JP2002527609A - 布地漂白の方法 - Google Patents

布地漂白の方法

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、過酸化物漂白剤及び組成物中に含まれた溶媒の蒸発を減少させる成分を含む漂白性組成物を、布地に接触させる手順を含む、布地を処理する方法に関するものである。さらに本発明は、過酸化物漂白剤含有組成物中で、当該組成物中に含まれる溶媒の蒸発を減少させる成分の、それにより退色及び/又は抗張力の減損が減少されるようにした、布地を処理するための使用に関するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】
本発明は、液体漂白性組成物を用いて布地を処理する方法に関するものである
。当該の組成物は、例えば衣類洗濯前処理剤のような、多様な衣類洗濯用剤中で
の使用に適している。より詳しくは、ここでの組成物は、しみ除去と漂白性能の
提供のための、多様な布地における使用に好適である。
【0002】
【発明の背景】
布地を漂白するための漂白剤含有組成物は、当該技術分野においてよく知られ
ている。 液体過酸化物漂白剤含有組成物は、当該技術分野において、特に衣類洗濯洗浄
剤、衣類洗濯添加剤または衣類洗濯前処理剤のような、衣類洗濯用剤について、
詳細に説明されている。 実際に、このような過酸化物漂白剤含有組成物を、頑固なしみ/汚れ、及び、
例えば油脂、コーヒー、紅茶、草、泥/土を含んだ汚れのような「問題のある (
problem) 」しみのような、別な方法で典型的な機械洗浄により除去することが
著しく困難なものの除去を促進するために、衣類洗濯前処理用剤中で使用するこ
とは、知られている。
【0003】 しかしながら、このような漂白剤含有組成物に伴う欠点は、当該組成物がそれ
を用いて処理される布地を傷めるかもしれず、より詳しくは、当該組成物は、当
該組成物により処理される染色された布地に、色損(color damage)を与え及び/
又は布地繊維の抗張力の減損の原因となり得る。当該組成物が、応力を受けた状
況下に前処理用剤中で使用される場合、例えば布地に直接塗布され、当該の布地
を洗浄する前に長時間の間当該布地上で作用するため留められたような場合には
、特にそうである。当該の組成物を長時間の間塗布した場合、当該組成物は当該
の布地の洗浄前に当該の布地上で乾燥する。漂白性組成物の上述の乾燥が、処理
される布地の受ける損傷の原因であると考えられている。
【0004】 従って本発明の目的は、布地を過酸化物漂白剤含有組成物により処理する際に
、好ましくは前処理する際に、退色及び/又は抗張力の減損を減らすことにより
、布地の良好な保全性を提供することである。上記は特に、当該組成物が、布地
が洗浄される前に当該の布地に長時間接触したまま留められるような用剤におい
て、真実である。
【0005】 布地を、過酸化水素のような過酸化物漂白剤を含む組成物で前処理する場合、
布地の表面上の銅及び/又は鉄及び/又はマンガンのような金属イオンの存在が
、布地損傷をひき起こし、色損及び/又は布地繊維の抗張力減損をもたらすこと
が判った。上述の金属イオンの存在が過酸化物漂白剤のラジカル解離を触媒する
と推測されている。このラジカル解離反応は布地の表面上で起こり、布地の損傷
の原因となると考えられている。溶媒例えば水の、漂白性組成物からの蒸発は、
長時間の衣類洗濯前処理工程の間、例えば布地が漂白性組成物により前処理され
当該組成物が乾燥するままにされた場合に起こる。溶媒の蒸発は布地上の過酸化
物漂白剤の濃度の増加をもたらす。過酸化物漂白剤の濃度の増加と上述の金属イ
オンの存在は、上述のラジカル反応を高度に活性化させ、従って布地の損傷を増
加させる。
【0006】 我々は、処理される布地上の過酸化物漂白剤の濃度を低く保ち、それににより
良好な布地保全性、より詳しくは退色及び/又は抗張力の減損の減少を提供する
ためには、前処理環境における溶媒の蒸発を減少させることが最も重要であるこ
とを発見した。 このことは、過酸化物漂白剤含有組成物中で、当該組成物中に含まれる溶媒の
蒸発を減少させる成分を使用することにより、達成可能であることが判った。当
該成分は当該組成物中で布地保護剤として作用する。より詳しくは、このような
漂白性組成物が当該衣類洗濯処理工程で使用された場合に、衣類洗濯処理工程中
での当該成分の使用は、減少した布地損傷、より詳しくは減少した退色及び/又
は抗張力減損をもたらすことが判った。
【0007】 有利には、ここで説明された漂白性組成物はまた、油性のしみを含む多様なし
みにおける優れたしみ除去性能及び優れた漂白性能を提供する。実際に、当該漂
白性組成物は優れた漂白性能を有することがわかった。 より詳しくは、本発明の組成物は、いかなる衣類洗濯応用物中で使用された場
合にも、例えば衣類洗濯洗浄剤または衣類洗濯添加剤、また特に衣類洗濯前処理
剤として使用された場合、あるいは固い表面用洗浄用剤といった他の家庭用剤中
においてさえも、優れた漂白性能を提供する。
【0008】
【背景技術】
ここに説明されている過酸化物漂白剤およびポリマーを含む漂白性組成物は、
当該技術分野においてよく知られている。 EP−A−0,432,776は、過酸化水素を含む液体組成物中での、高分子
量の架橋結合した及び非架橋結合したアクリル酸ホモポリマー、又は、高分子量
の架橋結合した及び非架橋結合したアクリル酸とアルキルアクリレートのコポリ
マーの、濃縮剤と安定剤としての使用を開示している。しかしながら、過酸化物
漂白剤含有組成物中での当該ポリマーの布地保護剤としての使用は開示されてい
ない。
【0009】
【発明の概要】
本発明は、当該の布地を、原液での漂白性組成物と接触させる工程を含んだ、
布地を処理する方法を包含するが、そこで当該の漂白性組成物は、過酸化物漂白
剤及び当該組成物中に含まれる溶媒の蒸発を減少させる成分を含む。
【0010】 本発明はさらに、過酸化物漂白剤含有の布地を処理するための当該組成物中に
含まれた溶媒の蒸発を減少させ、それにより退色及び/又は抗張力減損が減少さ
れるような、成分の使用を包含する。
【0011】 好ましい態様において、当該組成物中に含まれた溶媒の蒸発を減少させる当該
成分は、アクリル酸の高分子量ホモポリマー、及び/又は、アクリル酸と他のコ
モノマー好ましくはアルキルアクリレートとの高分子量コポリマー、である。 本発明の他の好ましい態様において、処理される布地は着色されている。 本発明の他の好ましい態様において、処理される布地は絹、ウール等々のよう
な繊細な布地である。
【0012】
【発明の詳細な記述】液体漂白性組成物 本発明による漂白性組成物は、固体または気体に対比されるものとしての液体
組成物である。ここで用いられる「液体(liquid)」という語句には「糊状の(pas
ty)」組成物が含まれる。 本発明の好ましい組成物は、Brookfield粘度計により50rpm、スピンドル
n゜3において20℃の時に計測した場合、1cps以上、より好ましくは10
から2000cps、さらにより好ましくは20から1500cpsの粘度を有
する。
【0013】 本発明による液体漂白性組成物は溶媒を含む。液体漂白性組成物を処方する、
当該技術分野における熟練者に知られた、いかなる溶媒をも使用することができ
る。好ましくは当該漂白性組成物は水性であり、したがって溶媒として、好まし
くは総組成物の重量の60%から98%、より好ましくは80%から97%、最
も好ましくは85%から97%の量の水を含む。
【0014】 本発明による液体組成物は、好ましくは9まで、より好ましくは2から7、最
も好ましくは2から6のpHを有する。好ましい態様において、本発明による組
成物は中性から酸性のpH領域に処方され、それにより組成物の化学的安定性と
組成物のしみ除去性能に貢献する。組成物のpHは、当該技術分野の熟練者に知
られたいかなる酸性化剤により調整されてもよい。酸性化剤の例は、クエン酸の
ような有機酸及び硫酸のような無機酸である。
【0015】蒸発を減少させる成分 本発明の第一に必須の特徴は、過酸化物漂白剤を含んだ液体漂白性組成物中に
