JP2002523189A - 収納式穿刺針を有する流体注入装置 - Google Patents

収納式穿刺針を有する流体注入装置

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JP2002523189A JP2000567267A JP2000567267A JP2002523189A JP 2002523189 A JP2002523189 A JP 2002523189A JP 2000567267 A JP2000567267 A JP 2000567267A JP 2000567267 A JP2000567267 A JP 2000567267A JP 2002523189 A JP2002523189 A JP 2002523189A
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lever
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ハルセス，ソア，アール．
ボティック，マイケル，ジェイ．
バーカー，ジョン
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エム ディー シー インベストメント ホールディングス インコーポレイテッド
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 収納式穿刺針を有する流体注入装置を提供する。 【解決手段】 第１流体供給に接続される静脈カテーテルを用いて使用する注入装置を提供する。Ｙサイト（９２）はカテーテル（９０）と流体連結している。注入装置はＹサイト（９２）に取外しできるように接続され、第２流体供給（９７）をカテーテル（４０）に接続する。注入装置は、使用後収納できる収納式穿刺針（７０）を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【関連出願の相互参照】
本明細書は、本明細書で引用している米国特許出願第６０／０９８，２８０号
（１９９８年８月２８日出願）に対する優先権を主張するものである。
【０００２】
【発明の分野】
本発明は流体を注入する装置に関する。特に、静脈ポートのシールを貫通し、
ポートへの、またはポートからの流体の流れを提供する収納式穿刺針に関する。
【０００３】
【発明の背景】
経静脈治療は医療行為において広く使用され、水和液、栄養液、治療液または
血液生成物を患者の循環系に直接投与する。周辺カテーテル、中心カテーテル、
外科植込みカテーテルなどの各種のカテーテルを、患者体内に挿入してこのよう
な流体の投与の経路を提供する。経静脈治療中、カテーテルを、所望の流体また
は混合液を患者に間欠的または連続的に供給するための１つまたは複数の注入口
を備える静脈流体供給装置に接続するのが望ましいことがが多い。
【０００４】 例えば周辺カテーテルを、静脈チューブにより、食塩水のような水和溶流体供
給に接続して、このような流体を患者に投与する。食塩水の補給または別の流体
との交換を行うために、取外しできる注入口を有する、いわゆる“Ｙサイト”を
、静脈チューブに沿って接続できる。第２流体の投与を望むときは、注入口は、
第２流体の外部供給に接続された中空穿刺針により刺して穴を開ける。第２流体
の必要量を投与後、穿刺針を注入口から外す。その後、経静脈治療士は、流体の
排出供給に関連する汚染された穿刺針を安全に廃棄する必要がある。汚染された
医用装置の取扱いと廃棄に関する問題により、第２供給の医療流体を注入するの
に利用でき、かつ使用後の安全性を備える装置を提供することが望まれる。
【０００５】
【好ましい実施形態の詳細な説明】 一般に、特に図３を参照すると、注入装置１０を、患者に医用流体を供給する
静脈供給に関連して図示している。カテーテル９０が患者の静脈内に挿入されて
いる。流体ラインは、Ｙサイト９２を用いてカテーテル９０に接続されている。
またＹサイト９２は、第１リザーバ９４からカテーテル９０に流体を供給する第
