JP2002513621A - 位相を交互に変化する制御可能なデューティサイクルを使う無線周波数切除装置及び方法 - Google Patents
位相を交互に変化する制御可能なデューティサイクルを使う無線周波数切除装置及び方法Info
- Publication number
- JP2002513621A JP2002513621A JP2000546685A JP2000546685A JP2002513621A JP 2002513621 A JP2002513621 A JP 2002513621A JP 2000546685 A JP2000546685 A JP 2000546685A JP 2000546685 A JP2000546685 A JP 2000546685A JP 2002513621 A JP2002513621 A JP 2002513621A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power
- electrodes
- electrode
- control system
- duty cycle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B18/00—Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body
- A61B18/04—Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body by heating
- A61B18/12—Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body by heating by passing a current through the tissue to be heated, e.g. high-frequency current
- A61B18/14—Probes or electrodes therefor
- A61B18/1492—Probes or electrodes therefor having a flexible, catheter-like structure, e.g. for heart ablation
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B18/00—Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body
- A61B2018/00315—Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body for treatment of particular body parts
- A61B2018/00345—Vascular system
- A61B2018/00351—Heart
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B18/00—Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body
- A61B2018/00571—Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body for achieving a particular surgical effect
- A61B2018/00577—Ablation
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B18/00—Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body
- A61B2018/00636—Sensing and controlling the application of energy
- A61B2018/00696—Controlled or regulated parameters
- A61B2018/00726—Duty cycle
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B18/00—Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body
- A61B2018/00636—Sensing and controlling the application of energy
- A61B2018/00696—Controlled or regulated parameters
- A61B2018/00738—Depth, e.g. depth of ablation
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B18/00—Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body
- A61B2018/00636—Sensing and controlling the application of energy
- A61B2018/00773—Sensed parameters
- A61B2018/00791—Temperature
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Surgery (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Plasma & Fusion (AREA)
- Medical Informatics (AREA)
- Otolaryngology (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Cardiology (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Heart & Thoracic Surgery (AREA)
- Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Surgical Instruments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
生体部位にエネルギーを届ける装置は、複数の電極を有したカテーテルを含んでおり、電極を生体部位に隣接して位置決めしている。電力制御システムは、電極間の位相が交互に変わるように、各々が制御可能な位相角度を有した電力信号を電極の各々に供給する。背後板又は不関電極も、生体部位が電極と背後板との間に挟まれるように生体部位の近くに位置決めされている。背後板は、電力に関して一電圧レベルに維持されている。電力制御システムは、電極間と、電極と背後板の間の電流流れが所望の創傷の連続状態と深さとを結果的に生じさせるように電力の位相角度を制御する。好適な実施例では、電極は、ほぼ直線状アレーで配列されている。各電極のデューティサイクルは制御され、またデューティサイクルのオフ期間中には、隣接電極の位相角度は、より一様な切除部を達成するために交互に変えられている。
Description
【0001】
本発明は、一般に、電気生理学(『EP』)装置と、生物組織にエネルギーを
与える方法に関し、またより具体的には、生体部位により一様な切除部を与える
ための無線周波数(『RF』)エネルギーの印加技術に関する。
与える方法に関し、またより具体的には、生体部位により一様な切除部を与える
ための無線周波数(『RF』)エネルギーの印加技術に関する。
【0002】 健康な人の心拍は、右心房壁に在る洞房結節(『S−A結節』)によって制御
されている。S−A結節は、心房の導電性心臓組織の経路を経て房室系結節(A
−V結節』)に伝達される電気信号電位を発生し、その房室系結節は、次に電気
信号をヒスとプルキニエの導電組織によって心室の隅から隅まで伝達する。心臓
における導電組織の不適当な成長又はそれへの損傷は、S−A及びA−Vの結節
からの正規の電気信号の通過と干渉することになる。そのような干渉から起因す
る電気信号の乱れは、心臓の正常な脈拍を乱し、『心臓不整脈』と称されている
異常脈拍を起こす。
されている。S−A結節は、心房の導電性心臓組織の経路を経て房室系結節(A
−V結節』)に伝達される電気信号電位を発生し、その房室系結節は、次に電気
信号をヒスとプルキニエの導電組織によって心室の隅から隅まで伝達する。心臓
における導電組織の不適当な成長又はそれへの損傷は、S−A及びA−Vの結節
からの正規の電気信号の通過と干渉することになる。そのような干渉から起因す
る電気信号の乱れは、心臓の正常な脈拍を乱し、『心臓不整脈』と称されている
異常脈拍を起こす。
【0003】 心臓不整脈に対しては、不整脈防止薬の投与を含めて、色々と異なった治療が
あるが、多くの場合、損傷した組織の切除は、心臓の正しい動きを回復すること
ができる。そのような切除は、経皮切除によって実施されるが、その場合の処置
では、カテーテルが経皮で患者内に導入されて、動脈を通って心臓の心房又は心
室に導かれ、一つの又は多くの診断、治療及び/若しくは外科的処置を行う。そ
のような場合、切除処置は、電気信号の乱れを排除したり又は導電組織ブロック
をつくって正常な心拍又は少なくとも良くなった心拍を回復するべく、不整脈を
起こしている組織を破壊するのに利用される。不整脈開始部位でうまく導電組織
を切除することで、通常は不整脈を終息させたり、又は心拍も許容レベルまで少
なくとも節制する。不整脈に対して広く受け入れられている治療には、RFエネ
ルギーを導電組織に加えることが含まれている。
あるが、多くの場合、損傷した組織の切除は、心臓の正しい動きを回復すること
ができる。そのような切除は、経皮切除によって実施されるが、その場合の処置
では、カテーテルが経皮で患者内に導入されて、動脈を通って心臓の心房又は心
室に導かれ、一つの又は多くの診断、治療及び/若しくは外科的処置を行う。そ
のような場合、切除処置は、電気信号の乱れを排除したり又は導電組織ブロック
をつくって正常な心拍又は少なくとも良くなった心拍を回復するべく、不整脈を
起こしている組織を破壊するのに利用される。不整脈開始部位でうまく導電組織
を切除することで、通常は不整脈を終息させたり、又は心拍も許容レベルまで少
なくとも節制する。不整脈に対して広く受け入れられている治療には、RFエネ
ルギーを導電組織に加えることが含まれている。
【0004】
【従来の技術】 心房細動(『AF』)の場合、コックス氏等によって発刊され、『メズ処置』
として知られている処置は、心房再突入を防ぎ、また脈拍が全体の心筋層を活性
化できるようにする連続した心房切開を含んでいる。この処置はうまく行くと思
われて来たが、それは、強い侵襲性アプローチを含んでいる。適当なEPカテー
テルシステムを使用したりして、より軽い侵襲性のアプローチを利用して、メズ
処置と同じ結果を達成するのがより好ましい。
として知られている処置は、心房再突入を防ぎ、また脈拍が全体の心筋層を活性
化できるようにする連続した心房切開を含んでいる。この処置はうまく行くと思
われて来たが、それは、強い侵襲性アプローチを含んでいる。適当なEPカテー
テルシステムを使用したりして、より軽い侵襲性のアプローチを利用して、メズ
処置と同じ結果を達成するのがより好ましい。
【0005】 ユニポーラとバイポーラとで心臓組織にRFエネルギを加える2つの一般的な
方法がある。ユニポーラ方法では、例えば背後板等の大きな表面積の電極が、戻
しとしての働きをするために患者の胸や、背中や、他の外部個所に設置される。
背後板は、通常カテーテルを介して心臓内に導入され且つ迷入性導電組織と緊密
接触して設置される一つ以上の電極と共に電気回路を完成している。バイポーラ
方法では、心臓内に導入された電極は、異なった電位を有し、自分自身の間に電
気回路を完成している。バイポーラ方法では、カテーテルの2つの電極間を移動
するフラックスは、組織内に入り、切除を起こす。
方法がある。ユニポーラ方法では、例えば背後板等の大きな表面積の電極が、戻
しとしての働きをするために患者の胸や、背中や、他の外部個所に設置される。
背後板は、通常カテーテルを介して心臓内に導入され且つ迷入性導電組織と緊密
接触して設置される一つ以上の電極と共に電気回路を完成している。バイポーラ
方法では、心臓内に導入された電極は、異なった電位を有し、自分自身の間に電
気回路を完成している。バイポーラ方法では、カテーテルの2つの電極間を移動
するフラックスは、組織内に入り、切除を起こす。
【0006】 切除中には、電極は、ターゲットの心臓内組織と緊密接触するように設置され
ている。RFエネルギーが電極に加えられて、ターゲット組織の温度を生存でき
ない状態まで上昇させる。一般に、生存できる組織と生存できない組織の温度境
界は約48℃である。48℃より高い温度に加熱された組織は、生存できなくな
り、切除部を限定する。目標は、一般に37℃である組織温度を非常に均一に4
8℃より高い温度まで上げることであり、その間、組織表面の温度と電極の温度
の両方共100℃より低く保っている。
ている。RFエネルギーが電極に加えられて、ターゲット組織の温度を生存でき
ない状態まで上昇させる。一般に、生存できる組織と生存できない組織の温度境
界は約48℃である。48℃より高い温度に加熱された組織は、生存できなくな
り、切除部を限定する。目標は、一般に37℃である組織温度を非常に均一に4
8℃より高い温度まで上げることであり、その間、組織表面の温度と電極の温度
の両方共100℃より低く保っている。
【0007】 RFエネルギーを加えるための切除カテーテルの基本的構造には、電極装置が
取り付けられた遠位チップが含まれている。電極装置は、接触し隣接している組
織を加熱する電気信号源となっている。ユニポーラ方法では、電極装置は、RF
エネルギーを放射するのに使用される単一電極を有している。この単一電極は、
一方の電気極板としての働きをする。他方の電気極板は、患者の外側身体部分と
接触している背後板によって形成されている。RF源が、電極に加えられる。R
F源は、一般に500kHzの範囲で、シヌソイドの電圧を発生する。これが標
準的電極カテーテルの遠位チップと背後板との間に供給されると、それは局部集
中されたRF加熱効果を生み、チップ電極よりも若干大きな良く限定された深く
鋭い創傷を発生する。
取り付けられた遠位チップが含まれている。電極装置は、接触し隣接している組
織を加熱する電気信号源となっている。ユニポーラ方法では、電極装置は、RF
エネルギーを放射するのに使用される単一電極を有している。この単一電極は、
一方の電気極板としての働きをする。他方の電気極板は、患者の外側身体部分と
接触している背後板によって形成されている。RF源が、電極に加えられる。R
F源は、一般に500kHzの範囲で、シヌソイドの電圧を発生する。これが標
準的電極カテーテルの遠位チップと背後板との間に供給されると、それは局部集
中されたRF加熱効果を生み、チップ電極よりも若干大きな良く限定された深く
鋭い創傷を発生する。
【0008】
幾つかの処置では、ユニポーラ構成において単一電極によって発生されるもの
よりもより大きな表面積を有した創傷が必要とされる場合がある。このために、
幾つかの切除カテーテルが設計されてきた。より大きな表面切除面積を提供する
ように設計された一カテーテルでは、引き込みモードから展開する4つの周辺電
極を有した電極装置が使用される。デサイ氏に付与された米国特許第5,500
,011号を見てください。拡張されると、即ち扇形展開されると、4本の周辺
電極と中央電極とは、単一電極よりもより大きな組織表面積を覆う電極アレーを
形成する。在来のRF電源と共に、背後板と組合わせて使用されると、5本の電
極は、電極アレーによって囲まれた領域に渡って分布された5つの創傷スポット
を発生する。発生された創傷は、互いに不連続であり、また電極間には切除され
ないで残っている領域がある。この装置は、拡張されると全ての電極が心内膜と
接触するように操作されなければならない。全ての5つの電極が搭載されている
カテーテル端部がターゲット組織と緊密接触するような『端部オン』のアプロー
チが必要とされている。
よりもより大きな表面積を有した創傷が必要とされる場合がある。このために、
幾つかの切除カテーテルが設計されてきた。より大きな表面切除面積を提供する
ように設計された一カテーテルでは、引き込みモードから展開する4つの周辺電
極を有した電極装置が使用される。デサイ氏に付与された米国特許第5,500
,011号を見てください。拡張されると、即ち扇形展開されると、4本の周辺
電極と中央電極とは、単一電極よりもより大きな組織表面積を覆う電極アレーを
