JP2002514304A - 多重画像化を用いた物体の識別 - Google Patents

多重画像化を用いた物体の識別

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Abstract

(57)【要約】 胎児有核赤血球(NRBC)の検出は、核及び細胞質マーカーの明視野及び螢光画像の組合せを利用することによって達成される。明視野及び螢光画像は全て、単一の多重通過幅ダイクロイックミラーを用いて得られる。サンプル中の物体は、選択的に核を染色する螢光染料及び胎児RBCの細胞質中のヘモグロビンを選択的に染色する染料で染色される。UV励起は、染色された細胞核からの螢光発光を提供し、可視照明は、染色された細胞質により吸収される光の明視野透過を提供する。画像は、UV励起に応じて細胞核による螢光発光及び明視野照明の胎児ヘモグロビンによる吸収が重複するか又はきわめて近接している領域を決定するため処理される。明視野及び螢光画像は、UV励起及び可視照明が同時に起こる単一の画像から逐次的に取得されるか又は引き出される。

Description

【発明の詳細な説明】 多重画像化を用いた物体の識別 関連出願に対するクロスリファレンス 本出願は、全ての添付文書及び付録を含めその開示全体があらゆる目的のため に参考として本書に内含される「螢光発光及び透過走査を用いた有核赤血球とい った標的特長の識別」についてのIlya Ravkinの1997年5月14日付けの米 国暫定出願第60/046,470号からの優先権を請求している。 発明の背景 本発明は一般に、光学式認識システムに関し、より特に、妊婦の血液サンプル 中で母親の細胞から胎児の有核赤血球を識別することに関する。 異なる染料がサンプルの異なる部分上に存在し、各々の染料が対象物体を特徴 づける特定の特長上に存在する生体サンプルの画像に対して画像処理を実施する ことは知られている。次に、サンプルは、対象の異なる特長を互いにそして背景 から識別することができるような形で、照明を受け画像化される。これには、標 準的に、各画像の特定のタイプの特長が認識可能となるように、適切な光源、フ ィルター及び光学的装置を用いて別々の画像を取得することが必要である。 発明の要約 本発明は、他の物体と共に散在した対象物体を発見するためのサンプル分析に とって力強く効率的な技術を提供している。 簡単に言うと、サンプルは、対象物体が、複数の異なる照明スキームの下で画 像化媒体上で画像化されたとき、他の物体が示す特長の組合せとは異なった特長 の組合せを示すような形で、物体に対し光学的性質を付与するように調製される 。従って、この組合せは、特定の組合せと呼ばれる。対象物体は、異なる画像か らの特定の特長の組合せが予め定められた近接拘束(proximity constraint)( 例えば重複又は近重複)を満たすインスタンス(instance)を決定するため、そ れぞれの照明スキームから生じる画像を分析することによって発見される。 照明スキーム及び光学的性質は、サンプルと画像化媒体の間の通路の中へ又は そこから外へいずれかの光学要素を移動させる必要なく、サンプルが複数の異な る照明スキームの下で画像化媒体上に画像化されるというものである。かくして 、照明スキームに対応する画像は、位置決め上の問題に対して大きく影響を受け ず、従って特定の特長組合せの重複は、対象物体の信頼性ある表示をすることが できる。 画像は、各照明スキームのそれぞれの一つで得た別々に獲得した画像とするこ とができ、或いは又、その画像は、照明スキームの組合せで事実上同時に得たよ り少ない数の画像から導くことができる。 特定の例においては、対象物体は胎児有核赤血球(NRBC)であり、その他 の物体には、無核赤血球(RBC)及び有核白血球(WBC)が含まれ、サンプ ル中の物体は、核を選択的に染色する螢光染料及び胎児RBCの細胞質内の胎児 ヘモグロビンを選択的に染色する染料で染色される。照明スキームには異なる2 つのものがある。すなわち、それらは、染色された細胞核からの螢光発光を与え るUV励起及び染色された細胞質により吸収される光の明視野透過 (brightfield trasmission)であり、そして、特定の特長の組合せは、UV励起 に応じて細胞核による螢光発光及び明視野照明の胎児ヘモグロブリンによる吸収 である。 特定の一実施形態においては、最少の特長しか含まないと予想される画像がま ず最初に分析され、その後に続く処理のための対象候補領域が決定される。これ は、対象物体(ならびにその他の物体)が画像内で示す特長を含む画像内の領域 を発見すること、そして次に画像内の対応する領域を検査して、画像が全て対象 物体の存在を表わすのに充分に近いそれぞれの特長のインスタンスを含んでいる か否かを決定することによって達成される。 特定の実施形態では、画像(又は好ましくはその候補領域)は、画像内の対象 物体の場所を提供するために組合わされさらに処理され、それぞれのコントラス トマスクを生成するように処理される。その組合せは、それ自体形態的に膨張さ せられてシード(seed)画像を形成することができるマスク間での論理積演算を 内含することができる。さらなる処理には、対象物体の存在を示す対象特長を表 わす所望の領域を提供するためにマスク内でシードを再構築することを含めるこ とができる。 本発明の特徴及び利点は、明細書の残りの部分及び図面を参照することによっ て理解することができる。 図面の簡単な説明 図1は、本発明の一実施形態に従った装置の光学的概略図である。 図2は、本発明の一実施形態に従ったコンピュータシステムのブロック図であ る。 図3は、本発明の特定の実施形態において実施される演算シーケ ンスを示すフローチャートである。 図4Aは、サンプルの同時照明を用いた画像生成段階を示すフローチャートで ある。 図4Bは、胎児有核赤血球(NRBC)を通しての組合された光強度プロフィ ールである。 図5は、対象領域を決定するための段階を示すフローチャートである。 図6は、有核コントラスト及び細胞質コントラストを表わす2つの別々のマス クを構築するための段階を示すフローチャートである。 図7は、各NRBCについて生成され記憶された代表的データセットを示す。 特定の実施形態の説明 1.画像化の概略 本発明は、サンプル中の或る対象物体を位置決めするため明視野(透過)画像 化に関連して螢光画像化を利用する。特定の利用分野においては、サンプルは、 対象物体である有核赤血球(NRBC)について濃縮された妊婦(妊娠6〜9週 目)からの血液塗抹サンプルである。 特定の実施形態においては、本発明は、FISHといったさらなる分析のため にこのような物体の識別を実施する。FISHは、螢光インサイチュー・ハイブ リダイゼーション(Fluorescence In-Situ Hybridization)の略である。FIS Hサンプルは、サンプル中の染色体内の特定のDNA配列に結合するプローブを 用いて調製され、このプローブは螢光染料で標識づけされている。