１ラインに接続されている。さらに、Ｙサイト９２は第２供給ラインを接続する
ポートを有する。ポートは貫通隔膜９５でカバーされている。
【０００６】 注入装置１０はＹサイトの隔膜９５を貫通する穿刺針７０を持つ。注入装置１
０は第２供給ライン９６に接続され、さらにこの第２供給ラインは医用流体を含
む第２リザーバ９７に接続されている。このようにして、医用流体を、第１リザ
ーバ９４と第２リザーバ９７の両方からカテーテルに供給できる。使用後、注入
装置１０をＹサイトから取外し、穿刺針７０の鋭利な先端を装置内に収納して、
使用した穿刺針への不注意な接触を防止することができる。
【０００７】 注入装置１０はハウジング２０とそのハウジング内でスライドして移動可能な
Ｙポート４０を備える。Ｙポート４０に取り付けられた穿刺針７０はハウジング
２０の前端から前方に突出している。ばね８０が穿刺針７０を後方のハウジング
２０内の収納位置に押し込んでいる。アクチュエータボタン４５がＹポート４０
に連結されている。ボタン４５はハウジング２０の開口２２にはめ込まれ、ハウ
ジング２０から前方に突出した延長位置に穿刺針７０を保持する。ボタン４５を
押すことにより、穿刺針７０はハウジング内に収納される。
【０００８】 ハウジング２０は、後方開放で前方閉止の一般に円筒形のバレルを備える。ハ
ウジングの前端は、内側方向に先細であり、穿刺針７０を受け入れる開口を有す
る細くなった先端を形成している。ハウジング２０の側面に形成された開口２２
には、以下に説明するようにボタン４５をはめ込む。
【０００９】 さらに、一般にベル形コネクタ２８がハウジング２０の前端から放射上に外側
に広がっており、ハウジングの先端部を取り巻いている。コネクタ２８はＹサイ
ト９２に取外し可能なように接続される。装置１０をＹサイト９２に接続するに
は、コネクタ２８がＹサイトとスナップはめ込みを形成する隔膜９５上にはめ込
む。
【００１０】 Ｙポート４０はハウジング２０内をスライド移動する。Ｙポートは、ハウジン
グ２０内に配置される一般に円筒形の中空本体４２を備える。中心コンジット５
０は、本体４２から後方に、本体の長手方向軸に平行に延出している。Ｙチュー
ブ６０が中心コンジット５０から横方向に延出して、中心コンジットと交差して
おり、その結果Ｙチューブと中心コンジットは流体連結している。
【００１１】 中心コンジット５０の後端は一般に開放である。貫通隔膜５５は中心コンジッ
ト５０の開放端を囲み、流体密封シールを形成する。さらに中心コンジットの後
端は、ハウジングのコネクタ２８と組合せ構成されており、第２注入装置を中心
コンジットの後部に接続できる。このようにして、複数の注入装置１０を相互接
続して、複数の流体供給からの流体をカテーテルに供給できる。特に中心コンジ
ットの後端は、周囲フランジが中心コンジット５０の後端から半径の外方向に広
がっている。このため、中心コンジットの後端は、同一注入装置のコネクタ２８
と取外し可能なスナップはめ込みを形成する。
【００１２】 Ｙチューブ６０は、第２供給ライン９６をＹチューブに接続するためのコネク
タを備える。本発明では、雄ねじ切り部分６１をＹチューブの外面上に形成する
。ねじ切り部分６１は典型的なレバー−ハブと組合わさって、第２供給ライン９
６をＹチューブに接続する。代替方法としては、第２供給ラインを一体化して形
成するか、またはＹチューブに固定して接続できる。使用に先立ち、取外し可能
プラグ６２でＹチューブに栓をして、汚染を防止する。
【００１３】 Ｙポート本体４２の後端は内側方向に突出し、直径の小さくなった穴を有する
絞りネック４８を形成しており、そこに穿刺針７０を受け入れる。穿刺針７０の
後端は絞りネック４８を通して延び、本体４２に固定して接続されており、その
結果穿刺針７０の後端が絞りネック４８から後方向に突出している。好ましくは
、エポキシを用いて穿刺針７０を本体４２に取り付ける。このようにして、穿刺
針をＹポートに固定して接続し、穿刺針が中心コンジット５０とＹチューブ６０
に流体連結するようにする。圧縮ばね８０を穿刺針７０周りに配置し、Ｙポート
