JP2002510496A - 細胞傷害性t細胞を誘導するための医薬 - Google Patents

細胞傷害性t細胞を誘導するための医薬

Info

Publication number
JP2002510496A
JP2002510496A JP2000542462A JP2000542462A JP2002510496A JP 2002510496 A JP2002510496 A JP 2002510496A JP 2000542462 A JP2000542462 A JP 2000542462A JP 2000542462 A JP2000542462 A JP 2000542462A JP 2002510496 A JP2002510496 A JP 2002510496A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seq
amino acid
compound according
virus
peptide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000542462A
Other languages
English (en)
Inventor
トーマス、ハラー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Glaxo Group Ltd
Original Assignee
Glaxo Group Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Glaxo Group Ltd filed Critical Glaxo Group Ltd
Publication of JP2002510496A publication Critical patent/JP2002510496A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K7/00Peptides having 5 to 20 amino acids in a fully defined sequence; Derivatives thereof
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K14/00Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
    • C07K14/005Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from viruses
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P31/00Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
    • A61P31/12Antivirals
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P31/00Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
    • A61P31/12Antivirals
    • A61P31/14Antivirals for RNA viruses
    • A61P31/18Antivirals for RNA viruses for HIV
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N9/00Enzymes; Proenzymes; Compositions thereof; Processes for preparing, activating, inhibiting, separating or purifying enzymes
    • C12N9/10Transferases (2.)
    • C12N9/12Transferases (2.) transferring phosphorus containing groups, e.g. kinases (2.7)
    • C12N9/1241Nucleotidyltransferases (2.7.7)
    • C12N9/1276RNA-directed DNA polymerase (2.7.7.49), i.e. reverse transcriptase or telomerase
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K39/00Medicinal preparations containing antigens or antibodies
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N2740/00Reverse transcribing RNA viruses
    • C12N2740/00011Details
    • C12N2740/10011Retroviridae
    • C12N2740/16011Human Immunodeficiency Virus, HIV
    • C12N2740/16211Human Immunodeficiency Virus, HIV concerning HIV gagpol
    • C12N2740/16222New viral proteins or individual genes, new structural or functional aspects of known viral proteins or genes

