JP2002527928A - 低電圧のシステムにおけるデータ伝送のための方法及び構成 - Google Patents

低電圧のシステムにおけるデータ伝送のための方法及び構成

Info

Publication number
JP2002527928A
JP2002527928A JP2000575232A JP2000575232A JP2002527928A JP 2002527928 A JP2002527928 A JP 2002527928A JP 2000575232 A JP2000575232 A JP 2000575232A JP 2000575232 A JP2000575232 A JP 2000575232A JP 2002527928 A JP2002527928 A JP 2002527928A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
unit
network
frequency
low
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000575232A
Other languages
English (en)
Inventor
フランク ブランド
フランク ルカネク
ウド スクレゲル
カイ スコーンフェルド
Original Assignee
フランク ブランド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by フランク ブランド filed Critical フランク ブランド
Publication of JP2002527928A publication Critical patent/JP2002527928A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B3/00Line transmission systems
    • H04B3/54Systems for transmission via power distribution lines
    • H04B3/58Repeater circuits
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B3/00Line transmission systems
    • H04B3/54Systems for transmission via power distribution lines
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B2203/00Indexing scheme relating to line transmission systems
    • H04B2203/54Aspects of powerline communications not already covered by H04B3/54 and its subgroups
    • H04B2203/5462Systems for power line communications
    • H04B2203/5466Systems for power line communications using three phases conductors