M−FISH は多数のプローブを使用することを意味し、各プローブがサンプル 中の染色体内の異なるDNA配列に各々結合しており、各プローブは異なる染料 又は2つ以上の染料の組合せで標識づけされている。このような理由から、以下 に記述する装置は、本発明を実施するのに必要とされるものを超えた付加的な機 能性を有している。 所定の螢光染料は、励起(吸収)スペクトル及び発光スペクトルによって特徴 づけられる。励起及び発光スペクトルは、時として励起及び発光バンドとも呼ば れる。従って、染料が励起バンド内の波長による光の照射をされると、染料は螢 光を発し、発光バンド内の波長で光を放出する。かくして、サンプルが、所定の 染料を励起する周波数帯域内の励起放射線で照射されると、所定の染料で標識づ けされたプローブが付着されているサンプルの一部分が螢光を発光する。サンプ ルから放出される光が、ろ過されて、所定の染料の発光バンドより外側の光を受 けつけないで画像化された場合、その画像は、名目上、この所定の染料で標識づ けされたプローブに結合するサンプルの部分のみを示す。 2.サンプル サンプル調製の詳細は本発明の一部を成すものではないが、特定の実施形態の 記述のための前後関係を示す目的で、その調製について以下で簡単に記述する。 本発明は、母親の血液からの胎児NRBCの濃縮、胎児NRBCの明確な識別、 及び胎児NRBCの遺伝子分析を含む3段階評価の2番目の段階に向けられてい る。上述のように、特定の実施において、装置は、第2段階(識別)及び第3段 階(遺伝子分析)の両方において役目を果たすのに適したものとなるように構成 されている。 濃縮手順は、受胎後9〜16週目の妊婦からの20mLのEDTA抗擬固化全 血で開始される。PCR研究〔Bianchi 97〕から、この血液量には約20〜1 00個の胎児細胞が含まれていることが 算出されている。最終目的は、標的NBRCを著しく喪失することなく、母親の 血液細胞の10000分の1を達成することにある。これらにより、スライド上 に胎児NRBCを付着させることができる。濃縮の第1段階は、全血を特別設計 のプラスチック試験管〔Saunders95〕で遠心分離させることによって、血液サ ンプルを密度分級に分離することにある。NRBCは、白血球(WBC)と赤血 球(RBC)の間の界面層から収穫される。第2段階は、残りの母親のRBCの 選択的溶解である。第3の最終段階は、緊張過度(hypertonic)条件でゼラチン 内に懸濁されたシリカコロイド・パーコール(Percoll)(Pharmacia,Uppsala, スウェーデン)で形成された3層の密度勾配で残りのWBCからのNRBCを分 離する。遠心分離の後、NRBCは勾配の底部から収獲され、そしてスライド上 に付着される。 結果として得られたスライドは、全て考えられる胎児又は母親に由来するNR BC,RBC及びWBCを含有している。本発明の実施形態においては、胎児N RBCを識別する一セットの特長が作り出され、これらをその他のタイプの細胞 から区別する。これは、胎児ヘモグロビンを含有する細胞内の1つのコントラス トタイプと、核を有する細胞内のもう1つのコントラストタイプを作ることによ って行なわれる。スライドは、まず最初に一次抗体すなわちマウス抗胎児ヘモグ ロビン(HbF)抗体と反応させられ、次に二次抗体すなわちビオチンに接合さ れたヤギ抗マウス抗体(goat anti mouse)と反応させられ、最後に、アルカリホ スファターゼ(alkaline phosphatase)と接合されたストレプトアビジン(stre ptavidin)が添加され、それに続いてベクターブルー(Vector Blue)基質が添加 される。結果は、胎児ヘモグロビンを含有する細胞の細胞質上の青色沈降物であ る。DNA挿入剤(DAPI)が全ての核に螢光青色 の染色を与え、これらのコントラストの両方の存在が、胎児NRBCを決定する 。 本発明に使用するため、特注のスライドが開発された。これらのスライドは、 4つの塗装された正方形をコーナーに有し、各正方形の中には十字形がレーザー エッチングされている。走査に先立ち、基準点の座標が走査データファイル内に 記録される。その後の任意に、基準点を容易に発見しかつカメラの視野の中にセ ンタリングすることができる。走査ファイル内の他の物体全てに対する正確なリ ロケーションのために、オフセットが用いられる。 3.光学システム 図1は、螢光発光(好ましくは外部照明された)及び明視野(透過)の組合せ を実行し、本発明に従ったサンプル10の画像化を実施するための代表的な顕微 鏡システム5を示す概略図である。サンプルは、3次元直線動作を提供する載物 台11に取りつけられた状態で示されている。以下で記述するように、本発明は 、明視野及び螢光画像の逐次的取得、又は明視野及び螢光画像成分の同時取得、 及び別々の画像へのその後の分離を伴って実現することができる。光学システム には、これら2つのタイプの画像の各々のための部分が含まれているが、光学器 械の重要な部分を分担している。 外部照明(epi-illuminated)された螢光画像化のための光学縦列の部分には、 励起フィルタ12(フィルタホイール上のかかる複数のフィルタのうちの1つと して示されている)、多色性(polychroic)ミラー15、顕微鏡対物レンズ17 (例えば10〜100倍)、及び放射(emission)フィルタ20が内含されてい る。本発明は単一の励起フィルター、ダイクロイックミラー、及び単一通過帯域 をもつ放射フィルタで実現することもできる。しかしながら、付加的な螢光測定 (FISH)を実施することが好ましく、従って、ミ ラー又は放射フィルターを交換することなく、多重螢光画像をミラーや発光フィ ルタの変更無く取得できるように多帯域放射フィルタ及び多色性ミラーを使用す ることが好ましい。 紫外(UV)光源25からの励起放射線は、励起フィルタ12を通過し、ミラ ー15により大部分が反射され、顕微鏡の対物レンズ17を通過してサンプル1 0まで進む。サンプルに向かって走行する励起光は、白抜き矢印により概略的に 示されている。サンプル10から放射された螢光放射線は対物レンズ17、ミラ ー15及び放射フィルタ20を通って戻り、像平面30内に1つの画像を形成す る。サンプルから遠くへ走行する螢光光は、黒矢印によって概略的に示されてい る。画像は、CCDビデオカメラ32によってデジタル化され、デジタル化され た画像は、ひきつづき処理するためコンピュータに送られる。コンピュータ35 は同様に、以下で記述されるように、システム中のさまざまな構成要素を制御す るためにも使用される。 多色性ミラー15及び放射フィルタ20は、標準的には、支持用構造40(破 線で示されている)にしっかりと取付けられ、このアセンブリは往々にしてキュ ーブと呼ばれ、多数のキューブが光路の中へ及びそこから外に移動可能である。 反対方向に向けられた矢印42が、回転可能なターレット又は戻止めされたスラ イド機構といった適切な機構を表わしている。回転可能なフィルターホイール上 には(図示する通り)、多数の励起フィルターが標準的に展開されている。