JP2002519447A - オレフィン重合用触媒成分およびそれから得られる触媒 - Google Patents

オレフィン重合用触媒成分およびそれから得られる触媒

Info

Publication number
JP2002519447A
JP2002519447A JP2000557277A JP2000557277A JP2002519447A JP 2002519447 A JP2002519447 A JP 2002519447A JP 2000557277 A JP2000557277 A JP 2000557277A JP 2000557277 A JP2000557277 A JP 2000557277A JP 2002519447 A JP2002519447 A JP 2002519447A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
catalyst component
ethylene
solid catalyst
group
porosity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000557277A
Other languages
English (en)
Inventor
ガリムベルティ,マウリツィオ
バルッツィ,ジョヴァンニ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Basell Technology Co BV
Original Assignee
Basell Technology Co BV
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Basell Technology Co BV filed Critical Basell Technology Co BV
Publication of JP2002519447A publication Critical patent/JP2002519447A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J31/00Catalysts comprising hydrides, coordination complexes or organic compounds
    • B01J31/26Catalysts comprising hydrides, coordination complexes or organic compounds containing in addition, inorganic metal compounds not provided for in groups B01J31/02 - B01J31/24
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J31/00Catalysts comprising hydrides, coordination complexes or organic compounds
    • B01J31/02Catalysts comprising hydrides, coordination complexes or organic compounds containing organic compounds or metal hydrides
    • B01J31/0231Halogen-containing compounds
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J31/00Catalysts comprising hydrides, coordination complexes or organic compounds
    • B01J31/02Catalysts comprising hydrides, coordination complexes or organic compounds containing organic compounds or metal hydrides
    • B01J31/06Catalysts comprising hydrides, coordination complexes or organic compounds containing organic compounds or metal hydrides containing polymers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J31/00Catalysts comprising hydrides, coordination complexes or organic compounds
    • B01J31/02Catalysts comprising hydrides, coordination complexes or organic compounds containing organic compounds or metal hydrides
    • B01J31/12Catalysts comprising hydrides, coordination complexes or organic compounds containing organic compounds or metal hydrides containing organo-metallic compounds or metal hydrides
    • B01J31/14Catalysts comprising hydrides, coordination complexes or organic compounds containing organic compounds or metal hydrides containing organo-metallic compounds or metal hydrides of aluminium or boron
    • B01J31/143Catalysts comprising hydrides, coordination complexes or organic compounds containing organic compounds or metal hydrides containing organo-metallic compounds or metal hydrides of aluminium or boron of aluminium
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J31/00Catalysts comprising hydrides, coordination complexes or organic compounds
    • B01J31/16Catalysts comprising hydrides, coordination complexes or organic compounds containing coordination complexes
    • B01J31/22Organic complexes
    • B01J31/2204Organic complexes the ligands containing oxygen or sulfur as complexing atoms
    • B01J31/2208Oxygen, e.g. acetylacetonates
    • B01J31/2226Anionic ligands, i.e. the overall ligand carries at least one formal negative charge
    • B01J31/223At least two oxygen atoms present in one at least bidentate or bridging ligand
    • B01J31/2234Beta-dicarbonyl ligands, e.g. acetylacetonates
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F10/00Homopolymers and copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F210/00Copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond
    • C08F210/16Copolymers of ethene with alpha-alkenes, e.g. EP rubbers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J2531/00Additional information regarding catalytic systems classified in B01J31/00
    • B01J2531/50Complexes comprising metals of Group V (VA or VB) as the central metal
    • B01J2531/56Vanadium