形成する。在来のRF電源と共に、背後板と組合わせて使用されると、5本の電
極は、電極アレーによって囲まれた領域に渡って分布された5つの創傷スポット
を発生する。発生された創傷は、互いに不連続であり、また電極間には切除され
ないで残っている領域がある。この装置は、拡張されると全ての電極が心内膜と
接触するように操作されなければならない。全ての5つの電極が搭載されている
カテーテル端部がターゲット組織と緊密接触するような『端部オン』のアプロー
チが必要とされている。
【0009】 もう一つ別のカテーテルでは、中央の電極と、引き込みモードから扇形状に展
開する幾つかの周辺電極とを有した電極装置が使用される。切除中には背後板が
使用されず;代わりに中央電極が、基準としての働きをし、他方周辺電極が、多
相RF電力をそれらに印加している。例えば、デザイ氏等に付与された米国特許
第5,383,917号を見て下さい。この技術は、組織のより大きな表面積に
渡るより連続した創傷を与えてくれるが、他方で切除大きさは、比較的浅く非均
一な創傷深さとなっている。この構成は、更に、端部オンの接触が展開された電
極によって行われるように、上述したものと同じようなカテーテル操作を必要と
している。非均一な切除部を有した創傷は、創傷の一部における深さが、不規則
な信号の通過を止めるのに十分では無いので、望ましくない。不規則な信号がそ
のような切除部の下方を通るかも知れないので、不整脈が再び起き得るようし、
その際、処置が十分な深さの切除部を得るべくもう一度繰り返されなければなら
ない。
開する幾つかの周辺電極とを有した電極装置が使用される。切除中には背後板が
使用されず;代わりに中央電極が、基準としての働きをし、他方周辺電極が、多
相RF電力をそれらに印加している。例えば、デザイ氏等に付与された米国特許
第5,383,917号を見て下さい。この技術は、組織のより大きな表面積に
渡るより連続した創傷を与えてくれるが、他方で切除大きさは、比較的浅く非均
一な創傷深さとなっている。この構成は、更に、端部オンの接触が展開された電
極によって行われるように、上述したものと同じようなカテーテル操作を必要と
している。非均一な切除部を有した創傷は、創傷の一部における深さが、不規則
な信号の通過を止めるのに十分では無いので、望ましくない。不規則な信号がそ
のような切除部の下方を通るかも知れないので、不整脈が再び起き得るようし、
その際、処置が十分な深さの切除部を得るべくもう一度繰り返されなければなら
ない。
【0010】 上記技術の両方の機械的構成は、拡張アプローチから構成されている。切除に
使用される時は、電極装置は、一般にカテーテルシステムの一部となっている。
従って、患者に対するショック性障害を低減するために、患者に導入中また患者
から抜き出し中に電極装置の直径を最小化するのが望ましい。従って、周辺の拡
張可能な電極を有した電極装置は、周辺電極が大寸法に拡張可能であるが、尚実
用的に小さい寸法に縮小できるように構成されなければならない。そのような要
請は、正規の作動に必要とされる機械部品の動きに依って設計上及び製造上の困
難さをまねく。拡張可能なカテーテルに係わる望ましくない複雑さや製造コスト
の増大は、更に考慮すべきものである。
使用される時は、電極装置は、一般にカテーテルシステムの一部となっている。
従って、患者に対するショック性障害を低減するために、患者に導入中また患者
から抜き出し中に電極装置の直径を最小化するのが望ましい。従って、周辺の拡
張可能な電極を有した電極装置は、周辺電極が大寸法に拡張可能であるが、尚実
用的に小さい寸法に縮小できるように構成されなければならない。そのような要
請は、正規の作動に必要とされる機械部品の動きに依って設計上及び製造上の困
難さをまねく。拡張可能なカテーテルに係わる望ましくない複雑さや製造コスト
の増大は、更に考慮すべきものである。
【0011】 そこで、当業者は、制御可能な表面及び深さについての特性を備えた創傷が発
生されて、それによって切除部が制御されるように生体部位を通る電流部を制御
できる構造上安定し、侵襲性が最少の切除装置の必要性を認めている。更に、不
規則な信号経路が存在し続かないように創傷に渡ってより一様な切除深さを確立
する必要が認識されて来ている。本発明は、これらの必要性等を満足するもので
ある。
生されて、それによって切除部が制御されるように生体部位を通る電流部を制御
できる構造上安定し、侵襲性が最少の切除装置の必要性を認めている。更に、不
規則な信号経路が存在し続かないように創傷に渡ってより一様な切除深さを確立
する必要が認識されて来ている。本発明は、これらの必要性等を満足するもので
ある。
【0012】 要約すると、一般的関係で、本発明は、切除中に発生される創傷の表面積と連
続性と深さとを制御するために、切除中に生体部位へのエネルギー印加を制御す
る装置と方法に指向されている。
続性と深さとを制御するために、切除中に生体部位へのエネルギー印加を制御す
る装置と方法に指向されている。
【0013】
【課題を解決するための手段】 第1局面では、本発明は、カテーテルの遠位端に配列され且つ生体部位に配置
された複数の電極と、生体部位が電極と背後板との間に挟まれるように生体部位
の近傍に位置決め可能な背後板と、第1電極への電力信号が第1位相角度を有し
且つ第2電極への電力信号が第2位相角度を有していて且つ電流が上記第1及び
第2の電極の間及び少なくとも一つ電極と背後板との間で流れるように少なくと
も一つの電力信号が背後板とは異なった電圧レベルを有するべく電力信号を電極
の各々に与える電力制御システムとから構成されており、そこで、電力制御シス
テムは、第1時間期間で、第1及び第2の電極が、第1及び第2の位相角度を各
々有し且つ第2時間期間で、第1及び第2の電極が、第1及び第2の位相角度を
各々有するように第1と第2の電極の間で位相角度を交互に変化するようにして
いる生体部位へエネルギーを届ける装置に指向されている。
された複数の電極と、生体部位が電極と背後板との間に挟まれるように生体部位
の近傍に位置決め可能な背後板と、第1電極への電力信号が第1位相角度を有し
且つ第2電極への電力信号が第2位相角度を有していて且つ電流が上記第1及び
第2の電極の間及び少なくとも一つ電極と背後板との間で流れるように少なくと
も一つの電力信号が背後板とは異なった電圧レベルを有するべく電力信号を電極
の各々に与える電力制御システムとから構成されており、そこで、電力制御シス
テムは、第1時間期間で、第1及び第2の電極が、第1及び第2の位相角度を各
々有し且つ第2時間期間で、第1及び第2の電極が、第1及び第2の位相角度を
各々有するように第1と第2の電極の間で位相角度を交互に変化するようにして
いる生体部位へエネルギーを届ける装置に指向されている。
【0014】 より詳細な局面では、電力制御システムは、各デューティサイクルがオン期間
とオフ期間を有した状態で、各電力信号のデューティサイクルを制御する。更に
、より詳細な局面では、電力信号は、0度よりは大きいが180度よりは小さい
量だけ位相が異なっている。更に、より詳細な局面では、電力信号は、ほぼ13
2度に等しい量だけ位相角度が異なっている。
とオフ期間を有した状態で、各電力信号のデューティサイクルを制御する。更に
、より詳細な局面では、電力信号は、0度よりは大きいが180度よりは小さい
量だけ位相が異なっている。更に、より詳細な局面では、電力信号は、ほぼ13
2度に等しい量だけ位相角度が異なっている。
【0015】 もう一つ別の局面では、温度検知装置が、電極における温度を表した温度信号
を電力制御システムに与えるために電極に配置されており、そこで、電力制御シ
ステムは、温度信号に応答して電力信号のデューティサイクルを制御するように
なっている。もう一つ別の局面では、計測装置が、少なくとも一つの電極に印加
される電力信号の少なくとも一特性を検知し、電力計測値信号を提供し、そこで
、電力制御システムは、電力計測値信号を受信し、電力信号に基づいてインピー
ダンス計測を確定し、電力計測信号に応答して電力信号のデューティサイクルを
制御する。
を電力制御システムに与えるために電極に配置されており、そこで、電力制御シ
ステムは、温度信号に応答して電力信号のデューティサイクルを制御するように
なっている。もう一つ別の局面では、計測装置が、少なくとも一つの電極に印加
される電力信号の少なくとも一特性を検知し、電力計測値信号を提供し、そこで
、電力制御システムは、電力計測値信号を受信し、電力信号に基づいてインピー
ダンス計測を確定し、電力計測信号に応答して電力信号のデューティサイクルを
制御する。
【0016】 別の局面では、電力制御システムは、各電力信号が位相信号として個別に制御
可能な状態で、複数の電極の各々に別々の電力信号を与えるようになっている。
電極は、カテーテルの遠位端部において直線状アレーに配列されている。更に、
電力中断装置は、電力制御システムに接続されており、そこで、電力制御システ
ムは、選択された電極への電力を中断するように電力中断装置を制御するように
なっている。
可能な状態で、複数の電極の各々に別々の電力信号を与えるようになっている。
電極は、カテーテルの遠位端部において直線状アレーに配列されている。更に、
電力中断装置は、電力制御システムに接続されており、そこで、電力制御システ
ムは、選択された電極への電力を中断するように電力中断装置を制御するように
なっている。
【0017】
本発明のこれらや他の局面と長所は、例示として本発明の好適な実施例を図示
した添付図面と関連させることで、次のより詳細な説明から明らかになるであろ
う。
した添付図面と関連させることで、次のより詳細な説明から明らかになるであろ
う。
【0018】 さて、幾つかの図の中で同じ又は相応した要素を示すのに同じ参照番号が使わ
れている図面を見ると、図1には、本発明の幾つかの局面に係る切除装置10が
示されている。本装置10は、電極装置16に電力又は駆動力14を与える電力
制御システム12を有している。電力制御システム12は、電力14を通して与
える幾つかの出力シャンネルを持つことができる電力発生器18から構成されて
いる。電力発生器18の作動は、制御信号21を電力発生器18に出力するコン
トローラ20によって制御される。コントローラ20は、電力発生器18によっ
て与えられる電力14を監視している。更に、コントローラ20は、また電極装
置16から温度信号22を受信する。電力14と温度信号22に基づいて、コン
トローラ20は、電力発生器18の作動を調節する。背後板24は、電極装置1
6から対峙したサイトである生体部位26に近接して配置されていて、電力発生
器18に背後板電線28によって接続されている。背後板24は、詳細に以下に
説明されているように、電極に与えられる電力に対して基準レベルに設定されて
いる。
れている図面を見ると、図1には、本発明の幾つかの局面に係る切除装置10が
示されている。本装置10は、電極装置16に電力又は駆動力14を与える電力
制御システム12を有している。電力制御システム12は、電力14を通して与
える幾つかの出力シャンネルを持つことができる電力発生器18から構成されて
いる。電力発生器18の作動は、制御信号21を電力発生器18に出力するコン
トローラ20によって制御される。コントローラ20は、電力発生器18によっ
て与えられる電力14を監視している。更に、コントローラ20は、また電極装
置16から温度信号22を受信する。電力14と温度信号22に基づいて、コン
トローラ20は、電力発生器18の作動を調節する。背後板24は、電極装置1
6から対峙したサイトである生体部位26に近接して配置されていて、電力発生
器18に背後板電線28によって接続されている。背後板24は、詳細に以下に
説明されているように、電極に与えられる電力に対して基準レベルに設定されて
いる。
【0019】 電極装置16は、一般に例えば心臓の心房や心室等の生体部位26内に経皮で
導入され得る操縦可能なEPカテーテル30の一部となっている。電極装置16
は、構成要素間の関係と、構成要素と電力制御システム12との間の関係をより
明瞭に図示するために描かれた構成要素と共に概略形状で示されている。この実
施例では、カテーテル30は、遠位部分34と患者の外部に配置されたハンドル
31とから構成されている。電極装置16の好適な実施例は、カテーテル30の
遠位部分34に沿ってほぼ直線状アレーで配列された12個の帯状電極32を有
している。電極装置16は、チップ電極36を有することができる。(述べられ
ているように、好適な実施例はより多く有することができるが、図示を明瞭にす
るために、ただ4個の帯状電極32が図に示されているだけである。)帯状電極
32は、空間38が隣接電極間に存在するように配列されている。電極装置16
の一形態では、帯状電極32の幅は3mmであり、電極間の空間38は4mmで
ある。そのような電極装置16の全長は、約8cmである。
導入され得る操縦可能なEPカテーテル30の一部となっている。電極装置16
は、構成要素間の関係と、構成要素と電力制御システム12との間の関係をより
明瞭に図示するために描かれた構成要素と共に概略形状で示されている。この実
施例では、カテーテル30は、遠位部分34と患者の外部に配置されたハンドル
31とから構成されている。電極装置16の好適な実施例は、カテーテル30の
遠位部分34に沿ってほぼ直線状アレーで配列された12個の帯状電極32を有
している。電極装置16は、チップ電極36を有することができる。(述べられ
ているように、好適な実施例はより多く有することができるが、図示を明瞭にす
るために、ただ4個の帯状電極32が図に示されているだけである。)帯状電極
32は、空間38が隣接電極間に存在するように配列されている。電極装置16
の一形態では、帯状電極32の幅は3mmであり、電極間の空間38は4mmで
ある。そのような電極装置16の全長は、約8cmである。
【0020】 帯状電極32の配列は、直線状アレーに限定されず、他のパターン形状を取る
ことができる。一般に4から8cmの長さの直線状創傷が望まれている心房細動
の治療等の或る治療処置にとっては、ほぼ直線状アレーが好ましい。直線状アレ
ーは、カテーテル30によってより容易に担持されており、またカテーテルの寸
法を縮小している。
ことができる。一般に4から8cmの長さの直線状創傷が望まれている心房細動
の治療等の或る治療処置にとっては、ほぼ直線状アレーが好ましい。直線状アレ
ーは、カテーテル30によってより容易に担持されており、またカテーテルの寸
法を縮小している。
【0021】 帯状電極32は、生体組織26のものよりもかなり高い伝熱性を有した材料か
ら形成されている。利用可能な材料には、銀、銅、金、クロム、アルミニウム、
モリブデン、タングステン、ニッケル、プラチナ及び10%のイリジウムを含有
したプラチナが含まれる。電極32と組織26の間の伝熱性の差によって、電極
32は、生体部位における流動流体内においてより急速に冷える。電極32に供
給される電力は、電極の冷却が行われるように切除中に調節されるが、他方同時
に切除が結果的に行われるように組織の温度が蓄積できるようにしている。電極
32は、例えば血液等の心臓内の流体との接触に使用される表面積が、電極から
周囲の血液に十分に熱放散ができるように十分なものとなっている。好適な実施
例では、電極32は、3mmの長さを有した7フレンチ(2.3mmの直径)と
なっている。
ら形成されている。利用可能な材料には、銀、銅、金、クロム、アルミニウム、
モリブデン、タングステン、ニッケル、プラチナ及び10%のイリジウムを含有
したプラチナが含まれる。電極32と組織26の間の伝熱性の差によって、電極
32は、生体部位における流動流体内においてより急速に冷える。電極32に供
給される電力は、電極の冷却が行われるように切除中に調節されるが、他方同時
に切除が結果的に行われるように組織の温度が蓄積できるようにしている。電極
32は、例えば血液等の心臓内の流体との接触に使用される表面積が、電極から
周囲の血液に十分に熱放散ができるように十分なものとなっている。好適な実施
例では、電極32は、3mmの長さを有した7フレンチ(2.3mmの直径)と
なっている。
【0022】 帯状電極32の厚さも、それが接触する組織から熱エネルギーを引き出す電極
能力にも影響する。本実施例では、電極32は、電極が電極の外径を過度に増大
させる必要無しに組織からエネルギーを効果的に引き離すように実質的に薄く保
たれている。本発明の好適な実施例では、帯状電極の厚さは、0.05から0.
13mm(0.02から0.005インチ)となっている。
能力にも影響する。本実施例では、電極32は、電極が電極の外径を過度に増大
させる必要無しに組織からエネルギーを効果的に引き離すように実質的に薄く保
たれている。本発明の好適な実施例では、帯状電極の厚さは、0.05から0.
