JP2002527318A - 製品搬送・計数・装填用装置 - Google Patents
製品搬送・計数・装填用装置Info
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- Auxiliary Devices For And Details Of Packaging Control (AREA)
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Abstract
Description
数の平行コンベヤ上に、該コンベヤの搬送方向に対して傾斜して配置された平行
搬送路を備えた、製品搬送・計数・装填用装置に関するものである。
その他のパッケージに装填するために有用である。連続動作式カートン梱包装置
の一例は、Ziegler等に付与された米国特許第5,241,806号明細書に記載されてい
る。
カートンに詰め込む、またはカートン内に置く第2の装置位置へと、装置の経路
に沿って製品を搬送する機能である。製品の搬送及び装填は、できる限り迅速か
つ信頼性高く行われることが重要である。製品を迅速かつ信頼性高く搬送するた
めの手段をもつことは有益であることを理解されたい。
コンベヤの上に、角度をもって配置された複数の平行通路を備えている。
請求項とから明らかになる。
す。
包装置M、及び本発明の好ましい実施形態による製品搬送・計数・装填装置40
,50を示している。本装置において、カートンホッパ10は、図示のように、
ほぼ鉛直に積み上げられた多数の折り畳みカートンCを受け取る。カートンCは
、調節可能カートンフィーダ20によってカートンホッパ10から引き出され、
カートン用コンベヤ30の始端部に略組立状態で供給される。カートンが装置M
に保持されて連続的に搬送される際に、カートンCに梱包される製品もカートン
と同期して装置内を移動する。製品コンベヤ40及び製品搬送通路50が、製品
をカートンCに詰め込む製品搬送・計数・装填用装置を構成している。製品係合
ホイール60が、製品をカートンC内に詰める作業を行う。側部フラップ折り曲
げホイール70(図1では一部隠れている)が側部フラップを有するカートンの
側部フラップに係合し、これを内側に折り曲げる。糊付けステーション80では
、カートンCに糊が付与される。封止ステーション90では、カートンCの端部
フラップが、既に付与された糊に接触するように押付け保持される。梱包が完了
し、封止されたカートンは、排出ステーション100において装置から排出され
る。
・計数・装填装置400のレイアウトを平面図で示している。平行搬送通路50
は、通常はコンベヤとして知られる複数の無端チェーンの上に設けられ、かつ角
度をもって、または斜めに配置されている。図示の好ましい実施形態では、3つ
のコンベヤ410,430,450が設けられている。図2には、コンベヤ41
0,430,450のためのフレーム及びモータを示している。
明する。始めに図3を参照すると、ここにはカートン用コンベヤ300を備えた
本発明の装置を示している。図の明瞭化のために、カートン用コンベヤ300に
よって搬送されるカートンCの底板も示している。4つのコンベヤ410,43
0,450,300は、方向矢印401で示す方向に向けて、互いに同期して移
動する。
、飲料缶のような製品Aをパッケージ梱包装置へ供給する。装置の始端部、すな
わち装置の上流区画では、搬送通路50は製品供給コンベヤ410と平行に配置
され、製品Aは搬送通路50に沿って搬送されるようになっている。搬送通路は
、下流に向かうに従って、製品コンベヤ410及び2つの隣接コンベヤ430,
450に対して斜めに延在するようになる。下流方向401に向かうコンベヤ4
10の動きによって、製品は下流に向かうに従って斜めに搬送され、隣接する計
数用コンベヤ430との交点に到達する。
ベヤ430は、複数の横断計数ラグ432により形成された横断製品通路を有し
ている。複数の計数ラグ432は、製品が通路内を支障なく移動できるように十
分な間隔を有していることが望ましい。好ましい実施形態における最適な通路幅
