JP2002520077A - サドル型椅子 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 本発明は、丸い中央部分（２）と、座る人の股間及び太腿の筋肉を支持するために中央部分から所定の角度で下方に少なくとも一部下方に湾曲している側方部分（３）と、を備えた備えたシート（１）を有し、前記側方部分（３）は、互いに関して直角な前縁（４）を有し、前記前縁の間に空隙（５）が形成されている。本発明によって形成されたサドル型椅子において、シートの前縁（４）の中央縁部部分は、当該中央縁部縁部の間に後方に延びている空隙を形成するためにシートの中央部分に向かって所定の角度で後方に曲がっている。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】

本発明は、丸い中心部分を有するシートと、すわった人の骨盤と太腿の筋肉を
支持するために中央部分から所定の角度で少なくとも一部が下方に湾曲する側方
部分と、を備え、前記側方部分が前縁を有し、この前縁は、互いに直角であり、
それらの間に空隙が形成されるサドル型椅子に関する。

【０００２】

【従来の技術】

現在の椅子及び従来のサドル型椅子に座るとき、股間及び骨盤領域に圧力がか
かり、これらの領域温度が上昇するという問題がある。中にスプリングなどの詰
め物が詰められた椅子にすわるとき、パンツ内の空気循環が悪く、睾丸の温度が
上昇する。ベルトを使用し、ベルトをきつくすることによって胃と骨盤の筋肉に
圧力がかかる。特に、パンツが所定の位置にあるように腰の周りの余分な重量の
集中が、ベルトをきつく引きつける。パンツの中の空気循環が悪くなり、股間領
域の身体の熱の蓄積を促進する。しかしながら、精子を正常に生成する温度は、
身体の組織の温度よりある程度低い。

【０００３】 もし、余分な熱がこの領域に連続的に存在する場合には、この状況は、精子の
生成を低減する虞がある。研究によれば、精子の質は、受精率に影響を与えると
いうことが分かった。１９４０年と１９９０年との間に精子の数は、減少しその
質も特に西側の諸国において悪くなっている。生殖上の健康状態を調査したとき
、調査によれば、ここ５０年の間に世界の男性の精子のほぼ５０％の減少があっ
たことが分かっている。１９４０年代には、１ミリリットルの精液に１億１千４
百万の精子があったが、１９９０年代には、６千６百万の精子が計数された。こ
の報告は、６１の研究論文から編集され、２０の異なる国のほぼ１５００人を対
称にしたものである。精子の数の低減は、環境の化学的な変化によって説明する
ことができる。第２の可能性は、長期間にわたって座る生活習慣が股間領域の温
度を上昇させ、精子の生成にとって不利益な状況を生み出すことである。きつく
締め付けられたベルトによって固定されたパンツは、体の熱がパンツから逃げる
ことができないようにし、睾丸の温度が正常な温度以上に上昇する。車椅子を使
用している障害を有する男性は、健康な男性の睾丸の温度よりも温度が高いこと
が分かった。きつすぎる衣服は男性の生殖能力を低減させることが知られている
。さらに、高温の空気は、精子の質を低減することが分かった。

【０００４】 文献によれば、空気の循環を制限する異なる型式の椅子またはベルトの使用が
睾丸の温度に与える影響に関する研究はなされていない。支持及び運動装置によ
れば、最悪の場合、座ることによって、四肢、背中、首、及び肩領域に大きな問
題を生じる。現今では、仕事の環境は、長期間にわたって連続的に座り、座った
ままで仕事をするようになっている。それにもかかわらず、我々の装置の構造は
、石器時代のものと同じ段階のままである。それは、応力の効果に適用する運動
装置の特徴である。影響を与える力は、筋肉によって蓄積されている内力または
外力（最も、重要なのは、重力、または外部の荷重）である。最も共通して使用
される椅子は、座るものが動かないままであることを必要とする。動かないこと
によって筋肉の活動が血液の循環に寄与する部分を低減する。これは、身体の組
織への窒素及び酸素の供給に影響を与える。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】

本発明は、今日の椅子またはシートに関連した不利益をなくする椅子を提供す
ることを目的とする。特に、本発明は、使用するシートまたは椅子から生じる習
慣的な健康と作業生産性に関連する問題を解消するサドル型椅子を提供すること
でる。さらに、本発明は、内側の太腿及び骨盤の空気循環を増大することができ
る自然な方法で、座った人を支持し、使用するとき、サドル型椅子を提供し、こ
のサドル型椅子は、睾丸の温度が一般的な従来のシートを使用するときと同じ温
度に達することを防止する。

【０００６】

【課題を解決するための手段】

本発明の目的は、特徴部分が特許請求の範囲に説明されているサドル型椅子に
よって達成される。

【０００７】 本発明によって形成されたサドル型椅子のシートの中心の前縁部分は後方に延
びる縁部の間に空隙を形成するようにシートの中央部分に向かって後方に延びる
所定の角度で湾曲している。空隙は、太腿の形に適合し、シートに座った人の骨
盤の骨に密接に上方に延びている。この空隙は、座った人の内側の太腿と骨盤の
領域の空気の循環を増大する。これは、特定の領域の組織を冷却し、男性の睾丸
を冷却し、温度を低下させる。

【０００８】 このサドル型椅子は、自然で健康な方法の座りを実行するような構造であり、
それを意図するものである。椅子のシート部分は、座る人を太腿が４５°下方に
なり、所定の角度で前方になるように案内し、これは、股間をまっすぐに伸ばし
た位置で保持し、背中の脊柱の基部に重要な中空部分をつくる上での補助となる
。シートに座った人は、背中の支持がなくともバランスよく、直立してまっすぐ
に座ることができる。側方部分は、太腿の一種のトラフ形状で腿を支持し、側方
部分は、それらが腿の輪郭に適合するように形成される。このサドル型椅子は、
シートの骨の支持点から腿の方向に下方に側方部分の長さに沿って腿を支持する
。

【０００９】 本発明の他の利点において、サドル型椅子の空隙の上方部分は丸くなっている
。この構造は、座る人を心地よく支持する。

【００１０】

【発明の実施の形態】

以下、本発明の実施形態を図面を参照して詳細に説明する。 図１ないし図４は、サドル型椅子のシート部分１を示している。シート部分１
は、丸い中央部分２と側方部分３を有し、この側方部分３は、中央部分から所定
の角度湾曲している。側方部分の前縁４は、互いに所定の角度を形成し、それら
は中央部分で一緒になっている。シート部分の前方中央部分に配置された前縁４
は、外側に湾曲していると同時にシートの中央部分に向かって後方に所定に角度
を有する。これらの縁部の間に空隙が形成されており、これは、シートの外側前
縁に関して後方に延びている。この空隙５は、太腿の間の脚部の空隙に嵌合する
ような空隙である。前縁の合致点での空隙６の上方部分は丸くなっている。同様
に、シート部分の縁部全体は丸くなっている。

【００１１】 自然に使用されるとき、シート部分は、脚部/足またはサドル型椅子の他の対
応する部分に従来の方法で取り付けられるが、脚部/足の部分またはそれへの取
付けは、重要なことではなく、ここでは脚部/足の部分も重要なことではない。
この図面によって形成されるシート部分は、高さが調節可能であるように脚部/
足の部分に取り付けられる。図１は、調整装置７を示しており、これによってシ
ートの高さを従来の方法で調整することができる。

【００１２】 サドル型椅子のシート部分の形状は、椅子の外縁が中位の大きさの人の臀部の
輪郭に従うように、サドルの形態で人間の骨盤の構造に従う。側方から見ると、
シート部分は主にサドル形状であり、その上から見るとき、シートの前方部分の
空隙を除いて丸みを帯びて見える。この用途において、サドル型椅子のシート部
分は、シートの骨の支持点から下降する太腿の方向に２５−３０ｃｍにわたって
太腿を支持する。側方部分または太腿のトラフは、太腿の内面に対するように形
成され、椅子の前縁は、補助翼状の支持体を形成し、この補助翼状の支持体は、
太腿の内面に向かって太腿の一部を前方に向かって持ち上げ、椅子に座っている
人が前方に移動することを防止する。同時に、シート部分の構造は、座った人を
自然に支持し、座り心地をよくする。さらに、これまでの場合よりも内側の太腿
と骨盤領域でさらによく空気が循環することができる。

【００１３】 サドル型椅子のシート部分のフレーム、クッション、カバー材料は、この目的
のために適した材料であり、この用途において、フレームはスチール製であり、
シートカバーは皮革である。シートのクッション材料は、比較的薄いパッディン
グ材料である。この用途において、この方法において、シートの骨（シートノー
ドが骨盤の骨の一部である）がフレームによってよく保持されるようにシートの
下に約４５ｍｍのパッディングがあるだけである。これは、臀部と太腿への圧力
の集中を防止し、これは、下肢への流体の循環を保持する。パッディング材料の
厚さは、用途によって変化する。

【００１４】 本発明によって形成されたシートを試験し、他のシートと比較した。この調査
の目的は、 １．睾丸の皮膚の温度及びこの領域の湿度に関して目的とする測定によって、
パッドを有する事務所の椅子、パッドのない椅子、木製のベンチ、サドル型椅子
、ひざ支持椅子及び柔らかいカバーを備えたソファーのシートにおける差がある
かどうかを測定すること。

【００１５】 ２．睾丸の皮膚の温度及びこの領域の湿度に対するショルダストラップ（サス
ペンダ/ズボンつり）の効果の測定すること。 ３．身体のマスインデックスがこれらに影響を有するかどうかを測定すること
。

【００１６】 この調査は、ボランティアによる８人の男性によって行われた。この調査の時
点で、男性の平均年齢は、４２（２１−５９）歳であった。人体測定の結果が表
１に示されている。

【００１７】

【表１】 男性の年齢及び平均人体測定値、最少及び最大値 人数 最少 最大. 平均値 年齢 ８ ２１ ５９ ４２．７５ 身長ｃｍ ８ １６９．０ １８４．０ １７４．９０ 体重ｋｇ ８ ５８．０ ９７．０ ７２．８１ ＷＨＲ＝ウエイスト／ヒップの比 ８ ０．８６ １．０６ ０．９３ ＢＭＩ＝体重（ｋｇ）／身長（ｍ）２ ８ １８．９０ ２８．６０ ２３．６９ 人数 ８ 温度測定 この調査の始めにおいて、試験の主題の睾丸の平均温度及び湿度は、低温の部
屋で４０分の間に測定された。この測定時間の始めに、被験者はわずかに足を開
いて５分間立った。この後、３０分の間隔で測定が行われ、この間被験者は、試
験する椅子に座った。測定期間の最後に、被験者は、彼らの足をわずかに開いて
５分間立った。温度センサが両方の睾丸に取り付けられ、比較する体温が脇の下
で測定された。右の睾丸の表面湿度の温度は、１つの湿度計を使用して測定され
た。室内の室温と湿度は、各測定毎に関連して測定された。温度及び湿度の測定
は、座ってする仕事の邪魔にならない携帯型電池作動測定装置（イギリス国、バ
ーリントンのSQ1021 Grant Instruments社）で行われた。測定の間、被験者は、
同じ材料でつくられた衣服、すなわち、下着（ブリーフ）（アメリカ、ボストン
の１００％木綿製）、ズボン（フィンランド、クオピオのTuro Tailor Oy Ab）
及びシャツ（フィンランド、クオピオのPetrifan classic Petritex Oy)及びソ
ックスを着衣した。

【００１８】 温度の調査に関連して、被験者の（身長、体重、マスインデックス=BＭＩ、
ウエイスト／ヒップの比＝WHR）がとられ、被験者は、彼らの体の状態と運動に
ついて質問された。このテストは、空気の相対湿度が２８％である加温された室
（２３℃）で行われた。この被験者の数値は、測定期間中に測定された。

【００１９】 ６つの異なる椅子が調査により比較された。 １．パッドを有する椅子（フィンランド、ヘルシンキのLogic2） ２．パッドを有さない椅子（フィンランド、ラーチのplywood c 481. Isk) ３．木製ベンチ（フィンランド、オウル、Pedihealth) ４．サドルチェア（フィンランド、ラウタランピのサリサドルチェア、Easydo
ing Oy). この椅子のとる位置は、馬に座る位置を想定する。このサドル型椅子
に座るとき、被験者は、身体と太腿との間に約１３５℃の角度、要するに、足が
ほぼ直線になる。

【００２０】 ５．ひざ支持椅子（ノルウエイ、オスロ、Stokke） ６．ソファ椅子（フィンランド、ラーチの柔らかい布製カバーの椅子） 結果 ６つの異なる椅子における睾丸の皮膚温度 表２及び図５は、ベルトを着用しながら、６つの椅子の各々に３０分座った後
の睾丸の皮膚の平均温度を示している。この結果は、サドル型椅子（椅子４）で
最も低いことを示している。この温度の差は、他の椅子と比較して統計学的に重
要である。また、ズボン吊りが使用されたときには、サドル型椅子は、最も低い
睾丸温度を示す（表３及び図６）。この差は、すべての他の椅子と比較して統計
的に重要である。パッドのない椅子（ＮＯ２）と椅子５及び椅子６との間の温度
差も統計学的に重要である。１回はベルトで１回はズボン吊りを着用して同じ椅
子で測定された睾丸の温度の２つの測定値の間の統計学的に重要な差はなかった
。

【００２１】

【表２】 ６つの異なる椅子の睾丸の皮膚の温度の最低温度及び最高温度値、被験者は、
ベルトを着用している。

【００２２】 椅子 人数 最低温度 最高温度 平均 １ ８ ３２．８５ ３６．６７ ３４．２７ ２ ８ ３２．５２ ３５．３６ ３３．７９ ３ ８ ３２．４８ ３５．５８ ３４．０７ ４ ８ ３１．１０ ３４．６５ ３２．９３ ５ ８ ３２．９４ ３６．０６ ３４．５４ ６ ８ ３２．６９ ３６．０９ ３４．４７ Ｎ ８

【００２３】

【表３】 ６つの異なる椅子においての睾丸の皮膚の温度、最高及び最低温度の値、被験
者は、ズボン吊りを着用している。

【００２４】 椅子 人数 最低温度 最高温度 平均 １ ８ ３２．７０ ３６．３８ ３４．１３ ２ ８ ３２．５４ ３５．８７ ３３．７４ ３ ８ ３２．５３ ３５．９０ ３４．１７ ４ ８ ３１．０３ ３４．６３ ３２．８１ ５ ８ ３３．３０ ３５．８９ ３４．４６ ６ ８ ３３．１６ ３６．４３ ３４．６１ Ｎ ８ 湿度 表４及び表５は、右の睾丸の平均、最低及び最高の皮膚温度を示す。被験者が
ズボン吊りを着用した場合、股間の平均湿度がサドル型椅子の場合に最も低い。
他の椅子と比較すると、股間領域の平均湿度の値は、被験者がベルトを着用して
いる間サドル型椅子で最も低い。サドル型椅子の場合、ズボン吊りを付けた場合
の湿度のパセンテージは、５１％で、ベルトの場合には、５５％である。股間領
域の最高の湿度の％は、椅子５で測定されている。股間領域の平均の湿度値は、
椅子及びベルトまたはズボン吊りの使用に関して０．０５の大きさの水準で統計
学的に重要な差はない。

【００２５】

【表４】 ６つの椅子で測定された右の睾丸の皮膚表面の平均湿度、最低湿度及び最高湿度
、被験者はベルトを着用している。

【００２６】 椅子 人数 最低湿度 最高湿度 平均 １ ８ １７．３０ ９６．０５ ６１．４９ ２ ８ ２６．００ ８２．２０ ６０．３７ ３ ８ ２９．５５ ８６．５５ ６５．６２ ４ ８ １９．８０ ８１．５０ ５５．３３ ５ ８ ２４．８５ ８８．５５ ６７．８１ ６ ８ ２３．９５ ８９．７０ ６６．６８ Ｎ ８

【００２７】

【表５】 右の睾丸の皮膚表面の平均湿度、最低湿度及び最高湿度、被験者はズボン吊りを
着用している。

【００２８】 椅子 人数 最低湿度 最高湿度 平均 １ ８ ２３．６５ ８６．３５ ６０．２０ ２ ８ ２９．３５ ８８．６５ ６３．８２ ３ ８ ２３．１０ ９１．９０ ６５．２６ ４ ８ １９．９５ ７８．５５ ５０．７５ ５ ８ ２１．７５ ９２．１５ ６７．２０ ６ ８ ２０．９０ ９３．４０ ５８．６５ Ｎ ８ 結果の検証 実験は、被験者がサドル型椅子に座ったとき、彼らの睾丸の皮膚の温度が彼ら
が他の椅子に座ったときよりも低いことを示している。睾丸の湿度領域のサドル
型椅子において低い。これらの研究は、男子がソファーの椅子で脚部を一緒にそ
ろえるとき睾丸の温度が上昇し、精子の生成が低減するというBrindleyの報告書
を支持する結果となった。睾丸の温度に関するウエストヒップの比及び身体のマ
スインデックスの効果は、体重の重い男性が、適当な体重の男性よりも睾丸の温
度が高いことを示しているが、この比較を行うために十分なデータがない。これ
らの結果は、パンツ内の空気の循環が悪いか、または過剰な体重または脂肪が睾
丸を制限し、空気及び血液の循環が弱くなり（または睾丸が胃や太腿に緊密に押
される）という事実から生じる。パッドを備えた椅子に関しては、睾丸の温度は
、パッドのない椅子の場合高い。ベルトに対してズボン吊りを使用するとき、睾
丸の温度における差はない。ズボン吊りは、股間領域の湿気についてわずかな効
果を有する。サドル型椅子は、ズボン吊りで測定された値とベルトで測定された
値との間に差はない。

【００２９】 結論 １．異なる領域に座ったとき男性の睾丸の温度に明確な差がある。サドル型椅
子（椅子ＮＯ４）での睾丸の温度が最も低かった。最も高温は、ひざ支持椅子及
びソファー、いわゆる椅子ＮＯ５及びＮＯ６で測定される。また、サドル型椅子
は、湿度において最も低い測定値を示した。このように、本発明によって形成さ
れた椅子のシート部分は、座った人の骨盤領域の温度変化、男性において睾丸の
温度の変化に大きな影響を与える。

【００３０】 ２．ズボン吊りまたはベルトを使用することは、睾丸の皮膚温度または湿度に
あまり大きな影響は与えない。ズボン吊りに関しては、椅子１，２，４及び５で
はある程度低温が達せられる。股間領域の相対湿度は、椅子ＮＯ２を除いて椅子
全体においてズボン吊りをつけた場合の方が低い。

【００３１】 本発明は、この特許出願において説明した有利な用途には制限されない。本発
明は、用途が広く、その実施形態は特許請求の範囲で説明した本発明の範囲内で
変化する。

【図面の簡単な説明】

【図１】 前方から見た本発明によるサドル型椅子のシート部分の正面図である。

【図２】 図１によって形成されたシート部分を上方から見た平面図である。

【図３】 図１によって形成されたシート部分を下から見た底面図である。

【図４】 側方から見た図１ないし図３によって形成され、図２の中心線Ａ−Ａに沿った
断面を有するシート部分を示す図である。

【図５】 実行された研究の結果を説明するグラフである。

【図６】 実行された研究の結果を説明するグラフである。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＣＹ， ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，Ｉ Ｔ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＧＷ，ＭＬ， ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＧＭ，Ｋ Ｅ，ＬＳ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＬ，ＳＺ，ＵＧ，ＺＷ)，Ｅ Ａ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ ，ＴＭ)，ＡＥ，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＵ， ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＤ，Ｇ Ｅ，ＧＨ，ＧＭ，ＨＲ，ＨＵ，ＩＤ，ＩＬ，ＩＮ，ＩＳ ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ， ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，Ｍ Ｎ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＬ，ＴＪ，ＴＭ， ＴＲ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＳ，ＵＺ，ＶＮ，ＹＵ，Ｚ Ａ，ＺＷ

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 丸い中央部分（２）と、座る人の股間及び太腿の筋肉を支持
   するために中央部分から所定の角度で少なくとも一部が下方に湾曲している側方
   部分（３）と、を備えたシート（１）を有し、前記側方部分（３）は、互いに関
   して直角な前縁（４）を有し、前記前縁の間に空隙（５）が形成されているサド
   ル型椅子において、前記シートの前縁（４）の中央縁部部分は、当該中央縁部部
   分の間に後方に延びている空隙を形成するためにシートの中央部分に向かって所
   定の角度で後方に曲がっていることを特徴とするサドル型椅子。
2. 【請求項２】 前記空隙（５）の上方部分（６）は、丸く形成されているこ
   とを特徴とする請求項１に記載のサドル型椅子。