JP2002522154A - 移植管を血管に取り付ける方法及びシステム - Google Patents
移植管を血管に取り付ける方法及びシステムInfo
- Publication number
- JP2002522154A JP2002522154A JP2000564545A JP2000564545A JP2002522154A JP 2002522154 A JP2002522154 A JP 2002522154A JP 2000564545 A JP2000564545 A JP 2000564545A JP 2000564545 A JP2000564545 A JP 2000564545A JP 2002522154 A JP2002522154 A JP 2002522154A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stent
- tube
- flange
- target
- distal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B17/00—Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
- A61B17/11—Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets for performing anastomosis; Buttons for anastomosis
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61F—FILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
- A61F2/00—Filters implantable into blood vessels; Prostheses, i.e. artificial substitutes or replacements for parts of the body; Appliances for connecting them with the body; Devices providing patency to, or preventing collapsing of, tubular structures of the body, e.g. stents
- A61F2/02—Prostheses implantable into the body
- A61F2/04—Hollow or tubular parts of organs, e.g. bladders, tracheae, bronchi or bile ducts
- A61F2/06—Blood vessels
- A61F2/064—Blood vessels with special features to facilitate anastomotic coupling
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B17/00—Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
- A61B17/064—Surgical staples, i.e. penetrating the tissue
- A61B17/0643—Surgical staples, i.e. penetrating the tissue with separate closing member, e.g. for interlocking with staple
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B17/00—Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
- A61B17/064—Surgical staples, i.e. penetrating the tissue
- A61B17/0644—Surgical staples, i.e. penetrating the tissue penetrating the tissue, deformable to closed position
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B17/00—Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
- A61B17/11—Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets for performing anastomosis; Buttons for anastomosis
- A61B17/115—Staplers for performing anastomosis in a single operation
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B17/00—Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
- A61B17/11—Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets for performing anastomosis; Buttons for anastomosis
- A61B17/115—Staplers for performing anastomosis in a single operation
- A61B17/1152—Staplers for performing anastomosis in a single operation applying the staples on the outside of the lumen
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B17/00—Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
- A61B2017/00982—General structural features
- A61B2017/00986—Malecots, e.g. slotted tubes, of which the distal end is pulled to deflect side struts
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B17/00—Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
- A61B17/064—Surgical staples, i.e. penetrating the tissue
- A61B2017/0641—Surgical staples, i.e. penetrating the tissue having at least three legs as part of one single body
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B17/00—Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
- A61B17/11—Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets for performing anastomosis; Buttons for anastomosis
- A61B2017/1107—Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets for performing anastomosis; Buttons for anastomosis for blood vessels
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B17/00—Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
- A61B17/11—Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets for performing anastomosis; Buttons for anastomosis
- A61B2017/1135—End-to-side connections, e.g. T- or Y-connections
Abstract
(57)【要約】
移植管を目標管に接続する吻合ステント及びその利用方法。本発明の吻合ステントは、心臓の冠状動脈バイパス術を含む様々な吻合術に利用するのに適している。本発明の1つの態様は、大動脈やその主な分岐部などの大径の目標管に利用される大きい管の吻合ステントを具備する。本発明の他の態様は、冠状動脈などの小径の目標管に利用される小さい管の吻合ステントを具備する。
Description
【0001】 (発明の背景) 本発明は、一般的な管吻合術を行うための装置及び方法に関し、特に、移植管
を目標管に固着するためのステントに関する。
を目標管に固着するためのステントに関する。
【0002】 管吻合術は、患者体内の2つの管が連続する通路を形成するように、外科的に
連結するもので、冠状動脈の疾患、大動脈や周辺管の疾患、移植、外傷を含む様
々な状態に必要とされる。例えば、冠状動脈疾患(CAD)では、冠状動脈内の
閉塞や狭窄は、心筋への血流を妨げる。心臓への血流を十分に確保するために、
人工器官、採取動脈や静脈の形態の移植管が閉塞を迂回して血流を再形成する。
その処置は、冠状動脈のバイパス移植術(CABG)として知られ、患者の器官
に大きな外傷を与える。
連結するもので、冠状動脈の疾患、大動脈や周辺管の疾患、移植、外傷を含む様
々な状態に必要とされる。例えば、冠状動脈疾患(CAD)では、冠状動脈内の
閉塞や狭窄は、心筋への血流を妨げる。心臓への血流を十分に確保するために、
人工器官、採取動脈や静脈の形態の移植管が閉塞を迂回して血流を再形成する。
その処置は、冠状動脈のバイパス移植術(CABG)として知られ、患者の器官
に大きな外傷を与える。
【0003】 従来のCABGでは、胸を大きく切開し、心臓に到達可能なように胸骨がのこ
ぎりで半分に切られる。加えて、心肺バイパス術は、患者の血液が心肺装置を介
して体内の外に循環され、心臓が停止できて、吻合術が行えるように利用される
。従来のCABGにより引き起こされる患者の器官への外傷を最小にするために
、視覚スコープを用いて患者の胸部に小さな切れ目を介して行う外科手術におい
て数少ない観血的手法が開発されている。数少ない観血的CABGは、心臓の鼓
動又は無鼓動下で行われるため、心肺バイパス術の必要性を回避できる。
ぎりで半分に切られる。加えて、心肺バイパス術は、患者の血液が心肺装置を介
して体内の外に循環され、心臓が停止できて、吻合術が行えるように利用される
。従来のCABGにより引き起こされる患者の器官への外傷を最小にするために
、視覚スコープを用いて患者の胸部に小さな切れ目を介して行う外科手術におい
て数少ない観血的手法が開発されている。数少ない観血的CABGは、心臓の鼓
動又は無鼓動下で行われるため、心肺バイパス術の必要性を回避できる。
【0004】 従来の、そして数少ない観血的CABGの両方において、医師は、移植管を冠
状動脈と血液を供給する静脈又は動脈の間の適所に縫合しなければならない。縫
合手順は、時間を消費し、高いレベルの外科的技量を必要とする難しいプロセス
である。この縫合手順を実行するためには、医師は、患者体内の吻合部位に相対
的に障害がなく到達しなければならない。結果的に、患者の血管に到達すること
を制限するだけの数少ない観血的アプローチでは、いくらかの主要な冠状管が十
分に到達できず、不完全な再吻合や患者の生命に悪い影響を及ぼす可能性がある
。更に、重い石灰化冠状管、ある種の移植管では、約1mm以下の非常に小さな
直径を持つ管、予めバイパスされた管などのある種の移植管では、縫合された吻
合が可能でなくなるために、縫合プロセスが困難で、不可能になる。
状動脈と血液を供給する静脈又は動脈の間の適所に縫合しなければならない。縫
合手順は、時間を消費し、高いレベルの外科的技量を必要とする難しいプロセス
である。この縫合手順を実行するためには、医師は、患者体内の吻合部位に相対
的に障害がなく到達しなければならない。結果的に、患者の血管に到達すること
を制限するだけの数少ない観血的アプローチでは、いくらかの主要な冠状管が十
分に到達できず、不完全な再吻合や患者の生命に悪い影響を及ぼす可能性がある
。更に、重い石灰化冠状管、ある種の移植管では、約1mm以下の非常に小さな
直径を持つ管、予めバイパスされた管などのある種の移植管では、縫合された吻
合が可能でなくなるために、縫合プロセスが困難で、不可能になる。
【0005】 加えて、CABGに共通する問題は、虚血症の再発を引き起こす可能性がある
、移植された動脈に或いはそのまわりに血栓やアテローム性動脈硬化症の障害が
引き起こすことであり、虚血症の再発を引き起こす可能性がある。更に、動脈の
閉塞の再発により必要とされる2次的な手術は、初期のバイパスの存在により更
に技術的に難しく、危険となる。例えば、外科医は、胸骨の背後に位置する最初
のバイパスでの移植管を損傷しないように次の手術の際に、胸骨を半分に切るこ
とが難しくなる。
、移植された動脈に或いはそのまわりに血栓やアテローム性動脈硬化症の障害が
引き起こすことであり、虚血症の再発を引き起こす可能性がある。更に、動脈の
閉塞の再発により必要とされる2次的な手術は、初期のバイパスの存在により更
に技術的に難しく、危険となる。例えば、外科医は、胸骨の背後に位置する最初
のバイパスでの移植管を損傷しないように次の手術の際に、胸骨を半分に切るこ
とが難しくなる。
【0006】 従って、様々な異なる直径を持つ目標管において様々な位置に配置できる移植
管にて縫合なしの管吻合術を提供することが十分に進んでおり、容易に実行でき
、吻合に関連した血栓症を最小限にする。本発明は、これらの或いは他の必要性
を満足する。 (本発明の要約) 本発明は、一般的な管の吻合術を行うための装置及び方法に関し、特に、移植
管を目標管に固着するための吻合ステント、その利用方法を目的としている。本
発明の吻合ステントは、心臓の冠状動脈バイパス移植術を含む様々な吻合術に利
用するのに適している。"目標管"なる文言は、移植管の上流及び下流のいずれか
又は両方に接続される患者の体内の管を表わしている。本発明の1つの態様は、
大動脈やその主な分岐部などの大径の目標管に利用される大きい管の吻合ステン
トを具備する。本発明の他の態様は、冠状動脈などの小径の目標管に利用される
小さい管の吻合ステントを具備する。本発明の他の観点は、本発明のステントを
利用するためのアプリケータを包含している。ここで用いられている"遠位"及び
"近位"なる文言は、医師に対するステント又はアプリケータの位置を表わしてい
る。ステントの遠位端部は、ステントの近位端部より医師から遠く離れている。
移植された近位端部は、ステントの遠位端部より、目標管の管腔部の中心から遠
く離れている。
管にて縫合なしの管吻合術を提供することが十分に進んでおり、容易に実行でき
、吻合に関連した血栓症を最小限にする。本発明は、これらの或いは他の必要性
を満足する。 (本発明の要約) 本発明は、一般的な管の吻合術を行うための装置及び方法に関し、特に、移植
管を目標管に固着するための吻合ステント、その利用方法を目的としている。本
発明の吻合ステントは、心臓の冠状動脈バイパス移植術を含む様々な吻合術に利
用するのに適している。"目標管"なる文言は、移植管の上流及び下流のいずれか
又は両方に接続される患者の体内の管を表わしている。本発明の1つの態様は、
大動脈やその主な分岐部などの大径の目標管に利用される大きい管の吻合ステン
トを具備する。本発明の他の態様は、冠状動脈などの小径の目標管に利用される
小さい管の吻合ステントを具備する。本発明の他の観点は、本発明のステントを
利用するためのアプリケータを包含している。ここで用いられている"遠位"及び
"近位"なる文言は、医師に対するステント又はアプリケータの位置を表わしてい
る。ステントの遠位端部は、ステントの近位端部より医師から遠く離れている。
移植された近位端部は、ステントの遠位端部より、目標管の管腔部の中心から遠
く離れている。
【0007】 本発明の大きい管の吻合ステントは、長手軸、開口近位端部、開口遠位端部、
当該部位の管腔部と、フランジを形成するように放射状に広がる少なくとも1つ
の変形部位とを全体として具備する。ステントは、当該部位に取り付けられた移
植管の一端部を有し、第1の構成の変形部位で目標管の壁部の切れ目に挿入され
、変形部位は、フランジを展開させるように第2の構成に放射状に広げられる。
フランジは、目標管の壁部に対して、略ステントの長手軸に配列された軸方向の
力を付与する。加えて、フランジは、ステントを目標管に固着するために、目標
管の壁部に対して、ステントの長手軸方向に対して略横方向の放射状の力を付与
するように構成されている。
当該部位の管腔部と、フランジを形成するように放射状に広がる少なくとも1つ
の変形部位とを全体として具備する。ステントは、当該部位に取り付けられた移
植管の一端部を有し、第1の構成の変形部位で目標管の壁部の切れ目に挿入され
、変形部位は、フランジを展開させるように第2の構成に放射状に広げられる。
フランジは、目標管の壁部に対して、略ステントの長手軸に配列された軸方向の
力を付与する。加えて、フランジは、ステントを目標管に固着するために、目標
管の壁部に対して、ステントの長手軸方向に対して略横方向の放射状の力を付与
するように構成されている。
【0008】 大きい管のステントの1つの態様では、ステントは、好ましくは、ステントの
遠位部位にフランジを形成する単一の変形部位を有する。しかしながら、複数の
変形部位をステントに設けることもできる。例えば、変形態様では、ステントは
、ステントの近位部位に第2の変形部位を有する。近位及び遠位端部フランジが
展開されて、ステントが目標管の外部の近位に変位したり、目標管の更に内部の
遠位に変位するのを防止される。
遠位部位にフランジを形成する単一の変形部位を有する。しかしながら、複数の
変形部位をステントに設けることもできる。例えば、変形態様では、ステントは
、ステントの近位部位に第2の変形部位を有する。近位及び遠位端部フランジが
展開されて、ステントが目標管の外部の近位に変位したり、目標管の更に内部の