は、搬送される製品の直径よりわずかに大きい。例えば、典型的な飲料用金属缶
の直径は3インチよりわずかに小さく、一般的では65mm、すなわち約2.6イ
ンチである。適切な計数ラグの間隔は3インチである。
される製品Aと、計数ラグ432と、搬送通路50の各通路との間で相互作用が
生み出される。すなわち、製品Aが計数ラグ432に接触すると、製品は、計数
ラグ432によって形成された通路を通って横断方向に移動すると共に、搬送通
路の各通路を通って下流側へ斜めに移動する。計数用コンベヤ430は、製品A
をグループ化コンベヤ450との交点に向けて搬送する。供給コンベヤ410の
並進速度は、計数用コンベヤ430の並進速度より速く、従って、干渉なく隣接
するコンベヤへ供給するのに適した製品Aに対する一定付勢力が保持される。
在するグループ化ラグ452を備えている。グループ化ラグ452は、計数ラグ
432の間隔より大きい間隔を有して延在する通路を形成するように間隔を置い
て配置されている。計数ラグ432が製品Aを1列だけ収容するように間隔配置
されているのに対して、グループ化ラグ452は“グループ”または複数列の製
品Aを収容するように間隔配置されている。図示する好ましい実施形態では、グ
ループ化ラグ452は、計数ラグ432の間隔の複数倍の間隔を有するように配
置されている。グループ化ラグ452の間の空間をより小さい空間に仕切るため
の付加的な、または補助的なグループ化ラグ454(追って詳細に説明する)を
取付けるための手段が設けられている。多くの取外し可能取付け手段が考えられ
るが、好ましい実施形態では鍵穴状開口部453が用いられている。
ヤ300の後部ラグ320に整列配置されていることにも留意されたい。グルー
プ化コンベヤ450とカートン用コンベヤ300は、同一の並進速度で移動する
。こうして、製品Aの列は、製品列の後側に位置するグループ化ラグ452に接
しながらグループ化ラグの間を移動し、かつ、搬送通路の各通路を通って下流側
へと移動する。グループ化ラグ452間の各間隙を通って移動する製品Aの数、
及び製品間の間隔は、供給コンベヤ410の並進速度及びグループ化コンベヤ4
50の並進速度と、計数用コンベヤ430の並進速度との間の関係によって決定
される。計数用コンベヤ430の速度がより高ければ、より多くの製品Aがグル
ープ化ラグ452間の各間隙を通過する。
細に示している。図3,4,5において、計数用コンベヤ430及びグループ化
コンベヤ450は、各グループ化ラグ452が計数ラグ432の1つに整列した
状態で示されている点に留意されたい。しかしながら、このような配置は主とし
て説明上の便宜のためである。計数用コンベヤ430がグループ化コンベヤ45
0とは異なる並進速度で移動する場合、グループ化ラグ452と計数ラグ432
との位置関係は常に変化する。
、及び計数ラグ432間の空間の間には、特定の関係が成り立つ。図3に示す好
ましい実施形態では、カートン用ラグ320と330との間の空間は、24本の
製品Aを4列状態で、すなわち各列が6本の製品Aを含む形で梱包するカートン
Cを収容するように形成されている。図示のように、各列に含まれる製品の数は
、この場合は6である搬送通路における通路数に対応している。前述したように
、各カートンCは、カートンCの内部が見えるように頂板を省いた状態で図示し
ている。
を有するように配置されている。追ってさらに説明するように、好ましい実施形
態では、ある特定のサイズであるカートンCへの装填の際に継続的に使用される
“基本”空間である。この基本空間は、サイズの異なるカートンKへの装填の際
には変更される。符号Pで示す後部ラグ320間の距離は、装置の“ピッチ”、
すなわち、基本間隔またはカートン用空間と考えることができる。前述したよう
に、典型的な飲料缶の直径は約65mm、すなわち約2.6インチであり、これは
3インチよりわずかに小さい。好ましい実施形態では、製品Aのサイズ(すなわ
ち3インチよりわずかに小さい缶の直径)に対応して、空間またはピッチPは3
インチの複数倍、例えば18インチに設定される。24本の製品用カートンは、
