JP2002529851A - デバッギングのためのデータ最適化と並行したオブジェクトサイズ情報の維持 - Google Patents

デバッギングのためのデータ最適化と並行したオブジェクトサイズ情報の維持

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JP2002529851A
JP2002529851A JP2000581536A JP2000581536A JP2002529851A JP 2002529851 A JP2002529851 A JP 2002529851A JP 2000581536 A JP2000581536 A JP 2000581536A JP 2000581536 A JP2000581536 A JP 2000581536A JP 2002529851 A JP2002529851 A JP 2002529851A
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Abstract

(57)【要約】 デバッギング環境は、標的システムの書込バッファによるデータ最適化オペレーションと並行して、オブジェクト情報(たとえばオブジェクトサイズ)を維持する。標的システム内で、システムバスは、システムメモリとマイクロコントローラとの間に結合される。書込バッファによる最適化オペレーションは、システムバスの併合信号をバス監視装置によって監視することにより検出される。データ最適化オペレーションが検出されたとき、データ最適化オペレーションに関連のデータ最適化属性(たとえばオブジェクト情報、データおよびアドレス)が、バス監視装置からの捕獲信号に応答するオブジェクト情報信号の形で捕獲される。データ最適化属性は、標的システムのトレースキャッシュ、またはデバッグポートに接続された外部のトレース捕獲装備のメモリ、またはバス監視装置のメモリにストアすることができる。マイクロコントローラ外部にデータ最適化属性を提供する際には、データ最適化属性はマイクロコントローラのデバッグポートのトレースピンによって一時的に保持されてもよい。データ最適化属性をオブジェクト情報信号から抽出して、外部のトレース捕獲装備か、またはバス監視装置によって処理することができる。データ最適化属性を処理することにより、最適化前の書込オブジェクト値を再構築することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】
この発明は、プロセッサ指向システムのためのソフトウェアのデバッギングに
関し、より特定的には、データ最適化と並行したオブジェクト情報の維持に関す
る。
【0002】
【発明の背景】
プロセッサ指向システムの性能を向上させるために、システムバス性能の制限
からプロセッサの性能を切離すための努力がなされてきた。この努力は、書込バ
ッファを設けてプロセッサ指向システムのシステムリソースへのアクセスを制御
することにより追求されてきた。読取動作には、通常システムバスへのアクセス
に関して最も優先される。書込動作などのシステムバスへの他のアクセスの結果
、システムバスが使用可能になるまで、書込バッファにおいて書込データの遅延
が生じる。
【0003】 書込バッファはプロセッサ指向システムに設けられることが多くなり、書込併
合、書込崩壊(collapsing)、および読取併合などの、データ最適化動作を行な
ってデータ一貫性を維持する。書込バッファ内で待ち行列に入れられる1つの候
補は、書込オブジェクト値である。書込オブジェクト値に関わるデータ最適化動
作の結果、書込オブジェクト値に対するオブジェクトサイズ情報が失われている
。すなわち、最適化されたオブジェクト値はもはや対応のオブジェクトサイズ情
報を有さない。たとえば、もし書込バッファが2つの連続したバイトサイズのオ
ブジェクト値を併合して単一のワードサイズのオブジェクト値にすると、新しい
データオブジェクトはバイトサイズではなくワードサイズなので、書込バッファ
は元のオブジェクト値のオブジェクトサイズを失う。
【0004】 データ最適化動作の結果として失われたオブジェクトサイズは、プロセッサ指
向システムのソフトウェアプログラムのデバッギングにおける制限因子であった
。プロセッサ指向システムによって実行されるソフトウェアプログラムを用いて
、データオブジェクトに対して書込動作が行なわれてきた。ソフトウェアプログ
ラムがデータ最適化を用いないとき、ソフトウェアプログラムは典型的には、書
込動作によって生じる書込オブジェクト値をトレーシングまたはトラッキングす
