JP2002524310A - 液体製品スクリーン印刷のための表面注入を有するキャピラリードクターブレードおよびそのドクターブレードのための作業方法 - Google Patents

液体製品スクリーン印刷のための表面注入を有するキャピラリードクターブレードおよびそのドクターブレードのための作業方法

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JP2002524310A
JP2002524310A JP2000568687A JP2000568687A JP2002524310A JP 2002524310 A JP2002524310 A JP 2002524310A JP 2000568687 A JP2000568687 A JP 2000568687A JP 2000568687 A JP2000568687 A JP 2000568687A JP 2002524310 A JP2002524310 A JP 2002524310A
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フランシス ブリエレ,
クレモント カイザール,
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ノバテック エスア
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    • B41FPRINTING MACHINES OR PRESSES
    • B41F15/00Screen printers
    • B41F15/14Details
    • B41F15/44Squeegees or doctors
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41PINDEXING SCHEME RELATING TO PRINTING, LINING MACHINES, TYPEWRITERS, AND TO STAMPS
    • B41P2215/00Screen printing machines
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    • B41P2215/13Devices for increasing ink penetration
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  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、粘性液体を用いた基材(1)上のスクリーン(2)を通した液体製品(4)スクリーン印刷のための表面注入を有するキャピラリードクターブレードに関する。この自給装置は、スクリーン印刷される基材の長さに対応した加圧され得るリザーバを備える直接転写デバイスに適合可能である。この表面注入ドクターブレードは、スクリーン(2)に接触する弾性的に変形可能なキャピラリー要素(16)を備え、この製品が圧力(F2)に供されないとき自然流出(4)を防ぎ、そしてこの製品が圧力下にあるとき適用要求に合致した製品流れを可能にする。対向して傾斜されたすくい取りリップ(6aおよび6b)は、このデバイスが注入表面(10)の正面および後面においてシールされることを確実にし、一方で端部はシールフォームブロックによりシールされる。本発明は、この表面注入キャピラリードクターブレードの作業方法にも関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の適用分野) 本発明は、至適条件下でスクリーン印刷スクリーンの開口を通る、粘稠性液体
のスクリーン印刷用液体製品のためのキャピラリー表面注入スクイジーに関する
。この装置は、フランス国特許出願FR96.12671の対象または圧力が調
節され得る一体型リザーバを有する任意の他の既存デバイスと適合し得る。
【0002】 (先行技術の記載) 従来は、液体製品は、保護されるべき複雑な領域がない場合には、スプレーす
ることにより、浸漬することにより、またはブラシの使用により、表面に堆積さ
れる。さもなければ、つまり、保護されるべき複雑な領域がある場合には、スク
リーン印刷プロセスが使用される。第1に、スクリーン印刷プロセスは、スクリ
ーン印刷のステンシル(ecran)、すなわちマスク(masque)(これ
は、通常、合成物質またはステンレス鋼片から作製される)からなる。このスク
リーン印刷ステンシルは、複写が所望されるパターンに対応する閉鎖領域と開口
領域とを有するような方法で製造される。第2に、スクリーン印刷のステンシル
は、スクリーン印刷されるべき表面に配置され、そして同時に加圧され、かつス
テンシルと平行な方向に動く、傾斜したスクイジーは、マスクの開口領域を通っ
