JP2002518659A - 熱交換器 - Google Patents

熱交換器

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JP2002518659A
JP2002518659A JP2000555057A JP2000555057A JP2002518659A JP 2002518659 A JP2002518659 A JP 2002518659A JP 2000555057 A JP2000555057 A JP 2000555057A JP 2000555057 A JP2000555057 A JP 2000555057A JP 2002518659 A JP2002518659 A JP 2002518659A
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heat exchanger
plate
plates
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JP2000555057A
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シモンズ、キース、トーマス
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チャート、ヒート、エクスチェンジャーズ、リミテッド
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F3/00Plate-like or laminated elements; Assemblies of plate-like or laminated elements
    • F28F3/08Elements constructed for building-up into stacks, e.g. capable of being taken apart for cleaning
    • F28F3/086Elements constructed for building-up into stacks, e.g. capable of being taken apart for cleaning having one or more openings therein forming tubular heat-exchange passages
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28DHEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
    • F28D9/00Heat-exchange apparatus having stationary plate-like or laminated conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall
    • F28D9/0062Heat-exchange apparatus having stationary plate-like or laminated conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall the conduits for one heat-exchange medium being formed by spaced plates with inserted elements
    • F28D9/0075Heat-exchange apparatus having stationary plate-like or laminated conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall the conduits for one heat-exchange medium being formed by spaced plates with inserted elements the plates having openings therein for circulation of the heat-exchange medium from one conduit to another

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  • Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)
