JP2002524451A - 2−(2−ヒドロキシ−4−アルコキシフェニル)−4、6−ビスアリール−1、3、5−トリアジンの製造方法 - Google Patents

2−(2−ヒドロキシ−4−アルコキシフェニル)−4、6−ビスアリール−1、3、5−トリアジンの製造方法

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JP2002524451A
JP2002524451A JP2000568834A JP2000568834A JP2002524451A JP 2002524451 A JP2002524451 A JP 2002524451A JP 2000568834 A JP2000568834 A JP 2000568834A JP 2000568834 A JP2000568834 A JP 2000568834A JP 2002524451 A JP2002524451 A JP 2002524451A
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ガプタ,ラム・ビー
ジヤキーラ,デニス・ジエイ
ベニマダバン,サンパス
カパドナ,ラツセル・シー
パイ,ベンカトラオ・ケイ
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サイテク・テクノロジー・コーポレーシヨン
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D251/00Heterocyclic compounds containing 1,3,5-triazine rings
    • C07D251/02Heterocyclic compounds containing 1,3,5-triazine rings not condensed with other rings
    • C07D251/12Heterocyclic compounds containing 1,3,5-triazine rings not condensed with other rings having three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
    • C07D251/14Heterocyclic compounds containing 1,3,5-triazine rings not condensed with other rings having three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with hydrogen or carbon atoms directly attached to at least one ring carbon atom
    • C07D251/24Heterocyclic compounds containing 1,3,5-triazine rings not condensed with other rings having three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with hydrogen or carbon atoms directly attached to at least one ring carbon atom to three ring carbon atoms

Abstract

(57)【要約】 本発明は、3−アルコキシフェノール、l、3−ジアルコキシルベンゼン化合物またはこれらの混合物と共に、2−クロロ−4、6−ビスアリール−1、3、5−トリアジン化合物から直接に2−(2−ヒドロキシ−4−アルコキシフェニル)−4、6−ビスアリール−l、3、5トリアジン及び2−(2、4−ジアルコキシフェニル)−4、6−ビスアリール−1、3、5−トリアジン化合物を製造する新規な方法に関する。塩化シアヌルの置換芳香族化合物との反応から2−クロロ−4、6−ビスアリール−l、3、5−トリアジンを製造する反応ステップは、2段の、一ポットプロセスの3−アルコキシフェノールまたはl、3−ジアルコキシルベンゼンの付加反応と組み合わせられ得る。2−(2−ヒドロキシル−4−アルコキシフェニル)−4、6−ビスアリール−1、3、5−トリアジン、及び2−(2、4−ジアルコキシフェニル)−4、6−ビスアリール−1、3、5−トリアジン化合物は、光、熱、及び酸素による損傷に対し材料を安定化するのに、また有機材料、またはこれらの混合物の安定剤として有用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の分野) 本発明は、3−アルコキシフェノール、l、3−ジアルコキシルベンゼン化合
