JP2002518873A - Cdma受信器のパイロット強度計測とマルチパス遅延サーチャ - Google Patents

Cdma受信器のパイロット強度計測とマルチパス遅延サーチャ

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Abstract

(57)【要約】 スペクトル拡散通信システム内の移動局で受信したチャネルの信号強度を評価する方法と装置が開示される。移動局の受信器がスペクトル拡散信号を受信した場合、第1サンプリング装置は受信信号を第1サンプリングとして第1サンプル・ストリームに変換する。第2サンプリング装置は、第1サンプルレートとは異なる第2サンプルレートで第1サンプル・ストリームを第2サンプル・ストリームへ変換する。パイロット・チャネルの信号強度は第1及び第2サンプル・ストリームを基に計測される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の背景) (発明の技術分野) 本発明はスペクトル拡散変調を使用したセルラ通信システムにおける電気通信
データの送信に関係し、特にセルラ通信システムのコード分割多元アクセス・チ
ャネルでパイロット信号強度を計測しかつマルチパス遅延を発見する方法と装置
に関係する。
【0002】 (関連技術の説明) 拡散スペクトル通信技術は第2次世界大戦の日々から軍用通信で主に2つの目
的、ある周波数での強力な意図的干渉の効果を克服することと不正なアクセスか
ら信号を保護すること、に使用されてきた。これらの両方の目的は、信号スペク
トルを「拡散して」背景雑音から事実上区別できなくすることにより達成可能で
あり、これからスペクトル拡散変調の用語が来ている。
【0003】 コード分割多元アクセス、すなわちCDMAはディジタル・セルラスペクトル
拡散多元アクセス方法である。既知のCDMAシステムでは、多数の基地局がサ
ービス区域内に標準的に配置される。各基地局は1つ以上のCDMAチャネルを
使用して同一サービス区域内に位置する1台以上の移動局と通信する。基地対移
動局通信方向は順方向リンク又はダウンリンクと呼ばれ、移動対基地局方向は逆
方向リンク又はアップリンクと呼ばれる。
【0004】 CDMAシステムでは、送信されるべき情報データ・ストリームは、「署名シ
ーケンス」と呼ばれるより高データレートのデータ・シーケンスにより変調され
る。署名シーケンスの各要素は1つの2進論理シンボル(「0」又は「1」)を
標準的に表す。署名シーケンスは通常Nビットを含み、ここでNビットの各々が
「チップ」として記される。このような署名シーケンスを発生する1つの方法は
、擬似乱数信号の周期的2進数シーケンスを使用して、「チップ持続時間」とも
呼ばれている、周期Tcの周期的インパルス・ストリームを変調することによる
。擬似乱数信号のシーケンスは、ランダムに見えるがオーソライズされた受信器
により再現可能であるために、擬似雑音(PN)シーケンスとも呼ばれている。
【0005】 情報データ・ストリームと高ビットレート署名シーケンスは、最初に2進論理
信号(「0」又は「1」)を実際の値(「+1」又は「−1」)にマップし、2
つのビット・ストリームを互いに乗算することにより組合される。高ビットレー
ト署名シーケンスとの低ビットレート情報データ・ストリームの組合せは雑音状
の広帯域信号を作成する。この技術は情報データ・ストリームの「コード化(符
号化)」又は「拡散」と呼ばれ当該技術で公知である。
【0006】 従来のセルラ通信システムでは、スペクトル再使用によるチャネル間の共チャ
ネル干渉(co-channel interference)が高システム容量を達成する際の主要な
限定要因の1つである。CDMA技術の最も特記すべき特徴の1つは汎用的な周
波数再使用であり、これはCDMAシステム内の全てのユーザーが共通の周波数
スペクトル割当てを占有することを意味する。これは、異なるチャネルに異なる
コードを割当てることにより達成される。ダウンリンクでは、各基地局はパイロ
ット・コード、パイロット・チャネル又は「パイロット」と表されるユニークな
変調なしの拡散コードを送信する。パイロットは一般に、各々がチップ持続時間
cを有するチップのシーケンスから構成される。各パイロットは共通の複素(
コンプレクス)シーケンスの異なるシフトである。従って、順方向リンクでは、
各基地局はユニークな、変調なしのパイロット・チャネルを送信し、さらに同期
チャネル、ページング・チャネル、及びトラヒック・チャネルを送信してもよい
。「CDMAチャネル組」という用語は基地局により送信されるチャネルの組を
指す。
【0007】 CDMAシステムの各移動局はパイロット・コードを探索して基地局信号の存
在を検出し、その強度を計測する。本開示の都合上、移動局に割当てた1つ以上
のトラヒック・チャネルを含む順方向CDMAチャネル組は「能動チャネル」と
呼ばれ、前記能動チャネルのパイロット信号は「能動(アクティブ)パイロット
」と呼ばれる。逆に、移動局に割当てたトラヒック・チャネルを含まないCDM
Aチャネル組は「非能動チャネル」と呼ばれ、前記非能動チャネルのパイロット
信号は「非能動(ノン・アクティブ)パイロット」と呼ばれる。非能動チャネル
上では基地局から移動局へトラヒック情報は送信されないため、これらのチャネ
ルを復調する必要はない。従って、移動局は能動CDMAチャネル組のみを復調
可能でなければならない。
【0008】 全ての既知の無線多元アクセス・システム、特に地域環境に共通な劣化の公知
の原因は、「マルチパス・フェージィング」として知られている。マルチパス環
境下では、通常受信器に到達する前に1つ以上の物体から反射する信号の結果と
して、送信信号は送信器から受信器へいくつかの伝播路(パス)を追随する。送
信信号の各種伝播路は不等長であるため、送信信号のいくつかのコピーが変動す
る時間遅延で受信器に到着する。マルチパス・フェージィング・チャネルでは、
送信信号の異なる伝播路間の位相干渉が激しいフェージィングを発生し、信号の
