JPH10188207A - 磁気ディスク装置 - Google Patents

磁気ディスク装置

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JPH10188207A
JPH10188207A JP8342102A JP34210296A JPH10188207A JP H10188207 A JPH10188207 A JP H10188207A JP 8342102 A JP8342102 A JP 8342102A JP 34210296 A JP34210296 A JP 34210296A JP H10188207 A JPH10188207 A JP H10188207A
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magnetic disk
circuit
resistance
value
disk drive
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Akira Matsumoto
明 松本
Teruyuki Narita
晃之 成田
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁気ディスク装置のヘッド数、ディスク数や
仕向先情報等の製品仕様を、1つの回路で効率良く確実
に識別することができるようにする。 【解決手段】 磁気ディスク装置に仕様情報を識別でき
る識別回路10を設け、この識別回路10を、ヘッド2のア
クチュエータ3とプリント基板5とを結ぶケーブル6上
にある第1の抵抗回路11と、プリント基板5上にあって
一端が基準電圧、他端が第1の抵抗回路11に直列に接続
される第2の抵抗回路12と、両者の接続点13の電圧値を
所定ビット数のディジタル値に変換するA/Dコンバー
タ14と、所定ビット数のディジタル値に対応する磁気デ
ィスク装置の仕様情報と制御情報が予め記憶されたメモ
リ15から構成する。この結果、プリント基板上にある制
御回路4はA/Dコンバータ14の出力値とメモリ15の記
憶値とから磁気ディスク装置の仕様情報を判定して磁気
ディスク装置を制御することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は記憶装置の1つであ
る磁気ディスク装置に関し、特に、磁気ディスク装置の
個々の仕様を簡単な構成で識別することができる仕様情
報識別回路を搭載した磁気ディスク装置に関する。近
年、磁気ディスク装置においては、使用するヘッドや記
憶媒体である磁気ディスクの特性が装置の性能を大きく
左右する。そのためヘッドやディスクの特性を管理し、
それぞれの特性に合った条件下で磁気ディスクを使用し
ていかなければならない。
【0002】ところで、従来はヘッドやディスクの特性
の管理は、主にディスク装置のハウジング組み立てライ
ン上で行われていた。即ち、作業者は組立途上にある磁
気ディスク装置の磁気ディスクの枚数やヘッドの個数、
或いは制御ICの種別等を目視することにより、その構
成に合ったラベル等をハウジングの裏面等に添付するこ
とにより、磁気ディスク装置の種別を識別する方法が用
いられてきた。
【0003】ところが近年、磁気ディスク装置のヘッド
や磁気ディスクは複数の供給元を持ち、その種類が増え
る傾向にある。更に、磁気ディスク装置の記憶容量を変
えて装置のラインナップを増やすために、同じハウジン
グ内でヘッドや磁気ディスクの数が変えられることもあ
る。このような場合、各供給元毎にヘッドや磁気ディス
クの特性が異なる場合があるので、ヘッドや磁気ディス
クを異なる供給元から購入する場合等には、それぞれの
部品に応じた特性を磁気ディスク装置の制御回路に認識
させ、各部品に最適の制御定数によって装置を制御する
ことが望ましい。
【0004】そして、このようにヘッドと磁気ディスク
の数や種別、及び制御回路用の制御ICの供給元による
種別等の組み合わせの数が非常に多くなると、磁気ディ
スク装置における各構成要素に合った設定や管理が難し
くなっている。また最近では、磁気ディスク装置のヘッ
ドとしてMRヘッド(磁気抵抗効果素子ヘッド)とイン
ダクティブヘッドとを組み合わせた複合ヘッドを用いる
ことが増えている。このため、低温での磁気ディスクの
特性の変化(オーバライト(O/W)特性の低下)が、
データの読み書き特性を悪化させるという問題が大きく
なってきており、その改善が望まれている。
【0005】
【従来の技術】図9(a) は従来の磁気ディスク装置70
の一例の構造を示すものである。図9(a) において、7
1はベース、72は磁気ディスク、73はディスク72
を回転させるスピンドルモータ、74は先端にヘッド7
6を備えたキャリッジ75とボイスコイルモータ77と
からなるアクチュエータ、79は磁気ディスク装置70
の制御回路を搭載するプリント基板、80はカバーであ
る。
