JP2002511828A - 熱安定な非アジド系の、自動車用エアバッグ用の推進剤 - Google Patents

熱安定な非アジド系の、自動車用エアバッグ用の推進剤

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Abstract

(57)【要約】 熱安定なガス生成組成物は、ニトログアニジンと一種以上の非アジド系高窒素含有燃料と相を安定させた硝酸アンモニウムあるいは類似の非金属酸化剤との組み合せを組み込んでおり、燃焼時には、ガス発生物質の体積単位あたりで大量の気体産物と固体燃焼産物の量が減少するとともに、許容できる燃焼速度と熱安定性と衝撃性能とを生じる。これらの組成物は、とくに乗員拘束装置内のエアーバッグを膨張させるために適している。

Description

【発明の詳細な説明】 熱安定な非アジド系の、自動車用エアバッグ用の推進剤 関連出願のクロスリファレンス 本出願は、1996年7月29日に受理された合衆国特許申請番号08/681、662の一 部継続出願である。 発明の背景 発明が属する技術分野 本発明は、燃焼したときに無毒なガスを発生し、モーター車両における乗員の 安全拘束具を膨張させるためにガスを急速に生成する組成物に関し、特に本発明 は、許容できる燃焼速度を有するのみでなく、燃焼する際には許容できる火炎温 度で固体粒子比よりもかなり大きいガス容積をもまた示す、熱安定な非アジド系 の、ガス発生物質に関する。 アジドを基本とするガス発生物質から非アジド系ガス発生物質への進化は、従 来の技術で十分に記載されている。アジド系ガス発生物質にくらべた非アジド系 ガス生成組成物の利点は、たとえば合衆国特許番号4370181、4909549、49448439 、5084118、5139588、および5035757のような特許文献で広範に記載されている ので、これらの議論はここで参照により組み込まれる。 ロケット点火用の非アジド系ガス発生物質は、燃料成分のほかに、急速な燃焼 のために必要な酸素を供給し、生成する有毒ガスの量を減らすためのたとえば酸 化剤と、炭素と窒素との有毒な酸化物を無害なガスへと転化させることを促進す るための触媒、ならびにスラグを生成して燃焼直後に濾過できるクリンカ状の粒 子状の塊となる固体産物と液体産物とを生成する成分とを添加物として含んでい る。 たとえば燃焼速度促進剤とか衝撃性変更剤や発火助剤のような、別の任意の添 加物がガス発生物質の発火性と燃焼特性との制御に用いられる。既知の非アジド 系ガス生成組成物の欠点の一つは、燃焼で生成する固形物の残さの量と物理的性 質である。燃焼の結果として生成した固形物は、濾過する必要があるし、また車 両の乗員に接触せぬようにしておかねばならない。それゆえ、最少量の固形粒状 物を生成するけれども、高速で安全装置を膨らませるための無毒なガスの適正な 量を生成する、組成物を開発することが大いに望まれる。 無毒なガスを大量に生成し、また燃焼で少量の固形物を生成するので、相を安 定させた硝酸アンモニウムを使うことが望ましい。ところが、使い物になるため には、自動車へ応用するためのガス発生物質は、107℃で400時間以上経過 させた際に熱安定である必要がある。この組成物はまた、−40℃ないし107 ℃で循環させたときに構造の完全性を保たねばならない。可塑剤およびバインダ のような共存する添加剤の組成によっては、相を安定させたかあるいは純粋の、 硝酸アンモニウムを含んだガス生成組成物はしばしば、熱安定性が悪いことを示 すし、さらには量が許容できないほどの高い水準にある、たとえば一酸化炭素と NOxといった毒性ガスを生成する。さらに、硝酸アンモニウムによって発火性 が悪くなるし、燃焼速度が低くなるし、さらには性能に差が出る。硝酸アンモニ ウムを含んだ数種の既知のガス生成組成物には、この問題を解決するためのBK NO3のようなよく知られた発火助剤が使われる。しかしながら、非常に感度が 高くて高エネルギー化合物である上に、熱によって不安定になることおよび固形 物の生成量が増える点で、BKNO3のような発火助剤の添加は望ましくない。 硝酸アンモニウムから成る一定のガス生成組成物は、熱安定であるが、しかし 、ガス膨張装置での使用のための望ましい速度よりも低い燃焼速度を示す。乗員 拘束膨張装置への応用にとって有用となるために、ガス生成組成物にとって、一 般的に、1000psiで少なくとも0.4インチ/秒(ips)以上の燃焼速 度を必要とする。0.4インチ/秒(ips)よりも低い燃焼速度を有するガス 発生物質は、信頼性ある発火をしないし、膨張装置中でしばしば「無炎」の結果 を生じる。 指摘するべき残った問題は、合衆国運輸省(DOT)省令が要求している、ガ ス発生物質用の「キャップテスト」である。しばしば硝酸アンモニウムと併用さ れる燃料の爆燃感度によっては、大型の円盤状に形成したもの以外は、硝酸アン モニウムを含むほとんどの推進剤がキャップテストに合格しないし、また膨張装 置の設計の自由度をも奪う。 したがって、硝酸アンモニウムに基づく多くの非アジド推進剤が自動車への適 用基準を満たしてはいない。関連技術の説明 関連技術の説明を下記に与えるが、その完全な教示は参照によってここに組み 込まれる。 Pooleに対する合衆国特許第5545272によると、35%−5、5'%の重量 パーセントでのニトログアニジン(NQ)、ならびに45%−65%の重量パーセ ントでの相を安定させた硝酸アンモニウム(PSAN)からなるガス生成組成物 の使用が開示されている。燃料としてのNQは、多量のガスを生成する上に、燃 焼ガス中の一酸化炭素とNOxとを高濃度にする非常に少量の炭素と酸素を含ん でいるに過ぎないので好ましい。Pooleによれば、多数のガス生成組成物は 、熱不安定であるので、相を安定させた硝酸アンモニウム(PSAN)または純 粋な硝酸アンモニウムを使うことには問題がある。所定のパーセントでのPoo leはNQとPSANとの併用は熱安定性のガス生成組成物を生じたことを見出 した。ところが、Poolは、1000psiでの燃焼速度を0.32−0.3 4インチ/秒に過ぎないと報告している。良く知られているように、1000p siで0.4インチ/秒を下回る燃焼速度は、膨張装置中で確信を持って使用す るにはあまりにも低すぎる。 Pooleに対する合衆国特許第5531941によると、PSAN、および特定群 の非アジド燃料から選んだ二種以上の燃料を用いたのであることがわかる。Po oleさらには、酸化剤として硝酸アンモニウム(AN)を用いるガス発生物質 の燃焼速度は、1000psiで典型的には0.1インチ/秒を下回るように、 一般的には非常に遅い旨指摘している。Pooleの文献からはさらに、エアバ ッグへの応用のためには0.4ないし0.5インチ/秒を下回る燃焼速度を用い ることは困難であることが分かる。最少量の無毒なガスを伴って、多量のガスと 最少量の固形物とを生成する性質によって、PSANの使用が望ましいことも分 かる。それにもかかわらず、Pooleは、低燃焼速度の問題を認め、そのゆえ に、PSANと大部分がTAGNである燃料成分とを、さらには必要なら1種以 上の添加剤を、併用した。TAGNを使うことによって硝酸アンモニウム混合物 の燃焼速度が増加する。Pooleによれば、TAGN/PSAN組成物が0. 59−083インチ/秒の燃焼速度という許容できる燃焼速度を示す。ところが TA GNは、処理と取り扱いに関係する安全問題を生じる、感度が高い爆薬である。 加えて、TAGNは運輸省による「禁止」群に属するので、原料基準が複雑となっ ている。 Lund等に対する合衆国特許第5500059によると、Lundは、1000p siで0.5インチ/秒(ips)以上の、また好ましくは1000psiで約 1.0ipsから約1.2ipsの範囲内での燃焼速度が一般的には望ましいと 言っている。Lundは、5−アミノテトラゾール燃料および金属酸化剤成分か ら成るガス生成組成物を開示している。金属酸化剤の使用によって、ガス発生物 質のグラム数あたりの放出ガス量は減少するが、燃焼で生成した固形物の量が増 加する。 Poole等が合衆国特許番号4909549および49448439で記載したガス生成組 成物には金属酸化物と酸化剤配合物質(アルカリ金属、アルカリ土類金属、およ び純粋な硝酸アンモニウムまたは過塩素酸塩)とともにテトラゾールおよびトリ アゾール化合物を用いるので、低温で分解するかなり不安定な生成物質が生じる 。燃焼によって、有意な毒性排出物と粒子とが生成する。両特許は、発火助剤と してのBKNO3の使用を教示している。 Poole等が合衆国特許番号5035757で記載したガス生成組成物からはもっ と容易に濾過できる固形産物を生じるが、しかし、ガスの生成量は不十分である 。 Chang等による合衆国特許番号3954528は、酸化材料との併用でのTAG Nと合成ポリマーバインダとの使用を記載している。