ることによって、デバッグされてきた。しかしながらソフトウェアプログラムの
デバッギングにおける書込オブジェクト値の再構築は、書込バッファによる最適
化動作の制約を受けてきた。データ最適化動作から生じる書込オブジェクト値に
は、最適化前の書込オブジェクト値を再構築するために必要であるオブジェクト
サイズ情報が欠けていた。
【0005】
【発明の開示】
要約すると、この発明によるデバッギング環境は、書込バッファによる標的シ
ステムのデータ最適化動作と並行してオブジェクト情報を維持する。標的システ
ム内で、システムバスはシステムメモリとマイクロコントローラとの間に結合さ
れる。書込バッファによるデータ最適化動作は、バス監視装置によってシステム
バスの併合信号を監視することにより、検出される。データ最適化動作が検出さ
れると、データ最適化動作に関連のデータ最適化属性(たとえばオブジェクト情
報、データおよびアドレス)は、バス監視装置からの捕獲信号に応答するオブジ
ェクト情報信号の形で捕獲される。データ最適化属性は、標的システムのトレー
スキャッシュ内、またはデバッグポートに接続される外部のトレース捕獲装備の
メモリ内、またはバス監視装置のメモリ内にストアされ得る。マイクロコントロ
ーラの外部にデータ最適化属性を提供する際には、データ最適化属性を一時的に
マイクロコントローラのデバッグポートのトレースピンによって保持してもよい
。データ最適化属性をオブジェクト情報信号から抽出して、外部のトレース捕獲
装備またはバス監視装置によって処理することができる。データ最適化属性を処
理することにより、最適化前の書込オブジェクト値を再構築できる。
【0006】 この発明の以下の詳細な説明を以下の図面とともに考察すると、この発明のよ
りよい理解が得られるであろう。
【0007】
【発明の実施の形態】
関連出願 以下の関連の特許出願を、その全体が説明されるように引用によりここに援用
する。
【0008】 同譲受人による、米国特許出願第09/008,394号、1998年1月1
6日出願、名称「ランダムアクセススヌーピング機能を備えた書込バッファFI
FOアーキテクチャ(Write-Buffer FIFO Architecture with Random Acces Sno
oping Capability)」 同譲受人による、米国特許出願第08/992,610号、1997年12月
17日出願、名称「データのプロファイリングを行なうソフトウェアを捕獲する
ためのキャッシュを組込んだマイクロプロセッサに基づく装置(Microprocessor
-Based Device Incorporating a Cache for Capturing Software Performing Pr
ofiling Data)」 同譲受人による、米国特許出願第08/949897号、1997年10月1
4日出願、名称「マイクロプロセッサに基づく装置のためのトレースキャッシュ
(Trace Cache for a Microprocessor-Based Device)」 同譲受人による、米国特許出願第08/932,597号、1997年8月2
5日出願、名称「マイクロプロセッサのためのソフトウェアデバッグポート(So
rtware Debug Port for a Microprocessor)」 図1を参照して、この発明による例示的なソフトウェアデバッギング環境Eを
示す。ソフトウェアデバッギング環境Eは、標的システムT、ホストシステムH
、およびバス監視装置BMDを提供する。開示される実施例において、標的シス
テムTは、システムバスSBを介してシステムメモリMに結合されるマイクロコ
ントローラCを含む。これに代えて、マイクロプロセッサCの代わりに、標的シ
ステムTは異なった埋込型プロセッサ装置を提供してもよい。開示されるマイク
ロコントローラCは、この発明にしたがって実行ユニット10と、トレースキャ
ッシュ12と、トレースキャッシュ制御ブロック14と、書込バッファ16と、
デバッグポート18と、オブジェクト情報信号(OBI)を生成するための信号
生成論理22とを含む。この発明の完全な理解を得るために必要ではない、マイ
クロコントローラCの特定の構成要素を省く。
【0009】 実行ユニット10は、高度に統合されたプロセッサ11を設けてシステムメモ
リMによってストアされるコードを実行してもよい。開示される実施例における
実行ユニット10は、カリフォルニア州サニィベイルのアドバンスト・マイクロ
・デバイシス(Advanced Micro Devices, Inc.)からの、さまざまなマイクロコ