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Virology (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Communicable Diseases (AREA)
  • Oncology (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Gastroenterology & Hepatology (AREA)
  • Microbiology (AREA)
  • Biotechnology (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • AIDS & HIV (AREA)
  • Tropical Medicine & Parasitology (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)
  • Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明は配列X1−Y−X2−D−D−X3を有するアミノ酸またはこのアミノ酸をコードする核酸を含有する化合物に関する[ここで、X1は選択される少なくとも1個のアミノ酸であり、Yはチロシンであり、X2はバリン、イソロイシンおよびロイシンからなる群より選択される1個のアミノ酸であり、Dはアスパラギン酸であり、かつ、X3は少なくとも1個のその他の選択アミノ酸である(ただし、以下のアミノ酸:TLVLQYVDDLLLおよびILVLQYVDDLLL(式中、Tはトレオニンであり、Vはバリンであり、Iはイソロイシンであり、Lはロイシンであり、かつ、Qはグルタミンである)は除く)]。本発明はまた、細胞傷害性T細胞を誘導し、このクラスの化合物を含有する医薬に関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の背景】発明の分野 本発明は細胞傷害性T細胞を誘導するための化合物または医薬に関する。さら
に本発明はHIV−1、HIV−2、HTLV−I、HTLV−IIのようなレ
トロウイルスに対するワクチン、ならびにB型肝炎のようなウイルスに対するワ
クチンに関する。
【0002】背景技術 ある医薬による治療により細胞傷害性T細胞(CTL)が誘導され得ることが
先行技術から知られている。特に、細胞傷害性T細胞はとりわけウイルス感染細
胞を排除する。
【0003】 HIV感染の治療では、ウイルス酵素逆転写酵素阻害剤が使用される。臨床上
使用される1つの重要な逆転写酵素阻害剤としては、医薬3TCがある(これは
(−)2’−デオキシ−3’−チアシチジンまたはラミブジンである)。しかし
ながらHIVは逆転写酵素のコドン194におけるメチオニンからイソロイシン
またはバリンへの変異によりこの医薬に対して耐性となる(PNAS 1993: 90: 5653
-6)。また同変異によって1592U89(アバカビル)、ザルシタビン(DD C)、ジダノシン(DDI)、および2’−デオキシ−5−フルオロ−3’−チ
アシチジン(FTC)のような他の逆転写酵素阻害剤耐性ともなる。また他のウ
イルスはHIV逆転写酵素のような活性触媒中心に配列YMDDを含む逆転写酵
素または類似のDNAポリメラーゼも有している。また、B型肝炎DNAポリメ
ラーゼのYMDD配列におけるメチオニンからバリンへの同変異は、B型肝炎ウ
イルスの3TC(B型肝炎ウイルスと闘わせるために使用する医薬)耐性を誘導
する。
【0004】 後に公開された出願WO98/23755から、多発性硬化症の治療のための
以下のアミノ酸配列が知られている。 TLVLQYVDDLLLおよびILVLQYVDDLLL(前記配列中、T
=トレオニン、V=バリン、I =イソロイシン、L=ロイシン、およびQ=グ
ルタミンである)
【0005】
【発明の概要】
本発明の目的は、ウイルス感染、特にHIVまたはB型肝炎感染の進行を効果
的に妨げるか、または積極的に影響を与えるのに使用され得る医薬の入手を可能
にすることである。この医薬は感染の予防(例えば予防ワクチンなど)および既
に確立された感染の治療の双方に適すべきである。
【0006】 本発明の目的は請求項1の特徴により達成される。本発明の有用な具体例は、
請求項2〜29の特徴によるものである。
【0007】 本発明によれば、細胞傷害性T細胞の誘導のために以下の配列を有するアミノ
酸またはこのアミノ酸をコードする核酸を含む、またはそれからなる化合物また
は医薬: X1−Y−X2−D−D−X3 [前記配列中、X1=少なくとも1個のいずれかのアミノ酸、 Y=チロシン、 X2=バリン、イソロイシンおよびロイシンからなる群より選
択される1個のアミノ酸、 D=アスパラギン酸、および X3=少なくとも1個のいずれかの付加的アミノ酸、である (ただし、以下のアミノ酸配列:LRVEYLDDR、TLVLQYVDD
LLLおよびILVLQYVDDLLL(式中、T=トレオニン、V=バリン、 I=イソロイシン、L=ロイシン、Q=グルタミン、およびR=アルギニンで
ある)は除く)]; ならびに、ウイルス、好ましくは変異型HIV、HIV−1、HIV−2、H
TLV−IもしくはHTLV−IIウイルス、または変異型B型肝炎ウイルスによ
る感染、または細胞傷害性T細胞の誘導に応答した疾病の予防または治療法であ
って、下記の配列を有するアミノ酸またはかかるアミノ酸をコードする核酸を含
んでなる医薬の有効量を投与することからなる方法: X1−Y−X2−D−D−X3 (前記配列中、 X1=少なくとも1個のいずれかのアミノ酸、 Y=チロシン、 X2=バリン(V)、イソロイシン(I)およびロイシン(L)からなる群
