JP2002520757A - ディスクドライブにおける縮小ヘッドポピュレーション検出 - Google Patents

ディスクドライブにおける縮小ヘッドポピュレーション検出

Info

Publication number
JP2002520757A
JP2002520757A JP2000558514A JP2000558514A JP2002520757A JP 2002520757 A JP2002520757 A JP 2002520757A JP 2000558514 A JP2000558514 A JP 2000558514A JP 2000558514 A JP2000558514 A JP 2000558514A JP 2002520757 A JP2002520757 A JP 2002520757A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
head
impedance
disk drive
configuration
disk
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000558514A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3813819B2 (ja
Inventor
ウォーカー、ティモシイ、ティ
マタウセク、ロバート
バートン、マシュー、ジー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seagate Technology LLC
Original Assignee
Seagate Technology LLC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seagate Technology LLC filed Critical Seagate Technology LLC
Publication of JP2002520757A publication Critical patent/JP2002520757A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3813819B2 publication Critical patent/JP3813819B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/012Recording on, or reproducing or erasing from, magnetic disks
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B19/00Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
    • G11B19/02Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B21/00Head arrangements not specific to the method of recording or reproducing
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/127Structure or manufacture of heads, e.g. inductive
    • G11B5/33Structure or manufacture of flux-sensitive heads, i.e. for reproduction only; Combination of such heads with means for recording or erasing only
    • G11B5/39Structure or manufacture of flux-sensitive heads, i.e. for reproduction only; Combination of such heads with means for recording or erasing only using magneto-resistive devices or effects
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/455Arrangements for functional testing of heads; Measuring arrangements for heads
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/488Disposition of heads
    • G11B5/4886Disposition of heads relative to rotating disc

Landscapes

  • Digital Magnetic Recording (AREA)
  • Moving Of Heads (AREA)
  • Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)

