JP2002512801A - 免疫原性特性および改変された生物学的タンパク質機能を有するポリペプチド - Google Patents

免疫原性特性および改変された生物学的タンパク質機能を有するポリペプチド

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、免疫原性特性および改変された生物学的タンパク質機能を有するポリペプチドに関する。上記ポリペプチドは、タンパク質に対して異なる順序で約10〜40個のアミノ酸のタンパク質セグメントを有する。本発明はまた、このタイプのポリペプチドをコードするDNAおよびこのタイプのポリペプチドを産生する方法に関し、能動免疫のための上記DNAおよび上記ポリペプチドの使用に関し、ポリペプチドを標的化する抗体に関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、免疫原性特性および改変された生物学的タンパク質機能を有するポ
リペプチド、かかるポリペプチドをコードするDNAならびにかかるポリペプチ
ドを調製する方法に関する。本発明はまた、能動免疫化のための上記DNAおよ
び上記ポリペプチドの使用に関し、そして上記ポリペプチドに対する抗体に関す
る。
【0002】 動物およびヒトそれぞれを能動免疫化するために、タンパク質は、抗体および
細胞傷害性T細胞それぞれに対する免疫原として頻繁に投与され、次いで誘導さ
れる。最近の出願人の実験は、かかるタンパク質が、非常に長い期間動物および
ヒトの身体に滞在し得るという事実に関わる。このことは、タンパク質がそれを
コードする発現プラスミドの形態で投与される場合に特に適用される。従って、
動物およびヒトそれぞれは、上記タンパク質の生物学的機能(例えば、毒性また
はトランスフォーミング性であり得る)に長期間曝される。これは、動物および
ヒトそれぞれに対してかなりのストレスを生じ、結果は全く予見され得ない。
【0003】 それゆえ、本発明の目的は、能動免疫化が、上記欠点を伴うことなく、実行さ
れ得る産物を提供することである。
【0004】 本発明に従って、このことは、請求の範囲において規定される主題によって達
成される。
【0005】 それゆえ、本発明の主題は、免疫原性特性および改変された生物学的タンパク
質機能を有するポリペプチドならびにかかるポリペプチドをコードするDNAに
関する。これらの産物は、動物およびヒトそれぞれが生物学的タンパク質機能に
少なくともその全体では曝されることなく、能動免疫化を許容する。
【0006】 本発明は、タンパク質に対して改変された順序で約10〜40個のアミノ酸の
タンパク質セグメントを有するポリペプチドが、タンパク質に匹敵し得る免疫原
性を有するが、タンパク質の生物学的機能は、改変され、そして完全に欠失され
得るという出願人の見識に基づく。さらに、出願人は、個々のセグメントの間の
トランジションとしてタンパク質中に存在する約10〜20個のアミノ酸の部分
を含ませることが、かかるポリペプチドの免疫原性に好ましいことを見出した。
Figure1は、E7タンパク質に対して改変された順序でHPV16−E7
タンパク質のセグメントおよび個々のセグメント間でトランジションとしてE7
タンパク質中に存在するさらなる部分を含有するポリペプチドを示す。
【0007】 本発明に従って、出願人の見識は、免疫原性特性を有し、かつ改変された生物
学的タンパク質機能を有するポリペプチドを提供するために使用される。上記ポ
リペプチドは、上記タンパク質に対して改変された順序で約10〜40個のアミ
ノ酸のタンパク質セグメントを有する。
【0008】 表現「タンパク質」は、免疫原性特性(例えば、そのタンパク質に対する抗体
および細胞傷害性T細胞それぞれを誘導する能力)および生物学的機能を有する
任意のタンパク質を含む。かかるタンパク質の例は、毒性タンパク質またはトラ
ンスフォーミングタンパク質である。前者は、持続性の感染において発現される
細菌毒素またはウイルスタンパク質であり得る。かかるウイルスタンパク質の例
は、HIV−Tatである。トランスフォーミングタンパク質は、細胞性起源(
例えば、黒色腫特異的抗原(MAGE))であり得る。さらに、それらは、ウイ