より選択される1個のアミノ酸、 D=アスパラギン酸、および X3=少なくとも1個のいずれかの付加的アミノ酸); および/または、ウイルス感染、好ましくは変異型HIV、HIV−1、HIV
−2、HTLV−I、HTLV−II、または変異型B型肝炎感染、または細胞傷
害性T細胞の誘導に応答した疾病、の予防または治療用医薬の製造のための、下
記のアミノ酸またはかかるアミノ酸配列をコードする核酸を含んでなる医薬の製
造のための使用、が提供される。 X1−Y−X2−D−D−X3 (前記配列中、 X1=少なくとも1個のいずれかのアミノ酸、 Y=チロシン、 X2=バリン、イソロイシンおよびロイシンからなる群より選択される1個
のアミノ酸、 D=アスパラギン酸、および X3=少なくとも1個のいずれかの付加的アミノ酸)。
【0008】
【発明の具体的説明】
本発明の医薬は、特に変異型HIVウイルスに感染した細胞を破壊する細胞傷
害性T細胞を誘導する。驚くことに本発明の配列はHLA−A2分子に結合でき
るT細胞エピトープを形成し、それらに対して特異的なT細胞受容体を誘導する
。従って、3TCおよびアバカビルによる治療において発生するHIV変異体を
特異的に標的化することができる。
【0009】 一つ態様によれば、ペプチドは9個のアミノ酸からなっている。X1は4また
は5個のいずれかの付加的アミノ酸の配列からなってもよく、X3は1または2
個のいずれかの付加的アミノ酸からなってもよい。かかるアミノ酸配列は特に変
異型HIVウイルスに対して、また他のウイルス、例えば、変異型B型肝炎ウイ
ルスに対しても免疫化するのに適している。
【0010】 免疫化を目的とし、アミノ酸配列はペプチドまたはタンパク質の一成分であっ
てもよい。このペプチドまたはタンパク質は、リポペプチドまたはリポタンパク
質、好ましくはトリパルミトイル−S−グリセリル−システイニル−セリル−セ
リンと結合させてもよい。目的に応じて、ペプチドまたはタンパク質をリポソー
ムまたはISCOM内に含ませてもよい(免疫刺激複合体)。しかしながらこの
ペプチドまたはタンパク質は、好ましくはHIVウイルス様粒子、HIVgag
粒子、またはHBs抗原からなる群より選択されるウイルスタンパク質と結合さ
せてもよい。
【0011】 このペプチドは可溶型のペプチド−HLA複合体として、例えば、HLA−A
2 四量体として存在することが好ましい。前記の複合体をリポソームと結合さ
せてもよい。しかしながらこのペプチドは抗原を提示する細胞、好ましくは樹状
細胞、マクロファージ、B細胞、またはCD4T細胞の一部分であってもよい
。これについてはペプチドの細胞への外生的付加、および細胞内で発現されるタ
ンパク質の内生的プロセッシングの双方によって達成され得る。
【0012】 本発明によれば、この医薬はインターロイキン−2および/またはGM−CS
Fのようなサイトカイン、または多価ワクチンをさらに含んでもよい。それがア
以下の配列の中からアミノ酸配列を選択することが特に有利であることが判って
いる。
【0013】 IVIYQYVDDL(配列番号1)、IVICQYVDDL(配列番号2)、 IVIYQYIDDL(配列番号3)、IVICQYIDDL(配列番号4)、 ITIYQYVDDL(配列番号5)、ITICQYVDDL(配列番号6)、 ITIYQYIDDL(配列番号7)、ITICQYIDDL(配列番号8)、 IIIYQYVDDL(配列番号9)、IIICQYVDDL(配列番号10)、 IIIYQYIDDL(配列番号11)、IIICQYIDDL(配列番号12)、 MVIYQYVDDL(配列番号13)、MVICQYVDDL(配列番号14)、 MVIYQYIDDL(配列番号15)、MVICQYIDDL(配列番号16)、 VIYQYVDDL(配列番号17)、VICQYVDDL(配列番号18)、 VIYQYIDDL(配列番号19)、VICQYIDDL(配列番号20)、 LIYQYVDDL(配列番号21)、LICQYVDDL(配列番号22)、 LIYQYIDDL(配列番号23)、LICQYIDDL(配列番号24)、 TILQYVDDILL(配列番号25)、TICQYVDDILL(配列番号26)、 ILQYVDDIL(配列番号27)、ILQYIDDIL(配列番号28)、 TIVQYVDDILL(配列番号29)、TIVQYIDDILL(配列番号30)、 IVQYIDDIL(配列番号31)、IVQYIDDIL(配列番号32)、 ILVQYVDDIL(配列番号33)、ILVQYIDDIL(配列番号34)、 IIIQYVDDIL(配列番号35)、IIIQYIDDIL(配列番号36)、 ILIQYVDDIL(配列番号37)、ILIQYIDDIL(配列番号38)、 VLYQYVDDL(配列番号39)、VLCQYVDDL(配列番号40)、 VLYQYIDDL(配列番号41)、VLCQYIDDL(配列番号42)、 (前記配列中、V=バリン、I=イソロイシン、L=ロイシン、M=メチオニ
ン、C=システイン、およびQ=グルタミンである)。
【0014】 該核酸配列はDNAまたはRNA配列であってもよい。核酸配列はプラスミド
またはウイルスベクター、好ましくは組換えワクシニアウイルスもしくは組換え
アデノウイルス、またはレトロウイルスベクター、の一成分であることができる
。また核酸配列はレトロウイルスベクターまたは弱毒レトロウイルスの一成分で
あってもよい。さらに核酸は細菌ベクター、好ましくは組換えBCGまたはサル
モネラベクター、もしくは不活性化したウイルス、好ましくはHIVウイルスの
一成分であってもよい。本発明によれば、医薬をT細胞またはT細胞受容体のex
vivoにおける産生に使用してもよい。
【0015】 本発明のさらなる目的は、ウイルス感染、好ましくは変異HIV、HIV−1
