JP2002528675A - 一次側の短絡スイッチを備えた点火システムに対するエネルギーを調節するための方法及び装置 - Google Patents

一次側の短絡スイッチを備えた点火システムに対するエネルギーを調節するための方法及び装置

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JP2002528675A
JP2002528675A JP2000578559A JP2000578559A JP2002528675A JP 2002528675 A JP2002528675 A JP 2002528675A JP 2000578559 A JP2000578559 A JP 2000578559A JP 2000578559 A JP2000578559 A JP 2000578559A JP 2002528675 A JP2002528675 A JP 2002528675A
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ギュンター,アヒム
フェルスター,ユールゲン
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Robert Bosch GmbH
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    • F02PIGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
    • F02P9/00Electric spark ignition control, not otherwise provided for
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02PIGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
    • F02P17/00Testing of ignition installations, e.g. in combination with adjusting; Testing of ignition timing in compression-ignition engines
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Abstract

(57)【要約】 点火電圧を生成する、一次巻線と二次巻線とを備えた点火コイル或いは点火トランスを有し、一次巻線が短絡スイッチと呼ばれるスイッチによって短絡されることができ、また二次巻線を通して一つ又は複数の点火プラグによってイオン電流を測定することのできる、内燃機関のための点火装置に対するエネルギーを調節するための方法及び装置が提案され、これ等の方法及び装置では、短絡スイッチの短絡時の一次電流が適当な手段によって測定技術的に把捉されて制御ユニットへ送られ、測定値が、短絡スイッチの操作の後に、制御ユニットの中で関数或いはフィルタリングの形態で一つのメルクマールに処理され、得られたメルクマールを用いて閉成時間或いは閉成角度を介してエネルギーが調節される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 技術水準 この発明は、点火コイルの一次側を短絡する一次側の短絡スイッチを備えた、
内燃機関のための点火システムに関する。それぞれ一つの点火プラグに一つの点
火コイルが割当てられている、いわゆる個別点火コイルの場合にも、それぞれ二
つの点火プラグに一つの点火コイルが割当てられているダブル点火コイルの場合
にも、使用することができる。一次側の短絡スイッチを備えているその他の点火
システムも考えることができる。以下の説明では個別点火コイルだけしか扱われ
ていないが、それは、この方法がダブル点火コイルの場合にも同じ様にして適用
することができるからである。
【0002】 一次側の短絡スイッチの装置によって、スパークエンドが制御されて導入され
る。従って、この方法は、DE 19649278 によって知られている短縮
スパーク時間による点火システムに基礎を置いている。この発明による方法は、
他の手段、例えば、npnトランジスタ或いはサイリスタを用いて、点火スパー
クを一次側の短絡を介して短絡する、別の点火システムにも適用することができ
る。
【0003】 例えば、DE 3883009T2 によって知られている点火システムには
