JP2002522860A - 光ディスク及びこの光ディスクを走査するための装置 - Google Patents

光ディスク及びこの光ディスクを走査するための装置

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JP2002522860A
JP2002522860A JP2000564192A JP2000564192A JP2002522860A JP 2002522860 A JP2002522860 A JP 2002522860A JP 2000564192 A JP2000564192 A JP 2000564192A JP 2000564192 A JP2000564192 A JP 2000564192A JP 2002522860 A JP2002522860 A JP 2002522860A
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Abstract

(57)【要約】 光ディスクはデータを記録するように記載され、この光ディスクは、光学式マークで符号化されたデータをある記録密度で記録するための記録領域を有する。記録領域はトラック部分と交互に並ぶヘッダを有するサーボパターンを備えた環状又は螺旋状トラックを有する。ヘッダはあらかじめ形成されたマークで符号化された位置情報を含む。トラック部分は、例えば、書込及び読出動作においてデータの同期を取るためのウォブル等の周期的特性を有する。確実にヘッダを検出するために、周期的特性の位相は各ヘッダの前の所定の距離に位相ジャンプを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光学式マークで符号化されたデータをある記録密度で記録するため
の記録領域を有する光ディスクに関する。この記録領域は、トラック部分と交互
に並ぶヘッダを有するサーボパターンを備えた環状又は螺旋状トラックを有し、
このヘッダはあるヘッダ密度で符号化された位置情報を有し、このトラック部分
は周期的特性を有する。
【0002】 本発明は、更にこの光ディスクにデータを記録する記録装置に関する。この装
置は記録ヘッド、記録制御手段、及びこの記録ヘッドをトラック上の記録される
べき位置に位置決めする位置決め手段を有し、この位置決め手段はヘッダからの
位置情報を取り出すためのヘッダ検出手段を有する。
【0003】 本発明は、更にこの光ディスクからデータを読み出す読出装置に関する。この
読出装置は、読出ヘッド、読出制御手段、及びこの読出ヘッドをトラック上の読
み出されるべき位置に位置決めする位置決め手段を有し、この位置決め手段はヘ
ッダからの位置情報を取り出すためのヘッダ検出手段を有する。
【0004】
【従来の技術】
このような記録担体及び装置は、関連文献のリストに示されている文献D1の
ヨーロッパ特許出願EP0587019から既知である。この文献には、基板上
に溝のパターンを有し環状又は螺旋状トラックのサーボパターンを構成する記録
領域を備えた光ディスク状の記録担体が開示されている。このトラックは周期的
特性を備えており、規則的な角度間隔でトラックの巻回に沿って配列されたサー
ボピットにより構成される。この記録トラックは、長手方向に、ヘッダと交互に
現れるトラック部分に副分割されている。このヘッダは、例えば事前記録された
アドレスマークを有するアドレス領域などの位置情報を有している。ヘッダは製
造中に、例えばエンボスにより形成されるいわゆる事前ピットの形状で作られる
。アドレスマークは、所望のトラックに記録ヘッドを位置決めするための位置情
報を表し、アドレス領域に続く記録領域のアドレスを示す。ヘッダは、トラック
を横切る方向すなわち半径方向に配列される。ディスクは、各巻回部毎に1つの
トラックアドレス、及び半径方向に配列された決まった数のサーボピットを有し
、このサーボピットは、いわゆるサンプルされるサーボパターンを構成する。半
径方向に配列された素子を有するサーボパターンは角速度一定(CAV)サーボ
パターンと呼ばれ、ディスクの回転周波数にロックされたサーボ周波数を生成す
るフェーズロックドループ(PLL)を有するサーボシステムにより走査される
。アドレスマークは該サーボ周波数によりクロックされ読み出される大きさであ
る。更に、データフェーズロックドループは、データ読出/書込動作の速度にロ
ックされたデータクロックを生成するために備えられている。このデータ読出/
書込動作はほぼ線密度一定で行われ、これは、よく知られている線速度一定(C
LV)システムに相当する。半径方向の新たな位置にジャンプすると、回転周波
数のセッティングポイント又はデータクロックのセッティングポイントは新たな
位置に調整されるが、サーボフェーズロックドループはCAVサーボパターンに
ロックされたままである。それ故にヘッダのアドレスはいつもサーボ周波数で読
み出されることができる。この記録装置は、放射ビームを用いて記録担体のトラ
ックにスポットを生成することにより情報を記録し又は読み出す光システムを有
する。光ディスクは回転し、トラックを走査するためのサーボ手段によりスポッ
トは半径方向についてトラックの中心に位置決めされる。走査中、サーボフェー
ズロックドループは、CAVサーボパターンを読み出すためディスクの回転周波
数にロックされる。データフェーズロックドループはCLVデータ速度にロック
される。既知の記録担体及び装置は以下のような問題をかかえている。つまり、
ヘッダを確実に検出するためには一方のフェーズロックドループはCAVサーボ
パターンにロックされなければならず、もう一方のフェーズロックドループはC
LVデータ密度にロックされなければならない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、より確実に及び簡単にヘッダが検出できるように構成された光ディ