ントローラ内に実現化されるAm186命令セットとの互換性を有する。実行ユ
ニット10の代わりにさまざまな他の実行ユニットを用いてもよい。
【0010】 この発明によると、トレースキャッシュ12とトレースキャッシュ制御ブロッ
ク14とは協働して、データ最適化動作と並行してデータ最適化属性を捕獲する
。データ最適化属性に関する詳細は以下のとおりである。トレースキャッシュ1
2にストアされるデータ最適化属性をホストシステムHに与えてもよいし、これ
に代えて、トレースキャッシュ12内のデータ最適化属性を内部で調べるよう標
的システムTを構成してもよい。さらに、トレースキャッシュ12によるトレー
ス捕獲を選択的に可能化し、かつ不能化してもよい。トレースキャッシュ12は
先入れ先出し(FIFO)循環(circular)キャッシュであり得ることが企図さ
れる。トレースキャッシュは、同譲受人による米国特許出願第08/992,6
10号、名称「データのプロファイリングを行なうソフトウェアを捕獲するため
のキャッシュを組込んだマイクロプロセッサに基づく装置」、同譲受人による米
国特許出願第08/949,897号、名称「マイクロプロセッサに基づく装置
のためのトレースキャッシュ」、および同譲受人による米国特許出願第08/9
32,597号、名称「マイクロプロセッサのためのソフトウェアデバッグポー
ト」にさらに記載される。
【0011】 デバッグポート18は好ましくは、IEEE−11.49.1−1990に従
うJTAGインターフェイスまたは他の同様の標準化シリアルポートインターフ
ェイスを用いる。デバッグポート18はトレースキャッシュ12を用いることが
可能である。デバッグポート18は、送信レジスタ(TX−DATA)、受信レ
ジスタ(RX−DATA)、命令トレース構成レジスタ(ITCR)、およびデ
バッグ制御状態レジスタ(DCSR)などの、さまざまなレジスタを含み得る。
送信レジスタは、マイクロコントローラCから送信されるべきデータを保持し、
受信レジスタは、マイクロコントローラCによって受信されたデータをストアす
る。命令トレース構成レジスタは、トレースデバッグ機能の可能化、不能化およ
び構成に備える。デバッグ制御状態レジスタは、いつ実行ユニット10がデバッ
グモードに入ったかを示す。この発明によると、デバッグポート18はさらに、
外部に与えられるべきデータ最適化属性を一時的に保持するためのトレースピン
を提供する。トレースキャッシュと同様に、デバッグポートは上述の特許出願に
おいてさらに記載される。
【0012】 書込バッファ16(図1、図2および図3)は、好ましくはランダムアクセス
スヌーピング機能を備えた書込バッファである。書込バッファ16は、書込併合
、書込崩壊、および読取併合を支持する。書込併合または書込崩壊動作はWR_
MERGE信号(図2)のアサートに応答して行なうことができる。読出併合動
作は、RD_MERGE信号(図2)のアサートに応答して行なうことができる
。書込バッファ16はランダムアクセスメモリを含む。書込アドレスのストアに
加えて、ランダムアクセスメモリのアドレスランクはデバッギングの目的でビッ
トを提供してもよい。この発明によると、オブジェクト情報(たとえばオブジェ
クトサイズ)を表わすビットは、ランダムアクセスメモリ内に支持されることが
できる。書込バッファは、同譲受人による米国特許出願第09/008,394
号、名称「ランダムアクセススヌーピング機能を備えた書込バッファFIFOア
ーキテクチャ」にさらに記載される。
【0013】 この発明によると、オブジェクト情報は書込バッファ16によるデータ最適化
と並行して維持される。図5を参照すると、この発明によるデータ最適化属性退
避プロセスのフローチャートを示す。これはステップ52において開始し、デー
タ最適化動作が行なわれたかどうかが判断される。データ最適化動作(たとえば
書込併合または読取併合)は、システムバスSBのMERGE信号(図1および
図2)を監視することにより検出される。図2を参照すると、開示されるMER
GE信号は、WR_MERGE信号およびRD_MERGE信号を入力として受
取るOR論理ゲート28の出力である。MERGE信号の他の構成が可能である
ことを理解されたい。もしWR_MERGE信号またはRD_MERGE信号の
いずれかがアサートされると、MERGE信号がアサートされてデータ最適化動
作の検出が示される。再び図5に戻るが、もしデータ最適化動作が検出されなけ
れば、制御はステップ52に留まる。データ最適化動作がステップ52において
