JP2002527946A - 回線交換ネットワークにおいて非同期トラヒックをルーティングする装置 - Google Patents
回線交換ネットワークにおいて非同期トラヒックをルーティングする装置Info
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-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04Q—SELECTING
- H04Q11/00—Selecting arrangements for multiplex systems
- H04Q11/04—Selecting arrangements for multiplex systems for time-division multiplexing
- H04Q11/0428—Integrated services digital network, i.e. systems for transmission of different types of digitised signals, e.g. speech, data, telecentral, television signals
- H04Q11/0478—Provisions for broadband connections
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L12/00—Data switching networks
- H04L12/54—Store-and-forward switching systems
- H04L12/56—Packet switching systems
- H04L12/5601—Transfer mode dependent, e.g. ATM
- H04L2012/5619—Network Node Interface, e.g. tandem connections, transit switching
- H04L2012/562—Routing
-
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- H04L12/00—Data switching networks
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- H04L2012/5638—Services, e.g. multimedia, GOS, QOS
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
- Time-Division Multiplex Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 この発明は回線交換同期式時分割多重ネットワークにおいて非同期トラフィックをルーティングするための装置に関する。この装置は等時性チャネルを搬送するマルチチャネルビットストリームへアクセスするインタフェース(12)、データパケットをルーティングするルーティング手段(26)、およびインタフェースとルーティング手段とを相互接続する通信媒体(24)を含む。この発明に従えば、インタフェース(12)は少なくとも1つの等時性チャネルにおいて受信したデータパケットを抽出するための手段(18)、データパケットのヘッダ部だけを通信媒体(24)を介してルーティング手段に送信するための手段(22)、データパケットの少なくとも本体部分を一時的にストアするための手段(20)およびルーティング手段から受信したルーティング命令に従ってデータパケットを送信するための手段(22,32) を含む。
Description
【0001】
この発明は回線交換同期式時分割多重ネットワークにおいて非同期トラヒック
をルーティングするための装置であって、等時性チャネルを搬送するマルチチャ
ネルビットストリームへアクセスするインタフェース、データパケットをルーテ
ィングするルーティング手段、およびインタフェースおよびルーティング手段を
相互接続する通信媒体を含む装置に関する。
をルーティングするための装置であって、等時性チャネルを搬送するマルチチャ
ネルビットストリームへアクセスするインタフェース、データパケットをルーテ
ィングするルーティング手段、およびインタフェースおよびルーティング手段を
相互接続する通信媒体を含む装置に関する。
【0002】
今日、同期式時分割多重ビットストリームを用いる情報転送のために新しいタ
イプの回線交換通信ネットワークが開発されている。この分野において、DTM
(Dynamic synchronous Transfer Mode:動的同期転送モード) と呼ばれる新たな
テクノロジが、一義的には、リアルタイムブロードバンドアプリケーションのユ
ーザへサービス品質を提供する問題に向けて現在開発されている。
イプの回線交換通信ネットワークが開発されている。この分野において、DTM
(Dynamic synchronous Transfer Mode:動的同期転送モード) と呼ばれる新たな
テクノロジが、一義的には、リアルタイムブロードバンドアプリケーションのユ
ーザへサービス品質を提供する問題に向けて現在開発されている。
【0003】 DTMネットワークの構成は既に、たとえば、「DTMギガビットネットワー
ク」、クリスタ・ボーム、パー・リンドグレン、ラース・ラムフェルト、および
ピーター・スヨーディン、高速ネットワークジャーナル、3(2):109−1
26、1994、および「DTMに基づくマルチギガビットネットワーキング」
、ラース・ゴーフィン、ラース・ハカンソン、およびブヨーン・ペールソン、コ
ンピュータネットワークおよびISDNシステム、24(2):119−139
、1992年4月などにおいて記述されている。
ク」、クリスタ・ボーム、パー・リンドグレン、ラース・ラムフェルト、および
ピーター・スヨーディン、高速ネットワークジャーナル、3(2):109−1
26、1994、および「DTMに基づくマルチギガビットネットワーキング」
、ラース・ゴーフィン、ラース・ハカンソン、およびブヨーン・ペールソン、コ
ンピュータネットワークおよびISDNシステム、24(2):119−139
、1992年4月などにおいて記述されている。
【0004】 DTMネットワークの基本的なトポロジは、好ましくは、各ノードがそれに接
続された1つまたはそれ以上のエンドユーザにサービスを提供するように配置さ
れた多数のノードを接続する2つの単方向、マルチアクセス、マルチチャネル光
ファイバを有するバスである。しかしながら、このトポロジは、たとえばリング
構造もしくはハブ構造のような他の種類の構造であってもよい。
続された1つまたはそれ以上のエンドユーザにサービスを提供するように配置さ
れた多数のノードを接続する2つの単方向、マルチアクセス、マルチチャネル光
ファイバを有するバスである。しかしながら、このトポロジは、たとえばリング
構造もしくはハブ構造のような他の種類の構造であってもよい。
