JP2002522595A - はね返り防止剤としての重合体の使用 - Google Patents

はね返り防止剤としての重合体の使用

Info

Publication number
JP2002522595A
JP2002522595A JP2000564440A JP2000564440A JP2002522595A JP 2002522595 A JP2002522595 A JP 2002522595A JP 2000564440 A JP2000564440 A JP 2000564440A JP 2000564440 A JP2000564440 A JP 2000564440A JP 2002522595 A JP2002522595 A JP 2002522595A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compound
agent according
formulation
water
viscosity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000564440A
Other languages
English (en)
Inventor
バージェロン ヴァンス
マルタン ジャンイヴ
ヴォヴェル ルイ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rhodia Chimie SAS
Original Assignee
Rhone Poulenc Chimie SA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rhone Poulenc Chimie SA filed Critical Rhone Poulenc Chimie SA
Publication of JP2002522595A publication Critical patent/JP2002522595A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01NPRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
    • A01N25/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators, characterised by their forms, or by their non-active ingredients or by their methods of application, e.g. seed treatment or sequential application; Substances for reducing the noxious effect of the active ingredients to organisms other than pests
    • A01N25/30Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators, characterised by their forms, or by their non-active ingredients or by their methods of application, e.g. seed treatment or sequential application; Substances for reducing the noxious effect of the active ingredients to organisms other than pests characterised by the surfactants
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01NPRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
    • A01N25/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators, characterised by their forms, or by their non-active ingredients or by their methods of application, e.g. seed treatment or sequential application; Substances for reducing the noxious effect of the active ingredients to organisms other than pests
    • A01N25/24Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators, characterised by their forms, or by their non-active ingredients or by their methods of application, e.g. seed treatment or sequential application; Substances for reducing the noxious effect of the active ingredients to organisms other than pests containing ingredients to enhance the sticking of the active ingredients