遠位に変位するのを防止される。
【0009】 本発明の大きい管のステントは、少なくとも約0.5mm、通常では約0.5
mmから約5.0mmの壁厚を有する様々な大きさの目標管に取り付けるための
構成とされている。本発明の1つの態様では、大きい管の吻合ステントは、変形
部位が放射状に広がると同時に、長手方向に折りたたまれる構成とされる。医師
は、長手方向の折りたたみを調整でき、それにより、少なくとも一部が目標管の
壁部の切れ目内部にある所望の位置に遠位端部フランジを配置する。更に、近位
端部フランジを有する態様では、医師は、大きい度合い又は小さい度合いでステ
ントを長手方向に折りたたむことで近位端部フランジの位置を調整でき、それに
より、目標管に接触する所望の位置に近位端部フランジを配置する。それゆえに
、目標管の壁部の肉厚にかかわりなく、ステントは、目標管の壁部に対してフラ
ンジを配置するように長手方向に折りたたみ可能とされ、当該部位に効果的にス
テントを接続できる。この特徴は、ステントが広範囲の壁厚を有する目標管に接
続されなければならないという要求を十分に満足する。例えば、大動脈の壁厚は
、通常では約1.4mmから約4.0mmである。従って、目標管の壁部の肉厚
にかかわりなく、近位端部フランジの展開の度合い、すなわち、ステントの長手
方向の折りたたみは、医師によって調整でき、それにより効果的にステントを目
標管に接続する。例えば、医師は、フランジを目標管の壁部の外面に対して配置
するための近位端部フランジの部分的な展開、あるいは、フランジを目標管の壁
部の切れ目内部に目標管の壁部の中膜部に接触して配置するためのフランジの全
体の展開を選択できる。
mmから約5.0mmの壁厚を有する様々な大きさの目標管に取り付けるための
構成とされている。本発明の1つの態様では、大きい管の吻合ステントは、変形
部位が放射状に広がると同時に、長手方向に折りたたまれる構成とされる。医師
は、長手方向の折りたたみを調整でき、それにより、少なくとも一部が目標管の
壁部の切れ目内部にある所望の位置に遠位端部フランジを配置する。更に、近位
端部フランジを有する態様では、医師は、大きい度合い又は小さい度合いでステ
ントを長手方向に折りたたむことで近位端部フランジの位置を調整でき、それに
より、目標管に接触する所望の位置に近位端部フランジを配置する。それゆえに
、目標管の壁部の肉厚にかかわりなく、ステントは、目標管の壁部に対してフラ
ンジを配置するように長手方向に折りたたみ可能とされ、当該部位に効果的にス
テントを接続できる。この特徴は、ステントが広範囲の壁厚を有する目標管に接
続されなければならないという要求を十分に満足する。例えば、大動脈の壁厚は
、通常では約1.4mmから約4.0mmである。従って、目標管の壁部の肉厚
にかかわりなく、近位端部フランジの展開の度合い、すなわち、ステントの長手
方向の折りたたみは、医師によって調整でき、それにより効果的にステントを目
標管に接続する。例えば、医師は、フランジを目標管の壁部の外面に対して配置
するための近位端部フランジの部分的な展開、あるいは、フランジを目標管の壁
部の切れ目内部に目標管の壁部の中膜部に接触して配置するためのフランジの全
体の展開を選択できる。
【0010】 現在のところの好ましい態様では、移植管は、ステントの管腔部内部に移植管
を配置し、ステントの遠位端部の外から少なくとも遠位の変形部位の近くで移植
管の一端部を裏返しにすることによって、患者の体内に挿入される前に、ステン
トに取り付けられる。現在のところの好ましい態様では、移植管は、吻合部位を
十分にシールするために、遠位の変形部位に近接する目標管の壁部の中膜部に接
触する部位のまわりに少なくとも裏返しにされる。
を配置し、ステントの遠位端部の外から少なくとも遠位の変形部位の近くで移植
管の一端部を裏返しにすることによって、患者の体内に挿入される前に、ステン
トに取り付けられる。現在のところの好ましい態様では、移植管は、吻合部位を
十分にシールするために、遠位の変形部位に近接する目標管の壁部の中膜部に接
触する部位のまわりに少なくとも裏返しにされる。
【0011】 本発明の現在のところの好ましい態様では、大きい管のステントの変形部位は
、ステントにまわりに円周状に互いに接続されて配置された複数のらせん状部材
を備える。ステントの遠位端部と近位端部とを互いに対して回転することによっ
て、らせん状部材は、放射状に広がり、ステントがフランジを形成するように長
手方向に折りたたまれる。
、ステントにまわりに円周状に互いに接続されて配置された複数のらせん状部材
を備える。ステントの遠位端部と近位端部とを互いに対して回転することによっ
て、らせん状部材は、放射状に広がり、ステントがフランジを形成するように長
手方向に折りたたまれる。
【0012】 本発明の他の態様は、本発明の大きい管の吻合ステントを目標管に導入して固
着するよう設計されたアプリケータを備える。そのようなアプリケータの1つは
、大きい管のステントにトルクと軸方向の圧縮負荷を付与し、それによりフラン
ジを形成する変形部位が放射状に広がる。本発明のアプリケータは、ステントが
挿入される目標管の壁部、あるいは、他の方法で目標管の壁部にステントを適切
に挿入されるように、鋭い遠位端部が設けられている。本発明のアプリケータの
他の態様では、目標管の切れ目を広げて、大きい管のステントを当該部位に導入
するように設計された1つ又はそれ以上の膨張部材を有するカテーテル部材を含
む。
着するよう設計されたアプリケータを備える。そのようなアプリケータの1つは
、大きい管のステントにトルクと軸方向の圧縮負荷を付与し、それによりフラン
ジを形成する変形部位が放射状に広がる。本発明のアプリケータは、ステントが
挿入される目標管の壁部、あるいは、他の方法で目標管の壁部にステントを適切
に挿入されるように、鋭い遠位端部が設けられている。本発明のアプリケータの
他の態様では、目標管の切れ目を広げて、大きい管のステントを当該部位に導入
するように設計された1つ又はそれ以上の膨張部材を有するカテーテル部材を含
む。
【0013】 本発明の他の態様は、冠状動脈などの小さい目標管に利用される小さい管の吻
合ステントを備える。小さい管のステントは、略目標管の外面に近接して配置さ
れるように構成された外部フランジと、目標管の内面に対して配置され、外部フ
ランジに接続されるように構成された内部フランジとを備える。
合ステントを備える。小さい管のステントは、略目標管の外面に近接して配置さ
れるように構成された外部フランジと、目標管の内面に対して配置され、外部フ
ランジに接続されるように構成された内部フランジとを備える。
【0014】 本発明の小さい管のステントは、約1.0mm以下の壁厚、通常では約0.1
mmから約1.0mmの壁厚を有する小さい目標管に利用される。例えば、小さ
い目標管は、冠状動脈である。小さいサイズの目標管であるにもかかわらず、本
発明の小さい管のステントは、目標管の小さな内部管腔部を十分に閉塞し、そこ
からの血流を妨げないで、無縫合の接続を提供する。
mmから約1.0mmの壁厚を有する小さい目標管に利用される。例えば、小さ
い目標管は、冠状動脈である。小さいサイズの目標管であるにもかかわらず、本
発明の小さい管のステントは、目標管の小さな内部管腔部を十分に閉塞し、そこ
からの血流を妨げないで、無縫合の接続を提供する。
【0015】 本発明の現在のところの好ましい態様では、移植管は外部フランジの開口部内
部で受け入れられて、外部フランジに接続するために外部フランジのボディのま
わりに裏返される。他の態様では、移植管が乳房動脈であるときの例としては、
移植管が、縫合、クリップ、フック、その他の同様のものなどの接続部材により
外部フランジに接続される。
部で受け入れられて、外部フランジに接続するために外部フランジのボディのま
わりに裏返される。他の態様では、移植管が乳房動脈であるときの例としては、
移植管が、縫合、クリップ、フック、その他の同様のものなどの接続部材により
外部フランジに接続される。
【0016】 外部フランジは、当該部位に接続された移植管を有し、患者の体内に挿入され
る前に内部フランジに緩く接続される。緩く接続された内部及び外部フランジの
間の空間は、内部フランジが目標管の切れ目を介して、目標管の管腔部内部に挿
入可能なように、目標管の外側の外部フランジを有して、少なくとも目標管の壁
厚と同等の大きさである。目標管の壁部のいずれかの側部の適所に外部及び内部
フランジが配置された状態で、フランジを固着して、目標管の外面に対して目標
管の面を押圧する。この構成は、移植管を目標管に縫合する必要がなく、好まし
くは、目標管を穴を開けるフックや針を使うことなく、移植管と目標管の間に連
続した通路を形成する。
る前に内部フランジに緩く接続される。緩く接続された内部及び外部フランジの
間の空間は、内部フランジが目標管の切れ目を介して、目標管の管腔部内部に挿
入可能なように、目標管の外側の外部フランジを有して、少なくとも目標管の壁
厚と同等の大きさである。目標管の壁部のいずれかの側部の適所に外部及び内部
フランジが配置された状態で、フランジを固着して、目標管の外面に対して目標
管の面を押圧する。この構成は、移植管を目標管に縫合する必要がなく、好まし
くは、目標管を穴を開けるフックや針を使うことなく、移植管と目標管の間に連
続した通路を形成する。
【0017】 本発明の1つの態様では、内部フランジは、折り曲げられた形状で目標管に導
入され、その後、目標管内部で広がった形状に折り曲がりが解かれる。折り曲げ
られた形状は、目標管の壁部の切れ目のサイズを最小限にできるように、内部フ
ランジのサイズを減少する。フランジを折り曲げることは、目標管や再狭窄に対
する外傷を最小とし、吻合部位における移植及び目標管の間のシールを適切にす
る。
入され、その後、目標管内部で広がった形状に折り曲がりが解かれる。折り曲げ
られた形状は、目標管の壁部の切れ目のサイズを最小限にできるように、内部フ
ランジのサイズを減少する。フランジを折り曲げることは、目標管や再狭窄に対
する外傷を最小とし、吻合部位における移植及び目標管の間のシールを適切にす
る。
【0018】 本発明の現在のところの好ましい態様では、内部及び外部フランジは他の部材
のボディを介して延びる構成の1つの部材の貫通部材により互いに接続されてい
る。しかしながら、内部及び外部フランジは、縫合、フック、クリップ、その他
の同様のものなどの様々な異なるタイプの接続部材によって、互いに接続可能で
ある。現在のところの好ましい態様では、フランジは、目標管の壁部に穴を開け
ずに、外部フランジのボディの貫通部材を受け入れる開口部を介して、目標管の
壁部の切れ目を介して延びる構成の内部部材の貫通部材により互いに接続されて
いる。外部フランジのボディの貫通部材を受け入れる開口部は、内部及び外部フ
ランジを互いに持ち、開口部を介して貫通部材を前進動作可能に構成できるが、
内部及び外部フランジが吻合部位をシールするように互いの全体としての押圧を
維持するように、開口部から外部への後退動作を禁止される。
のボディを介して延びる構成の1つの部材の貫通部材により互いに接続されてい
る。しかしながら、内部及び外部フランジは、縫合、フック、クリップ、その他
の同様のものなどの様々な異なるタイプの接続部材によって、互いに接続可能で
ある。現在のところの好ましい態様では、フランジは、目標管の壁部に穴を開け
ずに、外部フランジのボディの貫通部材を受け入れる開口部を介して、目標管の
壁部の切れ目を介して延びる構成の内部部材の貫通部材により互いに接続されて
いる。外部フランジのボディの貫通部材を受け入れる開口部は、内部及び外部フ
ランジを互いに持ち、開口部を介して貫通部材を前進動作可能に構成できるが、
内部及び外部フランジが吻合部位をシールするように互いの全体としての押圧を
維持するように、開口部から外部への後退動作を禁止される。
【0019】 本発明の他の観点は、目標管の管腔部内への内部フランジの導入と、目標管の
まわりにおける内部フランジの外部フランジへの接続を適切に行う小さい管のス
テントのアプリケータを備える。小さい管のステントのアプリケータの1つの態
様では、アプリケータは、内部フランジを、目標管の管腔部内への導入のために
折り曲げられた構成に折り曲げることである。
まわりにおける内部フランジの外部フランジへの接続を適切に行う小さい管のス
テントのアプリケータを備える。小さい管のステントのアプリケータの1つの態
様では、アプリケータは、内部フランジを、目標管の管腔部内への導入のために
折り曲げられた構成に折り曲げることである。
【0020】 本発明の吻合システムは、移植管の1つ又は両端部を目標管に接続するために
、本発明の大きい及び小さい管のステントの組み合わせを備える。通常では、本
発明の吻合システムを利用する冠状動脈バイパス術では、大きい管のステントが
移植管の近位端部を大動脈に接続し、小さい管のステントが移植管の遠位端部を
閉塞された冠状動脈に接続する。しかしながら、当業者にとっては、様々な組み
合わせや利用によって本発明の吻合ステントが利用可能であることは明らかであ
る。例えば、極度の大動脈の動脈硬化障害を持つ患者に対して、大動脈の外科手
術中に重大な合併症を引き起こしたならば、本発明の吻合ステントは、医師がこ
の領域を回避し、腕や頭に通じる動脈などの移植管の近位端部を他の近接する障
害のない管に接続できる。
、本発明の大きい及び小さい管のステントの組み合わせを備える。通常では、本
発明の吻合システムを利用する冠状動脈バイパス術では、大きい管のステントが
移植管の近位端部を大動脈に接続し、小さい管のステントが移植管の遠位端部を
閉塞された冠状動脈に接続する。しかしながら、当業者にとっては、様々な組み
合わせや利用によって本発明の吻合ステントが利用可能であることは明らかであ
る。例えば、極度の大動脈の動脈硬化障害を持つ患者に対して、大動脈の外科手
術中に重大な合併症を引き起こしたならば、本発明の吻合ステントは、医師がこ
の領域を回避し、腕や頭に通じる動脈などの移植管の近位端部を他の近接する障
害のない管に接続できる。
【0021】 本発明の大きい及び小さい管のステントは、様々なサイズの移植管に利用する
ためにサイズの範囲が設けられている。それゆえに、本発明の吻合ステントは、
採取した伏在静脈移植、大動脈移植など、切開した乳房動脈や人工器官などの静
脈移植に必要に応じて利用可能である。
ためにサイズの範囲が設けられている。それゆえに、本発明の吻合ステントは、
採取した伏在静脈移植、大動脈移植など、切開した乳房動脈や人工器官などの静
脈移植に必要に応じて利用可能である。
【0022】 大きい管のステントの接続は、目標管の血流の停止を不要とする。更に、本発
明の吻合ステントは、心肺バイパス装置を用いずに、目標管に接続できる。加え
て、医師は、本発明の吻合ステントを目標管に接続するために、患者の体内に十
分な空間を必要としない。例えば、移植管を当該部位に縫合するために医師が大
動脈に十分に到達することが必要な縫合される吻合術と異なり、本発明の吻合ス
テントは、移植管の近位端部を大動脈のどの部分にも接続可能にする。大動脈の
すべての部分は、観血的手順を最小限に用いるだけで、本発明の大きい管のステ
ントに適用できる。結果として、移植管は、第2の手術が後日必要ならば、従来
の胸骨切開中の損傷により移植管が傷つけられないように、下行性の動脈に接続
可能となる。
明の吻合ステントは、心肺バイパス装置を用いずに、目標管に接続できる。加え
て、医師は、本発明の吻合ステントを目標管に接続するために、患者の体内に十
分な空間を必要としない。例えば、移植管を当該部位に縫合するために医師が大
動脈に十分に到達することが必要な縫合される吻合術と異なり、本発明の吻合ス
テントは、移植管の近位端部を大動脈のどの部分にも接続可能にする。大動脈の
すべての部分は、観血的手順を最小限に用いるだけで、本発明の大きい管のステ
ントに適用できる。結果として、移植管は、第2の手術が後日必要ならば、従来
の胸骨切開中の損傷により移植管が傷つけられないように、下行性の動脈に接続
可能となる。
【0023】 本発明の吻合ステントは、移植管と目標管との間の無縫合の接続と共に、吻合
に関する血栓症や再狭窄を最小限にする。吻合ステントは、吻合部位への到達が
制限された場所でもステントが最小限の観血的外科手術を用いるのに特に最適な
ように、特別に設計されたアプリケータを用いて患者の体外から離れて患者の体
内の目標管に取り付けられる。本発明のステントは、非常に迅速で、高い再現性
及び信頼性、心肺バイパス装置を使用あるいは使用しないで吻合を可能とする。
に関する血栓症や再狭窄を最小限にする。吻合ステントは、吻合部位への到達が
制限された場所でもステントが最小限の観血的外科手術を用いるのに特に最適な
ように、特別に設計されたアプリケータを用いて患者の体外から離れて患者の体
内の目標管に取り付けられる。本発明のステントは、非常に迅速で、高い再現性
及び信頼性、心肺バイパス装置を使用あるいは使用しないで吻合を可能とする。
【0024】 これらの或いは他の本発明の利点は、以下の本発明を詳細な記述と添付した図
例からより明確になっている。
例からより明確になっている。
【0025】 (発明の詳細な説明) 本発明の現在のところの好ましい態様の小さい管のステント10は、移植管の
一端部を小さい目標管に接続するためで、図1に描画されている。小さい管のス
テント10は、移植管21の端部を受け入れるように構成された開口部13を規
定するボディ12を有する外部フランジ11と、開口部16を規定するボディ1
5を有する内部フランジ14とを備える。内部フランジは、少なくとも部分的に
配列された開口部13,16によって外部フランジに接続されるように構成され
る。図1に描画された態様では、内部フランジにおける貫通部材17は、外部フ
ランジの小さい開口部内に受け入れられるように構成されている。図1の2−2
線における、小さい管のステントの横方向の断面を示す図2に最もよく描画され
るように、内部フランジ14は、目標管の内面24に対して目標管22の管腔部
23内部に配置されるように構成され、外部フランジ11は、目標管22の外面
25に対して配置されるように構成されている。図1,2に描画された態様では
、内部及び外部フランジは、チューブ状の管の弓状面に対して容易に配置される
ような弓状の構成を有する。小さい管のステント10は、好ましくは、動脈など
の小さい目標管に利用され、概して薄い壁部と小さい内径を有する。
一端部を小さい目標管に接続するためで、図1に描画されている。小さい管のス
テント10は、移植管21の端部を受け入れるように構成された開口部13を規
定するボディ12を有する外部フランジ11と、開口部16を規定するボディ1
5を有する内部フランジ14とを備える。内部フランジは、少なくとも部分的に
配列された開口部13,16によって外部フランジに接続されるように構成され
