JP2002513268A - 電子式トリップ装置とパラメータ設定阻止手段とを備えた遮断器 - Google Patents
電子式トリップ装置とパラメータ設定阻止手段とを備えた遮断器Info
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- JP2002513268A JP2002513268A JP2000546438A JP2000546438A JP2002513268A JP 2002513268 A JP2002513268 A JP 2002513268A JP 2000546438 A JP2000546438 A JP 2000546438A JP 2000546438 A JP2000546438 A JP 2000546438A JP 2002513268 A JP2002513268 A JP 2002513268A
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- 230000002265 prevention Effects 0.000 title 1
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 claims abstract description 12
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000004913 activation Effects 0.000 description 1
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- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02H—EMERGENCY PROTECTIVE CIRCUIT ARRANGEMENTS
- H02H3/00—Emergency protective circuit arrangements for automatic disconnection directly responsive to an undesired change from normal electric working condition with or without subsequent reconnection ; integrated protection
- H02H3/006—Calibration or setting of parameters
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H71/00—Details of the protective switches or relays covered by groups H01H73/00 - H01H83/00
- H01H71/74—Means for adjusting the conditions under which the device will function to provide protection
- H01H71/7409—Interchangeable elements
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- Breakers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
本発明は電子式トリップ装置における開閉器定格電流設定手段を備えた遮断器に関する。本発明による解決手段は、遮断器ケースから封印の解除後に取出し可能であり遮断器の定格電流に基づいて阻止可能なパラメータ設定を可能である電子トリップ装置を備えた全ての遮断器に適している。遮断器の電子式トリップ装置のパラメータ設定の際に、トリップ装置が無資格者によって設定されるのが防止されねばならない。そこで、トリップ装置（１）が、トリップ磁石（２）とトリップ装置（１）との間に電気的接続が存在する場合にはトリップ装置（１）のパラメータ設定を阻止する監視回路（５ａ）を備えることが提案される。従って、パラメータ設定はトリップ装置（１）が取外された状態でのみ、すなわち専門家によってのみ可能になる。
Description
【０００１】 本発明は、開閉接点を開閉機構を介して駆動するトリップ磁石用に設けられ遮
断器ケース内に収容された電子式トリップ装置を備えた遮断器に関する。
断器ケース内に収容された電子式トリップ装置を備えた遮断器に関する。
【０００２】 例えば米国特許第４２１０８８７号及び第４１８１９０６号明細書に記載され
ているような電子式トリップ装置を備えた遮断器は、トリップ装置を交換可能に
差込みできる小室を備えたケースを有している。電子式トリップ装置は、電子回
路を開閉器の定格電流、開閉電力クラス及び他の特性量に合わせ易いので、多数
の遮断器タイプに対して同一に構成することができる。電子回路内に差込み可能
な定格電流コネクタを通して、その都度の遮断器に有効な電流値に基づいてトリ
ップ装置のパラメータ設定だけが行われる。トリップ装置を交換できることは同
時に、このトリップ装置を障害発生の際に取出して検査装置で検査し場合によっ
ては遮断器を取外す必要なく新しいものと取替えることができるという利点を有
する。トリップ装置が障害の原因ではない場合、このことは同時に開閉器部分の
みが障害の原因をなしているという情報であり、それゆえこの開閉器部分がその