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Toxicology (AREA)
  • Pest Control & Pesticides (AREA)
  • Plant Pathology (AREA)
  • Agronomy & Crop Science (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Dentistry (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
  • Developing Agents For Electrophotography (AREA)
  • Detergent Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明は、水の伸び粘度の2倍以上の伸び粘度及び水の流れ粘度の6倍以下の流れ粘度(両粘度とも0.05〜3g/Lの化合物濃度で測定して)を示す少なくとも1種の化合物の、水溶液の存在下に使用するための処方物用のはね返り防止剤としての使用に関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、特定の伸び粘度及び流れ粘度特性を有する化合物を、水溶液の存在
下に使用される処方物の組成に含有されるはね返り防止剤(他着剤)として使用
することに関する。 更に詳しくは、本発明は、ペスチサイド又は植物成長抑制剤を含有する植物保
護用処方物の分野に関する。 更に、本発明は、水性媒体中の溶液、分散液又は乳液の形で処理すべき植物に
適用するための植物保護用処方物に関する。開示の簡略化のために、以下の説明
では水溶液についてだけ参照して説明するが、この用語は前述した別の態様も包
含することを認識されたい。
【0002】 水溶液の存在下に使用される植物保護用処方物は、一般的には被処理植物に噴
霧される。この使用態様で出くわす主たる困難の一つは、被処理植物と接触状態
に留まる活性物質の量を制御することが非常に困難であるということにある。事
実、噴霧中に、活性物質の大部分が失われる。何故ならば、噴霧された液滴が植
物の疎水性表面ではね返って望まない場所(例えば、地面)に付着するからであ
る。物質の損失という経済的な不都合に加えて、活性物質の地面又は更にはその
他の植物への付着は毒性又は植物毒性の問題の原因となり得る。
【0003】 この被処理植物の表面からの処方物の液滴の望ましくないはね返りの問題を解
決するために、処方物の流れ粘度を強く増大させるように添加剤を導入すること
が提案された。しかし、この解決法は、完全に満足できるものと考えられない。
事実、このような処方物はポンプ輸送し及び噴霧することが困難である。
【0004】 認められるように、現時点では、水溶液の存在下に使用するための処方物用の
添加剤であって、同時にこの処方物の適用態様で満足できる流れ粘度を示し且つ
被処理植物の表面からの処方物の液滴のはね返り現象を回避させるようなものは
存在しない。
【0005】 従って、本発明は、これらの困難を克服することである。 本発明は、水の伸び粘度の2倍以上の伸び粘度及び水の流れ粘度の6倍以下の
流れ粘度(両粘度とも0.05〜3g/Lの範囲の化合物濃度で測定して)を有
する少なくとも1種の化合物を、水溶液の存在下に使用するための処方物用のは
ね返り防止剤として使用することからなる。
【0006】 はね返り防止剤として使用される化合物は、処方物の粘度をその適用中に法外
に増大させることなくはね返り現象を除去するという二重の利点を有する。この
ような態様で、処方物はまた容易にポンプ輸送でき且つ噴霧可能である。 更に、該化合物は、これが使用される溶液に、単独で使用されるときでもはね
返り防止性を付与する。しかして、良好なはね返り防止性を得るために、例えば
界面活性剤を使用する必要がない。 その上、本発明のはね返り防止剤は、タンク混合物に有利に使用することがで
きる、即ち、適用の直前に処方物と混合することができる。本発明のはね返り防
止剤は、生物学的活性剤として提供することができる、即ち、活性物質と共に処
方することができる。 最後に、本発明のはね返り防止剤は、水性媒体状で適用するように意図された
多数の植物保護用処方物の組成の一部を構成することができる。例えば、特に、
水和性粉剤、分散性顆粒のような固体処方物、同様にして乳化性濃厚液、懸濁液
、懸濁−乳液、濃厚乳液のような液状処方物を挙げることができる。
【0007】 しかし、その他の利点及び特性は以下の説明から一層明かとなろう。 前記したように、本発明は、水の伸び粘度の2倍以上の伸び粘度及び水の流れ
粘度の6倍以下の流れ粘度(両粘度とも0.05〜3g/Lの化合物濃度で測定
して)を有する少なくとも1種の化合物を含む、水溶液の存在下に使用するため
の処方物用のはね返り防止剤(他着剤)を目的とする。
【0008】 ここに、用語“流れ粘度”とは、流体が変形されるときに測定される粘度を意
味する。 “流れ粘度”とは、流体の単純な剪断中の粘度を意味する。 これらの粘度についての詳細は、次の研究:「流動度測定法、第VII章」K.
ウオルターズ、チャップマン×アンド×ホール社、1975、第210頁以下か
ら得ることができる。
【0009】 本発明の特定の実施態様によれば、該化合物は、水の伸び粘度の10倍以上の
伸び粘度を有する。 本発明の別法による該化合物の流れ粘度に関しては、それは水の流れ粘度の3
倍以下である。好ましくは、該化合物の流れ粘度は、水の流れ粘度の1.5倍以
下である。
【0010】 有利な態様では、はね返り防止剤として使用される化合物は、200mm/s
以下、好ましくは100mm/s以下の収縮速度を有する。 収縮速度は、疎水性支持体上に散布された液滴の直径が縮小する過程に対応し
、水溶液中に1g/Lのはね返り防止性化合物を含有する処方物について測定さ
れることを指定したい。測定は、直径2mmの液滴を60cmの高さから疎水性
表面に、即ち、水との接触角が110°以上である表面(この場合に、表面はス
テアリン酸により処理される)に落下させることによって実施される。液滴の直
径の変化は、毎秒1000コマの写真を撮影できる高速カメラにより記録する。
【0011】 本発明で使用される化合物は、5×10〜5×10g/モルの範囲の分子