スク、記録及び読出装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この目的のため、本発明において冒頭に記載されたような光ディスクは、周期
的特性の位相が各ヘッダの前の所定の距離に位相ジャンプを有することを特徴と
する。これにより、ヘッダ検出手段は、該所定の距離離れた位置に存在する位相
ジャンプに続くヘッダを、遅れずに確実に検出するように動作できるという効果
がある。また、先ず位相ジャンプが検出されるため、例えばトラック部分を走査
しているときにヘッダを誤って検出するなどのヘッダ検出時のエラーが減少する
という利点がある。
【0007】 上述された目的のため、本発明において冒頭に記載されたような記録装置は、
ヘッダ検出手段が、各ヘッダの前の所定の距離において、周期的特性の位相内の
位相ジャンプを検出するように構成されたことを特徴とする。本発明において冒
頭に記載されたような読出装置は、ヘッダ検出手段が、各ヘッダの前の所定の距
離において、周期的特性の位相内の位相ジャンプを検出するように構成されたこ
とを特徴とする。これにより、例えば干渉又は埃が存在するなど、データの読出
しに不利な条件下であっても、ヘッダの検出時のエラーが減少するという利点が
ある。
【0008】 本発明は、CLVヘッダを用いた高密度光記録でのヘッダの検出の確実性に関
する以下の認識にも基づく。ヘッダは、例えば、あるヘッダ密度で記録されアド
レスを示すマークを有し、CLVヘッダパターンのヘッダ密度はトラック部分の
データ記録密度に略等しい。それ故に、ディスクの走査時に、ヘッダをそのコン
テンツ(content)の周波数成分から直接的に検出することができない。しかし
ながら、周期的特性により、異なる周波数範囲にサーボ信号が生成され、この周
波数範囲のサーボ信号について、あらゆる段階的な変化が、データ又はアドレス
マークの干渉から区別されて確実に検出することができる。
【0009】 光ディスクの実施例は、ヘッダが半径方向に配列され、対応する位相ジャンプ
が半径方向に配列されることを特徴とする。これにより、走査時に、隣り合うト
ラックからのクロストークによるサーボ信号の乱れが生じにくいという利点があ
る。
【0010】 本発明の別の利点、装置の好ましい実施例、及び検出ユニットは、従属クレー
ムに示されている。
【0011】 本発明のこれら及び他の態様は、以下に記載された実施例及び添付された図1
〜図8を参照してさらに明白に説明されるだろう。異なる図において、同一構造
の構成要素には同一符号が付されている。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1aは、記録用トラック9及び中心孔10を有するディスク状記録担体1を
示す。トラック9は、略平行な螺旋状トラックを構成するような巻回のパターン
に従って配列されている。記録担体上のトラック9は、ブランク記録担体の製造
中に設けられる事前エンボス加工されたトラック構造により示される。このトラ
ック構造は、例えば、走査の間に読出/書込ヘッドがこのトラック9を追跡する
ことができるようにする事前溝(プリグルーブ)4として構成することができる
。環状トラックを形成する螺旋パターンの代わりに、本発明を、同心状トラック
に巻回されている略平行なトラックを有する他のトラックパターンに同じやり方
で適用することが可能である。
【0013】 図1bは、記録担体1におけるb−b線に沿う断面図であり、透明基板5には
記録層6及び保護層7が設けられている。プリグルーブ4は、圧痕若しくは高所
、又は周囲から相違する材料特性として実施化することができる。記録層6は、
例えば既知のCD−記録システムのような情報を書き込むための装置により光学
的又は光磁気的(MO)に書込可能である。書込みの間、記録層はレーザ光のよ
うな電磁放射ビームにより局部的に加熱される。再書込可能な記録担体の記録層
は、例えば、適切に加熱されることによりアモルファス又は結晶状態が得られる
相変化材料により構成される。
【0014】 図1cは、ランド11及び溝12と呼ばれる、高部及び低部が交互に現れる構
造を有する別のトラック構造を示す図である。ランド11及び溝12双方が記録
トラックとして作用していることに注意すべきである。各巻回部は、ヘッダ領域
を構成しランド及び溝を中断する少なくとも1つの領域を有している。螺旋パタ
ーンのために、連結型ランド及び連結型溝により二重螺旋を構成するヘッダ領域
の後に、溝が各巻回部に1回の溝として続いていてもよい。別のやり方では、1
つの巻回について少なくとも一度、ランドから溝又は溝からランドの移行が、ヘ
ッダの後に他のタイプに切り換えることにより行われる。
【0015】 本発明によれば、トラックは、半径方向に配列されたヘッダ2により記録可能
なトラック部分3に副分割される。このトラック部分3は、ユーザ情報を表す光
学式マークを読み出す又は記録するためのものであり、各トラック部分に個々に
アクセスするためのヘッダが先行している。ヘッダは、ヘッダの位置、並びにト
ラックの開始部又は半径及び角度パラメータに関連する隣り合うトラック部分の
位置を示す、例えばアドレス情報を表すアドレスマーク等の位置情報を有する。
記録可能な型式の記録担体のアドレスマークは、まだ記録されていない記録担体
のどこにでも読出/書込ヘッドを位置決めすることが可能なように、通常、製造
中にエンボスされる。ヘッダは、トラックの各巻回部に数個、ここでは4個の角
度位置に配置され、これは、角速度一定(CAV)システムに使用されるヘッダ
位置に対応する。しかしながら、該CAV位置でのヘッダの位置情報はCLV密
度で書き込まれ、すなわち、マークは一定密度で位置情報を符号化している。こ
の様子の概略が、図1aの長方形のヘッダ領域2によって示されている。ヘッダ
がCAV位置に配置されているため、トラック部分は、半径方向の位置すなわち