4列×6本の形態で製品を収容するように構成される。4列を収容するカートン
Cの幅は、最大可能ピッチである18インチより小さい。前部ラグ330は、符
号Wで示す距離だけ離隔して配置される。製品Aの寸法に応じて適当な寸法Wは
12インチである。このように。図示の実施形態におけるカートン用ラグ320
と330との間の空間、グループ化ラグ452間の空間、及び計数ラグ432間
の空間の間に成り立つべき関係は次のようになる。すなわち、製品Aを収容する
ための計数ラグ432間の間隔をS、カートン用後部ラグ320間の空間及びグ
ループ化ラグ452間の空間に対応した間隔すなわちピッチをP、特定のサイズ
及び形状のカートンに対応して設定されるカートン用後部ラグ320とカートン
用前部ラグ330との間の間隔をW、梱包されるべきグループの列数をnとした
場合、 P=nの最大値×S W=n×S となる。
して、ピッチPは18インチとなる。カートンCに収容される列数は4であるの
で、カートンCにおいては、W=4×S=12インチ となる。
グ452間に最大数以下の製品Aを収容するために、計数用コンベヤ430の並
進速度は、グループ化コンベヤ450及びカートン用コンベヤ300の並進速度
より低く設定される。各コンベヤの並進速度間の数学的関係は、製品供給コンベ
ヤ410の並進速度をV1、計数用コンベヤ430の並進速度をV2、グループ
化コンベヤ450の並進速度をV3、カートン用コンベヤ300の並進速度をV
4とすると、 V3=V4 V1>V2 V1>V3 となる。
50より低速で走行する場合、 V1>V3>V2 となる。
とは異なるサイズのカートンKに装填を行うようにグループ化ラグの配置を変更
した形態を示している。本発明の装置は、必ずしもカートン用コンベヤ300と
共に用いられるわけではないが、そのような構成が好ましいという点に留意され
たい。
態である。各カートンKは図3に示すカートンCより小さいサイズであるが、全
ピッチすなわち最大ピッチPに適合して運転されなければならない。従って、計
数用コンベヤ430の並進速度V2は、グループ化コンベヤ450の並進速度V
3にまで高められる。すなわち、V2=V3=V4とされる。この形態では、各
後部ラグ320及び各前部ラグ330は共に、前部ラグ、後部ラグ双方の機能を
果たす。小さめのカートンKは9インチ(3列収容)、すなわちピッチPの半分
のサイズである。カートン用コンベヤにおける間隔W2に対応する間隔をグルー
プ化コンベヤ450上に形成するために、補助的グループ化ラグ454がグルー
プ化コンベヤに取付けられている。図示する好ましい実施形態では、補助的グル
ープ化ラグを取付けるための手段として鍵穴状開口部453(図3に示す)が設
けられている。
トンK2に梱包されるよう、本発明の構成をわずかに変更した本発明に係るさら
なる変更形態を示している。1列に含まれる製品Aの数と搬送通路50における
通路数との間には1対1の対応関係が成り立つので、1列に含まれる製品Aの数
は、使用する通路数を減少させることによって減らされる。図5に示す本発明の
好ましい実施形態では、4本の製品からなる列を形成するために、最も内側の2
つの通路が封鎖されている。少ない製品からなる列を形成するためには、どのよ
うな組合せで通路を封鎖してもよい。しかし、最も外側の通路における製品が装
置における次のステーションに最も近い位置で梱包されるという理由で、最も外
側の通路を使用状態にすることが梱包工程の安定性につながる。次のステーショ
ンに近接しているということは、封止が行われるまでカートンが全備重量で搬送
される時間が短いということを意味し、カートン内における製品Aの不安定さを
減少させることになる。通路の封鎖は、着脱可能に取付けられた遮蔽部材51を
使用するというように、いかなる適切な手段を用いてもよい。クランプのような
簡単な手段を用いてもよい。
450に対して斜めに延在する状態を表す角度Zは変更可能であることに留意さ
れたい。しかしながら、図示し、説明してきた好ましい実施形態において、ここ
に説明した同期状態の製品搬送、計数、装填を実現するために最適な角度Zは約
