JP2002514262A - エチレン−酢酸ビニルコポリマーとエチレン−酢酸ビニル−一酸化炭素ターポリマーとの配合物 - Google Patents

エチレン−酢酸ビニルコポリマーとエチレン−酢酸ビニル−一酸化炭素ターポリマーとの配合物

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、特定割合の酢酸ビニルモノマーを有するコポリマーと、特定割合の酢酸ビニルを有するターポリマーとの配合物に関しており、この組成物は、電線およびケーブル、または係る組成物から製造された他の製品に耐熱特性および耐燃特性を付与する。好ましい配合物は、エチレン/酢酸ビニル/COターポリマーを配合されたエチレン−酢酸ビニルコポリマーを含有するか、または本質的になる。その配合物は、酸化アルミニウム三水和物、カーボンブラック、ステアリン酸、トリ(2−メトキシエトキシ)ビニルシラン、ポリマーヒンダードフェノール、ジラウリルチオプロピオネート、N,N’−m−フェニレンジマレイミド、およびα、α’−ビス(t−ブチルパーオキシ)ジイソプロピルベンゼンよりなる群から選択される他の付形剤と、組成成分とを化合することによって製造される。本発明の配合物は、高い酢酸ビニル含量のEVAを実際にシミュレートする。

Description

【発明の詳細な説明】 エチレン−酢酸ビニルコポリマーとエチレン−酢酸ビニル−一酸化炭素ターポリ マーとの配合物 発明の属する技術分野 本発明は、非ハロゲン耐燃性および耐油性材料として有用であるポリマー配合 物に関する。 関連技術の説明 エチレン酢酸ビニルコポリマーおよびコポリマー配合物は、公知である。米国 特許第4,338,227号は種々のコポリマーとその用途を記載している。エ チレン酢酸ビニルコポリマー樹脂は、典型的に優れた亀裂抵抗を示し、可塑剤を 必要とせずに、−60℃から150℃の広い温度範囲にわたって可とう性を保つ 。エチレン酢酸ビニル一酸化炭素は、既知のターポリマーであり、PVCの樹脂 改質剤として一般に用いられる。これはまた可塑剤とも言う。高度の酢酸ビニル である水和充填剤と配合されたエチレン−酢酸ビニルコポリマー(EVA)は、 そのようなポリマー材料から作られた部品(電線およびケーブル)に、非ハロゲ ン耐燃性、低煙特性、そして耐油性を提供する一方、この樹脂ペレットは、製造 および取り扱いに不都合をもたらす粘着性であり、および凝集化する傾向がある ことも知られている。しかし、本発明者は、酢酸ビニル含有量を増加すること、 そしてそれに伴う利点は、以下に説明され、そして特許請求された配合物を配合 することによって達成され、それは満足する耐熱特性を保つ一方で、同時に高度 の酢酸ビニルエチレンコポリマーに関する不都合を取り除きながら、そのような 配合物から作られた材料に改善された非ハロゲン耐燃性および耐油性を付与する ことを発見した。本発明の配合物は、その加工の点で有利なより低い粘度をする 易流動性の非微粉化形態であり、この配合物は改善された低温特性(可とう性) を有し、驚くべき程に改善されたまたは増加された引張強さを有する。 低温での改善された可とう性は、材料の使用可能の範囲を広げる。可とう性を 失い、もろくなる材料は、動くと亀裂が入り作用しなくなる傾向がある。 より低い樹脂配合物の粘度は、より低い電線押出圧力、およびより大きな押出 量の可能性がある一層容易な押出ということである。易流動性のペレットは、よ り容易に取扱いでき、連続ミキサーおよびブスコニーダー(Buss co-kneader) のような連続混合装置内で用いることができる。慣用の材料の空気吸い込み輸送 も可能である。微粒化したペレットは、ダスチング剤が少なすぎるかまたは多す ぎるという問題を生じる。表面のダスチングが少なすぎると、ペレットは、凝集 化し空気吸い込みまたは重力流れ操作が困難または不可能になる。表面のダスチ ングが多すぎると、ダスチング剤は一貫性のない流れおよび他の取扱い困難性を 作り出しながら、濃縮されるようになる。 高い引張強さは、用途および長期耐久性の要求に台うのに必要とされる機械的 性質を提供する。機械的性質の必要性は、最終用途により変化するが、一般に引 張強さのような機械強度が高い方が、高められた製品耐久性に対して望ましい。 追加の付形剤を有する既知のポリマー材料の配合物としての本発明は、エチレン /酢酸ビニルコポリマー中の高い酢酸ビニル割合を必要とせずに配合物の極性を 増加することによって顕著な加工有利性を提供する。本発明者は、エチレン/酢 酸ビニル/一酸化炭素を有する相溶性ターポリマーを用いる配合物が、一酸化炭 素の相対的極性のため必要な極性を提供するのであろうことを発見した。 発明の要旨 本発明は、好ましくは(a)約40パーセントの酢酸ビニルを有し、約3のメ ルトフローインデックス(MFI)を有するエチレン−酢酸ビニルコポリマーを 約70重量%と、(b)約24パーセントの酢酸ビニルを有し、約8〜12パー セントの一酸化炭素を有し、約35のMFIを有するエチレン−酢酸ビニル−一 酸化炭素ターポリマーを約30重量%と、のポリマー配合物を含有する。本発明 はさらに、好ましくは上述した(a)および(b)と、(c)非ハロゲン難燃剤 、(d)加工助剤、(e)カップリング剤、(f)酸化防止剤、および(g)架 橋剤から選択される付形剤と、を含有するかまたはこれらから本質的になる電線 およびケーブル組成物に関する。加えて(カーボンブラックのような)着色剤が 、この組成物に加えられてもよい。この電線およびケーブル組成物は、易流動性 の取 り扱い性、−20℃より低いぜい化温度の低温特性、および1200iより大き い引張強さを示す。 本発明は、上述したような配合物に広く関しており、成分(a)は、二成分ポ リマー配合物の50〜95重量%であり、成分(b)は、この配合物中の他のポ リマーに対応して5〜50重量%である。これらの割合は、目標とされるかまた は望ましい物性の組み合わせが得られる限り、そしてポリマー成分(a)中の酢 酸ビニル含有量と、ポリマー成分(b)中の酢酸ビニル含有量および一酸化炭素 の含有量に応じて、上述した割合から変化してもよい。この配合物は、電線およ びケーブル組成物を形成するのに追加の付形剤と共に配合される場合、ここで検 討された増加した物性を付与する中間混合物として有用である。 ここで用いられた用語の「コポリマー」は、エチレンおよび酢酸ビニルのコポ リマーのことをいう。 ここで用いられた用語の「ターポリマー」は、エチレン/酢酸ビニル/一酸化 炭素ポリマーのことをいう。 本発明者は、このような配合物から作られる材料が、高められた特性を有する ことを発見し、そのようなものとして、このような配合物から作られた部品およ び前述の配合物からかかる部品を製造するプロセスまたは方法を特許請求してい る。成分(a)と(b)の配合物は、難燃性、低煙、非ハロゲン、耐油性、可と う性システムが望ましい多くの用途、例えば、構築物、自動車、および電線・ケ ーブルに有用である。運送システム、船上ケーブル、トレイケーブルおよび海底 採掘油のプラットホームのケーブルにおいて難燃性、低煙ジャケットを有するこ とが望ましい。作業員の避難が困難ないかなる場所でも、電線およびケーブルを 含む低煙、難燃性材料が望ましい。高い極性の配合物は、電力ケーブルおよび耐 油性ジャケットの半導電性遮蔽材に対して剥離性を提供するのに、有用でもある 。配合物の有用性は、可とう性が必要な自動車の発火電線ジャケットに見られる 。 本発明はさらに、成分(a)が約50〜95%、および成分(b)が約5〜5 0%の割合範囲の種々の配合物をシステム的に提供する方法に関しており、これ は、需要者が特定の物性の組み合わせに対して特定の配合物を選択し、上述した 用途に対して追加の付形剤と組み合わせてもよいので、望ましい物性を提供する 。本発明はさらに、ここで特許請求された配合物または組成物から作製される電 線およびケーブルも含む。 発明の詳細な説明 上に要約したように、本発明は高い酢酸ビニルエチレン(EVA)コポリマー に対して改善された物性を有するポリマー配合物に関する。配合物に用いられる エチレン−酢酸ビニルコポリマーは、市販の先駆物質および触媒から、当業界で 公知の方法で製造してもよいし、または商業的供給者から得てもよい。本発明に 有用なエチレン−酢酸ビニルコポリマーは、約18から60重量%の酢酸ビニル 組成を有し、かつ1未満から約100までのMFIを有するものを含む。より狭 い分子量分布を有し、より高い分子量(より低いMFI)を有するエチレン−酢 酸ビニルコポリマーはよりよい物性を提供する。エチレン−酢酸ビニルコポリマ ーは、DuPont、Millennium Petrochemicals、Nova-Borealis Compounds LLC、AT Plastics Inc.、Exxon、ATO Chem、Bayer AGなどを含む多くの製造業者によっ て商業的に供給される。ほとんどの適切なエチレン−酢酸ビニルコポリマーは、 28から40重量%の酢酸ビニル組成と、1から10のMFIを有する。好まし いエチレン−酢酸ビニルは、40重量%の酢酸ビニル組成と、3のMFIを有す る。DuPontはELVAX(登録商標)40L−03のようなポリマーを製造して いる。本発明に用いるのに適切なELVAX(登録商標)の等級としては、EL VAX(登録商標)450(18%VA、MI=8)、ELVAX(登録商標)4 60(18%VA、MI=2.5)、ELVAX(登録商標)470(18%VA 、MI=0.7)、ELVAX(登録商標)350(25%VA、MI=19)、 ELVAX(登録商標)360(25%VA、MI=2)、ELVAX(登録商標 )240(28%VA、MI=43)、ELVAX(登録商標)250(28%V A、MI=25)、ELVAX(登録商標)260(28%VA、MI=6)、E LVAX(登録商標)265(28%VA、MI=3)、ELVAX(登録商標) 150(33%VA、MI=43)、ELVAX(登録商標)40W(40%VA 、MI=52)、ELVAX(登録商標)46 L(46%VA、MI=2.5)、ELVAX(登録商標)46(46%VA、M I=95)、として一般に知られているものを含む。他のエチレンコポリマーは 、市販されており、より高い割合でVAを有している。これらは、配合物中によ り低い割合のターポリマーを用いるのなら適切である。ELVAX(登録商標) は、E.I.DuPont de Nemours and Companyの所有商標である。 エチレン−酢酸ビニル−一酸化炭素ターポリマーは、市販の先駆物質および触 媒から当業界に公知の方法で製造してもよいし、またはELVALOY(登録商 標)のように商業的供給源から得られてもよい。 本発明に有用なEVACOターポリマーは、18から35重量%の酢酸ビニル 含有量、および3〜20重量%の一酸化炭素含有量を有し、そして5から約10 0のMFIを有するターポリマーを含む。より狭い分子量分布およびより高い分 子量(より低いMFI)を有するエチレン−酢酸ビニル−一酸化炭素ターポリマ ーはよりよい物性を付与する。エチレン−酢酸ビニル−一酸化炭素ターポリマー は、DuPontから市販されている。ほとんどの適切なエチレン−酢酸ビニル−一酸 化炭素ターポリマーは、20から30重量%の酢酸ビニル組成、8から12重量 %の一酸化炭素組成、および20から50のMFIを有する。好ましいエチレン −酢酸ビニル−一酸化炭素ターポリマーは、24.0または28.5重量%の酢 酸ビニル組成、それぞれに対し10または9重量%の一酸化炭素組成、および3 5のMFIを有する。DuPontは、このようなポリマーをそれぞれELVALOY (登録商標)741および742として製造している。 上述の酢酸ビニル含有量を有する成分(a)と成分(b)とのポリマー配合物 は、一緒に配合され、一層高い割合でビニル酢酸を含むエチレンコポリマーの酢 酸ビニル含有量をシミュレートする。本発明者は、上記範囲の一酸化炭素を有す る有効量の相溶性ターポリマーを加えることによって、高い酢酸ビニル含有量( 50%より多い)を有するエチレンコポリマーを製造する必要なく、配合物に高 められた極性を付与し、最終的に仕上がった電線およびケーブル組成物を提供す ることができることを発見した。 成分(a)および(b)は、主要成分であるが、耐燃性および/または耐油性 化合物の他の典型的な添加剤が、組成物の目的およびその意図された用途に応じ て加えられる。これらの他の付形剤、構成成分、または添加剤としては、例えば 、HYDRAL-710(登録商標)、CARBON-BLK-N774(登録商標)、ステアリン酸、SILANE- A-172-VINYL(登録商標)、IRGANOX-1010(登録商標)、DLTDP、HVA(登録商標)-NO .-2、およびVUL-CUP(登録商標)-Rが挙げられる。 Alcoa製のHYDRAL-710は、鉱物充填材および難燃剤の両方に用いられる、小さ い粒径で高い表面積を有する沈降酸化アルミニウム三水和物である。ハロゲンを 用いない難燃化は、華氏約392度(200℃)を超える温度で水和された水を 損失することよって付与される。Cabot製のCARBON-BLK-N774はここでは黒の着色 剤として単に用いられる黒色充填剤である。ステアリン酸は、バンバリー(Barb ury)および2−ロールミルのような金属プロセス装置からの化合物の剥離を高 めるための加工助剤としてここでは用いられる。OSI Specialties,Inc.製のSILA NE-A-172-VINYL、トリ(2−メトキシエトキシ)ビニルシランは、化合物の物性 を高めるためにHYDRAL-710鉱物充填剤とのポリマー相互作用を改善するためのカ ップリング剤である。Ciba Geigy製のIRGANOX-1010、ポリマーヒンダードフェノ ールは、一次酸化防止剤であり、熱および酸の存在下で化合物に酸化安定性を付 与する。Morton International製の二次酸化防止剤であるDLTDP(ジラウリルチ オ−ジプロピオネート(dilauryl thio-dlpropionate))は、IRGANOX-1010の一次 酸化防止剤の安定化の性能を高めるように作用する。 DuPont製のHVA-NO.-2、N,N’−m−フェニレンジマレイミドは、VULCUP-R 過酸化物との架橋を高めるための共剤として作用する。Hercules製のVULCUP-R、 α,α’−ビス(t−ブチルパーオキシ)ジイソプロピルベンゼンは、活性化に 典型的に対して華氏300度(149℃)を超える加熱を必要とする一次架橋剤 である。架橋に適切なVULCUP-R過酸化物の量は、1から2.5phrである。ゴ ム100あたりの部として定義されている記号「phr」は、全体のポリマーを 100としている。他の全ての構成成分は、合計100部のポリマーに対する割 合である。成分(a)と(b)との70/30配合物に対するVULCUP-R過酸化物 の好ましい量は、1.85phrである。 これらの配合添加剤の一般的な同等物は、多くの他の供給者から入手可能であ り、そして本質的に同じ方法で作用する。他の異なる特性および性能の必要性を 有する最終用途は、異なる化合物添加剤を用いる。例えば、電力ケーブルおよび 自動車の発火電線ジャケット用の外側の剥離可能な半導電性遮断材には、異なる 配合添加剤が用いられる。物性および性能は、添加剤の種類の選択によって影響 され、用いられる添加剤の量の相対割合よってもより少ない程度で影響される。 本発明による配合物の製造方法は、Banbury(登録商標)ミキサー中にそのSIL ANEを除いた上述の構成成分全てを合わせて、華氏約150度(65.6℃)の 温度まで混合する工程と、前記温度でそのSILANEを添加し、次いで華氏約210 度(99℃)の温度まで混合する工程と、約1分間にわたって華氏210度(9 9度)に保持し、次いで続く物性試験のための加熱テストプラークを用いた架橋 のため2本ロールミル上でスラブ用にシート状にする工程と、を具える。各付形 剤の割合は臨界的でない一方、これらの付形剤の割合範囲と、(a)および(b )成分の割合範囲は、物性および性能に影響する。しかしながら、遊離基または 他の開始剤は、ポリマーおよびポリマー配合物の架橋をもたらすため必要である 。 実施例 以下の実施例は、本発明によって製造された種々の配合物と組成物を説明して おり、有利な性能に関する各組成物に関連する物性をさらに示している。ほとん どの場合、比較例は成分(a)または成分(b)のいずれかを100%有する組 成物である。 下記の表1に示したように、そこに列挙された種々の割合の構成要素または成 分を、シラン成分を除いて組み合わせ、主に剪断加熱によって華氏約150度( 65.6℃)の温度に反応容器(Banbury(登録商標)配合機)中で温度を増加 させながら混合または配合した。混合物をさらに配合しシラン試薬を加え、次い で華氏約210度(99℃)の温度まで混合物を配合した。少なくとも追加の1 分間にわたって撹拌したのち、完全な配合物をどさっと落とし、スラブ用にシー ト状にした。これらの組成物を、連続ミキサ、二軸スクリュー押出機、ブスコニ ーダー、または二本ロール機などの単独で使用されている他の慣用の混合装 置内で製造しても良い。これらの反応条件は、本発明の組成物を製造するのに必 要な適した条件である。配合物を含む各スラブおよび/またはその配合物自体を 、ムーニー粘度、硬度(ショアーA/D)、弾性率(psi)、引張強さ(psi) および伸び率(%)を含む種々の特性に対して試験した。加えて、熱油中の膨潤 率(%膨潤)、LOI(%)(LOIは、極限酸素指数(limiting oxygenindex) の略である。)、パンタロン裂き(Trouser Tear)(ポンド/インチ)およびぜい 化温度(℃)を含む他の物理的パラメータを、試験した。標準変換表を、測定の 他の等価の単位に上記単位を変換するのに用いた。本発明は、最終製品または調 合物の組成に関して(実施例のように)下に記載した構成成分を用いて製造した 生成物、および特定の割合の記載した構成成分を有する生成物または組成物に関 し、そして含む。 表1に記載された実施例および比較例の組成物の物性を、表2に示す。この結 果は、本発明(実施例)の組成物が有利な特性を有することを示す。低温可とう 性を、ここで例に用いたASTM D746の試験法にあるようにぜい化温度と して測定してもよい。この試験において、小さな試験小板は、温度がその半分が 粉砕および欠けるところに達するまで、力を加えられる。試験方法ASTM D 412を、例において引張強さを測定するのに用いた。インストロン掴み具分離 速度は20インチ/分であった。3個のダンベルの平均を試料ごとに試験した。 ムーニー粘度はその本来の意味を有する。ODRは、振動円盤レオメトリー(Os cillating disk rheometry)の略であり、時間の関数として選択された硬化温度 で材料中に埋め込まれたローターを振動するのに必要な回転力または力を測定す ることによって、材料の硬化速度および状態を測定する方法である。回転力の勾 配において急激な増加は、迅速な架橋を表している。最大の回転力は、架橋の高 いレベルを示す。 上記の表2から分かるように、ELVALOY(登録商標)およびELVAX(登録商標) が、上述のように、および100%ELVAX(登録商標)から100%ELVALOY(登 録商標)までの比率曲線全体にわたる割合で配合されたとき、%油膨潤は非常に 減少した。したがって、本発明の組成物は非配合物に対して驚くほど改善された 油膨潤特性を有する。この結果は、高いVA含有量(50%)の、例えばBayer AG(ドイツ)市販のLEVAPREN(登録商標)500HVは、低い油膨潤を有するが 、ELVALOY(登録商標)741(51%)ほど低くはないことも示す。 以下に示した例(実施例4〜8および比較例)は、本発明の最適の配合を例示 し、関連の物性を示す。一般に、実施例および比較例を、上記した一般手順に従 って製造した。種々の構成成分をミキサーにいかなる順番で加えてもよい。その 結果は、ELVAX(登録商標)40L-O3/ELVAL0Y(登録商標)741の70/30配 合物が、以下に示すような追加の付形剤と共に最適な割合を提供したことを示す 。 次のデータは、最適な配合物に対する本発明における組成物の物性を示す。こ の試験を、華氏350度(177℃)で15分間プレス硬化した0.075イン チのスラブで行った。 表4中の単位、およびASTM試験法は、表2と同じである。実施例5は、実 施例6ほど熱老化しなかった。実施例4は、高い%油膨潤を有した。70/30 比のポリマーを含む配合物と、1.5/1.85比のHVA NO.2/VUL-CUP(登録商 標)-Rを有する試料は、例えば50%のVAを含有するEVAと比較したとき、 最良のバランスの特性を有した。 VAとCOの含有量によってELVALOY(登録商標)ターポリマーを変える効果 の比較する追加の実験を行った。例えば、ELVALOY(登録商標)742を741 バージョンに変えて用いた。つまり741中のVAパーセントは24重量%で、 CO含有量が10%であるのに対し、742はVA含有量が28.5%であり、 CO含有量が9%であり、これらは両方とも35(デシグラム/10分)のメル トフローインデックス(MFI)を有する。これらのターポリマーを、70/3 0比でELVAX(登録商標)と組み合わせ、上に挙げた好ましい付形剤と配合した 。上で検討した試験の物理的結果は、表5の実施例9および10によって示され たように両方の配合物に類似した。 