この酸化材料には純粋のA Nが含まれるけれども、PSANの使用は示されていない。この特許によれば、 大量の一酸化炭素、一酸化窒素および水素が許容され、また望ましい、鉄砲、あ るいはその他の装置に用いる推進剤の製造を教示している。関係する実用的な応 用の故に、熱安定性は重要な因子とは考えられない。 Grubauchの合衆国特許番号3044123には、主成分としてANを含む固体の推進 剤ペレットを製造する方法が記載されている。本方法には酸化できる有機バイン ダ(たとえば、セルロースアセテート、PVC、PVA、アクリロニトリルおよ びスチレンアクリロニトリル)を用いた後で、混合物を圧縮成形してペレットを 製造し、加熱によってそのペレットを処理することが必要である。市販の硝酸ア ン モニウムを用いるので、これらのペレットは温度周期によって一定の損傷を受け 、そして請求の範囲である組成物が大量の一酸化炭素を生成する。 Becuweの合衆国特許番号5034072は、推進剤および火薬として他の爆薬原料( HMX、RDX、TATB、その他)の代りに5−オキソ−3ニトロ−1、2、4− トリアゾールの使用に基づいている。この組成物は、3−ニトロ−1、2、4−ト リアゾール5−オン(「NTO」)とも呼ばれる。これの請求の範囲には、NTO ,ANおよび不活性バインダを含む火薬の組成物が含まれていると思われる。た だしこの組成物は、硝酸アンモニウムを含む推進剤よりも湿り易くない。不活性 と呼ばれるけれども、このバインダは、燃焼反応に入って一酸化炭素を生成する と思われ、エアバッグの膨張にとっては不適当となる。 Lund等に対する合衆国特許第5197758によると、アミノアラゾールの遷移 金属の複合体であり、とくに自動車用拘束装置内のエアバッグを膨らませるため に役に立つ5−アミノテトラゾールおよび3−アミノ1、2、4−トリアゾール の銅および亜鉛複合体である、非アジド系燃料から成るガス生成組成物が記載さ れているが、しかし、過剰の固形物を生じる。 Wardle等の合衆国特許第4931112には、本質的にNTO(5−ニトロ−1 、2、4−テトラゾール−3−オン)と酸化剤から成る自動車用のエアバッグ用 のガス発生物質の形成が記載されており、形成は無水的である。 Ramnaraceの合衆国特許第4111728には、救命筏および類似装置を膨らませるた めのガス発生物質あるいは硝酸アンモニウムとポリエステル系のバインダおよび オキサミドおよびニトログアニジンとから選んだ燃料から成るロケットの推進剤 として使われるものが記載されている。Ramnaraceによれば、硝酸アンモニウム によって他の酸化剤よりも燃焼速度が低くなることが分かるし、またさらに硝酸 アンモニウム組成物は湿り易いので、とくに少量の水分が吸収される場合には発 火しにくいという記載が加わる。 Bucerius等の合衆国特許第5198046では、環境にやさしい、無毒なガスを生成 することに用いるために、酸化剤としての硝酸カリウムとジグアニジウム−5、 5'-アゾテトラゾール酸塩(GZT)とを併用して使うことを示している。Bucher iusは、化学的に不安定ならびに、または湿り易いどのような酸化剤をもGZT と併 用することを避けている。ビス(トリアミノグアニジニウム)−5、5'-アゾテ トラゾール酸塩(TAGZT)あるはアミノグアニジニウム−5、5'-アゾテト ラゾール酸塩のような、テトラゾールのほかのアミン塩を使うことがGZTにく らべて熱安定性が低くなることを示している。 Boyarsの合衆国特許第4124368では、硝酸カリウムを使うことによる硝 酸アンモニウムの爆燃の防止のための方法が記載されている。 合衆国特許第4552736のMishraおよび合衆国特許第5098683のMehro tra等は、遷移相の硝酸アンモニウムの膨張と収縮とを除去するために弗化カ リウムを使うことを記載した。 合衆国特許第5074938のChiによれば、ホウ素を含む推進剤中の酸化剤とし て、またロケットのモーターに使うことができるような、相が確定した硝酸アン モニウムを使うことが記載されている。 Cartwrightに対する合衆国特許第5125684によれば、衝突バッグに使うための 噴出可能な推進剤が、酸化剤の塩とセルロースを基礎とするバインダとガス生成 組成物とから成るものとして記載されている。Cartwrightによればまた、「ニト ログアニジン(NG)、硝酸トリアミノグアニジン、エチレンジニトロアミン、シ クロトリメチレントリニトロアミン(RDX)、シクロテトラメチレンテトラニト ロアミン(HMX)、トリニトロトルエン(TNT)、ならびにペンタエリスリトー ルテトラニトレート(PETN)、・・・」から選んだ少なくとも一種の高エネル ギー成分の使用が示されている。 Canterbury等に対する合衆国特許第4925503によれば、爆発性の組成が硝酸ア ンモニウムおよびポリウレタンポリアセタールによるエラストマーバインダー後 者の成分は本発明の中心である−のような有力な原料から成るものとして記載さ れている。Canterburyによればまた、「本発明の役に立つ高エネルギー材料、好 ましくは下記の高エネルギー材料、すなわちRDX、NTO、HMX、TAGN 、ニトログアニジンまたは硝酸アンモニウム」を使うことが示されている。 合衆国特許第3071617のHassは、酸素平衡と排出ガスについて永らく公知 の考えを記載している。 合衆国特許第4300962でStinecipherらは、硝酸アンモニウムおよびニトロアゾ ールのアンモニウム塩から成る爆薬を記載している。 Priorは合衆国特許第3719604で、アゾテトラゾールまたはジテトラゾー ルのアミノグアニジン塩から成るガス生成組成物を記載している。 Pooleは合衆国特許第5139588で、燃料と酸化剤と添加剤とから成る自動 車用の拘束装置に使うことができる非アジド系ガス生成組成物を記載している。 Hendricksonは合衆国特許第4798637で、ビテトラゾールのジアンモニウム塩の ようなビテトラゾール化合物をガス生成組成物の燃焼速度を低くするために使う ことを記載している。Hendricksonの記載によれば、ジアンモニウムビテトラゾ ールを用いる際に0.40ipsを下回る燃焼速度および燃焼速度の8%減少を 記載している。 合衆国特許第3909322でChang等は、純粋な硝酸アンモニウム、HMX,お よび5−ATNのような酸化剤とともにニトロアミノテトラゾールを用いること を記載している。これらの成分は鉄砲の推進剤ならびにガスの圧力で作動するエ ンジンや発電機やモーターや、タービンや圧搾空気で作動するツールやロケット のような機械装置に用いるためのガス発生物質として用いられるものである。He ndricksonが開示したアミン塩に比べて、Changは、硝酸5−アミノテトラ ゾールおよびニトロアミノテトラゾール塩から成るガス発生物質が0.40ip sを超える燃焼速度を示すことを教示している。他方では、Changは、HM Xおよびニトロアミノテトラゾール塩から成るガス発生物質が0.243、ip sから0.360ipsの燃焼速度を示すことを教示している。純粋のANとニ トロアミノテトラゾール塩についての燃焼速度に関するデータは示されていない 。 Highsmith等は合衆国特許第5516377で、5−ニトロアミノテトラゾール塩と、 NQと、BKNO3のような従来型の発火助剤と、酸化剤としての純粋な硝酸ア ンモニウムの使用を教示している。しかし、相を安定させた硝酸アンモニウムの 使用については触れられておらず。Highsmith等は、アンモニウムニトロアミノ テトラゾールと硝酸ストロンチウムとから成る組成が0.313ipsの燃焼速 度を示すことを陳べた。これは、自動車への応用のためには低い値である。この ように、Highsmith等はニトロアミノテトラゾールの金属塩の使用を強調してい る。 Onishi等は合衆国特許第5439251で、カチオンアミンとアニオン性のテ ト ラゾリル基−炭素数1−3のアルキル基、塩素、水酸基、カルボキシル基、メト キシ基、アセト、ニトロ、あるいはテトラゾール環の5位のジアゾまたはトリア ゾ基を経て置換された他のテトラゾリル基の内のいずれかを有する−から成るエ アバッグ用のガス生成剤としてテトラゾールアミン塩の使用を教示している。こ の発明の要点は、衝撃と摩擦に対する感度に関するテトラゾールの物理的性質を 改良することであった。しかし、それゆえに、アミンまたは非金属性テトラゾー ル塩と他の化学物質との併用には教示していない。 Lundらは合衆国特許第5501823で、非アジド系無水テトラゾール、その誘 導体、塩、複合体、混合物をエアバッグ膨張装置中で使うことを記載した。ビテ トラゾールアミン−ビテトラゾールのアミン塩ではない−の使用にも教示してい る。 