標準 的な顕微鏡においては、対物レンズ17は、ターレット又はそれに類似する構造 上に取りつけられた複数のもののうちの1つである。このことは、相対する方向 に向いた矢印43によって概略的に示されている。 明視野画像化のための光学縦列の部分には、可視光源45,通過 帯域フィルタ47(フィルタホイール1の複数のこのようなフィルタのうちの1 つとして示されている)、ミラー50及びコンデンサ52が含まれている。光源 45からの照明放射線は、通過帯域フィルター47を通過し、ミラー50により コンデンサ52へ反射される。コンデンサを通過する放射線は、サンプル10を 照明し、顕微鏡対物レンズ17を通って進む。照明反射線は、多色性ミラー15 及び放射フィルタ20を通る波長範囲内にある。可視照明光は、網目入り矢印に よって概略的に示されている。 このシステムは同様に、コンピュータ35にインタフェースされた単一のコン トローラブロック55として示されている一連のモーター及びランプコントロー ラをも含んでいる。コントローラ55は、図1の光学的概略図に示される様々な 要素を制御する。これには、顕微鏡の焦点のための制御モータ、励起フィルタ1 2及び透過フィルタ47のためのフィルタホイール、サンプル載物台11,キュ ーブターレット42及び対物レンズターレット43が含まれる。コントローラ1 00は、UV光源25及び可視光源45をも制御する。しかしながら、本発明で は、全ての制御可能な要素がコンピュータ制御下にあることが必要とされておら ず、ただし上述の制御機構が備わっていることが好ましいということを理解すべ きである。コンピュータを外部計器にインタフェースするための特定の技術は、 当業者にとって既知のものであり、これらはそれ自体本発明の一部を成すもので はないことから、ここではさらに詳しくは記述しない。 特定の実施形態においては、顕微鏡はオリンパスEX60顕微鏡(Olympus Am erica Inc.,Melville,NY)であり、これには透過及び螢光発光機能、三眼顕微 鏡ヘッド及び10倍、20倍及び40倍の対物レンズが含まれている。載物台1 1は、単一又は多重スライ ド走査用載物台(Maerzhauzer Co.,Upper Saddle River,NJ)であり、7位置 透過フィルタホイール、12位置螢光フィルタホイール及び焦点駆動機構(TO FRA,Palo Alto,CA)と共に顕微鏡に取りつけられている。これらの装置は ステッピングモータによって駆動され、マイクロステッピングモータコントロー ラ(Intelligent Motion System,Marlborough,CT)によって制御される。ビデ オカメラ32は、光集積能力(COHU4910,Cohu,Inc.,San Diego,CA )を有し、10ビットADCと平均化フレームを内含するフレームグラッバーボ ード(frame grabber board)に結合されている。UV光源25は、標準的には水 銀アークランプであり、一方、可視光源47は標準的にハロゲンランプである。 以下でさらに詳述するように、図1の光学的構成は、DAPI螢光発光及びベ クターブルー吸収の逐次的又は同時検出のため、そしてそれに続いてFISH画 像化のためにも、使用される。重要な1つの利点は、吸収及び螢光発光の両方を 検出するために多色性ミラー及び放射フィルターが常時存在することにある。 特定の実施形態においては、外部照明は、水銀アークから始まり、DAPI励 起フィルタを通過し、多色性ミラーによって下へ反射され、DAPI染色済み細 胞の青色螢光発光を励起し、放射された光は対物レンズを通って戻り、そしてミ ラー及び発光フィルタの両方を通ってカメラまで通過する。透過照明(trans-il lumination)は、ハロゲンランプから始まり、長波長通過(long-pass)(赤色) フィルタを通り、ベクタブルーで染色された細胞により吸収され、そして対物レ ンズ、多色性ミラー及び放射フィルタを通ってカメラまで進む。DNAプローブ に応じて、Chroma83000三重帯域フイルタセット(Chroma Technology Corp .,Brattleboro,VT)又はVysisカッド(quad)DAPI/アクア/グリーン/オレ ンジフィ ルタセット(Vysis,Inc.,Downers Grove,IL)が使用される。透過型Kohler照 明及びスペクトルフィルターが、スライド上の細胞質の色についてのコントラス トを最適化する。 4.コンピュータシステム 図2は、コンピュータ35の単純化したブロック図である。コンピュータは、 全ての動作を制御し、画像取得及びその処理及びユーザーインタフェース機能を 実行するために使用される。特定の実施形態においては、コンピュータ35は、 ウインドウズ95オペレーティングシステム(Microsoft Corporation,Redmond ,WA)を実行するワークステーションである。既知の手段によれば、コンピュー タシステムは、バスサブシステム65を介して多数の周辺デバイスと通信するプ ロセッサ60を含む。これらの周辺デバイスには、標準的にメモリーサブシステ ム67,入力装置70,表示サブシステム72,例えばプリンタ73といった出 力デバイス及びファイル記憶システム75が含まれる。 これに関連して、「バスサブシステム」という語は、包括的に、意図されたと おりにシステムのさまざまなコンポーネントを互いに通信させるためのあらゆる 機構を内含するものとして使用されている。いくつかの入力デバイス及び表示装 置を除いて、その他のコンポーネントは、同じ物理的場所にある必要はない。か くして、例えば、ファイル記憶システムの部分は、電話線を含むさまざまなロー カルエリア又は広域ネットワークメディアを介して接続されうる。同様にして、 入力デバイス及び表示装置はプロセッサと同じ場所にある必要はないが、本発明 は最も往々にしてPC及びワークステーションという環境の中で施行されること になると期待される。 バスサブステーション65は、概略的に単一のバスとして示されているが、標 準的なシステムは、ローカルバス及び単数又は複数の 拡張バス(例えば、ADB,SCSI,ISA,EISA,MCA,NaBus 又はPCI)といった多数のバス、ならびに直列及び並列のポートを有する。ネ ットワーク接続は通常、直列ポート上のモデム又はこれらの拡張バスのうち1本 の上でネットワークアダプタといったデバイスを通して確立される。コンピュー タシステムはデスクトップシステムでもポータブルシステムでもよい。 メモリーサブシステム67には、主ランダムアクセスメモリ(RAM)80及 び固定した命令が記憶される読出し専用メモリ(ROM)82を含む多数のメモ リが含まれている。マッキントッシュコンパチブル・パーソナルコンピュータの 場合、そのROMは、オペレーティングシステムの一部分を含むことになり、I BMコンパチブル・パーソナルコンピュータの場合には、そのROMはBIOS (基本入出力システム)を含むことになる。 入力装置70には、標準的に、キーボード90といったユーザー入力デバイス が含み、さらにポインティングデバイス92及びスキャナ93が含まれていても よい。