【0005】 TCP/IPパケットまたはイーサネット(登録商標)(Ethernet)フレームの ような非同期トラヒックを転送するとき、たとえばDTMネットワークを通して そのようなトラヒックをルーティングするためのメカニズムが必要である。この ことは、典型的には、ネットワーク内の異なる位置にルーティング装置を設ける ことによって解決できる。
【0006】 典型的には、そのようなルーティング装置は、等時性チャネルを搬送するそれ
ぞれのマルチチャネルビットストリームへアクセスする1つまたはそれ以上のイ
ンタフェース、データパケットをルーティングするためのルーティングプロセサ
、およびインタフェースとルーティングプロセサとを相互接続する通信バスを含
む。
ぞれのマルチチャネルビットストリームへアクセスする1つまたはそれ以上のイ
ンタフェース、データパケットをルーティングするためのルーティングプロセサ
、およびインタフェースとルーティングプロセサとを相互接続する通信バスを含
む。
【0007】 このタイプのルーティング装置における問題は、ルーティングプロセサに置か
れる容量要求や通信バスに置かれる転送容量要求が、いくつかのインタフェース
が1つのルーティングプロセサによって提供される機能にアクセスする必要があ
るために、高くなるということである。これらの要求が利用可能な容量を超える
と、ブロッキングが生じ、結果的にデータが遅れたり失われたりさえする。
れる容量要求や通信バスに置かれる転送容量要求が、いくつかのインタフェース
が1つのルーティングプロセサによって提供される機能にアクセスする必要があ
るために、高くなるということである。これらの要求が利用可能な容量を超える
と、ブロッキングが生じ、結果的にデータが遅れたり失われたりさえする。
【0008】 それゆえに、この発明の主たる目的は、容量不足のリスクを減じ、それによっ
てルーティングプロセサに関連するブロッキングやデータのが失われることを制
限するように設計されたルーティング装置を提供することである。
てルーティングプロセサに関連するブロッキングやデータのが失われることを制
限するように設計されたルーティング装置を提供することである。
【0009】
この発明の上で述べた目的および他の目的は添付した特許請求の範囲に規定さ
れる発明によって達成される。
れる発明によって達成される。
【0010】 この発明の1つの局面によれば、上述のような装置が提供され、そこでは、イ
ンタフェースが少なくとも1つの等時性チャネルにおいて受信されたデータパケ
ットを抽出するための手段、通信媒体を介してデータパケットのヘッダ部のみを
ルーティング手段に送信するための手段、データパケットの少なくとも本体部分
を一時的に記憶するための手段、およびルーティング手段から受信したルーティ
ング命令に従ってデータパケットを送付するための手段を含む。
ンタフェースが少なくとも1つの等時性チャネルにおいて受信されたデータパケ
ットを抽出するための手段、通信媒体を介してデータパケットのヘッダ部のみを
ルーティング手段に送信するための手段、データパケットの少なくとも本体部分
を一時的に記憶するための手段、およびルーティング手段から受信したルーティ
ング命令に従ってデータパケットを送付するための手段を含む。
【0011】 この発明は、したがって、各データパケットのヘッダ部だけをインタフェース
からルーティングプロセサへ送信しデータパケットもしくはデータパケットの少
なくとも残りの部分をインタフェースで記憶することによって、通信媒体上を転
送されるかつしたがってルーティングプロセサによって取り扱われるデータ量を
制限するという考え方に基づく。そのために、通信媒体およびルーティングプロ
セサはデータパケット全体を取り扱う必要はなくそれの小さい部分だけを取り扱
う。典型的には、多くのアプリケーションにおいて、ルーティングプロセサへ実
際に送信されるべきデータパケットの一部は、データパケットの宛先アドレスで
あろう。ただし、この発明はそれに限定されるものではない。
からルーティングプロセサへ送信しデータパケットもしくはデータパケットの少
なくとも残りの部分をインタフェースで記憶することによって、通信媒体上を転
送されるかつしたがってルーティングプロセサによって取り扱われるデータ量を
制限するという考え方に基づく。そのために、通信媒体およびルーティングプロ
セサはデータパケット全体を取り扱う必要はなくそれの小さい部分だけを取り扱
う。典型的には、多くのアプリケーションにおいて、ルーティングプロセサへ実
際に送信されるべきデータパケットの一部は、データパケットの宛先アドレスで
あろう。ただし、この発明はそれに限定されるものではない。
【0012】 この発明の利点は、より少ない量のデータが典型的にはプロセサバスである通
信媒体上を送信され、それによってその通信バスにおける転送容量不足のリスク
を減じることである。この発明の他の利点はルーティングプロセサはデータパケ
ットの全体を記憶する必要がなく、単にそれのヘッダ部だけを取り扱えばよいと
いうことである。さらに、データパケットから宛先アドレスあるいは他の所要の
情報を抽出しまたは取り出すステップがインタフェースで行われるとすれば、ル
ーティングプロセサはそのような情報の取り出しの負担から解放され、それによ
ってルーティングプロセサにおける処理容量の必要性をさらに減じることができ
る。
信媒体上を送信され、それによってその通信バスにおける転送容量不足のリスク
を減じることである。この発明の他の利点はルーティングプロセサはデータパケ
ットの全体を記憶する必要がなく、単にそれのヘッダ部だけを取り扱えばよいと
いうことである。さらに、データパケットから宛先アドレスあるいは他の所要の
情報を抽出しまたは取り出すステップがインタフェースで行われるとすれば、ル
ーティングプロセサはそのような情報の取り出しの負担から解放され、それによ
ってルーティングプロセサにおける処理容量の必要性をさらに減じることができ
る。
【0013】 この発明は、1つのインタフェースがルーティングプロセサに接続されている
状況において大きな利点を提供するものではあるけれども、この利点は、もちろ
ん、いくつかのインタフェースが1つまたはそれ以上のルーティングプロセサを
アクセスするように接続された状況においても拡張される。
状況において大きな利点を提供するものではあるけれども、この利点は、もちろ
ん、いくつかのインタフェースが1つまたはそれ以上のルーティングプロセサを
アクセスするように接続された状況においても拡張される。
【0014】 この発明の好ましい実施例によれば、インタフェースは、データパケットのヘ
ッダ部がルーティング手段へ送られるべきかどうかを判断するための選択手段を
含み、データパケットのヘッダ部だけをルーティング手段に送信するための手段
がその選択手段によってなされた決定に従ってヘッダ部の送信を制御するように
配置される。好ましくは、その選択手段は、それのヘッダ部がルーティング手段
へ送信されるべきでないデータパケットの宛先アドレスを指定するテーブルを含
む。
ッダ部がルーティング手段へ送られるべきかどうかを判断するための選択手段を
含み、データパケットのヘッダ部だけをルーティング手段に送信するための手段
