JP2002529988A - セルラー移動通信ネットワークにおけるソフトハンドオフ - Google Patents
セルラー移動通信ネットワークにおけるソフトハンドオフInfo
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Abstract
Description
動通信ネットワークに係り、特に、いわゆる「マイクロセル」及びカバレッジ・
エリアが狭いその他のセルを有するネットワークにおけるソフトハンドオフに関
する。
A)規格であるStandard TIA/EIA/IS-95(以下の説明では、IS95と称する)に準拠
したセルラー移動電気通信ネットワークの一部が示されている。3局の基地トラ
ンシーバー局(BTS)4の各局BTS1、BTS2及びBTS3は、固定ネットワーク5を介
して基地局コントローラ(BSC)6に接続され、BSCは移動交換センタ(MSC)7に接
続される。BSC6は、たとえば、ハンドオフを実行し、無線チャネルを割り当て
ることにより、接続されたBTS4の無線リソースを管理する。MSC7は、交換機能
を有するとともに座標位置登録及び呼配信を行う。
重なり合う、いわゆるソフトハンドオフ(SHO)領域にあるとき、移動局は、重な
り合うセルのそれぞれのBTSから同等の強度及び品質を有する送信信号(ダウン
リンク信号)を受信可能である。移動局(MS)によって生成された送信信号(アッ
プリンク信号)は、移動局がSHO領域9にあるとき、これら異なるBTSによって同
等の強度及び品質で受信可能である。
なアップリンク信号を送信する状況が示されている。IS95標準によれば、MS10
からこのようなアップリンク信号を受信するBTS4は、固定ネットワークの専用
コネクションライン5を介してBSC6へ信号を中継する。BSC6において、遅延さ
れた信号の中の一つは、各受信信号の品質の比較に基づいて選択され、選択され
た信号はMSC7へ中継される。この選択はセレクション・ダイバーシチと呼ばれ
る。
ンク信号を受信する状況が示されている。IS95標準によれば、BSC6によって受
信されたMSC7からのダウンリンク信号は、固定ネットワーク5のそれぞれのコ
ネクションラインを介して、ソフトハンドオフに関連した全てのBTS4に中継さ
れ、次に、全てのBTS4によってMS10に送信される。MS10において、多数の
信号は、たとえば、最大比合成法(MRC)を用いて合成され、或いは、多数の信号
の中の一つの信号が信号強度又は信号品質に基づいて、すなわち、アップリンク
の場合と同じようにセレクション・ダイバーシチを用いて選択される。
ion:GSM)ネットワークに対し、CDMAネットワークの場合、各BTS4は同じ周波数
で送信する。その結果として、干渉問題を最小限に抑えるために、送信電力を慎
重に制御し続ける必要がある。
るように、各フレーム長は20msであり、フレームは16個の1.25msのタイムスロッ
トを含む。タイムスロット毎に、数ビットのユーザデータ及び/又は制御情報が
送信される。
以下のようにして達成される。BTS4がMS10から信号を受信したとき、BTS4は
、予め決められた受信信号の特性(たとえば、絶対信号レベル、信号対雑音比(S
NR)、信号対干渉比(SIR)、ビット誤り率(BER)又はフレーム誤り率(FER))が予め
選択された閾値レベルを超えるかどうかを判定する。この判定に基づいて、BTS
4は、MS10に対し、次のタイムスロットにおける送信電力を減少若しくは増加
させることを命令する。
ムスロット中の2ビットは、アップリンク電力制御のため割り付けられる(図4
を参照のこと)。両方のビットは同じ値をとるので、以下の説明では、単数形で
電力制御ビット(PCB)と称する。MS10が送信電力を1dBだけ増加させることを要
求される場合、電力制御ビットにはBTS4によって値0が割り当てられ、MS10が
送信電力を1dBだけ減少させることを要求される場合、電力制御ビットには値1が
割り当てられる。BTS4は、MS10が同じ送信電力を維持するよう直接的に要求
し得ず、電力制御ビットに1と0を交互に送ることによって、送信電力が同じレベ
ルに維持される。
た各BTS4から受信された複数の電力制御ビットに基づいて、アップリンク送信
電力を増加すべきか、又は、減少すべきかを決定するよう要求される。その結果
として、論理和(OR)関数演算が全ての電力制御ビットに関して行われる。このOR
関数演算の結果が0であるならば、MS10はアップリンク送信の電力を増加させ
、その結果が1であるならば、MS10はアップリンク送信の電力を減少させる。
かくして、アップリンク送信電力は、全てのBTS4が増加を要求する場合に限り
増加される。
合に、以下のように達成される。MS10が、トラヒックチャネル(TCH)を介して
、BTS4(或いは、ソフトハンドオフ動作中の複数のBTSの中の各BTS)からダウ
ンリンク信号を受信したとき、トラヒックチャネル信号が、たとえば、雑音によ
って損なわれる程度を反映した信号のFERは、MS10によって計算される。このF
ERは、次に、MS10によって、当該ダウンリンク信号を送信したBTS4に中継さ
れ、BTS4は、ダウンリンク送信電力に変更を加えるべきか否かを決めるためこ
のFERを使用する。
ーバーラップ領域に存在する場合に、MS10とネットワークの間の信号伝送を向
上させる際に有効である。1局のBTS4を使用する際のこれらの領域における信
号品質は余り良好ではないが、2局以上のBTS4を使用することにより、信号品
質は実質的に改善される。
テムは、他のハンドオフアルゴリズム及び技術と共に、各セル(マクロセル)の
各アンテナが平均ルーフトップのレベルを超える、いわゆるマクロセルラー環境
で動作するよう設計され、最適化される。このようなマクロセルは、セル又はセ
ルのセクタの全域に略均一の伝搬特性を備えたかなり広いカバレッジ・エリアを
有する。
ラーネットワークの第1の展開段階で研究された。しかし、ネットワーク容量の
要求が高まると共に、ネットワークは、スペクトラム利用可能性に関して物理的
制約が課されるので、ネットワーク容量は、セル「フットプリント(受信可能地
域)」の縮小によって、すなわち、いわゆるマイクロセルのセル分割又は展開に
よってのみ増加させることがきる。
イクロセルにおける伝搬特性は、指向性が高く、たとえば、個々の通りに沿って
伝播する。
されるので、ソフトハンドオフシステムの要求項目は、非常に煩雑になり、特に
、ソフトハンドオフシステムの動作の速度は高められるべきである。
きに、非常に素早く登場するセルと、姿を消すセルを生じさせるマイクロセル伝
搬特性によって悪化される。すべてのセルラーネットワークは、移動局が移動す
るときの信号レベルの有意な変動(ログ・ノーマル(log-normal)変動とも称され
る)に対処できるように設計されるので、ネットワークは無線の弱い部分を扱う
ことができる。しかし、マイクロセルラー環境で街角周辺を移動するとき、信号
レベルは、30dB程度上下し、通常のネットワークが適合するよう設計された
