JP2002510344A - 低揮発性有機溶媒系接着剤 - Google Patents

低揮発性有機溶媒系接着剤

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Abstract

(57)【要約】 本発明は少なくとも二種類の有機溶媒の混合物と熱可塑性樹脂からなる低VOC溶媒系接着剤に関する。該接着剤の引火点がASTM D3828−87に従って測定されたときに少なくとも100°Fであることが望ましい。本発明の低VOC溶媒系接着剤の溶媒混合物は溶媒接着剤中の慣用の溶媒混合物よりも実質的に低い速度で揮発する。さらに、この新規な低VOC溶媒系接着剤は簡単に塗布でき、経済性に優れ、そして熱、紫外線または他の機械装置を使用せずに適当な時間内で硬化する。加えて、この新規な低VOC溶媒系接着剤は金属製容器と非金属製容器の両方で良好な貯蔵安定性を有する。

Description

【発明の詳細な説明】 低揮発性有機溶媒系接着剤 発明の分野 本発明は低揮発性有機(VOC)溶媒系接着剤に関する。特に、本発明は二種 類の熱可塑性材料を接合できる低VOC溶媒系接着剤に関する。さらに、本発明 は熱可塑性材料のための慣用の溶媒系接着剤の溶媒よりも実質的に低い速度で揮 発する溶媒を有する低VOC溶媒系接着剤に関する。加えて、本発明はASTM D3828−87に説明される試験法によって決定される引火点が実質的に10 0°Fよりも高い低揮発性有機溶媒系接着剤に関する。好ましくは、本発明は塩 素化ポリビニルクロライド(CPVC)から製造される二つの物体もしくは物品 を接合するのに用いられる低VOC有機溶媒系接着剤からなる。本発明の実施態 様の一つにおける好ましい溶媒は、その上に少なくとも一つのアルキル基を有し 且つ炭素数の合計が11〜14であるナフタレンおよび/またはその上に少なく とも一つのアルキル基を有し且つ炭素数の合計が10〜14であるベンゼンであ る。 発明の背景 溶媒系接着剤は長年に亘って熱可塑性パイプと取り付け具を接合するのに幅広 く用いられてきた。これらの溶媒系接着剤は熱可塑性材料同士を比較的簡単に且 つ速やかに接合するための簡便な方法を提供する。多くの場合、この方法で接合 された熱可塑性パイプと取り付け具を同じ日に試験に掛けることもできる。 一般に、該溶媒系接着剤は複数の溶媒の混合物と樹脂およびチキソトロープ剤 の如き他の添加剤から成る。該溶媒系接着剤は、それが施された該熱可塑性材料 の表面層を溶解して膨張させる。該接着溶液中の樹脂は、接合される二種類の材 料の固定を促進させ、すべての空隙を塞ぎ、そして内部応力を低減させる。該接 着剤は揮発によって硬化する。慣用の溶媒系接着剤に用いられる主な溶媒には、 テトラヒドロフラン、メチルエチルケトンおよびシクロヘキサノンが包含される 。これらの溶媒の揮発性は非常に高いため、それらから製造された接着剤は南海 岸大気品質管理地区(South Coast Air Quality Ma nagement District(SCAQMD))試験法316Aによって 測定された場合のVOCレベルが750g/lから850g/lの範囲にある。 さらに、これらの慣用の溶媒系接着剤を適用する前に、該熱可塑性材料をテト ラヒドロフランの如きプライマーやアセトンの如き洗浄剤を用いて調整すること によって接着不良を最小限に抑えることが望ましい。この洗浄工程において、よ り揮発性の高い有機化合物が大気中に放出される。加えて、これらの慣用の溶媒 系接着剤は主として溶媒から形成されるので、該溶媒は該熱可塑性材料に対して 適用される際に広範囲に広がり且つ滴り、さらに揮発する傾向がある。さらに、 上記接着剤と共に用いられる慣用の溶媒系接着剤および/またはプライマーは引 火点が低い。該低い引火点によるこれらの接着剤および/またはプライマーの燃 焼を避けるため、それらの取り扱いおよび包装には細心の注意が要求される。溶 媒系接着剤からの溶媒の揮発は大気汚染問題の原因となっている。 米国特許第3,726,826号にはポリビニルクロライドのための安定化接着 剤溶液が開示されている。該溶液は5重量%から25重量%の後塩素化ポリビニ ルクロライド樹脂のテトラヒドロフラン溶液と0.4から約5重量%の1,2−ブ チレンオキシドからなる。 ハシュベック(Hushebeck)への米国特許第4,098,719号には ポリビニルクロライド(PVC)製のパイプと取り付け具の組み立てあるいはア クリロニトリル・ブタジエン・スチレン(ABS)製のパイプまたは取り付け具 に対するPVC製のパイプと取り付け具の組み立てにおいて用いられるプライマ ーが記載されている。該プライマーは溶媒中に溶解している0.5重量%から約 2.5重量%の非可塑化ポリビニルクロライド樹脂から実質的になる。該溶媒は テトラヒドロフランとジメチルフォルムアミドの混合物である。 慣用の溶媒系接着剤の別の例をテキサコ ケミカル カンパニー(Texac o Chemical Company)への欧州特許出願第0,489,485 A1号に見つけることもできる。この出願には可塑性材料を溶接するための方法 が開示されている。該材料はアルキレンカーボネートを単独であるいは芳香族炭 化水素、ケトン、エステル、エーテル、グリコールエーテル、イミダゾール、テ トラメチルウレア、N,N’−ジメチルエチレンウレア、1,1,1−トリクロロ エタンおよびN−メチルピロリドンの如き補助溶剤との混合物として適用するこ とによって溶接される。 さらに、米国特許第4,910,244号にはCPVCを含有する貯蔵安定性接 着剤が記載されている。該溶媒系接着剤は5重量%から30重量%のCPVCお よび95重量%から70重量%の有機溶媒と、さらに安定剤とからなる。この混 合物はブリキ板被覆型スチール容器に貯蔵された際の安定性を改善する。 慣用の溶媒系接着剤を説明する参考資料の一部についての簡単な説明から分か るように、これらの接着剤の固形分は一般に低い。該接着剤の主要部分を構成す る該溶媒が高い揮発性と低い引火点を有するため、これらの接着剤は、結果とし て、その揮発性と燃焼性が非常に高くなる。 今日の環境意識の高まりによって、すべての材料、特に溶媒系接着剤における VOCレベルの量を制限するための法律が制定されている。カリフォルニアでは 、例えば、熱可塑性材料同士を接合するために用いられる材料のVOCレベルを 制限する規則が南海岸大気品質管理地区(SCAQMD)によって設けられた。 例えば、SCAQMDの規則1168によって、1994年1月1日をもって有 効となった、CPVCおよび/またはポリビニルクロライド(PVC)溶媒系接 着剤に対するVOCの制限量はSCAQMDの316Aによって測定されて45 0g/lであった。アクリロニトリル・スチレン・ブタジエン(ABS)溶媒系 接着剤に対するVOCの制限量はSCAQMDの316Aによって測定されて1 994年1月1日の時点で350g/lであった。それ以降の法令によってこれ らの制限量はさらに低減されている。将来提案される法令において、ABS溶媒 系接着剤に対するSCAQMDのVOC制限量が350g/lのままであるに対 し、PVC溶媒系接着剤に対するSCAQMDのVOC制限量が250g/lと なることが予測される。 該慣用の溶媒型システムよりも低いVOCレベルを含有する接着剤が幾つか開 発されている。