JP2002530032A - 撓み波原理による音響装置 - Google Patents

撓み波原理による音響装置

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JP2002530032A
JP2002530032A JP2000581852A JP2000581852A JP2002530032A JP 2002530032 A JP2002530032 A JP 2002530032A JP 2000581852 A JP2000581852 A JP 2000581852A JP 2000581852 A JP2000581852 A JP 2000581852A JP 2002530032 A JP2002530032 A JP 2002530032A
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ニール ハリス
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ニュー トランスデューサーズ リミテッド
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Abstract

(57)【要約】 音響装置は、撓み波を支持し、容積(2)を包囲する外側シェル(1)を有する。撓み波は、包囲容積に結合して結合共振モードを形成する。変換器(3、5)は、外側シェルに連結され、結合共振モードを励振する。包囲容積の結合によって共振モード分布が改善される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は、その表面にわたって撓み波作用を支持し、順次、撓み波を周囲に結
合するような部材を使用した形式の音響装置に関する。例えば、この装置は、拡
声器又はマイクロフォンに使用することができる。
【0002】 (背景技術) 国際特許出願W097/09842及びその関連出願には、音響部材及びこの
音響部材に連結された変換器を備えた拡声器及びその他の音響装置が記載されて
いる。これら装置では、部材における共振撓み波モードが各周波数に対して均一
に分布するように、この部材のパラメータを様々に調整できるようになっている
。更に、共振撓み波モードを、部材表面全体に分布させることもできる。また、
変換器を部材に取り付けるために選定すべき位置についても開示されている。典
型的な取り付け選定位置は、中心付近であるが、中心ではない。しかし、部材の
形状によっては、他の選択位置が有効な場合もある。 しかし、特に低周波数においては、十分なモード密度が必ずしも簡単に得られ
るとは限らない。従って、特に低周波数応答又は中間周波数応答に対してのモー
ド密度又は他の機能を向上させることができれば有利である
【0003】 (発明の開示) 本発明の第1の様態によれば、撓み波を支持する実質的に連続した外側シェル
を備え、該シェルは、空気容積を少なくとも部分的に包囲するように曲げられ、
撓み波が該容積に結合して結合共振モードを形成し、更に、該シェルに連結され
た変換器を備え、該変換器は、その電気信号を結合モードに結合した後に、周囲
音に結合するようにした音響装置が提供される。
【0004】 本発明による装置では、従来の分布モード装置において使用できる共振撓み波
モードに加え、付加的なモードが存在する。尚、シェルに結合された空気によっ
てモード数が増加することを示す計算は後述する。従って、本発明による装置に
よれば、所定の周波数帯域において存在するモード数を増加することができる。 結合共振モードは、所定周波数帯域において、各周波数に対して均一に分布さ
れるのが好ましい。この周波数領帯域は、基本共振周波数より約1から2又は3
オクターブ高くするのが有効である。この帯域においては、共振撓み波モードは
最も微弱であり、且つ、この撓みモード及び平面内モードを分布させることによ
って、利点が最大化される。
【0005】 外側シェルを完全に閉塞して前記容積を完全に包囲することができる。その代
わりに、開口即ち通気孔を、外側シェルに設けることができる。開口又は通気孔
は、特定の共振効果を生み出すように設計し、特に、低音周波数帯域における出
力を高める又は制御することができる。 外側シェルが包囲容積を完全に囲む必要はないが、外側シェルは、有効な音響
作用を発揮するために、実質的に連続したものとする必要がある。つまり、外側
シェルには余り多くの穿孔又は窓があってはならない。過度に穴を開けた部材は
、音響放射装置として適切でない。これは、部材の前面からの放射が、これに対
して逆位相で放射される後面からの放射と干渉してそれを台無しにしてしまうか
らである。更に、シェルは、シェルを包囲容積に結合することが有意義なものと
