JP2002511354A - インクジェットプリンタを用いたインターレース印刷の方法 - Google Patents
インクジェットプリンタを用いたインターレース印刷の方法Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】
【解決手段】 インクジェットプリンタにより印刷媒体(12)に印刷する方法(図1)は、第1のカラーインク、第2のカラーインク及びブラックインクを使用する。印刷媒体(12)上のイメージ領域(10)は複数のピクセル位置を有する。印刷イメージデータは、複数のピクセル位置における第1のカラーインク、第2のカラーインク及びブラックインクの存在又は不存在のいずれかを示す。印刷イメージデータのサブセットが画成される。印刷イメージデータのサブセットが下記1)、2)及び/又は3)を示すことに関して決定がなされる。1)サブセット内に第1のカラーインク及び/又は第2のカラーインクが存在し、かつ、サブセット内にブラックインクが存在すること、2)サブセット内の同一の対応するピクセル位置に、第1のカラーインクと第2のカラーインクのそれぞれが存在すること、3)サブセット内の閾値を超える数の対応ピクセル位置に、第1のカラーインク及び/又は第2のカラーインクが存在すること。イメージ領域において、上記決定段階に依存するインターレースレベルで印刷媒体が印刷される。
Description
【0001】 1.発明の分野 本発明はインクジェットプリンタに関し、より詳細には、インクジェットプリ
ンタを用いたインターレース印刷方法に関する。
ンタを用いたインターレース印刷方法に関する。
【0002】 2.関連技術の記載 インクジェットプリンタは一般的に、カートリッジアセンブリに取付けられた
プリントヘッドを備える。カートリッジアセンブリは、紙のような印刷媒体の進
行方向に対して横方向に移動可能である。カートリッジアセンブリの特定通路を
プリントヘッドが印刷媒体を横切って移動する際に、プリントヘッドに形成され
たインク噴出オリフィスからインクが選択的に噴出され、印刷媒体のイメージ領
域に配置されるインクドットの対応位置においてインクが印刷媒体に付着するよ
うになっている。印刷媒体の進行方向に対して横方向に(垂直に)プリントヘッ
ドが移動するので、各インク噴出オリフィスは印刷媒体上を直線的に通過する。
印刷媒体上に位置するインク噴出オリフィスの通過する線は、通常、ラスター又
はラスター線と言われる。印刷媒体のイメージ領域を横切って延びる複数のラス
ターが、印刷媒体の進行方向において互いに隣接して垂直に配置される。
プリントヘッドを備える。カートリッジアセンブリは、紙のような印刷媒体の進
行方向に対して横方向に移動可能である。カートリッジアセンブリの特定通路を
プリントヘッドが印刷媒体を横切って移動する際に、プリントヘッドに形成され
たインク噴出オリフィスからインクが選択的に噴出され、印刷媒体のイメージ領
域に配置されるインクドットの対応位置においてインクが印刷媒体に付着するよ
うになっている。印刷媒体の進行方向に対して横方向に(垂直に)プリントヘッ
ドが移動するので、各インク噴出オリフィスは印刷媒体上を直線的に通過する。
印刷媒体上に位置するインク噴出オリフィスの通過する線は、通常、ラスター又
はラスター線と言われる。印刷媒体のイメージ領域を横切って延びる複数のラス
ターが、印刷媒体の進行方向において互いに隣接して垂直に配置される。
【0003】 多色インクジェットプリンタは、通常、複数のインク噴出オリフィスを内部に
有するプリントヘッドを備える。インク噴出オリフィスは、印刷媒体上に噴出さ
れる異なるカラーインクに対応するアレイに分割される。公知の3色プリントヘ
ッドでは、イエローインクを印刷媒体上に噴出するのにインク噴出オリフィスの
第1アレイが用いられ、マゼンタインクを印刷媒体上に噴出するのにインク噴出
オリフィスの第2アレイが用いられ、シアンインクを印刷媒体上に噴出するのに
インク噴出オリフィスの第3アレイが用いられる。インク噴出オリフィスの3つ
のアレイにおいて、各インク噴出オリフィスは対応するインク噴出ヒータに結合
する。特定のインク噴出ヒータを作動することにより該ヒータ近傍のインクにバ
ブルが形成され、該ヒータに結合したインク噴出オリフィスからインクが噴出す
る。インク噴出ヒータを選択的に作動させるために、プリンタに接続したホスト
コンピュータからラスター情報がプリンタに送信される。
有するプリントヘッドを備える。インク噴出オリフィスは、印刷媒体上に噴出さ
れる異なるカラーインクに対応するアレイに分割される。公知の3色プリントヘ
ッドでは、イエローインクを印刷媒体上に噴出するのにインク噴出オリフィスの
第1アレイが用いられ、マゼンタインクを印刷媒体上に噴出するのにインク噴出
オリフィスの第2アレイが用いられ、シアンインクを印刷媒体上に噴出するのに
インク噴出オリフィスの第3アレイが用いられる。インク噴出オリフィスの3つ
のアレイにおいて、各インク噴出オリフィスは対応するインク噴出ヒータに結合
する。特定のインク噴出ヒータを作動することにより該ヒータ近傍のインクにバ
ブルが形成され、該ヒータに結合したインク噴出オリフィスからインクが噴出す
る。インク噴出ヒータを選択的に作動させるために、プリンタに接続したホスト
コンピュータからラスター情報がプリンタに送信される。
【0004】 フルカラーイメージにするには、プリントヘッドのオリフィスが配列する垂直
方向に交差する水平方向において、3色プリントヘッドが紙のような印刷媒体を
横切って通過するようにする。プリントヘッドの通路間では、印刷媒体が進行方
向に移動する。ラスター又は、シアン、マゼンタ及びイエロードットの少なくと
も1つを含む印刷ドット列を形成するには、与えられたラスターに存在するシア
ンドットを付着するためにカラープリントヘッドが1回通過し、マゼンタドット
を付着するために1回通過し、イエロードットを付着するために1回通過しなけ
