JP2005051244A - 集積回路の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】新規な集積回路製造方法の提供。
【解決手段】半導体基層上に第1の電導性ゲートを形成し、第1の電導性ゲートの側壁上に誘電体を形成して第1の電導性ゲートを浮遊ゲートから絶縁し、第1の電導性ゲート上に浮遊ゲートがその一部を有する浮遊ゲート層を形成し、第1の電導性ゲートの少なくとも一部上から浮遊ゲート層を除去し、浮遊ゲート層上に第2の電導性ゲート層を形成して第1の電導性ゲート上に突出する部分を具えた第2の電導性ゲートの少なくとも一部を与え、第2の電導性ゲート層上に層L1を形成して突出部が露出されるが層L1により完全には被覆されないようにし、層L1に対して選択的に部分P1の場所で第2の電導性ゲート層を部分的に除去して第1の電導性ゲートの少なくとも一部から第2の電導性ゲート層を除去し、第1の電導性ゲートの近くにおいて第2の電導性ゲート層上に層L2を形成し、層L2に対して選択的に層L1の少なくとも一部、第2の電導性ゲート層および浮遊ゲート層を除去する。
【選択図】図33

Description

この発明は集積回路の製造方法に関するものであり、さらに詳しくは互いに絶縁された第1の電導性ゲートと、第2の電導性ゲートと電導性浮遊ゲートとを有する非揮発性メモリーセルを有した集積回路の製造方法に関するものである。
図1にアメリカ特許第6,057,575号に開示されたフラッシュメモリーセルの断面構造を示す。該セルは半導体基層120中および上に形成されている。二酸化ケイ素130は基層120上に熱的に成長したものである。二酸化ケイ素130上にはセレクトゲート140が形成されている。二酸化ケイ素150は基層120の領域上に熱的に成長しているがセレクトゲートによっては被覆されていない。セレクトゲート140上にはONO154(二酸化ケイ素層と窒化ケイ素層と二酸化ケイ素層のサンドイッチ構造)が形成されている。浮遊ゲート160は誘電体層150、154上に形成されており、浮遊ゲート160の一部はセレクトゲート140に重なっている。
アメリカ特許第6,057,575号
ONO層164は浮遊・セレクトゲート上に形成されている。制御ゲート170はONO層164上に形成されている。該制御ゲートは浮遊ゲート160とセレクトゲート140上に重なっている。N+ソースおよびドレイン領域174、178は基層120中に形成されている。
セルは熱電子注入によりセルのチャンネル領域180(基層120のPタイプ領域)から浮遊ゲート160にプログラムされている。セルは電子のFowler−Nordheimトンネル操作により浮遊ゲート160からソース領域178迄消去されている。セルは自己配列(self−aligned)プロセスにより製造され、該プロセスにあっては浮遊ゲート160と制御ゲート170の左右縁部が単一のマスクにより画定される。
他の自己配列製造プロセスとしてNaruke他による「A New Flash−Erase EEPROM Cell with a Sidewall Select−Gate on Its Source Side」、IEDM Technical Digest 1989年、603〜606頁に開示されたものがある。このプロセスでは、浮遊ゲートと制御ゲートがまず集積構造に形成され、ついで浮遊ゲートと制御ゲートを含む構造の側壁上の側壁スペーサーとしてセレクトゲートが形成される。
Naruke et al.,"A New Flash−Erase EEPROM Cell with a Sidewall Select−Gate on Its Source Side",IEDM Technical Digest 1989年,pages 603−606
この発明は自己配列メモリー構造(異なる特徴が単一のマスクにより画定されている構造)を有するが、これに限定されるものではない。
実施例によっては、浮遊ゲート層(例えばドープされたポリシリコン)はセレクトゲート上に形成される。浮遊ゲート層はセレクトゲートの少なくとも一部から除去される。ある実施例では、これがマスクなしのエッチングにより行われる。誘電体(例えばONO)は浮遊ゲート層上に形成され、制御ゲート層は誘電体上に形成される。制御ゲート層はセレクトゲート上に上向きの突起を有している。ついで他の層、例えば窒化ケイ素、は制御ゲート層上に形成されるが、制御ゲート層の突起は露出される。
これには窒化ケイ素を蒸着させ、ついでCMP(化学機械的研磨)を行うが、CMPは制御ゲート層突起上で止める。制御ゲート層の露出部分は、セレクトゲートの少なくとも一部上から制御ゲート層が除去されるまで、窒化ケイ素に選択的にエッチングされる。ついで他の層が制御ゲート層の露出部分上に形成される。ある実施例ではこれは熱的に成長した二酸化ケイ素である。ついで窒化ケイ素が除去される。制御ゲート層、ONOおよび浮遊ゲート層は二酸化ケイ素に選択的にエッチングされて制御ゲートおよび浮遊ゲートを画定する。