1994年以前にSCAQMDの316Aによって測定されたと きの慣用の溶媒系接着剤システムのVOCレベルは通常約650g/lであった と信じられている。例えば、オーストラリア特許出願第86,750/91号に は、80重量%を超えるn−メチル−2−ピロリドン、0.25重量%を超える 粘度調整剤および10重量%を超えるビニル系ポリマーからなる接着剤が開示さ れている。該粘度調整剤はシリカ、増粘剤、あるいはチキソトロピー剤のいずれ でもよい。同様に、米国特許第4,675,354号には不水溶性合成有機重合体 をN−メチル−2−ピロリドンの如き溶媒中に溶解した溶液からなる接着剤溶液 が開示されている。この接着剤溶液は溶媒の蒸気や火災危険に由来する問題を一 切気にせずに熱帯温度で用いることができる。 さらに、米国特許第4,687,798号には不水溶性重合体同士を接合するた めに用いられる溶媒系接着剤が開示されている。該溶媒系接着剤は約10重量% から15重量%の不水溶性重合体と溶媒とからなる。該溶媒はエチルアセテート とN−メチル−2−ピロリドンからなる。該エチルアセテートは該溶媒の約3重 量%から約50重量%を占め、その残りがN−メチル−2−ピロリドンである。 加えて、欧州特許出願第0,547,593A1号には低VOC接着剤組成物が 開示されている。この欧州特許出願の組成物は、約5重量%から約60重量%の 少なくとも一種類の不水溶性重合体、約1重量%から約30重量%の無機または 合成樹脂中空微小球、および約20重量%から約70重量%の、該不水溶性重合 体のための溶媒である少なくとも一種類の揮発性有機液体の混合物からなる。 パテルら(Patel,et.al.)への米国特許第5,470,894号に は低VOC溶媒系接着剤の別の例が記載されている。この特許における低VOC 溶媒系接着剤はCVPCパイプ同士を接合するのに用いられる。この接着剤は、 約15重量%から約35重量%のテトラヒドロフランと0重量%から約30重量 %のメチルエチルケトンからなる高蒸気圧溶媒;および、約20重量%から約4 5重量%のシクロヘキサノン、0重量%から約30重量%のN−メチル−ピロリ ドンおよび0重量%から10重量%の二塩基性エステルからなる低蒸気圧溶媒 からなる。パテルらは、彼らの接着剤のVOCレベルは450g/l以下である にも関わらず、該接着剤は静水破裂強度試験や静水持続圧試験の如き要求される 性能基準を満たすかあるいは超えることを述べている。 それにも関わらず、上記に列挙された接着剤のいずれかの使用に関する環境へ の懸念は未だ存在する。しかしながら、溶媒系接着剤に代わるものが存在する。 これらは機械系、反応系、または熱系である。機械系接合系の使用は通常非常に 高価である。機械系接合系の例として、ヘプワース ビルディング プロダクト (Hepworth Building Products)社のエイコーンフ ィッティングス(Acorn Fittings);フィルマック コーポレーシ ョン(Philmac Corporation)社のポリグリップ フィッテ ィングス(PolyGrip Fittings)およびジェノバ(Genov a)社のアンコッパー フィッティングス(Uncopper Fitting s)が挙げられる。熱系の場合、パイプと取り付け具とを適切に且つ安定して接 合することが困難なため、予測ができない。熱系の例として、ミネソタ、マイニ ング アンド マニュファクチャリング カンパニー(Minnesota,M ining and Manufacturing Company)社から入 手できるホットメルト接着剤が挙げられる。これらの熱系の適用は困難であり、 またその性能は溶媒系接着剤ほど安定していない。反応系の例としてエポキシが 挙げられる。エポキシは「コパー ボンド(Copper Bond)」の登録商 標でノーブル コーポレーション(Noble Corporation)社か ら入手できる。エポキシの他の例として、ハードマン コーポレーション(Ha rdman Corporation)社から入手できる一般用ウレタン(Ge neral Purpose Urethane)、高耐剪断性ウレタン(Hi gh Shear Strength Urethane)および一般用エポキ シ(All Purpose Epoxy)が挙げられる。しかしながら、これ らの反応系は硬化時間が長く且つ生強度が不十分なため問題がある。それらの効 果は温度にも依存し、低温度におけるエポキシ材料の硬化時間は非常に長い。さ らに、パイプの強度に悪影響を及ぼす可能性のある化学反応の副産物が存在す る可能性がある。これらの選択肢が存在するが、法外に高価であり、時間がかか り且つ扱いが難しい。 大気の質の問題が幾つか存在するにも関わらず、熱可塑性材料同士を接合する のに該溶媒系接着剤の使用を継続することには幾つかの利益がある。第一に、溶 媒系接着剤の使用は簡単であることと作業員の多くがこれらの種類の接着剤系を 長年に亘って使用していることが挙げられる。第二に、該溶媒系接着剤の生産費 用が安いことおよび該溶媒系接着剤が使用されて二つの熱可塑性樹脂が接合され た後の長期耐久性が挙げられる。さらに、該溶媒系接着剤は他の装置を一切使用 せずにその場で該二つの熱可塑性樹脂を接合するのに用いることができる。第四 に、該溶媒系接着剤系はかなり短時間で硬化するため、試験を行える。加えて、 一つの手法であらゆる大きさのパイプに該溶媒を適用することができる。一般に 、該溶媒系接着剤系がアンダーライター実験室試験1821(Underwri ter’s Laboratories Test 1821)を満たすのであ れば、0°Fから120°Fの範囲のどの温度においても接合部に適用できる。 また、該溶媒系接着剤系はその効果を発揮するために化学反応には依存はしない 。さらに、該溶媒系接着剤系は長期間周囲温度で貯蔵することができる。そのた め、全体として該溶媒系接着剤系は通常実用的且つ経済的である。 従って、適当な貯蔵寿命を有する低VOC溶媒系接着剤が現在必要とされてい る。さらに、二つの熱可塑性材料を接合するのに必要とされる動作条件を満たす 低VOC溶媒系接着剤が現在必要とされている。加えて、慣用の溶媒系接着剤お よび/または接着剤用プライマーよりも高い引火点を有する低VOC溶媒系接着 剤系が必要とされている。 発明の要約 本発明は二種類以上の揮発性有機溶媒の混合物と樹脂からなる新規な低VOC 溶媒系接着剤からなる。随意に、該新規な低VOC溶媒系接着剤はシリカの如き チキソトロピー剤を含有していてもよい。好ましくは、該新規な低VOC溶媒系 接着剤は、約5重量%から20重量%の熱可塑性樹脂;約38重量%から75重 量%の、少なくとも一つのアルキル基を有する置換ナフタレンおよび/または置 換ベンゼンおよび/またはN−メチル−2−ピロリドン;約20重量%から45 重量%のジメチルアジペート;および、随意に該溶媒系接着剤の重量に基づいて 1.5重量%から2重量%のシリカ、からなる。最も好ましくは、この新規な低 VOC溶媒系接着剤の引火点はASTM D 3828−87に従って測定され たときに100°Fよりも高い。 本発明の他の実施態様において、本発明はASTM D 3828−87によ って測定されたときの引火点が実質的に100°Fよりも高い新規な低VOC溶 媒系接着剤からなる。