JP2002518773A - テープの位置合わせ用の露出ベースプレート基準点を有するデータ記憶テープカートリッジ - Google Patents
テープの位置合わせ用の露出ベースプレート基準点を有するデータ記憶テープカートリッジInfo
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Classifications
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- G11B23/00—Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
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- Automatic Tape Cassette Changers (AREA)
- Storage Of Web-Like Or Filamentary Materials (AREA)
Abstract
Description
は、テープの位置合わせを改善するための露出基準点を有するデータ記憶テープ
カートリッジに関する。
およびビデオの分野に使用されている。その他の形態の媒体記憶装置、たとえば
ディスクカートリッジも入手可能だが、データ記憶テープカートリッジは、引き
続き、大量の情報を記録して後に検索および使用するためのきわめて一般的な形
態である。
びある長さの磁気記憶テープを保持する外側シェルまたはハウジングから構成さ
れる。記憶テープは、テープリールのハブ部分に巻かれて、駆動システムにより
、規定のテープ径路を通るように駆動される。ハウジングは、一般に、別個のカ
バーおよび基部を備え、カバーと基部との組合わせは、ある種の開口部(つまり
ウィンドウ)を形成し、データ記憶テープカートリッジをテープ駆動装置に挿入
する時に、読み/書きヘッドが記憶テープに接近できるようになっている。記憶
テープとヘッドとのこうした相互作用は、ハウジング内で生じるか(たとえば、
中間テープ装填構造の場合)、または記憶テープは、ハウジングから離れて、読
み/書きヘッドが位置する隣接領域に方向付けられる(たとえば、螺旋状駆動装
置構造もしくはリーダーブロック構造の場合)。データ記憶テープカートリッジ
が、記憶テープをハウジングから離して別個のヘッド位置に方向付けるように構
成されている場合、ハウジング内の記憶テープの位置はさほど問題ではない。逆
に、テープカートリッジ/駆動システムが、ハウジング内またはハウジングのす
ぐ近くにおいてヘッドと記憶テープとのインターフェースを形成するように設計
されている場合、ウィンドウに隣接する記憶テープの正確な位置決めはきわめて
重要である。この点で、記憶テープの位置決めは、もっぱらテープカートリッジ
ハウジング内に画定されるテープ径路によって決定される。
タ記憶テープカートリッジは、通常2つのテープリールを備える。テープ径路は
、記憶テープを保持するテープリールの位置によって画定されるとともに、ハウ
ジング内に位置する様々なテープガイドによって画定される。テープリールは、
一般に、カバーまたは基部に回転可能に結合され、各々のテープリールはハブと
対向する放射状フランジとを備える。記憶テープは、対向する放射状フランジの
間でハブの周囲に巻かれる。次に、概して、2テープリール構造の場合、記憶テ
ープは2つのハブの間にテープガイドに沿って延在する。このテープガイドは、
カートリッジウィンドウの部分で、記憶テープがウィンドウの平面に対してほぼ
平行になるように、ハウジング内に戦略的に配置される。
ータ記憶テープカートリッジの性能を大幅に強化した。たとえば、磁気テープ媒
体の出現によって、記憶テープの記憶容量および製品寿命は増加した。この点で
、今日の読み/書きヘッドは、記憶テープの高さを横断して画定されるますます
小さくなるデータトラックに情報を読み込んで記録することができる。縮小サイ
ズのデータトラックを使用することにより、記憶テープ上に記憶される情報の量
は著しく増加する。
ートリッジの構造に対する要求が増えた。たとえば、読み/書きヘッドが各々の
トラックで記憶テープと一貫して相互作用するには、記憶テープはカートリッジ
ウィンドウに正確に配置しなければならない。記憶テープをカートリッジウィン
ドウに配置するときに、所望の平面上の位置からわずかにずれても、誤差が生じ
る原因になる。記憶テープが、テープ駆動装置に挿入する時に、予期した位置の
わずかに上または下に位置する場合、読み/書きヘッドは所望のトラックを見つ
けることが難しくなる。テープの径路によって、カートリッジウィンドウを横断
する記憶テープに角度の向きが生じる場合にも、同様の問題が生じる。縮小サイ
ズのトラックを使用する場合、読み/書きエラーがさらに多くなるのは明らかで
ある。
の反対側にテープガイドを配置することにより、上記のテープ径路の位置決めの
問題を解決しようとしてきた。テープガイドは、所望のレベルおよび所望の平面
でカートリッジウィンドウを横断して記憶テープを案内または配置するのに役立
つ。次に、理論上、データ記憶テープカートリッジをテープ駆動装置内に挿入す
る場合、読み/書きヘッドは、こうして制御された位置で記憶テープに係合する
。しかし、残念ながら、テープガイドだけでは、縮小サイズのデータトラックを
使用するのに必要な厳密な許容誤差内で記憶テープを位置決めするのに十分では