ログ・ノーマル変動の範囲を超える。
に対する信号強度を測定し、平均化し、通知しなければならない移動局は、ハン
ドオフが成功するための信頼性の高い動作時間を超えた処理時間が必要になる。
瞬時的に現れ、サービスを行うセルと関連したアップリンク信号レベル及びダウ
ンリンク信号レベルは、著しいフェージングを受け、ハンドオフシグナリング用
の信頼性の高い通信リンクが失われるか、或いは、長期間に亘り過剰な送信電力
(20乃至30dB)の送信が生じる。多数の移動局が同時にこのようなハンド
オフ状況にあると考えられるとき、過剰に強力な送信によって生じるネットワー
ク容量の損失は深刻である。
動作することができるソフトハンドオフシステムを提供することが望ましい。
動局とネットワークの複数の基地トランシーバー局の中の第1の基地トランシー
バー局との間に、対応したアップリンクチャネル及びダウンリンクチャネルを割
り当て、移動局と上記複数の基地トランシーバー局の中で上記第1の基地トラン
シーバー局の近傍にある少なくとも一つの別の基地トランシーバー局に、上記少
なくとも一つの別の基地トランシーバー局と移動局との間に対応したアップリン
クチャネル及びダウンリンクチャネルを割り当てるために移動局及び上記少なく
とも一つの別の基地トランシーバー局によって使用される呼設定情報を供給する
呼設定手段と、 呼設定処理の完了直後には動作的であり、上記第1の基地トランシーバー局を
、上記第1の基地トランシーバー局に対応した上記アップリンクチャネル及び上
記ダウンリンクチャネルが使用中である活性(アクティブ)状態に設定し、上記
少なくとも一つの別の基地トランシーバー局を、上記少なくとも一つの別の基地
トランシーバー局に対応したアップリンクチャネル及びダウンリンクチャネルが
使用中ではない休止状態に設定し、呼の途中で移動局が上記少なくとも一つの別
の基地トランシーバー局と通信すべきであると判定されたときに動作的であり、
上記少なくとも一つの別の基地トランシーバー局を休止状態からアクティブ状態
へ移すために呼設定処理中に供給された呼設定情報を利用する、ハンドオフ制御
手段と、 を有する。
呼設定情報は呼設定処理中に先に供給されているので、サービスを行うBTSの変
更は望み通りに素早く行える。少なくとも一つの別のBTSの間のチャネル競合解
消シグナリングは、呼設定時に行われ、BTSの変更が要求されたときに、新たに
サービスを行うBTSを簡単にアクティブ状態にすることができる。
は、 ネットワークと移動局との間に呼を設定する呼設定処理中に動作的であり、ネ
ットワークの第1の基地トランシーバー局から、移動局と少なくとも一つの別の
トランシーバー局との間に対応したアップリンクチャネル及びダウンリンクチャ
ネルを割り当てるため移動局によって使用される呼設定情報を受信する呼設定情
報受信手段と、 受信した呼設定情報を記憶する呼設定情報記憶手段と、 上記呼設定処理の終了後に最初に動作的であり、移動局を上記第1の基地トラ
ンシーバー局と通信させ、呼の途中で移動局が上記少なくとも一つの別の基地ト
ランシーバー局と通信すべきであると判定されたときに動作的であり、移動局と
上記少なくとも一つの別の基地トランシーバー局との間の上記アップリンクチャ
ネル及び上記ダウンリンクチャネルをアクティブ状態にするため、呼設定処理中
に受信され、記憶された呼設定情報を利用するハンドオフ制御手段と、 を有する移動局。
ランシーバー局は、 ネットワークと該基地トランシーバー局の近傍にあるネットワークの別の基地
トランシーバー局から現在サービスを受けているネットワークの移動局との間に
呼を設定する呼設定処理中に動作的であり、該基地トランシーバー局と移動局と
の間に対応したアップリンクチャネル及びダウンリンクチャネルを割り当てるた
め該基地トランシーバー局によって使用される呼に関係した呼設定情報を受信す
る呼設定情報受信手段と、 受信した呼設定情報を記憶する呼設定情報記憶手段と、 上記呼設定処理の終了後に最初に動作的であり、該基地トランシーバー局を上
記アップリンクチャネル及び上記ダウンリンクチャネルが使用中ではない休止状
態に維持し、移動局は該基地トランシーバーと通信すべきであるとネットワーク
によって判定されたとき、該基地トランシーバー局を、休止状態から、上記アッ
プリンクチャネル及び上記ダウンリンクチャネルが使用中であるアクティブ状態
へ変更するため、呼設定処理中に受信され記憶された呼設定情報を利用するハン
ドオフ制御手段と、 を有する。
法は、 呼設定処理中に、ネットワークの移動局のための呼を設定する手順と、 移動局とネットワークの複数の基地トランシーバー局の中の第1の基地トラン
シーバー局との間に対応したアップリンクチャネル及びダウンリンクチャネルを
割り当てる手順と、 移動局と上記複数の基地トランシーバー局の中で上記第1の基地トランシーバ
ー局の近傍にある少なくとも一つの別の基地トランシーバー局に、上記少なくと
も一つの別の基地トランシーバー局と移動局との間に対応したアップリンクチャ
ネル及びダウンリンクチャネルを割り当てるため移動局及び少なくとも一つの別
の基地トランシーバー局によって使用される呼設定情報を供給する手順と、 呼設定処理の終了後に、最初に第1の基地トランシーバー局を、第1の基地ト
ランシーバー局と移動局との間の上記アップリンクチャネル及び上記ダウンリン
クチャネルが使用中であるアクティブ状態に設定する手順と、 少なくとも一つの別の基地トランシーバー局を、上記少なくとも一つの別の基
地トランシーバー局と移動局との間の上記アップリンクチャネル及び上記ダウン
リンクチャネルが使用中ではない休止状態に設定する手順と、 呼の途中で移動局が少なくとも一つの別の基地トランシーバー局と通信すべき
であると判定されたとき、少なくとも一つの別の基地トランシーバー局を上記休
止状態からアクティブ状態に変更するため、呼設定処理中に供給された呼設定情
報を利用する手順と、 を有する。
ップリンクチャネル及び/又は同じダウンリンクチャネルがネットワークによっ
てネットワークの移動局へ割り当てられ、 移動局は、移動局が上記複数の基地トランシーバー局の中の一つの基地トラン
シーバー局から上記複数の基地トランシーバー局の中の別の基地トランシーバー
局へハンドオフされるハンドオフ動作の前後で、上記割り当てられた同じチャネ
ルを使用する。
、IS95に準拠したネットワークにおける従来のソフトハンドオフ動作を、図5を
参照して説明する。図5の例では、説明の便宜上、二つの基地局BTSA及びBTSB
だけがソフトハンドオフ動作に関連している場合を考える。
移動局はBTSAによるサービスを受け、対応した順方向トラヒックチャネル及び
逆方向トラヒックチャネルがBTSAとの通信のため割り当てられていると仮定す
る。
ルの所定のグループの各セル内のBTS(BTSB)によって放送された共通制御チャ
ネルCCCHの信号強度を測定する。これらの信号強度測定の結果を与える強度測定
メッセージは、現在サービス提供中のBTSAに割り当てられた移動局アップリン
クトラヒックチャネル(逆方向トラヒックチャネル)を介して送信される(ステ