本体４２を押し付け、Ｙポート本体と取付けられた穿刺針を後方に押し付ける。
【００１４】 アクチュエータボタン４５は、ばね８０のバイアスに対抗してＹポート本体４
２を解放できるように保持する。半径方向に変形可能な弾力性アーム４７により
、アクチュエータボタン４５をＹポート本体４２に結合する。アーム４７は半径
の外側方向にボタン４５を押付け、それによりボタン４５はハウジング２０の側
面の開口２２から突出する。ボタン４５の後端は、開口２２のリム２４を係合す
るショルダーを形成している。このようにして、ボタン４５はＹポート４０の後
方への移動を防ぐ。
【００１５】 穿刺針の収納は、ボタン４５の後端ショルダーを開口２２のリム２４を越えて
さらに半径の内側方向に移動するように、ボタン４５を押すことで実現する。こ
の時、ばね８０はＹポート４０と取付けられた穿刺針７０を押付け、それにより
穿刺針の鋭利な先端を安全にハウジング２０内に収納する。
【００１６】 好ましくは、装置は収納の早過ぎる作動を防止するエレメントを備える。本発
明では、タブがハウジング２０から上方に突出し、それによりオペレータの不注
意な作動による早過ぎる穿刺針の収納を防止するフェンスを提供する。
【００１７】 Ｙポート本体４２の前端の外面上の周囲フランジ４４は、Ｙポート本体４２の
後方移動を制限する。図２に示すように、穿刺針が収納状態のとき、Ｙポート本
体４２の周囲フランジ４４は、ハウジング２０の後端から内側方向に突出してい
る環状フランジ２６に結合する。このようにして、周囲フランジ４４と環状フラ
ンジ２６間の結合は、ハウジング２０に対するＹポート本体の連続する後方向へ
の移動を制限するストップとして作用する。
【００１８】 穿刺針７０は、ハウジング２０内の内側環状フランジ２６とボタン４５の係合
により収納位置に保持される。ボタン４５の前端は、環状フランジ２６の後面に
接触するショルダーを形成する。収納の間、フレキシブルなアーム４７は半径の
内側方向に移動して、ボタンが環状フランジ２６で形成された小さくなった直径
を通過する。ボタンが環状フランジ２６を後方に移動した後、弾力性アーム４７
は半径の外側方向にたわむ。この時、Ｙポートハブ４２が前方に押されて穿刺針
７０が再度突出する場合、ボタン４５の前端が環状フランジ２６の外面に係合し
、Ｙポート４０がハウジング２０内に再挿入されるのを防止する。したがって、
ボタン４５と環状フランジ２６間の係合は、収納後の穿刺針の再突出を防止する
。
【００１９】 前述の内容より、注入装置１０は以下のように作用する。カテーテル９０は患
者の静脈に挿入される。カテーテル９０を第１ライン９３に接続して、第１リザ
ーバ９４から医用流体を供給する。Ｙサイト９２はカテーテル９０と第１リザー
バ９４を流体連結する。注入装置の穿刺針７０はＹサイト隔膜９５を貫通し、注
入装置がＹサイトに接続される。Ｙサイト隔膜９５は摩擦で穿刺針４０を結合し
、穿刺針周りに軽い流体シールを形成する。注入装置１０を第２流体リザーバ９
７に接続する。必要なら、第２注入装置を取り付けて、第３流体供給を備えるこ
とができる。同様に、一連の注入装置をＹサイト９２にシリアルに接続し、複数
の流体供給から流体を供給できる。
【００２０】 使用後、注入装置をＹサイト９２から取外し、アクチュエータボタン４５を押
して穿刺針７０を収納する。好ましくは、ばね８０を選択して、収納の前にＹサ
イト隔膜９５と穿刺針７０間の摩擦力が、ばね８０の後方バイアス力より大きく
なるようにする。このようにすれば、Ｙサイト隔膜９５から穿刺針７０を取外す
前にボタン４５を押しても、収納作用を引き起こさないであろう。
【００２１】 したがって、好ましくは使用後、Ｙサイト隔膜９５から穿刺針７０を取外す間
、オペレータがボタン４５を連続して押す。したがって、穿刺針７０を隔膜から
取外すとすぐに、穿刺針を収納し、Ｙサイトから取外された後に、穿刺針が露出
しないようにする。代替方法としては、隔膜から装置を取外した後に、オペレー
タが収納作用をするボタンを押すことができるようにする。
