JP2002524204A - カプセルを製造するための方法 - Google Patents

カプセルを製造するための方法

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JP2002524204A JP2000569758A JP2000569758A JP2002524204A JP 2002524204 A JP2002524204 A JP 2002524204A JP 2000569758 A JP2000569758 A JP 2000569758A JP 2000569758 A JP2000569758 A JP 2000569758A JP 2002524204 A JP2002524204 A JP 2002524204A
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Abstract

(57)【要約】 外被材料が柔らかいゼラチン、澱粉等でなっており、作用物質及び/又は香料剤のような少なくとも1種類の充填剤で充填されたカプセルを製造するための方法にして、−充填材料が外被材料内に導入され、及び−次いで充填材料で充填されたカプセルが作り出される方法並びにこの方法を実施するための装置が記載されている。本発明の方法は例えば、外被材料が製造されるべきカプセルの最大横断面に対応する外側輪郭を有するストランドとして搬送されること、及び充填材料で充填されたカプセルを充填材料で充填されたストランドから分離するために、制御下に開閉されるのに適合したストランド用通路を有する分離弁ユニットが使用されることで識別される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、その外被材料が柔らかいゼラチン、澱粉等でなっており作用物質乃
至反応性物質及び/又は香料剤のような充填材料を少なくとも1種類充填するカ
プセルを製造するための方法に関するものである。当該方法は、方法に向けられ
た独立請求項の前提部分にしたがっている。
【0002】 更に、本発明は当該方法を実施するための装置並びにこの装置の使用に関する
ものである。
【0003】 一般的な方法で製造され得るカプセルは、例えば薬剤分野において全ての種類
の作用物質に対する担体として使用されるゼラチンカプセルである。更なる例は
、1種類以上添加された香料剤を有した糖類溶融物のキャンディのような食品又
は錠剤乃至粒体(ペレット)である。
【0004】 更に一般的種類のカプセルはまた健康乃至衛生の分野において例えば皿洗い機
又は洗濯機のためのTAB(クリーニング材料の錠剤、タブレット)としても用
いられ得る。
【0005】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
長い間、一般的種類のカプセル、とりわけ薬剤分野におけるカプセルの製造は
ほぼ次のようになされていた:
【0006】 先ず、2本の帯体、とりわけゼラチンの帯体が作られる。それは典型的にはな
お約30%の含水率を有している。2本の帯体は一緒にトラフ乃至樋(ポケット
とも称される)を備えた2個のコロの間に運ばれる。トラフ乃至樋は一方の片側
乃至二分体で、ゼラチンを搾るための膨らんだ縁部を有する。作用物質、香料剤
、クリーニング剤又は光沢剤のような充填材料で充填することは、当該充填材料
又は作用物質がサイクル操作でポンピングされるトラフ輸送に対応する、その低
めの部分に通路を有した「くさび部(ウェッジ)」を介してもたらされる。充填
材料乃至作用物質セグメントとも称されるくさび部は実際的に両方のコロでのオ
イルの薄い層に浮く。これらコロはその結果、上記くさび部に向かう方向におい
て2本の帯体によって分けられる。
【0007】 このようにして、カプセルは充填されながら空気を除かれる。次いで当該カプ
セルは時間のかかる操作において乾燥される。
【0008】 おそらく現在広く一般に用いられているカプセル、とりわけゼラチンカプセル
を製造するこのようなやり方は、多数の欠点を示している: 1.エタノール組成物はやがてゼラチン外皮を通って拡散するので、オイル含有
液体のみが用いられ得る。 2.水性組成物はゼラチン外皮を溶かすこととなるので、同じことが当該組成物