、燃焼室内のイオン電流を点火コイル或いは点火トランスの二次側を介して点火
プラグを用いて測定する、イオン電流測定装置を結合することができる。
【0004】 点火スパークのカットオフの過程にはそれ自体或る程度の時間的長さが必要で
あり、この時間的長さは、状況によってはイオン電流測定のために障害となるこ
とがあるが、そればかりでなく更に点火コイル或いは点火トランス及び短絡スイ
ッチが残留エネルギーによって不必要に過熱される。
【0005】 この様な背景から次の様な発明の課題が提供される、 カットオフ電流によって生じるイオン電流測定に対する障害を最小化するこ
と、 短絡スイッチ及び点火トランス内の廃熱を減らすこと、 電極の損耗を少なく保つこと、及び スパークの確実且つ迅速なカットオフを保証すること。
【0006】 これ等の課題は、付属の特許請求の範囲のメルクマールによって解決される。
【0007】 この発明のその他の有利な実施態様が付属の特許請求の範囲の対象となってい
る。
【0008】 この発明は、必ずしもイオン電流の測定を不可欠としている訳ではないけれど
も、この発明は、イオン電流の測定と結びついて多くの利点をもたらす。
【0009】 上述の諸問題に対するこの発明に基づく解決策によって、とりわけ、イオン電
流測定の実現を容易にする、量産に適した方法が提案される。
【0010】 この発明に基づく解決策は上述の諸欠点を克服する。残留エネルギーに比例し
たメルクマールを調べることによって、閉成時間或いは閉成角を介するエネルギ
ー調節のための調節値が自由に使える様になる。
【0011】 この発明によれば、点火電圧を生成する、一次巻線と二次巻線とを備えた点火
コイル或いは点火トランスを有し、一次巻線が短絡スイッチと呼ばれるスイッチ
によって短絡されることができ、また二次巻線を通して一つ又は複数の点火プラ
グによってイオン電流を測定することのできる、内燃機関のための点火装置に対
するエネルギーを調節するための方法が提供され、この方法では、短絡スイッチ
の短絡時の一次電流が、適当な手段によって測定され且つ制御ユニットへ送られ
、測定値が、短絡スイッチの操作の後に、制御ユニットの中で関数或いはフィル
タリングの形態で、一つのメルクマールに処理され、且つ得られたメルクマール
を用いて閉成時間或いは閉成角度を介してエネルギーが調節される。
【0012】 その際に、上記のメルクマールが大き過ぎる残留エネルギーを示している場合
に、上記の閉成時間或いは閉成角が縮小される。上記のメルクマールが少な過ぎ
る残留エネルギーを示している場合に、上記の閉成時間或いは閉成角が拡大され
る。
【0013】 或る実施例では、一次電流の最大値が、スパークエンドに到達した直後に、残
留エネルギーに比例したメルクマールとして、閉成時間或いは閉成角を介するエ
ネルギー調節のために利用される。
【0014】 その際に、一次電流を測定するための手段として、電界効果トランジスタとし
て形成された短絡スイッチのドレン−ソース−抵抗を用いることができる。
【0015】 或いはまた、一次電流Isの測定は、短絡回路内の抵抗を介して行なわれる。
【0016】 或る実施例では、閉成時間或いは閉成角を介するエネルギーの調節が非定常動
作ポイントで停止させることができる。
【0017】 更に、閉成時間或いは閉成角を介するエネルギーの調節は、上と下のゲートで
仕切られた特定の時間ウインドウ或いは角度ウインドウの中でのみ変化させるこ
とができる。
【0018】 その際に、閉成時間或いは閉成角の仕切りは特性領域(曲線)によって制御さ
れ、この特性領域は、少なくとも負荷L及び/又は回転数nに依存し、且つ例え
ば制御ユニットの中に収められている。
【0019】 更に、動的過程の制御のために上記の特性領域が複数の特性領域範囲に区分さ
れており、その際一つの特性領域範囲を出る時に、実際の閉成時間或いは閉成角
の値が記憶され、その特性領域範囲へ再び戻って来た時に、適応値が調節の初期
値として利用される。
【0020】 以下にこの発明の一つの実施例が図面を参照しながら説明される。
【0021】 点火システムは、例えばこれまでに知られている、技術水準に対応する次の諸
構成要素、即ち点火コイル1、点火トランジスタ2、及び点火プラグ5、から構
成されており、開閉スパーク抑止用ダイオードDが、点火コイル1の二次巻線L 2 と直列に入れられているか否かということは大きな問題ではない。
【0022】 点火コイル1には、二次コイルL2の低圧側の端部に、回路節点(3)を介し