含まれた溶媒の蒸発を減少させる成分である。ここで説明される当該成分は、過
酸化物漂白剤を含んだ当該組成物中において、布地を処理する好ましくは布地を
前処理するために布地保護剤としてここで使用されるが、それにより退色及び/
又は抗張力の減損が減少される。当該漂白性組成物中に含まれる溶媒の蒸発を減
少させる、溶媒蒸発減少のための望ましい性質を有するいかなる成分もが、使用
可能である。 ここで説明される漂白性組成物中に含まれる溶媒の蒸発を減少させる、好まし
い成分は、アクリル酸の高分子量ホモポリマー及び/又はアクリル酸と他のコモ
ノマー好ましくはアルキルアクリレートとの高分子量コポリマー、である。上述
のポリマーは過酸化物漂白剤含有液体組成物中で、布地を処理するための布地保
護剤として使用される。
【0016】 典型的には、本発明の組成物は総組成物の重量の0.001%から10%、好
ましくは0.01%から5%、より好ましくは0.05%から3%、最も好まし
くは0.05%から1%の、アクリル酸の高分子量ホモポリマー又はアクリル酸
と他のコモノマー好ましくはアルキルアクリレートとの高分子量コポリマー、又
はそれらの混合物を含む。
【0017】 好適なアクリル酸のホモポリマーは高分子量を有し、それゆえ、ここでの使用
に好ましいアクリル酸のホモポリマーは、1×104から1×108、好ましくは
1×105から1×108、最も好ましくは1×105から1×107の平均分子量
を有する。 好適なアクリル酸と他のコモノマー好ましくはアルキルアクリレートとのコポ
リマーは、高分子量を有し、それゆえここでの使用が好ましいアクリル酸のホモ
ポリマーは、1×104から1×108、好ましくは1×105から1×108、最
も好ましくは1×105から1×107の平均分子量を有する。
【0018】 好ましいアクリル酸のホモポリマー、及び、アクリル酸と他のコモノマー好ま
しくはアルキルアクリレートとのコポリマーは、架橋結合している又は部分的に
架橋結合しており、より好ましくは、アクリル酸のホモポリマー、及び、アクリ
ル酸と他のコモノマー好ましくはアルキルアクリレートとのコポリマーは、架橋
結合している。 好適な架橋したアクリル酸ホモポリマー及びアクリル酸及び他のコモノマーの
コポリマーは、BFGoodrichからCarbopol (商標) ETD 2020、Carbopol(商標) ETD
2691、Carbopol(商標) ETD 2623、Carbopol(商標) ETD 2001の商品名で商業的
に入手可能である。
【0019】 本発明は、過酸化物漂白剤、及び、当該漂白性組成物中に含まれた溶媒の蒸発
を減少させる成分、好ましくはアクリル酸の高分子量ホモポリマー及び/又はア
クリル酸と他のコモノマー好ましくはアルキルアクリレートとの高分子量コポリ
マー、を含む漂白性組成物が、布地好ましくは着色された布地及び/又は絹、ウ
ール等々のような繊細な布地を、処理好ましくは前処理を行なうために使用され
る場合には、同じ組成であるが当該漂白性組成物中に含まれる溶媒の蒸発を減少
させる成分を含まない組成物を上述の布地の処理好ましくは前処理のために使用
した場合と比較して、布地の損傷より詳しくは退色及び/又は布地繊維の抗張力
の減損は減少する、という発見に基づくものである。
【0020】 溶媒例えば水の、衣類洗濯処理工程好ましくは衣類洗濯前処理工程の間に布地
に塗布された組成物からの蒸発を減少させる上述の成分は、布地上で液体組成物
が乾燥することを防ぐ又は少なくとも遅らせる。布地上の溶媒の少なくとも比率
を維持することにより、布地上の過酸化物漂白剤の濃度は低いまま保たれると考
えられている。本出願の「背景」の項で説明されたように、その結果布地上の過
酸化物漂白剤のラジカル解離が減少し、さらには布地の損傷が減少する結果とな
る。この事例において布地の損傷の減少とは、退色の減少及び/又は抗張力減損
の減少において知覚される。
【0021】 ここで用いられる「退色の減少 (reduced color fading)」という語句は、現
在入手可能な布地保護剤を含んだ過酸化物漂白剤含有組成物を使用した場合に発
生する退色と比較したときに、本発明の漂白剤含有組成物を使用した場合に発生
し得る染色された布地の退色が、減少する又は防がれることを意味する。 色保全性は、一方は本発明の組成物を用いて前処理され、他方は参照組成物を
用いて処理された、二つの布地を並べて比較することにより、視覚的に評価する
ことができる。退色の差異及び等級付けは、いかなる好適な尺度をも用いてPane
l Score Units (PSU)に従い視覚的に評価、等級付けすることができる。PSUデー
タは従来の技法を用いて統計学的に処理することができる。代替として、本発明
によりもたらされた色保全性における改善を評価するために、多様な種類の光学
式器具及び手順を用いることができる。例えば布地についての色保全性を評価す
るとき、Hanterlab colour Quest 45/0 装置を用いた測定値を使用することがで
きる。
【0022】 ここで用いられる「抗張力減損の減少 (reduced loss of tensile strength)
」という語句は、現在入手可能な布地保護剤を含む過酸化物漂白剤含有組成物を
用いた時に発生する布地繊維への損傷と比較したときに、本発明の漂白剤含有組
成物を用いた場合に発生し得る布地繊維への損傷が、減少する又は防がれさえす
る、ということを意味する。 布地の抗張力は、当該の布地を布地が破れるまでに引き伸ばすことにより測定
可能である。布地を破るために必要な力が「極限引っ張り応力(Ultimate Tensil
e Stress)」であり、INSTRONから入手可能な 応力−ひずみ計INSTRON(商標)を用
いて測定可能である。抗張力の減損とは、参照として選ばれた布地、例えば新し
く製造され洗濯されていない布地と、本発明組成物を用いて漂白された後の同じ
布地との間の、抗張力の差異である。抗張力減損がゼロということは、布地の損
傷が認められないということを意味する。
【0023】 本発明の他の側面は、過酸化物漂白剤含有組成物中での、当該組成物中に含ま
れる溶媒の蒸発を減少させる成分の、布地を処理するための使用であり、それに
より退色及び/又は抗張力減損が減少する。
【0024】過酸化物漂白剤 本発明の漂白性組成物中に含まれる溶媒の蒸発を減少させる成分は、過酸化漂
白剤を含む漂白性組成物中で使用される。実際に、過酸化物漂白剤の存在は当該
組成物の優れた漂白効果に貢献する。ここでの使用が好適な過酸化物漂白剤は、
過酸化水素、その水溶性の源、又はそれらの混合物である。ここで用いられる過
酸化水素の源という語句は、当該化合物が水と接した場合にパーヒドロキシイオ
ンを生成するいかなる化合物をも指す。
【0025】 ここでの使用が好適な水溶性の過酸化水素の源には、パーカーボネート、パー
シリケート、モノパーサルフェートのようなパーサルフェート、過ホウ酸塩、ジ
ペルオキシドデカンジオン酸(DPDA)のようなペルオキソ酸、過フタル酸マグネシ
ウム、パーラウリン酸、過安息香酸及びアルキル過安息香酸、ヒドロペルオキシ
ド、脂肪族及び芳香族ジアシルペルオキシド、及びそれらの混合物が含まれる。
ここで好ましい過酸化物漂白剤は、過酸化水素、ヒドロペルオキシド、及び/又
はジアシルペルオキシドである。過酸化水素がここで最も好ましい過酸化物漂白
剤である。 ここでの使用に好適なヒドロペルオキシドは、第三ブチルヒドロペルオキシド
、クミルヒドロペルオキシド、2,4,4-トリメチルペンチル-2-ヒドロペルオキシ
ド、ジ-イソプロピルベンゼン-モノヒドロペルオキシド、第三アミルヒドロペル
オキシド及び2,5-ジメチル-ヘキサン-2,5-ジヒドロペルオキシドである。このよ
うなヒドロペルオキシドは、いかなる衣類洗濯用剤中で用いられた場合にも、優
れた漂白性能を提供すると同時に、布地と色彩に対し特に安全であるという利点
を有する。
【0026】 ここでの使用に好適な脂肪族ジアシルペルオキシドは、ジラウロイルペルオキ
シド、ジデカノイルペルオキシド、ジミリストイルペルオキシド、又はそれらの