好ましくは、新規な低VOC溶媒系接着剤は、約5重量% から20重量%の熱可塑性樹脂;約38重量%から75重量%のN−メチル−2 −ピロリドンおよび/または炭素数が10〜14であるアルキル置換ナフタレン および/または置換ベンゼンまたは約15重量%または20から45重量%のジ メチルアジペート;および、随意に約1.5重量%から2重量%のシリカおよび 随意に70°Fよりも高い、より望ましくは100°Fよりも高い引火点を有す る約5重量%から10重量%のケトン、からなる。該ケトンは5−メチル−2− ヘキサノン(メチル−イソ−アミルケトン)、4−メチル−2−ペンタノン(メチ ルイソブチルケトン)、またはこれらの組み合わせ、のいずれかであるのが好ま しい。 本発明の低VOC溶媒系接着剤のSCAQMD 316Aによって測定された ときのVOCレベルは450g/lよりも低い。好ましくは、該新規な低VOC 溶媒系接着剤のSCAQMD 316Aによって測定されたときのVOCレベル は350g/lよりも低く、好ましくは250g/lよりも低い。 発明の詳細な説明 本発明の低VOC溶媒系接着剤は、周囲温度で揮発できる二種類以上の揮発性 有機液体溶媒の混合物と熱可塑性樹脂からなる。さらに、本発明の低VOC溶媒 系接着剤のASTM D 3828−87によって測定されたときの引火点が1 00°Fよりも高いことが望ましい。他の溶媒、充填剤、チキソトロピー剤ま たは安定剤を包む他の成分を必要に応じて該低VOC溶媒系接着剤に添加しても よい。ここでさらに詳しく説明される低VOC溶媒系接着剤とは一般に以下の特 徴、つまり、500から3,000センチポイズの粘度、約1分から3分間の生 強度、該接着剤中において20%よりも少ない固形物、非反応性容器中での無期 限の貯蔵寿命および可変な硬化時間を有するものである。該硬化時間は使用する 溶媒の割合を微妙に調節することによって異なる最終用途に沿うように変更する ことができる。 第一、第二、および随意のその他の溶媒は、南海岸大気品質管理地区(SCA QMD)試験法316Aによって測定されたときの低揮発性有機含有量が450 g/lよりも低い、より望ましくは400g/lよりも低い、さらにより望まし くは350g/lまたは300g/lよりも低い、そして好ましくは250g/ lよりも低くなるような(以下に説明されるが如き)割合で混合される。実施態 様において、該揮発性有機含有量の合計が約50または100g/lから約15 0、200、または250g/lであるのが望ましい。該SCAQMDがその制 限量を改正して重量%の揮発したアセトンを316A試験法のための既知の揮発 性有機含有量から排除することを考慮しているので、揮発性有機含有量の上記範 囲は該溶媒系接着剤中のアセトンによるあらゆる揮発性有機物の寄与を随意に排 除するものとして説明される。 材料の引火点は材料の包括的な燃焼性に関わると考えられる様々な特徴の一つ である。材料の引火点を決定する方法の一つとしてASTM D 3828−8 7があり、その全体が本明細書に合体される。引火点は、引火性材料と可燃性材 料の両方を規定するためのCFR§173.120および§173.150の如 き安全規制および輸送規制において利用される。これらの規制によって、これら の材料に必要とされる包装の種類が規定されている。もし材料の引火点がもっと 高い場合、その包装および輸送に関する要求事項は、溶媒系接着剤および/また はプライマー用に一般に要求されるものほど厳しくなくても構わない。米国運輸 省の規則によれば、引火点が100°Fよりも高い接着剤はより安価なプラスチ ック(例えばポリオレフィン)製容器で貯蔵および輸送するのに適当である かもしれないが、同様な接着剤で引火点が低いものはもっと高価な金属製容器を 必要とする。 本発明の低VOC溶媒系接着剤の形成に用いることのできる熱可塑性樹脂には 、ポリビニルクロライド(PVC)、塩素化ポリビニルクロライド(CPVC)、ポ リ(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン)(ABS)、ポリスチレン、およ び二種類以上の揮発性有機溶媒の混合物に可溶性の他のあらゆる非晶質熱可塑性 樹脂が包含される。一般に、本発明の溶媒系接着剤に用いられる樹脂は、互いに 接合される熱可塑性樹脂を形成するのに用いられる樹脂と同じものである。該樹 脂はCPVC、PVCまたはABSのいずれかであるのが好ましい。該低VOC 溶媒系接着剤に添加される熱可塑性樹脂の量は約5重量%から約15または20 重量%までの範囲が望ましく、約10重量%から約13.5または15重量%の 範囲がさらに好ましい。使用される適当なABS樹脂の例として、GEプラスチ ックス(GE Plastics)社のシコラック(Cycolac)ABS樹 脂とモンサント(Monsanto)社のラストラン(Lustran)ABS 樹脂が包含される。該低VOC溶媒系接着剤に用いられる樹脂として最も好まし いのはCPVCである。 該CPVC樹脂および/またはPVC樹脂の固有粘度は約0.6から約0.96 の範囲の値であるべきである。好ましくは、該CPVC樹脂の塩素化レベルは約 58重量%から約72重量%の範囲にあるべきである。一般に、使用されるCP VC樹脂はASTM D 1784のClass 23477において規定され るCPVC樹脂のことである。しかしながら、該CPVC樹脂の分子量は固有粘 度(IV)で0.68を下回るべきではない。本発明において使用される適当な CPVCの例には、ビーエフ グッドリッチ カンパニー(B.F.Goodr ich Company)社のテンプライト674x571(TempRite 674x571)CPVCとテンプライト677x670(TempRite6 77x670)CPVCが包含される。(「TempRite」はビーエフグッド リッチカンパニー社の登録商標である。) 該熱可塑性樹脂に加えて、本発明の低VOC溶媒系接着剤には周囲温度で揮発 できる二種類以上の揮発性有機液体溶媒の混合物が包含される。該混合物に用い られる第一の有機溶媒は低蒸気圧溶媒である。少なくとも一つのアルキル基を有 し且つ炭素数の合計が11から14であるアルキル置換ナフタレンおよび/また は少なくとも一つのアルキル基を有し且つ炭素数の合計が10から14である少 なくとも一つのアルキル置換ベンゼンおよび/またはN−メチル−2−ピロリド ン(“NMP”)が最も好ましい低蒸気圧溶媒である。二つ以上、三つ以上およ び四つ以上のアルキル基を有するベンゼンが好ましい。NMPはアルドリッチ ケミカル(Aldrich Chemical)社、アシュランド(Ashla nd)社、BASF社、ケモキシ インターナショナル アンド ジャンセン ケミカル(Chemoxy International and Janss en Chemical)社から市販されている。少なくとも一つのアルキル基 を有するアルキル置換ナフタレンおよび置換ベンゼンは単離可能な留分として石 油蒸留から得ることができる。それらはテキサス州コープス クリスティー(C orpus Christy)市のコッシュ スペシャルティー ケミカル グ ループ(Koch Specialty Chemical Group)社か ら例えばメチルナフタレンの如き化学名であるいは(主にアルキル置換ベンゼン に対して用いられる)特定のシュアゾル(Sure Sol(登録商標))製品と して入手できる。