図2、3にこの発明の一実施例におけるプロセス中のスプリットゲート・フラッシュメモリーアレイを示す。各メモリーセルは浮遊ゲート160、制御ゲート170、セレクトゲート140を有している。これらのゲートは相互に絶縁されるとともに半導体基層120(例えば単結晶シリコン)からも絶縁されている。
各制御ゲート170は制御ゲートライン(好ましくはやはり170で示される)の一部であって、該ラインはアレイを横断してY方向に延在している。実施例によってはY方向は行方向であって、各制御ゲートライン170はメモリーセルの1行について制御ゲートを提供する。異なる制御ゲートライン170を電気的に結合しても結合しなくともよい。浮遊ゲート160は制御ゲートの下側にある。各浮遊ゲート160の位置は図2中に十字で示してある。各セレクトゲート140はセレクトゲートライン(140)の一部であって、該ラインはY方向にアレイを横断している。基層絶縁領域220(フィールド絶縁領域)はX方向に延在している。一実施例にあっては、X方向は列方向(ビットライン)である。各領域220は全アレイを横断している。各セレクトゲートライン140と各制御ゲートライン170は全ての領域220上を交差している。
以下の図面にはメモリー製造中の中間製品の断面状態を示す。断面を図2中においてラインX−X’、Y1−Y1’、Y2−Y2’で示す。ラインX−X’は基層絶縁領域220間をX方向に通っている。ラインY1−Y1’はセレクトゲートライン140を通ってY方向に走っている。ラインY2−Y2’は制御ゲートライン170を通ってY方向に走っている。
実施例によっては、メモリーは以下のように製造される。基層絶縁領域220は浅トレンチ絶縁法(STI)によりPドープ基層120中に形成される。より詳しくは図4(Y1−Y1’断面)に示すように、二酸化ケイ素層410(酸化パッド)が熱酸化その他の方法により基層120上に形成される。窒化ケイ素420が二酸化ケイ素410上に蒸着され、該窒化ケイ素420は写真平板法により形を付けられる。これにはフォトレジストマスク(図示せず)を用いて絶縁トレンチ220Tを画定する。窒化ケイ素420中の開口部を介して二酸化ケイ素410と基層120をエッチングする。この結果トレンチ220Tが基層中に形成される。各トレンチ220Tは全メモリーアレイをX方向に横断している。
窒化ケイ素420は時限湿式エッチングに掛けられて窒化層の垂直縁部をトレンチ220Tから凹ませる(図5参照:断面Y1−Y1’)。この時二酸化ケイ素410もトレンチから凹ませる。
露出したシリコン表面上に二酸化ケイ素の薄層220.1が熱的に成長して、トレンチ220Tの縁部を丸める。ついで高密度プラズマ法(HDP)を使って二酸化ケイ素220.2が蒸着される。二酸化ケイ素220.2はトレンチを埋めて窒化ケイ素420を初期被覆する。二酸化ケイ素220.2は化学機械研磨法(CMP)により研磨され、この研磨は窒化ケイ素420で止まる。平坦な上面が与えられる。
以下図2、3において層220.1と層220.2は単一の層220として示されている。図5に示すように、二酸化ケイ素220は、窒化ケイ素420と二酸化ケイ素410の厚さの合計相当分だけ、基層120上に突出している。この突出部分を220Pにより示す。
窒化ケイ素420は二酸化ケイ素220まで選択的に除去される(図6:断面Y1−Y1’)。これには湿式エッチング(例えばリン酸を用いて)を使用する。ドーパントが基層120に移植されて、メモリーアレイ下側にNタイプ領域604を形成する。またドーパントは基層中のアレイの周りに移植されてNタイプ領域(図示せず)を形成し、これは基層120の上面から領域604まで延在している。これらの移植によりメモリーアレイのための完全絶縁されたPウエル120Wが生成される。領域604は向後の図面には示さない。
二酸化ケイ素220はエッチングに掛けられる(図7;断面Y1−Y1’)。このエッチングの水平成分は二酸化ケイ素220の側壁を活性領域710から横に凹ませる(基層領域はトレンチ220Tによっては占められていない)。このエッチングは等方性湿式エッチングでよい。緩衝酸化物エッチングまたは希釈HF(DHF)エッチングを使うこともある。このエッチングにより浮遊ゲートと制御ゲート間の容量結合を結果する(アメリカ特許出願第10/262,785号参照)。
アメリカ特許出願第10/262,785号
二酸化ケイ素220の部分220Pはエッチングされず、基層120の上面から突出したままである。その最終的厚さを例示すると0.18μm製造プロセス(最少ライン幅が0.18μmのプロセス)について0.12μmである。以下特に断らない限りは例示寸法はこのプロセスについての0.18μmである。酸化パッド410は二酸化ケイ素220のエッチング中に除去される。
二酸化ケイ素130が基層120の露出部分上に熱的に成長してセレクトトランジスターのためのゲート誘電体を提供する。その厚さの一例は120Åである。
