JP2002518541A5 - - Google Patents

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【書類名】 明細書
【発明の名称】 顔料製剤
【特許請求の範囲】
【請求項1】 −40重量%以上の1種または2種以上の、真珠光沢顔料および/または1種または2種以上の金属酸化物で被覆されたSiO2小板である効果顔料
−0.5〜60重量%のポリアルキレングリコールおよび/または1種または2種以上のポリアルキレングリコール誘導体
−0.05〜5重量%の再分散助剤
−5〜35重量%の水または有機溶媒または溶媒混合物
−さらに0〜40重量%の少なくとも1種のヒドロキシル含有量の多い樹脂を含有することを特徴とする、粉末でない、均一な顔料製剤
【請求項2】 真珠光沢顔料が、TiO2/雲母またはFe雲母顔料であることを特徴とする、請求項1に記載の粉末でない、均一な顔料製剤
【請求項3】 SiO2小板が、TiO2および/またはFeで被覆されていることを特徴とする、請求項1に記載の粉末でない、均一な顔料製剤
【請求項4】 ポリアルキレングリコールが、ポリエチレングリコールまたはポリプロピレングリコールであることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の粉末でない、均一な顔料製剤
【請求項5】 再分散助剤が、ポリアクリレートまたはポリメタクリレートの繊維状粒子または球状粒子であることを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の粉末でない、均一な顔料製剤
【請求項6】 添加成分として、消泡剤、界面活性剤、湿潤剤、抗沈澱剤、レベリング剤、乾燥剤および/またはチキソトロピー剤を含有してもよいことを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載の粉末でない、均一な顔料製剤
【請求項7】 請求項1に記載の顔料製剤の、細粒、ブリケットおよびペレットのような乾燥製剤の製造における使用。
【請求項8】 請求項1に記載の粉末でない、均一な顔料製剤から製造される乾燥製剤であって、乾燥細粒をタブレット化、ブリケット化、ペレット化、細粒化、噴霧細粒化または押し出し成形することにより成形される、前記乾燥製剤
【請求項9】 請求項1に記載の顔料製剤から水または溶媒を用いることなく製造される乾燥製剤であって、樹脂および他の成分が顔料とともに高い温度で処理され流動可能または流動性溶解物を形成し、細粒が上記溶解物から滴下生成、遠心分離、または細粒化ディスクまたはドラムを用いることによって製造される、前記乾燥製剤
【請求項10】 請求項1または8記載の顔料製剤の、塗料、ワニス、印刷インキ、特にオフセット印刷および凹版印刷インキ、およびプラスチックにおける使用。
【請求項11】 粒子サイズが0.2〜80mmの、溶媒を含まない流動性細粒である、請求項1に記載の粉末でない、均一な顔料製剤
【発明の詳細な説明】
【0001】
本発明は、粉末でない均一な顔料製剤および印刷インキの前駆体として上記顔料製剤の使用に関する。
工業過程において、乾燥粉末状の顔料は、作業場所の安全性の点で粉末は、必要条件が増えるために滅多に用いられない。さらに、多くの場合、ベースコートシステム等の粉末をプラスチックに使用する場合、顔料粉末の凝集が見られる。それぞれのマトリックスにおける顔料の均一な分散は不可能ではないにしても大抵の場合、困難である。
【0002】
顔料粉末の替わりに、粉末でない顔料調合物を用いる。これらの調合物は:
−例えば、DE-C-2603211に記載の真珠光沢顔料をポリマーでコートした流動性粉末
−例えば、DE-A-4139993で公知の低水分量の流動性顔料粉末
−高水分量の顔料粉末、その流動可能な粘度のため、しばしばペーストとも言われている、または、
−例えば、EP 0 803 552で公知の印刷インキの前駆体としての乾燥製剤
がある。