、HIV−2、HTLV−IもしくはHTLV−IIウイルス、または変異型B型
肝炎ウイルスに関連する感染の予防または治療のための本発明の医薬の使用にあ
る。またウイルスは(−)−2’,3’−ジデオキシ−3’−チアシチジン[3
TC(ラミブジン)]、(−)−(1S,4R)−4−[2−アミノ−6−(シ
クロプロピルアミノ)−9H−プリン−9−イル]−2−シクロペンテン−1−
メタノール[アバカビル]、2’,3’−ジデオキシイノシン[ジダノシン]、
2’,3’−ジデオキシシチジン[ザルシタビン]、(−)−2’−デオキシ−
5−フルオロ−3’−チアシチジン[FTC]、に対して耐性の変異型ウイルス
であってもよい。
【0016】 本発明の医薬の効力については例えば、試験結果のグラフ表示によって説明さ
れる。本明細書では図1〜4が示される。
【0017】
【実施例】
図1では、ペプチドを1μg/mlの濃度で51クロムで標識した自己EBV
形質転換B細胞系統とともに1時間プレインキュベートした。エフェクター−標
的比15:1でクローンETMV1を添加して4時間後、上清を回収し、遊離し
たクロム量に基づいて特異的溶解を算定した。p17−ペプチドKIRLRPG
GKを対照として用いた。図1から推測できるように、ペプチドIVIYQYV
DDL(配列番号1)、VIYQYVDDL(配列番号17)およびVIYQY
IDDL(配列番号19)だけが認識され、それには逆転写酵素阻害剤に対する
耐性変異が含まれている。野生型ペプチドVIYQYMDDLは認識されなかっ
た。
【0018】 図2に示される結果を得るため、本明細書に記載されるペプチドを51クロム
で標識した自己EBV形質転換B細胞系統とともに示された濃度で1時間プレイ
ンキュベートした。エフェクター−標的比5:1でクローンETMV1を添加し
て4時間後、上清を回収し、遊離したクロム量に基づいて特異的溶解を算定した
【0019】 図3は、ペプチドVIYQYVDDL(配列番号17)の認識(=RT50
M/V)について示す。それはHLA−A2に限定される。示された結果はペプ
チドおよび対照ペプチドを51クロムで標識した自己EBV形質転換B細胞系統
、HLA−A2適合、またはHLA−A2陰性同種B細胞系統とともに10μg
/mlの濃度で1時間プレインキュベートすることにより得られた。エフェクタ
ー−標的比5:1でクローンETMV1を添加して4時間後、上清を回収し、遊
離したクロム量に基づいて特異的溶解を算定した。抗体のCD8への添加により
、溶解がHLAクラスIに限定されることが判った。
【0020】 図4に示された表は、クローンEB3による変異型ペプチドの認識について示
す。この目的のため、示された濃度のペプチドを51クロムで標識した自己EB
V形質転換B細胞系統とともに1時間プレインキュベートした。エフェクター−
標的比8:1または10:1でクローンEB3を添加して5時間後、上清を回収
し、遊離したクロム量に基づいて特異的溶解を算定した。このクローンは非変異
野生型HIV配列は認識するが、本発明の配列は認識しない。本発明の配列が新
規なCTLエピトープであることが示される。
【0021】
【配列表】
【図面の簡単な説明】
【図1】 CTLクローンETMV1によるCTLエピトープVIYQYVDDL(配列
番号17)またはVIYQYIDDL(配列番号19)の認識および同クローン
による前記CTLエピトープVIYQYMDDLの非認識を示す図である。
【図2】 ペプチドVIYQYVDDL(配列番号17)およびVIYQYIDDL(配
列番号19)の滴定中のETMV1クローンの特異的溶解を示す図である。
【図3】 ペプチドVIYQYVDDL(配列番号17)の認識を示す図である。
【図4】 野生型配列VIYQYMDDLを認識するCTLクローンEB3によるペプチ
ドVIYQYVDDL(配列番号17)およびVIYQYIDDL(配列番号1
9)の非認識を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C07K 14/16 C12N 15/00 ZNAA (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ,BA ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU, CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD,G E,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS ,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK, LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM, TR,TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,Z A,ZW (71)出願人 Glaxo Wellcome Hous e,Berkeley Avenue G reenford,Middlesex UB6 0NN,Great Brita in (72)発明者 トーマス、ハラー ドイツ連邦共和国エアランゲン、シュタイ ンネック、9 Fターム(参考) 4B024 AA01 BA32 CA05 DA02 EA02 EA04 GA11 HA01 HA15 HA17 4C085 AA03 AA04 AA21 BA68 BA69 BA90 CC08 DD86 FF13 FF21 4H045 AA10 BA14 BA41 BA55 CA42 DA86 EA29 EA31