なるように、十分に連続したものである必要がある。 パネルでの実験により、穴の開けられた部材と周囲空気との結合は、非常に低
いことが明らかとなっている。従って、外側シェルは、その表面積の20%より
大きくない、好ましくは10%より大きくない、更に好ましくは5%より大きく
ない総面積の孔を、外側シェル表面に設けることができる。 また、容積内の空気は、空洞共振を作り出すこともできる。
【0006】 本発明による音響装置は、3次元シェルの表面にわたって共振撓み波モードを
支持し、このシェルによって少なくとも部分的に包囲された容積に結合する。逆
に、従来の分布モードの拡声器では、単一のパネル全体にわたって分布した共振
撓み波モードを有する。
【0007】 上記W097/09842には、フレームの前方に分布モードパネルを取り付
けることが提案されている。このような従来装置では、共振撓み波モードがフレ
ームではなくパネル面積に対して実質的に制約を受ける。従って、このような装
置では、モード密度が改善されないため、本発明による装置による音響特性は得
られない。 他の従来文献である国際特許出願W098/31188には、トレイに取り付
けられた平たいパネルが記載されている。トレイには、多くの穴が開けられてお
り、窓の面積が中実部の面積よりも広くなっているため、実質的に連続したもの
ではない。従って、トレイは、周囲ともトレイ内の空気とも結合する能力はない
【0008】 外側シェルは、一定の厚みのものとすることができる。その代わりに、外側シ
ェルの厚みを、徐々に又は連続的に又はより急激に変化させてもよい。 外側シェルにはリブ又は他の拡張部を設けることができる。 シェルは単一の一体シェルとすることができる。その代わりに、外側シェルを
、機械的に連結される部材と組み合わせ、所望の放射体構造を作り出すようにし
てもよい。各部材間の接合部における境界条件は、この構造を有効なものとする
ように設定することができる。 外側シェルは、複数の独立した面を持つ多面体又はその一部から構成する形式
とすることができる。
【0009】 それぞれの面は固有共振周波数を有し、これら固有共振周波数は、各々異なる
値となるように選定することができる。このようにすることによって、外側シェ
ルのモード密度を全体として増加することができる。更に、異なる固有共振周波
数を選定することにより、異なる面での共振モードをインターリーブされた各々
の周波数とすることができる。この手法は、低周波数の10から20の共振モー
ドにおけるモード密度を高めるのに特に有効である。 独立面即ち分離したパネル部材を、均一な機械的特性とする必要はなく、それ
らの剛性、剛性の等方性、減衰性、又は厚さは、変化させることができる。
【0010】 音響装置を拡声器とし、変換器を励振器とすることができる。 音響装置は、少なくとも1つの追加パネルと組み合された複数のパネル形式の
前面及び後面を備えることができ、この追加パネルは、前面から後面への共振モ
ードの経路を形成し前面と後面とを結合する。前面及び後面パネルは、実質的に
平面とすることができる。前面及び後面パネルは、分離した個別の励振器によっ
て駆動することができ、或いは、単一の励振器を、前面及び後面パネルの双方に
連結することができる。
【0011】 一実施形態では、励振器の音声コイルをパネルの一方に連結し、励振器のマグ
ネット装置をパネルの他方に連結することができる。マグネット装置は重いので
、それがパネルに連結されることによって、高周波数が減衰されることになる。
これにより音響装置の低音応答を高めることができる。複数の励振器を設けるこ
とも可能である。励振器は、同位相で、又は同位相でない状態で、又は各々適切
な位相関係で駆動することができる。 従来の平たいパネルの拡声器においては、平面内のどの圧縮波も、音響出力を
ほとんど又は全く生成しない。これは、平たいパネルの平面内の圧縮及び膨張は
、周囲の空気に結合しないためである。対照的に、本発明の装置では、外側シェ
ルが撓むので、平面内の圧縮及び膨張によって局部的又は全体的にシェルの収縮
と膨張が生じ、それにより圧縮波が包囲容積及び周囲に結合するメカニズムとし
て作用する。従って、平面内圧縮波は、結合モードに対して有効に寄与すること
ができる。事実、一部の実施形態では、共振モードにおいて、撓み波、平面内モ
ード、及び包囲容積を結合することができる。これにより、モード密度が改善さ
れる。
【0012】 本発明の第2の様態によれば、容積を包囲する実質的に連続したシェルを備え
、このシェルは、シェルに広がりシェルと包囲容積とを結合する複数の共振モー
ドを支持し、更に、該シェルに連結された変換器を備え、該変換器は、その電気
信号を共振モードに結合した後に、周囲音に結合するようにした音響装置が提供