ない。
る基部またはカバーのどちらかの内面に一緒に固定される。基部および/または
カバーをできる限り平らに製造するために、あらゆる努力を尽くす場合、変形も
生じる可能性がある。同様に、時間が経つにつれて、プラスチック材料は歪んだ
り曲がったりする。何れの場合にも、ハウジング内に保持された様々な構成要素
のレベル(つまり高さ)は、個々に、または全体として変化する。1つのテープ
ガイドの高さがわずかに変化しても、読み/書きエラーが生じる程度までテープ
径路が変化する可能性がある。さらに最近では、プラスチックカバーに代わって
金属プレートが使用されるようになり、この金属プレートにテープリールおよび
テープガイドが取り付けられる。金属プレートを使用すると、少なくとも最初の
うちは、プラスチック成形品のような固有の変形がないが、時間が経つにつれて
金属プレートが破損する可能性がある。金属プレート全体の面は、繰り返し使用
するうちに完全に露出するので、金属プレートが屈曲したり、へこんだりして、
やはりテープ径路が破滅的に狂う結果になる。
さに取り付けた場合でも、テープ駆動装置内の位置合わせの問題がなお生じる。
テープ駆動装置は、一般に、位置合わせ装置を有するローダーを備える。このロ
ーダーは先ず、データ記憶テープカートリッジをテープ駆動装置内に収容して方
向付ける。次に、位置合わせ装置が、データ記憶テープカートリッジを読み/書
きヘッドに隣接して整合配置する。データ記憶テープカートリッジをテープ駆動
装置内で位置決めする時にわずかな誤差があっても、上記と同じ読み/書きエラ
ーが生じる場合がある。簡単に述べると、データ記憶テープカートリッジをテー
プ駆動装置内で正確に位置合わせすることは、カートリッジハウジング自体内に
テープ径路を一貫して画定することと同様に重要である。
サイズのテープ駆動装置の枠内にスロットを備える。したがって、データ記憶テ
ープカートリッジは、スロットに沿ってテープ駆動装置内に挿入され、スロット
は、読み/書きヘッドに対して既知の位置および関係を有する。さらに、ある種
の懸垂システムを装備すると、特定の位置にカートリッジハウジングを支持する
ことができる。残念ながら、データ記憶テープカートリッジをテープ駆動装置内
で位置決めするために一般に認められている方法では、記憶テープをヘッドに一
貫して位置合わせすることはできない。上記の位置合わせ装置は、カートリッジ
ハウジングにのみ頼って、テープ駆動装置内で整合配置を行う。やはり、カート
リッジハウジングは、一般に成形プラスチック材料から製造される。プラスチッ
クの成形処理から本質的に生じる表面の凹凸によって、ハウジングの平面度に誤
差が生じるのは避けられない。つまり、様々な内部の構成要素がハウジングの内
面に正しく固定されていない場合にも、外面がわずかに振動しただけで、位置合
わせが不正確になる。さらに、内部の構成要素をたとえばカバーに固定し、基部
に関してテープ駆動装置内の位置合わせを行う場合にも、位置合わせは不正確に
なる。さらに、カートリッジハウジングは、時間が経つにつれて歪むかまたは曲
がるので、テープ駆動装置内の位置合わせは、使用するごとに変化する。こうし
た状況では、読み/書きヘッドは、情報が以前に記録されたトラックを見つける
ことができない。つまり、記憶テープを読み/書きヘッドに対して位置合わせす
るための基準点としてプラスチックカートリッジハウジングを使用すると、材料
の凹凸、許容誤差の蓄積、ハウジング内における記憶テープの配置などにより誤
差が生じる原因になる。
る重要なツールである。しかし、読み/書きおよび磁気テープ技術が複雑になる
につれて、データ記憶テープカートリッジの構造は、厳密な許容誤差の範囲内で
記憶テープを正確に位置決めおよび位置合わせするように進化しなければならな
い。したがって、テープ駆動装置内における位置合わせが改善されたデータ記憶
テープカートリッジに対する必要性がある。
つのテープリール、および記憶テープを備えるデータ記憶テープカートリッジを
提供する。ハウジングは、第1ハウジング部分および第2ハウジング部分によっ
て画定される。第1および第2ハウジング部分は互いに嵌合して、データ記憶テ
ープカートリッジのその他の様々な構成要素が内部に保持される囲いを形成する
。ベースプレートはハウジング内に配置され、基準部分を備える。ベースプレー
トの基準部分は、第1ハウジング部分の開口部またはノッチを介して露出する。
少なくとも1つのテープリールは、ベースプレートに回転可能に結合する。最後
に、記憶テープは、少なくとも1つのテープリールによって保持される。
憶テープをベースプレートに対して一貫して整合配置させる。この点で、好まし
い一実施態様では、ベースプレートは、テープリールおよび記憶テープをベース
プレートの基準部分に対して既知の高さに配置できるように、剛性で比較的平ら
な材料から製造される。さらに、データ記憶テープカートリッジをテープ駆動装
置に挿入する時、ベースプレートの基準部分によって、記憶テープを読み/書き
ヘッドに対して一貫して位置合わせすることができる。
ープリールと、記憶テープと、ベースプレートとを備えるデータ記憶テープカー
トリッジに関する。ハウジングは、テープリールと、記憶テープと、ベースプレ
ートとが内部に配置される囲いを画定する。この点で、記憶テープはテープリー
ルに固定される。さらに、テープリールは、ベースプレートがテープリールおよ