13mm(0.02から0.005インチ)となっている。
【0023】 電極装置16の温度をその長さに沿った色々な点で監視するための温度センサ
ー40が、電極装置16に組み込まれている。一実施例では、各帯状電極32は
、温度センサー40をそれに搭載している。各温度センサー40は、そのセンサ
ーにおける各々の帯状電極32の温度を表示する温度信号22をコントローラ2
0に与える。電極装置16のもう一つ別の実施では、温度センサー40は、一つ
おきの帯状電極32に搭載されている。かくして、12個の電極を有したカテー
テルに対しては、6個の電極上に温度センサーが存在している。電極装置16の
更にもう一つ別の実施例では、一つおきの電極が、2つの温度センサー40を有
している。各電極に対して1つの温度センサーを有した実施例を示している図1
では、各電極32が切除目的のために各電極に電力を与えるための1本の電力リ
ード線15と、各温度センサー40がサーモカップル効果を確立するための2本
の温度リード線23とが示されている。
ー40が、電極装置16に組み込まれている。一実施例では、各帯状電極32は
、温度センサー40をそれに搭載している。各温度センサー40は、そのセンサ
ーにおける各々の帯状電極32の温度を表示する温度信号22をコントローラ2
0に与える。電極装置16のもう一つ別の実施では、温度センサー40は、一つ
おきの帯状電極32に搭載されている。かくして、12個の電極を有したカテー
テルに対しては、6個の電極上に温度センサーが存在している。電極装置16の
更にもう一つ別の実施例では、一つおきの電極が、2つの温度センサー40を有
している。各電極に対して1つの温度センサーを有した実施例を示している図1
では、各電極32が切除目的のために各電極に電力を与えるための1本の電力リ
ード線15と、各温度センサー40がサーモカップル効果を確立するための2本
の温度リード線23とが示されている。
【0024】 もう一つ別のアプローチでは、駆動電線は、サーモカップル電線の内の1本か
ら構成されるか、又は同じ電極上に搭載された複数のサーモカップル用の共通電
線から構成される。本願発明者は、ここに、これと同じ日に出願された『電極と
センサー用に共通リード線を有したカテーテル』と言う名称の代理人整理番号第
40310(13290)号を有した彼の出願と、これと同じ日に出願された『
多数の感温連結部を提供する非連結サーモカップルを有した電極』と言う名称の
登録番号第40445(12370)号を有した彼の出願を参考までに組み入れ
ている。
ら構成されるか、又は同じ電極上に搭載された複数のサーモカップル用の共通電
線から構成される。本願発明者は、ここに、これと同じ日に出願された『電極と
センサー用に共通リード線を有したカテーテル』と言う名称の代理人整理番号第
40310(13290)号を有した彼の出願と、これと同じ日に出願された『
多数の感温連結部を提供する非連結サーモカップルを有した電極』と言う名称の
登録番号第40445(12370)号を有した彼の出願を参考までに組み入れ
ている。
【0025】 さて、図2を見ると、本発明の幾つかの局面に係る切除装置10と方法のブロ
ック線図が示されている。図2において、電力制御システム12の単一チャンネ
ルが描かれている。このチヤンネルは、単一電極32への電力印加を制御する。
他の構成に関連して説明するが、チャンネルは、複数の又はグループの電極を制
御する。図2において、コントローラ20(図1)の一部分であるマイクロプロ
セッサー42は、デューティサイクル制御信号44をデューティサイクル発生器
45に与える。この場合、デューティサイクル発生器45は、8ビットのラッチ
46によって制御信号44を受信する。ラッチ46は、8ビット信号47をデュ
ーティサイクル比較器48に与える。比較器48は、8ビット信号47を8ビッ
トデューティサイクルカウンター50からのカウントと比較し、もし、カウント
が同じであれば、デューティサイクルのオフ信号49をデューティサイクルのゲ
ート52に与える。ゲート52は、500kHzを発生する発振器等の周波数源
54に接続されている。ゲート52が比較器48からデューティサイクルのオフ
信号49を受信すると、それは、ゲートを介して周波数源信号のその出力を止め
、何ら出力が存在しなくなる。
ック線図が示されている。図2において、電力制御システム12の単一チャンネ
ルが描かれている。このチヤンネルは、単一電極32への電力印加を制御する。
他の構成に関連して説明するが、チャンネルは、複数の又はグループの電極を制
御する。図2において、コントローラ20(図1)の一部分であるマイクロプロ
セッサー42は、デューティサイクル制御信号44をデューティサイクル発生器
45に与える。この場合、デューティサイクル発生器45は、8ビットのラッチ
46によって制御信号44を受信する。ラッチ46は、8ビット信号47をデュ
ーティサイクル比較器48に与える。比較器48は、8ビット信号47を8ビッ
トデューティサイクルカウンター50からのカウントと比較し、もし、カウント
が同じであれば、デューティサイクルのオフ信号49をデューティサイクルのゲ
ート52に与える。ゲート52は、500kHzを発生する発振器等の周波数源
54に接続されている。ゲート52が比較器48からデューティサイクルのオフ
信号49を受信すると、それは、ゲートを介して周波数源信号のその出力を止め
、何ら出力が存在しなくなる。
【0026】 500kHzの周波数で、8ビット制御は、0.5ミリ秒の期間又は時間フレ
ームを有する。50%のデューティサイクルでは、電極は、ほんの0.25ミリ
秒のオフ期間になっている。電極をより大きく冷却できるようにするために、期
間又は時間フレーム78(図6)は、周波数源54とカウンター50との間に介
設されたプレスカラー56を使って延長される。一実施例では、プレスカラー5
6は、期間を4ミリ秒に延ばし、それで50%デューティサイクル中に2ミリ秒
のオフ期間を許容している。このことは、結果的に、上述した非常に薄い帯状電
極に対して十分な冷却時間を与えることになる。他の期間延長も、状況に応じて
使用されよう。10%デューティサイクルは特に心臓組織の切除において有効で
あることが判った。高ピーク電力の印加と、10%デューティサイクルと、帯状
電極における高熱伝導材の使用と、帯状電極を流通し、電極への冷却効果を有し
た流体との組み合わせによって、組織に対してもっとより効果的に電力を印加す
ることになる。切除が、もっとより早く起きる。
ームを有する。50%のデューティサイクルでは、電極は、ほんの0.25ミリ
秒のオフ期間になっている。電極をより大きく冷却できるようにするために、期
間又は時間フレーム78(図6)は、周波数源54とカウンター50との間に介
設されたプレスカラー56を使って延長される。一実施例では、プレスカラー5
6は、期間を4ミリ秒に延ばし、それで50%デューティサイクル中に2ミリ秒
のオフ期間を許容している。このことは、結果的に、上述した非常に薄い帯状電
極に対して十分な冷却時間を与えることになる。他の期間延長も、状況に応じて
使用されよう。10%デューティサイクルは特に心臓組織の切除において有効で
あることが判った。高ピーク電力の印加と、10%デューティサイクルと、帯状
電極における高熱伝導材の使用と、帯状電極を流通し、電極への冷却効果を有し
た流体との組み合わせによって、組織に対してもっとより効果的に電力を印加す
ることになる。切除が、もっとより早く起きる。
【0027】 終端カウント検出器58は、期間の最終カウントを検出し、周波数源信号の連
続した出力のためにゲートをリセットする終端カウンント信号59をゲート52
に送る。このことは、次に、デューティサイクルのオン期間を開始し、カウンタ
ー50は、そのカウントを再び始める。一つの好適な実施例では、デューティサ
イクルは50%に設定され、8ビットのラッチは、従って128に設定される。
もう一つ別の実施例では、デューティサイクルは10%に設定される。
続した出力のためにゲートをリセットする終端カウンント信号59をゲート52
に送る。このことは、次に、デューティサイクルのオン期間を開始し、カウンタ
ー50は、そのカウントを再び始める。一つの好適な実施例では、デューティサ
イクルは50%に設定され、8ビットのラッチは、従って128に設定される。
もう一つ別の実施例では、デューティサイクルは10%に設定される。
【0028】 プログラム制御可能な論理アレー(『PLA』)60は、マイクロプロセッサ
ー42から位相制御信号61を受信し、それに従って周波数源54の位相を制御
する。一実施例では、PLA60は、終端カウント検出器58から終端カウント
信号59を受信し、その終端カウント信号の受信後にただ位相変更のみができる
ようにしている。
ー42から位相制御信号61を受信し、それに従って周波数源54の位相を制御
する。一実施例では、PLA60は、終端カウント検出器58から終端カウント
信号59を受信し、その終端カウント信号の受信後にただ位相変更のみができる
ようにしている。
【0029】 デューティサイクルのオン期間中のゲート52からの出力信号は、信号をより
高いレベルに、この場合は24ボルトに高める二元電力増幅器62に与えられる
。増幅された信号は、次に帯域フィルター64で瀘過され、幾分矩形状の波をサ
イン波形に変換する。一実施例における帯域フィルター64は、500kHzに
集中されている。瀘過された信号は、次に、信号を更により高いレベルに、例え
ば350ボルトのピークピーク値に増幅する絶縁された出力変圧器66に与えら
れる。この信号は、次に、それが切除を起こすために生体部位で、電極32に電
力出力信号OUTn14として与えられる以前にリレー相互接続部67に送られ
る。
高いレベルに、この場合は24ボルトに高める二元電力増幅器62に与えられる
。増幅された信号は、次に帯域フィルター64で瀘過され、幾分矩形状の波をサ
イン波形に変換する。一実施例における帯域フィルター64は、500kHzに
集中されている。瀘過された信号は、次に、信号を更により高いレベルに、例え
ば350ボルトのピークピーク値に増幅する絶縁された出力変圧器66に与えら
れる。この信号は、次に、それが切除を起こすために生体部位で、電極32に電
力出力信号OUTn14として与えられる以前にリレー相互接続部67に送られ
る。
【0030】 絶縁された出力変圧器66からの電力出力信号14は、電極32でのインピー
ダンスを確定するために一実施例において監視されている。図2に示された実施
例では、電圧と電流のモニター68が使用されている。モニター信号69は、A
−D変換器70によってディジタル形に変換され、マイクロプロセッサー42に
与えられる。前に述べたように、電極32の幾つか又は全ては、電極32におけ
る温度を確定するのに使用される温度信号22(図2)を与える温度センサー4
0(図1)を有することができる。本発明の一実施例では、温度信号22と組み
合わせて電力14が、電極32での温度を確定するのに使用される。温度信号2
2と電力14の両方は、マイクロプロセッサー42に送られる前に温度フィルタ
ー73を通過する。代替実施例では、温度フィルター73が、コントローラ22
から分離したプリント回路基板に含まれていて、それ自身のプロセッサーを有し
ている。いずれの場合も、信号が温度監視目的で使用されるように電力14に存
在しているどんなRFノイズもフィルター73は除去する。もう一つ別の一実施
例では、マイクロプロセッサーは、ただ電力14のデューティサイクルのオフ期
間中にのみ電力14と温度信号22とを監視する。従って、電力ラインには無視
できるRFノイズしか存在しておらず、濾波は必要が無い。いずれの実施例でも
、マイクロプロセッサー42は、インピーダンス又は温度信号のいずれかに、又
は両方に応答して電力14のデューティサイクルを変えることができる。
ダンスを確定するために一実施例において監視されている。図2に示された実施
例では、電圧と電流のモニター68が使用されている。モニター信号69は、A
−D変換器70によってディジタル形に変換され、マイクロプロセッサー42に
与えられる。前に述べたように、電極32の幾つか又は全ては、電極32におけ
る温度を確定するのに使用される温度信号22(図2)を与える温度センサー4
0(図1)を有することができる。本発明の一実施例では、温度信号22と組み
合わせて電力14が、電極32での温度を確定するのに使用される。温度信号2
2と電力14の両方は、マイクロプロセッサー42に送られる前に温度フィルタ
ー73を通過する。代替実施例では、温度フィルター73が、コントローラ22
から分離したプリント回路基板に含まれていて、それ自身のプロセッサーを有し
ている。いずれの場合も、信号が温度監視目的で使用されるように電力14に存
在しているどんなRFノイズもフィルター73は除去する。もう一つ別の一実施
例では、マイクロプロセッサーは、ただ電力14のデューティサイクルのオフ期
間中にのみ電力14と温度信号22とを監視する。従って、電力ラインには無視
できるRFノイズしか存在しておらず、濾波は必要が無い。いずれの実施例でも
、マイクロプロセッサー42は、インピーダンス又は温度信号のいずれかに、又
は両方に応答して電力14のデューティサイクルを変えることができる。
【0031】 手動構成では、検知された温度及び/若しくは確定されたインピーダンスは、
オペレータに対して表示される。オペレータは、応答して、次に機器の正面パネ
ル上に搭載されたノブを回転するなどしてデューティサイクルや又は他の電力パ
ラメータを手動で制御することになる。以下に説明するように、多チャンネルの
機器とカテーテルの場合、多数のノブが、各チャンネルに渡って制御するために
この手動構成に設けられることになる。
オペレータに対して表示される。オペレータは、応答して、次に機器の正面パネ
ル上に搭載されたノブを回転するなどしてデューティサイクルや又は他の電力パ
ラメータを手動で制御することになる。以下に説明するように、多チャンネルの
機器とカテーテルの場合、多数のノブが、各チャンネルに渡って制御するために
この手動構成に設けられることになる。
【0032】 さて、図3を参照すると、多チャンネル切除装置が示されている。ただ3つの
完全なチャンネルしか図示されていないが、本装置は、連続点で示されているよ
うにより多くのものから構成されている。それらのチャンネルは、図示を明瞭に
保つために図3には示されていない。アレーにおける2つの電極32間に異なっ
た電圧レベルを与えることで、電流は、バイポーラ電極アプローチにおけるそれ
らの電極間に流れる。背後板24(図1)をそれら電極32の内の少なくとも一
方とは異なった電圧レベルに設定することで、電流はその電極と背後板との間に
流れる。3者(2つの電極と背後板)の間の電圧レベルを制御することで、生体
部位26を流れる電流はより正確に制御されることになる。電極32間に異なっ
た電圧レベルを設定する一つの技術は、ACアプローチにおいてそれらの間に位
相差を維持するものである。背後板24を基準レベルに設定することで、電流は
電極32と背後板との間に流れる。
完全なチャンネルしか図示されていないが、本装置は、連続点で示されているよ
うにより多くのものから構成されている。それらのチャンネルは、図示を明瞭に
保つために図3には示されていない。アレーにおける2つの電極32間に異なっ
た電圧レベルを与えることで、電流は、バイポーラ電極アプローチにおけるそれ
らの電極間に流れる。背後板24(図1)をそれら電極32の内の少なくとも一
方とは異なった電圧レベルに設定することで、電流はその電極と背後板との間に
流れる。3者(2つの電極と背後板)の間の電圧レベルを制御することで、生体
部位26を流れる電流はより正確に制御されることになる。電極32間に異なっ
た電圧レベルを設定する一つの技術は、ACアプローチにおいてそれらの間に位
相差を維持するものである。背後板24を基準レベルに設定することで、電流は
電極32と背後板との間に流れる。
【0033】 再びコントローラ20(図1)の一部分となっている単一のマイクロプロセッ
サー42は、この実施例においては、デューティサイクルと各チャンネルの位相
とを個別に制御している。図示の各チャンネルは、同じエレメントから構成され
ており、また各チャンネルは、それ自身の電力出力信号14(OUT1、OUT
2〜OUTn、但し、『n』は、チャンネルの合計数)を電極32への各々の電
極リード線(LEAD1、LEAD2〜LEADn、但し『n』は、リード線の
合計数)に発生する。この多チャンネルアプローチは、各電極に渡って更に個々
の制御ができるようにしている。例えば、各電極に印加される電力のデューティ
サイクルは、個別に制御される。一つの電極は、10%のデューティサイクルを
有することができるが、他方もう一つ別のものは、30%のデューティサイクル
を有している。
サー42は、この実施例においては、デューティサイクルと各チャンネルの位相
とを個別に制御している。図示の各チャンネルは、同じエレメントから構成され
ており、また各チャンネルは、それ自身の電力出力信号14(OUT1、OUT
2〜OUTn、但し、『n』は、チャンネルの合計数)を電極32への各々の電
極リード線(LEAD1、LEAD2〜LEADn、但し『n』は、リード線の
合計数)に発生する。この多チャンネルアプローチは、各電極に渡って更に個々
の制御ができるようにしている。例えば、各電極に印加される電力のデューティ
サイクルは、個別に制御される。一つの電極は、10%のデューティサイクルを
有することができるが、他方もう一つ別のものは、30%のデューティサイクル
を有している。
【0034】 さて、図3の第1及び第2の出力信号OUT1、OUT2を参照すると、図4
、5に示されている信号は、ピーク電力、即ち『オン』期間74の代替例と、非
常に低い電力76、即ち『オフ』期間の代替例とを有している。一般に、出力電
力14は、500kHzのサイン波形となっている。図4、5では、一つのオン
期間74内に含まれたサイン波形のサイクル数は、第1と第2の出力信号OUT
1、OUT2の間の位相差を強調するために図面では実質的に減されている。好
ましくは、各電力信号14の電圧は、オフ期間76の間では零であり、オン期間
中では約350ボルトのピークピーク値となっている。
、5に示されている信号は、ピーク電力、即ち『オン』期間74の代替例と、非
常に低い電力76、即ち『オフ』期間の代替例とを有している。一般に、出力電
力14は、500kHzのサイン波形となっている。図4、5では、一つのオン
期間74内に含まれたサイン波形のサイクル数は、第1と第2の出力信号OUT
1、OUT2の間の位相差を強調するために図面では実質的に減されている。好
ましくは、各電力信号14の電圧は、オフ期間76の間では零であり、オン期間
中では約350ボルトのピークピーク値となっている。
【0035】 電力OUT1及びOUT2も、時間フレーム(図6を見よ)以内でオン期間7
4及びオフ期間76の長さを制御するために可変デューティサイクルを有してい
る。デューティサイクルは、全体の時間フレーム78の長さに対するオン期間7
4の長さの割合となっている。有効電力は、ピーク電力×デューティサイクルと
なっている。かくして、100ワットのピーク電力と50%のデューティサイク
ルを有した信号は、50ワットの有効電力を有することになる。
4及びオフ期間76の長さを制御するために可変デューティサイクルを有してい
る。デューティサイクルは、全体の時間フレーム78の長さに対するオン期間7
4の長さの割合となっている。有効電力は、ピーク電力×デューティサイクルと
なっている。かくして、100ワットのピーク電力と50%のデューティサイク
ルを有した信号は、50ワットの有効電力を有することになる。
【0036】 図4、5及び6に示されているように、2つの電力信号OUT1、OUT2は
、互いに違った位相設定が行われている。上述のように、各電力信号の位相角度
は、プロセッサー42とPLA60とによって設定され且つ制御される。各電力
信号OUT1、OUT2は、各々の位相角度を有しており、それらの位相角度は
、それら2つの間で違ったものとなっている。電力OUT1とOUT2の間の位
相角度差は、電力を受ける帯状電極32(図1)の間に電圧電位を発生するもの
である。この電圧電位は、次に、帯状電極32の間に電流を誘発する。温度と時
間の関数として発生された電圧電位の位相角度関係は、図7A、7Bに示されて
いる。電極間の電位Ve-eは、次によって定義されている: Ve-e=2Vsin(△Φ/2)sin(2πft) (式1) 但し:△Φ=電極間の位相角度差 V=電力の電圧振幅 f=ヘルツでの周波数 t=時間 図7Aは、第1と第2の電極に与えられ且つ、OUT1が132度だけOUT
2に先行した状態で、位相角度差△Φを各々を有した第1と第2の電力OUT1
とOUT2を示している。図7Bは、同じ電力OUT1とOUT2を示している
が、しかし、位相角度が逆になっていて、そこではOUT2が今度は132度だ
けOUT1に先行している。
、互いに違った位相設定が行われている。上述のように、各電力信号の位相角度
は、プロセッサー42とPLA60とによって設定され且つ制御される。各電力
信号OUT1、OUT2は、各々の位相角度を有しており、それらの位相角度は
、それら2つの間で違ったものとなっている。電力OUT1とOUT2の間の位
相角度差は、電力を受ける帯状電極32(図1)の間に電圧電位を発生するもの
である。この電圧電位は、次に、帯状電極32の間に電流を誘発する。温度と時
間の関数として発生された電圧電位の位相角度関係は、図7A、7Bに示されて
いる。電極間の電位Ve-eは、次によって定義されている: Ve-e=2Vsin(△Φ/2)sin(2πft) (式1) 但し:△Φ=電極間の位相角度差 V=電力の電圧振幅 f=ヘルツでの周波数 t=時間 図7Aは、第1と第2の電極に与えられ且つ、OUT1が132度だけOUT
2に先行した状態で、位相角度差△Φを各々を有した第1と第2の電力OUT1
とOUT2を示している。図7Bは、同じ電力OUT1とOUT2を示している
が、しかし、位相角度が逆になっていて、そこではOUT2が今度は132度だ
けOUT1に先行している。
【0037】 さて、図8を参照すると、図2の切除装置10の実施例の概略線図が、図8B
〜8Eに示されており、他方図8Aは、図8B〜8Eがどのように互いに対して
向きを向けられるべきかを示している。周波数源54は、マイクロプロセッサー
42によってPLA60を介して制御された位相角度を有した一般に500kH
zの信号80をデューティサイクル発生器45に与えている。デューティサイク
ル発生器45は、前述したようにデューティサイクル制御信号44に従って選択
されたデューティサイクルを発生するために周波数源信号80を調整する。デュ
ーティサイクル発生器45は、2つの信号82、84を二元電力増幅器62に出
力する。双対MOSFETドライバーU2は、信号を受信し、それらの5Vレベ
ルを12Vレベルに変換し、信号を24Vピークピーク電力に変圧する変圧器T
2に各々を送る。
〜8Eに示されており、他方図8Aは、図8B〜8Eがどのように互いに対して
向きを向けられるべきかを示している。周波数源54は、マイクロプロセッサー
42によってPLA60を介して制御された位相角度を有した一般に500kH
zの信号80をデューティサイクル発生器45に与えている。デューティサイク
ル発生器45は、前述したようにデューティサイクル制御信号44に従って選択
されたデューティサイクルを発生するために周波数源信号80を調整する。デュ
ーティサイクル発生器45は、2つの信号82、84を二元電力増幅器62に出
力する。双対MOSFETドライバーU2は、信号を受信し、それらの5Vレベ
ルを12Vレベルに変換し、信号を24Vピークピーク電力に変圧する変圧器T
2に各々を送る。
【0038】 24Vの電力は、次に、FETsQ2、Q3、Q4、Q5の構成を有したマル
チ−ステートのドライバー86に送られる。一般には電力のオン期間74となっ
ているドライバー86の導電状態中に、これらのFETsQ2〜Q5は、電力を