それらが一般に特殊な化学物質として分類されるのに対し、ベ ンゼン、キシレン、トルエン、クメン、およびエチルベンゼンは一般の化学物質 として分類される。第一有機液体溶媒は一般に約38重量%から約70または7 5重量%、さらに望ましくは38重量%から約65重量%の範囲で該新規の接着 剤中に存在する。ある実施態様においては、50%のNMPが該低VOC溶媒系 接着剤中に存在する。 NMPの量を低減させたあるいはNMPを全く含有しない低VOC接着剤製品 を開発することが望ましい。NMPは吸湿性であり、この用途においては望まし くない。該溶媒系接着剤用の金属製容器を腐食するだけでなく、吸収した水分に よる該腐食生成物、つまり酸化鉄、によって該PVCまたはCPVCが脱ハロゲ ン化されてしまうので、貯蔵された接着剤のゲル化がおこり望ましくない。ゲル 化が表6のNMP系接着剤の貯蔵安定性を妨げる原因ではないかと疑われる。従 って、幾つかの実施態様において、該溶媒系接着剤の重量に基づいて10重量% よりも少ない、さらに望ましくは5重量%よりも少ない、そして好ましくは1重 量%よりも少ないNMPを有することが望ましい。 ある実施態様において、該溶媒系接着剤に基づき約38重量%から約65、7 0、または75重量%、さらに詳しくは少なくとも5重量%の低蒸気圧溶媒の少 なくとも一部が、さらに望ましくは該接着剤の約20重量%から約65、70ま たは75重量%の量そして好ましくは約38または50重量%から約65、70 、または75重量%の少なくとも一つのアルキル基を有する該少なくとも一つの アルキル置換ナフタレンまたはアルキル置換ベンゼンまたはこれらを組み合わせ たものからなることが好ましい。 該NMP、アルキル置換ナフタレンおよびアルキル置換ベンゼン以外の他の溶 媒は約5重量%から約47重量%の量で存在していても構わない。さらに望まし くは、これらの他の溶媒は該溶媒系接着剤に基づいて約15、20または25重 量%から約45または47重量%で存在する。該他の溶媒は第二溶媒そして場合 により第三溶媒以降の溶媒を包含することもできる。 該溶媒系接着剤中の第二有機液体溶媒は炭素数が望ましくは4から15のポリ カルボン酸;ピメリン酸、モノメチルグルタメート、モノメチルピメレート、モ ノメチルアゼレート、モノメチルセバケート、モノエチルアジペート、ジメチル サクシネート、ジメチルグルタレート、ジメチルアジペート、ジメチルピメレー ト、ジメチルスベレート、およびジメチルアゼレートの如き炭素数が望ましくは 4から19の該ポリカルボン酸のモノおよびジアルキルエステル;または、グル タリルクロライド、アジポイルクロライド、およびピメロイルクロライドの如き 炭素数が望ましくは4から15のポリカルボン酸の塩化物;および、メチルアジ ポイルクロライドやメチルピメロイルクロライドの如き炭素数が4から17の該 ポリカルボン酸のアルキル塩化物;あるいはこれらの混合物からなる群から選ば れる。例えば、ジメチルグルタレート、ジメチルアジペートおよびジメチルサク シネートの混合物を用いることができる。そのような混合物が商品化されたもの の例としては、デユポンケミカル(DuPont Chemical)社のDB E−9が挙げられる。第二有機溶媒はジメチルアジペート(DMA)であるのが 最も好ましい。DMAはデユポンケミカル社から「DBE−6」という登録商標 で入手できる。該DBE−6は98.7%のDMA,0.5%よりも小さいジメチ ルグルタメート、および0.1%よりも小さいジメチルサクシネートからなる混 合物であると思われる。ポリカルボン酸とアルキルアルコールのエステルおよび /またはポリカルボン酸の塩化物が該接着剤の重量に基づいて約10重量%から 35重量%の量で存在するのが望ましい。他の実施態様では、第二有機溶媒が該 接着剤混合物中の約20%から約45%を占めるのが望ましい。最も好ましい実 施態様では、該DMAが該低VOC溶媒系接着剤混合物中の27%を占める。 該低VOC溶媒系接着剤は他の随意の成分をさらに包含していてもよい。例え ば、本発明の該低VOC溶媒系接着剤は、そのVOCレベルを450g/lより も上昇させることがなく且つ二種類以上の揮発性有機液体溶媒の混合物と混和性 のある他の随意の成分を少量包含していてもよい。使用できる適当な溶媒の例と して、環状または線状ケトン、モノカルボン酸およびアルキルアルコールのエス テル、ハロゲン化溶媒、エーテル、およびジメチルホルムアジド(DMF)やジ メチルスルホジド(DMSO)の如き他の液体が挙げられる。 他の溶媒として本発明において使用できるケトンには、アセトン、メチルエチ ルケトン(MEK)、メチル−イソ−アミルケトン、メチル−イソ−ブチルケトン イソフォネン、シクロヘキサノンおよび炭素数が3から15の他のケトンが包含 される。これらのケトンは該溶媒系接着剤に基づいて15重量%以下の量で存在 するのが望ましく、約5重量%から10重量%の量で存在するのがさらに望まし い。一種類以上の該他の溶媒、特に該ケトンのすべてが70°Fまたは100° Fよりも高い引火点を有することが望ましい。重要な基準は、ケトン混合物とし て混合されたときの該ケトンのすべてが上記の規定値よりも高い引火点を有する ことが望ましいということである。他の実施態様において、50°Fより低い引 火点を有するケトンの如き溶媒の量が5重量%よりも少ない量に限定されるのが 望ましい。 本発明において使用できる炭素数が2から15のモノカルボン酸および炭素数 が1から15のアルキルアルコールのエステルの例として、酢酸メチル、酢酸エ チル(EA)、ギ酸エチル、プロピオン酸エチル、および酢酸ブチルが挙げられる 。使用できるハロゲン化溶媒にはメチレンクロライド、エチレンジクロライドお よびトリクロロエチレンが包含される。エチルセルロースに由来するエーテルは 、他の溶媒として添加できる炭素数が3から15の適当なエーテルの一例である 。他の溶媒として使用できる他の適当な液体には、生強度と前述の望ましい引火 点とを含む但しそれらに限定はされない別の基準を満たすという前提で、テトラ ヒドロフランとあらゆる他の高蒸気圧溶媒が包含される。一般に、これらの他の 液体を添加すると硬化時間と揮発化が促進される。 不活性充填剤として作用することのできるあらゆる他の材料の当該技術におい て公知の充填剤が本発明において使用できる。本発明において随意に使用できる 充填剤の例としては、中空球(ガラスまたはセラミック)、ポリマー、ガラス球、 ケイ酸マグネシウム、酸化マグネシウム、シェルフラワー、アルミナ、タルク、 硫酸バリウム、炭酸カルシウム、および他の微粉末が挙げられる。これらの充填 剤は一般に0.05重量%から20重量%の量で組成物に添加される。充填剤を 添加することによってコストを削減し、粘度を維持しあるいはVOCレベルを僅 かに低下させることができる。好ましい充填剤として、ポリマーおよび炭酸カル シウムが挙げられる。 該低VOC溶媒系接着剤は該組成物中に随意にチキソトロピー剤をさらに包含 していてもよい。使用できる適当なチキソトロピー剤の例として、ヒュームドシ リカ、沈降シリカ、ベントナイトクレー、石英粉末、マイカ、エチルセルロース 、水素化ヒマシ油、有機改質粘土、他の増粘剤または粘度調整剤が挙げられる。 好ましいチキソトロピー剤としてヒュームドシリカが挙げられる。