JP2002526979A - オンデマンドネットワーク間帯域幅 - Google Patents

オンデマンドネットワーク間帯域幅

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JP2002526979A
JP2002526979A JP2000573044A JP2000573044A JP2002526979A JP 2002526979 A JP2002526979 A JP 2002526979A JP 2000573044 A JP2000573044 A JP 2000573044A JP 2000573044 A JP2000573044 A JP 2000573044A JP 2002526979 A JP2002526979 A JP 2002526979A
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アール.レンロー ディビッド
ダブリュー.ミラー マーク
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コーニス コミュニケーションズ インコーポレーテッド
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    • H04Q11/0428Integrated services digital network, i.e. systems for transmission of different types of digitised signals, e.g. speech, data, telecentral, television signals
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    • H04L2012/5665Interaction of ATM with other protocols
    • H04L2012/5667IP over ATM

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 例えば、ATMやフレームリレーを使用する広域ネットワーク(160)上で、例えば、TCP/IPを使用する構内ネットワーク(110)同士を接続する加入者端点装置(120)は、アプリケーションの通信セッションに必要なサービス品質を自動的に検出し、そのサービス品質を有する相手先選択接続を確立する。そのインタフェースは信号情報設定LANと信号情報未設定LANの両方に適応できる。プロトコル間の相違が調整される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の背景) 関連出願の相互参照 本出願は1998年10月1日にデビッド・レンローおよびマーク・ミラーに
より出願された仮特許出願60/102,656号に関し、その内容をそっくり
引用の形で本明細書に盛り込むこととする。
【0002】 マイクロフィッシュ付録 本出願は、とりわけ本発明のいくつかの特徴を実施する擬似コードのリストを
収めたマイクロフィッシュ付録を備えている。マイクロフィッシュ付録は14の
マイクロフィッシュと全部で828のフレームとからなる。また、マイクロフィ
ッシュ付録には、現時点では当該技術分野で公知であるが現在変化や修正が進行
中の標準の草案などいくつかの書類のコピーも含まれている。これらの書類は現
時点でのこれら進化中の標準の状態を理解するために含まれている。
【0003】 (発明の分野) 本発明は、概してネットワーク間相互接続の分野に関し、特に広域ネットワー
クなど他のネットワークを横断して伝送する加入者構内のネットワークまたはサ
ブネットワークを発信元とする通信に対して要求があり次第帯域幅を選択的に割
り当てることができる加入者端点装置に関する。
【0004】 (関連技術の説明) 複数の加入者端末やワークステーションがネットワークを通して相互接続され
る技術分野において、構内ネットワークは公知である。一般に、構内ネットワー
クは互いに適度に近接して位置する装置の集合に限定される。地理的に比較的遠
く離れた局同士が相互接続可能な広域ネットワークも同様に知られている。特定
のネットワーク構成においては、構内ネットワークを広域ネットワークと相互接
続することが望ましく、また公知である。一般に、構内ネットワークは、エッジ
スイッチと通常呼称されている広域ネットワークのノードで広域ネットワークと
接続される。
【0005】 一般に、大組織は別々の都市に位置するなど互いに遠く離れた施設を有してい
るのが実情である。各所在地の構内ネットワーク同士を相互接続することが必要
になる場合が多い。一般に、そのような相互接続は広域ネットワークを通して発
生する。広域ネットワークを通した複数の構内ネットワークの相互接続は、構内
ネットワークのユーザに対して、彼らは広域ネットワークのユーザに過ぎないの
であって、構内ネットワークの各ユーザは所在地に関係なく彼ら全てをリンクす
る単一のネットワークが存在するかのように他の各ユーザと相互接続されている
と思わせるようにして行うことができる。そのようなネットワーク構成は一般に
仮想専用ネットワークと称されている。
【0006】 LANインタフェース間の相互接続は、一般に、相手先固定接続(PVC)を
使用して形成される。相手先固定接続は加入者が通信を希望することによってい
つでも利用可能であるように前もってセットアップされ確立状態のまま維持され
ている通信経路である。
【0007】 その一方、相手先選択接続(SVC)は、通信セッションの開始時に選択的に
確立され、セッション終了時に切断される。相手先固定接続は、常に利用可能で
あるので端点間の接続の確立と切断に伴うシグナリングのオーバヘッドが必要で
ないという利点がある。一部の形式のネットワークは“最善努力”原則に基づい
てのみ通信セッションのパケットを配信する。それは、利用可能な帯域幅や端点
間遅延のようなネットワーク測度に関して所定のサービス品質(QOS)を確保
するために何ら特別な事前策を講じないことを意味する。
【0008】 最近の広域ネットワークは非同期転送モード(ATM)およびフレームリレー
スイッチとプロトコルを利用している。広域ネットワークの技術分野では、他の
種類のスイッチやプロトコルが公知である。また、ローカルネットワークについ
ても多数のプロトコルが一般的に使用されている。構内ネットワークプロトコル
は通信用にTCP/IP(伝送制御プロトコル/インタネットプロトコル)を益
々利用するようになってきた。このことは、TCP/IPがインタネットの通信
標準であることから特に都合がよい。
【0009】 構内ネットワークを広域ネットワークを通して別の構内ネットワークと相互接
続しようとすることに起因して多数の問題が発生している。構内ネットワーク用
に利用されるプロトコル(例えば、TCP/IP)と広域ネットワーク用に使用
するプロトコル(例えば、ATM)との間の相違は調整されなければならない。
特定の形式の構内ネットワークは、ユーザ間の接続を確立するために、他の形式
のネットワークでは利用しないが、帯域外シグナリングなどのシグナリングを利
用する。一般に、TCP/IPを使用する構内ネットワークはシグナリングを利
用しない。しかしながら、構内ネットワークが接続するネットワークは実際には
信号情報が設定される場合がある。構内ネットワーク上のワークステーションを
広域ネットワークと相互接続しようとする場合、上記ワークステーションとその
基礎にある構内ネットワークの双方における動作時の構造が広域ネットワークと
相互接続する以前のものと変わらないままであることが非常に望ましい。また、
構内ネットワークのワークステーションで実行するアプリケーションが、該アプ
リケーション、ワークステーションあるいは構内ネットワークに対して変更を行
うことなく、広域ネットワークを通して確立される接続のサービス品質を自動的
に指定することができれば望ましい。さらに、ワークステーションのユーザが特
定の接続に必要なサービス品質を指定したり、サービス品質をアプリケーション
毎あるいはセッション毎に変えてユーザの要求と手がける通信のタイプとを適正