び記憶テープを既知の位置に保持するように、ベースプレートに対して回転可能
に固定される。ベースプレートは、記憶テープの位置を確認するためにハウジン
グの外面から接近可能な接触面を有する基準部分をさらに備える。
をハウジング内の既知のレベルに配置する。好ましい実施態様では、ベースプレ
ートは、ベースプレートの基準部分、特に接触面が記憶テープに対して既知の位
置を有するように、実質的に平らである。使用の際、データ記憶テープカートリ
ッジは、テープ駆動装置内に挿入される。データ記憶テープカートリッジ、特に
記憶テープは、ベースプレートの接触面との係合によりテープ駆動装置に対して
位置合わせされる。
えるテープ駆動装置とともに使用されるデータ記憶テープカートリッジに関する
。データ記憶テープカートリッジは、ハウジングと、ベースプレートと、少なく
とも1つのテープリールと、記憶テープとを備える。ハウジングは囲いを画定し
、この囲いに接近するためのウィンドウを備える。ベースプレートはハウジング
内に配置され、基準部分を備える。この基準部分は、ベースプレートの位置を決
定するために、位置合わせ装置が接近できるようになっている。テープリールは
、ベースプレートに回転可能に結合する。最後に、記憶テープはテープリールに
よって保持され、ハウジング内のウィンドウを介してテープ駆動装置が接近でき
るようになっている。
合して、テープ駆動装置内のデータ記憶テープカートリッジの位置合わせを行う
。たとえば、好ましい一実施態様では、位置合わせ装置とベースプレートの基準
点との相互作用によって、位置合わせ装置の垂直面に対する記憶テープの垂直位
置を画定する。その結果、テープ駆動装置に対する記憶テープの正確な位置合わ
せが行われる。
て、データ記憶テープカートリッジ10は、第1ハウジング部分14および第2
ハウジング部分16によって画定されるハウジング12を備える。データ記憶テ
ープカートリッジ10は、ベースプレート18をさらに備え、ベースプレート1
8の一部分は、第1ハウジング部分14内のノッチ20を介して露出する。デー
タ記憶テープカートリッジ10のその他の構成要素について、以下にさらに詳し
く説明する。しかし、図1を参照すると、第1ハウジング部分14および第2ハ
ウジング部分16は、相互に嵌合して、ベースプレート18などのようなその他
の構成要素が内部に保持される囲いを形成することが分かる。
ズであることが好ましい。したがって、ハウジング12は、130mm形態の要
素駆動装置、90mm形態の要素駆動装置またはその他の有用なサイズ内に使用
するのに適するサイズに決める。ハウジング12、したがって第1ハウジング部
分14および第2ハウジング部分16は、正面22、裏面24、第1面26およ
び第2面28を画定する。第1ハウジング部分14は上部平面30を形成し、第
2ハウジング部分16は底部平面32を形成する。
ウィンドウ34を形成し、このウィンドウ34を介して、さもなければハウジン
グ12内に保持されている記憶テープ(図示しない)に読み/書きヘッド(図示
しない)が接近できるようになっている。そのため、データ記憶テープカートリ
ッジ10はドア36を備える。ドア36は、選択的に移動してウィンドウ34に
接近できるように、ハウジング12に摺動可能に固定される。図1に示すように
、ドア36は、通常、使用しないときに記憶テープを汚れから保護するために、
閉位置にばね荷重が加えられているかまたは付勢される。
ング部分16は基部である。あるいは、データ記憶テープカートリッジ10の構
造は、第1ハウジング部分14が基部を形成し、第2ハウジング部分16がカバ
ーである構造で良い。図1に示す向きでは、通常、データ記憶テープカートリッ
ジ10は、カバー14を上に向けてテープ駆動装置(図示しない)に挿入される
。本明細書全体で使用する場合、指向性の用語、たとえば「上方」、「下方」、
「垂直」、「水平」、「上側」、「下側」などは、説明される特定の図の向きに
関して使用する。これらの用語を使用するのは単に分かりやすくするためであり
、データ記憶テープカートリッジ10、ひいてはそのどの構成要素も、一般的な
空間に対して実際に何れかの方向に向いているわけでないことを理解するべきで
ある。したがって、これらの用語は、本発明を制限することを意図するものでは
ない。
から製造することが好ましい。この点で、第1ハウジング部分14のノッチ20
は、成形工程で成形される。ノッチ20は、第1ハウジング部分14の正面22
に成形し、上側平面30に沿って延在することが好ましい。ノッチ20は、約8
.9mmの好ましい長さを有するが、その他の寸法も許容可能である。さらに、
ノッチ20は、ベースプレート18に接近することができる限り、ハウジング1
2内のどこかに位置する1つまたは複数の開口部で良い。
分かりやすくするために、図2は、第1ハウジング部分14を逆にした位置で示
し、第2ハウジング部分16(図1)は取り外してある。この向きを念頭におく
と、データ記憶テープカートリッジ10は、ベースプレート18と、第1テープ
リール50と、第2テープリール52と、第1コーナーガイド(つまりアイドラ
ベアリング)54と、第2コーナーガイド56と、第3コーナーガイド58と、
ピンガイド(つまりヘッドラップピン)60と、記憶テープ62とを備える。第
1テープリール50および第2テープリール52は、ベースプレート18の内面
64から延在する個々のハブピン(図示しない)の周囲に回転可能に固定される