【0003】
これらから製造されたペーストおよび乾燥製剤は、もし以下の一般的条件を満たせば、乾燥または含水粉末の技術上代替となる。
−流動可能な粘度
−最小の膨張性
−最大の顔料含有量
製剤/ペーストの成分は、それぞれのコーティングシステムの他の成分にできる限り綿密に合うように調合物を構成するように選択すべきであり、それに従って、容易に均一に分散される。
【0004】
コーティングシステムの他の成分との良好な適合性に加えて、顔料製剤は、高い安定性も必要とされる。即ち、相分離してはならない。この要件は、小板状顔料を基本とした顔料細粒の場合に特に問題となり、その構造のため顔料が相分離の際に互いに凝集しやすく、再びかき混ぜることが難しくなるためである。小板状基板を基本とした顔料は、顔料のサイズおよび濃度のために、容易に沈澱し、凝集し、互いに固まり非常に硬い沈澱物を形成するため、扱いに問題が生じる。この固まりは、再びかき混ぜることが一般的に難しい。これは、ワニス、塗料、および印刷インキの貯蔵およびその加工の関係でも、特に問題となる。
【0005】
従って、コーティング混合物中の小板状顔料の使用上および取り扱いの問題点を解決すべく、特に多くの方法が開発されてきた。コーティング混合物に、凝集の制御(机上の空論的な効果であるが)、擬塑性および/またはチキソトロピーな作用、または顔料の立体的および/または静電的反発作用を代替的にもたらす添加剤を使用することにより再び拡散させることが容易にできる。しかし、これらの添加剤は、コーティング特性に逆の効果をもたらしうるものである。特に、効果顔料の場合の明るさ、およびコーティングの均一性が損なわれうる。
【0006】
さらに、真珠光沢顔料粉末中の再分散剤の均一で安定な分散は難しく、および/または混合過程において再分散剤は、活性のいくらかを失うものである。
30重量%以上の顔料を含有しコーティングシステムに用いる効果顔料調合物の改良は今までなされてきたが、ほとんどの場合、それらの凝集およびずり増粘のために、上述の要件を十分に満たすのに役に立つものではない。
【0007】
従って、本発明の目的は、特にペーストおよび乾燥製剤状態の顔料製剤を提供することにあり、それらは、水系のコーティングシステムに非常に良好な効果で用いられ、高安定性、再分散し易くさらに同時にコーティングシステムの他の成分との高レベルでの適合性を特徴とするものである。さらに、本発明の顔料製剤は、例えば、ペレット、細粒等の状態の乾燥製剤を製造するのに適したものである。
驚くべきことに、本発明の顔料製剤を提供することによりこの目的が達成されることが見出された。
【0008】
従って、本発明は、以下のものを含有する粉末でない均一な顔料製剤を提供するものである。
−40重量%以上の1種または2種以上効果顔料
−0.5〜60重量%のポリアルキレングリコールおよび/または1種または2種以上のポリアルキレングリコール誘導体
−0〜10重量%の再分散助剤
−0〜40重量%の水または有機溶媒または溶媒混合物
−さらに0〜40重量%の少なくとも1種のヒドロキシル含有量の多い樹脂
【0009】
水分量に従って、本発明の製剤は流動可能なペーストか水分を含む流動性粉末である。ペーストおよび粉末の両方ともが、乾燥製剤の製造に好適であり、その一例としては、ペレット、細粒およびブリケットがある。本発明の顔料調合物から製造される乾燥製剤は、本発明によって同様に提供されるものである。
【0010】