ップ(ii))。
、BSC(図1のBSC6)へ転送される。ソフトハンドオフ動作を開始するため、メ
ッセージに基づいて決定が行われるのは、BSCである。BSCは、どのBTSがソフト
ハンドオフ動作のためアクティブなBTSの組に属するかを決定する。BSCは、それ
に応じてネットワーク・コンポーネントへ通知する。かくして、図5に示される
ように、BSCが、移動局で受信された基地局BTSBのCCCHの信号強度(パイロット
"B"強度)が閾値T_ADDを超えている、と判定したとき、BTSA及びBTSBから構築
されたハンドオフの目的のためのアクティブな組を形成することを決定する。MS
とBTSBの間の順方向トラヒックチャネル及び逆方向トラヒックチャネルは、こ
の時点で割り付けられる。
動局へダウンリンク方向にトラヒックを送信し始める。この時点以降、移動局へ
の全てのダウンリンク通信は、アクティブな組の中の両方の基地局によって実行
される。同様に、移動局からのアップリンク通信は、両方の基地局によって受信
され、処理される。BTSBのための逆方向トラヒックチャネルは、MS内の送信機
回路を簡略化するため、BTSAのための逆方向トラヒックチャネルと同じチャネ
ルである。
Bは、それぞれの順方向トラヒックチャネルを介して移動局へハンドオフ方向メ
ッセージを送信する。ハンドオフ方向メッセージに従って、移動局は、基地局BT
SBを獲得し、ネットワークからのトラヒックを受信するため、基地局BTSAと基
地局BTSBの両方のダウンリンク信号を使用する。ハンドオフ方向は、移動局に
ソフトハンドオフモードへ入るよう通知する。ハンドオフ方向メッセージは、ソ
フトハンドオフ用のBTSのアクティブな組を識別する。たとえば、メッセージは
、移動局へ割り当てられた順方向トラヒックチャネル(すなわち、トラヒックチ
ャネル"A"、トラヒックチャネル"B"、以下同様)を識別するパラメータを含む。
移動局は、チャネルBを受信するため回路を作動させる。このパラメータによっ
て、本例の場合に、移動局は、トラヒックチャネルBを獲得し、トラヒックチャ
ネルBと同期するようになる。
ャネルを介してBTSA及びBTSBへハンドオフ方向メッセージを送信する。このメ
ッセージは、移動局がソフトハンドオフモードに入ったことを確認する。ステッ
プ(viii)によって、移動局は、データトラヒックの送信及び受信を再開する。
両方と通信するソフトハンドオフ期間中に、アクティブな組のBTS(BTSA及びBT
SB)の信号強度の連続的な監視及び報告が行われる。さらに、移動局は、アク
ティブな組に含まれない残りの明確な近傍セルの信号強度を連続的に測定し報告
する。この信号強度の報告は、パイロット強度測定メッセージの形式で逆方向ト
ラヒックチャネルを介してアクティブな組の各基地局へ送信される(ステップ(i
x)及び(x))。
フトハンドオフ動作を終了させるときを決定するためメッセージを使用するBSC
へ転送される。この時点(ステップ(xi)及び(xii))で、両方のアクティブなBTS
は、対応した順方向トラヒックチャネルを介して、たとえば、BTSAとの関係を
断つための移動局に対する命令のようなハンドオフ方向メッセージを送信する。
動局は、逆方向トラヒックチャネルを介して、ハンドオフ完了メッセージを送信
する。これに応じて、BTSAは、順方向トラヒックチャネルを介した移動局への
送信を中止する。
て逆方向トラヒックチャネルを介して受信される(ステップ(xiv))。
ルに適用されたとき多数の問題を生ずる。
CHの信号強度を連続的に測定しなければならない。通常、ネットワークは、所与
の現在サービス中のセルに対し、近傍にあるセルのグループを定義する。移動局
は、このように定義された各近傍セルの信号強度を監視する必要がある。これら
の測定は、発信元のBTSを識別するため、セルCCCH(パイロットチャネル)の捕
捉を必要とする。また、レイリー・フェージング及び(ある程度の)ログ・ノー
マル・フェージング(シャドーイング)によって生じる信号変動が取り除かれる
ように、測定量を多数のフレームに亘って平均化することが必要である。
で4秒を要する場合がある。
マイクロセルラー環境では、測定処理は、特に、多数の明確な近傍セルを監視し
なければならない場合に、非常に長くなる平均化時間を含む。
物理データチャネルDPDCHを用いて実行される。何れの場合も、メッセージは、
一般的に、保護され(すなわち、誤り検出/訂正符号で符号化され)、及び/又
は、(通常、音声サービスよりも)インターリーブされる必要があるので、セル
の端で通常起こるようなSN比(SNR)が低い条件下でも、正確な受信が保証され
る。メッセージの復号化によって、少なくとも1フレーム区間(たとえば、10ms
)の遅延が生じ、メッセージが数フレームに亘ってインターリーブされるとき、
BTSが完全な協働測定メッセージを受信できるまでに、より多くの遅延が生じる
。
ークへ報告しなくてもよい。たとえば、GSMネットワークにおいて、移動局は、
最大で12個の明確な近傍セルの測定を実行することが要求されるが、その中の
6個だけについて報告することが要求される。たとえ、そうであっても、報告に
付随する遅延は、マイクロセルラー環境の場合には過剰である。
求される(ステップ(iv)及び(vi))。このようなシグナリングは、必然的に待ち
時間を生じさせる。その上、サービス提供中のセルが20dBを超えるシャドー・フ
ェージングを受けるマイクロセルラー環境における「街角効果」では、高送信電
力がアップリンク方向とダウンリンク方向の両方向で必要とされる。高送信電力
は、顕著な容量損を生じさせる。最悪の場合、ネットワークと移動局の間の通信
リンク全体の損失(すなわち、呼の取り止め)が起こる。
。このシグナリングは、ハンドオフ処理に更なる遅延を生じる。その上、移動局
は同時にBTSAによって電力制御されるので、BTSBとのシグナリング用の送信電
力は、正しい復号化のために必要とされる量を遥かに超えるので、容量の損失が
生じる。
続的な監視及び報告が移動局で要求される。マイクロセル及びその他の小さいセ
ルの場合、ハンドオフ領域が占める面積は狭く、信号強度測定及び報告は効果的
ではない。
グナリング 先行のサービス提供側BTS(BTSA)との間で要求されるハンドオフ後のシグナ
リングは、マイクロセルラー環境において、移動局が新しいサービス提供側セル
Bから電力制御されている場合、成功しない。ハンドオフ完了メッセージをBTSA
へ送信するため、更なる容量損失を生じ得る過剰な送信電力が必要とされる。
ドオフ後のシグナリングは、エアー・インタフェース(air interface)に対する
オーバーヘッドを構成しないが、ハンドオフ処理に更なる遅延を生じる。固定ネ
ットワークの遅延と、エアー・インタフェースの遅延の累積効果として、ハンド
オフ処理はマイクロセル及びその他の小さいセルに対し不適当になる。さらに、
固定ネットワークにおける必要なシグナリングを減少させるためには、閾値及び
ハンドオフ・ヒステリシスを(継続的なBTSスワッピングのピンポン効果を低減
