JP2002518756A - 販売機用の選択ボタン - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 販売機用の選択ボタンは、販売される品物を連想させる３次元形状を持つことができる。このため、消費者は、ボタン作動の際に販売される品物の情報を得ることができる。販売される品物の形式の消費者への連想を強化するためにこの選択ボタンに絵を含ませることができる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】 本発明は、選択ボタン、選択ボタンを有する販売機、及び全てが少なくも販売
品を連想させる３次元形状を有する選択ボタンを利用する方法に関する。

【０００２】

【発明の背景】

通常、販売機は選択ボタンを持っている。販売する品物を示している絵をこれ
ら選択ボタンに隣接し又は直接その上に置くことができる。ボタン自体は、通常
は長方形又は円形であり、一般に、選択ボタンと組み合わせられ絵によって販売
される品物が何であるかを示すだけである。従って、消費者は、品物を選ぶ前に
、止まって選択を読み取り又は少なくも組み合わせられた絵を一覧しなければな
らない。

【０００３】 消費者に販売すべき品物を素早く送り出すために、良好な選択ボタンの設備が
要求される。かかる選択ボタンは、消費者による衝動買いの機会を増加させるこ
とができる。特に、消費者は、どんな品物が販売されているかを素早く理解でき
、従って容易に品物を選択することができる。

【０００４】 更に、外国人旅行者又はある言語を話せない人は、外国における標準の販売機
の操作にある種の困難を伴うかもしれない。例えば、外国人旅行者は、ある販売
機がある種の飲料を分配することは認識するが、ある特定の販売機におけるテキ
ストの言語に通じていない限り、飲料が缶入りかビン入りのどちらであるかは分
からないであろう。従って、販売機の製品に関する情報を送るためのより普遍的
に認識可能な設備に対する要求がある。

【０００５】

【発明の分野】

従って、販売機の製品についての情報を消費者に速やかに伝える販売機の少な
くも１個の選択ボタンを提供することが本発明の第１の目的である。

【０００６】 より特別には、販売される品物を連想させる３次元形状を有する選択ボタンを
提供することが本発明の目的である。このボタンは、その選択ボタンを、販売さ
れる品物のように見せる絵を持つことができる。

【０００７】 従って、販売される品物の情報を消費者に送りこれにより有り得る消費者の混
乱を回避し、消費者に販売されるものの視覚メッセージを提供し、消費者の迅速
な選択を支援しかつ衝動買いを助長する手段を提供することが本発明の目的であ
る。

【０００８】 販売品に関して世界中で容易に認識し得る普遍的な情報を提供することも本発
明の目的である。

【０００９】 本発明のこれら及びその他の目的は、販売機用の選択ボタンであって販売され
る品物を連想させる３次元形状を有する選択ボタンにより満たされる。

【００１０】 本発明のこれら及びその他の目的は、販売機ハウジング、及び販売機ハウジン
グ上の少なくも１個の選択ボタンを備えた販売機により満たされ、この販売機に
おいては、少なくも１個の選択ボタンがボタン操作時に販売される品物の情報を
消費者に与える手段を有し、この情報用手段は、販売される品物を連想させる３
次元形状のボタンを持っている。

【００１１】 更に、本発明のこれら及びその他の目的は、販売機から販売される品物の情報
を消費者に与える方法により満たされ、この方法は、販売機から販売される品物
を連想させる少なくも一個の３次元形状の選択ボタンを準備し、そして販売され
る品物を模擬した絵を少なくも１個の選択ボタン上に表示する諸段階を含み、こ
れにより少なくも１個の選択ボタンの３次元形状と絵とが販売される品物を模擬
し、これにより販売される品物の視覚情報を消費者に与える。

【００１２】 本発明の応用可能性の更なる範囲は以下与えられる詳細な説明より明らかにな
るであろう。しかし、詳細な説明及び特別な例は本発明の好ましい実施例を示し
ているが、本発明の精神及び範囲内の種々の変化及び変更はこの詳細な説明より
本技術熟練者に明らかになるであろうため説明のためだけに与えられる。

