン捜索技術(ブロック1005,1
010)を用いて登録する。この端末は次にスリープモードに入る(ブロック1
015)。スリープモードから脱出(ブロック1020)すると同時に、この端
末は標準BCCHを取得しようと試みる(ブロック1025)。もし標準BCC
Hがスリープモードからの脱出と同時に失われていなければ、端末は標準制御及
び/又はトラヒックチャネルを経由して通信を続ける(ブロック1040)。
【0063】 もし標準BCCHが失われていれば、しかし、端末は、そこで強化された高浸
透性BCCHを取得するかも知れない(ブロック1030)。これは、幾つかの
方法で達成される。例えば、標準BCCH及び高浸透性BCCHは、それぞれの
タイムスロットの間中共通搬送波周波数帯域上で送信されることができ、従って
、「失われた」端末が、これは、依然として通信システムと大体同期しており、
異なる周波数帯域に再同調することなく高浸透性BCCHを取得するため、それ
が同期シーケンスを探す時間を単に変更することを可能にする。高浸透性BCC
Hは、例えば、端末の登録又は同様な事象と同時に、識別された所定のチャネル
に与えられても良く、これにより高浸透性BCCHを求めている端末は、チャネ
ルの位置を見つけるために所定の周波数及び/又はタイムスロットに気をつける
ことを知るであろう。代わりに高浸透性BCCHの位置は、動的に画定されかつ
標準BCCHの様な標準チャネルを経由して運ばれることが出来る。一旦高浸透
性BCCHが取得されると、端末は、次に、上述の高浸透性BCCHのチャネル
の様な高浸透性制御及び/又はトラヒックチャネル上デシステム及び他の情報を
受信することが出来る(ブロック1035)。もし端末が高浸透性BCCHを取
得するのが不可能であれば、自動的再度の試み、要求による試み,等の様な幾つ
かの選択がユーザに利用出来る。
【0064】 図11は、標準BCCH又は高浸透性BCCHの1つをコールドスタートから
取得するための例示的動作1100を示す。励起(ブロック1105)した後、
端末は、標準BCCHを取得しようと試みる(ブロック1110)。もしこの試
みが成功すれば、端末は、登録し、標準チャネルを経由して通信する(ブロック
1130,1140)。もし端末が標準BCCHを取得できなければ、しかし、
それは、高浸透性BCCHを取得(ブロック1115)し、登録しかつ高浸透性
制御及び/又はトラヒックチャネルを経由して通信する(ブロック1120,1
125)。
【0065】 図10及び11の動作は、標準及び強化されたチャネルの他の形式の間、例え
ば、音声情報又はデータの様な2地点間情報を運ぶ標準と強化されたトラヒック
チャネルの間の切換えを包括する様に一般化することが出来る。図12は、標準
トラヒックチャネルから強化された、高浸透性トラヒックチャネルへ切換えるた
めの例示的一般動作1200を示す。端末と基地局は、標準トラヒックチャネル
を通して通信する(ブロック1210)。測度は、受信信号強度(RSS)測度
、ビット誤り率(BER)測度、フレーム誤り率(FER)測度、種々の復号誤
り測度及びこれらの組み合わせを含む、がこれに制限されない通信品質の幾つか
の測度のどれを表してもよい。通信品質のこの様な測度を決定する技術は、当業
者に周知でありここにより詳細に述べる必要はない。
【0066】 もし決定された通信品質の測度が所定の基準を満足すれば、基地局及び端末は
通信を継続するため1つ又はそれより多い高浸透性通信チャネルへ切換える(ブ
ロック1230、1240)。さもなければ、基地局及び端末は標準チャネルを
通じて通信を継続する(ブロック1230、1210)。標準及び強化された制
御チャネルの間の切換えは、上述の標準及び強化された放送制御チャネルの様な
、標準と強化された制御チャネルとの間の切換えの中間ステップを含む種々の方
法で行われても良い。
【0067】 標準サービスへの戻り切換えは、同様な方法で行われても良い。図13は、高
浸透性通信チャネルから標準チャネルへの戻り切換えのための例示的動作130
0を示す。端末及び基地局は、上述の様な高浸透性BCCHの様な、1つ又はそ
れより多い高浸透性チャネルを通じて通信する(ブロック1310)。周期的に
、端末は標準BCCHを取得することを試みる(ブロック1320)。もし、試
みが成功すると、端末及び基地局は、標準BCCH及び/又は他の標準チャネル