するため)使用する必要があり、これらの測定量は全体的な性能の顕著な損失を
表す。
間で一定の通信を要求し、これにより、著しいバックホール要求が生じる。
図6の手続は、特に、マイクロセルラー環境で使用するため適当である。
対し設定された直後に、MSが、現在の最良サーバーセルと好ましい近傍セルの組
とを用いてソフトハンドオフモードで継続的に動作することである。かくして、
図6の手続において、(MS発、又は、MS着のどちらでも構わない)呼が設定され
たとき、ネットワークは、好ましい近傍セルの組並びに現在の最良サーバーセル
を用いてソフトハンドオフモードで呼を設定する。
した順方向及び逆方向トラヒックチャネルTCHは、基地局コントローラBSCと、基
地局BTSAとの間、及び、基地局BTSAと移動局MSとの間に割り当てられる(ステ
ップ1)。
は、好ましい組の中の残りのセル(本例の場合、セルB)に、移動局との間で設
定された呼を通知する。好ましい組のセルへ送信されたこの情報は、呼設定に必
要とされる(サービス・レート、チャネル化符号などの)全ての情報を含む。
クランブル化符号の組を、各移動局へ割り当てることが可能であり、この組は、
移動局がマイクロセルラーネットワーク内のどこにあっても移動局に適用される
。これは、提案されている欧州広帯域CDMA(W-CDMA)システム(UTRA)に実現可能で
ある。なぜならば、UTRAの場合に、各BTSは、多数のスクランブル化符号を有す
るからである。本例の場合、特定の移動局へ割り当てられたチャネル化符号及び
スクランブル化符号の組は、先行してネットワークにはわかっているので、呼設
定時に移動局とネットワークの間で転送されるべき情報の量は、著しく削減され
、呼設定処理に伴う待ち時間が短縮する。
フ動作に関連させられるセル)の好ましい組のセルのリスト(アクティブなセル
のリスト)を、本例の場合には、セルBだけを、現在の最良サーバーであるセル
Aに転送する。このような関連したセル毎に、ネットワークは、最良サーバーで
あるセルAに、アクティブな集合の残りの各セルと通信するため必要なスクラン
ブル化符号のような情報を通知する。
した情報を、移動局へ転送し、移動局は、リスト及び情報を受信し記憶する。上
述の如く、マイクロセルラーネットワークの全域で使用するためのチャネル化符
号とスクランブル化符号の同じ組が移動局に割り当てられた場合、ステップ3で
転送されるべき情報の量は著しく削減される。
良サーバー・セルと好ましい組のセルとを用いて、修正ソフトハンドオフモード
で動作する。この修正ソフトハンドオフモードは、現在の最良サーバーであるセ
ル(セルA)が最初に移動局と通信する点で、図5に示されたソフトハンドオフ
モードと相違する。残りのセル(セルB)は、ネットワークから移動局との間で
情報を送受信するように通知されるまで、移動局との間で情報を送受信しない。
したがって、残りのセルは、休止状態セルと呼ばれる。
フ動作に関連した現在休止状態の全てのセル(すなわち、セルB)の(放送され
た制御チャネルBCCH又は同期チャネルSCHのような)CCCHを継続的に監視する。
たとえば、CCCHの受信信号強度(RSS)が測定される。(フレーム、又は、フレー
ム内のタイムスロットである)各監視期間中に、移動局は、前の監視期間に取得
された測定量に基づいて、最良のサービス提供セルを選択する。ステップ5にお
いて、たとえば、移動局は、最良サーバー・セルとして依然としてセルAを選択
し、逆方向専用制御チャネルDCCH(たとえば、図6に示されるように、UTRAシス
テムにおける専用物理制御チャネルDPCCH)を介して、アップリンク制御メッセ
ージ(UCM)を送信する。このアップリンク制御メッセージは、移動局によって選
択された最良サーバー・セルを識別する。
内容を保護するため、好ましくは、インターリーブ及び/又は符号化される。
ーバー・セルとして休止状態セルの中の一つのセルを選択する。かくして、本例
の場合、ステップ7において、移動局は、休止状態セルBを新しい最良サーバー
・セルとして識別する。セルBの識別情報を与えるUCMは、次に、逆方向DPCCHを
介して、既存の最良サーバー・セルAへ送信される。
・セルの識別情報は、セルの固有識別情報と比較される。これらの識別情報が相
違するとき、既存の最良サーバー・セルは、BSCに新しい最良サーバー・セルの
識別情報を通知するため、新しい最良サーバー・メッセージ(NSM)をBSCへ送信す
る。選択的に、既存の最良サーバーであるセルAは、移動局が新しい最良サーバ
ーであるセルBから次のフレームを受信する予定であることを確認するため、ダ
ウンリンク制御メッセージを移動局へ送信する。次に、セルAは、アクティブ状
態から休止状態へ変化する。これ以降、移動局は、休止状態セルAのCCCHを監視
する。
ーバー・セルであることを通知するアクティブ状態メッセージ(ASM)をセルBへ
送信する。セルBは、移動局への送信用の次のダウンリンクフレームが転送され
る。このフレームは、(移動局と通信しない)休止状態にある前の最良サーバー
であるセルAには転送されない。
に休止状態のセル)に供給されているので、ハンドオフのために要求されるメッ
セージは最小限であると考えられる。このため、1フレーム内で新しい最良サー
バー・セルを識別し、次のフレームの間にそのセルへ切り換えることが可能であ
る。このような切り換えは、次の最良サーバー・セルと通信するときに、移動局
に適用されるチャネル化符号及びスクランブル化符号の組が異なる場合でも実現
可能である。
する(ステップ9)。
セルBは、最初に、前の最良サーバーであるセルAと同じ電力設定値(CCCH電力
レベルと順方向トラヒックチャネルTCH電力レベルとの間の差)を用いて送信す
る。しかしながら、移動局は、当然に、新しいセルからの電力制御に従う。
境において非常に小さいので、問題にはならず、ソフトハンドオフに関連した別
個のBTSの間の遅延差が最小限である(1チップ周期未満である)。
いは、別のレイヤへ渡されるまで続く(たとえば、制御は、マイクロセルとは異
なる周波数を有するピコセルへ移されるまで続く)。
る新しい最良サーバー・セルの選択は、フレーム毎に行われる。高速フェージン
グを追跡する能力は、特に、高速フェージング・ヌルが20波長だけ離れる可能
性があるマイクロセルの場合に望ましい。したがって、図6の手続は、マイクロ
セル環境内のシャドーイングを適切に取り扱うことができる。
された最良サーバー・セルの識別情報を送信するだけでよい。たとえば、4ビッ
ト・ワード(3ビットと1パリティ検査ビット)は、最大8個の異なるセルを選択
するため使用される。これは、図5に示された手順における近傍セル測定結果報
告よりも遥かにオーバーヘッドが少ない。また、待ち時間はさらに短縮される。
その理由は、最良サーバー・セルを識別するメッセージが短く、図5における報
告の場合のように多数のフレームに亘ってインターリーブさせる必要が無いから
である。
の減少 現在の最良サーバー・セルと移動局との間で必要とされる唯一のシグナリング
は、最良サーバー・セルを識別する継続中のUCM(セル選択メッセージ)である