に整合させることができれば望ましい。
【0010】 (発明の概略) 本発明は、従来技術の問題を克服し、上記望ましいものとして認められた長所
をもたらす装置、方法、システム、技術およびコンピュータプログラム製品を提
供する。
【0011】 本発明により、通信セッションを呼び出しているアプリケーションに必要なサ
ービス品質(QOS)を検出し、そのQOSを有する仮想回線を作成または選択
することによって構内ネットワークと広域ネットワークと間の柔軟な相互接続が
可能になる。信号情報設定ネットワークと信号情報未設定ネットワークとの間を
調整することができる。
【0012】 当業者であれば、本発明のさらに別の目的と長所は、本発明の実行に関して熟
考された最良の形態を例示するだけで、本発明の好ましい実施形態のみを図示お
よび説明した以下の詳細な説明から容易に明らかになるであろう。明らかに、本
発明は、他の普通の実施形態が可能であり、本発明から全く逸脱することなく、
いくつかの細部に関して変更や様々な明らかな考慮が可能である。したがって、
図面および説明は本質的に例示的なものであり、発明を限定するものではないと
みなすべきである。
【0013】 本発明の目的、特徴および長所は以下の説明から明らかになるであろう。
【0014】 (好ましい実施形態の説明) 図1は本発明の一特徴に係り、広域ネットワークを通して構内ネットワーク同
士を相互接続するネットワーク構成を示す。広域ネットワーク200は複数の構
内ネットワーク110Aと110Cを相互接続する働きをする。本発明によれば
、構内ネットワーク(LAN)110と広域ネットワーク(WAN)160との
間のインタフェースは加入者端点装置(SEE)120である。この図には示さ
ないが、SEE120はWAN160への入口点を構成するエッジコンピュータ
を介してWAN160と接続している。図に示すように、インターネットサービ
スプロバイダ(ISP)130もWANに接続されている。例示のために、各L
ANはTCP/IP通信プロトコルを利用し、通信用に10Base-T接続形態で構成
されるものとする。WS−1、WS−129など多数の端末やワークステーショ
ンが対応するLAN110に接続されている。後にさらに説明するように、各S
EE120は仮想専用ネットワークがSEE220の装置のメモリ内で定義可能
であるように該メモリと経路表とを備えている。
【0015】 図2は、本発明の一特徴に係り、図1に示す加入者端点装置120のハードウ
ェア構成の描写である。図2に示すハードウェアのメインコントローラはCPU
114である。このものとしては、モトローラ社のMPC860SAR要素プロ
セッサが好ましい。CPU114は図2に示すように利用される複数の入出力ポ
ートを有している。メモリバス250はブート装置115a、SDRAM115
b、RAM115c(フラッシュメモリ)などのメモリサブシステムと接続して
いる。不揮発性メモリ116(シリアルEEPROM)はブート情報を格納し、
ポートSPIを通してCPU114に接続されている。LED表示器111は装
置の状態に関する一定の出力情報が外部のユーザに対して表示できるようになっ
ている。RS232シリアルコンソールポート113は配線SMC1を通してC
PUと接続している。これにより、PCクラス装置がSEE120と接続されて
障害追跡やその他の目的のためのコンソールとして機能することができる。CP
U114はイーサネット、ハイレベルデータリンク制御手順およびATM/SA
Rに関する統合プロトコル処理機能を有している。
【0016】 ネットワーク入出力は、イーサネットポート、ATMポート、POTSポート
、フレームリレー可能双方向ポートなどの要素101、102、103、104
、105、106、107によって行われる。CPU114に対して多重Utopia
接続可能入出力装置をサポートするために、プログラム可能論理装置(PLD)
112が設けられている。このものは、必要に応じてUtopiaバスを接続済ネット
ワークインタフェースに割り当てる。経路指定フィールドプログラム可能ゲート
アレイ(経路指定FPGA)110はメインCPU/プロトコルプロセッサ11
4の信号とV.35ポート104および第2イーサネットポート105との間の
信号に対するデータ経路指定を行う。また、この経路指定FPGAはCPU11
4とディジタル信号プロセッサ(DSP)(例えば、2個のDSP)117、T
1/E1ポート106およびPOTSポート107との間で時分割多重化(TD
M)データの経路指定を行う。POTSポート107は標準的なPOTS電話接
続とネットワークとの間でインタフェースをとるのに必要なアナログ−ディジタ
ル変換回路を備えている。
【0017】 DSP117はFPGA110によって経路指定されたTDMバスを介してD
SPに配信される信号に対する高度な計算機能を提供する。DSPを利用する計
算形式の例としては、音声またはデータ圧縮、DTMF音調検出および生成など
がある。2個の別々の内容参照可能メモリ(CAM)はメモリバス250をハン
グオフする。CAM1(108)はレイヤ3の高速探索のために使用され、CA
M2(109)はレイヤ4の高速探索のために使用される。
【0018】 図3は従来技術に使用される標準的なIP相手先固定接続(PVC)経路指定
を示すネットワーク図である。ネットワーク300は該ネットワーク300上で
リンクされるべき一つ以上のサブネットワーク110にそれぞれ接続するノード
310を有するIPネットワークである。3つのノードのみを簡単に図示したが
、各ノードはそれぞれ対応する相手先固定接続を通して他の全てのノードにリン
クされている。したがって、ノード310aは相手先固定接続PVC1を通して
ノード310cにリンクされている。ノード310aはPVC2を通してノード
310bにリンクされており、ノード310bはPVC3を通してノード310
cにリンクされている。図示のように、各ノードで、WS1などのユーザからの
パケットがサブネットワーク110を越えて適正な相手先固定接続に向けて送信
され図示のWS129などの送信先ユーザのサブネットワークに関連するノード
に到達できるように経路表とリンク表が維持されている。経路表は各送信先ネッ
ト(例えば、サブネットワーク)やその送信先ネットワークに達するのに選択さ
れるべき“次ホップ”を示すエントリを含んでいる。リンク表は一つのフィール
ドで各送信先ノードを同定し、関連フィールドでそのノードに達するのに採用さ
れるべき特定の相手先固定接続を同定する。例えば、ユーザWS1からのパケッ
トは、経路表が参照され、パケットの送信先であるWS29が位置する送信先ネ
ット210cに達するためには次ホップがIP3であると決定すると、サブネッ
トワーク110a越しにノード310a(IP1)に経路指定される。次ホップ
が特定されると、リンク表が参照され、ノードIP3へのリンクがPVC1を通
してであると決定する。
【0019】 図3に示す例が単純であることによって隠れてしまう問題として、Nをネット
ワーク上のノード数とすると、経路表がその必要条件上Nx(N−1)の関数と
して拡張するということがある。したがって、非常に大きなネットワーク上では
、経路表はかなりの大きさになり、特定エントリを探索するのに必要なアクセス
時間が度を越えたものになってしまう。
【0020】 図4は従来技術に示すATMネットワークを横断する単純な相手先選択接続(
SVC)のセットアップを示す。この例では、IP1、IP2、IP3はそれぞ
れATMネットワーク400内のTCP/IPネットワーク110aと110c
間のゲートウェイである。ゲートウェイIP1はウェルノウンアドレスおよびポ
ートを通してエッジスイッチ410aに接続している。IP1はサブネットワー
ク110cのワークステーション129に対する接続確立要求を開始する。この
場合、IP1とIP3との間に相手先固定接続は存在しない。しかしながら、エ
ッジスイッチは様々な送信先ノードをそれぞれ対応するATMアドレスに関連付
けする図示のようなATMアドレス表を有している。その後、ゲートウェイIP
1はそのユーザWS1がユーザWS129との通信に使用するために仮想回線の