自動車点火電線ジャケット中の70/30配合物の評価 耐燃性および耐熱性化合物が安全性能に対して必須となる電線、およびケーブ ル業において、本発明の組成物の有用性のさらなる実例を、自動車点火電線ジャ ケットによって表6中の実施例11に示した。70/30配合物の顕著な利点は 引張強さおよびぜい化温度において実現された。 電力ケーブル用の剥離可能な半導電性遮蔽材における70/30配合物の評価 半導電性の剥離可能な遮蔽材化合物は、優れた機械強度、耐熱性、導電性、お よび剥離性能を必要とする。後者の特性は、半導体と非極性の絶縁体との間の極 性の違いを通して得られる。極性の高酢酸ビニルエチレンコポリマーが典型的に 用いられる。70/30配合物は、その用途に必要とされる剥離性を提供するの に十分に極性である。 上に示された結果は、例えば、耐燃性および耐熱性化合物が安全性能に対して必 須である電線およびケーブル業において、本発明の組成物の有用性を示している 。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成11年5月7日(1999.5.7) 【補正内容】 請求の範囲 1.耐燃性および耐油性組成物であって、 (a)約18〜60重量%の酢酸ビニル割合、および1未満から約100デシ グラム/10分のメルトフローインデックス(MFI)を有するエチレン−酢酸 ビニルコポリマーを成分(b)に対応して50〜95重量%と、 (b)18〜35重量%の酢酸ビOニル割合、3〜20重量%のCO割合、5 から約100デシグラム/10分のメルトフローインデックス(MFI)を有す るエチレン−酢酸ビニル−一酸化炭素ターポリマーを5〜50重量%と、 (c)難燃剤、充填剤、酸化防止剤、カップリング剤、顔料、架橋剤、付形剤 、および加工助剤を含む、電線およびケーブル用途に有用な任意成分と、 の配合物を含有し、 該組成物が、超低密度ポリエチレン(VLDPE)を含まないこと を特徴とする組成物。 2.成分(a)は、28〜46重量%の酢酸ビニル割合、および1から10のM FIを有するエチレン酢酸ビニルコポリマーから選択され、ならびに成分(b) は、20〜30重量%の酢酸ビニル割合、8〜12重量%の一酸化炭素割合、お よび20〜50のMFIを有するエチレン−酢酸ビニル−一酸化炭素ターポリマ ーから選択されることを特徴とする請求項1に記載の組成物。 3.成分(a)が(a)+(b)の総重量に対して70重量%であり、および成 分(b)が30重量%であることを特徴とする請求項2に記載の組成物。 4.前記組成物は、貯蔵時にタブレットが塊になることのない易流動性、−20 ℃未満のぜい化温度の低温特性、および1200〜1300psiの引張強さを 示すことを特徴とする請求項3に記載の組成物。 5.耐燃性および耐油性組成物であって、 (a)約18〜60重量%の酢酸ビニル割合、および約1未満から約100の メルトフローインデックス(MFI)を有するエチレン−酢酸ビニルコポリマー を約50〜95重量%と、 (b)約18〜35重量%の酢酸ビニル割合、約3〜20重量%の一酸化炭素 割合、および5から約100のMFIを有するエチレン−酢酸ビニル−一酸化炭 素ターポリマーを約5〜50重量%と、 (c)非ハロゲン難燃剤と、 (d)加工助剤と、 (e)カップリング剤と、 (f)酸化防止剤と、 (g)架橋剤と、 を含有し、 超低密度ポリエチレン(VLDPE)を含まないこと を特徴とする組成物。 6.成分(a)は、28〜46重量%の酢酸ビニル割合、および1から10のM FIを有するエチレン酢酸ビニルコポリマーから選択され、ならびに成分(b) は、20〜30重量%の酢酸ビニル割合、8〜12重量%の一酸化炭素割合、お よび20〜50のMFIを有するエチレン−酢酸ビニル−一酸化炭素ターポリマ ーから選択されることを特徴とする請求項5に記載の組成物。 7.成分(a)は、約40重量%の酢酸ビニル割合、および約3のMFIを有し 、(a)+(b)の総重量に対して70重量%含まれ、ならびに成分(b)は、 約24重量%の酢酸ビニル割合、約8〜12重量%の一酸化炭素割合、および約 35のMFIを有し、30重量%含まれることを特徴とする請求項6に記載の組 成物。 8.