以上に基いて、107℃で熱安定性を示し、直ちに遅滞無く発火し、1000 psiでの燃焼速度が0.40−0.50よりも高く、感度が高い爆発性化合物 を含んでいない、PSANを基本とするガス生成剤についてはまだ需要がある。 発明の概要 前記の問題点は、相を安定させた硝酸アンモニウムとニトログアニジンと1以 上の非アジド系燃料とから成る車両における乗員の拘束機構のための非アジド系 の、ガス発生物質によって解決される。非アジド系燃料は、グアニジン類、5、 5’−ビテトラゾール、ジアンモニウムビテトラゾール、ジグアニジニウム−5 、5’-アゾテトラゾール酸塩(G2T)、ならびに5−ニトロテトラゾールなど のニトロテトラゾール、ニトロアミノトリアゾールなどのトリアゾール類、ニト ロトリアゾールおよび1−ニトロ−1、2、4−トリアゾール−5−オン、ならびに テトラゾール類とトリアゾール類との塩からなる群から選ばれる。 好適燃料は、カチオン成分およびテトラゾールおよび/またはトリアゾールの アニオン成分を含み、窒素を有するテトラゾール類およびトリアゾール類の他の 非金属塩及びアミゾから成る群から選ばれる。アニオン成分は、テトラゾールま たはトリアゾール環、およびテトラゾール環の一位置で置換したR基、あるいは トリアゾール環の3−および5-位置で置換した二個のR基から成る。これらの 基は、水素および窒素を含むアミノ、ニトロ、ニトロアミノ、テトラゾリル、な らびにトリアゾリル基のような化合物からなら何でも選ばれる。カチオン成分は 、アミン、アミノおよびアンモニアを含めたアミド、ヒドラジン、グアニジン、 アミノグアニジン、ジアミノグアニジン、トリアミノグアニジン、ジシアンジア ミド、ニトログアニジンなどのグアニジン化合物、尿素、カルボヒドラジド、オ キサミド、オキサミド酸ヒドラジド、ビス−(カルボンアミド)アミン、アゾジ カルボンアミド、およびヒドラゾジカルボンアミドなどの窒素を置換したカルボ ニル化合物を含むアミン、アミノ、およびアミドを含む基、および3−アミノ− 1、2、4−トリアゾール、3−アミノ−−5−ニトロ−1、2、4−トリアゾ ール、5−アミノテトラゾールおよび5−ニトロアミノテトラゾールのようなア ミノアゾール類の一員から形成される。白土かアルミナかシリカのような任意の 不活性添加剤をバインダかスラグ形成剤か冷媒か処理助剤として用いても良い。 BKNO3のような従来型の発火助剤に替えて非アジド系の推進剤から成る任意 の発火助剤をも用いて良い。 好適な実施例の詳細な説明 非アジド系のガス発生物質は、相を安定させた硝酸アンモニウム(PSAN) とニトログアニジン(NQ)と一種以上の非アジド系の高窒素含有燃料とからな る。一種以上の非アジド系の高窒素含有燃料は、5−ニトロテトラゾールおよび 5、5’−ビテトラゾールのようなテトラゾール、ニトロアミノトリアゾールな どのトリアゾール類、ニトロトリアゾール類、ニトロテトラゾール類、テトラゾ ール類とトリアゾール類との塩ならびに3−ニトロ−1、2、4−トリアゾール− 5−オンを含む群から選ばれる。 さらに詳しくは、テトラゾールの塩にはとくに、5、5’−ビス−1H−テト ラゾールのモノグアニジニウム塩(BHT・1GAD)、5、5’−ビス−1H −テトラゾールのジグアニジニウム塩(BHT・2GAD)、5、5’−ビス−1 H−テトラゾールのモノアミノグアニジニウム塩(BHT・1AGAD)、5、5 ’−ビス−1H−テトラゾールのジアミノグアニジニウム塩(BHT・1AGA D)、5、5’−ビス−1H−テトラゾールのモノヒドラジニウム塩(BHT・1 HH)、5、5’−ビス−1H−テトラゾールのジヒドラジニウム塩(BHT・2 HH)、5、5’−ビス−1H−テトラゾールのモノアンモニウム塩(BHT・1 NH3)、 5、5’−ビス−1H−テトラゾールのジアンモニウム塩(BHT・2NH3)、 5、5’−ビス−1H−テトラゾールのモノ−3−アミノ−1、2、4−トリア ゾリウム塩(BHT・1ATAZ)、5、5'−ビス−1H−テトラゾールのジ− 3−アミノ−1、2、4−トリアゾリウム塩(BHT・2ATAZ)、および5、 5’−アゾビス−1H−テトラゾールのジグアニジニウム塩(ABHT・2GA D)を含む群から選んだテトラゾール類ならびにトリアゾール類のアミン、アミ ノ、およびアミド塩が含まれる。 トリアゾール類のアミン塩には3−ニトロ−1、2、4−トリアゾールのモノ アンモニウム塩(NTA・1NH3)、3−ニトロ−1、2、4−トリアゾールの モノグアニジニウム塩(NTA・1GAD)、ジニトロビトリアゾールのジアンモ ニウム塩(DNBTR・2NH3)、ジニトロビトリアゾールのジグアニジニウム 塩(DNBTR・2GAD)、および3、5−ジニトロ−1、2、4−トリアゾー ルのモノアンモニウム塩(DNTR・1NH3)が含まれる。 式Iに示すような一般的なテトラゾールの非金属塩にはZ成分を含有するカチ オン性の窒素およびテトラゾール環とテトラゾール環の5位で置換されたR基と からなるアニオン成分がふくまれる。式IIに示すような一般的なトリアゾール の非金属塩にはZ成分を含有するカチオン性の窒素およびトリアゾール環とトリ アゾール環の3−および5−位で置換された2個のR基とからなるアニオン成分 が含まれる。ただし、R1はR2と構造上同じであっても無くても良い。 R成分は、水素またはアミノ、ニトロ、ニトロアミノ、あるいは式IまたはI Iにそれぞれ示すような、直接にまたはアミン、ジアゾ、またはトリアゾ群を経 て置換されたテトラゾリル、あるいはトリアゾリル群のような、いかなる窒素含 有化合物をも含む群から選ばれる。化合物Zは、どちらかの式の1位で置換され 、そしてアンモニア、カルボヒドラジド、オキサミド酸ヒドラジド、またはヒド ラジン;グアニジン、アミノグアニジン、ジアミノグアニジン、トリアミノグア ニジン、ジシアンジアミド、ニトログアニジンなどのグアニジン化合物;尿素、 カルボヒドラジド、オキサミド、オキサミド酸ヒドラジド、ビス−(カルボンア ミド)アミン、アゾジカルボンアミド、およびヒドラゾジカルボンアミドなどの 窒素を置換したカルボニル化合物あるいはアミン;さらには3−アミノ−1、2 、4−トリアゾール、3−アミノ−−5−ニトロ−1、2、4−トリアゾール、 5−アミノテトラゾール、3−ニトロアミノ−1、2、4−トリアゾール、5− ニトロアミノテトラゾール、およびメラミンのようなアミノアゾール類を含むア ミン類、アミノ類、およびアミド、から成る群の一員から生成する。 本発明によると、好適ガス生成組成物は、ガス生成組成物の重量で1%−30 %から成るニトログアニジンと、ガス生成組成物の重量で4%−40%から成る テトラゾールおよび/またはトリアゾールの1種以上のアミン塩と、さらにはガ ス生成組成物の重量で40%−85%から成るPSANを含むガス発生物質成分 の混合物から生ジる。所定の百分率では、さらに好ましい実施例でさえもが、不 可欠な成分としてのNQ、PSAN、および5、5’ビス−1H−テトラゾール のアミン塩から成るガス発生物質成分の混合物から生ずる。所定の百分率では、 もっとも好ましい実施例が、不可欠な成分としてのNQ、PSAN、および5、 5’ビス−1H−テトラゾールのジアンモニウム塩(BHT・2NH3)から成 るガス発生物質成分の混合物から生じる。併用する時は、ここに記載したNQな らびに1種以上の高窒素含有燃料から成る燃料成分がガス発生物質組成の15% −60%から成る。 本技術で公知の過程にしたがって、前述の非アジド燃料および/またはテトラ ゾールまたはトリアゾールの非金属塩はPSANおよびNQのような酸化剤と混 合される。本発明のガス発生物質組成の成分が併用されて配合される方法と順序 とは、含有物質の粒径を望ましい混合物が得られることが確実であるように適切 に選びさえすれば重大ではない。配合は、当業者によって、有力な原料の製造の ための適切で安全な過程の下で、かつ用いた成分の分解過程ではなはだしい災害 を生じない条件の下で行なわれる。たとえば、原料は湿式で混合してもよく、あ るいは乾式で混合してボールミルあるいはレッドデビル型の塗料かき混ぜ機にか けてから圧縮成形によってペレットにしてもよい。原料は、流体エネルギーミル かSWECOビブロエネルギーミルかBANTAM微粉砕機中で別々にかまたは 一緒に粉砕してから、圧密に先立ってV−ブレンダー中で混合あるいはさらに混 合しても良い。 摩擦、衝撃、および静電放電に対して感度が高い成分を有する組成は、別々に 湿式粉砕してから乾燥する必要がある。生じるおのおのの成分の微粉体は、次に 、たとえばボールミルジャー中で陶器の円筒を用いて転倒して湿式粉砕し、続い て乾燥しても良い。感度が高くない成分については、乾式粉砕し、同時に乾式混 合しても良い。 相を安定させた硝酸アンモニウムは、共有している、「アジドを含まないガス 生成組成物を製造する方法」という表題の合衆国特許第5531941の開示によって 製造される。過塩素酸アンモニウムのような他の非金属性の無機酸化剤、あるい は上に挙げた燃料と併用して燃焼させる場合に生じる固体が少量である酸化剤も また用いてよい。