。移動局によって新しい最良サーバー・セルが識別された後、短いセル選択メッ
セージ(たとえば、4ビット・ワード)がハンドオフのため必要である。
の回避 新しい最良サーバー・セルは、要求された全てのチャネル割り当て情報と、移
動局の既存の呼に関連したその他の情報とを有し、移動局は、アクティブ・セル
・リスト中のBTSの全ての詳細について既にわかっているので、新しい最良サー
バーBTSを選択するときに、移動局と新しい最良サーバーBTSとの間で付加的なシ
グナリングは必要が無い。
均化を必要とし、このため、新しい最良サーバー・セルの選択が遅れる。また、
非常に長く、かつ、データ精度を要求する測定結果報告は、符号化及び/又はイ
ンターリーブを必要とするので、待ち時間が更に加わる。これらの問題点は、図
6に示された手続では、上述の1.及び2.の理由によって解決されている。
ングの回避 図5におけるソフトハンドオフ手続との相違点として、図6における手続は、
ハンドオフ完了メッセージが不要であり、移動局と前の最良サーバー・セルとの
間でシグナリングが不要である。
ンドオフ動作に関連した全てのアクティブBTSにサービスを提供する場合に、最
低限に抑えられる。BSCが次の最良サーバー・セルの識別情報を(現在の最良サ
ーバー・セルによって)通知されると、次のダウンリンク送信フレーム(或いは
、場合によってはタイムスロット)は、適当なBTSへ送信され、送受信シーケン
スを始動させる。
要とし、固定ネットワーク内で過剰なバックホール要求を生じる。これに対し、
図6に示されたソフトハンドオフ手続は、ネットワーク・バックホールを著しく
削減する。
・シグナリング(UCM)は、ネットワークのアップリンク容量を減少させることが
認められる。容量損失の程度は、ネットワーク内で活性状態にあるサービスに依
存する。しかし、音声及びビデオのような殆どのサーキット・スイッチ・サービ
スは、ダウンリンク容量が制限される。したがって、図6の手続は、一般的に、
ネットワークの全体的な容量の上昇をもたらすことが期待される。
動局20は、(たとえば、図示しない送受切替器を介して)受信部(Rx)24及
び送信部(Tx)26に接続されるアンテナ素子22を有する。移動局20は、移
動局20が現在通信しているBTSからのダウンリンク信号DSiを受信部24を通し
て受信する。ソフトハンドオフ制御部28は、アップリンク制御信号UCMを送信
部26へ供給する。
示されている。
良サーバー選択部282と、メッセージ選択部283と、アクティブ・セル・リ
スト管理部284と、アクティブ・セル・リスト記憶部285とを有する。
からアクティブ・セルのリストと、関連したパラメータとを受信する。この情報
は、BTSAからの移動局によって受信されたダウンリンク信号の一つから、アク
ティブ・セル・リスト管理部284によって検出され、アクティブ・セル・リス
ト記憶部285に記憶される。
ドで動作するとき、信号強度測定部281は、アクティブ・セル・リスト管理部
284によって、アクティブ・セル・リスト記憶部に記憶されたアクティブ・リ
スト内の各セルの識別情報が供給される。このようなアクティブ・セル毎に、信
号強度測定部281は、着目中のアクティブ・セルのCCCHの受信信号強度RSSの
測定を行う。この測定は、たとえば、タイムスロットのようなフレームの一部分
に亘って実行される。
クティブな組の中のセル数を表す)は、信号強度測定部281から最良サーバー
選択部282へ供給され、最良サーバー選択部282は、異なるアクティブ・セ
ルに対するRSS測定量を比較し、現在の最良サーバー・セルであるアクティブ/
セルを決定する。
によってメッセージ部283へ供給される。メッセージ部283は、移動局20
の送信部26が現在の最良サーバー・セルへ送信できるように、アップリンク制
御メッセージの形式を整える。このアップリンク制御メッセージは、データ送信
の完全性を高めるため、必要に応じて、符号化及び/又はインターリーブされる
。
が認められるであろう。各アクティブ・セルの信号対干渉比(SIR)のような他
の測定量、或いは、種々の測定量の組み合わせ(たとえば、RSSとSIRの組み合わ
せ)に基づいて最良サーバーを選択してもよい。
(及び/又はSIR)測定量の過去の履歴を記憶するため記憶部を具備してもよい
。この場合、最良サーバー選択部282は、一時的な受信現象によって生ずる望
ましくない影響や、BTS選択が非常に頻繁に変化することによって生ずる別の問
題を回避するため、最良サーバーの選択に関してより複雑な意思決定を利用する
ことができる。
き、アクティブ・セル・リスト管理部284は、アクティブ・セル・リスト記憶
部285から、呼が設定される時点で先に受信された呼設定情報の中で新しい最
良サーバー・セルに適用できる呼設定情報を取り出す。これにより、移動局は、
新しい最良サーバー・セルとの通信用のアップリンクチャネル及びダウンリンク
チャネルを、チャネル競合解消などを行うことなく、非常に素早くアクティブ状
態にすることができる。
である。BTS30は、図6の手続のステップ2における呼設定情報と、図6の手
続のステップ5、7及び9においてMS20によって送信されたアップリンク制御
メッセージUCMとを受信し、処理するように特に適合している。
4及び送信部36に接続される。ソフトハンドオフ制御部38は、受信部34か
らアップリンク信号USを受信し、受信したアップリンク信号US(又は、USから取
り出された信号)を、BSCへ送信するため固定ネットワーク5に転送する。ソフ
トハンドオフ制御部38は、BSCからダウンリンク信号DSを受信し、受信したダ
ウンリンク信号DS(又は、DSから取り出された信号)を、BTS30によってカバ
ーされたセル領域内の移動局へ送信するため、送信部36へ選択的に転送する。
である。
83を有する転送用制御部381と、呼設定情報処理部384と、呼設定情報記
憶部385と、アップリンク制御メッセージ処理部386と、最良サーバー比較
部387と、アクティブ/休止状態制御部388と、新しい最良サーバー通知部
389とを具備する。
A)だけが呼設定処理に関連しているのではなく、所定のアクティブなセルの組
内の各近傍セル(セルB)も呼設定処理に関連する。したがって、BTS30がこ
のような近傍セルのBTSである場合、図6に示された手続のステップ2において
、BTSの呼設定情報処理部384は、BSCから設定中の呼に対する呼設定情報を受
信する。呼設定情報は、この段階で休止状態BTSにおいて、無線リソース制御目
的及びその他の統計的目的のため使用することができるが、或いは、後で使用さ
れる場合のために、呼設定情報記憶部385に記憶するだけでもよい。
止状態へ移す。休止状態では、送信機又は受信機のリソースがBTS内で移動局へ
割り当てられない。
ある場合、図6の手続のステップ3において、呼設定情報処理部384は、BSC
から受信したアクティブ・セル・リスト及び関連したパラメータを、転送用制御
部381を介して、移動局への送信用の送信部36へ転送する。
86は、移動局からの逆方向DCCHを監視し、アップリンク制御メッセージUCMが