一般にチキソ トロピー剤が用いられた場合、その量は該溶媒系接着剤の重量に基づいて約1重 量%から約3重量%であり、約1.5重量%から約2重量%であるのがさらに望 ましい。 さらに、顔料、染料、分散剤または着色料を該低VOC溶媒系接着剤に添加し てもよい。使用できる適当な顔料の例として、二酸化チタン、炭酸カルシウムま たはカーボンブラックが挙げられる。使用される顔料の量は該溶媒系接着剤の重 量に基づいて一般に0.05重量%から約5.0重量%の範囲にある。 該低VOC溶媒系接着剤は他の添加剤を包含していてもよい。この他の溶媒に は、当該技術者に周知である添加剤のすべてが包含される。例えば、適当な添加 剤には様々な安定剤、酸化防止剤、帯電散逸剤、煙抑制剤、湿気捕捉剤、および 酸捕捉剤が包含されるが、これらに限定されるわけではない。複数の添加剤を無 数の組み合わせで使用することができるので、添加剤の総量は用途によって変化 する。特定の添加剤組成物は当該技術の一つを用いて容易に最適化を図ることが できる。一般に該低VOC溶媒系接着剤の重量に基づいて約0.5重量%から約 1.0重量%の添加剤が添加される。 該低VOC溶媒系接着剤の成分はあらゆる簡便な方法で混合することができる 。例えば、すべての成分をミキサーの如き混合手段を用いて均一に混ぜ合わせる ことができる。まず初めに二種類の溶媒を混ぜ合わせることが好ましい。特別な 順番や順序は必要ない。次に、該熱可塑性樹脂と該チキソトロピー剤を該溶媒混 合物に添加するが、特別な順序は必要ない。グレニアミキサー3002型(Gr enier Mixer、Model 3002)の如き高速攪拌ミキサーを用 い高速撹拌して該固体を該溶媒に素早く溶解させる。該ミキサーの回転速度を約 10分から15分の間400rpmから500rpmに設定する。次に該混合物 を低速で動作するローラーミキサー上に設置し該組成物を均一に混ぜ合わせるこ とができる。使用できる適当なローラーミキサーの例としてポール.オー.アッベ (Paul O.Abbe)のボールミルが挙げられる。該混合物をこのボール ミルに160rpmの回転速度で一時間設置した。 該低VOC溶媒系接着剤は熱可塑性材料から作られた互いに接合される二つの 物体にあらゆる塗布方法を用いて塗布することができる。また必ずしも必要では ないが、本発明の低VOC溶媒系接着剤を塗布する前に、接合される物体同士の 表面の所望の接合点の辺りをアセトンまたは他の溶媒を含ませたブラシまたは布 を用いて軽く拭いておく。該低VOC溶媒系接着剤は当該技術分野で公知のあら ゆる方法を用いて塗布することができる。該低VOC溶媒系接着剤を塗り刷毛を 用いて該熱可塑性材料から作られた物体同士の二つの面の所望の接合点の辺りに 塗布することが好ましい。接着剤の均一な層が該二つの面の間に設置される。一 般に約1/2ミルから1ミル(0.01ミリメートルから0.025ミリメートル )の厚みの層が該二つの面の間に設置される。その後、接合され、硬化後試験さ れる。 本発明の低VOC溶媒系接着剤は様々な用途に利用できる。例えば、該低VO C溶媒系接着剤は水道工事システム、冷温水分配装置、スプリンクラー装置、湯 治場、スプリンクラー消火装置、排水、廃棄および換気の如き様々な用途におい て熱可塑性パイプと取り付け具とを接合するのに使用できる。該低VOC溶媒系 接着剤は接合可能なあらゆる他の熱可塑性材料を接合するのに有用である。好ま しい熱可塑性パイプの材料はCPVC、PVC、ABS、およびポリスチレンで ある。該溶媒系接着剤は例えばプライマー予備処理または溶媒予備処理を必要と しない単一成分の接着剤として調合されるが、例えばABSパイプのアセトン洗 浄等のプライマー予備処理または溶媒予備処理を行うことによって幾つかの試験 において性能の向上が見られる。一般に、個々の種類のパイプ用に推奨される予 備処理溶媒、例えばABSにはアセトン、を該溶媒系接着剤に少量含有させるこ とによって該接着剤自体の性能が向上するかもしれない。本発明を以下の非制限 的な実施例を参照しながらさらに詳しく説明する。 実施例 表1から5における以下の実施例において、NMP系の低VOC溶媒系接着剤 が調合された。通常、第一工程として、該VOC溶媒系接着剤のための望ましい レベルが決定された。望ましいVOCレベルは二種類の溶媒(およびそれが用い る他の溶媒)を選択することによって決定される。SCAQMD 316Aを用 いて、該低VOC溶媒系接着剤に用いられる各溶媒のVOC定数を実験的に決定 した。該溶媒系接着剤のVOC定数の推定値は以下の数式を用いて決定すること ができる。 (第一溶媒のVOC定数×接着剤中の溶媒の総量に基づく第一溶媒の割合%)+ (第二溶媒のVOC定数×溶媒の総量に基づく接着剤中の第二溶媒の割合%)= 接着剤の推定VOCレベル 該混合物が他の溶媒を含有する場合、その溶媒に対して同様な計算を行い、そ の結果を第一溶媒と第二溶媒との合計に加算する。一旦この望ましいVOC定数 が決定されれば、該低VOC溶媒系接着剤が調合され、該VOCレベルがSCA QMD 316Aを用いて確認される。該溶媒系接着剤の粘度はチキソトロピー 剤を添加することによって最適化される。該生強度と該硬化時間は、望ましいV OCレベルと粘度を維持しながら該溶媒同士の割合を調節することによって変化 させた。 該硬化時間は最終利用目的に合うように変更させても構わない。(表1から5 に示される)第一の実施例群において、NMPとジメチルアジペート(DMA) の量を変化させた。以下の各実施例はVOCレベル、硬化時間、生強度および急 速破壊について試験された。該VOCレベルをSCAQMD 316Aに準ずる 試験を用いて測定し、該急速破壊をASTM 1599を用いて測定し、そして 該硬化時間をアンダーライター実験室試験1821を用いて測定する。 該生強度は該試験機が接着されたパイプと取り付け具とを引っ張ったり捻った りして剥がそうとする工程によって試験される。該工程を実施する際に、該熱可 塑性取り付け具の内側と(該取り付け具に適合する)該熱可塑性パイプの外側と に同じ接着剤を塗布する。一分後、該試験機でその二つを引っ張ったり捻ったり して剥がそうとしてみる。一般に、接着されたパイプと取り付け具には試験中に 6フィート−ポンドのトルクが掛かる。もしその二つが剥がれなければ「良好」 とし、「不良」となるまで実験を繰り返す。該実験が実施される度に、前回使用 された時間にさらに一分間加算する。「不良」となった時間が生強度を示す。組 成および実験の結果を表1に示す。以下の表に示されるデータを得るために用い られたパイプは、特に明記されない限り、外径が0.875から0.878インチ で肉厚が0.080から0.100インチである長さ3/4インチのパイプとして も知られるSDR−11である。 本発明が比較対照される市販の溶媒系接着剤の例として、オーティー(Oat ey)社から入手可能なオレンジLo V.O.C.中粘性(Medium Bo died)CPVC接着剤(一段階式)と二段階式接着剤;そして、IPS社か ら入手可能なウェルドーオン(Weld−On)CPVC 2714(登録商標 )オレンジ高粘性接着剤(一段階式)と二段階式接着剤が挙げられる。一般に、 該一段階式商業用溶媒系接着剤のVOCレベルが約450g/lであるのに対し 、該二段階式接着剤のVOCレベルは約650g/lよりも高い。 