確立を要求する。経路表はアドレスWS129のネット部分を同定するとともに
それがゲートウェイIP3によって提供されることを知らせる。しかしながら、
この時点ではリンク表内で同定される仮想回線はない。ゲートウェイIP1はエ
ッジスイッチ410aからのこの通信中に使用に供する相手先選択接続の確立を
要求する。エッジスイッチ410aはエッジスイッチ410bが供するゲートウ
ェイIP3のATMアドレスを有している。したがって、エッジスイッチ410
aはそれ自身と410bとの間の両者間の通信時に使用する仮想回線の確立を要
求する。これらエッジスイッチは仮想回線を確立し、ゲートウェイに対して割当
てを行うことによってゲートウェイに要求のあった通信に利用されるべき仮想回
線を知らせる。この時、その仮想回線を識別するものが参照と経路指定のために
リンク表に挿入される。上記複数の表のエントリが満たされると、WS1とWS
129との間で通信を開始することができる。
【0021】 図5はサービス端点装置120のソフトウェア構成を示すブロック図である。
このソフトウェア構成を説明するには、ISO/OSIモデルに大まかにたとえ
ることが有利である。ブロック217はISO/OSIモデルのレイヤ1、すな
わち、物理層にほぼ相当する。ブロック201、202、203、204はIS
O/OSIモデルのレイヤ2(データリンク層)にほぼ相当し、ブロック205
、206、209はISO/OSIモデルのレイヤ3(ネットワーク層)にほぼ
相当する。
【0022】 スマートエージェント(SmartAgent)と名付けられた機能群はソフトウェアの最
上位の管理を取り扱う。Web/SNMP/XML制御部210により、ボックスの情報設定
全体を管理することができる。プログラムメモリやネットワークに関する実行可
能なイメージの最初のロードはブートローダ211が取り扱う。経路制御(経路
表とパラメータ交換など基本要素と各項目の両方)はルーティングプロトコル2
13が取り扱う。
【0023】 図2のネットワーク入出力ポート(201、202、203、204、205
、206、207)は図3ではグループ217として論理的に示されている。
【0024】 入出力アドレス設定管理プログラム216はスマートエージェント制御部21
0からの管理コマンドに従って上記のポートのアドレス設定を行う。このアドレ
ス設定の結果、企業側の1つ以上のポートとサービスプロバイダ側の1つ以上の
ポートが活性化する。その後、このアドレス設定情報は高速経路制御層(FRL
)205に対して利用可能になる。
【0025】 FRL505はSEE120内のデータプレーンの動作に関する中心的なソフ
トウェアエンティティである。FRLは、データパケットが既存のフロー用であ
る場合に最大帯域幅でデータを転送するのに必要な機能を実行する。典型的な構
成であれば、企業側であるイーサネットドライバ510に接続されたイーサネッ
トポート517と517内でATMドライバ503に接続されたT1ポートとを
有している。パケットが501に到達すると、それが正しいと確認された後、層
を上昇して504に渡される。504は全てのレイヤ2情報/ヘッダ(この場合
、14バイトMACヘッダ)を取り除いて、そのIPパケットを上方のFRL2
05に送る。FRL205はこれが既存のフローであるか否か(すなわち、IP
/レイヤ3情報の発信元と送信先、発信元および送信先TCP/UDPポート、
プロトコルタイプと一致するか)を調べ、そうであれば、それを直ちに204の
適切な転送点に送ることになる。IPパケットをカプセル化した(例えば、RF
C1483)後、それをATMドライバ203を用いて217のアドレス設定さ
れたサービスプロバイダポートから送信することになる。
【0026】 パケットが2つの新しいレイヤ3エンティティ(すなわち、IPアドレス)間
を初めて移動する時、パケットは上方の206内の照合プロトコルアダプタまで
、そして、さらにIP層209まで上方に送られることによって経路指定される
必要がある。送信先が決まっているトラフィックは全て上記と同じ経路をたどる
【0027】 フローまたはフローグループの始まりと終わりは常に、サービスマッピングと
呼称するエンティティ207、208、214、218の群が、実行しなければ
ならない増分動作をアドレス指定する責任がある。(図4はこれらの動作の詳細
を示す。)
【0028】 図5の最後のエンティティは待ち行列管理プログラム515である。高速経路
制御層505にとって、それは504内の別のフォーマットモジュールに見える
。しかしながら、待ち行列管理プログラムは制御部210によって与えられた優
先順位に従ってパケット転送の保留と順序変えを行う。パケットの実際の転送準
備が整うと、フォーマットモジュール204内の適切な入口点が呼び出される。
これにより、同じ仮想回線上で移動するパケットの‘シェーピング’(例えば、
優先順位指定)が可能になる。
【0029】 図6は高速経路制御層で使用されるソフトウェアの構成図である。この図を、
図7のフロー図とともに高速経路制御層の動作をより詳細に説明するために使用
する。
【0030】 図5に示すように、パケットは204からFRL205に到達する。205内
では、パケットから発信元および送信先IPアドレスを取り出してそれらをCAM1
108を用いて既知の全ての組合せと比較することにより、フロー照合307を
実行する。一致するものがなければ、パケットはスタックを‘上昇して’206
に送られる。一致するものがあれば、CAM1108からの一致番号、パケットタイ
プ、発信元ポート番号および送信先ポート番号を使用し、CAM2109に関して照
合を試みる。そこで一致がなければ、パケットをルールエンジン301に送る。
【0031】 両方のCAMと一致したパケットは既存のフローであり、FRL205によって
すっかり取り扱うことができる。一致情報により、フローコンテキスト表312
に索引が付与される。この表は実行しなければならない残りの処理に関する情報
を含んでいる。最初に、312内のエントリがTOSマーキングを行う必要があ
ることを示していれば、ブロック308が312内のTOS値を取り出し、パケ
ットに付与する。次に、ブロック309がTTLを減分し、IPヘッダのチェッ
クサムを(適用可能であれば、TOS変更も含めて)再計算する。その後、31
0により、転送バイトおよび転送パケットカウンタを更新する。最後に、ブロッ
ク311が、(312内の情報を介して)送信機能ポインタ、送信引数および新
しいパケットを用いて、パケットを送出する204内の適正な入口点を呼び出す
。また、フロー情報312は、制御フローを絶えず監視できるように、ルールエ
ンジン301に送らなければならない制御フローに関するフラグを含んでいる。
【0032】 IPスタックを‘上昇して’送られたパケットは、IP層209が次ホップの
アドレスを決定した後、IP適応化層206を経てFRL205に戻ることにな
る。その後、パケットはルールエンジン301により処理される。上述したよう
に、ルールエンジンはCAM2109内に一致するものがない(レイヤ4が欠けてい
る)場合にも呼び出される。
【0033】 ルールエンジン301はそれが通常の低優先順位のアプリケーションであるの
か特別の高優先順位のアプリケーションであるのかを判定しなければならない。
これは、静的TCP/UDPポート情報と動的TCP/UDPポート情報の両方
(すなわち、レイヤ4)を比較することによって行われる。静的ルールは多くの
アプリケーション用に存在する一定ポート番号割当てである。動的ルールは、異
なるアプリケーション303のそれぞれに関する制御チャネルフロー内のパケッ
トを監視し、アプリケーションが動的なポート番号に関して取り決めたものを判
断することによって決まる。
【0034】 ルールエンジン301がアプリケーションポリシーデータベース315を検査
して新しい仮想回線(VC)が必要である(すなわち、特別な取扱いを必要とす
る新しいアプリケーションセッションである)と決定すると、その作業がフロー
グループモニタ306により実行される。最初に、ポリシーが多数の選択肢を示
す場合は、顧客コンタクト管理プログラム218がこれらの選択肢から選択を行