中心孔10の中心までの距離に比例する長さを有している。トラック部分は一定
密度で記録され、それ故にトラック部分のデータ量はCLVフォーマットと呼ば
れる半径方向の位置に比例する。トラック部分のデータ及び隣り合うヘッダの位
置情報は同じ密度で記録され、同じ読出手段で読み出されることができる。記録
されるべきデータは固定長のセクタに副分割され、第1の任意の角度及び半径方
向の位置から、ヘッダ間の第2の任意の位置に記録される。本発明のディスクフ
ォーマットでは、区分けがないまたは小さなゾーンが使用されるため、1つの巻
回部に正確に一致する多数のセクタを持つ必要はなく、これにより平均データ密
度という付加的な利点が与えられる。該任意の位置は、各トラック部分において
データの書込み可能な量を知るための数本の公式によって計算することができる
。それ故に、巻回部毎にCAVに配列された数個のヘッダを使用し、ヘッダに配
列されていないセクタをCLVデータ密度で書き込むことにより、ヘッダのオー
バヘッドが減少する。
【0016】 図2は、ゾーン型CLV形式(CLV=線速度一定、すなわち半径方向の位置
に依存しない一定記録密度)を使用するDVD−RAMのような従来技術の光デ
ィスク21である。ヘッダ22,23,24は各セクタに備えられており、ディス
クの記録領域は同軸の環状ゾーンに副分割される。これらゾーンのうちの1つの
ゾーン内の各トラック部分は1つのセクタを収容しており、関連するヘッダはそ
のセクタに対する物理アドレスを有する。各ゾーンは巻回部に固定された数のセ
クタを有しており、その数は、半径方向に外側の次の各ゾーンに対して1つだけ
増加する。各巻回部の最初のセクタのヘッダ24は半径方向に配列されている。
別のヘッダ22,23はゾーン内に配列されている。該ゾーン内において、巻回
部に記録されるデータ量はCAVシステム(角速度一定)によれば一定のままで
ある。このディスクの形式はZCLV(ゾーン型CLV)と呼ばれる。しかしな
がら、従来技術のZCLVディスクは、ヘッダの量が大きいためデータ記憶容量
が小さい。これはオーバヘッドと呼ばれ、本発明によればこのオーバヘッドが減
少する。
【0017】 図3は本発明によるゾーン型光ディスクを示す。このディスクは内径32から
外径33に渡る記録領域31を有している。この記憶領域には(図1に示すよう
に)環状又は螺旋状トラックが設けられ、トラックはトラック部分を形成するヘ
ッダ34により中断されている。ヘッダは半径方向に配設され、特にヘッダの開
始部は直線状の半径線36に沿って配列されている。ディスクの記録領域31は
同軸の環状領域に副分割されており、各ゾーン内において、トラック部分は同じ
量のデータを記録するように構成されている。ゾーン内において、その密度はC
LV密度を表す基準レベルで始まり、関係するトラック部分の半径方向の位置に
比例して減少し、次のゾーンの開始部において密度は基準レベルにセットされる
。それ故に各ゾーン内の密度はCAVシステムに依存する。全記録領域の平均密
度は、例えば数個の大きなゾーンのみについては大きいが、ゾーンの数に依存す
るゾーン損失のような基準CLVレベルよりも少し小さい。それ故にこれらゾー
ンのうちの1つのゾーン内の各トラック部分は、トラック部分の密度において同
じ所定量のデータを記録するように構成され、1つのゾーン内のトラック部分の
密度の平均は該CLV密度に略等しい。ヘッダはデータ密度で書き込まれ、CA
Vシステムによりゾーン内の外側に向かって減少し、ヘッダの終了部35は、異
なる角度で鋸歯状の構造を構成する半径線片35に配列される。このディスクの
実施例において、トラック部分は各トラック部分に対して密度を示す周期的特性
を備えている。読出装置で走査している間、周期的特性により、走査単位におい
て、例えばサーボ信号又はデータ読出信号のような周期信号が生成する。周期信
号は、例えば周期信号にロックされたフェーズロックループ回路により、データ
読出し又は書込みを同期させるために使用することができる。周期的特性は、ウ
ォブルと呼ばれるトラックを横切る方向のトラック位置の変動であってもよいし
、トラックの幅又は深さ等の他の変動であってもよい。例えばCD−R等のヘッ
ダの無いCLVディスクのためのトラックウォブルは、米国特許4,901,3
00(D2)に記載されている。本発明によるゾーン型ディスクの実施例では、
ゾーン内のトラックウォブルは半径方向に配列されている。トラック部分内のウ
ォブルの数は一定であり、データの固定量は1ウォブルに相当する。例えば1ウ
ォブルは324チャンネルビットである。また、1フレームは所与のチャンネル
コードに対して、6ウォブル又は1944チャンネルビット又は155データバ
イトである。
【0018】 図4はヘッダ及びセクタレイアウトを示す。図4aはヘッダにより中断された
ランド/溝パターンを、拡大して概略的に示している。第1の溝41はヘッダ領
域40により中断されている。第1のランド42は第1の溝41に半径方向に隣
接しており、別の溝及びランドも同様に隣接している。溝はその位置を横切る方
向に変動しており、いわゆるウォブルは溝の間に配列されている。ヘッダ領域は
、溝ヘッダに使用される第1の部分43と、ランドヘッダのために使用される第
2の部分44に副分割される。それ故に、位置情報を表すアドレスマーク45の
読出しが、半径方向に隣り合う領域のアドレスマークからの干渉によって乱され
ずに行われる。
【0019】 図4bは、記憶された情報の論理割当てを示すヘッダ及びトラック部分のレイ
アウトを示す。長さの単位はウォブル周期であり、このウォブル周期は、上述し
たように、チャンネルビットの固定量に相当する。第1にヘッダ40は、溝ヘッ
ダ(Groove header)部分43及びランドヘッダ(Land header)部分44に副
分割されている。更に、記憶されたデータの読出しを制御するための5ウォブル