る。図1に描画された態様では、内部フランジにおける貫通部材17は、外部フ
ランジの小さい開口部内に受け入れられるように構成されている。図1の2−2
線における、小さい管のステントの横方向の断面を示す図2に最もよく描画され
るように、内部フランジ14は、目標管の内面24に対して目標管22の管腔部
23内部に配置されるように構成され、外部フランジ11は、目標管22の外面
25に対して配置されるように構成されている。図1,2に描画された態様では
、内部及び外部フランジは、チューブ状の管の弓状面に対して容易に配置される
ような弓状の構成を有する。小さい管のステント10は、好ましくは、動脈など
の小さい目標管に利用され、概して薄い壁部と小さい内径を有する。
【0026】 図1に描画された態様では、内部及び外部フランジは、例えば、略長方形の短
い部位と長い部位とを有する。また、外部フランジの移植管を受け入れる開口部
13と、内部フランジの開口部16とは、略長方形である。
い部位と長い部位とを有する。また、外部フランジの移植管を受け入れる開口部
13と、内部フランジの開口部16とは、略長方形である。
【0027】 図3は、目標管22内の切れ目26での内部フランジ14、外部フランジ11
、移植管21の拡大図である。図4では、移植管は、移植管の端部を移植管を受
を入れる開口部13を介して挿入し、外部フランジの上に接合端部を裏返しにす
ることによって、外部フランジに接続される。加えて、縫合、フック、クリップ
などの接続部材は、移植管を外部チューブ部材(不図示)に固着するために利用
される。内部フランジ上の貫通部材17は、移植管の壁部を介し、その後外部フ
ランジ内の小さい開口部18を介して貫通する。図4は、フランジが目標管の壁
部まわりに固着される前に、貫通部材を受け入れる開口部18に挿通される貫通
部材17の一部の長さだけで、目標管を配置するために互いに緩く接続された内
部フランジと外部フランジとを描画している。
、移植管21の拡大図である。図4では、移植管は、移植管の端部を移植管を受
を入れる開口部13を介して挿入し、外部フランジの上に接合端部を裏返しにす
ることによって、外部フランジに接続される。加えて、縫合、フック、クリップ
などの接続部材は、移植管を外部チューブ部材(不図示)に固着するために利用
される。内部フランジ上の貫通部材17は、移植管の壁部を介し、その後外部フ
ランジ内の小さい開口部18を介して貫通する。図4は、フランジが目標管の壁
部まわりに固着される前に、貫通部材を受け入れる開口部18に挿通される貫通
部材17の一部の長さだけで、目標管を配置するために互いに緩く接続された内
部フランジと外部フランジとを描画している。
【0028】 移植管21に接続された外部フランジ11と、外部フランジ11に接続された
内部フランジ14とを有して、内部フランジは、目標管22の切れ目26に導入
され、内部及び外部フランジは、目標管の外面25に対して圧力が移植管に付与
されるように、互いに固着される。これにより、吻合通路が、目標管の管腔部か
ら、内部フランジの開口部を介して、移植管の管腔部内に形成される。内部及び
外部フランジは、目標管の壁部まわりに固着され、貫通部材17を有する態様に
おいて、目標管上方に延びる上記貫通部材の長い部分が切り取られ、或いは別の
方法にて取り除かれる。図5は、目標管に接続され、貫通部材17の自由端長が
取り除かれた状態の、図4に示す小さい管のステントの正面図である。
内部フランジ14とを有して、内部フランジは、目標管22の切れ目26に導入
され、内部及び外部フランジは、目標管の外面25に対して圧力が移植管に付与
されるように、互いに固着される。これにより、吻合通路が、目標管の管腔部か
ら、内部フランジの開口部を介して、移植管の管腔部内に形成される。内部及び
外部フランジは、目標管の壁部まわりに固着され、貫通部材17を有する態様に
おいて、目標管上方に延びる上記貫通部材の長い部分が切り取られ、或いは別の
方法にて取り除かれる。図5は、目標管に接続され、貫通部材17の自由端長が
取り除かれた状態の、図4に示す小さい管のステントの正面図である。
【0029】 本発明の1つの態様では、内部フランジの貫通部材17と外部フランジの上記
貫通部材を受け入れる開口部18とは、互いに固着されて対となるように構成さ
れている。上記開口部18は、外部フランジの下側部から内部フランジの上側部
に上記開口に長手方向に上記貫通部材17を取り除くことが可能にたわむが、外
部フランジの上側部から下側部に挿入された貫通部材が上記開口部18から外部
に動かないように上記貫通部材に対してくさびで締めつける取り外し可能なタブ
19を有する。加えて、間違えた手順で行った場合に、上記貫通部材を受け入れ
る開口部を介して部分的に挿入されただけの貫通部材をそこから容易に取り外す
ことを可能にする簡易解除具(不図示)を上記貫通部材に設けることもできる。
貫通部材を受け入れる開口部18とは、互いに固着されて対となるように構成さ
れている。上記開口部18は、外部フランジの下側部から内部フランジの上側部
に上記開口に長手方向に上記貫通部材17を取り除くことが可能にたわむが、外
部フランジの上側部から下側部に挿入された貫通部材が上記開口部18から外部
に動かないように上記貫通部材に対してくさびで締めつける取り外し可能なタブ
19を有する。加えて、間違えた手順で行った場合に、上記貫通部材を受け入れ
る開口部を介して部分的に挿入されただけの貫通部材をそこから容易に取り外す
ことを可能にする簡易解除具(不図示)を上記貫通部材に設けることもできる。
【0030】 本発明の現在のところの好ましい態様の小さい管のステントでは、内部フラン
ジは、目標管の切れ目内への挿入を十分に行えるように、縮小された表面積を有
する折り曲げられた構造を持っている。1つの態様では、ステントの長さは、図
7に描画されるように、ステントの短い部位の側を互いに曲げることで短縮され
ている。目標管内に挿入するために折り曲げられて構成された内部フランジを保
持するために、一対の内方に押圧するアーム43が、好ましくは、アプリケータ
の一部として、本発明の1態様として利用される。加えて、ステントの幅は、図
8に描画されるように、ステントの長い部位の側を互いに曲げることで短縮可能
となっている。図7,8に描画された折り曲げられた内部フランジの現在のとこ
ろの好ましい態様では、内部フランジが、目標管の管腔部内側に折り曲げないで
、後で内部フランジを折り曲げるのに適切で、目標管の壁部に対するシール性を
改善するために、内部フランジはNiTi合金などの、超弾性或いは擬似弾性の
材料から形成されている。しかしながら、例えば、折りたたみ可能な部位を有す
る内部フランジなどの他の構成も利用可能である。例えば、図9は、内部フラン
ジの長い部位側において折りたたみ可能な部位27を有する内部フランジを描画
しており、一連の方向を変えて折れ曲がる部位を備える。図9では、折りたたみ
可能な部位27は、内部フランジの長い部位側を折りたたむことにより、内部フ
ランジの長さが短縮される部分的に折りたたまれた構成で示されている。現在の
ところの好ましい態様では、折りたたみ可能な部位27を有する内部フランジは
、ステンレス鋼から形成されている。
ジは、目標管の切れ目内への挿入を十分に行えるように、縮小された表面積を有
する折り曲げられた構造を持っている。1つの態様では、ステントの長さは、図
7に描画されるように、ステントの短い部位の側を互いに曲げることで短縮され
ている。目標管内に挿入するために折り曲げられて構成された内部フランジを保
持するために、一対の内方に押圧するアーム43が、好ましくは、アプリケータ
の一部として、本発明の1態様として利用される。加えて、ステントの幅は、図
8に描画されるように、ステントの長い部位の側を互いに曲げることで短縮可能
となっている。図7,8に描画された折り曲げられた内部フランジの現在のとこ
ろの好ましい態様では、内部フランジが、目標管の管腔部内側に折り曲げないで
、後で内部フランジを折り曲げるのに適切で、目標管の壁部に対するシール性を
改善するために、内部フランジはNiTi合金などの、超弾性或いは擬似弾性の
材料から形成されている。しかしながら、例えば、折りたたみ可能な部位を有す
る内部フランジなどの他の構成も利用可能である。例えば、図9は、内部フラン
ジの長い部位側において折りたたみ可能な部位27を有する内部フランジを描画
しており、一連の方向を変えて折れ曲がる部位を備える。図9では、折りたたみ
可能な部位27は、内部フランジの長い部位側を折りたたむことにより、内部フ
ランジの長さが短縮される部分的に折りたたまれた構成で示されている。現在の
ところの好ましい態様では、折りたたみ可能な部位27を有する内部フランジは
、ステンレス鋼から形成されている。
【0031】 図10は、内部フランジ14を目標管の管腔部23内部に配置するために利用
され、目標管の壁部まわりに内部及び外部フランジを互いに固着されたアプリケ
ータ31を描画している。上記アプリケータ31は、近位及び遠位端部を持つシ
ャフト32、近位端部のハンドル33、及び小さい管のステントを取り外し可能
に取り付ける遠位端部の接続部材34とを全体として備える。図9に描画された
態様では、上記接続部材34は、外部ハウジング部材36にスライド可能に挿入
される内部圧縮部材35を備える。上記内部圧縮部材35は内部フランジ14の
貫通部材17を受け入れるように構成されたスロット37と、移植管を受け入れ
るように構成された開口部38とを有する。移植管の自由端は、小さい管のステ
ント10には接続されず、上記開口部38を介してアプリケータの外側にある。
上記ハウジング部材36は、上記圧縮部材35を受け入れるように構成された内
部チャンバ39を有する。上記チャンバ39は、上記圧縮部材35の少なくとも
1つの部位より小さく、それによりチャンバ39内部に配置されたときに、上記
圧縮部材35を小さい部位に押圧させる。移植管の内部及び外部フランジとが互
いに接続されてから、小さい管のステントは上記スロット37内部に内部フラン
ジの貫通部材17を挿入することによって取り外し可能にアプリケータに接続さ
れる。上記圧縮部材35がチャンバ39内部に配置され、それによりスロット3
7が圧縮されるときに、上記圧縮部材35が貫通部材17をクランプする。図1
0に描画される態様では、圧縮部材35は、部分的にハウジングの外部にある。
加えて、アプリケータの遠位端部における、締め具、クランプ、フックなどの接
続部材(不図示)は、外部フランジをアプリケータに接続するために利用可能で
ある。図10は、拡大して見て、アプリケータに取り外し可能に接続するための
内部フランジ14の位置を描画している。当然ながら、上述のように、内部フラ
ンジ14は、アプリケータに接続される前に、移植管が取り付けられて、外部フ
ランジに通常は接続される。上記アプリケータは、目標管の管腔部の内側の内部
フランジと目標管の外面に対する外部フランジとを持って、目標管の切れ目の適
所にステントを配置するために利用される。アプリケータから小さい管のステン
トを取り外すために、スロットが広がり貫通部材17がスロット37からはずさ
れるように、圧縮部材35がハウジング部材36の外部に移動される。図10に
描画された態様では、アプリケータは、圧縮部材35をチャンバ39内に引き込
むためのシャフト32を回転するためのノブ41を有する。ハンドル33は、圧
縮部材35とハウジング部材36とを互いに相対的に移動するようハンドルを押
すことにより、小さい管のステントを展開させるために利用可能である。図11
は、その内部に小さい管のステントを有し、目標管内に位置する図10に示すア
プリケータの長手方向の断面図である。
され、目標管の壁部まわりに内部及び外部フランジを互いに固着されたアプリケ
ータ31を描画している。上記アプリケータ31は、近位及び遠位端部を持つシ
ャフト32、近位端部のハンドル33、及び小さい管のステントを取り外し可能
に取り付ける遠位端部の接続部材34とを全体として備える。図9に描画された
態様では、上記接続部材34は、外部ハウジング部材36にスライド可能に挿入
される内部圧縮部材35を備える。上記内部圧縮部材35は内部フランジ14の
貫通部材17を受け入れるように構成されたスロット37と、移植管を受け入れ
るように構成された開口部38とを有する。移植管の自由端は、小さい管のステ
ント10には接続されず、上記開口部38を介してアプリケータの外側にある。
上記ハウジング部材36は、上記圧縮部材35を受け入れるように構成された内
部チャンバ39を有する。上記チャンバ39は、上記圧縮部材35の少なくとも
1つの部位より小さく、それによりチャンバ39内部に配置されたときに、上記
圧縮部材35を小さい部位に押圧させる。移植管の内部及び外部フランジとが互
いに接続されてから、小さい管のステントは上記スロット37内部に内部フラン
ジの貫通部材17を挿入することによって取り外し可能にアプリケータに接続さ
れる。上記圧縮部材35がチャンバ39内部に配置され、それによりスロット3
7が圧縮されるときに、上記圧縮部材35が貫通部材17をクランプする。図1
0に描画される態様では、圧縮部材35は、部分的にハウジングの外部にある。
加えて、アプリケータの遠位端部における、締め具、クランプ、フックなどの接
続部材(不図示)は、外部フランジをアプリケータに接続するために利用可能で
ある。図10は、拡大して見て、アプリケータに取り外し可能に接続するための
内部フランジ14の位置を描画している。当然ながら、上述のように、内部フラ
ンジ14は、アプリケータに接続される前に、移植管が取り付けられて、外部フ
ランジに通常は接続される。上記アプリケータは、目標管の管腔部の内側の内部
フランジと目標管の外面に対する外部フランジとを持って、目標管の切れ目の適
所にステントを配置するために利用される。アプリケータから小さい管のステン
トを取り外すために、スロットが広がり貫通部材17がスロット37からはずさ
れるように、圧縮部材35がハウジング部材36の外部に移動される。図10に
描画された態様では、アプリケータは、圧縮部材35をチャンバ39内に引き込
むためのシャフト32を回転するためのノブ41を有する。ハンドル33は、圧
縮部材35とハウジング部材36とを互いに相対的に移動するようハンドルを押
すことにより、小さい管のステントを展開させるために利用可能である。図11
は、その内部に小さい管のステントを有し、目標管内に位置する図10に示すア
プリケータの長手方向の断面図である。
【0032】 加えて、アプリケータ31は、目標管の切れ目を介して目標管の管腔部内に適
切に導入する折り曲げられた構成にて内部フランジを保持する挿入部材に設けら
れている。1つの態様では、アプリケータ挿入部材は、図7,8に描画されるよ
うに、折り曲げられた構成で内部フランジを取り外し可能に保持するためのシャ
フトの遠位端部を通って延びる一対の内方に押圧するアーム43を備える。
切に導入する折り曲げられた構成にて内部フランジを保持する挿入部材に設けら
れている。1つの態様では、アプリケータ挿入部材は、図7,8に描画されるよ
うに、折り曲げられた構成で内部フランジを取り外し可能に保持するためのシャ
フトの遠位端部を通って延びる一対の内方に押圧するアーム43を備える。
【0033】 本発明の方法では、小さい管のステントは、吻合を形成するべく移植管の一端
部を目標管に接続する。目標管は切り込まれ、目標管に対して配置された閉塞カ
テーテルのバルーンが、吻合部位の上流及び下流の血流を閉塞するように膨張さ
れる。外部フランジは、上述のように、図1に描画された態様で、移植管の一端
部に取り付けられている。内部フランジの貫通部材は、移植管を介して、外部フ
ランジの貫通部材を受け入れる開口部に挿入される。移植管は、上記実行中に移
植管からの血液のロスを防止するために、移植管の中央部において仮のクランプ
で閉塞されている。内部フランジは、目標管の管腔部に挿入され、内部及び外部
フランジは、目標管の外面に対して移植管を押圧するように互いに固着されてい
る。内部及び外部フランジが互いに固着された後、各貫通部材の自由端部は、患
者の体内に貫通部材の長さ部位が残らないように切り落とされる。貫通部材は、
引張強度に基づく張力或いは疲労破壊によって貫通部材を適切に切断できるよう
に、内部フランジのボディ近傍に通常は脆弱部42が設けられている。閉塞バル
ーンが収縮され、閉塞カテーテルが取り除かれて、ステントが、目標管の管腔部
に連通して目標管と移植管とが接続される。
部を目標管に接続する。目標管は切り込まれ、目標管に対して配置された閉塞カ
テーテルのバルーンが、吻合部位の上流及び下流の血流を閉塞するように膨張さ
れる。外部フランジは、上述のように、図1に描画された態様で、移植管の一端
部に取り付けられている。内部フランジの貫通部材は、移植管を介して、外部フ
ランジの貫通部材を受け入れる開口部に挿入される。移植管は、上記実行中に移
植管からの血液のロスを防止するために、移植管の中央部において仮のクランプ
で閉塞されている。内部フランジは、目標管の管腔部に挿入され、内部及び外部
フランジは、目標管の外面に対して移植管を押圧するように互いに固着されてい
る。内部及び外部フランジが互いに固着された後、各貫通部材の自由端部は、患
者の体内に貫通部材の長さ部位が残らないように切り落とされる。貫通部材は、
引張強度に基づく張力或いは疲労破壊によって貫通部材を適切に切断できるよう
に、内部フランジのボディ近傍に通常は脆弱部42が設けられている。閉塞バル
ーンが収縮され、閉塞カテーテルが取り除かれて、ステントが、目標管の管腔部
に連通して目標管と移植管とが接続される。
【0034】 図1に描画された態様では、外部フランジは、内部フランジより長く、広くな
っている。外部フランジは、約4mmから約12mm、好ましくは、約7mmか
ら約9mmの長さと、約1mmから約5mmの幅を持っている。外部フランジの
ボディの壁厚は、約0.10mmから約0.30mmである。内部フランジは、
約4mmから約12mm、好ましくは、約7mmから約9mmの長さと、約0.
5mmから約5mm、好ましくは、約2mmから約4mmの幅を持っている。内
部フランジのボディの壁厚は、約0.10mmから約0.25mmである。内部
及び外部フランジは、好ましくは、ステンレス鋼から形成され、好ましくは、前
述の、ニッケルチタン合金、チタン、タンタルなどの超弾性或いは擬似弾性材料
も利用できる。加えて、ポリエーテルエチルケトンなどの可塑的に変形する先端
ポリマーが利用可能である。
っている。外部フランジは、約4mmから約12mm、好ましくは、約7mmか
ら約9mmの長さと、約1mmから約5mmの幅を持っている。外部フランジの
ボディの壁厚は、約0.10mmから約0.30mmである。内部フランジは、
約4mmから約12mm、好ましくは、約7mmから約9mmの長さと、約0.