Abstract

(57)【要約】 本発明は、0.02 cc/gより高い多孔度(水銀)を有する多孔性ポリマー上に担持されたバラジウム化合物からなる触媒成分を提供する。上記触媒成分により、付着物問題のない、任意にわずかな割合のジエンを含有して、α−オレフィン CH2=CHRとのエチレンのエラストマーコポリマーを製造することが可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、任意に小割合のジエンまたはポリエン由来の単位を含有する、α−
オレフィン CH2=CHR[ここでRは1〜10の炭素原子を有するアルキルラ
ジカルである]とのエチレンのエラストマー性コポリマーの製造に特に適したバ
ナジウムベース触媒成分に関する。
【0002】 任意にジエンの存在下における、エチレンとα−オレフィンの共重合は、今ま
でに様々な種類の触媒により行われてきた。もっとも知られた触媒種の一つは、
AlEt2Clのようなアルキルアルミニウムハライドとのバナジウムトリス−
アセチルアセトネート(V(AcAc)3))のようなバナジウム化合物の反応
生成物により形成される均質系である。
【0003】 これらの触媒は、広範な組成の範囲内で非晶性コポリマーを生じることができ
、従って加硫の後に価値ある物性を示すエラストマー性生成物を産するのに適し
ている。
【0004】 均質系であるために、これら触媒は制御された形態を有するコポリマー粒子を
与えることは不可能である。従って、それらをEPR/EPDMポリマーの製造
用に工業的な気相重合方法に用いることは不可能である。従って、その触媒は不
活性炭化水素の存在下に(形成したコポリマーが溶解している)または液体プロ
ピレン中で(コポリマーは懸濁液を形成する)行われる重合方法において使用さ
れる。しかし、得られたコポリマーのゴム様の特性のために、特に非溶液重合方
法の場合には、反応器壁への付着現象が起こり得、凝集物が形成されうる。
【0005】 これらの問題を解決する試みの一つにおいて、バナジウム化合物を所定の形態
を有する無機担体上に担持することにより上記触媒を不均質にするということが
ある。欧州特許第EP630913号には、例えば、V(AcAc)3をシリカ
上に担持することから得られる固形成分、Al−アルキルハライドおよび促進剤
として塩素化されたエステルからなる触媒を使用する気相重合によるEPR/E
PDMポリマーの製造が開示されている。しかし、気相重合において凝集を減少
させるためにはカーボンブラックのような流動化助剤を使用しなければならない
ため、付着物問題は解決されていない。しかし、この生成物はポリマーの物性が
低下している、というのは充填剤生成物にはよくあるエラストマーポリマー性が
与えられているからである。加えて、シリカ担体上への担持することが、通常低
活性な触媒を生じるという欠点を有することになる。
【0006】 バナジウム化合物をベースとした特定な担持された触媒成分を使用することに
より、付着物問題を招くことなく、EPR/EPDMポリマーの非溶液製造方法
を行うことが可能となることが予期せぬことに見出された。さらに、先行技術の
触媒成分の重合活性のプロフィルと比較して、この発明の触媒成分は減退度が遅
く、それによりより高い最終収率を得ることが可能となることが見出された。
【0007】 従って、本発明の目的は、半径100,000Åまでの孔により、以下に特定
する水銀法により測定して 0.02cm3/gより高い多孔度を有するポリマー
上に担持されたバナジウム化合物からなる触媒成分である。
【0008】 好ましくはバナジウム化合物は、π−V結合を含有しないバナジウム化合物の
群より選択される。より好ましくは、バナジウム化合物は、V(AcAc)3
VCl4、VOCl3、VO(OR)3[ここで、RはC1〜C8アルキル基であ
る]からなる群より選択され、V(AcAc)3が最も好ましい。
【0009】 バナジウム化合物が担持される多孔性ポリマーは、当該分野で知られているい
ずれのポリオレフィン(コ)ポリマーであってもよい。好ましくは、ポリエチレ
ン、20モル%より少ない割合の、プロピレン、1−ブテン、1−ヘキセン、4
−メチル−1−ペンテン、1−オクテン、シクロペンテン、シクロヘキセンから
選択されるオレフィンとのエチレンのコポリマー;80%より高いアイソタクチ