燃料に対する酸化剤の比率を調整するのが好ましいので、平衡 排出ガス中で許される酸素の量は、重量で3%よりも少なく、さらに好ましくは 、重量で2%よりも少ないかまたは等しい。酸化剤は、ガス生成組成物の重量の 40%−85%からなる。 本発明のガス生成組成物は、市販品を入手できる。たとえば、テトラゾールの アミン塩は、東京化成工業(株)から購入することができる。ニトログアニジン は、Nigu Chemie(株)から購入することができるし、さらにはここ に記載したPSANを合成するために用いる成分はFisherまたはAldr ich(株)から購入することができる。トリアゾールは、Leeらに対する合 衆国特許第42360142、Postfach 1260,D‐79574 Weil am Rhein在のH.H.Licht,H. Ritter,およびB.Wandersによる「新しい爆薬:ニトロトリアゾール類の合成と爆 薬の性質」に、さらにはまたOuYuxiang,Chen Boren,Li Jiarong, Dong Shuan,Li Jianjun,およびJia HuipingがHeterocyles Vol.38,No..7、165 1‐1664ページに1994年に発表した「トリアゾール類のニトロ誘導体の合成 」などに、記載された技術によって合成しても良い。これらの文献の教示は、こ こに参照によって組み込まれている。本発明による他の化合物は、ここに組み込 まれた参照に開示された教示から、あるいは当業者に良く知られた他の出典から 得られるかもしれない。 任意の燃焼速度変更(ガス生成組成物の重量による0%−10%からの変更)剤 は、テトラゾールまたはトリアゾールのアルカリ金属、アルカリ土類、または遷 移金属塩;アルカリ金属またはアルカリ土類金属の硝酸塩または亜硝酸塩;TA GN;ジシアンジシアミド、ならびにジシアンジアミドのアルカリまたはアルカ リ土類金属塩;アルカリまたはアルカリ土類金属のホウ化水素物;あるいはそれ らの混合物、からなる群から選ばれる。重量で0−10%の範囲での任意の組み 合わせのスラグ形成剤および冷却剤は、白土、シリカ、ガラス、アルミナ、また はそれらの混合物からなる群から選ばれる。記載した任意の添加剤、あるいはま た当業者に知られている他のものを共用する場合には、その添加を許容できる熱 安定性、燃焼速度、および衝撃性に関して適切にするために注意が必要である。 本発明によれば、重力測定方法で決定されるNQ、PSANおよび1以上の非 アジド高窒素燃料の組み合わせによって、総産物量に等しいかまたは90%を超 える多収量で、また固体産物が総産物量に等しいかまたは10%よりも少ない収 量で、役に立つ気体産物が得られる。 本発明を実践にあたって適した燃料は、高い燃焼速度と最少の一酸化炭素の生 成とを提供することになる窒素含有量が高く、炭素含量が低い。 燃料と組み合わせた場合に少量の固形物を生成する酸化剤との組み合わせにお ける高窒素燃料の相互依存的効果は、永らく待ち望まれていた利点を生じる。ガ ス発生物質の総量あたりのガス生産が増加すると使用する化学的な充填が小さく なる。固体の生産が減少すると濾過の必要性が最小となり、そのゆえに小型のフ ィルターで済むようになる。それに伴って、少量の充填と小型のフィルターとは それによってガス膨張装置の小形化を可能にする。さらに、本発明のガス生成組 成物は、乗員拘束装置内での使用のための性能基準に合致し、かつそれをしのぐ 燃焼速度と発火性とを有し、それによって性能の変動を減少させる。 実施例10に示すように、ニトログアニジンの使用は、通常は純粋な硝酸アン モニウムによって表される容積相の変化を遅らせるように働き、それによってP SANをさらに安定にすることも見出されている。 本化学的組成物の予期しなかった利点は、熱安定性である。PSANと併用す る場合に、ガス発生物質の熱安定性は、他の燃料およびとくにトリアゾールとテ トラゾールの安定性が悪いために期待されない。NQとPSANとからなる他の 熱安定性組成物に比べて、これらの組成物は、容易にかつ遅滞無く発火し、また 1000psiで0.40−0.50ipsよりも高い燃焼速度を有する。さら に、トリアゾールとテトラゾールのアミン塩は、爆発性でも引火性でもないので 、非危険性化学物質として輸送可能である。 本発明を下記の実施例によって説明する。すべての組成は、重量による百分率 で表す。 実施例1−比較例 45.35%のKN4NO3と8.0%のKNと46.65%のGNとを含むよ うに、硝酸アンモニウム(AN)と硝酸カリウム(KN)と硝酸グアニジン(G N)との混合物を調製した。硝酸アンモニウムはKNとの共沈によって相安定性 とした。 この混合物を乾式で混合してボールミル中で粉砕した。その後で、乾式で混合 した混合物を圧縮成形してペレットにした。この組成物の燃焼速度は、一定の圧 力の下で既知の長さの円柱状のペレットを燃やすのに必要な時間を測定すること によって決定された。1平方インチあたり1000ポンド(psi)での燃焼速 度は、0.257インチ毎秒(in/sec)、1500psiでの燃焼速度は 、0.342in/secであった。対応する圧力指数は0.702であった。 実施例2−比較例 46.13%のNH4NO3と8.14%のKNと35.73%のGNと10. 0%のニトログアニジン(NQ)との混合物を調製して実施例1にしたがって試 験した。1000psiでの燃焼速度は0.282in/secであり、1500ps iでの燃焼速度は0.368in/secであった。対応する圧力指数は0.657で あ った。 実施例3−比較例 46.91%のNH4NO3と8.28%のKNと24.81%のGNと20. 0%のNQとの混合物を調製して実施例1にしたがって試験した。1000ps iでの燃焼速度は0.282in/secであり、1500psiでの燃焼速度は0. 373in/secであった。対応する圧力指数は0.680であった。 実施例4−比較例 52.20%のNH4NO3と9.21%のKNと28.59%のGNと10. 0%の5−アミノテトラゾールと(5AT)の混合物を調製して実施例1にした がって試験した。1000psiでの燃焼速度は0.391in/secであり、15 00psiでの燃焼速度は0.515in/secであった。対応する圧力指数は0. 677であった。 実施例5−比較例 表1によって、典型的な非アジド燃料とPSANとを併用した場合の熱安定性 の問題を説明する。 表1:PSANの熱安定性。非アジド燃料混合物。 この実施例での「分解した」は、既定の形成書のペレットが脱色し、膨張し、 破砕したり/または互いに膠着していた(溶解と表示してある)ことを意味し、 またエアーバッグ中での使用のためには不安定となっていることである。一般的 には、115℃よりも低い融点を持ついかなるPSANと非アジド燃料混合物で も、107℃で時間経過させると分解する。ここに示したように、良く知られた 非アジド燃料とPSANから成る数多くの組成物は、熱安定性が低いので、膨張 装置内での使用にとっては適していない。 実施例6−比較例 56.30%のNH4NO3と9.94%のKNと17.76%のGNと16. 0%の5−アミノテトラゾールと(5AT)の混合物を調製して実施例1にした がって試験した。1000psiでの燃焼速度は0.473in/secであり、15 00psiでの燃焼速度は0.584in/secであった。対応する圧力指数は0. 518であった。この燃焼速度は許容範囲内である。しかし、表1と実施例5と で示したように、GN、5AT、およびPSANを含む組成は、熱安定ではない 。 実施例7 表2.GZT、NQ、およびPSANのガス生成特性 表2に示すように、不可欠成分としてGZT、NQ、およびPSANから成る ガス生成組成物が燃焼によって生成する物質のうちの大部分は気体であり、個体 は最少量にしか過ぎない。 実施例8 表3a.BHT−2NH3、あるいはGZT、およびPSANから成るガス発生 物質。 表3b.BHT−2NH3、PSANおよびNQから成るガス発生物質。 出願人は、PSANおよびテトラゾールまたはトリアゾールのアミンあるいは アミド塩から成るガス発生物質を含む膨張装置の衝撃特性を適合させることは難 しいということを見出した。出願人はまた、燃焼速度と発火性が優れていること に加えて、ニトログアニジンをこれらの組成に加えることによって衝撃性能の適 合を単純にできることを発見した。それによって、膨張装置の設計がさらに簡単 になる。表3aおよび3bに示すように、PSANおよびテトラゾールのアミン あるいはアミド塩から成る組成物の衝撃性の適合がNQの添加によって実質的に 改善される。実施例9によってこの事をさらに詳しく説明する。 これらの組成物の形成書を作成する際には、ニトログアニジン類の添加によっ て混合物が107℃で熱に対してなお安定のままであることは期待できないし、 また発火性と燃焼速度との減少は元来見られない。 