量を有する水溶性又は水分散性の界面活性重合体から選択される。特に、この化
合物の分子量は5×10〜5×10g/モル、好ましくは10〜5×10 g/モルの範囲である。 好ましくは、使用される化合物は、その分子量が上記の範囲にある少なくとも
1個の重合体連鎖を含むようなものである。その上、この連鎖は、水性媒体に少
なくとも80%、好ましくは少なくとも90%可溶であり、この化合物は0.0
5〜3g/Lの範囲の濃度で存在する。特に有益な実施態様では、該化合物の重
合体連鎖、好ましくは該化合物自体が上で示した濃度条件下で水性媒体に完全に
可溶である。
【0012】 はね返り防止剤として適切に利用できる化合物の第一のカテゴリーは、動物、
植物若しくは細菌起源の多糖類、更にはポリビニルアルコール、ポリフェノール
アルコール又はそれらの誘導体から選択されるポリヒドロキシル化重合体又は共
重合体よりなる。 多糖類は、イオン形で又は非イオン形で使用することができる。 キサンタンガム、スクシノグリカン、アラビアゴム、カラジーナン及びアルギ
ネートが陰イオン性多糖類の代表的であり、でんぷんの陽イオン性誘導体も挙げ
ることができる。 非イオン性多糖類についていえば、特に、グアーガムのようなガラクトマンナ
ン又はそのヒドロキシプロピルグアーのような誘導体、カロウベガム、可溶性で
んぷん及びその非イオン性誘導体、セルロース及びそのカルボキシアルキル化又
はヒドロキシアルキル化誘導体であってそのアルキル部分が1〜4個の炭素原子
を有するものが上げられる。 ポリヒドロキシル化重合体又は共重合体として好適なものは、前に示したよう
に、ポリビニルアルコール、ポリフェノールアルコール又はそれらの誘導体が好
適である。 可能な誘導体には、ポリエーテル化された(共)重合体、例えば、エーテル部
分がC〜C18アルキル基又はC〜C18アリール基、アルキルアリル若し
くは若しくはアリールアルキル基(アルキル及びアリール部分は上で定義したと
おりである)であるものが含まれる。 同様に、誘導体として好適であり得るのは、少なくとも1個のイオン性の基(
陰イオン性、陽イオン性、双性イオン性、両性)を持つ(共)重合体である。陰
イオン性の基としては、限定するつもりはないが、スルホネート、サルフェート
、カルボキシレート、ホスフェート、ホスホネート型の基が挙げられる。陽イオ
ン性の基としては、式:N(R) (ここで、Rは同一でも異なっていてもよ
く、水素原子又はC〜Cアルキル基を表わす)のような第四アンモニウム型
の基が挙げられる。双性イオン性及び両性の基は、上記の基の二つの型の組合せ
に相当する。 ポリフェノール型の(共)重合体は、特にコーヒーの木、茶の木のようなある
種の植物から抽出できる天然物質であることに認識されたい。
【0013】 可能なはね返り性化合物の有益な第二のカテゴリーは、グリコールのポリオキ
シアルキレン化誘導体であって、そのアルキレンオキシド部分がエチレンオキシ
ド、プロピレンオキシド又はそれらの混合物に相当するものからなる。エチレン
オキシドとアルキレンオキシドが存在する場合には、それらの配分はランダムに
分布し又はブロック状であることができる。好ましくは、グリコールのポリオキ
シエチレン化誘導体が使用される。 また、アルキレンオキシドと、酸、アルカリ金属塩、エステル若しくはアミド
の形で見出される1個以上のカルボキシル基を含有し、又はアミノ若しくはニト
リル基を含有し、又は窒素含有複素環式基を含有する少なくとも1種の飽和又は
不飽和の単量体とから得られる共重合体も使用できる。 1個以上のカルボキシル基を含有する飽和又は不飽和の単量体としては、C 〜C10のモノ酸又はジ酸並びにそれらのアルカリ金属、アルカリ土類金属若し
くはアンモニウム塩(N(R) 型、Rは水素又はC〜Cアルキル基を表
わす)の形の又は少なくとも1種のC〜C12、特にC〜Cのアルコール
によるモノ若しくはジエステルの形の誘導体及びそれらのN−アルキル誘導体、
又はアミドの形の誘導体が挙げられる。 例えば、アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、マレイン酸、無水マレイン
酸、フマル酸、アクリルアミド、メタクリルアミド、N−メチロールアクリルア
ミド、N−メチロールメタクリルアミド、これらの酸の塩又は酸と次のアルコー
ル:メタノール、エタノール、プロパノール、n−ブタノール、イソプロパノー
ル、イソブタノール、2−エチルヘキサノール(これらに限定されない)とから
得られるモノ又はジエステルが挙げられる。アスパラギン酸のようなアミノ酸及
びそれらの塩類又はエステルも本発明の実施にとって好適である。 C〜C10カルボン酸型のビニルエステル単量体、例えば酢酸ビニル、ベル
サチン酸ビニル又はプロピオン酸ビニルも好適である。 挙げられるアミノ、アミド又はニトリル基を含有する飽和又は不飽和の単量体
の例は、炭化水素連鎖がC〜C12である単量体を包含する。挙げられる飽和
単量体の例は、アクリロニトリル、メタクリロニトリル、ビニルピリジン、ビニ
ルピロリドン、ビニルイミダゾール、(メタ)アクリル酸アミノアルキル、例え
ば(メタ)アクリル酸ジメチルアミノエチル、(メタ)アクリル酸ジ−t−ブチ
ルアミノエチル、アミノアルキル(メタ)アクリルアミド、例えばジメチルアミ
ノエチル(メタ)アクリルアミド、ジ−t−ブチルアミノエチル(メタ)アクリ
ルアミドである。
【0014】 はね返り防止剤として使用するのに好適である化合物の第三のカテゴリーは、
リグノスルホン酸アルカリ金属、アルカリ土類金属又はアンモニウムのような植
物性重合体である。
【0015】 第四のカテゴリーは、酸、アルカリ金属塩、エステル若しくはアミドの形で見
出される1個以上のカルボキシル基を含有し、又はアミノ若しくはニトリル基を
含有し、又は窒素含有複素環式基を含有する少なくとも1種の飽和又は不飽和の
単量体より得られる重合体並びに前記の少なくとも1種の単量体と1個以上のエ
チレン性不飽和結合を有する少なくとも1種の第二の炭化水素含有単量体との反
応から得られる共重合体から選択される化合物により代表される。 挙げられる1個以上のカルボキシル基を含有する飽和又は不飽和の単量体の例
は、C〜C10のモノ酸又はジ酸並びにそれらのアルカリ金属、アルカリ土類
金属若しくはアンモニウム塩(N(R) 型、Rは水素又はC〜Cアルキ
ル基を表わす)の形の又は少なくとも1種のC〜C12、特にC〜Cのア
