JP2002511189A - 微細寸法化可能なフラッシュeepromセル及びアレイ - Google Patents

微細寸法化可能なフラッシュeepromセル及びアレイ

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Abstract

(57)【要約】 ドレイン(16)と、ソース(14)と、ドレイン・ソース間のチャネル(18)とを持つ半導体基板(12)を有する微細寸法化可能なフラッシュEEPROMセルである。選択ゲート(20)がこのチャネルの一部の上に位置し、チャネルから絶縁されている。浮遊ゲート(24)が、選択ゲート上で選択ゲートから絶縁した第1領域(26)と、選択ゲートとソース間に位置し、チャネルの第2領域とソースの上方にある第2領域とを有している。制御ゲート(30)が浮遊ゲートの上方にあって浮遊ゲートと絶縁している。このメモリセルを用いたメモリアレイについても開示する。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称 微細寸法化可能なフラッシュEEPROMセル及びアレイ技術分野 本発明は電気消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ(EEPROM)の メモリセルに係り、特にフラッシュEEPROMに関する。又、本発明は行(ロ ウ)と列(コラム)とからなるマトリクス状に配置された複数のこのようなEE PROMセルを含むメモリアレイに関する。背景技術 従来技術に係る1つのフラッシュメモリ装置として、1つの積層ゲート型トラ ンジスタがメモリセルを構成する積層ゲート型フラッシュEEPROMが知られ ている。このメモリは、フローティングゲート(浮遊ゲート)に対するホットエ レクトロン注入機構を用いて従来の紫外線消去EPROMをプログラムし、ソー ス領域からのファウラー・ノルドハイム・トンネル機構によって消去するもので ある。このような装置は、 (1)セルのゲートが非選択状態で、接地電位にバイアスされている状態であ っても、メモリセルが負のしきい値電圧にまで過剰に消去され、セルが導電状態 になってしまう、 (2)プログラム電流が高いので、メモリセルからを分離した専用電源でプロ グラムする必要がある という欠点がある。例えば、米国特許第4,698,787号を参照のこと。 第2のタイプのフラッシュメモリ装置は分割ゲート構成を用いるものである。 この装置は上記の過剰に消去されてしまう問題を解消するものであるが、その理 由は、たとえ浮遊ゲートが過剰消去されても、チャネルを導通させるには、チャ ネルの別の領域の上方にある制御ゲートをバイアスする必要があるからである。 しかしながら、プログラムと消去の動作機構は積層ゲート構成と同じである。こ の構成の欠点は、セルサイズが増大し、分割ゲート配置するための位置合わせ精 度の要求が厳しいことである。例えば米国特許第5,029,130号を参照のこと。 さらに別のタイプのフラッシュメモリでは、オンチップ電圧増倍器を用いて単 一の5V又は3.3Vの電源から十分なプログラム用電流を提供することができ る程度にホットエレクトロンプログラム電流を最小化するいわゆるソース側注入 法が利用される。しかしながら、このようなセルの構造は、 (1)位置合わせ精度に敏感である、 (2)微細加工性が低い、 (3)セルサイズと結合比間の妥協が必要である という問題を持っている。米国特許第5,194,925号を参照のこと。 最後に、選択ゲート、制御ゲート、ソース、ドレインとの4端子を持つ1つの トランジスタメモリセルを、開示する米国特許第4,462,090号、第5,280,446号と について述べる。これらの特許に記載のメモリセルは、選択ゲートのための分割 ゲート構成を用いている。選択ゲートのためのこのような分割ゲート構成によっ て、位置合わせずれによるパンチスルーを起こしやすくなることがある。発明の開示 本発明においては、EEPROMセルは、ドレインとソースと、ドレイン・ソ ース間のチャネルとを持つ半導体基板とからなる。選択ゲートは基板の上に位置 しこれから絶縁され、チャネルの第1領域の上を走行(伸延)している。浮遊ゲ ートはその第1領域が選択ゲートの上方にあってこれと絶縁され、第2領域は基 板上でこれと絶縁され、選択ゲートとソース間のチャネルの第2領域の上方を走 行している。制御ゲートは浮遊ゲート上でこれと絶縁されている。 メモリアレイは複数の行及び複数の列によって画定されるマトリクス状に配置 されている複数のEEPROMセルを有しており、複数本の列線が同じ列内の各 メモリセルの同じ端子の1部を接続しており、複数本の行線が同じ行内にある各 メモリの同じ端子の1部を接続している。列デコード手段は列アドレス信号を受 け、これに応じて複数本の列線の内から1本を選択する。行デコード手段は行ア ドレス信号を受け、これに応じて複数本の行線の内から1本を選択する。図面の簡単な説明 図1(a)は、本発明の第1の実施形態に係るメモリセルの概略断面図である 。 図1(b)は、図1(a)に示す本発明の第1の実施形態に係るメモリセルの の1μmCMOS設計ルールによる上面レイアウト図である。 図2は、容量結合の原理を示す図で、図1(a)に示す第1の実施形態に係る メモリセルの概略断面図である。 図3は、本発明の第2の実施形態に係るメモリセルの概略断面図である。 図4は、本発明の第3の実施形態に係るメモリセルの概略断面図である。 図5(a)は、本発明の第4の実施形態に係るメモリセルの概略断面図である 。 図5(b)は、図5(a)に示す本発明の第4の実施形態に係るメモリセルの 1μmCMOS設計ルールによる上面レイアウト図である。 図6は、本発明の第5の実施形態に係るメモリセルの概略断面図である。 図7は、図1(a)、3又は4に示すメモリセルを用いた、本発明のメモリア レイの第1の実施形態に係るブロック図である。 図8は、図5(a)又は6に示すメモリセルを用いた、本発明のメモリアレイ の第2の実施形態に係るブロック図である。 図9は、図5(a)又は6に示すメモリセルを用いた、本発明のメモリアレイ の第3の実施形態に係るブロック図である。発明の詳細な説明 本発明のメモリセル10の好ましい実施形態を図1(a)に示す。メモリセル 10は、ソース14とドレイン16とその間を分離しているチャネル18とを持 った半導体基板12を備えている。選択ゲート20はチャネル18の第1領域の 上方に位置し、この第1領域から第1絶縁層22によって分離されている。選択 ゲート20は図1(a)ではドレイン16の一部と重なり合っているところが示 されているが、選択ゲート20は必ずしもドレイン16に重なり合う必要はない 。選択ゲート20は、基板12の上方に堆積される第1の多結晶シリコン層であ る。米国特許第4,462,090号に示されているアドレス指定ゲートとは異なって、 本発明のメモリセル10に用いられている選択ゲート20は平坦形状であり、こ のため位置合わせずれが生じることはない。第1絶縁層22は酸化シリコンなど の従来の絶縁材料から形成されたものでもよい。 第2の多結晶シリコン層からなる浮遊ゲート24は2つの領域、即ち、選択ゲ ート20の上方に位置しそれから第2絶縁層26で絶縁されている第1領域と、 基板12の上方にあってそれから第3絶縁層28で絶縁されている第2領域とを 有している。浮遊ゲート24の第2領域は、選択ゲート20とソース14の間で チャネル18の一部の上方を走行(伸延)している。加えて、浮遊ゲート24の 第2領域はソース14の上方を走行している。 制御ゲート30は選択ゲート20の上方に位置し、それから第4絶縁層32で 絶縁されている。メモリセル10は4端子、即ち、ソース14と、ドレイン16 と、選択ゲート20と、制御ゲート24とに供給される電圧によって制御される 。 メモリセル10のレイアウト図を図1(b)に示すが、この図は1μmCMO S設計ルールに基づいて作図されている。後述するようにこのセルは微細加工が 容易なので、セルの寸法は微細寸法化による線幅にほぼ正比例して縮小すること が可能である。例えば1μmCMOS設計ルールを用いると、n+ドレイン領域 16は深さを0.3μmとすることが可能であり;n+ソース領域14は深さを0 .5〜0.6μmとすることが可能であり;第1の絶縁膜領域22は180Åの 熱成長SiO2膜とすることが可能であり;第3の絶縁膜領域28は100Åの 熱成長SiO2膜とすることが可能であり;第2の絶縁膜領域26はSiO2と等 価な250Åという厚さを持つONO膜とすることが可能であり;第4の絶縁膜 32はSiO2と等価な250Åという厚さを持つ別のONO膜とすることが可 能である。選択ゲート20のゲート長は1μmとすることが可能であり;浮遊ゲ ート24の全長は1.1μmとして、選択ゲートに0.5μmだけ重なり合い、 基板上に直接に0.6μmだけ重なり合うことが可能であり;制御ゲート30の ゲート長は1.1μmとして、選択ゲート20に0.25μmだけ重なり合い、 浮遊ゲート24には0.85μmだけ重なり合うことが可能である。 本発明のメモリセル10は一般に次のステップに従って製造することが可能で ある: a)第1導電型の半導体基板12上に、他から分離された能動素子領域を形成 する; b)半導体基板12の能動素子領域上に第1の絶縁膜22を形成する; c)第1のチャネル領域を画定する基板の能動素子領域上の、第1の絶縁膜2 2の内部に選択ゲート20を形成する; d)選択ゲート20によって覆われていない能動素子領域上に第3の絶縁膜2 8を形成し、選択ゲート20上に第2の絶縁膜26を形成する; e)第2のチャネル領域を画定する半導体基板12上の、第3の絶縁膜28の 内部に、そして選択ゲート20上の、第2の絶縁膜26の内部に、浮遊ゲート2 4を形成する; f)選択ゲート20と浮遊ゲート24の上に第4の絶縁膜32を形成する; g)選択ゲート20と浮遊ゲート24上の、第4の絶縁膜32内部に制御ゲー ト30を形成する; h)第2導電型イオンを注入することによってソース領域14とドレイン領域 16をそれぞれドーピングすることによってソース領域14とドレイン領域16 を形成する。 i)さらに熱拡散により、ソース領域14にイオン注入された不純物の横方向 拡散を達成し、浮遊ゲート24の一部と重なるソース領域14を形成する。消去、即ち、“1”の書き込み メモリセル10に“1”を書き込む、即ち、消去すると、メモリセル10は導 電状態になるが、こうするには、例えば12Vという高電圧をソースS14に印 加する。ドレインD16と、選択ゲートSEL20と、制御ゲートCG30とは すべて接地電位にある。浮遊ゲート24と選択ゲート20間及び浮遊ゲート24 と制御ゲート30間に大きい容量性結合が存在し、さらに、ソース領域14と浮 遊ゲート24間の容量性結合がかなり小さく、さらに、ソース領域16と浮遊ゲ ート24が重なり合っているために、前記の印加電圧のかなりの割合がソース1 4と浮遊ゲート24間に印加される。これによって、電子が、ファウラー・ノル ドハイム・トンネル効果によって、浮遊ゲート24からソース14にトンネル注 入する。 容量性結合要素を図2に示す。浮遊ゲートとソース間の電位差ΔVf-sは次式 で表される: ΔVf-s=Vs(C(f-cg)+C(f-sel))/(C(f-cg)+C(f-sel)+C(f-s)) =VsRe ここで、Reは消去動作中の結合比である。また、 Re=(C(f-cg)+C(f-sel))/(C(f-cg)+C(f-sel)+C(f-s)) ここで、Vsはソース電圧で、 C(f−cg)は、浮遊ゲートと制御ゲート間の全結合容量で、 C(f−sel)は、浮遊ゲートと選択ゲート間の全結合容量で、 C(f−s)は、浮遊ゲートとソース間の全結合容量である。 上記の寸法の場合、消去結合比Reは89%である。Vsは12Vであるので 、合計で10.68Vの電位差が100Åのトンネル酸化膜(即ち、第3の絶縁 膜28)の両端に印加されるが、これはかなりのトンネル電流をソース14から 浮遊ゲート28に誘導し、又、浮遊ゲート28を正に帯電させるに十分な値であ る。 ソース電圧が12Vであるので、バンド間トンネル効果はソース接合部で発生 し、これによってソース電流が増加する。オンチップ電圧増倍器は通常は、高電 圧を印加する目的で用いられるので、バンド間トンネル電流が流れるにはより大 容量の(丈夫な)電圧増倍器の設計が必要である。 セル10を消去する他の方法は、負のバイアス電圧(約−8Vから−10V) を制御ゲート30に印加し、同時に、選択ゲート20を接地電位又は制御ゲート 30と同じ負のゲートバイアス電圧に保持しておき、次にソース14の電圧を5 V又はVccに近い電圧にしか上げないという方法である。この方式の利点は、こ うするとソース電圧が低いことである。ソース電圧を下げることによって、ソー ス電圧をVcc電源から直接に供給し、又は少ない段数のポンピングステージを有 する電圧増倍器から供給し、高い電流駆動能力を有することである。 プログラム、即ち、“0”の書き込み “0”をメモリセル10に書き込むと、メモリセル10は非導電状態になるが 、こうするには、例えば5〜8Vという高電圧をソースS14に印加する。10 〜12Vの第2の高電圧を制御ゲート30に印加する。ドレイン電圧は0V又は 0.3〜1.0V台の低いバイアス電圧に維持される。選択ゲート20の下方に あるトランジスタのしきい値電圧Vtよりすこし高い低電圧、例えばVt+ΔV (ここで、ΔVは約0.1〜0.5V)が選択ゲート20に印加される。選択ゲ ート20にこの電圧が印加されると、トランジスタは、マイクロアンペア台の小 電流をドレイン16からソース14に流す。制御ゲート30とソース領域14に は高電圧が印加されているため、浮遊ゲート24の電位は高電位に結合される。 浮遊ゲート電圧Vfは次式で与えられる: Vf=(Vcg*C(f-cg)+Vsel*C(f-sel)+Vs*C(f-s)/(C(f-cg)+C(f-sel)+C(f-s)) ここで、Vcgは、制御ゲート30に印加される電圧で、 Vselは、選択ゲート20に印加される電圧で、 Vsはソース14に印加される電圧で、 C(f−cg)、C(f−sel)及びC(f−s)は既に定義したとおりであ る。 Vcg=12VとVs=8VとVsel=1Vを印加することによって、Vf =9.1Vとなる。この電位によって、領域34近傍のチャネルは高電位に引き 上げられる。チャネル18の上方にある浮遊ゲート24の領域の左端部直下にあ る基板12の表面電位は、浮遊ゲート電圧より約1V低い値、即ち、8Vである と推定される。選択トランジスタは実際にしきい値電圧より少し高い値にバイア スされているため、選択ゲート20の下にあるチャネル電位はドレイン電圧の値 に近い、即ち、既述したような0V又は低バイアス電圧となる。これで、約8V という電位差が、選択ゲート20真下のチャネル18内の領域と浮遊ゲート24 真下のチャネル18内の領域の両端に発生する。選択ゲート20直下のチャネル 領域と浮遊ゲート24直下のチャネル領域との間のギャップの幅は約200〜4 00Åである。2〜4MV/cmの電界がこのようにして発生するが、この値は チャネル18から浮遊ゲート24にホットエレクトロンを注入させ、浮遊ゲート 24にホットエレクトロンを帯電させ、セルを非導電状態にするのに十分高い値 である。 メモリセル10の容量性結合要素は、選択ゲート20と浮遊ゲート24間、浮 遊ゲート24と制御ゲート30間及びソース領域14と浮遊ゲート24間での重 なり領域によって形成される。このような重なり領域は縦方向に積層されるか又 は側壁に沿って形成される。メモリセル10の結合比は微細寸法化によって従来 のセルのそれほどには劣化しない。この理由は縦方向に積層された構成要素の比 は微細寸法化とは無関係であり、側壁の構成要素の容量は微細寸法化された寸法 ではなく多結晶シリコンゲートの厚さにだけ依存するからである。 選択ゲート20と制御ゲート30双方によって提供される高い結合比のために 、浮遊ゲート24の幅は図1(b)に示すように活性な拡散領域の幅より大きく する必要はない。この理由によって、メモリセル10のサイズは、結合比を増大 させるために浮遊ゲートとフィールド酸化膜領域間にある程度の重なりを必要と する従来型の積層ゲート型のフラッシュセルのサイズに匹敵するかそれ以下であ る。 さらに、分割ゲート構造によって、メモリセル10は積層ゲート型セルに固有 の過剰消去の問題がない。加えて、メモリセル10の固有の特徴は、選択ゲート 20の長さは最小線幅になるように定めることが可能であるという点にある。従 来型の分割ゲート構造とは異なって、メモリセル10は位置合わせ精度の変動に 対して全く影響されない。これによって、米国特許第5,029,130号に例証されて いるような従来型の分割ゲート型のフラッシュメモリセルに共通して見受けられ るパンチスルー及びリーク電流の問題が解消される。したがって、メモリセル1 0は従来型の積層ゲート型セル、分割ゲート型セルのいずれより優れている。 プログラム電流と消去電流が小さいという性質によって、プログラミングと消 去という双方の動作にとって必要な高電圧をオンチップ電圧増倍器から供給する ことが可能である。この電圧増倍器は5V、3.3V又はそれより低い値の単一 電源で動作可能である。したがって、このセルによってメモリアレイを5V、3 .3V又はそれより低い電圧の単一電源で動作させることが可能である。 本発明のメモリセル110の第2の実施形態を図3に示す。メモリセル110 は図1(a)に示す実施形態と同じ構成要素を有している。したがって、同じ符 号は同じ部品を示すようになっている。図3に示す第2の実施形態と図1(a) に示す第1の実施形態との間の唯一の相違は、制御ゲート30が浮遊ゲート24 の周りを囲んでおり、さらに、ソース領域の上方を走行しているがこれとは絶縁 されている点である。メモリセル110の利点は次の2つである: (1)制御ゲート30が浮遊ゲート24を完全に囲んでおり、これによって、 制御ゲート30と浮遊ゲート24間の位置合わせずれがセル110の結合比に影 響することはないこと、 (2)トンネル酸化膜領域、即ち、ソース領域14上で、浮遊ゲート24の端 部近傍に位置する第3絶縁層28の領域は通常は、ソース領域に対するイオン注 入によって誘起されたダメージに対して非常に脆弱である。しかし、制御ゲート 30は、コーナーを含めて浮遊ゲート24の周りを完全に囲んでいるので、トン ネル酸化膜の損傷(完全性)を保護するように働くことである。 しかしながら、ソース接合部がトンネル酸化膜領域の下方の位置にまで達する ようにするために、n領域14aは制御ゲート30の堆積に先立って形成される 。n領域14aは、浮遊ゲート24が形成され、第4絶縁層32が形成された後 に、直接イオン注入することにより形成される。 本発明のメモリセル210の第3の実施形態を図4の概略断面図に示す。さら に、メモリセル210はメモリセル110とメモリセル10に類似しているので 、 同様の部品は同様の符号で示される。メモリセル210がメモリセル110及び 10と相違点はただ:1)メモリセル210の制御ゲート30の一方の端部がド レイン領域16の上の選択ゲート20の端部と位置合わせされていることと;2 )メモリセル210の制御ゲート30の他方の端部がソース領域14上の浮遊ゲ ート24の端部と位置合わせされていることである。 制御ゲート30が形成される前に、選択ゲート20と浮遊ゲート24は、選択 ゲート20の左側の端部と浮遊ゲート24の右側の端部が制御ゲート30の最終 寸法を越えて伸延するように画定される。制御ゲート30は、自身が画定された ら、選択ゲート20の左側端部と浮遊ゲート24の右側端部をエッチングするた めにエッチング用マスクとして用いられる。メモリセル210の主要な利点は、 そのセルサイズがメモリセル110や10より小さいことである。その欠点は、 選択ゲート20の長さが制御ゲート30と選択ゲート20間の位置合わせずれの 関数であり、浮遊ゲート24の長さが制御ゲート30と浮遊ゲート24間の位置 合わせずれの関数であることである。 メモリセル310の第4の実施形態を図5(a)の概略断面図に示す。さらに 、メモリセル310はメモリセル210や110や10と類似しているので、同 様の部品は同様の符号で示されている。相違は、チャネル18が3つの領域に分 割されている点である。前記と同様に、選択ゲート20はチャネル18の第1領 域38の上に位置して、これと第1絶縁層22によって分離されている。浮遊ゲ ート24はその第1領域を選択ゲート20の上方に有し、それから絶縁され、第 2領域を基板12の上方に有し、これから絶縁されていて、選択ゲート20とソ ース14の間でチャネル18の第2領域上を走行している。制御ゲート30はそ の一部を浮遊ゲート24の上方に有していてこれと絶縁され、その別の一部を選 択ゲート20の上方に有してこれと絶縁され、又、チャネル18の第3領域の上 方にあってこれと絶縁されている。加えて、制御ゲート30はドレイン領域16 の上方を走行し、ドレイン領域16に対するコンタクト(接触部)が無くなって いる。ドレイン領域16に対する電気的接続(アクセス)は基板12中のドレイ ン線によりなされる。この第4の実施形態に係るレイアウト図を図5(b)に示 す。メモリセル310の場合、制御ゲート30はメモリアレイのワード線として も働 く。メモリセル310は、制御ゲート30が高電圧、即ち、Vccにバイアスされ ると選択され、これによって制御ゲート30の直下にあるチャネル18の領域3 6がオンする。選択ゲート20は、チャネル18の領域38が読み出し中は常に オンであるようにバイアスされる。メモリセル310はメモリセル210、11 0及び10について説明したと同じ動作機構でプログラムされ消去される。 本発明のメモリセル410の第5の実施形態を図6の概略断面図に示す。メモ リセル410はメモリセル310と類似している。メモリセル410とメモリセ ル310の相違はただ、選択ゲート20の端部が、メモリセル210に対して述 べた類似の自己整合法を用いて浮遊ゲート24の端部と位置合わせされたことで ある。したがって、制御ゲート30は浮遊ゲート24とチャネル18の上に直接 に存在するが、選択ゲート20の上には直接には存在しない。メモリセル310 を説明した実施形態に同様に、メモリセル410は、3つの領域を持つチャネル ならびに、これら3つの領域の上方に、それぞれ選択ゲート20、浮遊ゲート2 4及び制御ゲート30とを有している。メモリセル410の動作原理はメモリセ ル310のそれと同じである。 メモリアレイ メモリセル410、310、210、110及び10に対して複数の別々のメ モリアレイを構築することが可能である。メモリアレイ60の第1の実施形態を 図7に示す。メモリアレイ60はメモリセル10、110及び210に対して使 用するのに適している。 メモリアレイ50は複数の行及び複数の列からなるマトリクス中に配置された 複数のメモリセル10、110又は210から成っている。メモリアレイ50は 複数本の列線661 …nと、複数本の第1行線621 …nと、複数本の第2行線641 …n と、複数本の第3行線601,3, …(2n-1)とを有している。各列線66は、そ の列内に配置されているメモリセル10、110又は210のドレイン領域16 に接続されている。複数本の第1行線62の内の1本が、同じ行内に配置されて いるすべてのメモリセルの選択ゲート20を接続している。第2行線64の内の 1本 が、同じ行内に配置されているすべてのメモリセルの制御ゲート30を接続して いる。最後に、複数本の第3行線60の内の1本が、同じ行内に配置されている すべてのメモリセルのソース領域14を接続している。このようにして、メモリ セルの各行に対して、3つの行線、即ち:すべての選択ゲート20を接続する第 1行線62と;すべての制御ゲート30を接続する第2行線64と;すべてのソ ース領域14を接続する第3行線60と;が存在する。しかしながら、図7に示 すように、メモリセルの直接に隣接する2つの行は、この双方の行のメモリセル のソース領域14に接続している共通の第3行線60を共有している。 アレイ50は又、列アドレス信号を受けてデコードし、複数本の列線66の内 から1本を選択する列デコーダ54を備えている。アレイ50は、行アドレス信 号を受信及びデコードし、第1、第2と第3行線を選択する行デコーダ52を有 している。又、アレイ50は、選択されたセルの第2行線64と第3行線60に 高電圧電源72から高電圧を供給する高電圧デコーダ56を有している。PRE (プログラム/読み出し/消去)選択回路56はPRE信号58をセルアレイ5 0内の事前に選択された列68に供給する。一般的には、毎16セル列につき1 つのセル列がPRE信号58を受信するために選択される。同じ列68内にある すべてのメモリセルは、列66に接続されているものと同じタイプの浮遊ゲート メモリセル10、110又は210である。さらに、列68に接続されているメ モリセルは同じ導電状態にプログラムされていて、ユーザーによって電気的に変 更することは不可能である。これらのセルは、プログラム動作、読み出し動作及 び消去動作中に電圧をPRE回路56から様々な行線62、64及び60に供給 する機能を持っている。したがって、本発明の他の実施形態では、導電性を増大 させるために、列68内のメモリセルは、他の列66内のメモリセルより広くな っていてもよい。セルアレイ50の動作条件は以下の通りである: (アレイのバイアス条件と電位変動に対する検討) 消去動作 消去動作には次の2つが可能である。 第1の消去方法の動作によって、同じソース線60を共有する隣接する2つの 行のメモリセルだけを消去することができる。この消去動作、即ち、“1”を書 き込む動作は、選択された第3行線の内の1本、例えば601(ソース領域14 に接続されている)に高電圧(約10〜12V)を供給することによって実行さ れる。ソースが高電圧にあるメモリセルの対応する第2行線621及び622並び に第1行線641及び642は接地電位に保持される。列線66とPRE線68は すべてほぼVccにバイアスされるかフローティング(浮遊)状態にある。他の選 択されない行は、第1(選択ゲート)、第2(制御ゲート)及び第3行線(ソー ス)が0Vに等しい状態でバイアスされている。このように、選択された第3行 線601に接続する2つの行内のメモリセルはすべて同時に消去される。この第 1の消去動作によって、他の選択されない行線は電位変動が生じない。 第2の消去方法の動作によって、同じソース線60を共有する隣接する2つの 行の内の一方の行のメモリセルだけを消去することができる。負のバイアス(約 −8Vから−10V)が、選択された行のメモリセルの第2行線の内の1本、例 えば641だけに(即ち、制御ゲートに)印加され、同時に、選択された行のメ モリセルの対応する第1行線、例えば621(即ち、選択ゲート)を接地電位に 保持し、選択された第3行線(即ち、ソース線)、例えば601を5V又は、Vc c に近い電圧に保持している。同じ選択済みの第3行線601を共有するセルから なる行の他方の第1行線622及び第2行線642は接地される、即ち、0Vにバ イアスされる。列線66とPRE線68はすべてほぼVccにバイアスされるかフ ローティング状態にある。他の選択されない行はすべて、ソース線、選択線及び 制御線が0Vに等しい状態でバイアスされる。この動作では、同じ選択済みの第 3行線、例えば601を共有するセルからなる行に対して少し電位変動がある。 しかしながら、この電位変動は、選択された第2行線641に対する負のバイア ス電圧が対応する選択済みの第3行線601に対するバイアス電圧より値が高い ので通常は無視できる。この第2の消去方法の利点は、消去セクターを小さくで きるという点である。勿論、同じ選択済みの第3行線601を共有するセルから なる行の他の第1行線622及び第2行線642に印加される電圧は、それぞれ 選択された第1行線621と第2行線641と同じであってもよい。この場合、第 1の方法の場合のと同様に、同じ選択済みの共通の第3行線60を共有する2つ の行のメモリセルが同時に消去される。 プログラム動作 プログラム動作は、選択された第2行線、即ち、制御線、例えば641を約1 0〜12Vに上げ、又、選択された対応する第1行線、即ち、選択線、例えば6 21を選択トランジスタのしきい値より少し上の値、例えばVt+ΔVに上げる ことによって実行される。対応する第3行線、即ち、ソース線、例えば601は 5〜10Vにバイアスされる。選択された列線、例えば662は0Vにバイアス される。選択されない列とPRE線はすべてほぼVcc、又はVcc−Vtの電位に 有り、これによって、選択された行内の選択されないセルの選択トランジスタが オンしないようにする。したがって、選択された行内の選択されないセルに対し てはプログラミング動作は実行されない。選択されないすべての行の第2行線、 即ち、選択線は0Vにバイアスされ、これによって、セルがプログラムされない ようにしている。PRE列68内のメモリセルは決してプログラムされず、常に 消去状態、即ち、導電状態にとどまる。 2つの電位変動状態が存在する。1つは選択された行内の選択されないセルに 関する。選択されないセルの浮遊ゲート電位は制御線とソース線によって高電位 に結合され、一方、選択線はほぼVt+ΔVにある。選択線と浮遊ゲート間の電 位差によって、選択ゲートから浮遊ゲートに負の電荷が注入されることがある。 この電位変動状態は、浮遊ゲートと選択ゲートの側壁間に厚い絶縁層(20〜4 0nm)を形成することによって成功裏に抑止できる。選択ゲートの端部が鋭角 になるためにこの位置でのトンネル効果が強化される現象が憂慮されるが、この 現象は製造工程の工夫により端部とコーナーの輪郭形状を制御すれば防止できる 。 他方の電位変動状態は選択された行と同じソース線を共有する行内のセルに関 する。ソース線が5〜8Vに上げられた状態では、選択されないセルの浮遊ゲー ト電荷が、浮遊ゲートからソース線への電子のトンネル注入によって電位変動が 生じるということがあり得る。この選択されない行の制御ゲートもまた10〜1 2Vにバイアスされるので、浮遊ゲートとソース間の電圧差は、行を完全にプロ グラムする間に、選択されないセルの電位を致命的に変動させるには十分な値で はない。 読み出し動作 読み出し動作中は、以下に述べるように、アレイ50全体もソース線、即ち、 第3行線60は行デコーダ52又はPRE線68を介して接地される。アレイ5 0全体の制御ゲート、即ち、第2行線64はすべて0〜2Vにバイアスされる。 選択されない列線66は接地されるかフローティング状態にバイアスされる。P RE線68は接地される。選択された第1行線62、即ち、選択線、例えば621 はVcc又はVcc−Vtにバイアスされる。選択された列線66、例えば662は 1〜3Vにバイアスされる。非選択の他のすべての第1行線62は0Vにバイア スされる。選択されたセルの浮遊ゲートが“0”にプログラムされると、浮遊ゲ ート上、特にチャネル領域18の上方領域の上に存在する負の電荷によって、チ ャネルは導電せず、このため、ドレイン16からソース14に流れる電子はほと んど又は全くないことになる。選択されたセルの浮遊ゲートが“1”にプログラ ムされると、浮遊ゲート上、特にチャネル領域18上の領域の上に存在する正の 電荷によって、チャネルが導電し、このため、ドレイン16からソース14に電 子が流れる。これら2つの状態の内のどちらかをセンスアンプ70で検出する。 PRE線68に接続されている列内のセルは決してプログラムされず、常に導 電状態にとどまるので、PRE列68のビット線は選択されたセルに対する他の 接地線として働く。読み出し動作中は、ソース線60はPRE線68とPRE選 択信号ライン58と、接地電位に接続されたPRE回路56に接続されている。 PRE列線68を用いることによって、アレイ50の実効ソース線抵抗値が大幅 に減少し、読み出し動作の性能が大幅に向上する。 バイアス電圧が低いため、読み出し時の電位変動は十分に低い。このため、一 般的なフラッシュメモリ製品に対しては10年を遥かに越える製品寿命の仕様を 保証することが出来る。 本発明のメモリアレイ150の第2の実施形態の概略回路図を図8に示す。メ モリアレイ150はメモリセル310及び410の場合に用いるのに適している 。 メモリアレイ150はアレイ50に類似しており、同じ部品は同じ符号で示さ れる。アレイ150は、複数の行及び複数の列からなるマトリクスに配置された 複数のメモリセル310と410を備えている。メモリアレイ150は複数本の 第1列線661 …n及び複数本の第2列線621 …n並びに複数本の行線641 …nを 有している。第1列線66は各々が、その列内に配置されたメモリセル310又 は410のドレイン領域16とそれにすぐ隣接した列内に配置されたメモリセル 310又は410のソース領域14に接続されている。このように、1本の列線 、例えば662は、列1(この列内のセルのソース領域14に対する接続線とし て働く)内のセルと列2(この列内のセルのドレイン領域16に対する接続線と して働く)内のセルとの間で共有されている。第2列線62は各々がその列内の メモリセルの選択ゲート20に接続されている。したがって、同じ列、例えば列x 中に配置されたメモリセルの各々に対して、3つの列線、即ち、その列内のセ ルのドレイン領域16を接続する第1の列66xと、その列内のセルの選択ゲー ト20を接続する第2列線62xと、その列xのセルのソース領域14を接続する もう1本の第1列線66x+1とが存在する。行線64は各々がその行内のメモリ セルの制御ゲート30に接続されている。このように、同じ行、例えば行y内に 配置されているメモリセルの各々に対して行線64yはその行y内のすべてのセル の制御ゲート30のすべてを接続する。 アレイ150は又、列アドレス信号を受けてデコードし、複数本の第1列線6 6から1本の第1列線を選択する列デコーダ54を備えている。アレイ150は 、行アドレス信号を受けてデコードし、行線64を選択する行デコーダ52を有 している。アレイ150は又、列アドレス信号を受けて複数本の第2列線62か ら1本の第2列線を選択する選択デコーダ74をも有している。高電圧行デコー ダ56は行線64に接続されていて、高電圧を高電圧電源72から選択された行 線64に供給する。高電圧列デコーダ76は第1列線66に接続されていて、高 電 圧を高電圧電源72から選択された第1列線66に供給する。メモリアレイ15 0の動作条件は次の通りである: 消去 消去動作では、一度に1つの列を消去するか同時に複数の列を消去することが 可能である。選択されたセルC12で表される列を消去するには、このセル列の 右側の第1列線663を約10〜12Vに上げ、同時に、他のすべての第1列線 66をフローティングに保持しておくようにする。行線64のすべて、即ち、ア レイ150内のすべてのセルの制御ゲート30に接続しているラインは接地され る。加えて、第2列線62のすべて、即ち、アレイ内のセルの選択ゲート20に 接続しているラインは接地電位にある。 すでに述べたように、バンド間トンネル電流に起因するオンチップ電圧増倍器 の負荷を最小化する第2の消去方法では、−8〜−10V台の負の電位を選択さ れた行線、例えば641に供給される。さらに、選択されたビット線、例えば同 じ列内の選択されたセルのソース領域14を接続している663に供給された電 圧は5V又は、Vccに減少する。このような場合、選択されない列は、制御ゲー ト30に接続している行線に負電圧が印加されているために電位変動を受けるこ とがある。これで、消去ブロックサイズを増大させてすべての列を含むようにす ることが可能である。この方式は大きなブロックのメモリセルを消去する動作に 適している。メモリアレイ150は、このような消去ブロックを備えるように区 切ることが可能である。 プログラム セルC12をプログラムするには、選択された行線、例えば641が約10〜 12Vに上げられる。選択されたセル、例えば663のソース領域14を接続し ている第1列線66は約5〜10Vに上げられる。選択されたセル、例えば662 の選択ゲートを接続している第2列線62はVt+ΔVにバイアスされ、これ によって、セルがプログラムされる。選択されないすべての行線64は接地され 、これによって、選択されない行内のセルがプログラムされないようにする。選 択されないすべての第2列線62は接地され、これによって、選択されない列内 のセルがプログラムされないようにする。選択された行内では、交互に隣接する 列での複数のセルを、左側の列ビット線66x(ドレイン領域16に接続してい る)を接地電位にバイアスし、右側の列ビット線66x-1(ソース領域14に接 続している)を約5〜10Vにバイアスし、第2列線62x(選択ゲート20に 接続している)をVt+ΔVにバイアスすることによって同時にプログラムする ことが可能であることは注目に値する。 読み出し セルC12を読み出すには、選択された行線641をVccに上げる。第1列線 66のすべてが接地されるが、選択された左側の列ビット線662(ドレイン領 域16に接続している)は1〜2Vに上げられる。選択された第2列線622は Vccに上げられる。選択されない第2列線62のすべては接地される。すでに述 べたように、選択されたセルの浮遊ゲート24上に存在する電荷によってそのセ ルの導電性が決まる。プログラミングの場合と同じように、選択された同一行内 の交互に隣接する列内にあるセルは同時に読み出すことが可能である。 本発明のメモリアレイ250の第3の実施形態の概略回路図を図9に示す。メ モリアレイ150はメモリセル310と410に対して使用するのに適している 。 メモリアレイ250はアレイ150に類似しており、同様の部品には同様の符 号を用いて指定する。アレイ150は、複数の行及び複数の列からなるマトリク ス状に配置された複数のメモリセル310と410とを備えている。メモリアレ イ250は複数本の第1列線661 …nと複数本の第2列線621 …nと複数本の行 線641 …nとを有している。奇数番号の第1列線66、例えば661、663等は 各々が、2つの列に配置されているメモリセル310又は410のドレイン領域 16に接続されている。偶数番号の第1列線66、例えば662、664等は2つ の列内に配置されているメモリセル310又は410のソース領域14に接続さ れている。したがって、1本のドレイン列線、例えば663は列2と列3のセル 間で共有されている。同様に、1本のソース列線、例えば662は列1と列2の セル間で共有されている。第2列線62は各々がその列内のメモリセルの選択ゲ ート20に接続されている。このように、同じ列、例えば列x内に配置されたメ モリセルの各々に対して、3つの列線、即ち、その列xのセルのドレイン領域1 6を接続している第1列線66xと、その列のセルの選択ゲート20を接続して いる第2列線62xと、その列xのセルのソース領域14を接続している別の第1 列線66x+1とが存在し、メモリセルの隣りの列がドレイン列線とソース列線を 共有している。行線64は各々がその行のメモリセルの制御ゲート30に接続さ れている。このように、同じ行、例えば行y内に配置された各メモリに対して、 その行y内のすべてのセルのすべての制御ゲート30を行線64yが接続している 。 アレイ250は又、列アドレス信号を受けてデコードし、複数本の第1列線6 6から1本を選択する列デコーダ54を備えている。アレイ250は、行アドレ ス信号を受けてデコードし、1本の行線64を選択する行デコーダ52を備えて いる。アレイ250は又、列アドレス信号を受けて第2列線62の内から1本を 選択する選択デコーダ74を有している。高電圧行デコーダ56は複数本の行線 64に接続され、高電圧を高電圧電源72から選択された1本の行線64に供給 する。高電圧列デコーダ76は複数本の第1列線66に接続され、高電圧を高電 圧電源72から選択された1本の第1列線66に供給する。 メモリアレイ250の動作条件は、メモリアレイ150に類似している。しか しながら、消去動作中にソース線とドレイン線とを共有するため、隣接するメモ リセルの各列対は同時に消去される。さらに、共通のソース線を共有するこの隣 接する列メモリセルの対は同時に読み出すことが可能である。加えて、アレイ1 50の動作と同様に、選択された同じ行内の交互に隣接する複数の列対を同時に プログラムしたり読み出したりできる。さらに、すでに述べたように、制御線、 即ち、行線64に印加されている負のバイアスを消去動作に用いる場合は、電位 変動状態を防止するためにはブロック消去モードが望ましい。動作条件を以下に リストアップする。 前述の説明から、このフラッシュEEPROMメモリセルとアレイは非常に低 いプログラム電流で動作させることができるので、単一電源によるオンチップ電 圧増倍器で動作させることが可能であることが分かる。さらに、このセルとアレ イは製造容易性と微細加工容易性が向上している。 加えて、各メモリセルが4端子、即ち、ソース、ドレイン、選択ゲート及び制 御ゲートとを有しているので、プログラミングのための特定のセルの選択は特定 の選択ゲートと特定のソースに印加される電圧にだけ依存する。したがって、こ れで可変値の電圧をプログラミング中に制御ゲートに印加することができ、これ によって、浮遊ゲートに注入される電子の量を制御する。このため、各メモリセ ルの浮遊ゲート上に1つ以上のレベルの電荷を蓄積することが可能である。浮遊 ゲート上に蓄積される電荷の量によって、セルのしきい値電圧と導電性が決まる が、これはセンスアンプ70で検知することが可能である。プログラミング動作 後のセルのしきい値電圧は、制御ゲートの結合比Rcを乗した制御ゲート電圧値 に第1次までは正比例する。ここで、結合比Rcは以下の式で与えられる。 Rc=C(f-cg)/(C(f-cg)+C(f-sel)+C(f-s))、 ここで各容量性要素はすでに定義されている。このように、本発明のメモリセル とメモリアレイによって、多値ビットを表す可変量の電子を各メモリセルの浮遊 ゲートに蓄積してこれを読み出すことが可能である。回路動作では、これは、最 初にメモリアレイ中のすべてのセルを消去状態に消去して、次に、所望の多値入 力データに従って制御ゲートの電圧レベルを調整することによって選択されたセ ルをプログラムすることによって実現される。
【手続補正書】 【提出日】平成11年9月28日(1999.9.28) 【補正内容】 請求の範囲 1. 半導体基板と、 複数の行及び複数の列からなるマトリクス状に配置され、それぞれ4端子を具 備する複数の浮遊ゲート型メモリトランジスタと、 それぞれ同一列に配置された全メモリトランジスタの第1端子を互いに接続し た複数本の第1列線と、 それぞれ同一行に配置された全メモリトランジスタの第2端子を互いに接続し た複数本の第1行線と、 それぞれ同一行に配置された全メモリトランジスタの第3端子を互いに接続し た複数本の第2行線と、 それぞれ同一行に配置された全メモリトランジスタの第4端子を互いに接続し た複数本の第3行線と、 一組の前記第1、第2及び第3行線から構成された同一行に配置された前記メ モリトランジスタと、 列アドレス信号を受け、これにより複数本の第1列線の内から1本の第1列線 を選択する列デコード手段と、 行アドレス信号を受け、これにより複数の第1、第2及び第3行線の内から1 組の第1、第2及び第3行線を選択する行デコード手段 とを備えることを特徴とするEEPROMセルアレイ。 2. 前記メモリトランジスタは、 前記第1端子として機能すべく前記半導体基板中に設けられたドレインと、 前記第4端子として機能すべく前記半導体基板中に設けられたソースと、 前記半導体基板中の前記ドレイン・前記ソース間のチャネルと、 前記第2端子として機能し、前記半導体基板上で、前記半導体基板から絶縁さ れ前記チャネルの第1領域上を走行する選択ゲートと、 前記選択ゲート上で、前記選択ゲートから絶縁された第1領域と、前記半導体 基板上から絶縁され、前記チャネルの第2領域上及び前記ソースの一部の上を走 行し、且つ前記選択ゲート・前記ソース間に位置している第2領域とを有した浮 遊ゲートと、 前記第3端子として機能し、前記浮遊ゲート上で、前記浮遊ゲートから絶縁さ れた制御ゲート とを備えることを特徴とする請求の範囲第1項記載のEEPROMセルアレイ 。 3. 前記複数の第2及び第3行線の内の1組の第2及び第3行線を選択する高 電圧デコード手段を更に備えることを特徴とする請求の範囲第1項記載のEEP ROMセルアレイ。 4. 前記高電圧デコード手段に接続され、選択された1組の第2及び第3行線 に高電圧を供給する高電圧源を更に備えることを特徴とする請求の範囲第3項記 載のEEPROMセルアレイ。 5. 前記メモリトランジスタの前記選択ゲートが、前記ドレイン上で、前記ド レインから絶縁された一部を有することを特徴とする請求の範囲第2項記載のE EPROMセルアレイ。 6. 前記メモリトランジスタの前記制御ゲートが、前記選択ゲート上で、前記 選択ゲートから絶縁された一部を有することを特徴とする請求の範囲第2項記載 のEEPROMセルアレイ。 7. 前記メモリトランジスタの前記制御ゲートが、前記選択ゲートの端部と位 置合わせされた第1の端部と前記浮遊ゲートの端部と位置合わせされた第2の端 部を有することを特徴とする請求の範囲第2項記載のEEPROMセルアレイ。 8. 前記メモリトランジスタの前記制御ゲートが、前記ソースの一部の上を走 行し前記ソースから絶縁された一部を有することを特徴とする請求の範囲第6項 記載のEEPROMセルアレイ。 9. 同一列に配置された全メモリトランジスタの第1端子を互いに接続し、そ れぞれ空間的に分離配置された複数本の第2列線と、 前記第2列線を電圧源に接続する手段 とを更に有することを特徴とする請求の範囲第1項記載のEEPROMセルア レイ。 10. 半導体基板と、 複数の行及び複数の列からなるマトリクス状に配置され、それぞれ4端子を具 備する複数の浮遊ゲート型メモリトランジスタと、 それぞれ同一列に配置された全メモリトランジスタの第1端子を互いに接続し た複数本の第1列線と、 それぞれ同一列に配置された全メモリトランジスタの第2端子を互いに接続し た複数本の第2列線と、 それぞれ同一列に配置された全メモリトランジスタの第4端子を互いに接続し た複数本の第3列線と、 それぞれ同一行に配置された全メモリトランジスタの第3端子を互いに接続し た複数本の行線と、 当該列のメモリトランジスタの第3列線と、当該列の隣接列のメモリトランジ スタの第1列線とを共通線とし、一組の前記第1、第2及び第3列線から構成さ れた同一列に配置された前記メモリトランジスタと、 列アドレス信号を受け、これにより複数の第1、第2及び第3列線の内から1 組の第1、第2及び第3列線を選択する列デコード手段と、 前記複数本の第1列線の内から1本の第1列線を選択する高電圧列デコード手 段と、 行アドレス信号を受け、これにより複数本の行線の内から1本の行線を選択す る行デコード手段と、 前記複数本の行線の内から1本の行線を選択する高電圧行デコード手段と、 前記高電圧列デコード手段に接続され、選択された前記第1列線に高電圧を供 給し、且つ前記高電圧行デコード手段に接続され、選択された前記行線に高電圧 を供給する高電圧源 とを備えることを特徴とするEEPROMセルアレイ。 11. 前記メモリトランジスタは、 前記第1端子として機能すべく前記半導体基板中に設けられたドレインと、 前記第4端子として機能すべく前記半導体基板中に設けられたソースと、 前記半導体基板中の前記ドレイン・前記ソース間のチャネルと、 前記第2端子として機能し、前記半導体基板上で、前記半導体基板から絶縁さ れ前記チャネルの第1領域上を走行する選択ゲートと、 前記選択ゲート上で、前記選択ゲートから絶縁された第1領域と、前記半導体 基板上から絶縁され、前記チャネルの第2領域上及び前記ソースの一部の上を走 行し、且つ前記選択ゲート・前記ソース間に位置している第2領域とを有した浮 遊ゲートと、 前記第3端子として機能し、前記浮遊ゲート上で、前記浮遊ゲートから絶縁さ れた制御ゲート とを備えることを特徴とする請求の範囲第10項記載のEEPROMセルアレ イ。 12. 前記メモリトランジスタの前記制御ゲートが、前記選択ゲート上で、前 記選択ゲートから絶縁された一部を有することを特徴とする請求の範囲第11項 記載のEEPROMセルアレイ。 13. 前記メモリトランジスタの前記制御ゲートが、前記ソースの一部の上を 走行し前記ソースから絶縁されていることを特徴とする請求の範囲第12項記載 のEEPROMセルアレイ。 14. 前記メモリトランジスタの前記制御ゲートが、前記ソースの一部の上を 走行し前記ソースから絶縁されていることを特徴とする請求の範囲第11項記載 のEEPROMセルアレイ。 15. 前記メモリトランジスタの前記制御ゲートが、前記制御ゲートがその上 を走行する前記選択ゲートの端部と位置合わせされた端部を有することを特徴と する請求の範囲第14項記載のEEPROMセルアレイ。 16. 半導体基板と、 複数の行及び複数の列からなるマトリクス状に配置され、それぞれ4端子を具 備する複数の浮遊ゲート型メモリトランジスタと、 それぞれ同一列に配置され た全メモリトランジスタの第1端子を互いに接続した複数本の第1列線と、 それぞれ同一列に配置された全メモリトランジスタの第2端子を互いに接続し た複数本の第2列線と、 それぞれ同一列に配置された全メモリトランジスタの第4端子を互いに接続し た複数本の第3列線と、 それぞれ同一行に配置された全メモリトランジスタの第3端子を互いに接続し た複数本の行線と、 当該列のメモリトランジスタの第3列線と当該列の第1隣接列のメモリトラン ジスタの第3列線とを共通線とし、且つ当該列のメモリトランジスタの第1列線 と当該列の第2隣接列のメモリトランジスタの第1列線とを共通線とする配列に おいて、一組の前記第1、第2及び第3列線から構成された同一列に配置された 前記メモリトランジスタと、 列アドレス信号を受け、これにより複数の第1、第2及び第3列線の内から1 組の第1、第2及び第3列線を選択する列デコード手段と、 前記複数本の第1列線の内から1本の第1列線を選択する高電圧列デコード手 段と、 行アドレス信号を受け、これにより複数本の行線の内から1本の行線を選択す る行デコード手段と、 前記複数本の行線の内から1本の行線を選択する高電圧行デコード手段と、 前記高電圧列デコード手段に接続され、選択された前記第1列線に高電圧を供 給し、且つ前記高電圧行デコード手段に接続され、選択された前記行線に高電圧 を供給する高電圧源 とを備えることを特徴とするEEPROMセルアレイ。 17. 前記メモリトランジスタは、 前記第1端子として機能すべく前記半導体基板中に設けられたドレインと、 前記第4端子として機能すべく前記半導体基板中に設けられたソースと、 前記半導体基板中の前記ドレイン・前記ソース間のチャネルと、 前記第2端子として機能し、前記半導体基板上で、前記半導体基板から絶縁さ れ前記チャネルの第1領域上を走行する選択ゲートと、 前記選択ゲート上で、前記選択ゲートから絶縁された第1領域と、前記半導体 基板上から絶縁され、前記チャネルの第2領域上及び前記ソースの一部の上を走 行し、且つ前記選択ゲート・前記ソース間に位置している第2領域とを有した浮 遊ゲートと、 前記第3端子として機能し、前記浮遊ゲート上で、前記浮遊ゲートから絶縁さ れた制御ゲート とを備えることを特徴とする請求の範囲第16項記載のEEPROMセルアレ イ。 18. 前記メモリトランジスタの前記制御ゲートが、前記選択ゲート上で、前 記選択ゲートから絶縁された一部を有することを特徴とする請求の範囲第17項 記載のEEPROMセルアレイ。 19. 前記メモリトランジスタの前記制御ゲートが、前記ソースの一部の上を 走行し前記ソースから絶縁されていることを特徴とする請求の範囲第18項記載 のEEPROMセルアレイ。 20. 前記メモリトランジスタの前記制御ゲートが、前記ソースの一部の上を 走行し前記ソースから絶縁されていることを特徴とする請求の範囲第17項記載 のEEPROMセルアレイ。 21. 前記メモリトランジスタの前記制御ゲートが、前記制御ゲートがその上 を走行する前記選択ゲートの端部と位置合わせされた端部を有することを特徴と する請求の範囲第20項記載のEEPROMセルアレイ。 22. 半導体基板と、 複数本の第1列線と、 それぞれ第1端子を有する複数の第1浮遊ゲートメモリセルであって、同一列 に配置された前記複数の浮遊ゲートメモリセルの第1端子を複数本の第1列線に それぞれ接続し、複数の列にそれぞれ配置された複数の第1浮遊ゲートメモリセ ルと、 前記複数本の第1列線の間に差し込まれた複数本の第2列線と、 それぞれ第1端子を有する複数の第2浮遊ゲートメモリセルであって、同一列 に配置された前記複数の浮遊ゲートメモリセルの第1端子を複数本の第2列線に それぞれ接続し、複数の列にそれぞれ配置された複数の第2浮遊ゲートメモリセ ルと、 前記同一列に配置された前記第2浮遊ゲートメモリセルが同一状態にプログラ ムされた前記浮遊ゲートメモリセルと、 前記第2列線を電圧源に接続する手段と、 それぞれ同一行に配置された全浮遊ゲートメモリセルの第2端子を互いに接続 した複数本の第1行線と、 同一の第1行線を有する前記同一行に配置された浮遊ゲートメモリセルと、 前記第1列線に接続され、列アドレス信号を受け、これにより複数本の第1列 線の内から1本の第1列線を選択する列デコード手段と、 行アドレス信号を受け、これにより複数本の行線の内から1本の行線を選択す る行デコード手段 とを備えることを特徴とするEEPROMセルアレイ。 23. 前記複数本の第2浮遊ゲートメモリセルは、前記第1浮遊ゲートメモリ セルのそれぞれよりも幅が広いことを特徴とする請求の範囲第22項記載のEE PROMセルアレイ。 24. ドレインと、ソースと、ドレイン・ソース間のチャネルと、前記チャネ ルの第1領域上を走行し該第1領域と容量結合した選択ゲートと、前記選択ゲー トと前記ソースの間に位置し、前記選択ゲートと前記チャネルの第2領域に容量 結合した浮遊ゲートと、前記浮遊ゲートに容量結合した制御ゲートとを有する浮 遊ゲート型メモリトランジスタのプログラム方法において、 第1の正電圧を前記ソースに印加するステップと、 第2の正電圧を前記選択ゲートに印加し、前記ドレイン・ソース間のチャネル に電子を流すステップと、 充分大きな値の第3の正電圧を前記制御ゲートに印加してホットエレクトロン 注入を生じさせ、前記チャネル中を流れている電子を、前記浮遊ゲートに注入す るステップ とを含むことを特徴とする浮遊ゲート型メモリトランジスタのプログラム方法 。 25. 前記ドレインに実質的に接地電位に近い電圧を印可することを特徴とす る請求の範囲第24項記載の浮遊ゲート型メモリトランジスタのプログラム方法 。 26. 前記第3の正電圧を印加するステップは、前記制御ゲートに印加する前 記第3の正電圧を調整し、ホットエレクトロン注入量を変化させて前記浮遊ゲー トに注入し、多値のビットレベルの内の一つのビットレベルに前記浮遊ゲートを プログラムするステップを更に含むことを特徴とする請求の範囲第24項記載の 浮遊ゲート型メモリトランジスタのプログラム方法。 27. ドレインと、ソースと、ドレイン・ソース間のチャネルと、前記チャネ ルの第1領域上を走行し該第1領域と容量結合した選択ゲートと、前記選択ゲー トと前記ソースの間に位置し、前記選択ゲートと前記チャネルの第2領域に容量 結合した浮遊ゲートと、前記浮遊ゲートに容量結合した制御ゲートとを有する浮 遊ゲート型メモリトランジスタの消去方法において、 第1の正電圧を前記ソースに印加するステップと、 接地電位を前記選択ゲートに印加するステップと、 接地電位を前記制御ゲートに印加して、前記浮遊ゲートに蓄積された電子を前 記ソースにファウラー・ノルドハイム・トンネル注入させるステップ とを含むことを特徴とする浮遊ゲート型メモリトランジスタの消去方法。 28. ドレインと、ソースと、ドレイン・ソース間のチャネルと、前記チャネ ルの第1領域上を走行し該第1領域と容量結合した選択ゲートと、前記選択ゲー トと前記ソースの間に位置し、前記選択ゲートと前記チャネルの第2領域に容量 結合した浮遊ゲートと、前記浮遊ゲートに容量結合した制御ゲートとを有する浮 遊ゲート型メモリトランジスタの消去方法において、 第1の正電圧を前記ソースに印加するステップと、 接地電位以下の第2の電圧を前記選択ゲートに印加するステップと、 負電位を前記制御ゲートに印加して、前記浮遊ゲートに蓄積された電子を前記 ソースにファウラー・ノルドハイム・トンネル注入させるステップ とを含むことを特徴とする浮遊ゲート型メモリトランジスタの消去方法。 29. 前記第2の電圧は接地電位であることを特徴とする請求の範囲第28項 記載の浮遊ゲート型メモリトランジスタの消去方法。 30. 前記第2の電圧は負電位であることを特徴とする請求の範囲第28項記 載の浮遊ゲート型メモリトランジスタの消去方法。 31. ドレインと、ソースと、ドレイン・ソース間のチャネルと、前記チャネ ルの第1領域上を走行し該第1領域と容量結合した選択ゲートと、前記選択ゲー トと前記ソースの間に位置し、前記選択ゲートと前記チャネルの第2領域に容量 結合した浮遊ゲートと、前記浮遊ゲートに容量結合した制御ゲートとを有する浮 遊ゲート型メモリトランジスタを、多値のビットレベルの内の一つのビットレベ ルにプログラムする方法において、 前記浮遊ゲート型メモリトランジスタを消去状態にするステップと、 第1の正電圧を前記ソースに印加するステップと、 第2の正電圧を前記選択ゲートに印加し、前記ドレイン・ソース間のチャネル に電子を流すステップと、 複数の可能な電圧の内の一つの電圧である第3の正電圧を前記制御ゲートに印 加してホットエレクトロン注入を生じさせ、前記チャネル中を流れている電子か ら、複数の異なるホットエレクトロン量の内の一つのホットエレクトロン量を選 択して前記浮遊ゲートに注入し、異なる多値のビットレベルの内の一つのビット レベルに前記浮遊ゲートをプログラムするステップ とを含むことを特徴とする浮遊ゲート型メモリトランジスタのプログラム方法 。 32. 前記消去状態にするステップは、 第4の正電圧を前記ソースに印加するステップと、 接地電位を前記選択ゲートに印加するステップと、 接地電位を前記制御ゲートに印加して、前記浮遊ゲートに蓄積された電子を前 記ソースにファウラー・ノルドハイム・トンネル注入させるステップ とを更に含むことを特徴とする請求の範囲第31項記載の浮遊ゲート型メモリ トランジスタのプログラム方法。 33. 前記消去状態にするステップは、 第4の正電圧を前記ソースに印加するステップと、 接地電位以下の第5の電圧を前記選択ゲートに印加するステップと、 負電位を前記制御ゲートに印加して、前記浮遊ゲートに蓄積された電子を前記 ソースにファウラー・ノルドハイム・トンネル注入させるステップ とを更に含むことを特徴とする請求の範囲第31項記載の浮遊ゲート型メモリ トランジスタのプログラム方法。 34. 前記第5の電圧は接地電位であることを特徴とする請求の範囲第33項 記載の浮遊ゲート型メモリトランジスタの消去方法。 35. 前記第5の電圧は負電位であることを特徴とする請求の範囲第33項記 載の浮遊ゲート型メモリトランジスタの消去方法。 36. 4端子単一トランジスタ浮遊ゲートEEPROMセルを製造する方法に おいて、 他の領域から分離されたチャネルを有する能動素子領域を第1導電型の半導体 基板上に形成する工程と、 第1絶縁層を前記能動素子領域上に形成する工程と、 前記半導体基板の前記能動素子領域上、且つ前記チャネルの第1領域上の前記 第1絶縁層の上に選択ゲートを形成する工程と、 前記選択ゲートに隣接して、前記能動素子領域上に第2絶縁層を形成する工程 と、 第3絶縁層を前記選択ゲート上に形成する工程と、 前記第3絶縁層の上方に形成された第1領域と、前記第2絶縁層の上方に形成 され、且つ前記チャネルの前記第2領域の上方に位置した第2領域とを有した浮 遊ゲートを形成する工程と、 第4絶縁層を前記選択ゲートと前記浮遊ゲート上に形成する工程と、 制御ゲートを前記第4絶縁層上で、前記選択ゲートと前記浮遊ゲートの上に形 成する工程と、 第2導電型イオン注入により、ソース領域及びドレイン領域をそれぞれドーピ ングし、前記ソース領域及び前記ドレイン領域を形成し、更に、前記ソース領域 ・前記ドレイン領域間に前記チャネルの前記第1及と第2領域を形成する工程と 、 前記ソース領域に打ち込まれた前記イオンを横方向に拡散させて、前記浮遊ゲ ートの一部と重なった前記ソース領域の一部を形成する工程 とを含むことを特徴とするEEPROMの製造方法。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. ドレイン及びソースと、該ドレイン及びソースの間のチャネルとを有する 半導体基板と、 前記半導体基板上で、前記半導体基板から絶縁され前記チャネルの第1領域上 を走行する選択ゲートと、 前記選択ゲート上で、前記選択ゲートから絶縁された第1領域と、前記半導体 基板上から絶縁され、前記チャネルの第2領域上及び前記ソースの一部の上を走 行し、且つ前記選択ゲート・前記ソース間に位置している第2領域とを有した浮 遊ゲートと、 前記浮遊ゲート上で、前記浮遊ゲートから絶縁された制御ゲート とを備えることを特徴とするEEPROMセル。 2. 前記選択ゲートが、前記ドレイン上で、前記ドレインから絶縁された一部 を有することを特徴とする請求の範囲第1項記載のEEPROMセル。 3. 前記制御ゲートが、前記選択ゲート上で、前記選択ゲートから絶縁された 一部を有することを特徴とする請求の範囲第1項記載のEEPROMセル。 4. 前記制御ゲートが、前記選択ゲートの端部と位置合わせされた第1の端部 と前記浮遊ゲートの端部と位置合わせされた第2の端部を有することを特徴とす る請求の範囲第3項記載のEEPROMセル。 5. 前記制御ゲートが、前記ソースの一部の上を走行し前記ソースから絶縁さ れた一部を有することを特徴とする請求の範囲第1項記載のEEPROMセル。 6.前記制御ゲートが前記ソースの全体の上方を走行していることを特徴とする 請求の範囲第5項記載のEEPROMセル。 7. 前記制御ゲートが、前記半導体基板上で、前記半導体基板から絶縁され、 前記チャネルの第3領域上を走行している一部をさらに有し、前記チャネルの前 記第3領域が前記選択ゲートと前記ドレイン間にあることを特徴とする請求の範 囲第5項記載のEEPROMセル。 8. 前記選択ゲートが、前記浮遊ゲートの前記第1領域の端部と位置合わせさ れた端部を有することを特徴とする請求の範囲第7項記載のEEPROMセル。 9. 半導体基板と、 複数の行及び複数の列からなるマトリクス状に配置され、それぞれ4端子を具 備する複数の浮遊ゲート型メモリトランジスタと、 それぞれ同一列に配置された全メモリトランジスタの第1端子を互いに接続し た複数本の第1列線と、 それぞれ同一行に配置された全メモリトランジスタの第2端子を互いに接続し た複数本の第1行線と、 それぞれ同一行に配置された全メモリトランジスタの第3端子を互いに接続し た複数本の第2行線と、 それぞれ同一行に配置された全メモリトランジスタの第4端子を互いに接続し た複数本の第3行線と、 一組の前記第1、第2及び第3行線から構成された同一行に配置された前記メ モリトランジスタと、 列アドレス信号を受け、これにより複数本の第1列線の内から1本の第1列線 を選択する列デコード手段と、 行アドレス信号を受け、これにより複数の第1、第2及び第3行線の内から1 組の第1、第2及び第3行線を選択する行デコード手段 とを備えることを特徴とするEEPROMセルアレイ。 10. 前記メモリトランジスタは、 前記第1端子として機能すべく前記半導体基板中に設けられたドレインと、 前記第4端子として機能すべく前記半導体基板中に設けられたソースと、 前記半導体基板中の前記ドレイン・前記ソース間のチャネルと、 前記第2端子として機能し、前記半導体基板上で、前記半導体基板から絶縁さ れ前記チャネルの第1領域上を走行する選択ゲートと、 前記選択ゲート上で、前記選択ゲートから絶縁された第1領域と、前記半導体 基板上から絶縁され、前記チャネルの第2領域上及び前記ソースの一部の上を走 行し、且つ前記選択ゲート・前記ソース間に位置している第2領域とを有した浮 遊ゲートと、 前記第3端子として機能し、前記浮遊ゲート上で、前記浮遊ゲートから絶縁さ れた制御ゲート とを備えることを特徴とする請求の範囲第9項記載のEEPROMセルアレイ 。 11. 前記複数の第2及び第3行線の内の1組の第2及び第3行線を選択する 高電圧デコード手段を更に備えることを特徴とする請求の範囲第9項記載のEE PROMセルアレイ。 12. 前記高電圧デコード手段に接続され、選択された1組の第2及び第3行 線に高電圧を供給する高電圧源を更に備えることを特徴とする請求の範囲第9項 記載のEEPROMセルアレイ。 13. 前記メモリトランジスタの前記選択ゲートが、前記ドレイン上で、前記 ドレインから絶縁された一部を有することを特徴とする請求の範囲第10項記載 のEEPROMセルアレイ。 14. 前記メモリトランジスタの前記制御ゲートが、前記選択ゲート上で、前 記選択ゲートから絶縁された一部を有することを特徴とする請求の範囲第10項 記載のEEPROMセルアレイ。 15. 前記メモリトランジスタの前記制御ゲートが、前記選択ゲートの端部と 位置合わせされた第1の端部と前記浮遊ゲートの端部と位置合わせされた第2の 端部を有することを特徴とする請求の範囲第10項記載のEEPROMセルアレ イ。 16. 前記メモリトランジスタの前記制御ゲートが、前記ソースの一部の上を 走行し前記ソースから絶縁された一部を有することを特徴とする請求の範囲第1 4項記載のEEPROMセルアレイ。 17. 同一列に配置された全メモリトランジスタの第1端子を互いに接続し、 それぞれ空間的に分離配置された複数本の第2列線と、 前記第2列線を電圧源に接続する手段 とを更に有することを特徴とする請求の範囲第10項記載のEEPROMセル アレイ。 18. 半導体基板と、 複数の行及び複数の列からなるマトリクス状に配置され、それぞれ4端子を具 備する複数の浮遊ゲート型メモリトランジスタと、 それぞれ同一列に配置された全メモリトランジスタの第1端子を互いに接続し た複数本の第1列線と、 それぞれ同一列に配置された全メモリトランジスタの第2端子を互いに接続し た複数本の第2列線と、 それぞれ同一列に配置された全メモリトランジスタの第4端子を互いに接続し た複数本の第3列線と、 それぞれ同一行に配置された全メモリトランジスタの第3端子を互いに接続し た複数本の行線と、 当該列のメモリトランジスタの第3列線と、当該列の隣接列のメモリトランジ スタの第1列線とを共通線とし、一組の前記第1、第2及び第3列線から構成さ れた同一列に配置された前記メモリトランジスタと、 列アドレス信号を受け、これにより複数の第1、第2及び第3列線の内から1 組の第1、第2及び第3列線を選択する列デコード手段と、 行アドレス信号を受け、これにより複数本の行線の内から1本の行線を選択す る行デコード手段 とを備えることを特徴とするEEPROMセルアレイ。 19. 前記メモリトランジスタは、 前記第1端子として機能すべく前記半導体基板中に設けられたドレインと、 前記第4端子として機能すべく前記半導体基板中に設けられたソースと、 前記半導体基板中の前記ドレイン・前記ソース間のチャネルと、 前記第2端子として機能し、前記半導体基板上で、前記半導体基板から絶縁さ れ前記チャネルの第1領域上を走行する選択ゲートと、 前記選択ゲート上で、前記選択ゲートから絶縁された第1領域と、前記半導体 基板上から絶縁され、前記チャネルの第2領域上及び前記ソースの一部の上を走 行し、且つ前記選択ゲート・前記ソース間に位置している第2領域とを有した浮 遊ゲートと、 前記第3端子として機能し、前記浮遊ゲート上で、前記浮遊ゲートから絶縁さ れた制御ゲート とを備えることを特徴とする請求の範囲第18項記載のEEPROMセルアレ イ。 20. 前記複数の第2及び第3列線の内の1組の第2及び第3列線を選択する 高電圧デコード手段を更に備えることを特徴とする請求の範囲第18項記載のE EPROMセルアレイ。 21. 前記高電圧デコード手段に接続され、選択された第2及び第3列線に高 電圧を供給する高電圧源を更に備えることを特徴とする請求の範囲第20項記載 のEEPROMセルアレイ。 22. 前記メモリトランジスタの前記制御ゲートが、前記選択ゲート上で、前 記選択ゲートから絶緑された一部を有することを特徴とする請求の範囲第19項 記載のEEPROMセルアレイ。 23. 前記メモリトランジスタの前記制御ゲートが、前記ソースの一部の上を 走行し前記ソースから絶縁されていることを特徴とする請求の範囲第21項記載 のEEPROMセルアレイ。 24. 前記メモリトランジスタの前記制御ゲートが、前記ソースの一部の上を 走行し前記ソースから絶縁されていることを特徴とする請求の範囲第19項記載 のEEPROMセルアレイ。 25. 前記メモリトランジスタの前記制御ゲートが、前記制御ゲートがその上 を走行する前記選択ゲートの端部と位置合わせされた端部を有することを特徴と する請求の範囲第24項記載のEEPROMセルアレイ。 26. 半導体基板と、 複数の行及び複数の列からなるマトリクス状に配置され、それぞれ4端子を具 備する複数の浮遊ゲート型メモリトランジスタと、 それぞれ同一列に配置された全メモリトランジスタの第1端子を互いに接続し た複数本の第1列線と、 それぞれ同一列に配置された全メモリトランジスタの第2端子を互いに接続し た複数本の第2列線と、 それぞれ同一列に配置された全メモリトランジスタの第4端子を互いに接続し た複数本の第3列線と、 それぞれ同一行に配置された全メモリトランジスタの第3端子を互いに接続し た複数本の行線と、 当該列のメモリトランジスタの第3列線と、当該列の第1隣接列のメモリトラ ンジスタの第3列線とを共通線とし、且つ当該列のメモリトランジスタの第1列 線と、当該列の第2隣接列のメモリトランジスタの第1列線とを共通線とする配 列において、一組の前記第1、第2及び第3列線から構成された同一列に配置さ れた前記メモリトランジスタと、 列アドレス信号を受け、これにより複数の第1、第2及び第3列線の内から1 組の第1、第2及び第3列線を選択する列デコード手段と、 行アドレス信号を受け、これにより複数本の行線の内から1本の行線を選択す る行デコード手段 とを備えることを特徴とするEEPROMセルアレイ。 27. 前記メモリトランジスタは、 前記第1端子として機能すべく前記半導体基板中に設けられたドレインと、 前記第4端子として機能すべく前記半導体基板中に設けられたソースと、 前記半導体基板中の前記ドレイン・前記ソース間のチャネルと、 前記第2端子として機能し、前記半導体基板上で、前記半導体基板から絶縁さ れ前記チャネルの第1領域上を走行する選択ゲートと、 前記選択ゲート上で、前記選択ゲートから絶縁された第1領域と、前記半導体 基板上から絶縁され、前記チャネルの第2領域上及び前記ソースの一部の上を走 行し、且つ前記選択ゲート・前記ソース間に位置している第2領域とを有した浮 遊ゲートと、 前記第3端子として機能し、前記浮遊ゲート上で、前記浮遊ゲートから絶縁さ れた制御ゲート とを備えることを特徴とする請求の範囲第26項記載のEEPROMセルアレ イ。 28. 前記複数の第2及び第3列線の内の1組の第2及び第3列線を選択する 高電圧デコード手段を更に備えることを特徴とする請求の範囲第26項記載のE EPROMセルアレイ。 29. 前記高電圧デコード手段に接続され、選択された第2及び第3列線に高 電圧を供給する高電圧源を更に備えることを特徴とする請求の範囲第28項記載 のEEPROMセルアレイ。 30. 前記メモリトランジスタの前記制御ゲートが、前記選択ゲート上で、前 記選択ゲートから絶縁された一部を有することを特徴とする請求の範囲第27項 記載のEEPROMセルアレイ。 31. 前記メモリトランジスタの前記制御ゲートが、前記ソースの一部の上を 走行し前記ソースから絶縁されていることを特徴とする請求の範囲第30項記載 のEEPROMセルアレイ。 32. 前記メモリトランジスタの前記制御ゲートが、前記ソースの一部の上を 走行し前記ソースから絶縁されていることを特徴とする請求の範囲第27項記載 のEEPROMセルアレイ。 33. 前記メモリトランジスタの前記制御ゲートが、前記制御ゲートがその上 を走行する前記選択ゲートの端部と位置合わせされた端部を有することを特徴と する請求の範囲第32項記載のEEPROMセルアレイ。 34. ドレインと、ソースと、ドレイン・ソース間のチャネルと、前記チャネ ルの第1領域上を走行し該第1領域と容量結合した選択ゲートと、前記選択ゲー トと前記ソースの間に位置し、前記選択ゲートと前記チャネルの第2領域に容量 結合した浮遊ゲートと、前記浮遊ゲートに容量結合した制御ゲートとを有する浮 遊ゲート型メモリトランジスタのプログラム方法において、 第1の正電圧を前記ソースに印加するステップと、 第2の正電圧を前記選択ゲートに印加し、前記ドレイン・ソース間のチャネル に電子を流すステップと、 充分大きな値の第3の正電圧を前記制御ゲートに印加してホットエレクトロン 注入を生じさせ、前記チャネル中を流れている電子を、前記浮遊ゲートに注入す るステップ とを含むことを特徴とする浮遊ゲート型メモリトランジスタのプログラム方法 。 35. 前記ドレインに実質的に接地電位に近い電圧を印可することを特徴とす る請求の範囲第34項記載の浮遊ゲート型メモリトランジスタのプログラム方法 。 36. ドレインと、ソースと、ドレイン・ソース間のチャネルと、前記チャネ ルの第1領域上を走行し該第1領域と容量結合した選択ゲートと、前記選択ゲー トと前記ソースの間に位置し、前記選択ゲートと前記チャネルの第2領域に容量 結合した浮遊ゲートと、前記浮遊ゲートに容量結合した制御ゲートとを有する浮 遊ゲート型メモリトランジスタの消去方法において、 第1の正電圧を前記ソースに印加するステップと、 接地電位を前記選択ゲートに印加するステップと、 接地電位を前記制御ゲートに印加して、前記浮遊ゲートに蓄積された電子を前 記ソースにファウラー・ノルドハイム・トンネル注入させるステップ とを含むことを特徴とする浮遊ゲート型メモリトランジスタの消去方法。 37. ドレインと、ソースと、ドレイン・ソース間のチャネルと、前記チャネ ルの第1領域上を走行し該第1領域と容量結合した選択ゲートと、前記選択ゲー トと前記ソースの間に位置し、前記選択ゲートと前記チャネルの第2領域に容量 結合した浮遊ゲートと、前記浮遊ゲートに容量結合した制御ゲートとを有する浮 遊ゲート型メモリトランジスタの消去方法において、 第1の正電圧を前記ソースに印加するステップと、 接地電位以下の第2の電圧を前記選択ゲートに印加するステップと、 負電位を前記制御ゲートに印加して、前記浮遊ゲートに蓄積された電子を前記 ソースにファウラー・ノルドハイム・トンネル注入させるステップ とを含むことを特徴とする浮遊ゲート型メモリトランジスタの消去方法。 38. 前記第2の電圧は接地電位であることを特徴とする請求の範囲第37項 記載の浮遊ゲート型メモリトランジスタの消去方法。 39. 前記第2の電圧は負電位であることを特徴とする請求の範囲第37項記 載の浮遊ゲート型メモリトランジスタの消去方法。 40. 4端子単一トランジスタ浮遊ゲートEEPROMセルを製造する方法に おいて、 他の領域から分離されたチャネルを有する能動素子領域を第1導電型の半導体 基板上に形成する工程と、 第1絶縁層を前記能動素子領域上に形成する工程と、 前記半導体基板の前記能動素子領域上、且つ前記チャネルの第1領域上の前記 第1絶縁層の上に選択ゲートを形成する工程と、 前記選択ゲートに隣接して、前記能動素子領域上に第2絶縁層を形成する工程 と、 第3絶縁層を前記選択ゲート上に形成する工程と、 前記第3絶縁層の上方に形成された第1領域と、前記第2絶縁層の上方に形成 され、且つ前記チャネルの前記第2領域の上方に位置した第2領域とを有した浮 遊ゲートを形成する工程と、 第4絶縁層を前記選択ゲートと前記浮遊ゲート上に形成する工程と、 制御ゲートを前記第4絶縁層上で、前記選択ゲートと前記浮遊ゲートの上に形 成する工程と、 第2導電型イオン注入により、ソース領域及びドレイン領域をそれぞれドーピ ングし、前記ソース領域及び前記ドレイン領域を形成し、更に、前記ソース領域 ・前記ドレイン領域間に前記チャネルの前記第1及と第2領域を形成する工程と 、 前記ソース領域に打ち込まれた前記イオンを横方向に拡散させて、前記浮遊ゲ ートの一部と重なった前記ソース領域の一部を形成する工程 とを含むことを特徴とするEEPROMの製造方法。 41. 半導体基板と、 複数の行及び複数の列からなるマトリクス状に配置された複数の浮遊ゲートメ モリセルと、 それぞれ同一列の全浮遊ゲートメモリセルの第1端子に接続した複数本の第1 列線、及び該第1端子に接続し、互いに分離した複数本の第2列線と、 同一の第2列線に接続される浮遊ゲートメモリセルが同一状態にプログラムさ れる前記浮遊ゲートメモリセルと、 前記第2列線を電圧源に接続する手段と、 それぞれ同一行に配置された全浮遊ゲートメモリセルの第2端子を互いに接続 した複数本の第1行線と、 同一の第1行線を有する同一の行に配置された前記浮遊ゲートメモリセルと、 前記第1列線に接続され、列アドレス信号を受け、これにより複数本の第1列 線の内から1本の第1列線を選択する列デコード手段と、 行アドレス信号を受け、これにより複数本の行線の内から1本の行線を選択す る行デコード手段 とを備えることを特徴とするEEPROMセルアレイ。 42. 前記複数本の第2列線に接続されたの浮遊ゲートメモリセルは、前記複 数本の第1列線に接続された浮遊ゲートメモリセルよりも幅が広いことを特徴と する請求の範囲第41項記載のEEPROMセルアレイ。 43. 前記第3の正電圧を印加するステップは、前記制御ゲートに印加する前 記第3の正電圧を変化し前記浮遊ゲートに注入されるホットエレクトロンの量を 制御することにより多値のビットレベルの内の一つのビットレベルに前記浮遊ゲ ート型メモリトランジスタをプログラムするステップを更に含むことを特徴とす る請求の範囲第34項記載の浮遊ゲート型メモリトランジスタのプログラム方法 。 44. ドレインと、ソースと、ドレイン・ソース間のチャネルと、前記チャネ ルの第1領域上を走行し該第1領域と容量結合した選択ゲートと、前記選択ゲー トと前記ソースの間に位置し、前記選択ゲートと前記チャネルの第2領域に容量 結合した浮遊ゲートと、前記浮遊ゲートに容量結合した制御ゲートとを有する浮 遊ゲート型メモリトランジスタを、多値のビットレベルの内の一つのビットレベ ルにプログラムする方法において、 前記浮遊ゲート型メモリトランジスタを消去状態にするステップと、 第1の正電圧を前記ソースに印加するステップと、 第2の正電圧を前記選択ゲートに印加し、前記ドレイン・ソース間のチャネル に電子を流すステップと、 複数の可能な電圧の内の一つの電圧である第3の正電圧を前記制御ゲートに印 加してホットエレクトロン注入を生じさせ、前記チャネル中を流れている電子か ら、複数の異なるホットエレクトロン量の内の一つのホットエレクトロン量を選 択して前記浮遊ゲートに注入し、異なる多値のビットレベルの内の一つのビット レベルに前記浮遊ゲートをプログラムするステップ とを含むことを特徴とする浮遊ゲート型メモリトランジスタのプログラム方法 。 45. 前記消去状態にするステップは、 第4の正電圧を前記ソースに印加するステップと、 接地電位を前記選択ゲートに印加するステップと、 接地電位を前記制御ゲートに印加して、前記浮遊ゲートに蓄積された電子を前 記ソースにファウラー・ノルドハイム・トンネル注入させるステップ とを更に 含むことを特徴とする請求の範囲第44項記載の浮遊ゲート型メモリトランジス タのプログラム方法。 46. 前記消去状態にするステップは、 第4の正電圧を前記ソースに印加するステップと、 接地電位以下の第5の電圧を前記選択ゲートに印加するステップと、 負電位を前記制御ゲートに印加して、前記浮遊ゲートに蓄積された電子を前記 ソースにファウラー・ノルドハイム・トンネル注入させるステップ とを更に含むことを特徴とする請求の範囲第44項記載の浮遊ゲート型メモリ トランジスタのプログラム方法。 47. 前記第5の電圧は接地電位であることを特徴とする請求の範囲第46項 記載の浮遊ゲート型メモリトランジスタの消去方法。 48. 前記第5の電圧は負電位であることを特徴とする請求の範囲第46項記 載の浮遊ゲート型メモリトランジスタの消去方法。
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