JP2896775B1 - 網間アドレス解決方式 - Google Patents

網間アドレス解決方式

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JP2896775B1
JP2896775B1 JP5778198A JP5778198A JP2896775B1 JP 2896775 B1 JP2896775 B1 JP 2896775B1 JP 5778198 A JP5778198 A JP 5778198A JP 5778198 A JP5778198 A JP 5778198A JP 2896775 B1 JP2896775 B1 JP 2896775B1
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浩 朝比奈
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株式会社超高速ネットワーク・コンピュータ技術研究所
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Abstract

【要約】 【課題】 通信トラヒックを複数のリンクへ分散させ
る。 【解決手段】 IWU7は、ネットワーク1の複数のリ
ンクにそれぞれ接続された、異なる物理アドレスが付与
された複数の通信ポートを備えている。ネットワーク4
に収容されたコンピュータ6に対するコンピュータ3
a,3bからのアドレス解決要求に対し、IWU7は、
複数のリンクから1つのリンクを選択し、選択リンクに
つながる通信ポートの物理アドレスを解決アドレスとす
るアドレス解決応答をアドレス解決要求を行ったコンピ
ュータに返送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2つのネットワー
クを相互に接続する網間接続装置に係り、特に第1のネ
ットワークに複数接続されたリンクから1つのリンクを
選択し、そのリンクにつながる網間接続装置の通信ポー
トの物理アドレスを解決されたアドレスとして決定する
網間アドレス解決方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、ネットワーク間接続における
アドレス解決方式として、例えば特開平9−21450
8号公報に開示されたように、下位プロトコルのイーサ
ネット(登録商標)、ATM(Asynchronous Transfer
Mode)またはファイバチャネル(Fibre Channel )の物
理アドレスに対し、アドレス解決要求パケットとアドレ
ス解決応答パケットを用いて物理アドレスを取得する方
式がある。
【0003】下位プロトコルにイーサネットを使ったネ
ットワークでは、1台の端末が他の端末と通信する場
合、相手端末のMAC(Media Access Control)アドレ
スを取得し、このMACアドレスを設定したイーサネッ
トフレームを作成してネットワークへ送出することを行
う。このMACアドレスに合致するネットワークインタ
フェースカードを持つ端末は、ネットワークからイーサ
ネットフレームを読み込み、通信処理を開始する。MA
Cアドレスは、端末に搭載されたネットワークインタフ
ェースカードに与えられている物理アドレス(ハードウ
ェアアドレス)であり、カード毎に一意に決まってい
る。通信を開始したい送信元端末は、相手端末の物理ア
ドレスをあらかじめ取得する必要があり、アドレス解決
の手続きをおこなう。
【0004】上位プロトコルにTCP/IP(Transmis
sion Control Protocol/Internet Protocol )を使った
場合、送信元端末は、相手端末のソフトウェアによって
設定されたIPアドレスを含むパケットを作成し、ネッ
トワークの全端末に送信する。このとき作成されるデー
タパケットをアドレス解決要求パケットと呼ぶ。ネット
ワーク上の各端末は、リンクにつながるポートから受信
したアドレス解決要求パケットを参照し、IPアドレス
が自身の前記ポートに設定されたIPアドレスである場
合、IPアドレスに加えて前記ポートの有する物理アド
レスを含むデータパケットを作成し、それを送信元端末
へ返送する。このデータパケットをアドレス解決応答パ
ケットと呼ぶ。こうして、送信元端末は、相手端末の物
理アドレスを取得できたので、相手端末との通信を行う
ことができる。
【0005】一方、ファイバチャネル(以下、FCとす
る)を使ったネットワークがあり、端末を1対1で接続
するポイントツーポイント接続と、複数の端末間をスイ
ッチノード(ファブリック)で接続するスイッチノード
による接続がある。また、FCネットワークに接続され
た端末(FCノード)間の通信には「サービスクラス
1」という1対1のコネクションを設定して行うコネク
ションオリエンテッドな通信と、「サービスクラス2」
または「サービスクラス3」というコネクションを使用
しないコネクションレス通信の2種類がある。FCネッ
トワークでのファブリック接続の場合、各端末はファブ
リックの物理的な通信ポートにそれぞれ接続されてお
り、各端末は、ファブリックとの初期設定時に、現在接
続されているファブリックの通信ポート番号(ポートア
ドレス)を取得している。
【0006】ここで、ある端末が他の端末とTCP/I
Pプロトコルを用いて通信する場合、イーサネットと同
様に、相手端末のポートアドレスを設定したFCフレー
ムを作成し、ファブリックへ送出することを行う。ファ
ブリックは、受信したFCフレームの宛先ポートアドレ
スを判別し、そのアドレスの通信ポートにフレームを送
出する。該当ポートに接続された端末は、ファブリック
からFCフレームを受信して通信処理を開始する。ここ
でポートアドレスは、ファブリックに搭載されている通
信ポートに与えられている物理アドレスであり、ポート
毎に一意に決まっている。送信元端末は、相手端末のポ
ートアドレスをあらかじめ取得する必要があり、このた
めの手続きをおこなうが、この手続きはイーサネットと
同様であり、アドレス解決要求パケット及びアドレス解
決応答パケットを用いてやりとりする。こうして、送信
元コンピュータは、相手端末の物理アドレスを取得でき
たので、以降の通信を行うことができる。
【0007】一方、ATMプロトコルを使ったネットワ
ークの場合、FCネットワークのサービスクラス1と同
様にコネクションオリエンテッドな通信であり、送信元
端末と相手端末は、1対1の論理的な回線を設定して通
信を行う。IWU(Inter Working Unit)は、イーサネ
ット、FC、ATMなど下位プロトコルが異なるネット
ワークを相互に接続する装置であり、第1のネットワー
クからイーサネットプロトコルのフレーム、FCプロト
コルのフレームあるいはATMプロトコルのセルを受信
し、その各形式を判定してフレームまたはセルに相互に
変換して、第2のネットワークに送出することを行な
う。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上のような従来のア
ドレス解決方式では、スループットが低下するという問
題点があった。図1は本発明の実施の形態となる通信シ
ステムの構成を示すブロック図であるが、この図1を用
いて従来の問題点を説明する。第1のネットワーク1に
収容されたコンピュータ3aが第2のネットワーク4に
収容されたコンピュータ6に対して通信を行おうとした