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Dc Digital Transmission (AREA)
  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明は、高次遠距離通信ネットワークに接続された低電圧システムを介する双方向通信におけるデータ伝送のための方法に関する。データ信号のバンド拡散と、前述した方法に適用可能な回線及び無線干渉特性を有する干渉又はノイズ電圧限界以下の伝送レベルとを用いて、148.5kHzを超える高周波帯域で伝送を開始し、周波数バンド又は時間帯域に亘って拡散する前記信号には、数値の1つ又は幾つかの族の異なるシーケンスを用いて、複数チャンネルの操作を可能にするべく、方向コーディング、低電圧システム内の受信器特定論理的方向を特定するための周波数又はチャンネル指定が与えられ、低電圧システム内のチャンネル特定方向に拡散する前記2進データシーケンスは、識別され、再生されて、誤差、反復又は平行誤り信号の抑制方法、或いは減衰量に応じた時間/周波数変換を使用し、特定のシーケンスに基づいて転送するための新しい方向コードが再指定されることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、請求項1の導入部分についての方法及び該方法を実施するための構
成に関する。
【0002】 公益企業は高度に分岐化された電力供給のネットワークを有しており、これを
介して顧客に接続されている。この利点は、長年にわたり単なるエネルギー供給
を超えて、例えば、トーン周波数遠隔制御のために利用されており、ここではフ
ィードバックはないという不利な点があるが、1方向の通信システムにおいてデ
ータが伝送されている。
【0003】 しかし、さらに最近において、公益企業の低電圧システムを、他の通信事業者
とは独立して、双方向の通信のために使用することを可能とするための提案がな
された。1方向の通信が、単に、電気、ガス、水等のメーターの読み取りのよう
なデータ収集、又は温度、圧力又は警報等の測定値の登録を可能とするだけであ
るのに対して、双方向の通信は、切替状況の問い合わせ及び技術的複合設備を制
御するために使用することができる。通常のデータ伝送に加えて、公益企業が有
し各家庭に接続された低電圧システムは、普通の簡単な電話サービスに使用する
ことができる。知られているこの種の提案によると、電気通信のためにその低電
圧システムを用いる電力供給業者は、一方ではデータのフィルタとして機能する
設備を提供して、データをその受信者だけが受け取ったことを確認する必要があ
る。他方では、ネットワーク局に接続された銅線、セルラ又はファイバーのネッ
トワークにデータを置き換える装置がそのネットワーク局に必要とされる。現状
では、約100〜200の家庭を1つのネットワーク局に接続することが可能と推測さ
れている。欧州セレネック(European Celenec) EN50065-1規格によると、理論的
に使用可能な70 kbpsまでのデータ転送速度が、95 kHzまでの専用周波数帯域で
の二重モードにおけるデータ通信用に利用可能である。
【0004】 中央局とエンドユーザの設備の間のデータ伝送のための双方向通信システムは
、DE 195 04 587から既知である。低電圧ネットワークに接続されたノード・コ
ントローラは支局として機能し、セルラ・データネットワーク又は回線切替ネッ
トワーク等の広域電気通信ネットワーク、特に、光ファイバーネットワークは、
中央局と支局間のデータ伝送に使用される。専用のネットワークの変圧器に関連
するノード・コントローラには、低電圧と広域電気通信ネットワーク間のインタ
ーフェースを提供する標準的なモデムが備えられており、中継器機能を有するモ
デムが中間局としてノード・コントローラとエンドユーザ設備間の伝送経路上に
設けられており、低電圧のローカルシステム内のデータ伝送は、拡散スペクトル
方式に基づいたものである。
【0005】 低周波ネットワークにおけるデータ伝送には欧州で認可された148.5kHzまでの
周波数帯域を用いる。ただし、多くの干渉信号や高ノイズレベルにより、伝送の
品質がこの周波数帯域に限定されるという不都合があり、さらに狭周波数帯の伝
送周波数帯域が、受信契約者の数及び受信契約者あたりのビットレートに対して
制限されるという不都合がある。
【0006】 古くはないが従来の公開特許出願DE 197 14 386.5は、高次遠距離通信ネット
ワークに連結された低電圧システムを介する双方向通信におけるデータ伝送方法
を開示する。
【0007】 高データ転送速度を従来のシステムと比較して改善された伝送品質と結合させ
るべく、ISDN品質における伝送セキュリティ、リアルタイム信号処理及び低電圧
システム内でのデータ伝送を、データ信号のバンド拡散と、回線及び無線の障害
特性の特定された干渉又はノイズ電圧限界以下の伝送レベルとを用いて、30 MHz
までの高周波帯域で開始し、疑似乱数の族の異なるシーケンスを用いて低電圧シ
ステム内で論理的方向を特定するために、前記バンド拡散データに方向コーディ
ングを与えることで複数ユーザの操作を可能とし、さらに低電圧システム内にお
いて、減衰依存距離のところで特定されたシーケンスを用いて相関することによ
り、ユーザ特定拡散及び方向特定コーディングを有するデータの2進シーケンス
を識別し、その後、前記データシーケンスを再生し、転送のために新規の方向コ
ードを割り当てる。
【0008】 無線及び回線周波数の干渉に対する限界は、148.5 kHzまでの周波数帯域にお
けるものより、高周波帯域、例えば10 MHzのところではかなり低い。しかし、他
の周波数帯域からの調波により生じる狭帯域干渉もこの帯域で発生し、標準的な
無線送信器でさえも、この周波数帯域においてはデータ伝送を妨害する。一方、
特定された最大出力レベル(非常に低い)を超えてはならない。さらに、低レベ
ルでの信号出力は、距離及び周波数が増大することで増加する動作減衰量により
、ノイズレベル以下まで降下し、非拡散信号はもはや受信されない。
【0009】 この周波数帯域での低出力レベル及び高い減衰量により、伝送されるべき信号
は、50〜70 dB/100 mの動作減衰量においてノイズレベル以下まで降下するが、
埋設ケーブルでは、それはノイズレベル以下で受信することができ、100 mの距
離でうまく再生することができる。コード、時間、又は周波数の多重化を用いる
方向コーディングは、低周波数システムにおけるデータ転送により不可能である
物理的分離を論理的分離に変換し、これにより二重操作が可能である。コードの
多重化も同様に複数ユーザ構造を保証する。1つの情報シンボルの代わりに疑似
乱数のシーケンスが同時に伝送される、ダイレクト・シーケンスバンド拡散を使
用すると、転送のために要求される帯域幅は、疑似乱数のシーケンスに対応する
要因により増加する。この方法においては、干渉の狭周波数帯ソース及び周波数
選択減衰特性は、伝送方法へのそれらの影響を失う。
【0010】 この高周波帯域でのデータ伝送の従来方法は、埋設ケーブルが使われた場合、
公益企業の低電圧システムを介してリアルタイムに双方向データ伝送を安価に行
うことを容易にする。データ速度が64 kbpsのISDN品質における伝送チャンネル
を提供することができ、接続されたユーザと、低電圧システム及び高次遠距離通
信ネットワーク間のインターフェース間の低電圧回線の全般的な伝送能力は、10
0 m以上で、10-6のビット誤差率で各往復チャンネルに対して最小2 Mbpsである
【0011】 前述した従来方法は、有利な特性を有するものの、その目的を邪魔する幾つか
の制限を被る。従って、伝送の品質及びセキュリティの領域における従来方法を
改善し、その応用領域を拡張することが本発明の課題である。
【0012】 この課題は、本発明の請求項1の特徴部分で特定される特徴によって解決され