検出されると、データ最適化動作に関連するデータ最適化属性はステップ54に
おいて捕獲される。
【0014】 図3を参照すると、例示的なデータ最適化属性をストアする書込バッファ16
の概略図を示す。データ最適化属性は一般的には、最適化前の値を再構築するた
めに用いることができる、データ最適化動作に関連の情報を指す。開示される例
示的なデータ最適化属性は、データフィールドDATAにストアされる、データ
最適化動作によって生じたデータと、アドレスフィールドADDRESSにスト
アされる特定のデータのアドレスと、オブジェクトサイズフラグフィールドOS
Fにストアされる特定のデータのオブジェクトサイズとを含む。オブジェクトサ
イズ以外のオブジェクト情報をデータ最適化属性として規定することも可能であ
る。示される実施例においては、書込バッファ16のデータ部分40はデータフ
ィールドDATAの列を提供し、書込バッファ16のアドレス部分42はアドレ
スフィールドADDRESSの列を提供し、書込バッファ16のオブジェクトサ
イズフラグ部分38はオブジェクトサイズフラグフィールドOSFの列を提供す
る。書込バッファ16のすべてのランク30、32、34および36は、データ
部分40、アドレス部分42、およびオブジェクトサイズフラグ部分38に対応
するフィールドを含み得る。
【0015】 図4を参照すると、オブジェクトサイズフラグに関する例示的な論理テーブル
を示す。開示されるオブジェクトサイズフラグはAおよびBとする2つのビット
を提供する。ビットの各々の組合せABの意味はCと称する。ビットの組合せ「
00」は対応のデータのバイトオブジェクトサイズを示す。ビットの組合せ「0
1」は対応のデータのワードオブジェクトサイズを示す。ビットの組合せ「10
」は対応のデータのダブルワードオブジェクトサイズを示す。ビットの組合せ「
11」は規定されていない。これらのビットの組合せは例示的であって限定的で
はないことを理解されたい。
【0016】 図1を参照すると、信号生成論理22は、データ最適化属性の捕獲に用いるた
めのオブジェクト情報信号OBIを生成する。信号生成論理22は主にオブジェ
クトサイズフラグフィールドOSF、データフィールドDATA、およびアドレ
スフィールドADDRESS(図3)の内容を組合せて、オブジェクト情報信号
OBIを形成する。このようにして、オブジェクト情報を維持するために適切な
データ最適化情報を捕獲することができる。図示するように、信号生成論理22
はオブジェクト情報信号OBIをトレースキャッシュ12に与え得る。トレース
キャッシュ12は、オブジェクト情報信号OBIをデバッグポート18のトレー
スピン20に与え得る。オブジェクト情報信号OBIはトレースピン20によっ
て一時的に保持される。トレースピン20から、オブジェクト情報信号OBIは
ホストシステムHのメモリ24に与えられるか、またはバス監視装置BMDのメ
モリ24に与えられる。信号生成論理22は、これに代えてオブジェクト情報信
号OBIを外部にデバッグポート18のトレースピン20を介して与えてもよい
【0017】 再び図5に戻ると、制御は次に、データ最適化属性がストアされるステップ5
6に進む。開示される実施例において、データ最適化属性は、トレースキャッシ
ュ12、ホストシステムHのメモリ24、またはバス監視装置BMDのメモリ2
4にストアされてもよい。ステップ56から、データ最適化属性退避プロセスは
ステップ58において完了する。
【0018】 開示される実施例において、データ最適化動作の検出はバス監視装置BMDに
よって標的システムTの外部で行なわれるために、オブジェクト情報は非介入的
(non-intrusive)であって透過的な態様に維持される。バス監視装置BMDは
、MERGE信号の監視によって書込バッファ16によるデータ最適化動作の検
出が可能である。データ最適化動作が起こったとき、バス監視装置BMDはマイ
クロコントローラCにCAPTURE信号を与えて、検出されたデータ最適化動
作に関連のデータ最適化属性が捕獲されるべきことを示す。CAPTURE信号
に応答して、信号生成論理22はオブジェクト情報信号OBIを生成し、トレー
スキャッシュ制御ブロック14はトレースキャッシュ12を準備してオブジェク
ト情報信号OBIを受信する。
【0019】 図6を参照すると、この発明によるデータ最適化属性デバッグプロセスのフロ
ーチャートを示す。ステップ62において開始して、データ最適化属性がオブジ
ェクト情報信号OBIから抽出される。もしデータ最適化属性がマイクロコント