。その他のガイド(54〜60)は、ベースプレート18の内面64に固定され
る。
ト18は、第1ハウジング部分14内に嵌まり込むサイズであり、第1ハウジン
グ部分14内の様々な突出部68が通ることができるように配置されたくぼみ6
6を備える。突出部68は、第2ハウジング部分16(図1)の延在部分(図示
しない)を摩擦的に収容するように構成される。
ン(図示しない)の周囲でベースプレート18に対して回転するように配置され
る。第1および第2テープリール50,52は各々、中心ハブ(図示しない)と
、上部フランジ70と、下部フランジ72と、歯付き外面74とを備える。上部
フランジ70および下部フランジ72は、中心ハブの反対側に固定され、記憶テ
ープ62の高さに応じて離間配置される。歯付き外面74は、上部フランジ70
の上にハブの軸線方向の延在部分として形成される。使用の際、テープ駆動装置
(図示しない)の一部分は、歯付き外面74に係合して、第1および第2テープ
リール50,52の回転を制御する。好ましい実施態様では、テープリール50
,52はプラスチックから製造される。
固定され、第1弧状表面78(図2に部分的に示す)を備える。第2コーナーガ
イド56および第3コーナーガイド58は、ピン80によりベースプレート18
の内面64に同様に固定され、各々が、同様に弧状表面を形成する。最後に、ピ
ンガイド60は、第1ハウジング部分14内のウィンドウ34に隣接するベース
プレート18の内面64に固定される。様々なガイド54〜60は、ステンレス
鋼などのような剛性材料から製造することが好ましい。あるいは、その他の材料
、たとえばアルミニウム、硬化プラスチックなどを使用しても良い。
が好ましい。たとえば、記憶テープ62は、平衡ポリエチレンナフテレート(P
EN)ベースの材料であり、一方の側に、適切な結合剤系中に分散した磁気材料
の層が塗布され、他方の側に、適切な結合剤系中に分散した導電性材料が塗布さ
れている。許容可能な磁気テープは、たとえば、米国、ミネソタ州、オークデー
ルのImation Corp.から市販されている。
を画定する。特に、記憶テープ62は第1テープリール50から延在して、第1
コーナーガイド54の弧状表面78周囲で関節状になり、次に、第2コーナーガ
イド56および第3コーナーガイド58に延在する。特に、ピンガイド60は、
第1ハウジング部分14のウィンドウ34に隣接して記憶テープ62が平らに配
置されるようにする。第3コーナーガイド58から、記憶テープ62は、第2テ
ープリール52の外側部分周囲で関節状になり、第1コーナーガイド54の第2
弧状表面(図示しない)に延在して、最終的に第2テープリール52の周囲に巻
かれる。当業者には、図2に示すテープ径路が多くの利用可能な構造の1つに過
ぎないことが分かるであろう。異なるガイドを様々な位置に組み込むことにより
、結果として得られるテープ径路は、図2に示すテープ経路と実質的に異なる。
記憶テープがウィンドウ34部分で平らに関節状になる限り、本発明の利点は実
現する。
2は、第1テープリール50から第2テープリール52に達するときに、数回半
径方向に回転して関節状になる必要がある。様々なガイド54〜60は、特にウ
ィンドウ34の領域で、記憶テープ62を予め決められたレベルに保つように構
成することが好ましい。この点で、様々なガイド54〜60、および第1テープ
リール50および第2テープリール52が回転可能に配置された後のハブピン(
図示しない)の位置および延在部分は、ベースプレート18を使用することによ
り確実になる。ベースプレート18については、図3に詳しく示す。
プレート18は1つの本体であることが好ましく、第1基準部分90および第2
基準部分92を画定する。基準ピン94は、第2基準部分92に隣接して配置さ
れる。特に、基準ピン94の位置のみを図3に示す。なぜなら、以下に説明する
通り、基準ピン94は、ベースプレートの外面(図示しない)から、つまり図3
のページ内に延在するからである。
嵌まり込むサイズであることが好ましい。この点で、図3は、第1ハウジング部
分14の突出部68(図2)が通ることができるように、ベースプレート18内
に形成されたくぼみ66を示す。さらに、図3は、ピンガイド60(図2)を収
容するためのピンガイドボア60aを示す。同様に、ベースプレート18は、第
1、第2および第3コーナーガイド54,56および58(図2)を保持するた
めに個々のピン76,80(図2)を収容するサイズで、内面64にピンボア7
6aおよび80aを形成する。さらに、第1ハブピンボア96および第2ハブピ
ンボア98を図3に示す。第1ハブピンボア96は、第1テープリール50(図
2)を回転可能に収容するためのハブピン保持するサイズである。第2ハブピン
ボア98(図2)は、第2テープリール52(図2)を回転可能に収容するハブ
ピンを保持するサイズである。
好ましい。あるいは、その他の剛性材料、たとえばステンレス鋼などを使用して
も良い。さらに、比較的剛性のセラミックまたはプラスチックも有用である。好
ましい実施態様では、ベースプレート18は打抜き工程で形成され、厚さは約0
.100インチ(2.54mm)である。その他の製造技術および厚さを用いて
も良い。剛性材料を使用することにより、ベースプレート18の平面度を厳密な
許容誤差範囲に保つことができる。特に、ベースプレート18の平面度は、0.