の制御部分46が続く。この制御部分46はギャップ(Gap;ヘッダ領域に直
接的に隣り合う図示しない領域)、書込動作を開始するためのガード(Guard)
領域(摩耗を防ぐため開始点の多少の変動は許容される)、可変周波数発振器を
ロックするためのVFO領域、及び論理的にチャンネルコードの同期を取るため
のSYNCパターンから構成される。制御部分46の後には、ユーザデータを記
憶するためのデータ(DATA)領域47が続き、このデータ領域47はトラッ
ク部分の半径方向の位置に依存する長さを有している。次のヘッダ領域の前にあ
るトラック部分の末尾部分48は、チャンネルコードの符号化を終了するための
ポストアンブルPA、制御部分46のギャップ及びガードと同様の機能を伴う第
2のガード(Guard)及びギャップ(Gap)を有している。
【0020】 図4cは論理データフォーマットを示す。ユーザデータは2kByteの固定長を
有するセクタ(sector)142に副分割される。各セクタ142は記録時には例
えば98ウォブルが必要となる。例えば32個のセクタが結合して1つのECC
ブロックを形成する。ECCブロックのどの場所においても誤りを訂正するため
、このECCブロックには誤り訂正記号が含まれている。このような長いECC
ブロックはバースト誤りから保護し、書き込まれるべき最小量のデータを構成す
る。またもし1つのセクタのみが変化しなければならないとき、全ECCブロッ
クは新しく計算されるエラーコードを含むように再書込みされる。数ウォブルし
かもたないリンキングセクタ(linking sector)141は、このようなブロッ
クの独立した書込みができるように、ECCブロック間にバッファとして確保さ
れる。通常、リンキングセクタは、中間ブランク領域が確実に残らないようにす
るため、ダミーデータと共に書き込まれる。明らかにECCブロックはトラック
部分にフィットしておらず、このブロックはトラック部分内のデータ領域47よ
り大きいかもしれないし小さいかもしれない。ECCブロックの実際の開始は、
ブロックの長さ、ブロックアドレス、及びトラック部分のサイズから容易に計算
することができ、半径方向の位置に依存して所定の方法で変化する。該計算によ
り、トラックナンバ、トラック内のヘッダナンバ、及び例えばウォブルの数で表
されるヘッダからの距離が与えられる。光ディスクの実施例では、ヘッダの位置
情報は、トラックの半径方向の位置を示すトラックナンバと、ヘッダの角度位置
を示すためのヘッダナンバを有する。ある特定のヘッダはいつもある特定のアド
レスのブロック内に存在し、常にそのヘッダからある既知の距離離れた位置に次
のブロックが配置されることに注意すべきである。光ディスクの実施例では、ヘ
ッダの位置情報は、このヘッダに位置できるブロックを示すブロックアドレスと
、このヘッダから次のブロックの開始位置までの距離を示す次のブロックインデ
ィケータとを有する。このブロックアドレスは、先に開始し該ヘッダを含むブロ
ックであってもよく、また、次の開始ブロックのアドレスであってもよい。
【0021】 図5及び図6は、記録担体1を走査するための本発明による装置を示している
。図5の装置は、記録担体1を読み出すように構成されており、この記録担体1
は、図1又は図3に示す記録担体と同一構造である。この装置は、記録担体1上
のトラックを走査する読出ヘッド52と読出制御手段とを備えている。この読出
制御手段は、記録担体1を回転させる駆動手段55、例えばチャンネルデコーダ
及び誤り訂正器を有する読出ユニット53、トラッキング手段51、及びシステ
ム制御ユニット56とを有している。この読出ヘッドは、光学素子を介して案内
される放射ビーム65によって、記録担体1の記録層のトラック上に収束される
放射スポット66を発生する既知の型式の光学系を有している。放射ビーム65
は例えばレーザダイオード等の放射源により発生される。上記読出ヘッドは記録
層に放射ビーム65の焦点を合わせる焦点合わせアクチュエータと、前記スポッ
ト66を半径方向においてトラック中心上に精細位置決めするためのトラッキン
グアクチュエータ59とを更に有している。このトラッキングアクチュエータ5
9は、光学素子を半径方向に移動させるコイルを有してもよく、読出ヘッドの可
動部分又は固定位置の一部分上の反射素子の角度を変化させるように構成されて
もよい。ここでは、光システムの部分は固定位置に取り付けられている。上記記
録層により反射された放射は、例えば四分割ダイオードのような通常の型式の検
出器により検出され、読出信号、並びにトラッキングエラー信号及び焦点エラー
信号を含む検出器信号57を発生する。この装置は、読出ヘッド52に結合され
たトラッキング手段51を備えている。このトラッキング手段51は、読出ヘッ
ド52からのトラッキングエラー信号を受信しトラッキングアクチュエータ59
を制御する。読み出されている間、読出信号は読出ユニット53において矢印6
4で示される出力情報に変換される。この装置は、記録担体のトラックのヘッダ
領域を走査するときに、検出器信号57からヘッダ領域を検出しアドレス情報を
取り出すヘッダ検出器50を備えている。ヘッダ検出手段は略データ密度でヘッ
ダからの位置情報を読み出すように構成されており、このデータ密度はCLVに
使用される一定密度に実質的に相当する。この装置は、トラックの半径方向につ
いて読出ヘッド52を粗位置決めするための位置決め手段54を有しており、精
細位置決めはトラッキング手段59により行われる。この装置は制御コンピュー
タシステム又はユーザからのコマンドを受け取り制御線58を経由してこの装置
を制御するためのシステム制御ユニット56を更に備えている。この制御線58
は、例えば、駆動手段55、位置決め手段54、ヘッダ検出器50、トラッキン
グ手段51、及び読出ユニット53に接続されるシステムバスである。この装置