場合、従来のアドレス解決方式では、スイッチノード2
とIWU7間に複数のリンクが存在するにも拘わらず、
1つのリンクしか使用することができない。その理由
は、第1のネットワーク1に収容された複数のコンピュ
ータからアドレス解決要求が発生した場合に、これらに
対して異なる物理アドレスを割り当てる機能が何ら考慮
されていないからである。したがって、第1のネットワ
ーク1に収容された複数のコンピュータからアドレス解
決要求が発生した場合、同一の物理アドレスを解決アド
レスとするアドレス解決応答パケットが各コンピュータ
に返送されることになるので、各コンピュータからの通
信トラフィックは、スイッチノード2の1つの通信ポー
ト、すなわち該通信ポートに接続されたIWU7との間
の1つのリンクに集中することになり、輻輳が生じて、
スループットが低下する。本発明は、上記問題点を解決
するためになされたものであり、上位プロトコルによっ
て設定されたひとつの宛先アドレスに対するアドレス解
決要求に対して、通信トラヒックを複数のリンクへ分散
させることにより、通信帯域及びスループットを向上さ
せることができる網間アドレス解決方式を提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、請求項1に記
載のように、2つのネットワークを相互に接続する網間
接続装置を有し、第2のネットワークに収容された端末
に対する第1のネットワークに収容された端末からのア
ドレス解決要求に対し、上記網間接続装置がアドレス解
決応答を返送する網間アドレス解決方式であって、上記
網間接続装置は、第1のネットワークの複数のリンクに
それぞれ接続された、異なる物理アドレスが付与された
複数の通信ポートを備え、第1のネットワークに収容さ
れた端末からの上記アドレス解決要求に対し、上記複数
のリンクから1つのリンクを選択し、選択リンクにつな
がる上記通信ポートの物理アドレスを解決アドレスとす
るアドレス解決応答をアドレス解決要求を行った端末に
返送するものである。第1のネットワークに収容された
端末からは上位プロトコル(IPプロトコル)の宛先ア
ドレスが設定されたアドレス解決要求が発せられる。ア
ドレス解決要求を受信した網間接続装置は、第1のネッ
トワークの複数のリンクから1つのリンクを選択し、選
択リンクにつながる通信ポートの物理アドレスを解決ア
ドレスとするアドレス解決応答をアドレス解決要求を行
った端末に返送する。このとき、あらかじめ決められて
いる論理に従い第1のネットワークのリンクを割り当
て、通信トラヒックを複数のリンクへ分散させる。
【0010】また、請求項2に記載のように、上記第1
のネットワークに収容された端末は、物理アドレスとし
てMACアドレスが付与されたものであり、上記網間接
続装置は、上記複数の通信ポートとしてMACアドレス
が付与された通信ポートを備え、第1のネットワークに
収容された端末からの上記アドレス解決要求に対し、上
記複数のリンクから1つのリンクを選択し、選択リンク
につながる上記通信ポートのMACアドレスを解決アド
レスとするものである。第1のネットワークに収容され
た端末からは上位プロトコルの宛先アドレスと共に下位
プロトコル(イーサネットプロトコル)の送信元MAC
アドレスが設定されたアドレス解決要求が発せられる。
網間接続装置は、選択リンクにつながる通信ポートのM
ACアドレスを解決アドレスとする。また、請求項3に
記載のように、上記第1のネットワークに収容された端
末は、物理アドレスとしてポートアドレスが付与された
ものであり、上記網間接続装置は、上記複数の通信ポー
トとしてポートアドレスが付与された通信ポートを備
え、第1のネットワークに収容された端末からの上記ア
ドレス解決要求に対し、上記複数のリンクから1つのリ
ンクを選択し、選択リンクにつながる上記通信ポートの
ポートアドレスを解決アドレスとするものである。第1
のネットワークに収容された端末からは上位プロトコル
の宛先アドレスと共に下位プロトコル(FCプロトコ
ル)の送信元ポートアドレスが設定されたアドレス解決
要求が発せられる。網間接続装置は、選択リンクにつな
がる通信ポートのポートアドレスを解決アドレスとす
る。また、請求項4に記載のように、上記第1のネット
ワークに収容された端末は、物理アドレスとしてATM
アドレスが付与されたものであり、上記網間接続装置
は、上記複数の通信ポートとしてATMアドレスが付与
された通信ポートを備え、第1のネットワークに収容さ
れた端末からの上記アドレス解決要求に対し、上記複数
のリンクから1つのリンクを選択し、選択リンクにつな
がる上記通信ポートのATMアドレスを解決アドレスと
するものである。第1のネットワークに収容された端末
からは上位プロトコルの宛先アドレスと共に下位プロト
コル(ATMプロトコル)の送信元ATMアドレスが設
定されたアドレス解決要求が発せられる。網間接続装置
は、選択リンクにつながる通信ポートのATMアドレス
を解決アドレスとする。
【0011】また、請求項5に記載のように、上記網間
接続装置は、第1のネットワークに収容された各端末を
その物理アドレスに応じてグループ分けし、各グループ
と選択すべき第1のネットワークのリンクとを対応付
け、第1のネットワークに収容された端末からの上記ア
ドレス解決要求に対し、アドレス解決要求の送信元物理
アドレスに基づいて該当グループを求め、このグループ
に対応するリンクを選択し、選択リンクにつながる上記
通信ポートの物理アドレスを解決アドレスとするもので
ある。また、請求項6に記載のように、上記網間接続装
置は、第1のネットワークに収容された各端末をそのI
Pアドレスに応じてグループ分けし、各グループと選択
すべき第1のネットワークのリンクとを対応付け、第1
のネットワークに収容された端末からの上記アドレス解
決要求に対し、アドレス解決要求の送信元IPアドレス
に基づいて該当グループを求め、このグループに対応す
るリンクを選択し、選択リンクにつながる上記通信ポー
トの物理アドレスを解決アドレスとするものである。
【0012】また、請求項7に記載のように、上記網間
接続装置は、第1のネットワークに収容された端末から
の上記アドレス解決要求に対し、上記複数のリンクから
1つのリンクを巡回的に選択し、選択リンクにつながる
上記通信ポートの物理アドレスを解決アドレスとするも
のである。このように、アドレス解決要求に対して第1
のネットワークの複数のリンクから1つのリンクを順番
に選択することにより、通信トラヒックを複数のリンク
へ分散させる。また、請求項8に記載のように、上記網
間接続装置は、選択された回数を示す解決アドレス数を
リンク毎に保持し、第1のネットワークに収容された端
末からの上記アドレス解決要求に対し、上記複数のリン
クから解決アドレス数が最も少ないリンクを選択し、選
択リンクにつながる上記通信ポートの物理アドレスを解
決アドレスとするものである。このように、アドレス解
決要求に対して第1のネットワークの複数のリンクから
解決アドレス数が最も少ないリンクを選択することによ
り、通信トラヒックを複数のリンクへ分散させる。ま
た、請求項9に記載のように、上記網間接続装置は、上
記複数のリンクの通信トラフィック量を監視し、第1の
ネットワークに収容された端末からの上記アドレス解決
要求に対し、上記複数のリンクから通信トラフィック量
が最も少ないリンクを選択し、選択リンクにつながる上
記通信ポートの物理アドレスを解決アドレスとするもの