【0006】このような磁気ディスク装置70では、ヘ
ッド76によって再生された信号はキャリッジ75の側
面に取り付けられた図示しないフレキシブル回路基板に
よってベース71の外部に引き出され、ベース71の裏
面上に配置されたプリント基板79上に導かれる。そし
て、ヘッド76によるリード信号の復調を行なうヘッド
ICやサーボICは、前述のフレキシブル回路基板(以
後フレキシブルケーブルという)上に搭載される場合が
多かった。
【0007】図9(b) は図9(a) の磁気ディスク装置7
0において、磁気ディスク72の数が1枚減らされた構
成を示すものであり、図9(a) と同じ構成部材には同じ
符号が付してある。このように、同じベース71の中の
磁気ディスク72の枚数が、磁気ディスク装置70の供
給先の仕様によって変更される場合がある。また、図1
0は従来の磁気ディスク装置90の他の例の構成を示す
ものであり、図9(a) ,(b) で説明した磁気ディスク装
置70と同じ構成部材には同じ符号が付してある。従っ
て、71はベース、72は磁気ディスク、73はスピン
ドルモータ、74は先端にヘッド76を備えたキャリッ
ジ75とボイスコイルモータ77とからなるアクチュエ
ータ、78はフレキシブルケーブル、79はベース71
の裏面に設けられたプリント基板である。
【0008】この例の磁気ディスク装置90に使用され
るフレキシブルケーブル78は、図11に示すように、
キャリッジ75の側面に取り付けられる可動部(キャリ
ッジ搭載部)78A、この可動部78Aに続く屈曲部7
8B、屈曲部78Bの端部に直角に接続する固定部(ベ
ース部)78C、及び、固定部78Cの一端が延長され
た先に形成される接続部78Dとから構成されている。
固定部78Cの面積は大きく、その上にはヘッドからの
信号を処理するヘッドIC91やその周辺回路を形成す
るコンデンサや抵抗等の回路部品92が実装されてい
る。ヘッドからの微弱な信号は、可動部78A、屈曲部
78B、及び固定部78Cに形成された回路パターンを
通り、固定部78Cに実装されたヘッドIC91によっ
て増幅される。
【0009】以上のように構成されたフレキシブルケー
ブル78は、図10に示すように、その固定部78Aが
キャリッジ75の側面に取り付けられており、屈曲部7
8Bは折り返されてキャリッジ75の外部に引き出さ
れ、固定部78Cは屈曲部78Bに対して90°谷折り
されてベース71の上に固定される。このとき、接続部
78Dはベース71から外に突出するようになってお
り、その突出部はベース71の裏面側に折り曲げられて
ベース71に設けられた凹部71Aを通り、プリント基
板79上に設けられた図示しないコネクタに接続される
ようになっている。
【0010】このように、従来の磁気ディスク装置7
0,90では、ヘッド76からの信号を扱うヘッドIC
がフレキシブルケーブル78上に設けられている。そし
て、磁気ディスク装置70,90の仕様情報の識別回路
は、このフレキシブルケーブル78上と、プリント基板
79上に分けて設けられている。図12は従来の磁気デ
ィスク装置の仕様情報の識別回路の構成を示すものであ
る。従来の磁気ディスク装置70,90においては図1
2に示すように、フレキシブルケーブル78上に抵抗器
61を備えたプルダウン回路60が設けられている。こ
のプルダウン回路60はフレキシブルケーブル78、プ
リント基板79に設けられたコネクタ82を通じて磁気
ディスク装置の制御ICであるMCU(マイクロコンピ
ュータユニット)85に接続されている。プルダウン回
路60のグランドに接続された抵抗器61の一端は、プ
リント基板79内でもグランドに接続されており、抵抗
器61の他端はMCU85内でプルアップ抵抗86を通
じて電源Vccに接続されている。
【0011】このように構成された磁気ディスク装置の
仕様情報の識別回路では、プルダウン回路60における
抵抗器61の有/無により2つの状態を表す事ができ
る。例えば、同じハウジングを仕様する磁気ディスク装
置において磁気ディスクが1枚の仕様と、2枚の仕様が
ある場合、1毎のときは抵抗(0Ω)を実装し、2Pで
は抵抗を実装しない。するとMCU85のポート端子8
7では磁気ディスクが1枚の場合0〔V〕、2枚の場合
5〔V〕となるので、論理L(ローレベル)のときは磁
気ディスクが1枚、論理H(ハイレベル)のときは2枚
と識別できる。
【0012】ところが、この方式では1つのプルダウン
回路60につき2つの状態しか表すことができないた
め、磁気ディスクの枚数の他にヘッドの種類や数などを
識別するにはその分のプルダウン回路を増やさなくては
ならず、コネクタ82やMCU85のピン数、抵抗器6
1の数が増加しコストが増えるという問題点がある。さ
らに、磁気ディスク装置の製造工程において、磁気ディ
スクの個々について磁気ディスクの枚数、ヘッドの種類
や数等の仕様情報を得るためには、添付されているラベ
ル等から読み取らなくてはならない。この場合、従来は
ラベルに印刷されているバーコードを試験器が読み取
り、磁気ディスク装置各々のハウジングに合ったプログ
ラムコードや読み書きパラメータをダウンロードしてい
る。
【0013】一方、最近問題となりつつある低温でのオ
ーバライト特性の低下については、書き込み電流を大き
くすることにより読み書き特性を改善できるということ
が分かっている。しかし、書き込み電流が大きすぎる
と、書き広がりにより隣接トラックのデータを破壊する
恐れがある。これらの問題を解決する一つの手段とし
て、磁気ディスク装置内のフレキシブルケーブルと磁気
ディスク装置外のプリント回路基板(以後単にプリント
基板という)との両方にそれぞれ抵抗器を設け、これら
を直列に接続して基準電圧を引加し、接続点に現れる分
圧を電圧比較器により識別する方法が提案されている
(例えば、特開昭64−79904号公報、特開平1−
137409号公報、特開平1−166361号公報等
を参照)。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
各公報に記載されている方法では、磁気ディスク装置の
識別項目毎に直列接続された抵抗器とその接続点の分圧
を検出する比較器が必要であり、多くの項目を識別する
には電圧比較器の数を増やさなければならず、回路規模
が大きくなってコストが増大するという問題点が新たに
発生してしまう。
【0015】また、前述の公報に記載の方法では、磁気
ディスク装置のハウジング内の温度を検出することが出
来ないため、低温でのオーバライト特性の低下に対処す
ることが出来ないという問題点もある。そこで、本発明
の目的は、磁気ディスク装置におけるヘッド、磁気ディ
スクの種類や数、更にはカスタマイズ情報等の多くの状
態を、1つの回路で効率良く、且つ確実に識別すること
ができる磁気ディスク装置を提供することにある。
【0016】また、本発明の他の目的は、前述の回路を
使用しながら、ヘッドによる磁気ディスクへの書き広が
りの発生を避けて低温での読み書き特性を向上させるこ
とができる磁気ディスク装置を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する本発
明の磁気ディスク装置の原理構成が図1に示される。図
1に示されるように、本発明は、ハウジング内に、少な
くとも1枚の磁気ディスク1、少なくとも1個のヘッド
2、このヘッド2を移動させるアクチュエータ3、及び
ヘッド2への書込信号或いはヘッドからの再生信号を処
理する制御回路4を備えたプリント基板5を備え、アク
チュエータ3と制御回路4とがケーブル6によって接続
される磁気ディスク装置において、この磁気ディスク装
置の仕様情報を識別できる識別回路10を設けたもので
ある。そして、この仕様情報の識別回路10は、ケーブ
ル6上或いはアクチュエータ3上の何れかに設けられて
所定の抵抗値を有すると共に一端が接地された第1の抵
抗回路11と、プリント基板5上に設けられ、所定の抵
抗値を有すると共に一端がプリント基板側の基準電圧に
接続し、他端が前記ケーブルを介して前記第1の回路の
他端に接続する所定の抵抗値を有する第2の抵抗回路1
2と、第1と第2の抵抗回路11,12の接続点13に
現れる電圧値を、その大きさに応じて所定ビット数のデ
ィジタル値に変換して出力するA/Dコンバータ14、
及び、A/Dコンバータ14から出力される所定ビット
数のディジタル値に対応する磁気ディスク装置の仕様情
報、及びこの仕様情報に対応する制御情報が予め記憶さ
れたメモリ15を備えており、A/Dコンバータ14及
びメモリ15に接続する制御回路4が、A/Dコンバー
タ14の出力値とメモリ15の記憶値とから磁気ディス
ク装置の仕様情報を判定し、メモリ15に記憶されたこ
の仕様情報に対応する制御情報により、磁気ディスク装
置を制御することを特徴としている。
【0018】この構成において、本発明の第1の態様で
は、磁気ディスク装置の全ての仕様情報に対応する接続
点の電圧値と、この電圧値を得るための第1の抵抗回路
11と第2の抵抗回路12の抵抗値の組み合わせが予め
定められており、第1の抵抗回路11と第2の抵抗回路
12は、磁気ディスク装置の仕様に合わせて磁気ディス
ク装置の製造時に実装されることを特徴としている。
【0019】この時、第1の抵抗回路11と第2の抵抗
回路12はそれぞれ1つずつの抵抗器から構成されてい
ても良いし、また、それぞれ複数個の抵抗器の組み合わ
せから構成されていても良い。更に、一方の抵抗回路の
抵抗値を固定値とし、他方の抵抗回路の抵抗値のみを変
更することによって、接続点の電圧値を決定するように
しても良い。
【0020】また、ディスク及びヘッドの特性が、ディ
スク及びヘッドの個々にメモリに記憶されている場合に
おいて、制御装置は、存在しないディスクまたはヘッド
の特性を記憶するビットの情報は無視するように構成す
る。更にまた、磁気ディスク装置の仕様情報は、磁気デ
ィスク1の枚数、ヘッド2の個数、ディスクの種別、ヘ
ッドの特性、ヘッド制御回路の情報、及び装置の仕向け
先情報の少なくとも1つの情報であり、この仕様情報の
識別数に対応するビット数をA/Dコンバータ14から
出力されるディジタル信号が備えていることを特徴とし
ている。
【0021】更に、前述の構成において、本発明の第2
の態様では、第1の抵抗回路11に並列に接続された内
部インピーダンスの高い温度センサ16と、第1と第2
の抵抗回路11,12の接続点13と第2の抵抗回路1
2の間に設けられた切換スイッチ17とを備えていると
共に、メモリ15にはA/Dコンバータ14から出力さ
れる所定ビット数のディジタル値に対応する温度情報が
記憶されており、制御回路4はこの切換スイッチ17を
閉じた時に、A/Dコンバータ14の出力値とメモリ1
5の記憶値とから磁気ディスク装置の仕様情報を判定
し、この切換スイッチ17を開いた時に、A/Dコンバ
ータ14の出力を一定時間毎に監視することにより、ハ
ウジング内部の温度を検出することを特徴としている。
この第2の態様では、制御回路4は検出したハウジング
内部の温度を基にして、磁気ディスク1への書き込み電
流を逐次設定する。
【0022】本発明の第1の態様の磁気ディスク装置で
は、プリント基板とケーブルからヘッドのアクチュエー
タまでの回路の両方に抵抗回路を設けて直列接続し、こ
れに基準電圧を印加する。そして、両抵抗回路の接続点
に現れる分圧をA/D変換し、得られたデジタル値から
制御回路が磁気ディスク情報を識別する。制御回路が識
別した磁気ディスク情報を製造工程上の試験器が認識す
ることができれば、ラベルを読み取ることなしに適切な
プログラムコードや読み書きのパラメータを書き込む事
が出来る。また磁気ディスク装置の品質管理等にも詳細
なデータを提供することが出来る。
【0023】また、本発明の第2の態様の磁気ディスク
装置では、磁気ディスク装置のハウジング内の温度が検
出され、この検出温度に基づいて制御回路がヘッドへの
書き込み電流を制御する。即ち、書き広がりの発生を避
けながら低温での読み書き特性を向上させるために、ハ
ウジング内の温度が低温ならばヘッドへの書き込み電流
を上げ、高温ならば下げる制御が行われる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の好ま
しい実施の形態を具体的な実施例に基づいて説明する。
図2は本発明の磁気ディスク装置の識別回路10の一実
施例の回路構成を示すブロック回路図である。
【0025】図2において、6はフレキシブルケーブル
であり、図1で説明したアクチュエータ3とプリント基
板5を接続するものである。フレキシブルケーブル6上
には、図10及び図11で説明した従来の磁気ディスク
装置90と同様に、複数個のヘッド2A〜2Nからなる
ヘッド2の各個からの信号を処理するヘッドIC20や
その周辺回路を形成するコンデンサや抵抗等の回路部品
(図示せず)が実装されている。そして、ヘッドIC2
0の内部には読み書き回路21と、各ヘッド2A〜2N
の何れか1つを接続状態にする切換回路22とが設けら
れている。なお、図2にはインダクティブヘッドのみが
示されているが、MRヘッドと組み合わされた複合ヘッ
ドの場合は、ヘッド2A〜2Nは書込専用ヘッドとな
る。
【0026】このようなフレキシブルケーブル6の上
に、本発明では第1の抵抗回路11が設けられている。
第1の抵抗回路11は、この実施例では抵抗器Rdと温
度センサ16とから構成されている。抵抗器Rdの一端
はグランドに接地されており、他端はフレキシブルケー
ブル6によって後述するプリント回路5側に接続されて
いる。この温度センサ16はこの抵抗器Rdに並列に接
続されていると共に、電源Vccにも接続されている。
この温度センサ16は内部インピーダンスが高いので、
常温で抵抗器Rdに並列で接続されている時は、温度セ
ンサ16と抵抗器Rdの合成抵抗の値はほぼ抵抗器Rd
の抵抗値に等しい。
【0027】以上のように構成されたフレキシブルケー
ブル6は、コネクタ7を介してプリント基板5に接続さ
れている。プリント基板5の中には、フレキシブルケー
ブル6上の第1の抵抗回路11に接続する第2の抵抗回
路12、第2の抵抗回路12の第1の抵抗回路11との
接続点13の電圧をA/D変換するA/Dコンバータ1
4、A/Dコンバータから出力されるディジタル信号が
入力される制御回路4(ここではマイクロコンピュータ
ユニット(以下MCUと略記する)から構成されている
ので、以後MCU4と記す)、磁気ディスク装置の仕様
情報がA/Dコンバータ14からのディジタル出力に対
応して記憶されている読み出し専用メモリ(以後ROM
と略記する)15、ハードディスクコントローラ(HD
C)18、及びフィルタ回路19が設けられている。
【0028】第2の抵抗回路12は、この実施例では抵
抗器Ruと切換スイッチ17とから構成されている。抵
抗器Ruはその一端が基準電源Vref に接続されてお
り、他端が切換スイッチ17を介してフレキシブルケー
ブル6上にある抵抗器Rdとの接続点13に接続されて
いる。切換スイッチ17にはFET等の半導体スイッチ
を使用することができる。従って、接続点13には、第
1の抵抗回路11の抵抗値と第2の抵抗回路12の抵抗
値の比で分圧された基準電圧Vref の分圧値Vd現れ
る。抵抗とコンデンサとから構成されるフィルタ回路1
3は、この接続点13とグランドの間に設けられてい
る。
【0029】A/Dコンバータ14は、基準電圧Vref
とグランドとの間に設けられており、その入力端子には
接続点13の電圧値が入力される。A/Dコンバータ1
4はこの接続点13のアナログ電圧を所定のビット数の
ディジタル信号に変換する。このA/Dコンバータ14
が出力するディジタル値のビット数は、識別回路10が
識別する磁気ディスク装置の仕様の数に応じて決められ
る。例えば、磁気ディスク装置の仕様の数が16種類
(16通り)であれば、4ビット(24 =16)以上の
ように決められる。
【0030】MCU14はA/Dコンバータ14から入
力されるディジタル信号に応じて磁気ディスク装置の仕
様を判断する。この判断はディジタル信号の0と1の組
み合わせに応じた仕様が記憶されたROM15を参照す
ることによって行われる。そして、この磁気ディスク装
置の仕様に応じてヘッドIC20がMCU4によって制
御され、また、切換スイッチ17のオンオフもMCU4
によって行われる。MCU14の出力はHDC18を通
じて出力され、この実施例では、ダウンローダ、又は試
験器30に入力される。
【0031】なお、前述の実施例では、第1の抵抗回路
11と第2の抵抗回路12の抵抗値はそれぞれ1個の抵
抗器Rd,Ruで決定されているが、第1と第2の抵抗
回路11,12を構成する抵抗器の数はそれぞれ1個に
限定されるものではない。例えば、複数個の抵抗器を並
列に接続して抵抗値を決めたり、直列に接続して抵抗値
を決めても良い。
【0032】図3(a) は第1の抵抗回路11の抵抗値を
並列接続された抵抗器Rd1, Rd2の合成抵抗で決定され
るようにし、第2の抵抗回路12の抵抗値を並列接続さ
れた抵抗器Ru1, Ru2の合成抵抗で決定されるようにし
た実施例を示すものである。また、図3(b) は第1の抵
抗回路11の抵抗値を直列接続された抵抗器Rd1, Rd2
の合成抵抗で決定されるようにし、第2の抵抗回路12
の抵抗値を直列接続された抵抗器Ru1, Ru2の合成抵抗
で決定されるようにした実施例を示すものである。図3
(a),(b) に示される実施例では、第1の抵抗回路11に
温度センサ17が設けられていない。従って、切換スイ
ッチ17も設けられていない。
【0033】図4は、図2で説明した本発明の磁気ディ
スク装置の第1と第2の抵抗回路11,12の接続点1
3における分圧値と、これを実現する第1と第2の抵抗
回路11,12の抵抗器Rd,Ruの抵抗値の組み合わ
せ例、およびこの分圧値に対応するA/Dコンバータ1
4のディジタル出力例を示す図である。この例では、A
/Dコンバータ14のディジタル出力信号は5ビットで
ある。従って、この実施例のA/Dコンバータ14を備
えた識別回路は、磁気ディスク装置の32通りの仕様を
識別することができる。そして、この実施例では、磁気
ディスク装置の32通りの仕様を識別するために、分圧
値は基準電圧Vref を32等分した値の整数倍の値とな
っており、最大値は抵抗Ruを短絡した時の基準電圧V
ref である。
【0034】なお、A/Dコンバータ14は、抵抗器R
d,Ruの誤差を考慮して、あるディジタル信号値に変
換する電圧値には所定の幅を持たせておく。即ち、図4
の分圧値を中心値として、所定範囲の電圧値までは同じ
ディジタル信号値を出力するように構成しておく。例え
ば、分圧値の値が…3V,4V,5V…のように並んで
いた場合は、分圧値4Vに対応するディジタル信号値
は、3.5V以上4.5V未満の分圧値に対して出力さ
れるようにする。
【0035】図5は、図2の識別回路10の第1と第2
の抵抗回路11,12の接続点13の分圧値が図4に示
される状態の時に、図2のROM15に記憶される磁気
ディスク装置の特性の識別情報の例を示す図である。こ
の情報はROM15に予め書き込まれている。この例で
は、A/Dコンバータ14から出力されるディジタル信
号の、第1ビットを使用して磁気ディスクの特性が判定
され、第2ビットを使用して磁気ディスクの枚数が判定
され、第3ビットを使用してヘッドの特性が判定され、
第4と第5ビットを使用してヘッドの本数が判定され
る。
【0036】即ち、第1ビットが0か1かでディスクの
特性がR特性かS特性かが判定され、第2ビットが0か
1かでディスクの枚数が1枚か2枚かが判定され、第3
ビットが0か1かでヘッドの特性がP特性かQ特性が判
定され、第4、第5ビットの0と1の組み合わせによっ
てヘッドの本数が1〜4本の何れかであることが判定さ
れる。
【0037】以上のように構成された識別回路19で
は、切換スイッチ17がMCU4からの制御信号によっ
て開閉される。切換スイッチ17が「閉」の状態の時
は、温度センサ16の出力段の内部インピーダンスが高
いので、第1の抵抗回路11と第2の抵抗回路12の接
続点13には、抵抗器RdとRuの抵抗値の比に応じた
電圧が生じる。A/Dコンバータ14では、接続点13
の電圧値がデジタル変換される。MCU4においては、
A/Dコンバータ14から入力されるデータが参照さ
れ、図5で説明したような情報に従って各ビットの値か
ら磁気ディスク個別の仕様情報が識別される。
【0038】MCU4により磁気ディスク個別の仕様情
報が識別されると、識別情報はMCU4からHDC18
に転送される。この実施例では、プリント基板5にダウ
ンローダ又は試験器30の何れかを接続することができ
る。ダウンローダ30が接続されている場合、ダウンロ
ーダ30によってインタフェースを介してHDC18の
情報が読み取られ、適切なプログラムコードや読み書き
パラメータが磁気ディスク上に書き込まれる。一方、試
験器30が接続されている場合、試験器30が情報を読
み取った後に、一括して管理を行うことができ、良品率
計算等の生産管理に用いることができる。
【0039】以上説明したように、図2の実施例の磁気
ディスク装置では、磁気ディスクの仕様の識別情報は第
1の抵抗回路11の抵抗器Ruと、第2の抵抗回路12
の抵抗器Rdの抵抗値の比によって決定される。従っ
て、磁気ディスクの製造工程上で適切な抵抗器Ru、R
dを実装することにより、詳細な磁気ディスク情報を表
す事が出来る。
【0040】以上説明した実施例においては、図4で説
明したように、32種類の分圧値を作るために、第1の
抵抗回路11の抵抗器Rdと第2の抵抗回路12の抵抗
値Ruの両方の組み合わせを変更していた。一方、この
32種類の分圧値を作るための別の方法として、一方の
抵抗回路の抵抗値を固定値とし、他方の抵抗回路の抵抗
値のみを変更することが可能である。
【0041】例えば、図6は、第2の抵抗回路12の抵
抗器Ruの抵抗値を固定値D1とした時の、本発明の磁
気ディスク装置の第1と第2の抵抗回路11,12の接
続点13における分圧値と、これを実現する第1の抵抗
回路11の抵抗器Rdの抵抗値の例、およびこの分圧値
に対応するA/Dコンバータ14のディジタル出力例を
示す図である。この例でも、A/Dコンバータ14のデ
ィジタル出力信号は5ビットである。そして、この実施
例では、磁気ディスク装置の32通りの仕様を識別する
ために、分圧値は基準電圧Vref を33等分した値の1
〜32倍の値となっており、最大値は基準電圧Vref よ
りも低い値となる。
【0042】図7は図2のROM15に記憶される磁気
ディスク装置の特性の識別例の更に別の例を示す図であ
る。この例ではA/Dコンバータ14から出力されるデ
ィジタル信号のビット数は11ビットである。従って、
この実施例では、組み合わせれば2048通り(=211
通り) となるヘッドICの供給元、ヘッドの本数、ヘッ
ドの特性、磁気ディスクの枚数、磁気ディスクの特性、
及びカスタマイズ情報を識別することができる。
【0043】次に、図2における切換スイッチ17が
「開」の場合におけるMCU4の動作について説明す
る。図2の構成において、切換スイッチ17がオープン
になると、接続点13には温度センサ16の出力とし
て、磁気ディスク装置のハウジング内の温度に比例した
電圧が生ずる。MCU4は常に一定時間毎に切換スイッ
チ17を開き、A/Dコンバータ14の出力をモニター
してハウジング内の温度を把握する。
【0044】このハウジング内の温度に応じた温度セン
サ16の出力電圧と、A/Dコンバータ14から出力さ
れるディジタル信号の値についても、図4あるいは図6
で説明した分圧値を接続点13の温度に対応させておけ
ば良い。図8は図2のROMに記憶されるディジタル値
と磁気ディスク装置の温度特性との関係の一例を示す図
である。この例では、ハウジング内の温度は5段階に分
けられており、これに対応して温度センサ16の出力電
圧も5段階に分けられている。そして、この実施例では
A/Dコンバータ14のディジタル信号出力の第9ビッ
トから第7ビットの3ビットでこの5段階の温度が表さ
れるようになっている。温度センサ16の出力電圧をよ
り細かく分ければ、ハウジング内の温度をより細かく検
出することもできる。
【0045】この場合、MCU4はA/Dコンバータ1
4から出力されるディジタル信号に基づいてROM15
を参照し、ハウジング内の温度を把握することができ
る。そして、MCU4は得られた温度データからヘッド
IC20への書き込み電流を決定し、図2の読み書き回
路21に書き込み電流値設定の制御信号を送る。その結
果、磁気ディスク装置の製造工程中だけでなく、出荷後
に周囲の環境が変わっても最適な書き込み電流が常に選
択される。
【0046】ここでA/Dコンバータ14はMCU4に
内蔵されているものを使用することもできる。その際は
MCU4への入力端子数は基準電圧Vref に接続する端
子と接続点13に接続する端子の2本のみとすることが
出来る。以上説明した実施例において、A/Dコンバー
タ14の出力ビット数は任意の値でよい。また、図7に
示した識別情報では、第7ビットから第4ビットを用い
て第1ヘッドから第4ヘッドの特性を0と1で規定して
いるが、例えば、ヘッドの数が2個で第1と第2ヘッド
しか存在しないような場合には、第3と第4ヘッドの情
報は無視するようにプログラムを作れば良い。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の第1の態
様の磁気ディスク装置によれば、プリント基板とケーブ
ルからヘッドのアクチュエータまでの回路の両方に抵抗
回路を設けて直列接続し、両抵抗回路の接続点に現れる
分圧をA/D変換して得られたデジタル値を制御回路が
認識するだけで、磁気ディスクの種々の仕様情報を識別
することができる。
【0048】そして、制御回路が識別した磁気ディスク
情報を製造工程上の試験器が認識することで、ラベルを
読み取ることなしに適切なプログラムコードや読み書き
のパラメータを書き込む事が出来る。また磁気ディスク
装置の品質管理等にも詳細なデータを提供することが出
来る。また、本発明の第2の態様の磁気ディスク装置に
よれば、磁気ディスク装置のハウジング内の温度が検出
され、この検出温度に基づいて制御回路がヘッドへの書
き込み電流を最適に制御するので、書き広がりの発生を
避けながら低温での読み書き特性を向上させることがで
き、磁気ディスクへの書込特性を安定させる事が出来
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の磁気ディスク装置の原理的な構成を示
す原理構成図である。
【図2】本発明の磁気ディスク装置の識別装置の一実施
例の回路構成を示すブロック回路図である。
【図3】(a) は本発明の磁気ディスク装置の識別回路の
第1と第2の抵抗回路を抵抗器の並列接続で構成した他
の実施例の構成を示す回路図、(b) は本発明の磁気ディ
スク装置の識別回路の第1と第2の抵抗回路を抵抗器の
直列接続で構成した他の実施例の構成を示す回路図であ
る。
【図4】本発明の磁気ディスク装置の第1と第2の抵抗
回路の接続点における分圧値と、これを実現する第1と
第2の抵抗回路の抵抗値の組み合わせ例、およびこの分
圧値に対応するA/Dコンバータのディジタル出力例を
示す図である。
【図5】図2の識別回路の第1と第2の抵抗回路の接続
点の分圧が図4に示される状態の時に、図2のROMに
記憶される磁気ディスク装置の特性の識別例を示す図で
ある。
【図6】第1の抵抗回路の抵抗値を固定値とした時の、
本発明の磁気ディスク装置の第1と第2の抵抗回路の接
続点における分圧値と、これを実現する第2の抵抗回路
の抵抗値の例、およびこの分圧値に対応するA/Dコン
バータのディジタル出力例を示す図である。
【図7】図2のROMに記憶される磁気ディスク装置の
特性の識別例の更に別の例を示す図である。
【図8】図2のROMに記憶されるディジタル値と磁気
ディスク装置の温度特性との関係を示す図である。
【図9】(a) はある筐体内にディスクが3枚収納された
従来磁気ディスク装置の構成例を示す断面図、(b) は同
じ筐体内にディスクが2枚収納された従来磁気ディスク
装置の構成例を示す断面図である。
【図10】従来の磁気ディスク装置の構成を示す平面図
である。
【図11】図10の磁気ディスク装置のフレキシブル回
路基板の展開図である。
【図12】従来の磁気ディスク装置の特性の識別回路の
構成を示す回路図である。
【符号の説明】
1…磁気ディスク 2…ヘッド 3…アクチュエータ 4…制御回路 5…プリント回路基板(プリント基板) 6…ケーブル(フレキシブル回路基板) 10…識別回路 11…第1の抵抗回路 12…第2の抵抗回路 13…接続点 14…A/Dコンバータ 15…メモリ(ROM) 16…温度センサ 17…切換スイッチ 20…ヘッドIC 21…読み書き回路 22…切換回路

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジング内に、少なくとも1枚の磁気
    ディスク、少なくとも1個のヘッド、このヘッドを移動
    させるアクチュエータ、及びヘッドへの書込信号或いは
    ヘッドからの再生信号を処理する制御回路を備えたプリ
    ント回路基板を備え、前記アクチュエータと前記プリン
    ト回路基板とがケーブルによって接続される磁気ディス
    ク装置において、この磁気ディスク装置の仕様情報を識
    別できる識別回路を設け、この仕様情報の識別回路を、 前記ケーブル上或いはアクチュエータ上の何れかに設け
    られ、所定の抵抗値を有すると共に一端が接地された第
    1の抵抗回路と、 前記プリント回路基板上に設けられ、所定の抵抗値を有
    すると共に一端が前記プリント回路基板側の基準電圧に
    接続し、他端が前記ケーブルを介して前記第1の回路の
    他端に接続する第2の抵抗回路と、 前記第1と第2の抵抗回路の接続点に現れる電圧値を、
    その大きさに応じて所定ビット数のディジタル値に変換
    して出力するA/Dコンバータ、及び、 前記A/Dコンバータから出力される所定ビット数のデ
    ィジタル値に対応する前記磁気ディスク装置の仕様情
    報、及びこの仕様情報に対応する制御情報が予め記憶さ
    れたメモリとから構成し、 前記A/Dコンバータ及び前記メモリに接続する前記制
    御回路が、前記A/Dコンバータの出力値と前記メモリ
    の記憶値とから前記磁気ディスク装置の仕様情報を判定
    し、前記メモリに記憶されたこの仕様情報に対応する制
    御情報により、前記磁気ディスク装置を制御することを
    特徴とする磁気ディスク装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の磁気ディスク装置であ
    って、 前記磁気ディスク装置の全ての仕様情報に対応する前記
    接続点の電圧値と、この電圧値を得るための前記第1の
    抵抗回路と第2の抵抗回路の抵抗値の組み合わせが予め
    定められており、前記第1の抵抗回路と第2の抵抗回路
    は、前記磁気ディスク装置の仕様に合わせて前記磁気デ
    ィスク装置の製造時に実装されることを特徴とする磁気
    ディスク装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の磁気ディスク装
    置であって、 前記第1の抵抗回路と第2の抵抗回路がそれぞれ1個ず
    つの抵抗器から構成されていることを特徴とする磁気デ
    ィスク装置。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2に記載の磁気ディスク装
    置であって、 前記第1の抵抗回路と第2の抵抗回路がそれぞれ複数個
    の抵抗器の組み合わせから構成されていることを特徴と
    する磁気ディスク装置。
  5. 【請求項5】 請求項1から4の何れか1項に記載の磁
    気ディスク装置であって、 前記一方の抵抗回路の抵抗値が固定値であり、前記他方
    の抵抗回路の抵抗値を変更することによって、前記接続
    点の電圧を決定することを特徴とする磁気ディスク装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項1から5の何れか1項に記載の磁
    気ディスク装置であって、 前記磁気ディスク装置の仕様情報が、前記磁気ディスク
    の枚数、前記ヘッドの個数、前記ディスクの特性、前記
    ヘッドの特性、ヘッド制御回路の情報、装置の仕向け先
    情報の少なくとも1つの情報であり、この仕様情報の識
    別数に対応するビット数を前記A/Dコンバータから出
    力されるディジタル信号が備えていることを特徴とする
    磁気ディスク装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の磁気ディスク装置であ
    って、 前記ディスク及びヘッドの特性が、前記ディスク及びヘ
    ッドの個々に前記メモリに記憶されている場合におい
    て、前記制御装置は、存在しない前記ディスクまたはヘ
    ッドの特性を記憶するビットの情報は無視することを特
    徴とする磁気ディスク装置。
  8. 【請求項8】 請求項1から7の何れか1項に記載の磁
    気ディスク装置であって、 更に、前記第1の抵抗回路に並列に接続された内部イン
    ピーダンスの高い温度センサと、前記第1と第2の抵抗
    回路の接続点と前記第2の抵抗回路の間に設けられた切
    換スイッチとを備えていると共に、前記メモリには前記
    A/Dコンバータから出力される所定ビット数のディジ
    タル値に対応する温度情報が記憶されており、 前記制御回路は、この切換スイッチを閉じた時に、前記
    A/Dコンバータの出力値と前記メモリの記憶値とから
    前記磁気ディスク装置の仕様情報を判定し、この切換ス
    イッチを開いた時に、前記A/Dコンバータの出力を一
    定時間毎に監視することにより、前記ハウジング内部の
    温度を検出することを特徴とする磁気ディスク装置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の磁気ディスク装置であ
    って、 前記制御回路が検出した前記ハウジング内部の温度を基
    にして、前記磁気ディスクへの書き込み電流を逐次設定
    することを特徴とする磁気ディスク装置。
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