ローラCにストアされていれば、属性は抽出前にホストシステムHに提供される
。開示される実施例において、ホストシステムHはトレース捕獲装備である。ト
レース捕獲装備Hは、メモリ24とデータ最適化デコード論理26とを含む。デ
ータ最適化デコード論理26は、書込オブジェクト値を処理するよう特別に構成
される。一般的なデコード論理の設計と動作とは技術分野において知られている
。トレース捕獲装備に代えて、ホストシステムHは他の形のソフトウェアデバッ
ギング装備であってもよい。ステップ62の後、データ最適化属性はデータ最適
化デコード論理26によって処理される。前進推論(forward inferring)また
は技術分野において既知である他の好適なアルゴリズムを用いて、デコード論理
26はデータ最適化属性から元の書込オブジェクト値を再構築する。メモリ24
とデコード論理26とは、ホストシステムHによって与えられるか、またはバス
監視装置BMD(図1)によって与えられてもよい。データ最適化属性デバッグ
プロセスは、次いでステップ66において終了する。
【0020】 こうして、この発明によるデバッギング環境は、標的システムTの書込バッフ
ァ16によるデータ最適化動作と並行して、オブジェクト情報を維持する。標的
システムT内で、システムバスSBはシステムメモリMとマイクロコントローラ
Cとの間に結合される。書込バッファ16によるデータ最適化動作は、バス監視
装置BMDによるシステムバスSBのMERGE信号の監視によって検出される
。データ最適化動作が検出されると、データ最適化動作に関連のデータ最適化属
性(たとえばオブジェクト情報、データおよびアドレス)は、バス監視装置BM
DからのCAPTURE信号に応答するオブジェクト情報信号OBIの形で捕獲
される。データ最適化属性は、標的システムTのトレースキャッシュ12、デバ
ッグポート18に接続される外部のトレース捕獲装備Hのメモリ24、またはバ
ス監視装置BMDのメモリ24のいずれかにストアすることができる。マイクロ
コントローラCの外部にデータ最適化属性を提供するにあたっては、データ最適
化属性をトレースピン20によって一時的に保持してもよい。データ最適化属性
を、オブジェクト情報信号OBIから抽出して、外部のトレース捕獲装備Hまた
はバス監視装置BMDによって処理することができる。データ最適化属性を処理
することにより、最適化前の書込オブジェクト値を再構築することができる。こ
の発明は、データ最適化動作を行ない得るいかなるシステムにも適用可能である
ことを理解されたい。
【0021】 上述のこの発明の開示と説明とは、例示的であってこれを説明するものであり
、構成要素、回路要素、信号、フィールド、バス、レジスタ、可変値、接続、図
示される回路の詳細と構造、および動作の方法へのさまざまな変更は、この発明
の精神から逸脱することなく行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に従った、例示的なソフトウェアデバッギング環境の概
略図である。
【図2】 この発明に従った、併合信号に関連して図1の書込バッファを示
す概略図である。
【図3】 この発明に従った、図1および図2の書込バッファの概略図であ
る。
【図4】 この発明に従った、図3の例示的なオブジェクトサイズフラグの
論理テーブルの図である。
【図5】 この発明に従った、データ最適化属性退避プロセスのフローチャ
ートの図である。
【図6】 この発明に従った、データ最適化属性デバッグプロセスのフロー
チャートの図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年12月11日(2000.12.11)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】 データ最適化動作の結果として失われたオブジェクトサイズは、プロセッサ指
向システムのソフトウェアプログラムのデバッギングにおける制限因子であった
。プロセッサ指向システムによって実行されるソフトウェアプログラムを用いて
、データオブジェクトに対して書込動作が行なわれてきた。ソフトウェアプログ
ラムがデータ最適化を用いないとき、ソフトウェアプログラムは典型的には、書
込動作によって生じる書込オブジェクト値をトレーシングまたはトラッキングす
ることによって、デバッグされてきた。しかしながらソフトウェアプログラムの
デバッギングにおける書込オブジェクト値の再構築は、書込バッファによる最適