される。 本発明の第2の様態による装置において、共振モードは、前面から後面へ、側
面から側面へ、そして上面から底面へと、表面に広がる。これにより、包囲容積
を有する表面全体にわたって各モードを良好に連結することが可能となる。各モ
ードが全表面範囲にわたる必要はなく、例えば、シェルが開口即ち共振しない領
域を持つようにしてもよい。
【0013】 本発明の他の様態によれば、撓み波を支持する実質的に連続した外側シェルを
備え、このシェルは、少なくとも部分的に空気容積を包囲することにより、撓み
波を前記容積に結合して結合共振モードを作り出すとともに、シェルに連結した
2つの変換器を備えた音響装置を駆動する方法であって、2つの変換器がシェル
及び容積の結合モードを単極の形態で駆動するように、これらの変換器を共通の
電気信号により同位相で駆動し、結合モードから周囲空気に音響エネルギーを放
射するようにした方法が提供される。 添付図面を参照し、本発明の特定の実施形態を単に例示する形で説明する。
【0014】 (発明を実施するための最良の形態) 図1に示すように、閉塞された楕円形シェル(1)は、容積(2)を包囲し、
楕円の短軸上の対向する位置において、シェルの内側に取り付けられた変換器(
3)、(5)を有する。シェル(1)は、包囲された容積に結合された共振撓み
波成分から形成される共振モードを支持する。
【0015】 これらの変換器は、シェルと容積との結合共振モードに電気信号を結合する。
本実施形態において、変換器は、使用中、結合モードを励振するように駆動され
、音響出力を生成することができる励振器である。変換器は、電流が音声コイル
に流された時に、接地したマグネット装置に対して音声コイルが移動するように
した従来型のものとすることができる。変換器は、慣性式とすることができ、こ
の場合、マグネット装置は自由とされ、音声コイルの力がマグネット装置の慣性
に対抗して作用する。その代わりに、マグネット装置が支持される場合は、接地
した変換器を使用することができる。本実施形態では、通常分布モードパネルを
駆動するために使用される市販の励振器が、慣性式の構成において使用される。 既知の極性で変換器を駆動することにより、放射音において所望の極性挙動と
することが可能である。単極源とするために、変換器を同相で駆動することがで
き、これに対し、双極とするために、変換器を逆位相で駆動することもできる。
その代わりに、変換器を、適切であればどのような位相関係においても駆動する
ことができる。
【0016】 本発明によれば、拡声器はバッフルを設けることなく使用できる。単一ダイア
フラム又はパネルを使用する従来のピストン式又は分布モード型の拡声器では、
後面から放射される音は、前面から放射される音と逆位相である。従って、干渉
の影響を回避するためには、ダイアフラムを箱の中に入れるか、拡声器の周囲に
バッフルを設けることによって、後面から放射される音が前面に達するのを防止
する必要がある。本発明による拡声器を、同位相で動作する2つの変換器を用い
て単極として駆動することにより、このようなバッフル使用する必要性を回避す
ることができる。
【0017】 結合モードは、包囲容積に結合される2つの形式のシェル振動で構成すること
が可能である。これら形式の1つは、シェルの局部平面の範囲外にシェルを撓ま
せる撓み波である。他の形式は、シェル平面内での膨張又は収縮である。
【0018】 完全に平たいパネルでは、このような共振撓み波モードと結合された膨張・収
縮モードは形成されないと考えられる。平たいプレートは、膨張・収縮の振動モ
ードを有することはできるが、これらの振動モードは、プレートをその平面内で
単に移動させるだけで、周囲の空気分子の運動に影響を与えることはない。従っ
て、平たいプレートにおけるこれらのモードは、音響効果がほとんどないか全く
ない。対照的に、プレートを、それ自体が十分に折り曲げられるか、或いは、ま
さに閉塞された本体とする場合には、平面内圧縮波モードにより、この本体の全
体的な膨張と収縮が引き起こされ、これにより空気に結合して音響効果を発揮す
ることができる。
【0019】 シェル振動の実際のモードは、純粋な撓み波モードや純粋な圧縮波モードであ
る必要はない。むしろ、これらのモードは、干渉して互いに結合し、結合モード
となる可能性がある。しかし、この場合においても、これらモードは、主要な撓
み波モードを維持することができる。その後、シェル内のこれらの波は、シェル
に包含されている容積と結合して結合共振モードを作り出す。
【0020】 変換器は、必ずしも短軸上に取り付ける必要はない。図2に示すようにそれら
を軸から外れた位置に取り付けたり、実際には他の適切な位置に取り付けたりす
る方が好都合である場合もある。変換器は、最適な又は所望の応答性を得るため