を制御するため、このシステム制御ユニット56は、例えばマイクロプロセッサ
、プログラムメモリ、及び制御ゲートのような、以下に記載する手順を行う制御
回路を有する。このシステム制御ユニット56は論理回路の状態マシンとして実
現されてもよい。ヘッダはCAV位置に配置され、それ故にトラック部分のデー
タ量は半径方向の位置に依存することに注意すべきである。読出ユニット53は
読み出されたデータからヘッダを削除するように構成される。このヘッダの削除
は制御線58を経由してヘッダ検出器50により制御されることができる。代わ
りに、読出手段が、データストリームからヘッダ及び別の制御情報を認識し除去
するデフォーマット手段を備えてもよい。実施例では、以下に図8を参照しなが
ら記載されているように、読出装置は連続したウォブル型トラックを有するディ
スクを読み出すように構成されている。読出制御手段は周期的特性を検出し、い
くつかのゾーンのうちの1つのゾーン内の各トラックから同じ所定量のデータに
従って読み出すように構成されている。読出クロックは周期的特性に同期され、
読出ユニット53は周期的特性の各例に対してある固定数のチャンネルビットを
読み出す。実施例では、読出制御手段は、未記録領域に続くトラックの領域から
データを取り出すように構成される。読出クロックは未記録領域で周期的特性に
同期され、それ故に読出速度は未記録領域を走査する間調整される。
【0022】 システム制御ユニット56は位置情報を回復し以下のように位置決め手順を行
うように構成されている。所望のブロックアドレスはユーザ又は制御コンピュー
タから受け取ったコマンドから得られる。トラック番号、ヘッダ番号、及び該ヘ
ッダからの距離で表されるブロック位置は、各トラック部分に記憶された既知の
データ量に基づいて計算される。ゾーン型フォーマットに対して表が使用されて
もよい。この表は各ゾーンに対して最初のブロックアドレス、及びゾーン間で固
定されているトラック部分の長さを与える。現在の位置から所望のトラック番号
までの半径方向の距離が決定され、読出ヘッド52を半径方向について所望のト
ラックに移動させるため、位置決め手段54に供給される制御信号が発生する。
半径方向の移動が完了すると、ヘッダがヘッダ検出器50により読み出される。
所望のトラックが読み出されているかどうかを検出するためヘッダの読出信号が
処理される。もし、所望のトラックが読み出されていれば、システム制御ユニッ
トは所望のヘッダに到達するまで待つ。このヘッダ以後、このヘッダから計算距
離離れた位置の以前に存在するあらゆるデータは破棄され、所望のブロックから
のデータは、図4cを参照しながら説明されたリンキングセクタ内のリンキング
位置から読み出される。実際、ヘッダから始まる全てのデータが読み出され、要
求されたブロックの開始位置以前のあらゆるデータは破棄され、読出しのため、
リンキング位置はブロックの開始位置に実質上等しい。
【0023】 システム制御ユニット56は、最初のトラック部分からの最初のデータ量を、
連続したトラック部分から読み出された少なくとも1つの別のデータ量に結合す
ることが好ましい。この少なくとも1つの別のデータ量には、トラック部分から
次のリンキング位置まで削除された最後のデータ量が含まれる。それ故に、全E
CCブロックは、読み出された最初のトラック部分のパートからの最初のデータ
量と、読み出された最後のトラック部分のパートからの最後のデータ量と、最初
と最後のトラック部分の間のトラック部分からのちょうど中間のデータ量とを有
する。
【0024】 図6は、電磁放射ビーム65により、(位相変化又は色素を介して)例えば光
磁気的又は光学的なやり方で(再)書込可能な本発明による記録担体上に情報を
書き込む装置を示す。この装置はデータの読込み用にも装備されている。この装
置は、書込/読出ヘッド62と記録制御手段とを備えている以外は、図5を参照
しながら上述した読出装置が備えている構成要素と同じ構成要素を有している。
この記録制御手段は、記録担体1を回転させる駆動手段55、例えばフォーマッ
タ、エラーコーダ、及びチャンネルコーダ等を有する書込ユニット60、トラッ
キング手段51、並びにシステム制御ユニット56を有している。この書込/読
出ヘッド62は、書込機能と共に、読出ヘッド52が有する機能と同じ機能を有
しており、書込ユニット60に結合されている。書込手段60の入力部に供給さ
れる(矢印63で示されている)情報は、フォーマッティング及び符号化規則に
従って論理及び物理セクタ上に分散され、書込/読出ヘッド62用の書込信号6
1に変換される。システム制御ユニット56は書込手段60を制御し、読出装置
に関して上述したように、位置情報を回復し位置決め手順を行うように構成され
る。書込動作の間、上記情報を表すマークが記録担体1上に形成される。光ディ
スク上の記録のための情報の書込み及び読出し、使用可能なフォーマッティング
、エラー訂正及びチャンネル符号化規則は、例えばCDシステムから従来既知で
ある。特に、ヘッダ検出手段50は略データ密度でヘッダからの位置情報を読み
出すために構成される。このデータ密度は実質的にCLVで使用されている一定
密度に相当する。記録装置又は読出装置では、ヘッダ検出手段50はデータクロ
ックに同期され、このクロックはクロック生成手段により生成される。データク
ロックも記録手段60及び/又は読出ユニット53を制御するために使用される
。このクロック生成手段は、ディスクの半径方向の位置、ゾーン、及び回転率に
基づいて、システム制御ユニット56により制御されることができる。この装置
の実施例では、クロック生成手段は、例えばヘッダ検出手段50に収容されるフ
ェーズロックドループを有し、このフェーズロックドループは、走査中に、ウォ
ブルのようなトラックの周期的特性にロックされる。ヘッド52,62が新たな
走査位置にジャンプした後、クロック生成手段がこの新たな位置でデータクロッ