化動作の制約を受けてきた。データ最適化動作から生じる書込オブジェクト値に
は、最適化前の書込オブジェクト値を再構築するために必要であるオブジェクト
サイズ情報が欠けていた。 EP−A−0,762,276は、データ処理システムにおけるデバッグ機能
を行なうための方法と装置とを開示する。データプロセッサは、リアルタイムの
トレース機能を実行し、これは、データプロセッサの効率に顕著に影響を与える
ことなく、外部の開発システムが動的に内部のデータプロセッサの処理を観察す
ることを可能にする。データプロセッサの内部のデバッグモジュールは、2つの
信号線を介してデバッギング環境にデータを与える。すなわち、一方はオペラン
ドおよびアドレス値のためのものであり、他方はデータプロセッサの実行状況情
報のためのものである。しかしながら、データ最適化動作の結果失われているオ
ブジェクトサイズ情報をデバッギング目的のために再獲得することについての問
題は、解決されていない。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】 以下の図面は、例示のためにのみ示す。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】削除
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】 図1を参照して、この発明による例示的なソフトウェアデバッギング環境Eを
示す。ソフトウェアデバッギング環境Eは、標的システムT、ホストシステムH
、およびバス監視装置BMDを提供する。開示される実施例において、標的シス
テムTは、システムバスSBを介してシステムメモリMに結合されるマイクロコ
ントローラCを含む。これに代えて、マイクロプロセッサCの代わりに、標的シ
ステムTは異なった埋込型プロセッサ装置を提供してもよい。開示されるマイク
ロコントローラCは、実行ユニット10と、トレースキャッシュ12と、トレー
スキャッシュ制御ブロック14と、書込バッファ16と、デバッグポート18と
、この発明によるオブジェクト情報信号(OBI)を生成するための信号生成論
理22とを含む。この発明の完全な理解を得るために必要ではない、マイクロコ
ントローラCの特定の構成要素を省く。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】 この発明によると、トレースキャッシュ12とトレースキャッシュ制御ブロッ
ク14とは協働して、データ最適化動作と並行してデータ最適化属性を捕獲する
。データ最適化属性に関する詳細は以下のとおりである。トレースキャッシュ1
2にストアされるデータ最適化属性をホストシステムHに与えてもよいし、これ
に代えて、トレースキャッシュ12内のデータ最適化属性を内部で調べるよう標
的システムTを構成してもよい。さらに、トレースキャッシュ12によるトレー
ス捕獲は選択的に可能化され、かつ不能化されてもよい。トレースキャッシュ1
2は先入れ先出し(FIFO)循環(circular)キャッシュであり得ることが企
図される。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】 デバッグポート18は好ましくは、IEEE−11.49.1−1990に従
うJTAGインターフェイスまたは他の同様の標準化シリアルポートインターフ
ェイスを用いる。デバッグポート18はトレースキャッシュ12を用いることが
可能である。デバッグポート18は、送信レジスタ(TX−DATA)、受信レ
ジスタ(RX−DATA)、命令トレース構成レジスタ(ITCR)、およびデ
バッグ制御状態レジスタ(DCSR)などの、さまざまなレジスタを含み得る。
送信レジスタは、マイクロコントローラCから送信されるべきデータを保持し、
受信レジスタは、マイクロコントローラCによって受信されたデータをストアす
る。命令トレース構成レジスタは、トレースデバッグ機能の可能化、不能化およ
び構成に備える。デバッグ制御状態レジスタは、いつ実行ユニット10がデバッ
グモードに入ったかを示す。この発明によると、デバッグポート18はさらに、
外部に与えられるべきデータ最適化属性を一時的に保持するためのトレースピン
を提供する。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】 書込バッファ16(図1、図2および図3)は、好ましくはランダムアクセス
スヌーピング機能を備えた書込バッファである。書込バッファ16は、書込併合
、書込崩壊、および読取併合を支持する。書込併合または書込崩壊動作はWR_