混合物である。ここでの使用に好適な芳香族ジアシルペルオキシドは、例えばベ
ンゾイルペルオキシドである。このようなジアシルペルオキシドは、いかなる衣
類洗濯用剤中で用いられた場合にも、優れた漂白性能を提供すると同時に、布地
と色彩に対し特に安全であるという利点を有する。 典型的には、ここでの組成物は総組成物の重量の0.01%から20%、好ま
しくは1%から15%、より好ましくは1.5%から10%の、上述の過酸化物
漂白剤を含むことが出来る。
【0027】任意の成分 ここでの組成物はさらに、キレート化剤、ビルダー、界面活性剤、安定剤、漂
白活性剤、汚染懸濁剤、汚染懸濁ポリアミンポリマー、ポリマー汚染剥離剤、発
泡抑制システム、ラジカルスカベンジャー、触媒、染料移行剤、増白剤、香料、
屈水性誘発物質、顔料、染料、といった、多様な他の任意の成分を含むことが出
来る。
【0028】界面活性剤 本発明の組成物はさらに、非イオン界面活性剤、双性イオン界面活性剤、陰イ
オン界面活性剤、陽イオン界面活性剤、及び/又は両性界面活性剤を含んだ界面
活性剤を、含有することが出来る。 本発明による大いに好ましい組成物には、非イオン界面活性剤又は双性イオン
ベタイン界面活性剤又はそれらの混合物が含まれる。 典型的には本発明による組成物は、組成物の総重量の0.01%から30%、
好ましくは0.1%から25%、より好ましくは0.5%から20%の界面活性
剤を含むことが出来る。
【0029】 好適な非イオン界面活性剤には、アルコキシル化非イオン界面活性剤が含まれ
る。ここで好ましいアルコキシル化非イオン界面活性剤は、式RO-(C24O)n Hに従うエトキシル化非イオン界面活性剤であるが、ここでRはC6からC22
アルキル鎖又はC6からC28のアルキルベンゼン鎖であり、ここでnは0から2
0、好ましくは1から15、より好ましくは2から15、最も好ましくは2から
12である。ここでの使用が好ましいR鎖は、C8からC22のアルキル鎖である
。プロポキシル化非イオン界面活性剤及びエトキシル/プロポキシル化非イオン
界面活性剤もまた、ここで上に定義されたエトキシル化非イオン界面活性剤の代
わりにあるいは当該界面活性剤と共に、ここで使用することが出来る。
【0030】 好ましいエトキシル化非イオン界面活性剤は、上記の式に従い、16より低く
、好ましくは15より低く、より好ましくは14より低いHLB(親水-親油平衡
hydrophilic-lipophilic balance)を有するものである。それらのエトキシル化
非イオン界面活性剤は良好な油脂分解(cutting)特性を提供することがわかった
。従って、ここでの使用が好適なエトキシル化非イオン界面活性剤は、Dobanol(
商標)91-2.5(HLB=8.1、RはC9及びC11アルキル鎖の混合、nは2.5
)、又はLutensol(商標)TO3(HLB=8、RはC13アルキル鎖、nは3)、又
はLutensol(商標)AO3(HLB=8、RはC13及びC15アルキル鎖の混合、nは
3)又はTergitol(商標)25L3(HLB=7.7、RはC12からC15の鎖長の範囲
のアルキル鎖、nは3)、又はDobanol(商標)23-3(HLB=8.1、RはC12
及びC13アルキル鎖の混合、nは3)、又はDobanol(商標)23-2(HLB=6.
2、RはC12及びC13アルキル鎖の混合、nは2)、又はDobanol(商標)45-7(
HLB=11.6、RはC14及びC15アルキル鎖の混合、nは7)、Dobanol(商
標)23-6.5(HLB=11.9、RはC12及びC13アルキル鎖の混合、nは6.
5)又はDobanol(商標)25-7(HLB=12、RはC12及びC15アルキル鎖の混
合、nは7)、又はDobanol(商標)91-5(HLB=11.6、RはC9及びC11
ルキル鎖の混合、nは5)、又はDobanol(商標)91-6(HLB=12.5、Rは
9及びC11アルキル鎖の混合、nは6)、又はDobanol(商標)91-8(HLB=1
3.7、RはC9及びC11アルキル鎖の混合、nは8)、Dobanol(商標)91-10 (
HLB=14.2、RはC9及びC11アルキル鎖の混合、nは10)、Dobanol(
商標)91-12(HLB=14.5、RはC9及びC11アルキル鎖の混合、nは12
)又はそれらの混合物である。ここで好ましいのはDobanol(商標)91-2.5又はLut
ensol(商標)TO3又はLutensol(商標)AO3、又はTergitol(商標)25L3、又はDobanol
(商標)23-3、又はDobanol(商標)23-2、又は Dobanol(商標)45-7、Dobanol(商標)
91-8、又はDobanol(商標)91-10、又は Dobanol(商標)91-12、又はそれらの混合
物である。これらDobanol(商標)界面活性剤は、SHELLより商業的に入手可能であ
る。これらLutensol(商標)界面活性剤は、BASFより商業的に入手可能であり、こ
れらTergitol(商標)界面活性剤は、UNION CARBIDEより商業的に入手可能である
【0031】 ここでの使用のためのアルコキシル化非イオン界面活性剤の調製のための好適
な化学的方法には、対応するアルコールとアルキレンオキシドとの、望ましい比
率での縮合が含まれる。このような方法は当該技術分野における熟練者によく知
られており、当該技術分野において詳細に説明されている。
【0032】 ここでの組成物は望ましくは、それらエトキシル化非イオン界面活性剤、又は
、異なるHLB(親水-親油平衡)を有するそれらエトキシル化非イオン界面活性
剤の混合物の中の、1つを含む。好ましい態様において、ここでの組成物は、上
記の式に従い、10までのHLBを有するエトキシル化非イオン界面活性剤(す
なわち、いわゆる疎水性エトキシル化非イオン界面活性剤)、好ましくは10よ
り下、より好ましくは9より下、及び、上記の式に従い、10より上16までの
HLBを有するエトキシル化非イオン界面活性剤(すなわち、いわゆる親水性エ
トキシル化非イオン界面活性剤)、好ましくは11から14、を含む。実際にこ
の好ましい態様において、本発明の組成物は典型的には総組成物の重量の0.0
1%から15%、好ましくは0.5%から10%の上述の疎水性エトキシル化非
イオン界面活性剤、及び、重量で0.01%から15%、好ましくは0.5%か
ら10%の上述の親水性エトキシル化非イオン界面活性剤を含む。このような異
なるHLBを有するエトキシル化非イオン界面活性剤の混合物は、異なる疎水性
/親水性特性を持つ幅広い種類の油性汚れにおける最適な油脂洗浄除去性能を可
能にするために、望ましいかもしれない。
【0033】 ここでの使用のための他の好適な非イオン界面活性剤には、ポリヒドロキシ脂
肪酸アミド界面活性剤、又はその混合物で、下記の式に従うものがふくまれる。
【0034】
【化1】 R2-C(O)-N(R1)-Z
【0035】 ここでR1はH又はC1-C4アルキル、C1-C4ヒドロカルビル、2-ヒドロキシ
エチル、2-ヒドロキシプロピル又はそれらの混合物であり、R2はC5-C31ヒド
ロカルビルであり、Zは最低3のヒドロキシル基が鎖に直接結合した線状ヒドロ
カルビル鎖を有するポリヒドロキシヒドロカルビル、又はそのアルコキシル化誘
導体である。
【0036】 好ましくは、R1はC1-C4アルキル、より好ましくはC1又はC2アルキル、最
も好ましくはメチルであり、R2は直鎖C7-C19アルキル又はアルケニル、好ま
しくは直鎖C9-C18アルキル又はアルケニル、より好ましくは直鎖C11-C18
ルキル又はアルケニル、最も好ましくは直鎖C11-C14アルキル又はアルケニル
、又はそれらの混合物である。Zは好ましくは還元アミノ化反応において還元糖
から誘導されたものであり、より好ましくはZはグリシチルである。好適な還元
糖には、グルコース、フルクトース、マルトース、ラクトース、ガラクトース、
マンノース、キシロースが含まれる。上記の個々の糖類と同様に、高デキストロ
ースコーンシロップ、高フルクトースコーンシロップ、高マルトースコーンシロ