20°であり、さらに好ましくは約18.7°である。
変更を加えることが可能である。
組込んだ連続動作式カートン梱包装置を示す斜視図である。
示す平面図である。
る。
る。
る。
送方向に対して角度を有して配置されかつ選択的に使用可能とされた複数の製品
用平行通路、を備えた製品搬送・計数用装置であって、前記一対の平行コンベヤ
は、 第1並進速度で作動する製品供給第1コンベヤと、 製品に合った間隔で配置された複数の横断計数ラグを有しかつ可変第2並進速
度で作動する計数用第2コンベヤと、を含み、 前記製品は、前記製品供給第1コンベヤから前記計数用コンベヤに近接した位
置へと、前記計数用第2コンベヤによって所定数ずつ列状配置されながら押し出
されることを特徴とする製品搬送・計数用装置。
徴とする請求項1または2に記載の装置。
を特徴とする請求項1または2に記載の装置。
ることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の装置。
求項1から5のいずれか1項に記載の装置。
数の平行コンベヤ上に、該コンベヤの搬送方向に対して傾斜して配置された平行
搬送路を備えた、製品搬送・計数・装填用装置に関するものである。
その他のパッケージに装填するために有用である。連続動作式カートン梱包装置
の一例は、Ziegler等に付与された米国特許第5,241,806号明細書に記載されてい
る。
カートンに詰め込む、またはカートン内に置く第2の装置位置へと、装置の経路
に沿って製品を搬送する機能である。製品の搬送及び装填は、できる限り迅速か
つ信頼性高く行われることが重要である。製品を迅速かつ信頼性高く搬送するた
めの手段をもつことは有益であることを理解されたい。
ンベヤの搬送方向に対して角度を有して配置されかつ選択的に使用可能とされた
複数の製品用平行通路、を備えた製品搬送・計数用装置を提供する。一対の平行
コンベヤは、第1並進速度で作動する製品供給第1コンベヤと、製品に合った間
隔で配置された複数の横断計数ラグを有しかつ可変第2並進速度で作動する計数
用第2コンベヤと、を含む。製品は、製品供給第1コンベヤから計数用コンベヤ
に近接した位置へと、計数用第2コンベヤによって所定数ずつ列状配置されなが
ら押し出される。搬送方向に対する角度は、約18.7°であることが好ましい
。
てもよい。
てもよい。
プ化ラグを有しかつ第3並進速度で作動するグループ化第3コンベヤを含む製品
装填装置をさらに備えていてもよい。製品供給第1コンベヤから、各横断グルー
プ化ラグ間を通る製品配列部へと搬送される際に計数用第2コンベヤによって製
品の計数が行われ、次いで製品は、グループ化第3コンベヤの配列部から押し出
されてカートンへと装填される。第1並進速度は第3並進速度より高速であり、
第2並進速度は第1並進速度より低速であることが好ましい。
可能としてもよい。
請求項とから明らかになる。
す。
包装置M、及び本発明の好ましい実施形態による製品搬送・計数・装填装置40
,50を示している。本装置において、カートンホッパ10は、図示のように、
ほぼ鉛直に積み上げられた多数の折り畳みカートンCを受け取る。カートンCは
、調節可能カートンフィーダ20によってカートンホッパ10から引き出され、
カートン用コンベヤ30の始端部に略組立状態で供給される。カートンが装置M
に保持されて連続的に搬送される際に、カートンCに梱包される製品もカートン
と同期して装置内を移動する。製品コンベヤ40及び製品搬送通路50が、製品
をカートンCに詰め込む製品搬送・計数・装填用装置を構成している。製品係合
ホイール60が、製品をカートンC内に詰める作業を行う。側部フラップ折り曲
げホイール70(図1では一部隠れている)が側部フラップを有するカートンの
側部フラップに係合し、これを内側に折り曲げる。糊付けステーション80では
、カートンCに糊が付与される。封止ステーション90では、カートンCの端部
フラップが、既に付与された糊に接触するように押付け保持される。梱包が完了
し、封止されたカートンは、排出ステーション100において装置から排出され
る。