MERGE信号(図2)のアサートに応答して行なうことができる。読出併合動
作は、RD_MERGE信号(図2)のアサートに応答して行なうことができる
。書込バッファ16はランダムアクセスメモリを含む。書込アドレスのストアに
加えて、ランダムアクセスメモリのアドレスランクはデバッギングの目的でビッ
トを提供してもよい。この発明によると、オブジェクト情報(たとえばオブジェ
クトサイズ)を表わすビットは、ランダムアクセスメモリ内に支持されることが
できる。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】 上述のこの発明の開示と説明とは、例示的であってこれを説明するものであり
、構成要素、回路要素、信号、フィールド、バス、レジスタ、可変値、接続、示
される回路の詳細と構造、および操作の方法へのさまざまな変更は、添付の特許
請求の範囲に定義される、この発明の範囲から逸脱することなく行なうことがで
きる。
【手続補正9】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年2月6日(2001.2.6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マン,ダニエル・ピィ アメリカ合衆国、78704 テキサス州、オ ースティン、エス・ラマー、3816、アパー トメント・2903 (72)発明者 ゴッドフレイ,ゲアリー・エム アメリカ合衆国、78741 テキサス州、オ ースティン、キバ・ドライブ、7606 Fターム(参考) 5B042 GA15 GA33 HH01 HH30 5B062 AA10 DD01 DD02 EE03 EE08 JJ08 【要約の続き】 ら抽出して、外部のトレース捕獲装備か、またはバス監 視装置によって処理することができる。データ最適化属 性を処理することにより、最適化前の書込オブジェクト 値を再構築することができる。

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 標的システムの書込バッファによるデータ最適化動作と並行
    してオブジェクト情報を維持するための方法であって、 前記書込バッファによるデータ最適化動作を検出するステップと、 前記データ最適化動作に関連する複数のデータ最適化属性を捕獲するステップ
    と、 前記複数のデータ最適化属性をストアするステップとを含む、方法。
  2. 【請求項2】 前記標的システムは、システムメモリとマイクロコントロー
    ラとを含み、前記データ最適化動作を検出するステップは、 前記システムメモリと前記マイクロコントローラとの間に結合されたシステム
    バスの併合信号を監視するステップを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記書込バッファの書込併合信号と読取併合信号とから前記
    併合信号を生成するステップをさらに含む、請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記標的システムは、システムメモリとマイクロコントロー
    ラとを含み、前記捕獲するステップは、 前記複数のデータ最適化属性を提供するオブジェクト情報信号を生成するステ
    ップを含む、請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記捕獲するステップは、書込バッファ内でオブジェクト情
    報フラグを提供するステップを含む、請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記標的システムは、デバッグポートを有するマイクロコン
    トローラを含み、前記ストアするステップは、 前記複数のデータ最適化属性を前記デバッグポートの複数のトレースピンによ
    って保持するステップを含む、請求項1に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記標的システムは、デバッグポートを有するマイクロコン
    トローラを含み、前記デバッグポートは標的システムを外部のトレース捕獲装備
    に接続し、前記ストアするステップは、 前記複数のデータ最適化属性を前記外部のトレース捕獲装備のメモリ内にスト
    アするステップを含む、請求項1に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記標的システムは、バス監視装置に結合されたシステムバ