うよう指示される。この時点で、新しいフローグループ313が作成され、30
4、305、306内のフローグループの作業が開始され、新しい仮想回線の作
成が開始されることになる。
【0035】 新しい仮想回線を起動するために、ルールエンジン301はブロック214に
SVCシグナリングを開始するように命令することになる。次に、312内のシ
ステムフロー表に、開始状態としてデフォルトチャネルへの転送かあるいは待ち
行列パケットかを示すエントリを加える。214がWANシグナリングを完了す
ると、上記フロー表エントリ312を新しいSVC情報が反映されるように更新
する。
【0036】 さらに、フロー管理モニタ208は、313に基づいてこれに収められる課金
およびサービス品質保証制度(SLA)監視に関する必要情報を作成する。課金
情報は開始時間、終了時間、アプリケーションのタイプ、発信元IP、送信先I
P、統計量(送信バイト数およびパケット数、受信バイト数およびパケット数)
およびサービス品質関連パラメータを含んでいる。
【0037】 301および303により監視している主制御チャネルがセッションの終了を
示すと、フローモニタ208は214に仮想回線を終了(切断)するよう命令す
る。次に、フローモニタが全ての統計量と312、313および305からのS
LA情報を収集し、304がセッション、すなわち、呼の詳細記録を課金ホスト
に送ることになる。
【0038】 フローグループモニタ306の最後の役割は、(タイムアウト用の)デフォル
トグループ内にあるフローに対して周期的な(非常に小刻みの)ハウスキーピン
グを実行して課金がこのクラスの情報についても実行できるようにすることであ
る。これにより、315内の各アプリケーションを必ずデフォルトチャネルに基
づいて動くようにさせつつさらに課金もできるようにする一方、データ総体の(
特定アプリケーションに関するものではない)トラフィック情報も周期的に報告
される。
【0039】 図8は本発明の一特徴に係り、広域ネットワークを横断する相手先選択接続(
SVC)のセットアップを説明するネットワーク図である。
【0040】 図8は図4と同様の図面に似ている。しかしながら、図4のゲートウェイは相
手先選択接続に対してゲートウェイが指定するサービス品質をセットアップする
能力を欠いている。以下にさらに説明するように、SEE120は接続に必要な
サービス品質を検出し、送信先に対してWANを横断して上記サービス品質を有
する相手先選択接続を確立する。この特定の動作モードでは、WANのサービス
を利用する新しい接続はそれぞれ、その通信サービスを利用するアプリケーショ
ンと同程度のサービスレベルか、あるいは以下にさらに説明するようなユーザ指
定のサービスレベルを獲得する。
【0041】 図9は信号情報未設定LANを使用した基本的なオンデマンドLAN−WAN
帯域幅の特徴を示す構成図である。最初に、LAN(代表的には、イーサネット
)ポート1にパケットが到達する。LANフロー識別2に基づいて、パケットは
、a)局所IPスタックまで通り抜けて上昇するか、あるいはb)ルールエンジ
ン4に直進する。a)の場合、パケットは他の構内クライアント用IPスタック
を‘上昇して’送られ、特別な取扱いをさらに必要とすることはない。(2によ
って決定された)WAN側を送信先とするが既存のレイヤ3(IP)接続の一部
ではないパケットは、システムのIPスタックの一部である7によって最初に経
路の指定を受ける必要がある(すなわち、次ホップのIPアドレスが必要である
)。b)の場合、パケットはフロールールエンジン4に進む。ルールエンジン4
がパケットが既存のフローの一部であると判定すると、パケットは、まず、ブロ
ック3で(例えば、RFC1483標準のヘッダ追加を用いて)カプセル化され
た後、6により適正な仮想回線から、そしてその後WANポート8から送信され
るように送られて行く。
【0042】 ルールエンジン4がこのパケットが新しいフローであると判定すると、それが
通常の低優先順位のアプリケーションであるのか特別の高優先順位のアプリケー
ションであるのかの判定が行われる。これは、ブロック4で静的TCP/UDP
ポート情報と動的TCP/UDPポート情報の両方(すなわち、レイヤ4)とI
Pアドレス(すなわち、レイヤ3)とに基づいてルール比較エンジンに従って行
われる。静的ルールは多くのアプリケーション用に存在する一定ポート番号割当
てである。動的ルールは、ブロック4のシステムが異なるアプリケーションのそ
れぞれに関する制御チャネルフロー内のパケットを監視し、アプリケーションが
動的なポート番号に関して取り決めたものを判断することによって決まる。ルー
ルエンジン4が新しい仮想回線が必要である(すなわち、特別な取扱いを必要と
する新しいアプリケーションセッションである)と決定すると、システムはブロ
ック5によりWANポートからSVCシグナリングを開始することになる。次に
、4内のシステムフロー表にエントリを加える。WANシグナリングが完了する
と、上記フロー表エントリが新しいSVC情報を反映するように5によって更新
されることになる。このフロー対応SVC情報は所与のフローに関連する8内の
仮想回線上でパケットを送出するためのブロック6の基準を提供する。
【0043】 図10は信号情報設定LANが利用される場合の基本的なオンデマンドLAN
−WAN帯域幅の特徴を示す構成図である。
【0044】 パケットはLAN(代表的には、イーサネット)ポート11に到達する。パケ
ットは、いくつかの場所の一つに進む、すなわち、a)LANシグナリング15
用プロキシに進むか、b)局所IPスタックまで通り抜けて上昇するか、c)ブ
ロック12が行った決定に基づいて適正な出力ポートに直接経路指定される。
【0045】 a)の場合、パケットは構内LANシグナリングエージェント15に進む。1
5に到達すると、いくつかの動作が発生する。最初に、シグナリングに対する適
切な応答がLANポートから返送される。次に、そのシグナリングが新しいフロ
ーが発生しているところであることを示すと、システムは新しいWAN相手先選
択接続が適正であるのか否か、すなわち、新しいフローが既存の仮想回線に基づ
いて動いてフロー情報が14に追加されることになるのか否かを判定する。
【0046】 14が新しい仮想回線が必要であると判定すると、システムはブロック16に
よりWANポートからSVCシグナリングを開始することになる。次に、14内
のシステムフロー表にエントリを加える。WANシグナリングが完了すると、上
記フロー表エントリが新しいSVC情報を反映するように16によって更新され
ることになる。このフロー対応SVC情報は所与のフローに関連する19内の仮
想回線上でパケットを送出するためのブロック18の基準を提供する。
【0047】 b)の場合、パケットは構内クライアント用IPスタックを‘上昇して’送ら
れ、特別な取扱いをさらに必要とすることはない。(12によって決定された)
WAN側を送信先とするが既存のレイヤ3(IP)接続の一部ではないパケット
は、システムのIPスタックの一部である17によって最初に経路の指定を受け
る必要がある(すなわち、次ホップのIPアドレスが必要である)。
【0048】 c)の場合(すなわち、パケットが既知のレイヤ3/IP接続の一部である場
合)、パケットは、まず、ブロック13で(例えば、RFC1483標準のヘッ
ダ追加を用いて)カプセル化された後、18により適正な仮想回線から、そして
その後WANポート19から送信されるように送られて行く。
【0049】 図11は選択可能なサービス品質をもつ相手先選択接続を確立する処理のフロ
ー図である。パケットフローの開始時にパケットが受信されると(1100)、
SEE120でSEE120と目標の送信先との間に既存の仮想回線が存在する
か否かを判定する検証が行われる(1110)。そのような仮想回線が存在すれ
ば(1110−Y)、パケットフローが送信先への転送のためにその既存の仮想
回線に向かって送出される(1120)。既存の仮想回線がない場合は(111
0−N)、フローが待ち行列に対して経路指定され(1130)、それと同時に
特定アプリケーション用アナライザにも経路指定される。接続がITU標準H.