Abstract

(57)【要約】 ディスクドライブ(100)ヘッド−ベースアセンブリ(HDA)(101)の構成を決定する装置および方法。HDAは回転可能なディスク(106)およびディスクに隣接するアクチュエータアセンブリ(110)を含み、アクチュエータアセンブリはフルポピュレーテッド構成において最大数のヘッド(120)を支持し、デポピュレーテッド構成において減少された数のヘッドを支持する。各ヘッドは一意ヘッド位置に配置される。ディスクドライブの各スピンアップ中に、サーボ回路(148)はディスクドライブがフルポピュレーテッドである場合にはヘッドを有するが、ディスクがデポピュレーテッドである場合にはヘッドを有しない選択されたヘッド位置のインピーダンスを決定する。サーボ回路は決定したインピーダンスに関連してHDAの構成を識別し、それに従ってドライブを初期化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の分野) 本発明は一般的にディスクドライブ装置の分野に関し、限定はしないが、特に
ディスクドライブのヘッド−ディスクアセンブリ(HDA)の構成を識別するこ
とによりディスクドライブの動作性能を改善することに関する。
【0002】 (発明の背景) ディスクドライブはモダンなコンピュータおよびコンピュータネットワークに
おいて主要なデータ記憶装置として使用される。典型的なディスクドライブはス
ピンドルモータにより一定の高速度で回転されディスク表面上に規定されたトラ
ック上にデータを記憶するリード/ライトヘッドのアレイによりアクセスされる
1つ以上の磁気ディスクを格納するヘッド−ディスクアセンブリ(HDA)を含
んでいる。HDAの動作を制御するのに使用される電子装置がHDAの下側に搭
載される印刷配線アセンブリ(“回路板”もしくは“カード”とも呼ばれる)上
に設けられディスクドライブを完成させる。
【0003】 この技術における技術的進展によりディスクドライブデータ記憶容量が継続的
に改善されてきている。ドライブの連続する各世代にとって、前の世代の実質的
に2倍のデータ記憶容量を同等もしくは改善されたデータ転送速度で提供するこ
とは少しも珍しいことではない。設計サイクル時間も新しい世代のドライブが典
型的には2,3か月ごとに市場へ導入される点まで短縮される。
【0004】 現在の市場における生き残りの競合相手の途方もない技術的および記号論理学
的挑戦に応じるために、ディスクドライブメーカはできるだけ迅速かつ効率的に
新しいディスクドライブ製品を設計し発売するステップをとってきている。特に
関心があるのは部品の標準化であり、それには単一製品ファミリからの広範なデ
ィスクドライブ製品に同じもしくは類似のハードウェア部品を提供できるように
するディスクドライブ設計の標準化が含まれる。次に、引き続きロードされ動作
中にドライブにより使用されるパラメータ値(書き込み電流、利得、フィルタ特
性、等)の選択により、個別の各ドライブの性能が製作中に最適化される。
【0005】 モダンなディスクドライブは典型的にディスクドライブコントローラ(マイク
ロプロセッサおよびデジタル信号プロセッサ等)に対するプログラミングを提供
するファームウェアを利用するため、メーカは一般的にさらに同じディスクドラ
イブ製品ファミリ内の全ドライブ上に同じファームウェアをロードする。ファー
ムウェアはドライブの特定の構成(ディスク数、データ記憶容量、インターフェ
イスのタイプ、等)を示す付加記憶情報を頼りに特定の各ディスクドライブ構成
に適切な特定のルーチンにアクセスし、製作中に確立されたパラメータをロード
してドライブの性能を最適化する。
【0006】 典型的なディスクドライブは1つ以上の非揮発性メモリ装置(すなわち、ドラ
イブから外部電力が除去される場合にその内容を保持するメモリ装置)を含み、
それにファームウェアが書き込まれる。ドライブの製作中にパラメータ値および
製品情報もこれらの装置に書き込まれる。この装置はディスクドライブ印刷配線
アセンブリ(PWA)上に配置され、ドライブの各初期化中にアクセスされる。
【0007】 したがって、元々インストールされたPWAがディスクドライブから取り外さ
れて新しい置換PWAと置換されるときに問題が生じる。このような置換は一般
的に製作および現場サービス作業中に、例えば、元々インストールされたPWA
に関連する故障状態の検出に応答して生じる。HDAに関連するパラメータ値お
よび製品情報が元々インストールされたPWAから新しい置換PWAへ転送され
ることを保証するステップが明確にとられないかぎり、新しいPWAを使用して
ディスクドライブが再初期化される時にエラー状態が生じることがある。特に、
新しいPWA上に記憶されたファームウェアはHDAが実際に所有するものとは
異なるハードウェア構成を期待することがあり、あるいは新しいPWA上に記憶
されたパラメータ値はドライブの信頼できる動作にとって不適切となることがあ
る。
【0008】 パラメータと製品状態のこのような不整合により、新しくインストールされた
置換PWAを有するディスクドライブが再初期化を試みる時に受け入れられない
遅延を生じることがある。さらに、パラメータと製品状態のこのような不整合が
十分に断言される場合には、ドライブがスピンアップを試みてヘッドをロードす
る(すなわち、ヘッドをディスク表面上へ移動させる)時に、ディスクドライブ
は物理的に破損されることがある。HDAに対する最適パラメータ値は典型的に
はHDAの指示されたトラック上にも記憶されるが、このようなトラックはディ
スクドライブがうまくスピンアップされてヘッドにロードされないうちはアクセ
スすることができない。
【0009】 たとえPWAの置換がなされない場合でも、新しいファームウェアがHDAの
構成にとって不適切であれば、新しい更新されたファームウェアがPWAにダウ
ンロードされる時に問題が生じることがある。このようなファームウェア更新は
しばしば現場サービス作業中に生じ、正しいファームウェアがダウンロードされ
ることを保証するための事前対策がとられはするが、それでも時々エラーが生じ
る。ファームウェア−ハードウェア不整合により不正確に構成されたPWAがイ
ンストールされる場合と同種の問題が生じることがお判りであろう。
【0010】 例えば、スピンアップ中に、ディスクドライブ内のヘッドおよびディスクの数
がディスクに応じて異なる場合には、ファームウェアは特定のHDAの構成を決
定できないことがある。コストを低減するために、多くのメーカは減少された数
のヘッドおよびディスクを利用してディスクドライブを作り出すことがある。例
えば、ディスクドライブは5ディスクに対する10ヘッド(一般的に、フルポピ
ュレーテッド(fully populated)構成と呼ばれる)ではなく3ディスクに対する
5ヘッド(一般的に、デポピュレーテッド(depopulated)構成と呼ばれる)を含
むことがある。両方の構成において、そこから延びる6つのアームを有するアク
チュエータを含む同じハードウェアを、ディスクドライブのデポピュレーテッド
構成の製作中に付加コストを生じないように使用することができる。デポピュレ
ーテッドアクチュエータの平衡および慣性特性はアクチュエータから吊下げられ
たダミーヘッドの使用、消失フレクシャ(flexures)およびヘッドを補償する追加
質量を有するスエージプレート(swage plate)の使用、その他適切な方法により
維持することができる。
【0011】 コストは著しく低減されるが、ドライブの初期化中にファームウェアがディス
クドライブのデポピュレーテッド構成に適応できなければ問題が生じる。したが
って、PWAのファームウェアが正しくない初期化情報を送ると、ディスクドラ
イブが故障したりHDAが損傷することがある。
【0012】 したがって、ディスクドライブのHDAの構成を容易に表示して、新しい置換
PWAがドライブ内にインストールされる時、もしくは新しいファームウェアが
PWA内にダウンロードされる時に問題を解消する方法が必要とされている。
【0013】 (発明の概要) 本発明はディスクドライブヘッド−ディスクアセンブリ(HDA)の構成を決
定する装置および方法に向けられている。
【0014】 好ましい実施例では、HDAは回転可能なディスクのアレイおよびディスクに