用いる効果顔料は、好ましくは、市販の通常の金属効果顔料、例えば、アルミニウム薄片、例えば、Eckartからのスタパ−アルペースト(Stapa-Alupaste)(登録商標)またはスタンダート(Standart)、BASFからのパリオクロム(Paliochrom)(登録商標)、小板状酸化鉄、BiOCl、ホログラフィック顔料、および小板状を基本とする顔料、透明または半透明の基板、例えば、雲母といったフィロケイ酸塩、合成雲母、SiO薄片、TiO薄片、Al薄片、ガラス薄片、黒鉛薄片、タルク、セリサイト、カオリンまたは着色または無着色の金属酸化物で被覆された他のケイ酸塩材料、金属酸化物としては、例えば、TiO、チタン亜酸化物、チタン酸化窒化物、Fe、Fe、SnO、Cr、ZnO、CuO、NiOおよび他の金属酸化物を、単独または混合物で用い、均一な単層または連続層(多層顔料)である。真珠光沢顔料は、例えばドイツ国特許および特許出願、14 67 468、19 59 998、20 09 566、22 14 454、22 15 191、22 44 298、23 13 331、25 22 572、31 37 808、31 37 809、31 51 343、31 51 354、31 51 355、32 11 602 32 35 017およびP 38 42 330で知られており、例えばMerck KGaA, Darmstadt,FRGからのイリオジン(Iriodin)(登録商標)という商品名で市販されている。特に好ましい顔料細粒は、TiO/雲母、Fe/雲母および/またはTiO/Fe雲母顔料を含有する。SiO薄片は、例えば、WO 93/08237(化学湿式コーティング)またはDE-A 196 14 637(CVD法)に記載されているようにコーティングすることができる。
【0011】
本発明の顔料製剤は、1種または2種以上の効果顔料を含有してもよい。大抵の場合、少なくとも2種の異なる効果顔料を用いることで、特殊色効果および光沢効果を得ることができる。好ましい顔料細粒は、雲母および/またはSiO薄片を基本とする1種または2種以上の効果顔料を含有する。従来の(有機または無機の)着色顔料とカーボンブラックおよび/またはTiOを混ぜ合わせることもできる。
本発明の顔料調合物は、好ましくは、50〜95重量%、特に60〜80重量%の効果顔料を含有する。さらに好ましくは、効果顔料含有量が50重量%以上の顔料細粒である。
【0012】
本発明の顔料製剤は、必須成分として、ポリアルキレングリコールおよび/または適する誘導体を0.5〜60重量%、好ましくは、5〜40重量%、特に好ましくは、10〜30重量%含有する。当業者に知られているあらゆるポリアルキレングリコールまたはそれらの誘導体を用いることができる。例えば、Wiley-Interscience, John Wiley & Sonsによる「高分子科学と工学の百科事典(Encyclopaedia of Polymer Science and Engineering)」に記載されているようなポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコールおよびそれらのエステル、エーテルが好適である。
【0013】
さらに、ヒドロキシル含有量の多い樹脂、例えば、カルボキシセルロースおよびそれらのエーテルおよびエステルといったセルロース生成物、ポリビニルアルコール、多糖類およびポリビニルアセテートを0〜50重量%含有するとよい。当業者に知られているあらゆるヒドロキシル含有量の多い樹脂が適しており、特に、Karsten, Lackrohstofftabellen, 8版 1987年に明示されている化合物が適している。
【0014】
本発明の顔料調合物のさらなる成分として、再分散助剤、好ましくは、球状粒子、ポリアクリレートまたはポリメタクリレート、または繊維長0.1〜20μmの繊維状粒子を、顔料に対して、0〜10重量%、好ましくは、0.05〜5重量%、特に、0.01〜3重量%で含有する。
繊維状または球状粒子のようなかさ高い粒子の形状の再分散助剤の添加により、例えば、本発明のプロセスに従って扱われた効果顔料が、それらの立体的反発作用の結果、著しく互いに重なり合うことが妨げられ、従って強い粘着性を発揮することも妨げる。この効果は以下のようである。
1.本発明の製剤はさらに安定したものである
2.顔料製剤としてのワニスまたは塗料システムに再分散助剤を使用したため、いくらかの場合、効果顔料がワニスや塗料システム中での沈澱がかなり遅れる。
3.すべての場合、沈殿物が固くなくなり、沈殿物の再分散に何ら問題をもたらさない。