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記配列を有するアミノ酸または該アミノ酸をコードする核酸を含んでなるか
    、またはそれからなる、化合物。 X1−Y−X2−D−D−X3 [前記配列中、 X1=少なくとも1個のいずれかのアミノ酸 Y=チロシン X2=バリン、イソロイシンおよびロイシンからなる群より選択される1個
    のアミノ酸 D=アスパラギン酸、および X3=少なくとも1個のいずれかの付加的アミノ酸、である (ただし、以下のアミノ酸配列:LRVEYLDDR、TLVLQYVDDL LLおよびILVLQYVDDLLL(式中、T=トレオニン、V=バリン、I
    =イソロイシン、L=ロイシン、Q=グルタミン、およびR=アルギニンである
    )を除く)]。
  2. 【請求項2】 アミノ酸配列が9個のアミノ酸からなる、請求項1記載の化合物。
  3. 【請求項3】 X1が4または5個のアミノ酸からなる配列である、請求項1および2のいず
    れか一項に記載の化合物。
  4. 【請求項4】 X3が1または2個の付加的アミノ酸からなる配列である、請求項1〜3のい
    ずれか一項に記載の化合物。
  5. 【請求項5】 アミノ酸配列がペプチドの一成分である、請求項1〜4のいずれか一項に記載
    の化合物。
  6. 【請求項6】 アミノ酸配列がタンパク質の一成分である、請求項1〜5のいずれか一項に記
    載の化合物。
  7. 【請求項7】 ペプチドまたはタンパク質が、リポペプチドまたはリポタンパク質、好ましく
    はトリパルミトイル−S−グリセリルシステイニル−セリル−セリンと結合して
    いる、請求項5または6に記載の化合物。
  8. 【請求項8】 ペプチドまたはタンパク質がリポソームまたはISCOM内に含まれている、
    請求項5〜7のいずれか一項に記載の化合物。
  9. 【請求項9】 ペプチドまたはタンパク質がウイルスタンパク質と結合している、請求項5〜
    8のいずれか一項に記載の化合物。
  10. 【請求項10】 ペプチドが、HIVウイルス様粒子、HIVgag粒子、またはHBs抗原か
    らなる群より選択される、請求項5〜9のいずれか一項に記載の化合物。
  11. 【請求項11】 ペプチドが、可溶性ペプチド−HLA複合体として、好ましくはHLA−A2 四量体として、存在する、請求項5〜10のいずれか一項に記載の化合物。
  12. 【請求項12】 ペプチドがリポソームと結合した可溶性ペプチド−HLA複合体として存在す
    る、請求項5〜11のいずれか一項に記載の化合物。
  13. 【請求項13】 ペプチドが抗原提示細胞、好ましくは樹状細胞、マクロファージ、B細胞、ま
    たはCD4T細胞、の一成分である、請求項5〜12のいずれか一項に記載の
    化合物。
  14. 【請求項14】 アミノ酸配列が以下のアミノ酸配列から選択される、請求項1〜13のいずれ
    か一項に記載の化合物。 IVIYQYVDDL(配列番号1)、IVICQYVDDL(配列番号2)、 IVIYQYIDDL(配列番号3)、IVICQYIDDL(配列番号4)、 ITIYQYVDDL(配列番号5)、ITICQYVDDL(配列番号6)、 ITIYQYIDDL(配列番号7)、ITICQYIDDL(配列番号8)、 IIIYQYVDDL(配列番号9)、IIICQYVDDL(配列番号10)、 IIIYQYIDDL(配列番号11)、IIICQYIDDL(配列番号12)、 MVIYQYVDDL(配列番号13)、MVICQYVDDL(配列番号14)、 MVIYQYIDDL(配列番号15)、MVICQYIDDL(配列番号16)、 VIYQYVDDL(配列番号17)、VICQYVDDL(配列番号18)、 VIYQYIDDL(配列番号19)、VICQYIDDL(配列番号20)、 LIYQYVDDL(配列番号21)、LICQYVDDL(配列番号22)、 LIYQYIDDL(配列番号23)、LICQYIDDL(配列番号24)、 TILQYVDDILL(配列番号25)、TICQYVDDILL(配列番号26)、 ILQYVDDIL(配列番号27)、ILQYIDDIL(配列番号28)、 TIVQYVDDILL(配列番号29)、TIVQYIDDILL(配列番号30)、 IVQYIDDIL(配列番号31)、IVQYIDDIL(配列番号32)、 ILVQYVDDIL(配列番号33)、ILVQYIDDIL(配列番号34)、 IIIQYVDDIL(配列番号35)、IIIQYIDDIL(配列番号36)、 ILIQYVDDIL(配列番号37)、ILIQYIDDIL(配列番号38)、 VLYQYVDDL(配列番号39)、VLCQYVDDL(配列番号40)、 VLYQYIDDL(配列番号41)、VLCQYIDDL(配列番号42)、 (ここで、C=システイン、D=アスパラギン酸、I=イソロイシン、L=ロイ
    シン、M=メチオニン、およびQ=グルタミンである)。
  15. 【請求項15】 核酸配列がDNAまたはRNA配列である、請求項1〜14のいずれか一項に