を通じて通信するため切換える(ブロック1330、1340)。もしそうでな
ければ、基地局及び端末は高浸透性BCCH及び関係チャネルを経由して通信す
ることを継続する(ブロック1330、1310)。標準BCCHの様な標準チ
ャネルの取得における成功は、信号強度、ビット誤り率、フレーム誤り率等の様
な幾つかの異なる基準を条件とするかも知れない。
【0068】 図14は、標準サービスを取得しようと試みるための手法されたプロセスを実
行する例示的動作1400を示す。端末は、最初に標準BCCHに同調し(ブロ
ック1410)、そして標準BCCHの同期シーケンスとの相関を計算する(ブ
ロック1420)。もし相関が、所定の基準を満足するのに失敗すれば、この試
みは不成功と判定され、端末は高浸透性チャネルを使用して通信することを継続
する(ブロック1430、1435)。もし相関が、所定の基準を満足すれば、
しかし、端末は、次に標準BCCHを復号しようと試みる(ブロック1440)
。もし復号が、不成功であれば、例えば、もし端末が、CRC誤り検査が誤りと
指示したメッセージを複号すると、標準BCCHを取得しようとする試みは不成
功と考えられ、端末は高浸透性チャネルを使用して通信することを継続する(ブ
ロック1450,1435)。もし標準BCCHが、首尾よく複号されると、端
末は、そこで標準チャネルを経由して通信することを更に試みるため進行する(
ブロック1460)。例えば、端末は、標準DCCHにおける他のチャネルを受
信しようと試みるため進む。これらの試みのいずれの間でも、端末は、例えば、
図12に示される様に、もし、標準チャネルを通じての通信が失敗すれば、高浸
透性サービスに逆戻りできる。
【0069】 当業者は、図10−14の示された動作は、標準と強化されたサービスとの間
の切換えのための動作の例を表すこと、及びこれらの動作の多くの変形は、本発
明の範囲内に入ることを理解するであろう。例えば、標準と、標準及び強化され
た制御チャネル間の中間遷移を含む強いトラヒックチャネルとの間の切換えのた
めの多重段手順の様なより精巧な切換え動作を採用することも出来る。上述の放
送制慮チャネルの様な放送チャネルの場合、情報は、標準及び高浸透性放送制御
チャネルの両方の上で同時に放送されることが出来、端末は、端末において行っ
た通信品質決定に基づいてチャネルの1つの上での受信を選択する。この代りに
、制御は、送信及び受信ユニットの両方において休止しても良い。例えば、2地
点間メッセージングチャネルに対して、情報は、基地局及び/又は端末において
なされた信号品質決定に基づいて、標準チャネル又は強化されたチャネルの1つ
の上で送信されることが出来る。この方法において、高浸透性サービスは、帯域
を保存しながら提供出来る。
【0070】 本発明による別の実施例において、メッセージは、強化された高浸透性チャネ
ルよりも標準チャネル上でより頻繁に送信されることが出来る。送信は、受信ユ
ニットが、より容易に高浸透性サービスへ切換え出来る様に、固定したスケジュ
ールで行うことが出来る。
【0071】 更に別の実施例において、ユーザの特定のクラスのために意図されたメッセー
ジは、最後の以前のメッセージが首尾よく通信されたチャネル上で送信される。
従って、もし最後の以前のメッセージが標準チャネルを通じて首尾よく通信され
ると、次のメッセージは先ず標準チャネル上で送信される。しかし、最後のメッ
セージが、強化された、高浸透性チャネル上で首尾よく通信されると、メッセー
ジは、強化されたチャネル上で最初に送信されるであろう。このプロセスは、メ
ッセージ間の時間間隔に基づいて、並びに交代のチャネルを通じての最近の成功
の履歴の測度により制約されても良い。例えば、標準チャネルによる通信におけ
る成功の最近の履歴は、受信ユニットが有利な受信位置にあることの指摘と解釈
出来、従って、充分な数の失敗が、受信ユニットが不利な位置に移動したことを
示すまでは、標準チャネル上で最初に送信することを続ける根拠として使用して
も良い。
【0072】 (要約) 本発明により、無線通信装置及び方法が提供され、そこでは、情報は、標準チ
ャネル及び増加した送信電力及び帯域幅を要求することなく増加した信頼性を与
える「強化された」高浸透性チャネルの1つを通じて通信される。標準チャネル
と高浸透性チャネルとの切換えは、チャネルの少なくとも1つに対する通信品質