て液体製品を通過させる。スクイジーは、一般に、多かれ少なかれ、硬質ゴムの
部材プロフィール(profile)またはステンレス鋼プレートのいずれかか
ら作製される。全ての場合において、製品に伝導する転写圧は、マスクの平面と
スクイジーの作動表面との間に形成される角度に依存する。摩擦角が小さくなる
につれ、転写圧はより大きくなる。マスクに関しては、これらは、ステンレス鋼
、ポリエステル、もしくはシルクの織布メッシュ(maile tissee)
から作製され得るか、またはステンシルプレート(pochoir)からすら作
製され得る。これらのマスクは、連続スクリーン印刷の場合においては、平面、
または円筒状のいずれかであり得る。スクリーン印刷プロセスは、上記に示され
るように、非常に古いプロセスであるが、いくらかの欠点を有する(例えば、製
品に含まれる溶媒の蒸発または周囲環境との相互作用によるかのいずれかによる
、作業の間に転写されるべき製品の流動性変化)。この流動性変化は、作業パラ
メータを再調節するか、または変性した商品を良質な製品と交換することが原因
で引き起こされる。
【0003】 別の欠点は、製品に適用される転写力を制御するのが困難であるという事実で
ある。実際、摩擦角を制御することは十分ではない。なぜなら、転写力が摩擦速
度、スクイジーの正面に供給される製品の質、および製品の流動性(これは、本
明細書上記で説明したように、作業が行われている間にそれ自体が変化する)に
互いに依存するからである。さらに、適用され得る最大転写力は弱く、得られる
最大摩擦速度および製品流動の速度もまた制限される。
【0004】 転写力に対する制御のこの欠如を部分的に排除するために、マスクの表面に対
して均質に製品を拡げ、厳密に言えば、そのために摩擦操作が利用可能になるこ
とにあるコーティング操作を使用することは可能である。このさらなる操作はス
クリーン印刷の質を向上させるが、大きな製品表面積を周囲環境と接触させて配
置させ、これによって製品中に含まれる溶媒の蒸発による流動性の急速な変化を
生じるという欠点を有する。
【0005】 流動性の変化および転写圧の貧弱な制御に関連する問題を修正するために、い
くらかのデバイスが提唱された。これらのデバイスは全て、製品をチャンバーに
閉じこめ、そしてマスクと接触する非常に狭い分配スリットを通して加圧中にそ
れを排出することにある。
【0006】 特許WO96/2008および米国特許第4,622,239号は、より固体
に近い(solder)ペーストのような糊状製品の転写に適切な、この型のデ
バイスを記載する。これらのデバイスは、分配スリットを範囲設定する部材によ
り提供されたシーリングは不十分であるので、低粘稠性から高粘稠性液体製品を
転写するためには使用されない。なぜなら、これは非常に幅広いために、例えば
、一連のものを変更するためにデバイスがマスクからはずされる各時点で、デバ
イス中に含まれる製品が流出し続け、製品の重大な損失が生じるからである。
【0007】 フランス国特許出願第96.12671号は、より良好なシーリングを有する
別のデバイスを提唱する。しかし、ここで、液体製品を転写するための試みがな
されてすぐに製品の重大な損失が示された。そしてこの場合において、同様に、
シーリング要素間に含まれる製品は、デバイスがマスクからはずされた場合にデ
バイスから流出する。上記フランス国特許出願により記載され、そして請求され
た発明はまた、糊状製品(例えば、より固体に近いペースト)を用いた使用に制
限される。
【0008】 以下の特許:米国特許第3,921,521号;同第4,023,486号;
GB1,433,957号;DE2,250,092号はまた、閉鎖転写デバイ
スに関し、今度はこれは、液体製品に関するが、これらの場合においてもまた、
これらのデバイスの全てが分配チャンバーを有し、このチャンバーは、印刷マス
クにより閉鎖される狭いスロットを形成するシーリング部材により底部で範囲設
定される。これは、チャンバー内に含まれる製品が、デバイスがマスクからはず
されたときに流出することを意味する。
【0009】 上記の特許の全てにおいて、製品が特に基材によって支持されていないスクリ
ーンの領域において、例えば、この基材が製品分配スリットの長さより狭い場合
、またはスクリーン印刷された基材が新たな基材と交換される場合にの摩擦動作
の最初または終わりにおいてすら、漏出することが示された。漏出のこれら全て
の事例は、それらの原因とは関係なく、特に有害である。なぜなら、それらは確
実に製品の重大な損失を生じるのみならず;堆積物の質にもまた干渉し得るから
である。実際、周囲空気に曝された製品がマスクの表面に位置決めされようとし
、そのようにして引き続くスクリーン印刷の間に基材上に一様な圧力で転写され
るとき、これは、精密性が欠如するか、または品質の低下した堆積物を生じ得る
。さらに、マスク上の過剰な製品が洗浄までの休止時間を長くし、そして上記の
