JP2002524349A - エアバッグを折り畳む方法および装置 - Google Patents

エアバッグを折り畳む方法および装置

Info

Publication number
JP2002524349A
JP2002524349A JP2000570024A JP2000570024A JP2002524349A JP 2002524349 A JP2002524349 A JP 2002524349A JP 2000570024 A JP2000570024 A JP 2000570024A JP 2000570024 A JP2000570024 A JP 2000570024A JP 2002524349 A JP2002524349 A JP 2002524349A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
airbag
ram
folding
straightening
guide sleeve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000570024A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3495988B2 (ja
Inventor
マウル、ホルガー
シュタウブ、アーンドレイアース
ヨスト、マルクス
イーフェル、ミハエル、デー.
Original Assignee
ブリード・オートモティブ・テクノロジィ・インク
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ブリード・オートモティブ・テクノロジィ・インク filed Critical ブリード・オートモティブ・テクノロジィ・インク
Publication of JP2002524349A publication Critical patent/JP2002524349A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3495988B2 publication Critical patent/JP3495988B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/02Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/16Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/02Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/16Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
    • B60R21/23Inflatable members
    • B60R21/237Inflatable members characterised by the way they are folded
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/02Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/16Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
    • B60R21/23Inflatable members
    • B60R21/237Inflatable members characterised by the way they are folded
    • B60R2021/2375Folding devices