逆方向DCCHに含まれている時点を検出する。このようなUCMが検出されたとき、
アップリンク制御メッセージ処理部は、メッセージを処理し、移動局によって識
別された最良サーバー・セルの識別情報IDBSをメッセージから取得する。最良サ
ーバー識別情報IDBSは、BTSの固有のIDと比較される。比較の結果は、アクティ
ブ/休止状態制御部388へ送られる。
の切り換えは、以下の通り行われる。BTSがアクティブ状態であり、取得されたI
DBSがBTSの固有のIDと一致しない場合、アクティブ/休止状態制御部388は、
新しい最良サーバー・セルが移動局によって選択されたと判定する。この場合、
アクティブ/休止状態制御部388は、BTSを休止状態へ切り換え、制御信号を
新しい最良サーバー通知部389へ供給し、新しい最良サーバー通知部389は
、新しいサーバー・メッセージ(NSM)をBSCへ送信し、BSCに新しい最良サーバ
ー・セルの識別情報IDBSを通知する。
と通信しないので、この場合、アクティブ/休止状態制御部388は、BSCによ
って供給されたアクティブ状態メッセージASMによって、アクティブ状態に入る
べきである旨が通知される。この場合、BTSのダウンリンク部382及びアップ
リンク部383は、BSCと着目中のMSとの間でアップリンク信号及びダウンリン
ク信号を転送するためアクティブ状態になる。
ー移動通信ネットワークは、移動局がエンド・アプリケーションへのコネクショ
ンを維持したままネットワーク中を移動することができるという原理に基づいて
動作する。すなわち、移動局は、時々、一方のセルから別のセルへのハンドオフ
を実行しなければならないことを意味する。これにより、通常、移動局とネット
ワークの間の通信チャネルに変更が生じる。周波数再利用が隣接したセル間で要
求されるので、この通信チャネルの変更は、従来から必要とされている。かくし
て、二つのセル間での移動局の受け渡しは、送信及び/又は受信搬送周波数を変
更する必要があり、この搬送周波数は通信チャネルを実効的に定義していた。し
かし、拡散スペクトラム変調、たとえば、IS95及びW-CDMAに基づく新しいセルラ
ーネットワークの出現と共に、周波数再利用は必要では無くなり、全てのセルが
同じ搬送周波数で動作する。このようなシステムの場合、二つの隣接したセルの
間のハンドオフは、依然として移動局に、一つ以上の符号を用いて定義された移
動局の通信チャネルを変更させる。
ス内でかなりのシグナリングが必要とされ、待ち時間が発生し、ネットワークの
信頼性が低下する。
ットワークにおいて、各セルで使用される通信チャネルは、当該セルと関連付け
られ、セルの特性として定義される。セルに対する通信チャネルは、 アナログシステムにおける搬送周波数と、 GSMシステムにおける搬送周波数及びタイムスロットと、 周波数ホッピングを行うGSMシステムにおける搬送周波数の組、タイムスロッ
ト、及び、ホッピングシーケンスと、 直接拡散符号分割多元接続(DS-CDMA)システムにおけるチャネル化符号、拡散
符号又はスクランブル化符号(若しくは、これらの符号の組み合わせ)と、 によって定義される。
、異なる多元接続ユーザーを区別することができるその他のパラメータの適当な
組み合わせによって定義される。
、一つの通信チャネルだけで送信することができるので、セルA及びBは、アッ
プリンク方向で同じ通信チャネルを共用する必要がある。この共用チャネルは、
一方のセル(セルA又はセルB)の特性であり、他方のセルはこのチャネルへ瞬
時的にアクセスすることだけが許可される。ダウンリンク方向では、各セルは、
同じ情報を送信するため別々の通信チャネルを使用し、移動局は、各チャネルを
個別に復号化する。
図である。このネットワークの場合、ネットワーク内でアクティブ状態にある各
移動局は、固有の個別の通信チャネルが割り当てられる。すなわち、チャネルは
、所定のセル内において、移動局の特性であり、ネットワークのどこからでも使
用することができる。チャネルは、呼設定時に割り当てられ(かつ、そのときの
ネットワークの各BTS又は近くの各BTSへ通知され)、移動局が多数のセルと通信
する場合であっても、一般的に、呼の区間を通じて変化することがない。ハンド
オフ動作中に、ネットワークは、新しいサービス提供用基地局に、移動局へ割り
当てられた通信チャネルを使用するよう指令する。ネットワークから新しいサー
ビス提供用基地局へ、移動局との通信に使用する通信チャネルを識別するために
情報を送信する必要が無い。なぜならば、この情報は、呼設定処理から全てのBT
Sへ知らされているからである。
へ割り当てられたチャネルを、呼の途中に変更しなければならない場合がある。
この場合、ネットワークは、全てのBTSへ、変更されたチャネルを通知する必要
がある。
1)及びスクランブル化符号1を使用し、最初にセルA内にある別の移動局は、
チャネル1(拡散符号1)及びスクランブル化符号2(符号セット[1,2])を使
用する場合を考える。別の移動局がセルAとセルBの間のソフトハンドオフ領域
に移動したとき、セルB内のBTSは、この別の移動局と通信するため、チャネル
1及びスクランブル化符号2を使用する。しかし、これは、セルB内で拡散符号
1を使用する2台の移動局の符号セットの間に相互相関が生じ、多重使用干渉が
起こることを意味する。このため、セルB内では既に符号セット[1,1]が使用さ
れていることを考慮して、移動局がセルB内に移動し、ソフトハンドオフが完了
した後、2台の移動局に割り当てられた符号セットの間で直交性が再現されるよ
うに、その移動局のチャネルを符号セット[2,1]へ変更するため、いわゆるイン
トラ・セル(セル内)ハンドオフが実行される。
は、数台のBTSと同時に通信するためにアップリンクチャネルとダウンリンクチ
ャネルの唯一のペアしか必要とされないので、ソフトハンドオフにも適用可能で
ある。
つかのスクランブル化符号が定義されている提案中の欧州広帯域CDMAシステム(U
TRA)において容易に実現することができる。これらのスクランブル化符号は、ピ
コセル又はマイクロセルで使用するための有効符号セットの範囲を拡大するため
、元の可変拡散係数(OVSF)ツリーのチャネル化符号とペアにすることができる。
間の一部の間だけで使用され、次に、呼を継続するため別のチャネルへ切り換え
られる。これにより、ネットワークのマイクロセル/ピコセル・レイヤ上で呼を
開始し、ネットワークのマクロセル・レイヤ上で呼を継続させることが可能にな
る。
り当てられたチャネルは、幾つかのセルを横断し、呼を継続する間、維持され得
る(すなわち、呼がネットワークのマクロセル上で開始され、マイクロセル/ピ
コセル・レイヤへ引き継がれる)。さらに、マイクロセル/ピコセル・レイヤで
呼を終了させるのではなく、呼を終了する前に、呼をマクロセル・レイヤへ返す
ことも可能である。レイヤ間の多重ホップは、このようにして呼の間に生じ得る
。
ンク信号の処理を説明するための概略図である。
図である。
トである。
手順のシーケンスチャートである。
Claims (30)
