JP2002523132A - 混合及び投薬カプセル - Google Patents

混合及び投薬カプセル

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JP2002523132A JP2000565805A JP2000565805A JP2002523132A JP 2002523132 A JP2002523132 A JP 2002523132A JP 2000565805 A JP2000565805 A JP 2000565805A JP 2000565805 A JP2000565805 A JP 2000565805A JP 2002523132 A JP2002523132 A JP 2002523132A
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ウィルナー,ラルフ
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Abstract

(57)【要約】 容器(10)と、スタンプ(40)を具備する流体容器の管状ピストン(20)であって、作動中、手の力で変位するスタンプ(40)に対応する容器(10)の適正に構成された突起(18)に凹部(26)を介して保持される管状ピストン(20)と、注入カニュール(30)と接合されたスライダ(32)とを有する歯科医療物質の混合及び投薬カプセルは、これにより容器(10)が通路開口(13)の上に、手の力で動かすことのできるスライダ(32)を保持する案内溝(15)を有し、スライダ(32)が休止状態においてカプセルをしっかりと封止し、かつ成分が混合された後は案内位置において、連結された注入カニュール(30)を介して歯科医療物質を開放することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 技術分野 本発明は歯科用材料の混合及び適用すなわち投薬とを行うカプセルに関する。
【0002】 既知の方式(DE3,920,537)において、管状ピストンは切取りリン
グのついた容器に支持される。カプセルを作動させる、つまり流体の袋の中身を
混合スペースに移すためには、つかみ具を用いて切取りリングを除去する。
【0003】 このタイプの方式は、作動させる前にカプセルをつかみ具に差し込み、作動後
はこれを除去するなど、カプセルを作動させるのに追加的な作業手順が要求され
る点で不都合である。混合カプセルの従来の振動カプセルへの移行に遅れがあっ
てはならないから、これは特に作動後の段階において問題である。関連して生じ
る遅れにより、一緒に導入された成分は歯科用材料の極めて短い凝固時間のため
均質に混合されずに硬化し、歯科用材料は大変な品質の損失をこうむる。
【0004】 加えて、ピストンの支えはもっぱら吐出開口の方向に動くから、ピストンを係
留しないのは不都合である。差込み可能なブロック部品を用いることも知られて
おり(DE4,315,920)、これは管状ピストンの特別な凹部に係合する
。この方法により管状ピストンは作動中及び振動ミキサでの混合中にその位置に
保持される。
【0005】 この解決で追加的な部品が要求されるのは不都合である。この方法は製造コス
トと充填された混合カプセルを取り付ける費用とを増大させる。さらに、ブロッ
ク部品は凹部に係留されないことが分かっている。このことは結果として、ユー
ザーへの移送中ブロック部品がずり落ちるか、最も好都合な場合でも後でユーザ
ーにより差し込まれることになる。最も不都合な場合は、ユーザーが部品をブロ
ックせずに混合カプセルを作動させようとすることである。スタンプと管状ピス
トン間の相対運動に加えて、管状ピストンと混合室との間に望ましくない相対運
動が生じ、混合室の容積が小さくなって、最早歯科用材料成分の均質な混合が不
可能になる危険が生まれる。
【0006】 この解決の他の不都合は、第1にスタンプ棒の直径とスタンプ板との比率が小
さいことと、第2にスタンプ棒の長さとスタンプ棒の高さとの比率が大きいこと
とのために作動工程中カプセルを斜めに置くとスタンプ棒がよじれることである
。このため流体はときどきスタンプ棒とスループット開口間に形成される半径方
向の間隙を通って押し出されることがある。このことはまた望ましくない不純物
を導きかねない。
【0007】 言及された双方の解決法DE3,920,537とDE4,315,920と