・計数・装填装置400のレイアウトを平面図で示している。平行搬送通路50
は、通常はコンベヤとして知られる複数の無端チェーンの上に設けられ、かつ角
度をもって、または斜めに配置されている。図示の好ましい実施形態では、3つ
のコンベヤ410,430,450が設けられている。図2には、コンベヤ41
0,430,450のためのフレーム及びモータを示している。
明する。始めに図3を参照すると、ここにはカートン用コンベヤ300を備えた
本発明の装置を示している。図の明瞭化のために、カートン用コンベヤ300に
よって搬送されるカートンCの底板も示している。4つのコンベヤ410,43
0,450,300は、方向矢印401で示す方向に向けて、互いに同期して移
動する。
、飲料缶のような製品Aをパッケージ梱包装置へ供給する。装置の始端部、すな
わち装置の上流区画では、搬送通路50は製品供給コンベヤ410と平行に配置
され、製品Aは搬送通路50に沿って搬送されるようになっている。搬送通路は
、下流に向かうに従って、製品コンベヤ410及び2つの隣接コンベヤ430,
450に対して斜めに延在するようになる。下流方向401に向かうコンベヤ4
10の動きによって、製品は下流に向かうに従って斜めに搬送され、隣接する計
数用コンベヤ430との交点に到達する。
ベヤ430は、複数の横断計数ラグ432により形成された横断製品通路を有し
ている。複数の計数ラグ432は、製品が通路内を支障なく移動できるように十
分な間隔を有していることが望ましい。好ましい実施形態における最適な通路幅
は、搬送される製品の直径よりわずかに大きい。例えば、典型的な飲料用金属缶
の直径は3インチよりわずかに小さく、一般的では65mm、すなわち約2.6イ
ンチである。適切な計数ラグの間隔は3インチである。
される製品Aと、計数ラグ432と、搬送通路50の各通路との間で相互作用が
生み出される。すなわち、製品Aが計数ラグ432に接触すると、製品は、計数
ラグ432によって形成された通路を通って横断方向に移動すると共に、搬送通
路の各通路を通って下流側へ斜めに移動する。計数用コンベヤ430は、製品A
をグループ化コンベヤ450との交点に向けて搬送する。供給コンベヤ410の
並進速度は、計数用コンベヤ430の並進速度より速く、従って、干渉なく隣接
するコンベヤへ供給するのに適した製品Aに対する一定付勢力が保持される。
在するグループ化ラグ452を備えている。グループ化ラグ452は、計数ラグ
432の間隔より大きい間隔を有して延在する通路を形成するように間隔を置い
て配置されている。計数ラグ432が製品Aを1列だけ収容するように間隔配置
されているのに対して、グループ化ラグ452は“グループ”または複数列の製
品Aを収容するように間隔配置されている。図示する好ましい実施形態では、グ
ループ化ラグ452は、計数ラグ432の間隔の複数倍の間隔を有するように配
置されている。グループ化ラグ452の間の空間をより小さい空間に仕切るため
の付加的な、または補助的なグループ化ラグ454(追って詳細に説明する)を
取付けるための手段が設けられている。多くの取外し可能取付け手段が考えられ
るが、好ましい実施形態では鍵穴状開口部453が用いられている。
ヤ300の後部ラグ320に整列配置されていることにも留意されたい。グルー
プ化コンベヤ450とカートン用コンベヤ300は、同一の並進速度で移動する
。こうして、製品Aの列は、製品列の後側に位置するグループ化ラグ452に接
しながらグループ化ラグの間を移動し、かつ、搬送通路の各通路を通って下流側
へと移動する。グループ化ラグ452間の各間隙を通って移動する製品Aの数、
及び製品間の間隔は、供給コンベヤ410の並進速度及びグループ化コンベヤ4
50の並進速度と、計数用コンベヤ430の並進速度との間の関係によって決定
される。計数用コンベヤ430の速度がより高ければ、より多くの製品Aがグル
ープ化ラグ452間の各間隙を通過する。
細に示している。図3,4,5において、計数用コンベヤ430及びグループ化
コンベヤ450は、各グループ化ラグ452が計数ラグ432の1つに整列した
状態で示されている点に留意されたい。しかしながら、このような配置は主とし