抜け又は消去を生じる。
【0009】 CDMAシステムの移動局は、能動チャネルを復調し上述したようなマルチパ
ス遅延を補償する受信器を標準的に備える。受信器は全てのマルチパス貢献を共
に「かき集める(rake)」ため、一般的にRAKE受信器と記される。RAKE
受信器は多数の処理装置又はRAKE指部から構成される。マルチパス・フェー
ジィング・チャネルを復調する時、RAKE受信器の各指部はチャネルの多様な
伝播路の1つに同期されなければならない。L個の指部を含むRAKE受信器は
、送信信号の、最大、L個のコピーを検出可能であり、これらは時間遅延を補正
されコヒーレントに加算される(位相を合わされスケールを合わされる)。生成
信号は従って送信信号のすべての時間遅延コピーの集合である。
【0010】 上述したように、マルチパス伝播のため送信信号は移動局に異なる時間に到着
し、従って受信器で送信信号の多数の時間遅延コピーを発生する。信号の各種伝
播路をRAKE受信器の対応する指部と同期させるためには、送信信号の受信コ
ピーの相対時間遅延を決定しなければならない。不幸なことに、時間遅延の数と
大きさは移動局の移動、すなわち移動中のユーザーの送信基地局に対する変動距
離と速度により変化する。また、移動局の移動は新たなチャネル路を出現させ、
旧チャネル路を消滅させる。従って、新たな、強力なチャネル路を探索するため
には、移動局は能動チャネルの全ての伝播路に沿って受信した信号を連続的に監
視しなければならない。この監視を有効に実施するため、マルチパス時間遅延を
高速かつ正確な方法で実質的に連続的に計測又は評価しなければならない。
【0011】 TIA/EIA/IS−95「2重モード広帯域スペクトル拡散セルラ・シス
テム用移動局−基地局適合基準」の基準、ANSI J−STD−008「1.
8から2.0GHzコード分割多元アクセス(CDMA)個人通信システム用個
人局−基地局適合性要件」の基準、又はその他の同様な基準に適合するセルラシ
ステムでは、第2基地局が移動局により強力な信号を与える場合、「ハンドオフ
」として知られる処理により、移動局は第1基地局から第2基地局へ接続を切り
替え可能でなければならない。基準の文書に記載されているように、ハンドオフ
は「ハード」ハンドオフ又は「ソフト」ハンドオフのどちらかを介して実施され
る。
【0012】 ハード又は従来のハンドオフでは、異なる基地局への接続は異なる周波数を使
用し、これは新たな基地局への接続が設定される前に旧基地局への接続が破断さ
れることを意味する。しかしながら、CDMAシステムでの汎用周波数再使用の
ため、ソフト・ハンドオフとして知られている処理、旧基地局から離れる前に新
たな基地局への接続を設定可能である。上記の基準によると、ハード又はソフト
のどちらでも、ハンドオフが必要かどうか決定するため移動局は全ての受信パイ
ロットの信号強度を連続的に計測しなければならない。
【0013】 上述した2つの機能の両方、すなわち時間遅延評価を使用した能動チャネルの
より強力なパスの探索と受信チャネルのパイロット信号強度の連続計測は、一般
的に「サーチャ(searcher)」と記される移動局の回路により標準的に実行され
る。サーチャは各受信パイロット信号に、サーチ窓とも呼ばれる相関の窓を指定
する。サーチ窓は、対応するチャネルの使用可能なマルチパス成分を見出す確率
が高い連続するチップの所定数から構成される。特定のパイロットに対してサー
チ窓を指定するには、その特定のパイロットの局所的に発生したレプリカ複製(
ローカル・パイロット)を受信パイロットとの相関に使用する。サーチ窓はパイ
ロットの最初に到着した使用可能なマルチパス成分(相関ピーク)付近を中心と
しており、これは受信パイロットが局所発生パイロットと整合した時に発生する
。サーチ窓はさらに中心の両側にW個のチップのサーチ範囲を用いており、ここ
でWは上述した基準TIA/EIA/IS−95又はANSI J−STD−0
08のどちらかに規定されている所定数である。
【0014】 上述した相関を実施する従来の技術は「積分及び減衰(インテグレート及びダ
ンプ)」相関器を使用することであり、これは与えられた時間期間の間受信信号
を積分し次いでこれをリセットする。各サーチ窓の相関ピークが検出され、この
結果を使用して対応するパイロットのパイロット強度を計算する。また、復調す
べき能動チャネルの評価マルチパス遅延が相関結果を基にして計算される。これ
らの評価マルチパス遅延を使用して前述したようにRAKE受信器の各指部を能
動チャネルの伝播路の1つと同期させる。
【0015】 先行サーチャ技術は各サーチ窓の各別々のマルチパス遅延に対して積分及び減
衰を標準的に使用している。このような方法は、サーチプロセスを相対的に遅く
する計算集約型である。従って、サーチ結果の精度を改善するために使用可能な
貴重な時間を浪費している。
【0016】 従って、全ての受信CDMAチャネルに対してパイロット信号強度を連続的に
計測しつつ、能動CDMAチャネルの更に強力な路(パス)を検索する改良され
た方法と装置の必要性が当該技術で存在する。本発明は新規の技術を使用してシ
ステムの各パイロットにサーチ窓を発生し処理し、より高速でより正確な計測を
可能とする。
【0017】 (発明の要約) 本発明は、スペクトル拡散通信システムの基地局で受信したCDMAチャネル
の信号強度を評価する方法と装置により、以上及びその他の問題を克服する。移
動局の受信器は評価するチャネルのパイロット信号を受信する。パイロット信号
は第1サンプリング装置で第1サンプリングレートを有する第1サンプル・スト
リームに変換される。ついで第1サンプル・ストリームは第2サンプリング装置
で第1サンプリングレートとは異なる第2サンプリングレートを有する第2サン
プル・ストリームに変換される。チャネルの信号強度は第1及び第2サンプル・
ストリームを基に計測される。
【0018】 チャネルの信号強度を計測するプロセスは、スライディング相関器を持って、