に選定された位置に取り付けるのが好ましい。楕円形等の通常の幾何学形状を使
用すれば、これをより簡単に行えるようになる。その代わりに、有限要素分析法
等の手法を使用して変換器の適切な位置を調べることができる。一般的に、分布
モード型拡声器に使用される手法と同様のものが適切であり、特に、非対称な変
換器位置が適切であると言うことができる。この例については、図21から23
を参照して後述する。 一部の用途では、単一の変換器で十分な場合もあるが、他の用途では、シェル
全体にわたり間隔を空けたいくつかの変換器が必要とされる可能性もある。変換
器の位置は、外側シェルの周囲に対する結合の指向性に影響を与えるであろう。
【0021】 包囲容積を設けることにより、開口を使用して、容積内の共振を制御すること
ができる。図3は楕円の一端に設けた単純な孔の形とした開口(7)を示す。そ
の代わりに、図4に示すように管状の開口(9)を設けることもできる。 開口により、従来のピストン式拡声器即ちパイプにおいてこのような開口が発
揮する効果と相似した効果が得られる。その開口は、非対称の断面とすることが
できる。
【0022】 以上述べたように、容積は必ずしもシェルによって完全に包囲される必要はな
い。むしろ必要なことは、シェル内の共振モードが包囲容積内の空気に結合して
音響効果を生成するように、シェル自体が十分に折り曲げられることにある。図
5は、前面(11)に対して直角な4つの側面(15)を有するフレーム(13
)によって囲まれた大きな前面(11)を備える開放された箱を示す。音響接続
部(10)を介して増幅器に接続された単一の変換器(3)が設けられる。全て
の側面(15)は、前面(11)に音響的に結合される。前面(11)における
共振撓み波モードは、単に前面にとどまらず、側面(15)の周囲に結合する。 また、箱は、前面(11)、後面(17)、及び前面(11)と後面(17)
とに接合する4つの側面(13)とを有する密封包囲体(図6)によって、容積
を包含する密封包囲体を形成する形で実施することもできる。2つの変換器(3
)、(5)が、各面(11)、(17)に各々設けられる。
【0023】 図6には、2つの変換器を反転及び非反転駆動で切り替えることができる電気
回路(19)も示されている。二極双投スイッチ(21)は、変換器の並列駆動
と非並列駆動とを切り替える。 これら変換器又は前面及び後面は、図7Aに示すように非連結とすることがで
きる。その代わりに、図7Bに示すように、2つの従来型移動コイル変換器のマ
グネット装置を互いに連結することができる。更に、その代わりに、単一の変換
器には、前面(11)に接続された音声コイルと、後面(17)に接続されたマ
グネット装置を設けることができる。マグネット装置は音声コイルよりもはるか
に重いので、マグネット装置は、低周波数を後面に結合するのに有利であろう。
従って、この構成は、拡声器の低音応答を高めるために使用することができる。
前面及び後面は逆にしてもよい。
【0024】 図5に示される5面の装置と同様のものに関し、音響装置の応答についての有
限要素計算が行われた。都合上、この構成を開放箱という。図8は、空気がない
状態で、178Hz(図8A)、348Hz(図8B)、及び1000Hz(図
8C)における励振に対する箱の挙動を示す。図9は、空気がある状態で、同じ
周波数、即ち178Hz(図9A)、348Hz(図9B)、及び1000Hz
(図9C)における挙動を示す。図から分かるように、応答は、1つの平面に限
られることなく、箱の5つの表面の全体にわたって結合する。更に、空気の存在
により形状が複雑になるという利点が加わる。
【0025】 周波数を関数とした場合の変換器における速度応答が図10に示され、図10
Aは空気がないとき、図10Bは空気があるときの結果を示す。値が大きいとこ
ろはその周波数における励振によって高い速度が達成されたことを表す。特に、
高い速度は、共振において生じる。図から分かるように、空気がない場合の応答
では、大きなピークの数が少ない。これは共振モード数が少ない特性である。空
気が包囲された時の応答は、ピーク数が多く、それらピークの値は小さいことを
示している。これは弱いモードが多数ある特性である。図から分かるように、パ
ネル内における包囲容積に対するモードの結合は、共振モード数を増加させて音
響装置を改善する。驚くべきことに、この効果は、開放箱においても記録される
【0026】 図11に、348Hzでの箱内部の空気圧が示される。非対称の空気圧パター
ンがはっきり認められる。共振に結合された空気の複雑なモード形状を引き起こ
すのは、この空気圧分布である。 同様の計算が、図6に示す音響装置と同様なもの、即ち前面、後面、及び4つ
の側面を有する閉塞された6面体の箱に対して行われた。図12及び13にその