製品(特にトルエンのような高揮発性および有害な溶媒ベースのインクの場合)
に接触している従業員に衛生問題および安全性の問題を提示する。
【0010】 本発明の分野とはかなり異なる分野、すなわち、写真平板印刷および/または
フレキソ印刷の分野において、ドイツ国特許第DE43 30 681(ROL
AND MAN DRUCKMASHによる)は、印刷ローラーおよびアプリケ
ーターデバイス上に製品をコーティングすることが使用されることを提唱し、こ
れは、直接かつコーティングローラーと一定に接触するコーティング製品で浸漬
したキャピラリー要素を備える。このキャピラリーエレメントの目的は、接触す
るローラーの同質なコーティングを提供することである。このデバイスは、中間
キャピラリー要素の使用の使用においては興味深いが、スクリーン印刷の分野内
では使用され得ない。なぜなら、この中間キャピラリーはスクリーン印刷のため
の基材上に製品を正確に転写することを担うスクリーン印刷のマスクの使用を統
合しているからである。さらに、従来プロセスおよびデバイスの主な不都合は、
アプリケーターデバイスがもはやスクリーンと接触していないときに(製品が特
に流れやすい場合)、製品の流出を防止することが困難であることである。
【0011】 (発明の詳細な説明) 本発明は、先行技術の転写デバイスと関連する種々の問題を矯正することを可
能にする。
【0012】 本発明の対象物であるデバイスに関して、キャピラリー表面注入部材とよばれ
る部材は、転写される製品を含む閉鎖リザーバと、マスクにおける開口を通して
、基材上に液体から液体粘稠性製品の堆積物を形成するためのスクリーン印刷の
マスクとの間に配置され、これは、基材上に静止している;この液体製品は、加
圧され得、かつ分配表面によってマスク側に開口するリザーバにおいて利用可能
であり、その分配表面の寸法は、堆積物が作製されるべきである基材の幅に適合
される;キャピラリー表面注入スクイジーと統合された上記リザーバは、スクリ
ーン印刷機械に取り付けられ;そして液体の加圧と関連して、リザーバアセンブ
リおよびキャピラリー表面注入スクイジーは、マスクに対して相対的な平行運動
に供され、そしてこの後ろの方に加圧される。
【0013】 本発明の主要な特徴によれば、キャピラリー表面注入スクイジーは、上記リザ
ーバと上記表面注入スクリーンの間に配置され、キャピラリー要素を一体化し、
そして加圧中でないときに液体をこのリザーバから流出することを防ぐために多
かれ少なかれ、流動抵抗手段を有し、そして加圧中のときに液体を流出させるこ
とを可能にする。さらに、なお本発明の主要な特徴に従えば、上記キャピラリー
表面注入スクイジーは、対角で傾斜し、かつ上記マスクに一定に接触するように
したシーリングリップによって、正面部分および背面部分に対して閉鎖される。
さらに、上記スクイジーは、そのシーリングリップによる弾性変形を受け入れ、
そして上記キャピラリー表面注入スクイジーに対する圧力が弛緩したときに増加
し、かつ圧力が上記注入スクイジーに対して適用されるときに減少する製品の利
用可能な容積を含む。
【0014】 従来の転写部材において、分配されるべき液体の最大自然流速を制限するため
に、このリップによってできる限り分配スリットを閉鎖する必要がある;これが
原因で、適切な流動を提供するために、製品に対する圧力をかなり増大させる必
要があり、これは、特にステンシルの耐久寿命について、およびシーリング効率
に関して局部的に有害である。
【0015】 本発明は、本発明のスクイジーにより提唱された非常に幅の広い分配スリット
に関連する製品の自然流動を防ぐために、毛細管効果を利用する手段にある。そ
れについて、スクリーン印刷ステンシルと接触する非常に大きな表面積が、流出
速度が増加すると同時に製品に適用されるべき圧量を減少するための注入位置を
提示する。
【0016】 本発明に従えば、このキャピラリー表面注入スクイジーは、転写された製品が
、デバイスがスクリーン印刷のマスクからはずされるときにデバイスから流出す
るのを防ぎ、そしてこの製品が加圧されるのを防ぐに十分に、早い流動(毛管現
象)に抵抗性である。このキャピラリーエレメントの流動(毛管現象)に対する
抵抗手段は、転写されるべき製品の粘稠性に依存して調節される。
【0017】 本発明に従えば、このキャピラリー表面注入スクイジーの透過性は、適用要件
と一致する。すなわち、キャピラリー表面注入スクイジーを通る加圧中の製品の
流動速度は、所望のスクリーン印刷の所望の速度、基材の性質、および転写され
る製品の粘稠性に従って調節され得る。キャピラリー表面注入スクイジーを通る
流動がリザーバ中の製品に適用される圧力を制御することにより調節され得るこ
ともまた理解される。
【0018】 本発明に従えば、このキャピラリー表面注入スクイジーは、スクリーンと接触
してデバイスを押し込むように働いている圧力が増加する場合に減少し、かつ圧