図8(断面Y1−Y1’)に示すように、コンフォーマル蒸着プロセス(例えば低圧化学蒸着LPCVD)により電導性ポリシリコン層140が構造上に形成される。ポリシリコン140は二酸化ケイ素突出部分220Pの間の空間を満たす。突出部分220Pの側壁上に蒸着したポリシリコン部分が相互に会合するので、ポリシリコン上面は平坦となる。
非コンフォーマル蒸着プロセスも公知であろうと発明されたものであろうと使用できる。ポリシリコン140の上面が平坦でない場合には、公知の手法(例えばポリシリコン140上にフォトレジスト層を回転させた後に同時に同じエッチング速度で全て除去されるまでレジストをエッチングする)により蒸着後に平坦化できる。ポリシリコン140の底面は平坦ではなく、突出部分220P上で上下する。ポリシリコン140の最終厚さを例示すると活性領域上0.06μmである。
窒化ケイ素810は例えばLPCVDによりポリシリコン140上に例えば1500Åに蒸着される。必要なら窒化ケイ素蒸着前に酸化パッド層(図示せず)をポリシリコン140上に形成することもできる。酸化パッド層は図18に関連して下記される制御ゲートポリシリコン170のエッチング中におけるセレクトゲートへの追加的な保護を提供する。実施例によってはポリシリコン140および/または窒化ケイ素810の上面は平坦でない。
ウエファーはフォトレジスト層(図示せず)により被覆される。このレジストはセレクトゲートライン140を画定するように形付けられる(図2、9参照)。各セレクトゲートライン140は全アレイを通ってY方向に延在している。メモリーアレイの境界を別とすれば、メモリーアレイの配列はライン140を画定するマスクと絶縁トレンチ220Tを画定するマスクとの間の誤整列によっては影響を受けない。
窒化ケイ素810はレジスト開口部を介してエッチングされる。レジストは除去され、ポリシリコン140は窒化ケイ素810により露出されたところでエッチングされ、セレクトゲートライン140が形成される(実施例によっては窒化ケイ素810を画定するレジストはポリシリコン140のエッチング後に除去される)。
図10(断面X−X’)に示すように、構造は酸化されて、セレクトゲートライン140の側壁上に二酸化ケイ素1010を成長させる。ついで薄いコンフォーマル窒化ケイ素層1030が蒸着され、メモリーアレイ上にマスクなしで異方的にエッチングされる。セレクトゲートライン140、上に重なる窒化ケイ素810および側壁二酸化ケイ素1010からなる各構造の側壁上にスペーサーが形成される。窒化ケイ素スペーサーの形成は例えばアメリカ特許第6,355,524号に開示されている。
アメリカ特許第6,355,524号
ブランケット二酸化ケイ素エッチングにより二酸化ケイ素130の露出部分が除去され、二酸化ケイ素150(図11:断面X―X’)が基層120上に所望の厚さ例えば90Åに熱成長する。
浮遊ゲートポリシリコン160は構造上に例えばLPCVDにより蒸着され、蒸着中または後にドープされる。層160の上面が少なくとも窒化ケイ素810の上面と同じ高さになるように、ポリシリコン160は充分な厚さを有している。特にポリシリコン160の上面はセレクトゲート140間に領域160Tを含んでいる。領域160Tは少なくとも窒化ケイ素810の上面と同じ高さである。
層160はCMPプロセスやその他のプロセスにより窒化ケイ素810まで平坦化される(図12参照:断面X−X’)。ポリシリコン160の上面は窒化ケイ素810の上面と同じになる。CMPプロセスおよびスラリーはポリシリコン層上面中での皿押し作業を不要とすることが知られている。
ついでポリシリコン160はメモリーアレイ上のマスクなしでエッチングされる(図13A:断面X―X’、13B参照:Y2−Y2’)。トレンチ二酸化ケイ素220が露出するとエッチングは停止する。適宜過剰エッチングを施して二酸化ケイ素220の上面からポリシリコン160を完全に除去する。実施例によっては層160の最終厚さは1200Åである。
選択的に二酸化ケイ素220の時限エッチングが行われて、ポリシリコン160の表面下の二酸化ケイ素220の上面を凹ませる(図14参照:断面Y2−Y2’)。このエッチングは浮遊ゲートと制御ゲートとの間の容量結合を改善する(上記のアメリカ特許第6,355,524号参照)。図14の実施例においては、二酸化ケイ素220は基層120の上面上に少なくとも0.10μm露出したままである(220P)。実施例によっては、二酸化ケイ素220はエッチング後は基層上に突出していない。
ONO層1510(図15:断面X−X’)が構造上に形成される。例えば、二酸化ケイ素層がポリシリコン160上に熱成長されるか、または高温酸化プロセス(HTO)により厚さ50Åに蒸着される(HTOは例えばアメリカ特許出願公告第2002/0197888号に開示されている)。ついで二酸化ケイ素層がLPCVDにより厚さ80Åに蒸着される。ついで別の二酸化ケイ素層がHTOにより厚さ50Åに蒸着される。これらのプロセスと厚さは一例示に過ぎない。
アメリカ特許出願公告第2002/0197888号