直列のLCネットワークから成る帯域フィルター64に導き進める。一般に電力
のオフ期間76中となっているドライバー86の高インピーダンス状態中には、
FETsQ2〜Q5は、非導通になっていて、何ら電力が帯域フィルター64に
送られない。代わりに、FETsQ2〜Q5は、電極32を介して受信されたい
ずれかの信号に高インピーダンス負荷を与える。一般に、FETsに続く回路と
電極と組織とによって与えられるFETsQ2〜Q5上の負荷インピーダンスは
、約150Ωであるが、しかし出力変圧器T3を介して変圧され、それは、約0
.5から1Ωの負荷インピーダンスをFETsQ2〜Q5に与える。オフ状態で
は、FETsは、約0.5〜1Ωの変圧された負荷インピーダンスに比較して大
きい約250Ωのインピーダンスを与える。従って、FETsがオフ状態になっ
ている時には、殆ど電力は流れない。
チ−ステートのドライバー86に送られる。一般には電力のオン期間74となっ
ているドライバー86の導電状態中に、これらのFETsQ2〜Q5は、電力を
直列のLCネットワークから成る帯域フィルター64に導き進める。一般に電力
のオフ期間76中となっているドライバー86の高インピーダンス状態中には、
FETsQ2〜Q5は、非導通になっていて、何ら電力が帯域フィルター64に
送られない。代わりに、FETsQ2〜Q5は、電極32を介して受信されたい
ずれかの信号に高インピーダンス負荷を与える。一般に、FETsに続く回路と
電極と組織とによって与えられるFETsQ2〜Q5上の負荷インピーダンスは
、約150Ωであるが、しかし出力変圧器T3を介して変圧され、それは、約0
.5から1Ωの負荷インピーダンスをFETsQ2〜Q5に与える。オフ状態で
は、FETsは、約0.5〜1Ωの変圧された負荷インピーダンスに比較して大
きい約250Ωのインピーダンスを与える。従って、FETsがオフ状態になっ
ている時には、殆ど電力は流れない。
【0039】 帯域フィルター64は、二元増幅器62によって与えられた出力信号を矩形波
形からシヌソイド波形に成形するように作動する。瀘過された信号85は、次に
、それがT3で350Vのピークピークシヌソイド電力に昇圧されるように成っ
ている絶縁された出力部86に通って行く。電力は、次に、2つの同じ電力信号
OUT1A、OUT1Bに分割され、出力ラインLEAD1A、LEAD1B上
の2つの以上の各々の帯状電極32に与えられる。
形からシヌソイド波形に成形するように作動する。瀘過された信号85は、次に
、それがT3で350Vのピークピークシヌソイド電力に昇圧されるように成っ
ている絶縁された出力部86に通って行く。電力は、次に、2つの同じ電力信号
OUT1A、OUT1Bに分割され、出力ラインLEAD1A、LEAD1B上
の2つの以上の各々の帯状電極32に与えられる。
【0040】 絶縁された出力部66は、更に、各電極32において高温度とか高インピーダ
ンス等の緊急状態が検出されると、電力信号OUT1A、OUT1Bを電極リー
ド線LEAD1A、LEAD1Bから取り除くために個別に開放されるリレー8
8を有している。前述のように、これらの状態は、帯状電極32の各々において
、温度とインピーダンスを表した信号を受信するマイクロプロセッサー42によ
って確定される。
ンス等の緊急状態が検出されると、電力信号OUT1A、OUT1Bを電極リー
ド線LEAD1A、LEAD1Bから取り除くために個別に開放されるリレー8
8を有している。前述のように、これらの状態は、帯状電極32の各々において
、温度とインピーダンスを表した信号を受信するマイクロプロセッサー42によ
って確定される。
【0041】 絶縁された出力部66からの電力は、監視されており、また各々の信号は、こ
の場合、各出力信号の電圧と電流が特定のチャンネルのインピーダンスを確定す
るために計測されるようになっているRF電圧・電流モニター68に供給される
。計測された信号は、インピーダンスの監視のためにマイクロプロセッサー42
に送られる前に、A−D変換器70(図2)に送られる。もし、インピーダンス
が、血液の凝固や沸騰を示す限界値レベルより高ければ、マイクロプロセッサー
42は、信号をデューティサイクル発生器45に送って、電力OUT1A、OU
T1Bのデューティサイクルを低減又は分断し、かくして、帯状電極32に供給
される有効電力を下げる。
の場合、各出力信号の電圧と電流が特定のチャンネルのインピーダンスを確定す
るために計測されるようになっているRF電圧・電流モニター68に供給される
。計測された信号は、インピーダンスの監視のためにマイクロプロセッサー42
に送られる前に、A−D変換器70(図2)に送られる。もし、インピーダンス
が、血液の凝固や沸騰を示す限界値レベルより高ければ、マイクロプロセッサー
42は、信号をデューティサイクル発生器45に送って、電力OUT1A、OU
T1Bのデューティサイクルを低減又は分断し、かくして、帯状電極32に供給
される有効電力を下げる。
【0042】 同様に、電極32における温度は、電力14と温度信号22とを監視すると共
に信号間の電圧差を計測することで確定される。前述のように、本発明の一実施
例では、これらの信号は、マイクロプロセッサー42に送られる前にフィルター
73(図2)を通って行く。電圧値は、温度に変換され、もしその温度が限界値
レベルよりも高ければ、電力14のデューティサイクルは低減される。単一のリ
ード線が、温度を確定すると共に電極32に電力を与えるために使用される信号
を提供するのに使用される場合は、そのリード線からの信号は、リレー88の出
力側に接続された温度リード線87、89上に受信される。
に信号間の電圧差を計測することで確定される。前述のように、本発明の一実施
例では、これらの信号は、マイクロプロセッサー42に送られる前にフィルター
73(図2)を通って行く。電圧値は、温度に変換され、もしその温度が限界値
レベルよりも高ければ、電力14のデューティサイクルは低減される。単一のリ
ード線が、温度を確定すると共に電極32に電力を与えるために使用される信号
を提供するのに使用される場合は、そのリード線からの信号は、リレー88の出
力側に接続された温度リード線87、89上に受信される。
【0043】 図3に示されているように、各電極32のデューティサイクルは、マイクロプ
ロセッサー42によって個別に制御される。前述のように、電極32における温
度と、電極に与えられた出力信号の電流及び電圧に基づいて、出力信号のデュー
ティサイクルは、調節され得よう。例えば、一つの電極32が、10%のデュー
ティサイクルを必要としている温度を有することができるのに対して、もう一つ
別の電極は、50%のデューティサイクルを見込んだ温度を有することができる
。一つおきの電極32が温度センサー40を有している実施例では、電極は、対
を成した各電極が同じデューティサイクルを有した状態で対を成すようにグルー
プ化されている。
ロセッサー42によって個別に制御される。前述のように、電極32における温
度と、電極に与えられた出力信号の電流及び電圧に基づいて、出力信号のデュー
ティサイクルは、調節され得よう。例えば、一つの電極32が、10%のデュー
ティサイクルを必要としている温度を有することができるのに対して、もう一つ
別の電極は、50%のデューティサイクルを見込んだ温度を有することができる
。一つおきの電極32が温度センサー40を有している実施例では、電極は、対
を成した各電極が同じデューティサイクルを有した状態で対を成すようにグルー
プ化されている。
【0044】 作動においては、図9〜11に描かれているように、電極装置16と背後板2
4は、生体部位が電極装置と背後板との間に挟まれるように、切除を受けている
生体部位26に近接して位置決めされている。電極装置16の帯状電極32(図
示の明瞭化のためにただ1つだけが数字32によって示されている)は、各々L
EAD1〜LEAD4上に位相角度を有した電力OUT1、OUT2、OUT3
、OUT4を受信する。一実施例では、一つおきの電極32が同じ位相角度を受
信する。従って、電極Aの位相角度は、電極Cの位相角度に等しく、電極Bの位
相角度は、電極Dの位相角度に等しい。この構成の長所を以下に説明する。好適
な実施例では、電極32は、図示のように直線状アレーに形成されている。更に
、熱電対温度センサー40は、電極A、B、C、Dの各々に配置されており、ま
た電極電力リード線LEAD1〜4をセンサーリード線の一本として使用してい
る。センサー40は、電力制御システム12によって受信されるように温度セン
サー信号22を提供する。
4は、生体部位が電極装置と背後板との間に挟まれるように、切除を受けている
生体部位26に近接して位置決めされている。電極装置16の帯状電極32(図
示の明瞭化のためにただ1つだけが数字32によって示されている)は、各々L
EAD1〜LEAD4上に位相角度を有した電力OUT1、OUT2、OUT3
、OUT4を受信する。一実施例では、一つおきの電極32が同じ位相角度を受
信する。従って、電極Aの位相角度は、電極Cの位相角度に等しく、電極Bの位
相角度は、電極Dの位相角度に等しい。この構成の長所を以下に説明する。好適
な実施例では、電極32は、図示のように直線状アレーに形成されている。更に
、熱電対温度センサー40は、電極A、B、C、Dの各々に配置されており、ま
た電極電力リード線LEAD1〜4をセンサーリード線の一本として使用してい
る。センサー40は、電力制御システム12によって受信されるように温度セン
サー信号22を提供する。
【0045】 もう一つ別の実施例では、代替電極32が、共にグループ化され得、また各々
は同じ位相角度とデューティサイクルを有した同じ電力を受信できるように成っ
ている。もう一つ別のグループ又は複数のグループの電極32は、一グループの
電極が他方のグループ又は他のグループの電極と交番するように第1グループで
間が埋められるようになっている。特定グループの電極における各電極32は、
同じ位相角度とデューティサイクルを有している。例えば、電極A、Cは、同じ
電力に接続されるが、他方間の埋められた電極B、Dは、異なった電力出力信号
に接続される。
は同じ位相角度とデューティサイクルを有した同じ電力を受信できるように成っ
ている。もう一つ別のグループ又は複数のグループの電極32は、一グループの
電極が他方のグループ又は他のグループの電極と交番するように第1グループで
間が埋められるようになっている。特定グループの電極における各電極32は、
同じ位相角度とデューティサイクルを有している。例えば、電極A、Cは、同じ
電力に接続されるが、他方間の埋められた電極B、Dは、異なった電力出力信号
に接続される。
【0046】 個別の電力信号を使用することも、電極32のいずれの組み合わせをも不可能
にする能力を与え、それによって効果的に電極装置16の長さを変えることにな
る。例えば、本発明の一構成では、12個の電極32を備えた電極装置16は、
12チャンネルの電力制御システム12から12の電力信号を受信する。電極3
2は、3mmの長さで、4mm離れている。従って、色々な電極を不能化するこ
とで、3mmから8cmのいずれの長さの実際の電極が、電極装置16によって
製造されよう。いずれの構成でも、背後板24は、電力OUT1〜OUTnの電
圧レベルに関して基準電圧レベルに維持される。
にする能力を与え、それによって効果的に電極装置16の長さを変えることにな
る。例えば、本発明の一構成では、12個の電極32を備えた電極装置16は、
12チャンネルの電力制御システム12から12の電力信号を受信する。電極3
2は、3mmの長さで、4mm離れている。従って、色々な電極を不能化するこ
とで、3mmから8cmのいずれの長さの実際の電極が、電極装置16によって
製造されよう。いずれの構成でも、背後板24は、電力OUT1〜OUTnの電
圧レベルに関して基準電圧レベルに維持される。
【0047】 前述のように、各電極32に供給される電力OUT1、OUT2間の位相角度
を変えることによって、位相角度差が隣接した帯状電極間に確立される。この位
相角度差は、隣接した帯状電極32間で電圧電位を制御し、かくして生体部位2
6を通る電流の流量を制御するために調節される。隣接した帯状電極32間の電
流の流量Ie-eは、次のように定義される: Ie-e=2Vsin(△Φ/2)sin(2πft)/Ze-e (式2) 但し:△Φ=電極間の位相角度差 V=電力の電圧振幅 Ze-e=電極間のインピーダンス f=ヘルツでの周波数 t=時間 帯状電極32間の電流の流量に加えて、帯状電極と背後板24との間にも電流
の流量が存在している。背後板24が基準レベルに設定されると、この電流の流
量Ie-bは次によって定義される: Ie-b=Vsin(2πft)/Ze-b (式3) 但し:△Φ=電極間の位相角度差 V=電力の電圧振幅 Ze-b=電極と背後板との間のインピーダンス f=ヘルツでの周波数 t=時間 Ze-bとZe-eが等しいと仮定すると、帯状電極32と背後板24の間に流れる
電流Ie-bに対する帯状電極32間に流れる電流Ie-eの割合は、次によって定義
される: Ie-e/Ie-b=2sin(△Φ/2) (式4) 但し:△Φ=電極間の位相角度差 図9〜11は、生体部位内での色々な電流の流れパターンを図示している。図
9〜11に描かれた創傷の深さと幅は、必ずしも互いに一定比例又はスカラー比
例している必要が無いが、しかし、色々な電力印加技術間の差を見分ける上で明
瞭にするために提供されているものである。隣接した電極32間の位相差が0度
の時は、上記式2に従って電極間で何ら電流が流れ無いし、また本装置は、図9
A〜9Dに示されているように、電流が背後板24に流れてユニポーラ方式で作
動する。ほぼ全ての電流は、本電極装置16の長さに沿って一連の比較的深くて
鋭い創傷90を形成しながら帯状電極32から背後板24へと流れる。図9Bの
頂面図と図9Dの側面図に見られるように、創傷は個別になっている。創傷90
は、互いに対して不連続になっている。
を変えることによって、位相角度差が隣接した帯状電極間に確立される。この位
相角度差は、隣接した帯状電極32間で電圧電位を制御し、かくして生体部位2
6を通る電流の流量を制御するために調節される。隣接した帯状電極32間の電
流の流量Ie-eは、次のように定義される: Ie-e=2Vsin(△Φ/2)sin(2πft)/Ze-e (式2) 但し:△Φ=電極間の位相角度差 V=電力の電圧振幅 Ze-e=電極間のインピーダンス f=ヘルツでの周波数 t=時間 帯状電極32間の電流の流量に加えて、帯状電極と背後板24との間にも電流
の流量が存在している。背後板24が基準レベルに設定されると、この電流の流
量Ie-bは次によって定義される: Ie-b=Vsin(2πft)/Ze-b (式3) 但し:△Φ=電極間の位相角度差 V=電力の電圧振幅 Ze-b=電極と背後板との間のインピーダンス f=ヘルツでの周波数 t=時間 Ze-bとZe-eが等しいと仮定すると、帯状電極32と背後板24の間に流れる
電流Ie-bに対する帯状電極32間に流れる電流Ie-eの割合は、次によって定義
される: Ie-e/Ie-b=2sin(△Φ/2) (式4) 但し:△Φ=電極間の位相角度差 図9〜11は、生体部位内での色々な電流の流れパターンを図示している。図
9〜11に描かれた創傷の深さと幅は、必ずしも互いに一定比例又はスカラー比
例している必要が無いが、しかし、色々な電力印加技術間の差を見分ける上で明
瞭にするために提供されているものである。隣接した電極32間の位相差が0度
の時は、上記式2に従って電極間で何ら電流が流れ無いし、また本装置は、図9
A〜9Dに示されているように、電流が背後板24に流れてユニポーラ方式で作
動する。ほぼ全ての電流は、本電極装置16の長さに沿って一連の比較的深くて
鋭い創傷90を形成しながら帯状電極32から背後板24へと流れる。図9Bの
頂面図と図9Dの側面図に見られるように、創傷は個別になっている。創傷90
は、互いに対して不連続になっている。
【0048】 隣接した電極32間の位相差が180度の時は、本装置は、ユニポーラー方式
とバイポーラー方式の両方で作動し、電流の流れパターンは図10Aに示されて
いるようになっている。この位相差で、約2倍もの多い電流が、帯状電極から背
後板24に流れるよりは、むしろ隣接した帯状電極32間で流れる。結果的に生
じる創傷92は、浅いが、然し本電極装置16の長さに沿って連続している。そ
の創傷92の連続状態と浅い深さは、図10B〜10Dに図示されている。それ
にも拘らず、創傷の深さは、従来のバイポーラー式切除方法だけによって形成さ
れるものよりも、更に深いものとなっている。
とバイポーラー方式の両方で作動し、電流の流れパターンは図10Aに示されて
いるようになっている。この位相差で、約2倍もの多い電流が、帯状電極から背
後板24に流れるよりは、むしろ隣接した帯状電極32間で流れる。結果的に生
じる創傷92は、浅いが、然し本電極装置16の長さに沿って連続している。そ
の創傷92の連続状態と浅い深さは、図10B〜10Dに図示されている。それ
にも拘らず、創傷の深さは、従来のバイポーラー式切除方法だけによって形成さ
れるものよりも、更に深いものとなっている。
【0049】 隣接電極32間の位相差が0よりも大きいが180度未満の値の範囲以内に設
定されている時には、電流の流れは、深い不連続のユニポーラーパターンからよ
り連続した浅いバイポーラーパターンに変化する。例えば、隣接電極32間の位
相差が約90度の時は、電流は図11Aに示されているように流れる。この位相
差で、電流は、隣接帯状電極32間及び帯状電極と背後板24間に流れる。従っ
て、電極装置16の長さに沿って深く且つ連続した創傷が形成される。創傷94
の連続状態と深さとは、図11B〜11Dに図示されている。図11Aの一実施
例では、隣接した電極は、位相が交互に変わっていたが、しかし、電力がグルー
プで用意されていた。電極A、Cには、第1位相角度での電力が与えられ、電極
B、Dには、第1のものとは異なった第2位相角度で電力が与えられた。
定されている時には、電流の流れは、深い不連続のユニポーラーパターンからよ
り連続した浅いバイポーラーパターンに変化する。例えば、隣接電極32間の位
相差が約90度の時は、電流は図11Aに示されているように流れる。この位相
差で、電流は、隣接帯状電極32間及び帯状電極と背後板24間に流れる。従っ
て、電極装置16の長さに沿って深く且つ連続した創傷が形成される。創傷94
の連続状態と深さとは、図11B〜11Dに図示されている。図11Aの一実施
例では、隣接した電極は、位相が交互に変わっていたが、しかし、電力がグルー
プで用意されていた。電極A、Cには、第1位相角度での電力が与えられ、電極
B、Dには、第1のものとは異なった第2位相角度で電力が与えられた。
【0050】 かくして、本発明に従って、電力の位相角度は、異なった深さと連続性の特徴
を有した創傷を発生させるために調節されよう。最大限形成可能な深さを有した
連続した創傷を発生する上で必要な位相角度差を選択する際には、電極装置16
の外の要素が考慮される。例えば、帯状電極32の幅と電極間の間隔とは、最適
な位相角度を選定する上での要因である。本発明の好適な実施例では、上記で指
摘されているように、帯状電極の幅は3mmであり、電極間の間隔は4mmであ
り、また電極は隣接電極間に132度の位相差を確立する電力を受ける。この構
成に関しては、約3mmと8cmの間の長さと、5mm以上の深さを有した長い
連続した創傷は、励起された電極の数と、採用されたデューティサイクルと、電
力印加期間に応じて発生された。
を有した創傷を発生させるために調節されよう。最大限形成可能な深さを有した
連続した創傷を発生する上で必要な位相角度差を選択する際には、電極装置16
の外の要素が考慮される。例えば、帯状電極32の幅と電極間の間隔とは、最適
な位相角度を選定する上での要因である。本発明の好適な実施例では、上記で指
摘されているように、帯状電極の幅は3mmであり、電極間の間隔は4mmであ
り、また電極は隣接電極間に132度の位相差を確立する電力を受ける。この構
成に関しては、約3mmと8cmの間の長さと、5mm以上の深さを有した長い
連続した創傷は、励起された電極の数と、採用されたデューティサイクルと、電
力印加期間に応じて発生された。
【0051】 本発明のもう一つ別の実施例では、エネルギーが、デューティサイクルのオン
期間中に交互に変わるユニポーラー−バイポーラーの方式で生体組織26に印加
される。ユニポーラーのモード区分中には、電圧電位は、電極32と背後板24
の間に確立される。かくして、電流は、電極32と背後板24の間において組織
26を貫流する。
期間中に交互に変わるユニポーラー−バイポーラーの方式で生体組織26に印加
される。ユニポーラーのモード区分中には、電圧電位は、電極32と背後板24
の間に確立される。かくして、電流は、電極32と背後板24の間において組織
26を貫流する。
【0052】 バイポーラーのモード区分中には、電圧電位が、電極と背後板24の間よりも
むしろ少なくとも2つの電極32間に確立される。かくして、電流は、電極32
の間において組織26を貫流する。このモードで作動している間、電極32での
電圧差は、前述のように異なった位相角度を持った電力を電極に与えることで確
立されよう。代わりに、電極32の幾つかは、基準電位に接続されるが、他のも
のは、異なった電圧レベルに維持される。
むしろ少なくとも2つの電極32間に確立される。かくして、電流は、電極32
の間において組織26を貫流する。このモードで作動している間、電極32での
電圧差は、前述のように異なった位相角度を持った電力を電極に与えることで確
立されよう。代わりに、電極32の幾つかは、基準電位に接続されるが、他のも
のは、異なった電圧レベルに維持される。
【0053】 ユニポーラーとバイポーラーのモード区分期間をデューティサイクルのオン期
間以内で調節することで、発生される創傷の連続状態と深さは、制御される。例
えば、オン期間の1/4中にユニポーラーモードで作動し且つオン期間の3/4
中にバイポーラーモードで作動することで、図11B〜11Dに図示されている
創傷94と同じような連続状態と深さとを有した創傷を発生する。
間以内で調節することで、発生される創傷の連続状態と深さは、制御される。例
えば、オン期間の1/4中にユニポーラーモードで作動し且つオン期間の3/4
中にバイポーラーモードで作動することで、図11B〜11Dに図示されている
創傷94と同じような連続状態と深さとを有した創傷を発生する。
【0054】 図8B〜8Eを参照すると、次の装置が示されている: 装置 部品No. メーカー U1 GAL6002B ラチス U2 SN75372 多数 Q1 1RFZ34N 多数 Q2,Q3,Q4,Q5 1RFZ44N 多数 Q7,Q8,Q9 MPF6601 多数 R3,R5 1Ω 多数 T1,T4 CMI−4810 コロナ磁石会社 T2 GFS97−0131−1 GFS製造所 T5 CMI−4809 コロナ磁石会社 『T3』で示された変圧器は、1:12の巻数比で、単一巻数の一次コイルでT
DKコアPC50EER23Z上に巻かれた昇圧変圧器となっている。
DKコアPC50EER23Z上に巻かれた昇圧変圧器となっている。
【0055】 図12は、AとCの電極の位相角度が、BとDの電極の位相角度に先行してい
る異なった位相角度を有した隣接電極に対して、生体部位26を通って電極32
と背後板24との間で流れる電流の流れのブロック線図を表示している。図12
に示されたアプローチに関しては、部位26を貫流する電流のベクトル合計は、
より多くの電流が他の電極におけるよりも一つ以上の電極において流れるように
なっている点に注目して来た。このことは、BとDの電極から背後板に通じるよ
り短い矢印で図形的に示されている。切除部は、従来技術の場合よりもより大き
いが、切除部は、図11Dに示されているように不規則に又は一様で無く現れて
いる。不規則な電気信号がより浅い深さの点で切除部の下を通過しないように且
つ切除処置を繰り返さないように、特に深さに関してより一様な切除部を持つこ