隣接するアクチュエータを含んでいる。アクチュエータは最大数のヘッドをフル
ポピュレーテッド構成で支持し、減少された数のヘッドをデポピュレーテッド構
成で支持する。各ヘッドは一意ヘッド位置に配置される。
【0015】 アクチュエータに動作接続されるサーボ回路は好ましくは、ディスクドライブ
の構成がフルポピュレーテッドであれば前置増幅器回路がヘッドを有するヘッド
位置を選択し、ディスクドライブの構成がデポピュレーテッドであればヘッドを
持たないヘッド位置を選択できるようにする関連するプログラミングを有するプ
ロセッサを含んでいる。好ましくは、ディスクドライブの各スピンアップ中に、
前置増幅器回路はその選択されたヘッド位置におけるインピーダンスを決定し、
その値を所定の閾値と比較して選択されたヘッド位置がヘッドを有するかどうか
を確認し、ディスクドライブがフルポピュレーテッドであるかデポピュレーテッ
ドであるかを表示する。次に、ディスクドライブはそれに従って初期化される。
【0016】 本発明を特徴づけるこれらおよび他のさまざまな特徴および利点は下記の詳細
な説明を読み関連する図面を見れば自明であろう。
【0017】 (詳細な説明) 次に、図1に本発明の好ましい実施例に従って構成されたディスクドライブ1
00の平面図を示す。
【0018】 ディスクドライブ100はヘッド−ディスクアセンブリ(HDA)101およ
びHDA101の下側に搭載されしたがって、図1では見えない、ディスクドラ
イブ印刷配線アセンブリ(PWA)を含んでいる。PWAはHDA101の動作
を制御しHDA101とホストコンピュータ間でデータを転送するのに必要な回
路を提供し、ディスクドライブ100はユーザ環境内に搭載することができる。
【0019】 図1において、HDA101はさまざまなディスクドライブ部品が搭載される
ベースデッキ102を含んでいる。検討を容易にするために図1から省かれてい
るトップカバーがベースデッキ102と協働してディスクドライブ100に対す
る内部封止環境を形成する。ディスク106のスタックを一定の高速で回転させ
るスピンドルモータ104が設けられ、ディスククランプ108がディスクをス
ピンドルモータ104に固定する。
【0020】 ディスク106にアクセスするために、制御可能に位置決めされるアクチュエ
ータアセンブリ110が設けられ、それはボイスコイルモータ(VCM)114
のコイル(その一部を113に示す)に加えられる電流に応答してカートリッジ
ベアリングアセンブリ112の周りを回転する。アクチュエータアセンブリ11
0はそこから対応するフレクシャ(flexure)アセンブリが延びる複数のアームを
含み、その最頂部はそれぞれ116,118に示されている。ヘッド120がフ
レクシャアセンブリ116,118の遠端に設けられ、ディスク106の回転に
より生じる空気流により確立されるエアベアリングによりディスク106上に支
持される。
【0021】 ディスクドライブ100が消勢される時にディスク106の最内径においてヘ
ッド120をランディングゾーン(図示せず)上に固定するためにラッチアセン
ブリ122が設けられる。フレックス(flex)回路アセンブリ124がアクチュエ
ータアセンブリ110とディスクドライブPWA間の電気通信経路を提供する。
【0022】 次に、その中にディスクドライブ100が搭載されるものと考えられるホスト
コンピュータ130と共に、図1のディスクドライブ100の機能ブロック図を
図2に示す。特に、図1はPEA(点線囲い131で示す)の回路およびHDA
101の選択された部品を示す。ホストコンピュータ130はディスクドライブ
制御プロセッサ132のトップレベル制御を行い、それは次にダイナミックラン
ダムアクセスメモリ(DRAM)134および非揮発性フラッシュメモリ136
に記憶されたプログラミングおよびパラメータ値に従ってディスクドライブ10
0の動作を制御する。
【0023】 ディスクドライブ100により記憶されるデータはホストコンピュータ130
からインターフェイスユニット140へ転送され、それはデータを一時的にバッ
ファするデータバァッファおよびデータ転送動作中にリード/ライトチャネル1
42およびプリアンプ/ドライバ回路144(“プリアンプ”)の動作を指令す
るシーケンサを含んでいる。図1に示すように、プリアンプ144は好ましくは
アクチュエータアセンブリ110に搭載される。
【0024】 さらに、従来技術で知られているように、スピンドルモータ104(図1)の
逆起電力(bemf)転流を介してディスク106の回転を制御するためにスピンドル
回路146が設けられる。ヘッド120、プリアンプ144、サーボ回路148
およびコイル113により確立されるサーボループの一部としてディスク106
に対するヘッド120を制御するためにサーボ回路148が設けられる。サーボ
回路148はデジタル信号プロセッサ(DSP)および関連するメモリ(別々に
は図示せず)を含み、本発明の譲受人に譲り受けられた1993年11月16日
発行のダフィー等の米国特許第5,262,907号に一般的に記載されている
ような方法で制御プロセッサがDSPと通信を行ってその動作を制御する。
【0025】 図3は一対のディスク106および関連するヘッド120と共に、図2のプリ
アンプ144の機能ブロック図を示し、本発明を検討する目的で2つのディスク
106が図示されているが、本発明はそのように限定されるものではない。各ヘ
ッド120はディスク106の記録面158,160に隣接して支持される。
【0026】 好ましくは、ヘッド120は磁気抵抗(MR)ヘッドとして特徴づけられ、一
方のヘッド120についてそれぞれ図4の166,168に一般的に示すように
、各ヘッドが従来の薄膜ライト素子およびMRリード素子を含んでいる。ディス
クドライブ100の各MRリード素子168は、好ましくは、コバルト、ニッケ
ルおよび鉄により形成される合金を含み、選択された方位の磁界に曝されると変
動する電気抵抗を有する。モダンなディスクドライブのデータ密度を支持するの
に必要な感度を得るために、各MRリード素子168は比較的デリケートで損傷
に敏感な比較的薄い境界層(典型的にオングストロームで測定される)を含む。
したがって、ハードディスク放電(アーク)を防止して、MRリード素子168
に加えられる電流が素子の電流搬送能力を超えないことを保証するために、各ヘ
ッド120の全てのMRリード素子168の共通モード電位をディスク106の
それに非常に近く保持することが望ましい。
【0027】 再び図3に戻って、後述するように、プリアンプ144はディスクドライブ1
00のリードおよびライト動作中に記録面158,160上に記憶されたデータ
へアクセスするために使用される。その際、プリアンプ144はヘッド120の
ライトおよびリード素子166,168へ選択的に電流を加える。好ましくは、
プリアンプ144は一般的に知られているしきい値検出、高調波信号フィルタリ
ングおよびヘッド選択能力等の多様な付加特徴を内蔵しており、参照として特に
適切な市販されているプリアンプは米国、ミネソタ州、ブルーミントンのVTC
社のV10594である。
【0028】 本発明にとって特に興味深いのはリード動作中のプリアンプ144の動作であ
り、その間選択された大きさのリードバイアス電流が選択されたヘッド120の
MRリード素子168へ連続的に加えられる。関連する記録面158,160に
記憶されたデータがMRリード素子168両端間の電圧変化に関連して検出され
、プリアンプ144によりリード/ライトチャネル142へ出力される再生信号
に反映される(図2)。図3において、再生信号はDATAOUTパス170に
沿って送信されるように示されており、それは好ましくはプリアンプ144の一
対の差動出力ピン(別々には図示せず)に接続された一対の信号ラインを含んで
いる。
【0029】 リードバイアス電流(図3において各々が一般的に“IB”として識別される
)の大きさはディスクドライブ製作中に各ヘッド120について個別に選択され
る。特に、リードバイアス電流IBは好ましくは、例えば、各記録面158,1
60に選択された量のテストデータを書き込み、さまざまな大きさのリードバイ