【００２２】 次に図４には、Ｙポートカテーテル１００、患者の血管内、またはＹサイトな
どのインライン静脈注入装置内にカテーテル１００を挿入する挿入装置１０２を
示す。
【００２３】 カテーテル１００は、先細の前端を持つ中空本体１０４を有して、フレキシブ
ルなカテーテルカニューレ１０６と本体１０４内部との流体連結を維持する。カ
テーテル１００の後部は、その上に保持された貫通可能な隔膜１０８、または別
の静脈注入装置を取り付けるためのその他の流体連結ポートを有する。貫通可能
な隔膜１０８は本体１−４の後部分をシールする。さらに、穿刺針などの鋭利な
器具を本体の後部に挿入できる。貫通可能な隔膜は、器具を隔膜１０８を通して
挿入するときの、このような器具に対する流体シールを形成する。一対の平坦か
つフレキシブルなウイング１１６を備えて、本体１０４のそれぞれの対向側面か
ら突出させ、カテーテル１００を患者の体または接着テープを持つ他の表面に固
定する手段を提供することができる。
【００２４】 分岐コンジット１１０がカテーテル１００の本体１０４の一側面に形成されて
いる。分岐コンジット１１０の内部は、本体１０４の内部と流体連結している。
分岐コンジット１１０はさらに流体供給または引出しライン１１２に接続され、
それにより２つの流体経路をカテーテル１０６を通して提供する。一方の流体経
路はカテーテルカニューレ１０６から隔膜１０８の延びている。他方の流体経路
はカテーテルカニューレ１０６から分岐コンジット１００まで通じている。別の
静脈装置を、図４に示す流体ライン１１２のような分岐コンジット１１０に接続
して、ルアーハブ１１４に接続できる。
【００２５】 挿入装置１０２は一般に管状のバーレル１１８を有し、挿入装置１０２の最初
の構成においては、バーレルの前端から穿刺針１２０が突出している。最初の構
成において、穿刺針はカテーテルの隔膜１０８を通り、さらにカテーテル１００
の本体１０４を通って突き出ている位置にある。穿刺針１２０はさらにカテーテ
ルカニューレ１０６を通って突出している。このカニューレは、患者の体内また
は別の静脈注入装置の一部内にカテーテルカニューレ１０６を挿入する前および
挿入中に、穿刺針１２０上に保持される。
【００２６】 突出部１２２はバーレルの前端に位置する。突出部１２２は、バーレル１１８
内に固定して保持される管状の後部分を有する。突出部１２２の前端は、内部に
カテーテル１００の後端を保持する形状のハウジングを形成する。特に突出部１
２２の前端上のハウジングは、隔膜１０８の外側周辺を囲み、カテーテル１００
を取外しできるように挿入装置１０２の前方部分内に保持する。突出部１２２の
前端は開口を有しており、その開口の形体は、穿刺針１２０が突出部１２２中空
内部を通過できるようになっている。
【００２７】 穿刺針の後端は、バーレル１１８内に配置されたフラッシュチャンバ１２４に
固定されている。フラッシュチャンバ１２４は、その前端に開口を有し、その開
口から穿刺針１２０の後端がフラッシュチャンバ１２４に入り、チャンバ内で穿
刺針を接着剤１２６により固定している。このように、フラッシュチャンバ１２
４は穿刺針保持アセンブリを備えて、穿刺針１２０をバーレル１１８に心合わせ
して保持する。疎水性穴１２８をフラッシュチャンバの後部分に設けて、患者に
カテーテルを挿入時に、血液のような流体が穿刺針を通過するとき、ガスをフラ
ッシュチャンバ内部から排出できる。
【００２８】 フラッシュチャンバ１２４はバーレル１１８内をスライドして位置決めされ、
ばね１３０によってバーレル１１８の後部方向に押し付けれらている。ばね１３
０はフラッシュチャンバ１２４の前端と突出部１２２の前内側面の間に圧縮され
ている。最初の構成では、フラッシュチャンバ１２４の運動はレバー１３２によ
って制限されている。レバー１３２の中心部分はバーレル１１８に沿って平行に
延びており、ピボット１３４でバーレル１１８に保持されている。レバー１３２
の後部分はバーレルに沿って延びるように形成され、バーレル１３２内に延出す
る受面を有する。レバーの後部の受面は、フラッシュチャンバ１２４の後部にス