力が減少した場合に減少する利用可能な製品占有容積を有する。このようにして
、分配表面に位置した残りの液体は、摩擦操作の終了時またはデバイスがステン
シルからはずれるときに低圧により吸い込まれる。
【0019】 本発明によれば、このキャピラリー表面注入スクイジーは、正面および背面に
2つのシーリングリップを有し、これは、反対の方向に傾斜し、そして過剰な製
品を掻き取り、従って、デバイスの内部へ製品を閉じこめることを担う。デバイ
スのいずれか一方の側に配置されたさらなるシーリングブロックは、キャピラリ
ー表面注入スクイジーの末端で製品漏出を回避することを可能にする。
【0020】 本発明によれば、キャピラリー表面注入スクイジーは、基材またはスクリーン
における不規則性と関連する高さのバリエーションと一致するに十分、可撓性で
あり、従って、分配表面を範囲設定するシーリングリップが過剰なものを掻き取
る役割を果たすことを可能にする。
【0021】 本発明に従うスクイジーの主要要素である、シーリングリップとキャピラリー
要素との間のパリティーを強調することが重要である。上記シーリングリップの
弾性とこのキャピラリー要素によって占められる容積との間の組み合わせは、ド
イツ国特許第DE43 30 681(ROLAND MAN DRUCKMA
SHによる)に示されているはずがない。なぜなら、上記書面に記載されたリッ
プは、弾性でなく、そしてそれらの弾性によりキャピラリー要素の容積を変化さ
せないからである。
【0022】 また、加圧中にスクリーン印刷されるべき製品とスクリーン印刷のスクリーン
との間での中間キャピラリー要素の使用は、適用の新たな分野における公知のデ
バイスの単なる適合ではなく、製品に対する加圧が遮られるときに、かわりにそ
れを保持するキャピラリー要素の統合によって、印刷ローラーを使用する同質な
コーティングの必要性とは異なり、そしてむしろスクリーン印刷製品が無駄にな
ること、または少なくともその最初の流動特性が失われることを防ぐ必要性を満
たす目的の研究および調査の結実である。
【0023】 本発明の別の特に有利な特徴によれば、上記スクリーンと接触している上記シ
ーリングリップおよび製品の注入表面領域を決定する開口は、弾性変形を受け入
れ、そして圧力が上記キャピラリースクイジーに適用されるか否かに依存して、
その容積が変化するような方法で、上記キャピラリー要素に接続される。
【0024】 本発明の別の目的は、前述の特徴を使用することを目的とするキャピラリー表
面注入スクイジーの実施プロセスにより構成され、そしてその目的は以下にある
: シーリングリップとキャピラリー要素とを接続することによるような、そしてそ
れらの弾性によるような方法で上記マスク上に上記スクイジーを加圧する工程で
あって、このシーリングリップは、キャピラリー要素の容積を減少させ、製品を
、製品が上記キャピラリー要素を通って通過し得るような方法でこの製品を加圧
し、そして上記スクイジーをマスクの下に配置されている基材のスクリーン印刷
を行うために、マスクに対して並進的な動きに供する、工程、次いで、 製品がもはや上記キャピラリー要素を通過し得ないように製品に対する圧力を排
除する際に動きを止め、そしてシーリングリップとキャピラリー要素との接続に
よって、そしてそれらの弾性によって、スクリーン印刷が中断されるときに、生
じた低圧が注入表面の近傍に直接存在する製品を吸い込むためにシーリングリッ
プがキャピラリー要素の容積を増大させるように、上記マスクに対して上記スク
イジーの圧力を遮る工程。スクイジーに対して圧力を放出することによりこの低
圧を生じる能力は、スクリーン印刷されるべき製品の流動特性を保持することに
関して、ならびに製品の堆積および無駄が生じるのを防ぐことにおいて有意な改
善を提供する。
【0025】 本発明の別の特徴によれば、このキャピラリー表面注入スクイジーは、加圧さ
れ得るリザーバを備える転写デバイスに対して取り付けられ得る独立モジュール
を構成する。
【0026】 本発明の別の特徴によれば、キャピラリー表面注入スクイジーの全ての構成要
素は、使用される製品、および転写デバイスを洗浄するために使用され得る洗浄
溶液に対して化学的に耐性である。
【0027】 本明細書中以降の記載は、非限定的な実施例により本発明の2つの実施態様を
示し、これは、そのより良好な理解を可能にし、そして他の利点および本発明の
特徴を示すことを可能にする図面において示される。
【0028】 (好ましい実施形態の説明) 図1は、基材1上のスクリーン2を通る、製品4についてスクイジー3を使用
するスクリーン印刷適用を示す。この基材の表面に対して角度「a」で傾けられ
たスクイジーが、方向Eへ動くとき、このスクイジーはこのスクイジーのエッジ
に垂直な力を、製品上へ伝達し、転写圧力と呼ばれるその垂直成分Tのみが、マ
スクへの製品の転写を可能とする。