アス電流IBを使用してデータを数回読み戻し、最善リードエラーレートを与え
るこれらの大きさに関連して(すなわち、他の評価基準)リードバイアス電流I B に対する最後の大きさを選択することによりディスクドライブ性能を最適化す
るように選択される。
【0030】 リードバイアス電流IBの大きさはフラッシュメモリ136内に記憶され制御
プロセッサ132(図2)によりサーボ回路148のDSPを介してプリアンプ
144へ送られるリードバイアス値に応答して制御される。リードバイアス値は
マルチビットデジタル形式で表わされシリアルインターフェイスパス174を介
してプリアンプ144のレジスタの選択されたアドレス(点線ブロック172で
示される)へロードされる。同様に、シリアルインターフェイスパス174を介
してレジスタ172のもう1つのアドレスへロードされるマルチビットデジタル
選択値に応答してさまざまなヘッド120が個別に選択される。好ましくは、シ
リアルインターフェイスパス174は、レジスタ172のリードおよびライトを
制御するクロックを供給するクロックラインおよびレジスタアクセスをイネーブ
ルするイネーブルラインだけでなく、それに沿ってリードバイアスおよびヘッド
セレクト値が送信されるデータラインを含んでいる。プリアンプ144は10個
までの異なるヘッド120を収容し32までの異なるリードバイアス電流レベル
を助成するものと考えられる。リードバイアス値およびヘッドセレクト値の各更
新は、1リード/ライトヘッドコマンドビット、7アドレスビットおよび8デー
タビットを有する16ビット語のビットの逐次クロッキングにより行われる。し
たがって、レジスタ172は第16クロックパルスを受信すると新しい語で更新
される。
【0031】 正規のディスクドライブ動作中に、1つのヘッド120は選択された状態にあ
る(ここでは、“現在選択されているヘッド”もしくは“現在ヘッド”と呼ばれ
る)。プリアンプ144は一般的に適切なリードバイアス電流を現在選択されて
いるヘッド120へ連続的に加えるように動作する。例えば、現在選択されてい
るヘッド120が関連する記録面158,160上の選択されたトラックへデー
タを書き込むのに使用されるライト動作モード中に、データはプリアンプ144
によるライト電流の選択的印加により現在選択されているヘッドのライト素子(
図4の166等)へ書き込まれる。しかしながら、現在選択されているヘッド1
20はライト動作中に関連する記録面からのデータ(サーボもしくはヘッダー情
報等)も周期的に読み出してサーボ回路148が現在選択されているヘッド12
0の位置を制御できるようにして、MRリード素子168へのリードバイアス電
流の継続的な印加が避けられない。
【0032】 同様に、プリアンプ144は関連する記録面からのデータを検索するために、
各リード動作中に現在選択されているヘッド120へリードバイアス電流を連続
的に加える。データの実際の読出しおよび書込みは選択されたトラックが現在選
択されているヘッド120により追跡される間に行われるが、いくつかの異なる
トラックが(および異なる記録面158,160さえも)特定のリードもしくは
ライト動作中にアクセスすることができるため、トラックからトラックへのシー
クも周期的に実施することができる。各リードおよびライト動作が終結した後で
、サーボ回路148(図2)は一般的に、ディスクドライブ100により次のコ
マンドが実行されるまで、現在選択されているヘッド120に最後にアクセスさ
れたトラックの追跡を継続させるよう動作する。
【0033】 任意所与の時間に選択されるヘッド120およびそこに加えられるリードバイ
アス電流の大きさはレジスタ172に記憶されたヘッドセレクトおよびリードバ
イアス値により決定される。ヘッド120の各MRリード素子168は表面上同
一であり、指定された範囲内のインピーダンスを有する。リード素子のインピー
ダンスが所定の閾値を越える場合には、レジスタ172はさらに選択されたヘッ
ド120に対する“オープンリーダ故障”を報告する能力を有する。
【0034】 前記したように、ディスクドライブ(100等)にはヘッドおよびディスクの
完全な全数を設けるか(フルポピュレーテッド構成と呼ばれる)、あるいはより
低廉な代替品としてこのような全数を減少したもの(デポピュレーテッド構成と
呼ばれる)を設けることができる。フルポピュレーテッド構成では、ディスクの
各表面は対応するヘッドを有し、デポピュレーテッド構成ではディスクの全表面
が対応する機能的ヘッドを有することはないようにディスクおよびヘッドの量が
低減されている。図5および図6はこれらの各構成の実例を示す。
【0035】 最初に、図5にはフルポピュレーテッド構成における図1のHDA101の部
分断面立面図を示し、ディスクドライブ100各表面158,160に対応する
5つのディスク106および10のヘッド120を有する。ヘッド120はディ
スク106の各表面158,160上のデータがプリアンプ144によりアクセ
スできるように吊下げられている。ディスク106は複数の等サイズスペーサ1
76間でスピンドルモータ104に固定されていて、その記録面160と隣接デ
ィスク106の記録面158との間で有害な接触をすることなく回転することが
できる。図5のフルポピュレーテッド構成は実例の目的で開示されたもので制約
的意味合いはない、すなわち、本発明を実施するのに他にさまざまな数のディス
クおよびヘッドを容易に使用できることをお判り願いたい。
【0036】 次に、図6に3つのディスク106および5つの機能的ヘッド120を有する
デポピュレーテッド構成における図1のHDA101の部分断面立面図を示す。
デポピュレーテッド構成では、ディスク106の各記録面158,160は対応
する機能的ヘッド120を持たず減少された数のディスク106がスピンドルモ
ータ104に固定されている。図6に示すデポピュレーテッド構成も実例の目的
で開示されたもので制約的意味合いはない、すなわち、本発明を実施するのに他
にさまざまなディスク対ヘッド比を容易に使用できることをお判り願いたい。
【0037】 図6に示すように、減少された数のディスク106が複数の等サイズスペーサ
176間でスピンドルモータ104に固定されていて、その記録面160と隣接
ディスク106の記録面158との間で有害な接触をすることなく回転すること
ができる。より大きいフィラースペース178を使用して、フルポピュレーテッ
ド構成に通常存在するディスク106により占有されないスピンドルモータ10
4の面積を補償できることをお判り願いたい。それにより同じスピンドルモータ
104をフルポピュレーテッドおよびデポピュレーテッド構成の両方に使用する
ことができる。
【0038】 機能的ヘッド120が記録面160に隣接吊下げされない最底部ディスク16
0を除いて、ヘッド120は各ディスク160の記録面158,160に隣接吊
下げされられている。あるいは、フレクシャアセンブリ118から吊下げられた
複数の動作不能ヘッド180(“ダミーヘッド”とも呼ばれる)が最底部ディス
ク160の下に設けられ、ダミーヘッド180は機能的ヘッド120と実質的に
同じ質量である。ダミーヘッド180はディスクドライブ100の慣性平衡特性
を維持するために設けられ、ディスクドライブ100のフルポピュレーテッド構
成において存在する機能的ヘッド120の不在を補償する。好ましい実施例では
、図6に示すように、ダミーヘッド180はフレクシャアセンブリ118のスプ
リング力により一緒に押圧される。
【0039】 好ましい実施例では、選択されたヘッドの測定インピーダンスを使用してディ
スクドライブ100の特定の構成が検出されその適切な初期化が進められる。そ
のために例えばディスクドライブ100が非動作状態とされた後でターンオンさ
れるような時に、ディスクドライブ100の初期化中に制御プロセッサ132に
より利用されるフラッシュメモリ136に記憶されたプログラミングを表わすも
のと考えられるINITIALIZING ROUTINE 200に対する一般化されたフロー図である
図7がある。
【0040】 ブロック202に示すように、制御プロセッサ132は最初にスピンドル回路
146を指令してディスク106の回転を開始させ動作速度(スピンアップとし