てイオン電流測定手段4が取り付けられている。
【0023】 点火コイル1の一次側は、短絡スイッチ3を介して短絡することができる。こ
の短絡スイッチ3は、電界効果トランジスタとして形成することが有利である。
短絡スイッチ3は、点火トランジスタ2及び点火コイル1と回路節点(2)で接
続されている。
【0024】 短絡回路には、短絡電流Isを測定するための手段が組込まれており、この手
段は、図1の実施例では測定用抵抗7として示されている。測定用抵抗7は、短
絡スイッチ3と回路節点(4)を介して、また点火コイル1と回路節点(1)を
介して接続されている。
【0025】 点火コイルの給電のためのバッテリー電圧UBatの供給は回路節点(4)で行
なわれる。
【0026】 もう一つの簡単に実現できる技術的変形例としては、短絡スイッチの開路抵抗
を測定用抵抗として利用する可能性が考えられる。結果として回路節点(4)と
(1)は合体することになる。
【0027】 測定手段7から信号ライン1を介して短絡電流の信号が制御ユニット6へ送ら
れる。制御ユニット6において、関数或いはメルクマール形成を介してメルクマ
ールが獲得される。このメルクマールに従って、点火トランジスタの閉成時間(
投入時間)が変えられる。閉成時間の新たな選択は、信号ライン3を介して点火
トランジスタ2が自由に行なうことが出来る。短絡スイッチ3は、信号ライン2
を介して制御ユニット6によって操作される。制御ユニット6には、エンジンの
動作パラメータに関するその他の信号が送り込まれる。その様な動作パラメータ
の例として、センサによって生成される回転数nや吸入空気量Lがある。
【0028】 図2は、様々な信号の時間的推移を示している。システムは先ず、点火トラン
ジスタ2の大きな閉成時間で作動する。この閉成時間t1は制御ユニットから送
り出される。時間t1の経過後に、点火トランジスタ2は高抵抗性に接続されて
点火スパークが発生する。希望するスパークエンド時に、短絡スイッチ3が閉じ
られてスパークエンドが導入される。一次電流は急速にその最大値へ上昇し、そ
れから時間t2の間に指数関数的に減衰して行く。スパークエンド時にもなお存
在しているエネルギーは、一次電流回路の抵抗の中で消散する。一次電流の観察
から信号ライン1を介して実際の短絡電流が得られる。この短絡電流の最大値は
次式によって対応する過剰残留エネルギーへ換算される。
【0029】
【数1】 ここで、 L1は、点火コイルの一次巻線の誘電率であり、 Isは、短絡電流(図1参照)であり、 Ismaxは、短絡電流の最大値である。 この系のエネルギー収支は次の様にまとめられる。
【0030】
【数2】 ここで、 Epは、一次側に持ち込まれたエネルギーであり、 Efkは、スパークヘッドで失われるエネルギーであり、 Efbは、火花燃焼のために必要となるエネルギーであり、 Erは、短絡スイッチの閉成時になお利用でき、熱エネルギーへ変換される
エネルギーである。
【0031】 一次側に持ち込まれたエネルギーは次の様に使われる。先ず、点火電圧の要求
に従って、スパークヘッド内の様々なエネルギー成分が放電される。これに続い
て、燃焼電圧の要求に従って、火花燃焼の間に必要となる様々なエネルギー成分
が放電される。この過程の間に、点火コイルの巻線と磁気回路で追加の損失が生
じる。スパークヘッドの中のエネルギーは、負荷及び点火角に大きく依存してお
り、これに対して火花燃焼のためのエネルギーは、負荷及び追加として燃焼室内
の乱流に依存している。全体的に見ると、点火スパークのためのエネルギー需要
は、負荷、点火角、及び回転数に依存している。更に、エネルギー需要は統計的
変動の影響を受けるので、調節のためには短絡電流に基づくフィルタリングされ
たメルクマールだけしか援用することはできない。
【0032】 調節の基礎となるのは、要求されたスパークエンドに到達したすぐ後の残留エ
ネルギーの把捉、及び制御ユニット6による残留エネルギー比例メルクマールへ
の変換である。未だ十分な残留エネルギーが無い場合には、閉成角或いは閉成時
間が同じ動作ポイントで縮小される。この縮小は直接行なうことができないので
、把捉された値を用いて、例えば低域フィルタリング或いは平均値の計算が制御
ユニットにおいて行なわれる。逆に、最小要求残留エネルギーが最早無くなった
場合には、閉成時間或いは閉成角が拡大される。
【0033】 一次電流を観察するための抵抗は、好ましくは、この抵抗を不必要に高い電圧
から保護するために、回路節点(2)とは結合点を持たない、電流回路の分岐回