【0029】 傾斜の角度「a」を減少すると、転写力が増加されることを可能とするが、最
大値は低いままであり、これは同時にこのマスクを通る製品の流量を制限し、従
ってこの印刷可能最大速度を制限する。さらに、図1は、この製品が、このマス
ク上にある製品が大気に晒され、従って雰囲気環境との相互作用に供されること
を明確に示し、これは製品の早期劣化を生じ、従って同製品のかなりの損失とな
る。
【0030】 図2は、本出願により発明されたマスクを通したペースト製品の直接転写技術
を示す。ここで可撓性膜5およびアセンブリ9により構成されたリザーバに含有
された製品4は、マスク2を通して基材1上へ転写される。力F1は、このデバ
イスをマスクに抗して押し、そしてその結果、この部材すなわちシーリングリッ
プ6aおよび6bとマスクとの緊密な接触を作る。このリップは、部品7により
アセンブリ9に固定される。このデバイスが、方向Eにおけるマスクに対する相
対運動に供されると、プランジャ8上の力F2により発生された転写力は、リッ
プ6aおよび6bのいずれかにより区切られた分配表面10を通して、製品4を
追いやる。このタイプのデバイスは、1000ポイズ以上の粘度を有する、ハン
ダペースト、またはエポキシ接着剤などのペースト製品を転写するために特に好
適である。
【0031】 実際に、このような大きい粘度のために、このプランジャへの力F2がゼロと
すると、このデバイスがマスクから除去されるときでさえ、この製品はこのデバ
イスから自然には流れない。他方でこのタイプのデバイスは、液体製品を転写す
るためには使用可能ではない。このシーリングが、端部およびこのマスクが基材
により保持されない領域において、不充分に効果的であるばかりではなく、この
デバイスが適所に置かれていると、またはこのリップがこのマスクの表面に正確
に適合しないときにマスクとともに分離しているかもしくは静止していると、製
品がこのデバイスから自由に流れる。
【0032】 図3は、本発明の実施形態を示す。これは、可撓性膜により構成されるリザー
バと転写される製品およびマスクを含むアセンブリ9との間の、キャピラリー表
面注入スクイジーと呼ばれる自律要素を構成する。このキャピラリー表面注入ス
クイジーは、ネジ17によってアセンブリ9上に固定されている。このキャピラ
リー表面注入スクイジーは、Rhone Poullencのシリコーン RT
V 71557などの弾性的に変形可能なプロフィール部材13からなるキャピ
ラリー要素13、およびプロフィール部材13に付着したメッシュ12を取り込
み、そしてスクリーン側でカウンターシンク11へ開く分配領域10に均一に分
配された製品供給開口14を有する。このメッシュ12は、全ての開口14を連
絡させるための要因となり、このカウンターシンクに対向してマスクの全表面1
0上に転写されるように液体の圧力を均一にするための要因となる。このメッシ
ュ12の格子パターンは、転写される製品の粘度の関数として調節され得る。こ
の製品の粘度が減少するにつれてより低い開口比を有するメッシュが選択される
。全ての場合において、全ての開口14および全メッシュ12は、充分な流動抵
抗(キャピラリ)を有して、このデバイスがマスクから分離されるとき、そして
力F2が緩められるとき、このデバイスから製品が自由に流れ出すことを防ぐ。
【0033】 開口14のアセンブリおよびメッシュ12の開口比は、製品の流量をリザーバ
での圧力下(この圧力は所望されるスクリーン印刷速度、および印刷される基材
の性質に一貫性がある)において可能するはずである。予備応力F1の効果のも
とで、この弾性プロフィール部材は、潰されその結果、分配表面10の周知に配
置されるシール部材6aおよび6bが、高さの変化に従い得、漏れを防ぐために
非常に近接してマスクの形状に従う。この潰れはまた、他の機能も果たす。実際
、予備用応力F1の影響のもとで、開口14およびカウンターシンク11により
決定される、このキャピラリー表面注入スクイジーの内部で得られ、そして製品
4により占有される容積は減少し、そして前の予備圧力が緩められると逆に増加
し、これは中断の時間または2つの印刷の間の場合であり得る。従って、この第
二の場合において、この分配表面のレベルに配置された製品は、リザーバに吸い
戻されることからこのデバイスから逃げない。キャピラリー表面注入スクイジー
の多様な成分のための材料は、転写される製品へのそれらの適用およびそれらの
化学的抵抗に応じて適合され得る。従って、シルク、ポリエステルまたはステン
レス鋼メッシュを有するスクリーン印刷マスクの場合に、ステンシルまたはメッ
シュ12の早期の傷みを防ぐために、同じ性質のメッシュ12が好ましくは選択
される。このプロフィール部材13は、リザーバを閉じてプロフィール部材13
を支持する剛性キャリアプレート18上に接着されて、真ん中が撓むことを防ぐ
。このプレート18もまた、プロフィール部材13の穴14に対向して、この製