にも当てはまる。 3.吸い込む際に、高い粘性の活性剤がしばしば、打ち抜かれることによってゼ
ラチンマトリックスの帯体から分離されることとなる前に、いわば複数のカプセ
ルを接合する非破壊の「スレッド」を形成してしまう。この状況でカプセルは、
そこから充填材料が後に(浸透力によって)漏れ得る望ましくない毛管を備える
。 4.なにより、比較的多くの帯体の材料(即ち、並んで作り出された幾つかのカ
プセルを打ち抜いた後に残る「ゼラチンマトリック」)がカプセルに用いられず
に、コスト高で面倒なやり方で処分されなければならない廃物として残ってしま
うことが不都合である。これはとりわけ充填材料として用いられる作用物質が非
常に高価であり得る薬剤分野において特に不都合である。
【0009】 「シームレス」ゼラチンカプセルを製造するための装置が「globex mark II c
apsulator」の名前で公知である。この公知の装置は所謂ドロップ乃至バブル方
法にしたがって動く。この装置において、パルス状のポンピングのうねりによっ
てゼラチン溶液を作用物質と共にオイルで満たされた冷却浴に滴下する二重毛管
が用いられる。冷却浴においてシングルの液滴がカプセルを形成する。この方法
は殆ど専らオイルをカプセルで包むのに適している。
【0010】 ゼラチンカプセルを製造するための他の装置は、ほぼ座薬鋳型のように構築さ
れた鋳型の部分が柔らかいゼラチンリボン(帯体)からカプセルを分離するのに
用いられるノートン型カプセル化機械(Norton−Encapsulating−Machine)である
。この装置で、複数の隣り合うカプセルの「平行」製造のために生じ処分されな
ければならない廃物が比較的多量にでることが、迅速な操作とそれによる高い生
産量を達成することを困難とする複雑なデザインの点以外として、不都合である
【0011】 本発明は、上記した不都合を生じることなしに、あらゆる適用のためのカプセ
ルが実質的にどのような外被材料と充填材料からも製造され得るような、カプセ
ルを製造するための方法と装置を提示することを課題とする。
【0012】 とりわけ本発明は、廃物がかなりの量で生じたり及び/又は充填材料がいかよ
うにもゼラチン外被から漏れることを避けるようになっていなければならない。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明によればこの課題の解決は、方法に向けられた独立の特許請求項に述べ
られている。本発明に係る方法を実施するための装置は装置に向けられた請求項
の対象(サブジェクトマター)である。
【0014】 請求項1に述べられた方法は上述した不都合1及び2を示さない一方、必要な
らば、請求項1に係る方法との組み合わせ乃至関連において用いられ得る請求項
2に係る方法で不都合3が回避される。
【0015】 とりわけ、方法を実施するための装置は、二頭ノズル(ダブルノズル)と、カ
プセルを充填するための環状二頭ノズルを有したセグメントを備え得る。充填ノ
ズルは中心に位置し、これは第2の環状ノズルによって外側を取り囲まれている
。これからコンピュータ制御下に、とりわけ釣り合い弁(プロポーショニングバ
ルブ)を介して数分の1秒早く液状物質が現れ又は押し出され、その中央部で同
じくコンピュータ制御下に実際の作用物質がカプセルを満たす。
【0016】 充填操作の終わりの後で数分の1秒間、外側の環状ノズルは「絶縁層」を計量
供与する。当該絶縁層はそれ故、ゼラチンカプセルの中の充填材料を包み込むの
で、ゼラチンカプセルと充填材料を分ける。
【0017】 外側の分離物質の組成は、一方でエタノール物質、他方で(実際の充填物質と
しての)水性物質をゼラチンから隔離することができるように選択されなければ
ならない。
【0018】 請求項2に係る方法で、二重釣り合い弁がサイクル操作において実際の作用物
質を中央ノズルに供給し次のように二者択一的にスレッドの破壊をもたらす環状
の二頭ノズルもまた使用され得る: a)(内側ノズルを介した)主たる充填操作の後、数分の1秒後に同じく液状の
ゼラチンの塊でなり得る適当な分離物質の供与操作が(とりわけ第2のコンピュ
ータ制御された一体型圧電弁を介して)もたらされる。 b)主たる粘性物質の供与操作の後、真空が(同じくコンピュータ制御された)
第2の釣り合い弁を介して数分の1秒後に及び/又は充填操作中に(終わりに)