がその選択手段によってなされた決定に従ってヘッダ部の送信を制御するように
配置される。好ましくは、その選択手段は、それのヘッダ部がルーティング手段
へ送信されるべきでないデータパケットの宛先アドレスを指定するテーブルを含
む。
【0015】 典型的には、そのような実施例においては、ルーティングプロセサによるルー
ティングを実際に必要とするデータパケットのヘッダ部だけが通信媒体上でルー
ティングプロセサに送信される。しかしながら、当該インタフェースにおいて捨
てられるべきである(すなわち、まったくルーティングする必要がない)データ
パケット、インタフェースによってアクセスされる他のチャネルを用いて送信さ
れるべきデータパケット、および/またはバイパスされるべき(すなわち、イン
タフェースで受信されたと同じチャネルでそのまま送信される)データパケット
のヘッダ部は、ルーティングプロセサに向けられることはない。代わって、その
ようなデータパケットをどのように取り扱うかの決定がインタフェースにおいて
ローカルに行われる。このことは、もちろん、ルーティングプロセサのみならず
通信媒体における容量要求をさらに減じることととなる。
ティングを実際に必要とするデータパケットのヘッダ部だけが通信媒体上でルー
ティングプロセサに送信される。しかしながら、当該インタフェースにおいて捨
てられるべきである(すなわち、まったくルーティングする必要がない)データ
パケット、インタフェースによってアクセスされる他のチャネルを用いて送信さ
れるべきデータパケット、および/またはバイパスされるべき(すなわち、イン
タフェースで受信されたと同じチャネルでそのまま送信される)データパケット
のヘッダ部は、ルーティングプロセサに向けられることはない。代わって、その
ようなデータパケットをどのように取り扱うかの決定がインタフェースにおいて
ローカルに行われる。このことは、もちろん、ルーティングプロセサのみならず
通信媒体における容量要求をさらに減じることととなる。
【0016】 好ましくは、選択手段はルーティング手段によって提供されるルーティング情
報に従って継続的に更新され、そのために選択手段はルーティングプロセサに実
際には送信する必要のないデータパケットにアドレスされた宛先あるいはそれの
ヘッダ部についての情報を受ける。
報に従って継続的に更新され、そのために選択手段はルーティングプロセサに実
際には送信する必要のないデータパケットにアドレスされた宛先あるいはそれの
ヘッダ部についての情報を受ける。
【0017】 さらに、この発明の実施例を規定する特徴は、新規な発明を規定するように実
際に思える。換言すれば、ルーティングプロセサを含まず、そのルーティングプ
ロセサによって継続的に与えられかつ更新される情報に基づくインタフェースで
のローカルなルーティング決定を行うというソリューションは、それ自体が発明
的な考え方とみなされる。
際に思える。換言すれば、ルーティングプロセサを含まず、そのルーティングプ
ロセサによって継続的に与えられかつ更新される情報に基づくインタフェースで
のローカルなルーティング決定を行うというソリューションは、それ自体が発明
的な考え方とみなされる。
【0018】 一般的には、マルチチャネルビットストリームのすべてのチャネルがインタフ
ェースによって受信されかつ処理される必要はなく、いくつかのチャネルはその
インタフェースで単純にバイパスされる。したがって、インタフェースは、典型
的には、インタフェースによって受信されるべきでありかつ装置によってルーテ
ィングされるべきデータパケットを含むマルチチャネルビットストリームのチャ
ネルを判断するための手段を含む。
ェースによって受信されかつ処理される必要はなく、いくつかのチャネルはその
インタフェースで単純にバイパスされる。したがって、インタフェースは、典型
的には、インタフェースによって受信されるべきでありかつ装置によってルーテ
ィングされるべきデータパケットを含むマルチチャネルビットストリームのチャ
ネルを判断するための手段を含む。
【0019】 等時性チャネルを搬送するマルチチャネルビットストリームに関連したルーテ
ィングにこの発明が言及したように、この発明をいわゆるDTMネットワーク内
で用いる局面が好ましい実施例を形成する。
ィングにこの発明が言及したように、この発明をいわゆるDTMネットワーク内
で用いる局面が好ましい実施例を形成する。
【0020】 当業者によって理解されるように、この発明に従った「ヘッダ部」は実際には
データパケットの先端にある必要はなく、データパケットの本質的な部分を形成
するデータパケットの宛先アドレスである必要もない。実際に、この発明に従っ
た「ヘッダ部」の実際の位置は関与するプロトコルによって与えられる。同じよ
うに、この発明に従ってルーティングプロセサに送信される情報の種類および/
または量は、たとえば、用いるルーティングメカニズムのタイプ、ネットワーク
のタイプ等に依存する。たとえば、或る場合には、ソースアドレスまたはチャネ
ル識別子(物理的もしくは仮想的)がルーティングのベースとしての宛先アドレ
スに代えて用いられる。したがって、この発明は特別な種類のヘッダ部に限定さ
れるものではない。
データパケットの先端にある必要はなく、データパケットの本質的な部分を形成
するデータパケットの宛先アドレスである必要もない。実際に、この発明に従っ
た「ヘッダ部」の実際の位置は関与するプロトコルによって与えられる。同じよ
うに、この発明に従ってルーティングプロセサに送信される情報の種類および/
または量は、たとえば、用いるルーティングメカニズムのタイプ、ネットワーク
のタイプ等に依存する。たとえば、或る場合には、ソースアドレスまたはチャネ
ル識別子(物理的もしくは仮想的)がルーティングのベースとしての宛先アドレ
スに代えて用いられる。したがって、この発明は特別な種類のヘッダ部に限定さ
れるものではない。
【0021】 この発明の上述のおよびその他の局面、利点および特徴は添付した特許請求の
範囲からおよびこの発明の例示的な実施例の以下の詳細な説明からより一層理解
されるであろう。
範囲からおよびこの発明の例示的な実施例の以下の詳細な説明からより一層理解
されるであろう。
【0022】
DTM(動的同期転送モード)プロトコルに従って動作する回線交換式時分割
多重ネットワークにおけるマルチチャネルマルチアクセスビトストリームBの構
造の一例を図1を参照して説明する。
多重ネットワークにおけるマルチチャネルマルチアクセスビトストリームBの構
造の一例を図1を参照して説明する。
【0023】 図1に示すように、ビットストリームB2は、循環的でありかつ本質的に固定
サイズのフレームに分割され、そこでは、各フレームのスタートがフレーム同期
タイムスロットFによって規定される。一例として、各フレームは125マイク
ロ秒の時間期間を有する。
サイズのフレームに分割され、そこでは、各フレームのスタートがフレーム同期
タイムスロットFによって規定される。一例として、各フレームは125マイク
ロ秒の時間期間を有する。
【0024】 各フレームは、典型的には64ビットの固定サイズである複数のタイムスロッ
トに分割される。もし前述の125マイクロ秒のフレーム長、64ビットのタイ