品が通過し得る開口15を有する。製品が通過するそれらの開口15の直径は、
有利には計算されてこの製品の粘度、およびキャピラリー要素を形成するセルの
サイズの均等物に適合される。
【0034】 図4は、図3に示すキャピラリー表面注入スクイジーの斜視図である。この製
品が2つの端部から逃げ得ることを防ぐために、メッシュ12を含むカウンター
シンク11は、キャピラリー表面注入スクイジーの全長に沿って延びない。この
キャピラリー表面注入スクイジーが、直接転写デバイスのリザーバ上に取り付け
られ得る独立モジュールであるということに注意すべきである。
【0035】 図5は、本発明に従った可能な実施形態の断面を示す。本例において、このキ
ャピラリー要素は、例えばプロウレタンフォームなどの開放セルフォームの弾性
変形プロフィール部材16により構成され、これは、力F2がプランジャ8に適
用されると充分な透過性を有して製品の流れを適用要求と一致させることを可能
にさせるが、充分な流動抵抗(キャピラリー)を有して、このデバイスがスクリ
ーンから除去されて、力F2が解除されると、製品がこのデバイスから自由に流
れ出ることを防ぐこともある。本発明の先の実施形態におけるように、製品によ
り占有されるこのキャピラリー表面注入スクイジーの容量は、このデバイスに適
用された予備圧力F1に従って変化し、そのためにこの圧力が解除されると、分
配表面10の近くに配置された製品は、このデバイスに吸い戻される。このフォ
ームプロフィール部材は、リップ6aおよび6bと、支持プレート18との間の
全容量を占有する。
【0036】 図6は、図5に示されるこのキャピラリー表面注入スクイジーの斜視図である
。開放セルフォームは、側方の製品もれを防ぐために、分配表面の全長に渡って
延びない。閉鎖セルフォームのプロフィール部材19は(例えばシリコーンフォ
ームまたはEPDM)、各端部に配置される。製品もれのいかなるリスクも防ぐ
ために、このリップ6aおよび6b、ならびに支持プレート18は、プロフィー
ル部材19に接着されて、その結果このキャピラリー注入スクイジーは、独立し
た互換可能モジュールを形成する。この互換性は、製品の粘度、またはスクリー
ン印刷速度範囲を変更することが所望される場合に特に有用である。後者の場合
、新たな適用の要求に適合した開放セル寸法を有したフォームを選択することに
より、キャピラリー表面注入スクイジーを変更することが充分である。2つの同
一のキャピラリー表面注入スクイジーがあると、使用されていないときにクリー
ニングはなされ得るために、有利には、クリーニング中にこの互換性を利用する
ことをもまた可能である。
【0037】 このキャピラリー表面注入スクイジーの各端部が、シールされることを確実に
する他の方法は、この開放セルを例えばシリコーンで閉鎖することであり得、こ
のシリコーンはセルを充填するためにこのフォームに注入され得る。このように
して、1つの単一フォームのみが注入スクイジーを生成するために必要とされる
【0038】 いくつかの例において、このフォームまたはマスクのいかなる早期損耗も防ぐ
ために、スクリーンと弾性的変形可能プロフィール部材は異なる性質を有し、ス
クリーン上でのこのデバイスの摩擦を同種の2つの材料間で生じさせるように、
プロフィール部材とスクリーンとの間にメッシュを配置することが可能である。
【0039】 キャピラリー表面注入スクイジーは、分配スリットの全表面を覆うスクリーン
と接触する。そのためこの製品は、ポケット内で蓄積することができず、このポ
ケットは次いで中断の間、またはこのデバイスがマスクから分離されるとき、マ
スク上へ空にし得る。
【0040】 従って本発明に従ったデバイスは、全種の基材上の液体から粘性液体製品の印
刷のためのロータリーまたはフラットスクリーン印刷に特に好適である。
【0041】 漏れ防止様式で機能させることにより、この製品と外的環境とのいかなる相互
作用も回避され、従ってこれにより転写されるこの製品の寿命を増加させ、損失
を限定させる。このデバイスがスクリーンから分離される期間中も含めて、この
製品が常に閉鎖チャンバ内にあるために、オペレータはまはやこれに晒されるこ
とがなく、このことは衛生状態および安全状態をかなり改善する。さらに、転写
圧力に独立して作用し得るために、その結果として、キャピラリー表面注入スク
イジーを通る製品流れが調節され得ることとなり、すなわち、次いでスクリーン
印刷速度をかなり増加させることが可能となる。
【0042】 本発明に従ったデバイスは、既存のデバイスに適合され得る。非限定的な例に
より、これは、PROFLOWデバイス(これはこの製品の商品名である)に適
合され得、このことはフランス特許出願FR96.12671号の対象であり、
これは結果として、この製品の適用の分野をかなり増加させる。本発明は、特に
、液体製品を堆積(印刷、ポスター製作、装飾(タイル、エナメル、織物...