ても知られる)まで回転させるように動作する。うまくスピンアップが達成され
た後で、レジスタ172はシリアルインターフェイスパス174によりロードさ
れるマルチビット、デジタルヘッドセレクト値を使用して、ブロック204に示
すように、ディスクドライブ100がフルポピュレーテッドである時はヘッド1
20を有するが、ディスクドライブ100がデポピュレーテッドである時はヘッ
ド120を有しないヘッド位置を選択する。ブロック206において、プリアン
プ144は選択されたヘッド位置のヘッド120に電流を加え、選択されたヘッ
ド位置の両端間に誘起される電圧を感知してその選択されたヘッド位置における
インピーダンスZを求め、ブロック208において、そのインピーダンスをヘッ
ド120が存在する場合に予期されるインピーダンスよりも大きい閾値Tと比較
する。機能的ヘッド120が存在する場合には、インピーダンスは閾値よりも小
さく、ブロック210に続いてサーボ回路148はディスクドライブ100をフ
ルポピュレーテッドとして識別する。次に、フローはブロック212へ進み、そ
こでディスクドライブ100はフルポピュレーテッド構成に基づいてディスクを
初期化し、それが終結するとルーチンはブロック214で終りディスクドライブ
100は正規動作を行う準備が完了していることをホストコンピュータ130(
図2)に知らせる。
【0041】 しかしながら、インピーダンスが所定の閾値を越える場合には、レジスタ17
2は“オープンリード故障”を供給し、それは恐らくは高インピーダンス読取値
が選択されたヘッド位置にヘッドが存在しないことを意味するということを示し
ている。しかしながら、高インピーダンスは欠陥ヘッドの結果である可能性があ
る。高インピーダンス値が選択されたヘッド位置に機能的ヘッド120が存在し
ない結果であるか欠陥ヘッドが存在する結果であるかを決定するために、ブロッ
ク216に示すように、ルーチンはディスクドライブ100がフルポピュレーテ
ッドである時はヘッド120を有するがディスクドライブがデポピュレーテッド
である時はヘッド120を有しない第2のヘッド位置を選択する。次に、プリア
ンプ144は第2の選択されたヘッド位置のヘッド120に電流を加えて、第2
の選択されたヘッド位置の両端間に誘起される電圧を感知する。ブロック218
において、プリアンプ144は印加した電流および感知した電圧を使用してその
第2の選択されたヘッド位置におけるインピーダンスを決定し、ブロック220
においてそのインピーダンスをヘッド120が存在する場合に予期されるインピ
ーダンスよりも大きい閾値と比較する。インピーダンスが閾値よりも小さければ
、ヘッド120はその第2のヘッド位置に存在することが知られる。ブロック2
22に示したように、レジスタ172は前記したように“オープンリーダ故障”
としても知られるヘッド故障を示すエラー状態を宣言する。すなわち、フルポピ
ュレーテッド構成においてヘッドを有すべき第2のヘッド位置は実際には機能的
ヘッド120を有するため、ブロック204における第1の選択されたヘッド位
置に対する“オープンリーダ故障”は、デポピュレーテッド構成において予期さ
れるヘッドの不在ではなく第1の選択されたヘッド位置における欠陥ヘッドを示
す。次に、ルーチンはブロック214で終り、ディスクドライブ100はドライ
ブが欠陥ヘッドを有することをホストコンピュータ130(図2)に知らせる。
【0042】 しかしながら、比較ブロック220中にインピーダンスが閾値よりも大きけれ
ば、ブロック224に示すように、サーボ回路148は構成がデポピュレーテッ
ドであることを確認する。次に、フローはブロック212へ進み、そこでディス
クドライブ100はデポピュレーテッド構成に基づいてドライブを初期化し、そ
れが終結するとINITIALIZING ROUTINEはブロック214で終り、ディスクドライ
ブ100は正規動作の準備が完了していることをホストコンピュータ130(図
2)に知らせる。
【0043】 本発明の好ましい実施例はレジスタ172の“オープンリーダ故障”報告能力
を利用してディスクドライブ100の構成を決定するが、それには制約的意味合
いはない、すなわちリード素子のインピーダンスを測定して選択されたヘッド位
置にヘッドが存在するかどうかを確認しディスクドライブの構成を識別するのに
さまざまな他の方法を応用することができる。さらに、前記した方法はディスク
ドライブ製作中のサーボトラック書込み中に有利に実施することもできる。
【0044】 本発明はディスクドライブ100が関連するHDAの構成を決定する能力を有
し、それに従って初期化を進める点において著しい利点を提供することが明らか
である。したがって、PWA131は製作中もしくは現場においてディスクドラ
イブの故障やHDAの破損を招くことなく容易に交換することができる。
【0045】 前記したことから、本発明はディスクドライブ100内の縮小ヘッドポビュレ
ーションを検出する装置および方法に向けられていることがお判りであろう。好
ましい実施例により例示したように、ディスクドライブ100はその制御回路を
収納するPWA131を含んでいる。ヘッド−ディスクアセンブリHDA101
はプリント配線アセンブリに接続され、一意ヘッド位置に配置された制御可能に
位置決めできるヘッド120によりデータが書き込まれる回転可能なディスク1
06を含んでいる。ディスクに隣接するアクチュエータ110がフルポピュレー
テッド構成において最大数のヘッドを支持しデポピュレーテッド構成において減
少された数のヘッドを支持するように構成される。
【0046】 アクチュエータに接続されるサーボ回路148は、好ましくは、プリアンプ回
路144がディスクドライブの構成がフルポピュレーテッドである場合にはヘッ
ドを有し、デポピュレーテッドである場合にはヘッドを有しないヘッド位置を選
択できるようにする関連するプログラミングを有するプロセッサを含んでいる。
プリアンプ回路はさらにその選択されたヘッド位置におけるインピーダンスを決
定してその値を所定の閾値と比較し、選択されたヘッド位置がヘッドを有するか
どうかを確認する。プリアンプ回路のレジスタ172はインピーダンスが所定の
閾値を越える場合に故障を報告し、したがって選択されたヘッド位置にヘッドが
存在しないかあるいは欠陥ヘッドしか存在しないことを表示する。
【0047】 単に読み易さおよび理解を助けるために番号および文字を使用してさまざまな
クレームステップが識別されてきたが、このような識別はクレームを図示した特
定のステップ順に制限するものではない。
【0048】 本発明は固有のものだけでなく前記した目的および利点を達成するように適応
できることは明らかである。本開示の目的のために好ましい実施例について説明
してきたが、当業者ならば非常にたくさんの変更を容易に行えるものと思われ、
それらは特許請求の範囲に明記された開示した本発明の精神に含まれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の好ましい実施例に従って構成されたディスクドライブの平面図である
【図2】 図1のディスクドライブの機能的ブロック図である。
【図3】 ディスクドライブの複数のヘッドおよびディスクと共に、図2に示すプリアン
プの機能的ブロック図である。
【図4】 図2のヘッドの一般的構造を示す図である。
【図5】 フルポピュレーテッド構成における図1のHSAの部分断面立面図である。
【図6】 デポピュレーテッド構成における図1のHSAの部分断面立面図である。
【図7】 関連するプログラミングが図2のフラッシュメモリ装置内に記憶され本発明の
好ましい実施例に従って図2の制御プロセッサにより利用される、INITIALIZATI
ON ROUTINEに従って実施される一般的ステップを示すフロー図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年2月2日(2000.2.2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 バートン、マシュー、ジー アメリカ合衆国 オクラホマ、エドモン ド、ダブリュ、ジェブロン ドライブ 1800 Fターム(参考) 5D068 AA01 BB02 CC12 EE15 GG24