ムスロットサイズおよび2Gbpsのビットレートを用いるなら、各フレーム内
のタイムスロットの合計数はおおよそ3900である。
トに分割される。もし前述の125マイクロ秒のフレーム長、64ビットのタイ
ムスロットサイズおよび2Gbpsのビットレートを用いるなら、各フレーム内
のタイムスロットの合計数はおおよそ3900である。
【0025】 タイムスロットは、制御スロットC1,C2,C3およびC4およびデータスロ
ットD1,D2,D3およびD4に分割される。制御スロットはネットワークの
ノード間における制御信号伝達のために使用され、これに対して、データスロッ
トはペイロードデータの転送のために使用される。ビットストリームBに接続さ
れた各々のノードは、典型的には、少なくとも1つの制御スロットに割り当てら
れる。すなわち、各ノードは少なくとも1つの制御スロットへの書込アクセスを
有する。さらに、データスロットへの書込アクセスは、そのビットストリームに
接続されたノード間に分配される。一例として、ビットストリームBに接続され
た最初のノードはビットストリームの各DTMフレーム内の制御スロットC1お
よび1組のデータスロットD1へのアクセスを有するであろうし、そのビットス
トリームに接続された他のノードはビットストリームの各DTMフレーム内の制
御スロットC2および1組のデータスロットD2へのアクセスを有し、以下同様
であろう。制御スロットおよび/またはデータスロットとしてノードに割り当て
られたスロットの組は、そのビットストリームの各DTMフレーム内で同じスロ
ット位置を占有する。したがって、実施例においては、最初のノードの制御スロ
ットC1がビットストリームの各DTMフレーム内で2番目のタイムスロットを
占有する。
ットD1,D2,D3およびD4に分割される。制御スロットはネットワークの
ノード間における制御信号伝達のために使用され、これに対して、データスロッ
トはペイロードデータの転送のために使用される。ビットストリームBに接続さ
れた各々のノードは、典型的には、少なくとも1つの制御スロットに割り当てら
れる。すなわち、各ノードは少なくとも1つの制御スロットへの書込アクセスを
有する。さらに、データスロットへの書込アクセスは、そのビットストリームに
接続されたノード間に分配される。一例として、ビットストリームBに接続され
た最初のノードはビットストリームの各DTMフレーム内の制御スロットC1お
よび1組のデータスロットD1へのアクセスを有するであろうし、そのビットス
トリームに接続された他のノードはビットストリームの各DTMフレーム内の制
御スロットC2および1組のデータスロットD2へのアクセスを有し、以下同様
であろう。制御スロットおよび/またはデータスロットとしてノードに割り当て
られたスロットの組は、そのビットストリームの各DTMフレーム内で同じスロ
ット位置を占有する。したがって、実施例においては、最初のノードの制御スロ
ットC1がビットストリームの各DTMフレーム内で2番目のタイムスロットを
占有する。
【0026】 ネットワークの動作中、各ノードはスロットへのそのアクセスを増加させまた
は減少させ、それによってデータおよび/または制御スロットへのアクセスがノ
ード間で再分配される。たとえば、低転送容量要求を有するノードは高転送容量
要求を有するノードにタイムスロットへのアクセスを譲る。さらに、ノードに割
り当てられたスロットは連続するスロットである必要はなく、そのフレーム内の
どこに存在していてもよい。
は減少させ、それによってデータおよび/または制御スロットへのアクセスがノ
ード間で再分配される。たとえば、低転送容量要求を有するノードは高転送容量
要求を有するノードにタイムスロットへのアクセスを譲る。さらに、ノードに割
り当てられたスロットは連続するスロットである必要はなく、そのフレーム内の
どこに存在していてもよい。
【0027】 また、各DTMフレームは、典型的には、ビットストリーム上のフレームレー
トを規定するフレーム同期タイムスロットで開始し、そして1つまたはそれ以上
のガードバンドタイムスロットGで終了するということに留意されたい。
トを規定するフレーム同期タイムスロットで開始し、そして1つまたはそれ以上
のガードバンドタイムスロットGで終了するということに留意されたい。
【0028】 図1(c)において、その制御スロットC2およびそのデータスロットD2の
範囲へのアクセスを有する上述の第2ノードがビットストリーム上で4つのチャ
ネルCH1,CH2,CH3およびCH4を確立したとさらに想定する。図示す
るように、各チャネルはそれぞれの組のスロットに割り当てられる。たとえば、
チャネルCH1に割り当てられたタイムスロットの数がチャネルCH2に割り当
てられたタイムスロットの数より大きいので、チャネルCH1の転送容量はチャ
ネルCH2の転送容量より大きい。チャネルに割り当てられたタイムスロットは
、ビットストリームの各循環DTMフレーム内において同じタイムスロット位置
を占有する。
範囲へのアクセスを有する上述の第2ノードがビットストリーム上で4つのチャ
ネルCH1,CH2,CH3およびCH4を確立したとさらに想定する。図示す
るように、各チャネルはそれぞれの組のスロットに割り当てられる。たとえば、
チャネルCH1に割り当てられたタイムスロットの数がチャネルCH2に割り当
てられたタイムスロットの数より大きいので、チャネルCH1の転送容量はチャ
ネルCH2の転送容量より大きい。チャネルに割り当てられたタイムスロットは
、ビットストリームの各循環DTMフレーム内において同じタイムスロット位置
を占有する。
【0029】 図1に示すビットストリームBによって搬送される等時性チャネルの1つにお
ける非同期トラヒックの転送の一例を図2を参照して説明する。この図2におい
て、図1に示すチャネルCH3は、たとえばTCP/IPパケットまたはイーサ
ネットフレームである非同期トラヒックを順次送信可変サイズデータパケットの
形で搬送するように確立される。図2はチャネルCH3内において送信される一
連の順次タイムスロットを示すだけであることに注意されたい。図1が、チャネ
ルCH3がビットストリームB上の各DTMフレーム内に7つのタイムスロット
を含むように概略的に図示しているので、チャネルCH3内を送信される最初の
7つのタイムスロット、すなわち図2における最初の7つのタイムスロットが1
つのDTMフレーム中で送信され、次の7つのタイムスロットが次のDTMフレ
ーム内で送信され、以下同様である。
ける非同期トラヒックの転送の一例を図2を参照して説明する。この図2におい
て、図1に示すチャネルCH3は、たとえばTCP/IPパケットまたはイーサ
ネットフレームである非同期トラヒックを順次送信可変サイズデータパケットの
形で搬送するように確立される。図2はチャネルCH3内において送信される一
連の順次タイムスロットを示すだけであることに注意されたい。図1が、チャネ
ルCH3がビットストリームB上の各DTMフレーム内に7つのタイムスロット
を含むように概略的に図示しているので、チャネルCH3内を送信される最初の