    スを有するマイクロコントローラを含み、前記ストアするステップは、 前記複数のデータ最適化属性を前記バス監視装置のメモリ内にストアするステ
    ップを含む、請求項1に記載の方法。
  9. 【請求項9】 書込バッファによるデータ最適化動作と並行してオブジェク
    ト情報を維持するためのデバッギング環境であって、 標的システムを含み、前記標的システムは マイクロコントローラを含み、前記マイクロコントローラは 実行ユニットと、 実行ユニットに結合されてデータ最適化動作を行なう書込バッファと、 前記データ最適化動作に関連する複数のデータ最適化属性を提供するオブジェ
    クト情報信号を生成するための信号生成論理と、 デバッグ装備と通信するためのデバッグポートとを含み、前記標的システムは
    さらに システムメモリと、 前記マイクロコントローラを前記システムメモリに結合するシステムバスとを
    含み、前記システムバスは 前記データ最適化動作を検出するための併合信号線を含み、前記デバッギング
    環境はさらに 前記システムバスの併合信号線に結合されたバス監視装置と、 前記バス監視装置に結合されて、前記マイクロコントローラによる複数のデー
    タ最適化属性の捕獲をトリガする捕獲信号線、とを含む、デバッギング環境。
  10. 【請求項10】 前記デバッグポートに結合されて前記複数のデータ最適化
    属性をストアするデバッギング装備をさらに含む、請求項9に記載のデバッギン
    グ環境。
  11. 【請求項11】 前記デバッギング装備はトレース捕獲装備を含む、請求項
    10に記載のデバッギング環境。
  12. 【請求項12】 前記デバッギング装備は、前記複数のデータ最適化属性か
    ら、最適化前の書込オブジェクト値を再構築するためのデコード論理を含む、請
    求項10に記載のデバッギング環境。
  13. 【請求項13】 前記バス監視装置は、前記複数のデータ最適化属性から、
    最適化前の書込オブジェクト値を再構築するためのデコード論理を含む、請求項
    9に記載のデバッギング環境。
  14. 【請求項14】 前記マイクロコントローラは、前記デバッグポートに結合
    されて前記複数のデータ最適化属性をストアするトレースキャッシュをさらに含
    む、請求項9に記載のデバッギング環境。
  15. 【請求項15】 前記書込バッファは、データ最適化動作を行なうよう構成
    される、請求項9に記載のデバッギング環境。
  16. 【請求項16】 標的システムに対するオブジェクト情報のデバッギング方
    法であって、前記標的システムは、データ最適化動作を行なうための書込バッフ
    ァを含み、前記標的システムは、前記データ最適化動作に関連する複数のデータ
    最適化属性を提供するオブジェクト情報信号を生成し、前記方法は、 前記オブジェクト情報信号から前記複数のデータ最適化属性を抽出するステッ
    プと、 前記複数のデータ最適化属性を処理するステップとを含む、方法。
  17. 【請求項17】 前記抽出するステップは、前記標的システムに接続された
    デバッギング装備によって行なわれる、請求項16に記載の方法。
  18. 【請求項18】 前記抽出するステップは、前記標的システムのシステムバ
    スに結合されたバス監視装置によって行なわれる、請求項16に記載の方法。
  19. 【請求項19】 前記複数のデータ最適化属性は、オブジェクトサイズ情報
    を含む、請求項16に記載の方法。
  20. 【請求項20】 前記処理するステップは、前記複数のデータ最適化属性か
    ら、最適化前の書込オブジェクト値を再構築するステップを含む、請求項16に
    記載の方法。
  21. 【請求項21】 書込バッファによるデータ最適化動作と並行してオブジェ
    クト情報を維持するためのデバッギング環境であって、 書込バッファによるデータ最適化動作を検出するための手段と、 前記データ最適化動作に関連する複数のデータ最適化属性を捕獲するための手
    段と、 前記複数の最適化属性をストアするための手段とを含む、デバッギング環境。
  22. 【請求項22】 前記複数のデータ最適化属性を抽出するための手段と、 前記複数のデータ最適化属性を処理するための手段とをさらに含む、請求項2
    1に記載のデバッギング環境。
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