る。
【0013】 さらなる有利な発展は、前記請求項1に従属する従属請求項から導き出すこと
ができる。
【0014】 本発明は、低電圧システム内において、データ信号のバンド拡散と、前述した
方法に適用可能な回線及び無線干渉特性を有する干渉又はノイズ電圧限界以下の
伝送レベルとを用いて、148.5kHzを超える高周波帯域でデータ伝送を開始する
ことを特徴とする。また、周波数バンド又は時間帯域に亘って拡散する前記信号
には、疑似乱数の1つ又は幾つかの族の異なるシーケンスを用いて、複数チャン
ネルの操作を可能にするべく、方向コーディング、低電圧システム内の受信者特
定論理的方向を特定するための周波数又はチャンネル指定が与えられる。さらに
、低電圧システム内の特定方向に拡散する前記2進データシーケンスは、識別さ
れ、再生されて、誤差、反復又は平行誤り信号の抑制方法、或いは減衰量に応じ
た時間/周波数変換を使用し、特定のシーケンスに基づいて転送するための新し
い方向コードを再指定される。
【0015】 従来の特許出願DE 197 14 386.5に開示された方法は、高次の遠距離通信ネッ
トワークへの低電圧システムの必須の連結に基づいている。これは、島のような
純粋な低電圧ネットワークにとって自由度に関する不利益をもたらす。全ての通
信プロセスは、公共のものであるとみなされ、従って使用者に公表されるであろ
う高次の遠距離通信ネットワークを介して常に動作するであろう。
【0016】 さらに、いわゆる「ラスト・マイル」を埋めること、すなわち低電圧ネットワ
ークステーションと家庭内ネットワークとの隙間を埋めることにより使用者の家
屋にアクセスするための低電圧システムを用いることと、純粋に低電圧システム
の家庭内での使用との識別がなされ得る。
【0017】 従って、直接的に又は「ラスト・マイル」を介して高次遠距離通信ネットワー
クに連結することなく、家庭内で使用される際に、又は費用が掛かる公衆ネット
ワークのオペレータの操作を要することなく、音声及びデータ通信を使用者が独
立して操作可能な私有財産において、ローカルネットワークを与えるLANによる
解決策が助長される。このようなスタンドアロンの部分的通信ネットワークは、
システムの品質やその損失特性に依存するバス・トポロジにおける類似のイーサ
ネット(登録商標)(10Mbps)に匹敵し得る。
【0018】 システムの配置は、ローカルネットワークのサイズに依存する。それは、その
最大のビルドアウト(buildout)(中継器ユニット(SAE)、ユーザの終端接続
ユニット(EGA)及びネットワーク相互作用ユニット(NUG)を有する1つのネッ
トワーク)であって、前記NUGがネットワークモニタリング、スイッチング及
び制御機能によって補足されるビルドアウト、又は、ちょうど信号処理を有し、
低電圧回線を介してEGAが接続されたスイッチング・ユニットを有する最小の
ビルドアウトを提示する。
【0019】 さらに、従来の特許出願に開示された方法は、30MHzまでの周波数帯域への双
方向通信のための低電圧システムの使用を制限する。これは、外部の及び家庭内
の応用に関して不利である。高周波帯域におけるネットワークの特性は、前述し
た方法にとって、あまり不利でないため、特定の周波数帯域への制限は有用では
ない。
【0020】 従って、伝送周波数帯域は、本発明において通常制限されない。しかしながら
、実際の応用においては、通常30MHzより小さくされるか、例えばいくつかのル
ート部分において、部分的なネットワークを分離するため、60MHzまでとされる
。この60MHzは、使用するケーブルの形式、ネットワーク構造、及び低電圧回線
の損失特性に依存するものである。
【0021】 従来の特許出願に開示された方法は、適切な手段によって生成される複数ユー
ザ構造に基づくものである。しかし、特に「ラスト・マイル」の潜在的分離及び
家庭内での低電圧システムに関し、専ら複数ユーザ構造が使用される場合、本発
明の方法は使用に際し制限される。純粋な家庭内ネットワークは、たった1つの
ユーザであって複数のユーザ端末がないため、複数のユーザ構造を具備しない。
しかしながら、複数のユーザ端末間の望ましい通信は、複数チャンネル構造に基
づくものとすることが可能である。
【0022】 従来の特許出願に開示され、疑似乱数の族を用いるバンド拡散の方法は、数の
1つ又はいくつかの族の種々のシーケンスを用いる拡散を導入することにより改
善された。複数チャンネル構造は、同期又は非同期のオーバレイとして、拡散信
号を異なるシーケンスにオーバレイすることにより達成される。数の族の最適な
シーケンスは、遭遇し得る経済的及び工学的同期化の要求に基づき定義され得る
。さらに、複数のチャンネルもまた、交互に又は付加的に、時間及び/又は周波
数多重化デザインによって実行され得る。
【0023】 最終的に、以下に述べる本発明に係る方法は、従来の特許出願に開示された方
法の電話取り扱い能力を高め、ノイズ領域内の有用な信号の安全な検出のための
主要なシステム要因として、その重要性を改善する。受信器は、時間又は周波数
拡散信号を参照信号に関連づけることによる相関方法に基づき作動する。結果は
、1つの拡散期間の決定期間に亘って集積され、論理的状態における決定に、し
きい値検出器が使用される。幾つかのサブキャリアに亘って拡散する周波数拡散
信号は、高速フーリエ変換や高速アダマール変換が最も適切である時間/周波数
変換によって受信側で変換される必要がある。これら2つの方法を結合すること
は、幾つかのサブキャリアに亘って分割することにより、データビットのシンボ
ル持続を拡張し得るので有利である。このような拡張は、それが伝送チャンネル
において生じる受信器信号の拡がりの持続に一致する場合に最も効果的である。
【0024】 低電圧伝送方法のための受信器をさらに改善するべく、反復又は平行誤り信号
の抑制方法、及びチップ同期伝送方法を提供することができる。この方法は、ジ
ョイント検出として知られており、多重化された信号を検出するのに使用されて
いる。既知の信号は受信信号から相関によって計算することができ、前記信号の
シーケンスは送信器と受信器の間で特定されるため、参照信号は相関器に知られ
ることになる。
【0025】 さらに、有用な信号に干渉する他の信号を決定し、ジョイント検出方法を用い
た計算によって前記信号をフィルターし、これにより検出する信号の品質を改善
するべく、時間/周波数変換、又は解析的デジタル信号処理を使用することがで
きる。
【0026】 潜在的な高次遠距離通信ネットワーク又は「ラスト・マイル」及び家庭内ネッ
トワークへのインターフェースにおいて、今日のPOTSネットワークで使用される
構内交換機や、LAN環境において使用されるルータのような同様の機能及び配置
を有するスイッチング設備を配置することが可能である。これらの設備は、本発
明の方法にとって必要ではないが、ユーザの利便性を高め、通信システムのいく
つかの特徴としてユーザによる独立した操作を提供する有用な配置の付加となり
得る。これは、非公衆ネットワークのプロバイダーが使用される必要があるので
、コストパフォーマンスが高い。
【0027】 本発明のさらなる発展において、GOLD又はウォルシュ−アダマール・シーケン
スなどの疑似ランダムシーケンスの族は、ユーザ特定バンド拡散に用いられる。
ユーザ又はそれらの端末の相互干渉を防止するため、疑似ランダムシーケンスの
異なる族が、各種ネットワーク領域において用いられる。
【0028】 利点のある実施例において、コード多重化、即ち、長さがバンド拡散シーケン
スのものより短いウォルシュ・シーケンスにより、データ・ストリームを掛け合
わせることで、データ・ストリームの論理的方向が事前に設定される。あるいは
、特に選択された数シーケンスが、異なるネットワーク領域で異なる方向コーデ
ィングに使用されるとき、ウォルシュ・シーケンスによる新たな乗算は省略され
る。