7つのタイムスロット、すなわち図2における最初の7つのタイムスロットが1
つのDTMフレーム中で送信され、次の7つのタイムスロットが次のDTMフレ
ーム内で送信され、以下同様である。
【0030】 図2はチャネルCH3中を送信されるデータパケットを示す。各データパケッ
トは予め規定されたカプセル化プロトコルに従ってカプセル化される。カプセル
化プロトコルは、データパケットがタイムスロットのサイズに対応する64ビッ
トのデータブロックに分割され、スタートオブパケット(start_of_packet) スロ
ットSが各データパケットの始端に付加され、そして、エンドオブパケット(end
_of_packet) スロットEが各データパケットの終端に付加され、それによってカ
プセル化されたデータパケットP1,P2およびP3を形成するものとしている
。パケット間のギャップの場合、ビットストリームはいわゆるアイドルスロット
を備え、有効データを与えるものではないとしてそのギャップを認識する。
トは予め規定されたカプセル化プロトコルに従ってカプセル化される。カプセル
化プロトコルは、データパケットがタイムスロットのサイズに対応する64ビッ
トのデータブロックに分割され、スタートオブパケット(start_of_packet) スロ
ットSが各データパケットの始端に付加され、そして、エンドオブパケット(end
_of_packet) スロットEが各データパケットの終端に付加され、それによってカ
プセル化されたデータパケットP1,P2およびP3を形成するものとしている
。パケット間のギャップの場合、ビットストリームはいわゆるアイドルスロット
を備え、有効データを与えるものではないとしてそのギャップを認識する。
【0031】 この発明に従った装置の例示する実施例が図3を参照して詳細に説明され、そ
こでは、装置10はインタフェース12,プロセサバス24およびルータプロセ
サまたはルーティングプロセサ26を含む。インタフェース12は、たとえば図
1(a)−図1(c)を参照して上で説明した種類のマルチチャネルビットスト
リームへの読出/書込アクセスを提供する。プロセサバス24はルーティングプ
ロセサ26,インタフェース12およびこの装置10の他のインタフェース(図
示せず)間での通信のために共用媒体を提供する。ルーティングプロセサ26は
装置のインタフェースで受信されたデータパケットをルーティングする。
こでは、装置10はインタフェース12,プロセサバス24およびルータプロセ
サまたはルーティングプロセサ26を含む。インタフェース12は、たとえば図
1(a)−図1(c)を参照して上で説明した種類のマルチチャネルビットスト
リームへの読出/書込アクセスを提供する。プロセサバス24はルーティングプ
ロセサ26,インタフェース12およびこの装置10の他のインタフェース(図
示せず)間での通信のために共用媒体を提供する。ルーティングプロセサ26は
装置のインタフェースで受信されたデータパケットをルーティングする。
【0032】 インタフェース12は次いで、ネットワーク媒体アクセスユニット14,タイ
ムスロットカウンタ16,入力ダイレクトメモリアクセスユニット18,メモリ
20,データパケットプロセサ22,および出力ダイレクトメモリアクセスユニ
ット32を含む。
ムスロットカウンタ16,入力ダイレクトメモリアクセスユニット18,メモリ
20,データパケットプロセサ22,および出力ダイレクトメモリアクセスユニ
ット32を含む。
【0033】 動作において、媒体アクセスユニット14はビットストリーム5からのデータ
ビットの連続のストリームを受信する。このビットストリーム中に設けられてい
るフレーム同期情報に基づいて、媒体アクセスユニット14のタイムスロットカ
ウンタ16がビットストリーム5上で現在受信されているタイムスロット位置を
カウントする。このカウントが、次いで、入力ダイレクトメモリアクセスユニッ
ト18に与えられ、メモリ20のメモリ位置を指定し、それによって、ビットス
トリーム5上で受信されたタイムスロットデータが入力ダイレクトメモリアクセ
スユニットによって指定されるメモリ位置に書き込まれる。入力ダイレクトメモ
リアクセスユニット18は、次いで、ビットストリーム5上において規定されて
いるチャネル中で受信したデータパケットがメモリ20の選択されたメモリ位置
にストアされていることを確かめる。
ビットの連続のストリームを受信する。このビットストリーム中に設けられてい
るフレーム同期情報に基づいて、媒体アクセスユニット14のタイムスロットカ
ウンタ16がビットストリーム5上で現在受信されているタイムスロット位置を
カウントする。このカウントが、次いで、入力ダイレクトメモリアクセスユニッ
ト18に与えられ、メモリ20のメモリ位置を指定し、それによって、ビットス
トリーム5上で受信されたタイムスロットデータが入力ダイレクトメモリアクセ
スユニットによって指定されるメモリ位置に書き込まれる。入力ダイレクトメモ
リアクセスユニット18は、次いで、ビットストリーム5上において規定されて
いるチャネル中で受信したデータパケットがメモリ20の選択されたメモリ位置
にストアされていることを確かめる。
【0034】 典型的には、各受信データパケットは予め規定するプロトコルに従ってカプセ
ル化されかつ1組の連続する順次の64ビットデータブロックとして受信される
。データパケットをカプセル化するブロックの数は実際のデータパケットのサイ
ズに依存する。
ル化されかつ1組の連続する順次の64ビットデータブロックとして受信される
。データパケットをカプセル化するブロックの数は実際のデータパケットのサイ
ズに依存する。
【0035】 データパケットがメモリ20にストアされているとき、データパケットプロセ
サ22はそれのヘッダ部を抽出する。このヘッダ部は少なくともデータパケット
の宛先アドレスを含み、プロセサバス24を介してルーティングプロセサ26へ
送信される。この発明に従えば、データパケットプロセサ22はルーティングプ
ロセサ26に対して全データパケットを送信するのではなく、それのヘッダ部だ
けを送信し、それによって内部プロセサバス上に存在する容量要求を減少させて
いるということに注目されたい。
サ22はそれのヘッダ部を抽出する。このヘッダ部は少なくともデータパケット
の宛先アドレスを含み、プロセサバス24を介してルーティングプロセサ26へ
送信される。この発明に従えば、データパケットプロセサ22はルーティングプ
ロセサ26に対して全データパケットを送信するのではなく、それのヘッダ部だ
けを送信し、それによって内部プロセサバス上に存在する容量要求を減少させて
いるということに注目されたい。
【0036】 ルーティングプロセサ26は、典型的には、ルーティングテーブル28および
データパケットバッファ30へのアクセスを有し、データパケットバッファ30
はルーティングプロセサ26の動作においてデータパケットもしくはそれの一部
をそのルーティングプロセサで一時的にストアする必要があるとき使用される。
データパケットバッファ30へのアクセスを有し、データパケットバッファ30
はルーティングプロセサ26の動作においてデータパケットもしくはそれの一部