5mmから約5mm、好ましくは、約2mmから約4mmの幅を持っている。内
部フランジのボディの壁厚は、約0.10mmから約0.25mmである。内部
及び外部フランジは、好ましくは、ステンレス鋼から形成され、好ましくは、前
述の、ニッケルチタン合金、チタン、タンタルなどの超弾性或いは擬似弾性材料
も利用できる。加えて、ポリエーテルエチルケトンなどの可塑的に変形する先端
ポリマーが利用可能である。
【0035】 図12は、移植管125の一端部を大きい目標管127に接続するための、本
発明の現在のところの好ましい態様の大きい管のステント110を描画している
。大きい管のステント110は、開口近位端部112、開口遠位端部113、移
植管125の一端部を受け入れるように構成された当該部位から延びる管腔部1
14とを有する全体が円筒状のボディ111を備える。図13は、図12の13
−13線における、大きい管のステント110の横方向の断面を描画している。
図14は、図12に示す大きい管のステント110の平面を描画している。
発明の現在のところの好ましい態様の大きい管のステント110を描画している
。大きい管のステント110は、開口近位端部112、開口遠位端部113、移
植管125の一端部を受け入れるように構成された当該部位から延びる管腔部1
14とを有する全体が円筒状のボディ111を備える。図13は、図12の13
−13線における、大きい管のステント110の横方向の断面を描画している。
図14は、図12に示す大きい管のステント110の平面を描画している。
【0036】 円筒状ボディは、遠位の変形部位115と近位の変形部位116とを有する。
変形部位115,116は、目標管に挿入するための第1の構成と、目標管に接
続するための放射状に広がる第2の構成とを有する。図12に描画された態様で
は、近位及び遠位の変形部位115,116は、複数のらせん状部材123,1
24を夫々備える。図12に描画された態様では、各らせん状部材は、当該らせ
ん状部材の遠位端部に対してステントボディに放射状に空間を開けられた近位端
部を有する。らせん状部材は、円筒状ボディの長手方向に空間を開けられた部分
の間で円筒状ボディの円周まわりに放射状に空間を開けられている。図12では
、変形部位を形成するらせん状部材は、第2の構成に放射状に広がる前の第1の
構成で示されている。図15に描画されているように、遠位の変形部位115は
、遠位端部フランジ121を形成する第2の構成に放射状に広がり、目標管に対
して円筒状ボディ111の長手軸に放射状に広がる力を付与し、これによりステ
ントを目標管に接続するように構成されている。同様に、図20に描画されてい
るように、近位の変形部位116は、近位端部フランジ122を形成する第2の
構成に放射状に広がる。フランジ121,122は、ステントボディの遠位端部
に対して、ステントボディの近位端部を円周状に回転することにより展開される
。そのような回転により、ステントボディを長手方向に折りたたみ、らせん状部
材が第1から第2の構成に放射状に広がる。図16は、図15の16−16線に
おける、大きい管のステント110の横方向の断面を描画している。
変形部位115,116は、目標管に挿入するための第1の構成と、目標管に接
続するための放射状に広がる第2の構成とを有する。図12に描画された態様で
は、近位及び遠位の変形部位115,116は、複数のらせん状部材123,1
24を夫々備える。図12に描画された態様では、各らせん状部材は、当該らせ
ん状部材の遠位端部に対してステントボディに放射状に空間を開けられた近位端
部を有する。らせん状部材は、円筒状ボディの長手方向に空間を開けられた部分
の間で円筒状ボディの円周まわりに放射状に空間を開けられている。図12では
、変形部位を形成するらせん状部材は、第2の構成に放射状に広がる前の第1の
構成で示されている。図15に描画されているように、遠位の変形部位115は
、遠位端部フランジ121を形成する第2の構成に放射状に広がり、目標管に対
して円筒状ボディ111の長手軸に放射状に広がる力を付与し、これによりステ
ントを目標管に接続するように構成されている。同様に、図20に描画されてい
るように、近位の変形部位116は、近位端部フランジ122を形成する第2の
構成に放射状に広がる。フランジ121,122は、ステントボディの遠位端部
に対して、ステントボディの近位端部を円周状に回転することにより展開される
。そのような回転により、ステントボディを長手方向に折りたたみ、らせん状部
材が第1から第2の構成に放射状に広がる。図16は、図15の16−16線に
おける、大きい管のステント110の横方向の断面を描画している。
【0037】 図17は、当該部位に取り付けられた移植管125を有し、図12に示す大き
い管のステントを描画している。移植管は、移植管の一端部を円筒状ボディの近
位端部に挿入し、好ましい態様では、移植管を円筒状ボディの遠位端部の外側に
裏返しにすることによって、大きい管の吻合ステントに取り付けられている。移
植管は、大きい管のステント110の外面の全部又は一部にだけ裏返しにされる
。図17に描画された態様では、移植管は、第2の構成に放射状に広がる前に第
1の構成にある遠位の変形部位115の上に裏返しにされる。
い管のステントを描画している。移植管は、移植管の一端部を円筒状ボディの近
位端部に挿入し、好ましい態様では、移植管を円筒状ボディの遠位端部の外側に
裏返しにすることによって、大きい管の吻合ステントに取り付けられている。移
植管は、大きい管のステント110の外面の全部又は一部にだけ裏返しにされる
。図17に描画された態様では、移植管は、第2の構成に放射状に広がる前に第
1の構成にある遠位の変形部位115の上に裏返しにされる。
【0038】 図18〜20は、遠位フランジ121及び近位フランジ122の展開前後の目
標管127の壁部内部における図17に示す大きい管のステントを描画している
。図18では、ステントは、目標管127の管腔部128内部のステントの遠位
端部と目標管から外側に延びるステントの近位端部112とを持ち、目標管の壁
部の切れ目に挿入される。
標管127の壁部内部における図17に示す大きい管のステントを描画している
。図18では、ステントは、目標管127の管腔部128内部のステントの遠位
端部と目標管から外側に延びるステントの近位端部112とを持ち、目標管の壁
部の切れ目に挿入される。
【0039】 図19では、遠位の変形部位115は、遠位端部フランジ121から放射状に
広がっている。遠位端部フランジの展開中、フランジが、当該部位の切れ目を規
定する目標管の壁部に対して、矢印Rで描画された、ステントの長手軸に放射状
の力を付与するように、ステントボディが長手方向に折れ曲がり、遠位端部フラ
ンジは目標管の壁部内部で少なくとも一部が配置されている。加えて、矢印Aで
描画された、軸方向の力は、目標管の壁部に対して付与され、当該目標管の壁部
を押圧する。遠位端部の最終的な位置は、遠位端部フランジが完全に図示のよう
に目標管の壁部内部にある、或いは、変形して目標管の管腔部(不図示)内部で
部分的にある状態で、変化する。図20では、近位の変形部位116は、近位端
部フランジ122を形成するように放射状に広がっている。目標管の壁部に対し
て配置された近位端部フランジは、目標管に対して、矢印Aで描画された軸方向
の力を発生する。図20に描画された態様では、近位端部フランジは、目標管の
外面に接触している。変形例として、近位端部フランジは、目標管の内面及び外
面の間で目標管の中膜部に、好ましくは、目標管の外面(不図示)と面一となる
ステントの近位端部に、接触している。フランジの展開の度合いは、フランジが
目標管の壁部に接触する状態及び部位をコントロールするように変更可能である
。そのため、近位端部フランジが目標管の外面又は目標管の壁部の中膜部に接触
する切れ目内部のいずれかで目標管に接触するように、目標管の壁部の厚さによ
って、近位の変形部位はより大きく、或いは小さく放射状に広がり、長手方向に
折りたたまれる。
広がっている。遠位端部フランジの展開中、フランジが、当該部位の切れ目を規
定する目標管の壁部に対して、矢印Rで描画された、ステントの長手軸に放射状
の力を付与するように、ステントボディが長手方向に折れ曲がり、遠位端部フラ
ンジは目標管の壁部内部で少なくとも一部が配置されている。加えて、矢印Aで
描画された、軸方向の力は、目標管の壁部に対して付与され、当該目標管の壁部
を押圧する。遠位端部の最終的な位置は、遠位端部フランジが完全に図示のよう
に目標管の壁部内部にある、或いは、変形して目標管の管腔部(不図示)内部で
部分的にある状態で、変化する。図20では、近位の変形部位116は、近位端
部フランジ122を形成するように放射状に広がっている。目標管の壁部に対し
て配置された近位端部フランジは、目標管に対して、矢印Aで描画された軸方向
の力を発生する。図20に描画された態様では、近位端部フランジは、目標管の
外面に接触している。変形例として、近位端部フランジは、目標管の内面及び外
面の間で目標管の中膜部に、好ましくは、目標管の外面(不図示)と面一となる
ステントの近位端部に、接触している。フランジの展開の度合いは、フランジが
目標管の壁部に接触する状態及び部位をコントロールするように変更可能である
。そのため、近位端部フランジが目標管の外面又は目標管の壁部の中膜部に接触
する切れ目内部のいずれかで目標管に接触するように、目標管の壁部の厚さによ
って、近位の変形部位はより大きく、或いは小さく放射状に広がり、長手方向に
折りたたまれる。
【0040】 大きい管のステント110は、近位の変形部位と遠位の変形部位とを持って図
12に示され、近位及び遠位のフランジを夫々形成しており、大きい管のステン
トは、1つ又はそれ以上の変形部位を持っている。例えば、近位及び遠位の端部
の変形部位の間の中間の変形部位(不図示)は、目標管の壁部の中膜部に対して
付加的なシール及び固着する力が付与される。
12に示され、近位及び遠位のフランジを夫々形成しており、大きい管のステン
トは、1つ又はそれ以上の変形部位を持っている。例えば、近位及び遠位の端部
の変形部位の間の中間の変形部位(不図示)は、目標管の壁部の中膜部に対して
付加的なシール及び固着する力が付与される。
【0041】 図12に描画された大きい管のステントでは、ボディの中間部位が中実となっ
ている。図21は、吻合を適切にシールして固着するために、組織が内に伸びる
ことができる中空部又は開口部129がボディの壁部に設けられている。大きい
管のステントの他の態様は、図22に描画され、大きい管のステントの展開が、
開口遠位端部の直径を増大するように、大きい管のステントの遠位端部の周縁部
が曲線をなしている。全体的にサインカーブの縁部は、遠位端部の開口部の直径
を増大すると共に、遠位の変形部位115が長手方向に折りたたまれる。
ている。図21は、吻合を適切にシールして固着するために、組織が内に伸びる
ことができる中空部又は開口部129がボディの壁部に設けられている。大きい
管のステントの他の態様は、図22に描画され、大きい管のステントの展開が、
開口遠位端部の直径を増大するように、大きい管のステントの遠位端部の周縁部
が曲線をなしている。全体的にサインカーブの縁部は、遠位端部の開口部の直径
を増大すると共に、遠位の変形部位115が長手方向に折りたたまれる。
【0042】 アプリケータ131は、図23に描画されるように、フランジを展開し、大き
い管のステント110を目標管127に接続するために通常では利用される。図
23に描画された態様では、アプリケータ131は、当該部位に管腔部135を
有する外部チューブ部材134を有するシャフト133と、移植管125を受け
入れるように構成され、外部チューブ部材の管腔部内部に回転可能に配置された
管腔部137を有する内部チューブ部材136と、シャフトの近位端部のハンド
ル138と、大きい管のステント110をアプリケータ131に取り外し可能に
固着する内部及び外部チューブ部材の遠位端部の接続部材141とを備える延設
されたステント配設部材を備える。ステントの遠位端部がステントの近位端部に
相対的に回転可能で、それによりフランジが展開するように、大きい管のステン
ト110の遠位及び近位端部は、内部及び外部チューブ部材に夫々、取り外し可
能に固着され、内部及び外部チューブ部材は互いに相対的に回転可能である。図
23に描画されたように、長手方向の開口部139は、好ましくは、互いに同一
に広がり、内部及び外部チューブ部材で、アプリケータ131において、移植管
、及び当該部位に接続された大きい管のステントに適切に配置されるように設け
られている。図24は、大きい管のステント110と当該部位の移植管125を
有する、図23に示すアプリケータの遠位端部の拡大図を描写している。図25
、26は、図24の26−26線、27−27線における、アプリケータの横方
向の断面を夫々描画している。
い管のステント110を目標管127に接続するために通常では利用される。図
23に描画された態様では、アプリケータ131は、当該部位に管腔部135を
有する外部チューブ部材134を有するシャフト133と、移植管125を受け
入れるように構成され、外部チューブ部材の管腔部内部に回転可能に配置された
管腔部137を有する内部チューブ部材136と、シャフトの近位端部のハンド
ル138と、大きい管のステント110をアプリケータ131に取り外し可能に
固着する内部及び外部チューブ部材の遠位端部の接続部材141とを備える延設
されたステント配設部材を備える。ステントの遠位端部がステントの近位端部に
相対的に回転可能で、それによりフランジが展開するように、大きい管のステン
ト110の遠位及び近位端部は、内部及び外部チューブ部材に夫々、取り外し可
能に固着され、内部及び外部チューブ部材は互いに相対的に回転可能である。図
23に描画されたように、長手方向の開口部139は、好ましくは、互いに同一
に広がり、内部及び外部チューブ部材で、アプリケータ131において、移植管
、及び当該部位に接続された大きい管のステントに適切に配置されるように設け
られている。図24は、大きい管のステント110と当該部位の移植管125を
有する、図23に示すアプリケータの遠位端部の拡大図を描写している。図25
、26は、図24の26−26線、27−27線における、アプリケータの横方
向の断面を夫々描画している。
【0043】 図27は、図23に示すアプリケータ131の遠位端部の拡大図を描写してい
る。図27に描写された態様では、外部チューブ部材134の接続部材141は
、ステントの近位端部に、図12に描画されたように、スリット143に噛み合
うように構成されたタブ142を備える。内部チューブ部材136の接続部材1
43は、ステントの遠位端部に、図13に描画されたように、タブ145をスラ
イド可能に受け入れる角度を持ったスリット144を備える。ステントの遠位端
部のタブは、アプリケータの内部チューブ部材のスリット内に導入され、わずか
な捩じり動作で、タブを当該部位に取り外し可能に固着する。様々な適切な接続
部材は、取り外し可能なクランプ、クリップ、フック、その他の類似するものを
含めて利用可能である。
る。図27に描写された態様では、外部チューブ部材134の接続部材141は
、ステントの近位端部に、図12に描画されたように、スリット143に噛み合
うように構成されたタブ142を備える。内部チューブ部材136の接続部材1
43は、ステントの遠位端部に、図13に描画されたように、タブ145をスラ
イド可能に受け入れる角度を持ったスリット144を備える。ステントの遠位端
部のタブは、アプリケータの内部チューブ部材のスリット内に導入され、わずか
な捩じり動作で、タブを当該部位に取り外し可能に固着する。様々な適切な接続
部材は、取り外し可能なクランプ、クリップ、フック、その他の類似するものを
含めて利用可能である。
【0044】 本発明の態様では、アプリケータ131は、図24、28に描画されたように
、目標管に切れ目を形成するための管貫通部材146を含む。加えて、アプリケ
ータは切れ目を拡張し、及び/又は切れ目にアプリケータとステントとを引き入
れるための1つ又はそれ以上の膨張部材が設けられている。例えば、図28に示
された態様では、近位及び遠位端部と、遠位端部の貫通部材147と、少なくと
も1つの部材146の遠位部位の拡張部材14とを有する管貫通部材146は、
内部チューブ部材136の内部管腔部に受けられるように構成されている。図2
8に描画された現在のところの好ましい態様では、近位のバルーン148は、好
ましくは、非弾性材料から形成されており、目標管の切れ目を広げるための外部
チューブ部材が設けられ、遠位のバルーン151は、好ましくは、弾性材料から
形成されており、管貫通部材146を目標管の管腔部128に引き込むために、
非弾性バルーン148の遠位に設けられている。しかしながら、遠位のバルーン
は省略でき、カテーテルは、切れ目を介して、目標管の管腔部に物理的に、或い
は他の適切な方法にて前進させることができると共に、拡張中に近位バルーンが
目標管の管腔部に前進するような形状とされたときも同様である。加えて、目標
管は、目標管をアプリケータに向けて引く、目標管の外面に対して配置された吸
引アプリケータ(不図示)によるように、ステントを大動脈の壁部に挿入する力
に耐えるように保持されている。
、目標管に切れ目を形成するための管貫通部材146を含む。加えて、アプリケ
ータは切れ目を拡張し、及び/又は切れ目にアプリケータとステントとを引き入
れるための1つ又はそれ以上の膨張部材が設けられている。例えば、図28に示
された態様では、近位及び遠位端部と、遠位端部の貫通部材147と、少なくと
も1つの部材146の遠位部位の拡張部材14とを有する管貫通部材146は、
内部チューブ部材136の内部管腔部に受けられるように構成されている。図2
8に描画された現在のところの好ましい態様では、近位のバルーン148は、好
ましくは、非弾性材料から形成されており、目標管の切れ目を広げるための外部
チューブ部材が設けられ、遠位のバルーン151は、好ましくは、弾性材料から
形成されており、管貫通部材146を目標管の管腔部128に引き込むために、
非弾性バルーン148の遠位に設けられている。しかしながら、遠位のバルーン
は省略でき、カテーテルは、切れ目を介して、目標管の管腔部に物理的に、或い
は他の適切な方法にて前進させることができると共に、拡張中に近位バルーンが
目標管の管腔部に前進するような形状とされたときも同様である。加えて、目標
管は、目標管をアプリケータに向けて引く、目標管の外面に対して配置された吸
引アプリケータ(不図示)によるように、ステントを大動脈の壁部に挿入する力
に耐えるように保持されている。
【0045】 本発明の方法では、大きい管のステントは、当該部位に接続される移植管を有
し、患者の体内に導入され、目標管に挿入され、フランジの展開により当該部位
に接続される。図28A−28Hは、大きい管のステントの目標管への接続を描
画している。ステント110は、当該部位に裏返された移植管125を有し、ア
プリケータの遠位端部に取り外し可能に固着される。移植管は、内部チューブ部
材の管腔部内部にあり、管貫通部材146は、移植管125の管腔部内部にある
。図28Aに示されたように、アプリケータ131とステント110の組立は、
患者の体内に導入され、目標管127に近接して配置されている。目標管の壁部
の切れ目は、貫通部材147を目標管内に挿入することにより形成され、切れ目
は、近位バルーン148を管貫通部材146の近位バルーン148を拡張させる
ことにより拡大される、図28B、28C参照。アプリケータの遠位端部は、そ
の後、遠位バルーン151の拡張により目標管の管腔部128の遠位に移動する
、図28D参照。ステントが目標管の切れ目内部に位置する状態で、ステントの
遠位端部がステントの近位端部に関して回転し、遠位端部フランジが展開するよ
うに、アプリケータの内部チューブ部材はアプリケータの外部チューブ部材に関
して回転する、図28E参照。図28Dに描画された態様では、ステントの遠位
端部は、遠位端部フランジ121が展開する前に、当該部位が十分に展開するよ
うに、目標管の管腔部内部に配置される。現在のところの好ましい態様では、遠
位のフランジが展開する前に、遠位の変形部位が目標管の管腔部内部の少なくと
も一部に配置される。しかしながら、フランジを展開させるべく、変形部位を目
標管の壁部の切れ目の外側にする必要はない。近位端部フランジ122は、更に
、遠位端部フランジの上方に輪郭を描かれたように、アプリケータのチューブ部
材を回転することにより展開される、図28F参照。管貫通部材146のバルー
ン148、151は、その後収縮し、アプリケータ131が目標管127から取
り除かれ、当該部位に接続された移植管125が残る、図28G、28H参照。
し、患者の体内に導入され、目標管に挿入され、フランジの展開により当該部位
に接続される。図28A−28Hは、大きい管のステントの目標管への接続を描
画している。ステント110は、当該部位に裏返された移植管125を有し、ア
プリケータの遠位端部に取り外し可能に固着される。移植管は、内部チューブ部
材の管腔部内部にあり、管貫通部材146は、移植管125の管腔部内部にある
。図28Aに示されたように、アプリケータ131とステント110の組立は、
患者の体内に導入され、目標管127に近接して配置されている。目標管の壁部
の切れ目は、貫通部材147を目標管内に挿入することにより形成され、切れ目
は、近位バルーン148を管貫通部材146の近位バルーン148を拡張させる
ことにより拡大される、図28B、28C参照。アプリケータの遠位端部は、そ
の後、遠位バルーン151の拡張により目標管の管腔部128の遠位に移動する
、図28D参照。ステントが目標管の切れ目内部に位置する状態で、ステントの
遠位端部がステントの近位端部に関して回転し、遠位端部フランジが展開するよ
うに、アプリケータの内部チューブ部材はアプリケータの外部チューブ部材に関
して回転する、図28E参照。図28Dに描画された態様では、ステントの遠位
端部は、遠位端部フランジ121が展開する前に、当該部位が十分に展開するよ
うに、目標管の管腔部内部に配置される。現在のところの好ましい態様では、遠
位のフランジが展開する前に、遠位の変形部位が目標管の管腔部内部の少なくと
も一部に配置される。しかしながら、フランジを展開させるべく、変形部位を目
標管の壁部の切れ目の外側にする必要はない。近位端部フランジ122は、更に
、遠位端部フランジの上方に輪郭を描かれたように、アプリケータのチューブ部
材を回転することにより展開される、図28F参照。管貫通部材146のバルー
ン148、151は、その後収縮し、アプリケータ131が目標管127から取
り除かれ、当該部位に接続された移植管125が残る、図28G、28H参照。
【0046】 現在のところの好ましい態様によれば、遠位端部フランジは、近位端部フラン
ジよりも低トルクで展開する。たわみ部位153には、らせん状部材123,1
24が設けられ、フランジの展開中に曲がる。本発明の1つの態様では、図14
に描画され、たわみ部位153は、各らせん状部材の少なくとも1つのノッチに
より形成され、ノッチにおいてらせん状部材の横方向の寸法を減少させる深さを
有する。図14に描画された大きい管のステントの態様では、たわみ部位は、2
つの反対方向のノッチ154によりらせん状部材の反対の側部に形成されている
。遠位のらせん状部材のノッチは、近位のらせん状部材のノッチの深さよりも大
きい深さを有する。従って、遠位フランジが近位フランジの前に展開するように
、遠位のらせん状部材のたわみ部位の横方向の寸法は、近位のらせん状部材のそ
の寸法より小さくなっている。それゆえに、ステントボディの遠位及び近位端部
の互いの相対的な回転におり、遠位端部フランジが最初に展開し、近位端部フラ
ンジが続くように、遠位部位のらせん状部材は、近位のらせん状部材よりも低ト
ルクで放射状に広がる。
ジよりも低トルクで展開する。たわみ部位153には、らせん状部材123,1
24が設けられ、フランジの展開中に曲がる。本発明の1つの態様では、図14
に描画され、たわみ部位153は、各らせん状部材の少なくとも1つのノッチに
より形成され、ノッチにおいてらせん状部材の横方向の寸法を減少させる深さを
有する。図14に描画された大きい管のステントの態様では、たわみ部位は、2
つの反対方向のノッチ154によりらせん状部材の反対の側部に形成されている
。遠位のらせん状部材のノッチは、近位のらせん状部材のノッチの深さよりも大
きい深さを有する。従って、遠位フランジが近位フランジの前に展開するように
、遠位のらせん状部材のたわみ部位の横方向の寸法は、近位のらせん状部材のそ
の寸法より小さくなっている。それゆえに、ステントボディの遠位及び近位端部
の互いの相対的な回転におり、遠位端部フランジが最初に展開し、近位端部フラ
ンジが続くように、遠位部位のらせん状部材は、近位のらせん状部材よりも低ト
ルクで放射状に広がる。
【0047】 図14に描画された態様では、らせん状部材は、近位及び遠位端部のたわみ部
位153と、らせん状部材の近位及び遠位端部間でらせん状部材の長さに沿って
略中央に配置された中間たわみ部位とを有する。展開されたフランジにおいて、
中間たわみ部位が展開されたフランジの周囲の末端に配置されるため、フランジ
がステントの長手軸に略垂直になっている。変形例では、フランジがステントの
長手軸に関して角度がつくように、中間たわみ部位がらせん状部材の長さ方向に
沿って遠位又は近位に配置可能となる。例えば、中間たわみ部位が、中点とらせ
ん状部材の遠位端部の間に配置されてる場合、フランジは、図29に描画される
ように、大きい管のステント110の遠位端部に向かって角度がつけられる。
位153と、らせん状部材の近位及び遠位端部間でらせん状部材の長さに沿って
略中央に配置された中間たわみ部位とを有する。展開されたフランジにおいて、
中間たわみ部位が展開されたフランジの周囲の末端に配置されるため、フランジ
がステントの長手軸に略垂直になっている。変形例では、フランジがステントの
長手軸に関して角度がつくように、中間たわみ部位がらせん状部材の長さ方向に
沿って遠位又は近位に配置可能となる。例えば、中間たわみ部位が、中点とらせ
ん状部材の遠位端部の間に配置されてる場合、フランジは、図29に描画される
ように、大きい管のステント110の遠位端部に向かって角度がつけられる。
【0048】 図18−20に描画された大きい管のステントの態様では、たわみ部位が目標
管のいずれかの側であって、目標管の壁部の切れ目の外部に少なくとも一部があ
るように、フランジの展開前の大きい管のステントの長さは、目標管の壁部の幅
より大きくなっている。フランジ展開後のステントの長さは、図20に描画され
たように、目標管の壁部の幅と略等しくなっている。ステント110の長さは、
約0.5mmから約5mm、直径は、約4mmから約10mmである。大きい管
のステントは、好ましくは、ステンレス鋼から形成されている。しかしながら、
タンタル、チタン、それらの合金などを含め、他の適切な材料が利用可能である
。大きい管のステントの壁厚は、約0.10mmから約0.20mmである。
管のいずれかの側であって、目標管の壁部の切れ目の外部に少なくとも一部があ
るように、フランジの展開前の大きい管のステントの長さは、目標管の壁部の幅
より大きくなっている。フランジ展開後のステントの長さは、図20に描画され
たように、目標管の壁部の幅と略等しくなっている。ステント110の長さは、
約0.5mmから約5mm、直径は、約4mmから約10mmである。大きい管
のステントは、好ましくは、ステンレス鋼から形成されている。しかしながら、