【0029】 本発明の他の特徴によると、順方向及び逆方向は、時間及び/又は周波数の多
重化を用いた低電圧システムでの論理的方向を示すように分けることができ、こ
こで、バンド拡散信号は、送信及び受信方向において独立した周波数帯域又は時
間帯で伝送される。
【0030】 先ず、実際のデータ転送の前の初期段階において、ユーザIDを加えた初期化シ
ーケンスと、ログオン・シーケンスが出力され、拡散シーケンスが、ユーザIDに
よってユーザ端末に割り当てられる。
【0031】 前記方法を実行するための本発明の構成は、低電圧システム及び一体化された
ユーザ端末と、ローカル回線配電箱及びネットワーク局、並びに高次遠距離通信
ネットワークからなる。また、低電圧システムと高次遠距離通信ネットワークを
接続し、各伝送媒体におけるチャンネルの割り当てのために、ネットワーク局に
はネットワーク相互作用ユニットが割り当てられる。さらに、増幅ユニットが低
電圧システム内の特定の距離に配置され、後続する増幅ユニット、ユーザ端末又
はネットワーク相互作用ユニットへのデータ信号を再生し、特定の方向に転送す
る。
【0032】 割り当てられた拡散シーケンスを用いてデータを拡散し方向コードを加えるた
めのCDMAプロセッサと、信号を搬送周波数上に変調するための変調器と、相関器
の最適性能のために受信側において要求される入力レベルを調節するための制御
可能増幅器と、拡散及び方向コード化されたデータ・ストリームを低電圧システ
ムに供給するための物理カプラが、ユーザ端末に割り当てられる。受信器の構造
は、制御可能低ノイズ入力増幅器と、IQ復調器と、等化器、好ましくはRAKE受信
器と、データ信号を逆拡散するためのCDMAプロセッサからなる。拡散されていな
いデータ信号は、ベース・バンドのところのチャンネル・エンコーダ/デコーダ
、例えばエンコーダ及びヴィテルビ・デコーダ等により伝送のために処理される
。データ・マルチプレクサ/デマルチプレクサは、データを一般的なインターフ
ェイス形式(例えば、SO、アナログa/b、イーサネット等)用に構成可能な音声
及びデータ・インターフェイス上に通過させる。ユーザ端末は、デバイスID及び
別のSIM(受信契約者識別モジュール)を有し、システムを部分的に移動可能に使
用することをできるようにしている。全てのコンポーネントは、マイクロプロセ
ッサ及び集中クロック発振器により制御される。クロック信号は、受信したデー
タ信号を用いて同期化される。送信及び受信信号はフィルタ又は周波数分離器を
介して、ユーザ端末にも電力を供給する物理カプラに供給される。停電の場合に
は、制限された時間だけ作業が続行可能である。
【0033】 ローカル回線配電箱、街灯柱、又は選択的に住宅接続箱内の低電圧システムに
一体化された中継器ユニットは、ユーザ端末と同じ機能グループを有するが、デ
ジタル信号処理の機能グループ(等化器、CDMAプロセッサ、チャンネル・エンコ
ーダ/デコーダ)及び選択的にクロック発信器ユニットの部品は、信号送りの方
向の回数と掛けて再生されるチャンネル数に従って構成される。エラー訂正デー
タ信号は、チャンネルデコーダから次のチャンネル・エンコーダに、直接又はス
イッチング・マトリックスを介して供給される。デバイスIDもユーザ端末内と同
じようにシステム内で実行される。さらに、中継器ユニットは、バリューメモリ
が、使用する現在のチャンネルの割当及び関連方向コード及びシーケンス、並び
に他の信号ソース及びシンク情報(sink information)が保存されるシステムに一
体化されることを特徴とする。このバリューメモリはマイクロプロセッサを介し
て管理される。
【0034】 ネットワーク相互作用ユニットは、中継器ユニットと同じ機能グループを有し
ているが、デジタルデータ処理の複数の機能グループ(等化器、CDMAプロセッサ
、チャンネル・エンコーダ/デコーダ)は、低電圧システムあたりに要求される
同期チャンネルの数を足して得られる高次遠距離通信設備に対する伝送チャンネ
ルの数に従って構成される。さらに、供給されるネットワーク領域の数に応じて
構成される低電圧に対する複数の物理カプラ及び前端部がある。
【0035】 デコード化されたデータ信号は、スイッチング・マトリックスを介して伝送シ
ステムに供給され、伝送ネットワーク側の信号を、銅線、光ファイバー又はセル
ラ無線接続用のn * 2Mbps伝送システムに変換され、ここでnは要求と利用可能な
能力に依存し、原則として1〜3の間の数を表す。
【0036】 さらに、マイクロプロセッサシステムは、スイッチング・マトリックスとCDMA
プロセッサを構成することにより、ネットワーク相互作用ユニット内にチャンネ
ルを割り当てる。ネットワーク相互作用ユニットも、デバイスIDと、経路指定情
報、チャンネル割当、接続中の信号品質、ユーザ端末ID、使用されるサービス及
び割り当てられた伝送チャンネルからなる全ての能動接続のデータとが保存され
るバリューメモリを有している。選択的に、データ速度/プロトコル調節システ
ムは、電気通信側のデータ伝送システムのシステム構造に対するデータサービス
のための現在又は将来のデータフォーマットを調節する高次遠距離通信ネットワ
ークに対するスイッチング・マトリックスと伝送設備の間に置くことができる。
【0037】 本発明の他の特徴及び有効な発展及び利点は、以下に記載のサブクレーム及び
実施例に記載されている。
【0038】 本発明による通信ネットワークの基本的構造は、低電圧システムのそれである
。ネットワーク局1は、この通信ネットワーク内の低電圧回線2を介してローカ
ル回線配電箱3に接続されている。個々のユーザ5のところまで引かれた分岐回
線4は、ローカル回線配電箱3の相互間、又はローカル回線配電箱3とネットワ
ーク局との間の低電圧回線に2に接続されている。2つのローカル回線配電箱3
の間の低電圧回線2の長さは建物の密度に依存し、高層ビルのブロックのある地
域では約100 m、市街地の道路によって区画されたアパートのブロックでは200 m
、さらに一戸建て住宅の地域では500 mまでの長さである。ユーザ5は、図1に
おいて一例として描かれているだけであり、その数は実際にはかなり多い。デー
タ伝送ネットワークとして機能するために、ユーザ端末はユーザに割り当てられ
、これら端末からのデータは、低電圧回線2と中継器ユニット7を介して伝送さ
れ、通常ネットワーク局1近傍に位置するネットワーク相互作用ユニット8に入
るか、又はその反対方向に行われる。あるいは、ネットワーク相互作用ユニット
は、例えばローカル回線配電箱3付近の低電圧回線2上の、高次遠距離通信ネッ
トワーク48に接続するのに好ましいタップポイントである、ポイントに接続され
る。
【0039】 図2によるユーザ端末6の実施例は、基本的にインターフェース機能グループ
40、デジタル信号処理システム36、低電圧に対する前端部39、及びマイクロプロ
セッサシステム38からなり、これらの各グループは点線で区切られた領域にある
。これは、乗算器17と増幅器22を備えたCDMAプロセッサ18、変調器9及び物理カ
プラ10からなり、入力構成が、低ノイズ入力増幅器23、IQ復調器11、等化器24、
及び積分器12及びしきい値検出器を備えたCDMAプロセッサ18からなるコンポーネ
ントを有している。さらに、チャンネル・エンコーダ/デコーダ25、データをデ
ータインターフェイス28に転送するためのデータ・マルチプレクサ/デマルチプ
レクサ26、及び音声/動作インターフェイス27が設けられている。ユーザ端末6
は、さらにデバイス識別ユニット29、SIM(受信契約者識別モジュール)30、マイ
クロプロセッサ31、及びクロック発振ユニット32からなり、同期・クロック信号
は矢印及び符号33により示されている。端末は、周波数分離器又はフィルタ34、
及び物理カプラ10を介して低電圧回線2に接続され、前記低電圧回線2もユーザ
端末の電力供給ユニット35を供給する。参照符号19, 20, 21は、矢印で示したよ