一連の相関値を得るためにパイロット信号の局所部分をパイロット信号の第2部
分に乗算し、相関値の内の最初に検出した相関ピーク付近にサーチ窓の中心を置
くことにより、第1サンプル・ストリームのサーチ窓を発生する段階を含む。第
2サンプル・ストリームの信号強度はサーチ窓を使用して計測される。発生され
たサーチ窓は、パイロット信号に対して前に発生されたサーチ窓を使用して平均
されてもよく、またパイロット信号に対して前に発生されたサンプルを使用して
平滑係数によりサーチ窓の発生されたサンプルを改善しても良い。
【0019】 (望ましい実施例の詳細な説明) ここで図面、特に図1を参照すると、従来のCDMA受信器100の簡略化し
たブロック線図が図示されている。パイロット信号108はアンテナ102によ
り受信され、「実数」又は位相合わせ同相(インフェーズ)成分と「虚数」又は
クオドラーチャ位相成分を含む複素ベースバンド信号110にRF部分104で
変換される。IS−95基準によると、CDMAシステムの全てのパイロット信
号は、Sinc(y)=(sin y)/yとして定義されるSinc関数に近似
的に追随するチップ波形を有しなければならない。特に、チップ波形は近似的に
Sinc(πt/Tc)である。従って、複素ベースバンド信号110のチップ
波形もSinc関数を近似的に追随する。複素ベースバンド信号110は以下で
説明するさらなる処理のためにベースバンド・プロセッサ106に送られる。
【0020】 図2は図1のベースバンド・プロセッサ106の内部構成を図示する。受信信
号110は復調装置250によりコード化され、これはソフト・ビット値260
とパイロット強度計測261を発生する。ソフト・バルブ260はさらにデコー
ダ270で処理され、これは順方向誤り訂正デコードと誤り検出を実行して処理
ビット280を発生する。または、復調装置250はソフト・ビット260とパ
イロット強度計測261ではなくハード・ビットのみを発生してもよい。
【0021】 本発明は図2の復調装置250と関係する。本発明による復調装置250は図
3に図示されている。複素ベースバンド信号110は、指定レートでベースバン
ド信号をサンプルしてサンプル・ストリーム312を発生するサンプラ302に
送られる。ベースバンド信号110は、例えばチップ当り8回サンプル可能であ
る。サンプル・ストリーム312は、データ検出用のRAKE受信器304と共
に、遅延トラッカ310とダウン・サンプラ306に与えられる。ダウン・サン
プラ306は10分の1化した(decimated)サンプルをサーチャ308へ与え
る。サーチャ308は受信信号の信号強度計測を実行する。また、サーチャ30
8は、遅延トラッカ310が実行するように、計測を指部位置制御器(finger l
ocation controller)340へ与える。指部位置制御器340は復調すべき能動
チャネルのマルチパス遅延を評価する。マルチパス遅延評価316は指部位置制
御器340により遅延トラッカ310とRAKE受信器304へ送られる。RA
KE受信器304は調節された遅延評価316を使用して対応する指部の各々へ
サンプル・ストリーム312のサンプルを最適に割当てる。
【0022】 図3の遅延トラッカ310はまた遅延評価316を監視して、「トラッキング
」として一般的に知られているプロセスである、送信器に対する距離と速度の変
動を調節する。指部位置制御器340へ遅延計測321を送った後、遅延トラッ
カ310は遅延をトラックし続ける。遅延トラッカ310による遅延評価を改良
しトラックする方法は、ダブリュー・シーンとジー・スタバによる1995年12
月のIEEE通信学会誌、第43巻、第12号の「周波数選択フェージィング・
チャネルへの直接シーケンススペクトル拡散・システムの新たなトラッキング・
ループ」という題名の論文に記載され、この開示は引用により本明細書に含まれ
る。
【0023】 本発明の1つのアスペクト(態様)によると、図1の複素ベースバンド信号1
10は、図3のダウン・サンプラ306を使用して、チップ当り1回ではなく2
回サンプルされる。ダウン・サンプラ306はサンプラ302のサンプリングレ
ートより低いレートでサンプル・信号312をサンプルし、サーチャ308へ送
られる10分の1化サンプル信号318を生成する。このプロセスは一般的に「
ダウン・サンプリング」と呼ばれる。当業者には容易に認められるように、サン
プル信号312のダウン・サンプリングはサーチャ308のハードウェア複雑度
の減少を有利に生じさせる。
【0024】 しかしながら、サンプルされたパイロット信号の信号強度を計測する時、サン
プルの1つがチップ波形のピーク、すなわちSinc関数のピークに位置してい
る場合有利である。説明の都合上、サンプル信号312はチップ当り8個のサン
プルのサンプルレートを有し、10分の1化サンプル信号318はチップ当り2
個のサンプルのサンプルレートを有する。チップ当り8個のサンプルのサンプリ
ングレートにより、8個のサンプルの内の1つがチップ波形のピークに又はその
近くに位置している高確率を想定してもよい。しかしながら、上述したように、
チップ当り8サンプルからチップ当り2サンプルへダウン・サンプリングすると
、2サンプルの内の1つがチップ波形のピークに位置する確率は劇的に減少され
る。従って、10分の1化サンプル信号318のチップ当り2サンプルは、2サ
ンプルの内の1つが対応するパイロットのチップ波形のピークとなりやすいよう
に選択されなければならない。この型式のダウン・サンプリングは「最適ダウン
・サンプリング」と呼ばれる。さらに、ダウン・サンプルされるべき第1サンプ
ルの位置はダウン・サンプリング・フェーズと呼ばれる。
【0025】 本発明の1つのアスペクトによると、ダウン・サンプリング・フェーズを選択
する方法が能動パイロットと非能動パイロットの両方に関して以下に説明される
。従来の部品と回路の構造、制御及び配置は、大部分、本発明と関係する特定詳
