JP2002521292A - 不安定な物品用の速度制御付き空気式搬送機 - Google Patents

不安定な物品用の速度制御付き空気式搬送機

Info

Publication number
JP2002521292A
JP2002521292A JP2000562289A JP2000562289A JP2002521292A JP 2002521292 A JP2002521292 A JP 2002521292A JP 2000562289 A JP2000562289 A JP 2000562289A JP 2000562289 A JP2000562289 A JP 2000562289A JP 2002521292 A JP2002521292 A JP 2002521292A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
armor
downstream
upstream
air
windows
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000562289A
Other languages
English (en)
Inventor
レンハート,ロナルド,エー
Original Assignee
クラウン シンプリマティック インコーポレイテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by クラウン シンプリマティック インコーポレイテッド filed Critical クラウン シンプリマティック インコーポレイテッド
Publication of JP2002521292A publication Critical patent/JP2002521292A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G51/00Conveying articles through pipes or tubes by fluid flow or pressure; Conveying articles over a flat surface, e.g. the base of a trough, by jets located in the surface
    • B65G51/02Directly conveying the articles, e.g. slips, sheets, stockings, containers or workpieces, by flowing gases
    • B65G51/03Directly conveying the articles, e.g. slips, sheets, stockings, containers or workpieces, by flowing gases over a flat surface or in troughs
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G2201/00Indexing codes relating to handling devices, e.g. conveyors, characterised by the type of product or load being conveyed or handled
    • B65G2201/02Articles
    • B65G2201/0235Containers
    • B65G2201/0244Bottles

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Attitude Control For Articles On Conveyors (AREA)
  • Air Transport Of Granular Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 第一及び第二の鎧窓(L)組は搬送面(12)を通って延びて下流方向と上流方向の気流を発生させ容器(16,56)の下に低圧領域を生成して容器を直立姿勢に保持する一方で、同時にそれらの容器を垂直に動く空気中に包み込んで、それら容器が搬送面に沿って移動する際に直立姿勢で保持することを更に助けている。これはランセット型に鋳造されている鎧窓を所定の様式で配置して用いることによって達成される。他の選択肢としては、台形状の鎧窓の一並びをデッキ板の中にまばらに並んだ垂直開口(54)と共に用いてもよい。空気の下流方向の容積は空気の上流方向の容積よりも大きいので、鎧窓組が発生させる下流位置向けの空気容積の純量は、上流位置から下流位置への任意の増分位置においてほぼ同量である。これにより、複数の容器が制御された均一な速度で移動することになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 技術分野 本発明は、一般的に不安定で直立の軽量な容器と共に用いる為の空気式搬送装
置に関するものであり、更に詳細には、大量の容器が一斉に流れるか、まばらに
流れるか、それとも一本ずつ流れるかに係わらず、そのような容器の搬送速度を
制御する搬送機に関するものである。
【0002】 背景技術 近年、円筒状の飲料容器のような軽量容器を搬送する為の空気式搬送機が、そ
の容器の製造においても、また充填作業においても普及してきている。このよう
な搬送機は、機械式の搬送機で可能であったよりも遙に高速に容器を搬送できる
ことから、かなりの成功を博してきている。これらの空気式搬送機には、搬送面
に沿って容器を移動させる為に様々な形態の空気噴射口や鎧窓が使われてきた。
空気を搬送面に導入する角度には、運動方向に対して横向きの様々な角度にだけ
でなく、運動方向に平行にも空気を向ける空気噴射口や鎧窓を有していた。一般
的には、これらの装置の意図するところは、空気の吹き出し力を使って容器を所
望の方向に移動させるところにあった。
【0003】 本出願人の開発した装置においてもまた、空気が空気噴射口を通して供給され
、コアンダ効果を利用して搬送面、つまり搬送機上の容器の下の面に沿って空気
を移動させるようになっている。この効果は、ベルヌーイの定理の利用と相まっ
て、気流の速度が最大となる領域での圧力を下げることになり、その結果、装置
の能力に依存するよりはむしろ、空気圧の変化に応じて容器を巧みに移動させ、
容器を所望の方向に吹き動かすことができる。これらの原理が利用されることに
より、隣接する容器間に高圧領域と低圧領域を望むままに作りだすことができ、
容器の流れが調節されてきた。
【0004】 バーカーの米国特許第3105720号では、円筒状の容器の反対側の両端で