323などのマルチフロー接続の場合は、追加のフローが検出された時に、H.
323接続に関連する表エントリを追加する(1140)。パケットが待ち行列
に向かって流れている間、ユーザは接続に必要なあるいは希望するサービス品質
の照会を受け、ユーザの応答が記録される(1150)。ユーザが必要なサービ
ス品質を示すと、あるいは、以下にさらに説明するように、必要なサービス品質
の自動検出があった場合に、SEE120は指定されたサービス品質で相手先選
択接続の確立を要求する(1160)。そして、その相手先選択接続が上記のサ
ービス品質で確立され(1170)、パケットが待ち行列から解放されて新たに
確立された相手先選択接続に流出する(1180)。その後、上記新しい相手先
選択接続を通して通信を開始することができる(1190)。最初に既存の相手
先選択接続を通して通信を開始していた場合は(1120)、適正なサービス品
質で新たな相手先選択接続が確立されると、その接続に関連するフローが既存の
相手先選択接続を離れ、新たに確立された相手先選択接続を通して経路指定され
ることになる。
【0050】 図12は1接続に対して複数のフローが検出される場合を説明するために使用
するブロック図である。ワークステーションWS1が複数のフローを必要とする
モードで通信したい場合、例えば、装置WS1がITUのH.323標準(マル
チメディアアプリケーション)を使用して通信を行いたい場合、H.323装置
との接続確立に利用される特定のウェルノウンポートにアドレス指定された送信
先装置に対して接続が要求される。図示の例では、最初のフローは接続要求を運
びながら確立される。その要求は、この例では、ポート86に向かう接続を指定
しており、その結果、2番目のポート番号を有する接続装置、例えば、H.32
3接続に必要なデータフローのセットアップに関する制御情報を転送可能な図示
例の122などの接続装置から割当ての受入れがある。ポート122を通した信
号情報交換に応じて、図示の193などの1つ以上のデータフローを確立してそ
れぞれ対応するマルチメディア情報ストリームやフローを取り扱うことができる
。SEE120では、ポート86や122などに対する制御フローが検出される
と、パケットフローが通常の経路指定パスを出て、パケット情報が通信接続を横
断して流れてゆくのと同時に、特定アプリケーション用アナライザがそのフロー
を監視できるようになる。H.323サービスなど1つのサービスに関連する複
数のフローはフローグループの一部を構成している。通信端末では、切断装置が
、制御チャネル2(この例ではポート122)を通じて、フローグループの取扱
いに使用される相手先選択接続の切断を指示する切断メッセージを送出する。
【0051】 図13は1フローの情報を表すために使用されるデータ構造である。そこには
、当然ながら、5個の情報からなるフローIDが存在する。その5個の情報は、
発信元IPアドレスと、送信先IPアドレスと、発信元ポート番号と、送信先ポ
ート番号と、プロトコルタイプを含んでいる。さらに、データ構造はポート番号
、仮想パス表示子(VPI)、仮想接続表示子(VCI)などの相手先選択接続
情報と、カプセル化ヘッダも含んでいる。フローIDを高速経路制御層に保存す
ることにより、“一度の経路指定”と“多くの送出”が可能になる。すなわち、
フローの経路制御情報が既に保存されているので、それを繰返し利用することに
より、新しい接続に利用される完全な経路指定処理を行うことなくパケットの経
路指定を行うことができる。
【0052】 図14は特定の接続用にサービス品質を選択するためのドロップダウンメニュ
ーの例である。このようなドロップダウンメニューをさらに利用することにより
、特定のアプリケーションタイプのサービス品質を指定することができる。この
特定のドロップダウンメニューはネットワーク品質(network quality)とネット
ワークセキュリティ(security)に関するいくつかの選択肢(options)の一つを選
択する機会をユーザに提供する。このドロップダウンメニュー形式は、さらに、
ネットワーク接続品質選択処理の一部としてユーザに広告が表示される機会を提
供するという利点も有している。
【0053】 既に述べたように、ネットワークを介した接続数の増加とともに表のサイズが
大きくなるにつれて、経路制御情報にアクセスするのに必要な探索時間と資源が
動的に増大する。従来そうであったようにソフトウェア内で探索がなされる場合
、特定の経路指定処理に必要な時間量は進行中のフロー数の関数である。
【0054】 SEE120内で新たに作成されたフローを監視することにより、呼び出され
たアプリケーションのタイプとクラスを判定することができる。様々なタイプの
アプリケーションを、その最初の接続要求を指示したウェルノウンポートによっ
て判別することが可能である。接続要求が指示されたウェルノウンポートに応じ
てサービス品質が変化する場合の別の通信タイプの例としては、会計や在庫管理
の業務で広く使用されているSAPソフトウェアが利用するものがある。
【0055】 一般的なネットワーク環境では、多数のアプリケーションに対して“最善努力
”型のサービスを受け入れるよう期待する一方、ビデオフォンなどは高度のサー
ビス品質を要求する。これらのアプリケーションタイプの判別を上記のように効
果的に行うことができる。あるいは、それ以外の際立ったアプリケーション特性
を検出し、ネットワークを通じたサービス品質を確立するために利用することが
できる。上述したように、SEE120は経路決定のために複数の内容参照可能
メモリ(CAM)を利用する。好ましい実施形態では、内容参照可能メモリの1
つがレベル3の経路制御のために利用され、1つがレベル4の経路制御のために
利用される。この特定の構成は自由度があり、そうしない場合よりも豊富な機能
群を提供する。内容参照可能メモリには1計算あたりの時間が決定性を有すると
いう利点がある。図5に示すように、特定のポートおよびプロトコルに対するサ
ポートをハードウェアおよびソフトウェアに亘って分割可能にすることにより、
ハードウェアのみの手法やソフトウェアのみの手法よりも大きな割当て自由度を
得る。例えば、既存のハードウェア基盤を保持しながら、様々な部分をソフトウ
ェア内でスワップアウトさせることができる。
【0056】 図15はネットワークを横断して接続を確立する際に様々な品質レベルの既存
の相手先固定接続(PVC)の中からの選択を示すブロック図である。SEE1
20は、さらに、それぞれ異なるサービス品質を有する複数の既存PVCの中で
選択を行うために利用することもできる。例えば、特定のインタネットアプリケ
ーションでは、Diffservのようなスキームが利用される場合、多数のPVCを様
々なレベルで確立することが可能である。例えば、Diffservの場合、複数のレベ
ルの(例えば、ブロンズ、シルバー、ゴールドおよびプラチナといった)サービ
スが規定されている。複数のPVCが様々なサービスレベルでネットワークを横
断して確立される場合、ブロンズレベルは“最善努力”式の通信に利用され、他
はサービス品質固有の特定の接続の専用になる。
【0057】 この手法に関連して2つの問題がある。第1に、接続確立はユーザかアプリケ