細のみを図示する、容易に理解可能なブロック表示及び概略図による図面に図示
されている。これらのブロック表示と概略図は、本明細書の説明の恩恵を受ける
当業者には容易に明らかとなる構造詳細により開示を不明瞭にしないために使用
される。
【0026】 図3に戻ると、複素ベースバンド信号110はサンプラ302に送られ、これ
は指定レートでベースバンド信号110をサンプルする。説明の都合上、ベース
バンド信号110はチップ当り8サンプルのレートでサンプルされるものと仮定
する。サンプル・ストリーム312は本発明に従ってRAKE受信器304、遅
延トラッカ310及びダウン・サンプラ306に与えられる。ダウン・サンプラ
306に送りこまれるチップ当り8サンプルの群中の各サンプルは と記され、ここでiはチップ番号でjは1から8の値を有するチップ内のサンプ
ル番号である。サンプル信号312のサンプルは以下の順序でダウン・サンプラ
306により受信される:
【数1】 ここでサンプル はサンプル信号312のチップiの波形のピークで取られたものと仮定する。チ
ップ当り8サンプルのサンプル信号312をチップ当り2サンプルの10分の1
化サンプル信号318にダウン・サンプリングする時、10分の1化サンプル信
号318はサンプル信号312の4つ毎のサンプルを含む。従って、上述のよう
にサンプル信号312をダウン・サンプルした後、10分の1化サンプル信号3
18は各チップに対して2サンプル から構成され、ここでjはダウン・サンプリング・フェーズ又は位置を記す。
【0027】 本発明の一つのアスペクトによると、複素ベースバンド信号110は能動CD
MAチャネルと関係する。相関技術を使用して受信信号のパイロット強度を計測
することに加えて、サーチャ308は、相関結果を基に、10分の1化サンプル
信号318の評価マルチパス遅延を計算する。サーチャ308は指部位置制御器
340に10分の1化サンプル信号318のマルチパス遅延評価314を与える
。指部位置制御器340は、最大、数Lの遅延評価316を保持し、ここで数字
LはRAKE受信器304の指部の数である。説明の都合上、遅延トラッカ31
0はL個の能動チャネルを追跡するものと仮定する。ダウン・サンプラ306は
サンプル信号312をチップ当り2回ダウン・サンプルするため、遅延評価31
4の精度はチップ持続時間の半分、又はTc/2内に制限される。遅延トラッカ
310は、ダブリュー・シーンとジー・スタバによる1995年12月のIEE
E通信学会誌、第43巻、第12号の「周波数選択フェージィング・チャネルへ
の直接シーケンススペクトル拡散・システムの新たなトラッキング・ループ」に
記載されるような既知の数学的方法を用いて遅延評価の精度を改善し、新たなよ
り精度のある遅延評価321を指部位置制御器390へ送る。本発明の1つのア
スペクトによると、指部位置制御器340はダウン・サンプラ制御器360に遅
延トラッカ310により追跡されている最強のチャネル路のダウン・サンプリン
グ・フェーズも与える。本発明の他のアスペクトによると、指部位置制御器34
0はダウン・サンプラ制御器360に遅延トラッカ310により追跡されている
第1チャネル路のダウン・サンプリング・フェーズを与える。従って、本発明に
よると、サーチャ308は指部位置制御器340に能動チャネルのチャネル遅延
の増大精度評価を与える。
【0028】 図4に図示するように、本発明の他のアスペクトによると、複素ベースバンド
信号110は非能動CDMAチャネルと関係する。トラヒック情報は非能動チャ
ネル上で送信されないため、ベースバンド信号110を復調する必要はない。従
って、非能動チャネルに対してはサーチャ308によりマルチパス遅延評価は実
行されない。図4に図示するように、非能動CDMAチャネルと関係する複素ベ
ースバンド信号110は、上述したようにサンプラ302によりサンプルされ、
ダウン・サンプラ306によりダウン・サンプルされる。図3により図示される
ような能動パイロットの最適ダウン・サンプリング・フェーズを探索する方法は
遅延トラッカ310を含むため、この方法は非能動パイロットには適用不能であ
る。従って、最適ダウン・サンプリング・フェーズは非能動CDMAチャネルの
パイロットには知られていない。サーチャ308を非能動パイロットの任意サン
プリング位置に使用した場合、非能動パイロットの信号強度の計測時に未知のエ
ラーを生じる。
【0029】 本発明の1つのアスペクトによりエラーを減少するため、非能動チャネルを計
測する時はダウン・サンプリング・フェーズを多数の相続くサンプルに対して順
次に変更する。非能動チャネルの特定のパイロットを最初に受信する時、ダウン
・サンプラ306はサンプル で受信サンプル・ストリーム312をダウン・サンプルし、ここで前述したよう
にiはチップ番号でjは任意のサンプル番号である。図解の都合上、ダウン・サ
ンプリング・フェーズは4連続サンプルに対して連続的に変更される。同一パイ
ロットの以後のサーチ窓で、ダウン・サンプリング・フェーズはj+1、j+2
、j+3、j、j+1、j+2、等に順次に変更される。 以後のサーチ窓に各種のダウン・サンプリング・フェーズを使用し、特定のパ
イロットの信号強度を計測する時、生成するエラーは全ての可能なダウン・サン
プリング・フェーズによる全てのエラーの平均である。チップ当り8から2サン
プルにダウン・サンプリングすることにより、4個の可能なダウン・サンプリン
グ・フェーズがある。Sincチップ波形に対しては、既知の数学的方法を使用
して、平均エラーは以下の公式を使用して計算可能である:
【数2】 これは−0.34dBを生じる。従って、本発明による順次的ダウン・サンプリ
ングによると、平均エラーは既知の係数となり、この場合0.34dBであるオ
フセット値は、非能動パイロットの生成信号強度に加算可能である。これは非能
動チャネルの非最適ダウン・サンプリングによる未知のエラーの問題を避け得る
。以下でより詳細に説明するように、図4のオフセット・エラー補償ブロック4