シティ指数を有するポリプロピレン;少量(5モル%またはそれ以下)のエチレ
ンおよび/または1−ブテン、1−ヘキセンのようなα−オレフィンとのプロピ
レンの結晶性コポリマーからなる。
【0010】 該多孔性ポリオレフィンポリマーは、有機−Al化合物と、MgCl2上に担
持されたTi、ZrまたはVのハライドからなる固形触媒成分との反応生成物か
らなる触媒存在下にモノマー類を重合することにより製造することができる。該
固形成分は、要求された多孔度範囲を有するポリマーを製造するのに適当な、多
孔度および表面積に関する特性を有する。該触媒成分は、粒子サイズが5〜10
0ミクロンで、表面積(BET)が200m2/gより低い、10,000Åま
での半径を有する孔による多孔度(水銀法)が約0.5cm3/gより大で、好
ましくは0.6cm3/gより大である、球状形態を有するのが好ましい。この
種の固形成分からなる触媒系の例は、例えば欧州特許出願第EP−A−3950
83号、第EP−A−553805号、第EP−A−553806号に記載され
ている。該多孔性ポリマーは、また、予備重合された形態にあってもよい、すな
わち上述の触媒を使用する低転換率重合により得られるポリマーとしてでもよい
。プレポリマーは固形触媒成分のg当たり0.5gから2000g/gまでの範
囲の量で通常製造される。しかし、固形成分のg当たり5〜500gの量が好ま
しく、固形成分のg当たり10〜100gがより好ましい。
【0011】 どのような場合においても、多孔度は以下に記載する水銀法により測定して、
0.02cm3/gより高いのが必須であり、0.04〜2cm3/gの範囲が好
ましく、0.04〜1.4cm3/gの範囲がより好ましい。特に、多孔性プレ
ポリマーが使用されるとき、その多孔度は0.4〜1.2cm3/gが好ましく
、一方多孔性ポリマーが使用されるとき、その多孔度は0.04〜0.4が好ま
しい。この発明で使用される多孔性ポリマー(プレポリマーも含む)は、さらに
、10%より高い、好ましくは15%より高い気孔率(void percentage)で表
される多孔度を特徴とする。加えて、多孔性ポリマーはまた、例えば上述の触媒
成分を使用することにより得られうる球状形態を備えるのが好ましい。
【0012】 バナジウム化合物は、通常の技術を使用して該多孔性ポリマー上に担持される
。好ましい具体例のひとつに従えば、担持する方法は、(a)多孔性ポリマーを
炭化水素媒体、好ましくはプロパン中に懸濁させ、(b)そのようにして得られ
た混合物をバナジウム化合物(ニートまたは炭化水素溶液として)と接触させ、
(c)混合物を攪拌し、かつ(d)液体の炭化水素媒体を除去することからなる
【0013】 工程(b)は通常、0〜100℃、好ましくは10〜60℃の温度で行われ、
一方、工程(c)は1分〜10時間の範囲の時間にわたって行われる。フラッシ
ングにより除去することが可能であるため、低沸点炭化水素媒体の使用が好まし
い。
【0014】 該方法はループ反応器中で気相中で簡便に行うことができる。その中で多孔性
ポリマーは不活性ガス気流により動きつづけている。バナジウム化合物は、任意
に炭化水素溶媒中に溶解され、連続して、例えばスプレーを使用してループ反応
器の気相中に供給され、処理の最後にさらさらと流れる生成物が得られる。
【0015】 この発明の固形成分は、ハロゲン化された有機化合物と任意に、有機アルミニ
ウム化合物との反応によりオレフィン重合用触媒を形成する。
【0016】 有機アルミニウム化合物としては、Al−トリアルキルおよびAl−アルキル
ハライドを使用するのが好ましい。特に、有機−Al化合物はトリエチルアルミ
ニウム、トリイソブチルアルミニウム、トリ−n−ブチルアルミニウム、トリ−
n−ヘキシルアルミニウム、トリ−n−オクチルアルミニウム、ジエチルアルミ
ニウムクロライド、エチルアルミニウムジクロライド、アルキルアルミニウムセ
スキクロライドおよびそれらの混合物からなる群より選択することができる。
【0017】 Al−アルキル化合物は、5〜500、特に5〜200、好ましくは15〜1
00のAl/Vのモル比に相当する量で使用される。
【0018】 有機−Al化合物と共に、さらに生産性を増加させ、ポリマー鎖中のコモノマ
ーのランダム化を向上させるために、重合促進剤を使用してもよい。