実施例9 図1は、NQの百分率を35%未満に、さらに好ましくは26%未満に、維持 することの重要さをグラフによって説明している。5つのカーブによって、NQ の百分率を0−26重量パーセントから増加させることの影響が分かる。おのお ののカーブに対応するデータを表4に挙げた。ここでNQは、BHT−2NH3 と併用した。これらの組成物は、ペレットとして圧縮成形されたものであって、 エアーバッグ膨張装置内に置かれ、60リットルタンクの中で燃やされる。下記 の試験のおのおので、形成書を除いたすべての変数(ペレット寸法、膨張装置の 諸設定、その他)を一定に保った。表4は、高いガス収量、低い固体産物量、熱 安定性、ならびに燃焼速度のような他のいかなる望ましい性質においても有意な 変化が見られなかった試験結果を反映している。 表4.衝撃適合性。 1kPaのタンク圧力に至るまでの時間(工場での第1ガスまでの時間として 知られる)、最大斜度、ピークタンク圧力のすべてをエアーバッグの衝撃性能の 記 載に用いた。組成物の減少におけるNQの量として、最大斜度とピークタンク圧 力との両方が減少することが分かる。第1ガスまでの時間は、1−4のカーブで 3msから6msまでの許容できる範囲内にある。カーブ5における第1ガスま での時間は、望ましくない高い水準にあり、ガス発生物質の発火の遅れを示す。 これは、NQの含有率が高いガス生成組成物の発火性が低いことを証明する。カ ーブ5で見られた発火の遅延は、膨張装置の内部の燃焼圧力を高くして操作する ことにより修正できる。しかしながら、これによって、膨張装置の構造をもっと 頑丈にして、膨張装置の寸法ならびに重量を増やすことが必要となる。 実施例10 図2に示されているように、他の予期せぬ結果は、熱周期の間の体積の相の変 化に対する硝酸アンモニウムの安定化をニトログアニジン類が助長するらしいこ とである。49%のAN、9%のKN、および43%のNQを含む組成物は、乾 燥材料を一緒にして粉砕して混合することによって調製した。この組成物におけ るANは、溶液を生成する際にANとKNとを併用しなかったために、安定化さ れなかった。この組成物について、DSCによって試験して純粋のANと比較し た。室温で、ANの第1V相が存在する。加熱すると約5、5’℃で第IV相が 相IIに変化する。これは、純粋のAN用のDSCで明らかに見られる。ANと NQとから成る組成物での相の変化が除去されたので、これは110℃よりも低 い温度では起こらなかった。NQの量が少ない場合には、ANの相の安定、安定 化のための同じ程度の利点が得られると信じられる。 実施例11 70.28%のPSAN、16.72%のBHT−2NH3、および13.0 0%のNQから成るガス生成成分の混合物から得られる組成物を調製し、ペレッ トに成形した。このペレットをヘリウムで清掃した実験装置内の、蓋付きではあ るが密封してはいない容器内に置いて、107℃で経過させた。このやり方のせ いで、分解中に生成したすべての揮発性物質の重量の試料中での損失を生じたよ うである。408時間が経過してから、揮発性物質の重量の損失は、0.30% であった。2257時間が経過してから、揮発性物質の重量の損失は、0.97 %であった。時間の経過の後で、ペレットは、分解の物理学的な兆候を示さなか っ た。加えて、熱分析(DSC)からは、時間経過の前後にペレットには有意差が無 いことが分かった。107℃で2257時間を経過させたペレットを膨張装置内 で試験したところ、時間を経過させなかったペレットに比較して、衝撃性能で有 意差を示さなかった。 実施例12 67.17%PSANと19.83%BHT−2NH3と13.00NQとか ら成るガス発生物質の混合物から生じる組成物を調製し、ペレットに成形した。 PSANは、90%のANと10%のKNとの共晶混合物であった。このペレッ トを密封した膨張装置に入れて温度周期を与えた。1周期は、膨張装置を105 ℃に2時間保つことと、2時間のうちに−40℃までに冷すことと、2時間保つ ことと、さらに2時間のうちに105℃に熱することから成る。50周期の後で その膨張装置を試験したところ、衝撃性能ではベースラインからの有意差を示さ なかった。周期を与えた後でのペレットの物理学的な様子は、変わらなかったし 、また、安定化させなかったANで通常見られるような膨張あるいはひび割れも なかった。 本発明の組成成分は、無水の形で記載されてあるけれども、ここに開示する教 示には水和物を同様に含むことが理解されよう。 前述の実施例は本発明の利用について説明し、かつ記載しているが、これらは ある好ましい実施例としてここに記載した発明に限定されることを意図するもの ではない。それゆえ、上記の教示および関連技術の技能および/または知識を伴 う同等の変形および変更は、本発明の精神の範囲内にある。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成10年5月21日(1998.5.21) 【補正内容】 出願人は、PSANおよびテトラゾールまたはトリアゾールのアミンあるいは アミド塩から成るガス生成物質を含む膨張装置の衝撃特性を適合させることは難 しいということを見出した。出願人はまた、燃焼速度と発火性が優れていること に加えて、ニトログアニジンをこれらの組成に加えることによって衝撃性能の適 合を単純にできることを発見した。それによって、膨張装置の設計がさらに簡単 になる。表3aおよび3bに示すように、PSANおよびテトラゾールのアミン あるいはアミド塩から成る組成物の衝撃性の適合がNQの添加によって実質的に 改善される。実施例9によってこの事をさらに詳しく説明する。 これらの組成物の形成書を作成する際には、ニトログアニジン類の添加によっ て混合物が107℃で熱に対してなお安定のままであることは期待できないし、 また発火性と燃焼速度との減少は元来見られない。 実施例9 図1は、NQの百分率を35%未満に、さらに好ましくは26%未満に、維持 することの重要さをグラフによって説明している。5つのカーブによって、NQ の百分率を0−26重量パーセントから増加させることの影響が分かる。おのお ののカーブに対応するデータを表4に挙げた。ここでNQは、BHT−2NH3 と併用した。これらの組成物は、ペレットとして圧縮成形されたものであって、 エアーバッグ膨張装置内に置かれ、60リットルタンクの中で燃やされる。下記 の試験のおのおので、形成書を除いたすべての変数(ペレット寸法、膨張装置の 諸設定、その他)を一定に保った。表4は、高いガス収量、低い固体産物量、熱 安定性、ならびに燃焼速度のような他のいかなる望ましい性質においても有意な 変化が見られなかった試験結果を反映している。 表4.衝撃適合性。 1kPaのタンク圧力に至るまでの時間(工場での第1ガスまでの時間として 知られる)、最大斜度、ピークタンク圧力のすべてをエアーバッグの衝撃性能の 記載に用いた。組成物の減少におけるNQの量として、最大斜度とピークタンク 圧力との両方が減少することが分かる。第1ガスまでの時間は、1−4のカーブ で3msから6msまでの許容できる範囲内にある。カーブ5における第1ガス までの時間は、望ましくない高い水準にあり、ガス生成物質の発火の遅れを示す 。これは、NQの含有率が高いガス生成組成物の発火性が低いことを証明する。 カーブ5で見られた発火の遅延は、膨張装置の内部の燃焼圧力を高くして操作す ることにより修正できる。しかしながら、これによって、膨張装置の構造をもっ と頑丈にして、膨張装置の寸法ならびに重量を増やすことが必要となる。 実施例10 図2に示されているように、他の予期せぬ結果は、熱周期の間の体積の相の変 化に対する硝酸アンモニウムの安定化をニトログアニジン類が助長するらしいこ とである。49%のAN、9%のKN、および43%のNQを含む組成物は、乾 燥材料を一緒にして粉砕して混合することによって調製した。この組成物におけ るANは、溶液を生成する際にANとKNとを併用しなかったために、安定化さ れなかった。この組成物について、DSCによって試験して純粋のANと比較し た。室温で、ANの第IV相が存在する。加熱すると約55℃で第IV相が相I Iに変化する。これは、純粋 のAN用のDSCで明らかに見られる。ANとNQとから成る組成物での相の変 化が除去されたので、これは110℃よりも低い温度では起こらなかった。NQ の量が少ない場合には、ANの相の安定、安定化のための同じ程度の利点が得ら れると信じられる。 実施例11 70.28%のPSAN、16.72%のBHT−2NH3、および13.0 0%のNQから成るガス生成成分の混合物から得られる組成物を調製し、ペレッ トに成形した。このペレットをヘリウムで清掃した実験装置内の、蓋付きではあ るが密封してはいない容器内に置いて、107℃で経過させた。