鎧窓を用いることにより、容器を一つの搬送機から他の搬送機へと垂直に移動さ
せることが開示されている。
【0005】 フューターの米国特許第3180688号では、一連の鎧窓と垂直噴射口を利
用する大量搬送機が開示されている。垂直噴射によって容器は搬送機の上で宙に
浮き、その一方で、鎧窓が下流方向の推進力を起こして容器を下流方向に移動さ
せていく。
【0006】 モームグレン他の米国特許第3385490号において開示されている装置は
、ウェブやシート状の物を搬送機に沿って搬送する為のもので、該搬送機に備え
られた鎧窓の角度は、搬送機の機外縁部から中心に向かう内向きの角度である。
装置の中心には空気排出用に排気格子が備えられている。この装置の意図すると
ころは、シート状の物を中心に集め、鎧窓を通して来る空気の下流方向の力の成
分によって、そのシート状の物を下流方向に搬送することである。鎧窓からの空
気の機内側の成分は、両側で等しくなるようになっているのでシート状の物が搬
送機の上で中心に集まるようになる。
【0007】 フォングの米国特許第3733056号と第4033555号のそれぞれにお
いて開示されている装置は、粒子状の物を流動化する為のものであって、そこで
使われている鎧窓が向けられた方向は、下流方向のものもあり、また、運動方向
に対してかなり横向きのものも、両方ある。
【0008】 ハッサン他の米国特許第4165132号において開示されている空気式搬送
機は半導体ウェーハを搬送する為のものであって、ウェーハを搬送機の上で宙に
浮かせ中心に集める為に、搬送機の側縁部から機内側に向けた角度で空気噴射が
備えられている。これらの空気噴射によって下流方向の力も発生し、それによっ
てウェーハは搬送機に沿って下流方向に運ばれていく。
【0009】 レンハートの米国特許第4456406号において開示されている大量搬送機
は天蓋が必要なものであって、高圧領域が容器の間に形成されることを利用して
空気障壁を形成し、容器がゆるやかに分離されたままの状態で搬送機を通して移
動するようにしている。これによって、容器が互いにぶつかり合うような衝突で
容器が傷む可能性を最小限に食い止めるようになっている。
【0010】 レンハートの米国特許第4732513号において開示されている無蓋空気式
搬送機では、搬送面を通して、やや下流方向の傾斜のついたかなりの垂直方向に
噴射が行われる。側壁が備えられていることにより空気が堰止められ、空気の流
体が発生し、それがそれぞれの容器を包み込み、吊り上げて所望の速度で運んだ
。しかしながら、その多数の容器の運動速度になんらかの調節を加えたいなら、
噴射口を通る空気の容積を風量調節弁で変化させる必要がある。
【0011】 前記の発明はいずれも、それぞれの意図する目的に適したものである。しかし
ながら、搬送機上の容器の流れを制御する為には、高圧領域に沿った様々な位置
に風量調節弁を取り付けて、搬送面に沿っていずれかの特定の場所に設置された
空気噴射口や鎧窓を通して出る空気の量を制御するようにしなければならない。
これが必要とされるのは、搬送機のある部分から他の部分に容器が移動する速度
を変える為であり、そうすることによって、容器がある作業場所から他の場所に
移動する際の容器の損傷の危険を最小限にできる。容器の速度を制御するために
風量調節弁を使用する際には、静圧力は上下に変化するので、デッキの鎧窓から
の速度もそれに従って変化する。そして、速度が変化するにつれて容積も変化す
る。これにより、二つの変数が平行して存在するので、制御が非常に難しくなる
。容器の速度を遅くしようとして圧力を余りにも低く設定すると、容器はデッキ
表面の上で十分に空中に浮上せず、搬送ができなくなる。逆に容器の搬送速度を
高めようとして圧力を余りにも高く設定すると、容器はデッキ表面の上で余りに
も空中高く浮上し、ぐらつく可能性があるし、その結果、空気式搬送機の上を滑
らかに流れず、引っ繰り返りかねないし、搬送機に沿って渋滞が発生する。
【0012】 更に、上記の大量空気式搬送機では、容器は上流位置から下流位置へと移動す
るにつれて、各搬送機に作用する空気の容積は増大し、それによって容器の移動
速度が終端速度に向かって次第に増大する傾向がある。これは容器が搬送機に沿
って単独で、またはまばらに移動する際に特にあてはまる。このような状態では
、容器が互いにぶつかり合う結果を生じかねず、しかも、その衝撃力は、飲料容
器のような壊れやすい容器なら損傷する可能性が十分な程のものである。
【0013】 レンハートの米国特許第5549423号においては、このような問題の解決
策が示された。等積空気式搬送機に備えられた第一組の下流鎧窓が、まず、第一
のより大きな下流方向の力ベクトルを発生させ、ついで第二組の上流鎧窓がより
小さな上流方向の力ベクトルを発生させて、容器を下流方向に穏やかに運んでい
くというものである。これらの上流方向及び下流方向の力ベクトルによって各容
器の下に低圧領域が発生し、それによって容器を直立した姿勢に維持する。この
発明は市場において著しい商業的成功を博した。
【0014】 しかしながら容器製造業界は更に軽量品の開発を続け、その形状は空気式搬送
機で輸送するにはずっと不安定になっている。特に、最新の容器は背が高くなっ
ていて、より軽量で上から下までの直径が様々に変化している。更に底面の形状
も不規則である。従って、上流位置から下流位置に空気式搬送機に沿って容器を
搬送する際に、容器を直立姿勢に維持する為には更なる制御と支持が益々必要と
なっている。
【0015】 本発明の開示内容 本発明の提供する空気式搬送機には搬送面を横切って側面方向に延びる第一列
の鎧窓があり、それには空気を上流位置に向ける上流鎧窓と、上流鎧窓の間に散
在して空気を下流位置に向ける下流鎧窓とが含まれている。第二列の鎧窓は搬送
面を横切り、前記第一列の鎧窓とは縦方向に間隔を隔てて配置されている。この
第二列には空気を上流位置に向ける上流鎧窓と、上流鎧窓の間に散在して空気を
下流位置に向ける下流鎧窓とがある。第一列の上流及び下流鎧窓の大部分は、第
二列の縦に並んだ対応する上流及び下流鎧窓とは反対の方向に空気を向けるよう
に、配列されている。空気式搬送機の長手方向に沿って更に多くの列が縦方向に
間隔を隔てて配置されていて、搬送面を横切る横方向と搬送面に沿った縦方向と
に流れる反対の気流によってほぼ均一な格子をなしている。
【0016】 本発明の好適な形態の一つとして、鎧窓がランセット型に鋳造されているので
、空気式搬送面を非常に滑らかにでき、かつデッキ面に沿って層気流を発生させ
る二重の機能に役立つ。この層流が容器の下に低圧領域を生成して、それら容器
を直立させたままに維持し、ほぼ垂直な気流を更に発生させ、容器を側壁に沿っ
た垂直な空気柱で包み込み、それら容器を直立させたままに維持することを更に