ポインティングデバイスは、マウス、トラックボール、タッチパッド又は グラフィクスタブレットといったような間接的ポインティングデバイスであって も、又は表示装置内に内蔵されるタッチスクリーンといったような直接的ポイン ティングデバイスでもよい。音声認識システムといったようなその他のタイプの ユーザー入力デバイスも可能である。カメラ32は、入力装置の部分とみなすこ とができる。 表示サブシステム72は、標準的に、表示コントローラ94及び表示コントロ ーラに結合された表示デバイス95を含む。表示デバイスは、陰極線管(CRT ),液晶表示デバイス(LCD)といったフラットパネルデバイス又は投影デバ イスでもよい。表示コントローラは、表示デバイスに対する制御信号を提供し、 通常表示デバ イス上に現われる画素を記憶するための表示メモリ(図示せず)を含んでいる。 表示サブシステムは同様に音声出力といった非視覚的表示を提供することもでき る。 ファイル記憶システムは、プログラム及びデータファイルのための持続性(不 揮発性)記憶装置を提供し、標準的には、少なくとも1つのハードディスクドラ イブ96及び少なくとも1つのフロッピーディスクドライブ97(そして付随す る取外し可能な媒体)を含む。さらに、CD−ROMドライブ98及び光ドライ ブ(その全てが付随するその取外し可能な媒体を伴う)といったその他のデバイ スが存在していてもよい。さらに、システムは、取外し可能な媒体カートリッジ を伴うタイプのドライブを含むことができる。この取外し可能な媒体カートリッ ジは、例えば、Syquest、Iomege及びその他の会社が市販しているようなハード ディスクカートリッジ及びIomegeその他が市販しているようなフレキシブルディ スクカートリッジであってよい。上述のように、一つ又はそれ以上のドライブが 、ローカルエリアネットワーク上のサーバー内又はインターネットのワールドワ イドウェブ上の一つのサイトといったように遠隔場所に配置されていても良い。 5.処理の概略説明 図3は、高レベルで、本発明の特定の実施形態において実行される一連のオペ レーションを示すフローチャートである。上述の通り、本発明は、サンプル中の 特定の対象物体を発見することに向けられている。特定の応用として、対象物体 は、母親の血液サンプル中の胎児有核赤血球(NRBC)である。濃縮にもかか わらず、NRBCの数は、無核赤血球(RBC)及び有核白血球(WBC)に比 べ少ない傾向にある。 分析は、細胞質の領域を示すものと核を示すものという2つの異 なるコントラストで画像を生成するステップ120で始まる。上述の通り、これ ら2つのコントラストは、細胞質を優先的に染色する(青色)染料による透過可 視(赤色)光の吸収及び、螢光染料DAPIにより染色された細胞核からの螢光 発光から生じるものである。さらに前述の通り、2つの画像は、2つの光源に対 しサンプルを逐次的に露光することの結果として別途取得した画像から生成され てもよいし、或いは又両方の光源により同時に照明されたサンプルを用いて、取 得した単一の画像から生成されてもよい。 画像は、スライド上の複数のフィールドの各々について生成される。1つのフ ィールドは、標準的に512×512であるCCD画像化アレイ上の画素数に対 応し、スライド上には、標準的に数百又は数千のフィールドが存在する。これは 、サンプルの平面内で両方の軸に沿ってサンプル載物台11をステッピングさせ ることによって達成される。対象物体が、画像フィールドの比較的小さい分級( fraction)を占有する傾向があることから、対象物体を含有することについての 候補である各フィールドの部分を迅速に決定するステップ125を実行すること が好ましい。この方法においてその後に続く処理ステップが、画像に適用される ものとして列挙されているが、その処理ステップは標準的には、各フィールドの 候補領域にのみ適用されるものと理解すべきである。 個々の画像は、対象物体が存在するか否かを見極めるため、ステップ135に おいて相関され又は組合せされる派生的画像(マスク)を提供するべくステップ 130で別々に処理される。かくして、この方法は対象物体を含有することが予 想されているサンプルの領域の場所を示し、物体をステップ140においてさら なる分析に付すことを可能にした。例えば、続く分析段階では、コンピュータは 、サンプルを手動式検査又はさらなるコンピュータ化した処理のた めにこれらの場所に進めるために載物台を制御することができる。かくして、こ の方法の結果は、物体の特定クラスに入るものとして1つの画像を受け入れ、他 のコントラスト、例えば、FISH分析のための他の螢光色についてより詳細に 計数され、又は検査されることである。 6.画像の収集 6.1.逐次的画像収集 サンプルの逐次的照明を用いて、別々の明視野及び螢光画像が全てのフィール ド上で取得される。吸収画像については、外部照明は、励起フィルタホイールの 不透明セグメントにより遮断され、可視光源45は、赤色光を供試体を通してカ メラまで送る。吸収画像は、抗体染色について陽性である物体を示す。螢光画像 については、透過照明は遮断され、供試体は、対物レンズを通して下降するUV 光源25からの光によって励起される。螢光画像は、フィールド内の全ての核を 示す。胎児NRBCは、吸収画像内に暗い細胞質を有し螢光画像内に明るい核を 有する物体である。 6.2.同時画像収集 図4Aは、サンプルの同時照明を用いて図3のステップ120を実施するため に実行されるステップを示すフローチャートである。参照番号120’はこの変 形形態を表わすのに用いられている。同様に示されているのは、各ステップにお ける画像の小さな部分の非常に様式化された図である。これらの様式化された図 は、3つのレベルすなわち、黒、白そして灰色(クロスハッチングによって表わ されている)を示している。物体は、円形形状をもつものとして示されている。 ステップ145では、サンプルが赤色光により透過照明され同時にUV光によ り外部照明されている状態で、単一画像が取得される 。両方の照明システムの光の強度は、空の背景(empty background)が中間レベ ルの灰色に対応するように平衡される。抗体染色された物体(細胞質)は、背景 よりも暗く見え、DAPI染色された物体(核)は背景よりも明るく見える。図 4Bは、胎児NRBCを通しての組合された光強度プロフィールであり、細胞質 内での著しい下降、核内での上昇そして細胞質内でのもう1回の下降を示してい る。概略的表示においては、画像は、核(図中白色)をとり囲む細胞質(図中黒 色)をもつNRBC,及び周囲の細胞質の無いもう1つの核(図中白色)を、全 て灰色背景(図中ハッチング付き)に対して示している。 2つの画像は、光学的に組合されていることから、これらをディジタル的に分 離する必要がある。この目的に向かっての第1段階として、背景の灰色レベルが ステップ150で決定される。特定の1実施形態においては、モードが使用され る。かくして、フィールド全体が測定され、考えられる各々の強度レベルにおけ る画素数のヒストグラムが構築される。