もたらされ得る。それ故、ノズル出口の近傍における幾らかの粘性物質は僅かに
、要するにスレッドが形成できない程度に吸い戻される。
【0019】 2つの最後に述べられた操作はまた逆になされてもよい。 請求項3に述べられるような解決法で、外被材料はストランドの形状で搬送さ
れ、その外側輪郭は製造されるべきカプセルの最大横断面に対応する。充填材料
で充填されたカプセルを充填材料で充填されたストランドから分離するために、
制御下に開閉されるストランド通路を有した分離弁ユニットが用いられる。
【0020】 本発明にしたがう方法の全ては、帯体、とりわけゼラチンリボンの含水率が減
り、とりわけ30%の値を上限として考えるような利点を有する。
【0021】 カプセルがストランドから連続的に作り出されるような本発明にしたがってな
されるアプローチのために、複数のカプセルを同時に「打ち抜く」帯体を用いた
方法と異なり、「マトリックスの形状」で生じる廃物の外被材料が回避される。
分離弁ユニットの使用のためにストランドが実際上連続して搬送され得るので、
それにも拘らず多数の完成カプセルが達成され得る。本発明に係る装置が比較的
コスト効率が良いために、必要ならば数を増やすために複数のストランドが平行
に作り上げられ得る。
【0022】 更に好適な展開において、1つ又は複数の充填材料のための搬送路を開閉する
少なくとも1つの弁が、1つ又は複数の充填材料のための配送ポンプと夫々の中
央ノズルの間に備えられる。この弁はとりわけ釣り合い弁であり得る:
【0023】 これによって折々対応するノズルから充填材料の流出を簡単に止めることが可
能となり、その結果、1つの充填材料(又は複数の充填材料)は分離弁ユニット
における分離の前に外被材料によって既に完全に取り囲まれ得る。それ故、充填
材料は外被材料にコアのようにさしはさまれる。
【0024】 本発明に係る方法及び本発明に係る装置は、柔らかいゼラチンカプセルを製造
するためでなく、少なくとも1種類の作用物質及び/又は香料剤で充填され殆ど
全ての所望外被層を有したカプセルを製造するためにも用いることができる。そ
れ故、少なくとも1つの外被層は柔らかいゼラチン、澱粉、溶融物、とりわけ糖
類溶融物及びその代替物でなっていてよい。複数の外被層を有し、必要があれば
間に介在された異なる作用物質を備えたカプセルを製造することもまた可能であ
る。これにおいて、外被層は切り替え機能を有していてもよい:例えば、当該複
数の外被層は、例えば皿洗い機の個々のクリーニング操作を伴って生じ得、その
結果、作用物質が必要に応じて解放される異なる温度で溶解され得る。
【0025】 更に、本発明に係る方法で、これまでの方法では取り扱うことができなかった
充填材料が取り扱われ得る。
【0026】 それ故、「簡単な」環状ノズルユニットだけでなく、環状の二頭ノズルのよう
な複式乃至多重ノズルも「外側外被材料ホース」を充填するのに用いられ得る。
【0027】 これで、充填ノズルは中間点に位置する。これは外側を、コンピュータ制御下
にとりわけ釣り合い弁を介して数分の1秒早く液状物質を発するか送り出す第2
の環状ノズルによって取り囲まれる。その液状物質の真ん中において、実際の作
用物質が同じくコンピュータ制御下に、外側環状ノズルから発する外被材料によ
って囲まれた中空空間を満たす。
【0028】 充填操作の終わりの後、外側環状ノズルは数分の1秒間、「絶縁層」を計量供
与し続け、それ故、ゼラチンカプセルの内側にある充填材料を囲むので、ゼラチ
ンカプセルと充填材料を分離する。
【0029】 外側分離物質の組成は、一方でエタノール物質を、他方で(実際の充填物質と
しての)水性物質をゼラチンから分離できるように選択されなければならない。
【0030】 更に、二頭環状ノズルが用いることができ、それで、とりわけ一方で中間ノズ
ルに実際の作用物質をサイクル操作で供給し同時に次のように二者択一的なよう
にスレッドの破壊を生じる二頭釣り合い弁が使用される: a)(内側ノズルを介した)主たる充填操作の数分の1秒後に、同じく液状のゼ
ラチンの塊でなり得る適当な分離物質の供与が(とりわけ第2のコンピュータ制
御された一体型圧電弁を介して)もたらされる。 b)主たる粘性物質の供与の数分の1秒後及び/又は充填操作中に(終わりに)