Abstract

(57)【要約】 エアバッグモジュール用のエアバッグ(2)を折り畳む方法では、エアバッグが、そのガス入口開口部(6)から直線状化軸(11)の方向に直線状にされていく。エアバッグは、直線状にされた状態で、あるいは直線状化動作中に、直線状化軸の方向に案内スリーブ(18)に押し込みまとめられる。次に、エアバッグが、案内スリーブ内でその長手方向、すなわち直線状化軸の方向に押し込まれ、かつこの方法では折り畳まれる。エアバッグモジュール用のエアバッグを折り畳む装置は、エアバッグを直線状にするために、案内スリーブを有するガス入口開口部を介して直線状化軸の方向にエアバッグに押し込むことのできる直線状化ラム(10)を有する。案内スリーブは、直線状化ラムに対して同軸に配置されている。直線状化軸に沿って直線状化ラムを押し込むことができる。案内スリーブの内側断面積は、直線状化ラムの断面積よりも大きく、この装置は、エアバッグを押し込むために、案内スリーブ内で直線状化軸に沿って移動することのできる折畳みラム(20;30)を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は、エアバッグを折り畳む方法および装置に関する。
【0002】 (背景技術) エアバッグモジュール内のエアバッグは通常、カバリングの後ろのエアバッグ
ハウジング内に折畳み状態で配置される。クラッシュが起こった場合、エアバッ
グが膨張させられ、すなわち、エアバッグにガスが満たされる。エアバッグは、
車両に乗っている人の衝撃を減衰することのできるガスが満たされたクッション
を形成するように展開される。従来、エアバッグの折畳みは、エアバッグが平ら
に広げられ、次に、特定的に所定の点で折り畳まれ、折畳み構成になるように行
われている。この折畳み構成は次に、エアバッグモジュール内のガス発生装置、
またはガス供給装置の近傍に配置され、したがって、エアバッグの展開方向に位
置し、すなわち、折り畳まれたエアバッグは、ガス発生装置と車両に乗っている
人との間に位置する。
【0003】 従来エアバッグを折り畳むために使用されている方法はいくつかの欠点を有す
る。たとえば、最初にエアバッグ全体を平らに広げなければならないので、エア
バッグを折り畳むには非常に大きな空間が必要である。さらに、エアバッグを自
動的に折り畳む場合、それぞれの場合に様々なエアバッグ形状およびその特定の
折畳み順序に個別に適合させる必要のある比較的複雑な装置が必要である。さら
に、そのような複雑な折り畳みは、限られた速度でしか実行できない。
【0004】 本発明の目的は、エアバッグモジュール用のエアバッグを折り畳む方法および
装置を提供し、エアバッグの折畳みを簡略化すると共に高速化し、装置の設置空
間をより小さくすることを可能にすることである。
【0005】 (発明の開示) この目的は、請求項1に明記された特徴を有する方法と、請求項18に明記さ
れた特徴を有する装置によって実現される。好ましい実施態様は、それぞれの従
属請求項から収集することができる。
【0006】 本発明による方法では、まず、エアバッグが、エアバッグのガス入口開口部か
ら直線状化軸の方向に直線状にされていく。エアバッグは、直線状にされた状態
で、あるいは直線状化動作中に、直線状化軸の方向に案内スリーブに押し込まれ
るか、あるいは引き込まれ、次に、この案内スリーブ内でその長手方向、すなわ
ち直線状化軸の方向に押し込みまとめられ、かつこの方法では折り畳まれる。こ
の方法では、折畳み動作の場合、エアバッグは、平らに広げられるのではなくあ
る軸に沿って直線状にされ、三次元構成になる。その後の折畳み動作は特定の方
法では行われず、すなわち、エアバッグが厳密に所定の折畳み線に沿って折り畳
まれることはない。その代わりに、折畳みは、エアバッグを案内スリーブに押し
込むことによって任意に行われる。エアバッグはアコーディオンのように折り畳
まれ、折畳み線は任意に形成される。この折畳み方法では、所定の折畳み線に沿
った厳密に定義された多数の個別の折畳み動作を不用にすることが可能なので、
エアバッグをかなりより容易にかつ高速に折り畳むことができる。さらに、エア
バッグを平らに広げる必要がなく、その代わりにエアバッグがある線に沿って直
線状にされるので、この方法は大きな空間を必要としない。
【0007】 この折畳み方法では、直線状化軸の近傍に位置する中央領域から始まり、ほぼ
半径方向外側にエアバッグの周囲まで直線状に延びる主折畳み線を有する折畳み
パターンが形成される。主折畳み線が、車両に乗っている人の方へ向けられる材
料の前部層上でほぼ半径方向に延び、同時に、車両に乗っている人から離れる方
向に向けられる材料の後部層上で、主として同心に、好ましくはエアバッグおよ
び/またはガス入口開口部の周囲に平行に延びる折畳みを実現することも可能で
ある。
【0008】 直線状化軸は、エアバッグの前部に対して主として垂直に延びると有利である
。この場合のエアバッグの前部は、エアバッグが自動車内に設置される際、エア
バッグが膨張させられたときに車両に乗っている人の方へ向けられるエアバッグ
の衝撃面である。直線状化軸が上記の前部に対して本来垂直に延びているので、
一方では折畳み動作が簡単になり、他方では、後の段階で、ガス発生装置によっ
てエアバッグにガスが満たされる際、エアバッグの信頼できる特定の展開動作が
可能になり、その場合、まず前部が車両に乗っている人の方へ移動し、この人に
接触する。
【0009】 折畳み動作の間、エアバッグが、好ましくはそのガス入口開口部の領域に固定
されると好都合である。これにより、折畳み動作の間、ガス入口開口部が開放さ
れたままになり、かつ後で、ガス入口開口部をガス供給装置またはガス発生装置
上にはめ合わせるときにこの開口部に手が届くようにすることが可能になる。
【0010】 エアバッグは、折畳みラムによって案内スリーブに押し込まれることが好まし
い。この場合、折畳みラムが案内スリーブ内でその長手方向軸に沿って、すなわ
ち直線状化軸の方向に移動し、直線状にされたエアバッグを、アコーディオンの
ように折畳まれるように押し込む。この場合、厳密な折畳み線を事前に決定する
ことなしに、折畳み動作の間に、個々の折り目またはクリースが自動的に形成さ
れる。折畳み線が厳密に事前に決定されたものではないにもかかわらず、後の段
階で、エアバッグを厳密に制御しながら適切に展開することができる。
【0011】 エアバッグを直線状にするために、直線状化ラムが、ガス入口開口部から直線
状化軸の方向にエアバッグに押し込まれ、かつエアバッグの、ガス入口開口部の
反対側に位置する部分の内側に、直線状化ラムの端面を介して当接すると有利で
ある。これによって、エアバッグを完全に直線状にすることができる。エアバッ
グは、エアバッグ内に配置された制限バンド、テアシームなどの結果として、あ
るいはエアバッグ自体の外装によって直線状化ラムのさらなる移動が制限される
まで、直線状化ラムを押し込むことによって直線状にされる。この場合、直線状
化ラムが、エアバッグの、後で使用される主展開方向に対応する直線状化方向に
移動すると有利である。このことは、エアバッグがその主展開方向に直線状にさ
れることを意味する。このため、後で行われる押込み動作の間、エアバッグが後
の段階で膨張させられたときに再び広がる必要のある動作と逆の順序でエアバッ
グの折畳み動作が行われるようにすることが可能になる。
【0012】 続いて行われる折畳み動作の間に形成される折畳みパターンにおいて、主折畳
み線、すなわち、折畳み中に形成されるクリースが半径方向外側に主として直線
状に延びる中央領域は、エアバッグの、直線状化ラムの端面に当接する領域であ
る。この後、この領域に折畳み線はほとんど形成されない。折畳み線は厳密に半
径方向にこの領域の中心点の方へ延びることができる。しかし、折畳み線が、直
線状化ラムの端面が円形である場合には同様に主として円形である上記の当接面
の周囲に接線方向に接し、当接面の周囲からエアバッグの外周まで主として直線
状に延びることも可能である。
【0013】 エアバッグの直線状化動作時に、同時に直線状化ラムが案内スリーブに押し込
まれることが好ましい。これにより、エアバッグを直線状にする動作とエアバッ
グをスリーブに押し込む動作が少なくとも部分的に同時に行われるので、折畳み
動作に必要な時間を短くすることができる。さらに、エアバッグが案内スリーブ
を囲んだ状態で直線状化ラムが案内スリーブに押し込まれる動作は、エアバッグ
の、たとえば制限バンドやシームのために完全に直線状にできない領域、たとえ
ば、エアバッグの周囲領域や外側領域でも、同様に案内スリーブ内に直線状化方
向または押込み方向に配置される状況を実現する。
【0014】 直線状化ラムが押し込まれた後、位置決め装置がガス入口開口部からエアバッ
グの外側に沿って直線状化ラムに平行に前進することが好ましい。このことは、
エアバッグが折り畳まれる前に、ガス入口開口部を囲むエアバッグの後部領域が
、直線状化ラムに接触するように位置決めされることを意味する。したがって、
エアバッグが案内スリーブに押し込まれ、そこで折り畳まれると、エアバッグの
、エアバッグが膨張させられたときに車両に乗っている人の方へ向けられる部分
は、折り畳まれたエアバッグ組立体内で、展開方向から見て外側または前部に確
実に位置する。このことは、膨張動作の間に、エアバッグのこのような部分が、
車両に乗っている人の方へ非常に高速にかつ妨害なしに広がることができ、それ
によって、車両に乗っている人に対する十分な保護を非常に高速に確立できるこ
とを意味している。
【0015】 この位置決め装置は、直線状化ラムと同心のスリーブとして構成されるか、あ
るいは直線状化ラムの周りに配置された複数の棒の形に構成されると有利である
。このような装置によって、エアバッグをその後部領域が直線状化ラムに接触す
るように正しく位置決めすることができる。この場合、スリーブまたは棒と直線
状化ラムとの間の距離は、エアバッグの、所定の位置に配置すべき部分が、引っ
掛かったり破損したりすることなしに位置決め装置と直線状化ラムとの間に受容
することができ、かつ直線状化ラムにできるだけ平滑にかつ一様に接触するよう
に位置決めされるような寸法にする必要がある。