助けている。本発明の他のもう一つの形態においては、鎧窓はデッキ表面を通し
て打ち抜かれており、全体として台形状で層気流を発生させている。搬送面には
、台形状の鎧窓の間に一並びの垂直開口部が散在していて、ほぼ垂直な気流を発
生させ、空気で容器の側壁を包み込み、それら容器を直立したまま維持するのを
助けている。
【0017】 鎧窓の開口部の大きさ及び/又はそれらの間隔を変化させることにより、不安
定で、軽量で、直立の容器でも、上流位置から下流位置に搬送面に沿った容器の
移動を極めて信頼性が高く、穏やかに達成することが可能になる。これは、容器
の下に低圧領域を同時に発生させ、それと同時に容器の側壁を空気柱で包み込む
ことによって達成される。両方の機能を同時に行うことで、これらの容器は大い
に安定した状態で上流位置から下流位置に搬送面に沿って運ばれていく。本発明
は無蓋の搬送機と天蓋付き搬送機の両方に使用可能である。
【0018】 本発明の更なる利点は、添付図面を参照しつつ、下記の記載により明らかにさ
れる。
【0019】 図面の簡単な説明 図1は、本発明により組み立てられた空気式搬送機の部分的斜視図である。
【0020】 図2は、前記空気式搬送機を更に細部にわたって示す、2─2の線での垂直断
面図である。
【0021】 図3は、図1及び2の空気式搬送機のデッキ板の部分的平面図である。
【0022】 図4は、図3のデッキ板を通して大きく拡大した水平断面図で、容器の側壁の
下に沿って流れる気流を示す。
【0023】 図5は、図3のデッキ板の一部の部分的平面図を拡大したもので、更に細部に
わたって示す。
【0024】 図6は、図5の6─6の線での水平断面図を拡大したもので、ランセット型に
鋳造された鎧窓を通して流れる気流を示している。
【0025】 図7は、図5の7─7の線での水平断面図を拡大したもので、隣接する縦方向
の列の鎧窓の中の向かい合った鎧窓を通して流れる気流を更に示している。
【0026】 図8は、図5の8─8の線での水平断面図を拡大したもので、更にもう一つの
隣接する縦方向の列の鎧窓の中の向かい合った鎧窓を通して流れる気流を示して
いる。
【0027】 図9aは、ランセット型に鋳造された一つの鎧窓の部分的斜視図を大きく拡大
したものである。
【0028】 図9bは、図9aの9b─9bの線での水平断面図で、鎧窓を通して流れる気
流を示している。
【0029】 図10aは、台形状に打ち抜かれた鎧窓の部分的斜視図を大きく拡大したもの
で、その周りには一並びの垂直穴が形成されている。
【0030】 図10bは、図10aの10b─10bの線での水平断面図で、台形状鎧窓を
通り垂直穴を通って流れる気流を示している。
【0031】 図11は、図3のデッキ板を通した水平断面図で、本発明が、フランジ付き容
器を搬送する為に用いてられているところを示している。
【0032】 本発明の最良の実施態様 図1から3に見られるように本発明の提供する搬送機Cの搬送面の形状はデッ
キ12のようなもので、その中に複数の鎧窓Lがついていて、それによって軽量
容器16を上流位置から下流位置に搬送するようになっている。この点について
は、以下に更に十分に論じていく。デッキ12の底側に高圧領域18を付属させ
、取り入れ口20を通して(図示されない)送風機のような共通の空気供給装置
から空気を供給する。オープン・レール22がデッキ12の機外縁部に沿って設
けられ、それによって容器を搬送面に保持している。図4に見られるように空気
は鎧窓を通り、コアンダ効果によって空気の一部はデッキ表面に沿って矢印24
の方向に移動する。鎧窓から出た気流は低圧領域を発生させ、それにより、容器
16の底46をデッキ12に密接に隣接させた状態に保持する。
【0033】 本発明のこの特色の原理は本出願人の前記米国特許第5549423号に十分
な説明がなされており、その開示内容は本明細書において参照として具体化され
ている。上流及び下流の鎧窓の多種多様な配置はそこに記載され図示されている
。各配置において、下流の空気容積は上流の空気容積よりも大きいので、純正の
下流方向の力ベクトルは容器を上流位置から下流位置へと動かす。鎧窓の開口の
間隔と大きさを変化させることにより、容器の動きを非常に精密に制御すること
が可能になる。
【0034】 しかしながら、新しく設計された容器については、空気式搬送機に沿って引っ
繰り返ることなく上流位置から下流位置へと運ぶのは遙に難しくなっている。こ
のような容器は典型的には非常に背が高く細身で、しかも直径が上から下まで変
化していることが多く、また底の形状も不規則である。他にも上端部及び/また
は下端部にフランジのついている容器もあるが、そのようなものはお互いの上に
乗り上げる傾向があり、引っ繰り返る可能性も大きくなっている。このような容
器の為には極めて滑らかなデッキ表面が必要であり、デッキ表面を横切って来る
層気流によって容器の下に発生した低圧領域によって与えられるものにもまして
、それら容器を直立姿勢に維持する為の更に他の手段も必要になってくる。この
追加的な手段は空気の垂直な力ベクトルをもたらすことで達成される。それが容
器の重心付近で垂直な空気柱の中に容器の側壁を包みこみ、容器が搬送面に沿っ
て上流位置から下流位置へと移動する際に容器を安定させる。このように垂直に
流れる空気を各容器の周りの垂直な空気柱と考えてもよい。容器が搬送面に沿っ
て上流位置から下流位置へと移動する際に、垂直な気流をもたらす鎧窓は恒常的
に変化していて、各容器の周りの垂直な空気柱は、実際に容器が搬送面に沿って
縦横に移動すると共に縦横に移動してついていくようにしている。そのようにし
て、容器が搬送面に沿って移動する間じゅうずっと連続的に容器を安定化できる
ようにしている。この気流には各容器を互いに分離する傾向があり、その結果、
容器は下流に向かって平穏に流れていく。
【0035】 特に望ましいデッキ板の構成は図3及び5に示されており、容器は矢印26の
方向に上流位置から下流位置へと移動する。デッキ板12は交互に上流と下流の
鎧窓Lが並んだ複数の横に延びる列からなっている。これらの列によって上流と
下流の鎧窓のまとまりが形成されている。これらのまとまりは縦方向の間隔で互
いに隔てられており、各列の鎧窓Lの横方向の間隔は、それらが縦方向に並んだ
際に、一つの列の一つの鎧窓が、次の列の対応する縦方向に並んだ鎧窓と反対方
向に気流を導くような間隔である。純正な下流方向の力ベクトルを発生させて容
器16を上流位置から下流位置へと移動させる為に、下流鎧窓の数は上流鎧窓の
数よりも多くしてもよい。他の選択肢として、容器16を移動させる為の純正な
下流方向の力ベクトルを発生させる為に、下流鎧窓の開口の大きさを上流鎧窓の
開口の大きさよりも大きくしてもよい。鎧窓の列は、図面では鎧窓が一つ置きに