場合には交換される。
ているような電子式トリップ装置を備えた遮断器は、トリップ装置を交換可能に
差込みできる小室を備えたケースを有している。電子式トリップ装置は、電子回
路を開閉器の定格電流、開閉電力クラス及び他の特性量に合わせ易いので、多数
の遮断器タイプに対して同一に構成することができる。電子回路内に差込み可能
な定格電流コネクタを通して、その都度の遮断器に有効な電流値に基づいてトリ
ップ装置のパラメータ設定だけが行われる。トリップ装置を交換できることは同
時に、このトリップ装置を障害発生の際に取出して検査装置で検査し場合によっ
ては遮断器を取外す必要なく新しいものと取替えることができるという利点を有
する。トリップ装置が障害の原因ではない場合、このことは同時に開閉器部分の
みが障害の原因をなしているという情報であり、それゆえこの開閉器部分がその
場合には交換される。
【０００３】 上記米国特許第４１８１９０６号及び第４２１０８８７号明細書によれば、所
定の遮断器に適さないトリップ装置が開閉器ケースの上述した小室内に差込まれ
るのを防止する安全装置が設けられる。これは、電子式トリップ装置のケースに
明けられた収容口と協働する開閉器側のコードピンシステムによって行われる。
このようにして例えば、アース短絡の監視機能を備えていないトリップ装置又は
特定の開閉電力クラスの開閉器のトリップ特性線に合わせられていないトリップ
装置が差込まれることが防止される。他方では、トリップ装置をコードピン及び
それに付設された収容口の設置に起因して開閉器ケースの収容子室内に完全に差
込むことができない場合、遮断器が回路に接続されないようにされる。
定の遮断器に適さないトリップ装置が開閉器ケースの上述した小室内に差込まれ
るのを防止する安全装置が設けられる。これは、電子式トリップ装置のケースに
明けられた収容口と協働する開閉器側のコードピンシステムによって行われる。
このようにして例えば、アース短絡の監視機能を備えていないトリップ装置又は
特定の開閉電力クラスの開閉器のトリップ特性線に合わせられていないトリップ
装置が差込まれることが防止される。他方では、トリップ装置をコードピン及び
それに付設された収容口の設置に起因して開閉器ケースの収容子室内に完全に差
込むことができない場合、遮断器が回路に接続されないようにされる。
【０００４】 トリップ装置と遮断器との正しいすなわち相応しい関係付けはしかしながらし
ばしば機器及び装置の要求された保護に対して十分ではない。寧ろ確実な作動の
ために、可能なトリップパラメータの適合した起動及び設定も重要である。これ
はしかしながらコード化によっては達成できない。というのは、例えば負荷の作
動様式が変更されたらトリップ装置を新たに設定し直さねばならないことがしば
しば起るからである。トリップ装置の設定手段の操作に対する封印がドイツ連邦
共和国特許出願公開第３９２６４１４号明細書に基づいて設けられている場合で
さえ、トリップ装置の設定の変更が可能である。許可されていない操作が行われ
たことはユーザに対してだけ識別可能である。
ばしば機器及び装置の要求された保護に対して十分ではない。寧ろ確実な作動の
ために、可能なトリップパラメータの適合した起動及び設定も重要である。これ
はしかしながらコード化によっては達成できない。というのは、例えば負荷の作
動様式が変更されたらトリップ装置を新たに設定し直さねばならないことがしば
しば起るからである。トリップ装置の設定手段の操作に対する封印がドイツ連邦
共和国特許出願公開第３９２６４１４号明細書に基づいて設けられている場合で
さえ、トリップ装置の設定の変更が可能である。許可されていない操作が行われ
たことはユーザに対してだけ識別可能である。
【０００５】 そこで、本発明の課題は、電子式トリップ装置と阻止可能なパラメータ設定手
段とを備え、技術的に簡単に構成されるがしかしパラメータ設定(parameterizat
ion)を専門家によってのみ可能にされた遮断器を提供することにある。
段とを備え、技術的に簡単に構成されるがしかしパラメータ設定(parameterizat
ion)を専門家によってのみ可能にされた遮断器を提供することにある。
【０００６】 この課題は、本発明によれば、開閉接点を開閉機構を介して駆動するトリップ
磁石用に設けられ、遮断器ケースから封印の解除後に取出し可能であり遮断器の
定格電流に基づいて阻止可能なパラメータ設定を可能であるトリップ装置と、ト
リップ装置に付設された監視回路とを備え、監視回路が、トリップ磁石とトリッ
プ装置との間に構成された電気的接続が存在する場合にはトリップ装置のパラメ
ータ設定を阻止することにより解決される。
磁石用に設けられ、遮断器ケースから封印の解除後に取出し可能であり遮断器の
定格電流に基づいて阻止可能なパラメータ設定を可能であるトリップ装置と、ト
リップ装置に付設された監視回路とを備え、監視回路が、トリップ磁石とトリッ
プ装置との間に構成された電気的接続が存在する場合にはトリップ装置のパラメ
ータ設定を阻止することにより解決される。
【０００７】 監視回路は、その入力端がトリップ装置の、トリップ磁石をトリップさせる電
子スイッチに印加される電圧を与えられるように構成される。
子スイッチに印加される電圧を与えられるように構成される。
【０００８】 トリップ装置が遮断器のケースから取出されると、トリップ装置と磁石コイル
との間の電気的接続が中断され、それによりトリップのために設けられている電