ルコールによるモノ若しくはジエステルの形の誘導体及びそれらのN−アルキル
誘導体、又はアミドの形の誘導体である。 挙げられるそれらの例は、アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、マレイン
酸、無水マレイン酸、フマル酸、アクリルアミド、メタクリルアミド、N−メチ
ロールアクリルアミド、N−メチロールメタクリルアミド、並びにこれらの酸の
塩又は酸と次のアルコール:メタノール、エタノール、プロパノール、n−ブタ
ノール、イソプロパノール、イソブタノール、2−エチルヘキサノール(これら
に限定されない)とから得られるモノ若しくはジエステルが挙げられる。アスパ
ラギン酸のようなアミノ酸及びそれらの塩又はエステルも本発明の実施にとって
好適である。 C〜C10カルボン酸型のビニルエステル単量体、例えば酢酸ビニル、ベル
サチン酸ビニル又はプロピオン酸ビニルも好適である。 挙げられるアミノ、アミド又はニトリル基を含有する飽和又は不飽和の単量体
の例は、炭化水素連鎖がC〜C12である単量体を包含する。挙げられる飽和
単量体の例は、アクリロニトリル、メタクリロニトリル、ビニルピリジン、ビニ
ルピロリドン、ビニルイミダゾール、(メタ)アクリル酸アミノアルキル、例え
ば(メタ)アクリル酸ジメチルアミノエチル、(メタ)アクリル酸ジ−t−ブチ
ルアミノエチル、アミノアルキル(メタ)アクリルアミド、例えばジメチルアミ
ノエチル(メタ)アクリルアミド、ジ−t−ブチルアミノエチル(メタ)アクリ
ルアミドである。
【0016】 前記の単量体のそれぞれは、イオン性誘導体の形で、即ち、少なくとも1個の
スルホン酸官能基を、例えば酸の形で又は完全に若しくは部分的に塩の形で含む
形で使用することができる。 上記した単量体と併用される第二のタイプの単量体に関して、挙げられる例は
、アリール基を含有し又は含有せず、少なくとも1個のエチレン性不飽和結合を
有するC〜C12炭化水素であるが、これらの限定されない。好適な例として
は、ブタジエン、イソブチレン、ジイソブチレン、スチレン、ビニルスチレン、
α−メチルスチレン、ビニルトルエンが包含される。 挙げられる特に有益な重合体は、ポリアクリル酸エステル、ポリメタクリル酸
エステル、ポリビニルピロリドン、ポリアクリルアミド、ポリアスパラギン酸塩
のような重合体である。 更に、次のもの:マレイン酸若しくは無水マレイン酸とイソブチレンとの共重
合体又はピロリドンと酸ビニルとの共重合体が挙げられる。
【0017】 使用する化合物の性状によるが、水性媒体は、該化合物の溶解度が上で述べた
基準に相当するようにそのpHが調節されるように、例えば塩基又は酸により補
足され得ることを認識されたい。
【0018】 はね返り防止剤として使用される化合物は、単独の化合物、同じカテゴリーの
一部をなすいくつかの化合物又はいくつかのカテゴリーに相当するいくつかの化
合物の形で存在できる。
【0019】 本発明のはね返り防止性化合物は、二つの態様で処方物に使用することができ
る。 第一は、該化合物を処方物の適用中にそれに添加することからなる(タンク混
合物への添加剤)。 第二は、はね返り防止剤を処方物の製造中にそれに添加することからなる(生
物学的活性剤としての添加剤)。
【0020】 有利には、処方物中の化合物の総濃度は、0.05〜3g/Lの範囲内にある
。更に的確な変法では、この濃度は0.05〜1g/Lの範囲にある。好ましく
は、この濃度は0.05〜0.5g/Lの範囲にある。 この濃度範囲は、最終処方物について、即ち、被処理植物と接触させようとす
る処方物について与えられることを認識されたい。 その結果、該化合物がタンク混合物に使用されるならば、その使用量は、最終
処方物における濃度が上に示した範囲内にあるように計算される。 該化合物が生物学的活性剤として使用されるならば、予備処方物中のこの化合
物の濃度は、該処方物のその後の希釈の関数として計算される。
【0021】 本発明のはね返り防止剤は、ペスチサイド型の活性成分(除草剤、殺虫剤、殺
菌剤など)又は植物成長調節用添加剤(痕跡元素)をベースとしたどんな植物保
護用処方物にも非常に有利に使用される。 本発明は、被処理植物に適用する前に水を含有する液体の存在下にもたらすよ
うに意図されることを条件として、どんなタイプの植物保護用処方物にも有利に
適用することができる。換言すれば、希釈する前は、処方物は液体又は固体形態
であることができる。 植物保護用処方物は適用前に水性媒体により日常的に希釈されることを認識さ
れたい。
【0022】 挙げられる好適な活性成分の例としては、アメトリン、ジウロン、リヌロン、
クロルトルオン、イソプロツロン、ニコスルフロン、メタミトロン、ダイアジノ
ン、アクロニフェン、アトラジン、クロルサノニル、ブロモキシニル、ブロモキ
シニルヘプタノエート、ブロモキシニルオクタノエート、マンコゼブ、マンネブ
、ジネブ、フェンメジファム、プロパニル、フェノキシフェノキシシリーズ、ヘ
テロアリールオキシフェノキシシリーズ、CMPP、MCPA、2,4−D、シ
マジン、イミダゾリノンシリーズからの活性成分、有機燐酸エステルシリーズ、
特に、アジンホス−エチル、アジンホス−メチル、アラクロル、クロルピリホス
、ジクロホップ−メチル、フェノキサプロプ−p−エチル、メトキシクロル、サ
イパーメスリン、フェノキシカルブ、アミノ燐酸塩誘導体、好ましくはグリホセ
ート、スルホセート、グルホシネート及びそれらの有機塩(イソプロピルアミン
、ジメチルアミンのような第二若しくは第一アミン又はエチレンジアミンのよう
なジアミンを含めて置換又は非置換のアンモニウム塩、或いはスルホニウム塩、
特にトリメチルスルホニウム)、又は無機化合物(例えば、ナトリウム又はカリ
ウムのようなアルカリ金属塩)が包含される。
【0023】 また、本発明は、例えば、亜鉛又は鉄、好ましくはマンガンのような金属の塩
の如き栄養元素を含む処方物の製造に関する。これらの塩類は、例えば、EDT
A型のキレート又は硫酸塩の形で使用される。 植物保護用処方物の成分要素は、この分野の処方物に一般的に使用されるもの
である。 従って、それらは、通常、その役目が乳液、懸濁液又は懸濁−乳液を安定化さ
せて活性成分の分散を助成させ且つ処方物の他の成分による湿潤を助成させるこ
とである界面活性剤を含有する。 この界面活性剤はイオン性であっても非イオン性であってもよい。 界面活性剤の使用量は処方物のタイプに依存する。当業者ならばその量を容易