ク値にプリセットされてもよいし、また、新たなウォブル周波数にすばやくロッ
クするため、該フェーズロックドループのバンド幅は増加してもよい。それ故に
、記録制御手段は、周期的特性を検出しフェーズロックドループをその周期性に
ロックするように構成される。所定の固定数のチャンネルビットは周期的特性の
各例に対応して記録され、1つのゾーン内において、トラックの巻回部の周期的
特性の数は一定であり、これらゾーンのうちの1つのゾーン内の各トラックは同
じ所定量のデータである。
【0025】 図7は1つのゾーン境界線でのランド/溝サーボパターンを示す。L(ランド
)及びG(溝)がマークされたトラックは左から右に走査され、(図示しない)
螺旋を介して図の左側に接続される。トラックには、ウォブル又はトラック部分
のデータ記憶密度を示すあらかじめ形成された他の変動が備えられる。第1の溝
トラック71は第1のゾーンの最後のトラックであり、このゾーンのデータ密度
に対応するウォブルを有しており、該第1の溝トラックの最後の部分は図の該左
側に示されている。ヘッダ領域70により中断された後、第1の溝トラック71
は次のゾーンに属する第2の溝トラック73として続く。この第2の溝トラック
73は次のゾーンに従うウォブルを備えており、それ故に中間ランドトラック7
2はゾーン境界線74を形成する。ゾーン間で、トラック部分のウォブルの数は
、例えば、6ウォブルからなる1フレーム又は1ウォブルで増加する。ランド/
溝フォーマットではウォブルは溝で実現され、ランドでは、隣り合う溝双方のウ
ォブルがサーボ信号に加えられる。2つのゾーン間のランド72には、わずかに
異なる周期を持つ2つのウォブル間の干渉があり、例えば、トラック部分のウォ
ブルの数がゾーン境界線において1フレーム(6ウォブル)増加すると、サーボ
信号はこの6ウォブルに対応した部分がゼロとなるだろう。ゾーン境界でトラッ
ク部分あたり1ウォブルのみの増加で済むと、サーボ信号の消去は1ウォブルに
対応した部分のみで済むという利点がある。境界線のトラック部分において信号
が1つ又は数個しか消去しないのであれば、ヘッダの前に十分長い領域が与えら
れ、この領域では、該フェーズロックドループをロックしたままにしておくため
の十分な振幅のサーボ信号が得られる。それ故に、境界線のトラック部分でもヘ
ッダの読出しが可能であり、このようなトラック部分でのデータの記録さえも可
能である。この代わりに、少なくとも1つのヘッダを境界線の巻回部に直接続け
て、該境界線のトラック部分をスキップしてもよい。ランドトラック72のサー
ボ信号は2つの異なるウォブルの干渉を有し、簡単にはデータ記憶のために使う
ことはできない。記録及び読出装置では、干渉の影響を打ち消すために付加的な
手段を設けてもよいが、実際の例では、ランドトラック72は巻回部全体に渡っ
てデータ記憶用には使用されず、この未使用の巻回部はゾーン境界線74を形成
する。境界線74において、最初のランドヘッダ76、2番目のランドヘッダ7
7、……最後のランドヘッダ78まで、該干渉のため読出しを確実に行うことは
できないことに注意すべきである。(確実な動作に対し)このディスクの実施例
では、2つの付加的なヘッダは使用されず、1つの巻回部において、8個のヘッ
ダで使用されないランドトラックは1,25という結果となる。このディスクの
実施例では、(対称的な理由のため、すなわち、ランド及び溝の全記憶容量が同
じであるため)溝トラックの容量は、各ゾーン境界線において、図7に示されて
いる溝トラック73のような同じ量の溝トラックがスキップされることによって
も制限される。
【0026】 図8はウォブル型トラックを有する光ディスクを示す図である。記録領域81
は、3つの同軸の環状ゾーン82,83、及び84に副分割されている。各ゾー
ンにはウォブル型の環状又は螺旋状トラック85が備えられている。例えば、内
側のゾーン84はnウォブル周期を有し、中央のゾーン83はn+8周期を有し
、外側のゾーン82はn+16周期を有している。ウォブルの数及びその増加は
目的のみに応じて選択される。ゾーンの開始位置での周期的特性の数は、半径方
向に関してディスクの中心までの距離に比例しなければならない。ゾーンのサイ
ズを適切に選択することにより、巻回部の周期的特性の全数を基準として、ゾー
ン間の周期的特性の数の差が小さくなるようにその数を選択することができる。
例えば多数(100)のゾーンに対し、ゾーン間のウォブル周期の差を、わずか
数ウォブル周期(直径nから2nの半径範囲に対して1%)にすることができる
。生じる信号には周期(例えばウォブル周波数)に関連した強い成分が含まれ、
隣り合うトラックからの信号のクロストーク又は加算のために比較的低周波数で
変調された振幅になる。現実的な理由のため、ウォブルの数は最も内側のゾーン
で約3200であるのに対し、周期の差は例えば4,6,8,16,32,48
又は64等の偶数に選択される。このような小さい差を選択することにより、干
渉信号を制御し、所定の位置で干渉が最大になるように設定することができる。
図1a及び3を参照しながら上述されたヘッダを伴うこのディスクフォーマット
の実施例では、最大干渉位置はヘッダに関係して設定されることができる。フェ
ーズロックドループは同期を取るための十分な信号を有するため、特に最大干渉
位置はヘッダが容易に検出できるように、できるだけヘッダの前に設定される。
それ故に、実施例では、ディスクはランド溝フォーマットを有し、隣り合う2つ
のゾーン間のランドを限定するウォブルの位相差はヘッダの近くでは実質的にゼ
ロである。最大干渉位置が境界線のトラック部分の中間に設定され、最小干渉位
置がヘッダに設定されるようにするためには、各トラック部分で1ウォブルのみ
の差にすることが有利な選択である。
【0027】 図9はゾーン境界線で生成されるサーボ信号を示す図である。第1の信号91
は周期数nを有し、巻回部全体に対し1つのゾーンの最後のトラックを走査する