表1の実施例1から4は、DMA/NMP比が0.31から1.125である溶 媒系接着剤調合物が標準の溶媒系接着剤調合物よりも低いVOCレベルを有する ことを示している。実施例3と4は、接着剤としての効果はまだ見込めるが、粘 度が高いため商業用途には向いていない。 表2の実施例5から24まではDMA/NMP比が0.3から1.3であり、第 三の副溶媒か調合物全体のうちの少量部分(≦10%)を供給する複数の溶媒の 組み合わせのどちらかを有する溶媒系接着剤は400g/lより低いVOCレベ ルを有しそして450g/l以上のVOCレベルを有する既存の市販の溶媒系接 着剤系と同様に機能することを示している。 これらの例において、VOCレベルはすべて300g/lより低く、そして接 着強度は列挙されたすべての基準をクリアしている。調合物15、16、17お よび18はいずれも接着剤としての効果はまだ見込めるが、粘度が高いため商業 的には受け入れられない。 表3の実施例25から32まではDMA/NMP比が0.3であり、調合物全 体の10%以下を構成する第三の副溶媒を有する低VOC溶媒系接着剤は低いV OCレベルを有しそして既存の市販の溶媒系接着剤系と同様に機能することを示 している。さらに、低分子量CPVC(例えば、テンプライト(TempRit e(登録商標))677x670CPVC)樹脂が該調合物に用いられた場合、粘 度は改善されそして該接着剤は既存の溶媒系接着剤よりも高い性能を発揮できる 。 実施例33から43まではDMA/NMP比が0.54から0.97であり、調 合物全体の10%よりも低いレベルで副成分であるMEK(2−ブタノン)を有 する溶媒系接着剤は(VOCレベルが450g/l以上である)市販の溶媒系接 着剤よりも低いVOCレベルを有しそしてこれらの市販の溶媒系接着剤と同様に 機能することを示している。 さらに、実施例38はDMA/NMP比が0.55よりも小さく、調合物全体 の8%よりも低いレベルで副成分であるMEK(2−ブタノン)を有する溶媒系 接着剤は201g/lよりも低いVOCレベルを有しそして慣用の溶媒系接着剤 と同様に機能することを示している。 以下の実施例44では、以下の成分が用いられた。 NMP50% DBE−6(DMA)30% ブタノン(MEK)5% テンプライト 674x571 CPVC樹脂13% シリカ2% 特性 該溶媒系接着剤系のVOCレベルはSCAQMD316Aを用いて測定され、 急速破壊はASTM D−1599を用いて測定された。以下の特性が得られた 。高められた温度における長期持続静水圧(150°F、パイプ圧:370ps i、最小時間:1000時間)−ASTM D−2837 1''アセンブリ、1158時間、不良なし 3''アセンブリ、1315時間、不良なし 粘度(ブルックフィールド):2792cps(回転速度100rpmのブルッ クフィールド粘度計スピンドル5) 生強度:2分間 重ね剪断:148−UL 1821 硬化時間: 73°Fで7分間 28°Fで20分間 0°F(アセトンで洗浄)で45分間 耐応力亀裂傾向: 20時間後プラックの曇りが見られた。 202時間後プラックの端に膨張が見られた。 試験を中止した。 上記の試料の耐応力亀裂傾向は以下の方法によって測定される。7cm×3m m×1.25cmの大きさの試料を圧縮成形されたプラックから採取する。これ らの試料を1984年12月刊行の「ビニル工業技術誌」第6巻第4号(Jou rnal of Vinyl Technology 、December 19 84、Vol.6、No.4)の「可塑剤の移行による硬質ポリビニルクロライ ドの応力亀裂」(“Stress Cracking of Rigid Po lyvinyl Chloride by Plasticizer Migr ation”)という記事の図1に記載の試験用掴み具に挿入する。該試料をベ ンチトップバイズ(benchtop vise)を用いて該掴み具に挿入する 。該試料をその幅の約半分の分だけ該バイズの端から飛び出すように該バイズの 端に設置する。次に該バイズを用いて該試料の端が該試験掴み具の端に滑り込む ほど十分に接近するまで該試料を折り曲げる。該試料が該試験掴み具内 に設置された後に、該低VOC溶媒系接着剤を薬品用スポイトを用いて該試料に 適用する。該試料を定期的に該化学物質から分離して亀裂、ひび割、脱色の徴候 を確認する。不良が観察されるまで試験は実施される。 以下の実施例において、第一有機液体溶媒はNMPであった。第二有機液体溶 媒はピメリン酸、モノメチルグルタレート、モノメチルピメレート、モノメチル アゼレート、モノメチルセバケート、モノエチルアジペート、ジメチルサクシネ ート、ジメチルグルタレート、ジメチルアジペート、ジメチルピメレート、ジメ チルスベラート、ジメチルアゼレート、グルタリルクロライド、アジポイルクロ ライド、およびピメロイルクロライド、またはこれらの混合物から実質的になる 群から選ばれた。VOCレベル、生強度および急速破壊は、図5に示されるよう に、各組み合わせ毎に測定された。 この表5におけるデータは、NMPが列挙された第二有機液体溶媒の一つと組 み合わせて用いられた時に適切な特徴を有する接着剤組成物が得られることを示 している。 以下に説明される三つの実施例では本発明の新規な低VOC溶媒系接着剤の引 火点の測定を扱っている。該組成物の引火点はエルドコ(Erdco)製ラピッ ドテスターのRT−1型を用いてASTM D 3828−87に従って測定さ れた。結果は以下の通りであった。 組成物A TempRite 674×571 CPVC樹脂13.5% シリカ1.5% DMA27% NMP58% 引火点:203°F SCAQMD 316Aで測定されたVOCレベル 153g/l 組成物B TempRite 674×571 CPVC樹脂13.5% シリカ1.5% DMA27% NMP50% 5−メチル−2−ヘキサノン(CAS #110−12−3)(アルドリッチケ ミカル社製)8.0% 引火点:167°F SCAQMD 316Aで測定されたVOCレベル 240g/l 組成物C TempRite 674×571 CPVC樹脂13.5% シリカ1.5% DMA27% NMP50% 4−メチル−2−ペンタノン(CAS #108−10−1)(アルドリッチケ ミカル社製)8% 引火点:131°F SCAQMD 316Aで測定されたVOCレベル 215g/l 比較対照では、以下の市販の一段階式および二段階式溶媒系接着剤の引火点が 得られた。 標準のオーティー(Oatey)製一段階式「低VOC」溶媒系接着剤の引火 点:−20℃または−4°F 標準のオーティー製二段階式溶媒系接着剤の引火点:−15℃または+5°F 純テトラヒドロフラン:−17℃または1°F 純シクロヘキサノン:67℃または154°F 純MEK(2−ブタノン):−3℃または26°F 表6における以下の実施例は、炭素数が11から14の置換ナフタレンおよび /または炭素数が10から14の置換ベンゼンがどのように該低VOC溶媒系接 着剤においてNMPの代わりに用いることができるか、SCAQMD 316A によるVOCが(例えば73g/l程の)低い値となるか、そして溶媒系接着剤 の物性試験に合格するのかを示している。8重量%のMEKを含有する実施例の 引火点は、ケトンを用いた引火点のもっと高い他の実施例の引火点ほど望ましく はない。ケトンを添加すると生強度に必要な時間を短縮することができるがVO Cレベルを高めてしまう。