)させるために、スクリーン印刷がすでに使用される産業部門、ガラス産業、自
動車産業、などにおいて適用可能である。
【0043】 このキャピラリー表面注入スクイジーが適用される装備が何であろうと、この
液体製品は加圧されるリザーバ中に配置され、堆積が作製される基材の幅に適合
された寸法の分配表面によりマスクの側で開放される。表面注入スクイジー一体
化するリザーバは、スクリーン印刷機上に取り付けられ、この液体の加圧ととも
に、加圧され得るリザーバにより形成されたアセンブリおよびキャピラリー注入
スクイジーは、このマスクに対して相対的に平行移動に供され、このマスクに押
しつけられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、先行技術に従うスクイジーを使用する従来のスクリーン印刷の断面図
を示す。
【図2】 図2は、同じ発明者により、特許出願96.12671に従うペースト製品の
ためのスクリーン印刷デバイスの断面図である。
【図3】 図3は、本発明に従うキャピラリー表面注入スクイジーの断面図を示す。
【図4】 図4は、このキャピラリー表面注入スクイジーの透視図を示す。
【図5】 図5は、本発明のバリエーションの断面図を示す。
【図6】 図6は、このバリエーションを透視図で示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ,BA ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CR, CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI,G B,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID,IL ,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ, LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD,M G,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT ,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL, TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,UZ,V N,YU,ZA,ZW Fターム(参考) 2C035 AA06 FD01 FD18 FD31

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷スクリーン中の開孔を通して基材へ液体製品をスクリー
    ン印刷するための、キャピラリー表面注入スクイジーであって、以下: 液体製品を、加圧可能なリザーバから印刷スクリーンへ送達するためのキャピ
    ラリー要素であって、該キャピラリー要素は、加圧されないときはそこからの流
    れを防ぎ、そして加圧されるときはそこからの流れを可能にするような、流動抵
    抗を提供するために構成されたキャピラリー要素;および 該印刷スクリーンに接触するための、第一および第二シールリップであって、
    該第一および第二シールリップは該キャピラリー要素の対向したエッジに平行移
    動の方向に配置され、その間に送達開孔を規定する、第一および第二シールリッ
    プ、 を備えるスクイジー。
  2. 【請求項2】 前記キャピラリー要素が、弾性的に変形可能な部材を備える
    、請求項1に記載のスクイジー。
  3. 【請求項3】 前記キャピラリー要素が、前記弾性変形可能部材の低部表面
    に配置されたメッシュをさらに備える、請求項2に記載のスクイジー。
  4. 【請求項4】 前記弾性変形可能部材が、開放セルフォームを備える、請求
    項2または3に記載のスクイジー。
  5. 【請求項5】 前記弾性変形可能部材の側方端がシールによりシールされる
    、請求項4に記載のスクイジー。
  6. 【請求項6】 前記弾性変形可能部材が、複数の流体移動チャネルを含む閉
    鎖セルフォームを備える、請求項2または3に記載のスクイジー。
  7. 【請求項7】 前記シールリップが対向して傾いて、弾性的に変形可能であ
    る、請求項1から6のいずれかに記載のスクイジー。
  8. 【請求項8】 前記シールリップがその変形の際に弾性的に変形可能な部材
    を変形させるように構成される、請求項2に従属するときの請求項7に記載のス
    クイジー。
  9. 【請求項9】 前記液体製品が粘性液体製品である、請求項1から8のいず
    れか1つに記載のスクイジー。
  10. 【請求項10】 スクリーン印刷デバイスであって、以下: 請求項1から9のいずれか1つに記載のスクイジー;および スクリーン印刷される液体製品を含有するための加圧可能リザーバであって、
    該リザーバが、該スクイジーのキャピラリー要素と流体連絡する、流体移動開孔
    を含む、加圧可能リザーバ、 を備えるスクリーン印刷デバイス。
  11. 【請求項11】 前記リザーバの流体移動開孔が、その低部表面にある、請
    求項10に記載のデバイス。
  12. 【請求項12】 前記スクイジーがそこから分離可能である、請求項10ま
    たは11に記載のデバイス。
  13. 【請求項13】 基材へ液体製品を印刷スクリーンの開孔を通してスクリー
    ン印刷するための方法であって、該方法は以下の工程: スクリーン印刷デバイス、スクイジーおよび第一および第二シールリップを提
    供する工程であって、該スクリーン印刷デバイスが、スクリーン印刷される液体
    製品を含有するための加圧可能リザーバを備え、そして該スクイジーが、該リザ
    ーバから印刷スクリーンへ、液体製品を送達するためのキャピラリー要素を備え
    、ここで該キャピラリー要素が、加圧されないときはそこからの流れを防ぎ、そ
    して加圧されたときはそこからの流れを可能にするような、流動抵抗を提供する
    ように構成され、そして該印刷スクリーンに接触するための該第一および第二シ