に共通なことは、封止ピンによる噴射流路の封止である。これは、安全かつ快適
な導入のため噴射流路がその長さに亘って幾分円錐形をなしかつ入口領域におい
ては漏斗形体でなければならないが、円筒形のピンと噴射流路の壁部とに対して
デッドスペースが形成され、ここに保管中及びユーザーへの移送中に粉末成分が
付着し混合工程に関与しなくなる点において不都合である。混合されない材料は
吐出中ペーストコードの先端に密着し、それが除去されない場合真先に歯の空所
に到着し通常の方法では硬化しないことが分かっている。
【0008】 したがって本発明の目的は、最も簡単な方法により手で作動できかつ実際の動
作が信頼できる混合及び投薬カプセルを創出することにある。他方、このカプセ
ルは均質な混合を作り出し、またコストの面で好都合な方法で製造、取付、充填
が可能である。
【0009】 この目的は本発明によれば請求項1により解決される。別の有利な実施形態は
従属の請求項及び本開示に示される。
【0010】 本発明によれば容器はスループット開口(ボアホール)の対向側にある一端に
おいて対応的形状の突起を有し、突起は休止状態にて管状ピストンの対応的形状
の凹部に係合する。第2にこのことにより容器はスループット開口の上に案内溝
を有し、案内溝は吐出カニューレと接合されたスライダを滑動的に案内しかつ封
止と導通の両方の位置に停止させることができる。特に、管状ピストンを空にす
る間(作動手順)のピストンの確たる支えは掛止すなわちスナップ連結により保
証でき、これは混合及び投薬カプセルとピストンの適正形状半径方向凹部との休
止位置においては、スループット開口の対向側端部にある容器内壁の適正形状半
径方向突起によりもたらされる。発生する力を補償するための取り外しブロック
用クリップもリングも必要ではない。
【0011】 本発明の特別な特徴によれば、掛止すなわちスナップ閉止は管状ピストンをも
っぱら混合カプセルの作動及び混合中にその休止位置に保持するから、管状ピス
トンは所定の送りすなわち前進に摩擦なしで変位することができる。つまり、容
器の内壁の突起と管状ピストンの外壁の凹部との相互作用により生じるブロック
機能は、管状ピストンを空にするに十分なスタンプの所定の前進範囲に及び、そ
の後この機能は終了する。混合後の摩擦なし前進はもっぱら突起が容器の内壁に
ありかつ凹部が管状ピストンの外壁にある場合に保証される。本発明の特に有利
な実施形態において、凸状弓形内面として整形された容器の半径方向突起は、凹
状弓形外面として整形された管状ピストンの半径方向凹部に係合する。
【0012】 他の利点は、スタンプが管状ピストンの直径に適合する均一な外径を持ったシ
リンダ状に整形されることに由来する。直径はスタンプ板の短い領域でだけ縮少
される。この方法により、ピストン内でのスタンプの案内は安定し、ピストンを
斜めに置いて混合及び投薬カプセルを作動させても、管状ピストンの外壁と容器
の内壁との間に半径方向の間隙は形成されず、したがって流体の漏れは確実に回
避される。
【0013】 スタンプと管状ピストンとの摩擦を十分に高く選択することでスタンプを間違
って押すことは避けられる。これは、一方でスタンプと管状ピストンとの適正な
適合と材料の選択とにより、及び/または他方でスタンプと管状ピストンとの上
述した適正な掛止すなわちスナップ連結により達成することができる。
【0014】 特に好都合なのは、スタンプを底部、フォイルを蓋として管状ピストンにより
形成される流体容器が、簡単な方法で取り付けられかつ充填できることである。
【0015】 混合及び投薬カプセルは異なる歯科用材料を保持するから、スタンプにより占
拠されない管状ピストンの内側のスペースと、管状ピストンにより占拠されない
容器の内側のスペースとには存在する混合成分が占めるための十分な残りのスペ
ースがある。これにより容器中の残りの容積は、粉末成分の保持に加えて、流体
成分及び混合処理に充てられなければならない。
【0016】 他の好ましい形状によれば、容器はスループット開口の上に、内側に向けて広
くなる案内溝を持つ。溝には変わり目なしに吐出カニュールと接合された円錐形
のスライダが摺動的に保持される。スライダの偶発的変位はスライダの下側に適
正に構成されたはめ込み部片と、容器の案内溝の2つの適正に構成されたくぼみ
との協働により回避される。スライダと案内溝とに生じる摩擦は、スライダが手
で作動できるように選択される。
【0017】 スライダは封止位置においてスライダのはめ込み部片を、吐出開口に直近の案