【0015】
当業者に知られているあらゆる有機および無機の繊維であって、繊維長が0.1〜20μmのものを用いることができる。特に適する粒子は、あらゆる合成繊維であって、例えば、ポリエチレン、ポリアクリレート、ポリプロピレン、ポリアミド、セルロース繊維、無機繊維および好ましくは、シリコーン化合物、ガラス繊維および、特に好ましくは、修飾イソシアネートおよびモノ−およびジアミンの縮合生成物から作られるものである。
これらの縮合生成物は、ウレタン基をもつジウレア誘導体およびアミノウレアであるが、チキソトロープ剤として知られており、結合剤とともに流動性および塗りやすさを改良するため塗料とワニスに添加する。
使用することのできる再分散助剤は、当業者に知られているあらゆるジウレア誘導体およびウレタン化合物であるが、例えば、EP 0 198 519、DE 18 05 693および有機コーティング(Science and Technology, A. Heenriga, P.J.G. von Hemsbergen, PP. 201〜222, New York 1983)に記載されている。
【0016】
適する球状粒子は、特に、中空のガラス、ワックスまたは、ビニル樹脂、ナイロン、シリコーン、エポキシ樹脂、オレフィン樹脂またはポリスチレンから作られるポリマービーズ、および無機材料、例えば、TiO、SiOまたはZrOである。好ましくは、粒子サイズが0.05〜150μmである中空ビーズおよび硬いビーズである。特に好ましくは、中空ガラス、ワックスまたはポリマービーズを本発明の顔料細粒に用いる。
【0017】
3〜10μmの粒子範囲のSiOを基本とする球状粒子は、例えば、高性能液体クロマトグラフィーの材料として知られており、Merck KGaA, Darmstadt, FRGからのリクロスファー(LiChrospher)(登録商標)が市販されている。そのような材料は、たいがい均一の粒子サイズで好ましくは、単分散して使用される。SiO、TiOおよびZrOを基本とするこれらのタイプの単分散球状粒子が知られている。例えば、単分散SiOは、DE 36 16 133に従って製造することができる。中空ガラスビーズは、例えば、PQ Corporation, USAからのQ-CELという商品名でまたは3M, Frankfurt, FRGからのスコッチライト(Scotchlite)という商品名で市販されている。
【0018】
さらに、製剤は、官能基、不飽和または飽和脂肪酸を含有してもよいアルキルシランまたはフッ素系界面活性剤のような界面活性剤を含有してもよい。界面活性物質としては、特に好ましくは、式(C2n+1)Si(OC2m+1(式中、nは1〜30およびmは1〜10を表す)で表されるシラン化合物を用いる。適するシラン化合物は、例えば、n−ヘキシルデシルトリエトキシシランおよびn−オクチルデシルトリエトキシシラン(Degussa AG, Frankfurt, FRGのそれぞれSi 116およびSi 118)およびそれに対応するフッ化アルキルシランである。
使用することのできる界面活性物質はさらに、カプロン酸、カプリル酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸およびリノール酸といった飽和および不飽和脂肪酸および脂肪酸混合物である。
【0019】
シランに加えて、顔料製剤は好ましくは、界面活性剤または脂肪酸を含有する。界面活性剤もまた、シランおよび脂肪酸および/または界面活性剤の混合物でもよい。顔料製剤は、顔料に対して0.1〜5重量%、好ましくは0.2〜3重量%、特に0.5〜2重量%の界面活性物質を含有する。
【0020】
本発明の顔料製剤は、さらに水または有機溶媒または溶媒混合物を、0〜40重量%、好ましくは5〜35重量%、特に10〜30重量%含有する。