ルス(例えば、HPV16または18のようなヒトに対して病原性であるパピロ
ーマウイルス(HPV))に由来し得る。特に、タンパク質E6およびE7は、
かかるウイルスのタンパク質として言及されなければならない。
【0009】 表現「免疫原性特性および改変された生物学的タンパク質機能を有するポリペ
プチド」は、タンパク質の1つから全ての免疫原性特性ポリペプチドを有し得る
任意のポリペプチドを含み、1つから全ての生物学的タンパク質機能が、改変さ
れ、特に除去され得る。かかるポリペプチドは、約10〜40個のアミノ酸、特
に20〜30個のアミノ酸のタンパク質セグメントを、タンパク質に対して改変
された順序で含有する。1つまたは数個のアミノ酸が上記タンパク質中の対応す
るセグメントとは異なることが、セグメントにとって有利であり得る。これらは
、例えば、ポリペプチド調製および/またはセグメントの免疫原性に有利である
アミノ酸であり得る。個々のセグメント間のトランジションとしてタンパク質中
に存在する、約10〜20個のアミノ酸、特に18〜20個のアミノ酸の部分を
さらに含有することもまたポリペプチドにとって好ましい。かかる部分は、ポリ
ペプチドの任意の場所、特にN末端および/またはC末端に別々にもしくは全体
として存在し得る。
【0010】 本発明の好ましいポリペプチドは、figure1に示されるアミノ酸配列ま
たは1つもしくは数個のアミノ酸がそれとは異なるアミノ酸配列を含む。かかる
ポリペプチドは、タンパク質に対して改変された順序でHPV16のE7タンパ
ク質のセグメントおよび個々のセグメント間のトランジションとしてそこに存在
するE7タンパク質の一部を含む。
【0011】 表現「1つまたは数個のアミノ酸がそれとは異なるアミノ酸配列」とは、この
アミノ酸配列の基礎となるDNA配列が、figure1のDNAとハイブリダ
イズすることをいう。このDNA配列は、1つまたは数個の塩基対の付加、置換
、欠失および/または逆位により、figure1のDNAとは異なり得る。表
現「ハイブリダイゼーション」は、通常の条件下、特にDNA配列の融点よりも
20℃低い温度で起こることをいう。
【0012】 本発明のさらなる主題は、上記ポリペプチドをコードする核酸に関する。それ
は、RNAでもよいし、DNAでもよい。 (a)figure1のDNAまたは1つもしくは数個の塩基対がそれとは異な
るDNA、または (b)縮合コードにより、(a)のDNAに関連するDNA、 を含有してなるDNAが好ましい。
【0013】 表現「1つまたは数個の塩基対が異なるDNA」とは、このDNAが、fig
ure1のDNAとハイブリダイズすることをいう。前者のDNAは、1つまた
は数個の塩基対の付加、置換、欠失および/または逆位によりfigure1の
DNAとは異なり得る。表現「ハイブリダイゼーション」については、上記説明
を参照されたい。
【0014】 本発明によるDNAは、それ自体としてまたはベクター、特に発現ベクター中
に存在し得る。当業者はその例に精通している。大腸菌に関する発現ベクターの
場合には、それらは、例えば、pGEMEX、pUC誘導体、pGEX−2T、
pET3b、BluescriptおよびpQE−8である。酵母における発現
のために、例えば、pY100およびYcpad1が言及されなければならず、
一方、例えば、pKCR、pEFBOS、cDM8およびpCEV4は、動物細
胞における発現のために指示されなければならない。バキュロウイルス発現ベク
ターpAcSGHisNT−Aは、昆虫細胞における発現に特に適切である。
【0015】 当業者は、本発明によるDNA(発現ベクター中に存在する)を発現するのに
適切な細胞に精通している。かかる細胞の例としては、大腸菌株HB101、D
H1、x1776、JM101、JM109、BL21およびSG13009が
挙げられ、残りの好ましいものとしては、酵母株サッカロマイセスセレビジア(
Saccharomyces cerevisiae)および動物細胞L、3T
3、FM3A、CHO、COS、VeroおよびHeLaならびに昆虫細胞sf
9またはHi5である。
【0016】 当業者は、本発明によるDNAが、発現ベクター中に挿入されなければならな