耐燃性組成物における高い酢酸ビニル含量のエチレン−酢酸ビニルコポリマ ーのシミュレート方法であって、 (a)約18〜60重量%の酢酸ビニル割合、および1未満から約100デシ グラム/10分のメルトフローインデックス(MFI)を有するエチレン−酢酸 ビニルコポリマーから選択されるコポリマーを、成分(b)に対応して50〜9 5重量%と、 (b)18〜35重量%の酢酸ビニル割合、3〜20重量%のCO割合、およ び5から約100デシグラム/10分のメルトフローインデックス(MFI)を 有するエチレン−酢酸ビニル−一酸化炭素ターポリマーから選択されるターポリ マーを5〜50重量%と、 を配合する工程と、 さらに(a)および(b)と、 (c)難燃性組成物を形成するための難燃剤、充填剤、酸化防止剤、カップリ ング剤、顔料、架橋剤、付形剤、および加工助剤を含む、電線およびケーブル用 途に有用な任意成分と、 を配合する工程と、 を具え、 該組成物が、超低密度ポリエチレン(VLDPE)を含まないこと を特徴とするシミュレート方法。 9.成分(a)は、28〜46重量%の酢酸ビニル割合、および1から10のM FIを有するエチレン酢酸ビニルコポリマーから選択され、ならびに成分(b) は、20〜30重量%の酢酸ビニル割合、8〜12重量%の一酸化炭素割合、お よび20〜50のMFIを有するエチレン−酢酸ビニル−一酸化炭素ターポリマ ーから選択されることを特徴とする請求項8に記載のシミュレート方法。 10.付形剤が、非ハロゲン難燃剤、加工助剤、カップリング剤、酸化防止剤、 および架橋剤から選択されることを特徴とする請求項8に記載のシミュレート方 法。 11.請求項1〜7に記載の組成物より作製された電線およびケーブル。 12.耐燃性電線およびケーブル組成物の製造方法であって、 (a)約18〜60重量%の酢酸ビニル割合、および1未満から約100デシ グラム/10分のメルトフローインデックス(MFI)を有するエチレン−酢酸 ビニルコポリマーを成分(b)に対応して50〜95重量%と、 (b)18〜35重量%の酢酸ビニル割合、3〜20重量%のCO割合、およ び5から約100デシグラム/10分のメルトフローインデックス(MFI)を 有するエチレン−酢酸ビニル−一酸化炭素ターポリマーを5〜50重量%と、 (c)耐燃性電線およびケーブル組成物を形成するための難燃剤、充填剤、酸 化防止剤、カップリング剤、顔料、架橋剤、付形剤、および加工助剤を含む、電 線およびケーブル用途に有用な任意成分と、 を配合する工程を具え、 該組成物が、ミキサ内で配合され、そして温度は配合工程中高められ、そして該 組成物が超低密度ポリエチレン(VLDPE)を含まないこと を特徴とする製造方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),CA,JP

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.耐燃性および耐油性組成物であって、 (a)約18〜60重量%の酢酸ビニル割合、および1未満から約100デシ グラム/10分のメルトフローインデックス(MFI)を有するエチレン−酢酸 ビニルコポリマーを成分(b)に対応して50〜95重量%と、 (b)18〜35重量%の酢酸ビニル割合、3〜20重量%のCO割合、5か ら約100デシグラム/10分のメルトフローインデックス(MFI)を有する エチレン−酢酸ビニル−一酸化炭素ターポリマーを5〜50重量%と、 (c)電線およびケーブルに許容可能な付形剤と、 の配合物を含有することを特徴とする組成物。 2.成分(a)は、28〜46重量%の酢酸ビニル割合、および1から10のM FIを有するエチレン酢酸ビニルコポリマーから選択され、ならびに成分(b) は、20〜30重量%の酢酸ビニル割合、8〜12重量%の一酸化炭素割合、お よび20〜50のMFIを有するエチレン−酢酸ビニル−一酸化炭素ターポリマ ーから選択されることを特徴とする請求項1に記載の組成物。 3.成分(a)が(a)+(b)の総重量に対して70重量%であり、および成 分(b)が30重量%であることを特徴とする請求項2に記載の組成物。 4.前記組成物は、貯蔵時にペレットが塊になることのない易流動性、−20℃ 未満のぜい化温度の低温特性、および1200〜1300psiの引張強さを示 すことを特徴とする請求項3に記載の組成物。 5.