このやり方のせ いで、分解中に生成したすべての揮発性物質の重量の試料中での損失を生じたよ うである。408時間が経過してから、揮発性物質の重量の損失は、、0.30 %であった。2257時間が経過してから、揮発性物質の重量の損失は、0.9 7%であった。時間の経過の後で、ペレットは、分解の物理学的な兆候を示さな かった。加えて、熱分析(DSC)からは、時間経過の前後にペレットには有意差 が無いことが分かった。107℃で2257時間を経過させたペレットを膨張装 置内で試験したところ、時間を経過させなかったペレットに比較して、衝撃性能 で有意差を示さなかった。 実施例12 67.17%PSANと19.83%BHT−2NH3と13.00NQとか ら成るガス生成物質の混合物から生じる組成物を調製し、ペレットに成形した。 PSANは、90%のANと10%のKNとの共晶混合物であった。このペレッ トを密封した膨張装置に入れて温度周期を与えた。1周期は、膨張装置を105 ℃に2時間保つことと、2時間のうちに−40℃までに冷すことと、2時間保つ ことと、さらに2時間のうちに105℃に熱することから成る。50周期の後で その膨張装置を試験したところ、衝撃性能ではベースラインからの有意差を示さ なかった。周期を与えた後でのペレットの物理学的な様子は、変わらなかったし 、また、安定化させなかったANで通常見られるような膨張あるいはひび割れも なかった。 本発明の組成成分は、無水の形で記載されてあるけれども、ここに開示する教 示には水和物を同様に含むことが理解されよう。 【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成10年8月5日(1998.8.5) 【補正内容】 請求の範囲 1.車両における乗員拘束システムのためのガス発生器用ガス発生組成物であっ て、 ニトログアニジンならびにグアニジン、テトラゾール、トリアゾール、テトラゾ ールの塩およびトリアゾールの塩からなる群から選ばれる1種または2種以上の 非アジド高窒素燃料;および 単一酸化剤としての相安定した硝酸アンモニウム、 の水和したかまたは無水の混合物を含む、前記組成物。 2.テトラゾールおよびトリアゾールのアルカリ、アルカリ土類および遷移金属 塩、硝酸トリアミノグアニジン、アルカリ、アルカリ土類金属の硝酸および亜硝 酸塩、ジシアンジアミド、ジシアンジアミドのアルカリおよびアルカリ土類金属 塩、アルカリおよびアルカリ土類ホウ化水素物、ならびにそれらの混合物からな る群から選ばれる、前記混合物の重量の0−10%を含む燃焼速度調節剤、 をさらに含む、請求の範囲1に記載のガス発生組成物。 3.白土、シリカ、ガラス、アルミナおよびそれらの混合物からなる群から選ば れる組み合わせスラグ形成剤と冷却剤、 をさらに含む、請求の範囲1に記載のガス発生組成物。 4.テトラゾールおよびトリアゾールのアルカリ、アルカリ土類および遷移金属 塩、硝酸トリアミノグアニジン、アルカリおよびアルカリ土類金属の硝酸および 亜硝酸塩、ジシアンジアミド、ジシアンジアミドのアルカリおよびアルカリ土類 金属塩、アルカリおよびアルカリ土類ホウ化水素物、ならびにそれらの混合物か らなる群から選ばれる、前記混合物の重量の0−10%を含む燃焼速度調節剤; ならびに白土、シリカ、ガラス、アルミナおよびそれらの混合物からなる群から 選ばれる組み合わせスラグ形成剤と冷却剤、 をさらに含む、請求の範囲1に記載のガス発生組成物。 5.非アジド系の高窒素燃料と併用するニトログアニジンが混合物の重量の15 %−60%を含み、また酸化剤が混合物の重量の40%−85%を 含む、請求の範囲1に記載のガス発生組成物 6.ニトログアニジンが混合物の重量の1%−30%を含み、非アジド系の高窒 素燃料混合物の重量の4%−40%を含み、また酸化剤が混合物の重量の40% −85%を含む、請求の範囲1に記載のガス発生組成物。 7.非アジド燃料が5−ニトロテトラゾール、5,5’‐ビテトラゾール、ニト ロアミノトリアゾール、ニトロトリアゾール類、ニトロテトラゾール類、および 3−ニトロ−1、2、4−トリアゾール−5−オンからなる群から選ばれる、請 求の範囲1に記載のガス発生組成物。 8.非アジド燃料がトリアゾール類の1−、3−、および5−置換の非金属塩、 ならびにテトラゾール類の1−および5−置換の非金属塩;非金属性のカチオン およびアニオン成分からなるの塩、ならびに水素で置換された該塩あるいは窒素 含有化合物からなる群から選ばれる、請求の範囲1に記載のガス発生組成物。 9.窒素含有化合物が、アミノ、ニトロ、ニトロアミノ、テトラゾリル、ならび にトリアゾリル基、その直接にあるいはアミン、ジアゾ、またはトリアゾ基を介 して置換された塩からなる群から選ばれ、またカチオン成分が、アミン類、アミ ノ類およびアミド類からなる群から選ばれる窒素含有化合物のクラスの1員から のものである、請求の範囲8に記載のガス発生組成物。 10.カチオン成分が、アンモニア、カルボヒドラジド、オキサミド酸ヒドラジ ド、およびヒドラジン;グアニジン、アミノグアニジン、ジアミノグアニジン、 トリアミノグアニジン、ジシアンジアミド、ならびにニトログアニジンを含むグ アニジン化合物;尿素、オキサミド、ビス−(カルボンアミド)アミン、アゾジ カルボンアミド、およびヒドラゾジカルボンアミドを含む群から選んだ化合物、 さらには3−アミノ−1、2、4−トリアゾール、3−アミノ−−5−ニトロ− 1、2、4−トリアゾール、5−アミノテトラゾール、3−ニトロアミノ−1、 2、4−トリアゾール、5−ニトロアミノテトラゾール、およびメラミンのよう なアミノアゾール類からなる群の1員から形成される、請求の範囲8に記載のガ ス発生組成物。 11.テトラゾール類の非金属塩が、5,5'‐ビス−1H−テトラゾールのモ ノグアニジニウム塩、5,5'−ビス−1H−テトラゾールのジグアニジニウム 塩、5,5'−ビス−1H−テトラゾールのモノアミノグアニジニウム塩、5, 5'−ビス−1H−テトラゾールのジアミノグアニジニウム塩、5,5'−ビス− 1H−テトラゾールのモノヒドラジニウム塩、5,5'−ビス−1H−テトラゾ ールのジヒドラジニウム塩、5,5'−ビス−1H−テトラゾールのモノアンモ ニウム塩、5,5'−ビス−1H−テトラゾールのジアンモニウム塩、5,5'− ビス−1H−テトラゾールのモノ−3−アミノ−1、2、4−トリアゾリウム塩 、5,5'−ビス−1H−テトラゾールのジ−3−アミノ−1、2、4−トリア ゾリウム塩、およびジグアニジニウム−5,5'-アゾテトラゾール塩からなる群 から選ばれる、請求の範囲8に記載のガス発生組成物。 12.トリアゾールの非金属塩が、3−ニトロ−1、2、4−トリアゾールのモ ノアンモニウム塩、3−ニトロ−1、2、4−トリアゾールのモノグアニジニウ ム塩、ジニトロビトリアゾールのジアンモニウム塩、ジニトロビトリアゾールの ジグアニジニウム塩、および3、5−ジニトロ−1、2、4−トリアゾールのモ ノアンモニウム塩からなる群から選ばれる、請求の範囲8に記載のガス発生組成 物。 13.ガス発生物質が、本質的にニトログアニジン、ジグアニジニウム−5,5 '-アゾテトラゾール酸塩及び相安定した硝酸アンモニウムからなる、請求の範囲 1に記載のガス発生組成物。 14.ガス発生物質が、本質的にニトログアニジン、5,5'−ビス−1H−テ トラゾールのジアンモニウム塩及び相安定した硝酸アンモニウムからなる、請求 の範囲1に記載のガス発生組成物。 15.ガス発生物質が、本質的にニトログアニジン、5−ビス−1H−テトラゾ ールのモノグアニジニウム塩及び相安定した硝酸アンモニウムからなる、請求の 範囲1に記載のガス発生組成物。 16.ガス発生物質が、本質的にニトログアニジン、5−ビス−1H−テトラゾ ールのモノグアニジニウム塩及び相安定した硝酸アンモニウム からなる、請求の範囲1に記載のガス発生組成物。 17.ガス発生物質が、本質的にニトログアニジン、5−ビス−1H−テトラゾ ールのモノアミノグアニジニウム塩及び相安定した硝酸アンモニウムからなる、 請求の範囲1に記載のガス発生組成物。 18.ガス発生物質が、本質的にニトログアニジン、5−ビス−1H−テトラゾ ールのジアミノグアニジニウム塩及び相安定した硝酸アンモニウムからなる、請 求の範囲1に記載のガス発生組成物。 19.ガス発生物質が、本質的にニトログアニジン、5−ビス−1H−テトラゾ ールのモノヒドラジニウム塩及び相安定した硝酸アンモニウムからなる、請求の 範囲1に記載のガス発生組成物。 20.ガス発生物質が、本質的にニトログアニジン、5−ビス−1H−テトラゾ ールのジヒドラジニウム塩及び相安定した硝酸アンモニウムからなる、請求の範 囲1に記載のガス発生組成物。 21.ガス発生物質が、本質的にニトログアニジン、5−ビス−1H−テトラゾ ールのモノアンモニウム塩及び相安定した硝酸アンモニウムからなる、請求の範 囲1に記載のガス発生組成物。 22.