である。このように、アドレス解決要求に対して第1の
ネットワークの複数のリンクから通信トラフィック量が
最も少ないリンクを選択することにより、通信トラヒッ
クを複数のリンクへ分散させる。
【0013】
【発明の実施の形態】[実施の形態の1]次に、本発明
の第1の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態となる通信システムの
構成を示すブロック図である。本実施の形態の通信シス
テムは、第1のネットワーク1と、第1のネットワーク
1においてフレームの転送制御を行うスイッチノード2
と、第1のネットワーク1に収容された端末であるコン
ピュータ3a,3bと、第1のネットワーク1と通信プ
ロトコルの異なる第2のネットワーク4と、第2のネッ
トワーク4においてフレームの転送制御を行うスイッチ
ノード5と、第2のネットワーク4に収容された端末で
あるコンピュータ6と、第1のネットワーク1と第2の
ネットワーク4とを接続する網間接続装置であるIWU
(Inter Working Unit)7とを有する。
【0014】なお、本実施の形態では、第1のネットワ
ーク1としてイーサネットを使用し、第2のネットワー
ク4としてファイバチャネル(以下、FCとする)ネッ
トワークを使用している。図2は図1のIWU7のブロ
ック図である。
【0015】IWU7は、各々がスイッチノード2との
間の複数のリンクと接続された、第1のネットワーク1
の通信プロトコルに従う複数の通信ポート11−1〜1
1−nと、コンピュータ3a,3bからのアドレス解決
要求パケットを通信ポート11−1〜11−nを介して
受信するアドレス解決要求受信手段12と、通信ポート
11−1〜11−nに付与された物理アドレスを管理す
るリンク管理テーブル13と、アドレス解決要求パケッ
トとリンク管理テーブル13の内容に基づき通信ポート
11−1〜11−nの物理アドレスを選択決定するアド
レス選択決定手段14と、アドレス選択決定手段14に
よって決定された物理アドレスをアドレス解決応答パケ
ットとしてコンピュータ3a,3bに返送するアドレス
解決応答送信手段15と、第1のネットワーク1のプロ
トコル形式のフレームを第2のネットワーク4のプロト
コル形式のフレームに変換する通信プロトコル変換手段
16と、各々がスイッチノード5との間の1つあるいは
複数のリンクと接続された、第2のネットワーク4の通
信プロトコルに従う1つあるいは複数の通信ポート17
−1〜17−mとから構成されている。
【0016】アドレス解決要求受信手段12は、コンピ
ュータ3a,3bから送信されたアドレス解決要求パケ
ットを受信する。リンク管理テーブル13には、第1の
ネットワーク側のコンピュータ3a,3bの通信ポート
(不図示)に付与されたIPアドレスと、IWU7の通
信ポート11−1〜11−nに付与された物理アドレス
(本実施の形態ではMACアドレス)との対応が予め登
録されている。
【0017】アドレス選択決定手段14は、アドレス解
決要求受信手段12によって受信されたアドレス解決要
求パケットの内容とリンク管理テーブル13の内容を参
照し、通信ポート11−1〜11−nに付与された物理
アドレスの中から1つの物理アドレスを選択し、決定し
た物理アドレスをアドレス解決応答送信手段15へ通知
する。アドレス解決応答送信手段15は、アドレス選択
決定手段14から通知された物理アドレスをアドレス解
決応答パケット内に設定し、このパケットを第1のネッ
トワーク1へ送出する。
【0018】次に、本実施の形態の通信システムの動作
について詳細に説明する。図3は本実施の形態の通信シ
ステムにおけるパケットの流れを示す図、図4はIWU
7の動作を説明するためのフローチャート図である。
【0019】第1のネットワーク1に収容されたコンピ
ュータ3aは、イーサネットプロトコルとTCP/IP
プロトコルに従って通信を行う端末であり、IPアドレ
ス「192.168.1.100」が付与された通信ポ
ート(不図示)を備えている。同じくコンピュータ3b
は、イーサネットプロトコルとTCP/IPプロトコル
に従って通信を行う端末であり、IPアドレス「19
2.168.1.101」が付与された通信ポート(不
図示)を備えている。
【0020】スイッチノード2は、コンピュータ3a,
3bから送出されたイーサネットプロトコル形式のフレ
ームのヘッダ中の宛先物理アドレス(宛先MACアドレ
ス)に従って、該フレームの転送制御を行う。IWU7
は、イーサネットプロトコルに従う通信ポート11−1
〜11−nと、FCプロトコルに従う通信ポート17−
1〜17−mとを備えている。本実施の形態では、通信
ポート11−1にMACアドレス「100」が付与さ
れ、通信ポート11−2にMACアドレス「101」が
付与されているものとする。
【0021】IWU7のリンク管理テーブル13には、
コンピュータ3aの通信ポートに付与されたIPアドレ
ス「192.168.1.100」に対応する解決アド
レスとして、通信ポート11−1に付与された物理アド
レス、すなわちMACアドレス「100」が登録され、
コンピュータ3bの通信ポートに付与されたIPアドレ
ス「192.168.1.101」に対応する解決アド
レスとして、通信ポート11−2に付与された物理アド
レス、すなわちMACアドレス「101」が登録されて
いる。なお、その他の通信ポート11−3〜11−nに
ついては、同様に他の対応が登録されている。
【0022】コンピュータ3aは、コンピュータ6に対
して通信を行うため、IWU7の第1のネットワーク側
の通信ポートの物理アドレスを取得する手続きを行う。
つまり、コンピュータ3aは、コンピュータ6のIPア
ドレス(より正確には、コンピュータ6の通信ポートに
付与されたIPアドレス)を内部に設定したアドレス解
決要求パケットを第1のネットワーク1に送出する。な
お、イーサネットプロトコル形式のアドレス解決要求パ
ケット内には送信元IPアドレス(つまり、コンピュー
タ3aの通信ポートに付与されたIPアドレス)も設定
されていることは言うまでもない。
【0023】このアドレス解決要求パケットは、図3
(a)の太線で示すように、スイッチノード2を経由し
て、コンピュータ3b及びIWU7の通信ポート11−
1〜11−nへ到達する。コンピュータ3bは、アドレ
ス解決要求パケットの内容を解読した結果、解決が要求
されたIPアドレスが自身の通信ポートに付与されたI
Pアドレスではないことを認識し、このアドレス解決要
求パケットを無視する。
【0024】一方、通信ポート11−1〜11−nに到
達したアドレス解決要求パケットは、アドレス解決要求
受信手段12によって受信される(図4ステップ2
1)。アドレス解決要求受信手段12は、アドレス解決
要求パケットを受信すると、パケットの内容をアドレス
選択決定手段14へ通知する(ステップ22)。
【0025】アドレス選択決定手段14は、通知された
アドレス解決要求パケットの内容から送信元IPアドレ
ス「192.168.1.100」を抽出し、このIP
アドレス「192.168.1.100」を検索キーと
してリンク管理テーブル13を検索する(ステップ2
3)。
【0026】リンク管理テーブル13には、IPアドレ
ス「192.168.1.100」に対応する解決アド
レスとしてMACアドレス「100」が予め登録されて
いるので、アドレス選択決定手段14は、解決アドレス
としてMACアドレス「100」をリンク管理テーブル