うな拡散シーケンス、方向コード、搬送周波数のそれぞれを表す。
【0040】 ネットワーク相互作用ユニット8は、低電圧通信ネットワークと、セルラ無線
、電気通信又は光ファイバーネットワーク等のデータ伝送(ここでは図示なし)
に一般的に使用されるネットワークとの間のインターフェイスを示す。従って、
ネットワーク相互作用ユニット8は、低電圧システムからデータを集中させ、そ
れらを電気通信ネットワーク48を介して切替センタに伝送するか、前記切替セン
タから受け取ったデータを低電圧システムに供給してユーザ端末6に転送するた
めのものである。
【0041】 拡散スペクトラム方法によるデータ伝送の場合、ユーザ端末6は個々の数シー
ケンスを用いて次の中継器ユニット7に対して調整が行われるデータ信号を送り
、受信されたデータは、各ユーザ端末6に対して割り当てられた数シーケンスに
データ・ストリームを相関させることにより検出される。ユーザ端末6に向かう
パス上のデータ再生のために提供される中継器ユニットは、埋設ケーブルにより
約100 m離され、ローカル回線配電箱、街灯柱、又は住宅接続箱内に置かれる。
ケーブルが高度に分岐化され、新たにメータ、家庭用具等が接続された住宅地域
では大幅な減衰量があるため、20〜30 mの距離のところで信号中継器が必要とな
る。
【0042】 この低電圧システム内の音声/データ伝送は、ダイレクト・シーケンス・スペ
クトラム方法及びコード多重化を用いて148.5 kHzを超える周波数帯域にて開始
し、狭帯域干渉ソースの影響を抑え、低信号力により可能であれば中間信号再生
なしに長い距離を橋絡し、長い距離にわたってノイズ信号を検出し、複数のユー
ザが同時にデータを転送することを可能にする。各ユーザ端末6は、このコード
多重化システム内のデータ伝送のために、高次遠距離通信システムがネットワー
ク相互作用ユニット8を介してそれに割り当てた、それ自身の数シーケンスを用
いる。こうするのは、このシーケンスの数に限界があるからである。一定の長さ
を有する利用可能なシーケンスの数がここでは非常に長いことから、これらの数
シーケンスは任意に選択されるのではなく、コードの族、例えばGOLDシーケンス
の族から選択される。これによりユーザ端末6の相互干渉が最小限度まで減らさ
れる。
【0043】 ユーザ端末6は、一番近い中継器ユニット7を介して初期化のために要求され
るネットワーク相互作用ユニット8と通信を行い、ここで前記ユーザ端末6は、
この目的、いわゆる初期化シーケンスのために予約された数シーケンスを表す信
号を用いてログオンする。包囲する中継器ユニット7は、中継器ユニット7、一
番近いネットワーク相互作用ユニット8からのその距離、及びこのネットワーク
相互作用ユニットのID用の識別子を使って、この初期化シーケンスに対して応答
する。
【0044】 高次遠距離通信ネットワーク48の機能コンポーネントを示す図において、スイ
ッチング・マトリックスには56の符号が付けられており、受信契約者までの伝送
パスには58の符号が付けられ、通過ポイントは57の符号が付けられ、さらにマイ
クロプロセッサ・ユニットは59の符号が付けられている。アドレス指定されたネ
ットワーク相互作用ユニット8は、先ず、新規ユーザ端末6の位置データを登録
する高次高次遠距離通信ネットワーク48に、新規ユーザ端末6の初期設定を転送
する。セルラ無線ネットワーク内の処理に類似して、ユーザ端末6のホーム位置
は、ユーザ端末6のSIM 30の中央データの照会を介して、高次遠距離通信ネット
ワーク48(図7)の中央ホーム位置レジスタ49にログオンされることができ、そ
れぞれの現在位置は、ユーザが移動又はユーザが部分的携帯電話としてその端末
を使用するとき、訪問者位置レジスタ50に保存されることができる。これらのレ
ジスタは高次遠距離通信システム48の中心点において維持・管理される。訪問者
位置レジスタ50は、重要な受信契約者データ、及びユーザ端末6の直接包囲の中
に置かれる中継器ユニット7又はネットワーク相互作用ユニット8をリストアッ
プする。ユーザ端末6がその初期化工程にあるとき、又は前記ユーザ端末への又
は前記ユーザ端末からの呼出しがセットアップされるとき、切替センタは、ホー
ム位置及び訪問者位置レジスタ49, 50からのレジスタ情報を使用して現在位置を
検出し、供給域の全ての中継器ユニット7及びネットワーク相互作用ユニット8
が登録されるサーバ51は、少なくとも3つの最小可能経路指定を計算する。ネッ
トワーク相互作用ユニット8に割り当てられた中央監視局52は、搬送されるトラ
フィックロードに対してサーバ51によって決定される予想伝送パスをチェックす
る。最も好ましい経路が選択される。あるいは、サーバ51が新規のパスを計算す
る。このように決定されたネットワーク相互作用ユニット8と中継器ユニット7
は、ユーザ端末6が初期化の間、それ自身のシーケンスを割り当てられていない
ことから、要求される伝送チャンネルのために各ネットワーク領域2.1, 2.2(図
1)で要求される個々の疑似乱数シーケンス(拡散シーケンス"19")を予約する
。個々の疑似乱数シーケンスの族は、ネットワーク構成工程において各ネットワ
ーク相互作用ユニット8と中継器ユニット7に対して、高次遠距離通信ネットワ
ーク48により特定される。最適な伝送パスを特定するのに加えて、高次遠距離通
信ネットワーク48も、受信契約者許可用のチェックレジスタ60内と初期化中の端
末承認用のチェックレジスタ61内でアクセス権及びデバイスIDをチェックする。
【0045】 ユーザ端末が解放されたら、これは、ネットワーク相互作用ユニット8、又は
中継器ユニット7の何れかによって、GOLDシーケンスの族から選択された拡散シ
ーケンスを受け取る。他のユーザ端末6と通信を行う複数のネットワーク相互作
用ユニット8に接続された中継器ユニット7内での信号干渉を防止するため、隣
接するネットワーク相互作用ユニット8は高次遠距離通信ネットワーク48により
、異なるGOLDシーケンスが割り当てられる。これにより、同一のネットワーク相
互作用ユニット8と通信しない2つのユーザ端末6の相互の干渉が最小限に抑え
られる。ユーザ端末6に送られた拡散シーケンスはデバイスIDに伴われることで
、まさに初期化を行っている他のユーザインターフェイスは、それ自身に対する
これら疑似ランダムシーケンスを求めることはできなくなる。初期化処理の終了
時において、ユーザ端末6は、割り当てられた数シーケンスを用いて既に拡散さ
れた接受肯定応答を送る。ユーザ端末も、オン状態に切り替えられた後、直ちに
初期化されることができる。その後、これには、データ転送がなかったとしても
疑似ランダムシーケンスが割り当てられる。一方、初期化は通信の要求があった
とき実行されるが、この場合、通信は端末からのみ開始することができる。疑似
ランダムシーケンスが、データ転送の前でのみ割り当てられている間で、ユーザ
端末6がオン状態に切り替えられる場合は、3番目のオプションは最小初期化で
ある。
【0046】 ユーザデータは、ユーザ端末に割り当てられた拡散シーケンスを用いてデータ
伝送のために拡散される(図2のユーザ端末6のブロック図を参照)。さらに、
シーケンス族が割り当てられるか、データ・ストリームがウォルシュ・シーケン
スにより掛け合わせることでデータ・ストリーム方向を示し、低電圧システムを
介して所望の方向にデータ伝送することを可能とする。このようにして得られた
2進データシーケンスは、ユーザ端末6に割り当てられた変調器9により搬送周
波数に変調され、次に中継器ユニット7への転送のために物理カプラ10を介して
低電圧回線2に供給される。
【0047】 図3のブロック図は中継器ユニット7を示しており、図3のユーザ端末6と相
対して変調器14と、マイクロプロセッサシステム38に割り当てられたバリューメ
モリ37が示されている。物理カプラ15でのデータ入力は、復調器11、等化器24、