ヒストグラムは、隣接平均化により平滑 化され、ヒストグラム内の最高のピークの頂点に対応する強度が、光強度の背景 値として規定される。中間レベルの灰色を特定するために平均画素値を使用する ことも可能であろう。 組合された画像は、ステップ155において、抗体吸収を特徴づけする背景以 下の成分とDAPI螢光発光を特徴づけする背景以上の成分に分けられる。これ は、ステップ150で決定された背景値を1画素毎のベースでその画像と比較す ることによって達成される。このプロセスは、飽和を伴う減算と類似している。 こうして、基本的に単一画像から解像された2つの別々のコントラストであり、 正及び負に進む別々の画像が生成される。 このプロセスは、図4Bを参照すると、以下の通りであることが わかる。吸収画像については、全ての画素に対して、最大強度値(255)と背 景強度値の間の差異に対応する値を付加する。これは、細胞質を近黒色(near-b lack)から中間灰色まで領域を通って上昇させ、背景を白色又は近白色(near-w hite)レベルまでもち上げ、さらに螢光ピークを白色でクリッピングする効果を もつ。螢光画像については、全ての画素から背景強度値を減算し、かくして螢光 ピークを中間灰色まで下げ、背景を黒色又は近黒色レベルまで下げ、細胞質領域 を黒色までクリッピングする。 6.3.相対的長所 同時照明及び画像取得は、速度の面(取得すべき画像が1つしかなく、各フィ ールドについてのフィルタ切換えが全くないため)及び顕微鏡下で人間が容易に NRBCを認識できるという面で利点を有する。一方、その欠点は、細胞定着( fixation)及びDAPI画像の鮮鋭度についての必要条件がより厳しいものであ るという点にある。核対比染色画像が不鮮明であり細胞質と重複する状況が存在 する。この場合、同時照明は、両方のコントラストをキャンセルし、逐次方法を 使用しなければならない。しかしながら、サンプルからカメラまでの光路内の要 素のいずれも移動する必要がなく、従ってさらなる処理のための別々の画像の位 置決めの容易さが高められることから、逐次的画像取得のために、光学的構成は なおも有利なものであるということを認識すべきである。当然のことながら、単 一の組合された画像から2つの画像が生成された場合、これらは自動的に位置決 めされている。 7.画像の処理及び相関 7.1.対象物体を潜在的に含む領域の発見 上述の通り、対象物体を含有する確率が高いとみなされている画像(又は画像 フィールド)の領域に、さらに精密な処理を制限する ことが好ましい。サンプル中のNRBCは、胎児ヘモグロビンを含有する細胞質 によりとり囲まれた核を有する。画像内では、このことは、吸収特長及び螢光発 光特長の重複していること又はきわめて近接していることへとつながる。両方の 特長を含むそれぞれの画像内の対応する領域を発見するためには、その画像がも つ他と区別される特長について画像のうちの1つを走査することが必要である。 1つの画像の走査がひとたび候補領域のセットを生み出したならば、それらがそ の他の画像の他と区別される特長を含んでいるか否かを決定するには、その他の 画像内の対応する領域を走査することが必要なだけである。このことは、より少 ない特長しか含まないと予想されている画像がまず最初に走査される場合に、さ らに効率の良いものとなる。例えば、螢光画像内の螢光発光特長に比べ吸収画像 内の吸収特長が著しく多い場合には、螢光画像をまず最初に、特長について走査 すべきである。この順序は、ユーザーによって決定されるか又は、実行すべき走 査タイプの関数として自動的にセットされてよい。物体タイプの相対度数は、標 準的には、サンプルの調製(例えば濃縮度)によって左右される。 図5は、図3のステップ125を実現するために実行できるステップを示すフ ローチャートである。プロセス全体の中のこの時点では、別々の光学画像から取 得されたか又は図4A及び4Bに示されているように単一の光学画像から電子的 に分離された、別々の吸収及び螢光画像がすでに提供されている。その特徴づけ られた特長を比較的少なく有すると予想されている画像は、「第1」の画像と呼 ばれる。 ステップ160では、第1の画像内のすべての画素に基づいて、第1の画像の 背景が決定される。第1の画像が螢光画像である場合、背景値は、画像内の最も 暗い(最低の強度値の)画素の値に等し くセットされる。ステップ162では、この背景は、画像内の全ての画素から減 算される。ステップ165では、2進画像を生成するため、その画像についての しきい値に対し全ての画素が比較される。1つの画素は、それがしきい値より上 にある(螢光画像)か又はしきい値より下にある(吸収画像)場合に「オン」で あるとみなされる。この段階では、特長の精確なアウトラインを見極めようとす ることなく、特長が存在するか否かを知ることのみが望まれることから、しきい 値は比較的高い。 ステップ167では、可能性ある物体の存在を表明するのに充分大きな連結成 分(すなわち充分な数の連結されたON画素のインスタンス)の場所を見極める ため、画像が分析される。これは、当業者にとっては既知の技術に従ったブロブ エコー分析(blob analysis)を用いて行なわれる。第1の画像内の連結成分をと り囲む領域は、候補領域セットを規定する。これらの領域は、512×512フ ィールドよりもはるかに小さく、標準的には、例えば32×32画素又は64× 64画素といった、規定されうる画素の最も小さい適切な正方形である。ステッ プ170では、候補領域セットのための座標がさらなる分析のために記憶される 。前述のように、さらなる処理は、好ましくはこれらの領域に限定される。 7.2.マスクの新規作成 図6は、図3のステップ130及び135を実現するために実行できるステッ プ、すなわち核コントラスト及び細胞質コントラストを表わす2つの別々のマス クの構築に導く1セットの特長のために2つの画像を別々に処理する段階を示す フローチャートである。この段階における入力は、ステップ162及び172で 減算された状態にある背景を用いて、ステップ120で生成された細胞質及び核 画像である。前述の通り、さらなる処理は、ステップ125で識別 された画像領域についてのみ行なわれる。 ステップ180では、画像は、さらなる背景減算オペレーションに付されるが 、ここでは、背景は領域毎のベースで決定される。ステップ182では、画像は 、2進マスクを作成するようしきい値演算される。細胞質画像については、しき い値より暗い画素がオン(図中白色)にセットされ、しきい値より暗い画素がオ フ(図中黒色)にセットされる。核画像については、しきい値より明るい画素が オン(白色)にセットされ、しきい値より暗い画素がオフ(黒色)にセットされ る。 グレースケール画像を検分する場合には、画像内の特長が重複するか否かの概 念は、むしろ主観的なものとなる傾向をもつ。画像がひとたびしきい値演算され て2進画像が生成された時点で、分離を直接数量化することができる。