、真空が(同じくコンピュータ制御された)第2の釣り合い弁を介してもたらさ
れ得る。それ故、ノズル出口の近傍における幾らかの粘性物質は僅かに、要する
にスレッドが形成できない程度に吸い戻される。
【0031】
【発明の実施の形態】
以下の記載において、実施例によって全般的な発明概念を限定することなく、
図面を参照して本発明が例証される。図面には、より厳密に記載されているので
はないが発明の詳細の全ての開示に関してはっきりと注意が払われている。
【0032】 図1は本発明に係る装置の構造を概略的に示す。普遍性を限定することなく、
カプセルKは単一の外被材料Mと、当然ながら作用物質及び/又は香料剤混合物
でなっていてもよい単一の充填材料Fとから作られている。
【0033】 ポンプ11は外被材料を(貯蔵)容器21からパイプ3に搬送する。パイプ内
には不図示の管状ダイが位置し、その環状に形作られた出口を通って外被材料が
パイプ3における実際の「漏斗形部分」内に現れる。漏斗形部分の内径は製造さ
れるべきカプセルのほぼ最大外径に対応している。
【0034】 ポンプ12は充填材料Fを容器22から釣り合い弁4に搬送する。当該弁の出
口は管状ダイの中央開口につながっていて、その結果、充填材料Fがパイプ3の
「漏斗形部分」の、外被材料Mによって取り囲まれた中央部分に搬送される。こ
れで充填材料の搬送は繰り返して簡単に止められ得、その結果、(既に説明した
ように)「漏斗形部分」における充填材料は外被材料に挿入される。
【0035】 漏斗形部分に位置し充填材料コアで充填された外被材料でなるカプセルの形成
のために、分離弁ユニット5がパイプ3の端部に配設されており(図1での右手
側)、当該分離弁ユニットもまた、図2を参照に以下に記載されるようにして不
図示の制御ユニットによって開閉されるストランド用通路を有する。
【0036】 制御ユニットは、ポンプ11や12、釣り合い弁4並びに以下に記載されるコ
ンベアのような装置の他のコンポーネントも制御することができる。とりわけ、
制御ユニットは分離弁ユニットと協働して、充填材料をストランドに導入するこ
とを制御することができる。
【0037】 分離弁ユニット5から、カプセルは、図3に関連してこれから説明されるべき
動げた供給コンベア6に動かされる。ここからカプセルは浴7に搬送され、ここ
でカプセルは冷却され、例えば柔らかいゼラチンカプセルの場合において必要に
応じて油を塗られる。普通の場合、カプセルは収集容器内で洗われ、必要ならば
分離剤を備えられる。
【0038】 引き続いての図面において、図1においてと同じパーツは同じ参照符号乃至記
号を備えるので、これらを今一度持ち出す必要がなくなる。
【0039】 図2a〜2fは分離弁ユニット5の操作の有り様を示す。当該図面の各々にお
いて、パイプ3と分離弁ユニット5を通る縦断面が左手側に示される。管状ダイ
の位置は4’によって概略的に示されている。
【0040】 図2の右手部分において部分図の平面図によって示されているように、分離弁
ユニット5は、図示された実施例では各々がアクチュエータ52によって操作さ
れる一連の摺動子51を備えている。アクチュエータ52はその連関した摺動子
51を通路の半径方向に変位する。上記アクチュエータは電磁的に、磁気歪み的
に又は圧電的に操作されるアクチュエータである。アクチュエータが相互操作で
進められる圧電要素の二重の積み重ねでなっていることが図2に概略的に示され
る。
【0041】 半径方向に変位可能な摺動子の代わりに、アイリス絞りのそれに類似したやり
方で構築される旋回薄板を使用することもできる。
【0042】 制御ユニットは個々のアクチュエータ52を制御し、その結果、弁ユニット5
は上記通路を塞がず(非ブロック化)、弁開口は通路の中ほどから外方に制御可
能に拡大し、これに向かって再び小さくなる。
【0043】 図2aは、摺動子51がパイプ3内の通路を完全に閉じる状態における装置を
示す。 図2bは、弁開口Oを非ブロック化し始め、その結果、カプセルの前端が現れ
得る。充填材料Fのための弁4の適切な制御で、カプセルの前端は外被材料Mか
らなろう。
【0044】 図2cは、摺動子51が弁開口Oを完全に非ブロック化し、その結果、カプセ
ルが現れ得る。 図2dは、カプセルがほぼ完全に現れる場合を示す。