【0019】 促進剤は通常、異なる種類に属するハロゲン化された有機化合物である。特に
それらは、以下の群: − RIXタイプのハロ炭化水素[ここで、RIはアルキル、シクロアルキル、ア
ルケニル、アリール、アリールアルキルまたはアルキルアリール基であり、Xは
ClまたはFのいずれかである]; − 式RIICOORIの塩素化されたエステル[ここでRIIはハロゲン化された
アルキル、シクロアルキル、アルケニル、アリール、アリールアルキルまたはア
ルキルアリール基であり、RIは上記の意味を有する]; − 脂肪族または芳香族カルボン酸のアシルハライド から選択されることができる。
【0020】 通常の例としては:CHCl3、CFCl3、CH2Cl2、ベンゾイルクロライ
ド、ベンジルクロライド、エチルトリクロロアセテート、n−ブチルペルクロロ
クロトネート(nBPCC)、ヘキサクロロシクロペンタジエン、ヘキサクロロ
プロピレン、1,2−ジフルオロテトラクロロエチレンである。AlR3タイプ
の化合物と共には、CHCl3を使用するのが好ましく、AlR2Xタイプの化合
物と共にはnBPCCを使用するのが好ましい。
【0021】 有機−Al化合物と促進剤の両方は、重合を行う前に、バナジウム化合物と共
に、多孔性ポリマー上に担持してもよい。好ましい方法のひとつにおいては、こ
れは、液体炭化水素媒体の存在下に促進剤とバナジウム化合物を多孔性ポリマー
と最初に接触させ、次いで第2の工程において、最初の工程で得られた生成物を
有機−Al化合物の炭化水素溶液と接触させることにより得られる。
【0022】 先に説明したように、この触媒系はバルク中または気相中で行われる重合方法
によるエラストマー性エチレンコポリマーの製造に特に適している。非常に驚い
たことに、気相方法を行う際には特に、要求された触媒成分の使用により、シリ
カ担体上をベースとするものとは異なり、カーボンブラックのような流動化助剤
の不在下でさえも、付着物問題を防止することができる。
【0023】 さらに、先行技術での担持されたバナジウムベースの触媒とは異なり、この発
明の触媒は、相当する均質バナジウム触媒で得られる収率と少なくとも同じレベ
ルに重合収率を保つ。
【0024】 気相方法は、流動床反応器中でまたはポリマーが機械的に攪拌される条件下で
、1以上の反応器中で操作して通常行われる。重合温度は通常10〜80℃であ
り、好ましくは20〜50℃である。圧力は、通常0.5〜3MPaであり、好
ましくは1〜2MPaである。液体モノマー中で、その方法は1〜5MPa、好
ましくは1.5〜3MPaの圧力下で行われる。
【0025】 生じたポリマーの分子量は、水素またはZnEt2のような分子量調節剤を使
用して調節することができる。
【0026】 上記方法で得られるエラストマー性コポリマーは、エチレン単位を15〜85
モル%、好ましくは35〜75モル%、1以上のα−オレフィン CH2=CHR
[ここで、RはC1〜C10アルキル基である]由来の単位を15〜85%、好
ましくは25〜65%、1以上のポリエンの共重合由来の単位を0〜5%、好ま
しくは0.5〜2%通常含有する。
【0027】 使用できるα−オレフィンはプロピレンおよび1−ブテンからなるのが好まし
い。不飽和単位を担持することが可能なポリエン単位としては、共役または非共
役ポリエンの両方が使用することができる。
【0028】 共役ジエンの中で、1,3−ブタジエンおよびイソプレンを使用してもよく、
一方直鎖非共役ジエンは1,4−(シスまたはトランス)−ヘキサジエン、6−
メチル−1,5−ヘプタジエン、3,7−ジメチル−1,6−オクタジエン、5
−エチリデン−2−ノルボルネン(ENB)、5−イソプロピリデン−2−ノル
ボルネンのようなアルケニルまたはアルキリデン−ノルボルネン、のようなシス
,シス−1,5−シクロオクタジエン、5−メチル−1,5−シクロオクタジエ
ン、4,5,8,9−テトラヒドロインデンのような単環式ジオレフィンから選
択してもよい。
【0029】 以下の実施例はこの発明をよりよく説明するためのもので、限定するものでは
ない。
【0030】 (実施例)特性化 コモノマー含有量:IR分光法により測定したコノモマーの重量割合。 有効密度:ASTM−D792。 多孔度(100,000Åまでの半径を有する孔による):この測定は、カルロ