    記載の化合物。
  16. 【請求項16】 核酸配列がプラスミドまたはウイルスベクター、好ましくは組換えワクシニア
    ウイルス、アデノウイルス、またはレトロウイルスベクター、の一成分である、
    請求項1〜15のいずれか一項に記載の化合物。
  17. 【請求項17】 核酸配列が細菌ベクター、好ましくは組換えBCGまたはサルモネラベクター
    、の一成分である、請求項1〜16のいずれか一項に記載の化合物。
  18. 【請求項18】 核酸配列が不活性化ウイルス、好ましくは不活性化HIVウイルス、の一成分
    である、請求項1〜17のいずれか一項に記載の化合物。
  19. 【請求項19】 請求項1〜18のいずれか一項に記載の化合物を有効成分として含んでなる、
    医薬。
  20. 【請求項20】 ワクチン形態である、請求項19記載の医薬。
  21. 【請求項21】 多価ワクチンを含んでなる、請求項20記載の医薬。
  22. 【請求項22】 1種以上のサイトカインをアジュバントとして含んでなる、請求項19〜21
    のいずれか一項に記載の医薬。
  23. 【請求項23】 インターロイキン−2および/またはGM−CSFをアジュバントとして含ん
    でなる、請求項19〜22のいずれか一項に記載の医薬。
  24. 【請求項24】 ウイルス、好ましくは変異型HIV、HIV−1、HIV−2、HTLV−I
    およびHTLV−IIウイルス、もしくは変異型B型肝炎ウイルスによる感染、ま
    たは細胞傷害性T細胞の誘導に応答する疾病、の予防または治療法であって、 下記配列のペプチドまたは該ペプチドをコードする核酸を含んでなる医薬の有
    効量を患者に投与することからなる方法。 X1−Y−X2−D−D−X3 (前記配列中、 X1=少なくとも1個のいずれかのアミノ酸、 Y=チロシン、 X2=バリン(V)、イソロイシン(I)およびロイシン(L)からなる群
    より選択される1個のアミノ酸、 D=アスパラギン酸、および X3=少なくとも1個のいずれかの付加的アミノ酸)。
  25. 【請求項25】 変異型ウイルスが逆転写酵素阻害剤耐性である、請求項24記載の方法。
  26. 【請求項26】 変異型ウイルスが、(−)−2’,3’−ジデオキシ−3’−チアシチジン[
    =3TC(ラミブジン)]、(−)−(1S,4R)−4−[2−アミノ−6−
    (シクロプロピルアミノ)−9H−プリン−9−イル]−2−シクロペンテン−
    1−メタノール[アバカビル]、2’,3’−ジデオキシイノシン[ジダノシン
    ]、2’,3’−ジデオキシシチジン[ザルシタビン]、(−)−2’−デオキ
    シ−5−フルオロ−3’−チアシチジン[=FTC]、に対して耐性である、請
    求項24または25記載の方法。
  27. 【請求項27】 ウイルス、好ましくは変異型HIV、HIV−1、HIV−2、HTLV−I
    およびHTLV−IIウイルス、もしくは変異型B型肝炎ウイルスによる感染、ま
    たは細胞傷害性T細胞の誘導に応答する疾病、の予防または治療用医薬の製造の
    ための、下記アミノ酸配列または該ペプチドをコードする核酸の使用。 X1−Y−X2−D−D−X3 (前記配列中、 X1=少なくとも1個のいずれかのアミノ酸、 Y=チロシン(T)、 X2=バリン(V)、イソロイシン(I)およびロイシン(L)からなる群
    より選択される1個のアミノ酸、 D=アスパラギン酸、および X3=少なくとも1個のいずれかの付加的アミノ酸)。
  28. 【請求項28】 変異型ウイルスが逆転写酵素阻害剤耐性である、請求項27記載の使用。
  29. 【請求項29】 変異型ウイルスが、(−)−2’,3’−ジデオキシ−3’−チアシチジン[
    =3TC(ラミブジン)]、(−)−(1S,4R)−4−[2−アミノ−6−
    (シクロプロピルアミノ)−9H−プリン−9−イル]−2−シクロペンテン−
    1−メタノール[アバカビル]、2’,3’−ジデオキシイノシン[ジダノシン
    ]、2’,3’−ジデオキシシチジン[ザルシタビン]、(−)−2’−デオキ
    シ−5−フルオロ−3’−チアシチジン[=FTC]、に対して耐性である、請
    求項27または28記載の使用。
JP2000542462A 1998-04-03 1999-04-01 細胞傷害性t細胞を誘導するための医薬 Pending JP2002510496A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19814925.5 1998-04-03
DE19814925A DE19814925C2 (de) 1998-04-03 1998-04-03 Arzneimittel zur Induktion zytotoxischer T-Zellen
PCT/EP1999/002249 WO1999051750A1 (de) 1998-04-03 1999-04-01 Arzneimittel zur induktion zytotoxischer t-zellen