の決定に基づいて制御される。 本発明は、干渉及び電力問題の可能性を減少しながら、不利な位置にあるユニ
ットとの改善された通信を提供できる。増加した送信電力は要求されないので、
多重サービス能力は、基地局か、移動端末の様な加入者ユニットかのいずれかに
より実際的に実行される。標準及び高浸透性メッセージングサービスの両方の具
備は、現存のハードウエア及びプロトコルへの最小の変更で実施される。 図面及び明細書において、発明の典型的に好ましい実施例が開示され、また特
定の用語が採用されたが、これらは包括的及び説明的意味のみに用いられ、限定
の目的ではなく、発明の範囲は、請求の範囲において述べられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の地上セル式無線電話通信システムを示す。
【図2】 従来の衛星に基づくセル式無線電話通信システムを示す。
【図3】 IS−136デイジタル制御チャネル(DCCH)のための構造を示す。
【図4】 IS−136DCCHを発生するためのプロトコルスタックを示す。
【図5】 A−Bは、IS−136システムのための送信機及び受信機構造をそれぞれ示
す。
【図6】 A−Bは、多重サービス無線通信システムのための例示的送信及び受信ユニッ
ト構造を示す。
【図7】 高浸透性メッセージングのための例示的プロトコルスタックを示す。
【図8】 高浸透性メッセージングチャネルのための例示的フレーム構造を示す。
【図9】 正規及び高浸透性通信チャネルの1つを通じてメッセージを通信するための例
示的動作を示す。
【図10】 本発明の一側面による、標準とサービスとの間の切換えのための例示的動作を
示す。
【図11】 本発明の一側面による、標準とサービスとの間の切換えのための例示的動作を
示す。
【図12】 本発明の一側面による、標準とサービスとの間の切換えのための例示的動作を
示す。
【図13】 本発明の一側面による、標準とサービスとの間の切換えのための例示的動作を
示す。
【図14】 本発明の一側面による、標準とサービスとの間の切換えのための例示的動作を
示す。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年12月1日(2000.12.1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】削除
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】 この解決策は、高い浸透性(penetration)の通知を与えることが
出来るが、システムは依然として上述の干渉の問題で制約されるので、この解決
策は、一般にいかなる与えられた時においても少しの数のユーザのみを支援する
。更に、受信しているユニットにとって、不利な位置にありながら、この様な高
電力メッセージに肯定応答することは実際的ではない。本出願の譲受人に譲渡さ
れた米国特許第6,088,589号には、高電力メッセージに応答する技術が
記載され、そこでは、一連の2進「1」から成る簡単化された肯定応答を正規電
力チャネルを通じて送ることが含まれる。しかし、移動ユニットが、この技術に
従って送信出来る情報は制限されるかも知れない。 異なる受信状態に対して変更されたチャネルを提供する別の技術が、アカンポ ラへの米国特許第4,495,619号に記載されている。この技術に従えば、 送信は、澄んだ空気状態の間は、直角振幅変調に対して、第1の所定の冗長符号 及び第1の所定の信号コンステレーションを使用することにより達成され、また フェード深さが所定のマージンを超える時は、与えられたデータレートを維持す るため共用資源プールから借用したタイムスロットを使用しながら、第2の所定 の冗長符号及び第2の所定の信号コンステレーションを使用する。 不利な情況の下で送信を改善するための別の技術が、フェッテ等への米国特許 第5,162,948号に記載される。この技術によれば、基地ノードとの直接 の通信が行えない時に、加入者ノードが、基地ノードとの通信を中継している加 入者ノードを経由して間接的にルート可能にすることにより広範なカバーレッジ が一つのセルにおいて達成できる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0043
【補正方法】変更
【補正内容】
【0043】 例えば、図6A及び6Bに示す様に、この追加の符号化は、追加の冗長を導入