ONO1510、ポリシリコン160および二酸化ケイ素150はメモリー周縁領域1512(図15B)から除去される。適宜なゲート誘電体層1520が基層120の周縁に公知の手法により形成される。図15Bに示す例にあっては、周縁領域は高圧トランジスター領域1512Hおよび低圧トランジスター領域1512Lを有している。
層1520は以下のようにして形成される。二酸化ケイ素が厚さ140Åで領域1512H、1512Lに熱成長されるかまたはHTOにより蒸着される。この二酸化ケイ素は低圧領域1512Lからマスクエッチングにより除去される。他の二酸化ケイ素層が領域1512H、1512Lに厚さ60Åで熱酸化により形成される。この結果、高圧領域1512H中での二酸化ケイ素の厚さが140Åから200Åに増加する。ONO1515(図15A)中の上面の二酸化ケイ素はこれらのステップ中により厚くおよび/またはより高密度にされる。これに代えて、ONO1510サンドイッチの全上面二酸化ケイ素層を二酸化ケイ素1512の形成中に周縁に形成することもできる。
図15BにNMOSおよびPMOSトランジスターのためのウエル1522が基層120中の周縁領域1512に形成される。該ウエルが形成されて、二酸化ケイ素1520の公知手法により製造前に、しきい値電圧移植がウエル中に行われる。
制御ゲートポリシリコン層170(図16A:断面X−X’、16B:周縁領域)がONO1510と誘電体1520上に蒸着される。ポリシリコン170は初期ドーピング(「真性」、図16B中では「INTR」と示されている)されない。周縁領域1512がマスクされ、ポリシリコン170がメモリーアレイ領域中でN+ドープされる。
ポリシリコン170の上面は平坦ではない。層170は突出部分170.1を各セレクトゲートライン140上に有している。突出部分170.1は、さらなる写真平板による整列なしに、制御ゲートと浮遊ゲートを画定するのに使われる。
図16Aに示すように、突出部分170.1間で層170中に凹部170Cが形成される。図17A(断面X−X’)に示すように、これらの凹部にはある材料1710が充填される。実施例によっては、材料1710は窒化ケイ素であって、ポリシリコン170上に蒸着されて、CMPその他のプロセス(例えばエッチングバック)により平坦化される。メモリーアレイ領域はポリシリコン170が露出した平坦な上面を有している。
窒化ケイ素1710も周縁領域に蒸着されるが(図17B)、実施例によっては窒化ケイ素平坦化によってはポリシリコン170が周縁には露出されない。これは、浮遊ゲートポリシリコン160が周縁においてすでに除去されている、からである。したがって、窒化ケイ素1710の平坦化前に、窒化ケイ素1710の上面レベルは周縁においてアレイ領域より低くなっている。窒化ケイ素平坦化プロセスは周縁における窒化ケイ素1710を残しても残さなくてもよい。図17Bの例では窒化ケイ素1710は平坦化中に周縁から完全には除去されない。
ポリシリコン170はマスクなしで選択的に窒化ケイ素1710にエッチングされる(図18参照:断面X−X’)。このエッチングはポリシリコン部分170.1をアタックして、各セレクトゲートライン140の少なくとも一部上から除去し、ONO1510を露出させる。図18の実施例では、このエッチングはONO層の露出後も続いてポリシリコン170の上面をONO1510の上面下に凹ませる。しかしこれは必要ではない。ポリシリコンエッチングはONO層が露出したらすぐに停止してもよい。ポリシリコン層170のセレクトゲート140に近い露出部分の幅W1は以下に述べる自己整列法により制御ゲートと浮遊ゲートの幅を画定するのに使われる。
実施例によっては、ポリシリコン170(セレクトゲート140近く)の最少厚さは0.18μmであり、幅W1は0.18μmより若干下であって、例えば0.155μmである。図18において、ポリシリコン170の露出部分の上面は凹んでいる。実施例によっては、ポリシリコン170はメモリーアレイ領域全体で平坦な上面を有している。
周縁領域(図17B)においてポリシリコン170は窒化ケイ素1710により保護されているので、周縁領域はポリシリコンエッチングにより変化されない。窒化ケイ素平坦化プロセス(図17Aに関連して上記)中に周縁において窒化ケイ素1710が除去された場合には、ポリシリコンエッチング中ポリシリコン170は周縁において追加のマスク(図示せず)により保護できる。
保護層1910(図19:断面X−X’)がポリシリコン170の露出部分上に形成される。実施例によっては、層1910は層170の熱酸化により形成された二酸化ケイ素である。二酸化ケイ素1910の厚さを例示すると500Åである。層1910はサリサイド(salicide)(自己整列ケイ化(self−aligned silicidation))技術によりポリシリコン170上に選択的に形成された電導性金属ケイ化物であってもよい。