【0016】 他の実施態様では、エアバッグは、ガス入口開口部から直線状化軸の方向に直
線状にされた後、エアバッグが直線状にされたときの直線状化ラムの移動方向と
逆の方向に案内スリーブに引き込まれ、したがって、直線状化ラムが同じ方向に
移動させられ、エアバッグを直線状状態に維持する。これによって、追加的な位
置決め装置によって実現されるのと同様な効果が実現される。ただし、追加的な
方法ステップも機器も不要である。エアバッグが案内スリーブに引き込まれると
、ガス入口開口部の反対側に位置するエアバッグの前面側が、直線状化ラムの端
面に接触する部分の近傍で直線状化ラムに接触するように位置決めされる。さら
に、エアバッグの周囲の連結シームもエアバッグの前面側の近傍に配置される。
これにより、エアバッグが、案内スリーブに押し込まれた後、エアバッグの前面
側および周囲のシームの領域が上部に位置するように折り畳まれる状況を実現す
ることができる。このことは、エアバッグが展開される際、エアバッグにガスが
満たされたときに、上記の領域が展開方向から見て前部に位置し、それにより、
クラッシュが起こった場合に車両に乗っている人が接触する上記の領域が最初に
広がり、その結果、良好な保護動作が非常に高速に実現されることを意味してい
る。
【0017】 エアバッグの押込みまとめ動作の間、折畳みラムが直線状化ラムの押込み方向
と逆の方向に移動させられ、同時に直線状化ラムが好ましくは同じ速度で戻され
ると有利である。この移動シーケンスの結果として、エアバッグはガス入口開口
部の方へ折り畳まれる。このため、エアバッグ前面の、通常はガス入口開口部の
反対側に位置する部分が最後に、すでに折り畳まれているエアバッグ上に押し付
けられることが可能になる。このことは、後でエアバッグが展開する際に、まず
前面のこの比較的小さな軽い部分が加速され、次に車両に乗っている人の方へ移
動させられることを意味する。前面または前面の一部のこの移動は、エアバッグ
の依然として折り畳まれている領域によって展開中に減速され、それによって、
エアバッグは主として半径方向および/または周囲方向に高速に展開される。
【0018】 さらに、押込み動作の間、折畳みラムが直線状化ラムの押込み方向に移動させ
られ、それに対して直線状化ラムが好ましくはまったく移動させられないことが
可能である。この手順では、エアバッグが、その前面の方へ押し込まれ折り畳ま
れる。これによって、エアバッグの前面を最後に、エアバッグの折り畳まれてい
る部分の上に位置させることができる。というのは、エアバッグの前面が、折畳
み動作の間ずっと直線状化ラムに当接していた方が有利であるからである。この
間、エアバッグの残りの部分が、直線状化ラムの外壁に沿って、エアバッグの前
面側が当接する直線状化ラムの前面側または端部側まで押し込まれ折り畳まれる
。この方法では、エアバッグがガス入口開口部の領域で折畳みラム上に固着され
、それによって、この部分が、エアバッグの、アコーディオンのように折り畳ま
れた、前面と反対側の端部に位置するようになることが好ましい。このことは、
ガス入口開口部に容易に手を届かせることができ、したがって、ガス入口開口部
を後の段階でガス発生装置またはガス供給装置上に容易に配置できることを意味
する。
【0019】 直線状化動作の後および押込み動作の間、エアバッグの、直線状化ラムの端面
に当接する部分の外側が、折畳みラムとの接触を維持されるか、あるいはエアバ
ッグ・モジュールのカバリングの一部との接触を維持されると有利である。これ
によって、折畳み動作の間、エアバッグの一部、好ましくはその前面の一部を直
線状化ラムと折畳みラムまたはエアバッグモジュールのカバリングの一部との間
にクランプ止めすることが可能になる。このため、折畳み動作の後で、エアバッ
グのこの部分が最後に、折り畳まれたエアバッグ構成上に乗り、かつこの部分を
ガス発生装置のすぐ近くに配置できるようにすることが可能になる。この場合、
後で行われるエアバッグの膨張動作の間に、まずカバリングまたは折畳みラムと
直線状化ラムとの間にクランプ止めされたこの部分が妨害なしに動き出し、それ
によって、エアバッグが展開中に、この領域から一様にかつ制御されながら広げ
られることが可能になる。エアバッグは、直接エアバッグモジュールのカバリン
グの内側で折り畳まれる場合、直線状化ラムとカバリングとの間にクランプ止め
される。後の段階で、設置状態において、カバリングは、車両に乗っている人の
方に向けられ、かつエアバッグが車両に乗っている人の方向に展開する際に通過
することのできる対応するテアシームを有する。折畳み動作の後で、適切なガス
供給装置またはガス発生装置が裏面側からカバリングに挿入される。他の方法で
は、エアバッグがエアバッグハウジング内部で折り畳まれる。この場合、まずエ
アバッグがガス入口開口部の周囲領域でエアバッグハウジングに固着される。こ
の折畳み方法では、エアバッグのある領域が直線状化ラムと折畳みラムとの間に
クランプ止めされ、折畳みラムがエアバッグハウジングの方向に移動させられる
。この方法では、エアバッグのすでにクランプ止めされている領域を最後に、エ
アバッグのすでに折り畳まれている他の領域上に位置させることも可能である。
最後に、エアバッグモジュールのカバリングがエアバッグのこの領域の上にはめ
合わせられる。
【0020】 エアバッグの、直線状化ラムがその端面を介して当接する部分が、エアバッグ
の前面の一部、好ましくは中央部であると有利である。しかし、直線状化ラムが
エアバッグを偏心させながらあるいは非対称的に、直線状にすることも可能であ
り、エアバッグに非対称的な優先的な出口方向を与えることが可能である。この
ため、エアバッグの、直線状化ラムの端面に当接する部分は、押込みおよび折畳
み動作の間、定義された方法でしっかりと固定され案内される。折畳み動作の後
で、エアバッグの、直線状化ラムの端面に当接する部分は、エアバッグモジュー
ルのカバリングのすぐ後ろに位置する。したがって、後でエアバッグが展開され
る際、まずエアバッグのこの部分がカバリングを通り抜けて広がり、車両に乗っ
ている人の方へ移動する。有利には前面の中央領域であるエアバッグのこの部分
が最初に、車両に乗っている人に接触し、その後、この領域の周りで半径方向に
延びているエアバッグ領域が順次、すなわち、エアバッグの中央領域から、車両
に乗っている人に接触していき、車両に乗っている人、有利にはその人の顔の上
に広がる。このため、車両に乗っている人がエアバッグに、厳密に定義された方
法で徐々に接触していくので、場合によっては擦過傷を起こす可能性のある、エ
アバッグと車両に乗っている人との間の摩擦を無くすことが可能になる。これは
、エアバッグが展開される際、車両に乗っている人が、厳密に定義された位置に
おらず、すなわち、いわゆる位置ずれ状態である場合に特に重要である。これに
より、従来のように折り畳まれたエアバッグの場合のように、エアバッグが展開
中に車両に乗っている人の顎の下に引っ掛かる危険性が低減され、車両に乗って
いる人の首の伸びが最小限に抑えられる。展開の開始時には依然としてエアバッ
グハウジング内にあるエアバッグの折り畳まれた部分の制限動作によって、前面
が現われるのが遅延される。このため、エアバッグのこの領域は、対応する小さ
な深さに現われ、この場合、エアバッグは、車両に乗っている人の前に半径方向
に高速に広がることが好ましい。これによって、エアバッグが展開する間に車両
に乗っている人が負傷する危険性が低減される。
【0021】 押込みまとめ動作の間、エアバッグの、好ましくはガス入口開口部の近傍にス
ペーサが配置されることが好ましい。このようなスペーサは、ガス発生装置また
はガス供給装置が折畳み動作が終了するまでエアバッグに挿入されない場合に必
要である。このスペーサは、ガス発生装置またはガス供給装置に必要な設置空間
を開放する。したがって、エアバッグは、後でガス発生装置またはガス供給装置
の周りに設置状態で配置されるように容易に厳密に折り畳むことができる。
【0022】 直線状化ラムがスペーサの機能を有することがさらに好ましい。この場合、ガ
ス発生装置に必要なキャビティが、直線状化ラムにより、折り畳まれたエアバッ
グの内部で開放されるので、スペーサを挿入する追加的なステップは不要になる
【0023】 エアバッグは、案内スリーブからエアバッグハウジングまたはエアバッグモジ
ュール用のカバリングに押し込まれることが好ましい。この場合、折り畳まれた
エアバッグをカバリングまたはエアバッグハウジングに挿入する際に、エアバッ
グが通常よりも早く折畳み状態を終了しないようにすることが可能になる。
【0024】 エアバッグが、折畳み動作の間にエアバッグハウジングまたはエアバッグモジ
ュール用のカバリングに押し込まれることがさらに好ましい。これにより、エア
バッグが、スリーブに押し込まれ、かつハウジングまたはカバリングに押し込ま
れることによって直接カバリングまたはハウジングに折り込まれるので、折り畳
まれたエアバッグをエアバッグハウジングまたはカバリングに挿入する追加的な
動作が無くなる。
【0025】 エアバッグを折り畳む装置は、エアバッグを直線状にするために、ガス入口開
口部を介して直線状軸の方向にエアバッグに押し込むことのできる直線状化ラム
を有し、直線状化ラムに対して同軸に配設されており、直線状化軸に沿って直線
状化ラムを押し込むことのできる案内スリーブであって、案内スリーブの内側断
面積が直線状化ラムの断面積よりも大きく、特に、直線状化ラムと案内スリーブ
の内壁との間でエアバッグを折り畳めるほど大きい案内スリーブも有し、エアバ
ッグを押し込むために、案内スリーブ内で直線状化軸に沿って移動することので
きる折畳みラムも有する。この装置は、特に上述の方法を実施するのに適してい
る。この装置は、エアバッグを折り畳むのに必要なすべての移動が、1つの同じ
軸、すなわち、エアバッグが直線状にされる直線状化軸に沿って行われるので、
極めて小形の構成の装置でよいという利点を有する。装置をできるだけ空間を節
約する構成にするために、直線状化軸は、垂直方向にできるだけ遠くまで延びる
。案内スリーブおよびラムは、丸型構成であることが好ましいが、エアバッグま