2進画像 を作成するのに用いられるしきい値及び物体の幾何形状に基づいて、オブザーバ ーにとって主観的にグレースケール画像内で重複すると思われる特長は、2進画 像内できわめて近接しているものの、互いに共通要素をもたない可能性がある。 このとき、1つの重複ひいては対象物体についての候補を表わすとなおもみなさ れることになる(2進画像内の)特長の最大の分離を規定づけすることが可能で ある。 対象細胞の明確な特長は、抗体陽性及びDAPI陽性領域が重複していること 又はきわめて近接していることである。これらの重複又は近接性を発見するため に、2進マスクはステップ185で、第1のセットの形態画像処理ステップ〔Se rra 89〕を受ける。特に、画像は、識別されて局所に制限された特長の一部を 成していない小さなランダムシグナルを除去するべく形態的に「開放される」( open)。開放は、実際にはフィルタリングプロセスである。開放されたマスクは 次に、形態的に「膨張され」(dilate)、このことは 各々の残りの特長(図中白色として示されているオン画素の領域)を全ての方向 に指定量だけ拡張させる効果をもつ。膨張が、穴(オン画素の領域により囲まれ ているか又はその中に侵入するオフ画素の領域)を収縮させる効果をもつことを に留意されたい。 指定拡張量は、形態的膨張オペレーションにより決定される。より特定的に言 うと、オン画素の領域の縁部が膨張によって拡張される程度は、構造化要素(str ucturing element)と呼ばれるもののサイズによって決定される。かくして構造 化要素のサイズは、特長が分離されかつそれでもなお「重複」とみなされうるよ うな量を考慮に入れて選択される。これは、画像倍率の関数である。1画素だけ 境界を移動させる構造化要素が10倍〜20倍の倍率でうまく動作することがわ かっている。このことはすなわち、ちょうど接触する2つの物体が、膨張された とき、2画素の重複を有することを意味している。 構造化要素について適切なサイズは、直接的な要領で経験的に決定される。例 えば、特長がグレースケール画像内で重複すると思われる代表的物体サンプルを 、しきい値演算に付し、2進画像中の分離の分布を決定することができる。さら に、結果が構造化要素のサイズにさほど敏感でないこともわかっている。例えば 、2つの画素による拡張も適切であろう。 ステップ190では、真の重複特長を発見するべく開放され膨張されたマスク は、組合わされるか又は同じフィールド上で重複させられる。これは、2つのマ スクが重複する場所の縁のみを残す論理積演算である。これは同様に、2つのマ スクの交差とも呼ばれる。ステップ195では、交差マスクは、シード画像を生 成するべく形態的に膨張される。ステップ200では、最終的に2つの画像内の 真の細胞質及び核領域を識別するためこのシード画像が使用される 。これは、ステップ185に入力された細胞質及び核コントラスト画像内でシー ドを再構築することによって行なわれる。図を見ればわかるように、周囲の細胞 質を有していた核のみが、最終的マスク内に現われる。 8.作業の流れ及び性能 スライドの分析のための作業の流れは、走査、再検分、及びプローブ取得(F ISH)という3つの主要段階から成る。第1段階は、1枚のスライドで始まり 、検出された物体の画像及び測定値を含むデータファイルを生成する。第2の段 階では、オペレータは、走査の結果を再検分し、細胞を分類し注釈付けし、プロ ーブ取得のため対象細胞を選択する。再検分はまずスクリーン画像から行なわれ るが、直ちにリロケートし顕微鏡の下で検査するためにスライドを利用すること ができる。最後に、選択された細胞のプローブ画像が取得され、プローブスポッ トが計数される。 再検分のための情報を提示する主要な形態は、画像、測定された特長、分類及 び注釈を含むデータグリッド(grid)である。図7は、各々のNRBCについて 生成され記憶される代表的データセットを示している。軸の比率というのは〔0 〜100〕の範囲で正規化され、短い主慣性軸(main inertia axis)対長い主慣 性軸の比率である。小さい値は、細長い形状に典型的であり、大きい値は、画像 においてより一層円形に近いと思われる物体に典型的なものである。コンパクト 性というのは、所定の形状と同じ面積をもつディスクの慣性モーメント対その形 状の慣性モーメントの比率である。この比率は〔0〜100〕の範囲で正規化さ れる。小さい値は、輪状、星状又は不規則形状に典型であり、大きい値は、コン パクトで丸い物体に典型的である。 走査をセットアップするために、ユーザーは以下の作業を行なう 。 スライド上の実際の塗抹サンプルの場所に対応するよう走査領域を規定する。 代表的フィールドを選択し、走査で使用されるフィルタの各々について画像デ ジタル化パラメータを調整する。(時としてディジタイザ調整は、較正スライド 上で行なわれる。) 選択されたフィールド上で発見アルゴリズムを実行し、必要とあらばパラメー タを調整する。 将来における正確なリロケーションに備えて基準点の位置をセットする。 走査に名前を付け、走査を開始する。 走査は、物体を見、走査を再開する前にパラメータを再調整するために、任意 の時点で中断することができる。走査が完了した後、ユーザーは再検分に戻る。 物体を、任意の回数だけ再アクセスすることができ、そして複数の画像のグル ープを各物体について取得することができる(例えば、走査からの原画像、より 高い倍率での同じフィルタ画像、及びプローブ画像)。各々の画像グループは異 なる形で示すことができる(例えば、モノクロ、カラー、又はその両方で)。再 検分プロセスは、測定された特長のうちの任意の2つの2次元分布プロットによ り補助される。分布内の各々のクラスは、異なる色で示され、表示は、フロー・ サイトメトリにおけるものに似ている。記憶された細胞画像、特長空間内での細 胞分布及び顕微鏡リロケーションの間での視野の切換えは瞬間的なものである。 もう1つの有用な機能は、測定された特長の線形組合せによる選別にあり、最 も確率の高い候補を第1にする順序で再検分のため細胞が提示される。再検分の 結果は、プローブ取得のための細胞の分 類及び選択である。この時点で、発見アルゴリズムは、(アルゴリズム及びその パラメータによって規定される)1つのクラスの物体を探索するように設計され 、特長空間内にはさらなる自動的な分類は全くない。分類はユーザーにより手動 式に行なわれる。 1つの特長組合せ、すなわちDAPI螢光発光及びHbF抗体吸収の重複につ いての探索は強力であることが実証されており、わずかな細胞しか欠けない(3 %未満)。偽陽性は、RBC,WBC及びデブリの重複である。偽陽性からNR BCを分離するためには、次のパラメータ、すなわち、核及び細胞質内の平均及 び総合的強度、及び核及び核と細胞質の合体物の面積及び形状が用いられる。 4cm2(標準的塗抹サンプル)を走査するための速度は(10倍の倍率で)1/ 2時間である。平均リロケーション誤差は2mm(最大4mm)である。プログラム は、訓練されたオペレータによって発見されたNRBCの97.2%を発見する 。 結論としては、本発明が、1つの画像中の対象物体を効率良くしかも高い信頼 性で識別するための方法及び装置を提供していることがわかる。