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各ヘッドがアクチュエータの一意ヘッド位置に配置される、
    フルポピュレーテッド構成では最大数のヘッドを支持しデポピュレーテッド構成
    では減少された数のヘッドを支持するアクチュエータに隣接するディスクのアレ
    イを有するディスクドライブヘッド−ディスクアセンブリにおける、ヘッド−デ
    ィスクアセンブリの構成を決定する方法であって、該方法は、 (a)ヘッド−ディスクアセンブリがフルポピュレーテッドである時はヘッド
    を有するが、ヘッド−ディスクアセンブリがデポピュレーテッドである時はヘッ
    ドを有しない選択されたヘッド位置のインピーダンスを決定するステップと、 (b)前記インピーダンスが所定の閾値よりも小さい場合はヘッド−ディスク
    アセンブリの構成をフルポピュレーテッドであると識別するステップと、 (c)前記インピーダンスが所定の閾値よりも大きい場合はヘッド−ディスク
    アセンブリの構成をデポピュレーテッドであると識別するステップと、 を含む方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の方法であって、前記決定するステップ(a)
    は、さらに、 (a1)選択されたヘッド位置に電流を加えるステップと、 (a2)選択されたヘッド位置の両端間の電圧を感知するステップと、 (a3)加えた電流の大きさおよび感知した電圧の大きさに関連してインピー
    ダンスを決定するステップと、 を含む方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の方法であって、前記ヘッド−ディスクアセン
    ブリは、さらに、選択されたヘッド位置が所定の閾値よりも大きいインピーダン
    スを示す場合はエラー状態を与える状態レジスタを有する前置増幅器回路を含み
    、前記決定するステップ(a)は、さらに、 (a1)前記状態レジスタを読み出すステップを含む方法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の方法であって、前記インピーダンスは第1の
    インピーダンスとして特徴づけられ、前記識別するステップ(c)は、さらに、 (c1)前記ヘッド−ディスクアセンブリがフルポピュレーテッドである時は
    ヘッドを有するが、ヘッド−ディスクアセンブリがデポピュレーテッドである時
    はヘッドを有しない選択された第2のヘッド位置の第2のインピーダンスを決定
    するステップと、 (c2)前記第2のインピーダンスが所定の閾値よりも大きい場合は前記ヘッ
    ド−ディスクアセンブリの構成をデポピュレーテッドであると識別するステップ
    と、 (c3)前記第2のインピーダンスが所定の閾値よりも小さい場合はエラー状
    態を宣言するステップと、 を含む方法。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の方法であって、前記ヘッド−ディスクアセン
    ブリはディスクドライブ内にインストールされ、該方法はディスクドライブが非
    動作状態から動作状態へ遷移する時に実施され、さらに、 (d)前記ヘッド−ディスクアセンブリの構成がフルポピュレーテッドである
    と識別されるかデポピュレーテッドであると識別されるかに関連してディスクド
    ライブを初期化するステップを含む方法。
  6. 【請求項6】 回転可能なディスクのアレイと、 前記ディスクに隣接し、フルポピュレーテッド構成では最大数のヘッドを支持
    しデポピュレーテッド構成では減少された数のヘッドを支持するように構成され
    たアクチュエータであって、各ヘッドは前記アクチュエータの一意ヘッド位置に
    配置されているアクチュエータと、 前記アクチュエータに接続されたサーボ回路であって、 (a)ディスクドライブがフルポピュレーテッドである場合にはヘッドを有
    しディスクドライブがデポピュレーテッドである場合にはヘッドを有しない選択
    されたヘッド位置のインピーダンスを決定し、 (b)前記インピーダンスが所定の閾値よりも小さい場合にはドライブの構
    成をフルポピュレーテッドとして識別し、 (c)前記インピーダンスが所定の閾値よりも大きい場合にはドライブの構
    成をデポピュレーテッドとして識別し、 (d)ディスクドライブの識別された構成に関連してディスクドライブを初
    期化する 関連するプログラミングを有するプロセッサを含むサーボ回路と、 を含むディスクドライブ。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のディスクドライブであって、前記ディスクド
    ライブは、さらに前記ヘッドおよび前記サーボ回路に接続された前置増幅器を含
    み、前記前置増幅器は選択されたヘッド位置に電流を加え、前記選択されたヘッ
    ド位置の両端間の電圧を感知し、決定するステップ(a)中に加えられた電流の
    大きさと感知された電圧の大きさに関連してインピーダンスを決定するディスク
    ドライブ。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のディスクドライブであって、前記前置増幅器
    は前記インピーダンスが所定の閾値を越える場合にエラーフラグをセットするデ
    ィスクドライブ。
  9. 【請求項9】 請求項6記載のディスクドライブであって、前記インピーダ
    ンスは第1のインピーダンスとして特徴づけられ、前記プロセッサは、 (e)ディスクドライブがフルポピュレーテッドである場合にはヘッドを有し
    ディスクドライブがデポピュレーテッドである場合にはヘッドを有しない第2の
    選択されたヘッド位置の第2のインピーダンスを決定し、 (f)前記第2のインピーダンスが所定の閾値よりも大きい場合にはドライブ
    の構成をデポピュレーテッドとして識別し、 (g)前記第2のインピーダンスが所定の閾値よりも小さい場合はエラー状態
    を宣言する 付加プログラミングを有するディスクドライブ。
JP2000558514A 1998-07-02 1999-07-01 ディスクドライブにおける縮小ヘッドポピュレーション検出 Expired - Fee Related JP3813819B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US9155598P 1998-07-02 1998-07-02
US60/091,555 1998-07-02
US09/271,541 1999-03-18
US09/271,541 US6373649B1 (en) 1998-07-02 1999-03-18 Reduced head population detection in a disc drive
PCT/US1999/015088 WO2000002192A1 (en) 1998-07-02 1999-07-01 Reduced head population detection in a disc drive