【００１３】

【好ましい実施例に詳細な説明】

本発明は、以下与えられる詳細な説明、及び図解のためだけのものあって本発
明を限定しない付属図面から、より完全に理解されるであろう。

【００１４】 図面、特に図１を参照すれば、販売機１０が示される。本発明の販売機１０は
波状の前面を持っているが、本発明の原理は多くの種々の形状及び寸法の販売機
に等しく適用できる。例えば、通常の長方体の販売機に本発明の原理を使用する
ことができる。

【００１５】 図１に示されるように、販売機１０において、複数の選択ボタン１２が示され
る。４個ずつ３段の選択ボタンと追加の選択ボタン１２’とが示されるが、これ
ら選択ボタン１２、１２’の形状と数とは変更可能である。更に、選択ボタン１
２’は多くのボタン１２と同様な形を有し示されるが、この追加選択ボタン１２
’はボタン１２と異なった形とすることができる。特別な形状の選択ボタン１２
が、以下より詳細に説明されるであろう。

【００１６】 追加選択ボタン１２’に隣接して札の挿入口１４とコインスロット１６とがあ
る。挿入口１４内に札を差し込み又はコインスロット１６内にコインを投入する
と、販売機１０は、ボタン１２、１２’の１個の選択により取出口１８から品物
を送り出せるように作動することができる。この販売用の装置は本技術において
公知である。図１に制御手段２０が一般的に示される。この制御手段２０は、品
物の分配に十分な代金の受領を示す札挿入口１４又はコインスロット１６からの
信号に応答する。選択ボタン１２、１２’の一つが作動させられると、制御手段
２０は、取出口１８からその品物を解放させる。制御手段２０のこの装置は上述
のように本技術において公知である。

【００１７】 更に、販売機１０の表面にはビデオディスプレイ２２及び釣銭口２４が示され
る。ビデオディスプレイは、販売機において普通使用されるように絵のある照明
ボックスにより、或いはクーポン発行装置、ビデオゲーム、又はその他の適宜適
切な装置により置き換えることができる。更に、釣銭口２４は、取出口１８内に
置かれるとして示される。これにより、消費者は、選択された販売品と釣銭の両
方を取り出すために一つの一般的な位置に達することができる。この配列は消費
者にとって非常に便利であり、消費者は最初に釣銭を取り、次いで選択された品
物を取ることが要求されないため、総処理時間を速くすることができる。釣銭と
品物の取出しは、一連の連続段階で行うことができる。釣銭口２４は取出口１８
内に示されたが、この釣銭口２４は、販売機１０上のその他の適宜適切な場所に
置くことができる。事実、選択ボタン１２、１２’、札挿入口１４、コインスロ
ット１６、取出口１８、ビデオディスプレイ２２、及び釣銭口２４は、販売機の
正面の辺で動かすことができる。

【００１８】 図２を参照すれば、選択ボタン１２の一つがより詳細に示される。この選択ボ
タン１２は、消費者が係合し得る外面２６を持つ。この外面２６は、販売する品
物を連想させる形を持つ。特に、図５に示されるような飲料缶３４は、選択ボタ
ン１２が使用されるときに売られるように意図される。図５に示されるこの缶は
選択ボタン１２と同様に見え、従ってボタン１２は販売される品物を連想させる
。選択ボタン１２の３次元形状及びこのボタンに組み合わせられた絵が、販売さ
れる品物と消費者の意向との結び付きを形成する。

【００１９】 選択ボタン１２の外面２６は、一般に平行な両側の２個の側面２８及び３０を
持つ。これら両側の面２８、３０は、ボタン１２が表現する飲料缶の頂部と底部
とを形成する。ボタンの外面は、更に半円形の湾曲した側面３２を持つ。この選
択ボタン１２は、缶３４のような完全な円筒体ではなくて、典型的な飲料缶を形
成する円筒の半分のような部分だけとして意図される。

【００２０】 図３は選択ボタン１２の側面図を示し、一方、図４は両側の側面の一方２８が
見える平面図を示す。図３及び４のこれらの図から、円筒のボタン１２の半円筒
状の形を見ることができる。