上記したように(図18)、ポリシリコン170の上面はセレクトゲート140近くで凹まされており、二酸化ケイ素1910が凹んだポリシリコン部分の側壁上に形成されており、結果としてL形二酸化ケイ素となっている。側壁酸化は窒化ケイ素1710下のポリシリコン170の一部を消費する。二酸化ケイ素1910によって被覆されるポリシリコン部分の全幅W2(図19)は以下説明するように浮遊ゲートと制御ゲートとの幅を画定する。実施例によってはW2が0.18μmである。
上記したように、二酸化ケイ素1910の形成前に、ポリシリコン170の上面は図18のエッチングの後で平坦であり得る。その場合には、窒化ケイ素1710下のポリシリコン酸化が少ないので、W2はほぼW1に等しい。周縁は窒化ケイ素1710により保護されて、このステップ間変化しない。図20Aに示す非反射コーティング層(ARC)がウエファー上に流れて硬化される。構造はこのステップ後平坦上面を有する。
該ウエファーはフォトレジスト層2020により被覆され、このレジストはセレクトゲートライン140の一側で二酸化ケイ素1910の一部を保護するような形状とされている。図20B(平面図)に図2に示す構造に関連してマスク2020の一部を示しており、レジスト2020は制御ゲートライン170の将来の位置に重なっており、近接するセレクトゲートライン140間の領域を露出させている。そこでは制御ゲートポリシリコン170は除去されている。マスク2020の長手方向端部はセレクトゲートライン140上どこでもよい。したがってアレイ領域中のマスクの細かい整列は重要ではない。レジスト2020は周縁領域1512を被覆していない。
ARC2010と二酸化ケイ素1910とが露出したところでレジスト2020によりエッチングされ、レジスト2020およびARC2010の残った部分が除去される。得られたメモリーアレイ構造を図21(断面X−X’)に示す。周縁は窒化ケイ素1710により保護されて図17Bに示すように残る。窒化ケイ素1710は二酸化ケイ素1910まで選択的に除去(例えば湿式エッチングにより)される。得られた構造を図22A(断面X−X’)、図22B(周縁)に示す。
ついでウエファーがフォトレジスト層(図示せず)で被覆され、該レジストは周縁領域を被覆する形状である。レジストはメモリーアレイは被覆していない。ポリシリコン170がアレイ領域において二酸化ケイ素1910をマスクとしてエッチングされ、該エッチングは窒化ケイ素選択的なのでエッチングはONO1510で停止する。得られた構造を図23(断面X−X’)に示す。
ONO1510とポリシリコン160とはアレイ領域中で二酸化ケイ素1910をマスクとしてエッチングされる。層1510、160は二酸化ケイ素1910で被覆されていない領域から完全に除去される(図24:断面X−X’)。二酸化ケイ素1910と窒化ケイ素層810、1030とはONO1510のエッチング中に部分的に除去することができる。浮遊ゲート160と制御ゲートライン170とはこのステップの終期において完全に画定され図2、3に示すようになる。制御ゲートライン170の上面の幅はW2であり、図19に関連して上記したように画定される。
図24のメモリーは一方ではセレクトゲート140との間で、他方では浮遊ゲート160および制御ゲート170との間で充分な側壁絶縁を有している。該絶縁は層1010、1030により提供されている。この点では図24の構造は前記したNaruke他の文献で開示されたメモリーに匹敵する。Naruke他のメモリーでは、浮遊ゲートと制御ゲートとがまず集積構造中に形成され、ついでセレクトゲートが側壁スペーサーとして形成される。
浮遊ゲートと制御ゲートとは集積から突出する「肩部」を有していることがあるので、これらゲートの集積上によい側壁絶縁を形成するには問題がある。側壁絶縁は肩部上で薄くすることができる。セレクトゲートは他のいかなる電導性層と集積されていないので、図24のセレクトゲート140の側壁上にはよい側壁絶縁を形成し易い。しかしこの発明は図24の実施例に限定されるものではなく、セレクトゲートが他の電導性層と集積されない実施例に限定されるものでもない。
集積された浮遊ゲートと制御ゲートを形成する前にセレクトゲートを形成する利点は次の通りである。両ゲート集積がまず形成された場合には、両ゲートのエッチングが基層120(例えば両ゲートがポリシリコンで形成されている場合)中の活性領域を損傷することがある。該活性領域の損傷はセレクトゲート誘電体130の形成を邪魔することがある。
実施例によっては、セレクトゲート誘電体130は二酸化ケイ素の熱成長層である。浮遊ゲートと制御ゲートが最初に形成されると、二酸化ケイ素130を形成した熱酸化が両ゲートの端部を酸化して好ましくない。加えて、実施例によっては、二酸化ケイ素130が浮遊ゲート誘電体150より厚く、したがって二酸化ケイ素130を製造プロセスの早い時点で形成するのが望ましい。
ポリシリコン160のエッチング後、周縁領域を保護しているレジストが除去され、周縁領域は図22Bに示すように残る。ポリシリコン170は露出され周縁におけるドーピングに利用できる。下記するソース/ドレイン移植中にNMOSトランジスターゲートはタイプNにドープでき、PMOSトランジスターゲートはタイプPにドープできる。
ウエファーはフォトレジスト層2502(図25)により被覆され、該レジストは周縁トランジスターゲートを画定する形状であり、レジスト2502はメモリー領域を被覆し、露出ポリシリコン170がエッチングされ、レジスト2502が除去される。
ウエファーはフォトレジスト2620で被覆され、該レジストはソースライン178(図26A:断面X−X’、図26B:誘電体層なしのアレイの平面図)を露出させる形状である。各ソースライン178は2個の隣接制御ゲートライン170間でメモリーアレイを横断して、2個の制御ゲートラインに付随する2行中の各セルに1個のソース/ドレインを提供する。
マスク開口の左右の端部はセレクトゲートライン140または制御ゲートライン170上どこでも位置できるので、マスク2620の整列は厳密なものでなくともよい。レジスト2620は周縁領域をカバーしている。
二酸化ケイ素220はマスク2620により露出された領域のトレンチ220Tからエッチングされる。このエッチングは二酸化ケイ素1910とソースライン上の活性領域中の二酸化ケイ素150を除去する。ついで同じマスクを用いてソースライン移植(N+)が行われる。実施例によっては、これは高エネルギー、高投与量移植であって、低エネルギー、低投与量、大角度移植により先行される(角度は例えば10〜30度である)。これによりソースライン分散深さ0.1〜0.2μmが達成される。
これに代えてまずマスク2620を形成し、高エネルギーN+移植を二酸化ケイ素220のエッチング前に行い、ついで同じマスクを用いて二酸化ケイ素220をトレンチからエッチングし、ついで同じマスクを用いて他の低エネルギーNタイプ移植を行うこともある。最初の(高エネルギー)移植はトレンチ内の二酸化ケイ素220により少なくとも部分的にブロックされて、ソースライン178のNタイプ絶縁領域604(図6)への短絡が回避される。上記のアメリカ特許第6,355,524号参照。
レジスト2620が除去され、ウエファーがポリシリコン層2720(図27)により被覆されるが、該レジストは全アレイ領域と周縁NMOSトランジスター領域を露出するような形状になっている。図27にPウエル1522Pを有した周縁NMOSトランジスター領域1512NとNウエル1522Nを有した周縁PMOSトランジスター領域1512Pを示す。ウエル1522N、1522Pは図15に示す2個のウエル1522のふたつである。集積回路中には多くの領域1512N、1512Pがあってもよい。
レジスト2720はPMOSトランジスター領域1512Pをカバーしている。Nタイプ移植(N−)が行われてNMOSソース/ドレイン領域2730NのためのLDD(軽ドープドレイン)延在部分が形成される。この移植は周縁NMOSトランジスターのゲートをもドープする。レジスト2720はメモリーアレイをカバーしてもしなくてよい。レジスト2720がアレイをカバーしない場合には、移植によりソースライン178のための追加のドーピングが提供され、またビットライン領域174(図29A)もドープする。
レジスト2720が除去され、ウエファー上には他のフォトレジスト層2820が形成される。レジスト2820はNMOS周縁トランジスター領域1512Nとアレイ領域とをカバーする形状になっている。Pタイプ移植(P−)が行われてPMOSソース/ドレイン領域2730PのためのLDD延在部分が形成されて、周縁PMOSトランジスターのゲートがドープされる。
レジスト2820が除去され、薄い二酸化ケイ素層2904(図29A:断面X−X’、図29B:周縁領域)が構造上に適宜な手法(例えばTEOS、HTO、RTO)により蒸着される。基層120および層170のシリコン面上の二酸化ケイ素2904の厚さは例えば200〜300Åである。二酸化ケイ素2904が熱的(例えばRTO、急速熱的酸化)に蒸着される場合には、二酸化ケイ素は窒化ケイ素面上でより薄くなる。
薄い窒化ケイ素層2910が蒸着され、マスクなしで異方的にエッチングされて周縁トランジスターのゲート上に側壁スペーサーを形成する。スペーサー2910はメモリーアレイにも形成される。二酸化ケイ素2904はエッチングストッパーとして機能して、基層120と周縁ポリシリコンゲート170の上面を保護する。ウエファーはフォトレジスト層2920(図29B)により被覆される。レジストはPMOS周縁領域1512PをカバーするがNMOS周縁領域1512Nとメモリーアレイとは露出させるような形状である。
N+移植が行われて、周縁NMOSトランジスターのためのLDD構造が生成され、周縁NMOSトランジスターゲートおよびソースライン領域178中のドーパントの濃度を増加させ、ビットライン領域174をドープする。図29Cは得られたメモリーアレイ構造の上面である。浮遊ゲート、制御ゲート、セレクトゲートおよび重なる窒化ケイ素層がこの移植をマスクするので、アレイ領域中に追加のマスクをする必要はない。
レジスト2920が除去され、ウエファーがフォトレジスト層3020(図30)により被覆されるが、このレジストはNMOS周縁領域1512NとメモリーアレイとはカバーするがPMOS周縁領域1512Pは露出させる形状である。P+移植が行われてPMOSトランジスターのためのLDD構造が形成され、PMOSトランジスターゲート中のドーパント濃度を増加させる。
メモリー製造は公知の手法で完成できる。図31の例では、ブランケット二酸化ケイ素エッチングが二酸化ケイ素2904、150を制御ゲートライン170、ソースライン178、ビットライン領域174、周縁トランジスターゲートおよびソース/ドレイン領域(図170中に図示せず)上から除去する。自己整列ケイ化(サリサイド)により電導性金属ケイ化物層2930が露出したシリコン領域上に形成され、インターレベル(interlevel)誘電体3104がウエファー上に蒸着される。
誘電体3104中にコンタクト開口部がエッチングされて、制御ゲートライン170、ソースライン178、ビットライン領域174、周縁ゲートおよびソース/ドレイン領域(図31に示されたビットライン領域174への開口部のみ)上にケイ化物2930が露出される。電導性層3110が蒸着されて、ビットラインその他を形成する形状にされる。ビットラインはビットライン領域174に接触する。誘電体3104が二酸化ケイ素の場合には、セレクトゲート140が窒化ケイ素層2910、1030により保護されているので、層3104中のコンタクト開口部を画定するマスク(図示せず)の整列はメモリーアレイ領域中において厳密でない。
図32にアレイの一実施例の回路を示す。これは前記したアメリカ特許第6,355,524号に記載されたタイプのNORアレイであって、各ビットライン3110は2行のメモリーセル3210により分けられている。セル3210はセルのチャンネル領域(セルの浮遊ゲート、セレクトゲート下の基層120のPタイプ領域)から浮遊ゲート160への熱電子注入によりプログラムされている。セルは電子のFowler−Nordheimトンネリングにより浮遊ゲート160からソースライン領域178またはチャンネル領域まで消去される。
この発明はそのような消去またはプログラミング技術またはNORメモリーアレイに限定されるものではない。また上記構造のアレイに限定されるものでもない。例えば、ソースラインは基層120に重なりソースライン基層領域178に接触する層からも形成できる。ソースラインは絶縁トレンチを貫通する必要もない。また基層絶縁領域220は全アレイを横断する必要もない。
図33において、基層絶縁領域はソースライン178において中断されている。誘電体220はソースラインのドープ前にトレンチからエッチングされる必要はない。浅いトレンチ絶縁は他の手法でも形成でき、LOCOSまたは絶縁タイプと置き換えることができる。アメリカ特許第6,355,524号、アメリカ特許出願第10/262,785号、第10/266,378号を参照のこと。
アメリカ特許出願第10/266,378号
この発明は多レベルセルメモリー(セルが情報の多ビットを有しているメモリー)にも応用できる。
従来技術のメモリーセルの断面図である。 この発明の一実施例によるメモリー製造において得られた中間構造の平面図である。 図2のメモリーの製造プロセス中における斜視図である。 図2のメモリーの製造プロセス中における断面図である。 図2のメモリーの製造プロセス中における断面図である。 図2のメモリーの製造プロセス中における断面図である。 図2のメモリーの製造プロセス中における断面図である。 図2のメモリーの製造プロセス中における断面図である。 図2のメモリーの製造プロセス中における斜視図である。 図2のメモリーの製造プロセス中における断面図である。 図2のメモリーの製造プロセス中における断面図である。 図2のメモリーの製造プロセス中における断面図である。 図2のメモリーの製造プロセス中における断面図である。 図2のメモリーの製造プロセス中における断面図である。 図2のメモリーの製造プロセス中における断面図である。 図2のメモリーの製造プロセス中における断面図である。 図2のメモリーの製造プロセス中における断面図である。 図2のメモリーの製造プロセス中における断面図である。 図2のメモリーの製造プロセス中における断面図である。 図2のメモリーの製造プロセス中における断面図である。 図2のメモリーの製造プロセス中における断面図である。 図2のメモリーの製造プロセス中における断面図である。 図2のメモリーの製造プロセス中における断面図である。 図2のメモリーの製造プロセス中における断面図である。 図20Aのメモリーの平面図である。 図2のメモリーの製造プロセス中における断面図である。 図2のメモリーの製造プロセス中における断面図である。 図2のメモリーの製造プロセス中における断面図である。 図2のメモリーの製造プロセス中における断面図である。 