ップが、原材料として利用可能である。これらのコーンシロップは、Zに糖成分
の混合をもたらすかもしれない。ここで他の好適な原材料を除外する意図は全く
無いことが理解される必要がある。Zは好ましくは、-CH2-(CHOH)n-CH2 OH、-CH(CH2OH)-(CHOH) n-1-CH2OH、-CH2-(CHOH)2-(C
HOR’)(CHOH)-CH2OH、から成る群から選ばれるであろうが、ここで
nは3から5の整数(3及び5を含む)であり、R’はHまたは環状又は脂肪族
単糖及びそれらのアルコキシル化誘導体である。最も好ましいのは、nが4であ
り、特にCH2-(CHOH)4-CH2OHのグリシチルである。
【0037】 式R2-C(O)-N(R1)-Zにおいて、R1は例えばN-メチル、N-エチル、N-
プロピル、N-イソプロピル、N-ブチル、N-2-ヒドロキシエチル又はN-2-ヒド
ロキシプロピルであってよい。R2-C(O)-N<は、例えば、コカミド、ステア
ルアミド、オレアミド、ラウロアミド、ミリスタミド、カプリカミド、パルミト
アミド、タロウアミド等々であってよい。Zは、1-デオキシグルシチル、2-デオ
キシフルクチチル、 1-デオキシマルチチル、1-デオキシラクチチル、1-デオキ
シガラクチチル、1-デオキシマンニチル、1-デオキシマルトトリオチチル等々で
あってよい。
【0038】 ここで使用するために好適なポリヒドロキシ脂肪酸アミド界面活性剤は、Hoec
hstからHOE(商標)の商品名で商業的に入手することが出来る。
【0039】 ポリヒドロキシ脂肪酸アミド界面活性剤を調製する方法は、当該技術分野にお
いて知られている。一般的にそれは、アルキルアミンと還元糖を還元アミノ化反
応において反応させて対応するN-アルキルポリヒドロキシアミンを形成させ、
次にN-アルキルポリヒドロキシアミンと脂肪性の脂肪族エステル又はトリグリ
セリドを縮合/アミド化工程において反応させてN-アルキル,Nポリヒドロキシ
脂肪酸アミド生成物を形成させることにより、調製することが出来る。ポリヒド
ロキシ脂肪酸アミドを含有する組成物の調製方法は、例えばThomas Hedley & Co
., Ltd.により1959年2月18日に公開されたGB特許明細書809,06
0、E.R. Wilsonに対し1960年12月20日に交付された米国特許2,96
5,576、Anthony M. Schwartzに対し1955年3月8日に交付された米国
特許2,703,798、1934年12月25日にPiggottに対し交付された
米国特許1,985,424、及びWO92/06070、において開示されて
いるが、これらのいずれもが参照としてここに組み込まれる。
【0040】 ここでの使用に好適な双性イオンベタイン界面活性剤は、陽イオン親水基すな
わち第四アンモニウム基、及び陰イオン親水基を、比較的広いpH範囲で同一分
子中に含む。典型的な陰イオン親水基は、カーボキシレートとスルホネートであ
るが、スルフェート、ホスホネート等々の他の基も使用が可能である。ここで用
いられる双性イオンベタイン界面活性剤の一般式は、
【0041】
【化2】 R1-N+(R2)(R3)R4-
【0042】 であり、ここでR1は疎水基であり、R2は水素、C1-C6アルキル、ヒドロキ
シアルキル又は他の置換C1-C6アルキル基であり、R3はC1-C6アルキル、ヒ
ドロキシアルキル又は他の置換C1-C6アルキル基であり、R2に結合されて環状
構造をN又はC1-C6スルホネート基と共に形成することもでき、R4は、陽イオ
ン窒素原子を親水基に結合する部分であり典型的にはアルキレン、ヒドロキシア
ルキレン又は1から10炭素原子を含むポリアルコキシル基であり、Xは親水基
であり、カーボキシレート又はスルホネート基である。
【0043】 好ましい疎水基R1は、脂肪族又は芳香族、飽和又は不飽和、置換又は非置換
の炭化水素鎖であり、アミド基、エステル基等の結合基を含むものである。より
好ましいR1は、1から24、好ましくは8から18、より好ましくは10から
16の炭素原子を含むアルキル基である。これらの単純アルキル基は費用と安定
性の理由から好ましい。しかしながら、疎水基R1は、式Ra-C(O)-NH-(C(
b)2)mのアミドラジカルであってもよく、そこでRaは脂肪族又は芳香族、飽和
又は不飽和、置換又は非置換の炭化水素鎖であり、好ましくは、8から20まで
、好ましくは18まで、より好ましくは16までのの炭素原子を含む、アルキル
基であり、Rbは水素及びヒドロキシ基から成る群から選ばれ、mは1から4、
好ましくは2から3、より好ましくは3であり、いかなる(C(Rb)2)部分も1つ
より多いヒドロキシ基を含まない。
【0044】 好ましいR2は、水素又はC1-C3アルキルであり、より好ましくはメチルであ
る。好ましいR3は、C1-C4スルホネート基又はC1-C3アルキルであり、より
好ましくはメチルである。好ましいR4は、(CH2)nでありそこでnは1から1
0、好ましくは1から6、より好ましくは1から3の整数である。
【0045】 ベタイン/スルホベタインのいくつかの一般的な例が米国特許2,082,2
75号、2,702,279号及び2,255,082号に説明されており参照
としてここに組み込まれる。
【0046】 特に好適なアルキルジメチルベタインの例にはココナッツ-ジメチルベタイン
、ラウリルジメチルベタイン、デシルジメチルベタイン、2-(N-デシル-N,N-
ジメチル-アンモニア)アセテート、2-(N-ココ N,N-ジメチルアンモニオ)アセ
テート、ミリスチルジメチルベタイン、パルミチルジメチルベタイン、セチルジ
メチルベタイン、ステアリルジメチルベタインが含まれる。例えばココナッツジ
メチルベタインはSeppicよりAmonyl 265(商標)の商品名で商業的に入手可能であ
る。ラウリルベタインはAlbright & WilsonよりEmpigen BB/L(商標)の商品名で
商業的に入手可能である。
【0047】 アミドベタインの例には、ココアミドエチルベタイン、ココアミドプロピルベ
タイン又はC10-C14脂肪性アシルアミドプロピレン(ヒドロプロピレン)スルホ
ベタインが含まれる。例えば、C10-C14脂肪性アシルアミドプロピレン(ヒドロ
プロピレン)スルホベタインは、Sherex Companyより「Varion CAS(商標)sulfobe
taine」の商品名で商業的に入手可能である。
【0048】 ベタインのさらなる例は、Rhone-PoulencよりMirataine H2C-HA(商標)の商品
名で商業的に入手可能なラウリル-イミノ-ジプロピオネートである。
【0049】 ここでの組成物中での使用に好適な陰イオン界面活性剤には、式ROSO3
の式の水溶性の塩又は酸が含まれるがここでRは好ましくはC10-C24ヒドロカ
ルビル、好ましくはC10-C20アルキル成分を有するアルキル又はヒドロキシア
ルキル、より好ましくはC12-C18アルキル又はヒドロキシアルキルであり、M
はH又は陽イオン例えばアルカリ金属陽イオン(例えばナトリウム、カリウム、
リチウム)、又は、アンモニウム又は置換アンモニウム(例えばメチル-、ジメ
チル-、及びトリメチルアンモニウム陽イオン及び第四アンモニウム陽イオン、
例えばテトラメチルアンモニウム及びジメチルピペリジニウム陽イオン及びエチ
ルアミン、ジエチルアミン、トリエチルアミン及びそれらの混合物のようなアル
キルアミンから誘導された第四アンモニウム陽イオン、等々)である。典型的に
は、C12-C16のアルキル鎖はより低い洗浄温度(例えば約50℃より下)に対
して好ましく、C16-C18のアルキル鎖は、より高い洗浄温度(例えば約50℃
より上)に対して好ましい。
【0050】 ここでの使用のための他の好適な陰イオン界面活性剤は、式RO(A)mSO3
の水溶性の塩又は酸であるが、ここでRは非置換のC10-C24アルキル又はヒド
ロキシアルキル基でC10-C24アルキル成分を、好ましくはC12-C20アルキル又
はヒドロキシアルキルを、より好ましくはC12-C18アルキル又はヒドロキシア
ルキルを有し、Aはエトキシ又はプロポキシ単位であり、mはゼロより大きく典