たはエアバッグハウジングまたはエアバッグモジュールカバリングの特定の形状
に適合させることのできる他のあらゆる所望の形状でもよい。エアバッグを折り
畳むために、エアバッグがある軸、すなわち、エアバッグハウジングまたはカバ
リングに垂直な方向の線に沿って直線状にされ、エアバッグを平らに広げる必要
がないので、本発明による装置の起立面をエアバッグハウジングよりもずっと大
きくする必要はない。この場合、エアバッグが直線状にされ案内スリーブに押し
込まれるので、直線状化ラムの断面積は案内スリーブの内側断面積よりも小さく
なるように構成され、そのため、直線状にされたエアバッグは直線状化ラムと案
内スリーブの内壁との間に位置するようになる。
【0026】 折畳みラムは、案内スリーブの内側断面積に対応する断面積を有することが好
ましい。それにもかかわらず、この場合、折畳みラムと案内スリーブとの間に十
分な遊びが確保され、折畳みラムを案内スリーブ内でその長手方向軸に沿って容
易に移動させることができる。しかし、折畳みラムは案内スリーブの内壁に非常
に密に当接し、したがって、エアバッグの各領域が折畳みラムと案内スリーブの
内壁との間を通過し、エアバッグが破損し装置が遮断される恐れはなくなる。
【0027】 折畳みラムは、直線状化ラムが通過する開口部を好ましくは中央に有すると有
利である。この構成は、エアバッグが、カバリングキャップまたはカバリングの
内部で折り畳まれる際に、まずガス入口開口部から直線状にされ、次に同様にガ
ス入口開口部から、エアバッグの反対側、すなわち前面の方へ押し込まれること
を可能にする。この場合、折畳みラムは、折畳みラムの開口部内で案内され、好
ましくはまったく移動させられない直線状化ラムに沿って移動する。
【0028】 エアバッグを、好ましくはそのガス入口開口部の領域で固着する固着装置が設
けられると好都合である。これによって、折畳み動作の間エアバッグをしっかり
と保持することができ、折り畳まれたエアバッグのガス入口開口部をガス発生装
置またはガス供給装置に連結するときにガス入口開口部に自由に手が届くように
なる。
【0029】 固着装置は、折畳みラム上に設けられることが好ましい。これにより、折畳み
ラムが、押込み動作および折畳み動作のために直線状化ラムに沿って変位させら
れる際、エアバッグが折畳みラム上にしっかりと固定されることが可能になり、
その結果、後でエアバッグをエアバッグハウジングに固着する場合にエアバッグ
の一部に自由に手が届くようになる。エアバッグを固着するためのこの部分がガ
ス入口開口部の近傍に位置し、それによって、ガス入口開口部を厳密にガス供給
装置またはガス発生装置上に固定することができると有利である。
【0030】 エアバッグハウジングまたはエアバッグモジュールのカバリングと案内スリー
ブとの接触を維持する装置が設けられることも可能である。このことは、案内ス
リーブが上向きにエアバッグハウジングまたはカバリングに押し付けられ、その
結果、エアバッグの折畳み動作の間に、エアバッグを直接エアバッグハウジング
またはエアバッグモジュールのカバリングに押し込むかあるいは折り込むことが
できると有利であることを意味する。この場合、後の段階で、折り畳まれたエア
バッグをエアバッグハウジングまたはカバリングに挿入するさらなる動作を無く
すことが可能になる。
【0031】 スリーブの形の位置決め装置、または同軸にかつ同心に、かつ直線状化ラムか
ら離れた位置に配置され、かつエアバッグを直線状化ラムに接触するように位置
決めするために直線状化ラムに平行に移動させることのできる、複数の棒の形の
位置決め装置が設けられることが好ましい。このような装置は、エアバッグが折
り畳まれる前に、エアバッグの小領域が直線状化ラムに接触するように位置決め
されることを可能にする。エアバッグの、エアバッグが展開されるときに車両に
乗っている人の方に向けられる領域が、折り畳まれた組立体の頂部に位置する折
畳みを実現するためである。このことは、エアバッグが膨張する際、このような
領域が妨害されずに広がり、それによって、車両に乗っている人に対する最高の
レベルの保護を非常に迅速に実現できることを意味する。
【0032】 (発明を実施するための最良の形態) 本発明による方法の第1の実施形態および本発明による装置の第1の実施形態
について、図1Aから図1Cを参照して説明する。まず、エアバッグ2が、ガス
入口開口部6を有するエアバッグハウジング4上に固着される。エアバッグは、
ハウジング4内の対応する開口部8の近傍でエアバッグハウジングに固着される
と有利である。後の段階で、2つの開口部を通してガス発生装置またはガス供給
装置(ここでは図示せず)を挿入することができる。次に、ガス入口開口部6お
よび開口部8を通してエアバッグの内部に直線状化ラム10が挿入される。この
実施形態では、直線状化ラム10は、エアバッグハウジング4によって形成され
る平面、特に開口部8に対して主として垂直に移動する。直線状化ラム10は、
エアバッグ内に十分に押し込まれると、その前面または端面12を介して、エア
バッグ2の、ガス入口開口部6の反対側に位置する側14に接触する。エアバッ
グ2が、直線状化ラム1が移動させられる直線状化軸11の周りに対称的に、す
なわち、特に回転対称的に配置された場合、直線状化ラム10の端面12はエア
バッグ2の前部14の中央領域に接触する。直線状化ラム10は、エアバッグ2
が完全に直線状にされ、すなわち、それ以上直線状にできなくなるまでエアバッ
グ2に押し込まれることが好ましい。しかし、直線状化ラムをこの前に任意の所
望の位置で停止させることも可能である。さらなる直線状化は、たとえば、エア
バッグ内に配置されたシーム、制限バンドなどによって制限することができる。
このことは、エアバッグ2の、完全には直線状にされない領域があってよいこと
を意味する。このような領域とはたとえば、エアバッグ2の周囲シーム16の近
傍の周囲領域15であり、周囲シームによって縫い合わされた2つの繊維層また
は材料層を有する領域である。
【0033】 図1Bは、直線状にされたエアバッグを有する直線状化ラム10の上に案内ス
リーブ18が押し込まれる、この方法の第2のステップを示している。この場合
、周囲シーム16の近傍のエアバッグ2の直線状にされていない領域15も直線
状化軸11の方向に整列させられる。案内スリーブ18は、直線状化ラム10お
よび直線状化軸11に対して同軸に配置される。直線状化ラム10の場合と同様
に、案内スリーブ18は丸型構成であることが好ましく、すなわち、案内スリー
ブは丸いチューブである。しかし、案内スリーブおよび直線状化ラムが、特定の
エアバッグまたは特定のエアバッグハウジング4のそれぞれの構成に適合させる
ことのできる他の形状であることも可能である。案内スリーブ18は、直線状化
ラム10の上で、直線状化ラム10の移動方向とは逆にエアバッグハウジング4
の方に移動させられる。この移動をエアバッグの直線状化動作中に生じさせ、そ
れによってこのシーケンスを加速することも可能である。案内スリーブ18が完
全に押し込まれ、かつ直線状化ラム10が完全にエアバッグに押し込まれ、その
結果エアバッグが完全に直線状にされると、エアバッグは案内スリーブ18の内
壁とラム10の周囲との間に位置するようになる。案内スリーブ18の、エアバ
ッグハウジング4から離れる方に向けられた端部に、前部領域22が案内スリー
ブの内部に厳密にはまるように構成された折畳みラム20が配置されている。折
畳みラム20も同様に直線状化軸11に沿って移動することができる。次に、折
畳み動作のために、折畳みラム20が案内スリーブ18内で折畳み方向に直線状
化ラム10の端面12およびエアバッグハウジング4の方へ移動させられる。こ
の場合、まず折畳みラムの前部領域22がエアバッグ2の前部14に接触し、し
たがって、エアバッグ2の前部14が折畳みラム20と直線状化ラム10の端面
12との間にクランプ止めされる。次に、折畳みラム20がさらにエアバッグハ
ウジング4の方へ移動させられ、直線状化ラム10が同じ速度で戻され、すなわ
ち、折畳みラムと同じ方向に移動させられる。このように、折畳みラム20と直
線状化ラム10との間にクランプ止めされたエアバッグの前部14は、エアバッ
グハウジング4の方向に移動させられる。折畳みラムの周囲および/または折畳
みラムの前部領域22は案内スリーブ18の内壁に直接当接する。次に、折畳み
ラムは、エアバッグハウジングの方向に移動する間、エアバッグのすべての部分
を順次運び、エアバッグハウジングの方向に押し、最終的にエアバッグハウジン
グ内に押し込む。その結果、エアバッグ2の主としてアコーディオン状の折畳み
部が自動的に形成される。この折畳み部は、厳密に事前に決定されたものではな
く、すなわち、厳密な折畳み線は形成されない。しかし、エアバッグ2は、後で
行われる展開動作の間に難なく広がるように折り畳まれる。というのは、後で行
われる展開が、同様に直線状化軸11に沿って、厳密に折畳み動作と逆の順序で
行われるからである。このため、展開の間、広がっていくエアバッグ2が詰まる
ことがなく、したがって、展開が高速にかつ摩擦を生じさせずに行われることが
可能になる。
【0034】 図1Cは、本発明による方法の第1の実施形態の第3のステップを示している
。図1Cで、折畳みラム20は案内スリーブ18内で、その端部または前面22
を介して、隣接するエアバッグハウジング4まで移動させられている。この場合
、エアバッグ2は、その全体がエアバッグハウジング4内にアコーディオン状の
折畳み部と共に押し込まれている。この動作では、同時に直線状化ラム10が運
ばれているので、直線状化ラム10は、依然としてエアバッグハウジング4内に
位置し、折り畳まれたエアバッグ2に囲まれており、したがって、後の段階で挿
入されるガス発生装置またはガス供給装置用のキャビティを形成するスペーサを
形成する。エアバッグ2の前部14は、折畳み動作の間ずっと折畳みラム20の
前面22と直線状化ラム10の端面12との間で案内され、そのため、折り畳ま
れた状態でガス発生装置用のキャビティのすぐ上に位置するようになる。これに
より、まずエアバッグ2のこの前部14が動き出し、次に前部14が、エアバッ
グの、前部14の後の他の部分を引っ張るという所望の効果が、後の展開動作中