ーションのどちらかに比較的永続的に関連してしているので、ユーザはサービス
品質の変更についての発言権はない。したがって、ユーザはそのセッションに必
要とされる以上の機能分の代金を支払っている場合もあれば、その通信に必要な
サービスレベルを補償されない場合もある。SEE120の選択機能を利用する
ことにより、ユーザは、1接続に対して、接続単位であるいはアプリケーション
のクラス単位でそのセッションに必要なサービス品質を指定することができる。
また、SEE120を図15に示すような接続形態で使用することにより、着信
パケットのIPヘッダの“サービスタイプ”(TOS)ビットに基づいて相手先
選択接続を選択して、適切にマークされたパケットに対してネットワークを通し
てサービス品質を実現することができる。
【0058】 図16はWANを通してLANを相互接続するネットワーク構成を示す。特定
のタイプのWANネットワークでは、所定のパケットのサービス品質はそのパケ
ットのIPヘッダ内のTOSビット設定に基づいている。SEE120を利用し
て特定のセッションに適したTOSビットやユーザ選択に適したTOSビットを
設定することができ、それにより、WANネットワークが所望のサービス品質で
パケットを転送するようになる。
【0059】 今日、ネットワークの帯域幅に対するアクセスの大部分は先着順サービス基準
に基づいている。本発明は、上記の帯域幅へのアクセス方法をより制御されたも
のにすることもできる。そのうちの一つでは、帯域幅を前もって(分、時、日)
確保することにより、ユーザが必要な時に利用できるようにすることができる。
この帯域幅予約システム(BRS)はユーザが将来のある時間に一定の帯域幅量
と品質を確保するようネットワークボックスに‘話す’ことを必要とする。例え
ば、ユーザが‘次の木曜日の午前10時から午前11時30分まで’遠く離れた
事務所にWANを通してテレビ会議を行いたいとする。テレビ会議ソフトウェア
は30ミリ秒以下の待ち時間で384キロビット/秒を必要とする。ユーザはこ
の情報をこのリンクのどちらかの側のWANアクセスボックスに伝えればよい。
そして、必要な時間に両ボックスで待ち時間が純分に低い利用可能な帯域幅があ
れば、両ボックスは指定を確認し、他の誰かにその時間帯を予約させないように
するか、または、指定時間が来た時に他のユーザが妨害できないようにする。ユ
ーザは指定時間前のいずれかの時間にその予約を解消すれば、予約はプール内に
戻され、他人が自由にアクセスできるようになる。
【0060】 これにより、多数の利点がもたらされる。すなわち、 必要な時間に利用を希望するのではなく、前もって帯域幅量と品質を確保でき
ること。
【0061】 既存の予約を無効にする‘より強い権限’の要求を認識できること。例えば、
最高経営責任者が予約要求を行って拒絶される場合、システムは階層型優先を発
生させることができる。すなわち、最高経営責任者は誰が予約を行おうとその予
約を取り消す(しかしながら、最高経営責任者は決して予約を取り消させない!
)。
【0062】 通常の業務要件との直観的整合。
【0063】 ネットワーク資源に対して予測可能なアクセスができること。
【0064】 優先権のあるユーザ対通常のユーザの認識。
【0065】 現行の商習慣にすっきりと適合すること。
【0066】 図17は帯域幅予約システム(BRS)を示すブロック図である。予約要求は
予約サーバに受け取られ、最初に正しいフォーマットであるかどうか検証される
。間違ったフォーマットであると、要求が拒絶される。正しい要求は必要なネッ
トワークベースの資源と要求の日時および期間を完全に計量するのに十分な情報
を含んでいる。その後、要求は、影響を及ぼすネットワーク要素の基本的機能と
正当性(すなわち、転送装置がサポートする基本帯域幅、処理資源などの範囲内
にあるか)に関して比較される。不適正な機能であると、予約要求に失敗する。
要求は競合/優先順位解決処理に入る。この処理は必要な資源が開始プログラム
の判定基準に従って確保可能であるか否かを判定する。どのような資源が要求さ
れた場合でも、予約要求の日時と期間がネットワーク資源に関する既存の予約の
データベースと比較される。要求された資源が競合する予約に充てられていなけ
れば、新しい予約機能が開始される。競合する資源の予約がある場合は、ポリシ
ーデータベース内のユーザ優先順位の検証が行われる。新しい予約を行っている
ユーザが既存の予約の保有者よりも高い優先順位を有していると規定されていれ
ば、低い優先順位の予約が解除され、新しい予約機能が開始される。解除された
予約の保有者への通知も実施される。既存の予約保有者が新しい要求よりも高い
優先順位を有している場合は、新しい要求が“失敗”の表示を返す。新しい予約
機能は予約データベースとのトランザクションを正常終了し、その結果、指定さ
れた時間、日、期間および資源の新しい予約になる。
【0067】 BRSはユーザポリシーデータベースを備えている。このデータベースは全て
のシステムユーザに関するフィールドを8ビット表現の優先順位値で含んでいる
。ゼロの値は最も低い予約優先順位を示し、225の値は最も高い予約優先順位
を示す。
【0068】 さらに、BRSは予約データベースも備えている。このデータベースは、予約
が予想される各ネットワーク資源に関して、その資源の予約を記述した不定数の
データ構造を有している。そのような各データ構造は以下の情報、すなわち、 予約を保有するユーザのID、 予約開始時間、 予約終了時間、および 予約された資源の量 を含んでいる。
【0069】 図18は新しい予約要求を評価する実装例の擬似コード表現である。
【0070】 SEE120を実装するために利用される擬似コードと擬似データ構造および
標準は添付のマイクロフィッシュ付録に詳細に述べられており、その全体が本明
細書の開示に引用の形で盛り込まれている。
【0071】 図19のPCTは高速経路制御層とともに使用される擬似データ構造の例を示
す。
【0072】 図20のPCTは図5に示す上位IPドライバ206の擬似コード表現である
【0073】 図21のPCTは図5に示す高速経路制御層205の実装化の擬似コード表現
である。
【0074】 図22のPCTは図5に示す下位IPドライバ204の擬似コード表現である
【0075】 図23のPCTは図5に示すルールエンジン301の擬似コード表現である。
【0076】 図24のPCTは図5に示すフローグループモニタ306の擬似コード表現で
ある。
【0077】 本発明を詳細に説明してきたが、それは単なる例示を目的とするものであって
限定を目的として取られるべきでないことは明らかであり、本発明の精神と範囲
は付属の特許請求の範囲に関してのみ限定されるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の一特徴に係りWAN上でLANを相互接続するネットワーク構
成を示す。
【図2】 図2は本発明の一特徴に係り、図1に示す加入者端点装置220のハードウェ
ア構成の描写である。
【図3】 図3は従来技術で使用される標準的なIP相手先固定接続を示すネットワーク
図である。
【図4】 図4は従来技術に示すATMネットワークを横断する単純な相手先選択接続(
SVC)のセットアップを示すネットワーク図である。