路に挿入される。
【0034】 別の変形例は、電界効果トランジスタ(FET)として形成された短絡スイッ
チの開路抵抗を測定用抵抗として利用することによって成り立っている。
【0035】 図3は調節過程を説明している。ステップ1で短絡スイッチ3が操作されると
、ステップ2で一次電流(短絡電流)の測定が行なわれる。ステップ3は、メル
クマール或いは一次電流の関数としての残留エネルギーのための尺度の生成を象
徴的に示している。このメルクマールの生成には、フィルタリング或いは平均値
の計算が含まれている。ステップ4では、残留エネルギーが前もって定められた
基準値に合わせて調節される。
【0036】 これに加えて、ステップ4.1から4.3までに示されている様に、ステップ
3で生成されたメルクマールは閾値と比較される。
【0037】 ステップ4.2によって、メルクマールが閾値を越えており、これによって十
分に大きな残留エネルギーを示している時は、閉成時間或いは閉成角の縮小が行
われる。そうでない場合には、ステップ4.3で、閉成時間或いは閉成角が拡大
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、エネルギー調節機能を備えた誘導点火システムの一つの実施例を示す
【図2】 図2は、閉成角度信号及びスパークエンドスイッチを制御するための信号との
時間的相関関係による点火コイルの一次巻線における電流Isの信号図である。
【図3】 図3は、この発明による方法の一つの実施例を示す。
【手続補正書】
【提出日】平成13年3月5日(2001.3.5)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ギュンター,アヒム ドイツ連邦共和国デー−70499 シュトゥ ットガルト,ミッテンフェルトシュトラー セ 126 (72)発明者 フェルスター,ユールゲン ドイツ連邦共和国デー−74379 インゲル スハイム,ブルーメンシュトラーセ 16 Fターム(参考) 3G019 BA01 CA00 CA06 DA01 DA02 EA12 GA05 GA08 LA02

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 点火電圧を生成する、一次巻線と二次巻線とを備えた点火コイ
    ル或いは点火トランスを有し、前記一次巻線が短絡スイッチと呼ばれるスイッチ
    によって短絡されることができ、且つ前記二次巻線を通して一つ又は複数の点火
    プラグによってイオン電流を測定することのできる、内燃機関のための点火装置
    に対するエネルギーを調節するための方法において、 短絡スイッチの短絡時の一次電流が、適当な手段によって測定され且つ制御ユ
    ニットへ送られ、測定値が、前記短絡スイッチの操作の後に、前記制御ユニット
    において、関数或いはフィルタリングの形態で、一つのメルクマールに処理され
    、且つ得られた前記メルクマールを用いて、閉成時間或いは閉成角を介してエネ
    ルギーを調節すること、 を特徴とする内燃機関のための点火装置に対するエネルギーを調節するための方
    法。
  2. 【請求項2】 前記メルクマールが過大な残留エネルギーを示している場合に
    、前記閉成時間或いは閉成角が縮小され、また前記メルクマールが過少の残留エ
    ネルギーを示している場合に、前記閉成時間或いは閉成角が拡大されることを特
    徴とする請求項1の方法。
  3. 【請求項3】 前記一次電流の最大値が、スパークエンドに到達した直後に、
    残留エネルギーに比例したメルクマールとして、閉成時間或いは閉成角を介する
    エネルギー調節のために利用されることを特徴とする請求項1または2の方法。
  4. 【請求項4】 前記一次電流を測定するための手段が、電界効果トランジスタ
    として形成される前記短絡スイッチのドレン−ソース−抵抗であることを特徴と
    する請求項1ないし3のいずれかの方法。
  5. 【請求項5】 一次電流Isを測定するための手段が,短絡回路内の抵抗であ
    ることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかの方法。
  6. 【請求項6】 前記閉成時間或いは閉成角を介するエネルギーの調節が、非定
    常動作ポイントで停止させることができることを特徴とする請求項1ないし5の
    いずれかの方法。