【００２１】 図５に示された飲料缶４６は、例えば、典型的にテーパーにされた頂部３８及
び凹んだタブ３６を持つであろう。選択ボタン１２は、飲料缶３４のこれらの特
徴の全部を正確に複製したものではない。換言すれば、テーパーになっている上
の面３８とタブ３６とはボタン１２における模擬においては図２に示されるよう
に省略される。希望するならば、これらの特徴を、ボタン１２に設け得ることは
勿論である。しかし、選択ボタン１２の３次元形状及び組み合わせられた絵４０
は、これにより、販売機１０より販売される品物を連想させるに十分に飲料缶３
６と似ている。従って、少なくも３次元形状を持った選択ボタン１２は、そのボ
タン１２の作動時に販売される品物の情報を消費者に与える手段として働く。

【００２２】 ボタン１２の３次元形状とは別に、絵４０も販売される品物を連想させる。図
２は、商標名「コカコーラクラシック」、コンツァーボトル、並びに飲料缶３６
からの標語を示す。図２に示される絵４０は、この選択ボタンに使用される特定
の絵に限定することを意味するものではない。そうではなくて、図２は、選択ボ
タン１２が、販売される品物、缶３６にどの程度似ているかを示すだけである。
希望するならば、製品の大きさ又は別の何かの追加の標語のような追加のグラフ
ィックスを選択ボタン１２に持たせることができる。また、コカコーラクラシッ
クだけではなく、スプライト、ダイエットコーク又はその他の販売品のブランド
を、図２に示される絵４０により図示することができる。図２には幾つかの絵が
含まれるが、図１、３、及び４においては図を明瞭にするためにこれらの絵は省
略されている。選択ボタン１２、１２’は、これにより販売される品物について
の適切な絵を有するであろうということが考えられる。

【００２３】 更に、販売機１０からは飲料缶３４を売ることができるが、ビン入りの飲料の
ようなその他の形式の品物を売ることも可能である。選択ボタン１２と組み合わ
せられた３次元形状及び絵は、販売される品物に適合するように変えることがで
きる。従って、本発明の原理は多くの異なった形式の販売機に適用できる。事実
、これらの原理は、コインによる作動を要しない販売機に、或いは機械に適宜の
希望の形で配置された選択ボタンを有する販売機に適用可能である。更に、ブラ
ンドの認識により、消費者は販売機のテキストを読む必要なしに買う品物を選ぶ
ことができる。そこで、本発明の原理は、販売される品物についての世界的な情
報を提供する。

【００２４】 図２に見られるように、絵４０はテキスト及び絵の素材の両者を含む。絵の素
材のみ又はテキストのみを含むことが可能であり、また選択ボタン１２の３次元
形状と組み合ったこれらの絵は、消費者に、そのボタン１２を作動させたときに
販売される品物の情報を与える手段を提供するであろう。

【００２５】 販売機１０からビンが売られる場合は、選択ボタン１２又は１２’は、ビンの
形にすることができる。言うまでもなく、ビンの形と同時に、売られるビンに対
する絵を、飲料缶３４が売られるときに設けられていた絵と同様に、選択ボタン
上に設けることができる。

【００２６】 本発明は、販売機１０から販売される品物の情報を消費者に迅速に与える方法
を提供する。この方法は、販売機１０の少なくも１個の選択ボタン１２を提供す
る段階を含む。この場合も、少なくも１個の選択ボタンには、飲料缶３４のよう
な販売される品物の形を連想させる３次元形状が与えられる。販売する品物を模
擬した絵４０が少なくも１個の選択ボタンに表示され、これにより、少なくも１
個の選択ボタン１２における３次元形状と絵４０とが販売される品物を模擬する
。このため、消費者は、販売される品物の視覚的情報が与えられる。ボタン１２
を作動させると、飲料缶３４のような選択された品物は機械１０から取出口１８
を経て売られる。

【００２７】 「コーク」、「コカコーラクラシック」、「スプライト」、「ダイエットコー
ク」、及びコンツァーボトルは、全てコカコーラ社の登録商標である。

【００２８】 説明された本発明は、これを多くの方法で変更できることが明らかであろう。
かかる変更は本発明の精神及び範囲から離れると考えるべきでなく、本技術の熟
練者に明らかなかかる変更の全ては請求項の範囲内に含まれることが意図される
。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本発明の選択ボタンを複数個有する販売機の前方からの斜視図である。