本発明の顔料製剤の溶媒成分は、使用するポリアルキレングリコールに完全に適合するものでなければならない。製剤には、あらゆる有機溶媒を用いることができるが、特に水と混和するものである。適する溶媒は、例えば、トルエンのような芳香族溶媒、石油スピリット、鉱油、炭化水素、エステル、長鎖アミン、植物油、炭素数2〜4の例えば、エタノール、ブタノールおよびイソプロパノールといった一価の脂肪族アルコール、またはアセトン、メチルエチルケトンといったケトン、またはプロピレングリコールモノエチルエーテルといったグリコールエーテル、またはエチレングリコール、プロピレングリコール、ポリエーテルジオールといったジオール、またはトリメチロールエタン、トリメチロールプロパン、グリセロール、1,2,4−ブタントリオール、1,2,6−ヘキサントリオールおよびペンタエリスリトールといった炭素数2〜6の脂肪族トリオールおよびテトラオール、および他の化合物類からの他のすべての溶媒、および/または上述の溶媒の混合物である。Karsten, Lackrohstofftabellen, 8版,
1987年に記載の溶媒の使用が好ましい。
【0021】
本発明の顔料製剤は、ポリアルキレングリコールおよび/またはポリアルキレングリコール誘導体、必要によって水、再分散助剤、次いで効果顔料または効果顔料混合物と同時にまたは続けて、さらに他の添加剤を添加し、これらの混合物をミキサーでゆっくり均一にする。
好ましくは、顔料は最初に添加し、ポリアルキレングリコールおよび再分散剤を含有する溶媒と可能であればこの段階でともに攪拌しながら始めにペースト状にし、次に、必要であれば、溶媒、添加剤および再分散助剤をから成る溶媒をさらに添加する。必要であれば、この時点で、始めの乾燥段階とすることができる。この場合、乾燥温度は、80〜150℃が可能である。
【0022】
製造中または製造後に、さらに本発明の顔料製剤に通常の添加剤、例えば、pH調整剤、消泡剤、湿潤剤、抗沈澱剤、レベリング剤、乾燥剤およびチキソトロピー剤を添加することができる。これらはコーティング工業では通常の補助剤で、本発明の顔料製剤中0〜10重量%で含有してもよい。
生成された本発明の顔料製剤は、比較的効果顔料の含有量が高い均一な粉末または流動性ペーストである。さらに本発明の顔料製剤はヒドロキシ樹脂との特に高い適合性であるため、通常の市販のシステムと全く同様に適合するものである。
【0023】
さらに製剤の明確な特徴は、粉末でないこと、即座に分散かつ再分散でき、高い保存安定性および良好な加工適性、従って従来の顔料製剤よりも著しく優れたものである。
流動性顔料製剤は、チューブへの充填適性および押し出し加工適性が非常に良好である。乾燥製剤を得るためには、本発明の顔料細粒は、当業者に知られている他の方法で押し出しまたは加圧して小さな粒子形状を得ることができる。例えば、タブレット化、ブリケット化、ぺレット化、細粒化、噴霧細粒化または押し出し成形をした後、乾燥することもできる。
上述の加工は、当業者に知られている方法であるが、「凝集作用によるサイズの拡大」、Wolfgang Pietsch, John Wiley & Sons, Chichester, New York, Brisbane, Toronto, Singapore 1991年にも記載されている。
【0024】
顔料製剤またはペーストは穴のあいたプレートでプレス加工され、ピストンによるバッチワイズでも連続して押し出し機で行ってもよく、ソーセージ状の粒子が得られる。製剤の粘度を適宜調節することによって、穴のあいたプレートから出てきた際に切断したり引き離したりする結果、粒子の長さを確実に自動的に調節することができる。穴のあいたプレートから押し出されたペーストの分割は、粒子を形成するために、代替的に従来の機械的手段、例えば、回転分離ブレードによって行うこともできる。ペレット化および細粒化は、ペレット化プレート上または細粒化容器内で従来の方法によって行われ、たいがい製剤の球状粒子が得られる。
【0025】