結果の一部が示される。全ての計算は空気ありの場合である。再度触れると、結
合モードは、前面及び後面、左側面及び右側面、それに上面及び下面の全ての箱
表面にわたって結合する。
【0027】 図12Aは、同位相での速度で、閉塞箱を駆動することによって生じた178
Hzでのモードを表す。これは、前面と後面は反対の方向を向いているので、後
面パネル上の変換器がパネルを内側方向に移動させる時に、前面パネル上の変換
器がパネルを外側方向に移動させることによって達成される。これは、例えば図
6に示すスイッチを使用して、変換器を位相外れ側に電気的に接続することによ
って達成される。図12Bは、1000Hzにおける振動を示す。 図13A及び13Bは、前面及び後面パネルが逆位相で動く、即ち変換器に対
する電気接続が同位相側とされ、単極として作用する箱の同一周波数モードを示
す。図に見られるように、再度複雑な応答が得られる。 図12Cおよび13Cは、それぞれ1000Hzにおいて双極及び単極として
駆動され、図12B及び13Bに示される箱の応答に対応する箱内部の空気圧力
を示す。図12Cは、駆動及び箱が対称であっても、応答は非対称であることを
明確に示している。図13Cは、同一の箱を単に他の方法で駆動することによっ
て生じた大きく異なる圧力応答を示している。
【0028】 図14は、閉塞箱によって得られた、各周波数に対する変換器速度のグラフの
一部を示す。図14A及び14Bは、対称な閉塞箱の(単極として駆動された)
前面及び後面上の応答を示し、これは予測されたものと一致する。図14Cは、
同一の箱の双極駆動に関して得られた、著しく均一性に劣り、従って良くない結
果を示している。 勿論前述の結果は、すべて単なる計算値であるが、容積を包囲するようにそれ
自体が折り曲げられたシェルを使用して改善することができる可能性を示してい
る。 図15は、前面が後面とは異なる剛性を有し、且つ、1つが前面上(図15A
に示される)に、1つが後面上(図15B)に設けられた2つの変換器によって
駆動された箱に関する速度応答のグラフを表す。図から分かるように、前面の応
答は、有益なことに後面の応答と相違している。従って、非対称を利用すること
によって、周波数のモード密度の向上を有利に行うことができる。
【0029】 図5に示すような複数の面を有する装置と、図1に示すような連続した曲線の
形とした装置の間には違いがあることに注目すべきである。各々の面の接合(2
3)は、ヒンジの機能を果すので、共振撓み波モードは、1つの面から次の面へ
と簡単には移動しない。それどころか、モードのより複雑な結合が発生する。
【0030】 また、その他の多面構造体も可能である。図16から20は、様々なそれらの
構造、即ち、角錐台、4面体、12面体、円筒、及び円錐断面を示す。これらの
形態の各々には、開放されたものと閉塞されたものがある。例えば、円筒は、端
面があってもなくても良いし、円錐断面は、後面があってもなくても良い。独立
した面は、個々に形成された後に接合されるか、面のグループ又は更に構成全体
を一体に形成することもできる。
【0031】 W097/09842において述べられているように、等方性矩形パネルにお
ける良好なアスペクト比は、0.707対1及び0.882対1である。また、
本発明により、音響装置を最適化し、シェルの特性を調整することによって各周
波数に対する共振モード分布を最大化するとともに、変換器をパネル上に適切に
配置することによってモードに対して良好で均一な結合を得ることができる。 これは様々な分布モードに関する特許出願に述べた技法を使用して実行できる
。特に、可能な限り良好な結果を得るための最適なアスペクト比と変換器位置を
見出す秩序だった手法が、New Transducers社他の名前で199
9年8月19日に発行されたW099/41939に記載されている。
【0032】 開放箱の最適な特性を見出すために実行された第1のステップは、図5の開放
箱の中央パネルのアスペクト比の変動をモデル化することであった。アスペクト
比は、1から2.25まで変化させ、モードの対応する周波数は有限要素分析法
によって計算された。モード周波数の二乗平均中心差分を、アスペクト比に対し
てプロットした(図21参照)。モード周波数の中心差分は、n番目のモードに
関しては、(n+1)番目のモードの周波数に(nー1)番目の周波数を加え、
n番目のモードの周波数の2倍を引いたものである。そのモードが等間隔である
場合、この計測値はゼロとなる。従って、二乗平均(rms)中心差分により、
種々のアスペクト比に関する評価の図表が得られる。rms中心差分が小さい程
良い。
【0033】 図21から、1.6乃至2.2のアスペクト比から良好な結果が得られ、1.