いことを知っている。当業者はまた、このDNAが、別のポリペプチドをコード
するDNAと組み合わせて挿入され、その結果、本発明によるDNAが、融合ポ
リペプチドの形態で発現され得ることに精通している。
【0017】 さらに、当業者は、形質転換細胞およびトランスフェクト細胞それぞれを培養
する条件を知っている。当業者はまた、本発明によるDNAにより発現されるポ
リペプチドを単離および精製する方法に精通している。
【0018】 本発明のさらなる主題は、上記ポリペプチドおよび融合ポリペプチドそれぞれ
に対する抗体に関する。かかる抗体は、一般的な方法によって調製され得る。抗
体は、ポリクローナルおよびモノクローナルそれぞれであり得る。その調製のた
めに、動物−特に、ポリクローナル抗体についてはウサギまたはニワトリを、そ
してモノクローナル抗体についてはマウス−を、上記(融合)タンパク質または
そのフラグメントで免疫化することが有利である。動物のさらなる「追加免疫」
は、同一(融合)タンパク質またはそのフラグメントを用いて達成され得る。次
いで、ポリクローナル抗体は、動物血清および卵黄それぞれから入手され得る。
モノクローナル抗体の調製のために、動物脾臓細胞は、骨髄腫細胞と融合される
【0019】 さらに、本発明によるDNAは、動物およびヒトそれぞれに直接的に発現され
得る。この目的のために、本発明によるDNAは、プラスミドおよび/またはウ
イルスベクターに由来する発現ベクター中に存在し得る。ウイルスベクターの例
としては、AAV、アデノウイルスおよびワクシニアウイルスベクターが挙げら
れる。当業者は、本発明によるDNAを動物およびヒトそれぞれに導入し、発現
させる方法を知っている。
【0020】 本発明のさらなる主題は、 (a)本発明によるポリペプチド、および/または (b)本発明によるDNA、ならびに (c)一般的な補助薬剤、例えば、緩衝液、溶媒、およびキャリア、 を含むワクチン接種薬剤に関する。
【0021】 かかるワクチン接種薬剤は、例えば、HPVに対する能動免疫化に適切である
。ワクチン接種薬剤が、(a)および/または(b)の代わりに本発明による抗
体(c)を含む場合、ワクチン接種薬剤は、例えば、HPVに対する受動免疫化
に適切である。
【0022】 本発明のさらなる主題は、 (a)本発明によるポリペプチド、 (b)本発明によるDNA、および/または (c)本発明による抗体、ならびに (d)一般的な補助薬剤、例えば、緩衝液、溶媒、キャリアおよび対照、 を含有してなるキットに関する。
【0023】 ワクチン接種薬剤およびキットそれぞれの個々の成分の1つまたはいくつかの
代表は、各々の場合に示され得る。
【0024】 本発明は、免疫原性特性および改変された、特に除去された、タンパク質の生
物学的機能を有するポリペプチドを提供する。さらに、本発明は、かかるポリペ
プチドをコードするDNAを提供する。動物およびヒトそれぞれは、これらの産
物によって能動免疫化され得る。詳細には、上記タンパク質に対する抗体および
上記の全ての細胞傷害性T細胞の誘導の高い効率は、DNAによって達成され得
る。上記産物はまた、免疫化された動物およびヒトそれぞれが従来の能動免疫化
の場合に生じるストレスに曝されない点で区別される。本発明による抗体はまた
、能動免疫化およびその課程が観察され得る産物を提供する。同時に、抗体はま
た、受動免疫化のために使用され得る産物を示す。従って、本発明は、疾患の予
防および治療において、新式の方法の開発に大きな貢献を示す。
【0025】 本発明は、下記の実施例によって例示される。
【0026】 実施例1:本発明によるDNAの調製 HPV16のE7タンパク質(98アミノ酸)をコードするDNAは、fig
ure2に示される297塩基対+停止コドンTAAを含む。このDNAを、4
つの部分(a−d):1〜30(a)、31〜120(b)、121〜210(
c)および211〜294(d;停止コドンなし)に分けた。さらに、トランジ
ションa/b(10〜60)、b/c(100〜144)およびc/d(190
〜231;+停止コドン)を合成した。
【0027】 1.フラグメントおよびを、PCRによって連結した;aの5’にHin