内溝のくぼみに掛止することにより、混合及び投薬カプセルを気密状態に封止す
る。混合後、スライダはスループット開口からさらに離れたくぼみの方向へ変位
し、一定量変位してから下側のはめ込み部片と掛止する。一定量の変位は案内溝
の2つのくぼみ間の距離に由来する。案内溝の2つのくぼみの距離と位置とは選
択され、混合及び投薬カプセルをスライダにより封止位置において気密に閉塞し
、混合後は吐出開口を蓋にあるスループット開口まで移動させ、吐出カニュール
の流路が最大限にアクセス可能となるようにされる。スライダは、封止位置にお
いてスライダの一端が混合及び投薬カプセルの縁部から案内溝のくぼみ間の変位
量に相当する量だけ突出する長さを持つ。特に、スライダの動作端部の位置によ
り、また吐出カニュールのそれに伴う位置により、混合及び投薬カプセルの状態
は明瞭に認識できるから、誤作動は排除される。加えて、スライダの下側のはめ
込み部片と案内溝の底部のくぼみとの機構により、混合及び投薬カプセルの機能
にとって重要である位置にだけスライダを停止させることができる。
【0018】 以下に本発明を図面を参照しながらより詳細に説明する。図面は実施形態の有
利な例を略図として示す。
【0019】 本発明による混合及び投薬カプセルを図1の断面図に示す。
【0020】 本発明による混合及び投薬カプセルは円筒形の容器10と、管状ピストンとし
て整形された流体容器20と、スタンプ40と、吐出カニュール30と接合され
たスライダ32とを有する。
【0021】 図1によれば、容器10は円筒形壁部19内に混合室8を形成し、混合室8は
スループット開口13を備えた前壁部9により頂部を、管状ピストン20のフォ
イル23により底部を画定される。スループット開口13の上に、容器10の外
壁は内側に向かって広くなる案内溝15(図4)を有し、案内溝15は吐出カニ
ュール30と接合されたスライダ32を支持する。完成した混合歯科用材料を押
し出す際、吐出カニュール30に作用する力を十分に補償するため、案内溝15
は図4においてより良く見られるように楔型に整形されている。案内溝15は段
状に内方に広がるように構成することもできる。本発明によれば、スライダ32
はその形状が案内溝15と対応するようにされている。スライダ32は封止端部
の下側に半球形のはめ込み部片34を有し、はめ込み部片34は案内溝15の底
部16に埋められた半球形のくぼみ12、14に掛止可能である。
【0022】 スライダ32の長さは、動作端部37がスライダ32の封止位置においてくぼ
み12、14間の変位量に相当する量だけ縁部11から突出するように選択され
る。好ましくは、スライダ32と案内溝15との摩擦を適正な適合により確立し
、スライダ32が動作端部37により手で動作できるようにする。すなわち封止
位置において混合室8は封止端部39によりほぼ気密に封止され、導通位置にお
いては混合歯科用材料の流れはもっぱら吐出開口38を介して流出するようにす
る。スライダ32は吐出開口38の上に吐出カニュール30と接合される。好ま
しくは、スライダ32と吐出カニュール30とを結合し1つの部品とする。吐出
開口38と出口(マウス)開口36間の流路35は、スライダ32の内壁領域に
おいて漏斗形にくびれ、吐出カニュール30の内壁領域を幾分円錐形に延在する
。この方法により特に好都合な流れの輪郭が生じ、高粘性の歯科用材料、例えば
ガラスイノマー充填セメントの吐出を容易にする。
【0023】 ユーザーにとって特別な利点は、吐出カニュール30が屈曲され、これにより
混合及び投薬カプセルの長手方向軸線に対して30−50°の好都合な作業範囲
が生じることである。
【0024】 混合室8は歯科用材料の粉末成分を図1の準備状態に保持する。混合室8によ
り画定される中空スペースは、最大の充填量が与えられても充填されない中空ス
ペースが常に十分に残り、その後の良好な混合が可能となるような大きさにされ
る。
【0025】 混合室8の背後の、容器10の円筒形内壁19は管状ピストン20の良好な封
止案内を形成する。管状ピストン20は一方で流体容器の働きをなし、他方でス
タンプ40の吸い上げパイプとして働く。下方部位において、容器10の環状溝
17形状の外方突起は、スタンプ面43に作用する吐出用つかみ具(図示せず)
との結合を生じさせる。容器10の内壁19は半径方向の、容器の内壁19より
小径の凸状弓形の内方突起18にて終了する。突起18は半径方向の脚部面7に