型的には約0.5と約6の間、より好ましくは約0.5と約3の間であり、Mは
H又は陽イオンで、例えば金属陽イオン(例えばナトリウム、カリウム、リチウ
ム、カルシウム、マグネシウム、等)、アンモニウム又は置換アンモニウム陽イ
オンであることが出来る。アルキルエトキシル化スルフェートもアルキルプロポ
キシル化スルフェートと同様にここで考慮されている。置換アンモニウム陽イオ
ンの特定の例には、メチル-、ジメチル-、トリメチル-アンモニウム及び、第四
アンモニウム陽イオン、例えばテトラメチル-アンモニウム、ジメチルピペリジ
ニウム、及び、エチルアミン、ジエチルアミン、トリエチルアミン及びそれらの
混合物のようなアルカノールアミンから誘導された陽イオン、等々が含まれる。
典型的な界面活性剤は、C12-C18アルキルポリエトキシレート(1.0)スルフェ
ート(C12-C18E(1.0)SM)、C12-C18アルキルポリエトキシレート(2.25)
スルフェート(C12-C18E(2.25)SM)、C12-C18アルキルポリエトキシレー
ト(3.0)スルフェート(C12-C18E(3.0)SM)及びC12-C18アルキルポリエト
キシレート(4.0)スルフェート(C12-C18E(4.0)SM)であり、ここでMはナ
トリウム及びカリウムから便宜的に選ばれる。
【0051】 洗浄の目的に有用な他の陰イオン界面活性剤もまたここで用いられることが出
来る。これらには石鹸の塩(例えばナトリウム、カリウム、アンモニウム及び置
換アンモニウム塩例えばモノ‐、ジ‐及びトリエタノールアミン塩)、C9-C20 鎖状アルキルベンゼンスルホネート、C8-C22第一、第二アルカンスルホネート
、C8-C24オレフィンスルホネート、英国特許明細書1,082,179号に例
えば説明されているような、アルカリ土類金属シトレートの熱分解生成物のスル
ホン化により調製されたスルホン化ポリカルボン酸、C8-C24アルキルポリグリ
コールエーテルスルフェート(10モルまでのエチレンオキシドを含むもの)、
並びに、アルキルエステルスルホネート例えばC14-16メチルエステルスルホネ
ート、並びに、アシルグリセロールスルホネート、脂肪性オレイルグリセロール
スルフェート、アルキルフェノールエチレンオキシドエーテルスルフェート、パ
ラフィンスルホネート、アルキルホスフェート、イセチオネート例えばアシルイ
セチオネート、N-アシルタウレート、アルキルサクシナメート及びスルホスク
シネート、スルホスクシネートのモノエステル(特に飽和及び不飽和C12-C18
モノエステル)、スルホスクシネートのジエステル(特に飽和及び不飽和C6-C 14 ジエステル)、アルキルポリサッカライドのスルフェート例えばアルキルポリ
グルコシドのスルフェート(下記に説明される非イオン性非硫酸化化合物)、分
枝状第一アルキルスルフェート、アルキルポリエトキシカーボキシレート例えば
そこでRはC8-C22アルキル、kは0から10の整数、Mは塩を形成する溶性の
陽イオンであるような、RO(CH2CH2O)kCH2COO−M+の式のもの、が
含まれる。樹脂酸及び水素化樹脂酸、例えばロジン、水素化ロジン、及びトール
オイル中に存在する又はトールオイル中から誘導される樹脂酸及び水素化樹脂酸
もまた好適である。さらなる例は”Surface Active Agents and Detergents”(V
ol. I and II by Schwartz, Perry and Berch)中に示されている。このような界
面活性剤の多様な種類がまた1975年12月30日にLaughlin等に対し交付さ
れた米国特許3,929,678の項目23の58行目から項目29の23行目
(参照としてここに組み込まれる)に広く開示されている。
【0052】 ここでの使用のための他の好適な陰イオン界面活性剤にはまた、アシルサルコ
シネート又はその混合物の、その酸及び/又は塩の形、好ましくは下記の式をも
つ長鎖アシルサルコシネートが含まれる。
【0053】
【化3】
【0054】 ここでMは水素又は陽イオン部分であり、ここでRは11から15炭素原子、
好ましくは11から13炭素原子のアルキル基である。好ましいMは水素及びア
ルカリ金属塩、特にナトリウム及びカリウムである。上述のアシルサルコシネー
ト界面活性剤は天然脂肪酸及びアミノ酸サルコシネート(N-メチルグリシン)
から誘導される。これらはその塩の水性液又は粉末でのその酸の形での使用が好
適である。天然脂肪酸からの誘導体であるため、上述のアシルサルコシネートは
迅速また完全に生物分解可能であり肌への良好な適合性を有する。
【0055】 よって、ここでの使用に好適な長鎖アシルサルコシネートには、C12アシルサ
ルコシネート(すなわちMが水素、Rが11炭素原子のアルキル基である、上記
の式に従うアシルサルコシネート)、及びC14アシルサルコシネート(すなわち
Mが水素であり、Rが13炭素原子のアルキル基である、上記の式に従うアシル
サルコシネート)が含まれる。C12アシルサルコシネートは、例えばHampshire
により供給されるHamposyl L-30(商標)として商業的に入手可能である。C14
シルサルコシネートは、例えばHampshireにより供給されるHamposyl M-30(商標)
として商業的に入手可能である。
【0056】 ここでの使用が好適な両性界面活性剤には、下記の式R123NOをもつア
ミンオキシドが含まれるが、そこでR1、R2、R3のそれぞれは、他と無関係に
、飽和の、置換又は非置換、鎖状又は分枝状の、1から30炭素原子の、炭化水
素鎖である。本発明によるここでの使用が好ましいアミンオキシド界面活性剤は
、R123NOの式をもつアミンオキシドであるが、そこでR1は1から30、
好ましくは6から20、より好ましくは8から16、最も好ましくは8から12
の炭素原子を含む炭化水素鎖であり、R2及びR3は独立して、置換又は非置換、
鎖状又は分枝状で、1から4炭素原子、好ましくは1から3炭素原子を含む、炭
化水素鎖、より好ましくはメチル基である。R1は飽和置換又は非置換鎖状又は
分枝状炭化水素鎖であってよい。ここでの使用のために好適なアミンオキシドは
例えば自然配合C8-C10アミンオキシドならびにヘキストから商業的に入手可能
なC12-C16アミンオキシドである。
【0057】キレート化剤 本発明の組成物は好ましい任意成分としてキレート化剤を含んでよい。好適な
キレート化剤は当該技術分野の熟練者に知られたいかなるもの、例えば、ホスホ
ネートキレート化剤、アミノカーボキシレートキレート化剤、他のカーボキシレ
ートキレート化剤、他官能性置換芳香族キレート化剤、エチレンジアミンN,N
’-ジコハク酸又はそれらの混合物からなる群から選ばれたものであってよい。
【0058】 キレート化剤は、ここでの組成物のイオンの力の増加を、またそれに伴い多様
な表面上におけるそのしみ除去及び漂白性能の増加を可能にするため、本発明の
組成物中で望まれるかもしれない。キレート化剤の存在は、特に衣類洗濯前処理
用剤中において、布地の抗張力の減損及び/又は色損を減少するために、貢献す
るかもしれない。実際にキレート化剤は、それがなければ過酸化物漂白剤のラジ
カル解離の一因となるであろう、布地表面上の及び/又は(原液の又は希釈され
た)洗浄組成物中に存在する金属イオンを不活性化する。
【0059】 ここでの使用のために好適なホスホネートキレート化剤には、アルカリ金属エ
タン1-ヒドロキシジホスホネート(HEDP)、アルキレンポリ(アルキレンホス
ホネート)、並びに、アミノアミノトリ(メチレンホスホン酸)(ATMP)、ニト
リロトリメチレンホスホネート(NTP)、エチレンジアミンテトラメチレンホス
ホネート、及びジエチレントリアミンペンタメチレンホスホネート(DTPMP) を含むアミノホスホネート化合物が含まれてよい。ホスホネート化合物は、そ
のいくつかの又は全ての酸機能性における、その酸の形、又は異なる陽イオンの
塩のいずれかとして存在することができる。ここで使用されるための好ましいホ
スホネートキレート化剤は、ジエチレントリアミンペンタメチレンホスホネート
(DTPMP)及びエタン1-ヒドロキシジホスホネート(HEDP)である。この