プレートまたはドラムによる顔料細粒の製剤は、最小の補助溶媒および/または水の使用を保証しているため特定の場合に有利となる。出発材料としてこの目的に用いられる顔料製剤は、場合によっては、すでに細粒状であってもよい、一般的には水分を含む粉末であり、またさらなる段階では、所望の決められた粒子のように単に使用される。
穴のあいたプレートで加圧することによって最初に製造される粒子は、その後、さらにペレット化または細粒化によって成形される。タブレット化またはブリケット化はペーストを適する型で加圧することによって行う。
【0026】
小さくすることによって製造された粒子の乾燥工程は、通常、20〜150℃の温度で0.5〜4時間行われ、必要であれば、減圧下で行うこともできる。まず始めに、乾燥製剤は、必要であれば、類別または細かく砕いておく。この方法によって得られる細粒は、例えば、粉末でなく、0.1〜150mm、好ましくは0.1〜20mmおよび特に0.1〜2mmの粒子サイズである。乾燥製剤の保存および運送は特に大きな制限を受けるものではなく、従って、問題もない。乾燥製剤はさらに、ほとんどまたは全く液体を含まないものなので優れた安定性および適合性を有するものである。
【0027】
乾燥製剤は水および/または溶媒が存在しないところで、高い温度で樹脂および他の成分を顔料と共に処理し、流動可能なまたは流動性の溶解物を形成し、この溶解物から、滴下生成、遠心分離、または細粒化プレートまたはドラムも用いることによって細粒を製造する。
顔料細粒は、顔料細粒の分解および溶解を助けまたは促進する物質と混合することもでき、例えば、中空ビーズのようなかさ高い球状粒子、またはハーフビーズ、または適用される媒体中で粒子を非常に速く溶解するか、または膨張させ、かつそのようにして破壊させる物質である。
【0028】
このような乾燥製剤は、ワニス、塗料および印刷インキにおける、当業者に知られているあらゆる結合剤を用いることができ、特に溶媒を含まない水系(UV)および溶媒を基本としたシステムに用いることができる。
ポリアルキレングリコールおよびその誘導体の良好な適合性のために、適する結合剤樹脂は、通常塗料およびワニスに添加するものであり、および、例えば、Karsten, Lackrohstofftabellen, 8版, 1987年に記載されているものである。適する結合剤は、印刷インキに通常用いられる結合剤および結合剤混合物であり、例えばセルロース、ポリアクリレート、ポリメタクリレート、アルキド、ポリエステル、ポリフェノール、尿素、メラミン、ポリテルペン、ポリビニル、ポリ塩化ビニルおよびポリビニルピロリドン樹脂、ポリスチレン、ポリオレフィン、インデン−クマロン、炭化水素、ケトン、アルデヒドおよび芳香族ホルムアルデヒド樹脂、カルバミン酸樹脂、サルファ剤樹脂およびエポキシ樹脂およびポリウレタンおよび/または鉱油または上述の物質の誘導体である。本発明の効果顔料製剤は、セルロースおよび/またはセルロース化合物を結合剤に用いたとき、特に良好な再分散性を示すことがわかった。
再分散助剤の調整は、仕上げのワニスおよび塗料システムにおいてでも、本発明の顔料粒子を確実に再拡散しやすくし、最終的な処方によるさらなる改良を全く必要としないものである。
【0029】
印刷インキといった結合剤に用いる乾燥製剤の改善された非凝集作用は、例えば顔料粒子中の球状粒子が少量である場合ですら明らかである。例えば、乾燥顔料に対して0.5重量%の球状粒子を含む細粒を用いた場合ですら、溶解速度は著しく増し、印刷インキはより急速に安定(粘度/色合い)になる。
【0030】
ペーストとしてまたは乾燥細粒としての本発明の製剤は、さまざまに応用して用いることができる。好ましくは、とくにオフセット印刷、フレキソ印刷および凹刻印刷といった印刷、印刷ニスおよびスクリーン印刷分野におけるコーティングシステムに用いることができる。特に好ましくは、細粒は、塗工構成物の前駆体として、所望の基質材料に、例えば鉄、鋼、アルミニウム、銅、ブロンズ、真ちゅう、および金属薄片、表面を金属で被覆したガラス、セラミックおよびコンクリート、および家具のような木材上に、例えば、粘度、織物、紙、包装材料、例えば、プラスチック容器、フィルムまたはカード、または装飾目的および/または保護目的で他の材料に使用してもよい。