ガス発生物質が、本質的にニトログアニジン、5−ビス−1H−テトラゾ ールのジアンモニウム塩及び相安定した硝酸アンモニウムからなる、請求の範囲 1に記載のガス発生組成物。。 23.ガス発生物質が、本質的にニトログアニジン、5−ビス−1H−テトラゾ ールのモノ−3−アミノ−1、2、4−トリアゾリウム塩及び相安定した硝酸ア ンモニウムからなる、請求の範囲1に記載のガス発生組成物。 24.ガス発生物質が、本質的にニトログアニジン、5−ビス−1H−テトラゾ ールのジ−3−アミノ−1、2、4−トリアゾリウム塩及び相安定した硝酸アン モニウムからなる、請求の範囲1に記載のガス発生組成物。 25.水和したかまたは無水のガス発生成分の混合物から生じる、車両乗員拘束 システムのガス発生組成物であって、該ガス発生成分が: ニトログアニジンならびにグアニジン、テトラゾール、トリアゾール、テトラゾ ールの塩およびトリアゾールの塩からなる群から選ばれる1種又は 2種以上の非アジド高窒素燃料;および 単一酸化剤としての相安定した硝酸アンモニウム、 を含む、前記ガス発生組成物。 26.非アジド高窒素燃料と併用されるニトログアニジンが、混合物の重量の1 5%−60%含み;そして 酸化剤が前記混合物の重量の40%−85%含む、請求の範囲25に記載のガス 発生組成物。 27.ニトログアニジンが混合物の重量の1%−30%含み; 非アジド高窒素燃料が混合物の重量の4%−40%含み;そして 酸化剤が混合物の重量の40%−85%を含む、請求の範囲25に記載のガス発 生組成物。 28.非アジド燃料が、5−ニトロテトラゾール、5,5''-ビテトラゾール、 ニトロアミノトリアゾール、ニトロトリアゾール類、ニトロテトラゾール類、お よび3−ニトロ−1、2、4−トリアゾール−5−オンからなる群から選ばれる 、請求の範囲25に記載のガス発生組成物。 29.非アジド燃料が、トリアゾール類の1−、3−、および5−置換の非金属 塩、ならびにテトラゾール類の1−及び5−置換の非金属塩から選ばれ;該塩が 、非金属性のカチオン及びアニオン成分からなり、そして水素で置換された塩、 あるいは窒素含有化合物である、請求の範囲25に記載のガス発生組成物。 30.アミノ、ニトロ、ニトロアミノ、テトラゾリル、ならびにトリアゾリル基 、その直接あるいはアミン、ジアゾ、またはトリアゾ基を介して置換された塩か らなるクラスから選ばれ;そしてそのカチオン成分がアミン類、アミノ類、尿素 、オキサミド、ビス−(カルボンアミド)アミン、アゾジカルボンアミドおよび ヒドラゾジカルボンアミドからなる群から選ばれる窒素含有化合物のクラスから 形成される、請求の範囲29に記載のガス発生組成物。 31.カチオン成分が、アンモニア、カルボヒドラジド、オキサミド酸ヒドラジ ドおよびヒドラジン;グアニジン、アミノグアニジン、ジアミノグ アニジン、トリアミノグアニジン、ジシアンジアミドおよびニトログアニジンか らなるグアニジン化合物;尿素、オキサミド、ビス−(カルボンアミド)アミン 、アゾジカルボンアミド、およびヒドラゾジカルボンアミドからなるアミド;3 −アミノ−1、2、4−トリアゾール、3−アミノ−−5−ニトロ−1、2、4 −トリアゾール、5−アミノテトラゾール、3−ニトロアミノ−1、2、4−ト リアゾール、5−ニトロアミノテトラゾールおよびメラミンのようなアミノアゾ ール類からなる群の一員から形成される、請求の範囲29に記載のガス発生組成 物。 32.テトラゾール類の前記非金属塩が、5,5''−ビス−1H−テトラゾール のモノグアニジニウム塩、5,5'−ビス−1H−テトラゾールのジグアニジニ ウム塩、5,5'−ビス−1H−テトラゾールのモノアミノグアニジニウム塩、 5,5'−ビス−1H−テトラゾールのジアミノグアニジニウム塩、5,5'−ビ ス−1H−テトラゾールのモノヒドラジニウム塩、5,5'−ビス−1H−テト ラゾールのジヒドラジニウム塩、5,5'−ビス−1H−テトラゾールのモノア ンモニウム塩、5,5'−ビス−1H−テトラゾールのジアンモニウム塩、5, 5'−ビス−1H−テトラゾールのモノ−3−アミノ−1、2、4−トリアゾリ ウム塩、5,5'−ビス−1H−テトラゾールのジ−3−アミノ−1、2、4− トリアゾリウム塩およびジグアニジニウム−5,5'−アゾテトラゾール塩から なる群から選ばれる、請求の範囲29に記載のガス発生組成物。 33.トリアゾール類の前記非金属塩が、3−ニトロ−1、2、4−トリアゾー ルのモノアンモニウム塩、3−ニトロ−1、2、4−トリアゾールのモノグアニ ジニウム塩、ジニトロビトリアゾールのジアンモニウム塩、ジニトロビトリアゾ ールのジグアニジニウム塩、および3、5−ジニトロ−1、2、4−トリアゾー ルのモノアンモニウム塩からなる群から選ばれる、請求の範囲29に記載のガス 発生組成物。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG ,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT ,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA, CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,F I,GB,GE,HU,IL,IS,JP,KE,KG ,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT, LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,N O,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG ,SI,SK,TJ,TM,TR,TT,UA,UG, UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.車両における乗員拘束システムのためのガス発生器用のガス生成組成物であ って、ニトログアニジンならびにグアニジン、テトラゾール、トリアゾール、テ トラゾールの塩、およびトリアゾールの塩からなる群から選ばれる1種又は2種 以上の非アジド高窒素燃料;相安定した硝酸アンモニウムおよび過塩素酸アンモ ニウムからなる群から選ばれる酸化剤の、 水和したかまたは無水の混合物を含む、前記組成物。 2.テトラゾールおよびトリアゾールのアルカリ、アルカリ土類および遷移金属 塩、硝酸トリアミノグアニジン、アルカリ及びアルカリ土類金属の硝酸および亜 硝酸塩、ジシアンジアミド、ジシアンジアミドのアルカリおよびアルカリ土類金 属塩、アルカリおよびアルカリ土類のホウ化水素物、ならびにそれらの混合物を 含む群を含む群から選ばれる燃焼速度調節剤、 をさらに含む、請求の範囲1に記載のガス生成組成物。 3.白土、シリカ、ガラス、アルミナ、およびそれらの混合物を含む群から選ば れる組み合わせスラグ形成剤と冷却剤をさらに含む、請求の範囲1に記載のガス 発生組成物物。 4.テトラゾールおよびトリアゾールのアルカリまたはアルカリ土類および遷移 金属塩、硝酸トリアミノグアニジン、アルカリまたはアルカリ土類金属の硝酸お よび亜硝酸塩、ジシアンジアミド、ジシアンジアミドのアルカリおよびアルカリ 土類金属塩、アルカリおよびアルカリ土類のホウ化水素物、ならびにそれらの混 合物を含む群から選ばれる燃焼速度調節剤;ならびに白土、シリカ、ガラス、ア ルミナ、およびそれらの混合物を含む群から選ばれる組み合わせスラグ形成剤と 冷却剤、 をさらに含む、請求の範囲1に記載のガス発生組成物物。 5.非アジド系の高窒素燃料と併用するニトログアニジンが混合物の重量の15 %−60%を含み、また酸化剤が混合物の重量の40%−85%を含む、請求の 範囲1に記載のガス発生組成物 6.ニトログアニジンが混合物の重量の1%−30%を含み、非アジド系の高窒 素燃料混合物の重量の4%−40%を含み、また酸化剤が混合物の重量の40% −85%を含む、請求の範囲1に記載のガス発生組成物。 7.非アジド燃料が5−ニトロテトラゾール、5,5'‐ビテトラゾール、ニト ロアミノトリアゾール、ニトロトリアゾール類、ニトロテトラゾール類、および 3−ニトロ−1、2、4−トリアゾール−5−オンからなる群から選ばれる、請 求の範囲1に記載のガス発生組成物。 8.非アジド燃料がトリアゾール類の1−、3−、および5−置換の非金属塩、 ならびにテトラゾール類の1−および5−置換の非金属塩;非金属性のカチオン およびアニオン成分からなるの塩、ならびに水素で置換された該塩あるいは窒素 含有化合物からなる群から選ばれる、請求の範囲1に記載のガス発生組成物。 9.窒素含有化合物が、アミノ、ニトロ、ニトロアミノ、テトラゾリル、ならび にトリアゾリル基、その直接にあるいはアミン、ジアゾ、またはトリアゾ基を介 して置換された塩からなる群から選ばれ、またカチオン成分が、アミン類、アミ ノ類およびアミド類からなる群から選ばれる窒素含有化合物のクラスの1員から のものである、請求の範囲8に記載のガス発生組成物。 