より基部にて制限を受ける。
【0026】 管状ピストン20は容器10の内側に配置される。管状ピストン20の内側ス
ペースは容器10の円筒形内壁と、内側表面24と、フォイル23と、スタンプ
の先端面41とにより画定される。この内側スペースは歯科用材料の流体成分を
保持する。混合用開口25は管状ピストンの内壁の直径より小径である。フォイ
ル23は混合及び投薬カプセルの休止状態において混合用開口25を封止する働
きをなし、内側表面24の背側に糊付けするかまたは付着される。これにより円
形のフォイル23の直径は混合用開口25の直径より大で、容器10の内壁の直
径より小となる。このようにすることにより、容器10における管状ピストン2
0の取付と滑動とにおもわしくない影響を与える、管状ピストンの外壁の直径に
広がる半径方向の接合縁部を確実に回避できる。
【0027】 フォイル23と内側表面24の接着や付着による接合の強さより耐引裂性の小
さいフォイル23が好ましく、このため図2の作動中、フォイル23は確実に破
裂し流体50は混合室8へと流動する。
【0028】 管状ピストン20の外壁は半径方向の、管状ピストン20の外壁より小径の凹
状弓形凹部26において終了する。凹部26は基部にて半径方向の脚部面27と
境界を接し、脚部面7とほぼ同一面にある。この方法において管状ピストン20
は完全に容器10に引き込まれ、手で作動する際、スタンプ40を完全に管状ピ
ストン20に押し込めると、管状ピストン20は容器10に対して変位しないこ
とが保証される。
【0029】 混合及び投薬カプセルの休止位置において、容器10の突起18を管状ピスト
ン20の凹部26に捕らえることにより掛止すなわちスナップ連結が生じる。突
起18は凹部26に対して構成され、保管時やユーザーへの移送時に、また図2
の作動手順中に管状ピストン20が十分堅固に望ましい休止位置に保持されるよ
うに、一方、図3のスタンプ40のさらなる前進で管状ピストン20と容器10
とに生じる摩擦があまり大きくならず、確実に混合歯科用材料の吐出が既知の吐
出用つかみ具により保証されるようにされる。
【0030】 突起42のある先端面41を持つスタンプ40は管状ピストン20の内側に装
着される。スタンプ40の管状ピストン20に対する相対位置は手の力を加える
ことなしに変わるように、管状ピストン20の内壁とスタンプ40の外壁との摩
擦が選択され、これは組立体の応力により調整される。摩擦はまた管状ピストン
20の内壁の半径方向凸状弓形突起とスタンプ40の外壁の凹状弓形凹部との間
に存在する掛止すなわちスナップ連結によっても与えられる。
【0031】 好ましくは、スタンプ40の長さは管状ピストン20の長さに適合させ、スタ
ンプ40が完全に管状ピストン20に引きこまれるようにするのが好ましい。加
えて、突起42のある先端面41は図2に見られるように混合用開口25を持つ
内部表面24に適合し、スタンプ40が完全に押し込まれる際、突起42が混合
用開口25を塞ぐようにする。この方法により流体成分は管状ピストンから完全
に放出される。原料を減らす目的のため、スタンプ40は開口44を具備する。
(図1) 混合及び投薬カプセルの主要な機能状態は図1、2及び3に示してある。
【0032】 図1において、混合及び投薬カプセルは休止状態で示される。作動するには手
でスタンプ40を固定されたベース、例えば作業面に押し付ける。この方法によ
り、スタンプ40は管状ピストン20中を変位し圧力を流体成分50に及ぼしそ
こにある残留空気を追い払い、残留空気はフォイル23を押圧する。所定の前進
の後フォイル23は破裂し、流体成分50が混合室8に吐出される。作動手順の
終りは図2に明瞭に示され、スタンプ脚部面43は脚部面7と同一面になる。突
起42もまた混合用開口25の上方端部と面一になり、流体成分50は完全に混
合室に吐出される。作動手順中は管状ピストン20と容器10とに相対運動は生
じない。
【0033】 この状態において、混合及び投薬カプセルは既知の振動式混合装置に用いられ
、混合室8に一緒に導入された歯科用材料の成分50、60の均質な混合が生成
される。この後カプセルは移動され、混合室8は導通位置へスライダ32をずら
すことにより開放される。図5に見られるように、スライダ32の動作端部37
は指圧などにより矢印の方向に移動する。このため、スライダ32の下側のはめ
込み部片34はくぼみ14から飛び出る。スライダの導通位置において、はめ込