交互に上流方向と下流方向になるように示されているが、個別の搬送作業での必
要性に応じて複数の隣接鎧窓をまとめて上流か下流に向けることができるものと
して理解されることになる。
【0036】 図9a及び9bにおいてもっともよく示されているように、鎧窓Lは、デッキ
12からランセット型に鋳造されている。デッキ板は平行線に沿って切られて開
口28を形成し、該開口には平行側縁部30及び32があって、そのそれぞれが
半径部36及び38において横縁部34で互いに連結されている。これらの切り
口によって形成されたタブは下方向に曲げられて傾斜路40を形成する。図6及
び9bにおいてもっともよく示されているように、傾斜路40の後端42は横縁
部34とは縦方向に間隔で隔てられていて、空気の概ね垂直な力ベクトルが、矢
印24のほぼ水平方向の層気流に加えて、破線矢印44の方向に上方向に動くこ
とができる。さらにまた、空気は傾斜路40の縁部の周りを流れることができ、
矢印44の方向に上方向に動くことができて、その垂直の力ベクトルに加勢する
【0037】 図4で見られるように、鎧窓が組になったものが上流と下流の両方の空気容積
をもたらしている。空気の下流容積は空気の上流容積よりも大きいので、鎧窓の
組が発生させる下流位置向けの空気容積の純量は、上流位置から下流位置への任
意の増分位置においてほぼ同量である。これにより、複数の容器が搬送面に沿っ
て制御された均一な速度で移動することになる。垂直に動く空気が容器16の側
壁を重心CG付近の垂直な空気柱の中に包み込み、容器の安定化を助け、容器が
上流位置から下流位置へと縦横に動く際に容器を直立姿勢に維持するように助け
る。
【0038】 要するに、矢印24の方向の層気流の上流と下流の力ベクトルが、デッキ板1
2に隣接する容器の底46の下部分に低圧領域を発生させ、容器16を直立姿勢
に維持し、それと同時に矢印44の方向の垂直な気流の力ベクトルが容器16の
側壁を包み込むことによって、容器の直立姿勢維持を助ける。このようにして、
容器16のような不安定な直立式容器を、引っ繰り返すことなく平穏に上流位置
から下流位置へと動かすことができる。
【0039】 台形状の鎧窓L’が図10aと10bに示されている。傾斜路50は側縁に沿
って閉じられているので、開口52のみが矢印24の方向の層気流を通している
。従って、台形状の鎧窓L’だけを使ったのでは、前述したランセット型に鋳造
された鎧窓Lを使えば可能になるような二重の機能を実現できない。しかしなが
ら、デッキ板12に垂直開口54を一並び設ければ、空気の垂直の力ベクトルを
矢印44の方向に発生させて、容器の側壁を垂直な空気柱の中に包み込み、容器
を直立姿勢で保持することができる。垂直開口54の特定の配置が図10aに示
されているが、所望の結果をもたらすような垂直開口であればどのような様式の
ものであっても本発明の範囲内にあるものとして考慮されるものと理解されるこ
とになろう。
【0040】 底及び/又は頭部にフランジのついている容器は図11に示されたようにお互
いの上に乗り上げやすい。つまり、下部周辺フランジ58を備えて、矢印60の
方向に移動している容器56は、図示されたようにお互いの上に乗り上げる可能
性がある。しかしながら、前述したように、デッキ板12に鎧窓Lを設けると、
矢印44で示される垂直の力ベクトルに沿って流れる空気は容器56の側壁を包
み込んで、容器相互を分離させ、直立姿勢に保ち、下部周辺フランジ58の先端
縁部が、容器56が倒れる原因となるようなデッキ板の上で、「つまづく」よう
なことがない。
【0041】 上記に述べたことから、本発明の利点の数々は容易に明らかとなる。不安定な
直立容器の下に低圧領域を発生させて容器の直立姿勢を保持する一方で、それと
同時に、ほぼ垂直な力ベクトルに沿って動く垂直な空気柱の中に容器の側壁を包
み込んで容器が上流位置から下流位置に移動する際に容器の直立姿勢の保持をさ
らに助けるというような二重の機能を果たす方法及び装置が提供されている。こ
れはランセット型に鋳造された鎧窓を所定の様式で配置して使い、ほぼ垂直な力
ベクトルと共に空気の上流と下流の両方向の力ベクトルも発生させることで達成
される。他の選択肢として、一並びの台形状の鎧窓とデッキ板に垂直開口を散在
する形で並べたものとを共に用いて、同じ二機能を果たしてもよい。
【0042】 本発明の詳細な記述にあたり、特定の実施例を参照したが、本発明の趣旨と範
囲内において様々の他の変更も実施しうることは理解されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明により組み立てられた空気式搬送機の部分的斜視図である。
【図2】 図2は、前記空気式搬送機を更に細部にわたって示す、2─2の線での垂直断
面図である。
【図3】 図3は、図1及び2の空気式搬送機のデッキ板の部分的平面図である。
【図4】 図4は、図3のデッキ板を通して大きく拡大した水平断面図で、容器の側壁の
下に沿って流れる気流を示す。
【図5】 図5は、図3のデッキ板の一部の部分的平面図を拡大したもので、更に細部に
わたって示す。
【図6】 図6は、図5の6─6の線での水平断面図を拡大したもので、ランセット型に
鋳造された鎧窓を通して流れる気流を示している。
【図7】 図7は、図5の7─7の線での水平断面図を拡大したもので、隣接する縦方向
の列の鎧窓の中の向かい合った鎧窓を通して流れる気流を更に示している。
【図8】 図8は、図5の8─8の線での水平断面図を拡大したもので、更にもう一つの
隣接する縦方向の列の鎧窓の中の向かい合った鎧窓を通して流れる気流を示して
いる。
【図9】 図9aは、ランセット型に鋳造された一つの鎧窓の部分的斜視図を大きく拡大
したものである。 図9bは、図9aの9b─9bの線での水平断面図で、鎧窓
を通して流れる気流を示している。
【図10】 図10aは、台形状に打ち抜かれた鎧窓の部分的斜視図を大きく拡大したもの
で、その周りには一並びの垂直穴が形成されている。 図10bは、図10aの
10b─10bの線での水平断面図で、台形状鎧窓を通り垂直穴を通って流れる
気流を示している。
【図11】 図11は、図3のデッキ板を通した水平断面図で、本発明が、フランジ付き容
器を搬送する為に用いてられているところを示している。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年7月28日(2000.7.28)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上流位置から下流位置に物品を搬送する為の空気式搬送機で
    あって、 搬送面と、 前記搬送面を横切って横に延びる第一列の鎧窓、但し、前記第一列には上流側
    と下流側があり、前記第一列には更に上流位置に空気を向かわせる上流鎧窓と下