ライドして結合している前方受面を有する。
【００２９】 図４に示すように、フラッシュチャンバの後部とレバー１３２の後部の前方受
面は相互に傾斜し、バーレルからおよびフラッシュチャンバとの結合から、レバ
ーの後部を押出すカム作用力を提供する。レバー１３２の前部分はバーレル１１
８と平行に延びている。レバー１３２の前部分の内側面はカテーテル１００、特
に隔膜１０８の外側リムに接合している。これにより、レバーの後部へのカム作
用力は、レバーの前端とカテーテル１００間の受面により制限される。
【００３０】 カテーテル１００を患者の注入サイトまたは他の静脈流体注入サイトに挿入す
るため、バーレル１１８の１つの側面のグリップ部分１３４に置く一本の指と、
バーレル１１８の別の側面に沿ったレバーの後部に置く別の指の間にバーレルを
保持する。次に、穿刺針１２０を注入サイトに挿入し、カテーテルカニューレを
サイト内に導くことができる。カニューレを注入サイトに適正に位置決めして、
カテーテル１００を正しく保持しながら挿入装置１０２は後方に移動して、挿入
装置１０２とカテーテル１００の連結を外し、隔膜１０８を通して穿刺針を引き
抜く。挿入装置１０２とカテーテル１００の連結を外と同時に、オペレータはレ
バー１３２の後部の圧力を維持、またはエバー１３２から圧力を除去でき、穿刺
針の先端を隔膜１０８から引き抜くとすぐに穿刺針の収納ができる。
【００３１】 図５には、カテーテル挿入装置１０２の構成を示しており、オペレータが穿刺
針をカテーテル１００からほぼ完全に引き抜いて、レバー１３２を解放した状態
を示す。カテーテル１００の引き抜き後にレバーを解放すると同時に、レバーの
前部分はカテーテル１００を持つ受面により制限を受けなくなる。これによりフ
ラッシュチャンバとレバーの後端の間のカム作用力は、レバーの後端を押し付け
てバーレル１１８から離れる方向に移動し、その結果、後受面レバーがバーレル
から外に押される。穿刺針の先端を隔膜１０８から引き抜く前に、フラッシュチ
ャンバ１２４は、穿刺針１２２と隔膜１０８間の摩擦によりバーレルの前部分に
ほぼ留まる。
【００３２】 穿刺針を隔膜から取外し、レバー１３２とフラッシュチャンバ１２４間のカム
作用受面の連結を外すと、ばね１３０がフラッシュチャンバ１２４をバーレル１
１８の後方の内側部分に押し込み、その結果穿刺針は安全にバーレル内に収納さ
れる。この状態は、図６の構成図に示す。これとは別に、収納の必要なときまで
レバー１３２の後部にかかる圧力を維持して、穿刺針の収納を、オペレータの操
作により遅らせることができる。
【００３３】 使用してきた用語と表現は、説明のための用語として使用しており、それを限
定するものではない。このような用語と表現の使用においては、図示しかつ説明
した特徴またはその一部分のすべての均等物を除外する意図はない。しかし各種
の変更が、本発明の範囲と精神の範囲内で可能である。したがって、本発明は、
添付の特許請求の範囲の範囲内にある変形形態を包含するものである。
【図面の簡単な説明】
本発明の目的のすべては、添付図面により以下に詳細に述べる。
【図１】 本発明による収納式穿刺針装置の断面図である。
【図２】 図１に示す装置の断面図であり、収納位置にある穿刺針を示す。
【図３】 装置の使用を示す概略図である。
【図４】 Ｙ−ポートカテーテルおよびその挿入装置の断面図であり、最初の組合わせ構
成を示す。
【図５】 図４のカテーテルおよび挿入装置の断面図であり、挿入装置がカテーテルから
取外されている第２構成を示す。
【図６】 図４のカテーテルおよび挿入装置の断面図であり、図１の最終の切離し構成を