をそのルーティングプロセサで一時的にストアする必要があるとき使用される。
【0037】 データパケットプロセサ22からデータパケットヘッダを受信すると、ルーテ
ィングプロセサはそれの宛先アドレスを抽出し、ルーティングテーブル28にア
クセスし、そのヘッダに関連するデータパケットを送信するときに使用するため
に、どの出力インタフェース,ポートおよびチャネル(を用いるべき)かを判断
する。そのような判断がなされると、ルーティングプロセサ26はプロセサバス
を介してデータパケットプロセサ22にメッセージを送り、データパケットプロ
セサ22に対して、そのインタフェースおよびチャネル上で関連データパケット
を送信するように命令する。
ィングプロセサはそれの宛先アドレスを抽出し、ルーティングテーブル28にア
クセスし、そのヘッダに関連するデータパケットを送信するときに使用するため
に、どの出力インタフェース,ポートおよびチャネル(を用いるべき)かを判断
する。そのような判断がなされると、ルーティングプロセサ26はプロセサバス
を介してデータパケットプロセサ22にメッセージを送り、データパケットプロ
セサ22に対して、そのインタフェースおよびチャネル上で関連データパケット
を送信するように命令する。
【0038】 ルーティングプロセサ26からのそのようなメッセージを受信すると、データ
パケットプロセサ22はそこに付与されている命令に従って行動する。典型的に
は、この行動は、次の方法の1つを含む:(a)メモリ20からデータパケット
の本体を読み出しそれをそのプロセサバスに接続された他のインタフェース(図
示せず)へ送信すること、(b)ビットストリーム5上の指定チャネルにデータ
パケットを送信するように出力ダイレクトメモリアクセスユニット32に命令す
ること、および(c)データパケットを捨てること。
パケットプロセサ22はそこに付与されている命令に従って行動する。典型的に
は、この行動は、次の方法の1つを含む:(a)メモリ20からデータパケット
の本体を読み出しそれをそのプロセサバスに接続された他のインタフェース(図
示せず)へ送信すること、(b)ビットストリーム5上の指定チャネルにデータ
パケットを送信するように出力ダイレクトメモリアクセスユニット32に命令す
ること、および(c)データパケットを捨てること。
【0039】 そのような方法を実行すると、データパケットプロセサ22は、データパケッ
トの処理が終了したことおよび新たなデータパケットをストアするために前述の
データパケットによって占有されていたメモリ位置を入力ダイレクトメモリアク
セスユニット32が自由に使用できることを入力ダイレクトメモリアクセスユニ
ット18に知らせる。
トの処理が終了したことおよび新たなデータパケットをストアするために前述の
データパケットによって占有されていたメモリ位置を入力ダイレクトメモリアク
セスユニット32が自由に使用できることを入力ダイレクトメモリアクセスユニ
ット18に知らせる。
【0040】 理解されるように、出力ダイレクトメモリアクセスユニット32は、データパ
ケットがメモリ20から読み出されかつデータパケットプロセサ22から受信し
た命令に従ってかつカウンタ14によって与えられたタイムスロットカウントに
従ってビットストリーム5上の適宜のチャネル中へ書き込まれたことを確認する
。
ケットがメモリ20から読み出されかつデータパケットプロセサ22から受信し
た命令に従ってかつカウンタ14によって与えられたタイムスロットカウントに
従ってビットストリーム5上の適宜のチャネル中へ書き込まれたことを確認する
。
【0041】 この発明に従った装置の他の実施例を図4を参照して説明する。この図4に示
す装置11においては、以下の点を除いて図3に示す実施例と同様である。すな
わち、データパケットプロセサ22がキャッシュルーティングテーブル34を備
える。このキャッシュルーティングテーブル34はルーティングプロセサ26が
既に判断した宛先アドレスがビットストリーム5上の1つまたはそれ以上のチャ
ネルにのみルーティングされるのか、まったくルーティングされないのか、ある
いはインタフェース12で捨てられもしくはバイパスされるのかのリストを含む
。
す装置11においては、以下の点を除いて図3に示す実施例と同様である。すな
わち、データパケットプロセサ22がキャッシュルーティングテーブル34を備
える。このキャッシュルーティングテーブル34はルーティングプロセサ26が
既に判断した宛先アドレスがビットストリーム5上の1つまたはそれ以上のチャ
ネルにのみルーティングされるのか、まったくルーティングされないのか、ある
いはインタフェース12で捨てられもしくはバイパスされるのかのリストを含む
。
【0042】 したがって、受信データパケットがメモリにストアされているとき、データパ
ケットプロセサはそのキャッシュルーティングテーブル34に含まれている宛先
アドレスに対してそのデータパケットのヘッダの宛先アドレスを比較する。一致
すると、データパケットのヘッダ部がルーティングプロセサ26に送信される。
代わって、キャッシュルーティングテーブル34に設けられている情報に基づい
て、データパケットが捨てられ、バイパスされもしくはビットストリーム5上の
他のチャネルにルーティングされ、それによって、ルーティングプロセサ26上
の処理負荷を軽減するとともに、プロセサバス24の転送容量要求をさらに減じ
る。このような実施例において、ルーティングプロセサ26によって達成される
ルーティングは、ルーティングテーブルによって、データパケットプロセサがキ
ャッシュルーティングテーブルを更新することを命令させる。
ケットプロセサはそのキャッシュルーティングテーブル34に含まれている宛先
アドレスに対してそのデータパケットのヘッダの宛先アドレスを比較する。一致
すると、データパケットのヘッダ部がルーティングプロセサ26に送信される。
代わって、キャッシュルーティングテーブル34に設けられている情報に基づい
て、データパケットが捨てられ、バイパスされもしくはビットストリーム5上の
他のチャネルにルーティングされ、それによって、ルーティングプロセサ26上
の処理負荷を軽減するとともに、プロセサバス24の転送容量要求をさらに減じ
る。このような実施例において、ルーティングプロセサ26によって達成される
ルーティングは、ルーティングテーブルによって、データパケットプロセサがキ
ャッシュルーティングテーブルを更新することを命令させる。
【0043】 データパケットを受信したチャネルが装置11で終わらず1つまたはそれ以上
の下流側のノードに連続する場合には、データパケットは「バイパス」され、そ
れが同じチャネルで受信されるように下流側のノードへ送付されることに注意さ
れたい。
の下流側のノードに連続する場合には、データパケットは「バイパス」され、そ
れが同じチャネルで受信されるように下流側のノードへ送付されることに注意さ
れたい。
【0044】 この発明がこの発明の例示的な実施例を参照して説明されたが、これらの実施
例はこの発明の範囲を限定すると考えられてはならない。したがって、当業者に
よって理解されるように、異なる修正、組み合わせおよび変形が添付の請求の範