13から取得する。
【0027】そして、アドレス選択決定手段14は、決
定したMACアドレス「100」をアドレス解決応答送
信手段15へ通知する(ステップ24)。アドレス解決
応答送信手段15は、通知されたMACアドレス「10
0」をイーサネットプロトコル形式のアドレス解決応答
パケット内に設定し、このパケットを図3(a)の破線
で示すようにMACアドレス「100」の通信ポート1
1−1から第1のネットワーク1へ送出する(ステップ
25)。
【0028】コンピュータ3bの動作も、コンピュータ
3aと同様にコンピュータ6に対して通信を行うため、
IWU7の第1のネットワーク側の通信ポートの物理ア
ドレスを取得する手続きを行う。つまり、コンピュータ
3bは、コンピュータ6のIPアドレスを内部に設定し
たアドレス解決要求パケットを第1のネットワーク1に
送出する。
【0029】このアドレス解決要求パケットは、図3
(b)の太線で示すように、スイッチノード2を経由し
て、コンピュータ3a及びIWU7の通信ポート11−
1〜11−nへ到達する。コンピュータ3aは、アドレ
ス解決要求パケットの内容を解読した結果、解決が要求
されたIPアドレスが自身の通信ポートに付与されたI
Pアドレスではないことを認識し、このアドレス解決要
求パケットを無視する。
【0030】一方、通信ポート11−1〜11−nに到
達したアドレス解決要求パケットは、アドレス解決要求
受信手段12によって受信される(図4ステップ2
1)。アドレス解決要求受信手段12は、アドレス解決
要求パケットを受信すると、パケットの内容をアドレス
選択決定手段14へ通知する(ステップ22)。
【0031】アドレス選択決定手段14は、通知された
アドレス解決要求パケットの内容から送信元IPアドレ
ス「192.168.1.101」を抽出し、このIP
アドレス「192.168.1.101」を検索キーと
してリンク管理テーブル13を検索する(ステップ2
3)。リンク管理テーブル13には、IPアドレス「1
92.168.1.101」に対応する解決アドレスと
してMACアドレス「101」が予め登録されているの
で、アドレス選択決定手段14は、解決アドレスとして
MACアドレス「101」をリンク管理テーブル13か
ら取得する。
【0032】そして、アドレス選択決定手段14は、決
定したMACアドレス「101」をアドレス解決応答送
信手段15へ通知する(ステップ24)。アドレス解決
応答送信手段15は、通知されたMACアドレス「10
1」をアドレス解決応答パケット内に設定し、このパケ
ットを図3(b)の破線で示すようにMACアドレス
「101」の通信ポート11−2から第1のネットワー
ク1へ送出する(ステップ25)。
【0033】第1のネットワーク1からアドレス解決応
答パケットを受信したコンピュータ3a,3bは、物理
アドレスを取得したことになる。これにより、コンピュ
ータ3aは、コンピュータ6と通信を行う場合、取得し
た物理アドレス(MACアドレス「100」)を宛先物
理アドレスとする、第1のネットワーク1のプロトコル
形式のフレーム(イーサネットフレーム)を第1のネッ
トワーク1に送出する。
【0034】スイッチノード2は、コンピュータ3aか
ら受信したフレームの宛先物理アドレスを参照し、この
宛先物理アドレスに対応するリンク、すなわち該物理ア
ドレスが付与されたIWU7の通信ポート(11−1〜
11−nの何れかで、ここでは11−1)につながるリ
ンクに受信フレームを送出する。通信ポート11−1〜
11−nを介してフレームを受信したIWU7の通信プ
ロトコル変換手段16は、この受信フレームを第2のネ
ットワーク4のプロトコル形式のフレーム(本実施の形
態では、FCフレーム)に変換する。
【0035】このとき、通信プロトコル変換手段16
は、コンピュータ6の通信ポート(不図示)に付与され
た物理アドレス(本実施の形態では、ポートアドレス)
を取得済みであるので、受信フレーム中の宛先IPアド
レスがコンピュータ6に付与されたIPアドレスであれ
ば、これに対応する解決アドレスとして、取得済みの前
記ポートアドレスをFCフレーム内に設定し、通信ポー
ト17−1〜17−mから第2のネットワーク4へ送出
する。
【0036】スイッチノード5は、IWU7から受信し
たフレームの宛先物理アドレスを参照し、この宛先物理
アドレスに対応するリンクに受信フレームを送出する。
こうして、コンピュータ3aからコンピュータ6へフレ
ームが送信される。コンピュータ3bにおいても同様で
あるが、コンピュータ3bの場合、コンピュータ3aと
異なる物理アドレス(MACアドレス「101」)を取
得しているので、スイッチノード2とIWU7間のリン
クについてはコンピュータ3aの場合と異なるリンクを
介して通信が行われる。
【0037】以上のように、第1のネットワーク1に収
容された複数のコンピュータ3a,3bからアドレス解
決要求が発生した場合に、各コンピュータ3a、3bに
対する解決アドレスとして異なる物理アドレスを割り当
てるので、コンピュータ3a,3bは、図3(c)に示
すように、別々のリンクを経由してコンピュータ6との
通信を行う。したがって、スイッチノード2とIWU7
間の1つのリンクに通信トラフィックが集中することが
なくなる。
【0038】なお、上記アドレス解決処理が行われた後
にコンピュータ6からコンピュータ3aへの通信が行わ
れる場合、通信プロトコル変換手段16は、コンピュー
タ3aからのアドレス解決要求に際して割り当てた通信
ポート(11−1〜11−nの何れかで、ここでは11
−1)にフレームを送出する。コンピュータ6からコン
ピュータ3bへの通信についても同様である。こうし
て、コンピュータ3a,3bは、それぞれ独立したリン
クを得たうえで、コンピュータ6と通信を開始すること
ができる。
【0039】[実施の形態の2]次に、本発明の第2の
実施の形態について図面を参照して説明する。図5は本
発明の第2の実施の形態となるIWUの動作を説明する
ためのフローチャート図である。本実施の形態において
も、通信システム及びIWU7の構成は、実施の形態の
1とほぼ同様である。
【0040】本実施の形態が実施の形態の1と異なるの
は、リンク管理テーブル13に、第1のネットワーク側
のコンピュータ3a,3bの通信ポートに付与されたM
ACアドレスと通信ポート11−1〜11−nに付与さ
れた物理アドレス(MACアドレス)との対応が登録さ
れている点と、アドレス選択決定手段14が、アドレス
解決要求受信手段12より渡されたアドレス解決要求パ
ケットから送信元MACアドレスを抽出する点である。
【0041】したがって、コンピュータ3a,3b,6
の動作は、実施の形態の1と同様であり、図5のステッ
プ41,42の動作も、図4のステップ21,22の動
作と同様である。アドレス選択決定手段14は、アドレ
ス解決要求受信手段12より通知されたアドレス解決要
求パケットの内容から送信元MACアドレス(コンピュ
ータ3aあるいは3bの通信ポートに付与されたMAC
アドレス)を抽出し、この送信元MACアドレスを検索
キーとしてリンク管理テーブル13を検索する(ステッ
プ43)。
【0042】リンク管理テーブル13には、上記送信元
MACアドレスに対応する解決アドレスとして、例えば
通信ポート11−1のMACアドレス「100」が予め
登録されているので、アドレス選択決定手段14は、解
決アドレスとしてMACアドレス「100」をリンク管