    ールリップが、該キャピラリー要素の対向するエッジに、平行移動の方向に配置
    され、その間に送達開孔を規定する、工程; 該スクイジーを基材の上方に印刷スクリーン上に低下させる工程; 該リザーバ中の液体製品を加圧する工程であって、それにより該スクイジーの
    キャピラリー要素から該印刷スクリーンの表面へ、該液体製品の流れを可能にす
    る、工程; 少なくとも一回、該印刷スクリーン上で該スクイジーを平行移動する工程;お
    よび 該リザーバから液体製品の流れを防ぐ、該スクイジーのキャピラリー要素とと
    もに、該スクイジーを該印刷スクリーンから上昇させる工程、 を包含する方法。
  14. 【請求項14】 液体製品から粘性液体へスクリーン印刷堆積物を、基材上
    に載置されたマスクの開口を通して該基材上に、作製するためのキャピラリー表
    面注入スクイジーであって、該液体製品は、該堆積物が作製される基材の幅に適
    合された寸法の分配表面により、該マスクの側上で開放する加圧可能リザーバ中
    に配置され、該キャピラリー表面注入スクイジーと一体化した該リザーバは、ス
    クリーン印刷機へ取り付けられ、該液体の加圧とともに、該リザーバアセンブリ
    は該キャピラリー表面注入スクイジーとともに、該マスクに対して相対的平行運
    動に供され、そして該マスクに押しつけられ、 該キャピラリー表面注入スクイジーが、該リザーバと該表面注入マスクとの間
    に配置され、キャピラリー要素(13および12または16)を取り込み、これ
    が圧力下でないときに、液体が該リザーバから流出することを防ぐために、そし
    てこれが圧力下であるときは流出することを可能にするために、より大きいかま
    たはより小さい流動抵抗を有し、 該キャピラリー表面注入スクイジーが、対向する角度で傾けられて該スクリー
    ンと接触させるシールリップ(6aおよび6b)により、正面部および後部を覆
    って閉鎖され、 該スクイジーがそのシールリップ(6aおよび6b)により弾性変形を受容し
    、利用可能な製品(4)の容積を含み、該製品の容積は、該キャピラリー注入ス
    クイジー上の圧力が緩められたとき増加し、そして該注入スクイジーへ圧力が適
    用されたとき減少する、ことを特徴とする、キャピラリー表面注入スクイジー。
  15. 【請求項15】 前記表面注入スクイジーのキャピラリー要素が、弾性的に
    変形可能なプロフィール部材(13)およびメッシュ(12)により構成される
    ことを特徴とする、請求項14に記載のキャピラリー表面注入スクイジー。
  16. 【請求項16】 前記表面注入スクイジーのキャピラリー要素が、弾性的に
    変形可能な開放セルフォームにより構成されることを特徴とする、請求項14に
    記載のキャピラリー表面注入スクイジー。
  17. 【請求項17】 前記スクイジーの全ての構成要素が、スクリーン印刷され
    る製品(4)に化学的に耐性のあることを特徴とする、請求項14に記載のキャ
    ピラリー表面注入スクイジー。
  18. 【請求項18】 前記表面注入スクイジーのキャピラリー要素が、その全注
    入表面(10)を覆って前記マスクと接触することを特徴とする、請求項14に
    記載のキャピラリー表面注入スクイジー。
  19. 【請求項19】 前記弾性的に変形可能な開放セルフォームが、シリコーン
    を用いて両端において局所的にシールされることを特徴とする、請求項16に記
    載のキャピラリー注入スクイジー。
  20. 【請求項20】 前記キャピラリー表面注入スクイジーの2つの端部のシー
    ル部材が、弾性的に変形可能な閉鎖セルフォームにより形成されることを特徴と
    する、請求項16に記載のキャピラリー表面注入スクイジー。
  21. 【請求項21】 加圧され得るリザーバを備える転写デバイスに取り付けら
    れ得る独立モジュールを形成することを特徴とする、請求項14から20のいず
    れか1項に記載のキャピラリー表面注入スクイジー。
  22. 【請求項22】 前記スクリーンと接触する前記シールリップ(6aおよび
    6b)、および前記製品(4)の注入表面決定するその開口が、弾性変形に対し
    て受容性であり、かつ、その容積が該キャピラリースクイジーに圧力が適用され
    るか否かに依存して変化するように、前記キャピラリー要素(13および12ま
    たは6)に連結されることを特徴とする、請求項14、15および16の1つに
    記載のキャピラリー表面注入スクイジー。
  23. 【請求項23】 請求項14から22のいずれか1項に記載のキャピラリー
    表面注入スクイジーのための作業方法であって、以下: 前記シールリップ(6aおよび6b)の前記キャピラリー要素(13および1
    2または16)への接続によって、およびその弾性によって、該シールリップが
    該キャピラリー要素(13および12または16)の容積を減少させ、該製品が
    該キャピラリー要素(13および12または16)を通過し得るように該製品(
    4)を加圧し、そして前記スクリーンの下に配置された基材のスクリーン印刷を
    実行するために、該スクイジーを該スクリーンに対して相対移動に供するように
    、前記スクイジーを前記マスクに押しつける工程、および 該移動を停止し、該製品がそれ以上該キャピラリー要素(13および12また
    は16)を通過しないように該製品(4)の圧力を除去し、そして該シールリッ
    プ(6aおよび6b)の該キャピラリー要素(13および12または16)への
    接続により、およびそれらの弾性により、スクリーン印刷が中断されるときは低
    い圧力が注入表面の直接近くに存在する製品(4)における吸引を作製するよう
    に、該キャピラリー要素(13および12または16)の容積を増加させるため
    に該スクイジーの圧力を前記マスク上で中断する工程、 からなることを特徴とする方法。
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