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  • Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 この発明は、改良されたいわゆるピン・フィンタイプの熱交換器を提供するものである。この熱交換器は、孔があけられた平行な板(10、20、30、70、80)が複数個の貫通孔(15A)を持っている熱交換器において、上記貫通孔(15A)が、間隔をおいて列をなして並び、板の厚みに等しい厚みを持った柱構成材(16、21、31)の外郭を形成しており、柱構成材(16、21、31)がリガメント(17、22A、22B、32、33)によって一体に結合され、各リガメントが1対の隣接する柱構成材の間に延びており、リガメント(17、22A、22B、32、33)が板の厚みよりも小さい厚みを持っており、どの1つの板の柱構成材(16、21、31)も積重ね体の中でどの隣接した板の柱構成材(16、21、31)とも全く一致しており、それによって積重ね体は列をなして並んだ個々の柱を備えることとなり、各柱は板(10、20、30、70、80)の平面に垂直に延びており、それによって積重ね体の中を流れる流体が、曲がりくねった流路をたどることを強いられ、柱の周りを流れることを特徴とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、熱交換器に関するものであり、とくにいわゆる「ピン・フィン」
タイプの熱交換器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
「ピン・フィン」タイプの熱交換器は原理的には何年も前からよく知られてお
り、本質的には多数の薄い金属板の積重ね体から成り、積重ね体中の隣接する複
数対の板が間隔をおいた複数の柱又はピンによって隔てられており、柱又はピン
が熱交換器のフィンとして働き、即ち望ましい二次面を作り出している。この積
重ね体中を流れる流体は、隣接する複数対の板の間を通り、曲がりくねった経路
をたどるように強制されて、積重ね体の一側から他側へ進行する間にピンの周り
を流れる。そのような流れ、従ってピンによって引き起こされる乱流は、理論上
は積重ね体として良好な熱の移動特性をもたらすこととなる。
【0003】 ピンは、本質的には、むくの金属で作られた柱であって、その両端で1対の板
に結合される必要があり、従ってピンは板の間に挟まれて板に垂直になっている
。板は熱交換器の主たる表面を構成し、色々な流れを分離し、上に述べたピンは
二次的な表面積を与えている。
【0004】 ピンは、好ましくは、表面接触抵抗を小さくするような方法で、例えばろう付
け、溶接、拡散結合(diffusion bonding)その他色々な手段
によって、結合される必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、実際には、ピン・フィン積重ね体を作ることは困難であることが判明
した。板とピンとが満足に結合されるために必要な条件、例えば温度及び圧力の
条件を作り出している間、ピンを互いに正しい間隔に維持することは困難である
ことが判明した。
【0006】 従って、この発明の目的は、必要な許容差に合わせて正確に一貫して製造する
ことができ、熱交換能力が改善されたピン・フィン熱交換器を提供することであ
る。
【0007】
【課題解決の手段】
それゆえ、一面ではこの発明は熱交換器を提供するものであって、その熱交換
器は、孔があけられた平行な板の積重ね体からなり、積重ね体の各板は複数箇の
貫通孔を持っている熱交換器であって、上記貫通孔は間隔をおいて列をなして並
び上記板の厚みに等しい厚みを持った柱構成材(column precurs
or)の外郭を形成しており、上記柱構成材はリガメントによって一体に結合さ
れ、各リガメントは1対の隣接する柱構成材の間に延びており、リガメントは上
記板の厚みよりも小さい厚みを持っており、どの1つの板の柱構成材も積重ね体
の中でどの隣接した板の柱構成材とも全く一致しており、それによって積重ね体
は列をなして並んだ個々の柱を備えることとなり、各柱は上記板の平面に垂直に
延びており、それによって積重ね体の中を流れる流体は曲がりくねった流路をた
どることを強いられ、柱の周りを流れることを特徴とするものである。
【0008】 何れの対の隣接する板においても、各板のリガメントは、その対のうちの他の
板のリガメントに対して位置をズラして食い違いに置かれ、それによって一層乱
流を生じ易いチャンネルが、積重ね体の中に、すなわち柱の周りと各リガメント
の上又は下に形成されることが好ましい。
【0009】 こうして流体は、板の一端から他端へ板に沿って進むのであるから、流れは、
ほぼ板の平面の方向になっている。しかし、リガメントの下及び上で付加的な乱
流が引き起こされる。
【0010】 他面では、この発明は、間隔をおいて列をなして並ぶ柱構成材を備えた孔のあ
けられた板を提供するものであり、その板は、柱構成材が板の厚みに等しい厚み
を持っていてリガメントによって一体に結合され、各リガメントが隣接する1対
の柱構成材の間に延びていて、板の厚みよりも小さい厚みを持っていることを特
徴とするものである。
【0011】
【発明実施の態様】
積重ね体の上端及び下端は、何れも従来のむくの板で閉じられてもよく、また
入口、出口、ヘッドタンク等の特徴は、必要に応じて付与することができる。積
重ね体の側板又は棒は、積重ね体を構成している各板の縁の周りにある孔のあけ
られていない周縁部分を積み重ねることによって構成するのが好ましく、上記の
孔のあけられていない周縁部分は板の一部として一体に構成される。
【0012】 板にあけられた貫通孔と、リガメントの小さい厚みとは、何れも光化学的なエ
ッチングによって作ることが好ましいが、そのような技術は当業界ではよく知ら