【図２】 本発明の選択ボタンの１個の拡大図である。

【図３】 図２に示された選択ボタンの明瞭化のため絵を省略した側面図である。

【図４】 図２の選択ボタンの平面図である。

【図５】 販売機から販売される品物の形式の例である。

【手続補正書】特許協力条約第３４条補正の翻訳文提出書

【提出日】平成１２年６月２７日（２０００．６．２７）

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】特許請求の範囲

【補正方法】変更

【補正内容】

【特許請求の範囲】

【請求項３】 少なくも１個のボタンの外面の湾曲した側面が半円筒状であ
り、かつ２個の両側の側面と湾曲した側面とが少なくも１個のボタンの外面の全
てを構成する請求項２に説明された販売機。

【請求項５】 販売される品物の情報を消費者に与える手段を有する販売機
ハウジング上に複数の選択ボタンが設けられ、かつ販売される品物の放出用の販
売機ハウジング上のポートを更に備える請求項１に説明された販売機。

【請求項６】 販売機ハウジング上の販売機の選択ボタンの全てが消費者に
情報を与える前記手段を有し、選択ボタンの全てが販売される品物と実質的に匹
敵する形状を有する請求項５に説明された販売機。

【請求項７】 販売機から販売される品物の情報を消費者に与える方法であ
って、 販売機から販売される品物のある部分の形状に実質的に適合するような比率さ
れた寸法を有する３次元形状の少なくも１個の選択ボタンを準備し、そして 販売される品物の絵と実質的に匹敵する絵を少なくも１個の選択ボタン上に表
示する 諸段階を含み、 これにより少なくも１個の選択ボタンの３次元形状の比例した寸法と絵とが販
売される品物のある部分と実質的に匹敵し、これにより販売される品物の視覚情
報を消費者に与える方法。

【請求項８】 少なくも１個の選択ボタンの作動の際に販売機から飲料容器
を販売する段階を更に含み、少なくも１個のボタンの３次元形状と絵とが飲料容
器と実質的に匹敵する請求項７に説明された消費者に情報を与える方法。

【請求項９】 選択ボタンの大部分が飲料容器と実質的に匹敵する３次元形
状と絵とを有する複数の選択ボタンを準備し、 販売機内の飲料容器の複数の異なったブランドを分類し、そして 異なった選択ボタンの作動の際に販売機から異なったブランドの飲料容器を販
売し、異なったボタンの各が異なったブランドの飲料と実質的に匹敵するように
異なった選択ボタンの各が異なった３次元形状又は絵を有する 請求項８に説明された消費者に情報を与える方法。

【請求項１０】 少なくも１個の選択ボタンと実質的に匹敵する飲料容器が
飲料缶である請求項８に説明された消費者に情報を与える方法。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＣＹ， ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，Ｉ Ｔ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＧＷ，ＭＬ， ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＧＭ，Ｋ Ｅ，ＬＳ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＬ，ＳＺ，ＵＧ，ＺＷ)，Ｅ Ａ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ ，ＴＭ)，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＵ，ＣＺ， ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＤ，ＧＥ，Ｇ Ｈ，ＧＭ，ＨＲ，ＨＵ，ＩＤ，ＩＬ，ＩＮ，ＩＳ，ＪＰ ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ， ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，Ｍ Ｗ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＬ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ， ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＺ，ＶＮ，ＹＵ，ＺＡ，ＺＷ Ｆターム(参考） 3E044 AA01 CA02