ようなホスホネートキレート化剤はDEQUEST(商標)の商品名でMonsantoより商業
的に入手可能である。
【0060】 多官能性置換芳香族キレート化剤もまたここでの組成物中で有用かもしれない
。1974年5月21日にConnor等に対し交付された米国特許3,812,04
4を参照。好ましいこの種の化合物の酸の形は、ジヒドロキシジスルホベンゼン
例えば1,2-ジヒドロキシ-3,5-ジスルホベンゼンである。
【0061】 ここでの使用が好ましい生物分解可能なキレート化剤は、エチレンジアミンN
,N’-ジコハク酸、又はアルカリ金属、又はアルカリ土類、それらのアンモニウ
ム又は置換アンモニウム塩又はそれらの混合物である。エチレンジアミンN,N
’-ジコハク酸、特に(S,S)異性体は、1987年11月3日のHartman及びPer
kinsに対する米国特許中4,704,233に詳細に説明されている。エチレン
ジアミンN,N’-ジコハク酸は、例えばPalmer Research LaboratoriesよりssED
DS(商標)の商品名で商業的に入手可能である。
【0062】 ここでの使用が好適なアミノカーボキシレートには、エチレンジアミンテトラ
アセテート、ジエチレントリアミンペンタアセテート、ジエチレントリアミンペ
ンタアセテート(DTPA)、N-ヒドロキシエチルエチレンジアミントリアセテ
ート、ニトリロトリ-アセテート、エチレンジアミンテトラプロピオネート、ト
リエチレンテトラアミンヘキサ-アセテート、エタノールジグリシン、共にその
酸の形又はそのアルカリ金属、アンモニウム及び置換アンモニウム塩の形でのプ
ロピレンジアミン四酢酸(PDTA)及びメチルグリシン二酢酸(MGDA)、が含
まれる。ここでの使用が特に好適なアミノカーボキシレートは、ジエチレントリ
アミン五酢酸、商業的に例えばBASFよりTrilon FS(商標)の商品名で入手可能な
プロピレンジアミン四酢酸(PDTA)、及びメチルグリシン二酢酸(MGDA)で
ある。
【0063】 ここで使用されるための、さらなるカーボキシレートキレート化剤には、サリ
チル酸、アスパラギン酸、グルタミン酸、グリシン、マロン酸又はそれらの混合
物が含まれる。 ここでの使用のためのもう1つのキレート化剤は次の式のものである。
【0064】
【化4】
【0065】 ここでR1、R2、R3及びR4は、独立して、-H、アルキル、アルコキシ、ア
リール、アリールオキシ、-Cl、-Br、-NO2、-C(O)R’及び-SO2R”
からなる群から選ばれ、R’は-H、-OH、アルキル、アルコキシ、アリール、
アリールオキシからなる群から選ばれ、R”はアルキル、アルコキシ、アリール
、アリールオキシからなる群から選ばれ、R5、R6、R7及びR8は独立して、-
H及びアルキルから成る群から選ばれる。
【0066】 ここでの使用のために特に好ましいキレート化剤は、アミノアミノトリ(メチ
レンホスホン酸)、ジ-エチレン-トリアミノ-五酢酸、ジエチレントリアミンペン
タメチレンホスホネート、1-ヒドロキシエタンジホスホネート、エチレンジア
ミンN,N’-ジコハク酸及びそれらの混合物である。 典型的には、本発明による組成物は、総組成物の重量の5%まで、好ましくは
0.01%から1.5%までの重量の、より好ましくは0.01%から0.5%
の重量のキレート化剤を含むことができる。
【0067】発泡抑制システム 本発明による組成物はさらに発泡抑制剤又はその混合物を含むことが出来る。
当該技術分野の熟練者に知られるいかなる発泡抑制剤もがここでの使用に好適で
ある。好ましい態様においては、脂肪酸と共に、以下に定義される封止アルコキ
シル化非イオン界面活性剤及び/又はシリコーンを含む発泡抑制システムが使用
される。
【0068】 典型的にはここでの組成物は、総組成物の重量の1×10-4%から10%の、
好ましくは1×10-3%から5%の、より好ましくは1×10-2%から5%の脂
肪酸を含むことができる。 典型的には、ここでの組成物は、総組成物の重量の1×10-3%から20%の
、好ましくは1×10-2%から10%の、より好ましくは5×10-2%から5%
の、ここに定義された封止アルコキシル化非イオン界面活性剤を含むことができ
る。 典型的にはここでの組成物は、総組成物の重量の1×10-5%から5%の、好
ましくは1×10-5%から1%の、より好ましくは1×10-4%から0.5%の
シリコーンを含むことができる。
【0069】 ここでの使用が好適な脂肪酸は、C8-C24脂肪酸のアルカリ塩である。このよ
うなアルカリ塩には、ナトリウム、カリウム及び/又はリチウム塩のような完全
に飽和した金属塩、ならびに脂肪酸のアンモニウム及び/又はアルキルアンモニ
ウム塩、好ましくはナトリウム塩が含まれる。ここでの使用が好ましい脂肪酸は
8から22、好ましくは8から20、より好ましくは8から18の炭素原子を含
む。 好適な脂肪酸は、カプリル酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パル
ミチン酸、ステアリン酸、及び、天然の源例えば植物性又は動物性エステル(例
えばパーム油、ココヤシ油、大豆油、ひまし油、タロー油、グラウンド油(groun
d oil)、鯨油、魚油及び/又はババスー油)から誘導され、好適に硬化された脂
肪酸の混合、から選ばれることができる。
【0070】 例えば、ココナツ脂肪酸はUNICHEMAよりPRIFAC 5900(商標)の名称で商業的に
入手可能である。 ここでの使用が好適な封止アルコキシル化非イオン界面活性剤は、下記の式に
従い:
【0071】
【化5】 R1(O-CH2-CH2)n-(OR2)m-O-R3
【0072】 ここでR1はC8-C24鎖状又は分枝状アルキル又はアルケニル基、アリール基
、アルカリル基であり、好ましくはR1はC8−C18アルキル又はアルケニル基、
より好ましくはC10-C15アルキル又はアルケニル基、さらにより好ましくはC1 0 -C15アルキル基であり、 ここでR2はC1-C10鎖状又は分枝状アルキル基、好ましくはC2-C10鎖状又
は分枝状アルキル基、好ましくはC3基であり、 ここでR3はC1-C10アルキル又はアルケニル基、好ましくはC1-C5アルキル
基、より好ましくはメチルであり、 ここでn及びmは、1から20、好ましくは1から10、より好ましくは1か
ら5の範囲に、独立して位置する整数であるもの、 又はそれらの混合物である。
【0073】 これらの界面活性剤はBASFからPlurafac(商標)の商品名で、HoechstからGenap
ol(商標)の商品名で、又はICIからSymperonic(商標)の商品名で、商業的に入手
可能である。好ましい、上記の式の封止非イオンアルコキシル化界面活性剤は、
HoechstからGenapol(商標) L2.5 NRの商品名で、BASFからPlurafac(商標)の商品
名で、商業的に入手可能なものである。
【0074】 ここでの使用に好適なシリコーンは、いかなるシリコーンとシリカ−シリコー
ン混合物をも含む。シリコーンは一般的にアルキル化ポリシロキサン物質に代表
され、一方シリカは、シリカエーロゲル及びゼロゲル(xerogel)及び多様な種類
の疎水性のシリカに例示される微粉の形で通常使用される。これらの物質は粒子
として混合されることができるが、そこでシリコーンは有利には、水溶性の又は
水分散性の、本質的に非表面活性の、洗浄剤不透過(impermeable)基材中に、解
放可能に混合される。代替として、シリコーンは液体基材中で溶解又は分散され
、1つ以上の他の成分に噴霧することによって利用される。
【0075】 実際に工業上の慣例では、「シリコーン」という語句は多様な種類のシロキサ
ン単位とヒドロカルビル基を含んだ、比較的高分子量のポリマーの多様な種類を
包含する総称的な用語となっている。実際に、シリコーン化合物は当該技術にお
いて詳細に説明されている。例として米国特許4,076,648、米国特許4
,021,365、米国特許4,749,740、米国特許4,983,316
、EP150,872、EP217,501及びEP499,364を参照。そ