とが望ましい。
る異なった位相角度を有した隣接電極に対して、生体部位26を通って電極32
と背後板24との間で流れる電流の流れのブロック線図を表示している。図12
に示されたアプローチに関しては、部位26を貫流する電流のベクトル合計は、
より多くの電流が他の電極におけるよりも一つ以上の電極において流れるように
なっている点に注目して来た。このことは、BとDの電極から背後板に通じるよ
り短い矢印で図形的に示されている。切除部は、従来技術の場合よりもより大き
いが、切除部は、図11Dに示されているように不規則に又は一様で無く現れて
いる。不規則な電気信号がより浅い深さの点で切除部の下を通過しないように且
つ切除処置を繰り返さないように、特に深さに関してより一様な切除部を持つこ
とが望ましい。
【0056】 図13は、隣接電極間の位相角度を逆にした状態で、図12と同じブロック線
図を表示している。図13では、BとDの電極32における電力の位相角度は、
今度は、AとDの電極32における電力の位相角度に先行している。この反対位
相設定による電流の流れの変化は、今度はAとCの電極におけるより短い矢印で
図形的に表示されており、かくして図12の電流の流れパターンを釣り合わして
いる。図12と13に示されているように位相角度を交互に変えることで、こと
さらより一様な電流が流れ、ことさらより一様な切除部が結果的に生じることが
判る。電流流量の累積作用は、全てのバンド電極32と背後板24との間の組織
がほぼ均等な速さで生体部位26を通る深さ方向に切除されるようにするもので
あり、かくしてほぼ一様な深さを有した創傷が発生される。このことは、形状が
より一様になっている切除部を示している図14A〜14Dに示されている。特
に、切除創傷96は、一様な深さを有し、本発明に係る切除装置で形成さられる
切除部は、不整脈を起こしている組織を成功裏に破壊するという高度の確信を与
えてくれる。
図を表示している。図13では、BとDの電極32における電力の位相角度は、
今度は、AとDの電極32における電力の位相角度に先行している。この反対位
相設定による電流の流れの変化は、今度はAとCの電極におけるより短い矢印で
図形的に表示されており、かくして図12の電流の流れパターンを釣り合わして
いる。図12と13に示されているように位相角度を交互に変えることで、こと
さらより一様な電流が流れ、ことさらより一様な切除部が結果的に生じることが
判る。電流流量の累積作用は、全てのバンド電極32と背後板24との間の組織
がほぼ均等な速さで生体部位26を通る深さ方向に切除されるようにするもので
あり、かくしてほぼ一様な深さを有した創傷が発生される。このことは、形状が
より一様になっている切除部を示している図14A〜14Dに示されている。特
に、切除創傷96は、一様な深さを有し、本発明に係る切除装置で形成さられる
切除部は、不整脈を起こしている組織を成功裏に破壊するという高度の確信を与
えてくれる。
【0057】 一実施例では、電極間の位相は、デューティサイクルのオフ期間中にのみ図1
2と13に示されているように交互に変えられた。即ち、図6を参照すると、一
時間フレーム78のデューティサイクルの全体のオン期間74中に、AとCの電
極32における電力の位相角度は、BとDの電極32における電力の位相角度に
132度だけ先行していた。同じ時間フレーム78の次に続いたオフ期間76中
には、供給される電力の位相角度は、次のオン期間を用意するべく、オン期間7
4中に使用されるそれら位相角度の反対になるように変更された。その次に、次
のオン期間において、電極BとDに与えられた電力の位相角度は、その全体のオ
ン期間中に、AとCの電極に与えられた電力の位相角度に132度だけ先行して
いた。すぐに後続するオフ期間中には、位相角度は、電極AとCが電極BとDを
先行するように再び変更された。
2と13に示されているように交互に変えられた。即ち、図6を参照すると、一
時間フレーム78のデューティサイクルの全体のオン期間74中に、AとCの電
極32における電力の位相角度は、BとDの電極32における電力の位相角度に
132度だけ先行していた。同じ時間フレーム78の次に続いたオフ期間76中
には、供給される電力の位相角度は、次のオン期間を用意するべく、オン期間7
4中に使用されるそれら位相角度の反対になるように変更された。その次に、次
のオン期間において、電極BとDに与えられた電力の位相角度は、その全体のオ
ン期間中に、AとCの電極に与えられた電力の位相角度に132度だけ先行して
いた。すぐに後続するオフ期間中には、位相角度は、電極AとCが電極BとDを
先行するように再び変更された。
【0058】 本願発明者は、ここに、『高出力インピーダンスドライバーを有したRE切除
装置』と言う名称の代理人整理番号第40308号と、『ユニポーラーとバイポ
ーラーの技術を使用したRF切除装置と方法』と言う名称の代理人整理番号第4
0309号とを有した同日出願の彼の出願を参考までに組み入れており、それら
両方共、本発明の譲り受け人に譲渡されている。
装置』と言う名称の代理人整理番号第40308号と、『ユニポーラーとバイポ
ーラーの技術を使用したRF切除装置と方法』と言う名称の代理人整理番号第4
0309号とを有した同日出願の彼の出願を参考までに組み入れており、それら
両方共、本発明の譲り受け人に譲渡されている。
【0059】 本発明の幾つかの特定の形態が、図解され且つ説明されてきたが、色々な改造
が、本発明の精神と技術的範囲から逸脱しない限り行われ得ることは明らかであ
る。例えば、コントローラ20は、電力制御システム12の一部を形成するよう
に図1に示されている。しかし、それは、例えば別のコンピュータにおける外部
プロセッサー等の他の形を取ることができる。同じように、デューティサイクル
制御と位相制御とは、ここで示されているものとは違う回路によって実施され得
よう。従って、本発明は、添付された特許請求の範囲によって限定される場合を
除いて、限定されることは意図されていない。
が、本発明の精神と技術的範囲から逸脱しない限り行われ得ることは明らかであ
る。例えば、コントローラ20は、電力制御システム12の一部を形成するよう
に図1に示されている。しかし、それは、例えば別のコンピュータにおける外部
プロセッサー等の他の形を取ることができる。同じように、デューティサイクル
制御と位相制御とは、ここで示されているものとは違う回路によって実施され得
よう。従って、本発明は、添付された特許請求の範囲によって限定される場合を
除いて、限定されることは意図されていない。
【図1】 電力制御システムと、電極装置と、背後板とを有した切除装置の概略線図であ
る。
る。
【図2】 位相角度制御と、デューティサイクル制御と、インピーダンス及び温度の監視
とを示し、本発明の幾つかの局面に係る電力制御システムをより詳しく示してい
るブロック線図である。
とを示し、本発明の幾つかの局面に係る電力制御システムをより詳しく示してい
るブロック線図である。
【図3】 単一のマイクロプロセッサーが各チャンネルの位相角度とデューティサイクル
とを個別に制御するようにしている本発明の幾つかの局面に係る多チャンネル切
除装置の線図である。
とを個別に制御するようにしている本発明の幾つかの局面に係る多チャンネル切
除装置の線図である。
【図4】 第1位相角度と、ピーク電力と非常に低い電力の交番例とを有した第1電力波
形を描いている。
形を描いている。
【図5】 第1位相角度とは異なった第2位相角度と、ピーク電力と非常に低い電力の交
番例とを有した第2電力波形を描いている。
番例とを有した第2電力波形を描いている。
【図6】 50%のデューティサイクルを示している時間フレーム(TF)の線図を示し
ている。
ている。
【図7A】 時間の関数として、各々第1と第2の位相角度を有した第1と第2の電力波形
間の位相関係と電圧電位とを描いている。
間の位相関係と電圧電位とを描いている。
【図7B】 時間の関数として、各々第2と第1の位相角度を有した第1と第2の電力波形
間の位相関係と電圧電位とを描いている。
間の位相関係と電圧電位とを描いている。
【図8A】 図8Aがどのように図8B、8C、8D、8Eが関連されているかを示してい
いる。
いる。
【図8B】 本発明の幾つかの局面に係る電力制御システムの実施例の概略線図である。
【図8C】 本発明の幾つかの局面に係る電力制御システムの実施例の概略線図である。
【図8D】 本発明の幾つかの局面に係る電力制御システムの実施例の概略線図である。
【図8E】 本発明の幾つかの局面に係る電力制御システムの実施例の概略線図である。
【図9A】 直線状アレーの隣接電極間の位相角度差が0度となっていて、背後板が生体部
位の反対側になっている状態で、生体部位と接触しているバンド電極の直線状ア
レーを有した切除装置の三次元図である。
位の反対側になっている状態で、生体部位と接触しているバンド電極の直線状ア
レーを有した切除装置の三次元図である。
【図9B】 本装置が多電極を備えたユニポーラー装置として作動し且つ結果的に生じた創
傷が分離状態になっているものを示しており、図示のx、y、zの軸線に沿って
、図9Aの切除装置によって形成された創傷の深さを描いている。
傷が分離状態になっているものを示しており、図示のx、y、zの軸線に沿って
、図9Aの切除装置によって形成された創傷の深さを描いている。
【図9C】 本装置が多電極を備えたユニポーラー装置として作動し且つ結果的に生じた創
傷が分離状態になっているものを示しており、図示のx、y、zの軸線に沿って
、図9Aの切除装置によって形成された創傷の深さを描いている。
傷が分離状態になっているものを示しており、図示のx、y、zの軸線に沿って
、図9Aの切除装置によって形成された創傷の深さを描いている。
【図9D】 本装置が多電極を備えたユニポーラー装置として作動し且つ結果的に生じた創
傷が分離状態になっているものを示しており、図示のx、y、zの軸線に沿って
、図9Aの切除装置によって形成された創傷の深さを描いている。
傷が分離状態になっているものを示しており、図示のx、y、zの軸線に沿って
、図9Aの切除装置によって形成された創傷の深さを描いている。
【図10A】 直線状アレーの隣接電極間の位相角度差が180度となっていて、背後板が生
体部位の反対側になっている状態で、生体部位と接触しているバンド電極の直線
状アレーを有した切除装置の三次元図である。
体部位の反対側になっている状態で、生体部位と接触しているバンド電極の直線
状アレーを有した切除装置の三次元図である。
【図10B】 何ら有効な量の電流が背後板に流れていない状態で本装置がバイポーラー装置
として作用しているものを示しており、図示のx、y、zの軸線に沿って図10
Aの切除装置によって形成された創傷の連続状態と深さとを描いている。
として作用しているものを示しており、図示のx、y、zの軸線に沿って図10
Aの切除装置によって形成された創傷の連続状態と深さとを描いている。
【図10C】 何ら有効な量の電流が背後板に流れていない状態で本装置がバイポーラー装置
として作用しているものを示しており、図示のx、y、zの軸線に沿って図10
Aの切除装置によって形成された創傷の連続状態と深さとを描いている。
として作用しているものを示しており、図示のx、y、zの軸線に沿って図10
Aの切除装置によって形成された創傷の連続状態と深さとを描いている。
【図10D】 何ら有効な量の電流が背後板に流れていない状態で本装置がバイポーラー装置
として作用しているものを示しており、図示のx、y、zの軸線に沿って図10
Aの切除装置によって形成された創傷の連続状態と深さとを描いている。
として作用しているものを示しており、図示のx、y、zの軸線に沿って図10
Aの切除装置によって形成された創傷の連続状態と深さとを描いている。
【図11A】 直線状アレーの隣接電極間の位相角度差が約90度となっていて、背後板が生
体部位の反対側になっている状態で、生体部位と接触しているバンド電極の直線
状アレーを有した切除装置の三次元図である。
体部位の反対側になっている状態で、生体部位と接触しているバンド電極の直線
状アレーを有した切除装置の三次元図である。
【図11B】 位相角度差から結果的に生じた創傷のより深い深さを示しており、図示のx、
y、zの軸線に沿って図11Aの切除装置によって形成された創傷の連続状態と
深さとを描いている。
y、zの軸線に沿って図11Aの切除装置によって形成された創傷の連続状態と
深さとを描いている。
【図11C】 位相角度差から結果的に生じた創傷のより深い深さを示しており、図示のx、
y、zの軸線に沿って図11Aの切除装置によって形成された創傷の連続状態と
深さとを描いている。
y、zの軸線に沿って図11Aの切除装置によって形成された創傷の連続状態と
深さとを描いている。
【図11D】 位相角度差から結果的に生じた創傷のより深い深さを示しており、図示のx、
y、zの軸線に沿って図11Aの切除装置によって形成された創傷の連続状態と
深さとを描いている。
y、zの軸線に沿って図11Aの切除装置によって形成された創傷の連続状態と
深さとを描いている。
【図12】 異なった位相角度を有した隣接電極に対して、生体部位を通って電極と背後板
の間で流れる電流の流れのブロック線図を示している。
の間で流れる電流の流れのブロック線図を示している。
【図13】 隣接電極間の位相角度が逆になっている状態で図12と同じブロック線図を示
している。
している。
【図14A】 図12、13で示された交互に変わる位相装置の三次元図である。
【図14B】 図12、13で示された交互に変わる位相装置と方法によって形成された創傷
の高められた連続状態と深さと一様性とを図示のx、y、zの軸線に沿って示し
ている。
の高められた連続状態と深さと一様性とを図示のx、y、zの軸線に沿って示し
ている。
【図14C】 図12、13で示された交互に変わる位相装置と方法によって形成された創傷
の高められた連続状態と深さと一様性とを図示のx、y、zの軸線に沿って示し
ている。
の高められた連続状態と深さと一様性とを図示のx、y、zの軸線に沿って示し
ている。
【図14D】 図12、13で示された交互に変わる位相装置と方法によって形成された創傷
の高められた連続状態と深さと一様性とを図示のx、y、zの軸線に沿って示し
ている。
の高められた連続状態と深さと一様性とを図示のx、y、zの軸線に沿って示し
ている。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年5月15日(2000.5.15)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
Claims (33)
- 【請求項1】 心臓組織へエネルギーを届ける装置であって、該装置は: カテーテルの遠位端に複数の電極を配列したカテーテルであって、それら電極
が心臓組織に配置されるようにその遠位端が位置決めされ得るようになっている
ものと; 心臓組織がそれら電極と背後板との間に挟まれるように心臓組織の近くに位置
決めされ得る背後板と; 電力を電極の各々に与える電力制御システムであって、そこで第1電極への電
力が第1位相角度を有し、且つ第2電極への電力が第2位相角度を有していて、
少なくとも一つの電極に与えられる電力は、電流が上記第1と第2の電極の間及
び少なくとも一つの電極と背後板との間で流れるように背後板とは異なった電圧
レベルを有するようにする電力制御システムとから構成されており、 電力制御システムは、第1時間期間で、第1及び第2の電極が第1及び第2の
位相角度を各々有し、且つ第2時間期間で、第1及び第2の電極が第2及び第1
位相角度を各々有するように、第1及び第2の電極の間で位相角度を交互に変化
していることを特徴とする心臓組織へエネルギーを届ける装置。 - 【請求項2】 電力制御システムは、デューティサイクルがオン期間とオフ
期間とを有した状態で、電力のデューティサイクルを制御するものである請求項
1記載の装置。 - 【請求項3】 電極に与えられる電力の位相角度は、各々のデューティサイ
クルのオフ期間中に変えられる請求項2記載の装置。 - 【請求項4】 電極に与えられる電力は、零度より大きいが然し180度未
満の量だけ位相が異なっている請求項1記載の装置。 - 【請求項5】 電極に与えられる電力は、約132度だけ位相が異なってい
る請求項4記載の装置。 - 【請求項6】 更に: 電極に配置され、電力制御システムに電極における温度を表した温度信号を与
える温度検知装置とから構成されており; そこで、電力制御システムは、温度信号に応答して電力のデューティサイクル
を制御するものである請求項2記載の装置。 - 【請求項7】 更に: 少なくとも一つの電極に印加される電力の少なくとも一特性を検知し、電力計
測値信号を与える計測装置とから構成されており; そこで、電力制御システムは、電力計測値信号を受信し、電力計測値信号に基
づいてインピーダンス計測値を確定し、電力計測値信号に応答して電力のデュー
ティサイクルを制御するものである請求項2記載の装置。 - 【請求項8】 更に: 電極に配置され、電力制御システムに電極における温度を表した温度信号を与
える温度検知装置とから構成されており; そこで、電力制御システムは、温度信号に応答し且つ電力計測値信号に応答し
て電力のデューティサイクルを制御するものである請求項7記載の装置。 - 【請求項9】 電力制御システムは、各電極に与えられる電力が位相信号に
関して個別に制御可能な状態で、複数の電極の各々に別々の電力を与えるように
なっている請求項1記載の装置。 - 【請求項10】 複数の電極は、カテーテルの遠位端において直線状アレー
に配列されている請求項9記載の装置。 - 【請求項11】 更に: 電力制御システムと電極との間に接続された電力中断装置とから構成されてお
り; そこで、電力制御システムは、選択された電極への電力を中断するために電力
中断装置を制御するようになっている請求項1記載の装置。 - 【請求項12】 更に: 電極に配置され、電力制御システムに電極における温度を表した温度信号を与
える温度検知装置とから構成されており; そこで、電力制御システムは、温度信号に応答して電力のデューティサイクル
を制御するものである請求項1記載の装置。 - 【請求項13】 更に: 少なくとも一つの電極に印加される電力の少なくとも一特性を検知し、電力計
測値信号を与える計測装置とから構成されており; そこで、電力制御システムは、電力計測値信号を受信し、電力計測値信号に基
づいてインピーダンス計測値を確定し、電力計測値信号に応答して電力のデュー
ティサイクルを制御するものである請求項1記載の装置。 - 【請求項14】 更に: 電極に配置され、電力制御システムに電極における温度を表した温度信号を与
える温度検知装置とから構成されており; そこで、電力制御システムは、温度信号に応答し且つ電力計測値信号に応答し
て電力のデューティサイクルを制御するものである請求項13記載の装置。 - 【請求項15】 生体部位へエネルギーを届ける装置であって、該装置は: カテーテルの遠位端に複数の電極を配列したカテーテルであって、それら電極
が生体部位に配置されるようにその遠位端が位置決めされ得るようになっている
ものと; 生体部位がそれら電極と背後板との間に挟まれるように生体部位の近くに位置
決め可能な背後板と; 電力を電極の各々に与える電力制御システムであって、そこで第1電極への電
力が第1位相角度を有し、且つ第2電極への電力が第2位相角度を有していて、
少なくとも一つの電極に与えられる電力は、電流が上記第1と第2の電極間及び
少なくとも一つの電極と背後板との間で流れるように背後板とは異なった電圧レ
ベルを有するようにする電力制御システムことから構成されており; 電力制御システムは、第1時間期間で、第1及び第2の電極が第1及び第2の
位相角度を各々有し、且つ第2時間期間で、第1及び第2の電極が第2及び第1
位相角度を各々有するように、第1及び第2の電極の間で位相角度を交互に変化
しており;また 電力制御システムは、デューティサイクルがオン期間とオフ期間とを有した状
態で、電力のデューティサイクルを制御するようにしていることを特徴とする生
体部位へエネルギーを届ける装置。 - 【請求項16】 電極に与えられる電力の位相角度は、各々のデューティサ
イクルのオフ期間中に変えられる請求項15記載の装置。 - 【請求項17】 電極に与えられる電力は、零度より大きいが然し180度
未満の量だけ位相が異なっている請求項15記載の装置。 - 【請求項18】 電極に与えられる電力は、132度にほぼ等しい量だけ位
相が異なっている請求項15記載の装置。 - 【請求項19】 更に: 電極に配置され、電力制御システムに電極における温度を表した温度信号を与
える温度検知装置とから構成されており; そこで、電力制御システムは、温度信号に応答して電力のデューティサイクル
を制御するようになっている請求項17記載の装置。 - 【請求項20】 更に: 少なくとも一つの電極に印加される電力の少なくとも一特性を検知し、電力計
測値信号を与える計測装置とから構成されており; そこで、電力制御システムは、電力計測値信号を受信し、電力計測値信号に基
づいてインピーダンス計測値を確定し、電力計測値信号に応答して電力のデュー
ティサイクルを制御する請求項17記載の装置。 - 【請求項21】 更に: 電極に配置され、電力制御システムに電極における温度を表した温度信号を与
える温度検知装置とから構成されており; そこで、電力制御システムは、温度信号に応答し且つ電力計測値信号に応答し
て電力のデューティサイクルを制御するものである請求項20記載の装置。 - 【請求項22】 電極は、カテーテルの遠位端において直線状アレーに配列
されている請求項21記載の装置。 - 【請求項23】 電力制御システムは、各電極に与えられる電力が位相角度
に関して個別に制御可能な状態で、複数の電極の各々に別々の電力を与えるよう
になっている請求項15記載の装置。 - 【請求項24】 更に: 電力制御システムに接続された電力中断装置とから構成されており; そこで、電力制御システムは、選択された電極への電力を中断するように電力
中断装置を制御するようになっている請求項15記載の装置。 - 【請求項25】 生体部位へエネルギーを届ける方法であって、該方法は: 遠位端に複数の電極を配列したカテーテルを生体部位に配置する工程と; 生体部位がそれら電極と背後板との間に挟まれるように生体部位の近くに背後
板を位置決めする工程と; 第1電極への電力が第1位相角度を有し且つ第2電極への電力が第2位相角度
を有して、結果的に少なくとも一つの電極は、電流が上記第1及び第2の電極の
間及び少なくとも一つの電極と背後板との間で流れるように背後板とは異なった
電圧レベルを有することになるようにして、電力を電極の各々に与える工程と; 第1時間期間で、第1及び第2の電極が、第1及び第2の位相角度を各々有し
且つ第2時間期間で、第1及び第2の電極が、第2及び第1位相角度を各々有す
るように、第1及び第2の電極の間で電力の位相角度を交互に変化する工程とか
ら構成されていることを特徴とする生体部位へエネルギーを届ける方法。 - 【請求項26】 更に、デューティサイクルがオン期間とオフ期間とを有し
た状態で、電力のデューティサイクルを制御する工程とから構成されている請求
項25記載の方法。 - 【請求項27】 更に、電極に与えられる電力の位相角度を、各々のデュー
ティサイクルのオフ期間中に変える工程とから構成されている請求項26記載の
方法。 - 【請求項28】 更に、電極に与えられる電力の位相角度を、電力が零度よ
り大きいが然し180度未満の量だけ位相が異なるように制御する工程とから構
成されている請求項25記載の方法。 - 【請求項29】 更に、電極に与えられる電力の位相角度を、2つの電極間
の電力が132度にほぼ等しい量だけ位相が異なるように制御する工程とから構
成されている請求項25記載の方法。 - 【請求項30】 更に: 電極における温度を検知し、その検知された温度を表した温度信号を与える工
程と; その温度信号に応答して電力のデューティサイクルを制御する工程とから構成