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002520757A true JP2002520757A (ja) 2002-07-09
JP3813819B2 JP3813819B2 (ja) 2006-08-23

Family

ID=26784079

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000558514A Expired - Fee Related JP3813819B2 (ja) 1998-07-02 1999-07-01 ディスクドライブにおける縮小ヘッドポピュレーション検出

Country Status (7)

Country Link
US (1) US6373649B1 (ja)
JP (1) JP3813819B2 (ja)
KR (1) KR100370462B1 (ja)
CN (1) CN1317136A (ja)
DE (1) DE19983342T1 (ja)
GB (1) GB2358517B (ja)
WO (1) WO2000002192A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021149982A (ja) * 2020-03-17 2021-09-27 株式会社東芝 磁気ディスク装置及びDepop処理方法

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6650501B2 (en) * 2001-07-05 2003-11-18 Seagate Technology Llc Higher inter-disc separations to improve disc drive actuator servo performance
DE10160139A1 (de) * 2001-12-07 2003-06-18 Bayer Cropscience Gmbh Synergistische herbizide Mittel enthaltend bestimmte Herbizide aus der Gruppe der Benzoylcylohexandione
US20040245984A1 (en) * 2003-06-03 2004-12-09 Nathen Barton Apparatus and method for characterizing impedance presented to a write driver in a write head assembly
US8289015B2 (en) * 2008-04-14 2012-10-16 Seagate Technology Llc Apparatus and test method for a head assembly in a depopulated configuration
US8773787B1 (en) 2012-03-29 2014-07-08 Western Digital Technologies, Inc. Changing the performance level of a disk drive
US8879191B1 (en) 2012-11-14 2014-11-04 Western Digital Technologies, Inc. Disk drive modifying rotational position optimization algorithm to achieve target performance for limited stroke
US9251856B1 (en) 2014-05-30 2016-02-02 Western Digial Technologies, Inc. Read failover method and apparatus for a data storage system
US9251844B1 (en) 2014-06-02 2016-02-02 Western Digital Technologies, Inc. Waterfall method and apparatus for a data storage device read system
US9865301B1 (en) 2015-12-11 2018-01-09 Seagate Technology Llc Selectable magnetic writers of different target geometries for reducing performance variance
US9990941B1 (en) 2016-11-14 2018-06-05 Seagate Technology Llc Selectable readers for improvements in yield, reliability and performance
US10049690B1 (en) 2017-08-08 2018-08-14 Seagate Technology Llc Selectable readers for better performance
US10600435B2 (en) 2017-11-15 2020-03-24 Seagate Technology Llc Recording head gimbal assembly programming by selective application of interconnects
US10930307B2 (en) * 2019-01-14 2021-02-23 Western Digital Technologies, Inc. Piezoelectric-based locking of actuator elevator mechanism for cold storage data storage device
US11081132B1 (en) * 2020-03-31 2021-08-03 Western Digital Technologies, Inc. Tape embedded drive with HDD components