れている。しかし、必要ならば例えば火花浸蝕のような他の手段を用いてもよい
【0013】 少なくとも2種類の異なった型のリガメントを用い、従ってこれらリガメント
は積重ね体の中では完全に一致しないことが好ましい。少なくとも、2種の異な
った板を用い、即ち板が違った型のリガメントを持つことが好ましい。こうする
と、積重ね体の中の曲がりくねった流路が、柱の縦軸の周り及び縦軸に垂直に形
成されるだけでなく、またリガメントの表面の至るところで形成される。
【0014】 柱構成材、従って柱は、好ましい実施態様では、横断面が円形であってもよい
が、このことは重要ではなくてエッチングその他の方法で板に形成する型を適当
に選択することにより、例えば楕円形、正方形、長方形、三角形など、どのよう
な他の望ましい断面にすることができる。
【0015】 大きさすなわち断面積と柱のピッチとは、特定の状況に合うように広く変化さ
せることができるので、当業者は特殊な必要に適した寸法と配置とを容易に決定
することができる。同様に、リガメントの厚みと幅、板の厚み、及び積重ね体の
中の板の数は、必要とされる結果を達成するために決定することができる。
【0016】 この発明の積重ね体は、これを多数一体に結合させることができ、そこでは孔
のあけられた板からなる各積重ね体が孔のあけられていない、即ちむくの板によ
って、隣接する積重ね体から隔てられており、それによって、多数の積重ね体内
を2つ又は3つ以上の流体の流れが別々に通過し、それらの流れの間で望ましい
熱の移動を達成させることができる。
【0017】 他の実施態様では、この発明に係る積重ね体が複数箇設けられており、その中
では隣接した流れを孔のあけられていない板によって分離しないで、孔のあけら
れた板によって分離して、例えば化学反応を起こさせるために、高圧下の流体を
1つの流れから、隣接した流れの低圧下にある流体中へ、制御しながら注入する
ことができる。
【0018】 リガメントの厚みは、必要に応じて、流体の流れを多少妨害するように選択さ
れる。こうして、流体の速度変化と流体の流れの中の乱流を、適当に設計した板
の型によって達成することができる。従って熱の移動の増加(及びこれに関連す
る圧力低下)は、リガメントの寸法を適当に変えることにより達成することがで
きる。従って、そのような効果を小さくしようとする場合には、薄いリガメント
を採用すればよい。
【0019】 板はその形状が平面で円形、正方形又はそのほかどのような形状のものであっ
てもよく、また例えばエッチングによって柱とリガメントの望ましい型を作るこ
とができる材料であれば、どのような材料からも作ることができるが、通常は金
属である。1つの積重ね体の中の板は、すべて同じ材料からなることが好ましく
、例えば厚みが0.5mm又はそれ以下の薄い金属板であることが好ましい。そ
の材料は、ステンレススチールであることが好ましいが、他の金属例えばアルミ
ニウム、銅、チタン、又はそれらの合金を用いることができる。
【0020】 積重ね体の構成部品は、拡散結合又はろう付け又はその他の適当な手段によっ
て一体に結合させることができる。拡散結合は、それが可能な場合には好ましい
が、アルミニウムの場合には、拡散結合させることが困難であるから、ろう付け
が必要となる。その場合には、例えば箔又は蒸気溶着のようなろう付け媒体を与
える他の手段を用いることもできるが、ろう付けの技術によって満足な結合を達
成するためには、適当なろう付け合金を使用して、例えば加熱ロールによる加圧
結合によってアルミニウム表面を被覆することが好ましい。
【0021】 積重ね体の板は、その端に延長部分を備えていてもよい。1つの形式では、延
長部分が1つの積重ね体中で板の固定を助けるためのラグであってもよい。その
ようなラグは、積重ね体を組み立てたあとで、例えばラグが板に結合している線
に沿い、厚みの途中でエッチングによって、壊れて離れるように設計することも
できる。その代わり及び/又はそれに加えて、延長部分は積重ね体の状態で一体
に嵌まり合うような形状にして、例えば積重ね体の側面に1箇又は2箇以上のタ
ンクを付設するようにすることもできる。そのような各延長部分は、例えば平坦
なループ例えば半円輪郭の形状で、板の周縁に孔を形成しており、板が一体に積
み重ねられると、隣接している板の孔がタンクの内容積を形成するようにするこ
ともできる。ループはその両端で板に接続されるだけでなく、また狭い交差部材
によって孔を横切って板に接続され、さらに機械的に補強し、こうして内部の圧
力に対して一層大きな抵抗を与えることもできる。こうして形成された各タンク
は、積重ね体を横切る通路内へ流体を供給することができる。
【0022】 触媒を作用させようとする流体が通る通路内に、触媒物質を堆積させて、熱交
換器のような構造物内で化学反応に触媒を関与させることができることは、既に
知られている。
【0023】 この発明のさらに別に実施態様では、熱交換器/触媒反応器(熱交換器兼触媒
反応器)が提供されるが、その熱交換器/触媒反応器は、触媒物質を含んだ複数
箇の通路を備えていて、この通路内を通る流体中での化学反応を促進させるもの
であり、これらの通路は、この発明に係るピン・フィン構造を持った孔のあけら