・エバ(Carlo Erba)による「多孔度計2000シリーズ」を使用し
て行う。多孔度は圧力下の水銀の吸収により測定される。この測定のため、水銀
貯めと高真空ポンプ(1・10-2mbar)に接続された検量膨張計(直径3m
m)CD3(カルロ・エバ)を使用する。秤量した量のサンプルを膨張計中に置
く。その装置を次いで高真空下(<0.1mmHg)におき、その状況を10分
間維持する。膨張計を次いで水銀貯めに接続し、膨張計上の10cmの高さに印
をつけたレベルに達するまで、水銀をその中へゆっくりと流入させる。真空ポン
プに膨張計を接続させるバルブは閉じて、次いで水銀圧を窒素により140kg
/cm2まで徐々に増加させる。圧力の効果の下、水銀は孔に入り、そのレベル
は材料の多孔度に従って低下する。
【0031】 多孔度(cm3/g)および孔の分布は、水銀の容積減少と作用させた圧力値
との関数である積分(integral)孔分布曲線から直接計算される(すべてのデー
タはC.エバによる「マイルストーン200/2.04」プログラムを備えたコ
ンピューターに接続した多孔度計により提供され練り上げられる)。
【0032】 気孔の割合として表された多孔度は、以下の式:
【数1】
【0033】 [式中、Vは孔の容積であり、V1はサンプルの見かけの容積である]から計算
される。
【0034】 Vの容積は、水銀の最初のレベルと最後のレベルの間の相違(cmでの△H)
をベースにして計算する器械により直接提供される。サンプルの見かけ容積は、
【数2】
【0035】 [式中、Pはサンプルのグラムでの重量であり、P1は膨張計+水銀のグラムで
の重量であり、P2は膨張計+水銀+サンプルのグラムでの重量であり、Dは水
銀の密度(25℃において=13.546g/cm3)である]により得られる
【0036】 固有粘度(IV):135℃でテトラヒドロナフタレン中で測定した。 反応器付着物:互いにおよび反応器壁に付着するポリマー粒子の重量と、全体の
生じたポリマー重量との比。
【0037】 実施例1 磁気駆動攪拌機、圧力計、熱電対、重合浴の視覚点検用の側壁の窓、触媒充填
システム、モノマー供給ラインおよび重合浴の温度調節用外部ジャケット(その
中では蒸気/冷水混合物が循環している)を備えた4.25リットルのステンレ
ス製反応器を使用した。反応器を70℃で1時間プロペンで排気した。プロペン
を次いでフラッシュし、室温でプロパンと置き換えた。
【0038】 I.V.=1.28(dl/g)、92%のアイソタクチック指数、0.4g
/cm3の盛込密度(poured density)および0.175(cm3/g)の水銀に
よる多孔度を有するポリプロピレン50gを、反応器の天井の穴を通してプロパ
ン雰囲気下に(圧力1bar)室温で攪拌せずに反応器中に満たした。
【0039】 250gのプロパンを室温で(約10barの圧力が達成された)添加した。
0.43mmoleのnBPCCと15mgのV(Acac)3の5mLトルエ
ン中溶液を窒素過圧により注入した。反応器中の懸濁液を40℃で10分間攪拌
した。プロパンを約4〜5分間フラッシュした。その後、反応器中で250gの
プロパンと2.5mmoleのDEACのヘキサン中溶液(10%(重量/容量
))を窒素過圧下に加えた。反応器中の懸濁液を2分間攪拌した。反応器中の液
体を約4〜5分間フラッシュした。
【0040】重合 11.5gのエチレンおよび7.5gのプロピレンの混合物を3分間で供給し
、この間に温度を50℃にする。 7gのエチレン/プロピレン混合物(4.9gのエチレンおよび2.1gのプ
ロピレン)を13分間で供給し、温度を50℃に維持し、4bargの全圧を得
た。全圧をさらに5分間で15bargに上昇させ、70/30(重量/重量)
のエチレン/プロピレン混合物を供給した。反応器中の懸濁液を50℃で2時間
攪拌し、エチレン/プロピレン混合物を連続的に供給することにより圧力を一定
に保った。
【0041】 モノマ−をすばやく脱気することにより反応を停止させた。反応器を室温にし
た。94gの球状形態のエチレン含有量24重量%のポリマーを回収した。固有
粘度は2.41(dl/g)であった。反応器付着物は約10%であった。
【0042】 実施例2 実施例1と同じ多孔性ポリマーと反応器中に加えるための同じ方法を使用した
。次いで、1.15mmoleのnBPCCと15mgのV(Acac)3の5