95乃至2.05のアスペクト比から特に良好な結果が得られるのが分かる。更
に検討を進めるため、好都合なアスペクト比を2とした。
【0034】 次の段階は、面上に最適化駆動点を見出すことである。いくつかの駆動点の位
置について、周波数を関数とする速度応答が計算される。図22は、3つの例、
即ち、中心位置(22A)、平たい分布モードパネルについての標準的な駆動点
(22B)、及び最適駆動点(22C)を与える。これらグラフについての標準
偏差が、位置の関数として図3にプロットされる。最良の結果は偏差が最小のと
ころであり、黒く示してある。パネルの端部に表示がないのは、これらは駆動点
としては相応しくないためである。
【0035】 図を検討して分かるように、最適駆動点は、4つの領域で発生している。長辺
に沿って約30%の距離で且つ短辺に沿って30%の距離の位置、及びこの第1
の領域を中央対称軸を中心として、長軸に沿って約70%の距離で短軸に沿って
30%の距離の位置、それぞれの軸に沿って30%と70%の距離の位置、及び
それぞれの軸に沿って70%と70%の位置に映して求められる3つの領域であ
る。これらの位置は、側面に沿った距離の比として表すと、座標がおおよそ(3
/7,4/9)である中心近くに生じる単純な矩形の最適駆動点とは異なってい
る。 その位置にはかなりの許容範囲があり、長辺に沿って14%から42%、及び
短辺に沿って22%から34%までの位置において良好な結果が得られ、更にこ
れらの数値の鏡像位置においても良好な結果が得られる。 上記計算は、空気の影響を考慮せず行ったが、その計算は、実際の装置に関し
ても適切なアスペクト比と励振器位置を示唆している。空気結合又は面の僅かな
異方性が最適アスペクト比と駆動位置を僅かに移動させる可能性があることは言
うまでもない。 前述した実施形態は、拡声器、即ち電気エネルギーを音に変換する装置に関す
る。本発明の方法は、入射音響エネルギーが変換器によって電気エネルギーに変
換されるマイクロフォンにも同様に適用することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 楕円形シェルを有する本発明の第1実施形態による拡声器の断面を示す。
【図2】 第2実施形態による拡声器の断面を示す。
【図3】 開口を有する第3の実施形態による拡声器の断面を示す。
【図4】 開口の変形例の断面を示す。
【図5】 開放した箱の形とした本発明の第4実施形態による拡声器の図を示す。
【図6】 閉塞した箱を有する本発明の第5実施形態の図を示す。
【図7】 図6に示した拡声器とともに使用することができる様々な励振手法を示す。
【図8】 空気のない状態での、開放された箱における励振に対する応答を示す。
【図9】 空気結合効果を含めた、図8に示す開放した箱における励振に対する応答を示
す。
【図10A】 空気のない状態での、図8にモデル化された箱に関する周波数を関数とした場
合の励振器における速度応答を示す。
【図10B】 空気の効果を含めた、図9のモデル化された箱に関する周波数を関数とした場
合の励振器における速度応答を示す。
【図11】 図9Bの箱内部の圧力を示す。
【図12】 逆位相で駆動される2つの励振器を有する閉塞した箱を有する拡声器における
モードを示す。
【図13】 同位相で駆動される2つの励振器を有する図12のモデル化された拡声器にお
けるモードを示す。
【図14】 図12及び13にモデル化された装置の速度応答を示す。
【図15】 前面の剛性が後面の剛性と一致しない6面体の閉塞された箱の速度応答を示す
【図16】 角錐台の形とした本発明による拡声器の図を示す。
【図17】 4面体の形とした本発明による拡声器の図を示す。
【図18】 12面体の形とした本発明による拡声器の図を示す。
【図19】 円筒の形とした本発明による拡声器の図を示す。
【図20】 円錐断面の形とした本発明のよる拡声器の図を示す。
【図21】 5図の装置における前面のアスペクト比を関数とした場合のモード周波数の二
乗平均中心差分を示す。
【図22】 前面アスペクト比を2対1とした図5の装置における3つの励振器位置の速度
プロフィルを示す。
【図23】 図22のモデルに使用される装置における励振器の位置を関数とした場合の、