ればならず、すなわち、カラープリントヘッドが少なくとも3回通過しなければ
ならない。勿論、カラープリントヘッドの通過の度に、異なるラスター位置にお
いてシアン、マゼンタ及びイエローインクを付着させるのに48の全てのオリフ
ィスが使用可能である。インクを付着するのに最も時間効率の良い技術は、3色
プリントヘッドが最も多くて3回だけページの各ラスターを横切るようにするこ
とである。
方向に交差する水平方向において、3色プリントヘッドが紙のような印刷媒体を
横切って通過するようにする。プリントヘッドの通路間では、印刷媒体が進行方
向に移動する。ラスター又は、シアン、マゼンタ及びイエロードットの少なくと
も1つを含む印刷ドット列を形成するには、与えられたラスターに存在するシア
ンドットを付着するためにカラープリントヘッドが1回通過し、マゼンタドット
を付着するために1回通過し、イエロードットを付着するために1回通過しなけ
ればならず、すなわち、カラープリントヘッドが少なくとも3回通過しなければ
ならない。勿論、カラープリントヘッドの通過の度に、異なるラスター位置にお
いてシアン、マゼンタ及びイエローインクを付着させるのに48の全てのオリフ
ィスが使用可能である。インクを付着するのに最も時間効率の良い技術は、3色
プリントヘッドが最も多くて3回だけページの各ラスターを横切るようにするこ
とである。
【0005】 上述のような3色インクジェットプリンタによる従来の印刷方法では、印刷媒
体上に異なるカラーインクのドットを順番に配列し、及び/又は、印刷媒体上に
異なるカラーインクのドットを配列する間のタイミングを調節する必要があるた
め、好ましくない印刷文字等が印刷されることがある。例えば、カラー/ブラッ
クの水平な帯状又は中間カラーのブリーディングのような印刷文字等である。
体上に異なるカラーインクのドットを順番に配列し、及び/又は、印刷媒体上に
異なるカラーインクのドットを配列する間のタイミングを調節する必要があるた
め、好ましくない印刷文字等が印刷されることがある。例えば、カラー/ブラッ
クの水平な帯状又は中間カラーのブリーディングのような印刷文字等である。
【0006】 カラー/ブラックの帯状の印刷文字等の問題に対する一つの解決法としては、
シングリング印刷又はインターレース印刷が知られている。50%シングリング
モード(すなわち、2−パス又は50%インターレースレベル)に対して、約5
0%のドットがプリントヘッドの通過上に配置される。ドットとなる部分は、チ
ェッカーボードのパターンにしたがって選択される。ドットの残部50%は、プ
リントヘッドの次ぎの通過上に配置される。シアン、マゼンタ、イエロー及びブ
ラックのドットを含むラスターに対して、カラープリントヘッドは50%のシン
グリングモードで、与えられたラスターに存在するシアンドットを付着するため
に2回、マゼンタドットを付着するために2回、イエロードットを付着するため
に2回の、少なくとも6回通過しなければならない。
シングリング印刷又はインターレース印刷が知られている。50%シングリング
モード(すなわち、2−パス又は50%インターレースレベル)に対して、約5
0%のドットがプリントヘッドの通過上に配置される。ドットとなる部分は、チ
ェッカーボードのパターンにしたがって選択される。ドットの残部50%は、プ
リントヘッドの次ぎの通過上に配置される。シアン、マゼンタ、イエロー及びブ
ラックのドットを含むラスターに対して、カラープリントヘッドは50%のシン
グリングモードで、与えられたラスターに存在するシアンドットを付着するため
に2回、マゼンタドットを付着するために2回、イエロードットを付着するため
に2回の、少なくとも6回通過しなければならない。
【0007】 上述のようなシングリング方法を用いるインクジェットプリンタで印刷する場
合は、印刷媒体に印刷するために使用する3色プリントヘッドに特定のインター
レースレベルを割り当てることが知られている。例えばイメージ領域が16のラ
スターに対応すると仮定すると、インク噴出オリフィスのシアンアレイ、インク
噴出オリフィスのマゼンタアレイ及びインク噴出オリフィスのイエローアレイの
それぞれに対して単一のインターレースレベルを割り当てることが知られている
。印刷媒体の進行方向において離間するイメージ領域の部分間において、インタ
ーレースレベルを変えることも知られている。最後に、3色カラープリントヘッ
ドとブラックプリントヘッドの両方を有するインクジェットプリンタを使用する
場合は、3色カラープリントヘッドに対しては一つのインターレースレベル用い
て、ブラックプリントヘッドに対しては異なるインターレースレベルを用いるか
又はインターレースレベルを用いないで印刷することが知られている。
合は、印刷媒体に印刷するために使用する3色プリントヘッドに特定のインター
レースレベルを割り当てることが知られている。例えばイメージ領域が16のラ
スターに対応すると仮定すると、インク噴出オリフィスのシアンアレイ、インク
噴出オリフィスのマゼンタアレイ及びインク噴出オリフィスのイエローアレイの
それぞれに対して単一のインターレースレベルを割り当てることが知られている
。印刷媒体の進行方向において離間するイメージ領域の部分間において、インタ
ーレースレベルを変えることも知られている。最後に、3色カラープリントヘッ
ドとブラックプリントヘッドの両方を有するインクジェットプリンタを使用する
場合は、3色カラープリントヘッドに対しては一つのインターレースレベル用い
て、ブラックプリントヘッドに対しては異なるインターレースレベルを用いるか
又はインターレースレベルを用いないで印刷することが知られている。
【0008】 イメージ領域の特定部分において印刷文字等を効果的に低減するのに、複数の
インターレースレベルから選択された一つのインターレースレベルを用いてもよ
い。例えば、イメージ領域の一つの部分において印刷文字等を低減するのに50
%のシングリング技法(2パスシングリング)を用い、イメージ領域の異なる部
分において印刷文字等を低減するのに33%のシングリング技法(3パスシング
リング)を用いてもよい。従来のシングリング方法は、印刷文字等の全体を低減
するのに、より限定的な33%インターレースレベル(3パスシングリング)を
イメージ領域の両方の部分に対して選択するものである。これは、プリンタの処
理量に関して効率の観点から最適ではない。
インターレースレベルから選択された一つのインターレースレベルを用いてもよ
い。例えば、イメージ領域の一つの部分において印刷文字等を低減するのに50
%のシングリング技法(2パスシングリング)を用い、イメージ領域の異なる部
分において印刷文字等を低減するのに33%のシングリング技法(3パスシング
リング)を用いてもよい。従来のシングリング方法は、印刷文字等の全体を低減
するのに、より限定的な33%インターレースレベル(3パスシングリング)を
イメージ領域の両方の部分に対して選択するものである。これは、プリンタの処
理量に関して効率の観点から最適ではない。
【0009】 この分野において求められているものは、イメージ領域の異なる部分を印刷す
る際に用いられるインターレースレベルを動的に決定することにより、イメージ
領域の異なる部分に対して異なるインターレースレベルを使用するのに更に適合
したシングリング技法を用いる印刷方法である。
る際に用いられるインターレースレベルを動的に決定することにより、イメージ
領域の異なる部分に対して異なるインターレースレベルを使用するのに更に適合
したシングリング技法を用いる印刷方法である。
【0010】 発明の概要 本発明は、インクジェットプリンタを用いたインターレース印刷の方法を提供
する。印刷中に用いられるインターレースレベルは、別個の簡単な式のセットを
用いて、各インクの印刷イメージデータとイメージ領域の比較的小さな部分とを
判断することによって動的に決定される。
する。印刷中に用いられるインターレースレベルは、別個の簡単な式のセットを
用いて、各インクの印刷イメージデータとイメージ領域の比較的小さな部分とを
判断することによって動的に決定される。
【0011】 本発明の1つの形態は、第1のカラーインク、第2のカラーインク及びブラッ
クインクを使用するインクジェットプリンタを用いた印刷媒体への印刷方法を含
む。印刷媒体上のイメージ領域は、複数のピクセル位置を有する。印刷イメージ
データは、複数のピクセル位置における第1のカラーインク、第2のカラーイン
ク及びブラックインクの存在又は不存在のいずれかを示す。印刷イメージデータ
のサブセットが画成される。印刷イメージデータのサブセットが下記1)、2)
及び/又は3)を示すことに関して決定がなされる。1)サブセット内に第1の
カラーインク及び/又は第2のカラーインクが存在し、かつ、サブセット内にブ
ラックインクが存在すること、2)サブセット内の同一の対応ピクセル位置に、
第1のカラーインクと第2のカラーインクのそれぞれが存在すること、3)サブ
セット内の閾値を超える数の対応ピクセル位置に、第1のカラーインク及び/又
は第2のカラーインクが存在すること。イメージ領域において、決定段階に依存
するインターレースレベルで印刷媒体に印刷される。
クインクを使用するインクジェットプリンタを用いた印刷媒体への印刷方法を含
む。印刷媒体上のイメージ領域は、複数のピクセル位置を有する。印刷イメージ
データは、複数のピクセル位置における第1のカラーインク、第2のカラーイン
ク及びブラックインクの存在又は不存在のいずれかを示す。印刷イメージデータ
のサブセットが画成される。印刷イメージデータのサブセットが下記1)、2)
及び/又は3)を示すことに関して決定がなされる。1)サブセット内に第1の
カラーインク及び/又は第2のカラーインクが存在し、かつ、サブセット内にブ
ラックインクが存在すること、2)サブセット内の同一の対応ピクセル位置に、
第1のカラーインクと第2のカラーインクのそれぞれが存在すること、3)サブ
セット内の閾値を超える数の対応ピクセル位置に、第1のカラーインク及び/又
は第2のカラーインクが存在すること。イメージ領域において、決定段階に依存
するインターレースレベルで印刷媒体に印刷される。
【0012】 本発明の利点は、イメージ領域の異なる部分に用いられる各インクに対するイ
ンターレースレベルが動的に決定可能なことである。
ンターレースレベルが動的に決定可能なことである。
【0013】 本発明の他の利点は、用いられる異なるインターレースレベルが簡単な式のセ
ットを用いて迅速に決定可能なことである。
ットを用いて迅速に決定可能なことである。
【0014】 本発明の更に他の利点は、印刷文字等を形成する際の異なるタイプの条件を試
験するのに異なる式が用いられることである。
験するのに異なる式が用いられることである。
【0015】 添付の図面とともに本発明の実施態様に関する下記の説明を参照することによ
って、本発明についての上述及び他の特徴と利点、ならびに、これら特徴と利点
を達成するための方法が更に明らかになり、本発明が更に理解されるであろう。
本明細書に示す具体例は、本発明の1つの好適な実施態様を一形態として例示す
るものであって、このような具体例は、あらゆる形態において本発明の範囲を限
定するものとして構成されるものではない。
って、本発明についての上述及び他の特徴と利点、ならびに、これら特徴と利点
を達成するための方法が更に明らかになり、本発明が更に理解されるであろう。
本明細書に示す具体例は、本発明の1つの好適な実施態様を一形態として例示す
るものであって、このような具体例は、あらゆる形態において本発明の範囲を限
定するものとして構成されるものではない。
【0016】 発明の詳細な説明 図面に言及しつつ、本発明の印刷方法をさらに詳細に説明する。この印刷方法
は、例えば、第1のカラーインク、第2のカラーインク、第3のカラーインク及
びブラックインクを印刷媒体に噴出するインクジェットプリンタ(不図示)を使
用して行なわれる。第1のカラーインクが例えばシアンインクに対応し、第2の
カラーインクが例えばマゼンタインクに対応し、第3のカラーインクが例えばイ
エローインクに対応するようにしてもよい。ブラックインクは真黒なインクであ
ってもよい。第1のカラーインク、第2のカラーインク及び第3のカラーインク
は、対応する各プリントヘッドから噴出するようにしてもよく、各プリントヘッ
ドは、印刷媒体の進行方向において互いに効果的に隣接する48個のインク噴出
オリフィスに相当する高さを有する。これに代わって、インク噴出オリフィスの
別々のアレイを備えた単一のプリントヘッドから異なるカラーインクを噴出する
ようにしてもよい。
は、例えば、第1のカラーインク、第2のカラーインク、第3のカラーインク及
びブラックインクを印刷媒体に噴出するインクジェットプリンタ(不図示)を使
用して行なわれる。第1のカラーインクが例えばシアンインクに対応し、第2の
カラーインクが例えばマゼンタインクに対応し、第3のカラーインクが例えばイ
エローインクに対応するようにしてもよい。ブラックインクは真黒なインクであ
ってもよい。第1のカラーインク、第2のカラーインク及び第3のカラーインク
は、対応する各プリントヘッドから噴出するようにしてもよく、各プリントヘッ
ドは、印刷媒体の進行方向において互いに効果的に隣接する48個のインク噴出
オリフィスに相当する高さを有する。これに代わって、インク噴出オリフィスの
別々のアレイを備えた単一のプリントヘッドから異なるカラーインクを噴出する
ようにしてもよい。
【0017】 図1は、紙12のような印刷媒体に重ねたイメージ領域10の一部分を示す。
イメージ領域10は、紙12の進行方向14において互いに隣接して配置された
複数のピクセル横列を含む。図において1〜48の符号を付した複数のピクセル
横列はプリントヘッドの高さに相当し、各ピクセル横列は紙の横方向16に沿っ
て延びる。例示の実施態様では、イメージ領域10は8インチの横方向16の幅
を有するものと仮定している。そこで、インクジェットプリンタが300ドット
/インチ(DPI)の印刷解像度を有するものと仮定すると、横方向におけるピ
クセルの数は、 8インチ×(300ドット/インチ)=2400ドット又はピクセル
に等しい。
イメージ領域10は、紙12の進行方向14において互いに隣接して配置された
複数のピクセル横列を含む。図において1〜48の符号を付した複数のピクセル
横列はプリントヘッドの高さに相当し、各ピクセル横列は紙の横方向16に沿っ
て延びる。例示の実施態様では、イメージ領域10は8インチの横方向16の幅
を有するものと仮定している。そこで、インクジェットプリンタが300ドット
/インチ(DPI)の印刷解像度を有するものと仮定すると、横方向におけるピ
クセルの数は、 8インチ×(300ドット/インチ)=2400ドット又はピクセル
に等しい。
【0018】 48のピクセル横列は、一つのプリントヘッドの全スキャン高さ(すなわち、
インターレース印刷無しにおける)を表わす。48のピクセル横列の全スキャン
高さは、ピクセル横列からなる帯域18として画成される。勿論、進行方向14
におけるイメージ領域10の実際のサイズは、進行方向14における帯域18の
サイズより大きくてもよい。
インターレース印刷無しにおける)を表わす。48のピクセル横列の全スキャン
高さは、ピクセル横列からなる帯域18として画成される。勿論、進行方向14
におけるイメージ領域10の実際のサイズは、進行方向14における帯域18の
サイズより大きくてもよい。
【0019】 印刷イメージデータ(ホストベースプリンタの場合にはホストコンピュータか
ら送信される)は、イメージ領域10内に示される複数のピクセル位置において
、第1のカラーインク、第2のカラーインク、第3のカラーインク及びブラック
インクが存在するか又は存在しないかを示す。これは、イメージ領域10内の各
ピクセル位置において、別個の印刷イメージデータが、シアンインク滴がピクセ
ル内に配置されるべきか、マゼンタインク滴がピクセル内に配置されるべきか、
イエローインク滴がピクセル内に配置されるべきか、及び/又は、ブラックイン
ク滴がピクセル内に配置されるべきかを指示するものである。印刷イメージデー
タは、例えば、特定ビットの位置と数値が、特定のカラーのインク滴が対応する
ピクセル位置に配置されるべきか否かを指示するビットイメージデータであって
もよい。
ら送信される)は、イメージ領域10内に示される複数のピクセル位置において
、第1のカラーインク、第2のカラーインク、第3のカラーインク及びブラック
インクが存在するか又は存在しないかを示す。これは、イメージ領域10内の各
ピクセル位置において、別個の印刷イメージデータが、シアンインク滴がピクセ
ル内に配置されるべきか、マゼンタインク滴がピクセル内に配置されるべきか、
イエローインク滴がピクセル内に配置されるべきか、及び/又は、ブラックイン
ク滴がピクセル内に配置されるべきかを指示するものである。印刷イメージデー
タは、例えば、特定ビットの位置と数値が、特定のカラーのインク滴が対応する
ピクセル位置に配置されるべきか否かを指示するビットイメージデータであって
もよい。
【0020】 印刷イメージデータは複数のサブセットに分割される。印刷イメージデータの
各サブセットにおいて、印刷文字等を形成するかの決定のための判断が個々にな
される。図1に示す実施態様では、上述のように、イメージ領域10は48のピ
クセル横列と2400のピクセル縦列とに分割される。印刷イメージデータのサ
ブセットは、印刷イメージデータの8ビット又は1バイトに相当するように選択
される。印刷イメージデータがビットイメージデータであると仮定すると、各カ
ラー水準に対して特定のカラーインクドットが特定のピクセル位置に配置される
べきかが各バイトの8ビットによって表わされる。例えば、イメージ領域10に
おいて横列1の縦列1〜8に対応するピクセル位置に特定のカラーインクが位置
されるべきかが、印刷イメージデータのサブセットの第1バイトB1によって示
される。イメージ領域10が8インチ幅であると仮定すると、単一のカラー水準
に対する印刷イメージデータのバイト又はサブセットの数は、 (1バイト/8ビット)×(1ビット/1ドット)×(300ドット
/インチ)×(8インチ/横列)=(300バイト/横列)となる。 さらに、イメージ領域10が48のピクセル横列を有すると仮定すると、イメ
ージ領域10における全ピクセル位置内に特定のカラーインクが存在するか又は
存在しないかを示すのに必要な印刷イメージデータのバイト又はサブセットの全
数は、 3000(バイト/横列)×48横列=14400バイトとなる。 勿論、イメージ領域10のピクセル位置において第2のカラーインク、第3の
カラーインク及びブラックインクが存在するか又は存在しないかを示すためには
、上記と同じ印刷イメージデータのバイト数を設けなければならない。
各サブセットにおいて、印刷文字等を形成するかの決定のための判断が個々にな
される。図1に示す実施態様では、上述のように、イメージ領域10は48のピ
クセル横列と2400のピクセル縦列とに分割される。印刷イメージデータのサ
ブセットは、印刷イメージデータの8ビット又は1バイトに相当するように選択
される。印刷イメージデータがビットイメージデータであると仮定すると、各カ
ラー水準に対して特定のカラーインクドットが特定のピクセル位置に配置される
べきかが各バイトの8ビットによって表わされる。例えば、イメージ領域10に
おいて横列1の縦列1〜8に対応するピクセル位置に特定のカラーインクが位置
されるべきかが、印刷イメージデータのサブセットの第1バイトB1によって示
される。イメージ領域10が8インチ幅であると仮定すると、単一のカラー水準
に対する印刷イメージデータのバイト又はサブセットの数は、 (1バイト/8ビット)×(1ビット/1ドット)×(300ドット
/インチ)×(8インチ/横列)=(300バイト/横列)となる。 さらに、イメージ領域10が48のピクセル横列を有すると仮定すると、イメ
ージ領域10における全ピクセル位置内に特定のカラーインクが存在するか又は
存在しないかを示すのに必要な印刷イメージデータのバイト又はサブセットの全
数は、 3000(バイト/横列)×48横列=14400バイトとなる。 勿論、イメージ領域10のピクセル位置において第2のカラーインク、第3の
カラーインク及びブラックインクが存在するか又は存在しないかを示すためには
、上記と同じ印刷イメージデータのバイト数を設けなければならない。
【0021】 例示の実施態様では、印刷イメージデータのサブセットは印刷イメージデータ
の8ビット又は1バイトとして選択される。しかしながら、異なる量の印刷イメ
ージデータを印刷イメージデータのサブセットとして規定してもよい。例えば、
印刷イメージデータのサブセットを、印刷イメージデータの16ビットワードに
対応するように選択してもよい。
の8ビット又は1バイトとして選択される。しかしながら、異なる量の印刷イメ
ージデータを印刷イメージデータのサブセットとして規定してもよい。例えば、
印刷イメージデータのサブセットを、印刷イメージデータの16ビットワードに
対応するように選択してもよい。
【0022】 印刷中に印刷文字等を紙12に形成するか否かをサブセットが示すことを決定
するための判断が、印刷イメージデータの各サブセット又はバイトにおいて行な
われる。特に、印刷イメージデータの各サブセットにおいて、3つの異なる条件
の1つの存在を決定するための判断がなされる。第1の条件により、印刷イメー
ジデータのサブセット内に第1のカラーインク、第2のカラーインク又は第3の
カラーインクが存在するか否か、及び、印刷イメージデータのサブセット内にブ
ラックインクが存在するか否かが決定される。異なる3つのカラーインクに対す
る3バイトのデータが、"1"の数値をもって少なくとも1ビットを有する場合、
及び、ブラックインクに対する印刷イメージデータのバイトが"1"の数値をもっ
て少なくとも1ビットを有する場合には、印刷文字等を形成し所望のインターレ
ースレベルで印刷を実行する決定がなされる。
するための判断が、印刷イメージデータの各サブセット又はバイトにおいて行な
われる。特に、印刷イメージデータの各サブセットにおいて、3つの異なる条件
の1つの存在を決定するための判断がなされる。第1の条件により、印刷イメー
ジデータのサブセット内に第1のカラーインク、第2のカラーインク又は第3の
カラーインクが存在するか否か、及び、印刷イメージデータのサブセット内にブ
ラックインクが存在するか否かが決定される。異なる3つのカラーインクに対す
る3バイトのデータが、"1"の数値をもって少なくとも1ビットを有する場合、
及び、ブラックインクに対する印刷イメージデータのバイトが"1"の数値をもっ
て少なくとも1ビットを有する場合には、印刷文字等を形成し所望のインターレ
ースレベルで印刷を実行する決定がなされる。
【0023】 数学的に表現すると、第1の条件の決定は下記の式によって表わされる。 R=(C│M│Y)&&K ここで、Cは対応するピクセル位置のイメージデータのサブセット内における
シアンインクの存在であり、Mは対応するピクセル位置のイメージデータのサブ
セット内におけるマゼンタインクの存在であり、Yは対応するピクセル位置のイ
メージデータのサブセット内におけるイエローインクの存在であり、Kは対応す
るピクセル位置のイメージデータのサブセット内におけるブラックインクの存在
であり、Rは計量変数である。
シアンインクの存在であり、Mは対応するピクセル位置のイメージデータのサブ
セット内におけるマゼンタインクの存在であり、Yは対応するピクセル位置のイ
メージデータのサブセット内におけるイエローインクの存在であり、Kは対応す
るピクセル位置のイメージデータのサブセット内におけるブラックインクの存在
であり、Rは計量変数である。
【0024】 3つのカラーインクの少なくとも2つが相互に非常に接近した状態又は同一の
ピクセル位置においで使用されるか否かが、第2の条件により決定される。第2
の条件に対しては、3つの異なるカラーインクのいずれか2つが同一のピクセル
位置に配置されるべきかについて決定がなされる。すなわち、シアンインクとマ
ゼンタインクが同一のピクセル位置に配置されるべきか、又は、マゼンタインク
とイエローインクが同一のピクセル位置に配置されるべきか、又は、シアンイン
クとイエローインクが同一のピクセル位置に配置されるべきかが、印刷イメージ
データのサブセットによって示されると、印刷文字等を形成し所望のインターレ
ースレベルで印刷を実行する決定がなされる。
ピクセル位置においで使用されるか否かが、第2の条件により決定される。第2
の条件に対しては、3つの異なるカラーインクのいずれか2つが同一のピクセル
位置に配置されるべきかについて決定がなされる。すなわち、シアンインクとマ
ゼンタインクが同一のピクセル位置に配置されるべきか、又は、マゼンタインク
とイエローインクが同一のピクセル位置に配置されるべきか、又は、シアンイン
クとイエローインクが同一のピクセル位置に配置されるべきかが、印刷イメージ
データのサブセットによって示されると、印刷文字等を形成し所望のインターレ
ースレベルで印刷を実行する決定がなされる。
【0025】 第2の条件の決定は下記の式によって表わされる。 R=(C&M)‖(M&Y)‖(C&Y) ここで、Cは対応するピクセル位置のイメージデータのサブセット内における
シアンインクの存在であり、Mは対応するピクセル位置のイメージデータのサブ
セット内におけるマゼンタインクの存在であり、Yは対応するピクセル位置のイ
メージデータのサブセット内におけるイエローインクの存在であり、Kは対応す
るピクセル位置のイメージデータのサブセット内におけるブラックインクの存在
であり、Rは計量変数である。
シアンインクの存在であり、Mは対応するピクセル位置のイメージデータのサブ
セット内におけるマゼンタインクの存在であり、Yは対応するピクセル位置のイ
メージデータのサブセット内におけるイエローインクの存在であり、Kは対応す
るピクセル位置のイメージデータのサブセット内におけるブラックインクの存在
であり、Rは計量変数である。
【0026】 閾値を超える数の対応ピクセル位置において、第1のカラーインク、第2のカ
ラーインク及び/又は第3のカラーインクの存在を決定するために印刷イメージ
データのサブセットを判断することによって、第3の条件の決定がなされる。
ラーインク及び/又は第3のカラーインクの存在を決定するために印刷イメージ
データのサブセットを判断することによって、第3の条件の決定がなされる。
【0027】 さらに詳細には、第1のカラーインクに対する印刷イメージデータの特定のバ
イトが判断される。数値"1"をもったバイトデータのビット数が、閾値(例えば
、4)を超える場合は、印刷文字等を形成し所望のインターレースレベルで印刷
を実行する決定がなされる。第1のカラーインク、第2のカラーインク及び/又
は第3のカラーインクに対する3つのバイトデータの全てが判断され、いずれか
のバイトが数値"1"をもった閾値を超えるビット数を含む場合には、所望のイン
ターレースレベルで印刷が実行される。
イトが判断される。数値"1"をもったバイトデータのビット数が、閾値(例えば
、4)を超える場合は、印刷文字等を形成し所望のインターレースレベルで印刷
を実行する決定がなされる。第1のカラーインク、第2のカラーインク及び/又
は第3のカラーインクに対する3つのバイトデータの全てが判断され、いずれか
のバイトが数値"1"をもった閾値を超えるビット数を含む場合には、所望のイン
ターレースレベルで印刷が実行される。
【0028】 本発明の好適な実施態様について説明したが、本発明は開示の意図及び範囲内
において修正することが可能である。したがって、本発明はその原則を用いて、
あらゆる変更、使用及び適用に及ぶものである。さらに、本発明はまた、その開
示内容から離れていても、本発明に属しかつ本発明の特許請求の範囲に規定され
る範囲内にあれば、この分野で公知又は習慣的な実施となるようなものにも及ぶ
ものである。
において修正することが可能である。したがって、本発明はその原則を用いて、
あらゆる変更、使用及び適用に及ぶものである。さらに、本発明はまた、その開
示内容から離れていても、本発明に属しかつ本発明の特許請求の範囲に規定され
る範囲内にあれば、この分野で公知又は習慣的な実施となるようなものにも及ぶ
ものである。
【図1】 印刷媒体に重ねたイメージ領域部分を示す図である。
【符号の説明】 10・・イメージ領域、12・・紙、14・・進行方向、16・・横方向、1
8・・帯域。
8・・帯域。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ,BA ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU, CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD,G E,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS ,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK, LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM, TR,TT,UA,UG,UZ,VN,YU,ZA,Z W (72)発明者 ヘイディンガー、スコット・マイケル アメリカ合衆国 40515 ケンタッキー、 レキシントン、チェリーウッド・ドライブ 912 (72)発明者 ロカスト、ロバート・フレデリック アメリカ合衆国 40517 ケンタッキー、 レキシントン、タンフォラン・ドライブ 1341 Fターム(参考) 2C056 EA11 EC69 EC71 EC74 【要約の続き】 インターレースレベルで印刷媒体が印刷される。
Claims (24)
- 【請求項1】 第1のカラーインク、第2のカラーインク及びブラックイン
クを用いたインクジェットプリンタによる印刷媒体への印刷方法であって、 複数のピクセル位置を有するイメージ領域を印刷媒体上に画成する段階と、 前記複数のピクセル位置に前記第1のカラーインク、前記第2のカラーインク
及び前記ブラックインクが存在するか又は存在しないかのいずれかを示す印刷イ
メージデータを提供する段階と、 前記印刷イメージデータのサブセットを画成する段階と、 前記印刷イメージデータのサブセットが下記a)〜c)の少なくとも一つを示
しているか否かを決定する段階と、 a)前記サブセット内に前記第1のカラーインク及び前記第2のカラーイン
クの少なくとも1つが存在し、かつ、前記サブセット内に前記ブラックインクが
存在すること、 b)前記サブセット内の同一の対応ピクセル位置に、前記第1のカラーイン
クと前記第2のカラーインクのそれぞれが存在すること、 c)前記サブセット内の閾値を超える数の対応ピクセル位置に、前記第1の
カラーインク及び前記第2のカラーインクの少なくとも1つが存在すること、 前記イメージ領域において、前記決定段階に依存するインターレースレベルで
印刷媒体上に印刷する段階と、を含む印刷方法。 - 【請求項2】 前記イメージ領域が複数のピクセル横列を備え、該複数のピ
クセル横列が、印刷媒体の進行方向において互いに隣接し、かつ印刷媒体の横方
向に延出しており、 前記イメージ領域を、前記ピクセル横列の複数の隣接帯域に分割する段階を更
に含む、請求項1に記載の印刷方法。 - 【請求項3】 前記印刷イメージデータのサブセットが、前記帯域の1つの
ピクセル位置に対応する、請求項2に記載の印刷方法。 - 【請求項4】 前記印刷イメージデータのサブセットが、前記帯域の1つに
おける前記ピクセル横列の1つのピクセル位置に対応する、請求項3に記載の印
刷方法。 - 【請求項5】 前記印刷イメージデータのサブセットが、前記ピクセル横列
の1つの横方向において互いに隣接するピクセル位置に対応する、請求項4に記
載の印刷方法。 - 【請求項6】 前記印刷イメージデータのサブセットが、8−ビットバイト
と16−ビットワードの1つを含む、請求項5に記載の印刷方法。 - 【請求項7】 前記印刷イメージデータがビットイメージデータを含む、請
求項6に記載の印刷方法。 - 【請求項8】 前記サブセット内の同一の対応ピクセル位置に、前記第1の
カラーインクと前記第2のカラーインクが存在し、かつ、前記サブセット内に前
記ブラックインクが存在することが下記式によって決定される、請求項1に記載
の印刷方法。 R=(C│M│Y)&&K ここで、Cは対応する前記ピクセル位置のイメージデータのサブセット内にお
けるシアンインクの存在であり、Mは対応する前記ピクセル位置のイメージデー
タのサブセット内におけるマゼンタインクの存在であり、Yは対応する前記ピク
セル位置のイメージデータのサブセット内におけるイエローインクの存在であり
、Kは対応する前記ピクセル位置のイメージデータのサブセット内におけるブラ
ックインクの存在であり、Rは計量変数である。 - 【請求項9】 前記サブセット内の同一の対応ピクセル位置に、前記第1の
カラーインクと前記第2のカラーインクのそれぞれが存在することが、下記式に
よって決定される、請求項1に記載の印刷方法。 R=(C&M)‖(M&Y)‖(C&Y) ここで、Cは前記対応ピクセル位置のイメージデータのサブセット内における
シアンインクの存在であり、Mは前記対応ピクセル位置のイメージデータのサブ
セット内におけるマゼンタインクの存在であり、Yは前記対応ピクセル位置のイ
メージデータのサブセット内におけるイエローインクの存在であり、Kは前記対
応ピクセル位置のイメージデータのサブセット内におけるブラックインクの存在
であり、Rは計量変数である。 - 【請求項10】 前記印刷イメージデータのサブセットが、8−ビットバイ
トと16−ビットワードの1つを含む、請求項1に記載の印刷方法。 - 【請求項11】 前記印刷イメージデータのサブセットが8−ビットバイト
を含む、請求項10に記載の印刷方法。 - 【請求項12】 前記印刷イメージデータがビットイメージデータを含む、
請求項10に記載の印刷方法。 - 【請求項13】 前記第1のカラーインクがシアンインク、マゼンタインク
及びイエローインクの1つを含み、前記第2のカラーインクがシアンインク、マ
ゼンタインク及びイエローインクの他の1つを含む、請求項1に記載の印刷方法
。 - 【請求項14】 前記インクジェットプリンタが、第1のカラーインク、第
2のカラーインク、第3のカラーインク及びブラックインクを使用し、 前記提供段階が、前記複数のピクセル位置に前記第1のカラーインク、前記第
2のカラーインク、前記第3のカラーインク及び前記ブラックインクが存在する
か又は存在しないかのいずれかを示す印刷イメージデータの提供を含み、 前記決定段階が、前記印刷イメージデータのサブセットが下記d)〜f)の少
なくとも一つを示しているか否かの決定を含む、請求項1に記載の印刷方法。 d)前記サブセット内に前記第1のカラーインク、前記第2のカラーインク
及び前記第3のカラーインクの少なくとも1つが存在し、かつ、前記サブセット
内に前記ブラックインクが存在すること、 e)前記サブセット内の同一の対応ピクセル位置に、前記第1のカラーイン
ク、前記第2のカラーインク及び前記第3のカラーインクの少なくとも二つが存
在すること、 f)前記サブセット内の閾値を超える数の対応ピクセル位置に、前記第1の
カラーインク、前記第2のカラーインク及び前記第3のカラーインクの少なくと
も1つが存在すること。 - 【請求項15】 第1のカラーインク及び第2のカラーインクを用いたイン
クジェットプリンタによる印刷媒体への印刷方法であって、 複数のピクセル位置を有するイメージ領域を印刷媒体上に画成する段階と、 前記複数のピクセル位置に第1のカラーインク及び第2のカラーインクが存在
するか又は存在しないかのいずれかを示す印刷イメージデータを提供する段階と
、 前記印刷イメージデータのサブセットを画成する段階と、 前記印刷イメージデータのサブセットが下記g)とh)の少なくとも一つを示
しているか否かを決定する段階と、 g)前記サブセット内の同一の対応ピクセル位置に、前記第1のカラーイン
クと前記第2のカラーインクのそれぞれが存在すること、 h)前記サブセット内の閾値を超える数の対応ピクセル位置に、前記第1の
カラーインク及び前記第2のカラーインクの少なくとも1つが存在すること、 前記イメージ領域において、前記決定段階に依存するインターレースレベルで
印刷媒体上に印刷する段階と、を含む印刷方法。 - 【請求項16】 前記提供段階は、前記複数のピクセル位置に前記第1のカ
ラーインク、前記第2のカラーインク及びブラックインクが存在するか又は存在
しないかのいずれかを示す印刷イメージデータの提供を含み、 前記決定段階は、前記印刷イメージデータのサブセットが前記サブセット内に
前記第1のカラーインク及び前記第2のカラーインクの一つが存在し、かつ、前
記サブセット内に前記ブラックインクが存在するか否かの決定を更に含む、請求
項15に記載の印刷方法。 - 【請求項17】 前記イメージ領域が複数のピクセル横列を備え、該複数の
ピクセル横列が、印刷媒体の進行方向において互いに隣接し、かつ印刷媒体の横
方向に延出しており、 前記イメージ領域を、前記ピクセル横列の複数の隣接帯域に分割する段階を更
に含む、請求項15に記載の印刷方法。 - 【請求項18】 前記印刷イメージデータのサブセットが、前記帯域の1つ
のピクセル位置に対応する、請求項17に記載の印刷方法。 - 【請求項19】 前記印刷イメージデータのサブセットが、前記帯域の1つ
における前記ピクセル横列の1つのピクセル位置に対応する、請求項18に記載
の印刷方法。 - 【請求項20】 第1のカラーインク、第2のカラーインク及びブラックイ
ンクを用いたインクジェットプリンタによる印刷媒体への印刷方法であって、 ピクセル位置の複数の横列を有するイメージ領域を印刷媒体上に画成する段階
であって、前記複数の横列が、印刷媒体の進行方向において互いに隣接し、かつ
印刷媒体の横方向に延出している画成段階と、 前記イメージ領域を複数の隣接帯域に分割する段階であって、前記各帯域がピ
クセルの前記複数の横列を含む分割段階と、 前記帯域の一つの対応ピクセル位置に、前記第1のカラーインク、前記第2の
カラーインク及び前記ブラックインクが存在するか又は存在しないかのいずれか
を示す印刷イメージデータを提供する段階と、 前記帯域の一つのピクセル位置に対応する前記印刷イメージデータのサブセッ
トを画成する段階と、 前記印刷イメージデータのサブセットが下記i)〜k)の少なくとも一つを示
しているか否かを決定する段階と、 i)式R=(C│M│Y)&&Kを用いることによる、前記サブセット内の
同一の対応ピクセル位置における前記第1のカラーインクと前記第2のカラーイ
ンクの存在、かつ、前記サブセット内における前記ブラックインクの存在、 j)式R=(C&M)‖(M&Y)‖(C&Y)を用いることによる、前記
サブセット内の同一の対応ピクセル位置における前記第1のカラーインクと前記
第2のカラーインクのそれぞれの存在、 ここで、Cは前記対応ピクセル位置のイメージデータのサブセット内における
シアンインクの存在であり、Mは前記対応ピクセル位置のイメージデータのサブ
セット内におけるマゼンタインクの存在であり、Yは前記対応ピクセル位置のイ
メージデータのサブセット内におけるイエローインクの存在であり、Kは前記対
応ピクセル位置のイメージデータのサブセット内におけるブラックインクの存在
であり、Rは計量変数である。 k)前記サブセット内の閾値を超える数の対応ピクセル位置における、前記
第1のカラーインク及び前記第2のカラーインクの少なくとも1つの存在、 前記イメージ領域において、前記決定段階に依存するインターレースレベルで
印刷媒体上に印刷する段階と、を含む印刷方法。 - 【請求項21】 前記印刷イメージデータのサブセットが、前記帯域の1つ
における前記ピクセル横列の1つのピクセル位置に対応する、請求項20に記載
の印刷方法。 - 【請求項22】 前記印刷イメージデータのサブセットが、前記ピクセル横
列の1つの横方向において互いに隣接するピクセル位置に対応する、請求項21
に記載の印刷方法。 - 【請求項23】 前記印刷イメージデータのサブセットが、8−ビットバイ
トと16−ビットワードの1つを含む、請求項22に記載の印刷方法。 - 【請求項24】 前記印刷イメージデータがビットイメージデータを含む、
請求項23に記載の印刷方法。
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---|---|
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DE69333194T2 (de) * | 1992-03-31 | 2004-07-15 | Canon K.K. | Tintenstrahlverfahren und -vorrichtung |
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-
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