子スイッチを介してもはや電圧が測定されなくなる。監視回路はその場合パラメ
ータ設定手段を解放する。
との間の電気的接続が中断され、それによりトリップのために設けられている電
子スイッチを介してもはや電圧が測定されなくなる。監視回路はその場合パラメ
ータ設定手段を解放する。
【０００９】 この措置はトリップ装置が引き続いて間違ったパラメータに設定されることを
防止しないが、パラメータ設定は専門家によってのみ可能である。というのは、
トリップ装置を取出すためには少なくとも１つの封印が解除されねばならないか
らである。
防止しないが、パラメータ設定は専門家によってのみ可能である。というのは、
トリップ装置を取出すためには少なくとも１つの封印が解除されねばならないか
らである。
【００１０】 以下において本発明を実施例に基づいて詳細に説明する。図は本発明の原理図
を示す。
を示す。
【００１１】 遮断器の電気部分は主要部品のトリップ装置１とトリップ磁石２とから構成さ
れている。両部品は開閉機構８及び開閉接点９と共にケース１０内に収容されて
おり、破線によって囲まれているトリップ装置１はケース１０から取出すことが
できる。
れている。両部品は開閉機構８及び開閉接点９と共にケース１０内に収容されて
おり、破線によって囲まれているトリップ装置１はケース１０から取出すことが
できる。
【００１２】 トリップ装置１内には、トリップ装置１自身と遮断器のトリップ磁石２とに対
する給電装置３が収容されている。トリップ磁石２はトリップ装置１内の電子ス
イッチ４によって駆動される。トリップ装置１には監視回路５ａを備えた制御電
子回路５が設けられており、監視回路の入力端６は電子スイッチ４つまりトリッ
プ磁石２に印加される電位が導かれている。
する給電装置３が収容されている。トリップ磁石２はトリップ装置１内の電子ス
イッチ４によって駆動される。トリップ装置１には監視回路５ａを備えた制御電
子回路５が設けられており、監視回路の入力端６は電子スイッチ４つまりトリッ
プ磁石２に印加される電位が導かれている。
【００１３】 トリップ装置１が遮断器ケースから取出されると、トリップ磁石２とトリップ
装置１との間に構成されている電気的接続７が中断される。制御電子回路５によ
って、入力端６が無電圧であることが検出される。制御電子回路５はそれに基づ
いてトリップ装置１のパラメータ設定手段に対する阻止を解除する。それゆえ、
パラメータ設定はトリップ装置１が取外された状態でのみ行うことができる。
装置１との間に構成されている電気的接続７が中断される。制御電子回路５によ
って、入力端６が無電圧であることが検出される。制御電子回路５はそれに基づ
いてトリップ装置１のパラメータ設定手段に対する阻止を解除する。それゆえ、
パラメータ設定はトリップ装置１が取外された状態でのみ行うことができる。
【図１】 本発明の原理図を示す。
１ トリップ装置 ２ トリップ磁石 ３ 給電装置 ４ 電子スイッチ ５ 制御電子回路 ５ａ 監視回路 ６ 入力端 ７ 電気的接続 ８ 開閉機構 ９ 開閉接点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 シュスト、ペーター ドイツ連邦共和国 デー‐12683 ベルリ ン リセールシュトラーセ 26 (72)発明者 エッテ、ベルント ドイツ連邦共和国 デー‐15528 メンヒ ヴィンケル アム ヴァルデ ９ Ｆターム(参考） 5G030 XX04 XX18 YY13 5G042 AA14 GG04
Claims (2)
- 【請求項１】 開閉接点を開閉機構を介して駆動するトリップ磁石（２）用
に設けられ、遮断器ケースから封印の解除後に取出し可能であり遮断器の定格電
流に基づいて阻止可能なパラメータ設定を可能であるトリップ装置（１）と、ト
リップ装置に付設された監視回路（５ａ）とを備え、監視回路（５ａ）が、トリ
ップ磁石（２）とトリップ装置（１）との間に構成された電気的接続（７）が存
在する場合にはトリップ装置（１）のパラメータ設定を阻止する遮断器。 - 【請求項２】 監視回路（５ａ）の入力端が、トリップ装置（１）の、トリ
ップ磁石（２）をトリップさせる電子スイッチ（４）に印加される電圧を与えら
れていることを特徴とする請求項１記載の遮断器。
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE19820173A DE19820173C1 (de) | 1998-04-29 | 1998-04-29 | Leistungsschalter mit elektronischem Auslöser und Parametriersperre |
| DE19820173.7 | 1998-04-29 | ||
| PCT/DE1999/001207 WO1999056371A1 (de) | 1998-04-29 | 1999-04-16 | Leistungsschalter mit elektronischem auslöser und parametriersperre |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002513268A true JP2002513268A (ja) | 2002-05-08 |
Family
ID=7866816