025〜0.076mmの範囲であることが好ましい。この許容誤差要件は、第
1基準部分90および第2基準部分92付近のベースプレート18の領域で特に
重要である。たとえば、平面度の許容誤差範囲は、第1および第2基準部分90
,92と図3に示す境界線Aとの間で維持することが好ましい。
れる様々な構成要素に対する基本的な基準点になるように構成される。好ましい
実施態様では、第1基準部分90および第2基準部分92は、形状およびサイズ
が同じであることが好ましい。この点で、第1基準部分90および第2基準部分
92は、ベースプレート18の前縁部100から延在するタブを形成することが
好ましい。この好ましい構成では、第1基準部分90および第2基準部分92は
、5.1〜12.7mmの範囲、好ましくは9.525mmの好適な幅を有する
。以下でさらに説明する理由上、第1および第2基準部分90,92は、ベース
プレート18の後続の位置合わせを最大限にするために、できる限り遠く離間配
置することが好ましい。たとえば、第1および第2基準部分90,92は、約7
6mmの距離だけ離間配置されている。しかし、その他の寸法、形状および位置
も同様に認められると考えるべきである。
02を形成する。さもなければベースプレート18に取り付けられる様々な構成
要素、たとえばピンガイド60(図2)、コーナーガイド54〜58(図2)、
およびハブピンはすべて、ベースプレート18の内面64に沿って、前縁部10
2から予め決められた距離に配置される。さらに、様々な構成要素は各々、ベー
スプレート18の内面64から既知の距離だけ延在する。ベースプレート18の
平面度は、第1および第2基準部分90,92を参照することにより、この距離
を識別できることを示す。したがって、記憶テープ62(図2)は様々な構成要
素によって保持されているので、第1および第2基準部分90,92に対する記
憶テープ62の位置が分かる。たとえば、好ましい実施態様では、記憶テープ6
2は、記憶テープの上縁部が第1および第2基準部分90,92の水平面から約
17mmであるように配置される。さらに、たとえば、記憶テープ62は、第1
および第2基準部分90,92の前縁部102から約3.5mmに位置する。明
らかに、これらの好ましい寸法は、第1および第2基準部分90,92に対する
記憶テープの位置の例に過ぎない。
ピン94は、ベースプレート18の外面から(図示しないが、図3に示す内面6
4の反対側であることが分かる)ほぼ垂直に(図3の紙片内に)延在する。基準
ピン94は、ステンレス鋼などのような剛性の金属から製造することが好ましい
。あるいは、アルミニウムなど、その他の金属も同様に認められる。好ましい一
実施態様では、基準ピン94は、プレス嵌め作業によりベースプレート18に組
み付ける。以下に詳しく説明するように、基準ピン94は、好ましい直径約2.
5mmを有する円筒体であることが好ましく、ベースプレート18の左右の位置
、ひいてはベースプレート18によって保持される様々な構成要素の左右の位置
を画定する。
に、分かりやすくするために、図4は、ガイド54〜60(図2)または記憶テ
ープ62(図2)を示さない。ベースプレート18は、第1ハウジング部分14
内に嵌まり込むように製造される。特に、ベースプレート18は、ベースプレー
ト18の第1基準部分90および第2基準部分92(図3)が第1ハウジング部
分14のノッチ20に配置されるように配置する。第1テープリール50および
第2テープリール52は、ベースプレート18に組み立てられる。この点で、第
1テープリール50は、ベースプレート18内の第1ハブピンボア96(図3)
から延在するハブピンに回転可能に取り付けられる。同様に、第2テープリール
52は、第2ハブピンボア98(図3)から延在するハブピンに回転可能に取り
付けられる。コーナーガイド54〜58(図2)およびピンガイド60(図2)
は、同様にベースプレート18に取り付けられる。最後に、記憶テープ62(図
2)は、前に画定されたテープ経路を介して案内される。
6は、第1ハウジング部分14に摩擦的に固定される。そのために、第2ハウジ
ング部分16は、第1開口部110および第2開口部112を備える。第1開口
部110は、第1テープリール50の歯付き外面74に接近できるサイズである
。同様に、第2開口部112は、第2テープリール52の歯付き外面74に接近
できるサイズである。
ト18の平面を基本的な基準点として使用する。これは、図5に最も良く示され
ており、ベースプレート18(図4)の第1および第2基準部分90,92は、
第1ハウジング部分14内のノッチ20を介してハウジング12から露出する。
したがって、第1ハウジング部分14は、ハウジング12の外側にある1点から
第1および第2基準部分90,92に接近できるように構成される。重要なこと
は、第1および第2基準部分90,92は露出しているが、第1ハウジング部分
14は、第1および第2基準部分90,92が損傷する可能性を防ぐことである
。好ましい実施態様では、第1および第2基準部分90,92は、ハウジング1
2内に効果的に凹まされる。この構成では、データ記憶テープカートリッジ10
の通常の取扱いによって、第1および第2基準部分(またはベースプレート18
(図4)の他の部分)に望ましくない偏差が生じる。したがって、ベースプレー
ト18の全体の面が露出する従来の構造と異なり、第1ハウジング部分14は、