れた板を平行に積み重ねた物から、中間にある板によって隔てられているもので
ある。こうして、中間にある板によって隣接する通路から隔てられた板の積重ね
体は、あとで触媒物質が満たされ、孔があけられた板によって構成されており、
孔があけられた各板は間隔をおいて列をなして並んだ柱構成材を備え、柱構成材
は板の厚みに等しい厚みを持っており、複数対の隣接する柱構成材の間に延びる
リガメントによって一体に結合されており、リガメントは板の厚みよりも小さい
厚みを持つものである。この熱交換器の構造物が完成し試験されるときには、触
媒物質がその通路内に詰め込まれる。しかし、触媒物質の詰め込みは、普通所望
の使用位置に熱交換器/反応器を設置する直前に、完了されるものである。
【0024】 触媒物質を含む通路は、板の長さ方向へ進む平行なリブの間に外郭を形成され
ていて、そこに触媒物質を導入するのが好都合であり、その後寿命周期の終りに
除去することが好ましい。通路は、触媒物質を保持するために、金網によって一
端又は両端を閉じることができる。
【0025】 この別の実施態様により、触媒を含んでいる層に隣接した板の積重ね体内に、
加熱又は冷却用流体を通すことによって、化学反応のための加熱又は冷却を極め
て有効に行うことができる。上に指摘したように、この構造物は非常に曲がりく
ねった流れと乱流とを生じさせるので、とくにガス状の流体を使用して、非常に
良好な熱移動特性を達成することができる。従って、触媒が作用する反応は、も
しそれが発熱反応であれば、適当な冷却用流体を通すことによって効率よく冷却
することができ、又はそれが吸熱反応であれば、ピン・フィン積重ね体中に適当
な加熱用流体を通すことによって効率よく加熱し、従って反応を開始させ又は改
良することができる。
【0026】 この別の実施態様は、また上に記載した注入構造に結びつけて用いることがで
きる。すなわち、熱交換器は触媒物質を含んでいる通路を持った第1積重ね体と
、注入孔を持った中間にある板によって上記第1積重ね体から分離された隣接す
る第2積重ね体と、ピン・フィン冷却又は加熱構造を持った第3積重ね体とを備
えたものとすることができる。第1積重ね体は、例えば第2積重ね体と、第3積
重ね体との間に存在してもよく、又はそれらは第1、第2、第3の順序に存在し
てもよい。これら3つの積重ね体は、多数回繰り返されて、完全な熱交換器兼反
応器を構成してもよい事は言うまでもない。
【0027】 添付図面を参照しながら、1つの例を挙げるだけの積りで、以下にこの発明の
実施態様を説明するが、その場合、
【0028】 図1は、この発明に係る孔のあけられた1枚の板の平面図である。
【0029】 図2は、図1に示した板の中央部分の一部の拡大図である。
【0030】 図3は、図1に示した孔のあけられた板の周縁部分の厚み方向断面図である。
【0031】 図4は、この発明に係る孔のあけられた第2板の中央部分の拡大平面模型図で
ある。
【0032】 図5は、この発明に係る孔のあけられた第3板の図4と同様な模型図である。
【0033】 図6は、図4と図5の板が一体に積み重ねられた状態の拡大平面模型図である
【0034】 図7は、触媒反応器として使用するに適したこの発明の熱交換器の一部切欠斜
視図である。
【0035】 図8は、図7に示した熱交換器の内部で板が配置される状態を示した模型図で
ある。
【0036】 図9は、プロセス流体に化学反応を行わせるための流路を提供するために、図
7の熱交換器に用いられている第1タイプの板3枚からなる積重ね体の平面図で
ある。
【0037】 図10は、図9のX−X線断面図である。
【0038】 図11は、プロセス流体中に注入される流体反応物を提供するために、図7の
熱交換器に用いられる第2タイプの板の積重ね体の平面図である。
【0039】 図12は、図11の板に類似の別な板の積重ね体の平面図であって、その積重
ね体は必要なときに冷却用又は加熱用流体を提供するために、図7の熱交換器に
用いられる。
【0040】 図13は、図11及び図12の積重ね体の間に置かれる分離板又は中間に付設
される板の平面図である。
【0041】 図14は、図9及び図11の積重ね体の間に付設される注入板の平面図である
【0042】 図15は、この発明で用いられる別の板の一部の平面図である。
【0043】 図16は、この発明で用いられるさらに別の板の一部の図15と同様な平面図
である。
【0044】 図1、2及び3は、ほぼ長方形の孔のあけられた薄い金属板10で、周囲に孔
のあけられていない、周縁部分11を持った板を示している。板の各かど近くに
設けられている4箇の必須なループ12は、孔13の外郭を形成し、孔13は同
様な板が積み重ねられたときタンクを形成し、これに積重ね体への入口と積重ね
体からの出口が付設される。
【0045】 位置決め用ラグ14が板の4箇の各縁の中央に必要なものとして形成され、こ
の板を積重ね体に組み立てるのを容易にしている。
【0046】 周縁11の内側にある板の中央部分15は、エッチングされて多数の孔15A
(図2)を与えており、孔15Aは列をなして並んだ柱構成材とリガメントとの
外郭を形成しており、リガメントは隣接する柱構成材を一体に結合し、周縁部分