【0045】 図2eは、摺動子51が再び弁開口Oを閉じ始める場合を示す。 図2fは、摺動子51が再び弁開口を閉じカプセルKが外被Mによって取り囲
まれた作用物質コアFを有して完全に製造された場合を示す。そしてカプセルK
は、分離弁ユニット5に続くように備えられた動げた供給コンベア6によって取
り上げられる。
【0046】 製造されたカプセルの(ゼラチンにおける記憶作用による)搬送及び形成操作
が、色々な局面においてカプセルKの移送と図3に示されない浴への搬送を示す
図3a〜3dに示される。これにおいて、当該図面は上表部で平面図を、下部で
側面図を示す。 更なる詳細に関して図面に注意が払われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る装置の基本構造である。
【図2】 a〜fとも本発明にしたがって設計された分離弁ユニットの操作の有り様を説
明する図である。
【図3】 a〜dとも動げた供給コンベアの操作の有り様を説明する図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C11D 17/06 C11D 17/06 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),BR,CA,I L,JP,KR,RU,SG,US

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 その外被材料が柔らかいゼラチン、澱粉等でなっていて、作
    用物質及び/又は香料剤のような、少なくとも1種類の充填材料で充填されてい
    るカプセルを製造するための方法にして、 −先ず少なくとも2本の帯体が外被材料からなり、 −外被材料の上記少なくとも2本の帯体が一緒に運ばれ、 −とりわけ上記2本の帯体が一緒に運べれる部分で作用物質セグメントから外被
    材料に充填材料が導かれ、 −次いで充填材料で充填されたカプセルが作り出される ような方法において、 作用物質を含みそれ自体のみがゼラチンに接する液状物質が追加的に作用物質
    セグメントからくみ出されることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 作用物質の導入後又は導入中に分離物質が注ぎ込まれ、又は
    作用物質の導入後に作用物質を吸い戻す低圧(大気圧より低い圧)が適用される
    ことを特徴とする請求項1又は請求項1の前提部分にしたがう方法。
  3. 【請求項3】 外被材料がストランドとして搬送され、その外側輪郭が製造
    されるべきカプセルの最大の横断面に対応しており、及び 充填材料で充填されたカプセルを充填材料で充填されたストランドから分離す
    るために、制御下に開閉されるストランド用通路を有する分離弁ユニットが用い
    られることを特徴とする請求項1乃至2又は請求項1の前提部分にしたがう方法
  4. 【請求項4】 帯体がなお約30%の含水率を有することを特徴とする請求
    項1〜3のいずれか一項にしたがう方法。
  5. 【請求項5】 2本のゼラチンリボンがトラフを有する2個のコロの間を一
    緒に運ばれ、トラフ各々がゼラチンを搾るために一方の片側に盛り上がった縁を
    有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項にしたがう方法。
  6. 【請求項6】 作用物質での充填操作が通過トラフに対応する通路をその下
    部分に有する作用物質セグメントを介してなされ、作用物質はサイクル操作で前
    記通路からくみ出されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項にしたが
    う方法。
  7. 【請求項7】 弁ユニットが通路を塞がず、或る地点から、とりわけ通路の
    中間から始まって外に向かう方向で制御下に開口が拡大することを特徴とする請
    求項1〜6のいずれか一項にしたがう方法。
  8. 【請求項8】 ストランドを形成するため及び充填材料を外被材料に導入す
    るために、充填材料のための少なくとも1つの中央ノズルと外被材料のための環
    状形状をした少なくとも1つのノズルとを有した少なくとも1つの管状ダイユニ