に実現される。このため、まず前部14が車両に乗っている人に接触し、エアバ
ッグの他の部分が、前部14から順次、車両に乗っている人の上に広がっていき
、それによって、車両に乗っている人の皮膚とエアバッグとの間の摩擦が最小限
に抑えられ、その結果、たとえば擦過傷の形の負傷の危険性を低減することがで
きるという所望の効果が、後の展開動作中に実現される。さらに、前部14は、
膨張動作時に最初に移動し、依然として折り畳まれているエアバッグ2の拘束力
によって減速され、それによって、好ましくはエアバッグ2の半径方向に折り畳
まれる。
【0035】 本発明による方法の第2の実施形態について以下に、図2Aから図2Fを参照
して説明する。第1の実施形態では、エアバッグがエアバッグハウジングの内部
で折り畳まれ、その後で、エアバッグハウジング上に、エアバッグモジュールを
自動車の内部から遮断するカバリングが位置決めされるが、第2の実施形態では
、エアバッグが直接エアバッグモジュールのカバリングに折り込まれ、次にこの
カバリング上に裏面側から適切なキャリアを介してガス発生装置またはガス供給
装置がはめ合わせられる。以下では、同じ部品は同じ参照符号で指定されている
【0036】 図2Aは、本発明による方法の第2の実施形態の第1のステップを示している
。この場合、エアバッグモジュールのカバリング24はその前面側26が下に向
けられており、この前面側26は後で、自動車の内部の車両に乗っている人の方
に向けられる。カバリング24の裏面側の方へキャビティ28が形成されており
、このキャビティに、折り畳まれたエアバッグが挿入され、後でガス発生装置ま
たはガス供給装置も挿入される。裏面側の方に開放されたキャビティ28の周囲
に案内スリーブ18がはめ合わせられている。カバリング24のこの向き、すな
わち、カバリング24の前面側26が下向きの状態は、絶対必要なわけではない
が、特に空間を節約する折畳み動作と特に空間を節約する折畳み装置が可能にな
るので有利である。この実施形態では、環状折畳みアーム30が設けられ、この
環状折畳みアーム30は、直線状化ラム10が通過する開口部32を内部に有す
る。この場合、直線状化ラム10が開口部32内で案内されると有利である。エ
アバッグ2は、そのガス入口開口部6の領域で折畳みラム30上に固着されてい
る。図2Aに示されている第1のステップでは、直線状化ラム10、折畳みラム
30、およびエアバッグ2が案内スリーブ18の外側に位置している。
【0037】 図2Bは、本発明による方法の第2の実施形態の第2のステップを示している
。まず直線状化ラム10が、折畳みラム30の開口部32を通して直線状化軸1
1の方向に移動させられ、次に、ガス入口開口部6の反対側に位置するエアバッ
グ2の前部14に端面12を介して接触し、その結果、直線状化ラム10がこの
方向にさらに移動したときにエアバッグ2が直線状にされる。この場合、直線状
化ラム10が案内スリーブ18に進入するので、エアバッグ2のある部分はすで
に案内スリーブに引き込まれているか、あるいは押し込まれている。
【0038】 図2Cは、シーケンスの第3のステップを示している。エアバッグ2は完全に
直線状にされており、すなわち、直線状化ラム10は、エアバッグの構成、すな
わち、材料層の長さや、シーム、制限バンドなどのために、直線状化ラムがそれ
以上移動できなくなるような程度に直線状化軸11に沿って折畳みラム30に対
して移動させられている。その後、折畳みラム30に対する直線状化ラム10の
位置は一定になり、折畳みラム30と直線状化ラム10は共に直線状化軸11に
沿って案内スリーブ18に押し込まれる。図2Cは、直線状化ラム10、折畳み
アーム30、および直線状にされたエアバッグ2が完全に案内スリーブ18に押
し込まれた状態を示している。この場合、エアバッグ2の前部14が、継手24
に直接接触し、継手24と直線状化ラム10の端面12との間にしっかりと固定
される。その後、折畳みラム30は直線状化ラム10に対して移動させられ、す
なわち、直線状化ラム10上で直線状化軸11の方向に変位させられ、それによ
ってカバリング24の方へ移動する。この方法では、エアバッグ2は、直線状化
ラム10と案内スリーブ18の内壁との間に位置しており、押し込まれ、この場
合には自動的にアコーディオンのように折り畳まれる。この場合、決定すべき厳
密な折畳み線はなく、すなわち、折畳み動作は任意に行われる。しかし、上述の
ように、エアバッグは後で展開時に難なく広げることができる。これは、エアバ
ッグが折畳み動作と同じ方向に広げられるからである。
【0039】 図2Dは、エアバッグ2が折畳みラム30によって押し込まれ完全に折り畳ま
れたステップを示している。この状態では、直線状化ラム10はその位置を変化
させておらず、すなわち、エアバッグ2の前部14が依然として直線状化ラム1
0によって上向きにカバリング24に押し付けられている。エアバッグハウジン
グの一部として構成することもできる折畳みラム30の変位によって、エアバッ
グ2は完全にカバリング24のキャビティ28に押し込まれている。直線状化ラ
ム10は、その位置を変化させていないので、スペーサとして働き、かつ後の段
階でガス発生装置またはガス供給装置を挿入することのできるキャビティを、折
り畳まれたエアバッグ2に形成する。この場合、エアバッグ2の前部14は次に
、ガス発生装置またはガス供給装置のすぐ上に位置するようになる。したがって
、この前部は、エアバッグの展開時に最初に動き出し、かつ/または加速される
【0040】 図2Eに示されているように、次に案内スリーブ18がカバリング24から取
り外され、折り畳まれたエアバッグ2は引き続き、折畳みラム30および直線状
化ラム10によってカバリング24内にしっかりと固定される。更に図2Fを参
照するとわかるように、次に直線状化ラム10および折畳みラム30も直線状化
軸11の方向に戻される。言い換えれば、直線状化ラムおよび折畳みラムがカバ
リングから解放され引き離され、その結果、折り畳まれたエアバッグのみがカバ
リングのキャビティ28内に残る。直線状化ラム10が前に位置していた点には
、ガス発生装置36を挿入することのできるキャビティ34が残っている。ガス
発生装置36は、キャリア38に連結されており、このキャリア38を介してカ
バリング24上に固着され、それにより、自動車内に設置できる完全なエアバッ
グモジュールが形成される。
【0041】 図3Aから図3Gは、本発明による方法の第3の実施形態を示している。図3
Aから図3Gに示されている方法の第3の実施形態は基本的に、図2Aから図2
Fを参照して説明した方法に対応している。図3Aを見るとわかるように、カバ
リング24、案内スリーブ18、エアバッグ2、折畳みアーム30、および直線
状化ラム10の構成は、図2Aに示されている構成に対応している。案内スリー
ブ18は、カバリング24の前面側26と反対側に位置する、キャビティ28の
開放側にはめ合わせられる。エアバッグ2は、そのガス入口開口部の領域で、環
状構成の折畳みラム30上に固着されている。直線状化ラム10は、折畳みラム
30の開口部32を貫通して延びている。図2Bに対応する図3Bに示されてい
るように、まず直線状化ラム10が直線状化軸11の方向に移動させられ、折畳
みラム30の開口部32を貫通し、エアバッグ2の内部に入る。直線状化ラム1
0は、エアバッグ2のガス入口開口部6の反対側に位置するエアバッグ2の前部
14に、端面12を介して接触する。直線状化ラム10がさらに移動すると、エ
アバッグ2が直線状化軸11の方向に直線状にされる。この場合、エアバッグ2
は完全に直線状にされることが好ましく、すなわち、エアバッグ内部の、エアバ
ッグ2の前部14と裏面側との間に配置された制限バンド(ここでは図示せず)
が、エアバッグ2のさらなる直線状化移動を制限するまでに、完全に直線状にさ
れ、エアバッグ2が直線状にされることが好ましい。
【0042】 図3Cに示されているように、図2を参照して説明した方法の第2の実施形態
とは異なり、本発明の方法の第3の実施形態の場合には位置決め装置40が追加
的に設けられる。位置決め装置40は、個別の棒の形、または直線状化ラム10
と同様に、折畳みラム30の対応する開口部を貫通して延びる追加的なスリーブ
の形に構成されている。エアバッグ2が直線状にされた後、位置決め装置40は
折畳みラム30を介して直線状化軸11の方向、すなわち直線状化ラム10の移
動方向に移動させられ、エアバッグ2のガス入口開口部6から直線状化ラムに平
行に前進させられる。位置決め装置40は、折畳みラム30の周りで主として同
心に延び、エアバッグ2の一部を直線状化ラムと位置決め装置40との間の空間
で受容して直線状化ラムに一様に接触するように位置決めすることができるよう
に、直線状化ラム10から間隔を置いて配置される。位置決め装置40が移動す
ると、エアバッグ2の後部領域、すなわち、エアバッグの、ガス入口開口部6を
囲む領域が、直線状化ラム10に接触するように位置決めされる。
【0043】 図3Dに示されているステップでは、図2Cと同様に、直線状化ラム10、折
畳みラム30、位置決め装置40、およびエアバッグ2が案内スリーブ18に押
し込まれる。エアバッグ2の前部14は、直線状化ラム10の端面12とカバリ
ング24の内側との間にしっかりと固定される。図3Eに示されているように、
次に位置決め装置40が折畳みラム30を通して引き戻され、すなわち、位置決
め装置40は、折畳みラム30および案内スリーブ18を境界とする空間から引
き抜かれる。これにより、図2Cを参照して説明した状態に対応する状態であっ
て、エアバッグ2の、ガス入口開口部6を囲む部分が、直線状化ラム10に一様
に接触するように位置決めされることのみが追加された状態が実現される。次に
、折畳みラム30が案内スリーブ18内部で、直線状化ラム10および直線状化
軸11に沿って、カバリング24の方向に移動させられる。エアバッグ2がカバ
リング24の方向に押し込まれ、無作為に折り畳まれる。この場合、エアバッグ
2は同時にカバリング24のキャビティ28に押し込まれる。図3Gに示されて
いるように、次に、折り畳まれたエアバッグ2が内部に位置しているカバリング