積分器12及びしきい値発生器13を用いて回収される。再生されたデータはユーザ
端末6に割り当てられたシーケンスを用いて再度拡散され、伝送方向を示すため
に、例えばウォルシュ・シーケンスを用いてコード化される。搬送周波数は、変
調器14の2進データによって変調され、このように処理された信号は物理カプラ
15を介して出力される。
【0048】 図3に示された中継器ユニットは、回線を介する低電圧内の中継器用に構成さ
れている。原則として、このコンポーネントは、漏話効果を利用するとき、ロー
カル回線の配電箱3又はネットワーク相互作用ユニット8内で、使用することが
できるが、図8に示された減衰測定が勧められる。この方法によりデカップリン
グされたネットワーク領域は、次に別の物理カプラ15、低電圧に対する前端部39
、及び各ネットワーク領域毎の信号処理システム36を要求する図3aの中継器ユニ
ットを介して接続されなければならない。再生されたデータは、スイッチング・
マトリックス41を介して、正しいネットワーク領域に割り当てられる(図3a)。
【0049】 図4に示されたネットワーク相互作用ユニット8は、構造的に中継器ユニット
に類似しているが、高次遠距離通信ネットワーク48に対する伝送システム42によ
るスイッチング・マトリックス後に補完される。低電圧側からのデータ信号を高
次遠距離通信システムの既存プロトコル構造(例えば、DECTバックボーン構造)
とマッチさせるデータ・プルトコル・マッチングシステム44は、選択的にネット
ワーク相互作用ユニットに割り当てられてもよい。
【0050】 拡散スペクトラム方法及びコード多重化による中継器の工程は、信号が、ユー
ザ端末6とネットワーク相互作用ユニット8間の距離を一方向又は他の方向にカ
バーされるまで繰り返される。ユーザ端末からネットワーク相互作用ユニットへ
のデータ転送は、反対方向のデータ転送とわずかな違いだけである。両方向の経
路は、高次遠距離通信システム48に位置するサーバ51により選択され、ネットワ
ーク相互作用ユニット8と中継器ユニット7を介して伝送される。
【0051】 図5は、用いられる拡散シーケンスより短い、選択されたシーケンス族又はウ
ォルシュ・シーケンスを用いたデータ・ストリームの方向コーディングの原理を
示している。データ・ストリームの識別は、ウォルシュ・シーケンスに基づいて
説明されるが、例えば中継器ユニット7.1と中継器ユニット7.3から送られるデー
タは、方向コードR3が与えられる。中継器ユニット7.2はこのR3方向コードによ
りデータを検出することができ(図5を参照)、再生後に方向コードR5をそれに
割り当てる。このようにコード化され送られた信号は、中継器ユニット7.3によ
り単に再生され、新規の方向コードR7により次の中継器ユニットに転送される。
ここで用いられる物理的媒体は他の通信ネットワークと違って、中継器ユニット
内では分離されることはできないので、コード化されたデータ・ストリームもや
はり他の中継器ユニットにより受け取られても、再生、コード化、又は伝送の何
れも再び行われることはない。これは、それぞれの中継器ユニットだけが、それ
用の特定の方向コーディングを有する信号を単に処理するだけであることを意味
している。このようにして、中継器ユニット7.1は、中継器ユニット7.2により再
生されコード化されたデータ・ストリームR5とR2を受け取るが、それが方向コー
ドR1とR4よってデータ・ストリームを検出するだけであるため、それらの処理を
行わない(図5)。この方法において、これらの条件下では不可能な物理的分離
は論理的分離に変換される。
【0052】 同じ物理的分離も又ユーザ端末6に到達する信号に対して適用される。図5に
示された構成において、中継器ユニット7.2, 7.4及びユーザ端末6は、後者が中
継器ユニット7.2により供給され照会されるように構成されている。方向コードR
2を伴うこれらの伝送信号は、このセクションに接続されたユーザにアドレス指
定され、従って7.4内での再生に対してとは考えられない方向コードR2.1を除い
て、中継器ユニット7.4により再生される。信号が受け取られ、又選択的に再生
及び中継されるパスは、高次遠距離通信システム48の中央サーバ51により設定さ
れる。
【0053】 図6は、2つの周波数の順方向及び逆方向のための方向分離の原理を示してい
る。全ての方向の出力信号が周波数f1上を伝送されるのに対して、入力信号は周
波数f2上で伝送されるだけであるということを中継器ユニット7.1は実証してい
る。送信及び受信周波数は、逆も同様に、隣接するユニット7.2に対するもので
ある。中継器ユニットがリング状に構成される場合、偶数のシステムが必要にな
り、あるいは2つの異なる周波数帯域がデータ伝送のために使用されなければな
らない。それ以外には送信及び受信信号がオーバーレイし、受信相関器が過度に
高次の送信信号により妨害されるため、周波数を使用する方向部が必要とされる
。受信側での信号/漏話率を改善するため、全ての伝送信号用の全ての出力中継
器は、最も遠隔の受信器のレベルに合わされなければならない。中継器ユニット
が7.1の場合、周波数f2上の全ての送信器は、中継器ユニット7.1の受信器のとこ
ろで、Ue1レベルに合わされなければならない。順方向及び逆方向のための方向
部の原理は、代わりに、時間部マルチプレクサを用いて実行することができるが
、順方向及び逆方向のためのタイムスロット間にタイムバッファが要求される。
【0054】 図8によると、ローカル回線配電箱3が高度に分岐化されていて、矢印55によ
って示されているように妨害電圧入力の効果が減少するとき、ローカル回線の配
電箱3内の回線端末46と、低電圧ケーブルの継ぎ合わせていないセクションのタ
ップポイント47間に、高周波減衰エレメント55が設けられる。中継器ユニット7
及びネットワーク相互作用ユニット8が接続された物理カプラ15, 16は、フィー
ダを介して各タップポイント47に接続されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、一般的な低電圧システムに基づく通信ネットワークの構造
である。
【図2】 図2は、ユーザ端末のブロック図である。
【図3】 図3は、物理カプラを有する中継器ユニットのブロック図である。
【図3a】 図3aは、複数の物理カプラ用の中継器ユニットのブロック図である
【図4】 図4は、ネットワーク相互作用ユニットのブロック図である。
【図5】 図5は、低電圧システム内の論理的方向を示すためのデータ・ストリ
ームのコーディングの線図である。
【図6】 図6は、周波数割当のコーディングとレベル制御用の基準点の定義の
線図である。
【図7】 図7は、高次遠距離通信ネットワークの機能コンポーネントのブロッ
ク図である。
【図8】 図8は、中継器ユニット又はネットワーク相互作用ユニット用の接続
オプションを有するローカル回線配電箱での干渉入力に対する減衰手段の線図で
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AU,BA,BB,BG, BR,CA,CN,CR,CU,CZ,DM,EE,G D,GE,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP ,KP,KR,LC,LK,LR,LT,LV,MG, MK,MN,MX,NO,NZ,PL,RO,SG,S I,SK,SL,TR,TT,TZ,UA,US,UZ ,VN,YU,ZA (72)発明者 スコーンフェルド カイ ドイツ国 デー−33098 パデルボーン アブツブレデ 38 エー Fターム(参考) 5K022 EE01 EE21 EE31 5K051 AA05 BB01 BB02 CC01 CC02 CC04 CC08 DD07 DD09 DD11 HH02 JJ02 JJ12 5K067 CC10 EE02 EE10 EE16 HH05 HH17 HH25 JJ72