10.カチオン成分がアンモニア、カルボヒドラジド、オキサミド酸ヒドラジド 、およびヒドラジン;グアニジン、アミノグアニジン、ジアミノグアニジン、ト リアミノグアニジン、ジシアンジアミド、ならびにニトログアニジンからなるグ アニジン化合物;尿素、オキサミド、ビス−(カルボンアミド)アミン、アゾジ カルボンアミド、およびヒドラゾジカルボンアミドからなるアミド、さらには3 −アミノ−1、2、4−トリアゾール、3−アミノ−−5−ニトロ−1、2、4 −トリアゾール、5−アミノテトラゾール、3−ニトロアミノ−1、2、4−ト リアゾール、5−ニトロアミノテトラゾール、およびメラミンのようなアミノア ゾール類、からなる群の1員から形成される請求の範囲8に記載のガス発生組成 物物。 11.テトラゾール類の非金属塩が、5,5'‐ビス−1H−テトラゾールのモ ノグアニジニウム塩、5,5'−ビス−1H−テトラゾールのジグアニジニウム 塩、5,5'−ビス−1H−テトラゾールのモノアミノグアニジニウム塩、5, 5'−ビス−1H−テトラゾールのジアミノグアニジニウム塩、5,5'−ビス− 1H−テトラゾールのモノヒドラジニウム塩、5,5'−ビス−1H−テトラゾ ールのジ ヒドラジニウム塩、5,5'−ビス−1H−テトラゾールのモノアンモニウム塩 、5,5'−ビス−1H−テトラゾールのジアンモニウム塩、5,5'−ビス−1 H−テトラゾールのモノ−3−アミノ−1、2、4−トリアゾリウム塩、5,5 '−ビス−1H−テトラゾールのジ-3−アミノ−1、2、4−トリアゾリウム塩 、およびジグアニジニウム−5,5'-アゾテトラゾール塩からなる群から選ばれ る、請求の範囲8に記載のガス発生組成物。 12.トリアゾールの非金属塩が、3−ニトロ−1、2、4−トリアゾールのモ ノアンモニウム塩、3−ニトロ−1、2、4−トリアゾールのモノグアニジニウ ム塩、ジニトロビトリアゾールのジアンモニウム塩、ジニトロビトリアゾールの ジグアニジニウム塩、および3、5−ジニトロ−1、2、4−トリアゾールのモ ノアンモニウム塩からなる群から選ばれる、請求の範囲8に記載のガス発生組成 物。 13.ガス発生物質が、本質的にニトログアニジン、ジグアニジニウム−5,5 '-アゾテトラゾール酸塩及び相安定した硝酸アンモニウムからなる、請求の範囲 1に記載のガス発生組成物。 14.ガス発生物質が、本質的にニトログアニジン、5,5'−ビス−1H−テ トラゾールのジアンモニウム塩及び相安定した硝酸アンモニウムからなる、請求 の範囲1に記載のガス発生組成物。 15.ガス発生物質が、本質的にニトログアニジン、5−ビス−1H−テトラゾ ールのモノグアニジニウム塩及び相安定した硝酸アンモニウムからなる、請求の 範囲1に記載のガス発生組成物。 16.ガス発生物質が、本質的にニトログアニジン、5−ビス−1H−テトラゾ ールのモノグアニジニウム塩及び相安定した硝酸アンモニウム からなる、請求の範囲1に記載のガス発生組成物。 17.ガス発生物質が、本質的にニトログアニジン、5−ビス−1H−テトラゾ ールのモノアミノグアニジニウム塩及び相安定した硝酸アンモニウムからなる、 請求の範囲1に記載のガス発生組成物。 18.ガス発生物質が、本質的にニトログアニジン、5−ビス−1H−テトラゾ ールのジアミノグアニジニウム塩及び相安定した硝酸アンモニウム からなる、請求の範囲1に記載のガス発生組成物。 19.ガス発生物質が、本質的にニトログアニジン、5−ビス−1H−テトラゾ ールのモノヒドラジニウム塩及び相安定した硝酸アンモニウムからなる、請求の 範囲1に記載のガス発生組成物。 20.ガス発生物質が、本質的にニトログアニジン、5−ビス−1H−テトラゾ ールのジヒドラジニウム塩及び相安定した硝酸アンモニウムからなる、請求の範 囲1に記載のガス発生組成物。 21.ガス発生物質が、本質的にニトログアニジン、5−ビス−1H−テトラゾ ールのモノアンモニウム塩及び相安定した硝酸アンモニウムからなる、請求の範 囲1に記載のガス発生組成物。 22.ガス発生物質が、本質的にニトログアニジン、5−ビス−1H−テトラゾ ールのジアンモニウム塩及び相安定した硝酸アンモニウムからなる、請求の範囲 1に記載のガス発生組成物。。 23.ガス発生物質が、本質的にニトログアニジン、5−ビス−1H−テトラゾ ールのモノ−3−アミノ−1、2、4−トリアゾリウム塩及び相安定した硝酸ア ンモニウムからなる、請求の範囲1に記載のガス発生組成物。 24.ガス発生物質が、本質的にニトログアニジン、5−ビス−1H−テトラゾ ールのジ-3−アミノ−1、2、4−トリアゾリウム塩及び相安定した硝酸アン モニウムからなる、請求の範囲1に記載のガス発生組成物。 25.水和したかまたは無水のガス発生成分の混合物から生じる、車両における 乗員拘束システムのガス発生組成物物であって、該成分が: ニトログアニジンならびにグアニジン、テトラゾール、トリアゾール、テトラゾ ールの塩およびトリアゾールの塩を含む群から選ばれる1種又は2種以上の非ア ジド高窒素燃料;および 相を安定させた硝酸アンモニウムおよび過塩素酸アンモニウムを含む群から選ん だ酸化剤を含む、前記ガス発生組成物物。 26.非アジド高窒素燃料と併用されるニトログアニジンが、混合物の重量の1 5%−60%含み;そして 酸化剤が前記混合物の重量の40%−85%含む、請求の範囲25に記載のガス 発生組成物。 27.ニトログアニジンが混合物の重量の1%−30%含み; 非アジド高窒素燃料が混合物の重量の4%−40%含み;そして 酸化剤が混合物の重量の40%−85%を含む、請求の範囲25に記載のガス発 生組成物。 28.非アジド燃料が、5−ニトロテトラゾール、5,5''-ビテトラゾール、 ニトロアミノトリアゾール、ニトロトリアゾール類、ニトロテトラゾール類、お よび3−ニトロ−1、2、4−トリアゾール−5−オンからなる群から選ばれる 、請求の範囲25に記載のガス発生組成物。 29.非アジド燃料が、トリアゾール類の1−、3−、および5−置換の非金属 塩、ならびにテトラゾール類の1−及び5−置換の非金属塩から選ばれ;該塩が 、非金属性のカチオン及びアニオン成分からなり、そして水素で置換された塩、 あるいは窒素含有化合物である、請求の範囲25に記載のガス発生組成物。 30.窒素含有組成物が、アミノ、ニトロ、ニトロアミノ、テトラゾリル、なら びにトリアゾリル、直接にあるいはアミン、ジアゾ、またはトリアゾ基を経て置 換された塩からなるクラスから選ばれ;そしてそのカチオン成分がアミン類、ア ミノ類、およびアミド類からなる群から選ばれる窒素含有化合物のクラスから形 成される、請求の範囲29に記載のガス発生組成物物。 31.カチオン成分が、アンモニア、カルボヒドラジド、オキサミド酸ヒドラジ ドおよびヒドラジン;グアニジン、アミノグアニジン、ジアミノグアニジン、ト リアミノグアニジン、ジシアンジアミドおよびニトログアニジンからなるグアニ ジン化合物;尿素、オキサミド、ビス−(カルボンアミド)アミン、アゾジカル ボンアミド、およびヒドラゾジカルボンアミドからなるアミド;3−アミノ−1 、2、4−トリアゾール、3−アミノ−−5−ニトロ−1、2、4−トリアゾー ル、5−アミノテトラゾール、3−ニトロアミノ−1、2、4−トリアゾール、 5−ニトロアミノテトラゾールおよびメラミンのようなアミノアゾール類からな る群の一員から形成される、請求の範囲29に記載のガス発生組成物。 32.テトラゾール類の前記非金属塩が、5,5''−ビス−1H−テトラゾール のモノグアニジニウム塩、5,5'−ビス−1H−テトラゾールのジグアニジニ ウ ム塩、5,5'−ビス−1H−テトラゾールのモノアミノグアニジニウム塩、5 ,5'−ビス−1H−テトラゾールのジアミノグアニジニウム塩、5,5'−ビス −1H−テトラゾールのモノヒドラジニウム塩、5,5'−ビス−1H−テトラ ゾールのジヒドラジニウム塩、5,5'−ビス−1H−テトラゾールのモノアン モニウム塩、5,5'−ビス−1H−テトラゾールのジアンモニウム塩、5,5' −ビス−1H−テトラゾールのモノ−3−アミノ−1、2、4−トリアゾリウム 塩、5,5'−ビス−1H−テトラゾールのジ−3−アミノ−1、2、4−トリ アゾリウム塩およびジグアニジニウム−5,5'−アゾテトラゾール塩からなる群 から選ばれる、請求の範囲29に記載のガス発生組成物。 33.トリアゾール類の前記非金属塩が、3−ニトロ−1、2、4−トリアゾー ルのモノアンモニウム塩、3−ニトロ−1、2、4−トリアゾールのモノグアニ ジニウム塩、ジニトロビトリアゾールのジアンモニウム塩、ジニトロビトリアゾ ールのジグアニジニウム塩、および3、5−ジニトロ−1、2、4−トリアゾー ルのモノアンモニウム塩からなる群から選ばれる、請求の範囲29に記載のガス 発生組成物。
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