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002510496A true JP2002510496A (ja) 2002-04-09

Family

ID=7863458

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000542462A Pending JP2002510496A (ja) 1998-04-03 1999-04-01 細胞傷害性t細胞を誘導するための医薬

Country Status (9)

Country Link
EP (1) EP1068331B1 (ja)
JP (1) JP2002510496A (ja)
KR (1) KR20010042400A (ja)
AT (1) ATE346935T1 (ja)
AU (1) AU3704299A (ja)
BR (1) BR9909389A (ja)
CA (1) CA2325345C (ja)
DE (2) DE19814925C2 (ja)
WO (1) WO1999051750A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005068632A1 (ja) * 2004-01-20 2005-07-28 Aichi Prefecture HLA−A2402拘束性Ep−CAM特異的CTLが認識するエピトープ・ペプチド及びその用途
JP2012521403A (ja) * 2009-03-24 2012-09-13 ノバルティス アーゲー 髄膜炎菌h因子結合タンパク質および肺炎球菌糖結合体の組み合わせ
JP2012521402A (ja) * 2009-03-24 2012-09-13 ノバルティス アーゲー アジュバント添加した髄膜炎菌h因子結合タンパク質

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004092201A2 (en) * 2003-03-31 2004-10-28 The Goverment Of The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Department Of Health And Human Services Enhanced hiv-1 vaccines and methods for their use
WO2006091798A2 (en) * 2005-02-22 2006-08-31 The Government Of The United States Of America, As Represented By The Secretary Of The Department Of Health And Human Services Vaccines and methods for prevention and treatment of drug-resistant hiv-1 and hepatitis b virus

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU7101294A (en) * 1993-06-07 1995-01-03 Endocon, Inc. Implant stimulated cellular immunity
WO1997014436A1 (en) * 1995-10-20 1997-04-24 Duke University Synthetic vaccine for protection against human immunodeficiency virus infection
US6582703B2 (en) * 1996-11-26 2003-06-24 Bio Merieux Isolated nucleotide sequences associated with multiple sclerosis or rheumatoid arthritis and a process of detecting