示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＣＹ， ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，Ｉ Ｔ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＧＷ，ＭＬ， ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＧＭ，Ｋ Ｅ，ＬＳ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＬ，ＳＺ，ＵＧ，ＺＷ)，Ｅ Ａ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ ，ＴＭ)，ＡＥ，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＲ， ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＤＭ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，Ｇ Ｂ，ＧＤ，ＧＥ，ＧＨ，ＧＭ，ＨＲ，ＨＵ，ＩＤ，ＩＬ ，ＩＮ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ， ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，Ｍ Ｇ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＬ， ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＳ，ＵＺ，Ｖ Ｎ，ＹＵ，ＺＡ，ＺＷ (72)発明者 ボティック，マイケル，ジェイ． アメリカ合衆国，カリフォルニア州 93030，オックスナード，イーグル クリ ーク レーン，2330 (72)発明者 バーカー，ジョン アメリカ合衆国，カリフォルニア州 93001，ベンチュラ，アズテック アベニ ュー，2333 Ｆターム(参考） 4C066 AA01 AA07 BB01 CC01 DD01 EE01 FF04 JJ06

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 ハウジングと、 そのハウジングから前方の突出する穿刺針と、 前記穿刺針を後方に押すバイアスエレメントと、 前記穿刺針を前記バイアスエレメントのバイアスに対抗して穿刺針を解放でき
    るように保持する穿刺針保持部と、 前記ハウジング内でスライドして移動できるＹポートであって、 前記穿刺針と流体連結する第１コンジットと、 その第１コンジットと交差して、前記穿刺針と流体連結する第２コンジット
    を備えるＹポートと、 前記穿刺針保持部から穿刺針を解放するよう動作するアクチュエータと、 を備えている、医用装置
  2. 【請求項２】 前記アクチュエータが相互に作用する、請求項１に記載の装
    置。
  3. 【請求項３】 前記第１コンジットが通常開放の端部を有し、前記装置が前
    記第１コンジットの前記開放端を密封する貫通可能なシールを備えている、請求
    項１に記載の装置。
  4. 【請求項４】 前記装置が、収納後の前記穿刺針の後方への移動を制限する
    後方ストップを備えている、請求項１に記載の装置。
  5. 【請求項５】 前記装置が、収納後の前記穿刺針の前方への移動を制限する
    前方ストップを備えている、請求項１に記載の装置。
  6. 【請求項６】 通常開放の後端部を有する長軸方向に細長い中空ハウジング
    と、 前記ハウジング内でスライドして移動可能なＹポートであって、 前記ハウジングの長手軸とほぼ一直線に軸方向に並ぶ第１コンジットと、 前記第１コンジットと交差する第２コンジットとを備えるＹポートと、 前記Ｙポートに固定して接続された穿刺針で、前記ハウジングから前方に突出
    し、前記穿刺針がＹポートの前記第１と第２コンジットを流体連結している、穿
    刺針と、 前記Ｙポートを後方に押し付けるバイアスエレメントと、 前記Ｙポートを解放するように働く相互に作用できるアクチュエータであって
    、前記バイアスエレメントが前記Ｙポートを押し付けているアクチュエータと、 を備えている医用装置。
  7. 【請求項７】 前記第１コンジットが通常開放の端部を有し、前記装置が前
    記第１コンジットの前記開放端を密封する貫通可能なシールを有する、請求項６