  7. 【請求項7】 前記閉成時間或いは閉成角を介するエネルギーの調節が、上と
    下のゲートで仕切られた特定の時間ウインドウ或いは角度ウインドウの中でのみ
    変化させることができることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかの方法。
  8. 【請求項8】 前記閉成時間或いは閉成角の仕切りが、少なくとも負荷或いは
    回転数に依存し、且つ例えば前記制御ユニットの中に収められている特性領域に
    よって制御されることを特徴とする請求項7の方法。
  9. 【請求項9】 動的過程の制御のために特性領域が複数の特性領域範囲に区分
    されており、且つ一つの特性領域範囲を出る時に、実際の閉成時間或いは閉成角
    の値が記憶され、且つ前記特性領域範囲へ再び戻って来た時に、適応値が調節の
    初期値として利用されることを特徴とする請求項1ないし8のいずれかの方法。
  10. 【請求項10】 点火電圧を生成する、一次巻線と二次巻線とを備えた点火コ
    イル或いは点火トランスを有し、前記一次巻線が短絡スイッチと呼ばれるスイッ
    チによって短絡されることができ、且つ前記二次巻線を通して一つ又は複数の点
    火プラグによってイオン電流を測定することのできる、内燃機関のための点火装
    置に対するエネルギーを調節するための装置において、 前記短絡スイッチの短絡時の一次電流が、適当な手段によって測定され且つ制
    御ユニットへ送られ、測定値が、前記短絡スイッチの操作の後、前記制御ユニッ
    トにおいて、関数或いはフィルタリングの形態で、一つのメルクマールに処理さ
    れ、且つ得られた前記メルクマールを用いて閉成時間或いは閉成角を介してエネ
    ルギーを調節すること、 を特徴とする内燃機関のための点火装置に対するエネルギーを調節するための装
    置。
  11. 【請求項11】 前記メルクマールが、過大な残留エネルギーを示している場
    合に、前記閉成時間或いは閉成角が縮小され、また前記メルクマールが過少の残
    留エネルギーを示している場合に、前記閉成時間或いは閉成角が拡大されること
    を特徴とする請求項10の装置。
  12. 【請求項12】 前記一次電流の最大値が、スパークエンドに到達した直後に
    、残留エネルギーに比例したメルクマールとして、前記閉成時間或いは閉成角を
    介するエネルギー調節のために利用されることを特徴とする請求項10または1
    1の装置。
  13. 【請求項13】 前記一次電流を測定するための手段が、電界効果トランジス
    タとして形成された短絡スイッチのドレン−ソース−抵抗であることを特徴とす
    る請求項10ないし12のいずれかの装置。
  14. 【請求項14】 一次電流Isを測定するための手段が,短絡回路内の抵抗で
    あることを特徴とする請求項10ないし12のいずれかの装置。
  15. 【請求項15】 前記閉成時間或いは閉成角を介するエネルギーの調節が、非
    定常動作ポイントで停止させることができることを特徴とする請求項10ないし
    14のいずれかの装置。
  16. 【請求項16】 前記閉成時間或いは閉成角を介するエネルギーの調節が、上
    と下のゲートで仕切られた特定の時間ウインドウ或いは角度ウインドウの中での
    み変化させることができることを特徴とする請求項10ないし15のいずれかの
    装置。
  17. 【請求項17】 前記閉成時間或いは閉成角の仕切りが、少なくとも負荷或い
    は回転数に依存し、且つ例えば前記制御ユニットの中に収められている特性領域
    によって制御されることを特徴とする請求項16の装置。
  18. 【請求項18】動的過程の制御のために特性領域が複数の特性領域範囲に区分さ
    れており、且つ一つの特性領域範囲を出る時に、実際の閉成時間或いは閉成角の
    値が記憶され、且つ前記特性領域範囲へ再び戻って来た時に、適応値が調節の初
    期値として利用されることを特徴とする請求項10ないし17のいずれかの装置
JP2000578559A 1998-10-26 1999-10-26 一次側の短絡スイッチを備えた点火システムに対するエネルギーを調節するための方法及び装置 Withdrawn JP2002528675A (ja)

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