02でパイロット信号強度にオフセット値が加算される。
【0030】 一度最適ダウン・サンプリング・フェーズが選択されると、サーチ窓を各特定
のパイロットに対して指定しなければならない。これは、受信パイロットとの相
関用に特定のパイロットの複製を局所的に発生することにより達成される。本発
明の1つのアスペクトによると、スライディング相関器が相関を実行するために
使用される。図5は図3のブロック308に配置される従来の複素スライディン
グ相関器500のブロック線図を図示する。スライディング相関器500は10
分の1化サンプル信号318の実数成分及び虚数成分を相関する相関装置502
a、502b、502c、502dと、2個の加算器510を有する。対応する
2乗装置504aと504bは相関装置502aと502d及び相関装置502
bと502cの各加算出力を2乗する。
【0031】 各相関装置502a、502b、502c、502dは遅延タップ506、乗
算タップ508及び加算器512を含む。10分の1化信号318は遅延タップ
506に与えられる。一連の遅延タップ506は先入れ先出し(FIFO)レジ
スタ又はキュー(queue)として有効に機能する。チップ当り2サンプルあるた
め、サンプル値はチップレートの2倍で1つの遅延タップから次ぎの遅延タップ
へ移動する。遅延タップ506に存在するサンプル値は夫れ夫れの乗算タップ5
08に与えられ、ここでこれらはパイロット・コードの特定の部分のサンプルに
対応するタップ係数により乗算される。パイロット・コードの特定の部分の各々
は局所部分(ローカル・セクション)として記される。たとえば、図5に示した
乗算タップ508の数は128で、CiからCi+127と記され、これは組合されて
1つの局所部分を構成する。複雑度を減少するため、共願の米国一連番号第08
/_______号、代理人文書番号第27575−087号「直接シーケンス
スペクトル拡散システムのフレキシブル・スライディング相関器」に記載される
フレキシブル・スライディング相関器を使用することが望ましい。
【0032】 本発明の1つのアスペクトによると、サーチャ308は受信パイロット・コー
ドの任意の局所部分を順次にロード可能であるスライディング相関器を含む。ス
ライディング相関器の目的はシステム中の任意のパイロットとの相関を実行する
ことである。また、必要なら、システム中のどのパイロットにも対応しない、ラ
ンダムに選択されたチップの部分をスライディング相関器にロードして、全体受
信スペクトル密度I0を計測可能である。図6はサーチャ308の機能を詳細に
記載するフローチャート600である。
【0033】 図解の都合上、CDMAシステムの各移動局は計測すべきパイロットのリスト
を有するものと仮定できる。計測すべきパイロットは特定の移動局に対して計測
すべき全てのパイロットのリスト上のパイロット番号nであり、かつサーチ窓寸
法はW個のチップであるものとも仮定する。図6に図示するように、パイロット
番号nの局所部分は段階602で発生されメモリに記憶される。段階604で、
パイロットの局所部分はスライディング相関器の乗算タップへ送られる。パイロ
ット番号nを相関しようとする前に少なくともWTc/2秒間局所部分をスライ
ディング相関器にロードすることが望ましい。
【0034】 特定のパイロットのサーチ窓を発生するため、段階606で受信信号をスライ
ディング相関器の遅延タップへロードする。サンプルは常に定常的にロードされ
ても良いし、又は電力を節約するためローディングをオンオフしてもよい。スラ
イディング相関器の出力で、段階608で(2*W+1)出力サンプルが収集さ
れメモリに記憶される。出力サンプルはun(m)と記され、ここでnは上述し
たようなパイロット番号でmはサーチ窓のピーク相関からの固有の遅延に対応し
、範囲―WからWまでの内の値を有する。当業者には明らかなように、un(m
)は従ってピーク相関からmサンプル(m/2チップ)の遅延を有するパイロッ
ト番号nによるスライディング相関器出力である。m=0の遅延は、受信サンプ
ルがスライディング相関器の局所部分と整合していることを表示する。
【0035】 相関出力を基に、段階610で特定のパイロットのサーチ窓を発生しメモリに
記憶する。第1パイロットの局所部分を使用して第1パイロットと相関した後、
第2パイロットの局所部分を第2パイロットとの相関用にスライディング相関器
にロードする。相関器にロードされて全体受信スペクトル密度I0計測の窓を発
生するよう、ランダムに選択されたチップのシーケンスを含む、ランダム部分に
より局所部分を置換えてもよい。各パイロットのサーチ窓と、I0計測の窓は以
下で説明するように処理される。
【0036】 単一パイロットのサーチ窓に対応する出力サンプルは段階612で同一パイロ
ットの以前のサーチ窓と平均化される。処理は図6の段階602に戻り、ここで
次ぎのパイロットに対応する新たな局所部分が相関器にロードされる。同じパイ
ロットのサーチ窓の発生と平均化は任意回数実行してもよい。説明の都合上、特
定のパイロットのこの過程はV回実行され、この例ではV=2である(図7)。
【0037】 それ以後、新たな、第2パイロットの局所部分がスライディング相関器の乗算
タップにロードされる。新たな局所部分は計測すべき第2パイロットに対応する
。この過程はV回繰返されてもよい。段階612で第2パイロットのサーチ窓に
対応するスライディング相関器からの出力サンプルも収集され、平均化され、記
憶される。リスト上の全てのパイロットが計測され、対応するサーチ窓が発生記
憶されるまでこの過程は続行する。ランダムな局所部分もロードされスライディ
ング相関器サンプルも平均化される。このサイクルが連続的に繰返される、すな
わち第1パイロット窓が再び計測され、以下同様である。
【0038】 段階614で、同一の遅延評価を有するパイロット番号nに対応するスライデ
ィング相関器からの出力サンプルは平滑係数pにより連続的に平滑化される。従
って、同一パイロットの新たな平均化サーチ窓を計測する時は常に、「旧」サン