第1および第2基準部分90,92を含むベースプレート18を保護し、データ
記憶テープカートリッジ10の耐用年数を延長させる。
触面および水平接触面114を画定する前縁部102を備える。第2基準部分9
2は、基準ピン94をさらに備える。第1および第2基準部分90,92のこれ
ら露出構成要素は、データ記憶テープカートリッジ10、さらに詳しく述べるな
らデータ記憶テープカートリッジ10内に配置された記憶テープ62(図2)の
位置をいくつかの領域で画定し、たとえばスキューおよび前方位置、全巻き角度
および傾斜を正確に画定する。
4に沿って、さらに平面基準点を設ける。特に、基準点116は、第1ハウジン
グ部分14の外面、好ましくはハウジング12の裏面24付近に画定される。基
準点116は、データ記憶テープカートリッジ10の傾斜を正面22および裏面
24から表示するように備えられる。つまり、裏面24付近の基準点116を確
認することにより、データ記憶テープカートリッジ10の傾斜を決定して調節す
ることができる。以下に説明するように、データ記憶テープカートリッジ10の
傾斜は比較的調節しやすいので、基準点116をベースプレート18(図4)に
関して設ける必要はなく、その代わりに第1ハウジング部分14に関して設ける
。基準点116は、第1ハウジング部分14内の隆起ボスまたは穴に関連して、
ベースプレート18上に設けることができる。あるいは、基準点116は、第2
ハウジング部分16内に配置しても良い。さらに、テープ駆動装置を適切に設計
すれば、基準点116は完全になくしても良い。
は、第2基準部分92を含むデータ記憶テープカートリッジ10の一部分の拡大
図を示す。図示しないが、第1基準部分90は、第1基準部分90が基準ピン9
4を含まない点を除いて同じである。第1に、第2基準部分92の水平接触面1
14は、記憶テープ62が水平接触面114に垂直な平面で既知の高さまで延在
する記憶テープ62(図2)の高さ(つまりスキュー)を画定する。第2に、第
2基準部分92の前縁部102は、垂直接触面を画定する。やはり、垂直接触面
102の平面は、記憶テープ62の平面から予め決められた距離に位置する。し
たがって、記憶テープ62の前方位置は、前縁部102により画定される。第3
に、基準ピン94は、記憶テープ62の左右の位置つまり全巻き角を画定する。
たとえば、基準ピン94は、記憶テープ62が接近するウィンドウ34(図5)
からほぼ予め決められた距離にある。したがって、基準ピン94の位置を調節す
ることにより、データ記憶テープカートリッジ10の側面に対する記憶テープ6
2の位置が分かる。
挿入を示す。テープ駆動装置120は、枠122と、位置合わせ装置124と、
読み/書きヘッド126とを備える。わかりやすくするために、枠122、位置
合わせ装置124および読み/書きヘッド126は、構成図形態で示す。枠12
2は、データ記憶テープカートリッジ10が挿入されるカートリッジ挿入開口部
128を画定する。図7の向きで示されるように、データ記憶テープカートリッ
ジ10は、正面22が読み/書きヘッド126に隣接するように配置される。位
置合わせ装置124は、ベースプレート18(図4)の第1および第2基準部分
90,92に係合する基準アーム130を備える。やはり、第1および第2基準
部分90,92は、ノッチ20を介してハウジング12の外側から接近可能であ
る。さらに、第2基準部分92に隣接する基準アーム130は、基準ピン94を
収容するサイズのスロット132を備える。
するとき、第1および第2基準部分90,92を介して、読み/書きヘッド12
6に対するデータ記憶テープカートリッジ10、ひいては記憶テープ62の垂直
位置(つまりスキュー)を調節する。データ記憶テープカートリッジ10の「垂
直」位置は、図7の平面に垂直な平面に関すると考えるべきである。同様に、位
置合わせ装置124は、第1および第2基準部分90,92を介して、データ記
憶テープカートリッジ10、ひいては記憶テープ62の前方位置を調節する。記
憶テープ62の前方位置は、ウィンドウ34におけるハウジング12に対する読
み/書きヘッド126の貫通を画定する。データ記憶テープカートリッジ10の
「前方」位置は、図7の平面における読み/書きヘッド126と記憶テープ62
との間の距離に関すると考えるべきである。位置合わせ装置124も、第1ハウ
ジング部分14の外側基準点116と、第1および第2基準部分90,92に関
して、データ記憶テープカートリッジ10の傾斜を調節する。データ記憶テープ
カートリッジ10の「傾斜」は、正面22から裏面24までの角度の向きに関す
ると考えるべきである。最後に、位置合わせ装置124は、基準ピン94を介し
て、データ記憶テープカートリッジ10の左右の位置、ひいては読み/書きヘッ
ド126に対する記憶テープ62の全巻き角を調節する。「左右」の位置は、枠
122内のデータ記憶テープカートリッジ10の中心位置に関すると考えるべき
である。これら4つの特徴について、以下にさらに詳しく説明する。
よび第2基準部分90,92の水平接触面114に係合する基準アーム130を
介して、位置合わせ装置124により調節される。上記のとおり、水平接触面1
14は、記憶テープ62の縁部に平行である。したがって、水平接触面114の
垂直位置を調節することにより、記憶テープ62の垂直位置も同様に調節される
。さらに、2つの離間配置された基準部分90,92を使用して、位置合わせ装