Claims (21)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 販売機用の選択ボタンであって、販売される品物を連想させ
   る３次元形状を有する選択ボタン。
2. 【請求項２】 ボタンが販売される品物の外見を有するように、販売される
   品物を模擬している絵をボタン上に有する請求項１に説明された選択ボタン。
3. 【請求項３】 選択ボタンが飲料缶の外見を有する請求項２に説明された選
   択ボタン。
4. 【請求項４】 少なくも両側の２個の側面を有するボタンの外面が消費者と
   係合し得る請求項１に説明された選択ボタン。
5. 【請求項５】 ボタンの外面が販売される品物を連想させる３次元形状を有
   する請求項４に説明された選択ボタン。
6. 【請求項６】 外面の２個の両側の側面が一般に平行であり、かつボタンの
   外面が２個の両側の間に湾曲した側面を更に備える請求項４に説明された選択ボ
   タン。
7. 【請求項７】 ボタンの外面の湾曲した側面が半円筒状であり、かつ湾曲し
   た側面と２個の両側の側面とがボタンの外面の全てを構成する請求項６に説明さ
   れた選択ボタン。
8. 【請求項８】 ボタンが販売される品物の外見を有するように販売される品
   物を模擬している絵をボタン上に更に備える請求項７に説明された選択ボタン。
9. 【請求項９】 選択ボタンが飲料缶の外見を有する請求項８に説明された選
   択ボタン。
10. 【請求項１０】 絵がテキストと絵の素材との両者を有する請求項８に説明
    された選択ボタン。
11. 【請求項１１】 販売機、及び 少なくも１個の選択ボタンがボタン作動時に販売される品物の情報を消費者に
    与える手段を有する販売機上の少なくも１個の選択ボタン を備え、 この情報手段が販売される品物を連想させるボタンの３次元形状を有する 販売機。
12. 【請求項１２】 情報手段が少なくも１個のボタン上の絵を更に有し、少な
    くも１個のボタンが販売される品物の外見を有するようにこの絵が販売される品
    物を模擬している請求項１１に説明された販売機。
13. 【請求項１３】 少なくも１個のボタンの外面が消費者と係合することがで
    き、少なくも１個のボタンの外面が２個の両側の側面とこの２個の両側の側面の
    間に湾曲面を有する請求項１１に説明された販売機。
14. 【請求項１４】 少なくも１個のボタンの外面の湾曲した側面が半円筒状で
    あり、かつ２個の両側の側面と湾曲した側面とが少なくも１個のボタンの外面の
    全てを構成する請求項１３に説明された販売機。
15. 【請求項１５】 少なくも１個のボタン、飲料缶の外見を有する選択ボタン
    上に更に絵を有する請求項１４に説明された販売機。
16. 【請求項１６】 販売される品物の情報を消費者に与える手段を有する販売
    機ハウジング上に複数の選択ボタンが設けられ、かつ販売される品物の放出用の
    販売機ハウジング上のポートを更に備える請求項１１に説明された販売機。
17. 【請求項１７】 販売機ハウジング上の販売機の選択ボタンの全てが消費者
    に情報を与える前記手段を有し、選択ボタンの全てが販売される品物の形状を有
    する請求項１６に説明された販売機。
18. 【請求項１８】 販売機から販売される品物の情報を消費者に与える方法で
    あって、 販売機から販売される品物の形状を連想させる３次元形状の少なくも１個の選
    択ボタンを準備し、そして 販売される品物を模擬した絵を少なくも１個の選択ボタン上に表示する 諸段階を含み、 これにより少なくも１個の選択ボタンの３次元形状と絵とが販売される品物を
    模擬し、これにより販売される品物の視覚情報を消費者に与える方法。
19. 【請求項１９】 少なくも１個の選択ボタンの作動の際に販売機から飲料容
    器を販売する段階を更に含み、少なくも１個のボタンの３次元形状と絵とが飲料
    容器を連想させかつこれを模擬している請求項１８に説明された消費者に情報を
    与える方法。
20. 【請求項２０】 選択ボタンの大部分が飲料容器を連想させかつ模擬してい
    る３次元形状と絵とを有する複数の選択ボタンを準備し、 販売機内の飲料容器の複数の異なったブランドを分類し、そして 異なった選択ボタンの作動の際に販売機から異なったブランドの飲料容器を販
    売し、異なった選択ボタンの各が異なったブランドの飲料を連想させかつ模擬す
    るように異なった選択ボタンの各が異なった３次元形状又は絵を有する 請求項１９に説明された消費者に情報を与える方法。
21. 【請求項２１】 少なくも１個の選択ボタンにより連想されかつ模擬された
    飲料容器が飲料缶である請求項１９に説明された消費者に情報を与える方法。