プルは以下の公式を使用して「新」サンプルと平滑化される:
【数3】 ここで前述したように、 はm個のサンプル(m/2チップ)の遅延を有するパイロット番号nの「旧」出
力サンプルであり、 は対応する「新」サンプルでpは平滑係数である。この平滑化はランダム局所部
分から生じる窓にも適用される。従って、何時でも、各パイロットのスライディ
ング相関器からの出力un(m)による平均し平滑化した窓とランダム局所部分
による平均し平滑化した窓がメモリに記憶されている。望ましい実施例では、平
滑係数は近似的にp=0.99又はp=0.96である。
【0039】 図解の都合上、図7は7個のサンプルの持続時間を有するサーチ窓と3個のパ
イロットの例を示す(W=3)。各パイロットの2個のサーチ窓が(V=2)本
発明に従って平均され平滑される。図7で、3つのパイロット(#1、#2、#
3)があり、全体受信パワースペクトル密度(i0)の計測も実施するものと仮
定する。サーチ窓寸法はさらにW=3チップであるものと仮定され、同じパイロ
ットの2個のサーチ窓が平均される(V=2)。パイロット#1に対応する局所
部分が複素スライディング相関器500にロードされてパイロット#1の第1サ
ーチ窓を発生する。段階610で指示するようにこのサーチ窓が記憶される。パ
イロット#1に対応する他の部分が複素スライディング相関器500にロードさ
れてパイロット#1の第2サーチ窓を発生する。第2サーチ窓は段階612の間
にパイロット#1の前のサーチ窓によるサンプルによる平均サンプルである。V
=2であるため2つのサーチ窓のみが平均される。
【0040】 同様に、その他の2個の部分が使用されてパイロット#2の2つの連続するサ
ーチ窓が発生される。これらの2個のサーチ窓も平均化される。パイロット#3
と2つの他のランダム部分にも同じ過程が繰返される。同じ処理が連続的に繰返
されて出力サンプル701(平均前)と702(平均後)が発生される。同じパ
イロットに対応するサーチ窓は平滑係数Pにより前述した平滑公式に従って平滑
化される。従って、各パイロットに1個のサーチ窓と共にランダム部分に1つサ
ーチ窓が発生される。
【0041】 本発明のその他のアスペクトによると、平滑係数pを0に設定して平滑を不履
行にできる。当業者は容易に認められるように、平滑係数pを0に設定すること
は発明を実装するのに必要なメモリ記憶の減少を有利に生じる。この場合、1パ
イロットの結果をひとたび平均するとサーチ窓は完全に解析される。1パイロッ
トの結果を平均した後、このパイロットに対応するサーチ窓をメモリから削除し
、これによりメモリは次ぎのパイロットに使用される。
【0042】 窓を平均し平滑化した後、段階616で各パイロットのサーチ窓のピークを使
用してL個のチャネル路が選択される。能動チャネルに対しては、段階620で
これらのピークが指部位置制御器340へ送られる。また、全てのパイロットに
対して、以下で説明するようにパイロット強度計測にピークが又使用される。従
って、全てのサーチ窓のL個の最強サンプル値が段階624でパイロット強度計
測に使用される。この処理は以下でさらに詳細に説明される。
【0043】 図解の都合上、パイロットの信号強度をuにより表す。パイロットの信号強度
uは、最大L個の使用可能マルチパス成分に対して全体受信スペクトル密度I0
に対するチップ当りの受信パイロット・エネルギEcの比率を計算することによ
り計測される。各マルチパス成分のこれらの比率は次いで加算される。従ってパ
イロットの信号強度uは以下の式により与えられる:
【数4】 ここでEc,lはパイロット・チャネル路番号lによるパワースペクトル密度を表
す。
【0044】 本発明の1つのアスペクトでは、全体受信スペクトル密度I0は、ランダム局
所部分により発生されたサーチ窓の全てのサンプルを平均することにより見出さ
れる。これは段階622で窓サンプルを加算しサンプルの全体数で割算すること
により達成される。本発明の別のアスペクトでは、受信サンプルを正規化する自
動利得制御(AGC)が存在する時、I0は計測する必要がない。この場合I0
既知で、Ec,l計測に対応する単位に容易にマップ可能である。
【0045】 パイロットの信号強度uを計測するため、スライディング相関器からの平均さ
れ平滑化された出力サンプル 、すなわちメモリに記憶された平均され平滑化されたサーチ窓が使用される。パ
イロット番号nのような、特定のパイロットの信号強度u計測を発生するため、
全ての の最強のL個のサンプルを見出す。これらのサンプルの各々の信号強度はPl
表され、ここでlは1とLの間の値を有する路(パス)番号である。これらのサ
ンプルは最強のチャネル路に対応する。サンプル遅延評価はチップ持続時間の半
分、すなわちTc/2、内に限定された精度を有するため、サンプルは少なくと
も互いにチップだけ離れて選択され、すなわち非連続サンプルである。
【0046】 信号強度値Plは全てのその他のCDMAチャネルの効果により正規化されな
ければならない。パイロットnのみによるパイロット強度を正規化するためには
、段階626を以下の方法で実行する。全受信パワースペクトル密度I0の計測
値とL個の計測信号強度値Plをブロック626へ送る。全受信パワースペクト
ル密度I0は以下の用にモデル化可能である: I0=Ec,l+ξl ここでξlは、計測しているパイロット・チャネル路番号lを除外した、全受信
パワースペクトル密度を表す。全受信パワースペクトル密度I0は路番号lの関
数ではないことに注意すべきである。スライディング相関器があるパイロットの
パスと整合している時、多数の計測で平均化し平滑化した後、各出力ピーク{P l }は以下のようにモデル化可能である: Pl=M*Ec,l+ξl ここでMはチップで表わすスライディング相関器の長さである。図解の都合上、
Mは図5で128に等しく設定される。以上の3式を組合せると、干渉を取除い
た後の評価パイロット強度は以下により与えられる:
【数5】