囲によって規定されるこの発明の範囲内でなされ得る。
例はこの発明の範囲を限定すると考えられてはならない。したがって、当業者に
よって理解されるように、異なる修正、組み合わせおよび変形が添付の請求の範
囲によって規定されるこの発明の範囲内でなされ得る。
【図1】 図1はDTMプロトコルに従って動作する回線交換式時分割多重ネットワーク
におけるビットストリームの構造の一例を概略的に示す。
におけるビットストリームの構造の一例を概略的に示す。
【図2】 図2は図1に示すビットストリームによって搬送される等時性チャネルの1つ
における非同期トラヒックの転送を概略的に図示する。
における非同期トラヒックの転送を概略的に図示する。
【図3】 図3はこの発明に従った装置の一実施例を概略的に示す。
【図4】 図4はこの発明に従った装置の他の実施例を概略的に示す。
10,11 …装置 12 …インタフェース 14 …ネットワーク媒体アクセスユニット 16 …タイムスロットカウンタ 18 …入力ダイレクトメモリアクセスユニット 20 …メモリ 22 …データパケットプロセサ 24 …プロセサバス 26 …ルーティングプロセサ 28 …ルーティングテーブル 30 …データパケットバッファ 32 …出力ダイレクトメモリアクセスユニット 34 …キャッシュルーティングテーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD ,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL, PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,S L,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US ,UZ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 オルソン・ベント・ジェイ スウェーデン SE−147 34 タンバ ラジュルスベゲン 303 Fターム(参考) 5K028 CC02 CC05 EE05 KK12 KK32 LL12 MM05 MM08 RR02 5K030 GA13 HA02 HD03 KA04 KA11 KA13 LB05
Claims (16)
- 【請求項1】 回線交換同期式時分割多重ネットワークにおいて非同期トラヒックをルーティ
ングする装置であって、 等時性チャネルを搬送するマルチチャネルビットストリームへアクセスするイ
ンタフェース(12)、 データパケットをルーティングするルーティング手段(26)、および 前記インタフェースおよび前記ルーティング手段を相互接続する通信媒体(24)
を備え、 前記インタフェース(12)は、前記等時性チャネルの少なくとも1つのものにお
いて受信したデータパケットを抽出するための手段(18)、前記通信媒体(24)を介
して前記ルーティング手段に前記データパケットのヘッダ部だけを送信するため
の手段(22)、前記データパケットの少なくとも本体部分を一時的にストアするた
めの手段(20)、および前記ルーティング手段から受信したルーティング命令に従
って前記データパケットを送付するための手段(22,32) を含む、装置。 - 【請求項2】 前記インタフェース(12)は、データパケットのヘッダ部が前記ルーティング手
段(26)へ送信されるべきかどうかを判断するための選択手段(43)を含み、前記ル
ーティング手段(26)へ前記データパケットのヘッダ部だけを送信するための手段
(22)は前記選択手段によってなされた決定に従ってヘッダ部の送信を制御するよ
うに配置される、請求項1記載の装置。 - 【請求項3】 前記選択手段(43)は、前記ルーティング手段へ送信されるべきでないヘッダ部
を有するデータパケットの宛先アドレスを指定するテーブルを含む、請求項2記
載の装置。 - 【請求項4】 前記選択手段(43)は、前記インタフェースにおいて捨てられるべきデータパケ
ットの宛先アドレスを指定するテーブルを含む、請求項2または3記載の装置。 - 【請求項5】 前記選択手段(43)は、前記インタフェースによってアクセスされる前記マルチ
チャネルビットストリームの等時性チャネルの1つまたはそれ以上に送信される
べきデータパケットの宛先アドレスを指定するテーブルを含む、請求項2,3ま
たは4記載の装置。 - 【請求項6】 前記選択手段(43)は、前記ルーティング手段によって与えられるルーティング
情報で継続的に更新されるキャッシュメモリを含む、請求項2,3,4または5
記載の装置。 - 【請求項7】 前記ルーティング手段(26)から受信したルーティング命令に従ったデータパケ
ットの前記送付は、前記通信媒体(24)に接続された他のインタフェースへの前記
データパケットの送付、前記ルーティング手段(26)への前記データパケットの送
付、前記マルチチャネルビットストリームのチャネルへの前記データパケットの
送付、および前記データパケットを捨てることからなるグループの少なくとも1
つの方法を含む、請求項1ないし6のいずれかに記載の装置。 - 【請求項8】 前記インタフェース(12)は、前記インタフェース(12)によって受信されるべき
でありかつ前記装置によってルーティングされるべきであるデータパケットを含
む前記マルチチャネルビットストリームのチャネルを判断するための手段(22)を
含む、請求項1ないし7のいずれかに記載の装置。 - 【請求項9】 前記インタフェース(12)は、前記装置によって受信されるべきである前記マル
チチャネルビットストリームのチャネルをバイパスするための手段を含む、請求
項1ないし8のいずれかに記載の装置。 - 【請求項10】 前記データパケットは、前記チャネル内で送信されるとき、予め規定したカプ
セル化プロトコルに従ってカプセル化される、請求項1ないし9のいずれかに記
載の装置。 - 【請求項11】 前記通信媒体(24)は前記インタフェースと1つまたはそれ以上の他のインタフ
ェースとを前記ルーティング手段に接続する共用媒体である、請求項1ないし1
0のいずれかに記載の装置。 - 【請求項12】 前記媒体(24)は前記インタフェースおよび前記ルーティング手段を相互接続す
る通信バスである、請求項1ないし11のいずれかに記載の装置。 - 【請求項13】 前記ルーティング手段は装置の1つまたはそれ以上の他のインタフェースで受
信したデータパケットに関連してもルーティングを行うように配置される、請求
項1ないし12のいずれかに記載の装置。 - 【請求項14】 前記通信媒体(24)は前記1つまたはそれ以上の他のインタフェースと前記ルー
ティング手段(26)とを相互接続するように配置される、請求項13記載の装置。 - 【請求項15】 前記ネットワークは動的同期転送モード(DTM)プロトコルに従って動作す
る、請求項1ないし14のいずれかに記載の装置。 - 【請求項16】 前記ビットストリームはマルチアクセスビットストリームである、請求項1な
いし15のいずれかに記載の装置。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