dIII切断部位を挿入し、の3’にEcoRI切断部位を導入した(より良
好な切断能力のために各々6bpのスペーサーとともに)。詳細には、以下の工
程を行った:
【0028】 以下の配列を、プライマーIIおよびIIIによりfigure2のDNAか
ら作成した: (II/III):5’〜21−>30/211−>294/EcoRI−スペ
ーサー−3’(106bp)。 このフラグメントを、ゲル電気泳動の後に単離し、プライマーIおよびIIIに
よって伸長し、その結果、配列(I/II/III) 5’−スペーサー−HindIII/1−>30/211−>294/EcoR
I−スペーサー−3’(138bp)を得た。
【0029】 プライマー:
【0030】
【表1】
【0031】 2.フラグメントおよびをPCRにより連結した;の5’にEcoRI
切断部位を挿入し、の3’にBamHI切断部位(各々6bpスペーサーとと
もに)を導入した。詳細には、以下の工程を行った:
【0032】 以下の配列を、プライマーペアIV−VおよびVI−VIIIによってfig
ure2のDNAから調製した: (IV/V):5’−スペーサー−EcoRI/121−>210/31−>4
0−3’(112bp) (VI/VII):5’−201−>210/31−>120−BamHI−ス
ペーサー−3’(112bp)。
【0033】 これらのフラグメントを、ゲル電気泳動の後に単離し、プライマーIVおよび
VIIによって伸長させ、その結果、配列(IV/V/VI/VII) 5’−スペーサー−EcoRI/121−>210/31−>120−BamH
I−スペーサー−3’(204bp)を得た。
【0034】 プライマー:
【0035】
【表2】
【0036】 3.フラグメントadおよびcbを、EcoRIにより切断し、連結した。詳
細には以下の工程を行った:
【0037】 項目2.および3.で入手した配列(I/II/III)および(IV/V/
VI/VII)を、ゲル電気泳動によって単離し、EcoRIを用いて切断し、
連結した。結果として、配列 5’−スペーサー−HindIII/1−>30/211−>294/EcoR
I/121−>210/31−>120−BamHI−スペーサー−3’(31
8bp)を、HindIIIおよびBamHIを用いて切断した後のベクターB
luescript中にクローン化した。
【0038】 4.トランジションa/b、b/cおよびc/dを、PCRによって連結し、
a/bの5’にBamHI切断部位を導入し、c/dの3’にXbaI切断部位
を挿入した。詳細には、以下の工程を行った:
【0039】 以下の配列を、プライマーペアVIII−IX、X−XIおよびXII−XI
IIによりfigure2のDNAから作成した: (XIII/IX):5’−スペーサー−BamHI−7−>54/97−>1
05−3’(69bp) (X/XI):5’−46−>54/97−>144/187−>198−3’
(69bp) (XII/XIII):5’−136−>144/187−>234−停止−X
baI−スペーサー−3’(69bp)
【0040】 対応するフラグメントをゲル電気泳動後に単離した。
【0041】 フラグメント(VIII/IX)および(X/XI)を、プライマーVIII
およびXIによって連結し、その結果、配列5’−スペーサー−BamHI−7
−>54/97−>144/187−>198−3’(117bp)を得た。こ
のフラグメントを、プライマーVIIIおよびXIIIによってフラグメント(
XII/XIII)と連結し、その結果、配列5’−スペーサー−BamHI−
7−>54/97−>144/187 234−>−停止−XbaI−スペーサ
ー−3’(171bp)を得た。 この配列を、BamHIおよびXbaIによって切断した後にBluescri
ptベクター中にクローン化した。
【0042】 プライマー:
【0043】
【表3】
【0044】 5.フラグメントHindIII−−EcoRI−−BamHI
およびBamHI−a/b−b/c−c/d−XbaIを、BamHIにより切
断し、ライゲーションによって連結した。詳細には、以下の工程を行った:
【0045】 項目3および4に記載される配列を、BamHIにより切断し、連結し、その
結果以下の配列を得た: 5’−スペーサー−HindIII/1−>30/211−>294/EcoR
I/121−>210/31−>120−BamHI−7−>54/97−>1
44/187−>234−停止−XbaI−スペーサー−3’(477bp)(
figure1を参照のこと)
【0046】 この配列を、HindIIIおよびXbaIによって切断し、Bluescr
iptベクター中にクローン化した。
【0047】 実施例2:本発明によるタンパク質の調製および精製 実施例1の項目5において得られるDNAを、HindIIIおよびXbaI
によって切断される発現ベクターpQE−8(Qiagen社)中に挿入した。
発現プラスミドpQE−8/E7を得た。かかるプラスミドは、6ヒスチジン残
基(N末端パートナー)および本発明によるfig.1の(タンパク質)(C末
端パートナー)に由来する融合タンパク質をコードする。pQE−8/E7を、
大腸菌SG13009を形質転換するために使用した(Gottesman,S
.ら、J.Bacteriol.148,(1981),265〜273を参照
のこと)。上記細菌を、100μg/mlアンピシリンおよび25μg/mlカ
ナマイシンを有するLBブロスにおいて培養し、60μMイソプロピル−β−D
−チオガラクトピラノシド(IPTG)で4時間誘導した。上記細菌の溶解を、
6M塩酸グアニジンの添加によって達成した。その後、クロマトグラフィー(N
i−NTA樹脂)を、クロマトグラフィー材料の製造業者(Diagen社)か
らの指示に従って、8M尿素の存在下で溶解物とともに実行した。結合した融合
タンパク質を、3.5のpHを有する緩衝液中で溶出した。その中和後、融合タ
ンパク質を、18%のSDSポリアクリルアミドゲル電気泳動に曝し、クーマシ
ーブルーで染色した(Thomas,J.O.およびKornberg,R.D
.,J.Mol.Biol.149(1975),709〜733を参照のこと
)。
【0048】 これにより、本発明による(融合)タンパク質は、高度に純粋な形態で調製さ
れ得ることを示した。
【0049】 実施例3:本発明による抗体の精製および検出 本発明による実施例2の融合タンパク質を、18%のSDSポリアクリルアミ
ドゲル電気泳動に曝した。ゲルを4M酢酸ナトリウムで染色した後、約15kD
バンドを、ゲルから切り出し、リン酸緩衝化された一般的な塩溶液中でインキュ
ベートした。ゲルの断片を沈殿させた後、上清のタンパク質濃度を、SDSポリ
アクリルアミドゲル電気泳動によって測定し、続いてクーマシーブルー染色を行
った。動物を、ゲル精製した融合タンパク質で以下のように免疫化した:
【0050】 ウサギにおけるポリクローナル抗体に対する免疫化プロトコル 0.7mlのPBS中の35μgのゲル精製した融合タンパク質、ならびに0
.7mlの完全フロイントアジュバントまたは不完全フロイントアジュバントそ
れぞれを免疫化ごとに使用した: 0日目:1回目の免疫化(完全フロイントアジュバント) 14日目:2回目の免疫化(不完全フロイントアジュバント;icFA) 28日目:3回目の免疫化(icFA) 56日目:4回目の免疫化(icFA) 80日目:放血させ屠殺。
【0051】 ウサギ血清を、イムノブロットにおいて試験した。この目的のために、本発明
による実施例1の融合タンパク質を、SDSポリアクリルアミドゲル電気泳動に
曝し、そしてニトロセルロースフィルターに移した(Khyse−Anders
en,J.,J.Biochem.Bophys.Meth.10(1984)
,203〜209)。ウエスタンブロット分析を、Bock,C.−T.ら、V
irus Genes 8,(1994),215〜229に記載されるように
行った。この目的のために、ニトロセルロースフィルターを、一次抗体とともに
37℃で1時間インキュベートした。この抗体はウサギ血清であった(PBS中
に1:10000)。PBSを使用する数回の洗浄工程の後に、ニトロセルロー
スフィルターを、二次抗体とともにインキュベートした。この抗体は、アルカリ
ホスファターゼを結合させたモノクローナルヤギ抗ウサギIgG抗体(Dian