- 【請求項1】 ネットワークの移動局に対する呼を設定する呼設定処理中に
動作的であり、移動局とネットワークの複数の基地トランシーバー局の中の第1
の基地トランシーバー局との間に対応したアップリンクチャネル及びダウンリン
クチャネルを割り当て、移動局と前記複数の基地トランシーバー局の中で前記第
1の基地トランシーバー局の近傍にある少なくとも一つの別の基地トランシーバ
ー局に前記少なくとも一つの別の基地トランシーバー局と移動局との間に対応し
たアップリンクチャネル及びダウンリンクチャネルを割り当てるため、移動局及
び前記少なくとも一つの別の基地トランシーバー局によって使用される呼設定情
報を供給する呼設定手段と、 呼設定処理の完了直後には動作的であり、前記第1の基地トランシーバー局を
、前記第1の基地トランシーバー局に対応した前記アップリンクチャネル及び前
記ダウンリンクチャネルが使用中であるアクティブ状態に設定し、前記少なくと
も一つの別の基地トランシーバー局を、前記少なくとも一つの別の基地トランシ
ーバー局に対応したアップリンクチャネル及びダウンリンクチャネルが使用中で
はない休止状態に設定し、呼の途中で移動局が前記少なくとも一つの別の基地ト
ランシーバー局と通信すべきであると判定されたときに動作的であり、前記少な
くとも一つの別の基地トランシーバー局を休止状態からアクティブ状態へ移すた
めに呼設定処理中に供給された呼設定情報を利用する、ハンドオフ制御手段と、
を有するセルラー通信ネットワーク。 - 【請求項2】 前記ハンドオフ制御手段は、上記呼の途中のある時点で移動
局と通信すべき単一の基地トランシーバー局を識別するため動作的である、請求
項1記載のネットワーク。 - 【請求項3】 前記ハンドオフ制御手段は、一つの基地トランシーバー局を
休止状態からアクティブ状態へ変更させるときに、現在アクティブ状態である基
地トランシーバー局を休止状態へ変更させるよう動作的である、請求項2記載の
ネットワーク。 - 【請求項4】 前記呼設定手段は、前記呼設定処理中に、前記アップリンク
チャネル及び前記ダウンリンクチャネルを移動局と少なくとも一つの別の基地ト
ランシーバー局との間に割り当てるため、移動局及び少なくとも一つの別の基地
トランシーバー局にチャネル競合解消シグナリングを交換させるよう動作的であ
る、請求項1乃至3のうちいずれか一項記載のネットワーク。 - 【請求項5】 少なくとも一つの別の基地トランシーバー局及び/又は移動
局へ供給された前記呼設定情報は、アップリンクチャネル及び/又はダウンチャ
ネルのサービス・レートと、チャネル化符号と、スクランブル化符号の中の少な
くとも一つを含む、請求項1乃至4のうちいずれか一項記載のネットワーク。 - 【請求項6】 前記ハンドオフ制御手段は、 前記移動局に収容され、前記第1の基地トランシーバー局及び前記少なくとも
一つの別の基地トランシーバー局に対応して、移動局と基地トランシーバー局と
の間の通信チャネルの性能を示す信号測定量を与える監視手段と、 前記信号測定量に依存して、移動局が前記第1の基地トランシーバー局と前記
少なくとも一つの別の基地トランシーバー局のどちらの基地トランシーバー局と
通信すべきであるかを判定する基地トランシーバー局選択手段と、 を有する請求項1乃至5のうちいずれか一項記載のネットワーク。 - 【請求項7】 前記基地トランシーバー局選択手段は移動局にも設けられ、 移動局は、通信相手として要求する一つの基地トランシーバー局を識別するア
ップリンク制御信号を、該移動局によって送信される一つ以上のアップリンク信
号に組み込むよう動作的である、請求項6記載のネットワーク。 - 【請求項8】 移動局は、該移動局と通信相手の基地トランシーバー局との
間でチャネル信号のフレーム毎にアップリンク制御信号を送信する、請求項7記
載のネットワーク。 - 【請求項9】 フレーム毎に送信された前記アップリンク制御メッセージは
、先行フレーム内の通信チャネル性能に基づいて生成された信号測定量に依存し
て判定された基地トランシーバー局を識別する、請求項8記載のネットワーク。 - 【請求項10】 前記監視手段は、前記通信チャネルの1フレームよりも長
くない監視期間に基づいて基地トランシーバー局毎に前記信号測定量を生成する
、請求項6乃至9のうちいずれか一項記載のネットワーク。 - 【請求項11】 休止状態にある前記少なくとも一つの基地トランシーバー
局に対し、前記信号測定量は、該基地トランシーバー局から移動局までのダウン
リンク共通制御チャネルの性能を示す、請求項6乃至10のうちいずれか一項記
載のネットワーク。 - 【請求項12】 前記複数の基地トランシーバー局の中の二つ以上の基地ト
ランシーバー局と通信する際に使用するための同じアップリンクチャネル及び/
又は同じダウンリンクチャネルがネットワークによって移動局へ割り当てられる
、請求項1乃至11のうちいずれか一項記載のネットワーク。 - 【請求項13】 移動局とネットワークの二つ以上の基地トランシーバー局
との間のアップリンクチャネル及び/又はダウンリンクチャネルのため、同じ符
号のセットが移動局へ割り当てられる符号分割多元接続ネットワークである、請
求項12記載のネットワーク。 - 【請求項14】 セルラー通信ネットワークで使用される移動局であって、 ネットワークと移動局との間に呼を設定する呼設定処理中に動作的であり、ネ
ットワークの第1の基地トランシーバー局から、移動局とネットワークの少なく
とも一つの別のトランシーバー局との間に対応したアップリンクチャネル及びダ
ウンリンクチャネルを割り当てるため移動局によって使用される呼設定情報を受
信する呼設定情報受信手段と、 受信した呼設定情報を記憶する呼設定情報記憶手段と、 前記呼設定処理の終了後に最初に動作的であり、移動局を前記第1の基地トラ
ンシーバー局と通信させ、呼の途中で移動局が前記少なくとも一つの別の基地ト
ランシーバー局と通信すべきであると判定されたときに動作的であり、移動局と
前記少なくとも一つの別の基地トランシーバー局との間の前記アップリンクチャ
ネル及び前記ダウンリンクチャネルをアクティブ状態にするため、呼設定処理中
に受信され、記憶された呼設定情報を利用するハンドオフ制御手段と、 を有する移動局。 - 【請求項15】 前記第1の基地トランシーバー局及び前記少なくとも一つ
の別の基地トランシーバー局に対応して、移動局と基地トランシーバー局との間
の通信チャネルの性能を示す信号測定量を与える監視手段を更に有する請求項1
4記載の移動局。 - 【請求項16】 前記信号測定量に依存して、移動局が前記第1の基地トラ
ンシーバー局と前記少なくとも一つの別の基地トランシーバー局のどちらの基地
トランシーバー局と通信すべきであるかを判定する基地トランシーバー局選択手
段を更に有する請求項15記載の移動局。 - 【請求項17】 判定された基地トランシーバー局を識別するアップリンク
制御信号を、移動局によって送信される一つ以上のアップリンク信号に組み込む
よう動作的であるメッセージ手段を更に有する請求項16記載の移動局。 - 【請求項18】 セルラー通信ネットワークで使用される基地トランシーバ