て説明上の便宜のためである。計数用コンベヤ430がグループ化コンベヤ45
0とは異なる並進速度で移動する場合、グループ化ラグ452と計数ラグ432
との位置関係は常に変化する。
、及び計数ラグ432間の空間の間には、特定の関係が成り立つ。図3に示す好
ましい実施形態では、カートン用ラグ320と330との間の空間は、24本の
製品Aを4列状態で、すなわち各列が6本の製品Aを含む形で梱包するカートン
Cを収容するように形成されている。図示のように、各列に含まれる製品の数は
、この場合は6である搬送通路における通路数に対応している。前述したように
、各カートンCは、カートンCの内部が見えるように頂板を省いた状態で図示し
ている。
を有するように配置されている。追ってさらに説明するように、好ましい実施形
態では、ある特定のサイズであるカートンCへの装填の際に継続的に使用される
“基本”空間である。この基本空間は、サイズの異なるカートンKへの装填の際
には変更される。符号Pで示す後部ラグ320間の距離は、装置の“ピッチ”、
すなわち、基本間隔またはカートン用空間と考えることができる。前述したよう
に、典型的な飲料缶の直径は約65mm、すなわち約2.6インチであり、これは
3インチよりわずかに小さい。好ましい実施形態では、製品Aのサイズ(すなわ
ち3インチよりわずかに小さい缶の直径)に対応して、空間またはピッチPは3
インチの複数倍、例えば18インチに設定される。24本の製品用カートンは、
4列×6本の形態で製品を収容するように構成される。4列を収容するカートン
Cの幅は、最大可能ピッチである18インチより小さい。前部ラグ330は、符
号Wで示す距離だけ離隔して配置される。製品Aの寸法に応じて適当な寸法Wは
12インチである。このように。図示の実施形態におけるカートン用ラグ320
と330との間の空間、グループ化ラグ452間の空間、及び計数ラグ432間
の空間の間に成り立つべき関係は次のようになる。すなわち、製品Aを収容する
ための計数ラグ432間の間隔をS、カートン用後部ラグ320間の空間及びグ
ループ化ラグ452間の空間に対応した間隔すなわちピッチをP、特定のサイズ
及び形状のカートンに対応して設定されるカートン用後部ラグ320とカートン
用前部ラグ330との間の間隔をW、梱包されるべきグループの列数をnとした
場合、 P=nの最大値×S W=n×S となる。
して、ピッチPは18インチとなる。カートンCに収容される列数は4であるの
で、カートンCにおいては、W=4×S=12インチ となる。
グ452間に最大数以下の製品Aを収容するために、計数用コンベヤ430の並
進速度は、グループ化コンベヤ450及びカートン用コンベヤ300の並進速度
より低く設定される。各コンベヤの並進速度間の数学的関係は、製品供給コンベ
ヤ410の並進速度をV1、計数用コンベヤ430の並進速度をV2、グループ
化コンベヤ450の並進速度をV3、カートン用コンベヤ300の並進速度をV
4とすると、 V3=V4 V1>V2 V1>V3 となる。
50より低速で走行する場合、 V1>V3>V2 となる。
とは異なるサイズのカートンKに装填を行うようにグループ化ラグの配置を変更
した形態を示している。本発明の装置は、必ずしもカートン用コンベヤ300と
共に用いられるわけではないが、そのような構成が好ましいという点に留意され
たい。
態である。各カートンKは図3に示すカートンCより小さいサイズであるが、全
ピッチすなわち最大ピッチPに適合して運転されなければならない。従って、計
数用コンベヤ430の並進速度V2は、グループ化コンベヤ450の並進速度V
3にまで高められる。すなわち、V2=V3=V4とされる。この形態では、各
後部ラグ320及び各前部ラグ330は共に、前部ラグ、後部ラグ双方の機能を
果たす。小さめのカートンKは9インチ(3列収容)、すなわちピッチPの半分
のサイズである。カートン用コンベヤにおける間隔W2に対応する間隔をグルー
プ化コンベヤ450上に形成するために、補助的グループ化ラグ454がグルー
プ化コンベヤに取付けられている。図示する好ましい実施形態では、補助的グル