11に達している。中央部分15の一部が図2にさらに詳しく示されている。
【0047】 図2と図3は、柱構成材16とリガメント17との配列を示している。柱構成
材は横断面が円形で板の厚みに等しい高さを持っている。この配列では、柱構成
材が4箇の菱形のグループとして配置され、各グループはその柱構成材から他の
グループの柱構成材へ延びるリガメントによって、3箇又は4箇の隣接するグル
ープに接続されている。
【0048】 リガメント17はエッチングされて板の厚みの半分の厚みになっている。
【0049】 図4では、板20の中央部分が、列をなして並んだ断面長方形の柱構成材21
を幾列にも並べて備えており、一列中の各柱構成材は、斜めに延びる比較的薄い
、すなわち、平面ではリガメント22A又は22Bによって、次の列の隣接する
柱構成材に接続されている。第1列の柱構成材と第2列の柱構成材とを結ぶリガ
メント22Aは、次の列の間の柱構成材を結ぶリガメント22Bに対して、反対
方向に傾斜しており、この傾斜は板全体にわたって繰り返されている。
【0050】 図5では、板30の中央部分が図4と同じ直線状に並んだ柱構成材31を備え
ている。柱構成材31は、図4に示された板20の柱構成材21と同じ寸法を持
ち、板内で同じ位置に間隔をおいて存在している。板20と30とは同じ大きさ
のものである。
【0051】 柱構成材31はリガメント32によって同じ列の隣接する柱構成材に接続され
、リガメント33によって次の列の隣接する柱構成材に接続されている。
【0052】 板20と30とが、柱構成材を重ねて一体に積み重ねられると、その結果は図
6に示されるようになるが、そこでは板20が板30の上に位置している。従っ
て、柱構成材21だけが見えている。
【0053】 板が積み重ねられて熱交換器を構成されると、その場合には2箇の頭を持った
矢印が示す方向に流体は流れることとなる。
【0054】 このことから分かるように、対をなす板20と板30とが多数積み重ねられる
と、積重ね体内では、柱構成材が構成している柱の周りを流体が通過しなければ
ならないという必要以外に、さらにリガメント22A、22B、32及び33が
曲がりくねった通路を構成している。こうしてすぐれた熱移動特性が達成される
【0055】 図7では、熱交換器/触媒反応器50が、冷媒(又は必要ならば吸熱反応を開
始させるための加熱用流体)の入口51と出口52、及び流体反応物の入口53
と出口54とを備え、開放通路55から矢印Aの方向に沿って反応器50内へ入
ってくるプロセス流体の中へ上記流体反応物を以下で詳しく説明するように注入
する。上記の入口と出口とは、それぞれタンク60への入口とタンク61からの
出口となっており、それらのタンクから流体は適当な積重ね体へ供給される。
【0056】 反応器50は、勿論(図示していない)パイプライン又はその他の手段に気密
に接続されており、上記パイプライン又はその他の手段は、従来の手段によって
プロセスの流れを発生源から反応器50を通って適当な受器へ通すものである。
そのような接続は、反応器50の一方の端にあるフランジ50Bをパイプライン
又は他の手段に付設されている対応するフランジに、ボルト孔50Cを使ってボ
ルトで締め付けることによって行うのが便宜である。
【0057】 通路又はチャンネル55は、以下で図9及び図10を参照して説明する板の積
重ね体内に形成される。これらのチャンネルは触媒が詰め込まれており、使用期
間後に直ちに反応器50はパイプラインから外され、消費した触媒はチャンネル
55から取り出され、新しい触媒が挿入されて、その結果反応器は再使用できる
状態となる。
【0058】 網55Aがフレーム55B内に付設され、フランジ50Bに止められて、触媒
を通路55内に保持する。
【0059】 反応器50内の板の順序又は配置が図8に示されている。
【0060】 板の積重ね体全体の両端には、孔のあけられていないむくの板Sが存在するが
、板Sについては以下に図13を参照して説明する。
【0061】 図8の最下端の板Sの上には、積重ね体Aがあって、積重ね体Aは通路の外郭
を形成して、入口51からの冷媒(又は加熱)流を受ける。積重ね体Aの板は図
12を参照して以下に説明する。
【0062】 積重ね体Aの上方には別の分離板Sがある。板Sの上方には板の積重ね体Bが
あって、積重ね体Bは通路の外郭を形成して反応物流体を受ける。積重ね体Bの
板は図11を参照して以下で説明する。
【0063】 積重ね体Bの上には注入板Iがあるが、この注入板Iは図14を参照して以下
で説明する。
【0064】 注入板Iの上には板の積重ね体Cがあって、積重ね体Cは、さきに言及したプ
ロセス流体の通路55の外郭を形成している。積重ね体Cの板は、図9と図10
を参照して以下で説明する。
【0065】 積重ね体Cの上には、別の分離板Sがある。
【0066】 その後、この構造が別の積重ね体Aなどを使用して必要な回数繰り返されて、
所望の容量の熱交換器/反応器50が作られる。
【0067】 分離板Sが図13に示されている。分離板Sは周縁部分56を持った平面長方
形のもので、周縁部分56は上に述べた手段の1つによって、隣接する板の対応
する周縁部分に結合される。周縁部分56は孔があけられていない、即ちむくの