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高次遠距離通信、音声又はデータネットワークへ連結された 状態で、或いは連結されない状態で、低電圧システムを用いて双方向通信する ためのデータ伝送方法であって、低電圧システム内において、データ信号のバ ンド拡散と、前述した方法に適用可能な回線及び無線干渉特性を有する干渉又 はノイズ電圧限界以下の伝送レベルとを用いて、148.5kHzを超える高周波帯 域で伝送を開始し、周波数バンド又は時間帯域に亘って拡散する前記信号には 、数値の1つ又は幾つかの族の異なるシーケンスを用いて、複数チャンネルの 操作を可能にするべく、方向コーディング、低電圧システム内の受信器特定論 理的方向を特定するための周波数又はチャンネル指定が与えられ、低電圧シス テム内のチャンネル特定方向に拡散する前記2進データシーケンスは、識別さ れ、再生されて、誤差、反復又は平行誤り信号の抑制方法、或いは減衰量に応 じた時間/周波数変換を使用し、特定のシーケンスに基づいて転送するための 新しい方向コードが再指定されることを特徴とするデータ伝送方法。
  2. 【請求項2】 時間/周波数変換として、高速フーリエ変換が使用されるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 時間/周波数変換として、高速アダマール変換が使用される
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 時間/周波数変換として、高速フーリエ変換及び高速アダマ
    ール変換の組み合わせが使用されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 低電圧システム内において、或いは、それに連結する遠距離 通信、音声又はデータネットワークを介してのみ通信間の制限がなされること を特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の方法。
  6. 【請求項6】 受信信号内の有用な信号は、ジョイント検出方法によって識
    別されることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の方法。
  7. 【請求項7】 データ信号のチャンネル特定バンド拡散は、GOLD、ウォルシ
    ュ又はアダマール・シーケンスのような数シーケンスの1つ又は幾つかの適合す
    る族を用いて実行されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  8. 【請求項8】 数シーケンスの隣接する族は、異なるネットワーク領域に位
    置するユーザの相互干渉を避けるべく、類似のシーケンスを含まないことを特徴
    とする請求項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】 データ・ストリームが、低電圧ネットワーク内の論理的方向
    をデータ・ストリームに与えるために、直接順序づけ方法を用いたバンド拡散の
    後にウォルシュ・シーケンスにより掛け合わされることを特徴とする請求項1か
    ら8のいずれかに記載の方法。
  10. 【請求項10】 方向コーディングのために用いられるウォルシュ・シーケ
    ンスの長さが、使用されるバンド拡散シーケンスより短いことを特徴とする請求
    項9に記載の方法。
  11. 【請求項11】 2つの中継器ユニットにより、又は1つの中継器ユニット
    とネットワーク相互作用ユニットにより包囲された個々のネットワーク領域に対
    する数シーケンスの選択された族の割り当てを、制御及び構成することにより、
    低電圧システム内のデータ・ストリームの論理的方向が識別されることを特徴と
    する請求項1から8のいずれかに記載の方法。
  12. 【請求項12】 時間又は周波数の多重化を用いて方向が分離され、さらに
    バンド拡散信号が別のタイムスロット又は周波数バンド上で、送信及び受信方向
    に伝送されることを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の方法。
  13. 【請求項13】 制御された期間で、中継器ユニット又はネットワーク相互
    作用ユニットの受信器において、1つの周波数の全てのオーバーレイされた信号
    が略同一レベルからなるように、ネットワーク領域内の各伝送ユニットの伝送レ
    ベルが設定されることを特徴とする請求項1から12のいずれかに記載の方法。
  14. 【請求項14】 実際のデータ転送の前で、初期化段階が設けられて、該初
    期化段階は、それぞれのユーザ及びユーザ端末のIDを加えた初期化シーケンスと
    、ログオンシーケンスの出力、及びそれぞれのユーザの拡散シーケンスの引き続
    きの割り当てからなることを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の方法
  15. 【請求項15】 初期化シーケンスを送った後に、高次遠距離通信ネットワ
    ーク内で、端末のデバイス承認及び前記ユーザの通信許可のために、それぞれの
    ユーザ及びユーザ端末のIDがチェックされることを特徴とする請求項9に記載の
    方法。
  16. 【請求項16】 ユーザ端末を介してユーザが接続される低電圧システム、
    ローカル回線配電箱及びネットワーク局、並びに前記低電圧システムに接続され
    る高次遠距離通信ネットワークからなる構成であって、低電圧システムと高次遠
    距離通信ネットワーク(48)を接続し、各伝送媒体におけるチャンネルの割り当
    てのために、ネットワーク局(1)にはネットワーク相互作用ユニット(8)が
    割り当てられ、中継器ユニット(7)が低電圧システム内の特定の距離に配置さ
    れ、前記ユニットは、後続する中継器ユニット、ユーザ端末(6)又はネットワ
    ーク相互作用ユニット(8)へのデータ信号を再生し、特定の方向に転送するよ
    うに設計されていることを特徴とする請求項1から15のいずれかに記載の方法
    を実行するための構成。
  17. 【請求項17】 物理カプラ(10)と、周波数分離器又はフィルタ(34)と
    、制御可能な低ノイズ入力増幅器(23)と、IQ復調器(11)と、変調器(9)と
    、制御可能な出力増幅器(22)と、等化器又は誤り信号抑制ユニット(24)と、
    CDMAプロセッサ(18)と、チャンネル・エンコーダ/デコーダ(25)と、音声/
    データ・マルチプレクサ(26)と、音声/動作インターフェイス(27)と、デー
    タインターフェイス(28)と、SIM(受信契約者識別モジュール)(30)と、デバ
    イス識別ユニット(29)と、マイクロプロセッサ(31)と、中央クロック発振ユ
    ニット(32)と、同期化設備(33)と、緊急電力供給ユニット又は電力供給ユニ
    ット(35)と、入力及び出力レベルを制御するためのコントローラとからなる機
    能ユニットと、ユーザ端末(6)が関連付けられていることを特徴とする請求項
    16に記載の構成。
  18. 【請求項18】 割り当てられた拡散シーケンスを用いてデータを拡散し方
    向コードを加えるためのCDMAプロセッサ(18)と、信号を搬送周波数上に変調
    するための変調器(9)と、相関器の最適性能のために受信側において要求され
    る入力レベルを調節するための増幅器(22)と、拡散及び方向コード化されたデ
    ータ・ストリームを低電圧回線(2)に供給し、それを中継器ユニット(7)又
    はネットワーク相互作用ユニット(8)に転送するための物理カプラ(10)とが
    設けられていることを特徴とする請求項17に記載の構成。
  19. 【請求項19】 中継器ユニット(7)の配置が基本的にユーザ端末(6)
    のそれと類似しており、これにより中継器ユニット、及び適用があれば、クロッ
    ク発信器ユニットと同期化ユニットの部品は、信号送りの方向の数により掛け合
    わせて得られるチャンネルの数により構成され、エラー訂正データ信号は、チャ
    ンネルデコーダから次のチャンネル・エンコーダに、直接又はスイッチング・マ
    トリックス(41)を介して供給され、マイクロプロセッサ(31)又は顧客特定回
    路により管理されるバリューメモリ(37)が設けられ、該バリューメモリには、
    現在のチャンネル割当、関連づけられた方向コード、使用されるシーケンス、並
    びに他の信号ソース及びシンク情報が保存されることを特徴とする請求項16か
    ら18のいずれかに記載の構成。
  20. 【請求項20】 中継器ユニット(7)は、ローカル配電箱(3)内で使用
    されるように構成され、該中継器ユニットは、物理カプラと、変調器と、復調器
    と、制御可能な出力/低ノイズ入力増幅器と、信号の送受信のための制御設備と
    、周波数分離器又はフィルタとを、カバーするべきネットワーク領域の数に応じ
    てさらに含んでいることを特徴とする請求項19に記載の構成。
  21. 【請求項21】 受信側の等化器又は誤り信号抑制ユニット(24)に接続さ
    れる中継器ユニット(7)のCDMAプロセッサ(18)は、伝送されたデータを回収
    するための積分器(12)及びしきい値検出器(13)からなり、再生されたデータ
    信号に、前記CDMAプロセッサ(18)の拡散シーケンス(19)と、アドレス指定さ
    れたユーザ端末(6)の、又は中継器ユニット(7)の方向コード(20)とが掛
    け合わされることを特徴とする請求項19又は20に記載の構成。
  22. 【請求項22】 ネットワーク相互作用ユニット(8)の配置は、基本的に
    中継器ユニット(7)のそれと類似であるが、デジタル信号処理の機能グループ
    (18, 24, 25)及びクロック発振器(32)は、少なくとも、各低電圧回線毎に要
    求される同期チャンネルの数を加えた高次遠距離通信設備(48)に対して得られ
    る伝送チャンネルの単純な数に従って構成され、物理カプラ及び低電圧に対する
    前端部が、カバーされる低電圧領域の数に応じて設けられ、チャンネルの割当て
    、並びにスイッチング・マトリックス(41)及びCDMAプロセッサを構成するため
    にマイクロプロセッサ・システムが設けられることを特徴とする請求項16から
    21のいずれかに記載の構成。
  23. 【請求項23】 デバイスIDユニットと、経路指定情報、チャンネル割当、
    信号品質、ユーザ端末ID、使用されるサービス及び割り当てられた伝送チャンネ
    ルからなる全ての能動接続のデータを保存するためのバリューメモリとが、高次
    遠距離通信交換局に割り当てられることを特徴とする請求項22に記載の構成。
  24. 【請求項24】 中継器ユニット(7)が、ローカル回線配電箱(3)、街
    灯柱及び住宅接続箱の中又は近傍に配置され、中継器ユニット相互間の距離は約
    100 m、又は、減衰が強度の地域ではそれより相当に短いことを特徴とする請求
    項16から21のいずれかに記載の構成。
  25. 【請求項25】 高次遠距離通信ネットワーク(48)は、ホーム位置レジス
    タ(49)及び部分的な移動サービスを管理するための訪問者位置レジスタ(50)
    と、受信契約者許可用のチェックレジスタ(60)と、承認された端末の登録用の
    チェックレジスタ(61)と、トラフィックロード、品質及び利用可能性に関して
    のネットワーク相互作用ユニット及び中継器ユニット(8, 7)のデータ交換の監
    視のための監視局(52)と、低電圧システムから通過ポイント(57)への呼出の
    転送、又はマイクロプロセッサシステム(38)への初期化チャンネルの転送のた
    めのスイッチング・ネットワーク(56)と、受信契約者までの最短の経路(58)
    を選択するためのサーバ(51)と、切替センタから受信契約者までの最適な経路
    を決定するためのマイクロプロセッサ・ユニット(59)とを有することを特徴と
    する請求項16から24のいずれかに記載の構成。
JP2000575232A 1998-10-01 1999-09-28 低電圧のシステムにおけるデータ伝送のための方法及び構成 Withdrawn JP2002527928A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19846151A DE19846151C2 (de) 1998-10-01 1998-10-01 Verfahren zum Durchführen des Verfahrens zur Datenübertragung über Niederspannungsnetze
DE19846151.8 1998-10-01
PCT/DE1999/003154 WO2000021211A1 (de) 1998-10-01 1999-09-28 Verfahren und anordnung zur datenübertragung über niederspannungsnetze