励振器設置位置の評価に関する図表を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US ,UZ,VN,YU,ZA,ZW

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撓み波を支持する実質的に連続した外側シェルを備え、前記
    シェルは、空気容積を少なくとも部分的に包囲するように曲げられ、撓み波が前
    記容積に結合して結合共振モードを形成し、且つ 前記シェルに連結された変換器を備え、前記変換器は、その電気信号を結合モ
    ードに結合した後に、周囲音に結合するようにしたことを特徴とする音響装置。
  2. 【請求項2】 前記共振モードは、前記シェルに広がっていることを特徴と
    する、請求項1に記載の音響装置。
  3. 【請求項3】 容積を包囲する実質的に連続したシェルを備え、前記シェル
    は、このシェルに広がり前記シェルと包囲容積とを結合する複数の共振モードを
    支持し、且つ 前記シェルに連結された変換器を備え、前記変換器は、その電気信号を共振モ
    ードに結合した後に、周囲音に結合するようにしたことを特徴とする音響装置。
  4. 【請求項4】 前記変換器は、前記音響装置が拡声器として機能するように
    共振モードを励振する励振器であることを特徴とする前記請求項のいずれか1項
    に記載の音響装置。
  5. 【請求項5】 前記シェルに開口を有することを特徴とする前記請求項のい
    ずれか1項に記載の音響装置。
  6. 【請求項6】 前記開口は、前記外側シェルから前記容積に延びる管を有す
    ることを特徴とする請求項5に記載の音響装置。
  7. 【請求項7】 前記外側シェルは、複数の面を有することを特徴とする前記
    請求項のいずれか1項に記載の音響装置。
  8. 【請求項8】 前記面の各々は、固有共振周波数を有し、前記固有共振周波
    数が異なる値を有することを特徴とする請求項7に記載の音響装置。
  9. 【請求項9】 前記異なる固有共振周波数は、10から20の最低周波数共
    振モードが、インターリーブされた各周波数であるように選択されることを特徴
    とする請求項8に記載の音響装置。
  10. 【請求項10】 前記外側シェルは、前面を有し、前記前面のアスペクト比
    が、1.6から2.2であることを特徴とする請求項7に記載の音響装置。
  11. 【請求項11】 前記外側シェルは、矩形の前面を有し、前記変換器は、前
    記前面の長辺に沿って1端から14%から42%で、且つ前記前面の短辺に沿っ
    て1端から2%から34%の距離の位置で、前記前面に接触することを特徴とす
    る請求項7又は10に記載の音響装置。
  12. 【請求項12】 前記外側シェルは、対向する前面と後面とを有することを
    特徴とする請求項7、10、又は11に記載の音響装置。
  13. 【請求項13】 前記前面に第1変換器が設けられるとともに、前記後面に
    第2変換器が設けられたことを特徴とする請求項12に記載の音響装置。
  14. 【請求項14】 前記第1及び第2変換器は、機械的に連結されていること
    を特徴とする請求項13に記載の音響装置。
  15. 【請求項15】 前記前面及び後面の両方に単一の変換器が連結されている
    ことを特徴とする請求項12に記載の音響装置。
  16. 【請求項16】 撓み波を支持する実質的に連続した外側シェルを備え、前
    記シェルは、少なくとも部分的に空気容積を包囲することにより、撓み波を前記
    容積に結合して結合共振モードを作り出すとともに、前記シェルに連結した2つ
    の変換器を備えた音響装置を駆動する方法であって、 前記2つの変換器が前記シェル及び容積の結合モードを単極の形態で駆動する
    ように、前記2つの変換器を共通の電気信号により同位相で駆動し、 前記結合モードから周囲空気に音響エネルギーを放射するようにしたことを特
    徴とする方法。
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