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005068632A1 (ja) * 2004-01-20 2005-07-28 Aichi Prefecture HLA−A2402拘束性Ep−CAM特異的CTLが認識するエピトープ・ペプチド及びその用途
JPWO2005068632A1 (ja) * 2004-01-20 2007-12-27 愛知県 HLA−A2402拘束性Ep−CAM特異的CTLが認識するエピトープ・ペプチド及びその用途
US7619058B2 (en) 2004-01-20 2009-11-17 Aichi Prefecture Epitope/peptide recognized by HLA-A2402-restricted Ep-CAM-specific CTL and use of the same
US7846651B2 (en) 2004-01-20 2010-12-07 Aichi Prefecture Epitope/peptide recognized by HLA-A2402-restricted Ep-CAM-specific CTL and use of the same
JP2012521403A (ja) * 2009-03-24 2012-09-13 ノバルティス アーゲー 髄膜炎菌h因子結合タンパク質および肺炎球菌糖結合体の組み合わせ
JP2012521402A (ja) * 2009-03-24 2012-09-13 ノバルティス アーゲー アジュバント添加した髄膜炎菌h因子結合タンパク質
JP2014237696A (ja) * 2009-03-24 2014-12-18 ノバルティス アーゲー アジュバント添加した髄膜炎菌h因子結合タンパク質
JP2016014049A (ja) * 2009-03-24 2016-01-28 ノバルティス アーゲー アジュバント添加した髄膜炎菌h因子結合タンパク質

Also Published As

Publication number Publication date
BR9909389A (pt) 2000-12-05
AU3704299A (en) 1999-10-25
EP1068331B1 (de) 2006-11-29
KR20010042400A (ko) 2001-05-25
EP1068331A1 (de) 2001-01-17
DE19814925C2 (de) 2000-10-05
ATE346935T1 (de) 2006-12-15
DE19814925A1 (de) 1999-10-07
DE59914027D1 (de) 2007-01-11
CA2325345A1 (en) 1999-10-14
WO1999051750A1 (de) 1999-10-14
CA2325345C (en) 2010-06-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5313998B2 (ja) Hivペプチド、抗原、ワクチン組成物、免疫学的検定キット及びhivによって誘発された抗体を検出する方法
KR101514473B1 (ko) 다중 유전자 발현용 벡터
KR102569204B1 (ko) B형 간염 바이러스 감염에 대한 치료 백신접종을 위한 합성 롱 펩티드(slp)
JPH11508769A (ja) C型肝炎に対するワクチン
JP6595132B2 (ja) Hivワクチン製剤
OA10736A (en) Induction of cytotoxic t-lymphocyte responses
JP2011219481A (ja) Hivペプチド、抗原、ワクチン組成物、hivにより誘発される抗体を検出するためのイムノアッセイキット及び方法
JP2003518931A (ja) Hivに対する免疫応答における改善、または免疫応答に関する改善
JP2002516824A (ja) 広範に反応性のdr拘束エピトープの同定
Zhang et al. Generation of chimeric HBc proteins with epitopes in E. coli: formation of virus-like particles and a potent inducer of antigen-specific cytotoxic immune response and anti-tumor effect in vivo
JP6863966B2 (ja) 標的ポリペプチドを提示するためのポリペプチド担体及びその使用
CN101848730A (zh) 衣壳蛋白及其用途
JP2002510496A (ja) 細胞傷害性t細胞を誘導するための医薬
CN101874038A (zh) 治疗性抗-hiv肽的合成方法
CN115197969B (zh) 一种治疗乙型肝炎的慢病毒载体、慢病毒颗粒及其制备方法和应用
JP2013533235A (ja) 束縛免疫原性組成物およびその用途
WO1995028958A1 (en) Induction of cytotoxic t lymphocytes (ctl) using antigenic peptides and a suitable adjuvant
WO2018056351A1 (ja) 樹状細胞標的化ペプチド、当該ペプチドを利用したペプチド融合体、及び当該ペプチド融合体を利用したワクチン
US9433674B2 (en) Composition comprising a colloidal synthetic bioresorbable vector and a viral vector
US7588764B2 (en) Compositions comprising human immunodeficiency virus Tat adsorbed to the surface of anionic nanoparticles
WO2018058489A1 (zh) Cacna1h衍生的肿瘤抗原多肽及其应用
US11413345B2 (en) Synthetic hemagglutinin as universal vaccine against infection by type B influenza viruses (IBV)
JPWO2020245264A5 (ja)
TW202426046A (zh) 經鼻投予用b型肝炎疫苗組成物及該疫苗組成物之經鼻投予系統
WO2002026253A1 (fr) Vaccin contre le sida, son procede de preparation et ses applications

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060306

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081114

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20090216

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20090223

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20090316

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20090324

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090612