に決定できよう。 陰イオン性界面活性剤の限定的でない例は以下のものである。
【0024】 ・アルキルスルホン酸、アリールスルホン酸。1個以上の炭化水素含有基により
置換されていてよく、その酸官能基は部分的に又は完全に塩の形にある。例えば
、C〜C50、特にC〜C30、更に好ましくはC10〜C22アルキルス
ルホン酸、ベンゼンスルホン酸、ナフタリンスルホン酸(1〜3個のC〜C 、好ましくはC〜C16アルキル基及び(又は)C〜C30、好ましくは
〜C16アルケニル基により置換された)。
【0025】 ・アルキルスルホこはく酸のモノ−又はジ−エステル。その線状又は分岐状のア
ルキル基は1個以上のヒドロキシル及び(又は)線状若しくは分岐状のC〜C アルコキシル化(好ましくは、エトキシル化、プロポキシル化、エトプロポキ
シル化)された基により置換されていてよい。
【0026】 ・燐酸エステル。特に、8〜40個、好ましくは10〜30個の炭素原子を含有
し、場合により少なくとも1個のアルコキシル化(エトキシル化、プロポキシル
化、エトプロポキシル化)された基により置換されていてよい少なくとも1個の
飽和、不飽和又は芳香族の、線状又は分岐状の炭化水素基を含むものから選択さ
れる。更に、それらは、遊離であるか又は完全に若しくは部分的に塩の形である
1又は2個の酸基を有することが可能であるように、モノ−又はジ−エステル化
された少なくとも1個の燐酸エステル基を含む。好ましい燐酸エステルは、次の
タイプのものである。燐酸とアルコキシル化(エトキシル化及び(又は)プロポ
キシル化)モノ−、ジ−又はトリスチリルフェノールとのモノ−又はジ−エステ
ル、或いは燐酸とアルコキシル化(エトキシル化及び(又は)プロポキシル化)
モノ−、ジ−又はトリアルキルフェノール(1〜4個のアルキル基により置換さ
れていてよい)とのモノ−又はジ−エステル、燐酸とアルコキシル化(エトキシ
ル化及び(又は)プロポキシル化)C〜C30、好ましくはC〜C22アル
コールとのモノ−又はジ−エステル、燐酸とアルコキシル化されていないC
22、好ましくはC10〜C22アルコールとのモノ−又はジ−エステル。
【0027】 ・硫酸エステル。1個以上のアルコキシル化(エトキシル化、プロポキシル化、
エトプロポキシル化)された基により置換されていてよい飽和の又は芳香族のア
ルコールから得られ、そのサルフェート官能基は遊離酸の形か又は部分的に若し
くは完全に中和されている。挙げられる例は、特に、飽和又は不飽和のC〜C 20 アルコールから得られ、しかも1〜8個のアルコキシル化(エトキシル化、
プロポキシル化、エトプロポキシル化)された基を含有し得る硫酸エステル;1
〜3個の飽和又は不飽和のC〜C30炭化水素含有基により置換されたポリア
ルキル化フェノールから得られ、そのアルキル化単位の数が2〜40の範囲にあ
る硫酸エステル;ポリアルコキシル化モノ−、ジ−又はトリスチリルフェノール
であってそのアルキル化単位の数が2〜40の範囲にあるものから得られた硫酸
エステルである。
【0028】 該化合物が部分的に又は完全に塩の形である場合には、対イオンはナトリウム
若しくはカリウムのようなアルカリ金属又は式:N(R) (ここで、Rは同
一でも異なっていてもよく、水素原子又は酸素原子により置換されていてよいC 〜Cアルキル基を表わす)のアンモニウムイオンであることができる。
【0029】 非イオン性界面活性剤の限定的でない例は下記のものである。
【0030】 ・少なくとも1個のC〜C20、好ましくはC〜C12アルキル基により置
換された又は少なくとも1個のアルキルアリール基(アルキル部分はC〜C である)により置換されたポリアルコキシル化(エトキシル化、プロポキシル化
、エトプロポキシル化)フェノール。特に、アルコキシル化単位の総数は2〜1
00の範囲にある。挙げられる例は、ポリアルコキシル化モノ−、ジ−又はトリ
−(フェニルエチル)フェノール又はポリアルコキシル化ノニルフェノール。
【0031】 ・ポリアルコキシル化(エトキシル化、プロポキシル化、エトプロポキシル化)
されていてよいC〜C22脂肪族アルコール又は脂肪酸。アルコキシル化単位
の数は、存在するときは、1〜60の範囲にある。用語“エトキシル化脂肪酸”
とは、脂肪酸をエチレンオキシドによりエトキシル化することにより得られた生
成物及び脂肪酸をポリエチレングリコールによりエステル化することにより得ら
れた生成物の双方を包含する。
【0032】 ・植物又は動物起源のポリアルコキシル化(エトキシル化、プロポキシル化、エ
トプロポキシル化)されたトリグリセリド。下記のものが好適である。豚脂、牛
脂、ピーナツ油、バター油、綿実油、亜麻仁油、オリーブ油、パーム油、ぶどう
実油、魚油、大豆油、ひまし油、菜種油、コプラ油、ココナツ油からのトリグリ
セリドであって、アルコキシル化単位の総数が1〜60の範囲にあるもの。用語
“エトキシル化トリグリセリド”とは、トリグリセリドをエチレンオキシドによ
りエトキシル化することにより得られた生成物及びトリグリセリドをポリエチレ
ングリコールによりエステル交換することにより得られた生成物の双方を包含す
る。
【0033】 ・ポリアルコキシル化(エトキシル化、プロポキシル化、エトプロポキシル化)
されたソルビタンエステル。特に、ラウリン酸、ステアリン酸又はオレイン酸の
ようなC10〜C20脂肪酸により環化されたソルビットのエステルであって、
アルコキシル化単位の総数が2〜50の範囲にあるもの。
【0034】 処方物は、就中、湿潤剤、分散剤、崩壊剤、バインダー、凝集防止剤及び(又
は)安定剤として作用し得るこの分野で慣用されているその他の添加剤を含有す
ることができる。 これらの化合物の量は、広範囲に変動でき、処方物のタイプに依存する。 挙げられるこのような化合物の例は、ホルマリン縮合アルキルナフタリンスル
ホン酸のアンモニウム又はアルカリ金属塩、ホルマリン縮合4,4’−ジヒドロ
キシビフェニルスルホン酸のアンモニウム又はアルカリ金属塩、アルキルアリー
ル燐酸又はアルキルアリール硫酸のアンモニウム又はアルカリ金属塩、例えば、
燐酸化又は硫酸化され、中和され又はされていないポリオキシエチレン化及び(
又は)ポリオキシプロピレン化されたモノ−、ジ−又はトリ−スチリルフェノー
ル、及びこれらの混合物である。用語“アンモニウム”は式:N(R) (こ