耐燃性および耐油性組成物であって、 (a)約18〜60重量%の酢酸ビニル割合、および約1未満から約100の メルトフローインデックス(MFI)を有するエチレン−酢酸ビニルコポリマー を約50〜95重量%と、 (b)約18〜35重量%の酢酸ビニル割合、約3〜20重量%の一酸化炭素 割合、および5から約100のMFIを有するエチレン−酢酸ビニル−一酸化炭 素ターポリマーを約5〜50重量%と、 (c)非ハロゲン難燃剤と、 (d)加工助剤と、 (e)カップリング剤と、 (f)酸化防止剤と、 (g)架橋剤と、 を含有することを特徴とする組成物。 6.成分(a)は、28〜46重量%の酢酸ビニル割合、および1から10のM FIを有するエチレン酢酸ビニルコポリマーから選択され、ならびに成分(b) は、20〜30重量%の酢酸ビニル割合、8〜12重量%の一酸化炭素割合、お よび20〜50のMFIを有するエチレン−酢酸ビニル−一酸化炭素ターポリマ ーから選択されることを特徴とする請求項5に記載の組成物。 7.成分(a)は、約40重量%の酢酸ビニル割合、および約3のMFIを有し 、(a)+(b)の総重量に対して70重量%含まれ、ならびに成分(b)は、 約24重量%の酢酸ビニル割合、約8〜12重量%の一酸化炭素割合、および約 35のMFIを有し、30重量%含まれることを特徴とする請求項6に記載の組 成物。 8.耐燃性組成物における高い酢酸ビニル含量のエチレン−酢酸ビニルコポリマ ーのシミュレート方法であって、 (a)約18〜60重量%の酢酸ビニル割合、および1未満から約100デシ グラム/10分のメルトフローインデックス(MFI)を有するエチレン−酢酸 ビニルコポリマーから選択されるコポリマーを、成分(b)に対応して50〜9 5重量%と、 (b)18〜35重量%の酢酸ビニル割合、3〜20重量%のCO割合、およ び5から約100デシグラム/10分のメルトフローインデックス(MFI)を 有するエチレン−酢酸ビニル−一酸化炭素ターポリマーから選択されるターポリ マーを5〜50重量%と、 を配合する工程と、 さらに(a)および(b)と、 (c)難燃性組成物を形成するための電線およびケーブルの許容可能な付形剤 と、 を配合する工程とを具えること を特徴とするシミュレート方法。 9.成分(a)は、28〜46重量%の酢酸ビニル割合、および1から10のM FIを有するエチレン酢酸ビニルコポリマーから選択され、ならびに成分(b) は、20〜30重量%の酢酸ビニル割合、8〜12重量%の一酸化炭素割合、お よび20〜50のMFIを有するエチレン−酢酸ビニル−一酸化炭素ターポリマ ーから選択されることを特徴とする請求項8に記載のシミュレート方法。 10.付形剤が、非ハロゲン難燃剤、加工助剤、カップリング剤、酸化防止剤、 および架橋剤から選択されることを特徴とする請求項8に記載のシミュレート方 法。 11.請求項1〜7に記載の組成物より作製された電線およびケーブル。 12.組成物のシステム的選択方法であって、 前記組成物が、 (a)約18〜60重量%の酢酸ビニル割合、および1未満から約100デシ グラム/10分のメルトフローインデックス(MFI)を有するエチレン−酢酸 ビニルコポリマーを成分(b)に対応して50〜95重量%と、 (b)18〜35重量%の酢酸ビニル割合、3〜20重量%のCO割合、およ び5から約100デシグラム/10分のメルトフローインデックス(MFI)を 有するエチレン−酢酸ビニル−一酸化炭素ターポリマーを5〜50重量%と、 (c)電線およびケーブルに許容可能な付形剤と、 の配合物を含有し、 前記選択によって、耐燃性用途に対する所望の物性を付与する ことを特徴とする選択方法。 13.耐燃性電線およびケーブル組成物の製造方法であって、 (a)約18〜60重量%の酢酸ビニル割合、および1未満から約100デシ グラム/10分のメルトフローインデックス(MFI)を有するエチレン−酢酸 ビニルコポリマーを成分(b)に対応して50〜95重量%と、 (b)18〜35重量%の酢酸ビニル割合、3〜20重量%のCO割合、およ び5から約100デシグラム/10分のメルトフローインデックス(MFI)を 有するエチレン−酢酸ビニル−一酸化炭素ターポリマーを5〜50重量%と、 (c)耐燃性の電線およびケーブル組成物を形成するための電線およびケーブ ルに許容可能な付形剤と、 を適切な条件下で配合する工程を具えることを特徴とする製造方法。
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