【0047】 パイロットの評価信号強度uはブロック402に送られる。全ての非能動パイ
ロットに対して、オフセット値が加算される。図解の都合上、図4に従って0.
34dBのオフセットが加算される(Sincチップ波形を仮定)。前述したよ
うに、このオフセットは、非能動パイロットに対するサーチ窓を発生する時サン
プリング位置を連続的に変更した結果である。能動パイロットのパイロット強度
に対しては、段階626から受信した信号強度値は不変のままである。
【0048】 本発明の方法と装置の望ましい実施例を添付図面に図示し以上の詳細な説明に
記載してきたが、本発明は開示した実施例に限定されるものではなく、以下の請
求の範囲に記載し定めた本発明の要旨から逸脱することなく多数の再配置、変更
及び置換えが可能であることを理解すべきである。
【図面の簡単な説明】
本発明のより完全な理解のため、添付の図面と関連して行なわれる以下の詳細
な説明を参照されたい。
【図1】 従来のCDMA受信器。
【図2】 図1に示したCDMA受信器の複素ベースバンド信号を処理するベースバンド
・プロセッサ。
【図3】 本発明による能動パイロット・チャネルを処理するベースバンド・プロセッサ
【図4】 本発明による非能動パイロット・チャネルを処理するベースバンド・プロセッ
サ。
【図5】 本発明によるパイロット信号強度を計測する複素2乗則包絡出力を有するスラ
イディング相関器。
【図6】 本発明によるサーチャの機能を示す流れ図。
【図7】 対応する複数個のパイロット信号の複数個のサーチ窓の組合せの例。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年5月11日(2000.5.11)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項13
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項14
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】 各相関装置502a、502b、502c、502dは遅延タップ506、乗
算タップ508及び加算器512を含む。10分の1化信号318は遅延タップ
506に与えられる。一連の遅延タップ506は先入れ先出し(FIFO)レジ
スタ又はキュー(queue)として有効に機能する。チップ当り2サンプルあるた
め、サンプル値はチップレートの2倍で1つの遅延タップから次ぎの遅延タップ
へ移動する。遅延タップ506に存在するサンプル値は夫れ夫れの乗算タップ5
08に与えられ、ここでこれらはパイロット・コードの特定の部分のサンプルに
対応するタップ係数により乗算される。パイロット・コードの特定の部分の各々
は局所部分(ローカルセクション)として記される。たとえば、図5に示した乗
算タップ508の数は128で、CiからCi+127と記され、これは組合されて1
つの局所部分を構成する。複雑度を減少するため、共願の米国一連番号第08/ 829、204 号、代理人文書番号第27575−087号「直接シーケンスス
ペクトル拡散システムのフレキシブルスライディング相関器」に記載されるフレ
キシブルスライディング相関器を使用することが望ましい。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0048
【補正方法】変更
【補正内容】
【0048】 本発明の方法と装置の望ましい実施例を添付図面に図示し以上の詳細な説明に
記載してきたが、本発明は開示した実施例に限定されるものではなく、以下の請
求の範囲に記載し定めた本発明から逸脱することなく多数の再配置、変更及び置
換えが可能であることを理解すべきである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ,BA ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU, CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD,G E,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS ,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK, LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM, TR,TT,UA,UG,UZ,VN,YU,ZA,Z W (71)出願人 7001 Development Driv e, P.O. Box 13969, Re serach Triangle Par k, NC 27709 U.S.A. (72)発明者 ボトムリイ、グレグ アメリカ合衆国 ノースカロライナ、ケア リー、 マーロット コート 100 (72)発明者 ラメシュ、ラジャラム アメリカ合衆国 ノースカロライナ、ケア リー、 ダントン ドライブ 403 Fターム(参考) 5K022 EE02 EE31 5K067 AA15 AA33 CC10 DD43 DD44 EE02 EE61 EE71 HH21

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動局でチャネルの信号強度を評価する方法において、 信号を受信する段階と、 第1サンプリングレートに従って受信信号を第1サンプル・ストリームに変換
    する段階と、 第1サンプリングレートとは異なっている第2サンプリングレートに従って第
    1サンプル・ストリームを第2サンプル・ストリームに変換する段階と、 第1及び第2サンプル・ストリームを基にチャネルの信号強度を計測する段階
    と、 を含む移動局でチャネルの信号強度を評価する方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の方法において、計測する段階は、 スライディング相関器を使用して第1サンプル・ストリームのサーチ窓を発生