理テーブル13から取得する。以降のステップ44,4
5の動作は、上述のステップ34,35の動作と同様で
ある。こうして、実施の形態の1と同様のアドレス解決
処理が行われる。
【0043】[実施の形態の3]次に、本発明の第3の
実施の形態について図面を参照して説明する。図6は本
発明の第3の実施の形態となるIWUの動作を説明する
ためのフローチャート図である。本実施の形態では、第
1のネットワーク1としてFCネットワークを使用して
おり、これにより通信ポート11−1〜11−nがFC
プロトコルに従うポートとなり、通信ポート11−1〜
11−nに付与される物理アドレスがMACアドレスに
代わってポートアドレスとなる。
【0044】その他に実施の形態の1と異なるのは、リ
ンク管理テーブル13に、第1のネットワーク側のコン
ピュータ3a,3bの通信ポートに付与されたポートア
ドレスと通信ポート11−1〜11−nに付与されたポ
ートアドレスとの対応が登録されている点と、アドレス
選択決定手段14が、アドレス解決要求受信手段12よ
り渡されたアドレス解決要求パケットから送信元ポート
アドレスを抽出する点である。
【0045】コンピュータ3aあるいは3bは、コンピ
ュータ6に対して通信を行うため、FCプロトコル形式
のアドレスを含むアドレス解決要求パケットを第1のネ
ットワーク1に送出する。このとき、アドレス解決要求
パケット内には送信元ポートアドレス(コンピュータ3
aあるいは3bの通信ポートに付与されたポートアドレ
ス)が設定されていることは言うまでもない。
【0046】図6のステップ51,52の動作は、図4
のステップ21,22の動作と同様である。アドレス選
択決定手段14は、アドレス解決要求受信手段12より
通知されたアドレス解決要求パケットの内容から送信元
ポートアドレスを抽出し、この送信元ポートアドレスを
検索キーとしてリンク管理テーブル13を検索する(ス
テップ53)。
【0047】リンク管理テーブル13には、上記送信元
ポートアドレスに対応する解決アドレスとして、例えば
通信ポート11−1のポートアドレスが予め登録されて
いるので、アドレス選択決定手段14は、解決アドレス
として通信ポート11−1のポートアドレスをリンク管
理テーブル13から取得する。
【0048】そして、アドレス選択決定手段14は、決
定したポートアドレスをアドレス解決応答送信手段15
へ通知する(ステップ54)。アドレス解決応答送信手
段15は、通知されたポートアドレスを解決された物理
アドレスとしてアドレス解決応答パケット内に設定し、
このパケットを該ポートアドレスの通信ポート11−1
から第1のネットワーク1へ送出する(ステップ5
5)。こうして、実施の形態の1と同様のアドレス解決
処理が行われる。
【0049】[実施の形態の4]次に、本発明の第4の
実施の形態について図面を参照して説明する。図7は本
発明の第4の実施の形態となるIWUの動作を説明する
ためのフローチャート図である。本実施の形態では、第
1のネットワーク1としてATMネットワークを使用し
ており、これにより通信ポート11−1〜11−nがA
TMプロトコルに従うポートとなり、通信ポート11−
1〜11−nに付与される物理アドレスがATMアドレ
スとなる。
【0050】その他に実施の形態の1と異なるのは、リ
ンク管理テーブル13に、第1のネットワーク側のコン
ピュータ3a,3bの通信ポートに付与されたATMア
ドレスと通信ポート11−1〜11−nに付与されたA
TMアドレスとの対応が登録されている点と、アドレス
選択決定手段14が、アドレス解決要求受信手段12よ
り渡されたアドレス解決要求パケットから送信元ATM
アドレスを抽出する点である。
【0051】コンピュータ3aあるいは3bは、コンピ
ュータ6に対して通信を行うため、ATMプロトコル形
式のアドレスを含むアドレス解決要求パケットを第1の
ネットワーク1に送出する。このとき、アドレス解決要
求パケット内には送信元ATMアドレス(コンピュータ
3aあるいは3bの通信ポートに付与されたATMアド
レス)が設定されていることは言うまでもない。
【0052】図7のステップ61,62の動作は、図4
のステップ21,22の動作と同様である。アドレス選
択決定手段14は、アドレス解決要求受信手段12より
通知されたアドレス解決要求パケットの内容から送信元
ATMアドレスを抽出し、この送信元ATMアドレスを
検索キーとしてリンク管理テーブル13を検索する(ス
テップ63)。
【0053】リンク管理テーブル13には、上記送信元
ATMアドレスに対応する解決アドレスとして、例えば
通信ポート11−1のATMアドレスが予め登録されて
いるので、アドレス選択決定手段14は、解決アドレス
として通信ポート11−1のATMアドレスをリンク管
理テーブル13から取得する。
【0054】そして、アドレス選択決定手段14は、決
定したATMアドレスをアドレス解決応答送信手段15
へ通知する(ステップ64)。アドレス解決応答送信手
段15は、通知されたATMアドレスを解決された物理
アドレスとしてアドレス解決応答パケット内に設定し、
このパケットを該ATMアドレスの通信ポート11−1
から第1のネットワーク1へ送出する(ステップ6
5)。こうして、実施の形態の1と同様のアドレス解決
処理が行われる。
【0055】[実施の形態の5]次に、本発明の第5の
実施の形態について図面を参照して説明する。図8は本
発明の第5の実施の形態となるIWUの動作を説明する
ためのフローチャート図である。本実施の形態において
も、通信システム及びIWU7の構成は、実施の形態の
1とほぼ同様である。第1のネットワーク1の下位プロ
トコルは、イーサネット、FC、ATMの何れでもよ
い。また、第1のネットワーク1の下位プロトコルに応
じて通信ポート11−1〜11−nの物理アドレスの種
類が変わるのは上記と同様である。
【0056】本実施の形態が実施の形態の1と異なるの
は、リンク管理テーブル13に、通信ポート11−1〜
11−nに付与された物理アドレスごとに解決アドレス
数(アドレス選択決定手段14が解決アドレスとして選
択した回数)が登録されている点と、アドレス選択決定
手段14がリンク管理テーブル13に登録された物理ア
ドレスの中から解決アドレス数の最も少ない物理アドレ
スを選択する点と、アドレス選択決定手段14がアドレ
ス解決後にリンク管理テーブル13を更新する点であ
る。
【0057】通信ポート11−1〜11−nに到達した
アドレス解決要求パケットは、アドレス解決要求受信手
段12によって受信される(図8ステップ71)。アド
レス解決要求受信手段12は、アドレス解決要求パケッ
トを受信すると、パケットを受信したことをアドレス選
択決定手段14へ通知する(ステップ72)。
【0058】アドレス選択決定手段14は、アドレス解
決要求パケットの到着通知を受けると、リンク管理テー
ブル13を参照し、通信ポート11−1〜11−nの状
態を判定する(ステップ73)。このとき、アドレス選
択決定手段14は、リンク管理テーブル13に登録され
た物理アドレスの中から解決アドレス数が最も少ない物
理アドレスを選択する。
【0059】続いて、アドレス選択決定手段14は、リ
ンク管理テーブル13の内容を更新する(ステップ7
4)。つまり、アドレス選択決定手段14は、選択した
物理アドレスに対応する解決アドレス数を1増やす。そ
して、アドレス選択決定手段14は、選択した物理アド
レスをアドレス解決応答送信手段15へ通知する(ステ