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000546438A Ceased JP2002513268A (ja) | 1998-04-29 | 1999-04-16 | 電子式トリップ装置とパラメータ設定阻止手段とを備えた遮断器 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6603648B1 (ja) |
| EP (1) | EP1075722A1 (ja) |
| JP (1) | JP2002513268A (ja) |
| DE (1) | DE19820173C1 (ja) |
| WO (1) | WO1999056371A1 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102006025607A1 (de) * | 2006-05-24 | 2007-11-29 | Friedrich Lütze Gmbh & Co. Kg | Vorrichtung zum selbsttätigen Abschalten oder Schalten eines elektrischen Verbrauchers |
| DE102016221093B4 (de) | 2016-10-26 | 2022-12-08 | Siemens Aktiengesellschaft | Leistungsschalter |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4181906A (en) * | 1977-11-23 | 1980-01-01 | Westinghouse Electric Corp. | Circuit interrupter with interlocked removable trip unit |
| US4210887A (en) * | 1977-11-23 | 1980-07-01 | Westinghouse Electric Corp. | Circuit interrupter with interlocked interchangeable trip unit |
| US4870531A (en) | 1988-08-15 | 1989-09-26 | General Electric Company | Circuit breaker with removable display and keypad |
| DE3910718A1 (de) * | 1989-04-03 | 1990-10-04 | Siemens Ag | Ueberwachungsgeraet mit schaltvorrichtung |
| US4945443A (en) * | 1989-09-14 | 1990-07-31 | General Electric Company | Electronic circuit interrupter with combined keypad and display |
| JP3568962B2 (ja) * | 1995-08-31 | 2004-09-22 | シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト | 変流器および情報メモリを有する電力遮断器 |
-
1998
- 1998-04-29 DE DE19820173A patent/DE19820173C1/de not_active Expired - Fee Related
-
1999
- 1999-04-16 JP JP2000546438A patent/JP2002513268A/ja not_active Ceased
- 1999-04-16 US US09/674,188 patent/US6603648B1/en not_active Expired - Fee Related
- 1999-04-16 WO PCT/DE1999/001207 patent/WO1999056371A1/de active Application Filing
- 1999-04-16 EP EP99927704A patent/EP1075722A1/de not_active Withdrawn
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| WO1999056371A1 (de) | 1999-11-04 |
| US6603648B1 (en) | 2003-08-05 |
| DE19820173C1 (de) | 1999-09-30 |
| EP1075722A1 (de) | 2001-02-14 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060329 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080609 |
|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080612 |
|
| A045 | Written measure of dismissal of application [lapsed due to lack of payment] |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A045 Effective date: 20081023 |