タンタル、チタン、それらの合金などを含め、他の適切な材料が利用可能である
。大きい管のステントの壁厚は、約0.10mmから約0.20mmである。
【0049】 本発明の吻合ステントは、心臓の冠状動脈バイパス移植術を含む様々な吻合術
に利用可能である。例えば、本発明の小さい管のステントを利用すると、切開さ
れた乳房動脈の遠位端部が冠状動脈に接続可能となる。通常の場合には、小さい
管のステントの外部フランジに適切に接続するように乳房動脈の直径を増加する
ために、1つ又はそれ以上のスライス片が乳房動脈の端部に形成される。図30
は、冠状動脈バイパスが本発明の吻合ステントを用いて行われた心臓160を描
画している。採取された静脈125の遠位端部は、本発明の吻合ステントを用い
る冠状動脈161に接続され、移植管の近位端部は本発明の大きい管のステント
を用いる縮小した大動脈162に接続されている。
に利用可能である。例えば、本発明の小さい管のステントを利用すると、切開さ
れた乳房動脈の遠位端部が冠状動脈に接続可能となる。通常の場合には、小さい
管のステントの外部フランジに適切に接続するように乳房動脈の直径を増加する
ために、1つ又はそれ以上のスライス片が乳房動脈の端部に形成される。図30
は、冠状動脈バイパスが本発明の吻合ステントを用いて行われた心臓160を描
画している。採取された静脈125の遠位端部は、本発明の吻合ステントを用い
る冠状動脈161に接続され、移植管の近位端部は本発明の大きい管のステント
を用いる縮小した大動脈162に接続されている。
【0050】 小さい管のステントと組み合わせた大きい管のステントを用いる吻合システム
では、目標管の管腔部が移植管の他端部を介して連通可能とされ、それによって
大動脈の壁部を切って、広げるカテーテルを連通できるように、大きい管のステ
ントは、好ましくは、目標管に最初に接続される。小さい管のステントは、移植
管の管腔部を介した連通が不要のため、次に接続される。
では、目標管の管腔部が移植管の他端部を介して連通可能とされ、それによって
大動脈の壁部を切って、広げるカテーテルを連通できるように、大きい管のステ
ントは、好ましくは、目標管に最初に接続される。小さい管のステントは、移植
管の管腔部を介した連通が不要のため、次に接続される。
【0051】 冠状動脈バイパス術に関して主に言及したけれども、本発明の吻合ステントは
、数多くの吻合手順に利用可能である。例えば、他のタイプの吻合手順として、
大腿部動脈と大腿部動脈のバイパス、管の短絡、鎖骨下動脈と頸動脈のバイパス
、組織の移植、その他の類似したものを含む。
、数多くの吻合手順に利用可能である。例えば、他のタイプの吻合手順として、
大腿部動脈と大腿部動脈のバイパス、管の短絡、鎖骨下動脈と頸動脈のバイパス
、組織の移植、その他の類似したものを含む。
【0052】 本発明の特定の形態が描画及び記述されると同時に、様々な変更が本発明の意
図や趣旨を逸脱しないで可能であることが、以上の記述から明らかであろう。例
えば、当業者であれば、本発明の大きい及び小さい管のステントが、捲かれた、
或いは曲げられたワイヤ、繊維やその他の類似したものから形成できることが認
識されるであろう。他の変形は、本発明の意図を逸脱しない範囲で可能である。
図や趣旨を逸脱しないで可能であることが、以上の記述から明らかであろう。例
えば、当業者であれば、本発明の大きい及び小さい管のステントが、捲かれた、
或いは曲げられたワイヤ、繊維やその他の類似したものから形成できることが認
識されるであろう。他の変形は、本発明の意図を逸脱しない範囲で可能である。
【図1】 目標管内に接続及び配置された部分的な断面及び破断面の移植管を有し、本発
明の小さい管のステントの部分的な想像線及び断面を示す正面図である。
明の小さい管のステントの部分的な想像線及び断面を示す正面図である。
【図2】 図1の2−2線における、移植管、目標管及び小さい管のステントの横方向の
断面図である。
断面図である。
【図3】 移植管、内部及び外部フランジを有する小さい管のステント、及び移植管を取
り外した分解組立図である。
り外した分解組立図である。
【図4】 外部フランジと移植管を有し、移植管の管腔部に接続され、内部に内部フラン
ジを有する部分的に破断された、図3に示す小さい管のステントを部分的な想像
線で示す正面図である。
ジを有する部分的に破断された、図3に示す小さい管のステントを部分的な想像
線で示す正面図である。
【図5】 目標管に接続された、図4に示す小さい管のステントの平面図である。
【図6】 本発明の特徴を具現化する外部フランジにおける、貫通部材及び貫通部材を入
れる開口部の正面図である。
れる開口部の正面図である。
【図7】 目標管内に挿入するために折り曲げられた内部フランジを有し、内方に折り曲
げられた短い部位を有し、移植管を有する、部分的に破断された小さい管のステ
ントの部分的な断面を示す正面図である。
げられた短い部位を有し、移植管を有する、部分的に破断された小さい管のステ
ントの部分的な断面を示す正面図である。
【図8】 目標管内に挿入するために折り曲げられた内部フランジを有し、内方に折り曲
げられた短い側と長い側とを有し、移植管を有する、部分的に破断された小さい
管のステントの部分的な断面を示す正面図である。
げられた短い側と長い側とを有し、移植管を有する、部分的に破断された小さい
管のステントの部分的な断面を示す正面図である。
【図9】 部分的に圧縮される構造の圧縮可能な小さい管のステントの内部フランジの正
面図である。
面図である。
【図10】 本発明の特徴を具現化する小さい管のステントのアプリケータの部分的に断面
の正面図である。
の正面図である。
【図11】 その内部に小さい管のステントを有し、目標管内に位置する図10に示すアプ
リケータの長手方向の断面図である。
リケータの長手方向の断面図である。
【図12】 移植管、第1の構成の変形部位を有する本発明の大きい管の吻合ステント、及
び目標管の拡大した正面図である。
び目標管の拡大した正面図である。
【図13】 図12の13−13線における、大きい管のステントの横方向の断面図である
。
。
【図14】 第1の構成の変形部位を有する本発明の大きい管の吻合ステントの平面図であ
る。
る。
【図15】 第2の構成の遠位の変形部位を有する本発明の大きい管の吻合ステントの正面
図である。
図である。
【図16】 図15の16−16線における、大きい管のステントの横方向の断面図である
。
。
【図17】 裏返しにされた移植管と目標管とを有し、図12に示す大きい管のステントの
部分的な断面及び破断面を示す正面図である。
部分的な断面及び破断面を示す正面図である。
【図18】 目標管における大きな管のステントとその内部の移植管の長手方向の断面図で
ある。
ある。
【図19】 第2の構成の近接した端部の変形部位を有し、図18に示す大きい管の吻合ス
テントの長手方向の断面図である。
テントの長手方向の断面図である。
【図20】 第2の構成の近接した端部の変形部位を有し、図19に示す大きい管の吻合ス
テントの長手方向の断面図である。
テントの長手方向の断面図である。
【図21】 ボディ内に空隙を有する本発明の大きい管の吻合ステントの変形態様の平面図
である。
である。
【図22】 曲線の遠位端部を有する本発明の大きい管の吻合ステントの変形態様の平面図
である。
である。
【図23】 本発明の特徴を具現化する大きい管のステントのアプリケータの正面図である
。
。
【図24】 その内部に管貫通部材を有し、大きい管のステントと移植管を有するアプリケ
ータの遠位端部の部分的な断面及び破断面を示す横方向の断面図である。
ータの遠位端部の部分的な断面及び破断面を示す横方向の断面図である。
【図25】 図24の26−26線における、アプリケータ組立の横方向の断面図である。
【図26】 図24の27−27線における、アプリケータ組立の横方向の断面図である。
【図27】 図23に示すアプリケータの遠位端部の正面図である。
【図28A】 大きい管のステントを目標管に接続する際の、アプリケータと、その内部の大
きい管のステントと管貫通部材の部分的な断面及び破断面を示す正面図である。
きい管のステントと管貫通部材の部分的な断面及び破断面を示す正面図である。
【図28B】 大きい管のステントを目標管に接続する際の、アプリケータと、その内部の大
きい管のステントと管貫通部材の部分的な断面及び破断面を示す正面図である。
きい管のステントと管貫通部材の部分的な断面及び破断面を示す正面図である。
【図28C】 大きい管のステントを目標管に接続する際の、アプリケータと、その内部の大
きい管のステントと管貫通部材の部分的な断面及び破断面を示す正面図である。
きい管のステントと管貫通部材の部分的な断面及び破断面を示す正面図である。
【図28D】 大きい管のステントを目標管に接続する際の、アプリケータと、その内部の大
きい管のステントと管貫通部材の部分的な断面及び破断面を示す正面図である。
きい管のステントと管貫通部材の部分的な断面及び破断面を示す正面図である。
【図28E】 大きい管のステントを目標管に接続する際の、アプリケータと、その内部の大
きい管のステントと管貫通部材の部分的な断面及び破断面を示す正面図である。
きい管のステントと管貫通部材の部分的な断面及び破断面を示す正面図である。
【図28F】 大きい管のステントを目標管に接続する際の、アプリケータと、その内部の大
きい管のステントと管貫通部材の部分的な断面及び破断面を示す正面図である。
きい管のステントと管貫通部材の部分的な断面及び破断面を示す正面図である。
【図28G】 大きい管のステントを目標管に接続する際の、アプリケータと、その内部の大
きい管のステントと管貫通部材の部分的な断面及び破断面を示す正面図である。
きい管のステントと管貫通部材の部分的な断面及び破断面を示す正面図である。
【図28H】 大きい管のステントを目標管に接続する際の、アプリケータと、その内部の大
きい管のステントと管貫通部材の部分的な断面及び破断面を示す正面図である。
きい管のステントと管貫通部材の部分的な断面及び破断面を示す正面図である。
【図29】 ステントの遠位端部に向けて角度を持った遠位フランジを有する大きい管のス
テントの変形形態の横方向の断面図である。
テントの変形形態の横方向の断面図である。
【図30】 移植管を取り付けた人体の心臓の正面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ,BA ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CR, CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI,G B,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID,IL ,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ, LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD,M G,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT ,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL, TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,UZ,V N,YU,ZA,ZW (71)出願人 171 Jefferson Drive, Menlo Park, CA 94025, United States of A merica (72)発明者 ホーセン, バーナード, エー. アメリカ合衆国 カリフォルニア州 94025, メンロ パーク, マレット コート 1024 Fターム(参考) 4C060 CC03 CC32 DD03 MM25 4C097 AA16 BB04 CC05 4C167 AA42 BB01 CC08 DD01 FF05
Claims (29)
- 【請求項1】 移植管の一端部を目標管に接続するための吻合ステントであ
って、 a)長手軸、開口近位端部、開口遠位端部、前記移植管を受け入れるように構
成された当該部位から延びる管腔部とを有する略円筒状のボディと、 b)第1の構成と、前記目標管の壁部に対して前記円筒状ボディの長手軸に放
射状に広がる力を付与する構成のフランジを形成する第2の構成とを有する前記
円筒状ボディの少なくとも1つの変形部位とを具備する。 - 【請求項2】 請求項1のステントであって、前記変形部位は前記円筒状ボ
ディの遠位部位である。 - 【請求項3】 請求項2のステントであって、前記変形部位は前記円筒状ボ
ディの近位部位である。 - 【請求項4】 請求項2のステントであって、第1の構成と、近位端部フラ
ンジを形成する放射状に拡大する第2の構成とを有する前記円筒状ボディの前記
近位端部の変形部位を更に含む。 - 【請求項5】 請求項1のステントであって、前記変形部位は、近位及び遠
位端部を有する複数のらせん状部材を備え、当該らせん状部材は、前記円筒状ボ
ディが長手方向に折りたたみ、前記らせん状部材が、前記円筒状ボディの遠位端
部に対する前記円筒状ボディの近位端部の円周状の回転により、第1から第2の
構成に放射状に広がるように、前記円筒状ボディのまわりに円周状に空間が開け
られている。 - 【請求項6】 請求項1のステントであって、前記ステントは、前記移植管
の一端部を、壁厚が約0.5から約5.0mmの目標管に取り付けるための構成
とされている。 - 【請求項7】 請求項6のステントであって、前記ステントは、前記変形部
位が前記第2の構成内にあるときに、前記目標管の壁厚と略等しい長さを持って
いる。 - 【請求項8】 請求項1のステントであって、前記フランジは、直径が約4
から約10mmである。 - 【請求項9】 請求項1のステントであって、前記円筒状ボディは、前記変
形部位が前記第1の構成内にあるときに、略均一の直径を有する。 - 【請求項10】 移植管の一端部を目標管に接続するための吻合ステントで
あって、 a)長手軸、開口近位端部、開口遠位端部、前記移植管を受け入れるように構
成された当該部位から延びる管腔部とを有する略円筒状のボディと、 b)第1の構成と、放射状に広がり、長手方向に折りたたまれたフランジを形
成する第2の構成とを有し、前記円筒状ボディの遠位端部に配置された変形部位
と、 c)第1の構成と、放射状に広がり、長手方向に折りたたまれたフランジを形
成する第2の構成とを有し、前記円筒状ボディの近位端部に配置された変形部位
とを具備する。 - 【請求項11】 請求項10のステントであって、前記変形部位は、近位及
び遠位端部を有する複数のらせん状部材を備える。 - 【請求項12】 請求項11のステントであって、各らせん状部材において
少なくとも1つのたわみ部位を含み、前記遠位のらせん状部材のたわみ部位は、
前記遠位のフランジが、前記円筒状ボディの遠位端部に対する前記円筒状ボディ
の近位端部の円周状の回転により前記近位フランジより前に形成するように、前
記近位のらせん状部材のたわみ部位よりも低いトルクでたわみむ。 - 【請求項13】 請求項12のステントであって、前記たわみ部位は、前記
らせん状部材において少なくとも1つのノッチを備え、前記遠位のらせん状部材
のノッチサイズは、前記近位のらせん状部材のノッチサイズより大きい。 - 【請求項14】 請求項13のステントであって、前記ノッチは、前記らせ
ん状部材の近位及び遠位端部間で前記らせん状部材の長さに沿って略中央に配置
されている。 - 【請求項15】 請求項13のステントであって、前記ノッチは、前記フラ
ンジが、前記ステントの長手軸に対して角度を持った構成を有するように、前記
らせん状部材の長さに沿って近位又は遠位の中点に配置されている。 - 【請求項16】 移植管の一端部を目標管に接続するための吻合組立であっ
て、 a)近位及び遠位端部、並びに当該部位の管腔部とを有する外部チューブ部材
と、近位及び遠位端部、並びに当該部位の管腔部とを有する内部チューブ部材と
を備え、前記外部チューブ部材の管腔部内部に回転可能に配置された延設された
ステント配設部材と、 b)開口近位端部、開口遠位端部、前記移植管を受け入れるように構成された
当該部位から延びる管腔部と、前記移植管に導入するための第1の構成と、フラ
ンジを形成する第2の構成とを有する少なくとも1つの変形部位とを有する略円
筒状のボディを備え、前記延設されたステント配設部材の遠位の末端の吻合ステ
ントとを具備する。 - 【請求項17】 請求項16の組立であって、前記内部チューブ部材の管腔
部を介して延びるように構成された延設された管貫通部材と、当該部材に配置さ
れた円筒状ボディと、当該部材に配置され、前記円筒状ボディの遠位端部から延
び、前記目標管の壁部を貫通するように構成された遠位チップを有する移植管と
、前記目標管内部で少なくとも前記吻合ステントの遠位端部を配置するための広
がり可能な遠位部材とを含む。 - 【請求項18】 移植管の一端部を目標管に接続するための吻合ステントで
あって、 a)長手軸、開口近位端部、開口遠位端部、前記移植管を受け入れるように構
成された当該部位から延びる管腔部とを有する略円筒状のボディと、 b)前記目標管の壁部に対して前記円筒状ボディの長手軸に放射状に広がる力
を付与するフランジを有する前記円筒状ボディの少なくとも1つの変形部位と、 c)前記ステントに固着され、前記円筒状ボディの前記管腔部内部に延びる移
植管とを具備する。 - 【請求項19】 移植管と目標管の間の管吻合を形成するための方法であっ
て、 a)前記移植管の端部を、長手軸、開口近位端部、開口遠位端部、前記移植管
を受け入れるように構成された当該部位から延びる管腔部とを有する略円筒状の
ボディと、第1の構成と、放射状に広がり、フランジを形成する第2の構成とを
有する前記円筒状ボディの少なくとも1つの変形部位とを備える吻合ステントに
接続し、 b)前記ステントを前記目標管の切れ目内に導入し、 c)前記ステントボディが長手方向に折りたたみ、前記変形部位が前記フラン
ジを形成するように第1から第2の構成に広がるように、前記ステントの遠位端
部を前記ステントの近位端部に対して円周状に回転する。 - 【請求項20】 請求項19の方法であって、前記変形部位は、前記円筒状
ボディの遠位部位にあって、前記移植管の第1の端部を前記ステントに接続する
ステップは、前記ステントの管腔部に前記移植管を配置し、前記ステントの遠位
端部の外側であって、前記ステントボディの遠位部位の少なくとも前記変形部位
のまわりに前記移植管の端部を裏返すステップを備える。 - 【請求項21】 請求項20の方法であって、前記移植管は、前記ステント
の遠位部位の前記変位部位に近接する前記ステントの部位にまわりに裏返される
。 - 【請求項22】 請求項19の方法であって、前記ステントは、当該ステン
トの近位部位の変位部位を更に含み、前記遠位の変形部位を放射状に広げるステ
ップの後、前記ステントボディが長手方向に折りたたまれ、前記近位の変形部位
が近位端部フランジを形成するように前記第1から第2の構成に広がるように、
前記ステントの遠位端部を前記ステントの近位端部に対して回転させるステップ
を含む。 - 【請求項23】 請求項22の方法であって、前記ステントの遠位端部は、
前記近位の端部フランジが前記目標管に接触するように、前記ステントの近位端
部に対して回転される。 - 【請求項24】 請求項19の方法であって、前記ステントの遠位端部を前
記ステントの近位端部に対して円周状に回転するステップは、 a)前記ステントの遠位端部が前記内部チューブ部材に取り外し可能に接続さ
れ、前記ステントの近位端部が前記外部チューブ部材に取り外し可能に接続され
るように、近位及び遠位端部、並びに当該部位の管腔部とを有する外部チューブ
部材と、前記外部チューブ部材の管腔部内部に回転可能に配置された近位及び遠
位端部、並びに当該部位の管腔部とを有する内部チューブ部材とを備える延設さ
れたステント配設部材の末端に前記ステントを配置し、 b)前記内部チューブ部材を前記外部チューブ部材に対して回転することによ
り、前記ステントの遠位端部を前記ステントの近位端部に対して円周状に回転す
るステップを備える。 - 【請求項25】 請求項19の方法であって、前記ステントを前記目標管内
に導入するステップは、 a)シャフト、遠位チップ、遠位部位の少なくとも1つの広がり可能な部材を
有する延設された管貫通部材を、当該部位に配置された吻合ステント及び移植管
の管腔部内部に配置し、 b)当該部位に切れ目を形成するように、前記目標管の壁部を介し、前記目標
管の管腔部内部に前記遠位チップを進め、 c)前記目標管の切れ目の幅を拡大するように前記広がり可能な部材を広げる
ステップを備える。 - 【請求項26】 請求項25の方法であって、前記延設された管貫通部材は
、第2の広がり可能な部材を更に含み、当該部位の前記貫通部材とステントとを
前記目標管の切れ目に引き込むように当該第2の広がり可能な部材を広げるステ
ップを含む。 - 【請求項27】 請求項25の方法であって、前記ステップ(a)の前に、 a)前記ステントの遠位端部が前記内部チューブ部材に取り外し可能に接続さ
れ、前記ステントの近位端部が前記外部チューブ部材に取り外し可能に接続され
るように、近位及び遠位端部、並びに当該部位の管腔部とを有する外部チューブ
部材と、前記外部チューブ部材の管腔部内部に回転可能に配置された近位及び遠
位端部、並びに当該部位の管腔部とを有する内部チューブ部材とを備える延設さ
れたステント配設部材の末端に前記ステントを配置し、 b)前記延設された管貫通部材の前記管腔部内部に前記延設されたステント配
設部材に配置するステップを含む。 - 【請求項28】 請求項27の方法であって、前記ステントの遠位端部を前
記ステントの近位端部に対して円周状に回転するステップは、前記内部チューブ
部材の前記延設されたステント配設部材を、前記外部チューブ部材に対して回転
させるステップを備える。 - 【請求項29】 移植管を第1の目標管と第2の目標管の間に接続するため
の吻合組立であって、 a)前記移植管の第1の端部を前記第1の目標管に固着するための第1の吻合
ステントであって、 i)長手軸、開口近位端部、開口遠位端部、前記移植管を受け入れるように
構成された当該部位から延びる管腔部とを有する略円筒状のボディと、 ii)第1の構成と、前記目標管の壁部に対して前記円筒状ボディの長手軸
に放射状に広がる力を付与する構成のフランジを形成する放射状に広がる第2の
構成とを有する前記円筒状ボディの少なくとも1つの変形部位とを備え、 b)前記移植管の第2の端部を前記第2の目標管に固着するための第2の吻合
ステントであって、 i)前記第2の目標管の外面に近接して配置されるように構成され、前記移
植管の第2の端部を受け入れるように構成された開口部を規定するボディを有す
る外部フランジと、 ii)前記移植管の管腔部と前記第2の目標管の管腔部との間を流動可能に
連通させるために、開口部を規定するボディを有し、前記第2の目標管の内面に
近接して配置されるように構成され、前記外部フランジに接続可能とされる内部
フランジとを備える。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US09/132,711 US6461320B1 (en) | 1998-08-12 | 1998-08-12 | Method and system for attaching a graft to a blood vessel |
US09/132,711 | 1998-08-12 | ||
PCT/US1999/016710 WO2000009040A1 (en) | 1998-08-12 | 1999-08-11 | Method and system for attaching a graft to a blood vessel |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002522154A true JP2002522154A (ja) | 2002-07-23 |
Family
ID=22455260
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000564545A Withdrawn JP2002522154A (ja) | 1998-08-12 | 1999-08-11 | 移植管を血管に取り付ける方法及びシステム |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
US (5) | US6461320B1 (ja) |
EP (2) | EP1149567A3 (ja) |
JP (1) | JP2002522154A (ja) |
AT (1) | ATE347332T1 (ja) |
AU (1) | AU5543899A (ja) |
CA (1) | CA2339191A1 (ja) |
DE (1) | DE69934319T2 (ja) |
ES (1) | ES2277445T3 (ja) |
WO (1) | WO2000009040A1 (ja) |
Families Citing this family (97)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5976159A (en) | 1995-02-24 | 1999-11-02 | Heartport, Inc. | Surgical clips and methods for tissue approximation |
US5904697A (en) | 1995-02-24 | 1999-05-18 | Heartport, Inc. | Devices and methods for performing a vascular anastomosis |
US7223273B2 (en) * | 1996-07-23 | 2007-05-29 | Tyco Healthcare Group Lp | Anastomosis instrument and method for performing same |
US6063114A (en) * | 1997-09-04 | 2000-05-16 | Kensey Nash Corporation | Connector system for vessels, ducts, lumens or hollow organs and methods of use |
US6193734B1 (en) | 1998-01-23 | 2001-02-27 | Heartport, Inc. | System for performing vascular anastomoses |
WO1999040868A1 (en) * | 1998-02-13 | 1999-08-19 | Ventrica, Inc. | Methods and devices providing transmyocardial blood flow to the arterial vascular system of the heart |
US6352543B1 (en) | 2000-04-29 | 2002-03-05 | Ventrica, Inc. | Methods for forming anastomoses using magnetic force |