図2のメモリーの製造プロセス中における断面図である。 図2のメモリーの製造プロセス中における断面図である。 図2のメモリーの製造プロセス中における断面図である。 図2のメモリーの製造プロセス中における断面図である。 図26Aのメモリーの平面図である。 図2のメモリーの製造プロセス中における断面図である。 図2のメモリーの製造プロセス中における断面図である。 図2のメモリーの製造プロセス中における断面図である。 図2のメモリーの製造プロセス中における断面図である。 図29Aのメモリーの平面図である。 図2のメモリーの製造プロセス中における断面図である。 図2のメモリーの製造プロセス中における断面図である。 図2のメモリーの回路図である。 この発明の一実施例のメモリーアレイの平面図である。
符号の説明
120: 半導体基層
130: 二酸化ケイ素
140: セレクトゲート
160: 浮遊ゲート
170: 制御ゲート

Claims (7)

  1. 互いに絶縁された第1の電導性ゲートと、第2の電導性ゲートと電導性浮遊ゲートとを有する非揮発性メモリーセルを有した集積回路の製造方法であって、
    (a)半導体基層上に第1の電導性ゲートを形成しかつ第1の電導性ゲートの側壁上に誘電体を形成して第1の電導性ゲートを浮遊ゲートから絶縁し、
    (b)第1の電導性ゲート上に浮遊ゲートがその一部を有する層(FG層)を形成し、
    (c)第1の電導性ゲートの少なくとも一部上からFG層を除去し、
    (d)FG層上に層(第2の電導性ゲート層)を形成して第1の電導性ゲート上に突出する部分P1を具えた第2の電導性ゲートの少なくとも一部を与え、
    (e)第2の電導性ゲート層上に層L1を形成して突出部P1が露出されるが層L1により完全には被覆されないようにし、
    (f)層L1に対して選択的に部分P1の場所で第2の電導性ゲート層を部分的に除去して第1の電導性ゲートの少なくとも一部から第2の電導性ゲート層を除去し、
    (g)第1の電導性ゲートの近くにおいて第2の電導性ゲート層上に層L2を形成し、
    (h)層L2に対して選択的に層L1の少なくとも一部、第2の電導性ゲート層およびFG層を除去する
    ことを特徴とする集積回路の製造方法。
  2. ステップ(g)に際して、第2の電導性ゲート層を他の材料と反応させて層L2を形成する
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 反応に際して、第2の電導性ゲート層を酸化する
    ことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 反応ステップに際して、第2の電導性ゲート層を金属と化学反応せしめついで非反応金属を除去する
    ことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  5. さらに第1の電導性ゲートの第1の側において層L1、第2電導性ゲート層およびFG層を除去するがこれと反対の第2の側においては除去しない
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  6. さらに半導体基層中において第1の電導性ゲートの第2の側において浮遊ゲートの近くでメモリーセルのための第1のソース/ドレイン領域を形成しかつ半導体基層中において第1の電導性ゲートの第1の側において第1の電導性ゲートの近くでメモリーセルのための第2のソース/ドレイン領域を形成する
    ことを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. メモリーセルはメモリーセル列の一部であり、
    各メモリーセルは互いに絶縁された第1の電導性ゲート、第2の電導性ゲートおよび浮遊ゲートを有しており、
    ステップ(a)に際して1以上の第1の電導性ラインを形成し、
    各電導性ラインは各第1の電導性ゲートの少なくとも一部を与え、
    浮遊ゲートはFG層の少なくとも一部を有しており、
    ステップ(c)に際して各第1の電導性ゲートの少なくとも一部上からFG層を除去し、
    第2の電導性ゲート層は各第2の電導性ゲートの少なくとも一部を与え、
    ステップ(d)の終りにおいて第2の電導性ゲート層は各第1の電導性ゲート上に突出する部分を有しており、
    ステップ(e)の終りにおいて第2の電導性ゲート層は各第1の電導性ゲート上に露出しており、
    ステップ(f)に際して各第1の電導性ゲートの少なくとも一部上から第2の電導性ゲート層が部分的に除去され、
    ステップ(g)に際して各第1の電導性ゲート近くにおいて第2の電導性ゲート層上に層L2が形成される
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
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