ova社)であった PBS中に(1:5000)。37℃で30分間のインキ
ュベーションの後に、PBSを用いて数回の洗浄工程およびそれに続いて現像液
(36μMの5’−ブロモ−4−クロロ−3−インドリルホスファターゼ、40
0μMのニトロブルーテトラゾリウム、100mMのTris−HCl、pH9
.5、100mMのNaCl、5mMのMgCl2 )を用いて室温でバンドが見
えるようになるまでアルカリホスファターゼ検出反応を行った。
【0052】 これにより、本発明によるポリクローナル抗体が調製され得ることを示した。
【0053】 ニワトリにおけるポリクローナル抗体に関する免疫化プロトコル 0.8mlのPBS中の40μgのゲル精製した融合タンパク質ならびに0.
8mlの完全フロイントアジュバントまたは不完全フロイントアジュバントそれ
ぞれを免疫化ごとに使用した。
【0054】 0日目:1回目の免疫化(完全フロイントアジュバント) 28日目:2回目の免疫化(不完全フロイントアジュバント;icFA) 50日目:3回目の免疫化(icFA)。
【0055】 抗体を卵黄から抽出し、ウエスタンブロットにおいて試験した。本発明による
抗体を検出した。
【0056】 マウスにおけるモノクローナル抗体に関する免疫化プロトコル 0.25mlのPBS中の12μgのゲル精製した融合タンパク質、ならびに
0.25mlの完全フロイントアジュバントまたは不完全フロイントアジュバン
トそれぞれを免疫化ごとに使用した。融合タンパク質を、4回目の免疫化におい
て0.5ml(アジュバントなし)に溶解させた。
【0057】 0日目:1回目の免疫化(完全フロイントアジュバント) 28日目:2回目の免疫化(不完全フロイントアジュバント;icFA) 56日目:3回目の免疫化(icFA) 84日目:4回目の免疫化(PBS) 87日目:融合。
【0058】 ハイブリドーマの上清を、ウエスタンブロットにおいて試験した。本発明によ
るモノクローナル抗体を検出した。
【配列表】
【図面の簡単な説明】
【図1】 Figure1は、HPV16−E7セグメントを含む本発明によるポリペプ
チドの塩基配列(b)および(c)ならびにそれに由来するアミノ酸配列(a)
および(b)を示す。天然のHPV16タンパク質のセグメントおよ
が示される。トランジションa/b、b/cおよびc/dもまた示される。
下線を付した配列は、制限酵素用の導入された切断部位を考慮したさらなるアミ
ノ酸を表す。
【図2】 Figure2は、天然のHPV−16−E7タンパク質の塩基配列(b)お
よびそれ に由来するアミノ酸配列(a)を示す。セグメントおよびが示され
る。それらは、下方の矢印によって互いに分離される。トランジションa/b、
b/cおよびc/dもまた示される。それらは、上方の矢印によって説明される
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C12N 1/19 C12P 21/02 C 1/21 C12N 15/00 ZNAA 5/10 A61K 37/02 C12P 21/02 C12N 5/00 A (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB ,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ, DK,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,G M,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE ,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS, LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,M X,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE ,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT, UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZW (72)発明者 ヨヒムス,イングリット ドイツ連邦共和国 ヴィースロッホ デー −69168 ツェーリンガーシュトラーセ 1 Fターム(参考) 4B024 AA01 AA11 BA31 BA41 CA01 CA07 EA04 GA11 HA15 4B064 AG27 AG30 AG32 CA19 CC24 DA01 DA13 4B065 AA95Y AB01 BA02 CA24 CA25 CA44 CA46 4C084 AA01 AA07 AA13 BA01 BA02 BA08 BA18 BA19 BA20 BA23 CA01 CA04 CA53 CA56 ZB092 4H045 AA10 AA11 BA10 BA15 BA16 BA17 BA18 BA19 BA40 CA01 DA76 DA83 DA86 EA22 FA74

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タンパク質に対して改変された順序で約10〜40個のアミ
    ノ酸のタンパク質セグメントを含有してなる、免疫原性および改変された生物学
    的タンパク質機能を有してなるポリペプチド。
  2. 【請求項2】 生物学的機能が除去されているものである、請求項1記載の
    ポリペプチド。
  3. 【請求項3】 タンパク質が毒性またはトランスフォーミングタンパク質で
    ある、請求項1または2記載のポリペプチド。
  4. 【請求項4】 トランスフォーミングタンパク質が、HPV、特にHPV1
    6またはHPV18に由来するものである、請求項3記載のポリペプチド。
  5. 【請求項5】 タンパク質がE6またはE7タンパク質である、請求項4記
    載のポリペプチド。
  6. 【請求項6】 セグメントが20〜30個のアミノ酸を含有してなる、請求
    項1〜5いずれか1つに記載のポリペプチド。
  7. 【請求項7】 セグメントが、タンパク質中の対応するセグメントと1つま
    たは数個のアミノ酸が異なるものである、請求項1〜6いずれか1つに記載のポ
    リペプチド。
  8. 【請求項8】 ポリペプチドが、個々のセグメント間のトランジションとし
    てタンパク質中に存在する約10〜20個のアミノ酸の部分をさらに含有してな
    る、請求項1〜7いずれか1つに記載のポリペプチド。
  9. 【請求項9】 部分が18〜20個のアミノ酸を含有してなる、請求項8記
    載のポリペプチド。
  10. 【請求項10】 部分がポリペプチドのN末端および/またはC末端に別々
    にまたは全体として存在する、請求項8または9記載のポリペプチド。
  11. 【請求項11】 ポリペプチドが、fig.1に示されるアミノ酸配列また
    は1つもしくは数個のアミノ酸がそれとは異なるアミノ酸配列を含有してなる、
    請求項1〜10いずれか1つに記載のポリペプチド。
  12. 【請求項12】 請求項1〜10いずれか1つに記載のポリペプチドをコー
    ドするDNA。
  13. 【請求項13】 (a)fig.1のDNAまたは1つもしくは数個の塩基
    対がそれとは異なるDNA、または (b)縮重コードにより(a)のDNAに関連するDNA、 を含有してなる、請求項11記載のDNA。
  14. 【請求項14】 請求項12または13記載のDNAを含有してなる、発現
    プラスミド。
  15. 【請求項15】 請求項14記載の発現プラスミドを含んでなる、形質転換
    体。
  16. 【請求項16】 請求項15記載の形質転換体を適切な条件下で培養する工
    程を含む、請求項1〜11いずれか1つに記載のポリペプチドの調製方法。
  17. 【請求項17】 請求項1〜11いずれか1つに記載のポリペプチドに対す
    る抗体。
  18. 【請求項18】 能動免疫化のための、請求項1〜11いずれか1つに記載
    のポリペプチドあるいは請求項12または13記載のDNAの使用。
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