24から案内スリーブ18、直線状化ラム10、および折畳みラム30が取り外
される。これにより、前に直線状化ラム10が内部に位置していた折り畳まれた
エアバッグ2のキャビティ34であって、後でガス発生装置36、またはガス発
生装置36の少なくとも一部が挿入されるキャビティ34が露出される。折畳み
動作の前にエアバッグ2を直線状化ラムに接触するように位置決めする動作によ
り、折り畳まれたエアバッグの、エアバッグがガスで満たされた状態のときに車
両に乗っている人の方へ向けられる領域、すなわち前面側が、頂部または外側、
すなわちカバリング24のすぐ後ろに位置し、かつガス発生装置36が配置され
る空間34のすぐ隣りに位置する状況が実現される。この領域は、エアバッグに
ガスが満たされたときに最初に広がる。さらに、エアバッグ2の周囲領域が位置
決め装置40によって上昇させられ、それにより、案内スリーブ18に折畳みラ
ム30が挿入されたときにエアバッグ2が詰まるかあるいは引っ掛かるのが防止
される。
【0044】 次に、本発明による方法および本発明による装置の第4の実施形態を図4Aか
ら図4Hを参照して開示する。この場合、エアバッグ2は、直接カバリング24
に折り込まれるのではなく、まず折り畳まれて次にカバリング24に押し込まれ
る。図4Aに示されているように、エアバッグ2はまず、そのガス入口開口部6
の領域で固着プレート42上に固着される。固着プレート42は環状構成を有し
、基本的に案内スリーブ18の内径に対応する外径を有している。固着プレート
42は、直線状化ラム10が通過する開口部44を内部に有している。さらに、
図1に示されている方法の実施形態と同様に、案内スリーブ18内に折畳みラム
20が配置されている。この場合、折畳みラム20は最初、案内スリーブ18の
第1の端部に位置している。図4Bに示されているように、次に、直線状化ラム
10が固着プレート42を通してエアバッグ2の内部に入れられ、直線状化ラム
10の端面12がエアバッグ2の前部14の内側に接触する。この場合、エアバ
ッグ2は直線状化軸11に沿って直線状にされる。エアバッグ2は、完全に直線
状にされ、すなわち、その外側ケーシング、またはエアバッグ2の内部に配置さ
れた制限バンド(不図示)のために、エアバッグ2のさらなる直線状化がもはや
不可能になるまで、直線状にされることが好ましい。図4Cによれば、この実施
形態では、棒の形の位置決め装置40、または直線状化ラム10用の開口部44
の周りに主として同心に配置された固着プレート42の対応する開口部を通して
案内されるスリーブの形の位置決め装置40も設けられている。この場合、位置
決め装置40がエアバッグ2のガス入口開口部から直線状化軸11の方向に直線
状化ラム10に平行に前進させられる。ガス入口開口部6から延びるエアバッグ
2の後部が、直線状化ラム10に接触するように位置決めされる。図4Dに示さ
れているように、このように直線状にされたエアバッグ2が案内スリーブ18に
押し込まれ、エアバッグ2の後部が直線状化ラム10に接触するように位置決め
される。この押込み動作は、案内スリーブ18の、折畳みラムが最初に位置する
端部と反対側に位置する端部から行われる。案内スリーブ18への押込み動作の
間、直線状化ラム10、固着プレート42、および位置決め装置40は基本的に
、互いに相対的な位置を維持する。案内スリーブ18への押込み動作の後で、エ
アバッグ2の前部14が端面12と折畳みラム20の前面22との間に位置する
ようになる。図4Eに示されているように、次に、案内スリーブ18および固着
プレート42を境界とする空間から位置決め装置40が引き抜かれる。次に、折
畳みラム20が直線状化軸11の方向に固着プレート42の方へ移動させられ、
案内スリーブ18の内部に入り、それに対応して直線状化ラム10が同時に固着
プレート42の開口部44を通して戻される(図4F参照)。この場合、エアバ
ッグ2が固着プレート42の方向に案内スリーブ18の内部に押し込まれ、直線
状化ラム10の周りで無作為に折り畳まれる。この折畳み動作の後で、図4Gに
示されているように、折畳みラム20が戻され案内スリーブ18から引き抜かれ
た後で、エアバッグモジュールのカバリング24が、案内スリーブの、折畳みラ
ム20が最初に位置していた側にはめ合わせられる。この場合、カバリング24
のキャビティ28は案内スリーブ18の方へ開放されている。次に、固着プレー
ト42が、案内スリーブ18内の直線状化ラム10および折り畳まれたエアバッ
グ2と共に、カバリング24の方へ移動させられ、折り畳まれたエアバッグがカ
バリング24のキャビティ28に押し込まれる。この移動の間、直線状化ラム1
0および固着プレート42は基本的に、互いに相対的な位置を維持する。次に、
図4Hに示されているように、案内スリーブ18、直線状化ラム10、および固
着プレート42がカバリング24から取り外される。折り畳まれたエアバッグ2
は、カバリング24のキャビティ28内に残る。前に直線状化ラム10が内部に
位置していたキャビティ34であって、後でガス発生装置36を挿入することの
できるキャビティ34が、折り畳まれたエアバッグ2内に残る。この方法の実施
形態は全体として、図3Aから図3Gを参照して説明した方法の実施形態によっ
て実現された折畳みに基本的に対応する折畳みを実現する。
【0045】 次に、本発明による方法および本発明による装置の第5の実施形態を図5Aか
ら図5Gを参照して開示する。図5Aに示されているように、案内スリーブ18
の内部に固着プレート42が配置され、その結果、固着プレート42は案内スリ
ーブの一端に位置する。固着プレート42の内部に、直線状化ラム10が通過す
る開口部44が設けられている。まず、エアバッグ2が、案内スリーブ18の外
側に位置するようにガス入口開口部6の領域で固着プレート42に固着される。
図5Bに示されているように、直線状化ラム10が開口部44を通してエアバッ
グ2に入れられ、直線状化ラム10の端面12がエアバッグ2の前部14の内側
に接触する。この場合、エアバッグは、図4Aおよび図4Bを参照して説明した
方法に従って直線状にされる。次に、図5Cに示されているように、固着プレー
ト42が、案内スリーブ18の内部で直線状化軸11の方向に案内スリーブ18
の反対側の端部まで移動させられる。この場合、直線状化ラム10は、固着プレ
ート42に対する位置を維持し、すなわち、同様に案内スリーブ18に入れられ
る。この場合、直線状化ラム10は、エアバッグ2が直線状にされるときの移動
方向とは逆の方向に移動する。固着プレート42および直線状化ラム10のこの
移動の結果として、エアバッグ2が、直線状にされた状態で案内スリーブ18に
引き込まれる。この場合、エアバッグ2の、その前部14を囲む領域が自動的に
、直線状化ラム10に接触するように位置決めされる。さらに、エアバッグ2の
周囲シーム16の領域が最後にスリーブ18に引き込まれ、そのためエアバッグ
2は、全体的に直線状にされた形態で直線状化ラム10に接触するように位置決
めされ、周囲シーム16の領域は前部14の近傍に配置される。次に、基本的に
図4の折畳みラム20に対応する折畳みラム20が、案内スリーブ18の、固着
プレート42(図5D)の反対側に位置する端部から、案内スリーブ18に押し
込まれる。この場合、エアバッグ2の前部14は、折畳みラム20の前面22と
直線状化ラム10の端面12との間に位置するようになる。図5Eに示されてい
るように、折畳みラム20はさらに案内スリーブ18に押し込まれ、同時に、直
線状化ラム10が案内スリーブ18から出されるときと同じ移動方向に固着プレ
ート42の開口部44を通過させられる。この場合、エアバッグ2は直線状化ラ
ム10と案内スリーブ18との間の空間に押し込まれ、この場合、無作為に折り
畳まれる。次に、図4を参照して説明したように、折畳みラム20が案内スリー
ブ18から引き抜かれ、固着プレート42および直線状化ラム10が、折り畳ま
れたエアバッグ2を、案内スリーブ18にはめ合わせられているカバリング24
(図5F参照)のキャビティ28に押し込む。次に、図4Hを参照して説明した
方法ステップに従って、案内スリーブ18、固着プレート42、および直線状化
ラム10がカバリング24から取り外され、折り畳まれたエアバッグ2がカバリ
ング24のキャビティ28内に残る。次に、折り畳まれたエアバッグ2内に直線
状化ラム10によって形成されたキャビティ34にガス発生装置36が挿入され
る。これらの折畳み方法は、エアバッグが折畳み状態のときに、前部14および
周囲シーム16の領域が、エアバッグの展開方向から見て頂部、すなわち前部に
位置すると共に、ガス発生装置36が配置されるキャビティ34のすぐ隣りに位
置するという効果を実現する。このことは、エアバッグが膨張させられたときに
、これらの領域が最初に広がり、その結果、エアバッグの必要な保護動作が非常
に高速に実現されることを意味する。
【図面の簡単な説明】
【図1Aから1C】 本発明による装置の第1の実施形態および本発明による折畳み方法の第1の実
施形態を示す図である。
【図2Aから2F】 本発明による装置の第2の実施形態および本発明による折畳み方法の第2の実
施形態を示す図である。
【図3Aから3G】 本発明による装置の第3の実施形態および本発明による折畳み方法の第3の実
施形態を示す図である。
【図4Aから4H】 本発明による装置の第4の実施形態および本発明による折畳み方法の第4の実
施形態を示す図である。
【図5Aから5G】 本発明による装置の第5の実施形態および本発明による折畳み方法の第5の実
施形態を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 シュタウブ、アーンドレイアース ドイツ連邦共和国 デー−63834 ズルツ バッハ アム マイン アム ヴェイヘル 13 (72)発明者 ヨスト、マルクス ドイツ連邦共和国 デー−65187 ヴィー スバーデン ラインブリックシュトラーセ 3 (72)発明者 イーフェル、ミハエル、デー. ドイツ連邦共和国 デー−65205 ヴィー スバーデン オットー−ハーン−シュトラ ーセ 3ベー Fターム(参考) 3D054 CC29 CC30