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002527928A true JP2002527928A (ja) 2002-08-27

Family

ID=7883671

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000575232A Withdrawn JP2002527928A (ja) 1998-10-01 1999-09-28 低電圧のシステムにおけるデータ伝送のための方法及び構成

Country Status (13)

Country Link
EP (1) EP1118167B1 (ja)
JP (1) JP2002527928A (ja)
KR (1) KR20010075516A (ja)
CN (1) CN1325568A (ja)
AR (1) AR020548A1 (ja)
AT (1) ATE228732T1 (ja)
AU (1) AU1262500A (ja)
CO (1) CO5130046A1 (ja)
DE (2) DE19846151C2 (ja)
EA (1) EA003158B1 (ja)
HK (1) HK1040329A1 (ja)
TW (1) TW443044B (ja)
WO (1) WO2000021211A1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10026931C2 (de) * 2000-05-30 2003-01-23 Siemens Ag PLC-System für hochbitratige Datenkommunikationen
DE10143303A1 (de) * 2001-09-04 2003-03-20 Univ Ilmenau Tech Verfahren zur Übertragung bandbegrenzter Signale
DE10256252A1 (de) * 2002-12-03 2004-06-24 Technische Universität Ilmenau Abteilung Forschungsförderung und Technologietransfer Verfahren zur Übertragung distanzcodierter Impulse beim synchronen Codemultiplex
CN111740753B (zh) * 2020-05-15 2022-01-14 苏州霞军通讯有限公司 一种网络通讯信号采集系统

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2293950B (en) * 1994-10-04 1999-04-07 Northern Telecom Ltd Communications system
EP0714193A3 (en) * 1994-11-24 2000-11-22 Marconi Communications Limited Improved telecommunication system through mains electricity conductors
DE19504587A1 (de) * 1995-02-11 1996-08-14 Abb Patent Gmbh Zweiwegkommunikationssystem für Energieversorgungsnetze
GB2299494B (en) * 1995-03-30 1999-11-03 Northern Telecom Ltd Communications Repeater
DE19714386C1 (de) * 1997-03-27 1998-10-08 Berliner Kraft & Licht Verfahren und Anordnung zur Datenübertragung in Niederspannungsnetzen

Also Published As

Publication number Publication date
WO2000021211A1 (de) 2000-04-13
DE19846151C2 (de) 2003-12-24
EP1118167B1 (de) 2002-11-27
EP1118167A1 (de) 2001-07-25
EA200100404A1 (ru) 2001-10-22
CN1325568A (zh) 2001-12-05
CO5130046A1 (es) 2002-02-27
DE19846151A1 (de) 2000-04-06
EA003158B1 (ru) 2003-02-27
TW443044B (en) 2001-06-23
ATE228732T1 (de) 2002-12-15
KR20010075516A (ko) 2001-08-09
AU1262500A (en) 2000-04-26
HK1040329A1 (zh) 2002-05-31
AR020548A1 (es) 2002-05-15
DE59903590D1 (de) 2003-01-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6507573B1 (en) Data transfer method and system in low voltage networks
CA2218677C (en) Resource pooling system and method in communication systems
AU2001255401B2 (en) Digital communications utilizing medium voltage power distribution lines
Liu et al. Broadband PLC access systems and field deployment in European power line networks
US7804763B2 (en) Power line communication device and method
US5966373A (en) Waveform and frame structure for a fixed wireless loop synchronous CDMA communications system
US6430185B1 (en) Apparatus and method for bidirectional data transfer
JPH09200094A (ja) 電力線搬送通信システムの引き込み線を通して高速データ転送をするための装置および方法
WO1999030441A1 (en) Fixed wireless loop system that ranks non-assigned pn codes to reduce interference
JP2002507350A (ja) 都市広域ネットワーク
WO2002019662A1 (en) Wireless communication
Zahariadis Home networking technologies and standards
JP2002527928A (ja) 低電圧のシステムにおけるデータ伝送のための方法及び構成
JP2001502501A (ja) 音声及びデータ情報を同時に送信するための回路並びに方法
Nancy B et al. A case study: Broadband over powerline for rural area deployment in Sarawak
JP2004015103A (ja) 高速大容量通信システム
BE1012341A5 (fr) Procede et dispositif pour fournir une voie telephonique numerique multiplexee.
MXPA01003194A (en) Method and device for transmitting data over low-voltage networks
JP2003502933A (ja) 標準電力線を使用した無線ローカル分配システム
EP1156688A2 (en) Transmission line sharing method and system for service networks different from each other in network system
JPH0946667A (ja) 通信システム
JP3451052B2 (ja) データ信号の多重化方式を用いた通信システム
Jhunjhunwala Affordable fibre access network for developing countries
CN101383754B (zh) 一种业务传输方法及通讯系统以及相关设备
JP2003018319A (ja) 音声およびデータ通信システム

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20040706

A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20061205