mLトルエン中溶液を窒素過圧下に注入した。次いで、6mmoleのDEAC
(ヘキサン中10%(重量/容量)溶液)を添加した以外は実施例1と同じ方法
に従った。
【0043】 重合方法は実施例1に記載されているものと同じであった。反応器中に液体を
フラッシュした後、49.5gのエチレンと33.2gのプロピレンを7分間で
添加し、温度を50℃に圧力を15bargにした。圧力をエチレン/プロピレ
ン混合物を(70/30(重量/重量))35分間の間に供給することにより一
定に保った。この間に、3ccのENBを連続して滴下した。
【0044】 すばやくモノマーを脱気することにより重合を停止させた。75gの球状形態
ポリマーを回収した。反応器付着物は1%より少なかった。分析によりポリマー
はエチレンを20.8重量%、ENBを1重量%を含有していたことが示された
【0045】 実施例3 実施例1に記載と同じ反応器をプロペンで70℃で1時間排気した。プロペン
を次いでフラッシュし、室温でプロパンと置き換えた。I.V.=1.49(d
l/g)、96.5%のアイソタクチック指数、0.35g/cm3の盛込密度
および0.465(cm3/g)の水銀による多孔度を有する50gのポリプロ
ピレンを反応器の天井の穴を通してプロパン雰囲気下に(圧力1bar)室温で
攪拌せずに反応器中に満たした。
【0046】 250gのプロパンを室温で(約10barの圧力が達成された)添加した。
0.43mmoleのnBPCCと15mgのV(Acac)3の5mLトルエ
ン中溶液を窒素過圧により注入した。反応器中の懸濁液を40℃で10分間攪拌
した。プロパンを約4〜5分間フラッシュした。その後、反応器中で250gの
プロパンと2.5mmoleのDEACのヘキサン中溶液(10%(重量/容量
))を窒素過圧下に加えた。反応器中の懸濁液を2分間攪拌した。反応器中の液
体を約4〜5分間フラッシュした。
【0047】 重合 9.3gのエチレンおよび11.4gのプロピレンの混合物を3分間で供給し
、この間に温度を50℃にする。 10gのエチレン/プロピレン混合物(7.5gのエチレンおよび2.5gの
プロピレン)を10分間で供給し、温度を50℃に維持し、4bargの全圧を
得た。全圧をさらに5分間で15bargに上昇させ、75/25(重量/重量
)のエチレン/プロピレン混合物を供給した。反応器中の懸濁液を50℃で2時
間攪拌し、エチレン/プロピレン混合物を連続的に供給することにより圧力を一
定に保った。
【0048】 モノマ−をすばやく脱気することにより反応を停止させた。反応器を室温にし
た。125gの球状形態のエチレン含有量40重量%のポリマーを回収した。固
有粘度は3.59(dl/g)であった。反応器付着物は約5%であった。
【0049】 比較実施例4 50gのシリカを、実施例1および2で採用したのと同じ方法に従い反応器中
に加えた。実施例1と同じ方法、反応物および重合条件を使用した。55gの固
体を回収した。反応器付着物は約100%であった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4J015 DA37 EA00 4J028 AA01A AB00A AC35A AC36A AC39A BA00A BA01B BB00A BB01B BC15A BC15B BC16A BC16B BC17A BC17B BC19A BC19B CA02C CB09A CB12A CB12B CB12C CB13A CB13B CB13C CB45A CB45B CB45C CB58A CB58B CB58C EB02 EB04 EB05 EB13 EB16 EB18 EB26 EC02 EC03 FA04 FA09 GA14 4J128 AA01 AB00 AC35 AC36 AC39 AD00 BA00A BA01B BB00A BB01B BC15A BC15B BC16A BC16B BC17A BC17B BC19A BC19B CA02C CB09A CB12A CB12B CB12C CB13A CB13B CB13C CB45A CB45B CB45C CB58A CB58B CB58C EB02 EB04 EB05 EB13 EB16 EB18 EB26 EC02 EC03 FA04 FA09 GA14