Family Cites Families (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59185069A (ja) 1983-04-04 1984-10-20 Mitsubishi Electric Corp 記録媒体読み出し制御システム
US4799112A (en) 1987-02-19 1989-01-17 Magnetic Peripherals Inc. Method and apparatus for recording data
EP0449530A3 (en) 1990-03-23 1993-09-01 Canon Kabushiki Kaisha A memory medium having a control program memorized therein and an information processing method and an information processing apparatus using the same medium
US5087884A (en) * 1990-06-28 1992-02-11 Vtc Bipolar Corporation Open head detection circuit and method
US5276558A (en) 1991-03-18 1994-01-04 Rimage Corporation Electronic information tag
US5262907A (en) 1991-07-31 1993-11-16 Seagate Technology, Inc. Hard disc drive with improved servo system
US5375243A (en) 1991-10-07 1994-12-20 Compaq Computer Corporation Hard disk password security system
JPH05341918A (ja) 1992-05-12 1993-12-24 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 二重化デイスク記憶装置システムを構成するための接続装置
US5276662A (en) 1992-10-01 1994-01-04 Seagate Technology, Inc. Disc drive with improved data transfer management apparatus
US5465240A (en) 1993-01-05 1995-11-07 Mankovitz; Roy J. Apparatus and methods for displaying text in conjunction with recorded audio programs
US5644767A (en) 1993-06-01 1997-07-01 At&T Global Information Solutions Company Method and apparatus for determining and maintaining drive status from codes written to disk drives of an arrayed storage subsystem
US5732237A (en) 1993-12-24 1998-03-24 Fujitsu Ten Limited Security system for audio equipment where identification data from a compact disc is stored in memory
US5625841A (en) 1994-04-20 1997-04-29 International Business Machines Corporation Data processing system
US5550502A (en) 1995-05-23 1996-08-27 Gec Plessey Semiconductors, Inc. Control circuit and method for thin film head writed river
US5589777A (en) 1995-06-21 1996-12-31 Hewlett-Packard Company Circuit and method for testing a disk drive head assembly without probing
US5751672A (en) 1995-07-26 1998-05-12 Sony Corporation Compact disc changer utilizing disc database
US5631999A (en) 1995-09-06 1997-05-20 Seagate Technology Inc. Adaptive compensation for hard disc drive spindle motor manufacturing tolerances
JP2773714B2 (ja) * 1995-10-26 1998-07-09 ティーディーケイ株式会社 磁気抵抗効果素子を有する磁気ヘッドの検査方法及び装置
US5726821A (en) * 1995-12-22 1998-03-10 Western Digital Corporation Programmable preamplifier unit with serial interface for disk data storage device using MR heads
US5710675A (en) * 1996-05-29 1998-01-20 Western Digital Corporation Analog-to-digital converter for configuration control
JPH10188207A (ja) * 1996-12-20 1998-07-21 Fujitsu Ltd 磁気ディスク装置
US6057981A (en) * 1997-09-23 2000-05-02 Seagate Technology, Inc. Product information identification in a head disc assembly

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021149982A (ja) * 2020-03-17 2021-09-27 株式会社東芝 磁気ディスク装置及びDepop処理方法
JP7234176B2 (ja) 2020-03-17 2023-03-07 株式会社東芝 磁気ディスク装置及びDepop処理方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3813819B2 (ja) 2006-08-23
GB2358517B (en) 2002-11-06
DE19983342T1 (de) 2001-05-31
GB2358517A (en) 2001-07-25
WO2000002192A1 (en) 2000-01-13
GB0031100D0 (en) 2001-01-31
US6373649B1 (en) 2002-04-16
CN1317136A (zh) 2001-10-10
KR100370462B1 (ko) 2003-01-30
KR20010053368A (ko) 2001-06-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6618930B1 (en) Detecting a mismatch between a head disc assembly and a printed wiring assembly in a disc drive
US5825578A (en) Method and apparatus for compensating track position due to written-in runout error in a disc drive
JP3813819B2 (ja) ディスクドライブにおける縮小ヘッドポピュレーション検出
US7633696B2 (en) Fly height calibration for read/write heads
KR100468767B1 (ko) 하드디스크드라이브에서 인접트랙에 대한 오버라이트를방지하기 위한 방법 및 그 장치
US6320714B1 (en) Reduced head population detection in a disc drive
US7705588B2 (en) Apparatus and method for testing magnetic disk drive components using drive-based parts
US6078458A (en) Servo track writing using adaptive rotational speed control
EP1562182B1 (en) Compensation for jitter in servo signal within data storage device
US7342736B1 (en) Methods and disk drive that measure head flying height at power-on/off
US7184241B1 (en) Disk drive that performs cold writes to erased buffer
US6848019B1 (en) Performance in a data storage device using head-to-head offsets in access command scheduling
JP3139964B2 (ja) Mrヘッド用いた磁気ディスク装置及びこの装置におけるサーボ処理方法
US6342986B2 (en) Servo writing with simultaneous biasing of magneto-resistive read elements
US6115201A (en) Disc drive head bias current optimization
US6532126B1 (en) Head switching sequence in a disc drive employing head bias currents
US6724553B2 (en) Method and apparatus for generating the optimum read timing for read and write offset of a magneto resistive head
US20030132747A1 (en) Thermal decay test method of magnetic hard disk
US6445520B1 (en) Method for detecting mechanical damage in a parking zone of a hard disk drive
US7397622B1 (en) Method and apparatus for improving servo stability in read heads while writing
JP2001067765A (ja) 磁気ディスク装置及びその制御方法
US6690532B1 (en) Self-diagnostic MR head recovery
EP1585126A2 (en) Data read retry with read timing adjustment for eccentricity of a disc in a data storage device
US6388830B1 (en) Head switching operation utilizing an automatic dummy load
US6912098B2 (en) Method for dynamically measuring suspension in-plane and out-plane thermal drift hard disk drives

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20040120

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20040226

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20040409

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060601

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees