JP2002520346A - 避妊用皮下メドロキシプロゲステロンアセタート - Google Patents
避妊用皮下メドロキシプロゲステロンアセタートInfo
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Abstract
(57)【要約】
本発明は、プロゲストゲンおよびプロゲストゲン・プラス・エストロゲンよりなる群から選択される避妊的有効量の避妊薬を皮下投与することを含む、ヒト女性避妊方法である。
Description
【0001】 発明の背景 1.発明の属する技術分野 本発明は女性の避妊使用のためにメドロキシプロゲステロンアセタートを皮下
投与する方法に関する。
投与する方法に関する。
【0002】 2.関連技術の説明 米国特許第3,377,364号(実施例9)はメドロキシプロゲステロンアセ
タートを開示する。 1996Physicians Desk Reference(PDR),第
2602〜2604頁は、IM投与用のメドロキシプロゲステロンアセタート滅
菌水性懸濁液であるDEPO−PROVERAは女性において3月間避妊効果を
もたらすことを開示する。3月の避妊期間後、該女性は月経になり、彼女が別の
IM注射を生理前に有しない限り、再び妊性となる。 J. Reprod. Fertil.,15,209〜14(1968)は、4
ないし15月の期間以上妊娠していない104人の女性における女性避妊用の毎
月のIM注射によるメドロキシプロゲステロンアセタート(25mg)およびエ
ストラジオールシピオナート(5mg)の臨床研究を開示する。各IM注射の後
、1月間の避妊効果があり、その後該女性は月経になる。 Contraception,56,353〜359(1997)は、女性避
妊用の毎月のIM注射によるメドロキシプロゲステロンアセタート(25mg)
およびエストロゲン(5mg)の臨床研究を開示する。 これら2つの方法は、性交渉は持ちたいが妊娠したくない排卵女性に対して避
妊を提供するのに充分機能する。主な問題は、両方とも注射がIMであり、IM
注射は患者によってではなく、適切に訓練されたヘルスケア専門家によって投与
されるべきであることである。本発明の方法は、IM投与ではなく、むしろ該患
者によりなし得る皮下投与に頼る。
タートを開示する。 1996Physicians Desk Reference(PDR),第
2602〜2604頁は、IM投与用のメドロキシプロゲステロンアセタート滅
菌水性懸濁液であるDEPO−PROVERAは女性において3月間避妊効果を
もたらすことを開示する。3月の避妊期間後、該女性は月経になり、彼女が別の
IM注射を生理前に有しない限り、再び妊性となる。 J. Reprod. Fertil.,15,209〜14(1968)は、4
ないし15月の期間以上妊娠していない104人の女性における女性避妊用の毎
月のIM注射によるメドロキシプロゲステロンアセタート(25mg)およびエ
ストラジオールシピオナート(5mg)の臨床研究を開示する。各IM注射の後
、1月間の避妊効果があり、その後該女性は月経になる。 Contraception,56,353〜359(1997)は、女性避
妊用の毎月のIM注射によるメドロキシプロゲステロンアセタート(25mg)
およびエストロゲン(5mg)の臨床研究を開示する。 これら2つの方法は、性交渉は持ちたいが妊娠したくない排卵女性に対して避
妊を提供するのに充分機能する。主な問題は、両方とも注射がIMであり、IM
注射は患者によってではなく、適切に訓練されたヘルスケア専門家によって投与
されるべきであることである。本発明の方法は、IM投与ではなく、むしろ該患
者によりなし得る皮下投与に頼る。
【0003】 発明の概要 ヒト女性避妊の方法を開示し、それは、プロゲストゲンおよびプロゲストゲン
・プラス・エストロゲンよりなる群から選択される避妊有効量の避妊剤を皮下投
与することを含む。
・プラス・エストロゲンよりなる群から選択される避妊有効量の避妊剤を皮下投
与することを含む。
【0004】 発明の詳細な説明 本発明は、プロゲストゲンおよびプロゲストゲン・プラス・エストロゲンより
なる群から選択される避妊有効量の避妊剤を皮下投与することを含むヒト女性の
避妊方法である。 本発明の方法は、該女性患者自身が彼女自身に皮下注射投与することによって
実施し得る。避妊を得るため、該患者は、プロゲストゲンまたはプロゲストゲン
・プラス・エストロゲンの皮下注射をいかに投与するかを訓練されたヘルスケア
専門家によって教わるべきである。次いで、該患者は、およそ1月に1回または
およそ3月毎またはおよそ6月毎かのいずれかで彼女が指導された通りに避妊有
効量を皮下に注射する。ある月は30日を有し、他は31日を有するので、「お
よそ」なる語を用いた。さらに、該女性がいずれの理由で皮下投与の正確な時か
ら1日または2日または3日または4または・・・と休んでも重大ではない。
なる群から選択される避妊有効量の避妊剤を皮下投与することを含むヒト女性の
避妊方法である。 本発明の方法は、該女性患者自身が彼女自身に皮下注射投与することによって
実施し得る。避妊を得るため、該患者は、プロゲストゲンまたはプロゲストゲン
・プラス・エストロゲンの皮下注射をいかに投与するかを訓練されたヘルスケア
専門家によって教わるべきである。次いで、該患者は、およそ1月に1回または
およそ3月毎またはおよそ6月毎かのいずれかで彼女が指導された通りに避妊有
効量を皮下に注射する。ある月は30日を有し、他は31日を有するので、「お
よそ」なる語を用いた。さらに、該女性がいずれの理由で皮下投与の正確な時か
ら1日または2日または3日または4または・・・と休んでも重大ではない。
【0005】 特許請求した発明を実施するのに2つの方法がある。プロゲストゲン単独また
はプロゲストゲンをエストロゲンと組合せて投与するいずれかである。該プロゲ
ストゲンを単独で投与する場合、月1回またはおよそ3月毎または6月毎のいず
れかでそれを投与する。該患者が3または6月の方法を用いる場合、彼女はその
間中、月経にならない。プロゲストゲン単独法を用いる場合、該女性はおよそ3
月またはおよそ6月毎のいずれかで皮下注射投与することが好ましい。1月、3
月または6月の期間の終了時、該患者が別の注射または妊性コントロールの何か
他の形態を用いない限り、正常妊性が戻る。 あるいは、本発明の方法は月1回プロゲストゲン・プラス・エストロゲンの組
合せの投与によって実施し得る。この方法を使用する場合、該女性は毎月月経に
なる。各月の期間の終了時、該患者が別の注射または妊性コントロールの何か他
の形態を用いない限り、正常任性が戻る。
はプロゲストゲンをエストロゲンと組合せて投与するいずれかである。該プロゲ
ストゲンを単独で投与する場合、月1回またはおよそ3月毎または6月毎のいず
れかでそれを投与する。該患者が3または6月の方法を用いる場合、彼女はその
間中、月経にならない。プロゲストゲン単独法を用いる場合、該女性はおよそ3
月またはおよそ6月毎のいずれかで皮下注射投与することが好ましい。1月、3
月または6月の期間の終了時、該患者が別の注射または妊性コントロールの何か
他の形態を用いない限り、正常妊性が戻る。 あるいは、本発明の方法は月1回プロゲストゲン・プラス・エストロゲンの組
合せの投与によって実施し得る。この方法を使用する場合、該女性は毎月月経に
なる。各月の期間の終了時、該患者が別の注射または妊性コントロールの何か他
の形態を用いない限り、正常任性が戻る。
【0006】 本発明の実施に必要な医薬製剤は知られている。米国特許第4,038,389
号は、200〜600mg/ml非経口製剤のメドロキシプロゲステロンアセタ
ートを開示する。1996Physicians Desk Reference
(PDR),第2602〜2604頁は、150mgのメドロキシプロゲステロ
ンアセタート/mlを含有する女性避妊用デポーIM注射のためのメドロキシプ
ロゲステロンアセタートの滅菌水性懸濁液(DEPO−PROVERA)を開示
する。該非経口製剤を毎月または13週(3月)毎または26週(6月)毎に1
回投与し得る。当該避妊期間後、該女性は、彼女が別のIM注射を生理前に有し
ない限り、月経になる。該女性は一連のメドロキシプロゲステロンアセタートの
IM注射を有して、連続的に避妊を得ることができる。J. Reprod. Fe
rtil.,15,209〜14(1968)は、メドロキシプロゲステロンア
セタート(25mg)およびエストラジオールシピオナート(5mg)の製剤を
開示し、それは女性避妊用の毎月IM注射による臨床研究に用いられた。Con
traception,49,293〜301(1994)の第296頁、およ
びContraception,56,353〜359(1997)の第353
頁も参照。
号は、200〜600mg/ml非経口製剤のメドロキシプロゲステロンアセタ
ートを開示する。1996Physicians Desk Reference
(PDR),第2602〜2604頁は、150mgのメドロキシプロゲステロ
ンアセタート/mlを含有する女性避妊用デポーIM注射のためのメドロキシプ
ロゲステロンアセタートの滅菌水性懸濁液(DEPO−PROVERA)を開示
する。該非経口製剤を毎月または13週(3月)毎または26週(6月)毎に1
回投与し得る。当該避妊期間後、該女性は、彼女が別のIM注射を生理前に有し
ない限り、月経になる。該女性は一連のメドロキシプロゲステロンアセタートの
IM注射を有して、連続的に避妊を得ることができる。J. Reprod. Fe
rtil.,15,209〜14(1968)は、メドロキシプロゲステロンア
セタート(25mg)およびエストラジオールシピオナート(5mg)の製剤を
開示し、それは女性避妊用の毎月IM注射による臨床研究に用いられた。Con
traception,49,293〜301(1994)の第296頁、およ
びContraception,56,353〜359(1997)の第353
頁も参照。
【0007】
該プロゲストゲンが、メドロキシプロゲステロンアセタート、プロゲステロン
、ノルエチンドロン、デソゲストレルおよびレボ−ノルゲストレルよりなる群か
ら選択されることが好ましく、該プロゲストゲンがメドロキシプロゲステロンア
セタートであることがより好ましい。 該エストロゲンが、エチニルエストラジオール、エストラジオールシピオナー
トおよびエストラジオールバレラートよりなる群から選択されることが好ましく
;該エストロゲンがエストラジオールシオピナートであることがより好ましい。 該避妊剤がメドロキシプロゲステロンアセタートまたはメドロキシプロゲステ
ロンアセタート・プラス・エストラジオールシピオナートであることが好ましい
。 本発明の避妊方法がプロゲストゲン単独を用いることによって実施される場合
、該プロゲストゲンが当業者によく知られたデポー形態であることが好ましい。
1月に対する避妊有効量が、メドロキシプロゲステロンアセタートにつき約10
mgないし約50mg/女性であり、プロゲステロンにつき約25mgないし約
200mg/女性であり、ノルエチンドロンにつき約5mgないし約50mg/
女性であり、デソゲストレルにつき約1mgないし約4m/女性であり、レボ−
ノルゲストレルにつき約0.5mgないし約2mg/女性であり;3月に対して
、メドロキシプロゲステロンアセタートにつき約100mgないし約200mg
/女性であり、プロゲステロンにつき約25mgないし約200mg/女性であ
り、ノルエチンドロンにつき約5mgないし約50mg/女性であり、デソゲス
トレルにつき約1mgないし約4m/女性であり、レボ−ノルゲストレルにつき
約0.5mgないし約2mg/女性であって、6月に対して、メドロキシプロゲ
ステロンアセタートにつき約200mgないし約500mg/女性であり、プロ
ゲステロンにつき約25mgないし約200mg/女性であり、ノルエチンドロ
ンにつき約5mgないし約50mg/女性であり、デソゲストレルにつき約1m
gないし約4m/女性であり、レボ−ノルゲストレルにつき約0.5mgないし
約2mg/女性であることが好ましい。該プロゲストゲンがメドロキシプロゲス
テロンアセタートである場合、1、3または6月に対する用量が、約20mgな
いし約30mg/女性、約125mgないし175mg/女性、および約250
mgないし約300mg/女性であることが好ましい。
、ノルエチンドロン、デソゲストレルおよびレボ−ノルゲストレルよりなる群か
ら選択されることが好ましく、該プロゲストゲンがメドロキシプロゲステロンア
セタートであることがより好ましい。 該エストロゲンが、エチニルエストラジオール、エストラジオールシピオナー
トおよびエストラジオールバレラートよりなる群から選択されることが好ましく
;該エストロゲンがエストラジオールシオピナートであることがより好ましい。 該避妊剤がメドロキシプロゲステロンアセタートまたはメドロキシプロゲステ
ロンアセタート・プラス・エストラジオールシピオナートであることが好ましい
。 本発明の避妊方法がプロゲストゲン単独を用いることによって実施される場合
、該プロゲストゲンが当業者によく知られたデポー形態であることが好ましい。
1月に対する避妊有効量が、メドロキシプロゲステロンアセタートにつき約10
mgないし約50mg/女性であり、プロゲステロンにつき約25mgないし約
200mg/女性であり、ノルエチンドロンにつき約5mgないし約50mg/
女性であり、デソゲストレルにつき約1mgないし約4m/女性であり、レボ−
ノルゲストレルにつき約0.5mgないし約2mg/女性であり;3月に対して
、メドロキシプロゲステロンアセタートにつき約100mgないし約200mg
/女性であり、プロゲステロンにつき約25mgないし約200mg/女性であ
り、ノルエチンドロンにつき約5mgないし約50mg/女性であり、デソゲス
トレルにつき約1mgないし約4m/女性であり、レボ−ノルゲストレルにつき
約0.5mgないし約2mg/女性であって、6月に対して、メドロキシプロゲ
ステロンアセタートにつき約200mgないし約500mg/女性であり、プロ
ゲステロンにつき約25mgないし約200mg/女性であり、ノルエチンドロ
ンにつき約5mgないし約50mg/女性であり、デソゲストレルにつき約1m
gないし約4m/女性であり、レボ−ノルゲストレルにつき約0.5mgないし
約2mg/女性であることが好ましい。該プロゲストゲンがメドロキシプロゲス
テロンアセタートである場合、1、3または6月に対する用量が、約20mgな
いし約30mg/女性、約125mgないし175mg/女性、および約250
mgないし約300mg/女性であることが好ましい。
【0008】 本発明の避妊方法が月1回プロゲストゲン・プラス・エストロゲンを用いるこ
とによって実施される場合、該プロゲストゲンおよびエストロゲンは水性懸濁液
であるべきである。当該避妊有効量が: メドロキシプロゲステロンアセタートにつき、約10mgないし約50m
g/女性、 プロゲステロンにつき、約25mgないし約200mg/女性、 ノルエチンドロンにつき、約5mgない約50mg/女性、 デソゲストレルにつき、約1mgないし約4mg/女性、 レボ−ノルゲストレルにつき、約0.5mgないし約2mg/女性 であって、エストロゲンの避妊有効量が: エストラジオールシピオナートにつき、約2.5mgないし約20mg/
女性、 エチニルエストラジオールにつき、約0.5mgないし約3mg/女性、 エストラジオールバレレートにつき、約2.5mgないし約20mg/女
性であることが好ましい。メドロキシプロゲステロンアセタートの避妊有効量が
約20mgないし約30mg/女性であって、エストラジオールシピオナートの
避妊有効量が約3ないし約10mg/女性であることが好ましい。
とによって実施される場合、該プロゲストゲンおよびエストロゲンは水性懸濁液
であるべきである。当該避妊有効量が: メドロキシプロゲステロンアセタートにつき、約10mgないし約50m
g/女性、 プロゲステロンにつき、約25mgないし約200mg/女性、 ノルエチンドロンにつき、約5mgない約50mg/女性、 デソゲストレルにつき、約1mgないし約4mg/女性、 レボ−ノルゲストレルにつき、約0.5mgないし約2mg/女性 であって、エストロゲンの避妊有効量が: エストラジオールシピオナートにつき、約2.5mgないし約20mg/
女性、 エチニルエストラジオールにつき、約0.5mgないし約3mg/女性、 エストラジオールバレレートにつき、約2.5mgないし約20mg/女
性であることが好ましい。メドロキシプロゲステロンアセタートの避妊有効量が
約20mgないし約30mg/女性であって、エストラジオールシピオナートの
避妊有効量が約3ないし約10mg/女性であることが好ましい。
【0009】 投与の正確な用量および頻度は、特定の患者の年齢、体重、全般的体調、当該
個人が当業者によく知られた通り摂取する他の医薬に依存し、患者の血液中のプ
ロゲストゲン、またはプロゲストゲンおよびエストロゲンの血中レベルまたは濃
度を測定することによってより正確に決定し得る。
個人が当業者によく知られた通り摂取する他の医薬に依存し、患者の血液中のプ
ロゲストゲン、またはプロゲストゲンおよびエストロゲンの血中レベルまたは濃
度を測定することによってより正確に決定し得る。
【0010】 定義 下記の定義および説明は、明細書および請求の範囲の両方を含むこの全書類を
通して用いられる用語のためである。 メドロキシプロステロンアセタートは、17I−ヒドロキシ−6I−メチルプ
レグン−4−エン−3,20−ジオン17−アセタートを意味する。 IMは筋肉内注射を意味する。
通して用いられる用語のためである。 メドロキシプロステロンアセタートは、17I−ヒドロキシ−6I−メチルプ
レグン−4−エン−3,20−ジオン17−アセタートを意味する。 IMは筋肉内注射を意味する。
【0011】
さらなる苦心なくして、当業者は、直前の記載を利用して、本発明をその完全
なる程度まで実施し得ることと確信される。以下の詳細な実施例は、如何に本発
明の種々の化合物を調製し、種々の手順を行うかを記載し、それらは単に例示す
るものであって、決して直前の開示を限定するものではないと解釈されるべきで
ある。当業者は、反応物に関して、および反応の条件および技術に関しての両方
に関して、該手順から即座に適当な変形を認識するであろう。
なる程度まで実施し得ることと確信される。以下の詳細な実施例は、如何に本発
明の種々の化合物を調製し、種々の手順を行うかを記載し、それらは単に例示す
るものであって、決して直前の開示を限定するものではないと解釈されるべきで
ある。当業者は、反応物に関して、および反応の条件および技術に関しての両方
に関して、該手順から即座に適当な変形を認識するであろう。
【0012】 実施例1 23歳女性−1月プロゲストゲン 定期的に性交渉を持つことを所望する60kgの23歳女性は、彼女の医者か
ら、如何に皮下注射を与えるかが示された。彼女は、彼女の月経の3日目に0.
2mlの150mg/mlのメドロキシプロゲステロンアセタートの水性懸濁液
を指示通り皮下に注射した。彼女は妊性男性と週2回性交渉を持ち、妊娠しなか
った。
ら、如何に皮下注射を与えるかが示された。彼女は、彼女の月経の3日目に0.
2mlの150mg/mlのメドロキシプロゲステロンアセタートの水性懸濁液
を指示通り皮下に注射した。彼女は妊性男性と週2回性交渉を持ち、妊娠しなか
った。
【0013】 実施例2 37歳女性−3月プロゲストゲン 定期的に性交渉を持つことを所望する78kgの37歳女性は、彼女の医者の
看護婦から如何に皮下注射を与えるかが示された。彼女は、彼女の月経の2日目
に2.0mlの150mg/mlのメドロキシプロゲステロンアセタートの水性
懸濁液を指示通り皮下に注射した。彼女は妊性男性と週3回性交渉を持ち、妊娠
しなかった。
看護婦から如何に皮下注射を与えるかが示された。彼女は、彼女の月経の2日目
に2.0mlの150mg/mlのメドロキシプロゲステロンアセタートの水性
懸濁液を指示通り皮下に注射した。彼女は妊性男性と週3回性交渉を持ち、妊娠
しなかった。
【0014】 実施例3 21歳女性−6月プロゲストゲン 定期的に性交渉を持つことを所望する67kgの21歳女性は、彼女の婦人科
医から如何に皮下注射を与えるかが示された。彼女は、彼女の月経の3日目に2
.0mlの150mg/mlのメドロキシプロゲステロンアセタートの水性懸濁
液を指示通り皮下に注射した。彼女は妊性男性と6月で平均週3回半性交渉を持
ち、妊娠しなかった。
医から如何に皮下注射を与えるかが示された。彼女は、彼女の月経の3日目に2
.0mlの150mg/mlのメドロキシプロゲステロンアセタートの水性懸濁
液を指示通り皮下に注射した。彼女は妊性男性と6月で平均週3回半性交渉を持
ち、妊娠しなかった。
【0015】 実施例4 40歳女性−プロゲストゲン・プラス・エストロゲン 定期的に性交渉を持つことを所望する71kgの40歳女性は、彼女の医者の
看護婦から如何に皮下注射を与えるかが示された。彼女は、彼女の月経の2日目
に1.0mlの150mg/mlメドロキシプロゲステロンアセタートの水性懸
濁液を指示通りに皮下に注射した。彼女は妊性男性と週3回性交渉を持ち、妊娠
しなかった。
看護婦から如何に皮下注射を与えるかが示された。彼女は、彼女の月経の2日目
に1.0mlの150mg/mlメドロキシプロゲステロンアセタートの水性懸
濁液を指示通りに皮下に注射した。彼女は妊性男性と週3回性交渉を持ち、妊娠
しなかった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 60/126,824 (32)優先日 平成11年3月30日(1999.3.30) (33)優先権主張国 米国(US) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ,BA ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU, CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD,G E,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS ,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK, LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM, TR,TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,Z A,ZW
Claims (16)
- 【請求項1】 プロゲストゲンおよびプロゲストゲン・プラス・エストロゲ
ンよりなる群から選択される避妊有効量の避妊剤の皮下投与を含むヒト女性の避
妊方法。 - 【請求項2】 該プロゲストゲンがメドロキシプロゲステロンアセタート、
プロゲステロン、ノルエチンドロン、デソゲストレルおよびレボ−ノルゲストレ
ルよりなる群から選択される請求項1記載のヒト女性の避妊方法。 - 【請求項3】 該プロゲストゲンがメドロキシプロゲステロンアセタートで
ある請求項1記載のヒト女性の避妊方法。 - 【請求項4】 該エストロゲンがエチニルエストラジオール、エストラジオ
ールシピオナートおよびエストラジオールバレラートよりなる群から選択される
請求項1記載のヒト女性の避妊方法。 - 【請求項5】 該エストロゲンがエストラジオールシオピナートである請求
項1記載のヒト女性の避妊方法。 - 【請求項6】 該避妊剤がメドロキシプロゲステロンアセタートである請求
項1記載のヒト女性の避妊方法。 - 【請求項7】 該避妊剤がメドロキシプロゲステロンアセタート・プラス・
エストロゲンである請求項1記載のヒト女性の避妊方法。 - 【請求項8】 該避妊有効量のプロゲストゲンを月1回投与する場合、該避
妊有効量が: メドロキシプロゲステロンアセタートにつき、約10mgないし約50m
g/女性、 プロゲステロンにつき、約25mgないし約200mg/女性、 ノルエチンドロンにつき、約5mgない約50mg/女性、 デソゲストレルにつき、約1mgないし約4mg/女性、 レボ−ノルゲストレルにつき、約0.5mgないし約2mg/女性 である請求項1記載のヒト女性の避妊方法。 - 【請求項9】 メドロキシプロゲステロンアセタートの避妊有効量が約20
mgないし約30mg/女性である請求項8記載のヒト女性の避妊方法。 - 【請求項10】 該避妊有効量のプロゲストゲンを3月毎に投与する場合、
該避妊有効量が: メドロキシプロゲステロンアセタートにつき、約100mgないし約20
0mg/女性、 プロゲステロンにつき、約25mgないし約200mg/女性、 ノルエチンドロンにつき、約5mgない約50mg/女性、 デソゲストレルにつき、約1mgないし約4mg/女性、 レボ−ノルゲストレルにつき、約0.5mgないし約2mg/女性 である請求項1記載のヒト女性の避妊方法。 - 【請求項11】 メドロキシプロゲステロンアセタートの避妊有効量が約1
25mgないし約175mg/女性である請求項10記載のヒト女性の避妊方法
。 - 【請求項12】 該避妊有効量のプロゲストゲンを6月毎に投与する場合、
該避妊有効量が: メドロキシプロゲステロンアセタートにつき、約200mgないし約50
0mg/女性、 プロゲステロンにつき、約25mgないし約200mg/女性、 ノルエチンドロンにつき、約5mgない約50mg/女性、 デソゲストレルにつき、約1mgないし約4mg/女性、 レボ−ノルゲストレルにつき、約0.5mgないし約2mg/女性 である請求項1記載のヒト女性の避妊方法。 - 【請求項13】 メドロキシプロゲステロンアセタートの避妊有効量が約2
50mgないし約300mg/女性である請求項12記載のヒト女性の避妊方法
。 - 【請求項14】 プロゲストゲンおよびエストロゲンの両方を1月毎に1回
投与する場合、プロゲストゲンの避妊有効量が: メドロキシプロゲステロンアセタートにつき、約10mgないし約50m
g/女性、 プロゲステロンにつき、約25mgないし約200mg/女性、 ノルエチンドロンにつき、約5mgない約50mg/女性、 デソゲストレルにつき、約1mgないし約4mg/女性、 レボ−ノルゲストレルにつき、約0.5mgないし約2mg/女性 であって、エストロゲンの避妊有効量が: エストラジオールシピオナートにつき、約2.5mgないし約20mg/
女性、 エチニルエストラジオールにつき、約0.5mgないし約3mg/女性、 エストラジオールバレラートにつき、約2.5mgないし約20mg/女
性 である請求項1記載のヒト女性の避妊方法。 - 【請求項15】 メドロキシプロゲステロンアセタートの避妊有効量が約2
0mgないし約30mg/女性であってエストラジオールシピオナートの避妊有
効量が約3ないし約10mg/女性である請求項14記載のヒト女性の避妊方法
。 - 【請求項16】 該避妊有効量のプロゲストゲンをおよそ3月毎またはおよ
そ6月毎のいずれかで投与する請求項6記載のヒト女性の避妊方法。
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