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半径100,000Åまでの孔により、水銀法により測定し
    て 0.02cm3/gより高い多孔度を有する多孔性ポリマー上に担持されたバ
    ナジウム化合物からなる固形触媒成分。
  2. 【請求項2】 バナジウム化合物が、π−V結合を含有しないバナジウム化
    合物からなる群より選択される請求項1による固形触媒成分。
  3. 【請求項3】 バナジウム化合物が、V(AcAc)3、VCl4、VOCl 3 、VO(OR)3[ここで、RはC1〜C8アルキル基である]からなる群より
    選択される請求項2による固形触媒成分。
  4. 【請求項4】 バナジウム化合物がV(AcAc)3である請求項3による
    固形触媒成分。
  5. 【請求項5】 多孔性ポリマーが、ポリエチレン、20モル%より少ない割
    合の、プロピレン、1−ブテン、1−ヘキセン、4−メチル−1−ペンテン、1
    −オクテン、シクロペンテン、シクロヘキセンから選択されるオレフィンとのエ
    チレンのコポリマー;80%より高いアイソタクチシティ指数を有するポリプロ
    ピレン;5モル%までのエチレンおよび/または1−ブテン、1−ヘキセンのよ
    うなα−オレフィンとのプロピレンの結晶性コポリマーからなる群より選択され
    る先の請求項のいずれかひとつによる固形触媒成分。
  6. 【請求項6】 多孔性ポリマーが、固形触媒成分のg当たり0.5gから2
    000g/gまでの範囲の量で製造されるプレポリマーである請求項1による固
    形触媒成分。
  7. 【請求項7】 多孔性ポリマーが、水銀法により測定して、0.04〜2c
    3/gの範囲の多孔度を有する請求項1による固形触媒成分。
  8. 【請求項8】 この発明で使用される多孔性ポリマーが、さらに、10%よ
    り高い気孔率で表される多孔度を特徴とする請求項1による固形触媒成分。
  9. 【請求項9】 気孔率が15%より高い請求項8による固形触媒成分。
  10. 【請求項10】 (a)先の請求項のいずれかひとつによる固形成分;(b
    )有機アルミニウム化合物、および任意に(c)ハロゲン化された有機化合物の
    反応生成物からなるオレフィン重合用触媒。
  11. 【請求項11】 有機−Al化合物が、トリエチルアルミニウム、トリイソ
    ブチルアルミニウム、トリ−n−ブチルアルミニウム、トリ−n−ヘキシルアル
    ミニウム、トリ−n−オクチルアルミニウム、ジエチルアルミニウムクロライド
    、エチルアルミニウムジクロライド、アルキルアルミニウムセスキクロライドお
    よびそれらの混合物からなる群より選択される請求項10による触媒。
  12. 【請求項12】 ハロゲン化された有機化合物が、以下の群: − RIXタイプのハロ炭化水素[ここで、RIはアルキル、シクロアルキル、ア
    ルケニル、アリール、アリールアルキルまたはアルキルアリール基であり、Xは
    ClまたはFのいずれかである]; − 式R''COOR'''の塩素化されたエステル[ここでR''はハロゲン化され
    たアルキル、シクロアルキル、アルケニル、アリール、アリールアルキルまたは
    アルキルアリール基であり、R'''はR''と同じ意味を有する]; − 脂肪族または芳香族カルボン酸のアシルハライド から選択される請求項10による触媒。
  13. 【請求項13】 ハロゲン化された有機化合物が、CHCl3、CFCl3
    CH2Cl2、ベンゾイルクロライド、ベンジルクロライド、エチルトリクロロア
    セテート、n−ブチルペルクロロクロトネート(nBPCC)、ヘキサクロロシ
    クロペンタジエン、ヘキサクロロプロピレン、1,2−ジフルオロテトラクロロ
    エチレンからなる群より選択される請求項12による触媒。
  14. 【請求項14】 請求項10〜13のいずれかひとつによる触媒の存在下に
    行われることを特徴とするエチレンのエラストマー性コポリマーの製造方法。
  15. 【請求項15】 該エラストマー性コポリマーが、エチレン単位を15〜8
    5モル%、1以上のα−オレフィン CH2=CHR[ここで、RはC1〜C10
    アルキル基である]由来の単位を15〜85%、1以上のポリエンの共重合由来
    の単位を0〜5%含有する請求項14による方法。
  16. 【請求項16】 該エラストマー性コポリマーが、エチレン単位を35〜7
    5モル%、1以上のα−オレフィン CH2=CHR[ここで、RはC1〜C10
    アルキル基である]由来の単位を25〜65%、1以上のポリエンの共重合由来
    の単位を0.5〜3%含有する請求項15による方法。
  17. 【請求項17】 α−オレフィンがプロピレンおよび1−ブテンからなる群
    より選択される請求項14〜16による方法。
  18. 【請求項18】 気相において行われることを特徴とする請求項14〜17
    のいずれかひとつによる方法。
JP2000557277A 1998-06-27 1999-06-22 オレフィン重合用触媒成分およびそれから得られる触媒 Pending JP2002519447A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP98202162 1998-06-27
EP98202162.8 1998-06-27
PCT/EP1999/004318 WO2000000517A1 (en) 1998-06-27 1999-06-22 Catalyst components for the polymerization of olefins and catalyst obtained therefrom