本発明に従った システムは、特定の実施形態において、オペレータによる対話型の再検分、分類 及び選択を用いて、自動化された細胞発見、細胞画像及びそのスライド座標の記 憶を提供している。本発明は、供試体間の高い変動性に直面しても強力であり、 染色強度及びプローブの輝度の差異、スライド上の細胞付着タイプ(塗抹サンプ ル又はサイトスピン)、細胞密度、異なるサンプル種類及び異なる細胞型の有病 率に適合する。 以上に記したのは、本発明の特定の実施形態の完全な記述であるものの、さま ざまな修正、代替的構成及び等価物を使用することができる。例えば、UV励起 のために外部照明を備えることが好ましいが、UV励起に透過照明を用いること も可能である。同様に、特定の実施形態は、標準的顕微鏡をベースにしていたが 、特別構成の光学的セットアップを用いて本発明を実施することも可能である。 従って、上述の記述は、クレームにより規定されている本発明の範囲を制限す るものとみなされるべきものではない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01N 33/49 G01N 33/49 H G02B 21/08 G02B 21/08 21/16 21/16 21/36 21/36 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR, NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,L S,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL ,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR, BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,E E,ES,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HU ,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR, KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,M D,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL ,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK, SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,U Z,VN,YU,ZW

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.サンプル中で他の物体と共に散在している対象物体を発見する方法であっ て、 複数の異なる照明スキームの下で画像化媒体上で画像化されたとき、対象物体 が他の物体により示される特長の組合せとは異なる特定の組合せと呼ばれる特長 の組合せを示すように、物体が光学性質を有しているサンプルを提供する段階と 、 前記サンプルを複数の照明スキームに付す段階と、 対応する複数の画像を生成する段階と、及び 異なる画像からの特長の前記特定の組合せが、予め定められた近接拘束を満た しているインスタンスを決定するため、前記複数の画像を分析する段階と、 を含み、前記サンプルは、前記サンプルと前記画像化媒体の間の経路内へ又はそ こからいかなる光学要素も移動させることなく、複数の異なる照明スキームの下 で前記画像化媒体上で画像化される前記方法。 2.所定時点で複数の前記照明スキームのうちのそれぞれ1つのみで別々に前 記複数の画像が取得される請求項1に記載の方法。 3.前記複数の画像は、より少ない数の画像から引き出され、このより少ない 数の画像の各々が同時に有効な前記照明スキームの組合せで得られる請求項1に 記載の方法。 4.第1及び第2の画像が、 第1及び第2の照明スキームに対応する特長がそれぞれ背景レベル以上及び以 下の強度となるように、前記第1及び第2の画像に対応する前記照明スキームを 構成する段階と、及び 背景領域が一般に最低の強度となるように、第1の量だけ単一画 像内の各々の画素値を低減させることによって第1の画像を生成する段階と、及 び 背景領域が一般に最高の強度となるように第2の量だけ単一画像内の各画素値 を増大させることによって第2の画像を生成する段階と、 によって前記単一画像から引き出される請求項3に記載の方法。 5.前記複数の画像の分析には、 特長を含む特定の画像の領域セットを見い出すため前記複数の画像のうちの特 定の1つの画像を検査する段階と、及び 前記複数の画像の対応する領域のみを分析する段階と、 が含まれている請求項1に記載の方法。 6.前記複数の画像の分析には、 前記画像内の特長の存在を表わす領域内にON画素を有するそれぞれの2進マ スクを作成するため各画像にしきい値を適用する段階と、 連結されたON画素の領域を拡張するべく各マスクを形態的に処理する段階と 、及び 前記画像内に存在する特長の重複又は近重複領域を規定するためマスクの論理 積をとる段階と、 が含まれる請求項1に記載の方法。 7.前記対象物体が、胎児有核赤血球(NRBC)であり、他の物体には、無 核赤血球RBC)及び有核白血球(WBC)が含まれ、 前記サンプル中の物体は、核を選択的に染色する螢光染料及び胎児RBCの細 胞質内で胎児ヘモグロビンを選択的に染色する染料で染色され、 複数の異なる照明スキームには、染色された細胞核からの螢光発 光を提供するためのUV励起及び染色された細胞質により吸収された光の明視野 透過が含まれ、 特長の特定の組合せが、UV励起に応じて細胞核による螢光発光及び明視野照 明の胎児ヘモグロビンによる吸収をするものである請求項1に記載の方法。 8.付加的な物体を含有するサンプル領域内で胎児有核赤血球を検出する方法 であって、 胎児RBCの細胞質内の胎児ヘモグロビンを優先的に染色する第1の染料及び 細胞核を優先的に染色する第2の染料で染色されたサンプルを提供する段階と、 前記第1の染料により吸収される波長範囲内の第1の光でサンプルを透過照明 する段階と、 前記第2の染料が螢光発光し第3の光を放出するように第2の光でサンプルを 同時に照明する段階と、 前記サンプル内を通過する第1の光及び前記サンプルにより放出された前記第 3の光の単一画像を形成する段階と、及び 染色された細胞質及び核の両方を有する細胞を識別するため前記単一画像を処 理する段階と、 を含んで成る方法。 9.