    流位置に空気を向かわせる下流鎧窓とがあり、前記下流鎧窓は前記第一列内の前
    記上流鎧窓間に散在しているような第一列の鎧窓と、 前記搬送面を横切って横に延び、かつ前記第一列から前記上流側で長手方向の
    間隔で隔てられている、第二列の鎧窓、但し、前記第二列の鎧窓には上流位置に
    空気を向かわせる上流鎧窓と下流位置に空気を向かわせる下流鎧窓とがあり、前
    記第二列の下流鎧窓は前記第二列の前記上流鎧窓間に散在しているような第二列
    の鎧窓とからなり、 前記第一列の前記上流及び下流鎧窓の少なくとも大部分は、前記第二列の前記
    上流及び下流鎧窓と縦方向に直列していて、かつ前記第二列の前記対応する縦方
    向に直列した上流及び下流鎧窓とは反対の方向に空気を向けるように配置されて
    いることを特徴とする、空気式搬送機。
  2. 【請求項2】 前記搬送面を横切って横に延び、かつ前記第一列とは前記下
    流側で縦方向の間隔で隔てられている第三列の鎧窓、但し、前記第三列の鎧窓に
    は空気を上流位置に向かわせる上流鎧窓と下流位置に空気を向かわせる下流鎧窓
    とがあり、前記第三列の下流鎧窓は前記第三列の前記上流鎧窓間に散在している
    ような第三列の鎧窓を更に含み、 前記第三列の前記上流及び下流鎧窓の少なくとも大部分は、前記第一列の対応
    する縦方向に直列した鎧窓とは反対の方向に空気を向けるように配置されている
    ことを特徴とする、請求項1に記載の空気式搬送機。
  3. 【請求項3】 前記第一及び第二列の鎧窓は、前記搬送面を横に横切りそし
    て縦に沿う、ほぼ均一な対向気流格子を発生させることを特徴とする、請求項1
    に記載の空気式搬送機。
  4. 【請求項4】 前記第一及び第二列の上流鎧窓に比較して、前記第一及び第
    二列の下流鎧窓の数の方が多いことを特徴とする、請求項1に記載の空気式搬送
    機。
  5. 【請求項5】 前記第一及び第二列の上流鎧窓よりも、前記第一及び第二列
    の下流鎧窓は、より大きな鎧領域を有することを特徴とする、請求項1に記載の
    空気式搬送機。
  6. 【請求項6】 加圧された空気を供給する為に、加圧空気源に接続可能で、
    かつ前記搬送面の下側に取り付けられた、共通の高圧領域を更に含む、請求項1
    に記載の空気式搬送機。
  7. 【請求項7】 前記鎧窓は、ランセット型に鋳造されている鎧窓であること
    を特徴とする、請求項1に記載の空気式搬送機。
  8. 【請求項8】 前記第一及び第二列の鎧窓の前記上流鎧窓及び前記下流鎧窓
    のそれぞれが、前記搬送面に沿って層気流をもたらして、物品の下に低圧領域を
    発生させて物品を直立姿勢に保持し、かつそれぞれが空気の垂直な力ベクトルを
    発生させて物品が空気の中に包み込まれて物品を直立姿勢に保持することを助け
    ることを特徴とする、請求項1に記載の空気式搬送機。
  9. 【請求項9】 上流位置から下流位置に物品を搬送する為の空気式搬送機で
    あって、 搬送面と、 前記搬送面に沿って気流を所望の方向に向ける為の複数列の鎧窓、但し、前記
    列の鎧窓は前記搬送面を横切って横に延び、前記搬送面に沿って縦方向に互いに
    間隔で隔てられており、前記列の鎧窓は、前記複数の列の各列に上流及び下流鎧
    窓があり、前記上流及び下流鎧窓は、前記搬送面を横に横切って互いに隔てられ
    ていて前記列の鎧窓の中の前記上流及び下流鎧窓は前記搬送面に沿って縦方向に
    直列しているような複数の列の鎧窓とからなっており、 前記各列の前記上流及び下流鎧窓の大部分は、隣接する列の縦方向に直列した
    上流及び下流鎧窓とは反対の方向に気流を向けることを特徴とする空気式搬送機
  10. 【請求項10】 上流位置から下流位置に空気式搬送機上で物品を搬送する
    方法であって、以下の過程から成る方法。 搬送面を横切って横に延びる第一列の鎧窓を通して搬送面に沿って上流及び下
    流の方向に空気を向けることと、 搬送面を横切って横に延びる第二列の鎧窓を通して搬送面に沿って上流及び下
    流の方向に空気を向けることと、 第一列の鎧窓の大部分が、第二列の縦方向に直列した鎧窓とは反対方向に空気
    を向けるように第一及び第二列の鎧窓を直列させることと、 制御された速度で上流位置から下流位置に物品を移動させることからなる方法
  11. 【請求項11】 更に、第一及び第二列の鎧窓を通してほぼ垂直方向に空気
    を向け、物品が上流位置から下流位置に搬送されていく際に、物品を直立姿勢に
    保持する垂直な空気柱の中に物品を包み込む過程を更に含む、請求項10に記載
    の方法。
  12. 【請求項12】 更に第一及び第二列の鎧窓の間に散在する一並びの開口を
    通してほぼ垂直方向に空気を向け、物品が上流位置から下流位置に搬送されてい
    く際に、物品を直立姿勢に保持する垂直な空気柱の中に物品を包み込む過程を更
    に含む、請求項10に記載の方法。
  13. 【請求項13】 不安定で直立しており軽量の複数の容器を搬送する方法で
    あって、各容器は底面と重心とを支える側壁を有し、上流位置から下流位置に等
    積空気式搬送機に沿って制御された速度で搬送され、該方法が以下の過程を含む
    ことを特徴とする方法。 搬送面に穿孔を設けて、そこを通して容器を搬送面に沿って上流位置から下流
    位置に移動させる為の空気を供給するようにすることと、 第一のより大きな強度の下流ベクトルに沿った穿孔の少なくとも幾つかを通し
    て空気を供給することと、 第二のより小さな強度の上流ベクトルに沿った穿孔の少なくとも幾つかを通し
    て空気を供給することと、 ほぼ垂直なベクトルに沿った穿孔の少なくとも幾つかを通して空気を供給する
    ことと、 下流位置に搬送する為に、搬送面上の複数の容器を上流位置に位置づけ、各容
    器の底面は、搬送面上で上流と下流の両方の鎧窓組の一部を覆うのに十分な大き
    さであることと、 搬送面の上に複数の容器を上昇させるのに十分な圧力と容積で空気源から第一
    及び第二組の鎧窓に空気を供給することと、 第一及び第二組の鎧窓を通して搬送面にほぼ平行な方向に空気を向け、各容器
    の底面と搬送面との間に第一の低圧領域を発生させ、それら容器を直立姿勢に保
    持し、かつ搬送面に密接した近傍に保持することと、 垂直ベクトルで供給される垂直な空気柱の中にそれぞれの容器の壁を包み込み
    、それら容器を直立姿勢に保持することを助けることと、 第一の強度のベクトルと第二の強度のベクトルとの間の差によって、発生した