中央部分57を包囲しており、中央部分57は流体が板Sの一側から他側へ流れ
ないようにする。板Sの各かどの近くにはループ延長部58があって、ループ延
長部58は包囲されている部分又は孔59の外郭を形成している。これらのルー
プ58は、熱交換器中の積み重ねられた他の板の対応する部分と積み重ねられて
、それぞれ2箇の入口タンク60及び2箇の出口タンク61を構成し、各タンク
の1つが図7に見えている。
【0068】 積重ね体Aの上端の板が図12に示されている。2箇又は3箇以上のそのよう
な板70が必要とされ、各板は周縁部分71と中央部分72とを持ち、周縁部分
71は隣接する板と結合するためのものである。中央部分72はピン・フィン構
造のものであるところ、ここでは図示していないが例えば図1−図3に示したよ
うな構造のものである。板Sの場合と同様に、板70のかど近くにループがある
が、そのうちの2つのループ73Aと73Bは、対向するかどにあって、孔74
を包囲しており、他の2つのループ73Cと73Dとは中央部分72に向かって
開いており、それによって冷媒流体の入口と出口とが形成され、冷媒流体は図7
に示した積重ね体A内の至るところを通過して、入口51から出口52へと進む
【0069】 積重ね体Bの上端の板が図11に示されている。2箇又は3箇以上のそのよう
な板が必要とされ、それらの板は板70と同じ構造のものとされる。こうして、
これらの板はピン・フィン構造の中央部分82を包囲する周縁部分81を持つも
のとなる。また、それらの板は包囲ループ83A及び83Bとループ83Cと8
3Dとを備え、あとの2箇のループは流体反応物の入口と出口とを形成し、流体
反応物は第7図の入口53から積重ね体Bの至るところを通過して出口54へと
進む。
【0070】 注入板Iが図14に示されている。注入板Iは上に述べた板と同じ長方形のも
ので、中央部分92を包囲している周縁部分91を備えている。中央部分92は
孔があけられていないというものではなくて、厚み方向に貫通する一連の注入孔
90を備えている。このため、板Iの一側にある積重ね体Bを通り抜けた流体反
応物は、板Iの他側にある積重ね体Cを通り抜けて来たプロセス流体よりは、よ
り高い圧力下にあるように配置されることができ、これによって流体反応物は孔
90からプロセス流体中へ注入されることとなり、望ましい化学反応を惹き起こ
すこととなる。孔90は、流体反応物の必要量を注入するに適した大きさと分散
状態とを持つものとされる。
【0071】 さきに述べた板の場合と同様に、板Iはかどにループ93A、B、C、Dを備
え、各ループは孔94を包囲し、図7に示したようにタンク60と61との一部
を構成する。
【0072】 積重ね体Cの板100が図9と図10に示されている。この積重ね体では3枚
の板が示されているが、必要によりそれ以上又はそれ以下の板を使用してもよい
ことは、云うまでもない。また、板100は、長方形で、2箇の長い縁に沿って
周縁部分101を備えている。短い縁に沿った周縁部分101Aと101Bとは
、この板が他の板と結合されて熱交換器となったあとで、線X−X及びXI−X
Iに沿って切断されて、取り除けるように設計されている。
【0073】 各板100の中央部分102は、長い縁に沿って延びる一連の平行リブ103
を備えている。隣接する対をなすリブ103の間、及び一番外側の各リブ103
と周縁部分101との間には、開いたチャンネル104(図7のチャンネル55
と均等)がある。このチャンネルは板の厚みを完全に貫通している。両端101
Aと101Bとが取り除かれると、プロセス流体が、矢印Aで示したように、以
前、端101Bのあった積重ね体Cの一側から、チャンネル104に沿って進み
、以前、端101Aのあった他端で外へ出る。ここの矢印Aは、図7の矢印Aに
対応している。
【0074】 リブ103は、板100の両端101Aと101Bに接続されていることによ
って、初めその位置に保持されるものであることは云うまでもない。積重ね体の
板が一体に結合されると、リブ103は下方の板I又は上方の板Sに結合され(
図8に示すような配置になり)、又は隣接する板100の対応するリブに結合さ
れる。従って、端101Aと101Bとが取り除かれると、リブは適所に確実に
残る。
【0075】 チャンネル104は触媒を詰められて、積重ね体Aの至るところを通過するプ
ロセス流体と、積重ね体Bから注入される流体反応物との間の反応を促進する。
【0076】 各板102は、かどにループ105A、B、C、Dを備え、孔106を完全に
包囲してタンク60と61の一部を構成する。
【0077】 一例を挙げるだけの積りで述べると、板100は厚みが約2mmであり、その
ような板を必要な数だけ一体に積み重ねて所望のチャンネル高さとする。
【0078】 図15は、板110のループ延長部を示している。
【0079】 ループ延長部111は孔112部分の外郭を形成しており、孔112は開口し
て板の中央部分113に通じており、中央部分113は上に述べたピン・フィン
構造となっている。こうして、このループ延長部はピン・フィン通路の入口又は
出口の一部を構成している。
【0080】 ループ延長部111は、交差部材114によって補強され、各交差部材はルー