前記単一画像を処理する段階には、 前記単一画像について背景レベルを決定する段階と、 背景領域が一般に最低の強度となるように第1の量だけ前記単一画像内の画素 値を低減させることによって核画像を生成する段階と、 背景領域が一般に最高の強度となるように第2の量だけ単一画像内の画素値を 増大させることによって細胞質画像を生成する段階と、 細胞質の存在を示す領域を有する細胞質コントラストマスクを生成するため細 胞質画像を処理する段階と、 細胞核の存在を示す領域を有する核コントラストマスクを生成するため核画像 を処理する段階と、 可能性ある胎児有核赤血球の存在を表わすため核コントラストマスク内の連結 されたON画素の領域に充分近い細胞質コントラストマスク内の連結されたON 画素の領域を決定するために、前記核コントラストマスクと前記細胞質コントラ ストマスクを組合わせる段階と、 が含まれている請求項8に記載の方法。 10.前記核及び細胞質画像の処理段階には、 特長を含む前記核及び細胞質画像のうちの1つの画像の領域セットを見い出す ため、前記核及び細胞質画像のうちの1つを検査する段階と、及び、 前記核及び細胞質画像のうちのもう1方の画像の対応する領域のみを処理する 段階と、 が含まれている請求項9に記載の方法。 11.前記細胞質コントラストマスク及び前記核コントラストマスクが、 前記連結ON画素の領域を拡張するため各マスクを形態的に処理する段階と、 及び 前記画像内に存在する特長の重複又は近重複領域を規定するため、形態的に処 理された状態のマスクの論理積をとる段階と、 によって組合わされる請求項9に記載の方法。 12.前記単一画像を処理する段階には、 細胞質の存在を表わす領域を有する前記細胞質コントラストマスク及び細胞核 の存在を表わす領域を有する前記核コントラストマス クを生成する段階と、 前記連結ON画素の領域を拡張するため各マスクを形態的に処理する段階と、 交差画像を生成するため前記細胞質コントラストマスク及び前記核コントラス トマスクの間で論理積演算を行なう段階と、及び、 前記第1の染料で染色された細胞質及び前記第2の染料で染色された細胞核を 含む領域を特定するマスクを提供するため、前記交差画像及び前記細胞質コント ラストマスク及び前記核コントラストマスクを処理する段階と、 が含まれている請求項8に記載の方法。 13.付加的な物体を含有するサンプル領域内で胎児有核赤血球を検出する方法 であって、 細胞質を優先的に染色する第1の染料及び細胞核を優先的に染色する第2の染 料で染色されたサンプルを提供する段階と、 前記第1の染料により吸収される波長範囲内の第1の光で前記サンプルを透過 照明する段階と、 前記サンプル内を通過する前記第1の光の第1の画像を形成する段階と、 細胞質の存在を表わす領域を有する細胞質コントラストマスクを生成するため 第1の画像を処理する段階と、 前記第2の染料が螢光を発し第3の光を放出するように第2の光で試料を照明 する段階と、 前記サンプルにより放出された前記第3の光の第2の画像を形成する段階と、 細胞核の存在を表わす領域を有する核コントラストマスクを生成するため第2 の画像を処理する段階と、 可能性ある前記胎児有核赤血球の存在を表わすため前記核コント ラストマスク内の連結されたON画素の領域に充分近い前記細胞質コントラスト マスク内の連結された前記ON画素の領域を決定するため、前記核コントラスト マスクと前記細胞質コントラストマスクを組合わせる段階と、 を含んで成る方法。 14.所定時点で前記サンプルを照明する前記第1及び第2の光のうちのそれぞ れ1方のみで別々に前記第1及び第2の画像が取得される請求項13に記載の方 法。 15.前記サンプルを同時に照明する前記第1の光及び第2の光で得られた単一 画像から前記第1及び第2の画像が誘導される請求項13に記載の方法。 16.前記第1及び第2の画像が、 螢光発光及び吸収に対応する特長がそれぞれ背景レベルより上及び下の強度と なるように前記第1及び第2の光の照明を構成する段階と、及び 背景領域が一般に最低の強度となるように第1の量だけ前記単一画像内の各々 の画素値を低減させることによって前記第1の画像を生成する段階と、及び 背景領域が一般に最高の強度となるように第2の量だけ前記単一画像内の各画 素値を増大させることによって前記第2の画像を生成する段階と、 によって前記単一画像から引き出される請求項15に記載の方法。 17.前記細胞質コントラストマスクを生成するため前記第1の画像を処理する 段階には、その画像内の特長の存在を表わす領域内にON画素を有する2進マス クを作り出すため前記第1の画像にしきい値を適用することが含まれている請求 項13に記載の方法。 18.前記細胞質コントラストマスク及び前記核コントラストマス クを組合わせる段階には、 連結ON画素の領域を拡張させ、かくして処理済みマスクを生成するため、各 マスクを形態的に処理する段階と、及び 画像内に存在する特長の重複又は近重複領域を規定する交差画像を生成するた め、前記処理済みマスクの論理積をとる段階と、 が含まれている請求項13に記載の方法。 19.連結ON画素の領域を拡張させ、かくしてシード画像を生成するため、前 記交差画像を形態的に処理する段階と、及び 胎児有核赤血球である可能性の高い物体について細胞質及び核を表わすため、 前記細胞質コントラストマスク及び前記核コントラストマスク内で前記シード画 像を再構築する段階と、 をさらに含む請求項18に記載の方法。 20.付加的な物体を含有するサンプル領域内で胎児有核赤血球を検出する方法 であって、 胎児細胞質を優先的に染色する第1の染料及び細胞核を優先的に染色する第2 の染料で染色されたサンプルを提供する段階と、 前記第1の染料により吸収される波長範囲内の第1の光で前記サンプルを透過 照明する段階と、 前記第2の染料が螢光を発し第3の光を発出するように第2の光で前記サンプ ルを同時に照明する段階と、 前記サンプル内を通過する前記第1の光及び前記サンプルにより発出された前 記第3の光の単一画像を形成する段階と、 前記単一画像のための背景レベルを決定する段階と、 背景領域が一般に最高の強度となるように第2の量だけ前記単一画像内の画素 値を増大させることによって細胞質画像を生成する段階と、 前記第1の染料によって染色された物体の存在を表わすON画素 をもつ領域を有する2進細胞質コントラストマスクを作り出すため細胞質画像を しきい値演算する段階と、 背景領域が一般に最低の強度となるように第1の量だけ前記単一画像内の画素 値を低減させることによって核画像を生成する段階と、 前記第2の染料によって染色された物体の存在を表わすON画素をもつ領域を 有する2進核コントラストマスクを作り出すための核画像をしきい値演算する段 階と、 連結ON画素の領域を拡張させかくして処理済みマスクを生成するため各マス クを形態的に処理する段階と、 前記第1の染料により染色された細胞質画像内の物体及び前記第2の染料によ り染色された核画像内の物体の重複又は近重複領域を規定する交差画像を生成す るため処理済みマスクの論理積をとる段階と、 連結ON画素の領域を拡張し、かくしてシード画像を生成するため、交差画像 を形態的に処理する段階と、及び 胎児有核赤血球である可能性の高い物体について細胞質及び核を表わすため前 記細胞質コントラストマスク及び前記核コントラストマスク内で前記シード画像 を再構築する段階と、 を含む方法。
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