置124も、記憶テープ62のスキューを調節することができる。さらに詳細に
は、位置合わせ装置124は、データ記憶テープカートリッジ10の垂直位置を
ウィンドウ34の反対側に維持する。したがって、記憶テープ62は、ウィンド
ウ34の両側で同じ垂直高さに保たれるので、記憶テープ62は、読み/書きヘ
ッド126との接点でスキューを形成しない。好ましい実施態様では、スキュー
は、約1〜2円弧−分の許容誤差内に維持される。
0,92の垂直接触面(つまり前縁部)102(図6に最も良く示されている)
に係合する基準アーム130を介して、位置合わせ装置124により調節される
。上記のとおり、第1および第2基準部分90,92の垂直接触面102と記憶
テープ62との間の距離は既知である。ベースプレート18の前方位置を第1お
よび第2基準部分90,92で調節することにより、位置合わせ装置124は、
読み/書きヘッド126と記憶テープ62との間の距離を正確に調節することが
できる。さらに、読み/書き動作時のウィンドウ34に対する読み/書きヘッド
126の貫通も正確に調節することができる。
点116の係合、および水平接触面114により画定される、第1および第2基
準部分90,92の垂直位置に対する基準点116の高さ(つまり垂直位置)の
調節を介して、位置合わせ装置124により調節される。基準点116は第1ハ
ウジング部分14に形成されるので、ベースプレート18とは対照的に、第1ハ
ウジング部分14の厚さを見込んだ偏位値を含むことが好ましい。好ましい一実
施態様では、この変位値は約2.54mmだが、第1ハウジング部分14の厚さ
にほぼ等しいその他の偏位値も同様に認められる。特に、読み/書きヘッド12
6は記憶テープ62の前後の傾斜にわずかな変動を見込むことができるので、デ
ータ記憶テープカートリッジ10の傾斜はそれほど重要なパラメーターではなく
、したがって、第1ハウジング部分14(プラスチックであることが好ましい)
を基準として使用することは認められる。たとえば、好ましい一実施態様では、
傾斜は10〜20円弧−分の許容誤差範囲内に維持される。
係合するスロット132を介して、位置合わせ装置124により調節される。こ
の係合により、位置合わせ装置124はデータ記憶テープカートリッジ10、ひ
いては記憶テープ62を読み/書きヘッド126に対して既知の左右の位置に正
確に配置することができる。したがって、全巻き角(つまり記憶テープ62が読
み/書きヘッド126の周囲に巻き付く量)が調節される。
カートリッジは、従来使用されてきた構造を著しく改善する。第1に、比較的剛
性のベースプレートを組み込んで、様々な構成要素をハウジング内に保持するこ
とにより、記憶テープは、ハウジング内のウィンドウに隣接する所望のテープ経
路内に正確に配置される。ベースプレートは好ましいことに金属から製造される
ので、この配置は、ベースプレートが歪まず、または曲がらない限り、長い間に
変化しない。この調節されたテープ経路に関連して、本発明のデータ記憶テープ
カートリッジは、内部ベースプレートの平面をテープ駆動装置内における後続の
位置合わせの基本的な基準点として使用する。さらに詳細には、ベースプレート
の部分を露出させて位置合わせ装置に係合させることにより、記憶テープの位置
を正確に調節することができる。重要な点は、調節された位置合わせが、カート
リッジハウジングに関係なく行われることである。したがって、プラスチックの
カートリッジハウジング材料の変化、またはその他の許容誤差の問題は、テープ
駆動装置内の位置合わせに影響しない。位置合わせの目的上、カートリッジハウ
ジングは単に無視する。最後に、ベースプレートをハウジング内に収容し、基準
部分をくぼみから露出させることにより、基準部分を含むベースプレートの破損
を防ぐ。
の精神および範囲を逸脱せずに、形態および細部を変更できることが分かるであ
ろう。たとえば、データ記憶テープカートリッジは、好ましくは二重テープリー
ル構造を組み込むように記載したが、本発明のベースプレートおよび露出基準は
、単一テープリール構造にも同様に適用される。さらに、データ記憶テープカー
トリッジは、好ましくは2つの基準部分をベースプレート内に有するように記載
したが、2つを超えるかまたは2つ未満の任意の数を使用することができる。同
様に、基準部分は、好ましくは水平接触面および垂直接触面を備えるように記載
したが、これら接触面の何れか一方のみ使用する場合にも、許容可能な位置合わ
せはやはり行われる。最後に、基準部分は、カートリッジハウジングの正面にほ
ぼ平行な点で終端するように示した。しかし、そうではなく、基準部分はカート
リッジハウジングから延在し、カートリッジハウジングの正面以外の点に位置し
ても良い。
プカートリッジの斜視図である。
分の拡大上面図である。
ータ記憶テープカートリッジの上面図である。
Claims (22)
- 【請求項1】 第1ハウジング部分と、第2ハウジング部分とを画定するハ
ウジングと、 該ハウジング内に配置されるベースプレートであって、該ベースプレートの第
1基準部分が、該第1ハウジング部分内の開口部を介して露出するベースプレー
トと、 該ベースプレートに回転可能に結合される少なくとも1つのテープリールと、 該少なくとも1つのテープリールによって保持される記憶テープと、 を含むデータ記憶テープカートリッジ。 - 【請求項2】 前記ベースプレートの前記第1基準部分が、前記記憶テープ