み部片34はくぼみ12にしっかりと掛止し、スループット開口は吐出開口38
にかぶさり、動作端部37と封止端部39とは容器10の円筒形外壁の縁部と同
一面になる。
【0034】 この状態において混合及び投薬カプセルは空になる。このことは混合及び投薬
カプセルを既知の吐出用つかみ具に差し込むことにより実行される。最終的な混
合物はスタンプ40の前進により吐出カニュールを介して押し出され、これによ
る空の状態が図3に示される。管状ピストン20は結果として押込みスタンプ4
0により完全に混合室8に押し込まれている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による、作動前の完成した取付状態における第1の実施形態の混合及び
投薬カプセルの縦断面図である。
【図2】 第1の実施形態の作動後の、図1に対応する図である。
【図3】 第1の実施形態の空にした後の、図1に対応する図である。
【図4】 単図におけるスライダと案内溝との縦断面図である。
【図5】 図4の線A−Aに沿った断面図である。
【符号の説明】
7、27 半径方向脚部表面 8 混合室 9 先端壁 10 円筒形容器 11 縁部 12、14 半球形くぼみ 13 スループット開口 16 案内溝の底部 17 環状溝 18 半径方向凸状彎曲内方突起 19 円筒形内壁 20 管状ピストン 23 フォイル 24 内部表面 25 混合用開口 26 半径方向凹状彎曲凹部 30 吐出カニュール 32 スライダ 35 流路 36 出口開口 37 動作端部 38 吐出開口 39 封止端部 40 スタンプ 41 スタンプ先端面 42 突起 43 スタンプ面 44 開口 50、60 混合成分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),JP Fターム(参考) 4C052 AA17 HH02 HH05 HH08

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器10と、スタンプ40を具備する流体容器としての管状
    ピストン20であって、作動中、手の力で変位するスタンプ40に対向する容器
    10の適正に構成された突起18に凹部26を介して保持される管状ピストン2
    0と、吐出カニュール30と接合されたスライダ32とを有する歯科用材料の混
    合及び投薬カプセルにおいて、容器10は通路開口13の上に、手の力で移動可
    能なスライダ32を保持する案内溝15を有し、スライダ32は、休止状態にお
    いてカプセルをしっかりと封止し、成分が混合された後は案内位置において連結
    された吐出カニュール30を介して歯科用材料を開放することを特徴とする混合
    及び投薬カプセル。
  2. 【請求項2】 さらに突起18は凸状の弓形をなし、かつ半径方向に延在す
    ることを特徴とする請求項1に記載の混合及び投薬カプセル。
  3. 【請求項3】 さらに凹部26は凹状の弓形をなし、かつ半径方向に延在す
    ることを特徴とする請求項1に記載の混合及び投薬カプセル。
  4. 【請求項4】 さらに突起18は凹部26に掛止することを特徴とする請求
    項1乃至3のいずれかに記載の混合及び投薬カプセル。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の混合及び投薬カプセ
    ルにおいて、さらに吐出カニュール30は屈曲され、これにより混合及び投薬カ
    プセルの長手方向軸線に対して約30―50°の作動範囲が生じることを特徴と
    する混合及び投薬カプセル。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の混合及び投薬カプセ
    ルにおいて、さらに吐出カニュール30の流路35はまず吐出開口38から始ま
    る漏斗形体に狭められ、次にその長さに亘って幾分円錐形に延在することを特徴
    とする混合及び投薬カプセル。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の混合及び投薬カプセ
    ルにおいて、さらに吐出開口38は通路開口13と直径が同じであることを特徴
    とする混合及び投薬カプセル。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載の混合及び投薬カプセルにおいて、さらに摺