こに開示されたシリコーン化合物は本発明の状況において好適である。一般的に
、シリコーン化合物は下記の一般構造を有するシロキサンとして説明されること
ができる。
【0076】
【化6】
【0077】 ここでnは20から2000であり、それぞれのRは独立してアルキル又はア
リール基であることができる。このような置換基の例は、メチル、エチル、プロ
ピル、イソブチル、及びフェニルである。好ましいポリジオルガノシロキサンは
、ポリジメチルシロキサンでトリメチルシリル末端封鎖単位を有し25℃におけ
る粘度が5×10-52/sから0.1m2/s、すなわちnの値が40から15
00の範囲にあるものである。これらは容易な入手可能性及びその比較的低い費
用により好ましい。
【0078】 ここでの組成物中での使用に有用なシリコーン化合物の好ましい種類は、ここ
で上記に開示された種類のアルキル化シロキサンと固体シリカの混合物を含む。 固体シリカはヒュームド・シリカ、沈殿シリカ又はゲル形成技術を用いて作ら
れたシリカであることができる。シリカ粒子は、直接又はシリコーン樹脂の手段
によってシリカに結合された、ジアルキルシリル基及び/又はトリアルキルシラ
ン基により処理することにより、疎水性にすることが出来る。好ましいシリコー
ン化合物は疎水性のシラン化された、最も好ましくはトリメチルシラン化シリカ
で、10mmから20mmの範囲の粒度を有し、50m2/gを超える比表面積
のものを含む。本発明による組成物中に使用されるシリコーン化合物は、適当に
はシリコーン化合物の総重量の1から30%(より好ましくは2.0から15%
)の重量の範囲の量のシリカを有し、その結果2×10-42/sから1m2/s
の範囲の平均粘度を有するシリコーン化合物となる。好ましいシリコーン化合物
は5×10-32/sから0.1m2/sの範囲の粘度を有してよい。特に好適な
のは、2×10-22/s又は4.5×10-22/sの粘度を有するシリコーン
化合物である。
【0079】 ここでの使用に好適なシリコーン化合物は、Rhone Poulenc、Fueller及びDow
Corningを含む様々な企業から商業的に入手可能である。ここでの使用のための
シリコーン化合物の例は、共にDow Corningから商業的に入手可能なSilicone DB
(商標)100及びSilicone Emulsion 2-3597(商標)である。 他のシリコーン化合物はBartollota等の米国特許3,933,672中に開示
されている。他の特に有用なシリコーン化合物は1977年4月28日に公開さ
れたドイツ特許出願DTOS2,646,126中に説明された自己乳化性シリ
コーン化合物である。このような化合物の例は、Dow Corningから商業的に入手
可能なDC-544(商標)であるが、これはシロキサン−グリコールコポリマーである
。 典型的に好ましいシリコーン化合物は欧州特許出願EP−A−573699中
に説明されたシリコーン化合物である。上述の組成物はAerosil(商標)のような
煙霧化された無孔質のシリカとの組み合わせでのシリコーン/シリカ混合物を含
むことが出来る。
【0080】ラジカルスカベンジャー 本発明中の組成物はラジカルスカベンジャー又はその混合物を含むことが出来
る。ここでの使用が好適なラジカルスカベンジャーには、よく知られた置換モノ
及びジヒドロキシベンゼン及びその類似化合物、アルキル及びアリールカーボキ
シレート及びそれらの混合物が含まれる。ここでの使用のための好ましいそのよ
うなラジカルスカベンジャーには、ジ-t-ブチルヒドロキシトルエン(BHT)、
ヒドロキノン、ジ-t-ブチルヒドロキノン、モノ-t-ブチルヒドロキノン、第三
-ブチル-ヒドロキシアニソール、安息香酸、トルイル酸、カテコール、t-ブチル
カテコール、ベンジルアミン、1,1,3-トリス(2-メチル-4-ヒドロキシ-5-t-ブチ
ルフェニル)ブタン、n-プロピル-没食子酸塩又はそれらの混合物であり、大い
に好ましいのはジ-t-ブチルヒドロキシトルエンである。このようなラジカルス
カベンジャーのようなN-プロピル-没食子酸塩は、Nipa LaboratoriesからNipan
ox S1(商標)の商品名で商業的に入手可能かもしれない。ラジカルスカベンジャ
ーは使用された時に、典型的にはここに総組成物の重量の10%まで、好ましく
は0.001%から0.5%の範囲の量で存在する。
【0081】 ラジカルスカベンジャーの存在は、本発明の組成物がいかなる衣類洗濯用剤、
特に衣類洗濯前処理用剤中で使用された場合にも、布地の抗張力の減損及び又は
色損を減らすことに役立つかもしれない。
【0082】酸化防止剤 本発明による組成物はさらに酸化防止剤又はその混合物を含んでよい。典型的
には、ここでの組成物は、総組成物の重量の10%まで、好ましくは0.002
%から5%、より好ましくは0.005%から2%、最も好ましくは0.01%
から1%の重量の酸化防止剤を含んでよい。 ここでの使用のための好適な酸化防止剤には、クエン酸、アスコルビン酸、酒
石酸、アジピン酸、ソルビン酸のような有機酸、又はレシチンのようなアミン、
又はグルタミン、メチオニン、システインのようなアミノ酸、又はアスコルビル
パルミテート、アスコルビルステアレート及びトリエチルシトレートのようなエ
ステル、又はそれらの混合物が含まれる。ここでの使用に好ましい酸化防止剤は
、クエン酸、アスコルビン酸、アスコルビルステアレート、レシチン又はそれら
の混合物である。
【0083】漂白活性剤 任意の成分として、本発明の組成物は漂白活性剤又はその混合物を含んでよい
。ここで用いられる「漂白活性剤(bleach activator) 」という語句は、過酸化
水素と反応し過酸を形成する化合物を意味する。このようにして形成された過酸
は活性漂白剤を構成する。ここでの使用のために好適な漂白活性剤にはエステル
、アミド、イミド、又は無水物の種類に属するものが含まれる。この種類の好適
な化合物の例は英国特許GB1,586,769及びGB2,143,231中
に開示されており、それらの小球形への形成の方法は欧州特許公開EP-A-62
,523中に説明されている。ここでの使用のためのこのような化合物の好適な
例は、テトラアセチルエチレンジアミン(TAED)、ナトリウム3,5,5トリメチ
ルヘキサノイルオキシベンゼンスルホネート、ジペルオキシドデカン酸例えば米
国特許4,818,425に説明されたようなもの、及びペルオキシアジピン酸
のノニルアミド例えば米国特許4,259,201に説明されたようなもの、及
びn-ノナノイルオキシベンゼンスルホネート(NOBS)である。また好適なの
は、置換又は非置換ベンゾイルカプロラクタム、オクタノイルカプロラクタム、
ノナノイルカプロラクタム、ヘキサノイルカプロラクタム、デカノイルカプロラ
クタム、ウンデセノイルカプロラクタクム、ホルミルカプロラクタム、アセチル
カプロラクタム、プロパノイルカプロラクタム、ブタノイルカプロラクタム、ペ
ンタノイルカプロラクタム、又はそれらの混合物、から成る群から選ばれたN-
アシルカプロラクタムである。特に有利な漂白剤のグループはEP624,15
4に開示されており、そのグループ中で特に好ましいのはアセチルトリエチルシ
トレート(ATC)である。アセチルトリエチルシトレートは、最終的にはクエン
酸とアルコールに分解するため、環境に優しいという利点をもつ。さらには、ア
セチルトリエチルシトレートは保存中の製品中で良好な加水分解安定性を有し、
有効な漂白活性剤である。決定的には、それはこの組成物に良好なビルダー能力
を提供する。本発明に従った組成物は総組成物の重量の0.01%から20%、
好ましくは1%から10%、より好ましくは3%から7%の上述の漂白活性剤を
含んでよい。
【0084】処理方法 本発明において、本発明の液体漂白性組成物は、処理される布地と接触する必
要がある。 ここで用いられる「布地(fabrics)」という語句は、衣類、カーテン、ドレー
プ、ベッドリネン、入浴用リネン、テーブルクロス、寝袋、布張りやカバーを備
えた家具等々及びカーペットを含むいかなる種類の布地をも意味する。ここで説