こで、Rは同一でも異なっていてもよく、水素原子又はC〜C炭化水素基を
表わす)に相当することを認識されたい。 また、下記のものも好適である。不飽和のC〜Cの酸、二塩基酸又は無水
物から選択される少なくとも1種の単量体を、要すれば、不飽和の線状又は分岐
状C〜C)炭化水素から選択される少なくとも1種の単量体と組合わせて含
む重合体のアルカリ金属又はアンモニウム塩。
【0035】 更には、単独で又は混合物として使用されるマレイン酸、無水マレイン酸、ア
クリル酸又はメタクリル酸を単量体として含む重合体を使用することが可能であ
る。また、この重合体は、イソブチレン又はジイソブチレンから選択される少な
くとも1種の単量体を含有することができる。 この重合体は、酸の形又はアルカリ金属若しくはアンモニウム塩の形であるこ
とができる。好ましくは、共重合体は、ナトリウム塩の形である。好ましくは、
マレイン酸及び(又は)無水マレイン酸をイソブチレン及び(又は)ジイソブチ
レンと組合わせて含む重合体が使用される。単量体は分子内で交互になっている
。好ましくは、酸/無水物型の単量体と炭化水素型の単量体の割合は50/50
である。
【0036】 正に上で引用した界面活性剤及び薬剤は、はね返り防止剤として処方物の一部
を構成する化合物とは異なることを認識されたい。前者の分子量は、本発明で使
用するはね返り防止剤の分子量ほどには高くない。
【0037】 凝集防止剤の好適な例は、燐酸アンモニウム若しくはナトリウム、炭酸若しく
は重炭酸ナトリウム、酢酸ナトリウム、メタ珪酸ナトリウム、硫酸マンガン、亜
鉛若しくはカルシウム、水酸化マグネシウム、塩化カルシウム、モレキュラーシ
ブ、酸化バリウム若しくはカルシウム又はシリカであり、単独で又は混合物とし
て使用される。
【0038】 化学安定剤の限定的でない例は、硫酸アルカリ土類金属若しくは遷移金属、ヘ
キサメタ燐酸ナトリウム、塩化カルシウム及び無水硼酸であり、単独で又は混合
物として使用される。
【0039】 処方物は、必要ならば、1種以上の不活性充填剤、例えば、クレー、合成シリ
カ及び珪藻シリカ、珪酸カルシウム若しくはマグネシウム、二酸化チタン、酸化
アルミニウム、亜鉛若しくはカルシウム、炭酸カルシウム若しくはマグネシウム
、硫酸ナトリウム、アンモニウム若しくはカルシウム、又はカーボンブラックで
あることができ、単独で又は混合物として使用される。 充填剤の量は、使用する場合には、当業者により容易に決定することができる
【0040】 本発明の処方物は、この分野で慣用的である方法を使用して得られる。 しかして、処方物が溶液、懸濁液又は懸濁−乳液の形である場合には、処方物
の構成要素は、要すれば本発明の主題をなすはね返り防止剤の存在下に、接触さ
れる(後者がタンク混合物として使用されないならば)。 操作は、一般的に、周囲温度に近い温度で攪拌しながら実施される。 必要ならば、粉砕を実施することができる。 例えば、シリコーン物質から選択される消泡剤のような慣用の添加剤を処方物
の製造中に導入することが可能であることを認識されたい。
【0041】 処方物が粉末形態であるときは、処方物の種々の構成要素を接触させた後に乾
燥工程が実施される。 乾燥は慣用の手段を使用して実施される。しかし、好ましくは、この乾燥は噴
霧、即ち、懸濁液を熱い雰囲気中に噴霧することにより行なわれる(噴霧乾燥)
。この熱い雰囲気は、有利には空気である。 噴霧は、任意の既知の噴霧乾燥機、例えば、ローズ型又はその他の型のスプレ
ーノズルを使用して実施することができる。タービン噴霧器を使用することも可
能である。 乾燥は並流で又は向流で実施される。 本発明の方法で使用できる噴霧技術に関しては、特に、この主題についてのマ
スターズ氏による標準的なテキスト“題名:噴霧乾燥”(第2版、1976、パ
ブリシャー・ジョージ・ゴッドウイン−ロンドン)を参照されたい。 また、例えば、フランス特許出願FR−A−2257326、FR−A−24
19754及びFR−A−2431321に記載されたタイプのフラッシュ反応
器を使用する噴霧乾燥操作を使用することが可能であることを認識されたい。 例示すれば、乾燥中の入口ガス温度は150℃〜250℃の範囲にある。 明らかに、乾燥中に活性成分が受ける温度は、処方物の構成要素の分解温度よ
りも低い。 最後に、必要ならば、得られた固体処方物は、顆粒化及び(又は)押出により
成形して顆粒を生じさせることができる。
【0042】 実施例 この例は、水性媒体中に存在する化合物の収縮速度を評価する。 この速度は、毎秒1000枚のカラー画像を撮影できるNAC HSV−10
00カメラにより測定した。 画像を記録するときに、連続アークランプ及び(又は)高出力ストロボスコピ
ーを使用した。 液滴を落下させる疎水性表面は、ステアリン酸により処理した1cm四方の正
方形ガラス板より構成した。 下記の表は得られた結果を要約する。
【0043】
【表1】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ,BA ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU, CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD,G E,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS ,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK, LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM, TR,TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,Z A,ZW (72)発明者 ジャンイヴ マルタン フランス国 エフ69290 サン ジェニ レ オリエレ、アレ デ ブランシスル、 10 (72)発明者 ルイ ヴォヴェル フランス国 エフ69004 リヨン、プラス クルワルス、12 Fターム(参考) 4H011 AA01 AB01 AB03 AC01 BA01 BA05 BB09 BB14 BB18 BC06 BC07 BC19 DA13 DA15 DA16 DD03 DE15 DG07 DG15 DH02 DH03 DH10 DH25