従って、本発明は、ペーストまたは乾燥製剤としての顔料製剤の塗料、ワニス、印刷インキおよびプラスチックにおける使用を提供する。
下記例は、本発明を説明しようとするものであり、本発明を制限するものではない。
【0031】

例1
ミキシング細粒化装置(mixing granulator)であるEirichからのR02中に、イリオジン(登録商標)(Merck KGaAからの粒子サイズ5〜20μmのTiO2/雲母顔料)1000gと純粋な脱イオン水250g中のポリエチレングリコール4000(Merck KGaA)250gの溶液とを均一に混合する。さらに、純粋な脱イオン水を細粒の粒子サイズを約2mmに調節するように用いる。生成された粒子を120℃で24時間乾燥させる。
【0032】
例2
ポリエチレングリコール4000(Merck KGaA)、純粋な脱イオン水およびイリオジン(登録商標)123(Merck) (Merck KGaAからの粒子サイズ5〜20μmのTiO2/雲母顔料)をR02ミキサーで均一に混合(5分、例1の組成)し、混合物は続けて、TR4プレート細粒化装置(plate granulator)上で細粒化する。生成された細粒は、流動床内で乾燥し、ふるいを用いて分類する。粗い断片(>2mm)7.25%、細かい断片(>10μm)0.43%および所望の断片は92.75%であった。粗い断片と細かい断片はプロセスに再利用することができる。
【0033】
例3
例1および例2に従って、目標とする粒子サイズを変える。直径0.8mmおよび1.4mmの所望の断片の粒子をそれぞれ得る。
例4
例2で得られる粒子を水系結合剤(結合ポリアクリレート樹脂/ポリアクリレート分散、Merck KGaA)に使用した後、印刷適性を試験した(Saueressig manual drawing instrument)。以下の表はその結果を示す。:
【表1】
Figure 2002518541
【0034】
細粒は以下のような利点を有する:
体積が、初期の体積の約1/3にまで減少する。ロジスティクス(保管および運搬)の点で好ましい。
粉末と比較して、細粒は容易に計量可能で、流動性で粉末でないものである。粉末混合物と比較して同等の時間で使用することができ、すばやくインキの平衡(一定の粘度)に達する。泡立ちは最適である。Saueressig印刷は、顔料粉末を用いたときよりもずっと細かいきめを有する非常に優れた均一な印刷画像を表す。得られる印刷紙は、所望の色の定着値を示し、粘着テープ粘着および耐磨耗性の要件を満たしている。
【0035】
例5
例2に従って、ポリエチレングリコール2000(Merck KGaA, Darmstadt)300g、純粋な脱イオン水300gおよびイリオジン(登録商標)100(粒子サイズ10〜60μmのTiO2/雲母顔料)1000gを均一に混合、細粒化し湿潤した状態で最大値で分類し、残留水分量0.5%まで流動床中で乾燥する。生成された細粒は水系、溶媒を含まない(UV)および溶媒ベースの結合剤中にすばやく溶解し、最適な真珠光沢効果をもつ安定した調合物を即座に生成する。細粒は粉末状でなくすでに流動性である。
【0036】
例6
例2に従って、スタパ(Stapa) オフセット 2000 シルバー(Silber)(Eckart Werke, Fuerth, 63重量%の金属含有量であるホワイト スピリット中の調合物)銀2000gとメチルエチルケトン70g中のポリエチレングリコール2000(Merck KGaA)70gの溶液とを混合し、混合物を細粒化し細粒を残留水分量を0.5%にまで真空下で乾燥する。得られる細粒は流動性があり容易に計量可能で溶媒ベースのおよび溶媒を含まない(UV)インクシステムに使用するのに非常に適している。
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