US7027398B2 (en) * | 2001-04-12 | 2006-04-11 | General Instrument Corporation | Method and apparatus for monitoring voice conversations from customer premises equipment |
US20020144696A1 (en) * | 1998-02-13 | 2002-10-10 | A. Adam Sharkawy | Conduits for use in placing a target vessel in fluid communication with a source of blood |
US6651670B2 (en) | 1998-02-13 | 2003-11-25 | Ventrica, Inc. | Delivering a conduit into a heart wall to place a coronary vessel in communication with a heart chamber and removing tissue from the vessel or heart wall to facilitate such communication |
US6176864B1 (en) * | 1998-03-09 | 2001-01-23 | Corvascular, Inc. | Anastomosis device and method |
US6613059B2 (en) | 1999-03-01 | 2003-09-02 | Coalescent Surgical, Inc. | Tissue connector apparatus and methods |
US6641593B1 (en) | 1998-06-03 | 2003-11-04 | Coalescent Surgical, Inc. | Tissue connector apparatus and methods |
US6945980B2 (en) | 1998-06-03 | 2005-09-20 | Medtronic, Inc. | Multiple loop tissue connector apparatus and methods |
US6206913B1 (en) * | 1998-08-12 | 2001-03-27 | Vascular Innovations, Inc. | Method and system for attaching a graft to a blood vessel |
US7578828B2 (en) * | 1999-01-15 | 2009-08-25 | Medtronic, Inc. | Methods and devices for placing a conduit in fluid communication with a target vessel |
US8118822B2 (en) | 1999-03-01 | 2012-02-21 | Medtronic, Inc. | Bridge clip tissue connector apparatus and methods |
US6695859B1 (en) | 1999-04-05 | 2004-02-24 | Coalescent Surgical, Inc. | Apparatus and methods for anastomosis |
US6428550B1 (en) * | 1999-05-18 | 2002-08-06 | Cardica, Inc. | Sutureless closure and deployment system for connecting blood vessels |
WO2000069364A2 (en) * | 1999-05-18 | 2000-11-23 | Vascular Innovations, Inc. | Implantable medical device such as an anastomosis device |
US7892246B2 (en) * | 1999-07-28 | 2011-02-22 | Bioconnect Systems, Inc. | Devices and methods for interconnecting conduits and closing openings in tissue |
US8529583B1 (en) | 1999-09-03 | 2013-09-10 | Medtronic, Inc. | Surgical clip removal apparatus |
US6635214B2 (en) * | 1999-09-10 | 2003-10-21 | Ventrica, Inc. | Manufacturing conduits for use in placing a target vessel in fluid communication with a source of blood |
US20080018016A1 (en) * | 1999-09-10 | 2008-01-24 | Rapacki Alan R | Manufacturing conduits for use in placing a target vessel in fluid communication with a source of blood |
US6926730B1 (en) | 2000-10-10 | 2005-08-09 | Medtronic, Inc. | Minimally invasive valve repair procedure and apparatus |
EP1251786B1 (en) * | 2000-01-18 | 2007-03-14 | Tyco Healthcare Group Lp | Anastomosis instrument |
US6551332B1 (en) | 2000-03-31 | 2003-04-22 | Coalescent Surgical, Inc. | Multiple bias surgical fastener |
US7232449B2 (en) | 2000-04-29 | 2007-06-19 | Medtronic, Inc. | Components, systems and methods for forming anastomoses using magnetism or other coupling means |
US6802847B1 (en) | 2000-04-29 | 2004-10-12 | Ventrica, Inc. | Devices and methods for forming magnetic anastomoses and ports in vessels |
US6596003B1 (en) | 2000-06-28 | 2003-07-22 | Genzyme Corporation | Vascular anastomosis device |
US6890338B1 (en) * | 2001-02-27 | 2005-05-10 | Origin Medsystems, Inc. | Method and apparatus for performing anastomosis using ring having tines with weak sections |
WO2002102253A1 (en) | 2001-06-15 | 2002-12-27 | Hill Donald J | Suture placement apparatus |
US7892247B2 (en) * | 2001-10-03 | 2011-02-22 | Bioconnect Systems, Inc. | Devices and methods for interconnecting vessels |
US8012164B1 (en) | 2002-01-22 | 2011-09-06 | Cardica, Inc. | Method and apparatus for creating an opening in the wall of a tubular vessel |
US7029482B1 (en) * | 2002-01-22 | 2006-04-18 | Cardica, Inc. | Integrated anastomosis system |
US7258694B1 (en) | 2002-06-17 | 2007-08-21 | Origin Medsystems, Inc. | Medical punch and surgical procedure |
US8083804B2 (en) * | 2002-06-19 | 2011-12-27 | Tyco Healthcare Group Lp | Method and apparatus for anastomosis including annular joining member |
NO20023605D0 (no) | 2002-07-29 | 2002-07-29 | Sumit Roy | Fremgangsmåte og innretning til innbyrdes forbindelse av to rörformede organer |
US7351247B2 (en) | 2002-09-04 | 2008-04-01 | Bioconnect Systems, Inc. | Devices and methods for interconnecting body conduits |
US8066724B2 (en) | 2002-09-12 | 2011-11-29 | Medtronic, Inc. | Anastomosis apparatus and methods |
US6896688B2 (en) * | 2002-09-12 | 2005-05-24 | Edrich Health Technologies, Inc. | Prosthetic vascular graft connector |
US8105345B2 (en) | 2002-10-04 | 2012-01-31 | Medtronic, Inc. | Anastomosis apparatus and methods |
US7309361B2 (en) * | 2002-10-23 | 2007-12-18 | Wasielewski Ray C | Biologic modular tibial and femoral component augments for use with total knee arthroplasty |
FR2847151B1 (fr) * | 2002-11-15 | 2005-01-21 | Claude Mialhe | Dispositif occlusif a destination medicale ou chirurgicale |
FR2847150B1 (fr) * | 2002-11-15 | 2005-01-21 | Claude Mialhe | Dispositif occlusif a destination medicale ou chirurgicale |
US7182769B2 (en) | 2003-07-25 | 2007-02-27 | Medtronic, Inc. | Sealing clip, delivery systems, and methods |
US8721710B2 (en) * | 2003-08-11 | 2014-05-13 | Hdh Medical Ltd. | Anastomosis system and method |
US20050043749A1 (en) * | 2003-08-22 | 2005-02-24 | Coalescent Surgical, Inc. | Eversion apparatus and methods |
US8394114B2 (en) | 2003-09-26 | 2013-03-12 | Medtronic, Inc. | Surgical connection apparatus and methods |
US7452363B2 (en) * | 2003-09-30 | 2008-11-18 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Applier for fastener for single lumen access anastomosis |
US20050070935A1 (en) * | 2003-09-30 | 2005-03-31 | Ortiz Mark S. | Single lumen access deployable ring for intralumenal anastomosis |
US8211142B2 (en) | 2003-09-30 | 2012-07-03 | Ortiz Mark S | Method for hybrid gastro-jejunostomy |
US7879047B2 (en) | 2003-12-10 | 2011-02-01 | Medtronic, Inc. | Surgical connection apparatus and methods |
US20050251180A1 (en) * | 2004-04-12 | 2005-11-10 | Vanderbilt University | Intravascular vessel anastomosis device |
US8162963B2 (en) | 2004-06-17 | 2012-04-24 | Maquet Cardiovascular Llc | Angled anastomosis device, tools and method of using |
US8882787B2 (en) * | 2005-03-02 | 2014-11-11 | St. Jude Medical, Cardiology Division, Inc. | Tissue anchor apparatus |
WO2006127985A2 (en) | 2005-05-26 | 2006-11-30 | Texas Heart Institute | Surgical system and method for attaching a prosthetic vessel to a hollow structure |
AU2006264404B2 (en) * | 2005-07-06 | 2012-08-02 | I.B.I Israel Biomedical Innovations Ltd. | Surgical fasteners and fastening devices |
US20070010833A1 (en) * | 2005-07-07 | 2007-01-11 | Don Tanaka | Method for interconnecting hollow bodies |
US20070073317A1 (en) * | 2005-07-07 | 2007-03-29 | Don Tanaka | System for interconnecting hollow bodies |
US8029522B2 (en) * | 2005-08-05 | 2011-10-04 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Method and apparatus for sealing a gastric opening |
US8157833B2 (en) * | 2005-11-09 | 2012-04-17 | Applied Medical Resources Corporation | Trocars with advanced fixation |
US8518100B2 (en) * | 2005-12-19 | 2013-08-27 | Advanced Cardiovascular Systems, Inc. | Drug eluting stent for the treatment of dialysis graft stenoses |
US7625392B2 (en) | 2006-02-03 | 2009-12-01 | James Coleman | Wound closure devices and methods |
BRPI0602380A (pt) * | 2006-06-06 | 2008-01-22 | Luiz Gonzaga Granja Jr | prótese para anastomose |
US7568753B2 (en) * | 2006-06-15 | 2009-08-04 | Mattel, Inc. | Children's ride-on vehicles with reconfigured bodies and methods for forming the same |
US8443808B2 (en) | 2007-03-19 | 2013-05-21 | Hologic, Inc. | Methods and apparatus for occlusion of body lumens |
GB2450085B (en) * | 2007-06-08 | 2009-10-28 | Univ Hospitals Of Leicester Nh | Collapsible stent |
US8361092B1 (en) | 2007-06-18 | 2013-01-29 | Wilson T. Asfora | Vascular anastomosis device and method |
US10004507B2 (en) | 2007-06-18 | 2018-06-26 | Asfora Ip, Llc | Vascular anastomosis device and method |
US9504469B2 (en) | 2007-06-18 | 2016-11-29 | Asfora Ip, Llc | Vascular anastomosis device and method |
US20130197546A1 (en) | 2007-08-02 | 2013-08-01 | Bioconnect Systems, Inc. | Implantable flow connector |
WO2009018583A1 (en) | 2007-08-02 | 2009-02-05 | Bio Connect Systems | Implantable flow connector |
US9301761B2 (en) | 2007-10-22 | 2016-04-05 | James E. Coleman | Anastomosis devices and methods |
US20090143759A1 (en) * | 2007-11-30 | 2009-06-04 | Jacques Van Dam | Methods, Devices, Kits and Systems for Defunctionalizing the Cystic Duct |
US8177836B2 (en) | 2008-03-10 | 2012-05-15 | Medtronic, Inc. | Apparatus and methods for minimally invasive valve repair |
PL2288710T3 (pl) | 2008-05-23 | 2014-11-28 | Du Pont | Geny DGAT z organizmów oleistych dla zwiększonej produkcji lipidów magazynowanych w nasionach i zmienionych profili kwasów tłuszczowych w roślinach oleistych |
US8197498B2 (en) | 2008-11-06 | 2012-06-12 | Trinitas Ventures Ltd. | Gastric bypass devices and procedures |
JP5329208B2 (ja) * | 2008-12-25 | 2013-10-30 | ブリヂストンスポーツ株式会社 | パターヘッド |
US8518060B2 (en) | 2009-04-09 | 2013-08-27 | Medtronic, Inc. | Medical clip with radial tines, system and method of using same |
US8668704B2 (en) | 2009-04-24 | 2014-03-11 | Medtronic, Inc. | Medical clip with tines, system and method of using same |
US9901347B2 (en) * | 2009-05-29 | 2018-02-27 | Terus Medical, Inc. | Biliary shunts, delivery systems, and methods of using the same |
US8591451B2 (en) * | 2009-07-07 | 2013-11-26 | Marwan Tabbara | Surgical methods, devices, and kits |
US20140155804A1 (en) * | 2009-07-07 | 2014-06-05 | Marwan Tabbara | Surgical devices and kits |
DE102010010483B4 (de) | 2010-02-28 | 2017-02-09 | Björn H. Koslar | Medizinisches Implantat |
US9247930B2 (en) | 2011-12-21 | 2016-02-02 | James E. Coleman | Devices and methods for occluding or promoting fluid flow |
US10434293B2 (en) | 2012-04-15 | 2019-10-08 | Tva Medical, Inc. | Implantable flow connector |
US9314600B2 (en) | 2012-04-15 | 2016-04-19 | Bioconnect Systems, Inc. | Delivery system for implantable flow connector |
US9364238B2 (en) | 2013-04-16 | 2016-06-14 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Method and apparatus for joining hollow organ sections in anastomosis |
US11033272B2 (en) | 2013-04-16 | 2021-06-15 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Methods for partial diversion of the intestinal tract |
US9603600B2 (en) * | 2013-11-20 | 2017-03-28 | James E. Coleman | Actuator for deployable implant |
US9848880B2 (en) | 2013-11-20 | 2017-12-26 | James E. Coleman | Adjustable heart valve implant |
US9855048B2 (en) | 2013-11-20 | 2018-01-02 | James E. Coleman | Controlling a size of a pylorus |
CN107427374B (zh) | 2015-01-11 | 2019-10-29 | 爱思赛瑞斯医疗有限责任公司 | 用于外科主动脉修复的混合装置及其使用方法 |
US10631865B2 (en) | 2017-01-30 | 2020-04-28 | Ethicon Llc | Tissue compression device with features to contain needles and suture during packaging and placement in body |
US10888412B1 (en) | 2019-10-22 | 2021-01-12 | Bipore Medical Devices, Inc. | Stent-graft for anastomosis |
US11712237B1 (en) * | 2022-07-20 | 2023-08-01 | Samothrace Medical Innovations, Inc. | Anatomical tissue anchor and related methods |
Family Cites Families (183)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US517113A (en) * | 1894-03-27 | Preston davies | ||
US600124A (en) * | 1898-03-01 | Broom | ||
US475024A (en) * | 1892-05-17 | Joint-clamp for fishing-rods | ||
US3254650A (en) | 1962-03-19 | 1966-06-07 | Michael B Collito | Surgical anastomosis methods and devices |
US3254651A (en) | 1962-09-12 | 1966-06-07 | Babies Hospital | Surgical anastomosis methods and devices |
GB1089662A (en) | 1963-04-08 | 1967-11-01 | F N R D Ltd | Improvements relating to reciprocating pumps |
US3519187A (en) | 1966-12-06 | 1970-07-07 | Nickolai Nickolajevich Kapitan | Instrument for suturing vessels |
US3774615A (en) | 1971-02-08 | 1973-11-27 | Ceskoslovenska Akademie Ved | Device for connecting or joining the ends of interrupted tubular organs in surgical operations without stitching |
US4118806A (en) | 1976-02-04 | 1978-10-10 | Thermo Electron Corporation | Prosthetic blood vessel |
US4603693A (en) | 1977-05-26 | 1986-08-05 | United States Surgical Corporation | Instrument for circular surgical stapling of hollow body organs and disposable cartridge therefor |
US4217664A (en) | 1979-02-02 | 1980-08-19 | Faso Joseph M | Prosthesis and method for creating a stoma |
US4214587A (en) | 1979-02-12 | 1980-07-29 | Sakura Chester Y Jr | Anastomosis device and method |
SU1088712A1 (ru) | 1979-11-14 | 1984-04-30 | Всесоюзный научно-исследовательский и испытательный институт медицинской техники | Аппарат дл циркул рного сшивани кровеносных сосудов |
US4352358A (en) | 1979-12-28 | 1982-10-05 | Angelchik Jean P | Apparatus for effecting anastomotic procedures |
US4368736A (en) | 1980-11-17 | 1983-01-18 | Kaster Robert L | Anastomotic fitting |
US4366819A (en) | 1980-11-17 | 1983-01-04 | Kaster Robert L | Anastomotic fitting |
US4337420A (en) | 1981-05-01 | 1982-06-29 | United Technologies Corporation | Dual mode color switch for beam penetration CRT |
US4534761A (en) | 1981-08-14 | 1985-08-13 | Bentley Laboratories, Inc. | Implant device |
US4503568A (en) | 1981-11-25 | 1985-03-12 | New England Deaconess Hospital | Small diameter vascular bypass and method |
US4474181A (en) | 1982-02-18 | 1984-10-02 | Schenck Robert R | Method and apparatus for anastomosing small blood vessels |
US4624255A (en) | 1982-02-18 | 1986-11-25 | Schenck Robert R | Apparatus for anastomosing living vessels |
US4917091A (en) | 1982-06-24 | 1990-04-17 | Unilink Ab | Annular fastening means |
SE431609B (sv) | 1982-06-24 | 1984-02-20 | Unilink Ab | Kirurgiskt instrument for astadkommande av anastomos och festelement herfor |
US4523592A (en) | 1983-04-25 | 1985-06-18 | Rollin K. Daniel P.S.C. | Anastomotic coupling means capable of end-to-end and end-to-side anastomosis |
US4607637A (en) | 1983-07-22 | 1986-08-26 | Anders Berggren | Surgical instrument for performing anastomosis with the aid of ring-like fastening elements and the fastening elements for performing anastomosis |
US4522592A (en) * | 1983-08-01 | 1985-06-11 | Johnson W Grant | Valve structure for an oral evacuator system |
US4589416A (en) | 1983-10-04 | 1986-05-20 | United States Surgical Corporation | Surgical fastener retainer member assembly |
US4665906A (en) | 1983-10-14 | 1987-05-19 | Raychem Corporation | Medical devices incorporating sim alloy elements |
US4717087A (en) * | 1983-11-28 | 1988-01-05 | Enkel Corporation | Apparatus for continuously supplying a web of sheet material |
US4917087A (en) | 1984-04-10 | 1990-04-17 | Walsh Manufacturing (Mississuaga) Limited | Anastomosis devices, kits and method |
US4657019A (en) | 1984-04-10 | 1987-04-14 | Idea Research Investment Fund, Inc. | Anastomosis devices and kits |
DE3420325A1 (de) * | 1984-05-30 | 1985-12-05 | Ransburg-Gema AG, St.Gallen | Spruehvorrichtung zum beschichten von gegenstaenden mit pulver |
US4577631A (en) | 1984-11-16 | 1986-03-25 | Kreamer Jeffry W | Aneurysm repair apparatus and method |
US4593693A (en) | 1985-04-26 | 1986-06-10 | Schenck Robert R | Methods and apparatus for anastomosing living vessels |
US4892098A (en) | 1985-06-26 | 1990-01-09 | Sauer Jude S | Tubular tissue welding device without moving parts |
CN85106639B (zh) | 1985-09-03 | 1988-08-03 | 第三军医大学野战外科研究所 | 血管吻合器及其专用手术器械 |
US4721109A (en) | 1986-04-08 | 1988-01-26 | Healey Maureen A | Temporary anastomotic device |
US4752024A (en) | 1986-10-17 | 1988-06-21 | Green David T | Surgical fastener and surgical stapling apparatus |
GB8625679D0 (en) | 1986-10-27 | 1986-11-26 | Ethicon Inc | Synthetic vascular grafts |
US4861330A (en) | 1987-03-12 | 1989-08-29 | Gene Voss | Cardiac assist device and method |
US5119983A (en) | 1987-05-26 | 1992-06-09 | United States Surgical Corporation | Surgical stapler apparatus |
US5285944A (en) | 1987-05-26 | 1994-02-15 | United States Surgical Corporation | Surgical stapler apparatus |
US4773420A (en) | 1987-06-22 | 1988-09-27 | U.S. Surgical Corporation | Purse string applicator |
US4907591A (en) | 1988-03-29 | 1990-03-13 | Pfizer Hospital Products Group, Inc. | Surgical instrument for establishing compression anastomosis |
US5187796A (en) | 1988-03-29 | 1993-02-16 | Computer Motion, Inc. | Three-dimensional vector co-processor having I, J, and K register files and I, J, and K execution units |
US5005749A (en) | 1988-07-01 | 1991-04-09 | United States Surgical Corp. | Anastomosis surgical stapling instrument |
US5193731A (en) | 1988-07-01 | 1993-03-16 | United States Surgical Corporation | Anastomosis surgical stapling instrument |
US5336233A (en) | 1989-01-26 | 1994-08-09 | Chen Fusen H | Anastomotic device |
US4930674A (en) | 1989-02-24 | 1990-06-05 | Abiomed, Inc. | Surgical stapler |
US5192289A (en) | 1989-03-09 | 1993-03-09 | Avatar Design And Development, Inc. | Anastomosis stent and stent selection system |
US5178634A (en) | 1989-03-31 | 1993-01-12 | Wilson Ramos Martinez | Aortic valved tubes for human implants |
US5171262A (en) | 1989-06-15 | 1992-12-15 | Cordis Corporation | Non-woven endoprosthesis |
US5015238A (en) | 1989-06-21 | 1991-05-14 | Becton, Dickinson And Company | Expandable obturator and catheter assembly including same |
US5089006A (en) | 1989-11-29 | 1992-02-18 | Stiles Frank B | Biological duct liner and installation catheter |
US5062842A (en) | 1989-12-21 | 1991-11-05 | Coherent, Inc. | Isotopic co2 laser and method of use for medical treatment |
IT1239955B (it) | 1990-05-07 | 1993-11-27 | Carlo Rebuffat | Dispositivo anastomotico frammentabile |
US5395311A (en) | 1990-05-14 | 1995-03-07 | Andrews; Winston A. | Atherectomy catheter |
US5156619A (en) | 1990-06-15 | 1992-10-20 | Ehrenfeld William K | Flanged end-to-side vascular graft |
US5540677A (en) | 1990-06-15 | 1996-07-30 | Rare Earth Medical, Inc. | Endoscopic systems for photoreactive suturing of biological materials |
US5366462A (en) * | 1990-08-28 | 1994-11-22 | Robert L. Kaster | Method of side-to-end vascular anastomotic stapling |
US5234447A (en) | 1990-08-28 | 1993-08-10 | Robert L. Kaster | Side-to-end vascular anastomotic staple apparatus |
US5104025A (en) | 1990-09-28 | 1992-04-14 | Ethicon, Inc. | Intraluminal anastomotic surgical stapler with detached anvil |
US5129913A (en) | 1990-10-04 | 1992-07-14 | Norbert Ruppert | Surgical punch apparatus |
US5222963A (en) | 1991-01-17 | 1993-06-29 | Ethicon, Inc. | Pull-through circular anastomosic intraluminal stapler with absorbable fastener means |
US5250058A (en) | 1991-01-17 | 1993-10-05 | Ethicon, Inc. | Absorbable anastomosic fastener means |
US5156613A (en) | 1991-02-13 | 1992-10-20 | Interface Biomedical Laboratories Corp. | Collagen welding rod material for use in tissue welding |
US5669934A (en) | 1991-02-13 | 1997-09-23 | Fusion Medical Technologies, Inc. | Methods for joining tissue by applying radiofrequency energy to performed collagen films and sheets |
US5211683A (en) | 1991-07-03 | 1993-05-18 | Maginot Thomas J | Method of implanting a graft prosthesis in the body of a patient |
US5304220A (en) | 1991-07-03 | 1994-04-19 | Maginot Thomas J | Method and apparatus for implanting a graft prosthesis in the body of a patient |
ATE175568T1 (de) | 1991-07-04 | 1999-01-15 | Earl Ronald Owen | Rohrförmiges, chirurgisches implantat |
US5217474A (en) | 1991-07-15 | 1993-06-08 | Zacca Nadim M | Expandable tip atherectomy method and apparatus |
US5333773A (en) | 1991-08-23 | 1994-08-02 | Ethicon, Inc. | Sealing means for endoscopic surgical anastomosis stapling instrument |
US5350104A (en) | 1991-08-23 | 1994-09-27 | Ethicon, Inc. | Sealing means for endoscopic surgical anastomosis stapling instrument |
GR920100358A (el) | 1991-08-23 | 1993-06-07 | Ethicon Inc | Οργανο συρραφής χειρουργικής αναστομώσεως. |
US5443198A (en) | 1991-10-18 | 1995-08-22 | United States Surgical Corporation | Surgical fastener applying apparatus |
US5324299A (en) | 1992-02-03 | 1994-06-28 | Ultracision, Inc. | Ultrasonic scalpel blade and methods of application |
US5707362A (en) | 1992-04-15 | 1998-01-13 | Yoon; Inbae | Penetrating instrument having an expandable anchoring portion for triggering protrusion of a safety member and/or retraction of a penetrating member |
US5314435A (en) | 1992-05-19 | 1994-05-24 | United States Surgical Corporation | Anvil delivery system |
US5344059A (en) | 1992-05-19 | 1994-09-06 | United States Surgical Corporation | Surgical apparatus and anvil delivery system therefor |
JPH0647050A (ja) | 1992-06-04 | 1994-02-22 | Olympus Optical Co Ltd | 組織縫合結紮器 |
US5250060A (en) | 1992-06-26 | 1993-10-05 | Carbo Paul L | Angioplasty apparatus |
US5221281A (en) | 1992-06-30 | 1993-06-22 | Valleylab Inc. | Electrosurgical tubular trocar |
US5515478A (en) | 1992-08-10 | 1996-05-07 | Computer Motion, Inc. | Automated endoscope system for optimal positioning |
US5524180A (en) | 1992-08-10 | 1996-06-04 | Computer Motion, Inc. | Automated endoscope system for optimal positioning |
US5657429A (en) | 1992-08-10 | 1997-08-12 | Computer Motion, Inc. | Automated endoscope system optimal positioning |
US5762458A (en) | 1996-02-20 | 1998-06-09 | Computer Motion, Inc. | Method and apparatus for performing minimally invasive cardiac procedures |
US5754741A (en) | 1992-08-10 | 1998-05-19 | Computer Motion, Inc. | Automated endoscope for optimal positioning |
US5725538A (en) | 1992-10-09 | 1998-03-10 | United States Surgical Corporation | Surgical clip applier |
US5522834A (en) | 1992-10-15 | 1996-06-04 | Applied Medical Resources Corporation | Internal mammary artery catheter and method |
US5354302A (en) | 1992-11-06 | 1994-10-11 | Ko Sung Tao | Medical device and method for facilitating intra-tissue visual observation and manipulation of distensible tissues |
US5364389A (en) | 1992-11-25 | 1994-11-15 | Premier Laser Systems, Inc. | Method and apparatus for sealing and/or grasping luminal tissue |
US6036699A (en) | 1992-12-10 | 2000-03-14 | Perclose, Inc. | Device and method for suturing tissue |
US5799661A (en) | 1993-02-22 | 1998-09-01 | Heartport, Inc. | Devices and methods for port-access multivessel coronary artery bypass surgery |
US5464449A (en) | 1993-07-08 | 1995-11-07 | Thomas J. Fogarty | Internal graft prosthesis and delivery system |
US5478354A (en) | 1993-07-14 | 1995-12-26 | United States Surgical Corporation | Wound closing apparatus and method |
US5447514A (en) | 1993-10-01 | 1995-09-05 | United States Surgical Corporation | Circular anastomosis device |
US5454825A (en) | 1993-10-01 | 1995-10-03 | United States Surgical Corporation | Circular anastomosis device with seal |
CA2132917C (en) | 1993-10-07 | 2004-12-14 | John Charles Robertson | Circular anastomosis device |
AU1091095A (en) | 1993-11-08 | 1995-05-29 | Harrison M. Lazarus | Intraluminal vascular graft and method |
US5503635A (en) | 1993-11-12 | 1996-04-02 | United States Surgical Corporation | Apparatus and method for performing compressional anastomoses |
US5443497A (en) | 1993-11-22 | 1995-08-22 | The Johns Hopkins University | Percutaneous prosthetic by-pass graft and method of use |
WO1995016396A1 (en) | 1993-12-15 | 1995-06-22 | Computer Motion, Inc. | Automated endoscope system for optimal positioning |
DK145593A (da) | 1993-12-23 | 1995-06-24 | Joergen A Rygaard | Kirurgisk dobbelt-instrument til udførelse af forbindelse mlm. arterier (end-to-side anastomose) |
US5465895A (en) | 1994-02-03 | 1995-11-14 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Surgical stapler instrument |
AU696332B2 (en) * | 1994-06-17 | 1998-09-10 | Heartport, Inc. | Surgical stapling instrument and method thereof |
US5732872A (en) * | 1994-06-17 | 1998-03-31 | Heartport, Inc. | Surgical stapling instrument |
US5881943A (en) | 1994-06-17 | 1999-03-16 | Heartport, Inc. | Surgical anastomosis apparatus and method thereof |
AU708360B2 (en) | 1994-09-15 | 1999-08-05 | C.R. Bard Inc. | Hooked endoprosthesis |
US5645520A (en) | 1994-10-12 | 1997-07-08 | Computer Motion, Inc. | Shape memory alloy actuated rod for endoscopic instruments |
JP2911763B2 (ja) | 1994-10-27 | 1999-06-23 | 三桜子 布川 | 人工血管 |
US5558667A (en) | 1994-12-14 | 1996-09-24 | Coherent, Inc. | Method and apparatus for treating vascular lesions |
US5904697A (en) * | 1995-02-24 | 1999-05-18 | Heartport, Inc. | Devices and methods for performing a vascular anastomosis |