    に記載の装置。
  8. 【請求項８】 前記装置が、収納後の前記穿刺針の後方への移動を制限する
    後方ストップを備えている、請求項６に記載の装置。
  9. 【請求項９】 前記装置が、収納後の前記穿刺針の前方への移動を制限する
    前方ストップを備えている、請求項６に記載の装置。
  10. 【請求項１０】 前方カニューレ部分と本体部分を有するカテーテルと、 前記カテーテルに取外し可能なように接続された挿入装置であって、 バーレルと、 そのバーレルに接続される前方結合部分であって、最初の構成では前記バー
    レルに結合しているカテーテルを保持する、前方結合部分と、 前記バーレル内でスライドして位置決めされる穿刺針保持アセンブリと、 最初の構成では、前記穿刺針保持アセンブリよって保持され、かつ前記バー
    レルの前面から延出している穿刺針と、 前記前方結合部分と前記穿刺針保持アセンブリの間に配置されたばねであっ
    て、最初の構成では、そのばねが前記穿刺針保持アセンブリを後方に押す、ばね
    と、 前記バーレルにピボット的に接続され、かつバーレルに沿って延びるレバー
    であって、最初の構成では、そのレバーが前記バーレルの前方結合部分において
    カテーテルに接合する前方部分を有し、かつそのレバーが前記穿刺針保持アセン
    ブリの受面として延出している後方カム部分を持つレバーとを有する、挿入装置
    と、 を備えている装置。
  11. 【請求項１１】 前記カテーテルの前記本体部分を、前記カニューレから前
    記本体の後端に延びる第１流体経路と、前記カニューレから前記本体部分に形成
    された分岐コンジットに延びる第２流体経路を提供するように形成している、請
    求項１０に記載の装置。
  12. 【請求項１２】 貫通可能な隔膜を前記本体部分の後部に配置し、最初の構
    成では、前記穿刺針が貫通可能な隔膜を通して延びている、請求項１１に記載の
    装置。
  13. 【請求項１３】 前記レバーを前記バーレルの１つの側面に沿って配置し、
    前記穿刺針を前記カテーテルから引き抜くときに、レバーを選択的に解放できる
    、請求項１０に記載の装置。
  14. 【請求項１４】 前記穿刺針保持アセンブリが、フラッシュバックチャンバ
    を備えるように構成されている、請求項１０に記載の装置。
  15. 【請求項１５】 カニューレ、本体、および貫通可能な隔膜を有するカテー
    テルの挿入装置であって、その挿入装置が、 バーレルと、 そのバーレルに接続される前方結合部分であって、最初の構成では前記バーレ
    ルに結合しているカテーテルを保持する、前方結合部分と、 前記バーレル内でスライドして位置決めされる穿刺針保持アセンブリと、 最初の構成では、前記穿刺針保持アセンブリよって保持され、かつ前記バーレ
    ルの前面から延出している穿刺針と、 前記前方結合部分と前記穿刺針保持アセンブリの間に配置されたばねであって
    、最初の構成では、そのばねが前記穿刺針保持アセンブリを後方に押す、ばねと
    、 前記バーレルにピボット的に接続され、かつバーレルに沿って延びるレバーで
    あって、最初の構成では、そのレバーが前記バーレルの前方結合部分においてカ
    テーテルに接合する前方部分を有し、かつそのレバーが前記穿刺針保持アセンブ
    リの受面として延出している後方カム部分を有し、それによりそのレバーの後部
    が前記穿刺針保持アセンブリの受面から外に移動するように押されている、レバ
    ーと、 を備えている挿入装置。
  16. 【請求項１６】 前記カテーテルと前記挿入装置の結合取外しの間、前記穿
    刺針が前記隔膜との十分な摩擦をもつ状態でその隔膜を通って延び、後方へのバ
    イアスにより前記穿刺針保持アセンブリの移動を防止する、請求項１４に記載の
    挿入装置。
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