ジカルボン酸とメチルアルコール(DBE−6)の特 定のエステルはNMPを第一溶媒として表5に示される他の同様なエステルで代 用されても構わない。実験に使用されたメチルナフタレンの純度は95重量%よ り高かった。SS−150とはベンゼンの98重量%のC10異性体であるシュア ゾル(Sure Sol)(登録商標)であって、SS−150 NDとは該SS −150からナフタレンが欠けたものであった。該SS−150と150NDは テキサス州コーポスクリスティー市のコッシュスペシャルティーケミカルグルー プ社から石油留出物の留分として入手できる。 本発明の上記実施例のすべてが上記試験項目のすべてに合格したわけではなか った(例えば、実施例235と248は430psiで4時間のハイドロバース ト試験に合格しなかった)が、全体的に見て該実施例はどのように性能の不具合 を修正して要求される特性を得るかということを示唆している。実施例234は MIAKを実施例235のMIBKの代わりに用いることによって望ましい特性 が得られることを教示している。実施例248と比較したときの実施例247も 同様な変化を教示している。溶媒混合物の他の僅かな変化(MIAKとMIBK は一分子当りの炭素数が一つ違うだけである)によって性能の不具合を修正する ことが期待され、それによって総合的な性能を通常の実験によって最適化するこ とができる。 以上のことをまとめると、新規且つ未知な低VOC溶媒系接着剤および該低V OC溶媒系接着剤を互いに接合される二つの熱可塑性材料に塗布する方法を説明 してきた。該接着剤は望ましくはASTM D3828−87によって測定した ときの引火点が100°Fよりも高い。本明細書では特定の実施態様と実施例を 説明してきたが、それらは説明の一環としてのみ提供されたものであって本発明 を限定するものではないことは理解されるべきである。当該技術の範囲内にある 特定の変更は、以下の請求項によって規定される本発明の範囲に属すると考えら れる。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成11年6月24日(1999.6.24) 【補正内容】 請求の範囲 1. a) 少なくとも一つのアルキル基を有し且つ炭素数が11〜14である 少なくとも一つのアルキル置換ナフタレン、少なくとも一つのアルキル基を有し 且つ炭素数が10〜14である少なくとも一つのアルキル置換ベンゼン、あるい はこれらを組み合わせたものである第一溶媒38重量%から75重量%; b) 5重量%から20重量%の熱可塑性樹脂; c) 5重量%から47重量%の少なくとも一種類の他の溶媒; からなる溶媒系接着剤であり、 ここで該少なくとも一種類の他の溶媒の揮発量は、南海岸大気品質管理地区( South Coast Air Quality Management D istrict(SCAQMD))試験法316Aによって測定されたときの該溶 媒系接着剤の揮発性有機含有量を450g/lよりも低い値に維持するように制 御されており、そして 該重量%の値は該溶媒系接着剤の重量に基づく、 溶媒系接着剤。 2. ASTM D3828−87によって測定されたときの引火点が37.8 ℃(100°F)よりも低い該少なくとも一種類の他の溶媒の合計量が10重量 %よりも少なく、ここで316A試験法による揮発性有機含有量が350g/l よりも少ない、請求項1に記載の溶媒系接着剤。 3. 引火点が10℃(50°F)よりも低い該少なくとも一種類の他の溶媒の 合計量が5重量%よりも少ない、請求項2に記載の溶媒系接着剤。 4. 該熱可塑性樹脂がポリビニルクロライド、塩素化ポリビニルクロライド、 アクリロニトリル、ブタジエン・スチレン、またはポリスチレンからなり、そし て該第一溶媒が38重量%から65重量%の量で存在する、請求項1に記載の溶 媒系接着剤。 5. 該熱可塑性樹脂が5重量%から15重量%の量で存在する、請求項4に記 載の溶媒系接着剤。 6. 該接着剤が5重量%から20重量%の塩素化ポリビニルクロライドを含有 する、請求項4に記載の溶媒系接着剤。 7. 該少なくとも一つのアルキル置換ナフタレンおよび/またはアルキル置換 ベンゼンが20重量%から65重量%の量で存在する、請求項1に記載の溶媒系 接着剤。 8. 316A試験法による該揮発性有機含有量が350g/lよりも低い、請 求項7に記載の溶媒系接着剤。 9. 該熱可塑性樹脂が5重量%から20重量%の塩素化ポリビニルクロライド を含有する、請求項8に記載の溶媒系接着剤。 10. 該少なくとも一種類の他の溶媒が、炭素数の合計が4〜15である少な くとも一つの脂肪族ポリカルボン酸、炭素数の合計が4〜19である該脂肪族ポ リカルボン酸のモノ−またはジアルキルエステル、炭素数の合計が4〜17であ るアルキルクロライドまたは該ポリカルボン酸、炭素数の合計が4〜15である 該ポリカルボン酸の塩化物、あるいはこれらを組み合わせたものを10重量%か ら35重量%の量で含有する、請求項4に記載の溶媒系接着剤。 11. 該少なくとも一種類の他の溶媒が、ポリカルボン酸の少なくとも一つの モノ−またはジアルキルエステルおよび/または該ポリカルボン酸の塩化物、ま たはこれらを組み合わせたものを25重量%から35重量%の量で含有する、請 求項10に記載の溶媒系接着剤。 12. 該他の溶媒がピメリン酸、モノメチルグルタレート、モノメチルピメレ ート、モノメチルアゼレート、モノメチルセバケート、モノメチルアジペート、 ジメチルサクシネート、ジメチルグルタレート、ジメチルアジペート、ジメチル ピメレート、ジメチルスベラート、ジメチルアゼレート、グルタリルクロライド 、アジポイルクロライド、ピメロイルクロライド、およびこれらの混合物からな る群から選ばれる、請求項1から11のいずれかに記載の溶媒系接着剤。 13. 該ケトンが該溶媒系接着剤の重量に基づいて15重量%以下の量で包含 される、請求項1に記載の溶媒系接着剤。 14. 該一種類以上のケトンが、ASTM D3828−87によって測定さ れたときの引火点が21.1℃(70°F)よりも高いケトンから実質的になる 、請求項13に記載の溶媒系接着剤。 15. 該一種類以上のケトンが5−メチル−2−ヘキサノンおよび4−メチル −2−ペンタノンまたはこれらを組み合わせたものからなる群から選択される、 請求項13に記載の溶媒系接着剤。 16. 該接着剤が10重量%から13.5重量%の塩素化ポリビニルクロライ ドを含有する、請求項13に記載の溶媒系接着剤。 17. 該少なくとも一種類のアルキル置換ナフタレンおよび/またはアルキル 置換ベンゼンが38重量%から65重量%の量で存在する、請求項16に記載の 溶媒系接着剤。 18. 316A試験法による該揮発性有機含有量が350g/lよりも低い、 請求項10に記載の溶媒系接着剤。 19. 316A試験法による該揮発性有機含有量が250g/lよりも低い、 請求項10に記載の溶媒系接着剤。 