    気流を介して搬送機に沿って複数の容器を上流位置から下流位置へと移動させる
    こと。
  14. 【請求項14】 それぞれの容器の側壁が、その重心の付近で空気により包
    み込まれることを特徴とする、請求項13に記載の方法。
  15. 【請求項15】 穿孔を設ける過程が更に以下の過程を含んでいることを特
    徴とする請求項13に記載の方法。 傾斜面で搬送面を通して延びる第一組の鎧窓を設け、そこを通過する空気が第
    一のより大きな強度の下流ベクトルを有するようにすることと、 傾斜面で搬送面を通して延びる第二組の鎧窓を設け、そこを通過する空気が第
    二のより小さな強度の上流ベクトルを有し、前記第一及び第二組の鎧窓が、所定
    の交互の配置に配置されるようにすること。
  16. 【請求項16】 前記第一及び第二組の鎧窓それぞれを通して垂直ベクトル
    に沿って空気を通過させるという追加過程を含む、請求項15に記載の方法。
  17. 【請求項17】 以下の追加過程を含む、請求項15に記載の方法。 前記第一及び第二組の鎧窓とは別の垂直開口の第三組を搬送機内に設けること
    と、 垂直ベクトルに沿った前記垂直開口の第三組を通して空気を通過させること。
  18. 【請求項18】 上流端と下流端のある空気式搬送装置であって以下からな
    る装置。 前記上流端から前記下流端に延びる搬送面と、 重心と、側壁と、前記搬送面の上に位置している底面とをそれぞれ有する複数
    の不安定な直立軽量容器と、 前記搬送面の上に空気の上流と下流の力ベクトルを発生させて前記複数の容器
    を前記搬送面の上に支え、前記空気の上流と下流の力ベクトルが、前記複数の容
    器のそれぞれの下に第一の低圧領域を生成してそれら容器が引っ繰り返ることな
    く前記上流位置から前記下流位置に、制御された速度で移動する為に容器を直立
    した姿勢に保持するようにする手段と、 前記搬送面の上にほぼ垂直な空気の力ベクトルを発生させて、前記容器の前記
    側壁を垂直な空気柱の中に包み込み、それら容器が前記上流位置から前記下流位
    置に移動する際に引っ繰り返ることを更に最小限にする為の手段。
  19. 【請求項19】 上流と下流の力ベクトルを発生させる前記手段と垂直な力
    ベクトルを発生させる前記手段と、以下のものを含んでいることを特徴とする、
    請求項18に記載の空気式搬送装置。 下流の力ベクトルと幾つかの垂直な力ベクトルを発生させるための第一組の鎧
    窓と、 上流の力ベクトルと垂直な力ベクトルの残りを発生させるための第二組の鎧窓
  20. 【請求項20】 加圧された空気を前記第一及び第二組の鎧窓に供給する為
    に、加圧空気源に接続可能で、かつ前記搬送面の前記下側に取り付けられた共通
    の高圧領域を更に含む、請求項19に記載の空気式搬送装置。
  21. 【請求項21】 前記第一及び第二組の鎧窓は、下流位置向けの空気容積の
    純量が、上流位置から下流位置への任意の増分位置においてほぼ同量を発生させ
    、前記複数の容器がそれに沿って制御された均一な速度で移動することを特徴と
    する、請求項19に記載の空気式搬送装置。
  22. 【請求項22】 上流と下流の力ベクトルを発生させる前記手段には、下流
    の力ベクトルを発生させる第一組の鎧窓と、上流の力ベクトルを発生させる第二
    組の鎧窓とが含まれており、 垂直な力ベクトルを発生させる為の前記手段には、空気を垂直な力ベクトルに
    沿って供給する更にもう一組の開口が含まれていることを特徴とする、請求項1
    8に記載の空気式搬送機。
  23. 【請求項23】 前記第一及び第二組の鎧窓が発生させる下流位置向けの空
    気容積の純量は、上流位置から下流位置への任意の増分位置においてほぼ同量で
    あり、前記複数の容器がそれに沿って制御された均一な速度で移動することを特
    徴とする、請求項22に記載の空気式搬送装置。
  24. 【請求項24】 加圧された空気を前記第一及び第二組の鎧窓と前記更にも
    う一組の開口とに供給する為に、加圧空気源に接続可能で、かつ前記搬送面の前
    記下側に取り付けられた共通の高圧領域を更に含む、請求項22に記載の空気式
    搬送装置。
  25. 【請求項25】 重心と、側壁と、底面をそれぞれ有する複数の不安定直立
    軽量容器と、前記複数の軽量容器をそこに供給される加圧空気によって搬送する
    為の搬送機との組み合わせであって、前記組み合わせが以下のものを含んでいる
    組み合わせ。 前記複数の容器をそこに沿って一斉に移動させる為に、上流位置から下流位置
    へと延びる表面を有する搬送機と、 前記搬送面と流体で連通する位置に置かれた前記複数の容器のそれぞれの前記
    底面と、 空気の下流と上流の力ベクトルをそれぞれ発生させる前記搬送面を通して延び
    る第一及び第二組の鎧窓であって、前記複数の容器のそれぞれの下に低圧領域を
    形成するようにし、容器が下流に移動していく際に直立姿勢に維持し、しかも、
    前記上流及び下流の鎧窓組がほぼ垂直な力ベクトルを発生させて容器のそれぞれ
    の前記側壁を垂直な空気柱の中に包み込むようにし、引っ繰り返るのを最小にし
    、前記第一及び第二組の鎧窓の配置は前記搬送面の上で所定の列配置で配置され
    、前記複数の容器が制御された速度で上流位置から下流位置へと移動するのを制
    御できるようにしている第一及び第二組の鎧窓。
  26. 【請求項26】 前記第一及び第二組の鎧窓が発生させる下流位置向けの空
    気容積の純量は、上流位置から下流位置への任意の増分位置においてほぼ同量で
    あり、前記複数の容器がそれに沿って制御された均一な速度で移動することを特
    徴とする、請求項25に記載の組み合わせ。
  27. 【請求項27】 前記第一組の鎧窓の全開放領域は、加圧空気の流れが通過
    する前記第二組の鎧窓よりも大きくて、前記複数の容器の移動の制御が可能にな
    るようにしていることを特徴とする、請求項25に記載の組み合わせ。
  28. 【請求項28】 前記第一及び第二組の鎧窓はランセット型に鋳造されて、
    前記上流と下流の力ベクトルのそれぞれと、前記垂直な力ベクトルを発生させる
    ことを特徴とする、請求項25に記載の組み合わせ。
  29. 【請求項29】 前記上流鎧窓組と前記下流鎧窓組の各前記鎧窓は、傾斜路
    を有し、該傾斜路は前記デッキ面から削られ、かつ前記搬送面に対してある角度
    をなすように形成されており、前記上流及び下流の力ベクトルのそれぞれをもた
    らすようになっていて、前記傾斜路には前記デッキ面に形成された縁部から間隔