されている請求項26記載の方法。 - 【請求項31】 更に: 少なくとも一つの電極に印加される電力の少なくとも一特性を検知し、電力計
測値信号を与える工程と; 電力に基づいてインピーダンス計測値を確定する工程と; 電力計測値信号に応答して電力のデューティサイクルを制御する工程とから構
成されている請求項26記載の方法。 - 【請求項32】 更に: 電極における温度を検知し、その検知された温度を表した温度信号を与える工
程と; 温度信号にまた電力計測値信号に応答して電力のデューティサイクルを制御す
る工程とから構成されている請求項31記載の方法。 - 【請求項33】 更に、各電極に与えられる電力が位相角度に関して個別に
制御される状態で、複数の電極の各々に別々の電力を与える工程とから構成され
ている請求項25記載の方法。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US09/073,396 | 1998-05-05 | ||
US09/073,396 US6050994A (en) | 1998-05-05 | 1998-05-05 | RF ablation apparatus and method using controllable duty cycle with alternate phasing |
PCT/US1999/009196 WO1999056648A1 (en) | 1998-05-05 | 1999-04-28 | Rf ablation apparatus and method using controllable duty cycle with alternate phasing |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002513621A true JP2002513621A (ja) | 2002-05-14 |
Family
ID=22113456
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000546685A Pending JP2002513621A (ja) | 1998-05-05 | 1999-04-28 | 位相を交互に変化する制御可能なデューティサイクルを使う無線周波数切除装置及び方法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6050994A (ja) |
EP (1) | EP1076525A1 (ja) |
JP (1) | JP2002513621A (ja) |
CA (1) | CA2327518A1 (ja) |
WO (1) | WO1999056648A1 (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007244857A (ja) * | 2006-02-17 | 2007-09-27 | Biosense Webster Inc | ペーシングによる破壊査定 |
JP2023145754A (ja) * | 2019-04-11 | 2023-10-11 | ビーティーエル メディカル ソリューションズ エー.エス. | 無線周波数及び磁気エネルギーによる生物学的構造の美的処置の方法及びデバイス |
US12029905B2 (en) | 2020-05-04 | 2024-07-09 | Btl Healthcare Technologies A.S. | Device and method for unattended treatment of a patient |
US12064163B2 (en) | 2021-10-13 | 2024-08-20 | Btl Medical Solutions A.S. | Methods and devices for aesthetic treatment of biological structures by radiofrequency and magnetic energy |
US12109426B2 (en) | 2016-05-10 | 2024-10-08 | Btl Medical Solutions A.S. | Aesthetic method of biological structure treatment by magnetic field |
US12109427B2 (en) | 2016-07-01 | 2024-10-08 | Btl Medical Solutions A.S. | Aesthetic method of biological structure treatment by magnetic field |
US12115365B2 (en) | 2021-11-03 | 2024-10-15 | Btl Healthcare Technologies A.S. | Device and method for unattended treatment of a patient |
Families Citing this family (178)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6558378B2 (en) * | 1998-05-05 | 2003-05-06 | Cardiac Pacemakers, Inc. | RF ablation system and method having automatic temperature control |
US6546935B2 (en) | 2000-04-27 | 2003-04-15 | Atricure, Inc. | Method for transmural ablation |
US6425894B1 (en) * | 2000-07-12 | 2002-07-30 | Biosense Webster, Inc. | Ablation catheter with electrode temperature monitoring |
US7419487B2 (en) | 2000-07-25 | 2008-09-02 | Angiodynamics, Inc. | Apparatus for detecting and treating tumors using localized impedance measurement |
US8251986B2 (en) | 2000-08-17 | 2012-08-28 | Angiodynamics, Inc. | Method of destroying tissue cells by eletroporation |
US6730080B2 (en) * | 2000-08-23 | 2004-05-04 | Olympus Corporation | Electric operation apparatus |
US6540733B2 (en) * | 2000-12-29 | 2003-04-01 | Corazon Technologies, Inc. | Proton generating catheters and methods for their use in enhancing fluid flow through a vascular site occupied by a calcified vascular occlusion |
US6743225B2 (en) | 2001-03-27 | 2004-06-01 | Uab Research Foundation | Electrophysiologic measure of endpoints for ablation lesions created in fibrillating substrates |
US6771996B2 (en) | 2001-05-24 | 2004-08-03 | Cardiac Pacemakers, Inc. | Ablation and high-resolution mapping catheter system for pulmonary vein foci elimination |
US6994706B2 (en) | 2001-08-13 | 2006-02-07 | Minnesota Medical Physics, Llc | Apparatus and method for treatment of benign prostatic hyperplasia |
US7674258B2 (en) | 2002-09-24 | 2010-03-09 | Endoscopic Technologies, Inc. (ESTECH, Inc.) | Electrophysiology electrode having multiple power connections and electrophysiology devices including the same |
US6730078B2 (en) | 2002-04-22 | 2004-05-04 | Cardiac Pacemakers, Inc. | RF ablation apparatus and method using multi-frequency energy delivery |
US7293562B2 (en) * | 2003-03-27 | 2007-11-13 | Cierra, Inc. | Energy based devices and methods for treatment of anatomic tissue defects |
US7165552B2 (en) * | 2003-03-27 | 2007-01-23 | Cierra, Inc. | Methods and apparatus for treatment of patent foramen ovale |
US7186251B2 (en) | 2003-03-27 | 2007-03-06 | Cierra, Inc. | Energy based devices and methods for treatment of patent foramen ovale |
US7972330B2 (en) * | 2003-03-27 | 2011-07-05 | Terumo Kabushiki Kaisha | Methods and apparatus for closing a layered tissue defect |
US6939348B2 (en) * | 2003-03-27 | 2005-09-06 | Cierra, Inc. | Energy based devices and methods for treatment of patent foramen ovale |
WO2004087235A2 (en) * | 2003-03-27 | 2004-10-14 | Cierra, Inc. | Methods and apparatus for treatment of patent foramen ovale |
US8021362B2 (en) * | 2003-03-27 | 2011-09-20 | Terumo Kabushiki Kaisha | Methods and apparatus for closing a layered tissue defect |
GB2403148C2 (en) | 2003-06-23 | 2013-02-13 | Microsulis Ltd | Radiation applicator |
CA2938411C (en) | 2003-09-12 | 2019-03-05 | Minnow Medical, Llc | Selectable eccentric remodeling and/or ablation of atherosclerotic material |
US20050096644A1 (en) * | 2003-10-30 | 2005-05-05 | Hall Jeffrey A. | Energy delivery optimization for RF duty cycle for lesion creation |
US7367975B2 (en) | 2004-06-21 | 2008-05-06 | Cierra, Inc. | Energy based devices and methods for treatment of anatomic tissue defects |
GB2415630C2 (en) | 2004-07-02 | 2007-03-22 | Microsulis Ltd | Radiation applicator and method of radiating tissue |
US9713730B2 (en) | 2004-09-10 | 2017-07-25 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Apparatus and method for treatment of in-stent restenosis |
US8396548B2 (en) * | 2008-11-14 | 2013-03-12 | Vessix Vascular, Inc. | Selective drug delivery in a lumen |
US20060089637A1 (en) | 2004-10-14 | 2006-04-27 | Werneth Randell L | Ablation catheter |
US8617152B2 (en) | 2004-11-15 | 2013-12-31 | Medtronic Ablation Frontiers Llc | Ablation system with feedback |
US7468062B2 (en) | 2004-11-24 | 2008-12-23 | Ablation Frontiers, Inc. | Atrial ablation catheter adapted for treatment of septal wall arrhythmogenic foci and method of use |
US7429261B2 (en) | 2004-11-24 | 2008-09-30 | Ablation Frontiers, Inc. | Atrial ablation catheter and method of use |
CN101511292B (zh) | 2005-03-28 | 2011-04-06 | 明诺医学有限公司 | 用于选择性地治疗动脉粥样硬化和其他目标组织的内腔电组织表征和调谐射频能量 |
EP1869424A4 (en) | 2005-04-11 | 2015-01-14 | Terumo Corp | METHOD AND DEVICE FOR CLOSING A LAYER WEBSECTED EFFECT |
US7850685B2 (en) | 2005-06-20 | 2010-12-14 | Medtronic Ablation Frontiers Llc | Ablation catheter |
GB2434314B (en) | 2006-01-03 | 2011-06-15 | Microsulis Ltd | Microwave applicator with dipole antenna |
US8834461B2 (en) | 2005-07-11 | 2014-09-16 | Medtronic Ablation Frontiers Llc | Low power tissue ablation system |
US8657814B2 (en) | 2005-08-22 | 2014-02-25 | Medtronic Ablation Frontiers Llc | User interface for tissue ablation system |
US8876746B2 (en) | 2006-01-06 | 2014-11-04 | Arthrocare Corporation | Electrosurgical system and method for treating chronic wound tissue |
JP2009527262A (ja) * | 2006-01-17 | 2009-07-30 | エンディメド メディカル リミテッド | 位相制御された無線周波数エネルギを使用する電気外科的な方法および装置 |
US8019435B2 (en) | 2006-05-02 | 2011-09-13 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Control of arterial smooth muscle tone |
EP2455034B1 (en) | 2006-10-18 | 2017-07-19 | Vessix Vascular, Inc. | System for inducing desirable temperature effects on body tissue |
EP2076193A4 (en) | 2006-10-18 | 2010-02-03 | Minnow Medical Inc | MATCHED RF-ENERGY AND ELECTRO-TISSUE CHARACTERIZATION FOR THE SELECTIVE TREATMENT OF TARGET TISSUE |
AU2007310986B2 (en) | 2006-10-18 | 2013-07-04 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Inducing desirable temperature effects on body tissue |
US20080140064A1 (en) * | 2006-12-07 | 2008-06-12 | Cierra, Inc. | Energy delivery apparatus with tissue piercing thermocouple |
US20080140069A1 (en) * | 2006-12-07 | 2008-06-12 | Cierra, Inc. | Multi-electrode apparatus for tissue welding and ablation |
US8192424B2 (en) | 2007-01-05 | 2012-06-05 | Arthrocare Corporation | Electrosurgical system with suction control apparatus, system and method |
WO2008125962A2 (en) * | 2007-03-01 | 2008-10-23 | Endymed Medical Ltd. | Electrosurgical methods and devices employing semiconductor chips |
US7862560B2 (en) * | 2007-03-23 | 2011-01-04 | Arthrocare Corporation | Ablation apparatus having reduced nerve stimulation and related methods |
US8496653B2 (en) * | 2007-04-23 | 2013-07-30 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Thrombus removal |
US8641704B2 (en) | 2007-05-11 | 2014-02-04 | Medtronic Ablation Frontiers Llc | Ablation therapy system and method for treating continuous atrial fibrillation |
US9078627B2 (en) | 2008-01-04 | 2015-07-14 | Texas Heart Institute | Introducer sheath with electrodes |
US9358063B2 (en) | 2008-02-14 | 2016-06-07 | Arthrocare Corporation | Ablation performance indicator for electrosurgical devices |
US11272979B2 (en) | 2008-04-29 | 2022-03-15 | Virginia Tech Intellectual Properties, Inc. | System and method for estimating tissue heating of a target ablation zone for electrical-energy based therapies |
US9283051B2 (en) | 2008-04-29 | 2016-03-15 | Virginia Tech Intellectual Properties, Inc. | System and method for estimating a treatment volume for administering electrical-energy based therapies |
US9598691B2 (en) | 2008-04-29 | 2017-03-21 | Virginia Tech Intellectual Properties, Inc. | Irreversible electroporation to create tissue scaffolds |
US10272178B2 (en) | 2008-04-29 | 2019-04-30 | Virginia Tech Intellectual Properties Inc. | Methods for blood-brain barrier disruption using electrical energy |
US10702326B2 (en) | 2011-07-15 | 2020-07-07 | Virginia Tech Intellectual Properties, Inc. | Device and method for electroporation based treatment of stenosis of a tubular body part |
US11254926B2 (en) | 2008-04-29 | 2022-02-22 | Virginia Tech Intellectual Properties, Inc. | Devices and methods for high frequency electroporation |
US9867652B2 (en) | 2008-04-29 | 2018-01-16 | Virginia Tech Intellectual Properties, Inc. | Irreversible electroporation using tissue vasculature to treat aberrant cell masses or create tissue scaffolds |
US10245098B2 (en) | 2008-04-29 | 2019-04-02 | Virginia Tech Intellectual Properties, Inc. | Acute blood-brain barrier disruption using electrical energy based therapy |
US9198733B2 (en) | 2008-04-29 | 2015-12-01 | Virginia Tech Intellectual Properties, Inc. | Treatment planning for electroporation-based therapies |
US10238447B2 (en) | 2008-04-29 | 2019-03-26 | Virginia Tech Intellectual Properties, Inc. | System and method for ablating a tissue site by electroporation with real-time monitoring of treatment progress |
US10117707B2 (en) | 2008-04-29 | 2018-11-06 | Virginia Tech Intellectual Properties, Inc. | System and method for estimating tissue heating of a target ablation zone for electrical-energy based therapies |
US8992517B2 (en) | 2008-04-29 | 2015-03-31 | Virginia Tech Intellectual Properties Inc. | Irreversible electroporation to treat aberrant cell masses |
JP5622729B2 (ja) * | 2008-09-22 | 2014-11-12 | べシックス・バスキュラー・インコーポレイテッド | 身体組織に対して温度効果を誘発するシステム |
CN102271603A (zh) | 2008-11-17 | 2011-12-07 | 明诺医学股份有限公司 | 得知或未得知组织形态的选择性能量积累 |
WO2010093603A1 (en) | 2009-02-11 | 2010-08-19 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Insulated ablation catheter devices and methods of use |
US11382681B2 (en) | 2009-04-09 | 2022-07-12 | Virginia Tech Intellectual Properties, Inc. | Device and methods for delivery of high frequency electrical pulses for non-thermal ablation |
US11638603B2 (en) | 2009-04-09 | 2023-05-02 | Virginia Tech Intellectual Properties, Inc. | Selective modulation of intracellular effects of cells using pulsed electric fields |
US9566107B2 (en) | 2009-04-22 | 2017-02-14 | St. Jude Medical, Atrial Fibrillation Division, Inc. | Method and apparatus for radiofrequency ablation with increased depth and/or decreased volume of ablated tissue |
US8551096B2 (en) | 2009-05-13 | 2013-10-08 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Directional delivery of energy and bioactives |
US8903488B2 (en) | 2009-05-28 | 2014-12-02 | Angiodynamics, Inc. | System and method for synchronizing energy delivery to the cardiac rhythm |
US8257350B2 (en) | 2009-06-17 | 2012-09-04 | Arthrocare Corporation | Method and system of an electrosurgical controller with wave-shaping |
US9895189B2 (en) | 2009-06-19 | 2018-02-20 | Angiodynamics, Inc. | Methods of sterilization and treating infection using irreversible electroporation |
CA2766640C (en) | 2009-06-30 | 2016-01-05 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Map and ablate open irrigated hybrid catheter |
GB2474233A (en) | 2009-10-06 | 2011-04-13 | Uk Investments Associates Llc | Cooling pump comprising a detachable head portion |
US8372067B2 (en) | 2009-12-09 | 2013-02-12 | Arthrocare Corporation | Electrosurgery irrigation primer systems and methods |
KR20130108067A (ko) | 2010-04-09 | 2013-10-02 | 베식스 바스큘라 인코포레이티드 | 조직 치료를 위한 발전 및 제어 장치 |
US9192790B2 (en) | 2010-04-14 | 2015-11-24 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Focused ultrasonic renal denervation |
US8473067B2 (en) | 2010-06-11 | 2013-06-25 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Renal denervation and stimulation employing wireless vascular energy transfer arrangement |
US9463062B2 (en) | 2010-07-30 | 2016-10-11 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Cooled conductive balloon RF catheter for renal nerve ablation |
US9408661B2 (en) | 2010-07-30 | 2016-08-09 | Patrick A. Haverkost | RF electrodes on multiple flexible wires for renal nerve ablation |
US9155589B2 (en) | 2010-07-30 | 2015-10-13 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Sequential activation RF electrode set for renal nerve ablation |
US9084609B2 (en) | 2010-07-30 | 2015-07-21 | Boston Scientific Scime, Inc. | Spiral balloon catheter for renal nerve ablation |
US9358365B2 (en) | 2010-07-30 | 2016-06-07 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Precision electrode movement control for renal nerve ablation |
US9700368B2 (en) | 2010-10-13 | 2017-07-11 | Angiodynamics, Inc. | System and method for electrically ablating tissue of a patient |
US8974451B2 (en) | 2010-10-25 | 2015-03-10 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Renal nerve ablation using conductive fluid jet and RF energy |
US9220558B2 (en) | 2010-10-27 | 2015-12-29 | Boston Scientific Scimed, Inc. | RF renal denervation catheter with multiple independent electrodes |
US9028485B2 (en) | 2010-11-15 | 2015-05-12 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Self-expanding cooling electrode for renal nerve ablation |
US9089350B2 (en) | 2010-11-16 | 2015-07-28 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Renal denervation catheter with RF electrode and integral contrast dye injection arrangement |
US9668811B2 (en) | 2010-11-16 | 2017-06-06 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Minimally invasive access for renal nerve ablation |
US9326751B2 (en) | 2010-11-17 | 2016-05-03 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Catheter guidance of external energy for renal denervation |
US9060761B2 (en) | 2010-11-18 | 2015-06-23 | Boston Scientific Scime, Inc. | Catheter-focused magnetic field induced renal nerve ablation |
US9023034B2 (en) | 2010-11-22 | 2015-05-05 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Renal ablation electrode with force-activatable conduction apparatus |
US9192435B2 (en) | 2010-11-22 | 2015-11-24 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Renal denervation catheter with cooled RF electrode |
US9504518B2 (en) | 2010-11-29 | 2016-11-29 | Medtronic Ablation Frontiers Llc | System and method for adaptive RF ablation |
US20120157993A1 (en) | 2010-12-15 | 2012-06-21 | Jenson Mark L | Bipolar Off-Wall Electrode Device for Renal Nerve Ablation |
WO2012088149A2 (en) | 2010-12-20 | 2012-06-28 | Virginia Tech Intellectual Properties, Inc. | High-frequency electroporation for cancer therapy |
US9089340B2 (en) | 2010-12-30 | 2015-07-28 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Ultrasound guided tissue ablation |
WO2012100095A1 (en) | 2011-01-19 | 2012-07-26 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Guide-compatible large-electrode catheter for renal nerve ablation with reduced arterial injury |
US9131597B2 (en) | 2011-02-02 | 2015-09-08 | Arthrocare Corporation | Electrosurgical system and method for treating hard body tissue |
JP2014516723A (ja) | 2011-06-01 | 2014-07-17 | ボストン サイエンティフィック サイムド,インコーポレイテッド | 超音波映像性能を備えた切除プローブ |
US9119636B2 (en) | 2011-06-27 | 2015-09-01 | Boston Scientific Scimed Inc. | Dispersive belt for an ablation system |
WO2013013156A2 (en) | 2011-07-20 | 2013-01-24 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Percutaneous devices and methods to visualize, target and ablate nerves |
JP6106669B2 (ja) | 2011-07-22 | 2017-04-05 | ボストン サイエンティフィック サイムド,インコーポレイテッドBoston Scientific Scimed,Inc. | ヘリカル・ガイド内に配置可能な神経調節要素を有する神経調節システム |
WO2013040201A2 (en) | 2011-09-14 | 2013-03-21 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Ablation device with multiple ablation modes |
WO2013040297A1 (en) | 2011-09-14 | 2013-03-21 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Ablation device with ionically conductive balloon |
US9078665B2 (en) | 2011-09-28 | 2015-07-14 | Angiodynamics, Inc. | Multiple treatment zone ablation probe |
WO2013055826A1 (en) | 2011-10-10 | 2013-04-18 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Medical devices including ablation electrodes |
US9420955B2 (en) | 2011-10-11 | 2016-08-23 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Intravascular temperature monitoring system and method |
WO2013055815A1 (en) | 2011-10-11 | 2013-04-18 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Off -wall electrode device for nerve modulation |
US9364284B2 (en) | 2011-10-12 | 2016-06-14 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Method of making an off-wall spacer cage |
US9079000B2 (en) | 2011-10-18 | 2015-07-14 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Integrated crossing balloon catheter |
WO2013058962A1 (en) | 2011-10-18 | 2013-04-25 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Deflectable medical devices |
CN108095821B (zh) | 2011-11-08 | 2021-05-25 | 波士顿科学西美德公司 | 孔部肾神经消融 |
EP2779929A1 (en) | 2011-11-15 | 2014-09-24 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Device and methods for renal nerve modulation monitoring |
US9119632B2 (en) | 2011-11-21 | 2015-09-01 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Deflectable renal nerve ablation catheter |
US9265969B2 (en) | 2011-12-21 | 2016-02-23 | Cardiac Pacemakers, Inc. | Methods for modulating cell function |
CA2859989C (en) | 2011-12-23 | 2020-03-24 | Vessix Vascular, Inc. | Methods and apparatuses for remodeling tissue of or adjacent to a body passage |
CN104135958B (zh) | 2011-12-28 | 2017-05-03 | 波士顿科学西美德公司 | 用有聚合物消融元件的新消融导管调变神经的装置和方法 |
EP2797536B1 (en) | 2011-12-28 | 2016-04-13 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Ablation probe with ultrasonic imaging capability |
US9050106B2 (en) | 2011-12-29 | 2015-06-09 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Off-wall electrode device and methods for nerve modulation |
CN104039257A (zh) | 2012-01-10 | 2014-09-10 | 波士顿科学医学有限公司 | 电生理学系统 |
US8945015B2 (en) | 2012-01-31 | 2015-02-03 | Koninklijke Philips N.V. | Ablation probe with fluid-based acoustic coupling for ultrasonic tissue imaging and treatment |
US9414881B2 (en) | 2012-02-08 | 2016-08-16 | Angiodynamics, Inc. | System and method for increasing a target zone for electrical ablation |
US10660703B2 (en) | 2012-05-08 | 2020-05-26 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Renal nerve modulation devices |
WO2013169667A1 (en) * | 2012-05-10 | 2013-11-14 | Texas Heart Institute | Introducer sheath with electrodes |
WO2014032016A1 (en) | 2012-08-24 | 2014-02-27 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Intravascular catheter with a balloon comprising separate microporous regions |
CN104780859B (zh) | 2012-09-17 | 2017-07-25 | 波士顿科学西美德公司 | 用于肾神经调节的自定位电极系统及方法 |
CN104640513A (zh) | 2012-09-18 | 2015-05-20 | 波士顿科学医学有限公司 | 映射以及消融闭环冷却的消融导管 |
WO2014047071A1 (en) | 2012-09-18 | 2014-03-27 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Map and ablate closed-loop cooled ablation catheter with flat tip |
US10549127B2 (en) | 2012-09-21 | 2020-02-04 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Self-cooling ultrasound ablation catheter |
US10398464B2 (en) * | 2012-09-21 | 2019-09-03 | Boston Scientific Scimed, Inc. | System for nerve modulation and innocuous thermal gradient nerve block |
JP6074051B2 (ja) | 2012-10-10 | 2017-02-01 | ボストン サイエンティフィック サイムド,インコーポレイテッドBoston Scientific Scimed,Inc. | 血管内神経変調システム及び医療用デバイス |
US9713489B2 (en) | 2013-03-07 | 2017-07-25 | Arthrocare Corporation | Electrosurgical methods and systems |
US9693818B2 (en) | 2013-03-07 | 2017-07-04 | Arthrocare Corporation | Methods and systems related to electrosurgical wands |
US9956033B2 (en) | 2013-03-11 | 2018-05-01 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Medical devices for modulating nerves |
US9693821B2 (en) | 2013-03-11 | 2017-07-04 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Medical devices for modulating nerves |
US9808311B2 (en) | 2013-03-13 | 2017-11-07 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Deflectable medical devices |
US9801678B2 (en) | 2013-03-13 | 2017-10-31 | Arthrocare Corporation | Method and system of controlling conductive fluid flow during an electrosurgical procedure |
US10265122B2 (en) | 2013-03-15 | 2019-04-23 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Nerve ablation devices and related methods of use |
US9297845B2 (en) | 2013-03-15 | 2016-03-29 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Medical devices and methods for treatment of hypertension that utilize impedance compensation |
EP2967734B1 (en) | 2013-03-15 | 2019-05-15 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Methods and apparatuses for remodeling tissue of or adjacent to a body passage |
US10022182B2 (en) | 2013-06-21 | 2018-07-17 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Medical devices for renal nerve ablation having rotatable shafts |
CN105473091B (zh) | 2013-06-21 | 2020-01-21 | 波士顿科学国际有限公司 | 具有可一起移动的电极支撑件的肾脏去神经球囊导管 |
US9707036B2 (en) | 2013-06-25 | 2017-07-18 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Devices and methods for nerve modulation using localized indifferent electrodes |
US9833283B2 (en) | 2013-07-01 | 2017-12-05 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Medical devices for renal nerve ablation |
WO2015006480A1 (en) | 2013-07-11 | 2015-01-15 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Devices and methods for nerve modulation |
WO2015006573A1 (en) | 2013-07-11 | 2015-01-15 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Medical device with stretchable electrode assemblies |
US9925001B2 (en) | 2013-07-19 | 2018-03-27 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Spiral bipolar electrode renal denervation balloon |
JP2016527959A (ja) | 2013-07-22 | 2016-09-15 | ボストン サイエンティフィック サイムド,インコーポレイテッドBoston Scientific Scimed,Inc. | 腎神経アブレーション用医療器具 |
EP3024405A1 (en) | 2013-07-22 | 2016-06-01 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Renal nerve ablation catheter having twist balloon |
WO2015027096A1 (en) | 2013-08-22 | 2015-02-26 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Flexible circuit having improved adhesion to a renal nerve modulation balloon |
US9895194B2 (en) | 2013-09-04 | 2018-02-20 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Radio frequency (RF) balloon catheter having flushing and cooling capability |
EP3043733A1 (en) | 2013-09-13 | 2016-07-20 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Ablation balloon with vapor deposited cover layer |
US11246654B2 (en) | 2013-10-14 | 2022-02-15 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Flexible renal nerve ablation devices and related methods of use and manufacture |
EP3057488B1 (en) | 2013-10-14 | 2018-05-16 | Boston Scientific Scimed, Inc. | High resolution cardiac mapping electrode array catheter |
AU2014334574B2 (en) | 2013-10-15 | 2017-07-06 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Medical device balloon |
US9770606B2 (en) | 2013-10-15 | 2017-09-26 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Ultrasound ablation catheter with cooling infusion and centering basket |
CN105636538B (zh) | 2013-10-18 | 2019-01-15 | 波士顿科学国际有限公司 | 具有柔性导线的球囊导管及其使用和制造的相关方法 |
JP2016534842A (ja) | 2013-10-25 | 2016-11-10 | ボストン サイエンティフィック サイムド,インコーポレイテッドBoston Scientific Scimed,Inc. | 除神経フレックス回路における埋め込み熱電対 |
JP6382989B2 (ja) | 2014-01-06 | 2018-08-29 | ボストン サイエンティフィック サイムド,インコーポレイテッドBoston Scientific Scimed,Inc. | 耐引き裂き性フレキシブル回路アセンブリを備える医療デバイス |
US9907609B2 (en) | 2014-02-04 | 2018-03-06 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Alternative placement of thermal sensors on bipolar electrode |
US11000679B2 (en) | 2014-02-04 | 2021-05-11 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Balloon protection and rewrapping devices and related methods of use |
US10709490B2 (en) | 2014-05-07 | 2020-07-14 | Medtronic Ardian Luxembourg S.A.R.L. | Catheter assemblies comprising a direct heating element for renal neuromodulation and associated systems and methods |
CN112807074A (zh) | 2014-05-12 | 2021-05-18 | 弗吉尼亚暨州立大学知识产权公司 | 电穿孔系统 |
US12114911B2 (en) | 2014-08-28 | 2024-10-15 | Angiodynamics, Inc. | System and method for ablating a tissue site by electroporation with real-time pulse monitoring |
JP2017529169A (ja) | 2014-10-13 | 2017-10-05 | ボストン サイエンティフィック サイムド,インコーポレイテッドBoston Scientific Scimed,Inc. | ミニ電極を用いた組織の診断および治療 |
US10603105B2 (en) | 2014-10-24 | 2020-03-31 | Boston Scientific Scimed Inc | Medical devices with a flexible electrode assembly coupled to an ablation tip |
US10694972B2 (en) | 2014-12-15 | 2020-06-30 | Virginia Tech Intellectual Properties, Inc. | Devices, systems, and methods for real-time monitoring of electrophysical effects during tissue treatment |
EP3232969A1 (en) | 2014-12-18 | 2017-10-25 | Boston Scientific Scimed Inc. | Real-time morphology analysis for lesion assessment |
US11432870B2 (en) | 2016-10-04 | 2022-09-06 | Avent, Inc. | Cooled RF probes |
US10905492B2 (en) | 2016-11-17 | 2021-02-02 | Angiodynamics, Inc. | Techniques for irreversible electroporation using a single-pole tine-style internal device communicating with an external surface electrode |
US11197709B2 (en) * | 2017-03-13 | 2021-12-14 | Medtronic Advanced Energy Llc | Electrosurgical system |
US10945781B2 (en) | 2017-09-07 | 2021-03-16 | Biosense Webster (Israel) Ltd. | Variable phase generation and detection for radio-frequency (RF) ablation |
US11607537B2 (en) | 2017-12-05 | 2023-03-21 | Virginia Tech Intellectual Properties, Inc. | Method for treating neurological disorders, including tumors, with electroporation |
US11311329B2 (en) | 2018-03-13 | 2022-04-26 | Virginia Tech Intellectual Properties, Inc. | Treatment planning for immunotherapy based treatments using non-thermal ablation techniques |
US11925405B2 (en) | 2018-03-13 | 2024-03-12 | Virginia Tech Intellectual Properties, Inc. | Treatment planning system for immunotherapy enhancement via non-thermal ablation |
US11950835B2 (en) | 2019-06-28 | 2024-04-09 | Virginia Tech Intellectual Properties, Inc. | Cycled pulsing to mitigate thermal damage for multi-electrode irreversible electroporation therapy |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5231995A (en) * | 1986-11-14 | 1993-08-03 | Desai Jawahar M | Method for catheter mapping and ablation |
US5383917A (en) * | 1991-07-05 | 1995-01-24 | Jawahar M. Desai | Device and method for multi-phase radio-frequency ablation |
US5620481A (en) * | 1991-07-05 | 1997-04-15 | Desai; Jawahar M. | Device for multi-phase radio-frequency ablation |
US5484400A (en) * | 1992-08-12 | 1996-01-16 | Vidamed, Inc. | Dual channel RF delivery system |
US5542916A (en) * | 1992-08-12 | 1996-08-06 | Vidamed, Inc. | Dual-channel RF power delivery system |
US5476495A (en) * | 1993-03-16 | 1995-12-19 | Ep Technologies, Inc. | Cardiac mapping and ablation systems |
US5582609A (en) * | 1993-10-14 | 1996-12-10 | Ep Technologies, Inc. | Systems and methods for forming large lesions in body tissue using curvilinear electrode elements |
US5487385A (en) * | 1993-12-03 | 1996-01-30 | Avitall; Boaz | Atrial mapping and ablation catheter system |
US5617854A (en) * | 1994-06-22 | 1997-04-08 | Munsif; Anand | Shaped catheter device and method |
US5697928A (en) * | 1996-09-23 | 1997-12-16 | Uab Research Foundation | Cardic electrode catheter |
-
1998
- 1998-05-05 US US09/073,396 patent/US6050994A/en not_active Expired - Lifetime
-
1999
- 1999-04-28 JP JP2000546685A patent/JP2002513621A/ja active Pending
- 1999-04-28 WO PCT/US1999/009196 patent/WO1999056648A1/en not_active Application Discontinuation
- 1999-04-28 EP EP99921508A patent/EP1076525A1/en not_active Withdrawn
- 1999-04-28 CA CA002327518A patent/CA2327518A1/en not_active Abandoned
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007244857A (ja) * | 2006-02-17 | 2007-09-27 | Biosense Webster Inc | ペーシングによる破壊査定 |
US12109426B2 (en) | 2016-05-10 | 2024-10-08 | Btl Medical Solutions A.S. | Aesthetic method of biological structure treatment by magnetic field |
US12109427B2 (en) | 2016-07-01 | 2024-10-08 | Btl Medical Solutions A.S. | Aesthetic method of biological structure treatment by magnetic field |
JP2023145754A (ja) * | 2019-04-11 | 2023-10-11 | ビーティーエル メディカル ソリューションズ エー.エス. | 無線周波数及び磁気エネルギーによる生物学的構造の美的処置の方法及びデバイス |
JP7449433B2 (ja) | 2019-04-11 | 2024-03-13 | ビーティーエル メディカル ソリューションズ エー.エス. | 無線周波数及び磁気エネルギーによる生物学的構造の美的処置の方法及びデバイス |
US12076576B2 (en) | 2019-04-11 | 2024-09-03 | Btl Medical Solutions A.S. | Methods and devices for aesthetic treatment of biological structures by radiofrequency and magnetic energy |
US12029905B2 (en) | 2020-05-04 | 2024-07-09 | Btl Healthcare Technologies A.S. | Device and method for unattended treatment of a patient |
US12064163B2 (en) | 2021-10-13 | 2024-08-20 | Btl Medical Solutions A.S. | Methods and devices for aesthetic treatment of biological structures by radiofrequency and magnetic energy |
US12115365B2 (en) | 2021-11-03 | 2024-10-15 | Btl Healthcare Technologies A.S. | Device and method for unattended treatment of a patient |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US6050994A (en) | 2000-04-18 |
EP1076525A1 (en) | 2001-02-21 |
CA2327518A1 (en) | 1999-11-11 |
WO1999056648A1 (en) | 1999-11-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2002513621A (ja) | 位相を交互に変化する制御可能なデューティサイクルを使う無線周波数切除装置及び方法 | |
US6488678B2 (en) | RF ablation apparatus and method using unipolar and bipolar techniques | |
US6485487B1 (en) | RF ablation apparatus having high output impedance drivers | |
US6558378B2 (en) | RF ablation system and method having automatic temperature control | |
US6049737A (en) | Catheter having common lead for electrode and sensor | |
US6730078B2 (en) | RF ablation apparatus and method using multi-frequency energy delivery | |
US10219857B2 (en) | RF energy delivery system | |
US6635056B2 (en) | RF ablation apparatus and method using amplitude control | |
US6761716B2 (en) | System and method for assessing electrode-tissue contact and lesion quality during RF ablation by measurement of conduction time | |
US6666862B2 (en) | Radio frequency ablation system and method linking energy delivery with fluid flow | |
EP1076521A2 (en) | Electrode having multiple temperature-sensitive junctions |