    する段階と、 サーチ窓を使用して第2サンプル・ストリームの信号強度を計測する段階と、
    を含む方法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の方法において、発生する段階は、 チャネルの信号の任意局所部分をスライディング相関器の遅延部分へ供給する
    段階と、 受信信号の部分をスライディング相関器の乗算部分へ供給する段階と、 この部分を互いに順次乗算して相関値のシークエンスを得る段階と、 を含む方法。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の方法において、発生する段階はさらに、 パイロット信号に対して以前発生されたサーチ窓を使用してサーチ窓を平均す
    る段階と、 以前に発生されたサンプルを使用して平滑係数によりサーチ窓の発生サンプル
    を平滑化する段階と、 を含む方法。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の方法において、平滑係数は約0.96である
    方法。
  6. 【請求項6】 請求項4記載の方法において、平滑係数は約0.99である
    方法。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の方法において、受信信号を変換する段階はさ
    らに、 第2サンプル・ストリームの最適ダウン・サンプリング・フェーズを選択する
    段階と、 を含む方法。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の方法において、選択する段階は、 パイロット信号を追跡しているトラッキング装置から最適ダウン・サンプリン
    グ・フェーズを抽出する段階と、 を含む方法。
  9. 【請求項9】 請求項7記載の方法において、選択する段階は、 各計測に対して連続的に変更された任意のサンプリング・フェーズを選択する
    段階と、 を含む方法。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の方法において、任意のサンプリング・フェ
    ーズは4つの相続くサンプリング・フェーズに渡って順次に変更される方法。
  11. 【請求項11】 請求項1記載の方法において、第2サンプリングレートは
    第1サンプリングレートより低い方法。
  12. 【請求項12】 請求項1記載の方法において、第1サンプル・ストリーム
    を変換する段階は、 チップ当り2個のサンプルのレートで第1サンプル・ストリームをサンプルす
    る段階と、 を含む方法。
  13. 【請求項13】 スペクトル拡散通信システムの移動局でCDMAチャネル
    信号強度を評価する装置であって、 信号を受信する受信器と、 第1サンプリングレートに従って受信信号を第1サンプル・ストリームに変換
    する第1サンプリング装置と、 第1サンプリングレートとは異なる第2サンプリングレートに従って第1サン
    プル・ストリームを第2サンプル・ストリームに変換する第2サンプリング装置
    と、 第1及び第2サンプル・ストリームを基にチャネルの信号強度を計測する強度
    回路と、 を含む、前記CDMAチャネル信号強度を評価する装置。
  14. 【請求項14】 請求項13記載の装置において、強度回路は、 第1サンプル・ストリームのサーチ窓を発生するスライディング相関器と、 サーチ窓を使用して第2サンプル・ストリームの信号強度を計測する計測器と
    、 を含む装置。
  15. 【請求項15】 移動局でCDMAチャネル信号強度を評価する方法におい
    て、 CDMA信号を受信する段階と、 第1サンプリングレートに従って受信信号を第1サンプル・ストリームに変換
    する段階と、 第1サンプリングレートより低い第2サンプリングレートに従って第1サンプ
    ル・ストリームを第2サンプル・ストリームに変換する段階と、 第2サンプル・ストリームの最適ダウン・サンプリング・フェーズを選択する
    段階と、 スライディング相関器を使用して第1サンプル・ストリームのサーチ窓を発生
    する段階と、 サーチ窓を使用して第2サンプル・ストリームの信号強度を計測する段階と、
    を含む方法。
  16. 【請求項16】 請求項15記載の方法において、発生する段階は、 パイロット信号の任意局所部分をスライディング相関器の遅延部分へ供給する
    段階と、 受信信号をスライディング相関器の乗算部分へ供給する段階と、 各部分を互いに順次に乗算して相関値のシークエンスを得る段階と、 を含む方法。
  17. 【請求項17】 請求項16記載の方法において、 相関値の中で最初に検出した相関ピークにサーチ窓の中心を置く段階と、 をさらに含む方法。
  18. 【請求項18】 請求項16記載の方法において、発生する段階は、 CDMAチャネル信号に対して以前に発生されたサーチ窓を使用してサーチ窓
    を平均する段階と、 平滑係数によりサーチ窓の発生されたサンプルを平滑する段階と、 をさらに含む方法。
  19. 【請求項19】 請求項15記載の方法において、選択する段階は、 CDMAチャネルを追跡しているトラッキング装置から最適ダウン・サンプリ
    ング・フェーズを抽出する段階と、 をさらに含む方法。
  20. 【請求項20】 請求項15記載の方法において、選択する段階は、 各計測に対して連続的に変化する任意のサンプリング・フェーズを選択する段
    階と、 を含む方法。
  21. 【請求項21】 請求項15記載の方法において、任意のサンプリング・フ
    ェーズは4個の相続くサンプリング・フェーズに渡って順次に変化される方法。
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