    動状態に保持される円錐形のスライダ32は吐出カニュール30と接合されるこ
    とを特徴とする混合及び投薬カプセル。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載の混合及び投薬カプセルにおいて、さらに容
    器10は通路開口13の上に、内側に向かって広がりスライダ32が占める案内
    溝15を有することを特徴とする混合及び投薬カプセル。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の混合及び投薬カプセルにおいて、さらに
    案内溝15は楔あるいは段状に構成されることを特徴とする混合及び投薬カプセ
    ル。
  11. 【請求項11】 請求項8及び9に記載の混合及び投薬カプセルにおいて、
    さらにスライダ32は形状において案内溝15に適合し、封止端部39の下側に
    半球形のはめ込み部片34を有することを特徴とする混合及び投薬カプセル。
  12. 【請求項12】 請求項9に記載の混合及び投薬カプセルにおいて、さらに
    2つの半球形のくぼみ12、14は案内溝15の底部16に埋入されることを特
    徴とする混合及び投薬カプセル。
  13. 【請求項13】 請求項1乃至12のいずれか1項に記載の混合及び投薬カ
    プセルにおいて、さらにはめ込み部片34はくぼみ14に掛止され、これにより
    通路開口13がスライダ32により気密に封止されることを特徴とする混合及び
    投薬カプセル。
  14. 【請求項14】 請求項1乃至13のいずれか1項に記載の混合及び投薬カ
    プセルにおいて、さらにはめ込み部片34は混合歯科医療化合物が吐出される場
    合くぼみ12に係合され、これにより吐出開口38が通路開口13で覆われるこ
    とを特徴とする混合及び投薬カプセル。
  15. 【請求項15】 請求項1乃至14のいずれか1項に記載の混合及び投薬カ
    プセルにおいて、さらにスライダ32はスライダ32の封止位置において、端部
    37がくぼみ12、14間の変位量に相当する量だけ縁部11から突出する長さ
    を持ち、スライダは動作端部37により手で動作できることを特徴とする混合及
    び投薬カプセル。
  16. 【請求項16】 請求項1乃至15のいずれか1項に記載の混合及び投薬カ
    プセルにおいて、さらに段部42は直径が混合用開口25と同じであることを特
    徴とする混合及び投薬カプセル。
  17. 【請求項17】 請求項1乃至16のいずれか1項に記載の混合及び投薬カ
    プセルにおいて、さらにスタンプ40は完全に管状ピストン20に埋入すること
    ができ、かつスタンプの長さは管状ピストンの長さに相当することを特徴とする
    混合及び投薬カプセル。
  18. 【請求項18】 請求項1乃至17のいずれか1項に記載の混合及び投薬カ
    プセルにおいて、さらに取付け状態においてスタンプ40は寸法と材料との適当
    な選択により得られる適当な適合により管状ピストン20に保持されることを特
    徴とする混合及び投薬カプセル。
  19. 【請求項19】 請求項1乃至18のいずれか1項に記載の混合及び投薬カ
    プセルにおいて、さらに取付け状態においてスタンプ40は半径方向の凹状弓形
    の凹部に、半径方向の凸状弓形の突起を捕らえることである(から成る)掛止す
    なわちスナップ連結により管状ピストン20に保持されることを特徴とする混合
    及び投薬カプセル。
  20. 【請求項20】 請求項1乃至19のいずれか1項に記載の混合及び投薬カ
    プセルにおいて、さらに容器10に対する管状ピストン20の摩擦は管状ピスト
    ン20に対するスタンプ40の摩擦より大きいことを特徴とする混合及び投薬カ
    プセル。
  21. 【請求項21】 請求項1乃至20のいずれか1項に記載の混合及び投薬カ
    プセルにおいて、さらに管状ピストン20におけるスタンプ40の摩擦はスライ
    ダ32が封止位置にある場合、残留する空気並びに歯科医療化合物の成分50、
    60との圧縮による力より大きく、スタンプ40は管状ピストン20の中を完全
    に変位することを特徴とする混合及び投薬カプセル。
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