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エアバッグ(2)を折り畳む方法であって、前記エアバッグ
    (2)が、前記エアバッグ(2)のガス入口開口部(6)から直線状化軸(11
    )の方向に直線状にされていき、前記エアバッグ(2)が、前記直線状にされた
    状態で、あるいは前記直線状化動作中に、前記直線状化軸(11)の方向に案内
    スリーブ(18)に押し込まれるか、あるいは引き込まれ、次に、前記エアバッ
    グが、前記案内スリーブ(18)内でその長手方向、すなわち前記直線状化軸(
    11)の方向に押し込みまとめられ、かつこの方法では折り畳まれる、エアバッ
    グ(2)を折り畳む方法。
  2. 【請求項2】 前記直線状化軸(11)は、前記エアバッグ(2)の前部(
    14)に対して本来垂直に延びている、請求項1に記載の、エアバッグ(2)を
    折り畳む方法。
  3. 【請求項3】 前記折畳み動作の間、前記エアバッグ(2)は、そのガス入
    口開口部(6)の領域に好ましくは固定される、請求項1または2に記載の、エ
    アバッグ(2)を折り畳む方法。
  4. 【請求項4】 前記エアバッグ(2)は、折畳みラム(20;30)によっ
    て前記案内スリーブ(18)に押し込みまとめられる、請求項1から3のいずれ
    か一項に記載の、エアバッグ(2)を折り畳む方法。
  5. 【請求項5】 前記エアバッグ(2)を直線状にするために、直線状化ラム
    (10)が前記ガス入口開口部(6)から前記直線状化軸(11)の方向にエア
    バッグに押し込まれ、かつ前記エアバッグ(2)の、前記ガス入口開口部(6)
    の反対側に位置する部分の内側に、直線状化ラムの端面(12)を介して当接す
    る、請求項1から4のいずれか一項に記載の、エアバッグ(2)を折り畳む方法
  6. 【請求項6】 前記直線状化動作時に、同時に直線状化ラム(10)が前記
    案内スリーブ(18)に押し込まれる、請求項5に記載の、エアバッグ(2)を
    折り畳む方法。
  7. 【請求項7】 前記直線状化ラム(18)が押し込まれた後、位置決め装置
    (40)が前記ガス入口開口部(6)から前記エアバッグの外側に沿って前記直
    線状化ラムに平行に前進させられる、請求項5または6に記載の、エアバッグを
    折り畳む方法。
  8. 【請求項8】 前記位置決め装置(40)は、前記直線状化ラム(10)と
    同心のスリーブとして構成するか、あるいは前記直線状化ラムの周りに配置され
    た複数の棒の形に構成される、請求項7に記載の、エアバッグ(2)を折り畳む
    方法。
  9. 【請求項9】 前記エアバッグは、前記ガス入口開口部(6)から前記直線
    状化軸(11)の方向に直線状にされた後、前記エアバッグが直線状にされたと
    きの前記直線状化ラム(10)の移動方向と逆の方向に前記案内スリーブ(18
    )に引き込まれ、したがって、前記エアバッグを直線状化状態に維持するために
    、前記直線状化ラムが同じ方向に移動させられる、請求項1から5のいずれか一
    項に記載の、エアバッグ(2)を折り畳む方法。
  10. 【請求項10】 前記エアバッグの押込みまとめ動作の間、前記折畳みラム
    (20)は、前記直線状化ラム(10)の前記押込み方向と逆の方向に移動させ
    られ、同時に前記直線状化ラムが好ましくは同じ速度で戻される、請求項4およ
    び請求項5から9のいずれか一項に記載の、エアバッグ(2)を折り畳む方法。
  11. 【請求項11】 前記エアバッグの前記押込みまとめ動作の間、前記折畳み
    ラム(30)は前記直線状化ラム(10)の前記押込み方向に移動させられ、前
    記直線状化ラムが好ましくは少しも動かない請求項4および請求項5から9のい
    ずれか一項に記載の、エアバッグ(2)を折り畳む方法。
  12. 【請求項12】 前記直線状化動作の後および前記押込みまとめ動作の間、
    前記エアバッグの、前記直線状化ラム(10)の前記端面(12)に当接する部
    分の外側が、前記折畳みラム(20)との接触を維持されるか、あるいはエアバ
    ッグ・モジュールのカバリング(24)の一部との接触を維持される、請求項4
    および請求項5から11のいずれか一項に記載の、エアバッグ(2)を折り畳む
    方法。
  13. 【請求項13】 前記エアバッグの、前記直線状化ラム(10)がその端面
    (12)を介して当接する部分は、前記エアバッグの前記前部(14)の一部、
    好ましくは中央部である、請求項5から12のいずれか一項に記載の、エアバッ
    グ(2)を折り畳む方法。
  14. 【請求項14】 前記エアバッグの前記押込みまとめ動作の間、前記エアバ
    ッグの、好ましくは前記ガス入口開口部(6)の近傍にスペーサが配置される、
    請求項1から13のいずれか一項に記載の、エアバッグ(2)を折り畳む方法。
  15. 【請求項15】 前記直線状化ラム(10)は、スペーサの機能を有する、
    請求項14および請求項5から13のいずれか一項に記載の、エアバッグ(2)
    を折り畳む方法。
  16. 【請求項16】 前記エアバッグは、前記案内スリーブ(18)からエアバ
    ッグハウジング(4)またはエアバッグモジュール用のカバリング(24)に押
    し込まれる、請求項1から15のいずれか一項に記載の、エアバッグ(2)を折
    り畳む方法。
  17. 【請求項17】 前記エアバッグは、前記折畳み動作の間に前記エアバッグ
    ハウジング(4)または前記エアバッグモジュール用の前記カバリング(24)
    に押し込まれる、請求項16に記載の、エアバッグ(2)を折り畳む方法。
  18. 【請求項18】 エアバッグ(2)を折り畳む装置であって、エアバッグを
    直線状にするために、ガス入口開口部(6)を介して直線状化軸(11)の方向
    に前記エアバッグに押し込むことのできる直線状化ラム(10)を有し、該直線
    状化ラム(10)に対して同軸に配設されており、前記直線状化軸(11)に沿
    って前記直線状化ラムを押し込むことのできる案内スリーブ(18)であって、
    該案内スリーブ(18)の内側断面積が前記直線状化ラムの断面積よりも大きく
    、特に、前記直線状化ラムと前記案内スリーブの内壁との間で前記エアバッグを
    折り畳めるほど大きい前記案内スリーブ(18)も有し、前記エアバッグを押し
    込みまとめるために、前記案内スリーブ内で前記直線状化軸に沿って移動するこ
    とのできる折畳みラム(20;30)も有する、エアバッグ(2)を折り畳む装
    置。
  19. 【請求項19】 前記折畳みラム(20;30)は、前記案内スリーブ(1
    8)の内側断面積に対応する断面積を有する、請求項18に記載の、エアバッグ
    (2)を折り畳む装置。
  20. 【請求項20】 前記折畳みラム(30)は、前記直線状化ラム(10)が
    通過する開口部(32)を好ましくは中央に有する、請求項18または19に記
    載の、エアバッグ(2)を折り畳む装置。
  21. 【請求項21】 前記エアバッグを、好ましくはそのガス入口開口部(6)
    の領域で固着する固着装置が設けられる、請求項18から20のいずれか一項に
    記載の、エアバッグ(2)を折り畳む装置。
  22. 【請求項22】 前記固着装置は前記折畳みラム(30)上に設けられる、
    請求項21に記載の、エアバッグ(2)を折り畳む装置。
  23. 【請求項23】 エアバッグハウジング(4)またはエアバッグモジュール
    のカバリング(24)と前記案内スリーブ(18)との接触を維持する装置が設
    けられる、請求項18から22のいずれか一項に記載の、エアバッグ(2)を折
    り畳む装置。
JP2000570024A 1998-09-14 1999-09-07 エアバッグを折り畳む方法および装置 Expired - Lifetime JP3495988B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19842026.9 1998-09-14
DE19842026 1998-09-14
PCT/US1999/020415 WO2000015467A1 (en) 1998-09-14 1999-09-07 Method and apparatus for folding an airbag