プの内部周縁から延びて、ピン・フィン構造物113の一部に接続している。
【0081】 図16は、板120の別の違った形状のループ延長部を示している。ループ延
長部121は、孔122の外郭を形成しており、孔122は板の中央にあるピン
・フィン部分123から、閉じて分離されている。また、ループは交差部材12
4によって補強され、交差部材124はループ121と孔があけられていない周
縁部分125との間で孔122の外郭を形成しており、周縁部分125は孔12
2を板のピン・フィン部分から分離している。
【0082】 2箇又は3箇以上の板110又は120が一体に積み重ねられる場合には、積
み重ねられたループによって形成されるタンク内には、曲がりくねった道ができ
るように、交差部材114又は124をそれぞれ隣接する板の交差部材と食い違
いにすることが望ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係る孔のあけられた板の平面図。
【図2】 図1に示した板の中央部分の拡大図。
【図3】 図1に示した板の周縁部分の厚み方向断面図。
【図4】 この発明に係る孔のあけられた別の板の中央部の拡大平面図。
【図5】 この発明に係る孔のあけられたさらに別の板の中央部の拡大平面図。
【図6】 図4と図5に示した板の積み重ね状態を示す平面図。
【図7】 この発明に係る熱交換器の一部切欠斜視図。
【図8】 図7に示した熱交換器内での板の配置状態を示す模型図。
【図9】 この発明に係る熱交換器に用いられる積重ね体の平面図。
【図10】 図9に示した積重ね体のX−X線断面図。
【図11】 この発明に係る熱交換器に用いられる別の積重ね体の平面図。
【図12】 この発明に係る熱交換器に用いられるさらに別の積重ね体の平面図。
【図13】 この発明で用いることのできる分離板又は中間にある板の平面図。
【図14】 この発明で用いることのできる注入板の平面図
【図15】 この発明で用いられる別の板の一部平面図。
【図16】 この発明で用いられるさらに別の板の一部平面図。
【符号の説明】
11、56、71、81、91、101、125 周縁部分 12、58、73、83、93、105、111、121 ループ 90 孔 13、15A、59、74、94、106、 孔 112 孔 122 孔 14 ラグ 15、57、72、82、92、102、113 中央部分 16、21、31 柱構成材 17、22A、22B、32、33 リガメント 10、20、30、70、80、100、102、110、120、I、S 板 50 反応器 51、53、60 入口 52、54、61 出口 60、61 タンク 50B フランジ 50C ボルト孔 55、104 通路又はチャンネル 55A 網 55B フレーム 103 リブ 114、124 交差部材 113 ピン・フィン構造物 123 ピン・フィン部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB ,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ, DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD,GE,G H,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP ,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR, LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,M W,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD ,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR, TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZA,Z W 【要約の続き】 ものである。

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 孔があけられた平行な板の(10、20、30、70、80
    )の積重ね体からなり、積重ね体の各板(10、20、30、70、80)が複
    数箇の貫通孔(15A)を持っている熱交換器であって、上記貫通孔(15A)
    は、間隔をおいて列をなして並び、板の厚みに等しい厚みを持った柱構成材(1
    6、21、31)の外郭を形成しており、柱構成材(16、21、31)はリガ
    メント(17、22A、22B、32、33)によって一体に結合され、各リガ
    メントは1対の隣接する柱構成材の間に延びており、リガメント(17、22A
    、22B、32、33)は板の厚みよりも小さい厚みを持っており、どの1つの
    板の柱構成材(16、21、31)も積重ね体の中でどの隣接した板の柱構成材
    (16、21、31)とも全く一致しており、それによって積重ね体は列をなし
    て並んだ個々の柱を備えることとなり、各柱は板(10、20、30、70、8
    0)の平面に垂直に延びており、それによって積重ね体の中を流れる流体が曲が