の基準点を形成する、請求項1記載のカートリッジ。 - 【請求項3】 前記データ記憶テープカートリッジが、位置合わせ装置を備
えるテープ駆動装置内に挿入されるように構成され、前記ベースプレートの前記
第1基準部分が、該位置合せ装置によって係合されるように構成される、請求項
1記載のカートリッジ。 - 【請求項4】 前記記憶テープがテープ径路に沿って前記ハウジング内に延
在し、該ハウジングが、該テープ径路に接近するためのウィンドウを備え、さら
に、前記ベースプレートの前記第1基準部分が、該ウィンドウに隣接するテープ
径路の平面に実質的に平行な平面に接触面を備える、請求項1記載のカートリッ
ジ。 - 【請求項5】 前記記憶テープが、テープ径路に沿って前記ハウジング内に
延在し、該ハウジングが、該テープ径路に接近するためのウィンドウを備え、さ
らに、前記ベースプレートの前記第1基準部分が、該ウィンドウに隣接する該テ
ープ径路の平面に実質的に垂直な平面に接触面を備える、請求項1記載のカート
リッジ。 - 【請求項6】 前記ウィンドウが前記ハウジングの正面に形成され、該ハウ
ジングの該正面が、前記データ記憶テープカートリッジをテープ駆動装置に挿入
するときに、該データ記憶テープカートリッジの前端になる、請求項5記載のカ
ートリッジ。 - 【請求項7】 前記ベースプレートの前記第1基準部分が、基準ピンを備え
るとともに、前記正面に隣接する、請求項6記載のカートリッジ。 - 【請求項8】 前記データ記憶テープカートリッジが、前記ベースプレート
からほぼ垂直に延在するハブピンを備え、該ハブピンが、前記少なくとも1つの
テープリールを収容するように構成される、請求項1記載のカートリッジ。 - 【請求項9】 前記ベースプレートが、前記第1ハウジング部分内の第2開
口部を介して露出する第2基準部分を備え、前記第1基準部分が、該第2基準部
分から離間配置されている、請求項1記載のカートリッジ。 - 【請求項10】 前記ハウジングが、前記記憶テープに接近するためのウィ
ンドウを形成し、前記第1ハウジング部分内の前記第1および第2開口部が、該
ウィンドウの対向側に位置する、請求項9記載のカートリッジ。 - 【請求項11】 前記第1ハウジング部分が、前記開口部から離間配置され
た基準点を備え、該基準点が、該第1ハウジング部分の外面に形成され、前記デ
ータ記憶テープカートリッジの傾斜を示すように構成される、請求項1記載のカ
ートリッジ。 - 【請求項12】 前記第1基準部分が比較的平らであり、剛性である、請求
項1記載のカートリッジ。 - 【請求項13】 前記第1ハウジング部分が正面および裏面を画定し、さら
に、該第1ハウジング部分内の前記開口部が、該正面から延在するノッチである
、請求項1記載のカートリッジ。 - 【請求項14】 垂直面および水平面を画定する位置合わせ装置を備えるテ
ープ駆動装置とともに使用するデータ記憶テープカートリッジであって、 ウィンドウを形成するハウジングと、 該ハウジング内に配置され、基準部分を備えるベースプレートであって、該基
準部分に位置合わせ装置が接近して、該ベースプレートの位置を決定するように
なっているベースプレートと、 該ベースプレートに回転可能に結合される少なくとも1つのテープリールと、 該少なくとも1つのテープリールによって保持される記憶テープであって、該
ハウジングの該ウィンドウを介して接近可能な記憶テープと、 を備えるカートリッジ。 - 【請求項15】 前記基準部分が、前記位置合わせ装置の前記水平面に実質
的に平行な平面内で、該位置合わせ装置によって接触されるように構成される、
請求項14記載のカートリッジ。 - 【請求項16】 前記基準部分が、前記位置合わせ装置の垂直面の前記ウィ
ンドウで前記記憶テープの位置を画定する、請求項15記載のカートリッジ。 - 【請求項17】 前記基準部分が、前記位置合わせ装置の前記垂直面に実質
的に平行な平面内で、該位置合わせ装置によって接触されるように構成される、
請求項14記載のカートリッジ。 - 【請求項18】 前記テープ駆動装置が、カートリッジ挿入開口部を画定す
る枠と、該カートリッジ挿入開口部の反対側に位置するヘッドと、前記データ記
憶テープカートリッジの正面が該ヘッドに隣接するように枠内に挿入される該デ
ータ記憶テープカートリッジとを備え、さらに、前記ベースプレートの前記基準
部分が、前記ウィンドウにおける該記憶テープの前方位置を該ヘッドに対して画
定する、請求項17記載のカートリッジ。 - 【請求項19】 前記ベースプレートの前記基準部分が、前記位置合せ装置
の基準アームによって収容されるサイズのピンを備える、請求項14記載のカー
トリッジ。 - 【請求項20】 前記ピンが、前記ウィンドウにおける前記記憶テープの左
右の位置を前記ヘッドに対して画定する、請求項19記載のカートリッジ。 - 【請求項21】 前記ハウジングの外面が、前記位置合わせ装置によって係
合されるように構成された基準点を備え、該基準点が、前記ベースプレートの前
記基準部分から離間配置される、請求項14記載のカートリッジ。 - 【請求項22】 前記基準点が、前記ベースプレートの前記基準部分に対し
て前記記憶テープの傾斜を画定する、請求項21記載のカートリッジ。
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