ー局であって、 ネットワークと該基地トランシーバー局の近傍にあるネットワークの別の基地
トランシーバー局から現在サービスを受けているネットワークの移動局との間に
呼を設定する呼設定処理中に動作的であり、該基地トランシーバー局と移動局と
の間に対応したアップリンクチャネル及びダウンリンクチャネルを割り当てるた
め該基地トランシーバー局によって使用される呼に関係した呼設定情報を受信す
る呼設定情報受信手段と、 受信した呼設定情報を記憶する呼設定情報記憶手段と、 前記呼設定処理の終了後に最初に動作的であり、該基地トランシーバー局を前
記アップリンクチャネル及び前記ダウンリンクチャネルが使用中ではない休止状
態に維持し、移動局は該基地トランシーバーと通信すべきである旨がネットワー
クによって判定されたとき、該基地トランシーバー局を、休止状態から、前記ア
ップリンクチャネル及び前記ダウンリンクチャネルが使用中であるアクティブ状
態へ変更するため、呼設定処理中に受信され記憶された呼設定情報を利用するハ
ンドオフ制御手段と、 を有する基地トランシーバー局。 - 【請求項19】 基地トランシーバー局がアクティブ状態であるときに、移
動局によって基地トランシーバー局へ送信されたアップリンク信号の中で、移動
局が通信相手として要求するネットワークの基地トランシーバー局を識別するア
ップリンク制御メッセージを検出するよう動作的であるアップリンク制御メッセ
ージ受信手段と、 受信されたアップリンク制御メッセージによって指定された要求基地トランシ
ーバー局識別情報を、固有基地トランシーバー局識別情報と比較する比較手段と
、 要求基地トランシーバー局識別情報が前記固有基地トランシーバー局識別情報
とは異なる場合に、基地トランシーバー局を前記アクティブ状態から前記休止状
態へ変更する状態制御手段と、 を更に有する請求項18記載の基地トランシーバー局。 - 【請求項20】 要求基地トランシーバー局識別情報が前記固有基地トラン
シーバー局識別情報とは異なるときに、ネットワークの基地トランシーバー局制
御手段へ、要求基地トランシーバー局識別情報を指定するメッセージを送信する
よう動作的である前記新しい基地トランシーバー局通知手段を更に有する請求項
19記載の基地トランシーバー局。 - 【請求項21】 セルラー移動通信ネットワークで使用される通信方法であ
って、 呼設定処理中に、ネットワークの移動局のための呼を設定する手順と、 移動局とネットワークの複数の基地トランシーバー局の中の第1の基地トラン
シーバー局との間に対応したアップリンクチャネル及びダウンリンクチャネルを
割り当てる手順と、 移動局と前記複数の基地トランシーバー局の中で前記第1の基地トランシーバ
ー局の近傍にある少なくとも一つの別の基地トランシーバー局に、前記少なくと
も一つの別の基地トランシーバー局と移動局との間に対応したアップリンクチャ
ネル及びダウンリンクチャネルを割り当てるため移動局及び少なくとも一つの別
の基地トランシーバー局によって使用される呼設定情報を供給する手順と、 呼設定処理の終了後に、最初に第1の基地トランシーバー局を、第1の基地ト
ランシーバー局と移動局との間の前記アップリンクチャネル及び前記ダウンリン
クチャネルが使用中であるアクティブ状態に設定する手順と、 少なくとも一つの別の基地トランシーバー局を、前記少なくとも一つの別の基
地トランシーバー局と移動局との間の前記アップリンクチャネル及び前記ダウン
リンクチャネルが使用中ではない休止状態に設定する手順と、 呼の途中で移動局が少なくとも一つの別の基地トランシーバー局と通信すべき
であると判定されたとき、少なくとも一つの別の基地トランシーバー局を前記休
止状態からアクティブ状態に変更するため、呼設定処理中に供給された呼設定情
報を利用する手順と、 を有する通信方法。 - 【請求項22】 ネットワークの複数の基地トランシーバー局との通信に使
用するため、同じアップリンクチャネル及び/又は同じダウンリンクチャネルが
ネットワークによってネットワークの移動局へ割り当てられ、 移動局は、移動局が前記複数の基地トランシーバー局の中の一つの基地トラン
シーバー局から前記複数の基地トランシーバー局の中の別の基地トランシーバー
局へハンドオフされるハンドオフ動作の前後で、前記割り当てられた同じチャネ
ルを使用する、セルラー通信ネットワーク。 - 【請求項23】 同じ搬送周波数が、アップリンク及び/又はダウンリンク
方向で前記複数の基地局の全てと通信するため、移動局へ割り当てられるアナロ
グネットワークである請求項22記載のセルラー通信ネットワーク。 - 【請求項24】 同じ搬送周波数及び同じタイムスロットが、ダウンリンク
及び/又はアップリンク方向で前記複数の基地トランシーバー局の全ての基地ト
ランシーバー局と通信するため、移動局へ割り当てられる、欧州デジタル移動電
話方式(GSM)用ネットワークである請求項22記載のセルラー通信ネットワーク
。 - 【請求項25】 同じ搬送周波数の組と、同じタイムスロットと、同じホッ
ピングシーケンスが、アップリンク方向及び/又はダウンリンク方向で前記複数
の基地トランシーバー局の全ての基地トランシーバー局と通信するため、移動局
へ割り当てられる、周波数ホッピングを利用する欧州デジタル移動電話方式(GSM
)用ネットワークである請求項22記載のセルラー通信ネットワーク。 - 【請求項26】 同じ符号のセットが、アップリンク方向及び/又はダウン
リンク方向で前記複数の基地トランシーバー局の全ての基地トランシーバー局と
通信するため、移動局へ割り当てられる、符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク
である請求項22記載のセルラー通信ネットワーク。 - 【請求項27】 同じアップリンクチャネル及び/又は同じダウンリンクチ
ャネルの移動局への割り当ては、ネットワークと移動局の間で呼が設定されたと
きに行われ、 割り当てられた同じアップリンクチャネル及び/又は同じダウンリンクチャネ
ルは、呼の全部の区間又は一部の区間に、前記複数の基地トランシーバー局の中
の異なる基地トランシーバー局との通信のため移動局によって使用される、請求
項1乃至26のうちいずれか一項記載のセルラー通信ネットワーク。 - 【請求項28】 同じアップリンクチャネル及び/又は同じダウンリンクチ
ャネルは、ネットワークの実質的に全ての基地トランシーバー局との通信に使用
するため、ネットワークによって移動局へ割り当てられる、請求項22乃至27
のうちいずれか一項記載のセルラー通信ネットワーク。 - 【請求項29】 割り当てられたチャネルはトラヒックチャネルである、請
求項22乃至28のうちいずれか一項記載の通信ネットワーク。 - 【請求項30】 前記ハンドオフ動作は、前記移動局がネットワークの二つ
以上の基地トランシーバー局と通信するソフトハンドオフ動作である、請求項2
2乃至29のうちいずれか一項記載の通信ネットワーク。
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