    りくねった流路をたどることを強いられ、柱の周りを流れることを特徴とする熱
    交換器。
  2. 【請求項2】 各対をなす隣接した板(20、30)のうちの各板のリガメ
    ント(22A、22B;32、33)は、その対のうちの他の板のリガメントに
    対して食い違いに置かれていることを特徴とする、請求項1に記載の熱交換器。
  3. 【請求項3】 積重ね体の上端及び下端は、孔があけられていない板(S)
    によって閉じられていることを特徴とする、請求項1又は2に記載の熱交換器。
  4. 【請求項4】 積重ね体が側板を備え、側板は積重ね体の中の個々の板の縁
    の周りに、孔があけられていない周縁部分(11、56、71、81、91、1
    01)を積み重ねることによって構成されていることを特徴とする、請求項1、
    2又は3に記載の熱交換器。
  5. 【請求項5】 板にある貫通孔(15A)と、リガメント(17、22A、
    22B、32、33)の小さい厚みが、光化学的エッチング又は火花浸蝕によっ
    て作られていることを特徴とする、前記請求項の何れか1つの項に記載の熱交換
    器。
  6. 【請求項6】 別様に孔があけられた少なくとも2箇の板(20、30)が
    用いられ、この2箇の板が異なったリガメント模様を持っていることを特徴とす
    る、前記請求項の何れか1つの項に記載の熱交換器。
  7. 【請求項7】 柱構成材(16、21、31)が円形断面のものであること
    を特徴とする、前記請求項の何れか1つの項に記載の熱交換器。
  8. 【請求項8】 熱交換器が孔のあけられた平行な板の積重ね体を複数個一体
    に結合したものからなり、各積重ね体はむくの孔のあけられていない板(S)に
    よって、隣接する積重ね体から分離されており、それによって2箇又は3箇以上
    の分離した流体通路が形成されていることを特徴とする、前記請求項の何れか1
    つの項に記載の熱交換器。
  9. 【請求項9】 孔のあけられた板(10、20、30、70、80)が厚み
    0.5mm又はそれ以下であることを特徴とする、前記請求項の何れか1つの項
    に記載の熱交換器。
  10. 【請求項10】 積重ね体の構成材料が一体に拡散結合されていることを特
    徴とする、前記請求項の何れか1つの項に記載の熱交換器。
  11. 【請求項11】 積重ね体の構成材料が一体にろう付けされていることを特
    徴とする、前記請求項の何れか1つの項に記載の熱交換器。
  12. 【請求項12】 積重ね体の板(10)がその縁にラグ(14)を備え、積
    重ね体における板の位置決めを助けていることを特徴とする、前記請求項の何れ
    か1つの項に記載の熱交換器。
  13. 【請求項13】 板(10、70、80、100、I、S)がそれぞれルー
    プ(12、73、83、105、93、58)の形状をした延長部を備え、ルー
    プが一体に積重なって積重ね体のそばに1箇又は2箇以上のタンクを形成してい
    ることを特徴とする、前記請求項の何れか1つの項に記載の熱交換器。
  14. 【請求項14】 ループ(111、121)が交差部材(114、124)
    によって補強されていることを特徴とする、請求項13に記載の熱交換器。
  15. 【請求項15】 熱交換器が板の積重ね体を複数箇含んでおり、1対の隣接
    する積重ね体が貫通孔(90)を持った板(I)によって隔てられていて、高圧
    下の流体を1つの積重ね体から、隣接する積重ね体内の低圧下の流体中へ制御し
    ながら注入できることを特徴とする、前記請求項の何れか1つの項に記載の熱交
    換器。
  16. 【請求項16】 熱交換器がさらに複数箇の通路(55、104)を備えて
    いて触媒物質を含んでおり、この通路は中間にある板(S)によって、孔があけ
    られた平行な板(10、20、30、70、80)の積重ね体から分離されてい
    ることを特徴とする、前記請求項の何れか1つの項に記載の熱交換器。
  17. 【請求項17】 触媒物質を含むべき通路(104)が、板の長さ方向に延
    びている平行なリブ(103)を備えた板(100)の間に形成されていること
    を特徴とする、請求項16に記載の熱交換器。
  18. 【請求項18】 触媒物質を含むべき通路(104)が、一端又は両端を網
    (55A)によって閉じられていることを特徴とする、請求項16又は17に記
    載の熱交換器。
  19. 【請求項19】 板(10、20、30、70、80)が間隔をおいて列を
    なして並ぶ柱構成材(16、21、31)を備え、その柱構成材は板の厚みに等
    しい厚みを持っていて、リガメント(17、22A、22B、32、33)によ
    って、一体に結合されており、各リガメントは1対の隣接する柱構成材(16、
    21、31)の間に延びていて、板の厚みよりも小さい厚みを持っていることを
    特徴とする、孔があけられた板。
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