US5695504A (en) * | 1995-02-24 | 1997-12-09 | Heartport, Inc. | Devices and methods for performing a vascular anastomosis |
DE19509115C2 (de) | 1995-03-16 | 1997-11-27 | Deutsche Forsch Luft Raumfahrt | Chirurgisches Gerät zum Vorbereiten einer Anastomose in minimal invasiver Operationstechnik |
US5888247A (en) | 1995-04-10 | 1999-03-30 | Cardiothoracic Systems, Inc | Method for coronary artery bypass |
US5825982A (en) | 1995-09-15 | 1998-10-20 | Wright; James | Head cursor control interface for an automated endoscope system for optimal positioning |
US5702412A (en) | 1995-10-03 | 1997-12-30 | Cedars-Sinai Medical Center | Method and devices for performing vascular anastomosis |
US6068637A (en) | 1995-10-03 | 2000-05-30 | Cedar Sinai Medical Center | Method and devices for performing vascular anastomosis |
US5556405A (en) | 1995-10-13 | 1996-09-17 | Interventional Technologies Inc. | Universal dilator with reciprocal incisor |
US5709693A (en) * | 1996-02-20 | 1998-01-20 | Cardiothoracic System, Inc. | Stitcher |
US5855583A (en) | 1996-02-20 | 1999-01-05 | Computer Motion, Inc. | Method and apparatus for performing minimally invasive cardiac procedures |
US6190590B1 (en) | 1996-02-28 | 2001-02-20 | Impra, Inc. | Apparatus and method for making flanged graft for end-to-side anastomosis |
US5766220A (en) | 1996-02-29 | 1998-06-16 | Moenning; Stephen P. | Apparatus and method for protecting a port site opening in the wall of a body cavity |
JPH09280348A (ja) | 1996-04-10 | 1997-10-28 | Komatsu Ltd | 変速機のクラッチの摩耗検出方法及びその検出装置 |
US6050472A (en) | 1996-04-26 | 2000-04-18 | Olympus Optical Co., Ltd. | Surgical anastomosis stapler |
ES2179197T3 (es) | 1996-04-30 | 2003-01-16 | Oticon As | Instrumento para realizar anastomosis, utiles para la ejecucion de una anastomosis termino-lateral. |
US5797900A (en) | 1996-05-20 | 1998-08-25 | Intuitive Surgical, Inc. | Wrist mechanism for surgical instrument for performing minimally invasive surgery with enhanced dexterity and sensitivity |
US5792135A (en) | 1996-05-20 | 1998-08-11 | Intuitive Surgical, Inc. | Articulated surgical instrument for performing minimally invasive surgery with enhanced dexterity and sensitivity |
US5807377A (en) | 1996-05-20 | 1998-09-15 | Intuitive Surgical, Inc. | Force-reflecting surgical instrument and positioning mechanism for performing minimally invasive surgery with enhanced dexterity and sensitivity |
US6007544A (en) * | 1996-06-14 | 1999-12-28 | Beth Israel Deaconess Medical Center | Catheter apparatus having an improved shape-memory alloy cuff and inflatable on-demand balloon for creating a bypass graft in-vivo |
US5797920A (en) * | 1996-06-14 | 1998-08-25 | Beth Israel Deaconess Medical Center | Catheter apparatus and method using a shape-memory alloy cuff for creating a bypass graft in-vivo |
US5676670A (en) | 1996-06-14 | 1997-10-14 | Beth Israel Deaconess Medical Center | Catheter apparatus and method for creating a vascular bypass in-vivo |
US6024748A (en) | 1996-07-23 | 2000-02-15 | United States Surgical Corporation | Singleshot anastomosis instrument with detachable loading unit and method |
US6083234A (en) | 1996-07-23 | 2000-07-04 | Surgical Dynamics, Inc. | Anastomosis instrument and method |
US5833698A (en) | 1996-07-23 | 1998-11-10 | United States Surgical Corporation | Anastomosis instrument and method |
US5707380A (en) | 1996-07-23 | 1998-01-13 | United States Surgical Corporation | Anastomosis instrument and method |
CZ289275B6 (cs) | 1996-08-21 | 2001-12-12 | Milan Mudr. Csc. Krajíček | Vloľka anastomózy v cévním systému |
US5868763A (en) | 1996-09-16 | 1999-02-09 | Guidant Corporation | Means and methods for performing an anastomosis |
AU4489197A (en) | 1996-09-20 | 1998-04-14 | Sid D. Fleischman | Radially expanding prostheses and systems for their deployment |
US6293955B1 (en) * | 1996-09-20 | 2001-09-25 | Converge Medical, Inc. | Percutaneous bypass graft and securing system |
DE69732791T2 (de) * | 1996-11-07 | 2005-09-15 | St. Jude Medical ATG, Inc., Maple Grove | Medizinischer Transplantatverbinder |
US6036702A (en) | 1997-04-23 | 2000-03-14 | Vascular Science Inc. | Medical grafting connectors and fasteners |
US6120432A (en) | 1997-04-23 | 2000-09-19 | Vascular Science Inc. | Medical grafting methods and apparatus |
US5976178A (en) * | 1996-11-07 | 1999-11-02 | Vascular Science Inc. | Medical grafting methods |
US5972017A (en) | 1997-04-23 | 1999-10-26 | Vascular Science Inc. | Method of installing tubular medical graft connectors |
WO1998019625A2 (en) * | 1996-11-08 | 1998-05-14 | Houser Russell A | Percutaneous bypass graft and securing system |
US5875782A (en) | 1996-11-14 | 1999-03-02 | Cardiothoracic Systems, Inc. | Methods and devices for minimally invasive coronary artery revascularization on a beating heart without cardiopulmonary bypass |
IT1289160B1 (it) * | 1997-01-08 | 1998-09-29 | Jagotec Ag | Compressa farmaceutica completamente rivestita per il rilascio controllato di principi attivi che presentano problemi di |
US5879371A (en) | 1997-01-09 | 1999-03-09 | Elective Vascular Interventions, Inc. | Ferruled loop surgical fasteners, instruments, and methods for minimally invasive vascular and endoscopic surgery |
DE19704261C2 (de) | 1997-02-05 | 1999-01-28 | Aesculap Ag & Co Kg | Chirurgisches Instrument |
US5893369A (en) * | 1997-02-24 | 1999-04-13 | Lemole; Gerald M. | Procedure for bypassing an occlusion in a blood vessel |
US7708769B1 (en) * | 1997-03-13 | 2010-05-04 | United States Surgical Corporation | Graft attachment assembly |
US5944730A (en) | 1997-05-19 | 1999-08-31 | Cardio Medical Solutions, Inc. | Device and method for assisting end-to-side anastomosis |
US6056762A (en) | 1997-05-22 | 2000-05-02 | Kensey Nash Corporation | Anastomosis system and method of use |
US5827316A (en) | 1997-06-05 | 1998-10-27 | Atrion Medical Products, Inc. | Rotating aortic punch |
US6022367A (en) * | 1997-06-18 | 2000-02-08 | United States Surgical | Surgical apparatus for forming a hole in a blood vessel |
DE29713335U1 (de) * | 1997-07-26 | 1997-10-16 | Quatchadze Georg Dr Med | Chirurgisches Instrument zur Verbindung zweier Hohlorgane |
US6066144A (en) | 1997-10-07 | 2000-05-23 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Surgical anastomosis method |
US6001124A (en) | 1997-10-09 | 1999-12-14 | Vascular Science, Inc. | Oblique-angle graft connectors |
US6074416A (en) | 1997-10-09 | 2000-06-13 | St. Jude Medical Cardiovascular Group, Inc. | Wire connector structures for tubular grafts |
US6013190A (en) | 1998-01-21 | 2000-01-11 | Vascular Science Inc. | Catheters with integrated lumen and methods of their manufacture and use |
US6193734B1 (en) | 1998-01-23 | 2001-02-27 | Heartport, Inc. | System for performing vascular anastomoses |
WO1999038454A2 (en) * | 1998-01-30 | 1999-08-05 | St. Jude Medical Cardiovascular Group, Inc. | Medical graft connector or plug structures, and methods of making and installing same |
US6007576A (en) * | 1998-02-06 | 1999-12-28 | Mcclellan; Scott B. | End to side anastomic implant |
AU2587599A (en) | 1998-02-06 | 1999-08-23 | Ronald J. Brinkerhoff | Method and apparatus for establishing anastomotic passageways |
US6015416A (en) | 1998-02-26 | 2000-01-18 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Surgical anastomosis instrument |
US6235054B1 (en) | 1998-02-27 | 2001-05-22 | St. Jude Medical Cardiovascular Group, Inc. | Grafts with suture connectors |
US6176864B1 (en) | 1998-03-09 | 2001-01-23 | Corvascular, Inc. | Anastomosis device and method |
US6110188A (en) | 1998-03-09 | 2000-08-29 | Corvascular, Inc. | Anastomosis method |
FR2777446B1 (fr) | 1998-04-17 | 2000-12-01 | Perouse Implant Lab | Organe de liaison pour l'anastomose, dispositif de mise en place d'attaches et implant les comportant |
US6080167A (en) | 1998-04-28 | 2000-06-27 | Lyell; Mark S. | Anastomotic instrument |
US6036700A (en) | 1998-07-14 | 2000-03-14 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Surgical anastomosis instrument |
US6206913B1 (en) | 1998-08-12 | 2001-03-27 | Vascular Innovations, Inc. | Method and system for attaching a graft to a blood vessel |
ES2242335T3 (es) | 1998-09-28 | 2005-11-01 | United States Surgical Corporation | Isnstrumento para anastomosis. |
US6146393A (en) | 1998-12-18 | 2000-11-14 | Wakabayashi; Akio | External tubular stapling device for anastomosing a vascular graft to an anastomosing sheath |
US6241743B1 (en) * | 1999-05-13 | 2001-06-05 | Intellicardia, Inc. | Anastomosis device and method |
US6036704A (en) | 1999-05-13 | 2000-03-14 | Yoon; Inbae | Anastomosis apparatus and method for anastomosing an anatomical tubular structure |
US6428550B1 (en) * | 1999-05-18 | 2002-08-06 | Cardica, Inc. | Sutureless closure and deployment system for connecting blood vessels |
US6080173A (en) | 1999-05-26 | 2000-06-27 | Idx Medical Ltd. | Tissue punching instrument |
US6251116B1 (en) * | 1999-07-28 | 2001-06-26 | Vasconnect, Inc. | Device for interconnecting vessels in a patient |
US6190396B1 (en) | 1999-09-14 | 2001-02-20 | Perclose, Inc. | Device and method for deploying and organizing sutures for anastomotic and other attachments |
US6193129B1 (en) | 2000-01-24 | 2001-02-27 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Cutting blade for a surgical anastomosis stapling instrument |
EP1359850A2 (en) * | 2000-09-28 | 2003-11-12 | By-Pass, Inc. | Anastomotic connection system |
-
1998
- 1998-08-12 US US09/132,711 patent/US6461320B1/en not_active Expired - Lifetime
-
1999
- 1999-08-11 ES ES99941967T patent/ES2277445T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1999-08-11 AU AU55438/99A patent/AU5543899A/en not_active Abandoned
- 1999-08-11 WO PCT/US1999/016710 patent/WO2000009040A1/en active IP Right Grant
- 1999-08-11 JP JP2000564545A patent/JP2002522154A/ja not_active Withdrawn
- 1999-08-11 EP EP01119138A patent/EP1149567A3/en not_active Withdrawn
- 1999-08-11 EP EP99941967A patent/EP1105069B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1999-08-11 DE DE69934319T patent/DE69934319T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1999-08-11 CA CA002339191A patent/CA2339191A1/en not_active Abandoned
- 1999-08-11 AT AT99941967T patent/ATE347332T1/de not_active IP Right Cessation
-
2001
- 2001-06-18 US US09/886,074 patent/US7004949B2/en not_active Expired - Lifetime
- 2001-08-09 US US09/924,556 patent/US7041110B2/en not_active Expired - Lifetime
-
2003
- 2003-04-11 US US10/412,173 patent/US20040015180A1/en not_active Abandoned
-
2006
- 2006-03-10 US US11/372,839 patent/US20060155313A1/en not_active Abandoned
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US6461320B1 (en) | 2002-10-08 |
US20060155313A1 (en) | 2006-07-13 |
US7041110B2 (en) | 2006-05-09 |
AU5543899A (en) | 2000-03-06 |
US7004949B2 (en) | 2006-02-28 |
ATE347332T1 (de) | 2006-12-15 |
CA2339191A1 (en) | 2000-02-24 |
EP1149567A3 (en) | 2005-08-31 |
ES2277445T3 (es) | 2007-07-01 |
WO2000009040A1 (en) | 2000-02-24 |
US20020026137A1 (en) | 2002-02-28 |
EP1105069A1 (en) | 2001-06-13 |
DE69934319T2 (de) | 2007-06-21 |
EP1149567A2 (en) | 2001-10-31 |
EP1105069B1 (en) | 2006-12-06 |
US20040015180A1 (en) | 2004-01-22 |
DE69934319D1 (de) | 2007-01-18 |
US20010037139A1 (en) | 2001-11-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2002522154A (ja) | 移植管を血管に取り付ける方法及びシステム | |
US7018388B2 (en) | Method and system for attaching a graft to a blood vessel | |
US6537288B2 (en) | Implantable medical device such as an anastomosis device | |
US6419681B1 (en) | Implantable medical device such as an anastomosis device | |
US6471713B1 (en) | System for deploying an anastomosis device and method of performing anastomosis | |
US7303569B2 (en) | Implantable superelastic anastomosis device | |
US6896687B2 (en) | Connectors for hollow anatomical structures and methods of use | |
US6030392A (en) | Connector for hollow anatomical structures and methods of use | |
US20060212054A1 (en) | Anastomosis device with separable section | |
US20020022852A1 (en) | Connector system and methods for cutting and joining hollow anatomical structures | |
US6254618B1 (en) | Connector for hollow anatomical organs |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20061107 |