20. a) 炭素数が11〜14である少なくとも一種類のアルキル置換ナフ タレンおよび/または少なくとも一つのアルキル基を有し且つ炭素数が10〜1 4である少なくとも一種類のアルキル置換ベンゼンを38重量%から70重量% ; b) 5重量%から20重量%の塩素化ポリビニルクロライド; c) 炭素数の合計が4から15である脂肪族ポリカルボン酸、炭素数の合計が 19以下である該脂肪族ポリカルボン酸のモノ−またはジアルキルエステル、炭 素数の合計が17以下である該ポリカルボン酸のアルキル塩化物、炭素数の合計 が4〜15である該ポリカルボン酸の塩化物の内、少なくとも一つを10重量% から35重量%; 炭素数が3から15の少なくとも一種類のケトンを15重量%以下; またはこれらを組み合わせたもの、 からなる溶媒系接着剤であり、 該接着剤は316A試験法による揮発性有機含有量が450g/lよりも低い、 溶媒系接着剤。 21. 316A試験法による揮発性有機含有量が350g/lよりも低い、請 求項20に記載の溶媒系接着剤。 22. 316A試験法による揮発性有機含有量が250g/lよりも低い、請 求項21に記載の溶媒系接着剤。 23. 該一種類以上のケトンが、ASTM D3828−87による引火点が 21.1℃(70°F)よりも高い5重量%から10重量%のケトンを包含する 、請求項20に記載の溶媒系接着剤。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),EA(AM,AZ ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),CA ,CN,JP,KR,PL

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. a) 少なくとも一つのアルキル基を有し且つ炭素数が11〜14である 少なくとも一つのアルキル置換ナフタレン、少なくとも一つのアルキル基を有し 且つ炭素数が10〜14である少なくとも一つのアルキル置換ベンゼン、N−メ チル−2−ピロリドン、あるいはこれらを組み合わせたものである第一溶媒約3 8重量%から約75重量%; b) 約5重量%から約20重量%の熱可塑性樹脂; c) 約5重量%から約47重量%の少なくとも一種類の他の溶媒; からなる溶媒系接着剤であり、 ここで該少なくとも一種類の他の溶媒の揮発量は、南海岸大気品質管理地区( South Coast Air Quality Management D istrict(SCAQMD))試験法316Aによって測定されたときの該溶 媒系接着剤の揮発性有機含有量を450g/lよりも低い値に維持するように制 御されており、そして 該重量%の値は該溶媒系接着剤の重量に基づく、 溶媒系接着剤。 2. ASTM D3828−87によって測定されたときの引火点が100° Fよりも低い該少なくとも一種類の他の溶媒の合計量が10重量%よりも少なく 、ここで316A試験法による揮発性有機含有量が350g/lよりも少ない、 請求項1に記載の溶媒系接着剤。 3. 引火点が50°Fよりも低い該少なくとも一種類の他の溶媒の合計量が5 重量%よりも少ない、請求項2に記載の溶媒系接着剤。 4. 該熱可塑性樹脂がポリビニルクロライド、塩素化ポリビニルクロライド、 アクリロニトリル、ブタジエン・スチレン、またはポリスチレンからなり、そし て該第一溶媒が約38重量%から約65重量%の量で存在する、請求項1に記載 の溶媒系接着剤。 5. 該熱可塑性樹脂が約5重量%から約15重量%の量で存在する、請求項4 に記載の溶媒系接着剤。 6. 該接着剤が約5重量%から約20重量%の塩素化ポリビニルクロライドを 含有する、請求項4に記載の溶媒系接着剤。 7. 該少なくとも一つのアルキル置換ナフタレンおよび/またはアルキル置換 ベンゼンが約20重量%から約65重量%の量で存在する、請求項1に記載の溶 媒系接着剤。 8. 316A試験法による該揮発性有機含有量が350g/lよりも低い、請 求項7に記載の溶媒系接着剤。 9. 該熱可塑性樹脂が約5重量%から約20重量%の塩素化ポリビニルクロラ イドを含有する、請求項8に記載の溶媒系接着剤。 10. 該少なくとも一種類の他の溶媒が、炭素数の合計が4〜15である少な くとも一つの脂肪族ポリカルボン酸、炭素数の合計が4〜19である該脂肪族ポ リカルボン酸のモノ−またはジアルキルエステル、炭素数の合計が4〜17であ るアルキルクロライドまたは該ポリカルボン酸、炭素数の合計が4〜15である 該ポリカルボン酸の塩化物、あるいはこれらを組み合わせたものを約10重量% から約35重量%の量で含有する、請求項4に記載の溶媒系接着剤。 11. 該少なくとも一種類の他の溶媒が、ポリカルボン酸の少なくとも一つの モノ−またはジアルキルエステルおよび/または該ポリカルボン酸の塩化物、ま たはこれらを組み合わせたものを約25重量%から約35重量%の量で含有する 、請求項10に記載の溶媒系接着剤。 12. 該他の溶媒がジメチルアジペートを含有する、請求項11に記載の溶媒 系接着剤。 13. 該少なくとも一種類の他の溶媒が該溶媒系接着剤の重量に基づいて約5 重量%から約10重量%の一種類以上のケトンをさらに包含する、請求項11に 記載の溶媒系接着剤。 14. 該一種類以上のケトンが、ASTM D3828−87によって測定さ れたときの引火点が70°Fよりも高いケトンから実質的になる、請求項13に 記載の溶媒系接着剤。 15. 該一種類以上のケトンが5−メチル−2−ヘキサノンおよび4−メチル −2−ペンタノンまたはこれらを組み合わせたものからなる群から選択される、 請求項13に記載の溶媒系接着剤。 16. 該接着剤が約10重量%から約13.5重量%の塩素化ポリビニルクロ ライドを含有する、請求項13に記載の溶媒系接着剤。 17. 該少なくとも一種類のアルキル置換ナフタレンおよび/またはアルキル 置換ベンゼンが約38重量%から約65重量%の量で存在する、請求項16に記 載の溶媒系接着剤。 18. 316A試験法による該揮発性有機含有量が350g/lよりも低い、 請求項10に記載の溶媒系接着剤。 19. 316A試験法による該揮発性有機含有量が250g/lよりも低い、 請求項10に記載の溶媒系接着剤。 20. a) 炭素数が11〜14である少なくとも一種類のアルキル置換ナフ タレンおよび/または少なくとも一つのアルキル基を有し且つ炭素数が10〜1 4である少なくとも一種類のアルキル置換ベンゼンを約38重量%から約70重 量%; b) 約5重量%から約20重量%の塩素化ポリビニルクロライド; c) 炭素数の合計が4から15である少なくとも一つの脂肪族ポリカルボン酸 、炭素数の合計が4〜19である該脂肪族ポリカルポン酸のモノ−またはジアル キルエステル、炭素数の合計が4〜17である該ポリカルボン酸のアルキル塩化 物、炭素数の合計が4〜15である該ポリカルボン酸の塩化物、またはこれらを 組み合わせたものの内の少なくとも一つを約10重量%から約35重量%; d) 随意に、約5重量%から約10重量%の少なくとも一種類のケトン; からなる溶媒系接着剤であり、 該接着剤は316A試験法による揮発性有機含有量が450g/lよりも低い、 溶媒系接着剤。 21. 316A試験法による揮発性有機含有量が350g/lよりも低い、請 求項20に記載の溶媒系接着剤。 22. 316A試験法による揮発性有機含有量が250g/lよりも低い、請 求項21に記載の溶媒系接着剤。 23. 該一種類以上のケトンが、ASTM D3828−87による引火点が 70°Fよりも高いケトンを約5重量%から約10重量%包含する、請求項20 に記載の溶媒系接着剤。
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