ときに生成されることができる。第3の信号93は次のゾーン内の最初のトラッ
クから生成され、n+4の周期を有する。第2の信号92は2つのゾーン間の境
界線のトラックから生成される信号であり、2つの異なるウォブル周波数のサー
ボ信号の結合による干渉を示す。周期の数の差が4であるため、この信号には4
つの位置で減衰部94が示されている。ウォブル溝を有する2つのゾーン間の中
間ランドが走査されているときに第2の信号92は生成され、その結果、信号は
2つのウォブルの和であり、完全な減衰が現れる。別の実施例では、干渉は隣り
合うトラックのクロストークにより引き起こされ、完全な減衰の代わりに部分的
な減衰(振幅変化)が生じる。境界線のトラックはデータを記録するときはスキ
ップされてもよいし、又は、(部分的な)減衰部94が生じるときにロック状態
を保持するために、フェーズロックドループは制御されてもよい。
【0028】 図10aは、ウォブル型トラック部分及びヘッダにおける位相ジャンプを示す
図である。上層のトラック100は溝ヘッダ104を含むヘッダにより中断され
た溝であり、この中断部の後に続いている。このトラック101は、ランドを挟
んで第2のトラック101と隣り合っており、このランドはランドヘッダ105
を含むヘッダにより中断されている。ランド溝パターンは記録領域に渡って繰り
返されている。溝は、この溝が形成された位置を横切りながら変化する部分、い
わゆるウォブルを備えており、このウォブルの1周期分は矢印102により示さ
れている。ランド/溝パターンを中断するヘッダから所定の距離前方に離れた位
置に、ウォブルは位相ジャンプ103を備えている。ここに示されている180
度の位相ジャンプは非常に容易に検出することができるが、別の値が、例えば別
の制御情報を示すパターンで使用されてもよい。実施例では位相ジャンプは半径
方向に配列されており、この様子は図10に示されている。このように配列する
ことにより、溝のみのパターンでのクロストークが最小となり、ランド/溝パタ
ーンの中の境界線のランドを走査するときにきれいな位相ジャンプが与えられる
【0029】 図10bは、ゾーン境界線でのウォブル型トラック部分における位相ジャンプ
を示す図である。このゾーン型ディスクは図3及び7を参照しながら上述されて
いる。この図において、ディスクの中心は下側(図示せず)に位置しているとし
、走査は中心から外側(図において上向き)に行われる。図の下部は第1のゾー
ンを示しており、この第1のゾーンの最後のトラック108は、その次のゾーン
の第1のトラック109に続く。第1のゾーンの位相ジャンプ110が配列され
、第2のゾーンの位相ジャンプ103も配列されているが、境界線のランド10
7では、巻回部のウォブル数が増加することから正確に配列できない。示された
例では、位相ジャンプは中断部の前の1つの全ウォブルで生じるように選択され
ている。距離は、ゾーン又は半径方向の位置のような他のパラメータに依存して
もよいが、この距離はチャンネルビットの固定数に対応する距離であることが好
ましく、このチャンネルビットは同じ密度でヘッダの位置情報として記録される
【0030】 本発明は、各巻回部に4個又は8個のヘッダを用いた実施例により説明されて
いるが、本発明では別の数の又は数を合わせて使用することができることは明白
だろう。また、記録可能な型式のディスクが記載されているが、本発明を、記録
されたデータを有するディスク、又は読出専用の型式のディスクにも適用するこ
とができる。更に、本発明を別の機能毎に又は機能の結合に対して適用してもよ
い。 関連文書のリスト (D1)ヨーロッパ特許EP−A587019光ディスクシステム及び情報処理
システム (D2)米国特許US4,901,300ウォブル型CLV光ディスク(本出願
人整理番号PHN12.398)
【図面の簡単な説明】
【図1a】 記録担体を示す図である。
【図1b】 記録担体におけるb−b線に沿う断面図である。
【図1c】 図1bとは別のトラック構造を示す断面図である。
【図2】 CLVヘッダパターンを伴う従来の光ディスクを示す図である。
【図3】 ゾーン光ディスクを示す図である。
【図4a】 ヘッダにより中断されたランド/溝パターンを拡大して示す概略図である。
【図4b】 ヘッダ及びトラック部分のレイアウトを示す図である。
【図4c】 論理データフォーマットを示す図である。
【図5】 記録担体を読み出す装置を示す図である。
【図6】 記録担体に書込み及び読出しを行うための装置である。
【図7】 ゾーン境界線におけるランド/溝サーボパターンを示す図である。
【図8】 ウォブル型トラックを有する光ディスクを示す図である。
【図9】 ゾーン境界線での生成されたサーボ信号を示す図である。
【図10a】 ウォブル型トラック部分及びヘッダにおける位相ジャンプを示す図である。
【図10b】 ゾーン境界線でのウォブル型トラック部分における位相ジャンプを示す図であ
る。
【符号の説明】
1 記録担体 2,34,40,70 ヘッダ 3 トラック部分 4 プリグルーブ 5 透明基板 6 記録層 7 保護層 9,85,100,101,108,109 トラック 10 中心孔 11,42,107 ランド 12,41 溝 31 記録領域 32 内径 33 外径 35 半径線片 36 半径線 40 ヘッダ領域 41 溝 43 第1の部分 44 第2の部分 45 アドレスマーク 46 制御部分 47 データ領域 48 末尾部分 50 ヘッダ検出器 51 トラッキング手段 52 読出ヘッド 53 読出ユニット 54 位置決め手段 55 駆動手段 56 システム制御ユニット 57 検出器信号 58 制御線 59 トラッキングアクチュエータ 60 書込ユニット 61 書込信号 62 書込/読出ヘッド 63,64 矢印 65 放射ビーム 66 放射スポット 71,73 溝トラック 72 中間ランドトラック 