ープ化ラグを取付けるための手段として鍵穴状開口部453(図3に示す)が設
けられている。
トンK2に梱包されるよう、本発明の構成をわずかに変更した本発明に係るさら
なる変更形態を示している。1列に含まれる製品Aの数と搬送通路50における
通路数との間には1対1の対応関係が成り立つので、1列に含まれる製品Aの数
は、使用する通路数を減少させることによって減らされる。図5に示す本発明の
好ましい実施形態では、4本の製品からなる列を形成するために、最も内側の2
つの通路が封鎖されている。少ない製品からなる列を形成するためには、どのよ
うな組合せで通路を封鎖してもよい。しかし、最も外側の通路における製品が装
置における次のステーションに最も近い位置で梱包されるという理由で、最も外
側の通路を使用状態にすることが梱包工程の安定性につながる。次のステーショ
ンに近接しているということは、封止が行われるまでカートンが全備重量で搬送
される時間が短いということを意味し、カートン内における製品Aの不安定さを
減少させることになる。通路の封鎖は、着脱可能に取付けられた遮蔽部材51を
使用するというように、いかなる適切な手段を用いてもよい。クランプのような
簡単な手段を用いてもよい。
450に対して斜めに延在する状態を表す角度Zは変更可能であることに留意さ
れたい。しかしながら、図示し、説明してきた好ましい実施形態において、ここ
に説明した同期状態の製品搬送、計数、装填を実現するために最適な角度Zは約
20°であり、さらに好ましくは約18.7°である。
変更を加えることが可能である。
Claims (7)
- 【請求項1】 複数の平行コンベヤの鉛直上方に設けられかつ前記コンベヤ
の搬送方向に対して角度を有して配置された複数の製品用平行通路、を備えた製
品搬送・計数・装填用装置であって、前記複数の平行コンベヤは、 第1並進速度で作動する製品供給第1コンベヤと、 製品に合った間隔で配置された複数の横断計数ラグを有しかつ第2並進速度で
作動する計数用第2コンベヤと、 所定のグループ間隔で配置された横断グループ化ラグを有しかつ第3並進速度
で作動するグループ化第3コンベヤと、を含み、 前記第1並進速度は前記第3並進速度より高速に、前記第2並進速度は前記第
1並進速度より低速に設定され、 前記製品供給第1コンベヤから、前記各横断グループ化ラグ間を通る製品配列
部へと搬送される際に前記計数用第2コンベヤによって製品の計数が行われ、次
いで前記製品は、前記グループ化第3コンベヤの前記配列部から押し出されるこ
とを特徴とする製品搬送・計数・装填用装置。 - 【請求項2】 搬送方向に対する前記角度は、約18.7°であることを特
徴とする請求項1に記載の装置。 - 【請求項3】 前記第2並進速度は、前記第3並進速度より低速であること
を特徴とする請求項1に記載の装置。 - 【請求項4】 前記第2並進速度は、前記第3並進速度に略等しいことを特
徴とする請求項1に記載の装置。 - 【請求項5】 前記複数の製品用平行通路は、選択的に使用可能とされてい
ることを特徴とする請求項1に記載の装置。 - 【請求項6】 前記第2並進速度は、可変とされていることを特徴とする請
求項1に記載の装置。 - 【請求項7】 一対の平行コンベヤの鉛直上方に設けられ前記コンベヤの搬
送方向に対して角度を有して配置されかつ選択的に使用可能とされた複数の製品
用平行通路、を備えた製品搬送・計数用装置であって、前記一対の平行コンベヤ
は、 第1並進速度で作動する製品供給第1コンベヤと、 製品に合った間隔で配置された複数の横断計数ラグを有しかつ可変第2並進速
度で作動する計数用第2コンベヤと、を含み、 前記第2並進速度は、前記第1並進速度に等しいかそれより低速の所定速度に
選択的に設定可能とされ、 前記製品は、前記製品供給第1コンベヤから前記計数用コンベヤに近接した位
置へと、前記計数用第2コンベヤによって所定数ずつ列状配置されながら押し出
されることを特徴とする製品搬送・計数用装置。
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