【図5】 図5はサービス端点装置220のソフトウェア構成を示すブロック図である。
【図6】 図6は高速経路制御層で使用されるソフトウェアの構成図である。
【図7】 図7は高速経路制御層の動作を説明するために使用されるフロー図である。
【図8】 図8は本発明の一特徴に係り、広域ネットワークを横断する相手先選択接続(
SVC)のセットアップを説明するネットワーク図である。
【図9】 図9は信号情報未設定LANを使用した基本的なオンデマンドLAN−WAN
帯域幅の特徴を示す構成図である。
【図10】 図10は信号情報設定LANが利用される場合の基本的なオンデマンドLAN
−WAN帯域幅の特徴を示す構成図である。
【図11】 図11はアプリケーションの帯域幅要件を検出する処理のフロー図である。
【図12】 図12は1接続に対して複数のフローが検出される場合を説明するために使用
するブロック図である。
【図13】 図13は1フローの情報を表すために使用されるデータ構造である。
【図14】 図14は特定の接続用にサービス品質を選択するためのドロップダウンメニュ
ーの例である。
【図15】 図15はネットワークを横断して接続を確立する際に様々な品質レベルの既存
の相手先固定接続の中からの選択を示すブロック図である。
【図16】 図16はネットワークを横断して接続を確立する際に既存の接続形式(TOC
)の中からの選択を示すブロック図である。
【図17】 図17は帯域幅の予約を示すブロック図である。
【図18】 図18は新しい予約要求を評価する技術例の擬似コード表現である。
【図19】 図19のPCTは高速経路制御層とともに使用される擬似データ構造の例を示
す。
【図20】 図20のPCTは図5に示す上位IPドライバ206の擬似コード表現である
【図21】 図21のPCTは図5に示す高速経路制御層205の実装化の擬似コード表現
である。
【図22】 図22のPCTは図5に示す下位IPドライバ204の擬似コード表現である
【図23】 図23のPCTは図5に示すルールエンジン301の擬似コード表現である。
【図24】 図24のPCTは図5に示すフローグループモニタ306の擬似コード表現で
ある。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年11月8日(2000.11.8)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI,GB ,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID,IL, IN,IS,JP,KE,KG,KR,KZ,LC,L K,LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK ,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO, RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,T M,TR,TT,TZ,UA,UG,UZ,VN,YU ,ZA,ZW (72)発明者 マーク ダブリュー.ミラー アメリカ合衆国 ニューハンプシャー州 03811,アートキンソン オークリッジド ライヴ 15 Fターム(参考) 5K030 GA08 HA09 HA10 HC01 HC13 HD03 HD07 JA11 KA05 KA13 LB02 LC05

Claims (35)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シグナリングを使用せずに接続を確立する第1のディジタル
    ネットワークをシグナリングを使用する第2のネットワークと相互接続する装置
    であって、 a.少なくとも1つのパケットが新しい通信セッションを要求する特定のアプ
    リケーションを発信元とすることを認識し、上記少なくとも1つのパケットの送
    信先を決定するアナライザと、 b.上記第2のネットワークにシグナリングを送出して上記送信先との接続を
    確立するシグナリングジェネレータとを備えている装置。
  2. 【請求項2】 上記第1のディジタルネットワークはイーサネット(登録商 標)網である請求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】 上記第2のディジタルネットワークはATM網である請求項
    1記載の装置。
  4. 【請求項4】 上記第2のネットワークに送出されるシグナリングは上記接
    続の目標とするサービス品質の表示を備えている請求項1記載の装置。
  5. 【請求項5】 上記第2のネットワークはATM網、フレームリレー網、パ
    ケットオーバーSONETおよびTDM網からなる群から選択されたネットワー
    クである請求項1記載の装置。
  6. 【請求項6】 上記第1のディジタルネットワーク上のアドレスを送信先と
    するパケットは上記第1のネットワークのプロトコルスタックに向けて送出され
    る請求項1記載の装置。
  7. 【請求項7】 上記第2のネットワークを送信先とするパケットは該パケッ
    トを上記第2のネットワークを横断して転送するよう処理する回線に向けて送出
    される請求項1記載の装置。
  8. 【請求項8】 接続を確立しようとする第1のディジタルネットワークを第
    2のネットワークと相互接続する装置であって、 a.上記第1のディジタルネットワークからの少なくとも1つのパケットの送
    信先を決定し、該パケットを上記第2のネットワークを横断する接続に必要なサ
    ービス品質を決定する処理を行うルールエンジンに向けて送出するアナライザと
    、 b.上記第2のネットワークにシグナリングを送出して上記送信先と上記サー
    ビス品質で接続を確立するシグナリングジェネレータとを備えている装置。
  9. 【請求項9】 ルールエンジンはユーザからサービス品質の情報を求める請
    求項8記載の装置。
  10. 【請求項10】 通信の経路を制御する装置であって、 a.第1のディジタルネットワークからの少なくとも1つのパケットを監視し
    て上記パケットの送信先を検出するモニタと、 b.上記少なくとも1つのパケットを第2のネットワークと高速ルータとに向
    けて送出する回線とを備えている装置。
  11. 【請求項11】 上記高速ルータは、接続が予め確立されている場合に経路
    を識別し、あるいは新しい接続を提供するのに必要な回線の特性を決定するルー
    ルエンジンに向けて上記少なくとも1つのパケットを送出する請求項10記載の
    装置。
  12. 【請求項12】 上記新しい接続は相手先選択接続である請求項11記載の
    装置。
  13. 【請求項13】 上記接続はH.323互換装置に対するものである請求項
    11記載の装置。
  14. 【請求項14】 上記モニタは上記H.323装置との接続に関連するフロ
    ーグループを構成する少なくとも2つのフローを検出する請求項13記載の装置
  15. 【請求項15】 フローグループの全てのフローを転送する仮想回線を確立
    する回線をさらに備えている請求項14記載の装置。