物またはこれらの混合物と共に、2−クロロ−4、6−ビスアリール−1、3、
5−トリアジン化合物から直接に2−(2−ヒドロキシ−4−アルコキシフェニ
ル)−4、6−ビスアリール−l、3、5トリアジン及び2−(2、4−ジアル
コキシフェニル)−4、6−ビスアリール−1、3、5−トリアジン化合物を製
造する新規な方法に関する。塩化シアヌルの置換芳香族化合物との反応から2−
クロロ−4、6−ビスアリール−l、3、5−トリアジンを製造する反応ステッ
プは、2段の、一ポットプロセスの3−アルコキシフェノールまたはl、3−ジ
アルコキシルベンゼンの付加反応と組み合わせられ得る。2−(2−ヒドロキシ
ル−4−アルコキシフェニル)−4、6−ビスアリール−1、3、5−トリアジ
ン、及び2−(2、4−ジアルコキシフェニル)−4、6−ビスアリール−1、
3、5−トリアジン化合物は、光、熱、及び酸素による損傷に対し材料を安定化
するのに、また有機材料、またはこれらの混合物の安定剤として有用である。
【0002】 (発明の背景) 太陽光及び他の紫外線(”UV”)源への曝露は、いくつかのポリマーの脆化
及び黄化を引き起こし得るが、このポリマー分解は、敏感なポリマーをUV安定
剤として知られている化合物により混合あるいはコーティングすることにより抑
制される。
【0003】 トリスアリールトリアジン化合物は特に有効なUV安定剤である。トリアジン
UV吸収剤は、1、3、5−トリアジン環の2−、4−、及び6−位に少なくと
も一つの2−ヒドロキシフェニル置換基を有するクラスの化合物である。式I
【0004】
【化5】
【0005】 を見られたい。式中、Ar1及びAr2はアリールまたは置換アリールであり、R
は2−ヒドロキシフェニルのいかなるタイプの置換基をも示す。Ar1及びAr2 芳香族環は、他の置換基を含んでもよく、あるいは縮合多環芳香族であることが
できる。
【0006】
【化6】
【0007】 好ましいクラスのトリスアリールトリアジンUVAは、2−(2、4−ジヒドロ
キシフェニル)−4、6−ビスアリール−1、3、5−トリアジン、すなわち、
2つの非フェノール芳香族基及びレゾルシノールから誘導される1つのフェノー
ル芳香族基が存在する化合物をベースとする。式IIを見られたい。このクラス
の化合物のうち、フェノール環のパラ−ヒドロキシル基が官能化され、非フェノ
ール芳香族環が非置換フェニル(例えば、TINUVIN 1577)またはm
−キシリル(例えば、CYASORB UV−1164、CYASORB UV
−1164L、及びTINUVIN 400)である多数の市販品がある。これ
らの2−(2−ヒドロキシ−4−アルコキシフェニル)−4、6−ビスアリール
−l、3、5−トリアジンUV吸収剤は、ベンゾトリアゾール及びベンゾフェノ
ン等の他のクラスのUV吸収剤に比較して高い固有の光安定性及び耐久性を示す
【0008】
【化7】
【0009】 これらの化合物は、一般に、対応する4−ヒドロキシ前駆体、すなわち、2−(
2、4−ジヒドロキシフェニル)−4、6−ビスアリール−l、3、5−トリア
ジンをアルキル化試剤によりアルキル化することにより製造される。例えば、C
YASORB UV−1164は、2−(2、4−ジヒドロキシフェニル)−4
、6−ビス(2、4−ジメチルフェニル)−1、3、5−トリアジンと1−オク
チルハライドを塩基の存在下で反応させることにより、製造される。スキームI
を見られたい。トリアジンUVAの以前に公知の製造方法のレビューとしては、
次の論文を見られたい。 (1)H.Brunetti及びC.E.Luethi、Helvetica
Chimica Acta、55巻、1972、1566−1595頁;(2)
S.Tanimoto及びM.Yamagata、Senryo to Yak
ahin、40巻(12)、1995、325−339頁。
【0010】 Hardyらへの米国特許第3,268,474号には、塩化シアヌルのレゾ
ルシノール誘導体との反応からの2、4−ジヒドロキシフェニル−トリアジン化
合物の生成が記述されている。トリスアリールトリアジン化合物は、置換アリー
ルアミドまたはアリールニトリルの三量化、またはハロゲン化シアヌルのジアル
キル化レゾルシノールとの反応から製造される。後者の例として、塩化シアヌル
が過剰の1、3−ジメトキシベンゼンと反応されて、2、4、6−トリス(2、
4−ジメトキシフェニル)−1、3、5−トリアジン及び2、4−ビス(2−ヒ
ドロキシ−4−メトキシフェニル)−6−(2、4−ジメトキシフェニル)−1
、3、5−トリアジン化合物の混合物を生じる。
【0011】 英国特許明細書884、802には、シアヌル酸、m−キシレン、及びAlC
3からm−キシレン置換のモノ−あるいはジクロロトリアジンを製造する方法
が開示されている。
【0012】 欧州特許出願0779280には、塩化シアヌル、m−キシレン、及びレゾル
シノールから一ポットプロセスで2−(2、4−ジヒドロキシフェニル)−4、
6−ビス(2、4−ジメチルフェニル)−s−トリアジンを製造する方法が開示
されている。
【0013】 米国特許第3,244,708号には、塩基がアルキルハライドの添加に先立
ちフェノールのプロトンを脱プロトン化する、レゾルシノール置換トリアジンか
らエーテル置換アリールトリアジンを製造する方法が開示されている。
【0014】 Orbanらへの米国特許第5、726、310号には、塩化シアヌルとm−
キシレンをルイス酸の存在下で反応させて、中間体の2−クロロ−4、6−ビス
(2、4−ジメチルフェニル)−s−トリアジンを製造し、続いてレゾルシノー
ルと反応させることにより、2−(2、4−ジヒドロキシフェニル)−4、6−
ビス(2、4−ジメチルフェニル)−s−トリアジンを一ポットで製造する方法
が開示されている。
【0015】 Burdeskaらへの米国特許第5、084、570号及び第5、106、
972号には、中間体の2−メチルチオ−4、6−ジアリール−s−トリアジン
から2−(2、4−ジヒドロキシフェニル)−4、6−ジアリール−s−トリア
ジンを製造する方法が開示されている。
【0016】 フェノール置換基に依存して、塩化シアヌルとフェノールの反応による、C−
アルキル化またはO−アルキル化のいずれかが報告された。Y.Horikos
hiら、Nippon Kagaku Kaishi、3、(1974)530
−535;CA81:152177。
【0017】 更に最近、日本特許JP09−059263には、2−オキシアリール−4、
6−ビスアリール−1、3、5−トリアジン化合物とレゾルシノール及びAlC
3との反応から2−(2、4−ジヒドロキシフェニル)−4、6−ビスアリー
ル−1、3、5−トリアジン化合物を製造する方法が開示されている。
【0018】 上記の引用及びトリアジン化合物の大規模合成に特有の困難に鑑みて、2−(
2−ヒドロキシル−4−アルコキシフェニル)−4、6−ビスアリール−1、3
、5−トリアジン化合物の好ましい製造方法がいくつか登場した。これらの方法
は、通常2−(2、4−ジヒドロキシフェニル)−4、6−ビスアリール−1、
3、5−トリアジンのアルキル化となる(culminate)が、いくつかの制約を有す
る。
【0019】 一つの制約は、2−(2、4−ジヒドロキシフェニル)−4、6−ビスアリー
ル−1、3、5−トリアジンが極めて劣る溶解性を有し、極めて高希釈あるいは
困難な撹拌を余儀なくされるという事実に由来する。他方、従来技術においては
、2−クロロ−4、6−ビスアリール−1、3、5−トリアジンは最初にレゾル
シノールと反応されて、2−(2、4−ジヒドロキシフェニル)−4、6−ビス
アリール−1、3、5−トリアジンを生成する。2つの非混和性の層が生成し、
生成物の塩化アルミニウムコンプレックスを含む下層が概ね極めて濃厚で、ター
ル状の粘着性の塊となるので、このような反応混合物は、撹拌するのが困難であ
る。更には、2−(2、4−ジヒドロキシフェニル)−4、6−ビスアリール−
1、3、5−トリアジンの単離は、普通の有機溶媒中でのこのような化合物の溶
解性が劣るために、容易でない。追加の欠点は、2−(2、4−ジヒドロキシフ
ェニル)−4、6−ビスアリール−1、3、5−トリアジンから最終生成物の2
−(2−ヒドロキシ−4−アルコキシフェニル)−4、6−ビスアリール−1、
3、5−トリアジンを製造するのに、もう一つのステップ(アルキル化ステップ
)が必要とされることである。2−(2、4−ジヒドロキシフェニル)−4、6
−ビスアリール−1、3、5−トリアジンを製造するために、塩化アルミニウム
の存在下での塩化シアヌルとアリール化合物の反応が通常使用される。
【0020】 しかしながら、いくつかのアリール化合物に対しては、この反応は、ビスアリ
ール化合物を低収率で生じ、代わりに、モノアリールあるいはトリスアリール化
合物のいずれかを生成する性向がある。例えば、2−(2−ヒドロキシル−4−
アルコキシフェニル)−4、6−ビス(2、4−ジメチルフェニル)−1、3、
5−トリアジンは、通常の反応条件下で極めて高反応性であり、スキームIIに
示されるように、追加のm−キシレンと反応することが本発明者により観察され
た。
【0021】
【化8】
【0022】 式中、Arはm−キシレンである。
【0023】 注意深く制御された条件下で、そして一部の(some)アリール基から、この反応
は、充分な量のある2−クロロ−4、6−ビスアリール−1、3、5−トリアジ
ン化合物を提供することができる。これらは、次に、スキームIIIに示される
ように、塩化アルミニウムで触媒されたもう一つの反応においてレゾルシノール
と反応されて、対応する2−クロロ−4、6−ビス(2、4−ジヒドロキシフェ
ニル)−1、3、5−トリアジン化合物を生成してもよい。
【0024】
【化9】
【0025】 所望の2−(2、4−ジヒドロキシフェニル)−4、6−ビスアリール−1、3
、5−トリアジン化合物が生成したならば、それは、スキームIVに示されるよ
うに、アルキル化されて、最終の2−(2−ヒドロキシ−4−アルコキシフェニ
ル)−4、6−ビスアリール−1、3、5−トリアジン生成物を生成することが
できる。
【0026】
【化10】
【0027】 市販のUV安定剤CYASORB(登録商標)UV−1164は、スキームVに
示されるように、2−(2、4−ジヒドロキシフェニル)−4、6−ビス(2、
4−ジメチルフェニル)−1、3、5−トリアジンと1−オクチルハライドを塩
基の存在下で反応させることにより、このようして製造された。
【0028】
【化11】
【0029】 上述の合成プロセスは、ある場合に有効であり得るが、あるUV安定剤の製造
を高コストで非効率とさせ得るいくつかの難点を有する。塩化シアヌルのアリー
ル基の混合物との反応は通常、分離するのが困難である生成物の混合物を生成す
るので、例えば、このアプローチは、混合アリール2−(2、4−ジヒドロキシ
フェニル)−4、6−ビスアリール−l、3、5−トリアジン化合物の製造に対
してはあまり有用でない。
【0030】 上記にほのめかされているように、このプロセスのもう一つの難点は、最初に
塩化シアヌルと反応するタイプのアリール基は、得られる生成物の混合物に劇的
な影響を及ぼし得ることである。例えば、キシレンと塩化シアヌルの2:1の比
での反応は、殆どモノ及びトリ置換のキシレントリアジン化合物のみからなる混
合物を生じる。対照的に、本発明者らは、塩化シアヌルのレゾルシノールとの反
応の主生成物がビス(レゾルシノール)化合物の2−クロロ−4、6−ビス(2
、4−ジヒドロキシフェニル)−1、3、5−トリアジンであることを見出した
。結果として、アリール基を変えることが、予期されない抽出、分離、及び精製
の問題をもたらし得る。これらの問題は、混合アリールトリアジン化合物の生成
を特に困難にさせる。
【0031】 この反応は、通常扱いにくい、望ましくない反応混合物を生成するので、レゾ
ルシノールと2、4−ビスクロロ−6−アリール1、3、5−トリアジンの塩化
アルミニウムによる触媒反応によっては、これらの問題は解決されない。反応の
開始時に2つの非混和性の層が生成し、その下層は、生成物の塩化アルミニウム
コンプレックスを含み、通常、反応混合物を撹拌するのを極めて困難にさせる濃
厚で、タール状の粘着性の塊である。更に、得られる2、4−ヒドロキシフェニ
ルトリアジン化合物の劣った溶解性は、単離を妨げ、反応の第3ステップに比較
的僅かな材料しか残さない。
【0032】 本発明は、アリールエーテルとハロゲン化トリアジン化合物の触媒反応を使用
することにより、上述の問題を一部回避する。これらの反応の多くはこれまで特
性決定されていない(uncharacterized)。例えば、本発明者らは、文献で3−ア
ルコキシフェノールと2、4−ジクロロ−6−アリール−1、3、5−トリアジ
ンの反応の記述を見出すことができなかった。結果として、スキームVIに示さ
れるように、このような反応が何を生成するかは明らかでなかった。
【0033】
【化12】
【0034】 アルコキシフェノールと置換トリアジンの反応がいくつかの異る生成物を制約さ
れない数の比で生成し得るということは、文献から明らかである。
【0035】 塩化シアヌルのフェノールとの反応は、C−C結合及びC−O結合の双方の生
成物を生成することができることは報告されていた。例えば、Y.Horiko
shiら、Nippon Kagaku Kaishi、3、(1974)53
0−535;CA81:152177を参照されたい。例えば、日本特許09−
059263には、スキームVIIに示されるように、塩化シアヌルと置換フェ
ノールの反応からのC−O結合生成物の生成が記述されている。
【0036】
【化13】
【0037】 式中、R1及びR2はH、C1-10アルキル、アルコキシ、アルケニル、ハロ、また
はニトロである。
【0038】 これらの引用に鑑みて、そして上述のスキームVに示されるように、今迄、塩
化シアヌルと3−アルコキシフェノールの反応がC−CあるいはC−O結合の生
成物を生成するかどうかは明らかでなかった。更に、反応がクロロトリアジンの
選択的モノ置換を可能にするかどうかのように、反応の好ましい生成物のレジオ
ケミストリー(regiochemistry)も知られていなかった。この反
応を研究することにより、驚くべきことには、本発明者らは、UV安定剤として
適当なトリアジン化合物を合成する特に有効な手段を見出した。
【0039】 (発明の要約) 本発明の目的は、式A
【0040】
【化14】
【0041】 のトリアジン化合物を製造する方法である。 式A中のAr1及びAr2は同じであるかあるいは異り、各々は式Bの化合物の脱
プロトン化された基である。
【0042】
【化15】
【0043】 式Bの化合物中の基R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8、R9、及びR10
は、同じであるかあるいは異り、各々は水素、1から24個の炭素原子のアルキ
ル、5から24個の炭素原子のシクロアルキル、7から24個の炭素原子のアラ
ルキル、アルコキシ、アミン、チオールであり、そしてR6とR7が一緒になって
、R7とR8が一緒になって、R8とR9が一緒になって、またはR9とR10が一緒
になって、場合によってはO、N、またはS原子を含む縮合(fused)炭素環式環
の一部となってよい。この方法は、触媒の存在下で式C
【0044】
【化16】
【0045】 (式中、Xはハロゲンである) の化合物と式D
【0046】
【化17】
【0047】 の化合物を適当な温度と圧力で式Aの化合物を生成するのに充分な時間反応させ
ることを含んでなる。
【0048】 (発明の詳細な説明) 本開示におけるAr1及びAr2は、1から24個の炭素の炭素構造体を含むと
理解され、ここで、R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8、R9、及びR10
は、同じであるかあるいは異り、各々は水素、1から24個の炭素原子のアルキ
ル、5から24個の炭素原子のシクロアルキル、7から24個の炭素原子のアラ
ルキル、アルコキシ、アミン、チオールである。R6とR7は一緒になってもよく
、R8とR9は一緒になってもよく、またはR9とR10は一緒になってもよい。A
1及びAr2の例は、アリール基がメチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチ
ル、ヘキシル、ヘプチル、オクチル、ノニル、デシル等の、直鎖、分岐、あるい
は環状の形の飽和あるいは不飽和のアルキル基、ヒドロキシル、エーテル−OR
、アミン−NHR、NR2、または−NRR’、またはチオール−SRを含んで
なるR基により少なくとも一つ置換されている、置換フェニル、ビフェニル、ナ
フチルであってよい。更に、RまたはR’基は、少なくとも一つの追加の基、ヒ
ドロキシ、直鎖あるいは分岐のアルキル、アルコキシ(例えば、メトキシ、n−
ブトキシ、2−エチルヘキシルオキシ及びn−オクチルオキシ)、スルホン酸基
、ハライド(例えば、ヨード、ブロモ、クロロ、フルオロ)、ハロアルキル(例
えば、ジクロロメチル及びトリフルオロメチル)を含むこのような基により置換
されてもよい。この一覧は、すべてを包含する意図でなく、単純に例示するもの
である。
【0049】 本開示における式Bは、置換基が環のいかなる位置にあってもよい、置換フェ
ノールを含むと理解される。アルコキシ基は、限定ではないが、R基がメチル、
エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシル、ヘプチル、オクチル、ノニル
、デシル等の、直鎖、分岐、あるいは環状の形の飽和あるいは不飽和のアルキル
基を含んでなる、式−ORのエーテルを含む。更に、R基は、少なくとも一つの
追加の基、ヒドロキシ、直鎖、分岐、あるいは環状の形の飽和あるいは不飽和の
アルキル、アルコキシ(例えば、メトキシ、n−ブトキシ、2−エチルヘキシル
オキシ及びn−オクチルオキシ)、スルホン酸基、ハライド(例えば、ヨード、
ブロモ、クロロ、フルオロ)、ハロアルキル(例えば、ジクロロメチル及びトリ
フルオロメチル)を含むこのような基により置換されてもよい。この一覧は、す
べてを包含する意図でなく、単純に例示するものである。
【0050】 ルイス酸触媒は、置換を受けるハロゲンの数と反応するのに充分な量で存在し
なければならない。ルイス酸は、限定ではないがAlCl3、AlBr3、または
フリーデル−クラフツ反応に適するいかなる他のルイス酸も含む。この一覧は、
すべてを包含する意図でなく、単純に例示するものである。好ましいルイス酸は
塩化アルミニウムである。2−クロロ−4、6−ビスアリール−1、3、5−ト
リアジンの量に基づいて、ルイス酸の好ましい量は、前駆体のクロロトリアジン
化合物中に存在する各クロライドに対して約0.5モルから約5モル当量の間で
ある。
【0051】 この反応に使用される芳香族溶媒は、限定ではないが、クロロベンゼン、ジク
ロロベンゼン、トリクロロベンゼン、1、1、2、2−テトラクロロエタン、ブ
ロモベンゼン、ジブロモベンゼン、トリブロモベンゼン等のハロゲン化ベンゼン
、トルエン、ジメチルベンゼン、任意の置換パターンのトリメチルベンゼン、ニ
トロベンゼン、アニソール、またはこれらの相互の混合物を含む。この一覧は、
すべてを包含する意図でなく、単純に例示するものである。
【0052】 本発明者らは、ある条件下で、対応する2−クロロ−4、6−ビスアリール−
1、3、5−トリアジン化合物から2−(2−ヒドロキシ−4−アルキルオキシ
フェニル)−4、6−ビスアリール−l、3、5−トリアジン化合物が一ポット
プロセスで生成することを意外にも見出した。
【0053】 Ar1及びAr2により表されるアリール基は、置換あるいは非置換アリール基
であってよく、限定するものではないが、フェニル、アルキルフェニル、アルコ
キシフェニル、ハロフェニル、アルコキシハロフェニル、アミノフェニル、ビフ
ェニル、置換ビフェニル、ナフタレン、テトラリン、置換ナフタレン及びテトラ
リン、またはいかなるオキシ、アルコキシ、ニトロ、アミド、アミン、チオール
、アルキルチオール、またはハロゲンのこれらの誘導体も含む。アリール基Ar1 及びAr2は、2−クロロ−4、6−ビスアリール−l、3、5−トリアジンと
反応して、2−(2−ヒドロキシ−4−アルコキシフェニル)−4、6−ビスア
リール−l、3、5−トリアジンを生成するのに充分な量であるべきである。好
ましくは、その量は、前駆体のクロロトリアジン中に存在するクロライドの量に
基づき約0.8モルから約2モル当量の間であるべきである。
【0054】 反応の温度範囲は、約0℃から約150℃の間であり、好ましくは、約30℃
から約80℃の間である。2−アルコキシフェノールの付加の反応時間は、約1
時間から約50時間であり、好ましくは約2時間から約12時間である。
【0055】 本発明の追加的な特徴は、クレーム及び非限定的な実施例から明白であろう。
【0056】 (実施例) 本発明による特定の例の置換トリアジンを製造する例及び反応スキームが下記
に提供される。次の実施例は一つあるいはそれ以上の置換アリール環による製造
を例示するが、当業者ならば、また、これらの反応は、必要な場合には、このよ
うな他の置換アリール環上の反応性置換基が当業者に周知の方法及び試剤により
保護されている、種々の(variety)他の置換アリール環のいずれについても実施
されることを理解するであろう。
【0057】 実施例1:2−クロロ−4、6−ビス(2、4−ジメチルフェニル)−1、3
、5−トリアジン(1)の3−メトキシフェノール(2)との反応;2−(2−
ヒドロキシ−4−メトキシ)−4、6−ビス(2、4−ジメチルフェニル−1、
3、5−トリアジン(3)の製造
【0058】
【化18】
【0059】 25mLのクロロベンゼン中の2−クロロ−4、6−ビス(2、4−ジメチルフ
ェニル)−1、3、5−トリアジン(3.24g、10ミリモル)1及び3−メ
トキシフェノール(1.86g)2の撹拌された混合物に、室温において窒素下
で1.33gの塩化アルミニウムを添加した。この混合物を60℃で4時間加熱
した。この反応混合物を100mLの5%塩酸、氷、及び水(全容積300mL
)の激しく撹拌した混合物にゆっくり注いだ。生成した沈殿を集め、水で洗浄し
、真空中で40℃で一夜乾燥した。化合物3の生成を熱スプレー(thermal spray
)MS(MH+m/e=412)及びUVスペクトル(λ=298、342nm)
により確認した。
【0060】 実施例2:2−クロロ−4、6−ビス(2、4−ジメチルフェニル)−1、3
、5−トリアジン(1)の1、3−ジオクチルオキシベンゼン(4)との反応:
2−(2−ヒドロキシ−4−オクチルオキシ)−4、6−ビス(2、4−ジメチ
ルフェニル)−1、3、5−トリアジン、(5)の製造
【0061】
【化19】
【0062】 25mLのクロロベンゼン中の2−クロロ−4、6ビス(2、4−ジメチルフェ
ニル)−1、3、5−トリアジン(3.23g)1及び1、3−ジオクチルオキ
シベンゼン(3.34g)4の撹拌中の混合物に塩化アルミニウム(1.6g)
を室温で添加した。この反応混合物を室温で2時間撹拌し、次に2.5時間で8
5℃に徐々に加熱した。加熱を止め、反応混合物を室温で20時間撹拌した。反
応混合物を3%HCl水溶液で処理した。次に、この混合物をメチレンクロライ
ドで抽出し、有機層を水で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、減圧下で濃
縮した。得られた生成物をTLC、HPLC、及びLCMSにより分析し、2−
(2−ヒドロキシ−4−オクチルオキシ)−4、6−ビス(2、4−ジメチルフ
ェニル)−1、3、5−トリアジン5及び2−(2、4−ジオクチルオキシ)−
4、6−ビス(2、4−ジメチルフェニル)−l、3、5−トリアジン6の双方
を主生成物として得た。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AE,AL,AM,AU,AZ,BA,BB ,BG,BR,BY,CA,CN,CU,CZ,EE, GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID,IL,I N,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC ,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG, MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,RO,R U,SD,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR ,TT,UA,UG,UZ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 ベニマダバン,サンパス アメリカ合衆国コネチカツト州06854ノー ウオーク・ウエザリーレイン15 (72)発明者 カパドナ,ラツセル・シー アメリカ合衆国コネチカツト州06851ノー ウオーク・バリービユーコート63 (72)発明者 パイ,ベンカトラオ・ケイ アメリカ合衆国コネチカツト州06902スタ ンフオード・ウエストオーバーレイン63 Fターム(参考) 4H039 CA10 CA42 CG20

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式A 【化1】 [式中、Ar1及びAr2は同じであるかあるいは異り、各々は式B 【化2】 (式中、R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8、R9、及びR10は、同じで
    あるかあるいは異り、各々は水素、1から24個の炭素原子のアルキル、5から
    24個の炭素原子のシクロアルキル、7から24個の炭素原子のアラルキルであ
    り、そしてR6とR7が一緒になって、R7とR8が一緒になって、R8とR9が一緒
    になって、またはR9とR10が一緒になって、場合によってはO、N、またはS
    原子を含む縮合炭素環式環の一部となってよい) の化合物の基である] のトリアジン化合物を製造する方法であって、触媒の存在下で式C 【化3】 (式中、Xはハロゲンである) の化合物と式D 【化4】 の化合物を適当な温度と圧力で、不活性溶媒の存在下で式Aの化合物を生成する
    のに充分な時間反応させることを含んでなる方法。
  2. 【請求項2】 上記化合物と式Dの化合物を反応させるのに先立ち、適当な
    温度と圧力で、不活性溶媒と第2の触媒の存在下で、式Cの化合物を生成させる
    のに充分な時間、ハロゲン化シアヌルと式Bの化合物を反応させる初めのステッ
    プを更に含んでなる、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 式Dの化合物と反応させるのに先立ち、式Cの化合物が単離
    されないことを特徴とするとする、請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 式Dの化合物の添加の温度が約0℃から約150℃の間であ
    ることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 式Dの化合物の添加の温度が約30℃から約80℃の間であ
    ることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】 適当な溶媒が不活性な芳香族溶媒であることを特徴とする、
    請求項1に記載の方法。
  7. 【請求項7】 上記不活性溶媒が次のクロロベンゼン、ジクロロベンゼン、
    トリクロロベンゼン、ブロモベンゼン、ジブロモベンゼン、トリブロモベンゼン
    、トルエン、キシレン、トリメチルベンゼン、ニトロベンゼン、及びアニソール
    の一つから選ばれることを特徴とする、請求項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】 触媒がルイス酸であることを特徴とする、請求項1に記載の
    方法。
  9. 【請求項9】 該ルイス酸がハロゲン化アルミニウム、ハロゲン化亜鉛、ハ
    ロゲン化ホウ素、ハロゲン化チタン、及びハロゲン化すずから選ばれることを特
    徴とする、請求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 式Cの化合物の触媒に対するモル比が約0.5から約5の
    間であることを特徴とする、請求項7に記載の方法。
  11. 【請求項11】 反応時間が約1時間と約40時間の間であることを特徴と
    する、請求項1に記載の方法。
  12. 【請求項12】 式Dの化合物の式Cの化合物に対するモル比が約0.8か
    ら約2の間であることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
JP2000568834A 1998-09-04 1999-08-31 2−(2−ヒドロキシ−4−アルコキシフェニル)−4、6−ビスアリール−1、3、5−トリアジンの製造方法 Pending JP2002524451A (ja)

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