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002519447A true JP2002519447A (ja) 2002-07-02

Family

ID=8233858

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000557277A Pending JP2002519447A (ja) 1998-06-27 1999-06-22 オレフィン重合用触媒成分およびそれから得られる触媒

Country Status (6)

Country Link
EP (1) EP1015500A1 (ja)
JP (1) JP2002519447A (ja)
KR (1) KR20010023361A (ja)
CN (1) CN1275133A (ja)
CA (1) CA2301618A1 (ja)
WO (1) WO2000000517A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002051887A2 (en) * 2000-12-22 2002-07-04 Basell Poliolefine Italia S.P.A. Process for the preparation of porous polymers and polymers obtainable thereof
WO2003046022A1 (en) * 2001-11-27 2003-06-05 Basell Polyolefine Gmbh Process for the treatment of polymer compositions
WO2003046023A1 (en) * 2001-11-27 2003-06-05 Basell Poliolefine Italia S.P.A. Porous polymers of propylene

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3326839A1 (de) * 1983-07-26 1985-02-14 Bunawerke Hüls GmbH, 4370 Marl Katalysatorsystem und seine verwendung zur herstellung von epdm-kautschuk
FR2567526B1 (fr) * 1984-07-13 1987-02-06 Atochem Procede de preparation d'une nouvelle composante de metal de transition sur support polymere pour un systeme catalytique de polymerisation d'olefines
IT1264680B1 (it) * 1993-07-07 1996-10-04 Spherilene Srl Catalizzatori supportati per la polimerizzazione delle olefine
IT1269931B (it) * 1994-03-29 1997-04-16 Spherilene Srl Componenti e catalizzatori per la polimerizzazione di olefine
IT1270070B (it) * 1994-07-08 1997-04-28 Spherilene Srl Componenti e catalizzatori per la polimerizzazione di olefine

Also Published As

Publication number Publication date
EP1015500A1 (en) 2000-07-05
CA2301618A1 (en) 2000-01-06
KR20010023361A (ko) 2001-03-26
CN1275133A (zh) 2000-11-29
WO2000000517A1 (en) 2000-01-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0984988B1 (en) Prepolymerized catalyst components for the polymerization of olefins
EP0202859B1 (en) Exhaustively prepolymerized supported alpha-olefin polymerization catalyst
US5556820A (en) Catalyst component for olefin polymerization and process for producing polyolefins
EP0452916B1 (en) Process for producing polyolefins
EP0856013B1 (en) Morphology-controlled olefin polymerization catalyst formed from an emulsion
EP0588277B1 (en) Process for increasing the efficiency of a pre-polymerized catalyst
EP0250229B1 (en) Alpha-olefin polymerization catalyst system including an advantageous modifier component
US20040077490A1 (en) Process for the polymerization of olefins
EP1458767A1 (en) Components and catalysts for the polymerization of olefins
JP3372549B2 (ja) オレフィン類の立体特異単独又は共重合方法
JPH0725928A (ja) エチレン/プロピレンコポリマーゴム
EP2225287A1 (en) Catalyst components for the polymerization of olefins
US20040116631A1 (en) Process for the (co) polymerization of ethylene
EP2331584B1 (en) Catalyst components for the polymerization of olefins
AU659854B2 (en) Solid catalyst composition and production of polyolefin
EP2794676B1 (en) Catalyst system for the polymerization of olefins
BG61192B1 (bg) Метод за стереоспецифична полимеризация на алфа-олефини в присъствието на твърд катализатор
JP2002519447A (ja) オレフィン重合用触媒成分およびそれから得られる触媒
JPH04114007A (ja) 立体規則性ポリオレフィンの製造方法
JPH0641237A (ja) 弾性エチレンコポリマーの製造方法
JP2008163188A (ja) プロピレンランダム共重合体粒子及びその製造方法
EP1483302B1 (en) Process for the polymerization of olefins
EP0731114A1 (en) Process for obtaining ethylene-propylene elastomer copolymers with a high purity and controlled molecular weight distribution
JPH0841120A (ja) エチレン−α−オレフィン共重合体の製造法
MXPA99010833A (en) Prepolymerized catalyst components for the polymerization of olefins