SE9803417-6 | 1998-10-07 | ||
SE9803417A SE513515C2 (sv) | 1998-10-07 | 1998-10-07 | Anordning för routing av asynkron trafik i ett kretskopplat nät |
PCT/SE1999/001798 WO2000021255A2 (en) | 1998-10-07 | 1999-10-07 | Apparatus for routing asynchronous traffic in a circuit switched network |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002527946A true JP2002527946A (ja) | 2002-08-27 |
Family
ID=20412865
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000575270A Withdrawn JP2002527946A (ja) | 1998-10-07 | 1999-10-07 | 回線交換ネットワークにおいて非同期トラヒックをルーティングする装置 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
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EP (1) | EP1127431A2 (ja) |
JP (1) | JP2002527946A (ja) |
AU (1) | AU1305000A (ja) |
SE (1) | SE513515C2 (ja) |
WO (1) | WO2000021255A2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US8621101B1 (en) | 2000-09-29 | 2013-12-31 | Alacritech, Inc. | Intelligent network storage interface device |
US8019901B2 (en) * | 2000-09-29 | 2011-09-13 | Alacritech, Inc. | Intelligent network storage interface system |
US20030058860A1 (en) * | 2001-09-25 | 2003-03-27 | Kunze Aaron R. | Destination address filtering |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FI88840C (fi) | 1991-10-18 | 1993-07-12 | Nokia Oy Ab | Foerfarande foer att utfoera en koppling i ett pao centralminne baserat kopplingsfaelt samt kopplingsfaelt |
JPH06187302A (ja) * | 1992-12-18 | 1994-07-08 | Fujitsu Ltd | 転送要求キュー制御方式 |
MX9308193A (es) | 1993-01-29 | 1995-01-31 | Ericsson Telefon Ab L M | Conmutador atm de acceso controlado. |
SE515148C2 (sv) | 1993-06-23 | 2001-06-18 | Ericsson Telefon Ab L M | Styrning av cellväljare |
EP0724797B1 (en) * | 1993-10-19 | 2001-01-03 | International Business Machines Corporation | Access control system for a multi-channel transmission ring |
WO1995031054A1 (en) * | 1994-05-06 | 1995-11-16 | Circuit Path Network Systems, Corp. | Method of assigning slots by mapping channels to slots based on a one-to-one transformation |
US5862136A (en) | 1995-07-07 | 1999-01-19 | Northern Telecom Limited | Telecommunications apparatus and method |
US6341127B1 (en) * | 1997-07-11 | 2002-01-22 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Node device and method for controlling label switching path set up in inter-connected networks |
-
1998
- 1998-10-07 SE SE9803417A patent/SE513515C2/sv not_active IP Right Cessation
-
1999
- 1999-10-07 WO PCT/SE1999/001798 patent/WO2000021255A2/en not_active Application Discontinuation
- 1999-10-07 EP EP99956439A patent/EP1127431A2/en not_active Withdrawn
- 1999-10-07 US US09/806,782 patent/US6980545B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1999-10-07 AU AU13050/00A patent/AU1305000A/en not_active Abandoned
- 1999-10-07 JP JP2000575270A patent/JP2002527946A/ja not_active Withdrawn
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AU1305000A (en) | 2000-04-26 |
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SE9803417D0 (sv) | 1998-10-07 |
WO2000021255A3 (en) | 2000-07-13 |
SE9803417L (sv) | 2000-04-08 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20070109 |