    をおいて隔てられた後端があり、該デッキ面から前記傾斜路が削られて前記垂直
    の力ベクトルを発生させるようになっていることを特徴とする、請求項25に記
    載の組み合わせ。
  30. 【請求項30】 重心と側壁と底面をそれぞれ有する複数の不安定直立軽量
    容器と、前記複数の軽量容器をそこに供給される加圧空気によって搬送する為の
    搬送機との組み合わせであり、前記組み合わせが以下のものを含む組み合わせ。 前記複数の容器をそこに沿って一斉に移動させる為に上流位置から下流位置へ
    と延びる表面を有する搬送機と、 前記搬送面と流体で連通する位置に置かれた前記複数の容器のそれぞれの前記
    底面と、 空気の下流と上流の力ベクトルをそれぞれ発生させる前記搬送面を通して延び
    る第一及び第二組の鎧窓であって、前記複数の容器のそれぞれの下に低圧領域を
    形成するようにして容器が下流方向に移動していく際に直立姿勢に維持し、前記
    第一及び第二組の鎧窓の配置は前記搬送面の上で所定の列配置で配置され、前記
    複数の容器が制御された速度で上流位置から下流位置へと移動するのを制御でき
    るようにしている第一及び第二組の鎧窓と、 前記搬送面を通してほぼ垂直の力ベクトルを発生させ、かつ前記容器のそれぞ
    れの前記壁を垂直な空気柱の中に包みこんで、引っ繰り返るのを最小限にする、
    垂直の開口組。
JP2000562289A 1998-07-30 1999-07-15 不安定な物品用の速度制御付き空気式搬送機 Pending JP2002521292A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/126,365 1998-07-30
US09/126,365 US6042307A (en) 1998-07-30 1998-07-30 Controlled speed air conveyor for unstable articles
PCT/US1999/016233 WO2000006476A1 (en) 1998-07-30 1999-07-15 Controlled speed air conveyor for unstable articles

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002521292A true JP2002521292A (ja) 2002-07-16

Family

ID=22424434

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000562289A Pending JP2002521292A (ja) 1998-07-30 1999-07-15 不安定な物品用の速度制御付き空気式搬送機

Country Status (5)

Country Link
US (1) US6042307A (ja)
EP (1) EP1100738A1 (ja)
JP (1) JP2002521292A (ja)
AU (1) AU5110799A (ja)
WO (1) WO2000006476A1 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6241427B1 (en) * 1998-11-20 2001-06-05 Seagate Technology, Inc. System and method for substantially touchless hydrodynamic transport of objects
US6612785B1 (en) * 1999-01-29 2003-09-02 Ouellette Machinery Systems, Inc. Bottle guide rails with air flow openings
US6846151B2 (en) * 2003-02-21 2005-01-25 Lockhead Martin Corporation Non-contact aerodynamic diverter/stacker insertion system
EP1491252A1 (en) * 2003-06-26 2004-12-29 Urea Casale S.A. Fluid bed granulation process and apparatus
KR101234475B1 (ko) * 2005-06-20 2013-02-18 엘지디스플레이 주식회사 비접촉 반송 장치에서의 지지플랫폼
JP4594241B2 (ja) 2006-01-06 2010-12-08 東京エレクトロン株式会社 基板搬送装置、基板搬送方法及びコンピュータプログラム
ITPR20080065A1 (it) * 2008-10-15 2010-04-16 Bompani S R L Apparato e procedimento per il trasporto pneumatico di contenitori

Family Cites Families (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3105720A (en) * 1960-10-03 1963-10-01 Barker Company Pneumatic conveying system
US3180688A (en) * 1963-05-22 1965-04-27 Rudolph E Futer Air-lift conveying of solids
SE310117B (ja) * 1965-07-08 1969-04-14 Svenska Flaektfabriken Ab
US3475058A (en) * 1967-03-13 1969-10-28 Roy Oliver Sanders Conveying apparatus
US3437335A (en) * 1967-06-16 1969-04-08 Sperry Rand Corp Fluid document transporter
US3733056A (en) * 1971-01-11 1973-05-15 L Fong Fluidized bed and method of treating granular material
US4033555A (en) * 1971-01-11 1977-07-05 The Motch & Merryweather Machinery Company Fluidized bed for treating granular material