  16. 【請求項16】 上記フローグループの少なくとも1つのフローにおいて上
    記接続が切断されるという表示を受け取り、それに応じて上記モニタが接続の切
    断を開始するまでモニタが上記少なくとも2つのフローを監視する請求項14記
    載の装置。
  17. 【請求項17】 上記接続はSAPソフトウェアを実行する装置に対するも
    のである請求項11記載の装置。
  18. 【請求項18】 上記モニタは上記SAPソフトウェアにアクセスするのに
    使用されるウェルノウンポートに向けて送出されたパケットを検出する請求項1
    6記載の装置。
  19. 【請求項19】 上記少なくとも1つのパケットの内容を上記第2のネット
    ワークのプロトコルでカプセル化する回線をさらに備えている請求項10記載の
    装置。
  20. 【請求項20】 上記第2のディジタルネットワークはATM網である請求
    項10記載の装置。
  21. 【請求項21】 上記少なくとも1つのパケットはカプセル化されたIPパ
    ケットの少なくとも一部を含んだATMパケットであり、上記第2のネットワー
    クはATM網である請求項10記載の装置。
  22. 【請求項22】 上記第2のネットワークはフレームリレー網である請求項
    10記載の装置。
  23. 【請求項23】 上記少なくとも1つのパケットはカプセル化されたIPパ
    ケットの少なくとも一部を含んだフレームリレーパケットであり、上記第2のネ
    ットワークはATM網である請求項10記載の装置。
  24. 【請求項24】 上記第2のネットワークは少なくとも2つが異なるサービ
    ス品質仕様を有している複数の相手先固定接続を含んでおり、ルールエンジンが
    使用すべき相手先固定接続を選択する請求項10記載の装置。
  25. 【請求項25】 シグナリングを使用して接続を確立する第1のディジタル
    ネットワークを異なるシグナリングを使用する第2のネットワークと相互接続す
    る装置であって、 a.上記第1のディジタルネットワークからの少なくとも1つのパケットの送
    信先を決定するアナライザと、 b.上記第2のネットワークに上記異なるシグナリングを送出して上記送信先
    と接続を確立するシグナリングジェネレータと、 c.上記シグナリングにより確立された接続に基づいて上記第1および第2の
    ネットワークからのデータプレーンをリンクする機構とを備えている装置。
  26. 【請求項26】 シグナリングを使用せずに接続を確立する第1のディジタ
    ルネットワークをシグナリングを使用する第2のネットワークと相互接続する方
    法であって、 a.少なくとも1つのパケットが新しい通信セッションを要求する特定のアプ
    リケーションを発信元とすることを認識する工程と、 b.上記第1のディジタルネットワークからの上記少なくとも1つのパケット
    の上記送信先を決定する工程と、 c.上記第2のネットワークにシグナリングを送出して上記送信先との接続を
    確立する工程とを備えている方法。
  27. 【請求項27】 接続を確立しようとする第1のディジタルネットワークを
    第2のネットワークと相互接続する方法であって、 a.上記第1のディジタルネットワークからの少なくとも1つのパケットの上
    記送信先を決定し、上記第2のネットワークを横断する接続に必要なサービス品
    質を決定するよう処理する工程と、 b.上記第2のネットワークにシグナリングを送出して上記送信先と上記サー
    ビス品質で接続を確立する工程とを備えている方法。
  28. 【請求項28】 通信の経路を制御する方法であって、 a.第1のディジタルネットワークからの少なくとも1つのパケットを監視し
    て該パケットの送信先を検出する工程と、 b.上記少なくとも1つのパケットを第2のネットワークと高速ルータとに向
    けて送出する工程とを備えている備えている方法。
  29. 【請求項29】 シグナリングを使用して接続を確立する第1のディジタル
    ネットワークを異なるシグナリングを使用する第2のネットワークと相互接続す
    る方法であって、 a.上記第1のディジタルネットワークからの少なくとも1つのパケットの送
    信先を決定する工程と、 b.上記第2のネットワークに上記異なるシグナリングを送出して上記送信先
    と接続を確立する工程と、 c.上記シグナリングにより確立された接続に基づいて上記第1および第2の
    ネットワークからのデータプレーンをリンクする工程とを備えている方法。
  30. 【請求項30】 a.記憶媒体と、 b.上記記憶媒体に格納され、少なくとも1つのパケットが新しい通信セッシ
    ョンを要求する特定のアプリケーションを発信元とすることを認識する命令と、
    シグナリングを使用しない第1のディジタルネットワークからの少なくとも1つ
    のパケットの送信先を決定する命令と、シグナリングを使用して上記送信先との
    接続を確立する第2のネットワークに対してシグナリングを送出する命令とを含
    んだコンピュータプログラムとを備えているコンピュータプログラム製品。
  31. 【請求項31】 a.記憶媒体と、 b.上記記憶媒体に格納され、第1のディジタルネットワークからの少なくと
    も1つのパケットの送信先を決定するとともに第2のネットワークを横断する接
    続に必要なサービス品質を決定するよう上記少なくとも1つのパケットを処理す
    る命令と、上記送信先と上記サービス品質で接続を確立するよう上記第2のネッ
    トワークに対してシグナリングを送出する命令とを含んだコンピュータプログラ
    ムとを備えているコンピュータプログラム製品。
  32. 【請求項32】 a.記憶媒体と、 b.上記記憶媒体に格納され、第1のディジタルネットワークからの少なくと
    も1つのパケットを監視して少なくとも1つのパケットの送信先を検出する命令
    と、上記少なくとも1つのパケットを第2のネットワークと高速ルータとに向け
    て送出する命令とを含んだコンピュータプログラムとを備えているコンピュータ
    プログラム製品。
  33. 【請求項33】 a.記憶媒体と、 b.上記記憶媒体に格納され、1つのタイプのシグナリングを使用して上記第
    1のディジタルネットワークからの少なくとも1つのパケットの送信先を決定す
    る命令と、上記送信先と接続を確立するよう第2のネットワークに対して異なる
    シグナリングを送出する命令とを含んだコンピュータプログラムとを備えている
    コンピュータプログラム製品。
  34. 【請求項34】 構内ネットワーク間を相互接続する広域ネットワークを有
    する通信システムにおいて、接続が必要な時に確実に利用できるよう上記広域ネ
    ットワークを横断する接続を予約可能にする帯域幅予約機能。
  35. 【請求項35】 a.通信セッションが要求された時にアプリケーションタ
    イプを検出する工程と、 b.サービス品質に基づいて課金記録を作成する工程とを備えた課金方法。
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