ップ75)。
【0060】アドレス解決応答送信手段15は、通知さ
れた物理アドレスをアドレス解決応答パケット内に設定
し、このパケットを該物理アドレスの通信ポート(11
−1〜11−nの何れか)から第1のネットワーク1へ
送出する(ステップ76)。こうして、実施の形態の1
と同様のアドレス解決処理が行われる。
【0061】[実施の形態の6]次に、本発明の第6の
実施の形態について図面を参照して説明する。図9は本
発明の第6の実施の形態となるIWUの動作を説明する
ためのフローチャート図である。本実施の形態において
も、通信システム及びIWU7の構成は、実施の形態の
1とほぼ同様である。第1のネットワーク1の下位プロ
トコルは、イーサネット、FC、ATMの何れでもよ
い。また、第1のネットワーク1の下位プロトコルに応
じて通信ポート11−1〜11−nの物理アドレスの種
類が変わるのは上記と同様である。
【0062】本実施の形態が実施の形態の1と異なるの
は、リンク管理テーブル13に、通信ポート11−1〜
11−nに付与された物理アドレスごとに該物理アドレ
スの通信ポートに接続されたリンクの通信トラフィック
量が登録されている点と、アドレス選択決定手段14が
リンク管理テーブル13に登録された物理アドレスの中
から通信トラフィック量の最も少ない物理アドレスを選
択する点と、通信ポート11−1〜11−nが単位時間
ごとにリンク管理テーブル13を更新する点である。
【0063】通信ポート11−1〜11−nは、自身に
接続されたリンクの単位時間当たりの通信トラフィック
量を常時計測し、リンク管理テーブル13に登録された
自身の物理アドレスに対応する通信トラフィック量を新
たに計測したトラフィック量に更新する。
【0064】図9のステップ81,82の動作は、図8
のステップ71,72の動作と同様である。アドレス選
択決定手段14は、アドレス解決要求パケットの到着通
知を受けると、リンク管理テーブル13を参照し、通信
ポート11−1〜11−nの状態を判定する(ステップ
83)。このとき、アドレス選択決定手段14は、リン
ク管理テーブル13に登録された物理アドレスの中から
通信トラフィック量が最も少ない物理アドレスを選択す
る。
【0065】以降のステップ84,85の動作は、図8
のステップ75,76の動作と同様である。こうして、
実施の形態の1と同様のアドレス解決処理が行われる。
なお、上述した通信トラフィック量としては、第1のネ
ットワーク1の下位プロトコルがイーサネットあるいは
FCであれば、イーサネットフレーム数あるいはFCフ
レーム数をカウントすればよく、第1のネットワーク1
の下位プロトコルがATMであれば、ATMセル数をカ
ウントすればよい。また、上位プロトコルのIPパケッ
ト数をカウントしてもよい。
【0066】[実施の形態の7]次に、本発明の第7の
実施の形態について図面を参照して説明する。図10は
本発明の第7の実施の形態となるIWUの動作を説明す
るためのフローチャート図である。本実施の形態におい
ても、通信システム及びIWU7の構成は、実施の形態
の1とほぼ同様である。第1のネットワーク1の下位プ
ロトコルは、イーサネット、FC、ATMの何れでもよ
い。また、第1のネットワーク1の下位プロトコルに応
じて通信ポート11−1〜11−nの物理アドレスの種
類が変わるのは上記と同様である。
【0067】本実施の形態が実施の形態の1と異なるの
は、リンク管理テーブル13に、通信ポート11−1〜
11−nに付与された物理アドレスごとに巡回フラグ
(1つのフラグのみがセット状態でその他がリセット状
態であるフラグ)が登録されている点と、アドレス選択
決定手段14がリンク管理テーブル13に登録された物
理アドレスの中から巡回フラグがセットされている物理
アドレスを選択する点と、アドレス選択決定手段14が
アドレス解決後にリンク管理テーブル13を更新する点
である。
【0068】図10のステップ91,92の動作は、図
8のステップ71,72の動作と同様である。アドレス
選択決定手段14は、アドレス解決要求パケットの到着
通知を受けると、リンク管理テーブル13を参照し、通
信ポート11−1〜11−nの状態を判定する(ステッ
プ93)。このとき、アドレス選択決定手段14は、リ
ンク管理テーブル13に登録された物理アドレスの中か
ら巡回フラグがセットされている物理アドレスを選択す
る。
【0069】続いて、アドレス選択決定手段14は、リ
ンク管理テーブル13の内容を更新する(ステップ9
4)。つまり、アドレス選択決定手段14は、選択した
物理アドレスに対応する巡回フラグをリセットし、次回
のアドレス解決処理で選択すべき物理アドレスに対応す
る巡回フラグをセットする。以降のステップ95,96
の動作は、図8のステップ75,76の動作と同様であ
る。こうして、実施の形態の1と同様のアドレス解決処
理が行われる。
【0070】[実施の形態の8]次に、本発明の第8の
実施の形態について図面を参照して説明する。図11は
本発明の第8の実施の形態となるIWUの動作を説明す
るためのフローチャート図である。本実施の形態におい
ても、通信システム及びIWU7の構成は、実施の形態
の1とほぼ同様である。第1のネットワーク1の下位プ
ロトコルは、イーサネット、FC、ATMの何れでもよ
い。
【0071】本実施の形態が実施の形態の1と異なるの
は、リンク管理テーブル13に、グループ識別子(ここ
では、送信元IPアドレスのグループごとに付与された
識別子)と通信ポート11−1〜11−nに付与された
物理アドレスとの対応が登録されている点と、アドレス
選択決定手段14が、アドレス解決要求パケットから抽
出した送信元IPアドレスよりグループ識別子を求め、
このグループ識別子を検索キーとする点である。
【0072】図11のステップ101,102の動作
は、図4のステップ21,22の動作と同様である。本
実施の形態では、各送信元IPアドレスがグループ分け
されており、各グループごとにグループ識別子が付与さ
れている。アドレス選択決定手段14は、アドレス解決
要求受信手段12より通知されたアドレス解決要求パケ
ットの内容から送信元IPアドレスを抽出し、送信元I
Pアドレスよりグループ識別子を求め、このグループ識
別子を検索キーとしてリンク管理テーブル13を検索す
る(ステップ103)。
【0073】アドレス選択決定手段14は、送信元IP
アドレスより求めたグループ識別子に対応する物理アド
レスをリンク管理テーブル13から取得する。以降のス
テップ104,105の動作は図4のステップ24,2
5の動作と同様である。こうして、実施の形態の1と同
様のアドレス解決処理が行われる。
【0074】[実施の形態の9]次に、本発明の第9の
実施の形態について図面を参照して説明する。図12は
本発明の第9の実施の形態となるIWUの動作を説明す
るためのフローチャート図である。本実施の形態におい
ても、通信システム及びIWU7の構成は、実施の形態
の1とほぼ同様である。第1のネットワーク1の下位プ
ロトコルとしてはイーサネットを使用している。
【0075】本実施の形態が実施の形態の1と異なるの
は、リンク管理テーブル13に、グループ識別子(ここ
では、送信元MACアドレスのグループごとに付与され
た識別子)と通信ポート11−1〜11−nに付与され
た物理アドレスとの対応が登録されている点と、アドレ
ス選択決定手段14が、アドレス解決要求パケットから
抽出した送信元MACアドレスよりグループ識別子を求
め、このグループ識別子を検索キーとする点である。
【0076】図12のステップ121,122の動作
は、図4のステップ21,22の動作と同様である。本
実施の形態では、各送信元MACアドレスがグループ分
けされており、各グループごとにグループ識別子が付与
されている。アドレス選択決定手段14は、アドレス解
決要求パケットの内容から送信元MACアドレスを抽出
し、送信元MACアドレスよりグループ識別子を求め、
このグループ識別子を検索キーとしてリンク管理テーブ
ル13を検索する(ステップ123)。
【0077】アドレス選択決定手段14は、送信元MA
Cアドレスより求めたグループ識別子に対応する物理ア
ドレスをリンク管理テーブル13から取得する。以降の
ステップ124,125の動作は図4のステップ24,
25の動作と同様である。こうして、実施の形態の1と
同様のアドレス解決処理が行われる。
【0078】[実施の形態の10]次に、本発明の第1
0の実施の形態について図面を参照して説明する。図1
3は本発明の第10の実施の形態となるIWUの動作を
説明するためのフローチャート図である。本実施の形態
においても、通信システム及びIWU7の構成は、実施
の形態の1とほぼ同様である。第1のネットワーク1の
下位プロトコルとしてはFCを使用している。
【0079】本実施の形態が実施の形態の1と異なるの
は、リンク管理テーブル13に、グループ識別子(ここ
では、送信元ポートアドレスのグループごとに付与され
た識別子)と通信ポート11−1〜11−nに付与され
た物理アドレスとの対応が登録されている点と、アドレ
ス選択決定手段14が、アドレス解決要求パケットから
抽出した送信元ポートアドレスよりグループ識別子を求
め、このグループ識別子を検索キーとする点である。
【0080】図13のステップ131,132の動作
は、図4のステップ21,22の動作と同様である。本
実施の形態では、各送信元ポートアドレスがグループ分
けされており、各グループごとにグループ識別子が付与
されている。アドレス選択決定手段14は、アドレス解
決要求パケットの内容から送信元ポートアドレスを抽出
し、送信元ポートアドレスよりグループ識別子を求め、
このグループ識別子を検索キーとしてリンク管理テーブ
ル13を検索する(ステップ133)。
【0081】アドレス選択決定手段14は、送信元ポー
トアドレスより求めたグループ識別子に対応する物理ア
ドレスをリンク管理テーブル13から取得する。以降の
ステップ134,135の動作は図4のステップ24,
25の動作と同様である。こうして、実施の形態の1と
同様のアドレス解決処理が行われる。
【0082】[実施の形態の11]次に、本発明の第1
1の実施の形態について図面を参照して説明する。図1
4は本発明の第11の実施の形態となるIWUの動作を
説明するためのフローチャート図である。本実施の形態
においても、通信システム及びIWU7の構成は、実施
の形態の1とほぼ同様である。第1のネットワーク1の
下位プロトコルとしてはATMを使用している。
【0083】本実施の形態が実施の形態の1と異なるの
は、リンク管理テーブル13に、グループ識別子(ここ
では、送信元ATMアドレスのグループごとに付与され
た識別子)と通信ポート11−1〜11−nに付与され
た物理アドレスとの対応が登録されている点と、アドレ
ス選択決定手段14が、アドレス解決要求パケットから
抽出した送信元ATMアドレスよりグループ識別子を求
め、このグループ識別子を検索キーとする点である。
【0084】図14のステップ141,142の動作
は、図4のステップ21,22の動作と同様である。本
実施の形態では、各送信元ATMアドレスがグループ分
けされており、各グループごとにグループ識別子が付与
されている。アドレス選択決定手段14は、アドレス解
決要求パケットの内容から送信元ATMアドレスを抽出
し、送信元ATMアドレスよりグループ識別子を求め、
このグループ識別子を検索キーとしてリンク管理テーブ
ル13を検索する(ステップ143)。
【0085】アドレス選択決定手段14は、送信元AT
Mアドレスより求めたグループ識別子に対応する物理ア
ドレスをリンク管理テーブル13から取得する。以降の
ステップ144,145の動作は図4のステップ24,
25の動作と同様である。こうして、実施の形態の1と
同様のアドレス解決処理が行われる。
【0086】
【発明の効果】本発明によれば、請求項1〜4に記載の
ように、第1のネットワークの複数のリンクにそれぞれ
接続された異なる物理アドレスが付与された複数の通信
ポートを網間接続装置に設けることにより、第1のネッ
トワークに収容された端末からのアドレス解決要求に対
して、複数のリンクから1つのリンクを選択してリンク
の割り当てを行うため、通信トラヒックを複数のリンク
へ分散させることができ、スループットを向上させるこ
とができる。
【0087】また、請求項5に記載のように、第1のネ
ットワークに収容された各端末をその物理アドレスに応
じてグループ分けし、各グループと選択すべき第1のネ
ットワークのリンクとを対応付けることにより、第1の
ネットワークに収容された端末のグループごとにリンク
を割り当てるので、通信トラヒックを複数のリンクへ分
散させることができる。
【0088】また、請求項6に記載のように、第1のネ
ットワークに収容された各端末をそのIPアドレスに応
じてグループ分けし、各グループと選択すべき第1のネ
ットワークのリンクとを対応付けることにより、第1の
ネットワークに収容された端末のグループごとにリンク
を割り当てるので、通信トラヒックを複数のリンクへ分
散させることができる。
【0089】また、請求項7に記載のように、アドレス
解決要求に対して第1のネットワークの複数のリンクか
ら1つのリンクを順番に選択することにより、通信トラ
ヒックを複数のリンクへ分散させることができる。
【0090】また、請求項8に記載のように、アドレス
解決要求に対して第1のネットワークの複数のリンクか
ら解決アドレス数が最も少ないリンクを選択することに
より、通信トラヒックを複数のリンクへ分散させること
ができる。
【0091】また、請求項9に記載のように、アドレス
解決要求に対して第1のネットワークの複数のリンクか
ら通信トラフィック量が最も少ないリンクを選択するこ
とにより、通信トラヒックを複数のリンクへ分散させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態となる通信システ
ムの構成を示すブロック図である。
【図2】 図1のIWUのブロック図である。
【図3】 図1の通信システムにおけるパケットの流れ
を示す図である。
【図4】 IWUの動作を説明するためのフローチャー
ト図である。
【図5】 本発明の第2の実施の形態となるIWUの動
作を説明するためのフローチャート図である。
【図6】 本発明の第3の実施の形態となるIWUの動
作を説明するためのフローチャート図である。
【図7】 本発明の第4の実施の形態となるIWUの動
作を説明するためのフローチャート図である。
【図8】 本発明の第5の実施の形態となるIWUの動
作を説明するためのフローチャート図である。
【図9】 本発明の第6の実施の形態となるIWUの動
作を説明するためのフローチャート図である。
【図10】 本発明の第7の実施の形態となるIWUの
動作を説明するためのフローチャート図である。
【図11】 本発明の第8の実施の形態となるIWUの
動作を説明するためのフローチャート図である。
【図12】 本発明の第9の実施の形態となるIWUの
動作を説明するためのフローチャート図である。
【図13】 本発明の第10の実施の形態となるIWU
の動作を説明するためのフローチャート図である。
【図14】 本発明の第11の実施の形態となるIWU
の動作を説明するためのフローチャート図である。
【符号の説明】
1…第1のネットワーク、2、5…スイッチノード、3
a,3b、6…コンピュータ、4…第2のネットワー
ク、7…IWU、11−1〜11−n、17−1〜17
−m…通信ポート、12…アドレス解決要求受信手段、
13…リンク管理テーブル、14…アドレス選択決定手
段、15…アドレス解決応答送信手段、16…通信プロ
トコル変換手段。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04L 12/28 H04L 12/56 H04L 12/66

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つのネットワークを相互に接続する網
    間接続装置を有し、第2のネットワークに収容された端
    末に対する第1のネットワークに収容された端末からの
    アドレス解決要求に対し、前記網間接続装置がアドレス
    解決応答を返送する網間アドレス解決方式であって、 前記網間接続装置は、第1のネットワークの複数のリン
    クにそれぞれ接続された、異なる物理アドレスが付与さ
    れた複数の通信ポートを備え、第1のネットワークに収
    容された端末からの前記アドレス解決要求に対し、前記
    複数のリンクから1つのリンクを選択し、選択リンクに
    つながる前記通信ポートの物理アドレスを解決アドレス
    とするアドレス解決応答をアドレス解決要求を行った端
    末に返送することを特徴とする網間アドレス解決方式。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の網間アドレス解決方式に
    おいて、 前記第1のネットワークに収容された端末は、物理アド
    レスとしてMACアドレスが付与されたものであり、 前記網間接続装置は、前記複数の通信ポートとしてMA
    Cアドレスが付与された通信ポートを備え、第1のネッ
    トワークに収容された端末からの前記アドレス解決要求
    に対し、前記複数のリンクから1つのリンクを選択し、
    選択リンクにつながる前記通信ポートのMACアドレス
    を解決アドレスとするものであることを特徴とする網間
    アドレス解決方式。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の網間アドレス解決方式に
    おいて、 前記第1のネットワークに収容された端末は、物理アド
    レスとしてポートアドレスが付与されたものであり、 前記網間接続装置は、前記複数の通信ポートとしてポー
    トアドレスが付与された通信ポートを備え、第1のネッ
    トワークに収容された端末からの前記アドレス解決要求
    に対し、前記複数のリンクから1つのリンクを選択し、
    選択リンクにつながる前記通信ポートのポートアドレス
    を解決アドレスとするものであることを特徴とする網間
    アドレス解決方式。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の網間アドレス解決方式に
    おいて、 前記第1のネットワークに収容された端末は、物理アド
    レスとしてATMアドレスが付与されたものであり、 前記網間接続装置は、前記複数の通信ポートとしてAT
    Mアドレスが付与された通信ポートを備え、第1のネッ
    トワークに収容された端末からの前記アドレス解決要求
    に対し、前記複数のリンクから1つのリンクを選択し、
    選択リンクにつながる前記通信ポートのATMアドレス
    を解決アドレスとするものであることを特徴とする網間
    アドレス解決方式。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の網間アドレス解決方式に
    おいて、 前記網間接続装置は、第1のネットワークに収容された
    各端末をその物理アドレスに応じてグループ分けし、各
    グループと選択すべき第1のネットワークのリンクとを
    対応付け、第1のネットワークに収容された端末からの
    前記アドレス解決要求に対し、アドレス解決要求の送信
    元物理アドレスに基づいて該当グループを求め、このグ
    ループに対応するリンクを選択し、選択リンクにつなが
    る前記通信ポートの物理アドレスを解決アドレスとする
    ものであることを特徴とする網間アドレス解決方式。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の網間アドレス解決方式に
    おいて、 前記網間接続装置は、第1のネットワークに収容された
    各端末をそのIPアドレスに応じてグループ分けし、各
    グループと選択すべき第1のネットワークのリンクとを
    対応付け、第1のネットワークに収容された端末からの
    前記アドレス解決要求に対し、アドレス解決要求の送信
    元IPアドレスに基づいて該当グループを求め、このグ
    ループに対応するリンクを選択し、選択リンクにつなが
    る前記通信ポートの物理アドレスを解決アドレスとする
    ものであることを特徴とする網間アドレス解決方式。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の網間アドレス解決方式に
    おいて、 前記網間接続装置は、第1のネットワークに収容された
    端末からの前記アドレス解決要求に対し、前記複数のリ
    ンクから1つのリンクを巡回的に選択し、選択リンクに
    つながる前記通信ポートの物理アドレスを解決アドレス
    とするものであることを特徴とする網間アドレス解決方
    式。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の網間アドレス解決方式に
    おいて、 前記網間接続装置は、選択された回数を示す解決アドレ
    ス数をリンク毎に保持し、第1のネットワークに収容さ
    れた端末からの前記アドレス解決要求に対し、前記複数
    のリンクから解決アドレス数が最も少ないリンクを選択
    し、選択リンクにつながる前記通信ポートの物理アドレ
    スを解決アドレスとするものであることを特徴とする網
    間アドレス解決方式。
  9. 【請求項9】 請求項1記載の網間アドレス解決方式に
    おいて、 前記網間接続装置は、前記複数のリンクの通信トラフィ
    ック量を監視し、第1のネットワークに収容された端末
    からの前記アドレス解決要求に対し、前記複数のリンク
    から通信トラフィック量が最も少ないリンクを選択し、
    選択リンクにつながる前記通信ポートの物理アドレスを
    解決アドレスとするものであることを特徴とする網間ア
    ドレス解決方式。
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