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水の伸び粘度の2倍以上の伸び粘度及び水の流れ粘度の6倍
    以下の流れ粘度(これらの粘度は0.05〜3g/Lの範囲の化合物濃度で測定
    される)を有する少なくとも1種の化合物を含む、水溶液の存在下に使用するた
    めの処方物用のはね返り防止剤。
  2. 【請求項2】 該化合物の伸び粘度が水の伸び粘度の10倍以上であること
    を特徴とする請求項1に記載のはね返り防止剤。
  3. 【請求項3】 該化合物の流れ粘度が水の流れ粘度の3倍以下、好ましくは
    水の流れ粘度の1.5倍以下であることを特徴とする請求項1又は2に記載のは
    ね返り防止剤。
  4. 【請求項4】 該化合物が5×10〜5×10g/モル、特に5×10 〜5×10g/モル、好ましくは10〜5×10g/モルの範囲の分子
    量を有する水溶性又は水分散性の重合体から選択されることを特徴とする請求項
    1〜3のいずれかに記載のはね返り防止剤。
  5. 【請求項5】 該化合物が200mm/s以下、好ましくは100mm/s
    以下の収縮速度を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のはね
    返り防止剤。
  6. 【請求項6】 該化合物が動物、植物若しくは細菌起源の多糖類、更にはポ
    リビニルアルコール、ポリフェノールアルコール又はそれらの誘導体から選択さ
    れるポリヒドロキシル化重合体であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか
    に記載のはね返り防止剤。
  7. 【請求項7】 該化合物がグリコールのポリオキシアルキレン化誘導体であ
    ってそのアルキレンオキシド部分がエチレンオキシド、プロピレンオキシド又は
    それらの混合物に相当するもの、或いはまた酸、アルカリ金属塩、エステル若し
    くはアミドの形で見出される1個以上のカルボキシル基を含有し、又はアミノ若
    しくはニトリル基を含有し、又は窒素含有複素環式基を含有する少なくとも1種
    の飽和又は不飽和の単量体より得られる共重合体から選択されることを特徴とす
    る請求項1〜6のいずれかに記載のはね返り防止剤。
  8. 【請求項8】 該化合物がリグノスルホン酸アルカリ金属、アルカリ土類金
    属又はアンモニウムのような植物性重合体から選択されることを特徴とする請求
    項1〜7のいずれかに記載のはね返り防止剤。
  9. 【請求項9】 該化合物が、酸、アルカリ金属塩、エステル若しくはアミド
    の形で見出される1個以上のカルボキシル基を含有し、又はアミノ若しくはニト
    リル基を含有し、又は窒素含有複素環式基を含有する少なくとも1種の飽和又は
    不飽和の単量体より得られる重合体並びに少なくとも1種の前記の単量体と1個
    以上のエチレン性不飽和結合を有する少なくとも1種の第二の炭化水素含有単量
    体との反応から得られる共重合体から選択されることを特徴とする請求項1〜8
    のいずれかに記載のはね返り防止剤。
  10. 【請求項10】 処方物中の化合物の総濃度が0.05〜3g/L、特に0
    .05〜1g/L、好ましくは0.05〜0.5g/Lであることを特徴とする
    請求項1〜9のいずれかに記載のはね返り防止剤。
  11. 【請求項11】 該化合物が処方物の適用中にそれに添加されることを特徴
    とする請求項1〜10のいずれかに記載のはね返り防止剤。
  12. 【請求項12】 該化合物が処方物の製造中にそれに添加されることを特徴
    とする請求項1〜10のいずれかに記載のはね返り防止剤。
JP2000564440A 1998-08-17 1999-08-17 はね返り防止剤としての重合体の使用 Pending JP2002522595A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR98/10471 1998-08-17
FR9810471A FR2782245B1 (fr) 1998-08-17 1998-08-17 Utilisation de polymeres comme agent anti-rebond dans des formulations mises en oeuvre en presence d'une solution aqueuse
PCT/FR1999/002002 WO2000008926A1 (fr) 1998-08-17 1999-08-17 Utilisation de polymeres comme agents anti-rebond