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002524349A true JP2002524349A (ja) 2002-08-06
JP3495988B2 JP3495988B2 (ja) 2004-02-09

Family

ID=7880906

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000570024A Expired - Lifetime JP3495988B2 (ja) 1998-09-14 1999-09-07 エアバッグを折り畳む方法および装置

Country Status (10)

Country Link
US (1) US6327838B1 (ja)
EP (1) EP1112201B1 (ja)
JP (1) JP3495988B2 (ja)
KR (1) KR100417282B1 (ja)
AU (1) AU744520B2 (ja)
BR (1) BR9912149A (ja)
CA (1) CA2339160C (ja)
DE (1) DE69925844T2 (ja)
ES (1) ES2243073T3 (ja)
WO (1) WO2000015467A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4953454B2 (ja) * 2005-07-15 2012-06-13 芦森工業株式会社 エアバッグの折り畳み装置及び折り畳み方法

Families Citing this family (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2364970B (en) * 2000-07-25 2003-10-22 Autoliv Dev Improvements in or relating to a method of and apparatus for folding an air bag
US6619015B2 (en) * 2000-12-21 2003-09-16 Breed Automotive Technology, Inc. Airbag folding apparatus and method of folding
EP1772255B1 (en) * 2000-12-21 2008-07-02 Key Safety Systems, Inc. Airbag folding apparatus and method
GB2371025B (en) * 2001-01-12 2004-05-12 Autoliv Dev Improvements in or relating to a method of and apparatus for folding an air-bag
US20020098963A1 (en) * 2001-01-22 2002-07-25 Breed Automotive Technology, Inc. Apparatus and method for assembling a cushion into an air bag module
WO2002085677A1 (en) * 2001-04-20 2002-10-31 Eduard Capdevila Bag turning device
US6823645B2 (en) * 2001-08-23 2004-11-30 Key Safety Systems, Inc. Radial tube air bag folding apparatus and method
US6588179B2 (en) * 2001-08-31 2003-07-08 Delphi Technologies, Inc. Method and apparatus for packaging an airbag
US20030047926A1 (en) * 2001-09-13 2003-03-13 Johannes-Alexander Varcus Method and an apparatus for the folding of an inflatable airbag
DE10145381A1 (de) * 2001-09-14 2003-08-07 Trw Automotive Safety Sys Gmbh Verfahren zum Falten eines Gassacks für ein Fahrzeuginsassen-Rückhaltesystem sowie gefalteter Gassack
DE10204642B4 (de) 2002-02-05 2010-08-12 Key Safety Systems, Inc., Sterling Heights Airbagmodul mit einer Grundplatte, Verfahren zum Strecken eines Gassacks eines Airbagmoduls und Vorrichtung zum Ausführen des Verfahrens
DE10204643C1 (de) * 2002-02-05 2003-10-16 Breed Automotive Tech Verfahren und Vorrichtung zum Falten eines Gassacks eines Airbagmoduls
US20040053764A1 (en) * 2002-09-12 2004-03-18 Breed Automotive Technology, Inc. Toroidal air bag folding apparatus
DE10255119B3 (de) * 2002-11-26 2004-05-06 Berger Seiba-Technotex Gmbh & Co Verfahren und Vorrichtung zum Einbringen eines Airbags in eine Umhüllung
US6951532B2 (en) * 2003-05-09 2005-10-04 Key Safety Systems, Inc. Method of folding an airbag containing sensor tapes integrated within the airbag
US20050035578A1 (en) * 2003-08-14 2005-02-17 Robert Arwood Airbag module configured for low risk deployment
DE102005013010A1 (de) * 2004-12-02 2006-06-08 Trw Automotive Safety Systems Gmbh & Co. Kg Vorrichtung und Verfahren zum Falten eines Gassacks
JP2006176076A (ja) * 2004-12-24 2006-07-06 Takata Corp エアバッグ塊、その形成方法及びエアバッグ装置
US20070007755A1 (en) * 2005-07-07 2007-01-11 Takata Restraint Systems, Inc. Airbag pre-fold technique
ATE457247T1 (de) * 2007-11-27 2010-02-15 Delphi Tech Inc Vorrichtung und verfahren zum falten eines luftsacks
KR101015609B1 (ko) * 2010-04-12 2011-02-17 텐진 대화 일렉트릭 머신너리 컴퍼니 리미티드 파이프 조인트 어셈블리를 구비한 온수 보일러 시스템
KR101713569B1 (ko) * 2010-10-08 2017-03-09 현대모비스 주식회사 에어백 폴딩 장치 및 폴딩 방법
WO2019209950A1 (en) * 2018-04-26 2019-10-31 Key Safety Systems, Inc. A method and an apparatus for folding an airbag

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4422276C2 (de) * 1993-06-17 1996-07-11 Petri Ag Gassack, Verfahren zu seiner Faltung und Vorrichtung zur Durchführung des Faltverfahrens
US5456651A (en) * 1993-11-08 1995-10-10 Automated Solutions, Inc. Automatic bag folding apparatus
EP0815309B1 (de) * 1994-12-09 1999-04-28 PHOENIX AIRBAG GmbH & Co. KG Verfahren zum wenden und endausformen von aufblasbaren körpern
DE19535565C2 (de) * 1995-09-12 2002-09-05 Takata Petri Ag Verfahren zur Faltung eines Gassackes und Vorrichtung zur Durchführung des Faltverfahrens
DE19536625C2 (de) 1995-09-22 2003-08-14 Takata Petri Ag Verfahren zur Faltung eines Gassackes und Vorrichtung zur Durchführung der Faltung
DE19546232B4 (de) 1995-09-22 2004-05-19 Takata-Petri Ag Vorrichtung zur Faltung eines Gassackes für ein Airbagmodul
JPH09301103A (ja) * 1996-05-17 1997-11-25 Nippon Plast Co Ltd エアバッグの折畳方法
DE19633387A1 (de) * 1996-08-19 1998-02-26 Takata Europ Gmbh Verfahren und Vorrichtung zum Unterbringen eines Luftsackes einer Airbagvorrichtung in einem Behälter und Airbagvorrichtung mit einem zu einem Paket gefalteten Luftsack
DE19648654A1 (de) 1996-11-15 1998-05-20 Petri Ag Gassack für ein Airbagmodul sowie Verfahren und Vorrichtung zur Faltung eines Gassacks
US5755078A (en) * 1996-12-04 1998-05-26 Omega Automation, Inc. Method and apparatus for folding an inflatable cushion
DE29811042U1 (de) * 1998-06-19 1999-02-11 Trw Automotive Safety Sys Gmbh Luftsack-Faltvorrichtung
DE19831613A1 (de) 1998-07-14 2000-01-20 Delphi Automotive Systems Gmbh Verfahren und Vorrichtung zum Falten eines aufblasbaren Luftsacks

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4953454B2 (ja) * 2005-07-15 2012-06-13 芦森工業株式会社 エアバッグの折り畳み装置及び折り畳み方法

Also Published As

Publication number Publication date
KR20010079786A (ko) 2001-08-22
AU744520B2 (en) 2002-02-28
US6327838B1 (en) 2001-12-11
ES2243073T3 (es) 2005-11-16
KR100417282B1 (ko) 2004-02-11
AU5811799A (en) 2000-04-03
CA2339160C (en) 2005-01-25
EP1112201B1 (en) 2005-06-15
EP1112201A1 (en) 2001-07-04
CA2339160A1 (en) 2000-03-23
DE69925844D1 (de) 2005-07-21
BR9912149A (pt) 2001-09-25
JP3495988B2 (ja) 2004-02-09
DE69925844T2 (de) 2006-05-11
WO2000015467A1 (en) 2000-03-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002524349A (ja) エアバッグを折り畳む方法および装置
US6039380A (en) Knee restraint device for vehicles
US5765863A (en) Airbag cushion having compression-deployed section
US5492367A (en) Method and system for folding an air bag
US8251398B2 (en) Dynamic airbag venting
US7325826B2 (en) Curtain airbag device
US6248052B1 (en) Method and apparatus for the folding of an inflatable airbag
US11623596B2 (en) Air bag device and method for manufacturing same
MXPA02003051A (es) Proteccion de dispositivo dinamicamente desplegado.
JP3338856B2 (ja) エアーバッグモジュール用のガスバッグ、ガスバッグを折り畳む方法及び装置
JPH05262195A (ja) 助手席用エアバッグ装置
JPH09150703A (ja) 車両用乗員保護装置
JPH0585295A (ja) エアバツグ装置
DE3934588A1 (de) Rueckhaltesystem fuer die knie eines fahrers oder beifahrers in einem kraftfahrzeug
JP2002037008A (ja) エアバッグ装置
JPWO2009066404A1 (ja) 助手席用エアバッグ装置
JP2006515548A (ja) エアバッグの折畳み方法
JP5951232B2 (ja) エアバッグ装置及びエアバッグ装置におけるエアバッグの折り畳み方法
JP3508343B2 (ja) 胸部頭部一体式エアバッグ装置
EP1293397A1 (en) A method and an apparatus for the folding of an inflatable airbag
US20020043793A1 (en) Apparatus and method for folding an airbag as well as a folded airbag
CN220682322U (zh) 安全气囊
KR102434041B1 (ko) 에어백 장치
EP1479569B1 (en) Method and device for the assembling of a lateral airbag module
GB2579667A (en) An airbag

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3495988

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071121

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081121

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091121

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091121

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101121

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101121

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111121

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121121

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131121

Year of fee payment: 10

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term