する追加のワルシユ−アダマール(Walsh−Hadamard)又は他の直
交又は準直交符号を含んでも良い。例示的送信ユニット610は、畳み込み符号
化手段511及びインタリーブ手段512を含む。正規のメッセージングチャネ
ル520において、インタリーブ手段512により生成されたインタリーブされ
畳み込み符号化された信号は、直接に変調手段513、例えば,π/4−DQP
SK変調器へ、送信手段514により送信されるために供給される。高浸透性チ
ャネル620において、インタリーブされ畳み込み符号化された信号は追加的に
追加の符号化手段611、例えば、ワルシユ−アダマール又は他の直交又は準直
交符号を実行するエンコーダにより符号化される。この追加的に符号化された信
号は、シーケンスを生成するためマッピング手段612によりマップされ、この
シーケンスは、変調手段513の信号マッピングを、非コヒーレント復調し易い
無線通信信号515を発生する一つの信号サブセットの中へ束縛する。この様な
マッピングの例は、4−レベルπ/4−DQPSK変調を2進π/4−DBPS
K変調手法の中ヘマップするビット反復マッピングであり、これについては 開されたPCT出願第WO 0024149号 に記載されている。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0053
【補正方法】変更
【補正内容】
【0053】 当業者は、図9の動作は、幾つかの異なる方法で実施でき、またこれらの動作
を遂行するための特定のスッテップは、通信されるメッセージの形式に依存する
ことを理解するであろう。例えば、放送制御メッセージ、例えば、システム識別
及び同期化情報を含むメッセージは、加入者ユニットが、チャネルの1つを使用
してシステムを取得できるように、基地局により正規通信チャネル及び高浸透性
通信チャネルの両方の上で同時に送信される。このシステムを取得しようと試み
る加入者ユニットは、最初に正規チャネルに同調し、送信されている制御情報を
そのチャネル上で首尾よく受信するのに失敗すると、アクセスを得るため高浸透
性チャネルに再度同調するかも知れない。この代わりに、2地点間メッセージン
グ情況において、基地局は、特定の加入者ユニットに到達しようと試みて、最初
に正規通信チャネル上でメッセージを送信し、次に、正規チャネル上で送信した
メッセージの肯定応答が所定の時間内に受信されない場合には、高浸透性チャネ
ル上でメッセージを送信するかも知れない。正規と高浸透性チャネルの間で切換
えるための方法及び装置は、関連する公開されたPCT出願第WO 30288 に記載されている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C U,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE ,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS, JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,L R,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN ,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU, SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,T R,TT,UA,UG,UZ,VN,YU,ZA,ZW (71)出願人 7001 Development Driv e, P.O. Box 13969, Re serach Triangle Par k, NC 27709 U.S.A. (72)発明者 モルナー、バーバラ アメリカ合衆国 ノースカロライナ、ケア リー、 フライイング リーフ コート 110 (72)発明者 グエイ、ジアン − チン アメリカ合衆国 ノースカロライナ、ダー ラム、 エメラルド フォレスト ドライ ブ 4516 ジー (72)発明者 クハイララー、アリ アメリカ合衆国 ノースカロライナ、アペ ックス、 ストリームビュー ドライブ 113 (72)発明者 コイルピライ、アール、デビッド アメリカ合衆国 ノースカロライナ、アペ ックス、 ローガンウッド ドライブ 1904 Fターム(参考) 5K014 AA01 BA10 CA06 FA16 GA01 GA02 5K027 AA11 BB03 EE00 5K067 AA33 BB04 CC05 CC06 CC10 DD45 DD46 JJ11 JJ13

Claims (35)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線通信システムにおける通信の方法であって、 関連の第1の冗長レベルを持つ第1の通信チャネルおよび第1の冗長レベルとは
    異なる関連の第2の冗長レベルを持つ第2の通信チャネルのうちの少なくとも1
    つに対する通信の品質の測度を決定するステップと、 決定された通信品質の測度に基づいて選択された第1の通信チャネル又は第2
    の通信チャネルの1つを通じて通信するステップと、を有する通信の方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の方法であって、第1の冗長レベルは第2の
    冗長レベルより小さい通信の方法。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の方法であって、 前記決定するステップは、その前に第1の通信チャネルを通じて通信するステ
    ップが先行し、 また、前記決定するステップは、第1の通信チャネルに対する通信の品質の測
    度を決定するステップを含み、 また第1の通信チャネル又は第2の通信チャネルの1つを通じて通信するステ
    ップは、もし第1の通信チャネルに対する通信品質の測度が所定の基準を満足す
    れば、第2の通信チャネルを通じて通信するステップを含む通信の方法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の方法であって、 前記決定するステップは、第1の通信チャネル通じて通信を試みるステップを
    含み、また 前記通信するステップは、もし第1の通信チャネルを通じての通信の試みが失
    敗すれば第2の通信チャネルを通じて通信するステップを含む通信の方法。
  5. 【請求項5】 請求項4による方法であって、 前記第1の通信チャネルを通じての通信を試みるステップは、第1の放送制御
    チャネルの取得を試みるステップを含み、また 前記第2の通信チャネルを通じて通信するステップは、第1の放送制御チャネ
    ルの取得の失敗に応じて第2の放送制御チャネルを取得するステップを含む通信
    の方法。
  6. 【請求項6】 請求項5による方法であって、前記第1の通信チャネルを通
    じての通信を試みるステップは、無線端末のスリープモードからの脱出と同時に
    無線端末における第1の放送制御チャネルの取得を試みるステップを含む通信の
    方法。
  7. 【請求項7】 請求項4による方法であって、前記第2の通信チャネルを通
    じて通信するステップには、第1の通信チャネルを通じて通信を再び試みるステ
    ップが続く通信の方法
  8. 【請求項8】 請求項7による方法であって、前記第2の通信チャネルを通
    じて通信するステップには、 第1の通信チャネルを通じての通信を再び試みるステップ、及び 情報が第1の通信チャネルを通じて首尾よく通信されるまでは、第2の通信チ
    ャネルを通じての通信を継続するステップ、及び 第1の通信チャネルを通じての通信が首尾よく試みられた後は、第1の通信チ
    ャネルを通じて通信するステップを含む通信の方法。
  9. 【請求項9】 請求項1による方法であって、前記決定するステップは、信
    号強度、フレーム誤り率及びビット誤り率の少なくとも1つを決定するステップ
    を含む通信の方法。
  10. 【請求項10】 請求項1による方法であって、第1の通信チャネルは第1
    の制御チャネルを含み、また第2の通信チャネルは第2の制御の制御チャネルを
    含む通信の方法。
  11. 【請求項11】 請求項1による方法であって、無線通信システムは、複数
    の所定のタイムスロットの間に複数の搬送波周波数帯域を通じて情報を通信出来
    る時分割多元接続(TDMA)通信システムを含み、また第1の通信チャネル及
    び第2の通信チャネルは、共通の搬送波周波数帯域の異なるタイムスロットを使
    用する通信の方法。
  12. 【請求項12】 請求項1による方法であって、 前記決定するステップは、第2の通信チャネルを識別する情報を、第1の通信
    チャネル上で受信するステップにより先行され、また 前期決定するステップは第1の通信チャネルに対する通信品質の測度を決定す
    るステップを含み、 前記第1の通信チャネル及び第2の通信チャネルの1つを通じて通信するステ
    ップは、もし第1の通信チャネルに対する通信品質の決定された測度が所定の基
    準を満足すれば、識別された第2の通信チャネル上で情報を受信するステップを
    含む通信の方法。
  13. 【請求項13】 請求項1による方法であって、第1の通信チャネルを通じ
    た通信及び第2の通信チャネルを通じた通信は、本質的に同じ量のスペクトル資
    源を使用する通信の方法。
  14. 【請求項14】 請求項1による方法であって、前記第1の通信チャネル又
    は第2の通信チャネルの1つを通じて通信するステップは、決定された通信品質
    の測度に基づいて第1の通信チャネル又は第2の通信チャネルの1つの上で送信
    するステップを含む通信の方法。
  15. 【請求項15】 請求項1による方法であって、前記第1の通信チャネル又
    は第2の通信チャネルの1つを通じて通信するステップは決定された通信品質の
    測度に基づいて第1の通信チャネル又は第2の通信チャネルの1つの上で受信す
    るステップを含む通信の方法。
  16. 【請求項16】 請求項1による方法であって、前記通信するステップは、 変調された通信信号を生成するため搬送波を第1の変調手法又は第2の変調手
    法の1つに従い変調し、第2の変調手法は第1の変調手法のサブセットを表すコ
    ンステレーションを利用するステップと、 変調された通信信号を第1の通信チャネル又は第2の通信チャネルの1つを通
    じて送信するステップと、 送信された変調通信信号を第1の通信チャネル又は第2の通信チャネルの1つ
    の上で受信するステップと、 受信された通信信号は第1の通信チャネル又は第2の通信チャネル上で受信さ
    れたかに基づいて第1の変調手法又は第2の変調手法の1つに従い復調するステ
    ップと、を含む通信の方法。
  17. 【請求項17】 請求項16による方法であって、前記復調するステップは
    、もし受信された通信信号が第1の通信チャネル上で受信されれば、受信された
    通信信号をコヒーレントに復調し、またもし、受信された受信信号が第2の通信
    チャネル上で受信されれば受信された受信信号を非コヒーレントに復調するステ
    ップを含む通信の方法。
  18. 【請求項18】 請求項12による方法であって、前記決定するステップ及
    び前記通信するステップは、基地局又は移動局の1つにおいて遂行される通信の
    方法。
  19. 【請求項19】 無線通信システムにおける、装置であって、 関連の第1の冗長レベルを持つ第1の通信チャネル及び第1の冗長レベルとは
    異なる関連の第2の冗長レベルを持つ第2の通信チャネルのうちの少なくとも1
    つに対する通信の品質の測度を決定する手段と、 決定された通信品質の測度に基づいて選択された第1の通信チャネル又は第2
    の通信チャネルの1つを通じて通信する手段とを包含する装置。
  20. 【請求項20】 請求項19による装置であって、第1の冗長レベルは、第
    2の冗長レベルより小さい装置。
  21. 【請求項21】 請求項20による装置であって、 前記決定する手段は、第1の通信チャネルに対する通信品質の測度を決定する
    手段を含み、また 前記通信する手段は、もし第1の通信チャネルに対して決定された通信品質が
    所定の基準を満足すれば、第2の通信チャネルを通じて通信する手段を含む装置
  22. 【請求項22】 請求項21による装置であって、 前記決定する手段は、第1の通信チャネルを通じて通信することを試みる手段
    を含み、また 前記通信する手段は、もし第1の通信チャネルを通じて通信する試みが失敗す
    れば、第2の通信チャネルを通じて通信する手段とを含む装置。
  23. 【請求項23】 請求項22による装置であって、 前記決定する手段は、第1の放送制御チャネルの取得を試みる手段を含み、ま
    た 前記第2の通信チャネルを通じて通信する手段は、第1の放送制御チャネルの
    取得の失敗に応じて、第2の放送制御チャネルを取得する手段を含む装置。
  24. 【請求項24】 請求項23による装置であって、前記決定する手段は、無
    線端末のスリープモードからの脱出と同時に無線端末において、第1の放送制御
    チャネルの取得を試みる手段である装置。
  25. 【請求項25】 請求項23による装置であって、前記第1の通信チャネル
    又は第2の通信チャネルの1つを通じて通信する手段は、情報が第1の通信チャ
    ネルを通じて首尾よく通信されるまでは、第2の通信チャネルを通じて通信を継
    続し、そして次に第1の通信チャネルを通じての通信が首尾よく試みられた後は
    、第1の通信チャネルを通じて通信する手段を含む装置。
  26. 【請求項26】 請求項19による装置であって、前記決定する手段は、信
    号強度、フレーム誤り率及びビット誤り率の少なくとも1つを決定する手段を含
    む装置。
  27. 【請求項27】 請求項19による装置であって、そこに第1の通信チャネ
    ルは第1の制御チャネルを含み、また第2の通信チャネルは第2の制御チャネル
    を含む装置。
  28. 【請求項28】 請求項19による装置であって、無線通信システムは、複
    数のタイムスロットの間、複数の搬送波周波数帯域を通じて情報を通信出来る時
    分割多元接続(TDMA)通信システムを含み、また第1の通信チャネル及び第
    2の通信チャネルは、それぞれ共通搬送波帯域の異なるタイムスロットを使用す
    る装置。
  29. 【請求項29】 請求項19による装置であって、更に第1の通信チャネル
    上で第2の通信チャネルを識別する情報を受信する手段を含み、また 前記決定する手段は、第1の通信チャネルに対する通信品質の測度を決定する
    手段を含み、また 前記第1の通信チャネル及び第2の通信チャネルの1つを通じて通信する手段
    は、もし第1の通信チャネルに対する決定された通信品質の測度が所定の基準を
    満足すれば、識別された第2の通信チャネル上で情報を受信する手段を含む、装
    置。
  30. 【請求項30】 請求項19による装置であって、前記通信する手段は、第
    1の通信チャネルを通じて通信する時は、第2の通信チャネルを通じて通信する
    時と本質的に同じ量のスペクトル資源を使用する装置。
  31. 【請求項31】 請求項19による装置であって、前記通信する手段は、通
    信品質の決定された測度に基づいて第1の通信チャネル又は第2の通信チャネル
    の1つの上で送信する手段を含む装置。
  32. 【請求項32】 請求項19による装置であって、前記通信する手段は、通
    信品質の決定された測度に基づいて第1の通信チャネル又は第2の通信チャネル
    の1つの上で受信する手段を含む装置。
  33. 【請求項33】 請求項19による装置であって、前記通信する手段は、 変調された通信信号を生成するため第1の変調手法又は第2の変調手法の1つ
    に従い搬送波を変調する手段にして第2の変調手法は第1の変調手法のサブセッ
    トを表すコンステレーションを利用する、前記変調する手段と、 変調された通信信号を第1の通信チャネル又は第2の通信チャネルの1つを通
    じて送信する手段と、 送信された変調信号を第1の通信チャネル又は第2の通信チャネルの1つを通
    じて受信する手段と、 受信された通信信号が第1の通信チャネル上で受信されたか又は第2の通信チ
    ャネル上で受信されたかに基づいて、受信された通信信号を第1の変調手法又は
    第2の変調手法の1つに従い復調する手段と、を含む装置。
  34. 【請求項34】 請求項33による装置であって、前記復調する手段は、も
    し受信された通信信号が、第1の通信チャネル上で受信されればコヒーレントに
    復調し、またもし受信された通信信号が第1の通信チャネル上で受信されれば非
    コヒーレントに復調する手段を含む装置。
  35. 【請求項35】 請求項19による装置であって、前記決定する手段及び前
    記通信する手段は、基地局又は移動端末の1つの上に位置する装置。
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