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002522595A true JP2002522595A (ja) 2002-07-23

Family

ID=9529716

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000564440A Pending JP2002522595A (ja) 1998-08-17 1999-08-17 はね返り防止剤としての重合体の使用

Country Status (9)

Country Link
US (1) US6534563B1 (ja)
EP (1) EP1104988A1 (ja)
JP (1) JP2002522595A (ja)
CN (1) CN1318976A (ja)
AU (1) AU756786B2 (ja)
BR (1) BR9913066A (ja)
CA (1) CA2340045A1 (ja)
FR (1) FR2782245B1 (ja)
WO (1) WO2000008926A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011074463A1 (ja) * 2009-12-14 2011-06-23 味の素株式会社 酸可溶性亜鉛を高含有する野菜

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10022990A1 (de) * 2000-05-11 2001-11-22 Aventis Cropscience Gmbh Kombination von Pflanzenschutzmitteln mit Wasserstoffbrücken bildenden Polymeren
JP5048485B2 (ja) * 2004-07-02 2012-10-17 ローディア インコーポレイティド 堆積制御剤を有する噴霧組成物
GB0518859D0 (en) * 2005-09-16 2005-10-26 Ciba Sc Holding Ag Pesticide and/or herbicide compositions and methods of their use
EP1968384A2 (en) * 2005-12-29 2008-09-17 Rhodia, Inc. Agricultural pesticide compositions
GB0703394D0 (en) * 2007-02-22 2007-03-28 Ciba Sc Holding Ag Process for Preparing and Applying Pesticide or Herbicide Formulation
RU2012112595A (ru) 2009-09-01 2013-10-10 Родиа Операсьон Полимерные композиции
NZ611143A (en) 2010-12-16 2014-05-30 Akzo Nobel Chemicals Int Bv Hydrophobically modified polysaccharide ethers as deposition enhancers for agriculturally active ingredients
EP2793573B1 (en) * 2011-12-20 2016-07-20 Akzo Nobel Chemicals International B.V. Cationic polymers comprising a hydrophobic group as deposition enhancers for pesticides and crop production chemicals
CN104244719B (zh) * 2012-03-23 2016-10-12 陶氏益农公司 包含脂肪酸烷基酯、脂肪酸酰胺、或甘油三脂肪酸酯的含水除草浓缩物及使用方法
FR2988735B1 (fr) * 2012-03-29 2016-02-19 Ard Sa Procede de preparation de compositions de polysaccharides bacteriens, de mouts de fermentations les comprenant, et les utilisations desdites compositions
US9034960B2 (en) 2012-07-26 2015-05-19 Momentive Performance Materials Inc. Antidrift composition
EP3364757A1 (en) 2015-10-20 2018-08-29 Massachusetts Institute of Technology Systems and methods for surface retention of fluids
EP3764789A2 (en) 2018-03-12 2021-01-20 Massachusetts Institute of Technology Articles and systems involving reaction products on surfaces and associated methods

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2272119B1 (ja) * 1974-05-20 1977-03-18 Rhone Poulenc Ind
NL7606078A (nl) * 1975-06-12 1976-12-14 Dow Chemical Co Werkwijze voor het bereiden van een bevochti- gingsoplossing voor lithografische drukken.
US4211681A (en) * 1978-08-16 1980-07-08 Union Carbide Corporation Poly(ethylene oxide) compositions
US4374738A (en) * 1980-06-09 1983-02-22 Georgia-Pacific Corporation Drilling fluid composition
US5118435A (en) * 1990-11-19 1992-06-02 Texaco Chemical Company Anti-icing compositions containing thickener blend having polyacrylic acid and copolymer of acrylic acid and hydrophobic vinyl monomer
US5412007A (en) * 1994-02-04 1995-05-02 Pennzoil Products Company Stable petroleum resin-water emulsion
US5563186A (en) * 1994-11-21 1996-10-08 Thompson; Ronald G. Crosslinked alginate-based gels for matrix conformance
US5474712A (en) * 1995-01-10 1995-12-12 Citra Science, Ltd. Livestock conditioning shampoo
US5985989A (en) * 1997-07-09 1999-11-16 Arco Chemical Technology, Lp Method of making a water reducing additive for cement
US6093769A (en) * 1997-11-19 2000-07-25 Hercules Incorporated Fluidized polymer suspensions of cationic polysaccharides in polyols and use thereof in personal care compositions

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011074463A1 (ja) * 2009-12-14 2011-06-23 味の素株式会社 酸可溶性亜鉛を高含有する野菜

Also Published As

Publication number Publication date
CA2340045A1 (fr) 2000-02-24
FR2782245B1 (fr) 2003-08-29
AU5173599A (en) 2000-03-06
US6534563B1 (en) 2003-03-18
BR9913066A (pt) 2001-09-25
CN1318976A (zh) 2001-10-24
AU756786B2 (en) 2003-01-23
WO2000008926A1 (fr) 2000-02-24
FR2782245A1 (fr) 2000-02-18
EP1104988A1 (fr) 2001-06-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
FI110229B (fi) Biosidi- ja maatalouskemikaalikoostumuksia
US4851421A (en) Biocidal fine powder and a suspension containing the same
US4353962A (en) In-flight encapsulation of particles
AU2002325065C1 (en) Glyphosate composition
JP2002522595A (ja) はね返り防止剤としての重合体の使用
AU2002325065A1 (en) Glyphosate composition
CZ233696A3 (en) Pesticidal agent
MX2013002861A (es) Tensoactivos de amina y oxido de amina para controlar la desviacion de rocio de un herbicida.
JP2007077044A (ja) 水中懸濁性農薬製剤
CA2064157C (en) Sprayable agricultural compositions
JPH11510504A (ja) 少なくとも1種の水溶性活性物質及び少なくとも1種のポリアルコキシル化アミドアミンを含有する植物保護用組成物
CA2719026C (en) Surfactant compositions
HU205614B (en) Solide herbicide compositions containing n-/phosphono-methyl/-n-/carboxy-methyl/-compound
EP1168915B1 (en) Solid composition
JP2002539226A (ja) 網状ポリマーマトリックスの、抗浸出剤としての使用
AU2015234291B2 (en) Amine and amine oxide surfactants for controlling herbicide spray drift
EP3986129B1 (en) Stable aqueous suspension formulations
JPH048406B2 (ja)