    ットが用いられることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項にしたがう方法
  9. 【請求項9】 複数の供給ポンプが外被材料と充填材料とを上記管状ダイユ
    ニットに搬送することを特徴とする請求項8にしたがう方法。
  10. 【請求項10】 少なくとも充填材料のための供給ポンプと連関した中央ノ
    ズルの間に弁が備えられ、前記弁は充填材料のための搬送路を開閉することを特
    徴とする請求項9にしたがう方法。
  11. 【請求項11】 釣り合い弁が上記弁として用いられることを特徴とする請
    求項10にしたがう方法。
  12. 【請求項12】 複数の外被材料が用いられ、層構造を有するカプセルが異
    なる外被材料から製造されることを特徴とする請求項1〜11のいずれか一項に
    したがう方法。
  13. 【請求項13】 分離弁ユニットに次いで動げた供給コンベアが製造された
    カプセルを1つずつ搬送することを特徴とする請求項1〜12のいずれか一項に
    したがう方法。
  14. 【請求項14】 動げた供給コンベアが付加的にカプセルを形作ることを特
    徴とする請求項13にしたがう方法。
  15. 【請求項15】 カプセルが収集容器にて洗われ、必要に応じて分離剤を備
    えられることを特徴とする請求項1〜14のいずれか一項にしたがう方法。
  16. 【請求項16】 請求項1〜15のいずれか一項にしたがう方法を実施する
    装置にして、 −1種又は複数種の充填材料で充填されたストランドを形成するために少なくと
    も1つの充填材料用中央ノズルと少なくとも1つの外被材料用環状ノズルとを有
    する少なくとも1つの管状ダイユニット、及び −ストランドのための通路を制御下に開閉する分離弁ユニット を特徴とする装置。
  17. 【請求項17】 請求項1〜15のいずれか一項にしたがう方法を実施する
    装置にして、 セグメントが二頭ノズル、とりわけ環状の二頭ノズルを有することを特徴とす
    る装置。
  18. 【請求項18】 個々の物質を計量供与するために、二重釣り合い弁が備え
    られることを特徴とする請求項16又は17にしたがう装置。
  19. 【請求項19】 外被材料と充填材料を貯蔵容器から環状ノズルに搬送する
    複数のポンプが備えられることを特徴とする請求項16〜18のいずれか一項に
    したがう装置。
  20. 【請求項20】 分離弁ユニットの開閉操作を制御する制御ユニットが備え
    られることを特徴とする請求項16〜19のいずれか一項にしたがう装置。
  21. 【請求項21】 制御ユニットが分離弁ユニットの作動に協働して充填材料
    のストランドへの導入を制御することを特徴とする請求項20にしたがう装置。
  22. 【請求項22】 分離弁ユニットが少なくとも1つのアクチュエータによっ
    て操作される一連の旋回薄板又は摺動子を有することを特徴とする請求項16〜
    21のいずれか一項にしたがう装置。
  23. 【請求項23】 各摺動子が通路の半径方向で変位可能であることを特徴と
    する請求項22にしたがう装置。
  24. 【請求項24】 1つ以上のアクチュエータが備えられ、その結果、薄板又
    は摺動子が少なくとも部分的に互いに無関係に操作可能であることを特徴とする
    請求項22又は23にしたがう装置。
  25. 【請求項25】 アクチュエータが電磁的に、磁気歪み的に又は圧電的に操
    作されるアクチュエータであることを特徴とする請求項16〜17のいずれか一
    項にしたがう装置。
  26. 【請求項26】 動げた供給コンベアが分離されたカプセルを拾い上げ形作
    ることを特徴とする請求項16〜25のいずれか一項にしたがう装置。
  27. 【請求項27】 柔らかいゼラチン、澱粉溶融物及びとりわけ糖類溶融物及
    びその代替物の少なくとも1つの外被層を有し少なくとも1種類の作用物質及び
    /又は香料剤で充填されたカプセルを製造するための請求項16〜26のいずれ
    か一項にしたがう装置の使用。
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