74 ゾーン境界線 81 記憶領域 82,83,84 ゾーン 91 第1の信号 92 第2の信号 93 第3の信号 94 減衰部 104 溝ヘッダ 103,110 位相ジャンプ 105 ランドヘッダ 141 リンキングセクタ 142 セクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 11/105 521 G11B 11/105 521J 586 586R 586X 586Y (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ,BA ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU, CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD,G E,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS ,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK, LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM, TR,TT,UA,UG,UZ,VN,YU,ZA,Z W (71)出願人 Groenewoudseweg 1, 5621 BA Eindhoven, Th e Netherlands Fターム(参考) 5D029 JB33 KB03 WA02 WA05 WA09 WA18 5D075 AA00 CC22 CC23 DD01 EE03 FG18 5D090 AA01 BB02 BB03 BB04 CC01 CC02 CC04 EE11 FF31 FF41 GG02 GG03 GG21

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周期的特性を有するトラック部分と交互に並ぶあるヘッダ密
    度で符号化された位置情報を有するヘッダを有するサーボパターンを備えた環状
    又は螺旋状トラックを有し、光学式マークで符号化されたデータをある記録密度
    で記録するための記録領域を有する光ディスクであって、 前記周期的特性の位相が各ヘッダの前の所定の距離に位相ジャンプを有するこ
    とを特徴とする光ディスク。
  2. 【請求項2】 前記位相ジャンプが位相反転であることを特徴とする請求項
    1に記載の光ディスク。
  3. 【請求項3】 前記周期的特性が半径方向のトラックウォブルを有すること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の光ディスク。
  4. 【請求項4】 前記ヘッダが半径方向に配列され、対応する前記位相ジャン
    プが半径方向に配列されたことを特徴とする請求項1〜3のうちの何れか1項に
    記載の光ディスク。
  5. 【請求項5】 前記所定の距離が前記ヘッダ密度におけるデータの固定量に
    対応することを特徴とする請求項1〜4のうちの何れか1項に記載の光ディスク
  6. 【請求項6】 前記記録領域が記録されたデータを有することを特徴とする
    請求項1〜5のうちの何れか1項に記載の光ディスク。
  7. 【請求項7】 前記光ディスクが読出専用型であることを特徴とする請求項
    6に記載の光ディスク。
  8. 【請求項8】 環状又は螺旋状トラックを持ちトラック部分と交互に並ぶヘ
    ッダを有するサーボパターンを備えた記録領域を有する光ディスクにデータを記
    録する記録装置であって、 前記トラック部分は周期的特性を有し、前記ヘッダはあるヘッダ密度で符号化
    された位置情報を有し、 記録ヘッド、記録制御手段、及び前記記録ヘッドをトラック上の記録されるべ
    き位置に位置決めする位置決め手段を有し、前記位置決め手段は前記ヘッダから
    の前記位置情報を取り出すためのヘッダ検出手段を有する記録装置において、 前記ヘッダ検出手段が、各ヘッダの前の所定の距離において、前記周期的特性
    の位相内の位相ジャンプを検出するように構成されたことを特徴とする記録装置
  9. 【請求項9】 前記記録制御手段が、前記周期的特性に従って記録速度を制
    御するように構成されたことを特徴とする請求項8に記載の記録装置。
  10. 【請求項10】 環状又は螺旋状トラックを有し、周期的特性を有するトラ
    ック部分と交互に並ぶあるヘッダ密度で符号化された位置情報を有するヘッダを
    有するサーボパターンを備えた記録領域を持つ光ディスクからデータを読み出す
    読出装置であって、 読出ヘッド、読出制御手段、及び前記読出ヘッドをトラック上の読み出される
    べき位置に位置決めする位置決め手段を有し、前記位置決め手段は前記ヘッダか
    らの前記位置情報を取り出すためのヘッダ検出手段を有する読出装置において、 前記ヘッダ検出手段が、各ヘッダの前の所定の距離において、前記周期的特性
    の位相内の位相ジャンプを検出するように構成されたことを特徴とする読出装置
  11. 【請求項11】 前記読出制御手段が、未記録領域の走査中に前記周期的特
    性に従って読出速度を調節することにより、前記未記録領域に続く前記トラック
    の領域からデータを取り出すように構成されたことを特徴とする請求項10に記
    載の読出装置。
  12. 【請求項12】 前記ヘッダ検出手段が、未記録領域に続く前記トラックの
    領域からデータを取り出すため、前記未記録領域の走査中に前記位相ジャンプを
    検出するように構成されたことを特徴とする請求項10又は11に記載の読出装
    置。
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