明される、処理されるべき布地には、天然の布地(例えば木綿、ビスコース、麻
、絹及び羊毛から作られた布地)、合成の布地例えば合成の起源ののポリマー性
繊維から作られたもの及び天然及び合成繊維の両方から作られたもの、が含まれ
る。
【0085】 本発明に従った好ましい態様において、処理される布地は着色された布地であ
る、すなわち布地の繊維は染色されている。 他の好ましい態様において、処理される布地は羊毛、絹等々のような繊細なも
のである。さらにより好ましい態様において、布地は羊毛又は絹である。
【0086】 本発明に従った方法において、ここで定義される組成物は、処理されるべき布
地といわゆる「前処理の状態(pretreatment mode)」において接触するが、そこ
で、ここに定義される組成物は、布地がすすがれ又は洗浄されて次にすすがれる
その前に、当該の布地に原液で適用される。 ここで用いられる「処理する(treating)」という語句は、本発明に従った組成
物が、多様な布地上の広い種類のしみと汚れについて優れたしみ除去性能を提供
するため、清浄すること(cleaning)を意味し、又同様に、本発明に従った組成物
が、主に過酸化物漂白剤の存在により、優れた漂白性能を提供するため、漂白す
ること(bleaching)を意味する。 ここで用いられる「洗浄する(washing)」という語句はここでは、布地が、少
なくとも1つの界面活性剤を水様の溶液において含む通常の洗浄剤組成物と接触
すること、と理解されるべきであり、この洗浄は洗浄機によりあるいは単純に手
により生じても良い。 ここで用いられる「原液の形で(in its neat form)」という語句はここでは、
液体組成物が、いかなる希釈をもうけることなく前処理されるために、布地上に
直接塗布される、すなわちここでの液体組成物がここで説明されたように布地上
に適用されること、と理解されるべきである。
【0087】 前処理の状態において、その方法は当該の液体組成物をその原液の形(in its
neat form)で当該の布地上又は少なくともその汚れた部分に適用し、続いて当該
の布地をすすぐ、又は洗浄してからすすぐ、という処置を含む。この状態におい
て原液の組成物は、布地がすすがれる又は洗浄の後にすすがれる前に、任意で当
該の布地上で作用するために長時間にわたり留められることができ、もし組成物
が当該の布地の上で乾燥するがままにされないのであれば好ましい。特に頑固な
しみについては、スポンジ、ブラシの手段により又は布地の2片を互いに擦り合
わせることにより、当該の布地をさらに擦ったりブラシがけすることが適切かも
しれない。 想定された最終用途により、ここでの組成物は、通常のボトル、塗布用の丸い
ローラーを備えたボトル、スポンジ、ブラシがけ器具又は噴霧器を含む、多様な
容器に収容されることができる。
【0088】 本発明はさらに下記の実施例により例証される。
【0089】実施例 下記の組成物は記載の成分を記載の割合(特に記されていない限りは重量パー
セント)で混合することにより調製された。
【0090】
【表1】
【0091】
【表2】
【0092】 Dobanol(商標)23-3はSHELLから商業的に入手可能なC12-C13EO3非イオン
界面活性剤である。 Dobanol(商標)45-7はSHELLから商業的に入手可能なC14-C15EO7非イオン
界面活性剤である。 Dobanol(商標)91-8はSHELLから商業的に入手可能なC9-C11EO8非イオン界
面活性剤である。 Dobanol(商標)91-10はSHELLから商業的に入手可能なC9-C11EO10非イオ
ン界面活性剤である。 アルキルベタインはHoechstからGENAGEN.LAB(商標)の商品名で商業的に入手可
能なラウリルジメチルベタインである。 Carbopol(商標)ETD2691はBFGoodrichから商業的に入手可能である。 Carbopol(商標)ETD2623はBFGoodrichから商業的に入手可能である。 過酸化水素はAusimontから商業的に入手可能である。
【0093】 上記の組成物全ては、布地を処理するために、好ましくは前処理するために使
用された場合に、抗張力の減損の良好な予防及び/又は良好な色保全性を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) D06L 3/02 D06L 3/02 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US ,UZ,VN,YU,ZA,ZW (71)出願人 ONE PROCTER & GANBL E PLAZA,CINCINNATI, OHIO,UNITED STATES OF AMERICA (72)発明者 シャッラ,ステファノ イタリア国、00128 ローマ、ヴィア、エ ッフェ、ビ、ラストレッリ 81 Fターム(参考) 4H003 AC08 AD04 BA12 DA01 DA03 DC02 EB30 ED02 EE04 FA14 FA15 FA42

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 過酸化物漂白剤及び組成物中に含まれた溶媒の蒸発を減少さ
    せる成分を含む漂白性組成物を、その原液の形で布地に接触させる手順を含む、
    布地を処理する方法。
  2. 【請求項2】 過酸化物漂白剤含有組成物中で、当該組成物中に含まれる溶
    媒の蒸発を減少させる成分の、それにより退色及び/又は抗張力の減損が減少さ
    れるようにした、布地を処理するための使用。
  3. 【請求項3】 当該の漂白性組成物が当該の布地を前処理するために使用さ
    れる、請求項2に記載の使用。
  4. 【請求項4】 当該の布地が着色されている、請求項1〜3のいずれかに記
    載の方法又は使用。
  5. 【請求項5】 当該の布地が絹、羊毛等々のような繊細な布地である、請求
    項1〜4のいずれかに記載の方法又は使用。
  6. 【請求項6】 当該組成物中に含まれた溶媒の蒸発を減少させる当該の成分
    が、高分子量のアクリル酸ホモポリマー及び/又はアクリル酸と他のコモノマー
    との高分子量のコポリマーである、請求項1〜5のいずれかに記載の方法又は使
    用。
  7. 【請求項7】 当該の高分子量のアクリル酸ホモポリマー及び/又はアクリ
    ル酸と他のコモノマーとの高分子量のコポリマーが、架橋結合している又は部分
    的に架橋結合している、請求項1〜6のいずれかに記載の方法又は使用。
  8. 【請求項8】 当該の漂白性組成物が、総組成物の重量の0.001%から
    10%の、アクリル酸の高分子量ホモポリマー及び/又はアクリル酸と他のコモ
    ノマーとの高分子量コポリマーを含む、請求項1〜7のいずれかに記載の方法又
    は使用。
  9. 【請求項9】 当該のアクリル酸の高分子量ホモポリマー及び/又はアクリ
    ル酸と他のコモノマーとの高分子量コポリマーが、1×104から1×108の分
    子量を持つ、請求項1〜8のいずれかに記載の方法又は使用。
  10. 【請求項10】 当該の過酸化物漂白剤が、過酸化水素又はその水溶性の源
    である、請求項1〜9のいずれかに記載の方法又は使用。
  11. 【請求項11】 当該の溶媒が水である、請求項1〜10のいずれかに記載
    の方法又は使用。
  12. 【請求項12】 当該の漂白性組成物が、総組成物の重量の0.01%から
    20%の当該の過酸化物漂白剤を含む、請求項1〜11のいずれかに記載の方法
    又は使用。
  13. 【請求項13】 当該の漂白性組成物が、さらに界面活性剤を含む、請求項
    1〜12のいずれかに記載の方法又は使用。
  14. 【請求項14】 当該の界面活性剤が、非イオン界面活性剤又は双性イオン
    ベタイン界面活性剤又はそれらの混合物である、請求項13に記載の方法又は使
    用。
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