US4014576A (en) * 1975-06-19 1977-03-29 International Business Machines Corporation Article carrier
US4165132A (en) * 1977-02-28 1979-08-21 International Business Machines Corporation Pneumatic control of the motion of objects suspended on an air film
US4456406A (en) * 1980-04-07 1984-06-26 Precision Metal Fabricators, Inc. Air table system
US4500229A (en) * 1982-04-08 1985-02-19 Goldco Engineering, Inc. Method and apparatus for forming cylindrical articles into a single line
US4730955A (en) * 1986-05-13 1988-03-15 Precision Metal Fabricators, Inc. Divergent single filer
US4732513A (en) * 1986-08-29 1988-03-22 Precision Metal Fabricators, Inc. Controlled speed coverless air conveyor
US4744702A (en) * 1987-01-12 1988-05-17 Simplimatic Engineering Co. Modular air conveyor construction
US5037245A (en) * 1990-03-02 1991-08-06 Simplimatic Engineering Company Article transfer device and method for air conveyors
DK0474949T3 (da) * 1990-09-11 1995-01-30 Niro Holding As Fremgangsmåde og apparat til behandling af et pulverformet eller partikelformet materiale eller produkt med gas
US5209387A (en) * 1990-09-20 1993-05-11 Eastman Kodak Company Gas film conveyor for elongated strips of web material
US5222840A (en) * 1991-06-21 1993-06-29 The Stolle Corporation Double plenum air conveyor/accumulator
US5478173A (en) * 1993-06-24 1995-12-26 Simplimatic Engineering Company Damperless controlled speed air conveyor
US5549423A (en) * 1993-06-24 1996-08-27 Simplimatic Engineering Company Damperless controlled speed air conveyor
US5466096A (en) * 1993-11-01 1995-11-14 Simplimatic Engineering Company Pressurized air conveyor
US5611648A (en) * 1996-01-26 1997-03-18 Simplimatic Engineering Company Air conveying support structure for conveying articles along an air conveyor

Also Published As

Publication number Publication date
EP1100738A1 (en) 2001-05-23
WO2000006476A1 (en) 2000-02-10
US6042307A (en) 2000-03-28
AU5110799A (en) 2000-02-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4732513A (en) Controlled speed coverless air conveyor
JPH05162852A (ja) ボトル空気コンベヤー
JP2000185822A (ja) 空気入り梱包用クッションの給送システム
US4669604A (en) Vacuum single filer
US4730955A (en) Divergent single filer
US5299889A (en) Pneumatic conveyor apparatus
JP2002521292A (ja) 不安定な物品用の速度制御付き空気式搬送機
EP0705212B1 (en) Damperless controlled speed air conveyor and method of conveying articles en masse
US4369005A (en) Air conveyor
JP3305715B2 (ja) 高速縦単列装置
JP2006176255A (ja) 搬送システム
US5549423A (en) Damperless controlled speed air conveyor
JP6444686B2 (ja) ピロー包装体の保持具、搬送装置、吸着保持方法
US4721419A (en) Container nesting apparatus
US5451125A (en) Controlled speed single file conveyor for multisize articles
US5478174A (en) Controlled speed single file conveyor
JP5785693B2 (ja) 増列装置
USRE37532E1 (en) Damperless controlled speed air conveyor
JP2002068123A (ja) 物品の前倒し装置
JP3036845B2 (ja) ダンパーレスな一定速度エアコンベア
JPH01261117A (ja) 搬送装置
JP3876867B2 (ja) 搬送システム
JP2001335135A (ja) 位置決め機能を有する吸着コンベヤ装置
JP4006285B2 (ja) 容器搬送装置
JP4742294B2 (ja) 角容器の方向規制装置